【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】その2 (1000)

艦これの二次創作になります。

安価とコンマあり。基本まったり進行

艦これ設定をオカルト寄りに独自解釈してる部分がかなりあります。

戦闘はあって無いようなもの。

不具合は順次修正されます。


↓前スレはこちら↓
【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】
【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497964219/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499267191

タ級「んん、素材はちょっと心当たりがないね。ごめんね」

タ級「よく見かける艦娘は……。そうだねぇ、空母とか戦艦とか良く見るね。場所をかえると水雷戦隊も良く見るけど……」

タ級「どこに、どんな子が来やすいか? とかは神風ちゃんのほうが詳しいんじゃないかな?」

神風「ある程度は分かるけど……。そこまで詳しくないわよ?」

タ級「ああ、この前話していた事かい?」

タ級「いいよ、手伝ってあげよう」

タ級「あっさり引き受けたのが気になる?」

タ級「私もね、内地に私の何かがある気がするんだよ。だからその足がかりになればいいなってね」

神風「え、何か日本に思い出があるの?」

タ級「詳しくは思い出せないんだ。場所もね。ただそんな気がするっていう、漠然としたものだよ」

タ級「さて、それじゃあ行こうか?」

タ級が仲間になりました。

────────

君は移動する最中……、艦載機を拾う。

タ級「おや、あまり見ない型だね」

神風「ん、どれ? ……烈風……改!? どうしてこんな所に!?」

タ級「撃墜されたのかな?」

神風「にしては弾痕が無いわね……。不調で不時着でもしたのかな……」

イ級「……」

タ級「はっはっは。まぁそうだね、ありがたく貰っておけばいい」

神風「謎だわ……」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.自由枠

タ級「何も無いねぇ……」

イ級「……」

神風「行けども行けども、青い海と雪化粧の島ばかり……。寒くなってきちゃった」

タ級「まぁ、ここらの寒さは骨身にしみるね」

何も見つけられませんでした。

時刻はそろそろ夜になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.自由枠

おおもうプレゼント拾えたか

今日はここらへんで切りにします。

>>10 烈風改は前スレ>>1000の産物ですねぇ。震電でなくてあえて烈風改なあたり、

ほっぽちゃんの好みを良くわかってるとおもいます。

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

君が拠点に帰ってくると、いつもどおりに北方棲姫が出迎えてくれる。

北方棲姫「おかえり。ん……、お土産?」

北方棲姫「何かいい素材でも拾った?」

神風「はいこれ」

北方棲姫「……え?」

神風(目をゴシゴシこすって二度見した……)

北方棲姫「……」

神風(もういっかい!? 今度は女の子がしちゃいけない顔になってるし!?)

北方棲姫「どうやって手に入れた!?」

神風「ちょ!? 胸ぐら掴まないで! 拾った、拾ったの!」

北方棲姫「落ちてるわけないだろ!?」

神風「ほんとだよ!? ゆ、ゆさぶったらはだけちゃう! 脱げちゃうからやめてぇ!?」

北方棲姫「はっ……。ごめんなさい……」

タ級「乱れた衣服に呼吸、手で胸元を隠して女の子座り、上気した頬に涙目。事後?」

イ級「……」

神風「違うよ!?」

北方棲姫「全く、こんなものを貰ったら、本気で手伝うしかないじゃないか……。ちょっと待て……、ついて行けるように改装してくる……」

神風「行っちゃった……」

────────

神風「帰ってこないね」

タ級「改装は基本的にある程度時間がかかるし、疲れるからね」

イ級「……」

ぼんやりと待つ君たちの前に、北方棲姫だった人物が現れ、あまりの変化に神風がしばし硬直する

空母水鬼「またせた、ここを任せられる代役を探すのに手間取った」

神風「誰!? 体格まで変わっちゃって……。深海棲艦の改装ってこんなになるの!?」

空母水鬼「そうだぞ?」

君は神風が落ち着くのを待ってから、休息を取る事にする。

↓ 君はどうする?
1.今後について相談する
2.誰かと雑談する
3.クラスチェンジ
4.何もしない

手持ちの素材は以下の通り……。

『駆逐』×1 『巡洋艦』×1

クラスチェンジ可能艦種。
駆逐イ級elite
軽巡ホ級
重巡リ級

失礼、いつもと安価範囲が違いましたね。
↓1と2もどうぞ

アピールしたのに誰も改装で選んでくれないから自分で空母水鬼を出してきた1がこちらです

>>29 何の事でしょう(目そらし)

元々は拾った物によって、ヲ級Flag~で予定してたんですが……、烈風改まで出てきたら水鬼出すしかないだろうと……。

ちなみに、今回『最初に出会う人物』で一番テンションあがるのは神風だったりしました。

────────

今後について話す。

空母水鬼「今後か、まぁ出来る事は増えるな。空母に戦艦、護衛の駆逐が2になれば一応艦隊と言えなくは無い。穴は……浮遊要塞で埋めよう」

イ級「……」

タ級「幾つか考えてる事がある?」

君の話すプランとは……?

↓1~3

1.神風に遠征隊のルートを聞き、襲撃。通商破壊を行い、補給線を締め上げ、可能であれば拿捕する。
2.空母を含む艦隊に空襲をしかけ、航空戦力(艦載機・ボーキサイト)の漸減を行う。空襲の後、速やかに撤退。
3.自由枠

タ級「補給線の締め上げに、遠征隊の拿捕?」

空母水鬼「駆逐艦を拿捕したところでどれ位効果があるか」

イ級「……」

神風「そうよね、遠征するにもある程度練度は必要になるし、練度を上げる間遠征はストップする。でも北方海域だと、ネズミ輸送を時々してるぐらいかな」

タ級「一定の効果はありそうかな?」

空母水鬼「一定の効果はあるか」

イ級「……」

神風「駆逐艦の子を休ませてあげたいのもある?」

タ級「私達らしくはないけど、いいんじゃないかな? 君らしくて」

空母水鬼「そうだな」

タ級「それより、君はいくつか素材を持ってるようだけど、改装はしないのかい?」

空母水鬼「そうね、一応、リ級になれば喋れるようにはなるしね。ホ級は……どうかしら?」

タ級「つなぎとして、改装するのもいいと思うけどね」

↓1~3 クラスチェンジする?

ホ級とリ級、どちらになる?
↓1~3

あぁ……すっかり忘れてました……。

イeliteと、駆逐素材と代替で巡洋艦素材を使えばFlagにもなれますね。

上記2つを含めて再安価です。

↓1~3

空母水鬼「ん、そのままeliteクラスになる?」

タ級「んまぁ、それが良いなら止めないけど、頭がいいのにもったいない」

タ級「逆に、司令塔が目立たず、狙われにくい事に意義があるかな?」

君はイ級eliteにクラスチェンジすることにした。

さて……、クラスチェンジを終え、休息を済ませた君が目を覚ますのは朝になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.通商破壊作戦を実行する。
5.夢が気になる
6.自由枠

君は早速、通商破壊作戦の細かい部分を詰めていく。

まず、君たちは艦隊の航路を神風の話しから割り出す事にする。

海図に航路を書き出し、航路を割り出す事には成功したのだ……。

待ち伏せる場所を考えても、これが中々うまくいかない。

拿捕する事まで考えれば、近距離での会敵が望ましい事から、島の影から急襲する、等が理想なのだが、中々良い場所が無い。

それと問題になるのは神風で、全員拿捕できればいいものの、姿を晒させるのはあまりよろしくない。

これをどうするかが課題になった。留守番を頼むか、変装でもしてもらうか……なのだが。

↓追加で判定です。コンマ値が低いほど良い結果になります。

コンマ値14・最良の結果

────────

君は海図を眺めるうちに、ちょうどよい場所に思い当たる。

湾……とまではいかないまでも、少し窪んでいて、隠れるのに適した場所があった。

航路から考えれば……、駆逐艦の主砲でも射程に捉えられる場所で会敵出来る。

魚雷が怖い所であるが、遊ぶ事になる空母水鬼の艦戦を、雷跡の監視に当たらせれば問題無いだろう。

神風は……。私も行く!と、ただをこねたものの、どうにか説得し、留守番をしてもらう事となった。

立案した作戦を早速実行に移した結果は……。

「あう……」

果たして、奇襲は完璧に成功し、偵察機で艦隊を見つけ、最適のタイミングで姿を現し襲撃。

タ級の主砲及び副砲、両用砲が一斉に火を吹き、畳み掛ける浮遊要塞と空母水鬼による爆撃で、全員が大破、気絶し、航行不能の状態に陥るのに、十分とかからなかった。

空母水鬼「話しには聞いてたけど酷いな。フラフラしてるしひと目でそうだと分かった」

タ級「これは流石に同情するよ」

イ級「……」

タ級「そうだな、早く連れて帰ろう。私なら……、駆逐艦3人は引っ張っていけるかな」

空母水鬼「私が1人と要塞を受け持つ。あと一人はお前が頼む」

────────

拠点に近づけばいい匂いが漂ってくる。

そう……。神風は、拿捕した者のために食事の準備をしてほしい……、ということで拠点に残ってもらったのだ。

「ここ、天国かなぁ……。神風ちゃんもいるし……。あぁ……ご飯がおいしい……」

神風「阿武隈さん、何もそんな泣きそうにならなくても……」

君は、拠点に戻ると、いち早く目を覚まし、食事を取っている軽巡と話す事にする……。

↓1~3 どんな話しをする?

空母水鬼「残念ながら、天国ではないが、地獄でもないぞ?」

阿武隈「ひっ!?」

タ級「まぁ少なくとも、君が居た鎮守府よりはいいところだと思うけど?」

阿武隈「はぁう!?」

イ級「……」

阿武隈「あれ!? 何かすごい場違いな子が!?」

空母水鬼「ああ、すまない……。怖がらせるつもりじゃなかったんだが……」

タ級「いやいや、襲撃作戦の立案をしたのは、何を隠そうこの子なのだよ?」

空母水鬼「イ級は喋れないからな、私はただの通訳だ」

阿武隈「予想外の子が一番大物だった!?」

イ級「……」

空母水鬼「話しに移っていいかな? まず、お前から見た自分の鎮守府の現状を教えてもらえるかな?」

阿武隈「鎮守府の現状? ……酷いなんてものじゃないわ。神風ちゃんの轟沈もなかった事になって箝口令が敷かれちゃったし……」

阿武隈「私達は物扱いみたいなもので、ご飯も冷たくて最低限で、寝る時間もあんまりなくて……」

阿武隈「いじめられる事こそ無いけど、温かい言葉の一つも無くて……。私達だって心があるのに……」

阿武隈「あれ……何だか涙が……」

イ級「……」

空母水鬼「その、神風の姉妹は?」

阿武隈「神風ちゃんが居なくなって落ち込んでると思う……、でも、それでも働き詰めで……」

イ級「……」

空母水鬼「え? いや、それは……」

イ級「……」

空母水鬼「分かった……。仕方ないな……。ガラじゃ無いんだけど」

空母水鬼が立ち上がって阿武隈の側に寄り、うつむいてぐすぐすと泣き始めた阿武隈を抱きしめる。

空母水鬼「まずは……、存分に泣け、話しはそれからだ」

それから数瞬の後、阿武隈は堰を切ったように声を上げて泣いた。

────────

空母水鬼「落ち着いたか?」

阿武隈「はい……」

空母水鬼「私達、というか、イ級の目的はな、その酷い鎮守府をどうにかする事なんだ」

阿武隈「どういうこと!?」

神風「私から説明するね」

神風から、かつて神風も受けた説明を聞き、阿武隈が納得したように頷く。

阿武隈「確かに……母港がそんなのじゃイヤだよね……。うん。あたしも行く」

イ級「……」

空母水鬼「……ただ、こちらから出せる資材は限られるから、ある程度資材調達には行ってもらうぞ?」

空母水鬼「神風一人ぐらいならなんとかなるが、艦隊規模だとまかないきれない」

阿武隈「うん、それは大丈夫、任せて! 大発も積んでるから! ……、甲標的は手持ちが無いけど……」

タ級「まぁ取り敢えずは、しっかり食べてしっかり休んでからだね」

阿武隈と傘下の駆逐隊が仲間になりました。

↓1~3 阿武隈、神風ともう少し話しをして見る事ができますが、どうする?

阿武隈と話そう
というか他の子はどうなってるの

そういえば阿武隈傘下の駆逐隊って誰がいるの?

今日はここまでです。

>>75
残念ながら……。私の技量ではそこまで一度に多くの子をさばききれないので阿武隈を代表として、『傘下の駆逐隊』としてひとまとめにさせてもらってます。

現在の状態としては、絶賛気絶中で寝かせてある状態です。

登場しても、おそらく大きな出番は無い感じになるかと……。自由枠でその子と話す、というのが出て来るなら別ですけどね。

>>76 誰が居るかだけでも安価を取ってもいいかもしれませんね。(六駆、二三駆、等の大きい枠で取るか、4人分バラで取るかはまだ未定ですが)

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

っと……、終了って言いましたが、どんな話をするかだけ安価を取っておきますね。
阿武隈、神風とどんな話しをするか。

↓1~3


艦隊まるごと1つ行方不明となると鎮守府も動きがあるのでは?

>>84
無駄にプライドが高く隠蔽体質なら誰にも言わずに解決しようとするだろうね
一回調査隊出すんじゃないかな、馬鹿なら一隊 ましな頭なら二隊
二隊なら囮艦隊を前、本命は潜水艦隊で救援を許さず観察のみを厳命辺りで

さて、9時半前後から更新しようかと思いますが……。

本編開始前に『阿武隈傘下の駆逐隊』のメンバーの安価を取ろうと思います。

安価はバラで取りますが、

今回は来ていない流れの『神風型』と、燃費が悪くどちらかといえば遠征向きでは無い艦……。『秋月型』や『島風』等は除外とします。

さて、では安価を取ります。
阿武隈とともに北方鼠輸送に来ていた駆逐艦4人は誰?
除外対象とダブリは下へズレます。

↓1~4でどうぞ!

菊月 潮 初霜 霞 に決定です。
すごく……私得です……

>>86 採用します
しかし>>84のコンマ値が00ということは……?

────────

君は食事を終えて外に出ている阿武隈と神風の元へやってきた。

阿武隈「ん、どうしたの? 」

君はまず、阿武隈の方を向いて、発光信号を送る。

阿武隈「あぁ、普段はそうやって話すんだ。ジ・ブ・ン……自分たちが怖いか? んんぅ、最初はびっくりしたけど、今はそんなに……」

阿武隈「君はどっちかっていえば、可愛いかな?」

阿武隈が、君の頭に触れ、撫でる。

阿武隈「まだここに来たばかりなのに、鎮守府に居るのとは大違い。北方だから寒いけど、何だかあたたかい感じがする」

神風「あ、それ分かる」

阿武隈「ん、他にも協力してくれそうな子が居るか? んー、ちょっと分からないかも……。でも、提督にいい印象持ってる子って、ほとんど居ないんじゃないかな」

阿武隈「作戦指揮とかは出来る方ではあるけど……、でも、私達がそのうち過労死しちゃう」

阿武隈「空母のみんなは南方海域に出ずっぱりだし、潜水艦の子はオリョール海」

神風「私達みたいな駆逐艦とか軽巡はずっと遠征に駆り出されてるし……」

阿武隈「みんなよれよれだよ? まだマシなのは……、戦艦人たちはマシといえばマシなのかなぁ……。でもお腹は空かせてるかも」

阿武隈「ん、私達の艦隊が消えて提督が動くかどうか?」

神風「調査はしに来ると思う」

阿武隈「多分他の鎮守府や大本営には言わないだろうけど……、多分何も知らせていない囮の遠征を出して、その囮の後ろを潜水艦が追尾していく感じで来ると思う」

阿武隈「潜水艦は救助は行わず、調査結果を持って撤収。前に、一度艦隊と音信不通になった事があって、その時にそんなことがあったの」

神風「え、そうなの!?」

阿武隈「うん。その時は、嵐に巻き込まれて通信機が壊れちゃっただけだったから良かったんだけど……」

阿武隈「ん……、『ありがとう、まずはゆっくり休んで疲れを取る事に専念してほしい、自分は作戦や行動の方針を考える』?」

阿武隈「何だか君の方が提督みたい」

神風「司令官って呼ぶのもいいかもね」

阿武隈「あー! 照れてる!?」

「うわあああ!? 深海棲艦!?」

「何!? 何事!? きゃあああ!!」

阿武隈「あ、起きたみたい」

神風「あの声は……、菊月と霞?」

阿武隈「私行ってくるね」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.阿武隈の情報を元に新たな作戦を考える
5.夢が気になる
6.自由枠

君は阿武隈達が心配な事もあり、今しばらく拠点にとどまる事にする。

さて君は何をする?

1.阿武隈達と話す(駆逐隊の誰かと話したいのであれば指定してください)
2.神風やタ級達と話す
3.クラスチェンジ

現在の手持ちの素材
『巡洋艦』
クラスチェンジ可能艦種
軽巡ホ級
重巡リ級

───tips────
夢の事を会話で聞く事もできます。
もちろん、雑談でもいいですし、今後の事を相談するでもいいです。

安価範囲を書き忘れてましたが、1~3予定でした。

4人かぁ、回るかなぁ……

さて、話題は……
鎮守府の事についてが一つ。あと2つとりましょう
↓1と2

食事を取り、休憩中であろう皆の所へ君が顔を出すと、

その途端、君は囲まれた。

霞「あんたがここの司令官?」

菊月「まず礼を言う、温かい食事と寝床の提供に感謝する」

潮「こ、この人がやさしいイ級さん……?」

初霜「ほんとに意思疎通が出来るの……?」

霞「発光信号……? やっぱり喋るのはしゃべれないのね」

菊月「ん、神風が司令官と呼んでやれと言っていたが、違うのか? そうか……違うのか……」

潮「え? 鎮守府についてですか? その……あんまり思い出したく無い……です……」

初霜「そうね……、最前線ならあんな様子でもしょうがないとも思うけれど……」

霞「唯一評価できるのはまだ誰も沈めてないって所かしら……。もっとも……隠してるだけで本当は沈んだ子も居るのかもしれないけど……」

菊月「私は戻らないからな!」

潮「何かしたいこと……、んん、今は特には……」

霞「そうね、すぐにはちょっと思いつかないわ。え、思いつかないなら何もしなくていいって……」

菊月「霞……、働かないと落ち着かないようになっていないか? 何もせず休息出来るというのは、ありがたいことだぞ?」

初霜「私達、あの鎮守府に戻らなくてもいいんですよね? え? 自分はいずれ戻る?」

潮「昔の母港……なんですか? だからそんな状態なのは我慢ならない?」

初霜「だったら、お手伝いさせてください。それが今したいことです」

霞「私も叩きのめしてやらないと気が済まないわね」

潮「じゃ、じゃあ……私も……」

菊月「ならば私も、共に行くとしよう……」

君は4人と話し、そのうち1人に興味をひかれる。

潮「え? 私に良く似た子を夢で見たんですか?」

潮「大雑把な特徴を聞く限りだと、多分……朧お姉ちゃん」

潮「会ったことがあるんですか? 無い……? ええ!? 私に心当たりですか? ん……、艦体はキス島沖に沈んでますけど……」

潮「ありがとう感謝する、って私そんな大したことしてないですよぉ!」

霞「ちゃんとお礼が言えるのね、どこかの提督と違って」

菊月「そういえば、礼を言われた記憶が無いな」

君はしばらくの間4人と話し、休息を終える。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.新たな作戦を考える
5.キス島近海に行ってみる
6.自由枠

キス島近海に向かう……。ということで今回はここまでです。

話せないのが結構大変ですね。『』で発光信号で何を言ってるか書くようにするかもしれません。

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

質問
時代や世界が違うかどうかがともかく艦娘と提督に関する設定は一巡目と同じ?

これ次第でできない計略が一気に増える

携帯からなのでトリあってるかわかりませんが…
連絡です
今日の更新は遅くなるか御休みになります

君は潮の話しを頼りにキスカ島へとやってきた。

沈んだ位置はキスカ島沖らしいということなのだが……。

空母水鬼「……敵が居るな。水雷戦隊だが」

イ級「……」

空母水鬼「いや、例の鎮守府の隊ではないな。おかしな様子はない」

イ級「……」

タ級「しばらくすれば帰投するだろうし、島の反対側でやり過ごすのも手だね」

↓1~3 君はどうする?


一つ、質問に答えておきますね。

>>120
多分『管理カード』の事を言ってるんだと思いますが、基本共通なので存在します。

つまり提督は、神風や阿武隈の生存を知っているし、大破状態から修復された事も知っています。

また、『管理カード』は一定条件をクリアすると消滅します。

────────

君は、空母水鬼の偵察機で状況を観測しながら、常に島の反対側に行くように移動する。

艦娘達も、複数の偵察機に監視するように見られる事を嫌ってか、早々に帰投する事にしたようだ。

空母水鬼「行ったぞ」

イ級「……」

君たちは島の周囲を捜索してみる事にする。

そして程なく……、君は海上でぼーっと空を見上げる人物を見つける事ができた。

朧「こんにちは」

朧「……え? 夢であたしを見た?」

朧「何だか呼ばれた気がした? ん、呼んだかもしれない……」

朧「一緒に来ないか? 変わった事を言うんだね。内地へ? そっか……、じゃあ連れて行ってくれる?」

朧「……君の母港がそんな状況なの? そりゃあ、なんとかしたいよね。うん、手伝える事があればね」

朧は徐々に透き通っていき、光の粒子と代わり、君に溶け込むように消えていく……。

『艦娘の原本』を入手しました。

クラスチェンジが容易になります。

空母水鬼「何か居たの?」

神風「夢に出てきた人? そんな人居ないけど……。幽霊!? やめてよ!」

タ級「取り敢えず目的は果たせたみたいだね、次はどうしようか?」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.新たな作戦を考える
5.別の海域に移動する
6.自由枠

素材を探す:コンマ値15

君は周辺を探すうちに、新たな素材を見つける。

タ級「直近に戦闘でもあったのかな?」

空母水鬼「そうだろう、偵察機が撤退していく隊をみつけた」

神風「めぼしいのはあるかな……」

↓1~3 何の素材を見つけた
『駆逐艦』『巡洋艦』『戦艦』『空母』 からどうぞ


君は『戦艦』『駆逐艦』『空母』の素材を入手する。

イ級「……」

空母水鬼「まぁ、そうそうタイミングの良いことばかりではないだろう」

タ級「今回は運が良かったね」

神風「そういえば……、他の深海棲艦はこうやって素材を集めたりはしないの?」

タ級「虚ろな奴らはしないね」

神風「虚ろ?」

空母水鬼「話しかけてもなんにも反応しないヤツらを見たことがないか?」

神風「あー……」

イ級「……」

さて、時刻はそろそろ夜になる……。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.新たな作戦を考える
5.別の海域に移動する
6.自由枠

一つ項目を書き忘れていました……。

特殊技能『あかいうみ【丙】』を習得しました。

────────

阿武隈「あ、おかえりなさい」

イ級「……」

休憩を取るべく拠点へ帰ってきた君を阿武隈が出迎える。

阿武隈「資材の調達、行ってきたよ!」

阿武隈「おかえり、ご苦労様……。言葉で聞けないのは残念だけど、何だかうれしいな……」

↓さて、君は……

1~3 何をする?
1.阿武隈と話す
2.神風と話す
3.朧と話す
4.クラスチェンジ
5.タ級に素材を渡す

現在の手持ちの素材は

『駆逐艦』『巡洋艦』『戦艦』『空母』 各一つ

クラスチェンジ可能艦種
『駆逐艦イ級後期型』
『軽巡ホ級flagship』
『重巡リ級flagship』
『戦艦ル級flagship』
『軽空母ヌ級flagship』
『空母ヲ級elite』

戦艦タ級 eliteになれます

また項目の抜けが……。
タ級や空母水鬼とも話せます。
安価は↓へズレます。


君はひとまず、今日入手した『戦艦』の素材をタ級に渡す事にする。

タ級「ん? 使っていいのかい?」

タ級「ありがとう、それは助かる。沈みにくくなるからね」

タ級「これからもよろしく、さらなる活躍を期待する? はは、ご期待に添えるように頑張るよ」

────────

タ級に素材を渡し、君はひとまず朧と話す事にする。

朧「呼んだ?」

↓1~3 どんなことを話す?

