貴方「安価で海賊として生きていく」 (108)

先週『パイレーツ・オブ・カリビアン』の放送があったので、このビックウェーブ(小波)に乗るしかねぇ!と思って立てました。

リアルの都合もあるので、超グダグダ進行となります。地の文付きでもあるので、それでも良ければお付き合いくれたら嬉しく思います。

次レスから早速進めていきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498570302

>>1に言い訳がましく自分語りする奴のスレは99%糞で残りの1%は見て後悔するレベルの糞

まず、世界観の設定です。

具体的には、大航海時代のカリブ海を舞台にしたリアルタイプか、空想の世界を舞台にしたフィクションタイプの二つです。

↓1~3で多数決を行います。

くーそーの方

空想の世界

舞台は空想の世界となりました。必要に応じて、海域の状況等を作図するかもです。

次に、貴方が男or女かです。↓2にお願いします。

ksk

今回の貴方は女性のようです。次に、年齢です。直下でお願いします。

15

15歳…若いですねぇ。まぁ若い方が士気が上がるからいいのかもしれないですね。

次に、性格と境遇判定です。↓1~3に性格を一つずつお願いします。境遇判定は直下コンマ(下一桁)で判定します。

男勝り

無鉄砲で頭が悪い

負けず嫌い

えっと…境遇どうしましょ。とびっきりいいのかとびっきり悪いのか。まさか初手00は予想外です。

ただのゾロ目ならまだよかったんですがね…。なんせ00ですし。

一番良いのを頼む

>>16、了解です。ついでに00なのでボーナスでございます。

次に、貴女の戦闘力です。直下コンマです。

00ボーナス:+2

戦闘力:9 ぶっ壊れじゃないですかやだー!これもう勝ちゲーなのでは?(小声)

次に貴女の海賊団の判定です。直下コンマでお願いします。

1:まだ旗揚げ間もない極小海賊団(貴方含めて2~4人)。
2:極小海賊団だが、人数は少し多め(貴方含めて7~9人)。

~~~~~ここから活動拠点アリ(一つ)~~~~~

3:一月くらい経過した海賊団(船員10名程度)。
4:一月くらい経過した海賊団(船員15名程度)。
5:いっぱしの海賊団(船員約20名、懸賞金アリ)。
6:いっぱしの海賊団(船員約30名、懸賞金アリ)。

