モバP(出来たぞ、以降P表記だ!)「と、言う訳でお誕生日の芳乃さんや」
芳乃「はいー、お誕生日の芳乃ですー」
P「何か欲しいものは」
芳乃「そんながー」
P「食い気味」
P「流石に人身売買は無理だなぁ」
芳乃「残念でしてー」シュン
P「本気だったんかい」
P「ほらほら、他に何か無いか?何でも言」
芳乃「歌舞伎揚げがー」
P「食い気味っ」
P「歌舞伎揚げなら戸棚にも冷蔵庫にも俺のガンプラケースの中にもみっちり入ってるだろ。まずはアレを食べなさい」
芳乃「むむー」
P「気持ち悪いぐらい簡単にちひろさんがオフくれたし、何処か連れて行こうか?」
P「サイボクハムでも鉄道博物館でも菓子屋横丁でもスーパーアリーナでも」
芳乃「ゴロゴロしましょうー」
P「お前さん意外と出不精だよね」
芳乃「そなたそなたー、ゴロゴロですー、ゴロゴロですー」グイグイッ
P「ちょっ、力強い袖抜けるから。袖引っこ抜けるから!スギちゃんみたいな服になっちゃうから!」
芳乃「ほーっ」ビリッ
P「袖ぇーっ!!」
凛「すんすん……あれ、今日プロデューサー休み?」
ちひろ「ええ、芳乃ちゃんの誕生日ですから」
凛「あぁ…じゃあ仕方ないね。プロデューサー休ませてあげないと大変だもんね」
ちひろ「本当ですよ。お仕事入ってますよ、って言ったら次の瞬間千葉県だけ急浮上しましたし」
凛「ムテキゲーマーばりのチートだね、芳乃って」
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芳乃「ゴロゴロー。ゴロゴロですー」グイグイッ
P「ええい、ズボンを引っ張るな!コッチまで破かれたら死んでしまう!社会的に!」
芳乃「ごーろーごーろーでーすー」グイイッ
P「や、やめっ…ヤメロォ!!」
芳乃「んにゅにゅ~……!」ズリッ
芳乃「ほーっ!」ゴロゴロゴロゴロゴロッ
P「よ、芳乃ーっ!」
芳乃「でしてっ!」ゴチンッ
P「手ぇ滑らせてめっちゃ勢いよく転がって壁にめっちゃ頭ぶつけよった!」
芳乃「うぅ~…っ」
P「ど、どうした芳乃?何か今日は様子がおかしいぞ?」
芳乃「痛いのでしてぇ~…」スンスン
P「あーもう、ほれこっちこい。コブになってないか見てやるから」
芳乃「痛いのでしてぇ…」トテトテ
芳乃「ふきゃん!」
P「今度は裾踏んでコケよった!」
芳乃「………」
P「ほ、本当にどうした?熱でもあるのか?」
芳乃「……」グスッ
芳乃「…ぐすっ」
P「ちょっ」
芳乃「うわああああああああああんっ」ビエーンッ
P「マジでどうした芳乃!いや芳乃だよな?中に森久保とかほたるとか入ってないよな!?」
茄子「お困りですね?」ニュッ
P「うわぁ!」
茄子「あらあら…神通力が随分弱まっているので様子を見に来たのですが、これはまた」
芳乃「でしてぇええええええええっ」ウエーンッ
P「茄子さん、芳乃に一体何が?あとお前さんは一体どこから」
茄子「落ち着いてください。今事情を説明しますから」
P「お前さん一体どこから」
茄子「思っていたより随分深刻な症状ですね。様子見に来て正解でした」
P「お前さん一体どこから!」
P「…反動?」ナデナデ
芳乃「むふーっ」
茄子「はい。Pさんも薄々気づいていらっしゃるかもしれませんが、芳乃さ…芳乃ちゃんには少し特別な力がありまして」
P「くそっ、既にツッコミ処満載なのにツッコンでると話が進みそうにない」ナデナデ
芳乃「ほふーっ」
茄子「芳乃さ…芳乃ちゃんは何て言いますか…その、割とポンポンと力を使ってしまっておりまして」
P「せやね。RXがリボルケイン抜いた時ぐらいの信頼感あるもんな」
茄子「そもそも、その力はそう無暗に使ってはいけないものでして」
