緑髪の奴隷(189)

初めましての方は初めまして。
そうでない方はお久しぶりです。
遅くなってしまい申し訳ございません。

このssは
『緑髪の無口な奴隷』
緑髪の無口な奴隷 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1401557771/)
の誤字脱字、物語の修正版となっております。
読んでもらった方は、物語が進むまで待ってもらう形になってしまうと思いますので、ちょくちょく閑話としてオマケ的なお話を入れたいと思っています。
閑話の際はー閑話ーとお話の一行目に入れ、終わりはーおしまいーと入れる予定です。
次スレから始めますので、よろしくお願いします。

商人「旦那様、この娘とかはどうですか?」

男「・・・この娘の売りはなんだ?」

商人「そらぁ見ての通りの巨nーー」

男「却下だ」

男「そんな胸の脂肪の量しか取り柄が無い奴なんているか」

商人「そんなぁ・・・」

男「おい商人」

商人「はい、なんでしょう」

男「そこの緑の頭してる奴、そいつはどうなんだ?」

商人「いや、その娘はちょっと・・・」

男「何かあるのか?」

商人「見た感じは何も無いんですが・・・」

商人「その娘は、すぐに返品されるような不良品でして・・・」

男「何故返品されるんだ?」

男「もしかして、家事が出来ないとかか?」

商人「家事? 旦那さん、もしかして奴隷に家事をやらせるつもりですかい」

男「あぁ、そのつもりだが・・・ ダメか?」

商人「いえいえ、ダメではないですが・・・ そういった事は、お手伝いさんに任せてはどうでしょうか」

男「メイドや執事に頼めることなんて限界があるだろ」

商人「そうなのですか?」

男「そうなんだよ。 で、この奴隷は家事ができるのか?」

商人「できますとも」

男「ならどうして返品されるんだ?」

商人「このご時世奴隷は労働力としてではなく、一種のステータスみたいなもんなんです」

男「ステータス?」

商人「はい、奴隷とは別にお手伝いさんを雇っている方が多く、基本的にはその方たちにお仕事はやらせているのです」

男「なら、なんで奴隷なんぞ買っているんだ」

商人「こちらもそれが把握出来て無いもので・・・」

男「・・・宝石と同じか」

商人「多分その様な物かと」

男「で、なんでコイツは返品されるんだ」

男「家事や仕事が出来なくてもいいのだろ?」

商人「それも把握出来ておりません」

男「把握出来ていない?」

商人「えぇ、コイツを返品する人誰しもが『返品してくれ』以外何も言わないんですよ」

商人「理由を聞いても何も言ってくれないので、こっちからしても困ったもんです」

男「お前の店は理由を言わなくてもでも返品できるのか?」

商人「えぇ、一週間以内でしたらレシートを持って来ていただければどんな理由でも返品いたしております」

男「人もコンビニの商品のように買える世の中になったのな」

商人「時代の流れと言う物は、恐ろしい物です」

男「で、そいつは家事ができるのか?」

商人「え? まさか旦那様、この娘を買おうとなさっておるのですか!?」

男「今のところはな」

商人「しかし、やめておいた方が・・・」

男「お前はそいつを俺に売る気がないのか?」

商人「いや、売れるなら売りたいですけど・・・」

男「なら止める必要は無いだろ」

男「もう1度聞くが、家事は出来るんだろ?」

商人「家事なら十分過ぎるほどにできますよ」

男「なら決まりだ」

商人「・・・返品しないでくださいよ?」

男「そいつはどうかな」

商人「それなら売るわけ無いじゃないですか!!」

男「冗談だ、今は返品する気なんて微塵もない」

商人「『今は』ってなんですか!?」

男「それも冗談だから気にするな」

商人「その言葉、信じますからね!!」

男「ああ」

商人「それなら、そちらの娘、服込で6000万」

商人「と言いたいところですが、40万にしときます」

男「ずいぶんと安いじゃないか」

商人「さすがにこれだけ返品されたら、40万でも高いくらいですよ」

男「そうなのか・・・ ちなみに、服はこれしかないのか?」

商人「それしかないです」

男「・・・まぁ有るだけましか」

男「現金一括で頼む」

商人「ありがとうございます」

男「1、2、3、4・・・」

男「40万ちょうどだな」

商人「いえいえ、1万はお返しいたします」

男「・・・なぜだ?」

商人「旦那様が、返品しないで頂けると約束してくれましたから」

男「おいおい、ずいぶんと俺の事を信用してるじゃないか」

商人「・・・それはどうでしょう?」

男「・・・まぁいい」スッ

商人「はい、ちょうどお預かりいたします」

男「レシートなんて要らないからな」

商人「え?」

男「1万安くしてもらったし、返品する気は無い」

商人「はぁ」

男「ちなみに、あいつに名前とか有るのか?」

商人「奴隷に? ははは、まさか」

男「無いのか」

商人「まず、つけた人を見たことがありませんよ」

男「ふむ・・・ じゃあーー」

男「髪の毛緑だし『緑』で」

商人「え!? 名前を付けるんですか!?」

男「ダメなのか?」

商人「いいえ、別にダメと言うことでは・・・」

男「おい、緑髪の」

緑「・・・?」

男「今日から俺がお前の主人だ」

緑「・・・」

男「わかったか?」

緑「」コクッ

男「それと、お前の名前は今日から緑だ。 呼ばれた時に、反応出来るように覚えとけ」

緑「」コクッ

男「・・・おい商人」

商人「はい、なんでしょう?」

男「こいつは、喋れないのか?」

商人「いえ、喋れなくは無いのですが、無口なんですよ」

男「・・・無口な奴隷、か」

商人「はい、それがこの娘の売りでもあるんですけどね」

男「ほう・・・」

男「緑」

緑「?」

男「今日は、帰ったらお前に初仕事を頼む」

男「ちゃんとやってくれるな?」

緑「」コクコク

男「よし、いい子だ」

商人「奴隷なんですから、命令すればいいじゃないですか」

男「それは俺の持論に反する」

商人「持論ですか?」

男「あぁ」

商人「変わったお方だ」

男「変わってなきゃ、こんないわく付きの娘なんて買わないだろ?」

商人「それもそうですね」

男「そろそろ失礼する」

商人「はい、お買い上げありがとうございました」

男「もしかしたらまた来るかもしれないな」

商人「・・・それが返品じゃない事を願います」

男「はは、それはどうかな?」

男「よし緑、俺について来い」

緑「」コクッ

初見だけど期待
支援!