────────

阿武隈との会話もゾロ目なのでやりますが先に朧から処理します。

朧「本土に帰ったらしたいこと?」

朧「特に何も考えてないなぁ……。あたしにとってはね、帰れるって事だけですごくありがたいんだ」

朧「ずっとあそこから動けずに居たからね……」

朧「ん、君のしていることについて?」

朧「さて、どうだろう。あたしからは良いとも悪いとも言えないけど……」

朧「でも、あたし個人としては、そういう苦しい思いをしてる仲間を助けたいなって思うよ」

朧「かわいい? ありがとう、君も相当だとおもうよ?」

朧「可愛い要素がどこにあるって? んー……、なんだか小動物的な所とか?」

朧「そういうふうに見えるよ、あたしにはね」

この後、君はしばらく朧と雑談し、キリのいいところで切り上げると、阿武隈の所へ向かう。

────────

↓1~2 阿武隈との会話の話題はどうする? 一つは『管理カード』についてです。

阿武隈「ん、なぁに?」

イ級「……」

阿武隈「あたしがいきてる事を提督が知ってると思うか?」

阿武隈「知ってるよ。管理カードっていうのがあって、私達の大雑把な情報が分かる物があるの」

阿武隈「んー、どうだろう? 艦娘の異動とかの話しは聞いたことがないけど……」

阿武隈「でも、大本営から送られて来る子も居るし、出来るんじゃないかな? ……やり方は、あたしは知らないけど……」

イ級「……」

阿武隈「ふえ? んー……。南方に行って鼠輸送をしてる所を捕まえて来るといいかも?」

阿武隈「あそこが主な資材調達源だからね、水雷戦隊だし簡単だと思う。航路はあたしが知ってるし……」

阿武隈「でも、南方は空母の人がよく出撃してるしちょっと危ないかもしれないわ」

イ級「……」

阿武隈「不満とか要望? んー、今は無いかな? 遠征ついでに食料もドラム缶一杯買って来たし」

阿武隈「……あはは、みんな使う暇のなかったお給料がたまりにたまってるから、当分の食費は大丈夫」

阿武隈「ちょっと寒いけど……立地条件がこれだからしょうがないよ。え? そのうち違う海域に移動する?」

阿武隈「そうなんだ、じゃあもう少しの我慢だね。他は……うん、特に無いよ」

阿武隈「君はこうして話し相手になってくれるしね」

阿武隈「ん、皆は大丈夫。顔色もいいし、笑うようになったし」

阿武隈「鎮守府に居た頃よりずっといいよ!」

阿武隈「君が心配してたって、言っとくね」

イ級「……」

阿武隈「……ええ!? 何でそんなこと言うの!?」

阿武隈「遠征に行って帰ってこずに、他の鎮守府に助けを求めてもよかった?」

阿武隈「ん……今はそんな気は無いかな。どうしてだろうね。連れ戻されるのが怖い……のかな……」

君はしばらく阿武隈と話し、休息を取る事にする。

君が目を覚ますのは、朝になる……。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.新たな作戦を考える
5.別の海域に移動する
6.自由枠

原本を入手したので、この海域でのイベントは残り、『調査隊』のみになります。

今回の『君』は何か休憩してばっかりですね。

そしてコンマ値02

────────

君は拠点の前に素材が流れ着いているのを見つける……。

おそらく……、拠点を襲撃に来た艦隊の落とし物だろう。

『駆逐艦』『巡洋艦』『戦艦』『空母』から一つどうぞ。

↓1

神風「え? 今日は午前中は休むって?」

イ級「……」

神風「みんなまだ病み上がりみたいなものだから心配……。ん、多分大丈夫だと思うけど……」

神風「でもまぁ、君の判断だからいいかな」

手持ちの素材は……

『駆逐艦』×2『巡洋艦』『空母』『艦娘の原本』

↓1~3 何をする?
1.誰かと話す
2.クラスチェンジ
3.今後について考える

現在の手持ちの素材は

『駆逐艦』×2『巡洋艦』『空母』『艦娘の原本』

クラスチェンジ可能艦種
『駆逐艦イ級後期型flagship』
『駆逐棲姫』
『軽巡ホ級flagship』
『重巡リ級flagship』
『戦艦ル級flagship』
『軽空母ヌ級flagship』
『空母ヲ級elite』

書いてる側的にはしゃべれないままっていうのは結構しんどいんですけどね。

ちなみに、イ級は後期型Flagで最終形態です。

────────

イ級「……」

君はあつめた素材を眺めて考えてみる。

駆逐艦の素材2つほか2つを代替素材に使えばそこそこ上位の艦にはなれそうだ。

↓1~3 何にクラスチェンジする?

まぁそうですよねぇ……。次の原本入手ぐらいで喋れるようにしよう……。

────────

君は今後について考えてみる。

勲章……戦果を重視するのであれば、長々と調査隊などに戦力を割いているとは思えない。

おそらく……。捜索は早々に打ち切られるだろう。

いや……、もう打ち切られていてもおかしくない。

君は調査隊を襲撃することを諦める。

ひとまず君はそこで考えるのをやめて、改修作業を始める事にする

────────

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.自由枠

イ級「……」

君は海域で仲間を探して見る事にする。

空母水鬼「あ」

イ級「?」

空母水鬼「なんでアイツがこんな所にいる……」

空母水鬼「普段こんな所に来ないのに……。まぁ……アイツは気まぐれだからな……」

空母水鬼「え? 会ってみる……? まぁいいけど……、仲間にはならないと思うぞ?」

君は空母水鬼が言う『気まぐれ』な人物に会って見る事にする。

駆逐古鬼「あんたは……、泊地ほっぽって何やってんのさ?」

神風「何か似てる……」

空母水鬼「泊地は他のに任せてある」

駆逐古鬼「へぇ、まぁいいんじゃない?」

↓1~3 何か話す?

イ級「……」

駆逐古鬼「ん、何? あぁ、こんにちは、君も変わったやつだね」

空母水鬼「お前には言われたくないと思う」

駆逐古鬼「んー、帰りたい場所? いんや、無いね。あぁ、君はそういうヤツなのか」

駆逐古鬼「私はこのままで満足なのさ、ただ海を自由に回りたいだけ」

駆逐古鬼「今日ここに来たのはそれでさ。気が向いたから来ただけさ」

イ級「……」

駆逐古鬼「さて、特に用事が無いなら私は行くよ?」

駆逐古鬼「ちょっと話してみたかっただけ? ほんとに変わってるね、君は。私みたいのと話してみたいなんてさ」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.北方棲姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.自由枠

阿武隈「ええ!? もう引っ越しするの!?」

阿武隈「じゃあ、必要な物をドラム缶につめて準備しないと……」

↓1~3 さて、君たちは何処へ向かう?
1.鎮守府近海の、鎮守府前以外
2.沖ノ島海域
3.南方海域
4.西方海域
5.自由枠(MI海域……等)

君たちは南方海域にやってきた。

空母水鬼「確かこの辺に……」

空母水鬼「あぁ、居た」

飛行場姫「ン? 何か一杯来た……」

空母水鬼「しばらく邪魔するぞ?」

飛行場姫「いいよ。後ろの艦娘も連れ?」

空母水鬼「資材はコッチでなんとかするから、寝る場所だけ頼む」

飛行場姫「はいはーい。それにしても、そんなに一杯引き連れて何するの?」

空母水鬼「あぁ、私も引き連れられてる側だ、頭はコッチ」

イ級「……」

飛行場姫「ええ!? そっち!?」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.自由枠

同族を探す:コンマ値29

というところで今日はここまでです。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

同族を探す:コンマ値29

────────

空母水鬼「中々居ないな、虚ろなのは結構居るのに」

タ級「まぁ、そんなもんだよ」

イ級「……」

空母水鬼「え? 見つけた?」

神風「あ、ほんとだ……、何かそれっぽい一人でぼーっとしてるのが居る……」

君は見つけた人物に近寄ってみる……。反応は……あった。

チ級「……ん? 何か用かい?」

イ級「……」

↓1~3 何を話す?

チ級「ああ、こんにちは」

イ級「……」

チ級「んー、帰りたい所、かぁ……。特に無いかなぁ。どちらかいえば会いたい、かなぁ」

チ級「雷巡ってさぁ、生まれた時から次代遅れで、この姿になっても中々魚雷を撃つまで身が持たないじゃない?」

チ級「だから、あたしをうまく使ってくれる指揮官に会いたいな、なんてね」

チ級「雷巡として、一度でもいいから活躍してみたいんだ」

イ級「……」

チ級「一緒に来ないかって? んん、今は遠慮しとこうかなぁ」

チ級「あたしがついていっても足手まといにしかならないからね」

イ級「……」

君はひとまず、それ以上食い下がる事はせず、立ち去る事にする……。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.自由枠

君は一度拠点に戻り、阿武隈に話しを聞いてみる事にする。

確か……、この海域での艦娘のよく使う航路を知っているという話しもしていたし、

少なくとも自分たちの中ではこの海域に詳しいハズだ。

ついでに飛行場姫に話しを聞いてみるのもいい。

君は何について話しを聞いてみる?

素材が良く流れ着いている場所や、緊急時に逃げ込める場所など、聞ける項目は色々あるだろう。

↓1~3 

>>255 私もやったことありますソレ……

────────

イ級「……」

神風「そうだよね、情報って大事だものね」

阿武隈「うーん……。あたしはちょっと緊急時に逃げ込めそうな場所って知らないかなぁ……」

飛行場姫「私も知らない……。っていうか、甲標的が落ちてそうな場所なんて知らないわぁ」

阿武隈「あたしが手持ちを持ってれば良かったんだけど、大発しか持ってないから……。ごめんね」

阿武隈「え、あたしは悪くないから落ち込まないでって、うん、ありがとう」

飛行場姫「艦娘が通るルートは私もある程度は知ってるけど」

阿武隈「鼠輸送で使う航路ならバッチリだよ! イヤになるほど通ったし!」

阿武隈「ほんとにイヤになるぐらい……」

イ級「……」

神風「阿武隈さん落ち込まないで……」

イ級「……」

阿武隈「ねぇ、ほんとにあたし達の提督にならない?」

神風「あはは……、まぁ、本当に司令官みたいに思う事あるよね。ちゃんと情報収集したり、みんなの事気にかけてくれたり」

飛行場姫「どういうことなの……」

君は鼠輸送の航路を海図に落とし込み、この先必要であれば、襲撃のための細かな作戦を立てる事が出来るようになった。

時刻はそろそろ夜になる……。

また、行動時に阿武隈を連れていけるようになりました。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

君は飛行場姫の拠点で休息を取る事にする。

神風「休憩するの? うん、もう夜だしね」

君は何をする?

↓1~3

1.艦娘と話す
2.朧と話す。
3.深海棲艦の誰かと話す
4.クラスチェンジを行う(現在素材が無いため不可)

朧「ん、何か用事?」

イ級「……」

朧「あははは、特に用事は無いんだ?」

イ級「……」

朧「少し話しがしたかっただけ、うん、あたしはいいよ」

↓1~3 何を話す?

イ級「……」

朧「故郷かぁ、生まれ故郷っていう意味では佐世保かな」

朧「……佐世保からはすっかり離れた、まぁ南方に比べれば近い所だけどね」

朧「それでも佐世保と違って寒い所でずっといたから、故郷に帰りたかったかなぁ……」

イ級「……」

朧「え? あたしが見える自分が何なのかって?」

朧「別に変わった事って無いんじゃないかな」

朧「ただ、あたしと波長が合っただけだと思う」

イ級「……」

朧「カニ? ふふ……。内緒」

君はしばらく朧と談笑し、それから、飛行場姫と話してみる事にする。

↓1~3 どんなことを話す?

イ級「……」

飛行場姫「はいはーい」

飛行場姫「え? 普段何をしてるかって」

飛行場姫「んー、拠点の脇に畑を作って野菜を作ってるかな」

飛行場姫「君が連れてきた子が手伝ってくれるから助かるってるよ」

イ級「……」

飛行場姫「ん? 何で基地型になったかって? んー……、これといって理由は無い……かな?」

飛行場姫「まぁ……、野菜で苦労した覚えはあるから、野菜でも作ろうかなーって思って陸にあがったのはあるかな」

イ級「……」

飛行場姫「君がしてる事について? んー、いいんじゃないかな」

飛行場姫「基本、私達は自由だしねぇ。好きな事をすればいいんだよ」

一通り飛行場姫と話して、君は休息に入る事にする。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

阿武隈「あたしもがんばる!」

神風「んーでも、頑張る事ってあんまりないよ?」

阿武隈「え?」

イ級「……」

空母棲姫「まぁ、海をぶらついて、落ちてる素材を探すだけだからな」

タ級「艦隊を襲って素材に変えちゃってもいいんだけどね」

阿武隈「とか言いながらコッチを見ないでくださぁいいぃぃ!?」

イ級「……」

タ級「はっはっは、怒られてしまったよ」

君はしばらく海を移動して探してみたが、何も見つける事はできなかった

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

阿武隈「……いつもこんなことしてるの?」

神風「まぁ、遠征と違って決まった所に資材があるっていうわけでも無いから……」

イ級「……」

空母水鬼「まぁ、別に急ぎの事でもないしのんびりでもいいんだよ」

タ級「探してればそのうち見つかるよ。思いがけないものを見つける事もあるしね」

阿武隈「思いがけない物?」

神風「一度……、烈風改を拾ったわ」

阿武隈「え?」

空母水鬼「ほら、これだ」

阿武隈「誰が落としたんだろう……」

何も見つける事ができないまま、時間は過ぎ、時刻は夕方になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

イ級「……」

空母水鬼「ん、偵察にいってみる?」

阿武隈「んー、航路は一応分かるけど……」

タ級「まぁ、航空偵察にとどめといたほうが無難だね。空母が多いと流石に制空権が厳しいでしょ」

イ級「……」

空母水鬼「まぁ、やるだけやってみるよ」

さて、偵察の結果は……。

↓判定です

コンマ?

コンマです。

1回目の判定でどの艦隊に対して偵察を行うか決定してました。

2回目のが成否判定です。

────────

阿武隈「どーお? 見つかったぁ?」

空母水鬼「んー、だめだな、居ない」

イ級「……」

タ級「もうすぐ暗くなるから航空偵察もできなくなるし、今日は見送ったほうがいいね」

確かにタ級の言うとおり、周囲には夕闇が迫り、そろそろ薄暗くなってきていた。

……時刻は夜になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

素材を探す:コンマ値54

というところで今日はここまでです。

南方では中々イベントが起きませんねぇ……。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

素材を探す:コンマ値54

阿武隈「ねぇ、これって素材になるの?」

空母水鬼「どれどれ……。ああ、なるな」

神風「何をみつけたの?」

阿武隈「んー……多分、潜望鏡……かなぁ?」

タ級「みたいだね」

神風「素材も拾った事だし、そろそろ戻らない?」

イ級「……」

確かに君も疲れを感じ始めている。

そろそろ休んだ方がよさそうだ……

『潜水艦』の素材を一つ入手しました。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る。
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

君は、拠点のすぐ側に何か落ちているのを見つける……。

阿武隈「え? 何か落ちてる?」

タ級「ああ、そういうこともままあるね……。駆けずり回って探しても何も無くて、帰ってくると流れ着いてるっていう」

空母水鬼「あるあるだな……」

神風「あるわね」

↓何の素材を見つけた?

君は『駆逐艦』の素材を一つ拾う。

────────

菊月「ここに居たか」

君が拠点に帰ってほどなく……、君は艦娘達に囲まれた。

初霜「実は皆とお話して決めたんですけど……。一緒にお風呂、入りません?」

イ級「……?」

神風「ほら、君は手が無いから、身体を洗ったり出来ないでしょ?」

潮「だから、皆で洗ってあげたらいいんじゃないかなって。皆もいつも潮風で大変なことになりますし、あらえないと大変かなって」

霞「良くしてもらってるから、お礼にね。要らないっていうなら無理は言わないけど……」

阿武隈「ここはおっきなお風呂があるから、君も問題無く入れそうだし」

↓ どうする?

安価範囲1~3 に訂正

君はよくわからないながらも了承し、ついていくことにする。

霞「案外汚れてない?」

初霜「そうね、最悪艦底に牡蠣殻がビッシリなんていうのも考えてたわ」

そう言う初霜の手には、ヘラとハンマーが握られている。

流石にソレでゴリゴリやられるのは痛そうなので遠慮してもらいたい……。

それでも……。ふと懐かしい気持ちになる。

昔、フジツボや牡蠣殻を落としてもらったような……。そしてそれをやってもらうと、船足が快調になった記憶がある。

阿武隈「んん、でも細かい所に砂が噛んでたりするから……」

菊月「たしかに……。そこらへんはなんとかしたい所だな」

イ級「……」

潮「これぐらいで、だいたいきれいになったかな?」

神風「うん、良いと思う」

↓1~3 このうちの誰かと、何か話す?


イ級「……」

神風「え? 誰が言い出したか?」

阿武隈「霞ちゃんと初霜ちゃんだよ! 何かお返ししたいけど、出来ることって無いかなーって」

霞「ちょっ!? 言っちゃだめだったら!」

初霜「くす……、いいじゃないですか」

イ級「……」

霞「む、面と向かってお礼言われると何だか照れるわ……」

初霜「これぐらいしか出来ないですけど、喜んでもらえたなら嬉しいわ」

イ級「……」

霞「もっとたくさん、鎮守府のみんなと合流したいか?」

菊月「そうだな、可能なら合流したい……。本当を言えば、あの司令官を鎮守府から叩き出せれば一番いいのだがな」

阿武隈「うん。皆そうだと思うよ」

イ級「……」

神風「ん、これからの自分の改装の方針?」

阿武隈「その気になったら、戦艦にもなれるんだっけ? え? 姫級とかにもなれるの?」

神風「すごく個人的な意見なんだけどね」

神風「皆でご飯を食べてたり、、何だか君を除け者にしてるみたいで心苦しいのはあるかな」

神風「必要無いのも、その姿だと食べられないのも知ってるんだけどね」

初霜「そうですね、たしかにそんな感じはありますね。何か、利点があってその姿を選んでるんでしょうけど……」

イ級「……」

君はしばらくの間談笑してから、風呂場から出て、休息を取る事にする。

────────

↓1~3 何をする?
1.朧または空母水鬼、タ級と話す
2.クラスチェンジ
3.装備の開発等について飛行場姫と相談

現在の手持ちの素材。

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×1 『艦娘の原本』

クラスチェンジ可能艦種
『駆逐棲姫』
『潜水艦カ級elite』

イ級「……」

飛行場姫「え? ここは工廠があるか?」

飛行場姫「んー、無くは無いけど……。作りたい物でもあるの?」

イ級「……」

飛行場姫「あー、まぁ、艦娘の子たちはみんなドラム缶とか大発とかだものねぇ……。戦力としては数えられないからって事なのね」

飛行場姫「……随分長らく使ってないけど動くかな……。まぁ、使ってもいいよ? 自己責任でお願いねぇ」

工廠についての確認を行い、使用許可を得てから、君は眠る事にする。

君が行動を開始するのは昼前になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.阿武隈達に装備の生産を頼む
4.別の海域に移動する
5.作戦を考える。
6.自由枠

阿武隈「え? 工廠で何か作ってみる?」

イ級「……」

阿武隈「余剰の資材で適当に何か、出来れば魚雷?」

神風「甲標的があるといいかも」

阿武隈「私も今持ってないもんね……。うん、作ってみるよ!」

霞「工廠、見てきたけど、整備からやらないとだめだわ……。明石さんが居れば早いんでしょうけど」

阿武隈「あう……。えっと、帰ってくる頃にはきっと何かできてると思うわ」

イ級「……」

阿武隈「任せて! 皆で手分けしてやっちゃうから!」

君は阿武隈達に後を任せ、海に出る事にする。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る(不可)
4.作戦を考える。
5.自由枠

同族を探す:コンマ値89

空母水鬼「あ……」

神風「どうしたの?」

空母水鬼「艦載機がコッチ来てる。多いな制空権取れるか……? 拮抗までは持っていけるだろうけど……」

イ級「……」

タ級「偵察機を見逃したかな……? 対空戦の用意をしようか」

↓結果は……? コンマ判定です。

空母水鬼「んー……、優勢ってとこだな。さすが烈風改……」

神風「そっち行ったよ!」

イ級「……」

タ級「流石にイ級でもそこまで改装するとそこそこの対空砲力はあるね」

神風「そっちも危ない!」

タ級「おっと……」

君達は多少の損傷を受けたものの、艦載機を撃退し、退避することに成功する。

空母水鬼「逆襲しなくていいのか?」

イ級「……」

空母水鬼「相手の位置も編成も不明な以上、深追いしない方が得策? そうだな」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

君は阿武隈に聞いた東京急行遠征のルートを辿って見る事にする。

もちろん、索敵はきっちりと行い、その途中で艦隊と遭遇する、などという事が無いよう、気を配る。

イ級「……」

タ級「うん、こう動くなら、そこの島なんかもいいかもしれない」

空母水鬼「電探にしろ目視にしろ、遮蔽物があるとわからんからな。水雷戦隊なら、偵察機はあっても数機だろうし」

イ級「……」

タ級「うん。水雷戦隊は脚が早いから、近距離で会敵すれば逃げるまでに長時間射程に収め続けられてやりやすいから、奇襲が望ましいね」

タ級「魚雷の対処的には遠距離からの方がいいんだけどね」

神風「……そういえば……なんだけど……。何だか君、すごく脚が早くなってない?」

神風「さっきの航空戦で気づいたんだけど、私でも追いつけないんだけど……。これでも37ノットは出るのに……」

イ級「……」

空母水鬼「そうだな、対空が強い艦が混じっていると厄介だな」

神風「多分大丈夫だと思うけど……、秋月型の子は燃費が悪いからって遠征はあんまり行ってないし……」

君は奇襲に適した場所の候補をいくつか見つけた。

時刻はそろそろ夜になる

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を実行に移す(夜戦になります)
5.自由枠

コンマ値70

イ級「……」

空母水鬼「え、本気か? まぁ、夜間の発着艦は出来るから問題無いが……」

タ級「まぁ、ここは航路上だから、待ってれば来ると思うけどね」

神風「頑張る!」

当たりをつけた島の影に隠れ、君たちは艦隊が現れるのを待つ。

空母水鬼「来た。夜だし偵察にも気づいてない」

君たちはタイミングを見計らい、姿を現して突撃する。

不運だったのは、予測の航路より相手の艦隊がやや遠かった事か。

君たちの攻撃により、数人の大破者が出るものの、注意を引いて仲間を逃がそうとしてか、砲を撃ちながら動く者がまだ居る。

タ級「距離を離されちゃったな……」

君は……どうする?

↓ 追撃する? ↓コンマ判定

────tips────
船足が早くなっている件は、初代と同じく原本『朧』を入手した影響によるものです。

敵艦隊には常時疲労が蓄積している事を勘案し、難易度は相当ゆるくなっています。

────────

追撃コンマ値62 成功!