茄子「…ただでさえ既にこの世界線はおかしくなっているというのに」
P「ん?」
茄子「あ、いえいえ何でもありません。続けますね?」
P「うん、頼む」ナデナデ
芳乃「でしてぇ…」ウトウト
茄子「日頃軽々しく力を使い過ぎているせいで力の反動、ツケと言ったほうがわかりやすいでしょうか。そういったモノが来てしまうのです」
P「へぇ、初めて聞いたわ」ナデナデ
芳乃「…すやぁ」
茄子「本来ならありえない事なのですけど…よほど力を行使しているのでしょうね」
P「意外と私利私欲で不思議パワー使っちゃうんだもんなぁ、この娘たら」ツンツン
芳乃「ふにゃ」
茄子「…とまぁ、長々とご説明しましたが。簡単に言いますと」
茄子「今日1日だけめっちゃヘッポコになります」
P「分かり易っ」
茄子「より分かりやすく言いますと、まゆちゃんよりちよっとヘッポコになります」
P「それもうヘッポコの権化だよ」
茄子「おそらく明日には元に戻ってはいると思いますが…今の芳乃さ…芳乃ちゃんはPさんの予想の斜め上にヘッポコだと思うので」
P「そこまで念押しされるほどかぁ」
茄子「出来れば目を離さないでいてあげてくださると有難いのですが…」
P「元々今日は芳乃の誕生日だし、1日ずっと一緒にいるつもりだったから構わんよ」
P「あと無理せず様付けで呼んじゃえよ。どういう関係か知らないけどさ」
芳乃「…むぅ~?」
P「あぁ、はいはい。撫で撫で無いと嫌なのね」ナデナデ
芳乃「…むふぅ」
茄子「…まぁ、Pさんがご一緒なら大丈夫でしょう」ツンツン
芳乃「ふなぁ」
茄子(可愛い)キュンッ
P(可愛い)キュンッ
茄子「では私は失礼しますね。Pさんとならば安心だとは思いますが、もし万が一何かありましたらお呼びください」
P「そもそも茄子はどこから入ってきたん?」
茄子「それでは、また明日事務所で」
P「おーい答えてくれー!…って行っちゃったよ」
P「まぁ、別に今更アイドルの不法侵入ぐらいどうでもいいけどさ」
芳乃「むーっ」
P「あーはいはい。手が止まってたな」ナデナデ
芳乃「むふー」
P「ご満悦そうで何よりです」
P(へっぽこというか甘えん坊になっただけと言うか…概ね平常運転じゃね?」
P「あ、ちょっとトイレ行きたい。芳乃一旦退いて?」
芳乃「やーですー」
P「マジか」
芳乃「ほふー」
P「このままだと色々な意味で危険な事になるんだが」
芳乃「あと5時間ー」ギュゥゥ
P「ちょ、お腹掴まないで促進される」
P「ええい、実力行使じゃ」ムクッ
芳乃「うあー」ポテンッ
P「力弱っ!」
P「普段は卯月と有香2人がかりでも片手であしらえる癖に」
芳乃「そなたっ、そなたっ」トコトコ
P「後生だからトイレぐらい許してくれない?」
芳乃「そにゃ」
P「あ、また裾踏んだ」
芳乃「…」
芳乃「……」ムクッ
芳乃「……ぐすっ」
P「あーもう!ちょっとだけ待ってなさい!すぐ戻ってきてモフモフしてやるから!」
P「思ってた以上に手強いぞこれは…正直甘く見てたわ」
芳乃「むぅ~…」ギュウ
P「今日1日中この調子かぁ…ほんと、オフで良かったわ」
芳乃「そなたー」
P「うん?」
芳乃「お腹が空きましてー」
P「お昼にはまだ早いんだけど。歌舞伎揚げでも食べてなさい」
芳乃「はいなー」トコトコ
P(よし、離れた隙に掃除洗濯洗い物LINEの返信を)シュババッ
芳乃「歌舞伎揚げー歌舞伎揚げー♪なのでしてー」ピコピコ
芳乃「ふんにゅっ」
芳乃「…ほー?」
芳乃「ふんにゅーっ」
芳乃「……むむーっ」
芳乃「…すぅーっ」
芳乃「にゅううううっ!」
芳乃「…」グスン
P「ふぅ…。よし、家事完了」
