※キャラ崩壊、〇番煎じ
P「ほぉ、それはどういう奴なんだ?」
晶葉「文字通りの意味だ。この装置をアイドルに向けてボタンを押すと、そのアイドルの個性が反転するんだ。どの個性が反転するかはランダムで、1時間ほどで解除される」
晶葉「もちろん、解除後もその間の記憶は保持されるぞ」
P「なるほど」
晶葉「おい、助手。なぜ私に向かって装置を向けている?」
P「そりゃ、この装置を試す為さ」ポチ
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晶葉「なんのためらいもなくわたしにつかうとは、じょしゅもなかなかにわるいやつだな」
P(喋り方がアホっぽくなった……。ていうか、ひらがなばっかで読みづれぇ)
P「で?これはどういう装置だっけ?」
晶葉「えーと、あれだ。アイドルにむけてつかうとな?なんかすごいんだ」
P「どう凄いんだ?」
晶葉「んーと、とにかくすごいぞ!」
P(やべぇ、アホっぽい晶葉は新鮮で可愛いかもしれない)
晶葉「とにかく、それをつかってじっけんしてきてくれ。くれあくだぞ」
P「分かった。晶葉の為にもたくさん使ってくるよ」
P「とは言ったものの、誰に使おうか。うちの事務所は個性派ぞろいだからな。使う相手によってはカオスになりそうだ」
P「お?あんな所にみくが。おーい、みくー!」ポチ
みく「あ、Pチャン!どうしたにゃ?」
P(ふむ、どうやら猫アイドルが反転したわけじゃなさそうだが……)
P「いやなに、今度の仕事についてちょっと話があってな。マグロ漁船に乗って、釣ったマグロをその場で食べようって企画なんだが……ほら、いつまでも猫キャラが魚嫌いだとかっこつかないだろ?」
みく「Pチャン!」
P「悪い悪い、もちろん冗談d」
みく「それいいにゃ!」
P「まじか」
みく「みく、魚は嫌いだけど……せっかくPチャンが持ってきてくれた仕事だし、頑張るにゃ。みくは自分を曲げるよ!」
P(なるほど、そうきたか)
P「じゃあ、とりあえずマグロ漁船の企画はやるとして、他には……最近猫アイドルが増えたからちょっと方向性変えてみようか? 例えば、犬アイドルとか」
みく「頑張るわん!」
P「ウサギとか」
みく「やってやるピョン!」
P「オーロックスとか」
みく「それもいい……オーロックス!?」
P「最後のは冗談だ」
みく「もう、Pチャンたらびっくりさせないで欲しいにゃ」
P「あの後、みくはレッスンに行きました」
P「それにしても、自分を曲げないみくがあれだけ曲げまくるのは新鮮だったな。あまりに曲げまくるから、からかっても面白くないし、やっぱりいつものみくの方がいいな。うん」
P「さて、次のターゲットは誰にしようかな……お、あそこにまゆが居るな」
P(まゆは、ちょっと俺に対する好意が露骨だからな。反転したらどうなるかを見てみたい。まぁ、別の個性が反転するかもしれないが)
まゆ「あ、Pさぁん。おはようございます❤今日もいい天気ですねぇ」
P「あぁ、おはようまゆ」ポチー
まゆ「……」
P(スイッチを押した途端、まゆが毛虫を見るような目でこちらを無言で見つめている)
P「まゆ、どうかしたか?」スッ
まゆ「近づかないでもらえますかぁ?」サッ
P「え」
まゆ「まゆをアイドルにしてくれたことは感謝してますけど……その、Pさんの事は生理的に受け付けないので、まゆの視界に入らないでもらえます?」
P(やべぇ、まゆの蔑むような視線なんか初めて見るから癖になりそう)ゾクゾク
まゆ「これ以上、Pさんと同じ空気を吸うのも我慢できないので……まゆはレッスンに行ってきますねぇ?」
P「あ、あぁ……」
P(そう言うと、まゆは踵を返してレッスン場行ってしまった。反転した結果があれなら、普段の俺はよっぽど愛されてるんだな)
P「嬉しいような、好かれてまずいような複雑な気分だな。記憶は保持されるみたいだから、あとでまゆのフォローをしておこう」
P「さて、次の獲mターゲットは誰にしようか……」
時子「……」
P「さて、次のターゲットは誰にしよう」
時子「豚の分際で私を無視するとはいい度胸ね?」
P「何か用ですか、時子様?」
時子「あら、用がなきゃ話しかけるなと?豚が随分と出世したものねぇ?ちょっと教育方針を間違えたかしら」
時子「ほら、教育しなおしてあげるからそこに正座なさい」
P「断るんだよなぁ……」ポチー
時子「……!」モジモジ
P(時子様に向けてスイッチを押した途端、急に森久保みたいにモジモジし始めた。気弱そうな時子様とかレアですよレア!)
P「……」スッ
時子「ヒッ」
P(俺が頭を掻こうと手をあげると、時子様は小動物のように怯えてしまった。なにこれ、お持ちかえりしたい)
時子「ご、ごめんなさいごめんなさい!今まで豚って呼んだりしてごめんなさい」ブルブル
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