ーーー
ーー

男「ここが俺の家だ。 つまり、これからはお前の家と言う事にもなる」

男「なるべく早く覚えて貰えると助かる」

緑「?」

男「なんでって顔してるな」

緑「」コクコク

男「これから買い物とかお前に頼む事があるからな」

男「買い物行って貰っても、帰って来れないなら意味が無いだろ?」

緑「」ポン

男「わかってもらえたようで」

男「で、買い物途中とかにお前が逃げ出すとかあるかもしれないが、その時はーー」

緑「!?」

緑「」ブンブン

男「絶対に逃げないってか?」

緑「」コクコク

男「まぁ、逃げても特に何も無いんだがな」

緑「・・・!?」

男「逃げたきゃ好きに逃げればいい」

男「その時は全力で探させて貰うけどな」

緑「・・・」

男「それがわかったなら中に入ろう」

ガチャ

男「わかると思うが、ここが玄関だ」

男「そして、そこの突き当たりを右に行ったところの最初のドアがトイレ」

男「その相向かいが風呂になる」

男「その他の場所は探索でもして覚えてくれ」

緑「」コクッ

男「それじゃ、早速だが初仕事だ」

男「この家の掃除を頼む」

緑「」コクッ

男「と言っても全部の部屋を掃除出来る訳が無い」

男「とりあえず、風呂とトイレ、あと二階の一番奥の部屋の掃除の掃除だけでいい」

緑「」コクッ

男「掃除用具は各部屋毎に置いてある物を使ってくれ」

緑「」コクッ

男「掃除が終わったら、買い物に行くから、終わったら呼んでくれ」

男「そこの部屋にいるから」

緑「」コクッ

男「じゃあ、頼むぞ」

緑「」コクコク


ー2時間後ー

ガチャ

男「・・・ノックぐらいしたらどうなんだ?」

緑「?」

男「・・・まぁいい」

男「で、掃除の方は終わったのか?」

緑「」コクッ

男「ほう、ずいぶん自信があるとみた」

緑「!?」ブンブン

男「・・・そんなに首を横に振ると、首が取れちまうぞ」

緑「!!」

男「冗談だ」

緑「」プクゥ

男「そんなに頬を膨らまして起こるなって」

男「それでは、お前さんの腕前とやらを少しばかり見せてもらうとするか」

ーーー
ーー

男「おお、ずいぶんと丁寧にやったんだな」

緑「」コクッ

男「ホコリ1つ落ちてないじゃないか」

緑「!?」

緑「」フルフル

男「ははは、例えだよ、例え」

緑「///」カァァ

男「まさか、こんなに頑張ってくれるとは・・・」

男「あ、そうだ。 今日の夕飯、何か俺が作ってやるよ」

緑「」フルフル

男「奴隷だからってそんなに遠慮するな。 お前さんが来た祝いというのもかねてだ」

緑「」フルフル

男「いらないってか?」

緑「」コクッ

男「・・・前の主人にどう扱われて来たのかは全然知らないが、俺はお前さんーー」

男「緑を奴隷として扱う気はさらさらない」

緑「・・・」

男「で、どうだ? なんか食べたい物、あるか?」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「お、あるのか」

男「何がいいんだ? 遠慮なく言ってみな」

緑「」サッサッ

男「・・・もしかして、手話か?」

緑「」コクッ

男「そう言えば、お前さん喋れないんだったな」

緑「」フルフル

男「喋れはするのか?」

緑「」コクッ

男「じゃあ、なんで喋らないんだ?」

緑「・・・」

男「・・・」

緑「・・・」

男「・・・聞かない方が良さそうだな」

緑「」ペコペコ

男「そんなに頭下げなくていいから」

男「弱ったな・・・ 手話はわからんし、これじゃ意思疎通ができないな」

緑「」チョンチョン

男「ん? どうした?」

緑「」ヒラヒラ

男「紙がどうかしたのか?」

緑「」カキカキ

男「お前、字が書けるのか?」

緑「」コクッ

男「驚いた」

男(奴隷育ちなのに、文字が書けるとは・・・)

緑「」バーン

『わたし』

緑「」ドヤァ

男「・・・何が言いたいんだお前は」

男「でも、字が書けるのは大きいな」

男「じゃあ、食べたい物を書いてみてくれ」

緑「」コクッ

緑「」ウーン

緑「!」ポン

緑「」カキカキ

『お屋菜』

男「おお、漢字が書けるのか」

緑「」ドヤァ

男「・・・これちょっと字を間違えてないか?」

緑「!?」///

緑「」ケシケシ

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『お屋さい』

男「いや、そっちは合ってた」

緑「!!?」///

緑「」ケシケシ

緑「」カキカキ

『おや菜』

男「・・・後で勉強教えてやるからな」

緑「///」コクッ

男「野菜っていっても何が食べたいんだ?」

緑「?」

男「ほら、例えば大根とかにんじんとかさ」

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『みどりいろの』

男「・・・ずいぶんと幅広く無いかそれ」

男「まぁ、一緒に行ってお前の食いたいの選べばいいもんな」

緑「」コクッ

男「じゃあ、早速行くか」

緑「!?」ブンブン

男「お前に準備なんてする必要ようあるnーー」

緑「」モジモジ

男「あぁー、なるほどね」

緑「///」カァァ

男「・・・早く行ってきなさい」

緑「」タッ

男「・・・」

今回はここまでです。
早ければ本日の夜に続きを書く予定です。

>>14さん
初めまして。
支援ありがとうございます!!
期待に答えられるよう頑張ります!!
亀更新かと思いますが、これからも宜しくお願い致しますね。

面白そう
支援

期待

おお前に落ちたやつか
覚えてるぞ
内容忘れたけど

男「ここがこの辺りで一番大きいスーパーだ」

男「場所は覚えられたか?」

緑「」アワアワ

男「覚えられなかったか」

緑「・・・」

緑「」ブンブン

男「じゃあ、ちょっとここまでの地図・・・ って言ってもわからないか。 家からここまでの道を書いてくれ」

緑「!?」

緑「・・・」

緑「」テヘッ

男「・・・やっぱりわからなかったか」

男「まぁ、帰りもあるからその時にでも覚えてくれ」

緑「」コクッ

男「じゃあ、俺は夕飯の買い物してくるから、お前は欲しい物を持ってきてくれ」

緑髪「」コクッ

ーーー
ーー

緑髪「」トテトテ

緑髪「」チョンチョン

店員「ん?」

緑髪「・・・」

店員「あら、お嬢ちゃんどうかしたの?」

緑「」サッサッ

店員「え? なになに?」

緑「!」ハッ

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『おや菜 どこにありますか?』

店員「おやな?」

緑「」フルフル

店員「うーん・・・ あぁ!! お野菜ね!!」

緑「」コクッ

店員「お野菜なら、ずっと真っ直ぐに行って、行き止まりのところの右の方にありますよ~」

緑「」ペコッ

店員「あらあら、ご丁寧にどうも」ペコッ

店員「お嬢ちゃん、お使いかな?」

緑「」コクッ

店員「そうなの~ 偉いわね~」ナデナデ

緑「///」ワシャワシャ

店員「じゃ、お手伝い頑張ってね!!」

緑「」グッ

ーーー
ーー

男(これくらいで大丈夫か・・・)

男(あ、そう言えば何の料理食いたいのか聞くの忘れてたな)

チョンチョン

男「ん?」

緑「・・・」

男「おぉ、お前か」

男「で、食べたい物は見つかったのか?」

緑「」コクッ

男「じゃあ持ってくれ」

緑「」コクッ

緑「」テッテッテ

緑「」ドサッ

男「キャベツでいいのか?」

緑「」コクッ

男「これだけで大丈夫なのか?」

緑「」コクッ

男「・・・本当にか?」

緑「・・・」

男「・・・遠慮するな、欲しいやつ全部持ってこい」

緑「」フルフル

男「金なら心配するな。 商人から1万貰ってるしな」

男(1万値引きして貰っただけだけど)

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「やっぱりまだあるんじゃないか」

緑「」コクッ

男「あといくつくらいあるんだ?」

緑「」スッ

男「4つか・・・」

男「じゃあ、その4つを持ってきてくれ」

緑「!!」ビシッ

緑「」トテトテ

ーーー
ーー

緑「」フラフラ

緑「」バサッ

緑「」フゥ

緑「」パタパタ

男「ずいぶんと重そうに持ってきな」

男「えっと・・・ きゅうりに白菜、ネギにピーマンか・・・」

男(そんなに重くないよな?)

男(緑色って言っていいのか微妙な野菜もあるし・・・)チラッ

緑「?」

男「いや、なんでもない」

男「で、これで使って食べたい物とかあるのか?」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「・・・何が食べたいんだ?」

緑「」カキカキ

『おなべとさらだ』

男「鍋とサラダか」

緑「」コクッ

男「サラダはいいとして、この暑い中鍋をやるのか?」

緑「」コクッ

男「・・・作るか、鍋」

緑「」グッ

男「ちなみに何の鍋が食べたいんだ?」

緑「?」

男「鍋の種類の事だ」

緑「!!」ポン

緑「」カキカキ

『どなべ』

男「あのな・・・ 土鍋は食い物じゃないだろ」

緑「??」

男「俺が聞きたいのは、鍋の種類じゃなくて、食べたい鍋料理の種類なんだよ」

男「例えば、チゲ鍋とか豆乳鍋とかさ」

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『ぶれんど』

男「・・・ブレンド? 鍋をか?」

緑「」コクッ

男「何と何をブレンドするんだ?」

緑「」アセアセ

男「もしかして、鍋の種類がわからないとか?」

緑「」フルフル

緑「・・・」ウーン

緑「」チラッ

【鍋と言ったらやっぱりチゲ鍋でしょ!! と言う事で、チゲ鍋セール実施中!!】

緑「!!」ポン

緑「」カキカキ

『チゲ鍋』

男(ん? アイツなんで急に『鍋』って漢字書けるようになったんだ?)