~~~~~ここから活動拠点が複数になる~~~~~

7:なかなか警戒されている海賊団(船員約40名、懸賞金アリ)。
8:かなり警戒されている海賊団(船員約60名、懸賞金アリ、所有船二つ)。
9:激ヤバ海賊団(船員約80名、懸賞金アリ(高額)、船団(4、5隻)持ち)。

~~~~~世界が我の庭~~~~~

0:生きる伝説(船員三桁、懸賞金アリ(超高額)、大船団(10~20隻)持ち)。

00ボーナス:+2

人数少ないほうがやりがいがね

少数精鋭よ

コンマ判定:3 一月くらい経過した海賊団(船員10名程度)。

人数が少ない方がフットワークが軽いですからねぇ。自由にやるならこっちの方が良かったのかもです。

忘れてたことが一つ…。戦闘力が高いうえ、00ボーナスがあるので、特殊能力を二つボーナスです。

↓1~3で最高と最低コンマ(二桁)採用です。

百発百中

未来予知

体内磁石

体内磁石って何気に凄い能力ですね…。電子機器が無いのに位置把握とかできるのは強い。

次に、信頼できる副官がいるかの判定です。直下コンマです。

1~3:残念ながら…(目を逸らす)。
4~6:一人いるよ!よ!
7~9:頼りになるやつが二人もいるんだ!

ここで0は

みんなふくかん!

ぞろ目だから・・・一人だけでも下さい

>>29、そうだよ(便乗) 純粋に忘れてましたごめんなさい。

コンマ判定:3 00ボーナスを忘れていた阿呆です申し訳ない…。一人副官アリです。

次は副官の設定です。性別を直下、年齢を↓2で決めますが、レスには両方をお書きください。

女 26

同じ性別だから、気を許せるのかもしれないですね。

次は性格判定です。↓1、2にお願いします。

あ、これ判定じゃなくて設定ですね…。すみません…。決めるのがアレだったらこちらで性格は設定しますが、どうしますか?

戦闘力は直下コンマで決めますね。

生真面目

遅れて申し訳ありません。次に、副官の名前です。↓2にお願いします。

できれば、もう一つ副官の性格を↓3に書いていただければ幸いです。

kskst

エリス

なさそうなので進めます。もうすぐ設定は終わります。

活動拠点の設定です。拠点の特徴を↓1、2にお願いします。

海峡の間に位置する武装要塞化された島

交易で賑わっている国の近く

拠点の名前を直下にお願いします。あとは、判定と安価をそれぞれ一回行ったら終わりです。

ジブラルタル

ジブラルタル…。どこかで聞いた名前ですね(すっとぼけ)。次に貴女が所有している船の判定です。直下コンマです。

1~5:スクーナー。サイズは小さいが、非常に速い。
6、7:ブリッグ。そこそこのサイズにそこそこのスピードの器用貧乏くん。
8、9:フリゲート。サイズは大きいが、スピードはやや遅め。
0:戦列艦。どデカい船体をしている要塞。スピードはお察しください。

ほいさ

あかんでこれは…。最後に、この船に名前を付けます。直下でお願いします。

ドレッドノート

それでは、プロローグを作ってきます。しばらくお待ちください。

小さな頃から、私は両親に愛されていると理解していた。

あれが欲しい、と一言言えば、次の日には手に入っていた。

最初はそれが嬉しかったが、数年もすれば、退屈になってしまった。

そんな時、一冊の本を読んだ。

何の変哲もない、一海賊の手記をまとめたものだ。

気が付くと、彼がどんな冒険をしたのか、どんな島を見つけたのか、その全てが気になり、程なくして手記を10回ほど読み終えた。

読むだけでは、その好奇心は収まらず、父に直談判をしに向かった。

「大人になったら海賊になりたい!」

子供を危険な目に遭わせるのは、親なら誰もが忌避することだろう。

最初は反対された。

しかし、何度も交渉を続けた結果、ついに海賊になることを許されたのだ。

まぁ、いくらかの条件が課せられたのだが。

条件は主に二つで、一つ目は、成人を迎えることだった。

我が故郷では、齢15を迎えたら、成人として認められる。

それまでは、決して危険な目には遭わせられない、と釘を刺された。

たった数年の辛抱だとその時は思ったが、よく数年も耐えられたものだと今では思う。

もう一つの条件は、誰にも負けないくらいに強くなることだった。

私の一族は、過去に伝説と謳われた射手の血を引き継ぐ一族らしい。

その射手は、野生に生き、野生と共に生きてきた、野獣そのものとも言える豪傑だったそうだ。

どうやら、私にもその血は受け継がれているようで、手に取った銃も、ものの数分で使い方をマスターした。

いちおう、近接戦闘にも対応できるように、とカトラスの扱いも学んだ。