芳乃「そなたぁ~…」
P「どうしたよ歌舞伎揚げあるやん。食べないの?」
芳乃「開けてくださいー」
P「そこまでかよ…」
P「ほいっ」ベリベリッ
芳乃「ほーっ」
P「掃除したばっかりだから零さないでくれなー」
芳乃「ふぁひー」バリボリ
P「ハハッ、当たり前のように俺の膝に乗ってきたね」
芳乃「あむあむ」
P(こうしている分にはいつもの甘えっ子芳乃だよなぁ…)
芳乃「…ほー?」
P「痛っ、歌舞伎揚げ咥えたまま振り向くな」
芳乃「ふぉふひふぁふぇふぁひふぁふぇふー」
P「申し訳ありませんー、とか言ってそうだけど聞き取れねぇや」
P「日頃の反動、ねぇ…。これからはもうちょい自重しないとだな、芳乃さんや」
芳乃「むー」
P「え、何でそこで不服そうなの」
芳乃「そなたを幸せにするためにはー」
P「芳乃との面白おかしい生活は十分幸せなんだけど」
芳乃「…ほほー」
P「お、珍しい。照れた?」
芳乃「むぅー、意地悪でしてー」ポカポカ
P「あたた、ごめんごめん。ポカポカやめて和むだけだから」
芳乃「むむーっ。むむーっ」ポカポカポカ
P「お前そんなに可愛いと箱にしまっちゃうぞ?」
芳乃「おおー、やらいでかぁー…」
P「こずえー!芳乃が弱ってるからって乗っ取るなぁー!」
芳乃「…ほあっ?」
芳乃「今、こずえどののお声が聞こえましてー、そのまま意識がー」
P「芳乃もそうだけどそろそろこずえの事も気になってきたぞ?」
芳乃「ふつうのぉ…おんなのこ…だよぉ…?」
P「嘘つけぇ。あと芳乃の体返しなさい」
芳乃「…そにゃっ?」
芳乃「ま、またこずえ殿のお声がー」
P「ハッキングされ放題だな今の芳乃」
モバP(出来たぞ、以降P表記だ!)「と、言う訳でお誕生日の芳乃さんや」
芳乃「はいー、お誕生日の芳乃ですー」
P「何か欲しいものは」
芳乃「そなたがー」
P「食い気味」
P「流石に人身売買は無理だなぁ」
芳乃「残念でしてー」シュン
P「本気だったんかい」
P「ほらほら、他に何か無いか?何でも言」
芳乃「歌舞伎揚げがー」
P「食い気味っ」
P「歌舞伎揚げなら戸棚にも冷蔵庫にも俺のガンプラケースの中にもみっちり入ってるだろ。まずはアレを食べなさい」
芳乃「むむー」
P「気持ち悪いぐらい簡単にちひろさんがオフくれたし、何処か連れて行こうか?」
P「サイボクハムでも鉄道博物館でも菓子屋横丁でもスーパーアリーナでも」
芳乃「ゴロゴロしましょうー」
P「お前さん意外と出不精だよね」
芳乃「そなたそなたー、ゴロゴロですー、ゴロゴロですー」グイグイッ
P「ちょっ、力強い袖抜けるから。袖引っこ抜けるから!スギちゃんみたいな服になっちゃうから!」
芳乃「ほーっ」ビリッ
P「袖ぇーっ!!」
凛「すんすん……あれ、今日プロデューサー休み?」
ちひろ「ええ、芳乃ちゃんの誕生日ですから」
凛「あぁ…じゃあ仕方ないね。プロデューサー休ませてあげないと大変だもんね」
ちひろ「本当ですよ。お仕事入ってますよ、って言ったら次の瞬間千葉県だけ急浮上しましたし」
凛「ムテキゲーマーばりのチートだね、芳乃って」
芳乃「そなたー」
P「うん?」
芳乃「お茶が欲しいのですー」
P「今日はとことん甘えてくるね、お前さん。別にいいけどさ」
P「何がいい?」
芳乃「ほうじ茶がー」
P「残念、綾鷹しかありません」
芳乃「何故尋ねましてー」
P「んじゃ持ってくるから。一旦芳乃パージするぞ」ヒョイ
芳乃「あっ、あっ」
P「ちょっと飲み物持ってくるだけだっての」
芳乃「そなたっ、そなたっ」
P(今生の別れとばかりにワタワタしてらっしゃる)
P「えーっと、お茶は…あったあった」