────────

タ級「ん……わかった、こっちは任されたよ」

空母水鬼「……といっても、あいつの他は気絶してるようだから大丈夫だろうけど」

君と神風は持ち前の俊足を活かし、砲撃を行う艦へ向かって一気に距離を詰め、

必中を狙える距離まで肉薄し同時に主砲を放つ。

「……っ!」

果敢に反撃を行ってきてはいたものの、数発の直撃弾でもって海面へと倒れ、沈黙する。

神風「大丈夫?」

イ級「……」

君たちは、艦隊を曳航して拠点へと戻る……

────────
───────
──────

阿武隈「おかえ……ええっ、仕事早い!?」

阿武隈「取り敢えず、入渠とご飯の準備っ」

────────

「美味しいです……。すごく……。ご飯ってこんなに美味しかったんですね」

イ級「……」

阿武隈「うん、あの子が旗艦の朝潮ちゃん。真面目だから、一番割りを食ってたかも……」

阿武隈「見た目相応の所もあるけど隠してお仕事優先にしちゃうから、きっとかなり無理をしてたと思う」

阿武隈「話してみる?」

↓1~3 どんな話をする?

と、いう所で今日はここまでです。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

イ級「……」

君が食堂に入ると神風と話していた朝潮は君の方を向き、立ち上がって敬礼する。

朝潮「あなたがこの泊地の司令官ですか?」

イ級「……」

朝潮「ここの主は飛行場姫で、自分は違う?」

神風「でも、実質的には君だよね。私達や空母水鬼さんたちをまとめて、作戦考えたりしてるし。でしょ?」

イ級「……」

君が肯定すると、朝潮はもう一度敬礼し、口を開いた。

朝潮「では、駆逐艦朝潮、現時点を持って着任しました、後の指示をよろしくお願いします」

イ級「……?」

もともと、朝潮を勧誘するつもりではあったが、予想外の事に君は困惑し、代わりにどうしてそう思ったかを問う。

朝潮「前の司令官は、私達は兵器であると常々言っていました」

朝潮「なので、すくなくとも私はそうあろうとしてきました」

朝潮「兵器は意思など持ちません、そんなものは邪魔なだけです」

朝潮「では鹵獲された兵器は……、その所有者に従うのが筋ですよね」

朝潮「あなたが私の所有者です。ご命令が例え標的艦になることでも、全力で全うする覚悟です」

非常につらそうな様子でそう言うので、君はそれ以上追求せず、次の話題に移る。

イ級「……」

朝潮「体調ですか? んん……。申し訳ありません、お世辞にも良いとはいいかねます」

朝潮「一応、現状でも作戦行動は可能です!」

イ級「……」

朝潮「……辛い、ですか? 司令官がどんな作戦行動を所望か分からないので今は何とも言いかねます」

イ級「……」

今までの子と全く違う様子に君は戸惑い、どうしたものかと思案するうち、神風が横から君の事をつついて外に出るように促す。

君はそれについて、外に出る。

神風「海に連れていって話しを聞いてあげたらどうかな? 私の愚痴を聞いてくれたみたいに。私達が居ると話しづらいと思うし」

神風「話してくれそうにない? んー、こういうやり方は嫌いかもしれないけど、最初は命令すればいいとおもう」

神風「あの様子だと……、一度話しだしたら止まらないんじゃないかな」

君は神風の案を採用し、朝潮を海に連れ出す事にする。

朝潮「え? 乗るんですか?」

イ級「……」

朝潮「わ、わかりました」

君は朝潮を背に乗せて、海に出た。

↓1~3 君はどのように切り出すか? または君はどんなことを言う?

イ級「……」

拠点から島を周り、自身の発光信号が拠点から見えない、少々離れた場所へ行くと君は船足を止める。

朝潮「あの……一体何を?」

君は、朝潮を背に乗せたまま、正面の海面を照らすように、発光信号を送る。

まだ周囲は暗く、それだけでもしっかりと発光信号は見えた。

朝潮「兵器として扱うつもりは無い? だから気楽にしてほしい?」

朝潮「例え兵器であったとしても、人でもあるから……?」

朝潮「私は……そんな顔をしていましたか? 今にも泣きそうな顔を?」

朝潮「自分を兵器だと思っているか、正直な所を話せ?」

朝潮「……。本当はそうは思いたくないです。私は私なんです……。でもそう求められたから、そうあろうとしていました。」

朝潮「私、私は、人間でもいいんでしょうか……?」

朝潮「ありがとうございます……」

朝潮「本当は……本当はずっと辛かったんです……」

君の背の上で泣いているのだろうか、震えが伝わってくる。

朝潮「……、言いたい事があったら吐き出してしまえ……ですか……。泣きたいなら泣いてもいい……って」

朝潮「……こうして優しくしていただけるだけでも、泣いてしまいそうです」

朝潮「でも、大丈夫です。過去は過去です。私はあなたを司令官としてついていく事に決めましたから」

朝潮「兵器ではなく、人間として」

イ級「……」

朝潮「ん……もう少し……ここでこうしていたいです」

君は朝潮の気が済むまでここにとどまる事に決め、投錨する。

────────

神風「おかえりなさい、遅かったね」

イ級「……」

朝潮「心配かけました。もう大丈夫です」

神風「うん、その顔なら、心配いらないかな。でも顔を洗ってきたほうがいいよ?」

阿武隈「泣いたのがバレちゃうよ?」

────────

さて……。残りのメンバーの安価を取ります。

お察しの通り東急2想定なので

前回と同じ条件で駆逐艦4名、その他(駆逐艦、軽巡、水母)1名です。

↓1~4 まずは駆逐艦1名から!

では、その他枠いきます。

↓駆逐艦、軽巡洋艦、水上機母艦から1名どうぞ

朝潮「説明も終わったので、艦隊の皆を紹介しますね。みんな」

イ級「……」

望月「うぉー……、何かすごい久しぶりに心ゆくまで寝たかも……。ご飯もお腹いっぱいたべたし……」

卯月「それよりあれイ級ぴょん!?」

大潮「うわぁー、本当にイ級さんが司令官なんですね!」

暁「よろしくおねがいします!」

秋津洲「喋るイ級なんて初めて見たかも!」

イ級「……」

暁「え、えーっと……。き、き……」

望月「貴艦らの協力に感謝する。まずは休養を取って体調を万全にしてほしい。って言ってるよ」

暁「なーっ、暁だって分かるんだから!」

卯月「……、うーちゃんも分かったぴょん」

大潮「ありがとうございます!」

秋津洲「喋るんじゃなくて発光信号なんだ……。ちょっと予想外かも……」

望月「お近づきの印にこれあげるよー。対潜哨戒行ってからつけっぱなしだった四式ソナー」

朝潮「と、見ての通りちょっと癖が強いですが、よろしくお願いします」

さて……。艦隊の自己紹介も終わった所で。忘れかけていた判定を行います。

↓ 阿武隈達の開発、成否判定!

開発の結果、コンマ値76

だいたいペンギンと小口径主砲。

阿武隈「うぅ、一応、10cm高角砲とかは出来ましたー」

阿武隈「え? 四式ソナーをもらった? んん、朝潮ちゃんに持ってもらえば、潜水艦も怖くないと思う! ……群れじゃなければ」

君は引き続き、開発をお願いする事にする……。

時刻は朝になる。休息は行ったものとして、ペナルティはなくなっています。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

5
戦闘時のみのクラスチェンジができるか検討

ずれて>>356 コンマ参照>>357 11ゾロ目ですね。

君は素材を探して海を行くうち、見慣れない人物がそこに立っているのに気づいた。

「……あら、私が見えるのかしら?」

イ級「……」

「ええ、もう長らくここに居るわね」

「え? 本土が恋しくないかって? 恋しくないといったら、嘘になってしまうわね」

「そんなことを聞く、ということは、つれていってくれるのかしら?」

イ級「……」

「私の名前? 私は戦艦霧島。よろしくね」

名前を言うと、霧島はゆっくりと透き通っていき、光の粒子となって君に溶け込むように消えていく。

阿武隈「……誰が居たんですかぁ?」

神風「え? 霧島さん?」

『艦娘の原本』を入手しました。

『あかいうみ【乙】』に更新されました。

『黒い錠前の加護』が追加されました。

黒い錠前を持っている艦娘の能力が上がります。

さて、予告通り喋れるようにしようと思いますが……。

口調を決めます。現在のイメージとしては……。

一人称『私』口調は『男性っぽい、指揮官らしい喋り方』

↓1~3 どうする?

タ級「何で君にだけ見えるんだろうね」

空母水鬼「謎だな。それにしても……」

イ級「……?」

タ級「喋れないのが不便じゃないかい? 今更だけど」

空母水鬼「……あ」

神風「あ、って何『あ』、って!?」

空母水鬼「いや、ちょっと忘れててな。飛行場姫の所の倉庫を漁ってたらコレが出てきたんだ」

神風「……。スピーカー?」

タ級「……、それで喋れるようになるのかい?」

空母水鬼「多分……。これをこうして……」

イ級「随分と雑なのだな。……その割に扱いは少しばかり難しいが」

神風「……」

阿武隈「何かすごい良い声だったような……」

イ級「が、発光信号より手っ取り早くていい。感謝する」

タ級「何かイメージと違うね」

神風「やっぱり、発光信号より声が聞けたほうがいいね」

阿武隈「だね」

イ級「話しは、拠点に帰ってからゆっくりでも出来る。船足を止めていたら危ないぞ」

タ級「何ていうか、その口調だと違和感バリバリだねぇ……」

空母水鬼「発光信号だからそんな感じなのかとおもってたが、それが素なのか……」

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

チ級以外の同族を探す感じでいいですか?
↓1~3Y/N

同族を探す 判定値40

という事で今日はここまでです。

やっぱり数が増えると書くのがどうしても時間がかかるようになってしまいますね。がんばろう……。

ちなみに望月が四ソをくれたのはゾロ目補正です。

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

君達は同族を探して海を行くうちに、2人の人物と遭遇する。

南方棲戦鬼「ん? あぁ、噂のが来たんだね」

レ級「ほんとだ、ほんとだ」

イ級「噂? さて、どんな噂かな?」

南方棲戦鬼「飛行場姫の所に艦娘一杯つれて世話になってるヤツがいるって噂だよ。しかしいいのかい? 目印を持ってるのが一人だけのようだけど」

イ級「取り敢えず私と一緒に居れば襲われないし、飛行場姫も文句を言わないのでね。考えあってそうしてるよ」

南方棲戦鬼「へぇ、まぁ、私には関係無い事だしいいけどね」

↓1~3 さて、君は2人と何を話す?

イ級「貴艦らは普段ここでどんな事をしているんだ?」

南方棲戦鬼「んー、別にどんなって事はないね」

レ級「うちらも気まぐれだしねー」

南方棲戦鬼「まぁ、ここに来る艦娘との殴り合いを楽しんでる所はあるな」

イ級「なるほど。実は私は故郷に帰ろうと思っているんだが、今はどうにも一クセある指揮官が居るらしく、帰投に先んじて退場してうつもりでいるんだ」

イ級「さて、こういう変わった同族に心当たりが無いかな?」

南方棲戦鬼「あー、一人居るといえば居るけど、どこに行ったんだろうねぇ」

レ級「中間棲姫ん所にしばらく居たのは知ってる。サセボ? に帰ったらしいとか」

イ級「ではもう一つ。このあたりで他に艦娘を見なかったかな?」

南方棲戦鬼「んー、黒い服に銀髪のポニーテールのヤツならちょいちょい見るね」

レ級「確か……ユウバリって呼ばれてなかったか?」

南方棲戦鬼「だったかな?」

レ級「お前の殴り合いの観戦してたらそんなこと言ってた気がする」

イ級「なるほど、ご協力感謝する」

レ級「きにすんなー」

南方棲戦鬼「いやいや、私らも普段は暇してるから、いつでも遊びにおいで。大抵ここに居るし」

レ級「私は居ない事もあるけどなー」

神風「あ、あの!」

南方棲戦鬼「んー? 何かな?」

神風「甲標的! 余ってませんかっ」

南方棲戦鬼「んー? あったっけ?」

↓ あったっけ? コンマ判定50以下である


レ級「甲標的って特殊潜航艇だっけ? 今使ってるのしか無いなぁ……」

神風「そうですか……」

南方棲戦鬼「そう露骨にがっかりされるとなんか悪いことした気分になるねぇ……」

レ級「見つけたらとっとくからまたおいで」

君は話しを終えて、移動する事にする……その背に

レ級「ちょっと潜水艦しばきあげて素材取ってくる」

南方棲戦鬼「ほどほどにしときなよ……?」

なんていう会話を聞きながら。

時刻はそろそろ夜になる……。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

イ級「あそこに何かあるな」

空母水鬼「あ、ほんとだ」

神風「何かな……」

タ級「夜だと、空母の素材は少なめになりそうだけどね」

↓1 何を見つけた? 『駆逐艦』『巡洋艦』『戦艦』『潜水艦』 からどうぞ

イ級「ん、なんだ?」

神風「海流の都合なのかな?」

空母水鬼「まぁ、運が良かったのよ」

タ級「でもこれ、引っ張り上げるのが大変だねぇ」

イ級(まさかレ級の仕業じゃ無いだろうな……)

『潜水艦』の素材を2つ入手しました。

時刻は夜になる。 そろそろ疲れだす頃合いだ。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

↓続けて、阿武隈の開発成功判定どうぞ。

朝潮「おかえりなさい、司令官」

神風「ただいま」

阿武隈「開発はどうなったかなー」

タ級「ああ、他の子に頼んでたんだね」

空母水鬼「ついてきてるから今日はやってないとおもってた」

霞「……、どうしようコレ……」

阿武隈「どうしたのー?」

霞「飛行場姫に手伝ってもらったら……」

阿武隈「甲標的……? っぽいけど何か違う?」

霞「多分、駆逐棲鬼がもってたのと同じヤツよ。私でも積めるもの」

阿武隈「ええー!?」

霞「あとは、主砲系とか魚雷系とかはいくつかできたわ。今居る子の分ぐらいはあるわよ」

↓特殊潜航艇……いくつ出来た? (コンマ下1桁/2)+1個です

7/2+1=4.5個端数切り捨てで4個

阿武隈「4個……。駆逐艦4人が先手で雷撃出来るって……」

朝潮「素敵ですね!」

霞「色々壊れるわ……」

イ級「中々いい結果だな良くやってくれた」

朝潮「!?」

霞「!?」

阿武隈「あはは、そうなるよね」

神風「スピーカーを装備したら話せるようになったのよ」

空母水鬼「これって結構持ってる子すくないんだが……」

タ級「こんなによく作ったねぇ……」

朝潮「と……、そうだ、司令官。これを……」

阿武隈「提督の制帽?」

朝潮「せっかくですし。おちないように紐で縛っておけるように改造もしておきました」

イ級「ははは、ありがとう。そうやってかまってもらえると嬉しいよ」

朝潮「つけても?」

イ級「お願いする」

阿武隈「……」(何かかわいい)

神風(かわいい)

朝潮(かわいい……)

さて、君は一通り報告を聞いて休憩を取る事にする。

現在の素材は……

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×3 『艦娘の原本』×2

クラスチェンジ可能艦種

『駆逐棲姫』
『駆逐古鬼』
『潜水艦カ級flagship』
『潜水棲姫』

↓1~3 どうする?
1.艦娘の誰かと話す
2.原本のどちらかと話す
3.深海勢の誰かと話す
4.クラスチェンジ

っと、申し訳ありません、ちょっと訂正です、安価は一旦無効にするのでしばしお待ちください。

現在の素材は……

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×3 『艦娘の原本』×2 『提督の制帽子』×1

クラスチェンジ可能艦種

『駆逐棲姫』
『駆逐古鬼』
『潜水艦カ級flagship』
『潜水棲姫』

『提督の制帽』を使用すると、人型になれるようになります。
その際の容姿は……女性提督風ですが、細かい容姿は安価を取ります。

↓1~3 どうする?
1.艦娘の誰かと話す
2.原本と話す
3.深海勢の誰かと話す
4.クラスチェンジ

阿武隈「え? 夕張さんと会えないか?」

イ級「そうだ。結局隠されてしまうのでは意味が無いからな」

イ級「他の鎮守府の提督から密告を頼むのも手段の一つといえる。ひとまずの目的としては、現在の提督を鎮守府から叩き出す事だからな」

阿武隈「んー、どうだろう? 運が良ければとしか言えないかなぁ……。探してみる価値はあると思うけど……」

阿武隈「見つけられたらお話は出来ると思う」

イ級「ふむ……、素材探しの片手間で探して見るか……」

阿武隈「そういえば……質問なんだけど、南方棲戦鬼が言ってた目印ってなぁに?」

イ級「神風に持たせている黒い錠前の事だな。あれを持っていると深海棲艦から狙われなくなる」

阿武隈「えええ!?」

イ級「まぁ、阿武隈達にもそろそろ持たせていいな。飛行場姫に言って段取りしてもらうとしよう」

イ級「錠前があちらに渡ると面倒事になりかねないからな、慎重にならざるを得なかった。特に私から離れて単独で行動する阿武隈達はな」

阿武隈「うん。理屈はわかるけど……。何だかちょっとさみしいかな」

イ級「すまない」

────────

君はしばらく阿武隈と話し、霧島、朧と話す事にする。

↓1~3 どちらと、どんなことを話す?

イ級「2人とも居るかな?」

霧島「私は側にいますよ?」

朧「あたしも」

イ級「霧島……霧島か。名前を聞いてから考えたのだが、私にはかすかにだが霧島の事が記憶にある」

霧島「はて、どんな事でしょう?」

イ級「君が新型の戦艦二隻と果敢にも殴り合いをした話しだ」

霧島「ええ、結局私はあの時は双方ともに沈めてしまうことは出来ませんでしたが、片方には大きな被害を与えたとは記憶しています」

イ級「君の姉妹については今は思い出せないが、会ってみたいものだな」

霧島「私のような幽霊に会えるかはわかりませんけれど、艦娘の方とは帰れば会えるのでは?」

イ級「そうだな、楽しみにしていよう」

霧島「私も、楽しみです」

イ級「朧の姉妹は、どんな人物だったんだ?」

朧「んー、あたしは……霧島もそうだと思うけど、船から離れて動けなかったから、面と向かって話ししたことって無いんだ」

朧「潮の性格についても、この前会って初めて知ったぐらいだからね」

朧「だからちょっと詳しくはわからないんだ。ごめんね」

イ級「そう、か。会えるといいな?」

朧「うん。一度話してみたいな」

────────

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠


同族を探す:コンマ値45

というところで今日はひとまずここまでです。

それにしても、意地でも人型にならない皆さんの団結力には驚きます。

せっかく艦娘が仲間に一杯居るのに一緒にご飯も食べれない、撫でたりしようにも手が無い、ではそろそろ気の毒になってきたのでいい加減人型にしたいんですけどね。

まぁ……、艦娘とはともかく、他所の泊地等の提督との接触には不利になるのでその場合強制クラスチェンジもありますが。

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

有事の時には変身できるみたいなクラスチェンジはできないものか

>>442
『提督の制帽』がそうなんですけどねぇ……

『人型に変化できるようになる』なので。

ようは港用の格好が追加されるわけです。

ものの見事に見向きもされませんでしたが。

同族を探す:コンマ値45

チ級「やぁ、また会ったね」

イ級「久しぶりだな。元気にしてたかな?」

チ級「まぁボチボチかな。相変わらずここでぼんやり海を眺める日々だよー」

イ級「それも悪くないな。のんびり見ていても割に飽きないものだ」

↓1~3 さて、何を話す?

イ級「ところで……、良い物が手に入ったんだが」

チ級「良い物?」

イ級「所謂特殊潜航艇というヤツだな。貴艦にも積めるハズだ」

イ級「これをうまく使えば先手を撃って雷撃が打てる、どうかな? これを使って私達のちからになってはくれないか?」

チ級「くす、軍人みたいな帽子被って、提督気取りでさ。面白いね、君」

イ級「これでも、現状で艦隊3つを預かっている。水雷戦隊が主なんだが……」

イ級「もっとも、魚雷の専門家、というか、嚮導役が居なくてね、それも良ければ君にお願いしたい」

チ級「なんか、随分私を買うねー、買いかぶりすぎじゃない?」

イ級「何そんなことは無いぞ? 君は重雷装巡洋艦なのだろう? 魚雷について右に出る者は居ないだろう」

チ級「ああもう、そこまで言われたら引き受けるしか無いじゃないか」

チ級「その帽子は伊達じゃないのかな? よく似合ってるよ」

イ級「貴艦の仮面もな、よく似合ってる」

チ級「はは、ありがと」

チ級が合流しました。


↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

空母水鬼「あ、あー……」

イ級「どうした?」

空母水鬼「なーんか……。それっぽいの見つけたんだけど」

阿武隈「夕張ちゃん?」

空母水鬼「うん。そう、阿武隈が書いてくれた絵とそっくりの」

空母水鬼「3人で艦隊行動中みたいだけど……」

タ級「少数でよくやるねぇ」

チ級「あのへんは虚ろなのが少ないからね。この辺の泊地の子なら、自分たちの庭だろうし」

↓1~3 どうする?

呼びかけ2 なので呼びかける方が採用です。

────────

イ級「ふむ……。少し話してみようか……」

チ級「どーやって?」

神風「私と阿武隈さんで呼んでこようか?」

イ級「ん、そうだな……。それが無難だろう」

空母水鬼「じゃあ、艦載機で先導しよう」

イ級「不測の事態に供えて、攻撃は行えるようにな」

阿武隈「まぁ、撃たれる事は無いと思うけど。行ってくるね」

────────

夕張「えーっと、話しをしたいというのは……?」

阿武隈「連れてきたわ!」

イ級「私だ」

夕張「えええぇぇ!?」

空母水鬼「まぁ……当然の反応だな」

タ級「普通そうなると思う」

↓1~3 何を話す?

イ級「まぁ、まず、私達も一枚岩では無い、というのを知っておいてもらいたい」

イ級「私達はどちらかと言えば好戦的では無い方になる」

夕張「あ、うん。見てるとそんな感じだけど……」

イ級「実は神風、阿武隈の他にも多数、君たち艦娘を保護してるんだ」

夕張「保護?」

イ級「出来れば拠点につれていって会ってみてもらいたいんだが、どうかな?」

夕張「現状、作戦遂行中に無断で寄り道してる形なんで、ちょっと遠くまでは……」

イ級「そうか、まぁ無理は言わない。朝潮の隊が近くに居るからそっちを呼ぼう」

夕張「朝潮ちゃんも居るのね」

イ級「保護している子の名前なら列挙出来るが?」

夕張「や……大丈夫です。それで、お話というのは?」

イ級「実は、彼女達は所属鎮守府で不当な扱いを受けているそうでね、私に助けを求めついてくる程度に、だが」

イ級「私はそれを助けたいと思っている。そこで相談なのだが……、助けになるような軍人を知らないかな?」

夕張「すいません……、ちょっと心当たりが無いです。ウチの提督は小心者なんで、多分日和っちゃうと思うんです」

夕張「私としては助けになりたいので、一応、報告は回しておきますけど……。上にまわしてくれるかどうかまでは……保証出来かねます」

イ級「分かった。口頭になるが、詳細を伝えよう」

夕張「了解しました」

イ級「ところで何で敬語なんだ?」

夕張「い、いやぁ……。なんだか本当に軍人さんと話してる感じがして……つい……」

君は夕張に詳細を話し、ちょうど話し終わった頃にやってきた朝潮達を紹介し、そこで別れる事にする。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

神風「あ、あそこに何か浮いてる」

イ級「どれ……ん、たしかに……」

阿武隈「拾ってくるね!」

↓ 何の素材を拾った? 『空母』『巡洋艦』『戦艦』 からどうぞ

『巡洋艦』の素材を一つ拾う。

神風「これなんだろう?」

阿武隈「巡洋艦の……何か?」

イ級「まぁ……細かい所はこのさい気にしない」

チ級「雑だねぇ……」

時刻はそろそろ夜になる

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

────────

「妙な深海棲艦、ね」

「うん、どうみても艦娘と一緒に行動してたように見えたんだけど」

「艦娘が行方不明になったという話しは?」

「聞かないなぁ、少なくとも表向きは」

「さて……、敵か味方か、まぁ……、当面は観察だ。目的がわからない以上はな」

「了解ー」

────────

朝潮「おかえりなさい、司令官」

イ級「戻ったよ。皆の食事の準備は?」

朝潮「出来ています。司令官は?」

イ級「さてな、波止場で眠っているとしようか」

朝潮「……」


現在の素材は……

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×3 『艦娘の原本』×2 『提督の制帽』×1

クラスチェンジ可能艦種

『駆逐棲姫』
『駆逐古鬼』
『軽巡ホ級flagship』
『重巡リ級flagship』
『潜水艦カ級flagship』
『潜水棲姫』

チ級 eliteになれます。

↓1~3 どうする?
1.艦娘の誰かと話す
2.深海棲艦の誰かと話す
3.原本の2人と話す
4.クラスチェンジする
5.何もしない

チ級に素材を渡す、も追加です。
安価は下にずれます

↓ 誰と何を話す?