そして、父から祖先の話を聞いた時に、納得したことがあった。

昔、父と遊びに出かけた時、森で迷子になったことがあったのだ。

しかし、気が付くと一人で街の中に辿り着いていた。

父は、それを『体内磁石」と呼んでいる。

野生の動物だけが持つ能力らしいのだが、祖先も野生の動物みたいなものだったから引き継いだのだろう、と言っていたのを憶えている。

この時、「私の一族ヤベェ」と心から思った。

ある日、所用で一人の女性と同居したことがある。

相手は「エリス」という女性だった。

生真面目な性格で、私がやっていたことに口を出してきた。

最初はウザく思っていたが、食材の好みや趣味、夢について聞いてきたことから、仲良くなりたかっただけなのだと知った。

決定打となったのは、直接聞くことだったのだが、エリスがひどく赤面していたのが脳裏に焼き付いている。

その時のことを掘り返したら、食事は抜きにされるのだが。

夢のことを話したら「そんな危険なことはやめなさい」とばかり言われていた。

だが、矯正させるのは不可能だと思ったのか、帰宅する日に「船出の日を教えなさい」とだけ言われた。

少し前にその言葉の真意を訊いたところ「危なっかしい貴女を一人にできない」と返された。

嬉しいのだが失礼なことだと思う。

地道に船員集めを進めながら迎えた15歳の誕生日。

父に渡された手紙の支持に従い港に到着すると、そこには大きな戦列艦が浮かんでいた。

「これは私からの餞別だ。元気で過ごすように」

甲板に置かれていた手紙を読んだ時、私は泣いてしまった。

この時ほど、父に感謝した時は無かっただろう。

大急ぎで船員を呼び、エリスを迎えに行く。

船を見たエリスが唖然としていたが、その時の顔は初めて見たので新鮮だった。

出航して、最初に思いついたのが拠点の確保だった。

ちょうど近くにあった要塞島のジブラルタルを拠点にするため、舵を執る。

如何せん、戦列艦だから足が遅い。

到着するまでに2週間も掛かってしまった。

ジブラルタルは海峡の間に位置する要塞島だが、交易が盛んな国が近くにあるので、拠点としては都合が良かった。

今は一客として利用しているが、戦力が整ったら攻略するのもアリだろう。

そんな話を船員として盛り上がっていたら、エリスが怒る。

しかし、怒るエリスの顔は楽しそうであった。

まだ冒険は始まったばかりだが、本で物語を読むよりも何倍も楽しい。

これからも、楽しい船旅が続けばいいなぁ。

プロローグはここまでです。次回から安価をチマチマ投げていこうと思います。次回は22時くらいを予定しています。

近いうちに周辺状況をまとめた図でも投稿できたらな、と。遅くまでお疲れ様でした。

おつきたい


一応酉は付けといた方がいいかも

では、酉を付けてみますね。今から再開です。

あれ、IDが変わってる…。どうしてだ。

?一緒じゃない?

>>59、本当ですね…。勘違いしてました。なんで勘違いしてたんだろう。


今日は快晴。

雲一つない青空が広がっている。

甲板で船員たちとポーカーをして遊ぶ。

どうしてか、勝つことができない。

「だー!また負けたー!」

今回の手札はKとJのツーペア。

対して、船員はジョーカーを含めた4三枚とJ二枚のフルハウスだった。

「船長はもう少し考えましょうよ」

「俺がカードを一枚捨てた時点でいい役を狙っていたのは分かるでしょうに」

「私だってJかKが来てくれたらフルハウスだったの!」

「二枚も捨ててたじゃないですか」

「ぎくっ」

「…もう怒った。私が勝つまで終わらせないからな…!」

「うぇ…。もう俺の負けでいいですよ」

「ふっふっふ…。私の底力に恐れをなしたか」

「いや、面倒なだけです」

「にゃにおぅ!?」

いつものやり取りが行われる。

こんな感じで、気楽に海賊生活を謳歌して一か月。

何か他に楽しいことはないだろうか。

直下に今回の行動をお願いします。

現在位置:ジブラルタル近辺の海域 他の海賊…少人数 気候…快晴 海軍…海域への接近ナシ 商船…遠方に小船団アリ

小船団の方へ

選択:小船団の方へと移動


マスト最上部の見張り台へと、軽やかに上る。

船出をしてから数日は、このバカでかい船に慣れるために、船内のあらゆる所を移動した。

その功績の賜物だ。

周りをぐるりと見渡すと、遠方に船影がいくつか見えた。

おそらく商船を含めた船団で、距離は2マイル程度か。

だいたいの船の規格はスクーナーで、中心の船だけがブリッグのように思える。

あの程度の船団なら、ドレッドノートだけで充分壊滅させられるだろう。