芳乃「そなたっ、そなたっ」トテトテ
P「やっぱおーいお茶と綾鷹の2強だよな。伊右衛門と生茶は今でもパッケージ見間違えるし」
芳乃「そなっ」ズテッ
P「あ、またコケてる」
芳乃「………う゛う゛~…」
P「あー泣かない泣かない!芳乃は強い子!へいき、へっちゃら!」
芳乃「うじゅぅぅぅぅぅぅ」
P「フローリングをバリバリしないでくれ」
P「さっきから着物の裾踏みまくりだし、着替えてきたら?」
芳乃「はいー」ヌギッ
P「ここでじゃなくて!」
芳乃「うにゅにゅにゅにゅ」
P「しかも帯も外さずいきなり脱ごうとするから凄い事になっちゃってるし!」
芳乃「ぐえー」
P「うわぁ絞まってる絞まってる!あれ、これ脱がせたら良いの?アウトなのどっち!?」
>>これぐらいの誤字は海なし県民のデフォだから余裕で脳内補正できるし気にすんなゾ
それは、それで、複雑…
芳乃「着替えましたー」
P「着ぐるみパジャマじゃそろそろ暑いから俺のシャツを貸したのでごぜーますよ」
芳乃「お借りしましたー」
P「いい加減普通のパジャマ買わないとなぁ。あ、芳乃あんまり動くな。下穿いてないんだから」
芳乃「ほー?穿いておりますがー」ペラッ
P「下着の話じゃないよ。捲るな捲るな」
芳乃「そなたの服ではブカブカなのでしてー」
P「芳乃がちっちゃいだけだろ」
芳乃「すんすん」
P「嗅ぐなぁ」
芳乃「ふーん、悪くないですー。悪くないですー」クンカクンカ
P「今度は3代目シンデレラガールに乗っ取られてる?」
芳乃「そなたの匂いはー、不思議と心が落ち着くのですー」
P「あ、そうなの?ありがとう…って言いたいけどやめなさい」
P「…匂う?毎日欠かさず耳の後ろ洗って加齢臭対策してるんだけど」
芳乃「狭山茶とー、五家宝の匂いですー」
P「ああ、それは県民性だから仕方ない」
芳乃「…ほんのりと他の娘たちの匂いもー」
P「え、何か言った?」
芳乃「そろそろヒルナンデスの時間ですー」
P「おお、もうそんな時間か」ピッ
芳乃「でしてっ」
P「だから当然のように人の膝に…生太ももの感触とか凄いんだけど」
芳乃「ほー?」
P「前々から思ってたけどさ、実はワザとやってない?」
芳乃「番組が終わってしまいましたー」
P「芳乃ー、そろそろ降りてー足の感覚がなくなってきたー」
芳乃「ではではー、次は録画の消化をー」
P「無視しないでー」
芳乃「ほー?」ピッ
芳乃「…むむー?」
芳乃「ほあーっ」ピッ
芳乃「…?」
芳乃「でしてーっ」ピッ
芳乃「???」
P「それエアコンのリモコン」
芳乃「ほー」
P「涼しい…足が痺れた…」
芳乃「ほーっ」ブニッ
P「それ羊羹」
芳乃「あやー」
芳乃「そなたーそなたー」
P「エグゼイドはデザインはアレなのにどうしてストーリー神なんだろうな…」
芳乃「そなたー」
P「ん、どうした?」
芳乃「お腹がすきましてー」
P「誰かさんのせいで足がアレで一歩も動けないんだけど」
芳乃「ほほー?」ツンツン
P「ちょっ、おま!今足を触るとか悪魔か!!」
ちひろ「へくちゅ!」
ちひろ「うー…、どうせプロデューサーさんが悪口言ってるんでしょうかね」ズズッ
配達員「マルゲリータのLサイズ、ナゲット、コーラにウーロン茶。30分以内に届けるのがピザ屋のルールだろう」
芳乃「ありがとうございますー、アッキーのようなお声の方ー」
配達員「逆だ」
マタタノムトイーヨ
芳乃「そなたー、ピザがとどきましたー」
P「おう、今取りに行く」ズリズリ
芳乃「わたくしが運びますー」
P「お前さん絶対コケるだろ」
芳乃「むー、そこまでへちょくはありませんー」
芳乃「あやっ」ツルッ
P「舌の根も乾かぬうちに!」
