【ニューダンガンロンパV3】最原「みんなで宿泊訓練、2泊目!」【安価あり】 (41)

         !注意!

・これは 最原「みんなで宿泊訓練?」の続きです
・ネタバレがあります
・紅鮭団の世界です
・作者は王馬「ロボット差別王にオレはなる!!」と同時進行で更新しています。世界線は別です
・作者がやりたいなと思ったことをやってます
・矛盾があったらすいません
・初心者です

 ―今までのことがよく分からないあらすじ―

突如モノクマから6日目から7日目の夜時間まで『宿泊訓練』をするように宣言された最原たち。

期間内に『自由研究』をしモノクマにレポート的なのを提出するよう言われたが、なんでそんな設定を入れたのか作者もよくわからず適当に終わってしまうのだった。

       ~宿泊訓練のしおり~

1:この宿泊訓練は6日目の朝7時から7日目の夜時間まで行います。

2:宿泊訓練中は夜時間の寄宿舎へ立ち入ることができません

3:夜は建物の外で寝ましょう。

4:ケガ等は自己責任です。

5:宿泊訓練中に『自由研究』を行ってもらいます。7日目の夜時間までに各自レポートをまとめて必ずモノクマに提出してください。生徒同士の『合同研究』を認めますが上限は4人までとします。なお提出期限を守らなかった生徒には罰が与えられます。

6:宿泊訓練中は誰か1人の手によって作られた食事をとることを禁止します。

7:6日目と7日目の夕食は4人×4つのグループをつくり4人で協力して作りましょう。外で作り外で食べてもらいます。なお調理場はモノクマーズが設けます。

8:ルールは学園長の都合により順次増えていく場合があります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497058493

     ☆今まで起こった主な出来事☆

・最原がプールで遊んだ
・最原が女子トイレに侵入した
・なぜかそこに百田がいた
・さらに白銀が首謀者と発覚した
・なんやかんや穏便にすんだ
・キーボのアンテナがへし折られた
・最原と百田は王馬の協力の元、女風呂を覗いた
・7日目はいろいろあった
・今は7日目の夕食作りの途中

最原「僕が変態みたいじゃないか!」

赤松「最原くんのことばかりだね…」

王馬「っていうか変態だよね?」

最原「変態じゃない!ていうか僕の赤松さんのパンツ返してよ!」

赤松「え、最原くん私のパンツ無くしたの?」

王馬「どっちも頭おかしいよ…」

白銀「7日目地味に適当だね」

     ☆今後やる(予定)こと☆

(前スレの当分前に聞いたこととかです)

・肝試し
・花火
・入間になんか発明させる
・才能訓練
・王馬がイタズラする

いつ埋められてもいいように用意しておいたの
さ…
最後、ひとこと言いたかったのですが間に合いませんでした

じゃあ前回の続きから開始します。あ、三平汁は決定しました!

東条「マグロ…いたのね」

天海「もう寿司しかないっすね!」

東条(興奮しているわね…そんなに寿司が好きなのかしら)

東条(寿司が好きならば
今度から作ろうかしら…)