船長らしく、テキパキとことを運んでいこう。

「7時の方向に船団を確認!一気に攻め込むぞー!」

「へ?何も見えないですけど」

「望遠鏡を使えば流石に見えるだろー!」

「んー…。ホントだ。船長は肉眼で捕捉してたけどなんでなんだろ」

「凄いだろ!」

「うわっ!見張り台から飛び降りるのはやめてくださいよ!」

「そこまで高くないからいいじゃんか」

「え?高くないって20mはありますよ…」

「諦めなさい。貴女は昔からこんな人だから」

「姉御!」

「何してたのさ」

「料理を作ってた…んだけど、いったん中止かしらね」

「私は隠れてるから頑張って」

そう言ってエリスは船室へと入っていく。

戦力的に見たら絶望するしかないレベルで弱いから仕方ないだろう。

「とりあえずこのまま最大船速で真っ直ぐ進んで」

「臼砲の範囲内に入ったらぶちかます」

「こんな距離から届くんですか?」

「私なら、な」

「弾さえ届けば百発百中なんだよ。私は」

まさか、銃だけではなく臼砲等の砲台にも、能力が適応するとは思わなかったが。

「目標との距離、なおも接近。射程範囲内への移動を確認」

「発射」

導火線に火を付け、臼砲から砲弾が放つ。

ダメージ判定です。直下コンマで判定します。

1~3:一部のスクーナーに直撃。船団全体が混乱する(戦闘時にボーナス)。
4~6:一部のスクーナーは撃沈され、旗艦にもそれなりのダメージが。投降させることが可能に。
7~9:スクーナーは全滅、ブリッグにも大打撃。旗艦の戦力は殆ど残されていない。
0:全☆滅

「…チッ」

どうやら、こちらが向かっていることに気が付いたらしい。

急いで方向転換をされたので、いくらかの砲弾の直撃は免れたようだ。

しかし、護衛艦の損傷は著しく、それぞれの船の向かう方向がバラバラだ。

「…まぁ、最低限の成果は出たかな」

移動速度も格段に落ちている。

今なら、簡単に接近することが可能だ。

「混乱している今が好機だ!」

長く伸びた髪をまとめ、カトラスを抜く。

「全軍突撃!私たちの力を知らしめる時だ!」

船員たちも武器を掲げて応える。

士気は充分だ。

今から始まるのは、楽しい楽しいパーティータイム。

せめて、5分は保ってくれよ?商人諸君。

今回はチュートリアルなので、二回判定に成功したら戦闘は終わります。直下コンマで判定します。

戦闘力:9のコンマ表は以下の通りです。

1:ファンブル
2~4:失敗
5~8:成功
9:クリティカル
0:特殊判定
00:パルプンテ(ピロリロリロン)

奇襲ボーナス:+2

どうだ

さっそくかよ

コンマ判定:9 クリティカルは二回分なので勝利です。


私は船首で待機しながら大きく叫ぶ。

「よーしこのまま旗艦に突っ込みな!」

「マジで突っ込んでいいんですか!?」

「なぁに、ドレッドノートにゃこの程度じゃ傷一つ付かないさ」

「よっしゃー!マジで行くぞオメェラ!」

ドレッドノートは護衛のスクーナーを踏む潰して旗艦へと乗り上げる。

その時の衝撃を利用して、敵船の甲板に飛び乗る。

敵兵の数は約20人で、その後ろに恰幅のいい豚が何人かいる。

敵兵たちがジワジワとこちらへと向かってくる。

どうやら、私が女だからと侮っているようだ。

「いきなり撃たれたのには驚いたが、女一人じゃなぁ」

「見た目は良さそうだし、ペットにしてやるか」

大した実力もないくせに、一丁前に態度だけはデカくて滑稽だ。

「おいおい、何勝った気になってるんだ?」

カトラスを敵兵たちへと向ける。

「手加減なんかいらないぜ?こっちだって海賊だ」

「それに、あんたらじゃ遊び相手にならねぇだろうしなぁ!」

「海賊風情がいい気になるな!」

流石にこの一言にはカチンとくる。

「ハッ!今から始まるのは蹂躙だっていうことが分かってるのか?」

「私たちの獲物の分際で喋るんじゃねぇよ!」

「うぐっ!」

甲板を蹴り、突出していた敵兵にカトラスを突き刺す。

突き刺した反動を利用して、マストの方向へ飛び、ホルダーから銃を抜き取る。

「さて、的になりたいのは誰かな?」

商人に銃を向けたら、商人は怯えてしゃがみ込む。

いい気味だ、と思いながら、状況を確認する。

「っと、忘れてた」

真上にいる銃兵を二人、足場ごと撃ち抜く。

致命傷だったようで、そのまま甲板へと真っ逆さまに落ちていくのが確認できた。

「ゴミ掃除は最優先だったなぁ」

「お次は…お前らだな」

商人の隣の兵に幾つか銃弾を撃ち、マストから降りる。

相手も戦意を喪失していないのか、素早く取り囲んできた。