チ級「あー、食べた食べた」

イ級「飯はうまかったか?」

チ級「おいしかったよー。まともなご飯って初めてたべたけど」

チ級「君は食べないの?」

イ級「この姿じゃ食べれないからな」

チ級「えー、もったいないよ、君の分あったのに」

イ級「ん、あるわけないだろ。この姿じゃ食べれないのに」

チ級「あったよ?」

イ級「……誰だそんな無駄な事をしたのは」

チ級「あー、ひょっとして、兵糧の節約にってそのカッコのままなの? 食べられないのを言い訳に出来るし」

イ級「さてな……」

チ級「教えてよ。作った子が可哀想だしさ」

イ級「……」

↓1~3 さて、どう返す?

イ級「さて……。彼女らの境遇は確か話したな?」

チ級「ん? うん」

イ級「冷や飯ばかり食わされてたそうだからな。私より、自分らでいい物を食べてくれたほうが良い」

イ級「そもそも私は食わなくても生きていけるからな」

チ級「ふーん……」

イ級「それに、あの食料の出処は彼女らの財布だ」

チ級「あぁ……、それでタ級とかよく食べそうなのもあんまり食べてなかったのかぁ」

イ級「まぁそういうことだよ」

チ級「だったら尚更だと思うけど」

イ級「……言うな。考えておく」

チ級「まぁどうするかは君の自由だしねぇ」

イ級「……。さて、それじゃ私は寝るとするよ」

チ級「はいはい、おやすみー」

────────

君が目を覚ますのは朝になる。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

君は阿武隈から教わった他の遠征ルートを辿って見る事にする。

どこに何があり、どこに隠れられるか……、情報を知っておく事は重要だからだ。

特にこちらの戦力は少ないのだから

空母水鬼「ヤバイ……」

イ級「どうした?」

空母水鬼「すぐ逃げたほうがいい。主力級の艦隊が居る。空母3、戦艦2、重巡1」

阿武隈「あ……、戦果稼ぎの艦隊だ……。でも戦艦2って珍しい……。警戒してるのかな……」

空母水鬼「……、偵察機がバレた! 逃げろ! 空母3相手じゃ制空権が取れない! それに艦隊がこっちに向かってきてる!」

さて……。生死判定の時間です……。

↓  空母水鬼 判定90以上
↓2 戦艦タ級elite 判定80以上
↓3 雷巡チ級 判定60以上で……

君たちは来た道を取って返すものの、流石に艦載機からは逃げ切れず、

空母水鬼が艦戦で応戦し、タ級と君は対空砲で応戦する。

チ級は慣れているのかわからないが、対空火器をほとんど積んでいないというのに、ひらりひらりと爆撃を避けていく。

そのうち魚雷の数本が君に殺到し、それをタ級が庇い、被雷する。

タ級「……ちょっと、キツいかな? 機関をやられた……」

今すぐ曳航すれば間に合うだろうが……それをさせてはくれないだろう。

相手を退かせるには戦力が足りない。

見捨てるか……? ……全体の生存を考えれば、それが正しいのだろう。

しかし君にはそれができそうも無い。

焦り、怒り、悲しみ。君の感情が海を赤く染めていく……。

近場からやってきたのだろうか……、タ級の前に立ちふさがるように、重巡が現れる。

『あかいうみ』が解禁されました

↓ アイデア判定どうぞ 50以上で……

君は所謂虚ろな深海棲艦が君の思い通りに動く事に気づいてしまう。

そして、君はさらにおぞましい考えにたどり着いてしまった。

君はそれを最良と考え、実行に移す。

イ級「……」

君は虚ろな深海棲艦に命じる。

私の素材になれ。と。

特殊技能『輩喰い(ともぐい)』

を獲得しました。

↓2 さて、何になる? 陸上以外のすべての艦を選択可能です。

君は手近に居る虚ろを次々に素材にし、その内に取り込んで行く。

素材を選別する暇は無い。その負の意思ごと、それを喰う。

神風「うぇ……」

阿武隈「え……、ええ……!?」

チ級「え? 何……?」

空母水鬼「それをやったら……! っ、ああもう! 敵艦隊を追い返すのが先だ!」

君はすべての状況に対応出来うる戦艦を選択し、それへと変化していく。

「クライ……クライ……ウミノソコヘ……沈メェ……!」

咆哮と共に、君は艦載機を放ち、攻撃を開始する。

戦況は一気に傾く。君の持つ大量の爆戦が制空権を奪い返したからだ。

そうなってしまえばあとは……、空母水姫が航空攻撃を成功させ、大破艦を複数生産し、撤退に追い込むだけだ。

「アァ……、タノシイ……ナァ……」

空母水鬼「……全く、敵艦隊よりタチが悪い事になって……!」

阿武隈「ど、どういうこと?」

空母水鬼「……よらないほうがいい、見境なしに襲ってくる。……、2人で拠点に帰って飛行場姫に航空支援要請!」

空母水鬼「取り敢えずしばらくおさえるから! チ級! タ級を曳航!」

空母水鬼は残りを振り返りもせず、君をじっと見据える。

「アハ、アハハハ、アハハハハハ!!」

空母水鬼「さて……、すっかり狂ってるが、元に戻るかな?」

操作キャラクターが変わります。

↓2 誰を操作する?
1.朝潮
2.阿武隈&神風

操作キャラクターは阿武隈&神風に決定しました。

さて、では今日はここまでになります。

それとなんですが、明日の更新はおやすみです。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

阿武隈「チ級さんとタ級さんの援護、しなくて大丈夫かな?」

神風「ちょっと心配だけど、多分大丈夫……?」

さて、君たちはこのまままっすぐ拠点に帰る事も出来るし、

誰かに助けを求める事も出来る。

現在……助けを求められる対象は1人、居場所がわかっている。

南方棲戦鬼、運が良ければレ級も居るだろう。

↓さて、君たちはどうする?

君たちは南方棲戦鬼に助けを求める事にする。

幸いにも、航路を少し変えれば彼女らの居た所にたどり着けるので、タイムロスはそれほど無いだろう。

そこにたどり着くと、彼女達は居た。

南方棲戦鬼「おや、どうしたんだい? 出かけるつもりだから手短に頼むよ」

レ級「随分慌ててるね」

神風「え、っと、その……。司令官を助けてください!」

南方棲戦鬼「んー? 司令官ってあのイ級かい?」

阿武隈「ど、どう説明すればいいんだろう……。暴れだして手がつけられなくなっちゃって……」

南方棲戦鬼「あー、じゃあこの赤い海もあいつの仕業かぁ……。ふふ……いいねぇ。ちょうど殴り合いに行こうと思ってたんだよ」

南方棲戦鬼「この赤い海を見るとね、心が踊るんだ。ふふ……」

南方棲戦鬼「まぁ、沈めない程度にぶん殴ってくるよ。それでいいだろ?」

神風「お願いします!」

君たちはそのまま、急ぎ拠点に戻る。

飛行場姫「おかえりなさい」

阿武隈「えっと、航空支援攻撃をお願いします!」

飛行場姫「ん? いいけど、どこに?」

阿武隈「この辺です! 対象は……」

阿武隈が海図で座標を指定すると、飛行場姫はすぐに航空機を飛ばす準備にかかってくれる。

神風「あとは……」

阿武隈「戻る頃には夜になってると思うから……。夜戦の準備!」

神風「甲標的をつくる時に出来た魚雷とか、あったよね?」

阿武隈「えっと……装備は……私、探照灯持つね。皆を呼んでくる!」

神風「えっと……」

↓1~3 装備はどうする?

連撃装備と魚雷装備から選べます。

カットイン率は以下の通り……。 黒い錠前の加護+10 探照灯+10
神風 40+10+10=60以下
初霜 53+10+10=73以下
霞 37+10+10=57以下
潮 32+10+10=52以下
菊月 10+10+10=30以下

運の高い順で判定が行われます。
連撃装備の場合は、判定は行われませんが、3人目で撃破したものとして扱われます。
倒すのに手間取るほど、後遺症がひどくなる可能性があります。

神風「みんな魚雷攻撃が得意だから、魚雷……かな!」

それぞれに魚雷を満載し、君たちは出撃する。

元の海域に戻った頃、君たちは未だ立って暴れている姿を目撃する。

南方棲戦鬼と、空母水鬼、さらに飛行場姫の航空攻撃を受けてなお立っているのだ。

阿武隈「みんな、行くよ!」

阿武隈が探照灯を照射し、その姿が海面に浮かび上がる。

────────

さて……、ここからオープンダイスで行きます。

このレスのコンマ値から探照灯で+10、戦闘ダメージ蓄積+10 合計20プラスした値と対抗です。

コンマ値を下回らない場合、カットイン成功でもカスダメとして撃破出来ません。

↓初霜 雷撃判定 目標値73以下です。

初霜「……今!」

初霜が闇夜に紛れて肉薄し、魚雷を投射する。

それは吸い込まれるようにきれいに命中し……。

「……」

それは海面へと倒れ伏し、赤い海が消えていく……。

神風「司令官!」

君たちは駆け寄り、助け起こし、拠点へと連れ帰る……。

↓ 後遺症判定 初回撃破なので一回のみです。
後遺症表はこちら……。
1~20 なし
21~40 雷撃能力の欠如
41~60 航空機運用能力の欠如
61~80 砲撃能力の欠如
81~90 自力航行能力の欠如
91~99 虚ろ

────大本営────

「ラバウルから報告?」

「うん、多分編成から見ると、前に北方の方から報告があった、例の艦娘と行動してるっぽいヤツと同じ」

「の、ようだな。空母水鬼はそうそうおらん。が、今度は南方か」

「その深海棲艦。所謂ブラック鎮守府の子を保護してるらしいよ」

「その鎮守府は……、戦果上位にたまに顔を出す所だな。特にそういう報告はきいていないが。調査は?」

「査察の準備はしてもらってるよ」

「では頼もう」

────拠点────

君が目を覚ますと拠点のベッドの上だった。

神風「……あ」

周囲をゆっくりと見回すと、神風が座っているのが見えた

神風「まだ起きちゃダメ!」

レ級「……、迷惑をかけたな」

神風「ううん。大丈夫。もう3日も寝てたから、起きないかと思ったけど……」

レ級「何か……酷く悪い夢を見ていたような気がする……」

神風「私、皆を呼んでくる! 皆すごく心配してたんだから」

その後、君の所に代わる代わる皆がやってくる。

その中には、タ級の姿もあった。

レ級「生きていたか」

タ級「君のお陰でね、でも、無茶するよ」

レ級「あれしか方法が無いと思ったんだ……」

タ級「まぁ、お互い無事だからいいかな」

↓1~3 さて、誰と話す?

あああ、ちょっとミスってました。

航空攻撃を受けたのは、南方に来てからでしたね……。失敗です

────────

阿武隈「あたしが分かる?」

レ級「ああ、分かるぞ。心配をかけたな」

阿武隈「んんぅ、無事だからオーケーです! でも、あんまり無茶はして欲しくないかな」

レ級「しかし、助けるつもりが我を失ってしまっては世話ないな」

阿武隈「ん、空母水鬼さんによると、負の意思に宛てられた? せいだって言ってた」

阿武隈「それにしても、なんだかその姿だと違和感……」

レ級「イ級の姿が長かったしな」

阿武隈「正直怖いんですけど……。海域で何回もやりあったから」

レ級「レ級とか?」

阿武隈「うん。さて……。神風ちゃんがご飯作ってくるって言ってたから、お手伝いしてくるね」

阿武隈が部屋から出ていくと、入れ替わりに朝潮が入ってくる。

朝潮「おかえりなさい、司令官」

レ級「ただいま」

朝潮「お疲れ様でした。阿武隈さんと神風から、お話はきいています」

レ級「いや、本当におつかれだったのは、彼女らの方だろう……」

朝潮「しかし、必死に仲間を助けようとした結果なのですから、私は司令官は正しかったと思います」

レ級「ありがとう」

飛行場姫「お邪魔するわよ?」

レ級「ん、かまわんよ」

飛行場姫「元に戻ったのね、もう戻らないと思ってたのに」

レ級「ん……、完全に元通りというわけではないよ。多分……だが、魚雷が打てなくなっている」

飛行場姫「戦艦にでもなればいいんじゃない? それか空母か」

ケラケラと笑いながら、飛行場姫が言う。

レ級「そうだな、それもいいかもしれない」

朝潮「魚雷が打てなくても大丈夫です! 司令官は、指揮官なのですから」

君はこの後も、代わる代わるやってくる彼女らと話し、動けるようになったのは更に三日後……。

さて、拠点コマンドを1回実行出来ます。

現在の素材は……

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×3 『艦娘の原本』×2 『提督の制帽』×1

クラスチェンジ可能艦種

『駆逐棲姫』
『駆逐古鬼』
『軽巡ホ級flagship』
『重巡リ級flagship』
『潜水艦カ級flagship』
『潜水棲姫』

チ級 eliteになれます。

↓1~3 どうする?
1.艦娘の誰かと話す
2.深海棲艦の誰かと話す
3.原本の2人と話す
4.クラスチェンジする
5.何もしない

怖いと言われたんで人間モードなりたいんだけどどうすりゃいいの?
説明不足で選びにくい

>>573 自由枠で帽子を使う選択をすれば出来ます。

3.原本の2人と話す。

↓1~3 誰と、どんな話しをする?

チ級「くれるの?」

レ級「ああ、そのほうが活躍できるだろう?」

チ級「うん、ありがとね。君が魚雷打てなくなっちゃった分、頑張らないとね」

レ級「そうだな、よろしく頼む」

チ級「ふふ、私に任せなさい」

レ級「頼もしいな」

チ級「その代わり、うまく活躍させてよ?」

レ級「期待に答えよう」

────────

君はチ級に素材を渡した後、2人に声をかけて見ることにする。

朧「何?」

レ級「……、少し悩みが、な」

朧「あたしで相談に乗れる事なら何でも言ってくれていいよ?」

レ級「今回、私は獣のように暴れた、うっすらとだが覚えている」

朧「うん、見てたよ」

レ級「……、それが原因で皆に失望されていないかと思ってな……」

朧「君は臆病だね。あたしの見る限り……そんな様子はなかったよ?」

朧「ただ、その姿自体を怖がってるように見える子はいたけどね」

レ級「そうか……。……。私の判断は間違っていなかったのだろうかな?」

霧島「さて、私には分からないですが……」

霧島「絶対というのは無いですし、結果から言えば、間違いではなかったかと」

霧島「あの状況で、友軍の戦艦を助けるのは絶望的ではありましたしね」

レ級「……、またあんなことにならなければいいが」

霧島「まぁ。ああいう事になりたくないなら、もう虚ろな深海棲艦を生きたまま素材にしたりしないことです」

レ級「今の私達で、人間側と交渉できるだろうかな?」

霧島「もう夕張としたじゃないですか」

霧島「相手の提督と……ということであれば、その姿では少し厳しいですね」

霧島「阿武隈が言うように、同じ姿の艦にひどい目に合わされたという話しは多いそうですし」

レ級「ふむ……。やはりもうちょっとマシな姿でなければな」

霧島「イ級の姿だともっと無理だと思いますけどね。人型ですらないですし」

レ級「違いない」

君は会話を切り上げて、眠りにつく事にする……。

↓どうする? ↓2コンマ判定
1.同族を探してみる
2.何か素材を探す。
3.飛行場姫の拠点で休息を取る
4.作戦を考える。
5.自由枠

レ級「ふむ……」

君は帽子をしばらく眺めてみる。

こんなものでも素材になるか……と。

レ級「やってみるか……」

↓1~3 さて、君の容姿は?

私のイメージでは、女性、長い白髪、赤い目、一種軍装。って感じですが……。胸部装甲は厚くても薄くても似合いそうな……。

父性を感じさせる雰囲気

>>588 !? ちょっと私では描写しきれるかあやしいですね……

帽子の使用は休息として扱うのでそのまま拠点コマンドに移ろうと思います。

さて、今日はここで切りにします。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

ちょっと遅くなりましたが更新していきます。

板ではなく控えめ……なら阿武隈ぐらいかな?

光る目は制御出来る物にしときましょう

────────

神風「起きてる?」

「ああ、すまない。出るとしよう……」

神風「おは……え? 誰!?」

部屋のドアを開けて、神風と対面すると、神風が手に持っていた

レ級→提督「私だよ、と言うか声で気づいてくれると思っていたが……」

神風「……これは……いよいよ司令官って呼ばないとダメかな……」

阿武隈「どうしたのー? ……誰!?」

提督「いや……、私だよ」

阿武隈「……なんかカッコイイ! 髪が白いから一種軍装の黒い服が似合ってます! とってもオーケーです!」

提督「ははは、ありがとう」

神風「一緒にご飯いこ! 皆びっくりすると思うし!」

提督「……いいのか? 私は食べなくても良いんだぞ?」

阿武隈「食べなきゃだめです! それぐらいさせてください!」

提督「では、ご好意に甘えるとしよう……。しかしな……」

神風「食費とかは心配しなくて大丈夫だから!」

提督「……アイツめ……」

↓ 休憩コマンドの前にコンマ判定どうぞ

南方棲戦鬼「お?」

レ級「おお?」

南方棲戦鬼「んー? 聞きたいことがある?」

レ級「んー、あー、それなら知ってる」

南方棲戦鬼「んー、そうだね、教えてあげてもいいけど……」

レ級「最近血の気が多くない?」

南方棲戦鬼「何言ってんだい、ん。なんだ、受けてくれるのかい?」

レ級「お、殴り合いだー!」

南方棲戦鬼「ん? 信管抜きで? はいよ、それでいいよ」

────────

提督「……やれやれ、ここまでもみくちゃにされるとはな……」

朝潮「申し訳ありません……。やはり、その姿を見ると、その、嬉しくてですね……」

提督「よってたかって抱きついて来なくても良いと思うんだが。秋津洲までそうくるとは思わなかったぞ……」

朝潮「それだけ、みんな優しい司令官というのが恋しかったんです」

提督「ま、いいさ。死んだ顔をしてた朝潮がこんなに明るくなった事だしな」

朝潮「あ……」

提督「ん? ああ、すまない、つい頭を撫でてしまった」

朝潮「い、いえ。嬉しいので大丈夫です! 多分皆も……」

提督「なら、皆がハゲるまで撫で回してやるか」

朝潮「お、お手柔らかにお願いします……」

提督「冗談だ」

現在の手持ちの素材はこちら……。

『駆逐艦』×1 『潜水艦』×3 『艦娘の原本』×2 『提督の制帽』

クラスチェンジ可能艦種

『駆逐棲姫』
『駆逐古鬼』
『軽巡ホ級flagship』
『重巡リ級flagship』
『潜水艦カ級flagship』
『潜水棲姫』

↓1~3 どうする?
1.艦娘の誰かと話す
2.深海棲艦の誰かと話す
3.原本の2人と話す
4.クラスチェンジする
5.何もしない

2は南方海域に詳しい人物といえば飛行場姫ですね。

1と3は誰とどんな話しをする?

↓1 1について
↓2 3について
だぶったらズレます

3は原本の2人ですよー。
番号だけじゃなく詳細を書けばよかったですね……。
↓1 再安価です

提督「そう言えば……」

飛行場姫「はいはーい、何かしら?」

提督「阿武隈からきいたんだが……。このあたりに遊び場があるらしいとか?」

飛行場姫「あったなぁ、戦艦棲姫が水着着て遊んでたりしたことが……。でもどうして?」

提督「いや……、皆を遊びに連れて行ってやれば喜ぶだろうかと思ってな」

飛行場姫「ちなみに一番お手軽なのは、ここの隣の島よ。というかこの辺はどこの海岸でもプライベートビーチみたいな物だからねー。誰もこないもの」

提督「それは……お手軽でいいな」

君は飛行場姫としばらく話しをして、阿武隈を探す……。

阿武隈「あ、提督ー」

提督「すっかりそう呼ぶようにしたんだな」

阿武隈「だって、明らかにそうじゃない」

提督「違いない。それでだ、鎮守府の現状について話したいんだが……」

阿武隈「あたしが居た頃の情報になっちゃうから、ちょっと古いけど、いい?」

提督「問題ない。遠征や出撃に行ける程度のレベルの艦娘があとどれぐらい居るかが知りたくてな」

阿武隈「んーっと、出撃に行ける子はまだ結構居るけど、駆逐艦の練度が高い子があんまり居ないと思う」

阿武隈「だから、遠征は1艦隊が東京急行遠征に行ける他は、近場になっちゃうんじゃないかな?」

提督「練度の底上げは行われていると思うか?」

阿武隈「んーん。まだしてないと思う。月末まで南方で戦果を稼ぐのがメインなんじゃないかな」

提督「なるほど。わかった、参考にする。ありがとう」

阿武隈「どういたしまして!」

阿武隈から必要な情報を聞き、それから君は割り当てられた部屋へと戻ると、朧に声をかけてみる。

提督「朧」

朧「居るよ。本当にすっかり提督みたいになっちゃったね」

提督「そうかもしれんな。まぁ、海に出るときはあの姿に戻るが、な。陸に居るときは、皆の心の安定のためにも、この姿がいいかもしれん」

朧「そうだね」

提督「ところで……なんだが、私の他に朧が見えるような深海棲艦は居たのか?」

朧「んー、多分居なかったと思う。君が初めてかな」

提督「……本当、何故なんだろうな」

朧「それはあたしにも分からないかなぁ……」

提督「すまない、おかしなことをきいたな」

朧「大丈夫、あたしも気にはなってた事だから。なんであたしが見えたんだろーって」

提督「オウム返しになるが……、私にもわからん」

朧「ふふ、まぁ、分からないのはしょうがないからね」

提督「全くだ。少なくとも現状では、な」

君はしばらく雑談をした後、休息を取る事にする……。

君が目を覚ますのは夜になる。

↓行動安価の前にコンマ判定どうぞ

来訪者有リ

────────

飛行場姫「お客さんが来てるよ」

提督「私にか?」

飛行場姫「そ、あなた。今波止場に居るけど」

提督「何だ……?」

君が波止場に向かうとそこには……。

駆逐棲姫「こんばんは、あなたかしら? 艦娘を保護してる深海棲艦って」

提督「ああ、一応そうだが、貴艦は?」

駆逐棲姫「私は佐世保所属の駆逐棲姫よ。大本営から手紙を預かってきたのだけど」

提督「それはまた……急な話しだな。というか良くここが分かったな」

駆逐棲姫「南方棲戦鬼とは知り合いなの。急……、そうかしら? あなた、ラバウルの子に頼んだんでしょ? だったら何もおかしく無いとおもうけど」

提督「まぁ、な」

駆逐棲姫「で……。まぁ、口頭で軽く説明を受けたのだけど……。軍機が関わってくるから詳しくは話せないが、攻撃を一時やめてもらいたいって」

提督「ほう?」

駆逐棲姫「例の鎮守府の提督、査察にいったら死にそうな顔をしてたそうよ? ほら、あなたが遠征装備ごと拿捕しちゃったから」

提督「主力は残ってるハズだが?」

駆逐棲姫「実力も伴わないうちから、成績上位を狙って無理に無理を重ねて資材は常にカツカツ、遠征隊と主力の子の他は練度上げもままならないまま今まで来ちゃってたんじゃない?」

駆逐棲姫「私は詳しいことはしらないわ。まぁ、閑職に飛ばすまで手続きとか面倒だからちょっと待ってね、っていうお話だったわ。はい、お手紙」

提督「ん、たしかに」

君は手紙を広げて目を通してみる。

提督「なるほど、だいたい言う事と同じ事が書いてあるな。まぁ、機密で話せないでは納得出来ないだろうから、知りたいなら本土に来い、とは書いてあるが……」

駆逐棲姫「もうちょっと丁寧に書いてなかった……? 要約すればそうだけど……。返事を手紙で出すなら、引き受けるけど? それとも、ついてくる?」

↓1~3 さて、君はどうする?