ゴン太「いっぱい取れたからいろんな料理に使えると思うよ!」

アンジー「ほんとに鮭の掴み取りするとはねー」

天海「しかもこれかなりうまそうっすよ」

東条「制限がなければ美味しい料理をみんなに作ってあげたかったのだけど…」

天海「冷凍はどうっすか?さすがにこの量は食べきれないっすよ」

アンジー「みんなに美味しい料理を作るのだー!」

東条「…じゃあマグロも少し冷凍しましょうか」



東条「これでいいわね、オニカサゴは…これも多いわね」

アンジー「大丈夫だよーゴン太がいっぱい食べるよー」

ゴン太「ゴン太に任せて!」

天海「メニューはどうするっすか?」

東条「そうね…マグロは寿司…あと三平汁にもしましょうか」

東条「鮭は>>5にして、オニカサゴは刺身にしましょう」

ごめんなさい、いま見返したら安価全部とっていましたね
書に直します、すいません

天海「中々いいチョイスっすね!」

アンジー「でもでもーアンジー作れないよー?蘭太郎は作れそうだけどねー」

ゴン太「ごめん!ゴン太も料理は苦手で…」

東条「問題ないわ、私がみんなに指示していくわ」

東条「夜長さんは魚を切ることはできるかしら?確か島育ちでしょう?」

アンジー「もっちもちー!このオニカサゴはアンジーに任せるのだー!」タタタ

東条「兜焼きはほぼ焼くだけね…」

天海「じゃあ俺が兜焼きの方準備しとくっすよ。時間が空いたらまた来ますね」

天海「あ、寿司も忘れないでくださいっすね!」スタスタスタ

東条「ありがとう、天海君。本来なら私がやるべきなのにね…」

ゴン太「東条さん…あのね!ゴン太バカだから上手いこと言えないんだけど…」

東条「…?」

ゴン太「たまにはみんなに頼ることも大事なんじゃないかな!」

東条「獄原君…ありがとう。さぁ私たちも頑張りましょうか」

ゴン太「うん!」



ゴン太「ところで…三平汁ってなに?」

東条「北海道の郷土料理よ」

ゴン太「郷土料理かぁ…暖かそうだね!」

東条「ふふっそうね…」

東条「じゃあまずは鮭を洗ってくれるかしら?」

東条「私はその間に下準備を行っておくわ」

ゴン太「ゴン太に任せて!」


東条(ささっとじゃがいもと人参、大根を切り終えて寿司の準備も大体終わったのだけれど…)

こんにゃく「」プルン

東条(こんにゃく…!!)

東条(…どうしましょう)

>>7 どうしましょう

ちょっと昼寝します

包丁で切れないので、噛みちぎって細かくする

ちょっと風邪っぽいので今日はここまでにさせていただきます。例によって更新するのは遅くなる思います…すいません…
ではくますみー

たいへん申し訳ありませんが、現在同時進行中のssが完結するまでこちらの更新を止めたいと思います
中途半端にしたくないので…
こんな中途半端でストップしてしまい本当に申し訳ないです…

簡潔さえしてくれれば待ってます

>>11
絶対完結させます!

2ヶ月でしたっけ?あれ?
…とりあえず書き込み!

なるほど…ありがとうございます!

そろそろひっそりと再開します…

半年以上だって申し訳ないです。今更感がありますが、完結はさせるつもりです

一応前スレ
【ニューダンガンロンパV3】最原「みんなで宿泊訓練?」
【ニューダンガンロンパV3】最原「みんなで宿泊訓練?」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489756624/)

今は7日目の夕食作り(Cグループ)なので
Cグループの最初から投下していこうと思います

       ―Cグループ―

東条(さて、今日もみんなで夕食を作ることになったけれど…)

アンジー「にゃははーゴン太はおっきいねー!」

ゴン太「そ、そうかな?紳士足るもの背が高くて丈夫じゃないとね!」

アンジー「ねーおんぶしてよーいいでしょー?ねー?」

ゴン太「もちろんだよ!」

ゴン太「よいしょ…っと!どうかな?」

アンジー「わー高いねー!」

東条「…」

東条(統率力ゼロね)

東条(まずは的確な指示を出さないと…私は直接作ることができないのだから)

アンジー「次は肩車してほしいって神さまも言ってるよー!」

ゴン太「ゴン太に任せてよ!」

東条(まずは天海くんから声をかけようかしら)

東条(天海君なら前も同じグループだったし頼りになるはず…)

天海「ははっ懐かしいっすね…」

東条「……」

東条(…天海君まで遠い目をしてるわ…。まずは天海君のやる気を引き出しましょう)