だが、どう見ても彼らじゃ力不足だ。

「ハハハハ…。私を捕まえるって言うならさ…」

「ガチモンの化け物10匹くらいは連れてこいよ」

右側にいた兵に一発撃ち込み、目の前に走って来た兵にシャイニングウィザードをかます。

首元にカトラスを滑り込ませ、そのまま動脈を切断。

逆手に持ったカトラスを上に投げ、先ほど殺した兵のレイピアを分捕り、死体を蹴り飛ばす。

そして、体勢が崩れた兵たちを順番に切り殺していく。

後ろから向かう兵にレイピアを投擲すると、無防備になった私に兵が襲い掛かってきた。

「バーカ。さっき武器を上に投げたのを忘れたのか?」

兵が覆い被さる直前にカトラスを掴み、襲い掛かってきた全員を切り伏せる。

「ったく。私一人にここまでやられて恥ずかしくないのか?」

今の兵隊のレベルがこれなのだとしたら、呆れてくる。

「まっ、ここでお前らはゲームオーバーだ」

甲板にうずくまる商人たちを縄で縛らせるように、船員たちに指示を出す。

全く動かずにこちらを眺めていたが、そこは後で聞くとして。

さて、この船にはお宝はあるのだろうか。

直下コンマで、積荷の判定をします。

1~3:取引後なので、目ぼしい物は皆無でした。
4~6:食料やお酒の輸送船でした。
7~9:何やら宝の地図が…。
0:海軍への伝令を任されていたようです。

船室を幾つか覗くと、そこには積荷が複数確認された。

近づいて匂いを嗅ぐと、アルコールの香りが仄かに漂っていた。

「んー。これはラム酒かな」

まだ、酒を飲んだことはない。

今回の戦利品で、初体験するのもアリか。

「これは穀物で…。こっちは…砂糖か。この規模にしては上出来だな」

船員に荷物を運ぶように指示を出す。

甲板に上がると、マストには、数人の商人と5人ほどの兵が縛られていた。

「確認できたやつは全員殺したはずなんだけどなぁ」

どこかに隠れていたのだろう。

なんて情けない兵隊だ。

「うわっと」

船が揺れ、徐々に傾いていく。

戦列艦で乗り上げる暴挙をしたからだろう。

よくここまで浮かんでいられたものだ、と感心する。

「船長ー、そろそろ上がらないとマズいですよ」

「ん、分かったよ」

ドレッドノートに戻る前に、一つくらいは聞くことができるだろうか。

「しっかし、ペットにするとか言ってたやつの末路がこれとはねぇ」

童話として出したら大ヒット間違いなしな気がする傑作である。

「お前らはどうしようかなー」

目の前でカトラスを回すと、商人たちの顔が引き攣っていく。

彼らに何か聞くことorすることはありますでしょうか。直下にお願いします。無ければ、彼らにはオタッシャしてもらいます。

なさそうなので先に進めます。

「まぁ、放っておけば勝手に死ぬか」

カトラスを仕舞い、ドレッドノートの甲板へと飛び乗る。

「運が良ければ助かるだろうし、神様にでも祈っておくんだぞ~」

手を振りながら、船の舵を執る。

180度回頭させ、風を帆全体で受け止める。

戦列艦はサイズが大きいので鈍いが、帆を全て張った状態で風を受ければ、それなりのスピードは出る。

「発射、と」

ある程度離れたところで、先ほどの船に臼砲を撃ち込む。

船は中央から真っ二つになり、沈むスピードは速くなっていく。

「おーおー。沈んどる沈んどる」

「あれ、放置するんじゃなかったんですか?」

「最初はそのつもりだったんだけど、ね」

戦闘に入る前に言われたことを思い出して、ついやってしまった。

「ったく、私もまだガキってことなのかもしれないな」

水平線を見ると、太陽が沈んでいくのが見えた。

「あー…。もうすぐ夜になっちまうのか」

地図を開き、思考を回転させる。

「ここに錨を下ろして、停泊するのもアリっぽいけどなぁ」

体内磁石を利用して、最寄りの島を探す。

「一番近いのはジブラルタルか。いったん帰るとしようか」

「了解です」

「戻ったら自由行動だからなー。酒でも飲んで少しはゆっくりしていいぞー」

「やったぜ」

「あ、初勝利の祝いの宴でもするか」

「ジブラルタルに戻るまでは無礼講だ。どんちゃん騒いじゃっていいぞ」

「流石船長!分かってるぅ!」

「そんなに褒めても何も出ないぞ?」

こうして、貴女の海賊団の夜は更けていく。

本日の更新はここまでです。次回は来週の火曜日くらいになると思います。

久しぶりにアサクリ4をやっていますが、やっぱりマヤの鎧はチートですね…。お疲れ様でしたー。

面白そうなだけにエタってほしくはないが

予定していた日に更新できなくてすみませんでした…。今日の夜なら更新できそうです。

うい

期待