本土に行ってみる、を選択するということで、今回はここまでです。

この『君』も終わりが見えてきましたね。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「では君についていこうか。誰か連れて行っても?」

駆逐棲姫「そうね、艦娘の子を一人連れて行くのも良いかもしれない」

駆逐棲姫「別に一人で来い、なんていう指定はなかったしね」

提督「そうだな……」

↓1 誰かつれていく?

君は神風を連れて本土へと向かう。

道中、君は何かに妨害されたりすることもなく、無事に本土へたどり着く。

駆逐棲姫「横須賀鎮守府にもうすぐつくわ、連絡は入れておいたから、迎えが来る」

駆逐棲姫「私の案内はここまでだけど、あとは横須賀の提督が手配してくれてるハズよ」

駆逐棲姫が言う通り、迎えの艦娘が現れ、先導されて君は横須賀鎮守府へと上陸する。

君は上陸してすぐに、『提督』の姿になる。

波止場には、横須賀の提督らしき人物ともう一人……、少々歳を取った男性が居た。

提督「はじめまして、南方の方に拠点を構えている……。さて、なんと名乗った物かな……」

「あなた方に名前があまり意味をなさないのは知っているので無理に名乗らなくてもいいですよ。一応、私は元帥の肩書ですが……、まぁどうでもいいですな」

提督「ここではマズい事でも?」

元帥「艦娘の中には噂好きの子も居るものでしてね、うっかりと耳に入るとよくない話しも多々あります。彼女らの情報網はあなどれないですからな」

提督「なるほど。では?」

元帥「料亭に予約を取っています。そちらで話しましょう。ああ、神風さんはついてきてもらってもいいですよ」

君たちは元帥とともに車に乗り、料亭へと向かう。

────────

君と神風は隣り合って座り、正面に元帥が座る。

元帥「まずは確認ですが、君の提督はこの男で間違い無いかな?」

元帥が写真を神風に見せると、神風がゆっくりと頷く

元帥「さて、何から話しましょうか」

↓1~3 何を話す?

提督「さて……、問題は発覚したようだが、まだこの男は指揮権を持っているのか?」

元帥「まだ持っています。今は下手に刺激できない状況で、準備段階にあります」

提督「準備、というと?」

元帥「艦娘というのは建造時に提督と『紐付け』が行われているので、別の指揮系統に移すのが少々面倒なのです」

提督「その刺激が出来ない、というのは『紐付け』と何か関係が?」

元帥「ええ、あります」

元帥は神風へと視線を移し、そこで言葉を切る。どうやら……、神風の前では話しづらい事らしい。

提督「それで、更迭されるという事だが、その後鎮守府はどうなるかな?」

元帥「さて、現在候補の人間が居ないので、少しの間宙ぶらりんになってしまいますね」

元帥「いちから任せられる人材なら居ますが、心に傷を負った多数の艦娘の相手が出来る者というと中々ね」

提督「朝潮のような例か」

元帥「いっそあなたがあの鎮守府で提督に成っては?」

提督「……中々に冗談が上手いな」

元帥「いえ、冗談ではありません。そんな状況の鎮守府の子がこうして慕う人物です。適任かと思いますが?」

神風「私は……、本当に司令官に成ってくれるなら、嬉しいけど……」

神風「皆もそうだと思う」

提督「……、それで、私が保護している子達の処遇は?」

元帥「取り敢えず、そのままあなたの下に居てもらってかまいません」

元帥「彼の更迭後は、それぞれの意思次第ですが……。まぁ、神風さんを見る限り、あなたの下から離れる子は居ないでしょうね」

提督「さてな……」

↓1~3 まだ質問はある?

提督「神風、席を外してくれるか?」

神風「うん、じゃあしばらく外に出てるね」

神風が外に出たのを確認し、それから君は話し始める。

提督「……彼女はな、敵である私にに沈めてくれとまで言った事がある。正直、そこまで酷使している事については我慢ならないのだが……」

元帥「それは私も同感です。何かでっち上げて牢屋にでも叩き込んでしまってもいいのですが……」

提督「そもそも紐付けとは?」

元帥「さてそれを説明するには……、あなは自分についてどれぐらい知っていますか?」

提督「深海棲艦について……か。あまりしらないな」

元帥「ここから先は機密なのですが」

元帥「かつての艦の魂、所謂船霊様ですか。その分け御霊が彼女ら艦娘です。ではあなた方は? それが多数混ざり合ったり、共に沈んだ者の未練や怨念が混ざった物です」

元帥「ただ、敵を見つけては攻撃するだけの者が多いのもそのためかと」

元帥「本来であれば、私達軍よりも、拝み屋のほうがあなた方の相手をするに適任なのですよ」

提督「ほう……」

元帥「大本営は一つ、大嘘をついていましてね」

提督「大本営の発表が嘘と誇張まみれなのは昔からだろう。私の記憶にもある」

元帥「『艦娘は解体されれば人間に戻る』という発表がありますが、実際は彼女らは人間には戻りません。海に還るだけです」

提督「ふむ……」

元帥「かつて艦であった彼女ら自身にも未練はあります。こと、先の大戦で敗北した事もあり、勝利したいと願う者も多い」

元帥「そこで、分け御霊として呼び出し、未練を叶え、あるいは幸福になってもらい、海に返し、海にたまった未練を徐々にでも祓っていくのが目的というわけです」

元帥「つまり、あの提督が行っている事は利敵行為にしかならない、という事ですよ。怨嗟をためて海に還えしてしまっては話しにならない」

元帥「そこで紐付けの話しにもどりますが……。これは提督が死んだ場合です」

元帥「提督が死んだ場合、紐付けされた艦娘は即座にすべて海に還ります。今の状況のまま海に還ってしまってはマズい」

提督「何故そんなことを?」

元帥「慕う提督の死を知らせないため。辛い事は知らない方がいいし、復讐心など持たない方がいい」

元帥「そして自殺を図る人間は隙きあらばやります。牢屋に叩き込んでも、衣服を使ってそうする場合もある」

元帥「更迭から紐付け先の変更まで一気にやらなければいけない。それで少々面倒なのですよ」

提督「……仮に自分が代わりに提督の椅子に座るとして、深海棲艦が提督になるのは問題は無いのか?」

元帥「無くは無いですが、些細な事です。あなた方は別に敵では無い、救うべき『過去の大戦の犠牲者』なのですから」

元帥「まぁ……、意思を持たない者や憎悪が主になって固まってしまった者は流石に討伐する他無いのですけどね」

元帥「あなたがやりたいなら、そうしてもらうほうがいい。そうすれば海の未練が少し減ります」

元帥「神風さんを筆頭にして、艦娘のために心を砕いてくれたあなたの事です、敵対される心配はしていませんしね」

提督「そもそも提督とは何をすればいい?」

元帥「戦果を上げるために頑張ってもいいし、艦娘達とのんびりお茶をすすっていてもいい。好き合ったなら乳繰り合うのも自由です」

元帥「流石に、管理地域の防衛はしてもらいますが、それ以上の事は任意です」

元帥「戦果に応じた景品と肩書の変更はあったりしますがモチベーション維持や、艦娘と共に達成感を得るため以外の意味など今の所は無いです」

元帥「給料もそう大きく変わったものでは無いですしね」

提督「その効果は上がっているのか?」

元帥「徐々にですが深海棲艦は減ってきていますので、一定の効果は上がっています」

元帥「あなた方のような、憎悪以外の感情を主にした意思を持つ深海棲艦が此の頃ちょくちょく見られますのでそれもいい兆候といえるでしょう」

提督「なるほど……」

元帥「と、こういった理由から、あなたさえ良ければあの鎮守府の提督になり、面倒を見てくれるのであればそれが良いと考えますが、いかがです?」

提督「ふむ……」

↓1~3 さて……。君はどうする?

提督「私の方には断る理由は無いが……。」

提督「今現在、鎮守府に居る子らは満足するだろうか?」

元帥「今日明日では無理でしょうね。こちらからも説明を行うつもりではいますが、最終的にはあなたの次第とは言っておきます」

提督「……彼女らが望むなら私はそれでいい」

元帥「そうですか。ではそのように手続きしましょう。準備が出来たら、また使いを出します」

提督「佐世保の駆逐棲姫か」

元帥「そうです。目的を果たしても海に還らなかった稀有な子ですよ」

提督「待て、どういうことだソレは」

元帥「未練を果たすと、あなた方は海に還ってしまうのですよ。もっとも、あなたはその心配は無いでしょう」

提督「……? どういうことだ?」

元帥「元々の未練が何かは知りませんので何とも言えませんが」

元帥「今の未練……というより望みは一緒に居る子達の幸福でしょう? でなければ、私との話しの最中、元々の目的の話題も出てきたハズです」

元帥「優先目標はそちらでは無い。であれば、最良の形で彼女らと共に海に還る事ができると私は確信していますが? 我々にとっても、あなたにとっても」

提督「……中々に言うな」

元帥「伊達に歳は食っていませんので」

君は神風と合流し、それから元帥と別れて横須賀に戻り、報告のために一度拠点へと戻る

↓1~3 どんな感じで報告する?

────────

と、いうあたりで今日はここまでです。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

君は拠点に戻り、出迎えてくれた皆を前に口を開く。

提督「さて、諸君。君らに地獄を見せてきたあの男の更迭が決まった」

提督「指揮系統の関係で少々時間がかかるが現在準備中とのことだ」

提督「準備完了後。その後釜だが……、少々気恥ずかしいが私がつく事になった」

阿武隈「うそっ!?」

提督「本当だ。そして私が着任するからには、今まで地獄を見てきた諸君らの姉妹友人をけして見捨てる事はしない。が、私一人ではどうにもならないこともある」

提督「今後も皆のちからを貸してほしい」

朝潮「もちろんです!」

提督「今まで辛かっただろうが、これからはその分幸せになる番だ」

提督「さて、今後だが……。ひとまず向こうから連絡があるまで我々に出来る事は無い」

提督「なのでしばし休暇としようと思う。ここで茶でもすすっていてもいいし、近場の島で遊んでもいい。自主的に訓練でもするならそれもいいだろう」

提督「ただし……、食料の買い出しぐらいには行ってもらうがな」

提督「私からの報告は以上だ」

提督「あとは……、空母水鬼、チ級、タ級の3人だが……」

空母水鬼「私達?」

提督「お前たちさえ良ければ鎮守府に来ないか? 佐世保にも何人か同族が居るらしいし、こちらではダメという事も無いだろう」

提督「詳しくはきいてみるがね」

チ級「おお、いいねぇ」

タ級「ん、私もついていこうかな」

空母水鬼「私も、そのほうが楽しそうだ」

提督「助かるよ。ありがとう」

↓1~3 さて、休暇中に何かする?(朝潮、阿武隈傘下の艦娘も安価に含めて大丈夫です。一気には厳しいので2~3人まででお願いします)

元本達を実体化する方法を探そう

>>655

原本については……、後に元帥に質問する、という形で行うとして、休暇中の行動としては行いません。

↓ 1回分再安価です

提督「温泉?」

空母水鬼「そう、温泉。ここの風呂も温泉からお湯を引き込んでるらしいんだが」

タ級「星を見ながら露天風呂なんてどうかと思ってね」

チ級「悪く無いと思うけどー?」

空母水鬼「下見がてらいってみない?」

提督「そうだな、行ってみよう」

君は3人と温泉に行って見る事にする。

提督「悪くはないが……、あまり風情は無いな」

タ級「本土のお風呂ってやっぱり違うかい?」

提督「んー、どうだろうな」

チ級「それよりさぁ……」

提督「ん?」

チ級の視線は提督の胸元へと向かっていた

チ級「ひょっとして一番小さくない? 胸……」

タ級「そういえばそうだねぇ。空母水姫が一番大きいかな?」

空母水鬼「そうか?」

空母水鬼が自分の胸を触りながら首をかしげる。

提督「まぁ、私としては別にどうでもいいがな」

提督「デスクワークをするのに肩がこらなくていいんじゃないか?」

チ級「まぁそういう考え方もあるよね」

タ級「それにしても、海をウロウロしてた頃はこうやって温泉でのんびりするなんて考えなかったなぁ」

空母水鬼「まぁ、こういうのもいいものだよ」

君はしばし、のんびりと温泉につかり、このところの疲れを癒やす事にする。

────────

さて、君はラバウル泊地にやってきていた。

事前に夕張を見つけ、夕張の案内で近場の海岸から上陸し、泊地に入る。

ラバウル提督「やあ、君が例の深海棲艦かい?」

さて、どんな話をする?

↓1~3

提督「突然の来訪申し訳ないな」

ラバウル提督「いや、構わないよ。突然どうしたの?」

提督「まずこの前の礼をしたくてな。貴官が大本営まで報告を上げてくれたお陰で、あの鎮守府の艦娘達は救われる。本当にありがとう」

提督「残念ながら、私には何一つ返せる物は無いが、出来る事があれば何でも言ってほしい」

ラバウル提督「なんでも、ね。まぁ、僕から頼みたいことは今は特に無いかな」

夕張「えー!? えろいこととか頼まないんですか!? 美人さんなのに!」

ラバウル提督「やめなさい。そういうのは漫画だけで十分だよ。というか仮にそんなことを頼んだら血の雨が降るよ、僕の」

提督「ははは、仲が良さそうで結構だ。さて、何の因果か実は私は本土の方で提督をやることになってね」

提督「先達としての意見を聞きたいのだが、何か心得とかはあるかな?」

ラバウル提督「んー、そうだね。聞く限り、保護してる子達とは仲良くやってるみたいだし、言える事は特に無いかな?」

ラバウル提督「ただ……、締める所は締めないと後々面倒な事になるよ? 夕張とか明石がほっとくと資材無駄遣いして大変な事になるとか」

提督「ふむ、心得ておこう」

夕張「さ、最近はそんなこと無いじゃないですかっ」

ラバウル提督「僕は忘れないぞ……、鉄が数千単位で減っていたのを……」

夕張「ギャー!?」

提督「貴官は随分艦娘と仲がいいようだが、彼女らの事をどう思っている?」

ラバウル提督「んー、戦友かなぁ。一人嫁も居るけど」

提督「ほう、では我々深海棲艦の事は?」

ラバウル提督「僕は詳しくはしらないけど、基本的には怖い物だよ。話しが出来るなら別だけど、基本的に見かけたら撃ってくるのが多いしね」

ラバウル提督「君や、前に夕張が会った子だっけ? 今佐世保に居る。あの子なんかは別に怖いとは思わないかな」

提督「そうか、ありがとう。さて……、あまり長く拠点を開けられないのでそろそろお暇させてもらうよ」

ラバウル提督「うん、またね」

提督「連絡先が分かったら伝えよう、何か私が力になれることがあれば手伝おう」

ラバウル提督「ありがとう」

君は、拠点に戻る事にする……。

────────

君が拠点に帰ると、美味しそうな匂いが漂ってくる。

提督「ただいま」

神風「あ、司令官、おかえりなさい!」

阿武隈「提督を待ってたんだから、ほらほら!」

朝潮「みんなで頑張って料理を作ったんです。一緒に食べましょう」

君は阿武隈と朝潮に引っ張られて食堂へと連れていかれる。

中々に豪勢な食事を作ったらしい。随分たくさんテーブルに料理が並べられている。

秋津洲「秋津洲が頑張ったかも!」

初霜「提督は飲まれる方かわかりませんが、お酒も少し用意しました」

潮「喜んでもらえたらなって、思います」

望月「一応私も料理は出来るんだよ?」

空母水鬼「誰かに料理を教えてもらおうか……悩むな」

提督「ありがとう、では皆で食事にするとしよう」

君は勧められるままに椅子に座る。

さて、誰とどんな事を話す?

↓1~3

さて、今日はあんまり更新できませんでしたが、ここで切ります。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「秋津洲が頑張った、と言っていたが、君が主になって料理を作ってくれたのか?」

秋津洲「多分、このメンバーの中では秋津洲が一番お料理が上手かも!」

提督「ほう……。うん、おいしいな」

秋津洲「流石に間宮さんあたりには負けるかもだけど、戦場であんまり活躍出来ない分、こういう所は譲れないかも」

提督「確かにドンパチやるのは苦手かもしれんが、うまい食事というのは士気に大いに関わる」

提督「そういう意味では縁の下のちから持ちで、無くてはならない存在とも言えるな」

秋津洲「ほんとの所を言えば、大艇ちゃんと一緒に活躍したいんだけどねー……」

提督「ふむ……。何か活用法を考えてみよう」

秋津洲「その言葉だけで私は十分かも」

提督「そういえば、阿武隈も料理は出来るのか?」

阿武隈「人並みには? 出来るつもりだけど……どうしたの?」

提督「空母水鬼がな、料理をしてみたいような事を言ってたから」

阿武隈「それこそ、秋津洲ちゃんが教えたほうがいいんじゃないかな?」

提督「あんまり実力差があると、何をやってるかわからんかったりするからな」

阿武隈「あー……。ベテランの人とか、難しい事をすごく簡単そうにやるから」

提督「だから人並み程度ならそちらのほうが良いかと思ってな」

阿武隈「わかりました、じゃあ、私からお話してみますね」

────────

初霜「お酒は、いかがです?」

提督「ん、いただこう。そういえば、君たちも酒は飲むのか?」

初霜「飲みますね……とはいっても、鎮守府ではお酒も煙草もくれませんでしたけど……」

提督「ふむ、では初霜も飲むか?」

初霜「あ、ではお言葉に甘えて、少しだけ……」

提督「しかし、煙草も吸うのか」

初霜「私は吸ったことが無いです。でも、艦娘への規制は甘いそうですよ? といっても……各鎮守府の提督次第ですけど」

初霜「私達のような幼い見た目の子に酒や煙草をやらせたがらない提督も居ますし」

提督「ほう。まぁ、かつての乗員はタバコ吸いは多かっただろうしな」

初霜「そうですね。ふっと懐かしくなって吸いたくなる事があります。多分、皆そうだと思いますよ?」

初霜「あ、でも鳳翔さん……、軽空母の方なんですけど、あの人は当時は航空機用の燃料の保管法の都合で、ライターやマッチさえ持ち込みが禁止されてたそうですし、嫌いかもしれないです」

提督「鳳翔……か、はて、どうだったか……」

初霜「ガソリンを一斗缶で直置きだったそうですから」

提督「それは……、火気厳禁だな。」

初霜「一応、吸われるかとおもって煙草も用意したんですけどー……」

↓1 煙草を吸う? 同時に提督の酒の強さ(印象から最低普通レベルに飲めるとは思うので、50保証にしようとおもいます。0に近いほど強い)
↓2 初霜は煙草を吸う? 初霜の酒の強さ(0に近いほど強い)

提督→普通にお酒強い人レベル(コンマ値35)
初霜→甘酒でも顔真っ赤になるレベル(コンマ値98)

これ、すごく美味しいですね。

────────

提督「折角用意してもらったんだ、もらおう」

煙草と一緒に渡されたマッチを擦り、火をつけてゆっくりと煙を吸い込み、吐き出す。

初霜「なんだか様になってますね。私も……、んー」

阿武隈(えー!? シガレットキス!?)

朝潮(……よってますね)

提督「んー?」

初霜「えへへ……」

提督「少ししか飲んで居ないハズだがな。大丈夫か?」

タ級「おや、すっかり顔が真っ赤だね」

初霜「大丈夫です、でもちょっとふわふわするわ……」

提督「危なっかしいな」

初霜「え、て、提督!?」

君は煙草を灰皿へと置くと、お酒と、煙草を持ってきて隣に立っていた初霜の腰に手を回し、抱き寄せて自分の膝へと座らせる。

神風「む……」(羨ましい)

初霜「ろ、鹵獲されてしまいました……」

チ級「うわぁ、提督ってば大胆」

空母水鬼「でも食べるのに邪魔にならない?」

提督「食事はもういいだけ頂いたよ。とても美味しかった。ありがとう」

神風「って、初霜ちゃんそれ飲んだら!?」

神風の声に視線を初霜へと戻すと、残っていた酒のコップへ手を伸ばし、それを飲んでいた。

初霜「えへー……」

初霜は、ふにゃりと、何だか力の抜けた笑顔を君に向ける。

朝潮「……だめです。もう周りが見えていません」

霞「い、いつもの凛々しい初霜はどこへいっちゃったの……」

提督「そうだな……後は各々で楽しんでくれ、私は……初霜を連れて少し夜風にあたってくる」

提督「酔っぱらいの相手は任せておいてくれればいい。皆もほどほどにしておけよ?」

阿武隈「はーい」

君は、初霜を横抱きに抱きかかえて外に出る。

海からの風が頬を撫で、酒で少し火照った身体に心地よい。

提督「弱いなら受けなければ良かったのに。いや……、飲んだことが無いのだったな」

波止場に置かれたベンチに初霜を座らせ、君自身も隣に座る。

初霜「……提督……」

↓1~3 酔った初霜はどんなことを言う?