東条「天海君どうしたのかしら?」

天海「あ、東条さん…すいません、今は夕食作りの時間でしたね…」

東条「いいのよ、気になることがあるのなら今のうちに解消しておかないと怪我をしたら困るもの」

天海「それもそうっすね…」

天海「…あのふたりを見ていたら思い出したんすよね…妹のことを」

アンジー「ゴン太はえらいねー神さまも褒めてるよー?」

ゴン太「え、神…さま?」

東条「妹さんがいるのね…知らなかったわ」

天海「言ってないっすからね…」ハハ

天海「…昔は転んで怪我をした妹をよくおんぶしてあげたもんっすよ」

東条「そう…」

アンジー「そうだよーおばあちゃんみたいな優しくて暖かい神さまが言ってるんだよー」

ゴン太「おばあちゃん…みたいな…?」

天海「さ、俺の話はこれくらいにして調理始めましょうか?」

天海「あ、まずは魚を釣らないといけないっすね」

東条「…」

天海「釣り堀は確か…」

東条(これ以上は何も聞くな…といった感じかしら。やはり天海君は少し壁を作っているようね…)

東条(メイドとしてなんとかしたい気持ちもあるけれど…)

東条(今は夕食作りの時間だし天海君が拒否するのならしかたないかしら…)

東条(…もう少し頼ってほしいけれど今はここまでにしておきましょうか)

天海「東条さん?」

東条「あ、ごめんなさい。少し料理の手順などを考えていて」

東条「もちろん天海君の話も聞いていたわよ」

天海「器用っすね…」

東条「メイドだもの」

天海「メイドってすごいっすね…」

東条「私は釣り道具を持ってくるわ」

東条「天海君は…」チラ

天海「ああ、あのふたりっすね?俺に任せてください」

東条「ありがとう…じゃあ行ってくるわね」


       ―寄宿舎の裏側―

東条「それにしても…どうしてここなのかしら」

東条(確かに寄宿舎の裏ということもあり雰囲気はそれらしいけど…)

東条(モノクマーズが作ったのかしら、ここもあそこも駄目ね…あとで手直ししないと)

天海「東条さん、ふたりを連れてきたっすよ」

東条「ありがとう、天海君」

ゴン太「ごめんね、東条さん!ゴン太すっかりアンジーさんと遊んじゃってたよ!」

東条「いいのよ、みんなが仲良くするのはいいことだもの」

アンジー「にゃははー斬美はほんとにお母さんみたいだねー」

東条「…」

東条(私も高校生なのだけどね…)

アンジー「それにしてもーなんで寄宿舎の裏に釣り堀つくったのかなー?なんでかなー?」カラダブンブンフリマワス

天海「場所がここしかなかったんじゃないんすか?」

ゴン太「あ、そっか…最近大浴場とかできていたもんね…」

東条「おまけに今は肝試しの用意もしているみたいよ」

天海「ああ…すっかり忘れてたっすよ」

アンジー「ここならいつでも遊べるねー広いしねー」

ゴン太「釣り堀で遊ぶの!?」

アンジー「それじゃあ早速魚を釣るぞーおー!」

天海「見事なひとりコールアンドレスポンスっすね」

ゴン太「ゴン太…みんなの分も頑張るよ!」

東条「…獄原君、なぜズボンの裾を上げているのかしら」

ゴン太「え?お魚さんをとるっていったらこうだよね!」

東条(そう言うと獄原君は熊が鮭の掴み取りをするようなポーズをとった…)

天海「なんというか…さすがというか…」

アンジー「おーゴン太は熊みたいだねー」

東条(ついに夜長さんが言ってしまったわ)

ゴン太「え?ち、違うよ!ゴン太は紳士なんだよ!?」

天海「分かってるっすよ」

東条「獄原君、タオルを用意しておくから、あなたはあなたのやり方で魚を採ってくれるかしら?」

ゴン太「タオル…ありがとう東条さん!ゴン太頑張る!」ザッパーン

東条「風邪をひかないように注意して…行ってしまったわ」

アンジー「ねー斬美ーアンジーも釣り堀の中に入って魚を採るよー」

東条「え、あなたも?」

アンジー「島ではよく掴み取りしてたからねーじゃあ行くよーぐっばいならー」ザッパーン

東条「…」

天海「…ワイルドっすね」

天海「俺たちは気長に釣りしましょうか…」

東条「そうね…」

ポチャ…

ポチャ…

ポチャ!

東条(…かかったわ!)

ボチャボチャボチャ…

ボチャ!