【鍋と言ったらーー】

男(あれか・・・)

男「・・・本当にチゲ鍋でいいのか?」

緑「」コクッ

男「辛いけど大丈夫なのか?」

緑「!?」

緑「」ブンブン

男(コイツやっぱり鍋の種類知らないな)

男「チゲ鍋が嫌なら、何の鍋がいいんだ?」

緑「・・・」

男「・・・」

緑「・・・」

男「・・・はぁ~」

緑「!!」ビクッ

男「知らないなら、知らないって言えばいいだろ」

緑「」ビクビク

男「そんなにビビるなって」

男「前の主人はどうか知らねぇけど、俺はそんな事でいちいち怒ったりしねぇの」

緑「!?」

緑「」カキカキ

『わたし あなたの どれーなのに』

男「・・・全然わかってないな、お前は」

緑「?」

男「お前は俺の奴隷だよな?」

緑「」コクッ

男「ならお前に今から3つ命令する」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「1つ目、知らない物、わからないことがあったら素直に言え」

男「2つ目、食べたいや欲しい物があったら俺に相談しろ」

男「3つ目、お前にする話や頼み事等が違うと思ったらちゃんと否定すること」

緑「!?」

男「これがお前にする最初で最後の命令だ。 わかったか?」

緑「」カキカキ

『そんなの どれーじゃない』

緑「!!」

男「んなこと知るか」

男「これは命令だ。拒否することは出来ないからな」

緑「」フルフル

男「お前、奴隷のくせに主人の命令が聞けないのか?」

緑「」カキカキ

『こんなの どれいにする めいれいじゃない』

男「はぁ、この手は使いたく無かったが・・・」

男「これ以上命令に逆らうならお前を返品するしかない」

緑「?!」ビクッ

男「嫌だろ?」

緑「・・・」

男「嫌ならおとなしく言う事を聞くんだな」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男(だから命令はしたくないんだよ)

男「よし、じゃあこれを買って、そろそろ帰るか」

緑「」フルフル

男「どうした? まだ何か食いたい物でもあるのか?」

緑「」フルフル

男「じゃあ、なんで帰らないんだよ」

緑「」カキカキ

『まだ おなべ きまってない』

男「それなら大丈夫だ」

緑「?」

男「鍋って言っていいのか微妙だが、すき焼きを作ろうと思う」

男「つってもわかんねぇか」

緑「」フルフ…

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「お、正直に伝えられたな」

男「えらいな」ナデナデ

緑「///」ワシャワシャ

男「なら、味は食ってからのお楽しみって事で」

緑「」コクッ

男「すき焼きなら、お前が買った野菜と肉以外なら大体 家にあるな」

男「よし、肉見つけて金払って帰るぞ」

緑「」コクッ

今回はここまでです。
毎回終了したという旨を書くべきか迷っております。
次は早くても金曜日の夜になる予定です。

>>30さん
支援ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします!!

>>31さん
期待して頂きありがとうございます!!
期待に添えるよう頑張ります!!

>>32さん
前の時も見て下さってありがとうございます。
更新が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。

いいね
楽しみだ

でも非処女なんだよな

面白い

ーーー
ーー

男「よし、準備をはじめるか」

緑「!!」ビシッ

男「・・・手伝うつもりか?」

緑「」コクッ

男「だめだ」

緑「?!」ガーン

男「これはお前が頑張った褒美だ」

男「そのお前が手伝ったら褒美にならないだろ」

緑「」フルフル

男「・・・何が違うんだ?」

緑「」カキカキ

『あなたさまと いっしょに すごす じかん』

緑「」カキカキ

『それが わたしの ごほうび』

男「・・・なら勝手にしてろ」

ーーー
ーー

男「おい!! 危ないぞ!!」

緑「」プルプル

男「左手丸めて力を抜け!!」

緑「」バスッ

緑「!?」ビクッ

男「・・・お前、もしかして包丁持ったこと無いのか?」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「てことは、料理はあんまりできないと」

緑「」フルフル

男「包丁握ったことないのに、料理出来るのかよ・・・」

ーーー
ーー

緑「」プルプル

男「だから、左手丸めて力を抜けって!!」

緑「」バスッ

緑「!?」ビクッ

男「言わんこっちゃない」

緑「」チラッ

男「ん?」

緑「・・・」

緑「」ジィー

男「どうした? 包丁が欠けてたりするのか?」

緑「」スッ

男「・・・もしかしてだが、俺が材料を切れと?」

緑「」コクッ

男「・・・あーもう、仕方ねぇなぁ」

男「・・・まったく、どっちが主人なんだかわかりゃしねぇな」ボソッ

緑「?」

男「なんでもねぇよ」

ーーー
ーー

男「ほら、こうやって切るんだ」サクッ

男「わかったか?」

緑「」コクッ

男「次からはこうやるように」

緑「」コクッ

ーーー
ーー

男「ほら、切り終わったぞ」

緑 ( '-' )b グッ

(なんだこいつ・・・)

緑「」オリオリ

男「腕まくりして、やる気満々のところ悪いんだが・・・」

緑「?」

男「すき焼きってか、鍋料理は、材料切ったら準備は大体終わりだぞ」

緑「!?」ガーン

男「本当に鍋の事何にも知らないのな」

緑「」コクッ

男「・・・お前、本当に何が作れるんだよ」

緑「」ウーン

緑「」カキカキ

『てりいぬとか』

男「てりいぬ? あぁ、テリーヌの事か」

緑「」コクッ

男「へぇー、お前テリーヌ作れるんだ」

緑「」コクッ

男「包丁使えないのに?」

緑「!!」

緑「」カキカキ

『かんけい ないの』

男「そうなのか?」

緑「」プイッ

男(なんで怒ってんだよアイツ・・・)

今回はここまでです。
絵文字失礼いたしました。
今日の日付が変わる前後に5レスくらい投稿する予定です。

>>51さん
楽しみにしてくださってありがとうございます!!
その期待に添えるように頑張ります!!

>>52さん
まさかそんな設定が!?
たくさん返品していると聞かれたらそう思いますよね。
私も絶対にそう思うなぁと思っております。
ですので、処女かどうかはご想像にお任せ致します。

>>53
ありがとうございます!!
私にとって勿体なきお言葉かも知れませんが、それを糧に頑張ります!!