初霜「提督は、分身できるんですか?」

提督「さて、出来れば色々と楽だったんだろうがな」

君は脈絡の無い初霜の言葉に苦笑し、適当に相槌をうつ。

初霜「阿武隈さん」

阿武隈が出てきたのか、と、君は背後を振り返るものの、そこに阿武隈は居ない。

初霜「はつしもふもふです!」

提督「は?」

初霜「もふもふしてくださいー」

提督「こうか?」

君は初霜の頭に手を乗せて撫で撫でとやる。

それがあっているかどうかは分からないが、何だか初霜の表情は満足げだ。

初霜「それにしても暑いです……。脱いでもいいですか?」

提督「……、全部は脱ぐなよ?」

初霜「む、むー……」

初霜が上着を脱ぎ、それをベンチの背もたれに引っ掛ける。

初霜「少し涼しくなりました」

提督「やれやれ、初霜にはあまり酒を飲ませられないな」

しばらく相手をしていると、初霜はうつらうつらとし始めるので、君はもう一度苦笑し、初霜を抱き上げて初霜に割り当てられた部屋へとつれていく。

連れて行って、ベッドに寝かせようとしたのはいいものの……

初霜「……」

初霜はガッチリと君の首に手を回していて、どうにも離れてくれない。

君は一つ大きくため息をつき、そのうち離してくれるだろうとの希望的観測のもと、初霜の隣で横になる。

────翌日────

初霜「申し訳ありませんでしたっ」

提督「いや、別にそこまで気にしなくててもいい」

朝、君が目覚めると、先に起き出していた初霜が、真っ青な顔で君に向かって頭を下げた。

初霜「ああぁぁ……恥ずかしいです……」

どうやら初霜は酔っていた時の事をハッキリ覚えているタイプらしい。

提督「まぁ、酒は初めてだったんだからしょうがないさ。次からは飲み過ぎには気をつけろよ?」

初霜「はい……」

────数日後────

皆と一緒に朝食を取り、君は波止場のベンチに座ってのんびりとしていたが、水平線に、見知った姿を見て君は立ち上がる。

駆逐棲姫「待っててくれたのかしら?」

提督「いや、たまたまだ。準備が出来たのか?」

駆逐棲姫「そうよ、そろそろ準備が出来るから、迎えに行ってほしいって」

提督「そうか、さて……。それでは急ぎそちらに向かうとするかな?」

駆逐棲姫「取り敢えず合流場所は横須賀鎮守府って指定されてるわ。全員、つれていっても大丈夫よ」

飛行場姫「みんな行っちゃうの? 寂しくなるわねー」

提督「なんなら、ついてきてもいいが?」

飛行場姫「ん、んー。考えとく。行く気になったら、連絡をよこすわ。ラバウルの子経由で」

提督「ならそうしてくれ」

君は、全員に出られるように準備するように伝え、出発する。

そして横須賀に到着して元帥と合流し、先ずは君と元帥だけで問題の鎮守府へと向かう。

提督「……ここか」

外面は立派なものだが、どうにも活気が感じられない。

正門をくぐろうとすると、入れ替わりに、第二種軍装に身を包んだ、やけにみすぼらしく見える、やつれた男とすれ違う。

どうやら……、例の提督らしい。そいつは君たちに声をかけるわけでもなく、ふらふらとした足取りで何処かへと歩いていく。

提督「大丈夫なのか? そのまま海に身でも投げてしまいそうな様子だったが」

元帥「ええ、もう『縁』が切れていますので。万一があっても大丈夫です。まず工廠に向かってください、そこであなたに新規に紐付けします」

君は元帥とともに工廠に向かい、滞りなく手続きを終える。

そして工廠から出た所で……襲撃を受けた。

提督「!」

君はその襲撃者の拳を片手で受け止める。

朧「だ、だからやめときなよって言ったのに……」

「は、離しなさいよ! このクソ提督!」

「っていうか、片手で止めた!? マジで!? ぼのたん、今度のご主人様は前と違った意味でヤバいんじゃない……?」

↓1~3 さて、君はどうする?

提督「さて、まずは名前を聞かせてもらおうか?」

提督「いや……。朧は分かるな。ふむ、潮の話しから考えると、そっちが漣、鈴つきの髪留めのお前が曙か」

提督「おおかた、新しい提督をさっさと張り倒して主導権を握ってしまおうと思った、という所か。発案者は曙で、朧と漣は心配で見に来ていた、という所かな?」

朧「う……図星です……」

漣「えええ、そこまでわかっちゃうなんてエスパー!?」

曙「いいから離しなさいよっ」

提督「いや、君らの性格は大体きいていたのでね」

朧「それより、潮を知ってるんですか?」

提督「私が保護していたからな、知っているとも。追ってこちらに来る予定になっている」

曙「だから、離しなさいって……! え? どういうこと。うちの潮は行方不明になってるはずじゃ!?」

漣「えっと、じゃあ、潮と一緒に居た艦隊のメンバーをいえますか?」

提督「旗艦、阿武隈。随伴艦は霞、初霜、菊月、潮の4名だな」

朧「あってる……。じゃあ、保護してたのって本当?」

提督「まぁ、ひとまず姉妹の話しをきいてからでも遅くは無いのではないかな?」

言いながら、君は曙の手を離す。

曙「そ、そうね……そうするわ」

漣「それにしても、一種軍装なんて変わってますね。提督って大抵二種着てるイメージでしたけど」

提督「肌も白ければ髪も白いからな。真っ白けでは味気ないだろう?」

朧「えっと。所で、うしろの方は?」

提督「海軍元帥その人だよ。私がここに着任するにあたり、わざわざ同伴してくださってな」

曙(鎮守府に着任するのに、わざわざ元帥がついてくるほどの人って……)

漣(ぼのたん……とんでもない人に喧嘩売っちゃったのね)

朧「ええっと……。良ければ鎮守府を案内しますけど……」

曙「ちょっと朧!?」

提督「そうだな、軽く案内してもらえると助かるが……」

↓1~3 どこに連れて行ってもらう?
1.執務室
2.食堂
3.自由枠(鎮守府の施設から。ただし、寮は現在不可とします)

君は執務室に案内される。

執務室はがらんとしていて何も無く、あるのは机と椅子が2組と本棚があるぐらいのものだ

机の上には……。何もない。

元帥「さて、あなたにはまずコレを渡しておきましょう。大事な物です」

元帥はそれほど分厚くもないファイルを君に手渡す。

君がそれを開いてみると、そこには艦娘の管理カードがファイリングされている。

流し見てみると、その中の、君が保護した艦娘たちのカードだけが輝いて見える。

提督「確かに」

元帥「さて、何か質問等ありますかな?」

提督「いや……。ああ、一つだけあったな」

元帥「聞きましょう」

提督「海で、霧島と、朧という幽霊……のような艦娘と出会ってな。実は……今も私と居るのだが……」

元帥「おや……。彼女らと会いましたか。彼女らは船霊様その人ですよ」

提督「彼女らに艦娘のように肉体を与えてやる事は可能だろうか?」

元帥「建造でそのようにすれば可能ですよ。工廠でそう伝えれば出来るハズです」

提督「了解した」

元帥「執務についての詳しい話しは追って配属される大淀に聞けば分かるハズです」

提督「今までここに居た大淀は?」

元帥「流石に運営に影響が出てはいけませんので、一度大本営の方に引き取り、カウンセリングを受けてもらう事になっています」

元帥「さて、本当はもっと詳しく教えておきたいのですが……、申し訳ありませんがこの後の予定があるので、そろそろ戻らなければいけません」

元帥「あなたに私の連絡先を渡しておきましょう。何かあればいつでも連絡してください」

提督「助かる」

元帥は君に名刺を渡し、君に向かって敬礼してから、執務室から去っていく。

提督「……」

君は執務室の窓から外を見下ろす。

どうにか君は母港へと帰ってくる事ができた。どうやら前途は多難らしいが最初の目的は達成されたのだ。

今までの道中を思い出し、君はしばし感慨に浸る。

提督「先は長いか……」

大きくため息をつき、君は今後の事に意識を向けた……。

────────
───────
──────

さて……。今代の『君』は当初の目的を達成した事になる。

この先の事は想像に任せる事にし、次代の『君』に向かってもいいし、

現在の目的を達成するべく、もう少し今代の『君』でいてもいい。

どうする?
↓1~3
1.まだ続ける。
2.次に向かう

漣「あのー、ご主人様?」

提督「ん、ああ、すまない。どうした?」

朧「いえ、元帥が出ていったのに、中々出てこないのでどうしたのかと」

提督「少しな、感慨に浸っていた。」

曙「? どういうことよ」

提督「……あまり人に話す事でもない。さて……」

↓1~3 どうする? 
1.案内してもらう(食堂へ向かう)
2.神風達の到着を待つ
3.自由枠(突拍子も無いものは弾いたりします)

今日はこのあたりで切りにします。

実の所、この先の終着点が決まっていません。

何人か、神風のように完全に追い詰められた子を設定し、その子たちを何とかする、というのが良いかな? とは考えていますが、まだ未定です。

何か案があれば、書いて貰えれば良さげな物があれば採用するかもしれません。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「誰も居ないな」

朧「厨房の奥に間宮さんは居るんじゃないかなぁ」

提督「が、料理の匂いは漂って来ないな」

君は厨房に入っていくと、隅の方の椅子に、ポツンと座っている人影が居た。

間宮「は、て、提督! な、何でしょう!?」

提督「冷蔵庫はそこか……。ちょっと確認させてもらうぞ?」

間宮「え? ええ!?」

間宮の返事も待たず、君は冷蔵庫の扉を開けて中に入っていく。

冷蔵庫の中はガランとしており、袋詰めにされたパンがあるばかりだ。

間宮「え、ええと、その……」

提督「……」

君は……

↓1
1.大体こうなっている事は予測していた。
2.ため息をつき、電話機に向かった
3.自由枠

提督「電話はあるか?」

間宮「あ、はい、あちらに……」

君はメモ帳から横須賀の電話番号を探し、横須賀へと電話をかける。

提督「ああ、私だ。ウチの子はもう出発したか? まだ? ちょっと変わってくれるか?」

提督「くっ……ふ……それは中々愉快な事に成っているだろうな。が、こちらは少々愉快ではない事があってな」

提督「準備はしてて許可待ち? もちろん許可しよう。うん、おおよそそれでいい」

朧「何を話してるんだろう……」

曙「さぁ……。どうせロクな事じゃないでしょ」

漣「しっ、聞こえないよ」

君が話す傍らで、3人が聞き耳を立てる。

提督「……、間宮、だったか? 調理場は使えるな?」

間宮「え? ええ。もちろん使えますけど……」

提督「『大量』の食材が数時間以内に来る。誰かに手伝わせてもかまわん、夕食……そうだな、ひとまず2000に間に合わせられるか?」

間宮「は、はい!」

提督「取り敢えず、秋津洲にも手伝わせる。さて、一度執務室に戻ろうか……、気になる事がある」

朧「なんですか?」

君は執務室に戻り、先程元帥から受け取ったファイルを開き、今度は1ページずつ確かめるようにじっと眺める。

提督「……。満潮、という子は何処にいる? たしか、朝潮の妹だろう」

君が指差す管理カードにはでかでかと、『大破』という文字が浮かび上がっている。

先にファイルを流し見た時に感じた違和感がコレだった。

漣「あぁー……。営倉だと思います」

朧「朝潮と霞が行方不明になってから、提督に怒鳴り込みに行くって言ってたから……」

提督「やれやれ、営倉はどこだ?」

君は漣達に案内されて営倉へとやってくる……。

営倉の南京錠を開けると、そこにはボロボロの状態でぼうっと座っている人影があった。

提督「大丈夫か?」

満潮「あ……。ああ!? ご、ごめんなさい、もう口答えしません、ごめんなさい!」

提督「……、何があったか知っている者?」

曙「……、多分、サブ島沖海域(5-3)に一人で出撃させられて、大破状態のままで営倉に叩き込まれたんだと思う」

漣「うっわ……。いくら艦娘が沈みにくいっていったって、痛い物はいたいし、あの海域は6人でも怖いのに……」

提督「……」

満潮は君が手を差し伸べようと近づくと、酷く怯えた表情をして後ずさり、広くない営倉の壁に行き当たり、顔色を青くして涙を浮かべる。

↓1~3 さて、どうする?

君は満潮をいたずらに刺激しないよう、ゆっくりと後ろに下がり、営倉の外へと出る。

提督「君を営倉に放り込んだくだんの提督なら更迭された。もう怯える必要は無い」

満潮「……」

提督「いいか? 君の姉は私が保護している、じきに帰って来る。安心するといい」

提督「とにかくだ……。先ずは入渠だな。施設は使えるか?」

朧「入渠施設は普通に使えるよ。高速修復剤は……あったかな」

曙「多分あったと思うけど……」

提督「いや、何も慌てないから普通に入渠させてやってくれ。そのほうが落ち着くだろう。代わりに誰かついていてやってくれるか?」

漣「あ、じゃあ漣がついてます」

提督「……連れて行ってやりたいところだが……。私が近寄ると多分怯えてしまうだろうからな。任せてもいいか?」

漣「わかりました」

君は漣に肩を貸してもらって入渠施設に向かう満潮を見送り、執務室へと移動する。

────────

曙「これ、気づかなかったら大変な事になってたわね」

提督「もうこんな子は居ないだろうな……」

朧「一応、管理カードは全部改めたんでしょ?」

提督「一応はな。……他にあんな状態になってる子は居ないか?」

朧「うーん……」

↓1~3 2代目で登場していない子で1人どうぞ(駆逐艦、軽巡……または罰則を食らいそうな子が望ましい)コンマ値が高いor多数の子が採用されます。優先順位は多数>高コンマ

朧「大井さん……とか危ない感じだったような」

提督「大井、大井……。雷巡か……」

君はファイルをめくり、該当する人物を見つけ、姿形を確かめる。

幸い……大破状態で放置されているような事は無いらしい。

曙「北上さんが関わると人が変わるしね、あの人」

提督「気をつけて見ておくか……」

君がため息をついていると、聞き慣れた航空機の音が聞こえてくる。

提督「来たか」

朧「ん、烈風改……かな? この音は」

提督「私の身内の物だな。索敵兼、護衛で飛ばしているんだろう。波止場のクレーンを扱えるか?」

曙「一応出来るけど……。どうするの?」

提督「鼠輸送で食料を運んで来てもらっている。無論、君たちのだぞ?」

朧「あ、さっきの電話……」

提督「そういうことだ。ん、見えてきたな」

曙「戦艦1 正規空母1 雷巡1が護衛の鼠輸送って……」

提督「クレーンでドラム缶を上げて食堂まで運ぶ手伝いをしてくれると助かる。すまんな、君たちばかりコキ使って」

朧「殴りかかった罰則がこれぐらいなら安いもんだよね? 曙」

曙「うぐ……。わかってるわよ! 手伝うわよ!」

……波止場で彼女らを出迎えた君が見たのは……。

タ級「いやいや……この格好はなれないね」

空母水鬼「その上結構動きにくい」

チ級「あたしなんてへそ出しだよー?」

それぞれ、金剛、翔鶴、北上……の格好をした3人の深海棲艦だった。

提督「……くっ……ご、ご苦労だった……。食堂に運び終えたら休息を取ってくれ……。チ級とタ級の頭はそれは、カツラか……」

タ級「なれない格好はするものじゃないね」

空母水鬼「いっそ盛大に笑え!?」

チ級「貴重なあたしの素顔だよー? どう?」

提督「いや、うん、可愛いと思うぞ?」

↓1~3 さて、満潮タイプとは別に、提督に対して『敵対的』な艦娘を1人決定します。重巡以上が望ましいです。

さて、ちょっと『君』の汎用ステータスを決定しておきましょう……。使うかどうかはわかりませんが
↓1~3 上から順に料理、裁縫、工作です。ゾロ目はボーナスです。

料理96:君は料理などしたことが無い。完全な素人である。今後次第と言える。
裁縫81:仕上がりが雑でいいなら可能だろう。工作20と合わせ、ミシン、図面(型紙)等を揃えれば常人レベルには出来るか。
工作20:一端の職人レベルである。明石、夕張に比べれば少々劣る。

まさかの女子力壊滅。らしいといえばらしいですね。

────────

料理などしたことが無いし、手持ちの記憶にも料理に関する事が無い君は、食材を運ぶだけ運ぶと、大人しく執務室へと戻る。

素人が手を出してもろくなことにならないのは目に見えていたからだ。

秋津洲を筆頭に、料理を出来るものは間宮の手伝いに駆り出されている。

「失礼する」

提督「ん?」

君が管理カードのファイルを開いて思案していると、執務室のドアが開き、一人の人物が入ってくる。

「貴様が新しい提督か?」

提督「そうだが、何か?」

「一つ忠告しておく、先の提督のような事があれば、即座に銃殺にしてやるから覚悟しておけ?」

「本当なら今すぐにでも殺してやりたい所だが、それは行方不明の者を連れ帰ってきてくれた事に免じて、勘弁してやる」

その人物は、砲を君に向け、睨みつけるような、憎悪の視線を君に向ける。

↓1~3 さて、君はどうする?

提督「まずは名前を教えてもらえるかな?」

向けられる砲口と視線を涼しい顔で受け流し、君は口を開く。

「名前か? 名前ならソレを見ればわかるだろう」

君は管理カードのファイルをめくり、同じ姿のカードを見つける。

提督「ガングート、戦艦か」

提督「私は艦隊指揮の経験はあっても、申し訳ないが、提督として鎮守府の運営をする事については全くの素人でな」

ガングート「それで?」

提督「至らない事があれば教えてくれれば幸いだ」

ガングート「一応形式上、私は貴様の部下だが、貴様は部下に教えを請うて平気なのか?」

提督「日本にはこんな言葉がある。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。分からん事は聞くなり調べる方がいい」

ガングート「なるほど、……まだまともなようだな」

ガングート「失礼する。……私の砲はいつでも貴様を狙っているというのを忘れるな?」

ガングートが去ってから、君はしばし時間を潰し、1930に食堂に向かい、2000に間に合う事を確認すれば、鎮守府内に放送をかけ、食堂に集合するように呼びかける。

そして君は2000に食堂に行き、全員に話しかけた。

提督「もう顔をあわせた者も居ると思うが、今日付けでここに提督として着任する事になった者だ」

↓1~3 どんなことを話す?

問題はレ級空母水鬼とトラウマレベルの姿のがいることなんだよね
心身ともに弱ってるいま見たらショック死しそう

>>756 しかも『輩喰い』で限界強化なのでレ級の後に『改Flag』とかおまけがついてるレベルです。(提督モードでも目が青く光る事ですし)
魚雷は撃てないですけどね

───────

提督「話しの途中だが、諸君らも腹を空かせて居る事だろう。据え膳にして長々と話すつもりは無い。せっかくの料理も冷めては台無しだ」

提督「私の話しは食べながらきいてくれれば構わない。好きなだけ食べてくれ」

提督「さて、まずは私の正体を語っておこう。私は諸君らの言う深海棲艦だ。鎮守府正面でおかしなイ級を見たことがある者はいないかな? あれが私だよ」

提督「私は諸君らと同じように、断片的ではあるが大戦の記憶を持っている。そして私の記憶にある母港はここだった。望郷の思いからここを目指した事もあったが」

提督「まぁ、それは置いておこう。深海棲艦であり、言葉を話せないイ級の姿だ。事態を知ってから大本営に話しをつけるまで、非常に時間がかかってしまった」

提督「申し訳なく思う。すまない」

提督「だが、あの男はもう二度とここに現れる事は無い。つまり諸君らをモノ扱いする愚か者はもう居ないということだ」

提督「ひとまず、身体を休めてほしい。今後の事はそれから一緒に考えよう。以上だ」

君は一通り語り終えると、食堂を後にする。

自分が居ては皆が落ち着いて食事を取れないだろう、との配慮からだ。

君は執務室に戻り、煙草に火をつける。

神風「司令官、料理を、持ってきたわ」

提督「妹と一緒に居なくていいのか?」

神風「あとで寮でいくらでも話せるし、司令官にも料理を食べてもらわないと。冷めたら、折角の料理が台無しじゃない」

提督「ありがとう。が、私は食べなくても平気だと忘れていないか?」

神風「忘れてないけど、司令官だけ食べないなんてだめ! あ、妹は、今度連れてきて紹介するね?」

提督「そうだな、そうしてもらえると助かる」

神風「それで、今後はどうするの?」

提督「そうだな、酒保の方はまだ覗いて居ないんだが、品揃えはどうなってる?」

神風「あー……品揃えは悪いかな……。お酒も煙草も無いし……。生活必需品がかろうじてあるぐらい」

提督「ふむ……」

↓1~3
1.前任の開発した装備も有る事だし、ひとまず積極的に出撃する気も無い。食堂と酒保(福利厚生)に予算を大きく割り振る。
2.佐世保や横須賀を参考に、同じ程度に割り振り、出撃を頻繁に行っても大丈夫な程度にする。
3.自由枠

今日はここまでで切りにします。

初代の後日談、すぐに次代にいっちゃったんでやるタイミングを逃しちゃったんですよね……。

やりたいなぁとは思ってるんですよ。

安価は下にずれます。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「まぁ、この先しばらくは出撃は最低限だな。近海警備だけだから、私達深海棲艦組だけで事足りるだろう」

提督「ま、出撃したいと言い出す者が居れば意思は尊重するが」

神風「私は出撃するよ? 阿武隈さんや朝潮ちゃんも出てくれるとおもう」

提督「そうしてくれると助かる。後は、ひとまず予算は出来る限り装備等より、身の回り、食堂や酒保だな。そちらに割り振るつもりにしている」

提督「詳細は明日来るはずの大淀と詰める予定だ」

神風「装備は……前の司令官が作ったのが結構あるしね」

提督「別に私は勲章がほしいとはおもわんし、戦果を自慢する友人も居ないからな。元帥の言う『艦娘達とのんびり茶でも啜っている』ような鎮守府にしたいわけだ」

神風「いいんじゃないかな?」

提督「あとは……まぁ少々建造も行うつもりではいる」

神風「そっか。それで、なんだけど、秘書艦はどうするの?」

提督「ん、そうだな。神風達に頼むか、満潮、大井、ガングート……か。この3名が気になっている」

提督「特に、傷が深いらしいからな。目の届く場所に置いておく方がいいかもしれん」

↓1~3 誰に秘書艦を頼む?
1.神風、阿武隈、朝潮(それぞれの傘下の子も選択可)
2.満潮、大井、ガングートの3名から

では、翌日の秘書艦を決定してください。
↓1~3 満潮 大井 ガングートの3名から。多数orコンマ値の高い人物で決定です。

提督「そうだな、まだ会っていない大井に頼む事にしようか」

神風「わかった、じゃあ、伝えておくね」

提督「ん、お願いする」

神風「ごはん、どうだった?」

提督「それはもちろん、おいしかったぞ?」

神風「よかった。それじゃあ、また明日」

───────
──────
─────

提督「……。朝か」

君は起きだすと、執務室へと向かう。

前任者が使っていてそのままの私室は片づけてしまわないとつかう気になれず、君は仮眠室で眠っていた。

大井「おはようございます」

執務室にはすでに大井がやってきていた。神風が昨日のうちに伝えておいてくれたのだろう

提督「ああ、おはよう」

大井の様子は表面上は普通に見えた。

が、君が少し近寄ると、一歩後ろに引き、よくよく見れば、冷や汗をかいているらしい。

満潮と同じように、何か酷い扱いでも受けたのかもしれないが、少なくとも、満潮よりは随分まともに見える

提督「私が怖いか?」

大井「い、いえ、そんなことは……」

提督「別に隠す必要は無いが、まぁいい。さて、仕事をするか……。と言っても、大淀が来るまで、書類はわからんからな」

提督「大井は分かるか?」

大井「一応……わかりますけど」

提督「なら手伝ってくれると助かる。何分、鎮守府運営については素人なのでな」

君は乱雑に髪をまとめると書類を手に取り、ながし見る。

大井「あの……」

提督「ん?」

大井「提督が連れてらした、あの雷巡は……」

提督「あぁ……お察しの通り、君らが言うチ級だよ。北上のような格好になっていたがね。横須賀で変装セットを貰ったそうだぞ?」

大井「昨日、提督も深海棲艦だと言っていましたが……」

提督「その通りだ。元帥も知っている事だし、別に身内に隠すつもりは無い」

大井「……」

さて、君は何をする?

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

───tips────

この先は、大井、満潮、ガングートの3人が主になってきます。

この3人と良好な関係を築く事が目的になります。

大井は決定時にゾロ目だったので、他2人より初期状態が良い状態になっています。

提督「……。よし」

君はゆっくりと立ち上がり、窓の外へ視線を向ける。

提督「ちょっとぶらついてくる。ついてくるか?」

大井「いえ……、ここで待っています」

提督「なら、お茶かコーヒーでも啜ってるといい。ん、そうだな。お茶をいれてやろう、といっても私には即席の物しか作れんがね」

君は大井にお茶を出し、執務室を後にし、外に出る。

提督「ちゃんと朝食は取ったか?」

朝潮「司令官、おはようございます! はい、しっかり食べました」

満潮「っ!?」

君が外に出てきたのは、朝潮と満潮の姿を執務室から見たからだった。

どうにも昨日の様子が気になったのだ。案の定、君を見るなり満潮は引きつった表情を見せ、一歩後ろに下がる。

提督「すっかり嫌われてしまったな」

満潮「え、ええっと……その……」

提督「そういえば、寮の方へは私はまだ行かない方が良いと思って行ってないのだが……、様子はどうだ?」

朝潮「そうですね、全般的に散らかっているので一度掃除したほうがよいかと思います」

朝潮「以前は満足に掃除をする余裕がなかったので」

提督「なら、暇な者で掃除をするように言うか」

朝潮「わかりました、そのように伝えてきます。満潮は、すこし司令官とお話してみたら?」

朝潮「そんな怖い人じゃないって分かると思うわ。では、行ってきます」

満潮「え……」

朝潮は、満潮を置いて寮の方へと歩いていく。

あとには君と満潮だけが残る。

↓1~3 どんなことを話す?