P「…危ね。足が回復するのが少し遅かったらマルゲリータがミックスピザになってたわ」
芳乃「美味しそうですー」
P「せやね」
P「宅配ピザなんて何年ぶりだろ…高いんだもんなぁ」
芳乃「わたくしは初めてですー」
P「よし、熱々のうちに食べよう」
芳乃「はいー」
P「……おお、チーズがトロットロだよ」
芳乃「ほわあああ」
P「取り皿は…別にいいか。直接取れば」
P「よーし、それじゃあちょっと贅沢なお昼ご飯」
芳乃「いただきますのでー」
芳乃「ほーっ、チーズが、チーズがうにょーんと」
P「どこまで伸ばす気だよ。どれ、じゃあ俺も…」
P「おおっ、チーズが、チーズがうにょーんって!」
芳乃「あふふっ、はふっ、ほふっ」
P「熱っ!」
芳乃「はふふっ、はふひのれふ。でもおいひいのでふぃふぇー」
P「ふー、ふーっ…あちっ、はひぃ」ハフホフ
うーむ…頑張って終わらせたかったけど限界…てか足痛い…折れてなきゃいいんだけど、仕事だし
誤字の原因は即興書きなのか何か食べながらなのかプレイ動画見ながらなのか…すんません気を付けオヤスミー
芳乃「ごちそうさまでしたー」
P「ちょい待て芳乃。顔チーズまみれだぞ」フキフキ
芳乃「んぶぶ」
P「ヘッポコになったというかより幼くなったと言うか…もはや父親の気分ですわ」
芳乃「おとうさまー」
P「やめろぉ。流石に16歳の娘がいる年齢じゃないわぁ」
芳乃「…だでぃ?」
P「欧米か」
芳乃「ぱぱー」
P「それ外で言うなよ?誤解されるわ」
芳乃「…だでぃ?」
P「ネタ尽きるの早すぎない?」
芳乃「あなたー」
P「父親じゃなくなっちゃったよ!」
P「…よし、後は凸レー…もといデコレーションを…」
芳乃「…ふにゃ?」
P「あ、やべ。もう起きたか」
芳乃「…むー?」テシテシ
芳乃「…そにゃたー?」
P「はいはぃ、台所にいるよー」
芳乃「むー…」モソモソ
P「おーい、こっち来るなら布団は置いてこいー」
芳乃「何をなさっているのでしてー?}ニュッ
P「見ての通りだよ。ケーキ作ってる」
芳乃「けーき?」
P「本当は芳乃がお昼寝してる間に仕上げたかったんだけどなぁ…ラリホー効き目弱かったか」
芳乃「大きなけーきなのですー」
芳乃「ふむー?これは、わたくしでしてー?」
P「うん、何となく飴細工で芳乃作って飾ってみた。どうよ」
芳乃「そなたは事務所を追いやられても職には困りそうにありませんー」
P「ハハッ、不吉」
P「ヘッポコになっちゃったとは言え、今日は芳乃の誕生日だ。誕生日にはやっぱりケーキが無いとな」
芳乃「けーきは、正義なのでしてー」
P(喜んでるみたいだな。やっぱ女の子には甘味なのかね)
P「…よし、これで完成。よーし持ってくぞー」
芳乃「そなた、そなた。わたくしが運びます。わたくしが運びますー」
P「俺の労力を水泡に帰す気か」
芳乃「はむっ」
P「あむっ」
芳乃「甘いのですー!」
P「ほれ芳乃。この「誕生日おめでとう」って書いてあるチョコプレートも食べていいぞ?」
芳乃「ほほー」バリボリ
P「この一番大きなイチゴもお食べ」
芳乃「ほほー」ハムハム
P「飴細工で作った芳乃人形もいいぞー」
芳乃「でして」ゴリボリバリ
P「一切躊躇わず噛み砕きよった」
芳乃「沢山食べましてー」ケフッ
P「別に1ホール丸々食べてもいいんだぞ?誕生日はケーキをいくらでも食べていい日だって三村が言ってたし」
芳乃「なんとー」
芳乃「すやぁ…」
P「お腹いっぱいになった途端また寝るとは…これ只の子供やん」
芳乃「ふにゃあ」
P「しかもまた自然と人の膝を枕にしてるし。別にいいけどさ」
芳乃「そにゃたぁ…」
P「夢の中にまで出演してんの、俺」