擬音がカワイイヤッター!
緑さんのちっちゃかわいい挙動を想像すると癒える。
いろいろとね。乙。


奴隷可愛い

ーーー
ーー

男「鍋って言ったら、カセットコンロを使って机の上で作る物だと俺は思ってる」

緑「?」

男「あぁ、そう言えばお前、鍋のこと知らなかったな」

緑「」コクッ

「じゃあ・・・ カセットコンロって知ってるか?」

緑「」フルフル

男「まぁ、それはそうか」

男「カセットコンロって言うのはだな、ここにある火が出るやつあるだろ?」

緑「」コクッ

男「カセットコンロって言うのは、この火が出るやつが机の上で使えるヤツ」

緑「!?」アセアセ

男「どうした?」

緑「」カキカキ

『それは あぶない』

男「大丈夫、大丈夫」

男「えっと・・・ カセットコンロどこにしまったっけか」

緑「」バッ

男「・・・なんで仁王立ちしてる?」

緑「!!」バンバン

『そんなあぶないもの つかっちゃめ!!』

男「・・・『だ』が抜けてるぞ」

緑「!!」///

緑「」ケシケシ

緑「」カキカキ

『そんなあぶないもの つかっちゃだめ!!』

男「だから、そんなに危ない物じゃないから」

男「とりあえずそこを退いてくれないか?」

緑「」ブンブン

男(クッ、なんて聞き分けの悪い奴だ・・・ 主人の言うことを聞かないし・・・ まぁ、そっちの方が人間らしくていいんだが)

緑「?」

男(さっきまで奴隷がどうこう言ってたのにな)

緑「」カキカキ

男(もしかして、これが返品の理由か? それとも、元々奴隷じゃなかったとか・・・)

男(考え過ぎか)

緑「」チョンチョン

男「ん?」

『あなたさま だいじょーぶ』

緑「?」

男「あ、いや、カセットコンロが無いなら、今日の夕飯は違うもの作ろうかなって」

緑「!?」

男「せっかく準備したんだけどな」

緑「」カキカキ

『それはいや』

男「じゃあ、そこを退いてくれ」

緑「・・・」

緑「」スッ

男「わかってくれたようで」

男「えっと・・・ カセットコンロはっと・・・」ガサガサ

緑「・・・」ジィー

男「ここ数年使って無かったからな」ガサガサ

男「確かこの辺りに・・・」ガサガサ

緑「」ジィー

男「お、あったあった」

緑「」パチパチパチ

男「・・・問題はガスだな」

男「あるにはあるんだが、なにしろ数年前のだからな・・・ やっぱり危ないか?」

緑「?」

男「あー、そりゃわからんか」

緑「」コクッ

男「まぁ、危ないと思うなら使わない方がいいな」

男「じゃあ、新しいガス買いにもう一回スーパーに行ってくるか」

緑「・・・」チラッ

男 「面倒臭いな」

緑「・・・」

男「仕方が無い、ちょっとだからお前は家で待っーー」

緑「」ジィー

男「・・・お前も行くか?」

緑「!!」パァァ

緑「」コクコク

男「よし、それじゃあ、さっさと済ませて鍋食べるか」

緑「」コクッ

今回はここまでです。
次回は今日の夜(22時以降)を予定しております。

>>64さん
ありがとうございます!!
その言葉とっても嬉しいです。
本来無口なキャラクターなら地文があった方がいいのかもしれませんが、私は地文が書けなくて・・・
分かりずらかったら申し訳ございません!!

>>65さん
レスありがとうございます!!
緑ちゃんが可愛いといって貰えるのが一二を争うくらい嬉しかったりします!!
宜しければこれからも見て下さい。

長文失礼いたしました。

ーーー
ーー

男「うむ~」

男(一本だけ買うよりも、セットで買った方が一本あたりの値段が安いんだが・・・)

男(もしかしたら、しばらくの間使わないかもしれないし・・・)

男(それなら、まとめて買うよりも、一本だけ買った方が結果的には得になるしな・・・)

男「なぁ、お前はセットで買うのと、一本だけ買うのとだとどっちの方がーー」

緑「」ジィー

男「・・・おーい」

緑「」ジィー

男「俺の話聞いてる?」チョンチョン

緑「!?」ビクッ

男「お前、ちゃんと俺の話聞いてたか?」

緑「」コクコク

男「・・・本当か?」

緑「・・・」

緑「」コクッ

男「嘘くさいな」

緑「!?」ブンブン

男「・・・まぁ、いいか」

緑「」ジィー

男「・・・あのー緑さん」

緑「?」

男「先程からプリンの方見てるけど、食べたいのですか?」

緑「!?」

緑「・・・」

緑「」フルフル

男「あれ? 違ったか」

緑「」コクッ

男「違うならそれでいいんだが」

男「ガスはセットで買うことにしたし、他に必要なものとかあるか?」

緑「」フルフル

男「じゃあ、これだけでーー」

緑「」チラッチラッ

男「・・・」

男「じゃあ、ガスだけ買って来るから先に外に出て待ってろ」

緑「」フルフル

男「お前も一緒に行くってか?」

緑「」コクッ

男「でも、関係ない奴が並ぶと他の人に迷惑だしな・・・」チラッ

緑「?」

男「じゃあ、おまえが買いに行ってきてくれるか?」

緑「」コクッ

男「ちゃんと買ってきてくれよ」

緑「」コクッ

緑「」トテトテ

男「大丈夫かなアイツ」

緑「」クルッ

男「ん? どうかしたか?」

緑「・・・」

緑「・・・いってきます」

男「・・・・・・」

男「・・・今、もしかして喋った?」

緑「」フルフル

男「でもさっき『いってきます』って」

緑「?」

男「いや、何でもない」

緑「」クルッ

緑「」トコトコ

男「・・・気の所為だったのか?」

男(でも、なぜあのタイミングで・・・)

男「・・・あ、アイツに金渡すの忘れてた」

今回はここまでです
次回は土曜日の0時以降を予定しております

おっ新スレ発見

ーーー
ーー

緑「・・・」

緑「?」

緑「」ツンツン

男「ん? どうかしたか?」

緑「」スッ

男「袋がどうかしたのか?」

緑「」カキカキ

『なんで ふくろが ふたつあるの』

緑「?」

男「え、あ、ちょっとな」

男「それよりもお前、服はどうするんだよ」

緑「?」

男「着替えだよ、着替え」

男「お前、服 その一着しかないだろ」

緑「」コクッ

男「着替えが無いと困るだろ」

緑「・・・」

緑「」フルフル

男「困らないと?」

緑「」コクッ

男「そんなわけあるか」

緑「」カキカキ

『わたし これだけあれば すごせるよ』

男「いやいや、さすがに無理だろ」

緑「」フルフル

男「汚れとかニオイ、気になるだろ」

緑「?」

男「・・・気にならないってか?」

緑「」コクッ

男「・・・お前って、本当に女なのか?」

緑「」コクッ

男「・・・風呂は入ってるよな?」

緑「?」

男「・・・まさか」

緑「」カキカキ

『それ はいったこと ない』

男「やっぱりか・・・」

男(奴隷の待遇なんて、どの家でもそんなもんか)

男(前使えていたところでもきっと・・・)

緑「」チョンチョン

男「ん?」

『だいじょうぶ』

緑「?」

男「あ、ああ、大丈夫だ」

男(風呂、どうするか・・・ 入らせるにしても、着替えが無いし)

男「とりあえず今日、風呂に入ってくれ」

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『あなたさまと いっしょ それでいいなら』

男「わかった。 俺と一緒なら入ーー」

男「・・・俺と一緒になら?」

緑「」コクッ

男「そうか、入った事無いんだよな・・・」

緑「」コクッ

男「・・・一緒に入るか」

緑「」コクッ

緑「」カキカキ

『やくそく』

男「・・・約束ね」

男(約束なんて、何度も破られて来ただろうに)チラッ

緑「?」

男「なんでもない」

男「・・・なんでもない」

男「約束、ちゃんと守れよな」

緑「・・・」

緑「そrーー」

緑「・・・」

男「なんか言おうとしてるのか?」

緑「・・・」

緑「」カキカキ

『それ わたしの ことば』

んををかわいいいい乙。

ーーー
ーー

男「ただいま~」

男「・・・そう言えば、この家にはお前と俺しかいなかったな」

緑「」コクッ

男「でも、家に誰もいないとわかってても、つい『ただいま』って出るよな?」

緑「?」

男「・・・そりゃわからんか」

男「よし、じゃあ、すき焼きの準備をするか」

緑「」コクッ

男「教えてやるから、一緒に準備するか?」

緑「!!」コクコク

男「お、やる気満々だな」

緑「」グッ

男「出来るならメモでもとっておけ」

緑「?」

男「すき焼き覚えると、鍋料理が大体作れるようになるぞ」

緑「!?」

緑「」バッ

男「準備万端だな」

緑「コクッ」

ーーー
ーー

男「準備はこれでよし」

緑「」カキカキ

男「メモは・・・」

緑「」メモメモ

男「終わって無さそうだな」

緑「」コクッ

男「じゃあ、メモが終わったら、風呂を沸かして来てもらうことにしよう」

緑「」ビシッ

男「ゆっくりでいいからな」

緑「」コクッ

緑「」カキカキ

男「・・・・・」ジィー

緑「」メモメモ

緑「」メモメモ

男「・・・」スッ

緑「」カキカキ

男「」ナデナデ

緑「!?」ガタン

男「あ、悪い悪い、つい・・・」

緑「・・・」

男「気にしないで続けてくれ」

緑「」コクッ

ーーー
ーー

緑「」パタン

緑「」フゥ

緑「・・・」スッ

緑「」トテトテ

緑「」ツンツン

男「ん? メモ、録り終わったのか?」

緑「」コクッ

男「じゃあ、風呂を沸かしに行くか」

緑「」コクッ

緑「」トテトテ

男(あいつ、今のところ掃除以外からっきしだけど、大丈夫か?)