間に合った…かな…?今から再開です!遅れて申し訳ないです!

楽しみだ

港に船を係留させ、戦利品を運ばせる。

砂糖は結構貴重な資源なので、売るだけでそれなりの収入を得られる。

ラム酒は、船乗りにとっての水同然で、何より嗜好品としてうってつけ…らしい。

穀物は、長持ちするし、食料としては充分だ。

必要分だけ売却すると、資金はかなり潤沢になった。

消耗した弾の補充のために、倉庫へと向かう。

ずらりと並べられた砲弾を見ていく。

「んー…。臼砲の弾を撃った分だけ補給して…。おっ」

貴女の目に、一際細い砲弾が映る。

「これって何?」

「んぁ?狙撃用徹甲弾ってやつだ。そんなバカ弾、誰も買わないよ」

「バカ弾ねぇ…」

徹甲弾とは、円錐状の砲弾の中に、硬い金属を仕込んだ弾のことだ。

貫通力を持ち、堅牢な船にダメージを与えるには非常に有効な弾だ。

ちなみに、徹甲榴弾というのもあり、こちらはさらに、爆薬を内蔵させて内部から破壊するための弾である。

基となっているのは徹甲弾だが、爆薬を仕込んでいる都合上、衝撃に弱くなっている。

故に、この弾は普通の船を対象にしている場合が殆どだ。

今回目を付けた弾は狙撃用徹甲弾で、徹甲弾をさらに細くし、推進剤を追加することで、遠距離まで狙えるようにした弾だ。

細いため、空気の抵抗を受けることがなく、精密狙撃が可能だ。

もっとも、砲台で狙撃する意味など、ほぼ無いのだが。

「私には、そこらの弾よりよっぽど使い道があると思うんだけどね」

「誰も当てられっこないさ」

「私はできるけど」

「…言うじゃねぇか。女のくせに」

「性別は関係ないだろ。海に出たら、男も女もみんな海賊だ」

「それもそうか。悪かった」

「律儀だな。普通、自分が正しいとか言い張るのに」

「客に不満を持たせるのは二流ってもんだ。商売ってのは、ある意味信用の象徴だからな」

「商売が成り立つのには条件があってな。まずは…」

「あーあーパスパス。私には難しいことは理解できないんだ」

海賊になっても頭を使うとか冗談じゃない。

「とりあえず在庫分は全部買うよ。安いし」

「そりゃ助かる。在庫処分ができてこっちも大助かりだ」

「船まで配達よろしくな」

任せとけ、と返事を貰い、貴女は船へと戻る。

そろそろ船員たちの雑務も終わった頃だろう。

船に戻ると、甲板で談笑をしている船員たちがいた。

せっかく陸に戻ってるというのに、しょうがないやつらだなぁ。

「お前らは何もしないのか?」

「え、船長が荷物を運べって言ったから運んだんですよ」

「その後どうするか聞かないといけないですし」

「いや、仕事が終わったのなら自由でいいんじゃないかな…」

「自由と言われましても」

「酒場でどんちゃん騒ぎするのもいいし、カジノで遊ぶのもいいだろ」

「二週間くらい海にいたから色々溜まってるだろうし、一発スッキリするのもアリなんじゃないか?」

「船長はどうするんですか?」

「ん?それを聞いたら何か変わったりする?」

「いやー、船長は仕事をするのに俺らが遊んでるってのもダメじゃないですか」

「真面目君かお前らは」

自由でいいって言ってるんだから遊んでくればいいのに。

気に掛けてくれてるのは、嬉しかったりはするが。

「だって船長まだ若いですし…。任せっぱなしなのはプライドがズタボロになります」

「私に従ってる時点でプライドもクソもなーい」

「それを言ったらおしまいですよ…」

「…船長って、戦う時は口調変わるんですね」

「今更じゃないかな」

「初めて戦うとこ見ましたから」

「女ってだけで嘗められるからなぁ…。理由としては、弱く見られたくないから、だ」

私だってそれなりには強いわけだし、嘗められるのは無性に腹が立つ。

「背伸びしてる感じがして可愛いですよ」

「…そういう言葉は風俗嬢とかに言うもんだ」

「あ、照れてる」

「むぅ…。さっさと遊んでこい。でないと…」

カトラスを腰から抜いて威嚇する。

「はいはい。それじゃ失礼しますね」

「ふしゃー…」

「猫ですか船長は」

「~~~!」

銃を向けようとしたが、中は実弾だから控える。

今度ゴム弾でも買ってこよう。

船長室に戻り、シャワーを浴びる。

やっぱり風呂とかシャワーは心地いい。

シャワーを終え浴室から出ると、そこには二杯の水を用意したエリスが座っていた。

「なんでいるの」

「貴女の指示が聞こえてなかったのよ」

「第一、自由行動とか言われたとしても、私が行く用事なんてないわ」

「さいですか…」

置かれていた水を飲み干し、机に突っ伏す。

「はしたないわよ」

「今はいいだろ~…」