満潮「え、ええと……」

提督「言いたいことがあるなら聞くが? 話しづらいなら……、そうだな、私も知っている朝潮や霞の話しでも構わない」

どうにも緊張しているのか、話しづらい様子だ。

提督「食堂に行って茶でも啜りながらにするか。ついてこれるか?」

満潮「う、うん」

君は食堂に移動し、満潮と向かい合って座り、間宮にお茶をいれてくれるように頼む。

何か、食べたければ食べてもいいとは言ったのだが、満潮もお茶だけでいいと断った。

提督「そうだな、昨日の食事はどうだった?」

満潮「……おいしかった、すごく」

提督「そうか、それなら良かった。いつも冷や飯ばかり食わされていたと聞いていたのでな」

提督「まぁ、よほど戦局が悪くならなければもうあんなことにはならんさ。私がここに居る限りはな」

満潮「本当に……?」

提督「信用はできないだろうが、まぁ、追々みて判断してくれればいい」

提督「しかし、私がそんなに怖いか?」

満潮「頭では……分かってるの。皆を連れて帰ってきてくれたから。でも……」

提督「『提督』という物が怖いか」

満潮「たぶん……」

提督「そうか。まぁ、時間はある。ゆっくり慣れてくれればいい」

満潮「……」

君はしばらく満潮と話しをし、執務室へと戻る。

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「……こんなものか」

大井「出撃はしないんですか?」

提督「近海警備だけやってれば十分だよ、当分は」

大井「……」

君は仕事に切りをつけると窓を開け、煙草に火をつける。

提督「吸うか?」

大井「いえ……。そういえば、明日には酒保に色々入って来るんでしたっけ?」

提督「ああ、入ってくるぞ。喜んでくれればいいがな」

大井「大丈夫だと思いますけど……。一分、酒飲みが使い物にならなくなるかもしれないですよ?」

提督「一人一本に規制はかけてある。買い占められて他の者に行き渡らない、では困るからな」

提督「さて、今日は店じまいだ。大井は戻っていいぞ」

大井「まだ夕方ですよ?」

提督「どうせ大した仕事は無い。あとは姉妹と過ごすなり好きにすればいい」

大井「わかりました」

↓1~3 翌日の秘書艦の決定です。(ガングート、満潮のどちらか)

────tips───

この先は1日2ターンで進めていく予定です。

この3人の状態が、鎮守府の状態の目安、と、いった感じにしていこうと思います。

───翌日────

ガングート「おはよう。私を秘書艦に選ぶとは、どうやら命知らずらしいな」

提督「君に興味があっただけだ。さて……」

君はインスタントのコーヒーを2人分いれ、片方をガングートの机に置く。

ガングート「昨日は演習も出撃もしなかったようだが、どういうつもりだ?」

提督「士気が低く、疲弊した艦隊を動かすほど私は愚かではないよ。今出撃に耐えうるのは……」

提督「私が連れてきた三名。阿武隈、神風以下4名の第二艦隊と、朝潮以下5名の第三艦隊だけだろうな」

ガングート「私の名前が入っていないな?」

提督「阿武隈の話しを聞く限り、昨日は日がな一日寝ていたそうだが?」

提督「しっかり休養を取り、訓練で身体を慣らし、それからで十分だ。訓練がてらに出撃したいなら、受け付けるが」

ガングート「いや……。遠慮しておく」

提督「さて、私は工廠に行ってくるぞ。少々やることがある」

君は工廠に向かい、建造を行う事にする。

すぐに終わらせる事も出来るというのでそう頼むと、本当にすぐにそれは終わる。

霧島「おはようございます」

朧「はじめまして、っていうのもなんか変だね。さて、これで姉妹とも話せるかな」

提督「おはよう。ひとまず、姉妹とのんびり過ごして見るのもいいだろう」

朧「うん、そうするよ。私達に出来る事があったら言ってね」

霧島「本土まで連れてきてくれた恩人ですから」

提督「ありがとう。ああ、そうだ。各々の母港に帰ってみたいなら、手配はするぞ?」

霧島「今はまだ大丈夫です。状況が落ち着いたらお願いします」

朧「あたしも、それでいいかな」

さて、午前の行動です。

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

鎮守府内を見て回る コンマ値:87

という所で今回はここまでです。

鎮守府内ではコンマ値90以上でも襲撃があったりはしないのでご安心ください。

さて、では今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「さて、ちょっと鎮守府を見て回ってくる」

ガングート「何? 仕事は?」

提督「見て回るのも仕事のうちだ。のんびりお茶かコーヒーでも啜っているといい」

ガングート「ではそうさせてもらおう」

君は特に目的地も無く、執務室から外へ出て中庭へと向かう。

君が中庭を歩いていると、2人の艦娘に呼び止められた

「おい、提督」

提督「ん?」

「出撃は無いのか?」

提督「今のところ予定はしていないな。さて、すまない、名前を聞いてもいいかな?」

天龍「俺の名は天龍。フフフ、怖いか?」

摩耶「高雄型重巡、摩耶様だ」

提督「元気があるようで何よりだが、自分の体調は理解しているか?」

天龍「まだ疲れは抜けきって無いけどよ、今まで遠征ばっかりだったからなぁ」

摩耶「あたしは、軽く訓練がてら海に出たいだけだから、演習でもいいんだけどな。あと、ストレスの発散にぶっ放したいのもある」

天龍「お前ストレスなんてあるのか」

摩耶「なにをー!?」

天龍「やるかオラ!?」

提督「まぁ、煙草でも吸っておちつけ、ホラ」

天龍「おお、話しが分かる提督だな」

摩耶「サンキュー!」

提督「そうだな……。お前たちのような者は他にも居るか?」

天龍「武蔵とかあのへんはやりたがるんじゃないか?」

提督「ふむ、演習か……」

摩耶「あとガングートも多分やるんじゃないかな」

↓1~3 どうする?
1.希望者だけで手頃な所で近海警備(1-3あたりか?)に出てもらう
2.出撃は認められんが、演習ぐらいならかまわない
3.私が相手になろう(演習)
4.自由枠

提督「そうだな。近海警備ぐらいなら許可しよう」

天龍「よっしゃー!」

摩耶「良いのか?」

提督「6人集められたらな。あとは、大破したらすぐ帰ってくることだ」

提督「それでは、私は執務室に戻る。人が集まったら連れてこい」

君が執務室に戻るとほどなく、武蔵、足柄、隼鷹を連れて天龍と摩耶がやってくる。

ガングート「隼鷹……? ……さては酒に釣られたな?」

隼鷹「さて、何のことかあたしにはわかんないね」

摩耶「で、ガングートもどうだ!?」

ガングート「いや、私は秘書艦業務がだな……」

提督「行きたいなら行って来い。どうせ仕事らしい仕事は無い」

天龍「よし、決まりだ! 第一艦隊出撃だ!」

ガングート「い、いや、ちょっとまて!? え、襟首をつかむんじゃない! 貴様銃殺刑に……」

提督「やれやれ、賑やかい事だ」

君は襟首を掴んで引きずられていくガングートを見送ると、コーヒーを入れ、椅子に座り直す。

提督「……、誰かにコーヒーのいれ方でも習うか……」

提督「間宮か? いや……、ドイツの者の方がコーヒーには詳しいのか?」


午後の行動です。

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

ガングート「帰投した……」

提督「おかえり。なんだ、被弾したのか」

ガングート「私だけな。何であいつらはあんなに元気なんだ……」

提督「取り敢えずお前は入渠してこい」

ガングート「この程度はかすり傷だ」

提督「いいから行って来い」

ガングート「いや、秘書艦になったからにはお前を監視するというだな……」

提督「なら一緒に入るか?」

ガングート「……、行ってくる」

提督「やれやれ、ご機嫌斜めだな」

提督「ご機嫌をとっておくか……」

↓1~3 どうする?
1.何か甘いものでも用意する。
2.ロシアの事を知っているという暁の妹に聞いてみる
3.自由枠

暁「え? ああ、響の事ね!」

君は内線電話で暁に電話をして相談してみる事にする

提督「そうだ。これからそっちに向かうから、寮の玄関まで来てもらえると助かるが」

暁「別に中に入ってくればいいのに。じゃあ玄関で待ってるわね」

───────

響「やあ、はじめまして司令官」

暁「ちょっと、ドアの影から顔だけ出してないでちゃんと出てきなさいよっ」

提督「いや、そのままでいい。こういう子も居るだろうから、中には入らないつもりだったんだ」

響「それで、私に何か用かい?」

提督「どうにもガングートがご機嫌斜めなのでね、少しご機嫌を取ろうかと思ってね。知恵を借りたいと思ったんだ」

響「んー、ウォッカでも用意したらどうだい? 酒保に入荷してたと思うけど」

提督「酒か。なるほど」

響「何度か話したことがあるけど、甘いものが好きだって言ってたよ。ここじゃ食べられないから残念だって」

提督「甘いものか……」

響「煙草でもいいかもね。つまるところ、甘いもの、酒、煙草、私達がだいたい好きな物ならいいんじゃないかな?」

提督「わかった、参考にしよう」

響「でもそれだけなら、別に電話だけでも良かったんじゃないかい?」

提督「それもそうだが……、折角だから顔をあわせて話しをしてみたいと思ってね」

提督「君の事はよく暁から聞いていたし。話通り可愛いじゃないか」

響「褒めても何も出ないよ?」

提督「それは残念だ。君がドアの影から出て来てくれるぐらいはあるかとおもったが」

響「それぐらいなら……あるかな?」

響がゆっくりとドアの影から出てきて、暁の隣に並ぶ。

暁「別に怖い人じゃないから大丈夫なのに」

提督「さて、わざわざ休んでいる所を出てきてもらった事だ。これをあげよう」

響「すぱしーば」

君は酒保で買ってきた飴の袋を手渡し、寮を後にする。

────執務室───

ガングート「もどったぞ」

提督「おつかれ様だな。残念ながら今日はもう店じまいだ」

ガングート「まだ夕方だぞ?」

提督「本調子でないのに出撃にいって疲れただろう。今日は甘いものでも食べて寝るといい」

ガングート「……。何だコレは?」

提督「金平糖というやつだな。馴染みが無いか?」

ガングート「ふむ……、いただこう。……甘いな」

提督「煙草も考えたのだがな、貴艦の煙草の好みはしらんのでな」

ガングート「私のご機嫌なんぞ取っても良いことなど無いだろう……」

提督「少なくとも、銃殺されなくなるなら十分良いことだと思うが」

ガングート「違いない。わかった、これは頂いておく」

───────

さて、順番的には満潮が秘書艦の番ですが……。

↓満潮はちゃんと来る? 50以上で来ない

───翌日───

提督「おはよう」

満潮「おはよ……。ねぇ、どうして私なの?」

提督「ん、そうだな。時期尚早かとは思ったんだが、少しずつでも慣れて貰えればと思ってな」

満潮「……」

提督「それに、君を見ていると放っておけなくてな」

君が一歩満潮に寄ると、やはり、満潮は一歩後ろに下がる。

少し、距離が必要らしい。

提督「そうだな、この距離を少しでも小さく出来れば良いと思っている」

満潮「……ごめんなさい」

提督「別に君が悪いわけじゃない。楽にしてくれればいい」

満潮は無言のまま、秘書艦の席に座る。

午前の行動です

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「……ふむ」

君が椅子から立ち上がると、満潮が慌てたように君の方を見る。

提督「少し外に出てくる。のんびりお茶でも啜ってるといい」

午前の日課のようになりつつある、鎮守府の見回りに君は出かける。

今日の目的はそれだけではなく、そもそも『執務室を空ける』のも目的だった。

満潮が緊張しっぱなしなのが見て取れたからだ。

提督「……」

潮「あ、おはようございます」

漣「ご主人様、サボりですかー?」

朧「おはよう」

曙「……」

提督「これも仕事のうちだ。曙のようなヤツも居る事だしな」

曙「もう殴りかかったりしないわよ」

提督「ははは。私は根に持つぞ?」

曙「──っ! このクソ提督!」

潮「満潮ちゃんは大丈夫ですか?」

提督「あんまり大丈夫ではないな。私が居ると緊張しっぱなしのようだから、少しゆっくりするように言って私が出てきたわけだ」

漣「ご主人様優しー」

朧「じゃあ今は暇なんですか?」

提督「まぁ、な。特に用事があるわけじゃあない」

朧「潮から話しを聞いたんですけど、提督が連れてきたチ級さん。皆の嚮導役を引き続きやってもらったらどうかなって」

提督「ふむ……。今は近海警備に出てもらっているが、そうだな……」

↓1~3 どうする?

さて、今日はここで切りにします。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「良いんじゃないか? 確かに魚雷を使って活躍したいとは言っていたし……」

提督「そうだな、曙が代表で聞いてみればいい」

曙「な、なんで私が!?」

提督「何で……か。まぁ確かに普通に頼むなら朧や潮が適任なのだろうがな」

提督「あえてお前を推したのは、多分この中で一番やる気と勢いがあるからだ」

提督「私に殴りかかってきたのも姉妹を思っての事だろう?」

曙「む……」

提督「まぁ、おかしな方向に突っ走らなければ、お前は伸びると思うがね。だからしっかり教えてもらえ」

朧「あはは、曙の負けだね」

漣「ご主人様も結構言いますねー」

提督「さて……。私はそろそろ執務室に戻るぞ、流石にいつまでも開けているわけにはいかんしな」

潮「はい、お仕事頑張ってください!」

提督「ほどほどに、な」

───────

君が執務室のドアを空けると、満潮が慌てたように立ち上がる。

満潮「あ……」

急に立ち上がり、机が揺れ、湯呑みが床に落ちて割れる。

満潮「ごめんなさい!」

提督「もう少しゆっくり入ってくればよかったか」

君が真っ二つに割れた湯呑みを拾い上げようとそちらに寄ると、あの時営倉で見たように、満潮が壁まで後ずさっていく。

↓1~3 どうする?

提督「ふむ、ちょっと芸でも見せようか」

満潮「……」

君は工廠から工具をいくつか持ってくる。

真っ二つに割れた湯呑みをきれいに拭き、割れた面に瞬間接着剤を塗り、それを接着し、

接着剤が乾いてから、接着面からはみ出した接着剤をナイフで削り落とし、目の細かいサンドペーパーできれいに磨き、

仕上げに研磨剤を使って拭き上げる。それからパーツクリーナーを使って研磨剤の油を落とし、最後にきれいに水で洗って満潮の机に置く。

提督「コレで元通り……とはいかんがまだ当分使えるだろう。本当にやり直しの効かない失敗なんぞそうそう無い。粉にならなければこんな湯呑みでも直る」

提督「前の提督はこの程度の事でも癇癪をおこしたかもしれんがな。私は別に何とも思わんよ」

満潮「……きれいにくっついてる……」

提督「そういうことだ」

君が満潮の頭にぽんと手を乗せると、ビクリと大きく身体を震わせるものの、それ以上の反応は無い。

提督「さて、湯呑みの修理をしている間に良い時間になった事だ。食堂に行こうか」

君は満潮を連れて食堂へと向かう。

初日の閑散とした様子はどこへやら、間宮は忙しそうに動き、艦娘達は食事をかき込む者も居れば、談笑する者も居る。

その中に、朝潮と霞の姿を見つけ、君はそちらに向かった。

提督「相席させてもらっていいかな?」

朝潮「もちろんです!」

霞「満潮の様子はどう?」

提督「ん、よくやってくれているぞ? と、言っても仕事らしい仕事はあまりないがな。出撃も遠征も最低限だし。私の話し相手をしているのが仕事だ」

満潮「本当に執務室で座ってただけの気がする……」

霞「出撃は希望者だけだものね。それも一日に数回だけ」

提督「私は別に戦果もいらんし、元帥も言っていたが、管理区域の防衛以外の仕事は任意だからな」

提督「西方や南方なんぞ行く必要が無い。……まぁ、知り合いに会いに私が一人で行くぐらいのものか」

朝潮「その時はお供します! 流石に司令官一人に行かせられません」

提督「ははは、ではその時はお願いするとしよう」

↓1~3 さて、どんな話をする?

提督「そういえば、満潮もそうだが、提督が私になってから、仕事の無いときは何をしている?」

朝潮「普段ですか? そうですね、鎮守府内を散歩してみたり、自主的に訓練してみたりぐらいですね」

霞「そうね。長良さんとか、大鳳さんとか、あのへんはよく走ってるのを見るわ。やっぱり、ご飯をしっかり食べると体力が余っちゃうみたいよ?」

朝潮「最初はみんな、勝手に何かしたら怒られるんじゃないかとおもって部屋に居たようですけど、阿武隈さん達が外で結構活動してらしたので」

霞「それ見て、みんな外に出てきた感じよね。満潮は……まだちょっと、そういう勝手をするのが怖いみたいだけど」

満潮「司令官は理不尽な事を言ったりしないってわかってるけど……」

霞「まぁ、しょうがないわよ。私もそうだけど、性格がキツい分、割りを食いやすかったわけだし」

提督「残念ながら、存在そのものが理不尽だがな。私は深海棲艦だし。そういえば、空母水鬼やタ級はうまくやってるのか? チ級もだが」

朝潮「この前翔鶴さんと金剛さん、それに北上さんと話してるのを見ました」

霞「割りと仲良くやってたように思うけど。今度一緒に出撃しようなんて言ってたわね」

提督「それならいい。そういえば、霧島と朧は?」

朝潮「提督が建造した2人ですか?」

霞「あの2人こそ理不尽だと思うわ……」

提督「ほう?」

朝潮「朧さんが島風さんを平然と追い抜いているのは見ました」

霞「大和さんと霧島さんが演習場で勝負してたけど、平然と霧島さんが勝ってたわ」

提督「そういえば許可取りにきてたな。そうか、霧島がな」

提督「しかし、しっかり食事を取って仕事が無いと体力が余るか。」

提督「暇と体力を持て余しているなら畑でもつくるか? 飛行場姫が来るかもしれないと言っていたし……」

朝潮「あ、そういえば、山雲が家庭菜園を作りたいと言ってました」

霞「許可を取りたいけど、まだ司令官に言いに行くのに抵抗があるみたい」

提督「別に構わないのだがな。そうだな。工廠の裏あたりでいいんじゃないか? あのあたりは日当たりがいいだろう」

朝潮「では後で伝えておきますね」

提督「そうしてくれ。さて……、そろそろ執務室に戻るかな」

朝潮「もし満潮がまた不安定になるようなら呼んでください」

霞「そうね、まだ二人きりじゃ辛いかもしれないし……」

満潮「なっ、そんなに子供じゃないったら!」

提督「子供云々の話しでは無いとおもうが? 大の大人でもトラウマを持っているとそんなものだ」

提督「姉妹の好意はありがたく受け取っておけ」

満潮「う……はい……」


午後の行動です

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「さて、もう一度鎮守府内を見てくるか」

満潮「わ、私も行く!」

提督「ん、無理をしなくてもいいぞ?」

満潮「……慣れないとダメだと思うから……」

提督「分かった、じゃあついてくるといい」

君は満潮を連れて執務室を出る。

───────

提督「なるほど、走っている者も居るし、訓練をやってる者も居る」

提督「早速畑を作りにかかっている者もいたな」

満潮「あれは……山雲と朝雲だったわね」

提督「満潮の姉妹だったか?」

満潮「そう。あの2人は特に仲がいいのよね」

提督「私も皆とあんな風に仲良くなれるだろうかな」

満潮「あれは行き過ぎだと思うけど……。でも仲良くなれるんじゃないかしら?」

君は中庭の隅のベンチに座り、満潮に隣に座るように促す。

提督「ここは風が通るから気持ちいい。いい季節ならここで昼を食べるのもいいかもしれん」

満潮「このベンチも、もしかしたらもとはそれ用かもしれないわ」

満潮「……今までは誰も使わなかったけど」

↓1~3 何か話す?

提督「そうだな……。次の満潮が秘書艦の日はここで昼にするとしようか」

満潮「え?」

提督「よかったら昼を作ってきてくれると嬉しい。私は料理というのはやったことがなくてな」

満潮「か、簡単な物なら出来るけど……。ど、どうして私が?」

提督「満潮と仲良くなりたいから、ではいけないか?」

満潮「は、はぁ!? 真顔でなんてこと言うのよ!? あ……」

提督「ふむ、君の素はそんな感じか」

満潮「……そーよ。口、悪いもの」

提督「まぁそれも個性のうちだ。時と場合はわきまえた方がいいと思うが、まぁ、私相手なら別にかまわん」

満潮「……」

提督「満潮個人としては、何かやってみたい事とかは無いのか?」

満潮「今は……特に無いかしら。ただ、ようやく姉妹みんなと楽しく話せるようになったから、現状は満足……かな」

提督「ふふ、現状は、か。まぁ、人間、次から次に欲が出て来る物だ」

提督「そうだな、例えば、艦隊の旗艦をやってみたくはないか?」

満潮「き、旗艦!?」

提督「次の遠征か演習、希望するなら出撃でもいい」

満潮「私に出来るかな」

提督「朝潮だってキッチリ旗艦をやってたんだ。出来るさ」

満潮「……失敗してもいい?」

提督「かまわんよ。沈みさえしなければ」

満潮「じゃあ、やるわ」

提督「いい返事だ。では、そういうように考えよう」

───────

秘書艦が一巡しましたが、この調子でいけばそう遠くないうちに目的は達成できそうですね。

ただ、こういうものは日にち薬ですし、一週間やそこらで終わる物でもない。

だんだんダレてきそうではありますし、

こういう感じで日常が続いたとして……、少し時間を飛ばそうかと思いますがいかがでしょう?

1ヶ月ほどでしょうかね。1ヶ月も経てば鎮守府はほぼ正常に戻るでしょう。

もしかしたら満潮はデレデレになっている……かも?

さてどうしますか?

↓1~3

というところで今回はここまでです。

今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

さて、一ヶ月後まで時間が飛びますが……。

その間の出来事的な小ネタをはさみますよ。

↓1~3
1.提督と神風の姉妹
2.阿武隈とチた上様
3.朝潮と提督

どれがいい?