緑「!?」コッ

緑「」ドサッ

男「・・・あ」

緑「・・・」

緑「」ウルウル

男「大丈夫か?」

緑「」ゴシゴシ

緑「」コクッ

男(コイツを選んだのは、失敗だったかもな・・・)

緑「」コクッ

緑「」ギュッ

男「よいしょっと」グイッ

緑「」スタッ

緑「」ペコッ

緑「」トテトテ

緑「」キョロキョロ

緑「・・・」ウーン

男「・・・ん?」

緑「」クルッ

緑「」トテトテ

男「おい、そっちは風呂場じゃないぞ」

緑「!?」

男「風呂場はこっちだ」

男「早く覚えような」

緑「」コクッ

ーーー
ーー

緑「?」

男「どうした?」

緑「」カキカキ

『おふろのうえ みずでるの ない』

男「あー、蛇口のことか」

男「うちは、そこの壁に付いてるボタンを押せばいいんだ」

緑「」フムフム

男「こういうの見たこと無いのか?」

緑「」コクッ

男「今時珍しいな」

緑「」ピッ

ピロリロリン~♪

緑「!?」ビクッ

お風呂で呼んでいます

緑「?」

男「押すのは緑のそのボタンじゃなくて、ピンクのボタンな」

緑「」カキカキ

『わたしのぼたん つて』

緑「?」

男「私のボタン? あぁ、そういう事か」

男「『緑』って言うのは、お前の事じゃなくてその緑色のボタンって事な」

緑「!?」///

緑「」カキカキ

『そういうのは さきにいって』

緑「」プイッ

男「それは俺が悪かった」

男「ほら、ピンク色の方のボタンを押してみ」

緑「」ピッ

男「それでよし」

男「今度からは、1人で出来るように覚えておけよ」

緑「」コクッ

男「と言っても、風呂を掃除してピンクのボタン押すだけだから、覚えるもクソも無いか」

緑「」メモメモ

男(メモするほどの事でも無いんじゃ・・・)

男(何をメモしてーー)チラッ

『こんど あのひとに すきなものお きく』

男(・・・本当になにメモってるんだ)

緑「!?」バッ

緑「・・・見たの?」

男「あぁ、少しな」

緑「ッ!?」///

緑「!!」ゲシッ

男「いたっ」

緑「」プイッ

緑「ばーか!!」

男「なっ!! コイツ!!」

緑「」カキカキ

『つぎやったら ごはんなし』

緑「」プイッ

男「・・・り、了解した」

男(本当にこいつ俺の奴隷なのか心配になってきた)

一旦乙
緑可愛い

ーーー
ーー

男「おい!! 肉ばっか取るなよ!!」

緑「?」

男「とぼけやがって・・・」

男「・・・そう言えば、肉ばっかり食ってると、大きくなれないらしいぞ」

緑「!?」

緑「・・・」サスサス

男(お、大人しくなったぞ)

緑「」カキカキ

緑「」チョンチョン

男「ん?」

『おっぱいも』

男「ブハッ!!」

男「おまっ!! 何を!?」

緑「」ジィー

男「・・・もちろんだ」

緑「!?」

緑「・・・」

緑「」スッ

男「・・・いらないのか?」

緑「」コクッ

男「・・・」

緑「・・・」

男「本当は、食べたいんじゃないのか?」

緑「・・・」

緑「」フルフル

男「・・・さっき言ったやつあるだろ?」

緑「」コクッ

男「・・・あれは、冗談だ」

緑「!?」

男「たくさん食べた方が大きくなるぞ」

緑「・・・」

緑「」パクパク

男「やっぱり食いたかったのか・・・」

緑「」ヒョイ

男「あ、それ俺の肉ーー」

緑「」ジロッ

男「な、なんでもないです」

ーーー
ーー

緑「」ケプッ

男(結局ほとんどの肉、食われたな)

男「ほら、サラダ作ってきたから」

男「ちゃんと野菜も食えよ」

緑「」コクッ

緑「」モグモグ

緑「!?」

緑「」ベェ

男「どうした!? 大丈夫か!?」

緑「・・・まずい」

男「なんだお前、ピーマン食えないのか?」

緑「」カキカキ

『たべたこと なかった』

男「・・・じゃあ、なんで買ってきたんだよ」

緑「」カキカキ

『みどりだったから』

男「せっかく買ってきたんだから、ちゃんと残さず食えよ」

緑「!?」

緑「・・・」

緑「・・・はい、あーん」

男「・・・自分で食え」

緑「・・・」

緑「」パクッ

緑「・・・」モグモグ

緑「」ゴクッ

緑「」ベー

男(コイツの喋るタイミングが、良く分からないな)

男(筆談出来ない時に喋るのか?)

緑「」スッ

緑「」カキカキ

『すみません むりです』

男「まぁ、残りは明日食べればいいから」

緑「!?」

男「ちゃんと残さず食べろよ」

緑「・・・」

緑「」コクッ

今回はここまでです。
早いものでもう100レスを超えました。
これからはもう少しペースが落ちるかもしれませんが、宜しくお願いします。
次回は日曜日の午後を予定しております。

>>81さん
初めましてです!!
これを機に見ていただけましたらとても嬉しいです!!

>>82さん
乙ありがとうございます!!

>>89さん
ありがとうございます!!
その反応を待ってました!!

>>101さん
あの短い間に・・・!?
レスありがとうございます。
緑ちゃん共々これからもよろしくお願いします。

~♪ お風呂が湧きました

男「お、風呂が湧いたみたいだな」

緑「」ダキッ

男「おぉ、なんだ、急にどうした?」

緑「・・・やくそく」ギュッ

男「あー」

緑「おふろ」

男「大丈夫、大丈夫ちゃんと覚えてるから」

男「だから、ちょっと離してくれませんかね?」

緑「ヤっ、にがさない」ギュゥゥ

男(やっぱり、筆談、手話が出来ない時に話すのか?)