「…何か思い詰めてる?」

「ん~…。ちょっとなぁ…」

エリスになら言ってもいいか、と思い、考えていた言っていく。

「大したことじゃないんだけど」

「ええ」

「この船大きいでしょ?」

「大きいわね」

「なのに、船員は少ないでしょ?」

「10人程度ね」

「それをどうにかしたいんだよぉ!」

「どうにかって…。普通に募集してきたらいいじゃない」

あ。

「…ちょっと待って。何よその「その手があったか…」みたいな顔は」

「エリスは天才だったかぁ~」

「逆になんで思いつかなかったのよ」

「…なんでだろ」

「私に聞かないで…」

服を着替え、武器を用意する。

もし襲われたら困るからだ。

「あまり騒ぎは起こさないようにね」

「分かってるさ」

ドアを開けて空を見上げると、日が沈む直前だった。

宴会の後、最大船速で飛ばして昼に着いたから当然かもしれないが。

直下に今回の行動をお願いします。

所持金…40万G 目的…船員集め 憲兵…いるわけがない 酒場…賑やか カジノ…それなり 治安…たいへん悪い


☆インフォメーション

あくまで滞在時の最終的な目的なので、色々選んで大丈夫です。

しばらくはジブラルタルに滞在する予定です。いちおう所持金とかを可視化しておきます。

酒場では情報収集が、カジノでは賭博ができます。船員集めは人がいるところならどこでも可能です。

憲兵がいる時に、危ないことをしたら目を付けられる場合があります。指名手配されていたら戦闘になるかもです。

治安が悪いと、行動時に荒くれ者との遭遇判定が発生します。

酒場で船員募集

荒くれ者との遭遇判定です。直下コンマが3以下で遭遇となります。

人がいない……

船員を集めるなら、人が多いところの方がいいだろう。

たしかここの酒場は、かなり大きかったはずだ。

海賊の楽園ともいえるこの島だから、たくさん人がいるだろう。

酒場のドアを開けると、そこにはたくさんの人がいた。

見るからに海賊っぽい人もいれば、一般人もいる。

海賊の話を興味深そうに聞いてる一般人が多い感じだ。

ここならイケる。

根拠はないが、そう確信した。

しかし、だ。

どうしてここまでジロジロ見られているのだろうか。

女だから?

…おそらくそうだろう。

この店にいる女性は私一人だ。

だからといって、どうということはないのだが。

「あー。現在船員募集中なんで誰か来ませんかー」

「お嬢ちゃん、ここはおままごとをするところじゃ…

「あれ、船長何やってるんすか?」

「船員集め」

「なるほど」

「え、マジで船長なの?」

「マジだけど」

「こんな子供が…」

「むっ、私の故郷だとすでに成人なんだからな」

「あ、船長マジで強いっすよ」

「ふふふ…もっと褒めるがよい」

「こんな子供が…」

「…子供じゃないし。もう大人だし」

直下コンマが5以上で船員が増えます。人数は後ほど再判定です。

>>93、夜中だし、いつ再開するか分からないから仕方ないね。ホントごめんなさい…。

今日はこれで終了にしたいと思います。次更新する時は、予めスレを上げて予告をします。

前回からだいぶ空いてしまって申し訳ありませんでした…。皆さん、お疲れ様でした。

何人生き残るかな

おつおつ


エリスがこの船の頭脳なんだろうかねぇ

2ヶ月以上経過しちゃったけど、今日の夜に再開します。

めっちゃ遅れてマジですみませんでした(土下座)

おかえり

こんな遅くに久しぶりに再開してすみません!許してください!なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)

おうあくしろよ

「それで、どうするの?」

貴女は青年へと問う。青年は、顎に手を当てて思考に耽り、そして、答えを出した。

その答えは――

「丁重にお断りさせていただきます」

「Oh…」

明らかに気落ちした貴女だが、挫けずに色々な人に声を掛ける。が、誰も彼もが「No」と返す。

「マスター水ー…!」

貴女はカウンターに突っ伏して、頭を抱える。その後、頭の傍に丁寧に置かれた冷水を一気に飲み、思考を纏める。

どうして、誰も加入しようとしないのか。

頭の悪い貴女だが、なぜ断られるのか、その理由が何なのか、それくらいは考えることができた。

当たり前のことではあるが、傍目からみれば、貴女は年端もいかない少女が率いる海賊団なのだ。

二つ返事で加入を決める者など、よっぽどの物好きしかいないだろう。

ロリコンとかロリコンとかロリコンとか。

その上、未だに名のある海賊団ではなく、どこかの有名な海賊団の傘下、というわけでもない。