一応メインヒロインは神風だったハズなんだけどなぁ……(心の声)

───────

阿武隈「おはよー」

チ級「んー? おはよー」

阿武隈「今日はチ級さんが嚮導担当?」

チ級「だねー、まぁ、面倒見る人数自体は少ないから楽なもんだよ。北上やら大井と分担だからさ。阿武隈達が補佐してくれるしねぇ」

阿武隈「んー、チ級さんは何だか北上さんに似てるけど、何だか違うよね?」

チ級「提督も言ってたと思うけど、あたしにある記憶も断片なんだ。だからあたしのベースが北上だとしても、違って当然だと思うよー」

阿武隈「あたしの前髪に触ったりしないし……。んー、じゃあ私の事って知らない?」

チ級「はじめてあった当時はしらなかったよ? ただあたしは、んー、そうねー。活躍できなかった無念っていうの? そういうのが強かったかなぁ」

阿武隈「そうなんだ?」

提督「仲がいいのは良いことだ」

チ級「や、提督、おはよー」

阿武隈「おはようございます!」

提督「が、北上が寂しがっていたぞ? 阿武隈が構ってくれないって」

阿武隈「ええぇ……」

チ級「ふふ、前髪いじられておいでよ」

阿武隈「ええー!? やだー……」

提督「そうそう。本題はそこじゃなかったんだ」

阿武隈「ふえ?」

提督「ちょっと2人で演習いってきてくれ。あとの随伴は駆逐艦で」

チ級「駆逐艦、可愛いよねー。誰をつれていくの?」

阿武隈「えーっと……。霞ちゃん達でいいかな?」

提督「それだと相手の水雷戦隊が可哀想になるなぁ……」

チ級「えー。いいじゃん、魚雷一杯」

提督「普通は……、駆逐艦は特殊潜航艇は積めないからな。まぁいいか、相手は横須賀だからウチの事は知ってるし」

チ級「それじゃあ遠慮なくぶっ放しにいこー」

阿武隈「おー!」

───────

意外と阿武隈とチた上様は仲がいいらしいです。

流れ的には神風で間違いないんだから安価に頼らず別途書けばいいのに

>>885 一応安価スレの体でやってるので、やってもいいのかなぁと……。

───────

君が鎮守府に着任してから1ヶ月が過ぎた。

福利厚生重視、演習はほどほど、出撃は希望者だけで基本近海のみ。

まぁ、少々ハメを外しすぎる者が居たりする他は際立った問題もなく……。

他はといえば……。

大淀「提督、大規模作戦が発令されましたので……」

提督「参加しないぞ?」

大淀「ええっと……?」

提督「参加はしない。ウチは平常運転でいく。大規模作戦については誰にも言うな、思い出してイヤな思いをする者も居るだろう」

と、気合をいれて作った資料を焼却炉にダンクシュートするハメになった大淀が泣いたぐらいの物だった。コレについては、間宮券で手を打った。

さて、君が毎日鎮守府内を見回り、皆と話していたかいもあり、一定の信頼関係も得る事ができた。

中には、君の喜ぶ顔を見たいからと、通称1-5や2-5と呼ばれる海域に行き、勲章を取ってくると言う者がごく少数ながら居るほどだ。

さて……。今日の秘書艦は?

↓1~3 満潮、大井、ガングートからどうぞ

大井「おはようございます」

提督「おはよう」

君が執務室に入ると、大井が執務室で待っている、というのはもはやいつもの事になっていた。

君は2人分コーヒーを入れ、大井に差し出す。

もう……、君が近寄っても大井が後ずさるような事は無い。

大井「いつもありがとうございます」

提督「……、少しはまともに入れられるようになっていればいいのだがな」

大井「美味しいですよ? 確か……、ドイツ艦の方に教わったんでしたっけ?」

提督「まぁ、な」

朝一に執務室でコーヒーを入れるのは君の趣味のようになっていた。

そのため、大井もそこには手を出さない。

提督「んー。それにしても……」

大井「何か?」

提督「横須賀や佐世保の提督曰く、君は北上の事となると、大変だ、という話しを聞いたが……。そういう面を私の前では見せないなとね」

大井「……これもある意味後遺症でしょうか? 前の提督に随分手ひどく叱られて、それからですね」

大井「しまいには部屋まで別になりましたからね。今は、相部屋にしてもらってますし、それで満足ですけど」

提督「そうか。まぁ、そういう話しも聞いているからなるべく出撃等も一緒にするようにはしているのだがな」

大井「気を使って頂いてるのはしってます。それで十分です」

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「さて……」

大井「見回りに行きますか?」

提督「まぁ、日課だからな」

大井「では私はここでお茶でも啜っています」

提督「ん……。何かあったら連絡してくれ」

君は大井に執務室を任せ、外に出る事にする。

いつものように、特に目的地を決めるわけでもなく、鎮守府内を歩く。

長良「提督ー! おはよー!」

大鳳「おはようございます」

君が外に出ると、ランニングをしていた大鳳と長良が声をかけてくる。

提督「精が出るな」

大鳳「じっとしていては身体がなまってしまいますので」

長良「私も、阿武隈には負けてられないかなって」

提督「まぁ、体力もすっかり戻っただろうしな」

大鳳「しっかり食べて運動するのがどれだけ大事か痛感しましたね……。1ヶ月前と持久力が全然違います」

長良「有り余っちゃうから最近よく畑の手伝いとかもするかなー」

大鳳「出撃とか、ありませんか?」

提督「希望するなら予定を組むぞ?」

長良「じゃあお願いしようかなー……」

提督「分かった。ではそうするとしよう。執務室に戻って準備をしてくる」

君は執務室に戻り、出撃の予定を組む事にする……。

───────

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

大井「出撃ですか?」

提督「明日の予定だ。大鳳と長良が行きたいらしいのでな。あと出撃したがってたのは……」

大井「飛龍さんと蒼龍さんが出撃したいっていってましたよ? 何でも、太ったから運動しなきゃ……って言ってましたけど」

提督「……。だらけすぎも問題だな。一応、適度に訓練はさせてるハズなんだがな」

大井「まぁ、食事が美味しいですから……ついつい箸が進んじゃうんですよ」

大井「食堂に随分予算を割いているので、おかわり自由ですし……」

提督「食い過ぎか。その2人を追加するとしてあとは……」

大井「そうですね、足柄さんと那智さんあたりはどうでしょう?」

提督「まぁ、あのへんはコンディションさえ万全ならいつでも出撃したい勢だからな。そうするか……」

大井「ではメンバーはそれで決まりですね」

提督「……。今日の仕事はこれでおしまいだな」

大井「まだお昼過ぎですけど……、まぁ、いつものことですけど」

提督「特に問題が無ければ定時までここで茶でも啜っているのが仕事だ」

↓1~3 さて、大井と何か話す?

提督「そういえば、みんな趣味とかは持っているのか? 山雲が土いじりが趣味だとは聞いているが」

大井「え? ええ。割りとみなさん多趣味だったりしますよ? 例えば夕張さんは機械いじりが趣味ですし……」

提督「私が知らないだけか」

君は一つため息をつき、ふと思いついたように大井に視線を向ける。

提督「君は料理や裁縫は出来るのか?」

大井「一応人並みには出来るつもりですけど……」

提督「私は料理と裁縫はからっきしでな……。工作は得意なんだが……。特に料理は全くやったことがなくてな」

大井「工作が出来るなら手先は器用でしょうし、料理や裁縫も変わりませんよ」

大井「一番最初は、決められた工程通りに、決められた材料と道具で、決められた加工をすれば大丈夫です」

大井「慣れれば手抜き出来る所が分かるのも工作と同じです」

提督「ほう?」

大井「料理が趣味の子は結構居ますし、誰かに習ってみるのもいいと思います。提督なら喜んで教えてくれると思いますよ?」

提督「なるほど……。んー、ストレスの発散に少々ハードな演習を組もうかとも思ったのだが、喜ばれるだろうかな?」

大井「ハードな演習、というと?」

提督「南方の方に知り合いが居るのでな。戦うのが特に好きだから、頼んで見るのもいいかと思ったんだ」

大井「その知り合いというと……深海棲艦ですか?」

提督「南方棲戦鬼とレ級だな。彼女らも言葉を解するからな、演習がやりたいといえば応じてくれる」

大井「……まぁ……演習なら大丈夫……でしょうか? 何だかトラウマになりそうな2人ですけど……」

大井「事前に言っておけば平気かと。多分戦艦の方、というかバトルジャンキーな方にはウケが良いと思います」

提督「そうか。なら一度連絡してみるか」

提督「……ところで、大井は私が料理を教えてくれといったら教えてくれるか?」

大井「手空きの時であれば、いいですよ?」

提督「なら今度お願いするか……」

↓1~3 翌日の秘書艦を決定します。満潮、ガングートから

今日はここで切りにします。

神風型のお話はどこかにねじ込むとしましょう……。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

さて、ちょっと遅くなりましたが軽く更新しようと思います。

とりあえず1か月後ということで……。

満潮のデレ度の判定しましょうか。

↓コンマ判定 (0に近いほどデレ、50保証、ゾロ目で……)

満潮「おはよう、司令官」

提督「おはよう」

君は執務室に入るとやはりコーヒーを2人分いれ、満潮にはコーヒーと一緒に、スティックシュガーを2本つけて手渡す。

満潮「ありがと」

提督「君もここ1ヶ月で随分変わったな」

満潮「誰かさんがすごくかまってくれるおかげでね」

提督「ははは。ついついかまいたくなってしまってな」

満潮「正直今じゃちょっとウザいくらいよ」

提督「それは……、ちょっと傷つくぞ?」

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

満潮「……そろそろ見回りに行く時間じゃないの?」

提督「別に時間を決めているわけではないのだがな」

満潮「でも行くんでしょ?」

提督「まぁな。ちょっと行ってくる」

満潮「書類の分類ぐらいはやっておくわ」

提督「助かる」

君は執務室を出て、外へと向かう。

外に出ればたいてい誰かしらは居るもので……。

朝潮「おはようございます、司令官」

霞「おはよう。今日も元気そうね」

提督「君らも元気そうで何よりだ」

朝潮「ふふ、満潮は今日も作っていましたよ? お弁当」

提督「おや、それは楽しみだな」

霞「なんか嬉しそうに作ってたわ。今日も中庭で食べるの?」

提督「弁当があるならその予定だ」

朝潮「ずいぶん好かれたみたいですね」

提督「そうか?」

霞「まぁ、結構恥ずかしがりのところがあるから……。司令官の前じゃあんまりそういうところ、見せないかもね」

↓1~3 何か話す?

提督「そういえば、だが。前にここにいた大淀と連絡を取り合ってる者はいないか?」

提督「日も経ったし少々気になっているのだが……」

朝潮「大淀さんですか? もう元気になっているとは聞きましたけど。確か、今は別の鎮守府で仕事をしているはずですが」

提督「そうか。しかし……、前任の奴はいつから艦娘を酷使するようになったんだ?」

霞「んー、前からよ。同期に戦績を抜かれるのがどうしても気に入らないからって」

朝潮「最初はふつうに運営してたそうですよ? ただ、同期に抜かれてからどんどん出撃や遠征のスケジュールが過密になって」

朝潮「予算も食費等からどんどん削って兵装等に回していったそうです」

提督「やれやれ……。身をほろぼすのが自分だけならいいが、周りを巻き込んでほしくはないものだ」

霞「ほんとよ。それに……」

提督「それに?」

朝潮「気が短かったんです。すごく」

提督「ふむ」

霞「というより、常にイライラしてるからちょっとしたことでプッツンよ」

提督「なるほど。それで満潮があんな感じになってたわけか」

朝潮「今はもう、司令官に任せておけば万事大丈夫なので心配はしていません」

提督「おいおい。それはちょっと言いすぎだろう」

霞「まぁ……。今はもう昔のことよ。今は司令官のおかげでずいぶんよくなったから」

提督「……最も、話しをしたり、執務をしたりばかりで体がなまってきてしまったから、演習にでも参加しようかとは思っているのだがな」

朝潮「司令官がですか?」

霞「う……。できれば遠慮してほしいわ……」

提督「ふむ?」

霞「……何がきっかけでまたあんな風になっちゃうかわかんないから。できれば戦ってほしくないの。正直いうとすごく怖かったんだから、あの時」

提督「そう……か」

霞「代わりに、体術の訓練とかなら付き合うから!」

朝潮「私も同じ意見です。できれば……遠慮してほしいですね。司令官には、そのままでいてほしいです」

あの時……とは、自分が暴走したときのことを言っていると君には容易に理解できる。

一体自分が何をしたのかはっきりとは覚えていないが……。

霞をして怖かったというほどなのだから、よほどだったのだろう。

↓1~3 どうする?

提督「じゃあ、イ級の姿で演習に参加するか」

霞「だ・か・ら! 演習に出るのをやめてっていってるの!」

霞が君の襟首を掴んで揺さぶる。

霞「そりゃあ、もしもがあっても、ここは鎮守府だし、レ級の姿でも皆で袋叩きにすれば鎮圧は簡単よ! でもね!」

霞「司令官は艦娘じゃないのよ!? 轟沈保護なんて無いから一発で沈む事だってあるのよ!?」

霞「あの時は運が良かっただけなの! みんな止めるのに必死だったけど、もし沈んじゃってたらって思うと怖かったんだから!」

霞「お願いだからやめてよ! もうあんな思いさせないでよ!」

提督「す、すまん、私が悪かった、悪かったから離してもらえないか……」

霞が手を離し、君の気持ちを測るようにじっと目を覗き込む。

その目には涙が溜まっていた。

朝潮「……私もだいたい霞と同意見です。リスクが高いと思います」

提督「まぁ……。昔は指揮官先頭なんて事もあったが、今は指揮官が前に出るようではだめだしな」

霞「……」

提督「そんなに心配してくれるとは思ってなかったよ」

霞「あたりまえでしょ!」

提督「ありがとう」

君は霞の頭に手を乗せて撫でる。

霞「わ、分かればいいの! 身体を動かしたいだけなら付き合うから!」

朝潮「私もその時はおつきあいしますし」

提督「分かった、ならその時は声をかけさせてもらうよ」

提督「さて……、それでは私は執務室に戻るよ。心配をかけてすまなかったな?」

霞「……割りと本気で怒っちゃったからなんか恥ずかしいわ」

提督「……今度お茶でもごちそうしよう」

午後の行動です。

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

今日はここまでです。

今日はあまり更新できなくてすいません……。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「うーん……」

満潮「何、お昼が口に合わなかったの?」

提督「いや、美味しかった。ただ、お昼を食べていると、満潮に料理を教えてもらうのも手かと思ってね」

満潮「はぁ!? 何で私が!?」

提督「いや、一応大井に言われた通りにやったら出来るには出来たんだが……」

満潮「……料理したことなかったんだっけ?」

提督「それで作ってみたんだが……、まずくはなかったんだが……」

満潮「だし巻き卵ってまた、難しいのに挑戦したのね。んー、ちょっと塩辛い?」

提督「中火とか弱火とか、焼き色がどうとか、塩少々とか数値化出来ない物が多くてな」

満潮「数値化ね……。それでお塩入れすぎちゃったのね。それならお菓子でも作ってみたら?」

提督「お菓子?」

満潮「料理は後から味見して調味料足したり出来るけど、事焼き菓子は後からやり直しが効かないから、レシピはだいたい数値化されてるのよ」

満潮「塩少々、とか書かずに何グラムって書いてある事が多いわ。例外はもちろんあるけど」

満潮「オーブンの温度とか焼き時間もキッチリ決めてあるからとっつきやすいハズよ」

満潮(実際はオーブンの『クセ』で、レシピ通りにしたら焦げたりしちゃう事もあるんだけどね……)

提督「そうなのか」

満潮「まぁ、混ぜ方も切るように……なんて抽象的な事が書いてあったりするから、最初は誰かに習うのがいいと思うわ」

提督「詳しいんだな。やはり満潮が教えてくれるのではだめか?」

満潮「……私より間宮さんか伊良湖ちゃんに聞く方がいいとおもうけど……」

↓1~3 どうする?


提督「満潮と一緒に作りたかったんだがな……」

満潮「わ、私より適任は一杯いるでしょ!?」

提督「いやな、ようやっと気兼ねなしに話せるようになってきたから、もうちょっと交流を増やせればと思ってな」

満潮「……まぁ、いいけど」

提督「よし、じゃあ今から行こう」

満潮「仕事は……終わってたわね。まぁ、一応間宮さん達にもみてもらいましょ。私も時々作る程度だから詳しくないから」

提督「ん、ならそうしよう」

───────

間宮「お菓子を作るんですか?」

提督「邪魔でなければ、だが……」

間宮「邪魔だなんてそんなこと無いですよ! 提督のおかげでパンの配給係から解放されたんですし、それぐらいしないと!」

間宮「えーっと、お料理もお菓子も経験無しなら、簡単な物がいいですよね」

満潮「バターケーキは? あれ、作り方にもよるけど、混ぜて焼くだけよね?」

間宮「じゃあそうしましょう」

───────
──────
─────

提督「出来たが……」

満潮「手先器用だから初めてにしてはいい出来よね」

提督「間宮と満潮の教え方が良かったからだな」

満潮「忙しい所ありがとうね」

間宮「いえいえ、どういたしまして」

提督「料理教室とかやってもいいかもしれないな」

間宮「あー。良いかもしれないですね」

さて、翌日の秘書艦はガングートですが……。

↓ガングートの態度は良くなったか? 判定です。(50保証 0に近いほど良くなってる)

ガングート「おはよう、提督」

提督「おはよう。今日も早いな?」

ガングート「貴様自身が言っていただろう。早起きは三文の得と」

提督「まぁ、ちょっとだけ良いことがあるかもしれん。というぐらいのものだがな」

君がコーヒーいれてを差し出すと、ガングートは嬉しそうにそれを受け取る。

ガングート「最近貴様のコーヒーが楽しみになりつつあるな」

提督「ふふ。そう言ってもらえると光栄だ」

提督「折角だから甘味もつけよう」

ガングート「なんだと……」

提督「私の手製だが……」

ガングート「……料理はからっきしだといってなかったか?」

そう言いながら、君の差し出したバターケーキをつまみ、口に運ぶ。

ガングート「ふむ、なかなかうまいな」

提督「しかし、ガングートは随分態度が柔らかくなったな?」

ガングート「貴様の人となりはもう大体分かったからな。貴様を銃殺するような事にはならんだろうさ」

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「さて……。ちょっと見回りにいってくる」

ガングート「ん、日課か。行ってくるといい」

提督「そうさせてもらおう」

ガングート「私はここで何かあるまでのんびりしていればいいな?」

提督「コーヒーでも飲みながら煙草でもふかしていればいいんじゃないか?」

ガングート「まぁのんびりやらせてもらう」

───────

君はいつものように、鎮守府建屋の外に出て特に何をするでもなく、鎮守府内を散策するように歩く。

神風「あ、司令官」

春風「おはようございます、司令官様」

提督「おはよう。今日は春風と一緒か」

神風「うん」

春風「見回りですか?」

提督「まぁ、そんなものだ。今となっては必要無いかもしれないとは思うがね」

神風「そう?」

春風「こうして司令官様が声をかけてくださるので、春風としては嬉しいです」

提督「見回りに出ると大抵誰かとだべってるしな」

↓1~3 何か話す?

今日はここまでにします。

春風可愛いですよねー……。

さて、今日もおつきあいありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「遠征の方の調子はどうだ?」

神風「私達は楽してるから調子いいんだけどね。コレのおかげで」

提督「ああ……」

神風が懐から黒い錠前を取り出して苦笑するのを見て、君も苦笑する。

春風「それは?」

神風「内緒」

提督「内緒だ。しかし、春風は随分立ち直ったな?」

神風「帰ってきてからしばらく、私に本当にべったりだったもんね」

神風(私が司令官の所にご飯持っていってる間にも、大変なことになったらしいし……)

春風「だって、ずっと沈んだと思っていましたから」

春風の言葉に、君が謝罪の言葉を口に出そうとすると、春風が人差し指で君の唇を抑える。

春風「司令官様が謝ることなんて無いですから、堂々としてらしてください」

春風「わたくしの方が、申し訳ない気持ちになってしまいます」

提督「そうかではそうしよう」

神風「司令官はこの後は執務室に戻るの?」

提督「ん、一応その予定だが。2人は?」

神風「私達は今日は非番だから、今日はどうしようかって相談しながらお散歩って所かな」

提督「そうか。ああ、そうだ、神風」

神風「なぁに?」

提督「……」

春風「?」

君が神風の耳元でたまには出会った頃のように、2人でこっそり海にでようと言うと、嬉しそうに笑って頷く。

提督「では、私はそろそろ仕事に戻るとするよ」

神風「うん。お仕事頑張ってね」

───────

提督「ああ、そうだ。今日は早めに仕事を切り上げるぞ?」

ガングート「何……? 貴様の早めというと……」

提督「1500か1600ぐらいだな」

ガングート「いくらなんでも早すぎやしないか……?」

提督「元帥と飲む約束があってな。まぁ身一つでいいとは言っていたんだが、風呂に入ったり、髪を梳いたりぐらいはしなければならんしな……」

提督「時間には余裕を見ておきたいしな」

ガングート「あぁ……それはしょうがないな」


午後の行動です。

↓1 どうする? 2.コンマ判定
1.鎮守府内を見て回る
2.執務室で仕事をする。
3.自由枠

提督「ところでガングート」

ガングート「なんだ?」

提督「間宮でも行くか?」

ガングート「いいのか?」

提督「……、私が見回りに出ている間に書類を整理してくれていたのでな。昼までに終わってしまったんだ。仕事が、全部」

ガングート「……朝からコーヒーと一緒にバターケーキを食べたというのに、これでは肥えてしまうな」

提督「と、いいつつ既に行く気満々なのだな」

ガングート「私が甘いものが大好きなのはお前も知っているだろう?」

提督「まぁ、な」

───────

ガングート「うん、やはり甘いものはいい、癒される。提督は、緑茶と羊羹一皿でいいのか?」

首を傾げるガングートの前には、結構なサイズのパフェがあり、君の目の前には、3切れほど皿に盛られた羊羹と、温かい緑茶が置かれている。

提督「私はこれで十分だ」

ガングート「いつもそうだな? しっかり食べないと身が持たないんじゃないのか?」

提督「いや……、ああそうか、ガングートには言っていなかったか? 私は本来、食事を必要としない。食べることは娯楽なのだよ」

ガングート「なんだと……」

提督「冗談ではないぞ? 空母水鬼あたりにも聞いてみればいい。まぁ、こうして美味いものに舌鼓をうつのは好きだがね」

ガングート「なるほど」

提督「……食べようが食べるまいが、体型に影響が無いしな。……といったら、蒼龍に怒られた」

ガングート「それは……そうだろう」

提督「体型をそこまで気にするとは……鎮守府の外にいい人でも出来たのだろうか?」

ガングート「それは無いだろう……。まぁ、貴様は男性的な部分があるから無頓着なのだろうな」

↓1~3 何か話す?

さて・・・。今日はちょっと早いですがここで切ります。

ちょっと寝不足がやばい感じなのでorz

では今日もお付き合いありがとうございました。

お疲れ様です。

提督「私だって一応は女だぞ? ……嫌いな男の臭いが染みついた部屋は嫌だったしな」

ガングート「男の部屋?」

提督「私の私室だよ。部屋の物を全部放り出して徹底的に掃除してからでないとつかう気にならなかった」

ガングート「あぁ……。そういえば大量のゴミを出していたな。あと酒保で消臭剤を買っていたか?」

提督「まぁ、そんな話はいいじゃないか」

君は羊羹をもう一切れ口に運び、ため息をつく。

提督「そういえば、また菓子を作ってみようかと思うんだが、また味見を頼んでいいか?」

ガングート「ん、それはかまわんが、私は甘味にはうるさいぞ?」

提督「まぁだからこそというのもあるな」

ガングート「ふふ、なら楽しみにしておこう」

提督「それと、お前は酒は行けるクチなのか?」

ガングート「ん……そうだな。まぁ人並みには飲めるはずだ」

提督「ほう、それでは今度一緒い飲むとするか」

ガングート「ん、分かった。うまい酒を期待しよう」

↓1~3 さて、元帥との飲みの話をちょっとやって、EDまで飛ぼうと思いますがよろしいですか?

【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】その3
【艦これ】イ級(故郷の……に……帰りたい……)【安価とコンマ有り】その3 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501336189/)

新スレ立てました。

こちらはあとは埋めてもらえれば幸いです。

>>1000ボーナスはあります(あまり極端なむちゃぶりでなければ)

1000なら次のキャラにいいこと起こる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年07月21日 (金) 22:26:19   ID: C6H4gjS-

昨日から読み始めて始めから通しで見たけど結構泣けますね。

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