男「離しても逃げないから」

緑「」ギュッ

男「あんまりくっつかれると、ちょっと・・・」

緑「?」

男「腕に当たる物がーー」チラッ

緑「」ペッターン

男「あ、いえなんでもないです」

緑「?」

緑「・・・」ジィー

緑「///」ハッ

緑「!!」ゲシッ

男「痛ッ!! なにすんだ!!」

緑「」プイッ

男(もしかして、思ってた事がバレたのか?)チラッ

緑「?」

男(まさかな)

みどちゃんぺたんこかわいい乙。

くにくにさすさすしてあげたい乙。

ーーー
ーー

緑「~♪」

男(ずいぶんと機嫌が良いみたいだな)ヌギッ

緑「」ガチャ

男「おい、ちょっとまて」

緑「?」

男「服を着たまま入る気か?」

緑「・・・」

緑「?」

男「いいか、風呂って言うのはだな、服を着ないで入る物なんだよ」

緑「!?」///

男(それを知らないから一緒に入ろうって言ってきたのか・・・)

男「それでも一緒に入るか?」

緑「・・・ダメ?」

男「いや、ダメじゃないぞ」

男「でも、お前が裸ってのがだな・・・」

緑「・・・アナタにだけなら」///

男(もう何を言ってもダメな気がしてきた)

緑「」ヌギヌギ

男「ちょっ、おまっ!!」

男「せめて隠せよ!!」

緑「?」

緑「・・・」

緑「!?」///

男(あぁ、こいつ、後先考えないで行動する奴なんだな・・・)

男「本当に一緒に入るんだな?」

緑「」コクッ

男「・・・じゃあ、先に行ってるからな」

緑「」コクッ

男「・・・これだけは守ってくれ」

男「ちゃんとタオルで隠してくれ」

緑「?」

男「無いとは思うが、『万が一の事』があるかもしれないからな」

緑「・・・まんがいち?」

男「・・・まぁ、気にしないでくれ」

緑「?」

ーーー
ーー

ガチャ

男「お、来たか。 じゃあ、まずは頭を・・・」クルッ

男「・・・なんで隠してないの?」

緑「///」モジモジ

男「恥ずかしいなら、隠して来いよ」

緑「・・・でも、1回見られた」///

男「関係ないだろ」

緑「・・・1回見られたら、何回見られても」///

男「同じってか?」

緑「」コクッ

男(コイツの考え、どうなってんだよ)

緑「よくじょーした?」

男「・・・いや、ぜんぜん」

緑「」ガーン

緑「・・・私って、みりょくナイ?」

男「・・・無いって訳じゃないと思う」ボソッ

緑「?」

男「何でもない」

男「それよりも、体を早く隠して来い」

緑「・・・よくじょー」

男「しちゃうから隠してください」

緑「」パァァ

緑「」トテトテ

緑「」ガチャ

男(本当に何考えてるのかわからないな)

男(それにしても、あいつ、柔らかそうな身体してたな・・・)

男(本当に奴隷とは思えない肉付きだったな・・・)

男(例えばこう・・・)ムニッ

緑「きゃっ」ビクッ

男「そうそう、こんな感・・・じ?」ムニムニ

緑「アッ」///

男「・・・え?」

男「な、なんでお前がここにいるんだ!?」バッ

男「さっきタオルを取りに行って・・・」

緑「・・・タオルわかんないから、聞きに来たの」///

緑「・・・そしたら、アナタがおなかを」///

男「・・・すみませんでした」

男「本当は、触る気は全く無かったんです」

緑「・・・まったく?」

男「はい、全く」

緑「・・・バカ」ボソッ

男「え?」

男「・・・え?」

緑「・・・おっぱいじゃないからいいって言ったの」

男「・・・お前に胸なんかーー」

緑「・・・やっぱり許さない」

男「ありましたね」

男(何で俺は、奴隷に怒られなきゃいけないんだ・・・)

緑「わかればいいの」

男(さっきからコイツ、よく喋るな)

男(やっぱり、筆談できない時に話すって言うのは、間違えじゃ無さそうだな)

ーーー
ーー
緑「」クルッ

男「・・・なぜ回った?」

緑「・・・にあう?」

男「似合うも何もタオルだしな・・・」

緑「はっ!! ・・・もしかして、よくじょー?」

男「『はっ!!』じゃねぇよ。 欲情なんかするか」

緑「」ガーン

男(このやりとり何回するんだよ・・・)

ーーー
ーー

緑「・・・ゆげでてる」

男「それがいわゆる風呂ってやつだな」

緑「・・・これがおふろ」

男「簡単に言うと、人間用の鍋みたいなもんだな」

緑「おなべ・・・」

緑「私、ゆでられちゃうの?」

男「まぁ、そういう事になるな」

緑「でる」

男「出るな」

緑「こんなのごーもん」

男「入ってから文句をいえ」

男「その前に、頭とか洗わないとな」

男「よし、こっちに来い。 頭は俺が洗ってやるよ」

緑「じぶんでできるから、だいじょーぶ」

男「やった事無いんだろ? 遠慮するなって」カチャカチャ

男「ほら、目を瞑れ」

緑「」ギュゥゥ

男「そんなに強く瞑らなくても大丈夫だぞ」ピトッ

緑「!?」ビクッ

男「冷たかったか?」

緑「」コクッ

男「何か言ってからにするべきだったな」

男「じゃあ、洗い始めるぞ」

緑「」コクッ

男(なんでこういう時に喋らないんだ?)

男(なるべくなら、頷かないで欲しいのだが・・・)

ゴシゴシ

緑「アッ・・・」ピクッ

男「痛かったか? ごめんな」ゴシゴシ

緑「んっ・・・ そんなこと・・・」

男「そうか、それならいいんだが・・・」ゴシゴシ

緑「んっ」

緑「んあ」

男(なんか、良くないことをしている様に感じられるのは、俺だけだろうか?)ゴシゴシ

男「流すぞ」

緑「」コクッ

男「」シャー

緑「んっ」シャー

男「まぁ、これくらいでいいか」

緑「ぷはぁー」

緑「」ブルブル

男「女だし、コンディショナーもしとくか」

緑「・・・こででしょー?」

男「髪がサラサラになるやつだ」

緑「もうサラサラだからだいじょーぶ」

男「いいからやっとけ」カチャカチャ

緑「あー」

男「」ゴシゴシ

緑「なんかぬるぬるする」

男「そういうやつなんだよ」ゴシゴシ

男「ほら、もう流すぞ、目を瞑れ」

緑「」ギュウ

男「」シャー

緑「」シャー

緑「・・・かおがぬるぬるする」シャー

男「もうちょい頑張れ」シャー

男「よし、目を開けて良いぞ」

緑「ぷはぁー」

男「次は、体か・・・」

男「まぁ、体は自分で洗ってくれ」

男「じゃあ、俺は風呂にでも・・・」

緑「」ギュゥ

男「なっ!! や、やめろ!!」

緑「・・・体も洗ってくれなきゃヤ」

男「体を洗うのはいろいろと問題があるんだよ」

緑「・・・もんだい?」

男「えっとだな・・・ とにかく、なんかいろいろあるんだよ」

緑「・・・にがさない」ギュゥゥ

男「わかった!! 逃げないから!!」

緑「ホント?」ギュゥゥ

男「本当だから離せ」

緑「もうすこしだけ」ギュッ

男「なっ!! 後で好きなだけやっていいから!! 今はやめろ!!」

緑「なんで?」ギュゥ

男「なんていうかその・・・」

緑「?」ギュゥ

男「腕にですね・・・」

緑「?」ギュゥ

緑「!?」パッ

緑「・・・・・」///

緑「・・・えっち」///

男「いや、今のはお前が・・・」

緑「・・・でも、いま おっぱいさった」

男「お前のせいだろ!!」

緑「・・・でも、さわった」

男「くっ・・・」

緑「・・・体、あらってほしーなー」

男「うっ・・・」

男「せ、背中だけだぞ」

緑「・・・やった」グッ

今回はここまでです。
お風呂回は次回で終わらせて、オマケ的なお話を二つくらい入れられたらいいなぁとか思っております。
次回は明日を予定しております。

>>112-117さん
まとめて返してしまって申し訳ございません。
緑ちゃんが思った以上に皆様に好かれているようで、とても嬉しいです!!
それに、皆様とても仲が良いようで見ててほっこりしました。
これからも緑共々よろしくお願い致します。

前回エタった所からの続きは出来てんの?