P「…普段助けられてばっかりだもんな。1日ヘッポコになるぐらい全然どうってことねーでごぜーますよ」ナデナデ
芳乃「えへぇ」
P「…起きてる?」
芳乃「寝てますー」
P「そっか」
P「娘ってこんな感じなのかなぁ…いやいや、芳乃ぐらいの歳なら妹か?」
芳乃「すぴぃ」
P「ほんとに、いつもありがとな」ナデリ
芳乃「いえいえー」
P「起きてるだろ」
芳乃「寝ておりますー」
P「そっか」
P「寝てるんならちょっとイタズラしてもバレないよな?」キュッ
芳乃「ふがふがっ」
P「ハハッ、鼻小っちゃ」
芳乃「しゃーっ!でしてー!」ガブッ
P「痛い噛まれた何で!?」
芳乃「ほー?」
P「どうした?アッキーなら今日は役員会議だぞ?」
芳乃「大分、力が戻りましてー」フヨフヨ
P「おお、本当だちょっと浮いとる」
P「だからって無暗に不思議パワー使うんじゃありません。無駄遣いするから今日みたいなことになったんだろ」
芳乃「むー」スタッ
芳乃「そなたのお力になるためにはー、必要でしたのでー」
P「別に俺は芳乃が便利だから一緒にいる訳じゃないっつーの」
芳乃「好みだからでしてー?」
P「ロリ系よりはむしろその逆方向が」
芳乃(26)「むむーっ」
P「だからパワー使うなぁ!ゆっくり月日と経験を重ねて育ちなさい!」
芳乃(19)「はぁーい、なのでして」
P「サバを読むなぁ。もうちょい幼いだろ基本フォーム」
芳乃(16)「むーっ」
P(16)「何で不服顔なのさ」
P(16)「って、だからって俺を若返らせるな!」
芳乃「ほー、ピチピチですー。ピチピチですー」
P(13)「戻せぇ!どんどん縮んでる気がするんだけど!てか前もこんなことあったような気がする!」
芳乃「これでわたくしもー、そなた好みの年上のれでぃ、なのでしてー」フンスッ
P(4)「いいからはやくもどせぇー」
P(オッサン)「あー、焦った…セト神に襲われたポルナレフみたいな気分だったぞ…」
芳乃「すみませんー、力が戻ったのではしゃいでしまいましたー」
P「早速無駄遣いのオンパレードかよ」
P「別に不思議な力なんて無くたって芳乃は芳乃なんだからさ」
芳乃「ですがー、わたくしはこのわたくしが故にー、そなたと出会いましてー」
P「ん?」
芳乃「いえいえー、何でもありませんー」
P「何かよくわからんけど。もうすっかりいつもの芳乃だな」
芳乃「はいー、普段の依田の芳乃でしてー」
P「ならよかった。あ、そうだ。朝からドタバタしてたからすっかり遅くなっちゃったな」
芳乃「ほー?」
P「芳乃、ちょい目ぇ瞑って」
芳乃「?はいー」
P「えっと…」ゴソゴソ
芳乃「もーいーかいー?」
P「まだだよー」
芳乃「もーいいーでーしてー?」
P「もういいでしてー」スッ
芳乃「…ほー?」
芳乃「……?」
芳乃「…………」
芳乃「……………!」
芳乃「ほーーっ!」
P「誕生日おめでとう芳乃。これからもよろし」
芳乃「そなたーっ」ダキッ
P「食い気味にタックルとか!」ゴキッ
こずえ「おわり、だよぉ…」
茄子「ちょっとブラックコーヒー買ってきますね」
ヘッポコになっても割といつも通りのよしのんでしたね。てな感じで遅れてしまいましたが芳乃誕生日おめでとう。
とうとう水着Sレア実装かぁ…この調子でもうちょい洋服系よしのん増えないかなぁ…水着は水着でまぁ水着なんですけどね?
まだネタのストックがあるので思い出したようにまたニュルッと書き始めると思いますがあまり気にしないでください。川越の風習です。
芳乃オメデトー オツカーレ
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