口では強いだの無敵だの言っても、信憑性が低すぎる。

普通の人なら、そんな海賊団が無名なわけがない、と考えるだろう。

実際、この酒場にいる人らは、海賊のことに興味があり、海賊という存在が身近な人たちではあるが、
目の前の少女が強い、と考える者は誰一人としていなかった。

「ドレッドノートの運用が大変だから人を増やしたいのに、増やすためには名を上げないといけないのかぁ…」

こういうのをジレンマっていうのかな、と口にする。

チラリ、と辺りを見渡すと、船員は楽しそうにお酒を飲み、談笑をしている。

「簡単にできると思ってたけど、実際にやってそう上手くいくとは限らない、か」

エリスが昔言っていたことを思い出す。

「常に事が上手く運ぶわけじゃない、最悪の状況を常にイメージしなさい」と。

「ホント、その通りだよなぁ…。反省しなきゃ…」

見通しが甘かった自分を恨めしく思い、頭に軽くデコピンをした。

心が沈んでいく貴女とは裏腹に、ジブラルタルの人々の心ははどんどん明るくなっていく。

このままここにいても、何かあるとは思えなかった貴女は一人、ドレッドノートへと戻る。

広場に鎮座している時計の針が示す時刻は11時。

これから更に活気付く時間だ。

そんな時に自分のようなガキがいたら白けるだろう、という気遣いも、ちょっぴり含まれていた。

故郷では大人に分類されるが、ここジブラルタルではまだまだガキンチョと言われてもおかしくない年齢だ。

港に戻ると、幾つかの海賊船が新たに停泊していた。見たところ、ブリッグからフリゲートの範囲に収まるサイズだ。

この辺りは海軍も干渉しようとしないほど、海賊にとって都合のいい場所だ。

近くには交易を中心とした国があり、ここいらの海賊の役割はその交易ルートを護る自警団といったところだ。

もっとも、強制されているわけではないので、一定期間毎に交代するようになっている。

貴女の海賊団は、船の規模は大きいが人数が心許ないので、その役割は持たされていない。

というより、自由にさせてもらっていると言った方が正しいか。

話を少々戻すと、海軍が干渉しない理由はそこにある。

国自体が、交易ルートの保護を海賊に殆ど(実際にはほぼ全て)依存しており、海賊によるジブラルタルの統治も異常なまでに安定している。

治安がたいへん悪いのは海賊特有の血気盛んさが原因であって、民間人に被害が及ぶことは全くない。

なので、結果的に統治が安定している、ということになっている。殺傷事件も殆ど起きず、喧嘩程度で済んでいるのも理由かもしれない。

ドレッドノートの甲板に飛び上がると、既に明かりは消えていた。規則正しい生活を送るエリスは、眠りについているようだ。

船長室に入り、ベッドへと飛び込むと、先ほどの失態がフラッシュバックしてきた。

戦闘はできても、人一人迎え入れることができなかった自分の不甲斐無さに、苛立ちが募る。

やがて、それは限界を迎え、布団に包まりながら呟く。

「情けない船長だなぁ私は。エリスの方が船長らしいよ」

ここまで落ち込んでいる自分に、内心ショックが隠せていない。

が、突然布団を蹴飛ばして起き上がる。

「決めた!もっと名を上げてあいつらに、ここに入らなかったことを後悔させてやる!」

負けず嫌いということは、負けることがないように、ただひたすらに努力をする、ということ。

そして、負けた時は、負けた自分が情けないと思い、そんな自分を超えようと、更に努力を重ねていく、ということ。

船員たちは、そのひたむきさに惹かれ、船員になったことを、それが貴女の魅力だというのを、貴女自身はまだ知らない。

貴女が偶に見せる、年齢相応の無邪気さが凄まじい破壊力を持つことを、貴女自身はまだ知らない。

いつしか、貴女の沈んでいた心は、いつものように明るく輝いていた。

↓2に今回の行動をお願いします。

時刻…AM08:00 所持金…40万G 目的…特になし 憲兵…いたら凄い 酒場…酔っ払いの巣窟 カジノ…ほぼ無人 市場…賑やか

治安…微妙に悪い

しょぼい脳みそで必死に推敲してみたら投稿速度がクッソ遅くなってしまいました…。

なんか文も地の文主体になってて思いっきり変わってるし…。どないしましょ。

次回更新もいつになるのか、皆目見当も付きません。エタるつもりは毛頭ありませんので気長に待っていただけたらうれしみ。

更新できる時はその日の朝から夕方の間に報告します。では、おやすみなさい(自害)

市場見て回ろか

おつおつ

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