リメイクってことでいいじゃないかな?
前回見つけたときはかなり進んでてパスしちゃったから、最初から少しずつしてくれるとうれしい。
【無口な奴隷ORIGIN~緑の髪の少女(ょうじょ)~】みたいな?
( )内は本編と多少異なります(血涙)。
みどちゃんかわいいよ乙。

やっぱりおまわりさんに俺の犯罪的なモンスターを逮捕してもらわなくては(ボロン

ーーー
ーー

男(・・・コイツの背中、ずいぶんと綺麗な背中してるな)

緑「」ポカッ

男「いてっ」

緑「・・・そんなにジロジロみないで」///

男「なっ、見てないわ!!」

緑「・・・うそつき」///

男「いいか!! 洗うぞ!!」

緑「」コクッ

ピトッ

緑「ふぁ!!」ビクッ

男「あぁ、すまんすまん」

緑「」クルッ

男「なんでこっち向くんだよ・・・」

緑「・・・こっちむかないと、アナタが見えない」

男「頭洗ってる時だって見えて無かっただろ!!」

緑「・・・さっきは、アナタをはだで かんじられた」

緑「・・・でも、今はぬのごし」

男「だからってな・・・」

緑「・・・」

緑「・・・て」

男「て? 手がどうかしたのか?」

緑「手であらってほしいな・・・」///

男「何言ってるんだお前は!! それは無理にきまってるだろ!!」

緑「・・・むりくない」

男「いいや、それだけは了承できない」

緑「・・・りょーしょーできない?」

男「いいよって言えないってことだよ」

緑「・・・?」

男「無理だってこと」

緑「・・・むりくない」

男「無理な物は無理なんだ。 手で洗うなら俺は絶対に洗わないからな」

緑「・・・どーして?」

男「それは・・・」

緑「」ジィー

「・・・・・」

緑「」ジィー

男「・・・とにかく、ダメなものはダメなの」

緑「・・・ケチ」プクゥ

男「何がケチなんだか俺にはさっぱりわからんな」

男「ほら、背中洗ってやるからさっさと向こう向け」

緑「・・・ヤっ」プイッ

男「なんでだよ?」

緑「・・・どーして、むこーむくの?」

男「どうしてって・・・・・ 」

男(お前が隠さないから、いろいろな所が丸見え・・・)

男(なんて、言えるわけ無いか)

緑「っ!?」///

緑「・・・えっち」///

男「・・・あー、もしかして、さっきの口に出てた?」

緑「///」コクッ

男「・・・マジか」

緑「・・・どーだった?」///

男「・・・なにが?」

緑「わたしの体」

男「えっと・・・ いろいろと小さい?」

緑「!!」ゲシッ

男「いたっ」

緑「・・・バカ」

男「・・・ほら、洗ってやるから向こう向け」

緑「・・・」

緑「」コクッ

ーーー
ーー

男「背中はこれくらいでいいだろ」

緑「・・・ありがとう」

男「じゃあ、後はじぶんでーー」

緑「」グイッ

男「おっと・・・ どうした?」

緑「・・・ほかは?」

男「・・・はい?」

緑「・・・ほかは洗ってくれないの?」

男「・・・まぁ、最初からそう言う約束だったしな」

緑「・・・あらって」

男「・・・それはだめだ」

緑「・・・なんで?」

男「そう言う約束だったからな」

緑「・・・ケチ」

男「なんとでも言え。 俺はなんと言われても約束は破る気はない」

緑「・・・・・」

緑「やくそく、やくそくって・・・」

緑「・・・やくそくがそんなにたいせつなの?」

男「あぁ」

緑「・・・どーして?」

緑「やくそくなんて、まもれなくても・・・」


男「お前と結んだ数少ない約束だからな」

緑「・・・・っ」

緑「・・・あらう」ボソッ

男「え? なにか言ったか?」

緑「じぶんであらうって言ったの!!」

男「・・・お前も大きな声出せるんだな。 少し驚いた」

緑「そんなに大きなこえ、出してない」

男「そうか?」

緑「・・・おしえて」

男「・・・なにを?」

緑「・・・アワアワするやつの使いかた」

男「これのことか?」ワシャワシャ

緑「うん」

男「よし、いいか、これはだな・・・」

ーーー
ーー

緑「」ゴシゴシ

男「いい感じだ」

緑「」ピタッ

緑「・・・・・」ウーン

男「どうかしたか?」

緑「せなか とどかない」

男「・・・背中は俺が洗ってやったろ」

緑「あ、わすれてた・・・」///

男「・・・他のところ洗っとけ」

緑「うん」

緑「」ゴシゴシ

ーーー
ーー

緑「あらえた~」

男「じゃあ、泡流すか」

緑「」コクッ

緑「」ギュー

男「・・・体だから、目を瞑る必要ないぞ」

緑「さきにいって!!」///

男「悪い悪い」

男「じゃあ、流すぞ」

緑「」コクッ

男「」シャー

緑「・・・」シャー

男「後ろはこんなもんか・・・」

男「前は・・・ 自分でやってくれ」

緑「!?」

緑「・・・ここまでやってくれたんだから、さいごまでやってもーー」ボソボソ

男「ん?」

緑「・・・もういい、じぶんでやるから」

男「おう、そうか・・・」

緑「」シャー

男(なんか怒ってるみたいだな・・・)

男「・・・俺も洗うかな」

緑「」ピクッ

男「・・・ん?」

緑「」チラッ

男「・・・」

緑「」チラッ

男「・・・何か用か?」

緑「」ブンブン

男「そうか」

緑「・・・」チラッ

男「はぁ」

男「・・・背中、洗ってくれるか?」

緑「」パァァ

緑「」コクコク

男(相変わらずわかりやすすぎるだろコイツ)

ーーー
ーー

緑「じゃーまず、あたまから・・・」

男「頭はもう洗ったからいいわ」

緑「!?」ガーン

緑「・・・わたし、あらってあげたかったのにな」

男「・・・じゃあ、お願いしようかな」

緑「・・・でも、もう洗ったんでしょ?」

男「・・・・あー」

男「実は、洗い足りないんだか、頭が痒かったから、もう一回洗おうか迷ってたんだよな~」

男「誰か洗ってくれる人いたら洗って欲しいな~」チラッ

緑「ハイ、わたし あらう」キリッ

男「じゃあ、頼むわ」

緑「・・・めーつぶって」

男「はいはい」ギュウ

緑「」チュッ

男「・・・」

緑「・・・」///

男「・・・なっ!?」ガタッ

男「いま、お前なにを!?」

緑「・・・わたしを かってくれて、ありがとう」

緑「・・・これからも、よろしくね」

緑「アナタ様・・・ ううん」

緑「ご、ご主・・・ 人様」///

男「・・・フゥ、頬だったからセーフって事にしてやるよ、緑」

緑「はい、ありがとうございます」ニコッ

男(・・・なんでこんな格好で感謝されなきゃいけねぇんだよ)

緑「ックシュ・・・ さむい・・・」

男「ほら、風呂の中に入ってろ。 風邪ひいちまうぞ」

緑「でも、ご主人様のせなかを・・・」

男「ほらほら、早く入れ入れ」

緑「・・・おなべになりたくない!!」

男(アイツ、ちゃんと笑えるんだな)

男「入ってから文句言えって」

緑「・・・イッ、イヤ~!!」

今回はここまでです。
思った以上に長くなってしまいました。
次は始めて閑話となります。
次回は今日の夜を予定しております。

>>137さん
修正の関係上 全く同じではありませんが、前の物の先に当たるものでしたらございます。

>>138さん
リメイクであっていると思います。
>>138さん同様に昔は見てなかったけど・・・
と言った方が見てくれたら嬉しいです。

少しずつ切りの良い所で止めるようにしてますが、早すぎてしまったら申し訳ございません。

>>139さん
夏だからって服を脱いだら風邪を引いてしまいますよ!!
早く服を着てください!!

ー閑話1『緑ちゃんの健康診断』ー

男「お前、奴隷と思えないくらい太いと思うんだよ俺」

緑「!?」ガーン

男「あー、言い方がまずかったな。 ふくよかに見えるんだよ」

男「ってことで、健康診断してみるか」

緑「?」

男「元気かどうかを知る検査って事だよ」

緑「」ポン

男「まぁ、そこまで詳しくはやらないけど、身長とか体重くらいはやっといて損は無いでしょ」

緑「?」

男」

ーーー
ーー

男「じゃあ、まずは身長から」

男「そこに立って」

緑「」チョコン

緑「」ジィー

男「・・・俺の方向いてたら測れねぇだろ」

男「向こう向いてろ」

緑「」クルッ

男「よし、じゃあ顎を引いて」

緑「」コクッ

男「もうちょい真っ直ぐ向く感じで」

緑「」スッ

男「いい感じ」

男「えっと・・・ 130.6cmか」

緑「」ドヤァ

男「・・・そんなに大きく無いからな」

緑「!?」

ーーー
ーー

男「次は体重を測るか」

男「今度はそれに乗って」

緑「」コクッ

緑「」クルッ

男「別にそっち向く必要は無いんだけどな」

緑「!!」

男「あんまり暴れるな、数字が乱れる」

男「えっと・・・ 25.2キロか」

緑「」ドヤァ

男「体重は多いからいいって訳じゃないぞ」

緑「!?」

男「まぁ、その身長でその体重ならいい方だろ」

男(やっぱり、奴隷とは思えない程ふくよかだよな・・・)

ーーー
ーー

男「次は、BWHを測ろうと思ったのですが、これは女の場合同性じゃないといろいろとまずい」

緑「」グイッ

男「やろうってか?」

緑「」コクッ

男「BWHって知ってるのか?」

緑「」フルフル

男「胸とか尻のサイズを測る事だよ」

緑「!?」

緑「」ブンブン

男「な、嫌だろ?」

男「これは、女性がいる時にやろうな」

緑「・・・」

男「・・・それでも嫌なのか」

男「まぁ、胸のサイズは知られたくないよなぁ」チラッ

緑「!!」ゲシッ

男「いたっ」

緑「」プイッ

男「・・・元気ということが良くわかったわ」

ー翌日ー

緑「」フラフラ

男(やっぱり、風邪引いたか)

男「お前、頭痛いだろ」

緑「」コクッ

緑「ケホッ」

男「今日はゆっくり休んでろ」

緑「」カキカキ

緑「・・・ぐるぐるして 書けない」

男「無理するなって」

緑「・・・でも、いっしょー仕えていくって」

男「それなら、尚更だろ。 ここで倒れられても困る」

緑「アナタ様・・・ ご、ご主人様がこまっちゃうのは、ダメ」

男「じゃあ、今日のところは大人しく寝てろ」

緑「・・・わかった」

男(今日はちょうど仕事休みだし、看病でもしてやるか)

ーーー
ーー

男「えっと、熱は・・・」スッ

緑「・・・!?」ビクッ

男「・・・そんなに怯えるなって。 熱はかるだけだから」

ピトッ

緑「!?」///

男「・・・ちょっと熱いかな」

緑「あつくないよ。 いまは、さむい」

男「それ、お前だけだからな」

緑「私、とくべつ?」

男「あー、特別かもな」

緑「やった」グッ

男「喜ぶべき事じゃないと思うんだが・・・」

男「なにか食べたい物でもあるか?」

緑「・・・おなべ」

男「お前、鍋好きだな」

緑「・・・だって、おなべしか食べたことないから」

男「・・・」

緑「・・・」

男(もしかして俺、地雷踏んだ?)

男「えっとーー」

緑「だけどね、おなべ おいしかったよ」

男「・・・そっか」

男「じゃあ、鍋にするか」

緑「・・・うん!!」

?「今日のお夕飯、お鍋ですか。 この暑い中・・・ アナタ達はドMですか?」

男「!? 誰だ!!」

?「私? 私に聞いているのですか?」

?「えっと、こう言う時は・・・」

ー「この娘はシロって言うの」

シロ「なっ!? 銀ちゃん、ここは私のカッコイイセリフが入る予定だったんですよ!!」

銀「え? なんて言うつもりだったの?」

シロ「そりゃ、『他人に名前を聞くときは、まず自分から名乗れ!!』に決まってるじゃないですか!!」

銀「なーに言ってるんだか」

男「お前ら、どうやって入った!?」

シロ「えっと・・・ 」

銀「玄関から、お邪魔しマース?」

男「・・・理解した」

男(おかしいな、玄関の鍵はちゃんと閉めたはずなのに・・・)

シロ「鍵はちゃんと掛けないとダメですよ~」プラプラ

男「・・・お前の右手にあるそれはなんだ?」

シロ「え?」チラッ

シロ「・・・あ」

男「俺、そういう形状のやつが玄関のドアに着いてた覚えがあるんだけど」

シロ「違いますよ!! これはドアノブとかそんなんじゃ無いんです!!」

男「じゃあ、なんなんだよ」

シロ「・・・か、鉤爪攻撃~」

男「・・・はい?」

銀「・・・これ以上は、馬鹿がバレちゃうからやめときなさい」

シロ「なっ!? 私、馬鹿じゃないもん!!」

銀「今日は、丁寧語で行くんじゃなかったの?」

シロ「あ・・・ 銀ちゃんの意地悪!!」

銀「私、何もしてないんだけど・・・」

シロ「でも、そういうところ好きですよ」

銀「友達として?」

シロ「もちろん、恋愛対象です」

銀「私、そんな趣味ない」

シロ「振られた!!」

男「・・・えっと、警察、警察」ピッピッ

シロ「あー、ちょっと待って下さい!!」グッ

男「なんだよ」

シロ「ドアを壊した事は謝ります!! ほら、銀ちゃんも」

銀「・・・私、別に悪くないのに」

シロ「不法侵入の時点で同罪です!!」

銀「私は、ちゃんとチャイム鳴らしてから入ろうって言ったよ」

シロ「・・・そうだっけ?」

銀「」コクッ

シロ「・・・そんなことはどうでもいいんです!!」

男「俺には全くどうでもよくないんだが」

シロ「私達は、そいつに用事があるだけなんです!!」ビシッ

緑「え?」

男「お前、こいつら知り合いだったのか?」

緑「」フルフル

緑「こんな人、見たことない」

シロ「なっ!? 聞きましたか銀ちゃん!!」

銀「8割くらい聞いてた」

シロ「え? 8割?」

シロ「・・・ちなみに、どこを聞いてたんですか?」

銀「『こんな』と『見たことない』」

シロ「一番重要なところ聞いてないじゃないですか!!」

銀「」ドヤァ

シロ「得意気にするところじゃねぇ!!」

男「んで、その知らない誰かさんは、緑に何のようだ」

緑「そうだそうだ~」

シロ「・・・みどり? あなた、もしかしてそいつに名前を付けてるんですか?」

男「そうだが?」

シロ「・・・珍しい方だ。 ・・・様の言ってた通りって事ですね」ブツブツ

男「何言ってるんだお前?」

シロ「にしてもアナタ、そいつにずいぶんと懐かれたみたいですね」

男「・・・急になんだ」

シロ「いえ、こっちの話です」

銀「・・・シロちゃん、そろそろ時間が」

シロ「あぁ、そうでした」

シロ「そこの緑髪の」

緑「・・・はい」

シロ「今から銀ちゃんから話があります。 ちゃんと聞いておくように」

緑「わかった」

シロ「っ!?」///

シロ「こいつ、素直で可愛いですね」ボソボソ

男「やんねぇぞ」

シロ「あ~じゃあ、さらうしか無いか」

男「お前!! 何を言ってーー」

シロ「冗談ですよ。 あんまり間に受けないでください」

銀「あなた」スッ

緑「はい」

黄「私達は、あなたをさらいに来た」

緑「え?」

男「・・・は?」

今回はここまでです!
中途半端で申し訳ございません!
また、遅くなってしまったこともお詫び申し上げます。1週間に最低1回は投下できるようがんばります!

次回は金曜日の夜に投稿する予定です!

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