東条「釣れたわ」

天海「早いっすね!」

東条「これは…ブラックバスね」

天海「ブラックバスっすか…」

天海「俺も頑張らないと…!」

東条「ここには何がいるのかしら…」

天海「マグロ…はさすがにいませんよね」

東条「どうかしら…この学園の設備はかなりいいものだしマグロがいる可能性も捨てきれないわ」

天海「なるほど…寿司握りたいっすね」

東条「天海君が寿司を握るのならば全力でサポートするわね」

天海「心強いっすね」

東条(でもなぜ寿司なのかしら…?)

アンジー「斬美ー蘭太郎ーいっぱいとったぞー」

天海「え!俺まだ一匹も釣ってないっすよ!」

ゴン太「おーい、みんなー大漁だよー」

東条「…彼らが取りつくしたようね」

東条「私がいながら天海君に釣りを楽しんでもらえなかったなんてメイドとしてまだまだね…」

天海「東条さん気に病まないでください…俺は楽しかったすよ?」

東条「天海君…寿司作りのサポートは私に任せてちょうだい」

東条「天海君を一流の寿司職人にしてみせるわ」

天海「そこまでっすか!?」

東条「それで何が取れたのかしら?」

ゴン太「えーとゴン太はマグロと鮭だよ!いっぱいとれたんだ!」

アンジー「アンジーはオニカサゴだよーこればっか取っちゃったー神さまのおかげだねー」

東条「マグロ…いたのね」

天海「もう寿司しかないっすね!」

東条(興奮しているわね…そんなに寿司が好きなのかしら)

東条(寿司が好きならば
今度から作ろうかしら…)

ゴン太「いっぱい取れたからいろんな料理に使えると思うよ!」

アンジー「ほんとに鮭の掴み取りするとはねー」

天海「しかもこれかなりうまそうっすよ」

東条「制限がなければ美味しい料理をみんなに作ってあげたかったのだけど…」

天海「冷凍はどうっすか?さすがにこの量は食べきれないっすよ」

アンジー「みんなに美味しい料理を作るのだー!」

東条「…じゃあマグロも少し冷凍しましょうか」



東条「これでいいわね、オニカサゴは…これも多いわね」

アンジー「大丈夫だよーゴン太がいっぱい食べるよー」

ゴン太「ゴン太に任せて!」

天海「メニューはどうするっすか?」

東条「そうね…マグロは寿司…あと兜焼きにもしましょうか」

東条「鮭は三平汁にして、オニカサゴは刺身にしましょう」

天海「中々いいチョイスっすね!」

アンジー「でもでもーアンジー作れないよー?蘭太郎は作れそうだけどねー」

ゴン太「ごめん!ゴン太も料理は苦手で…」

東条「問題ないわ、私がみんなに指示していくわ」

東条「夜長さんは魚を切ることはできるかしら?確か島育ちでしょう?」

アンジー「もっちもちー!このオニカサゴはアンジーに任せるのだー!」タタタ

東条「兜焼きはほぼ焼くだけね…」

天海「じゃあ俺が兜焼きの方準備しとくっすよ。時間が空いたらまた来ますね」

天海「あ、寿司も忘れないでくださいっすね!」スタスタスタ

東条「ありがとう、天海君。本来なら私がやるべきなのにね…」

ゴン太「東条さん…あのね!ゴン太バカだから上手いこと言えないんだけど…」

東条「…?」

ゴン太「たまにはみんなに頼ることも大事なんじゃないかな!」

東条「獄原君…ありがとう。さぁ私たちも頑張りましょうか」

ゴン太「うん!」



ゴン太「ところで…三平汁ってなに?」

東条「北海道の郷土料理よ」

ゴン太「郷土料理かぁ…暖かそうだね!」

東条「ふふっそうね…」

東条「じゃあまずは鮭を洗ってくれるかしら?」

東条「私はその間に下準備を行っておくわ」

ゴン太「ゴン太に任せて!」


東条(ささっとじゃがいもと人参、大根を切り終えて寿司の準備も大体終わったのだけれど…)

こんにゃく「」プルン

東条(こんにゃく…!!)

東条(…どうしましょう)

ここまでが前回までです
Cグループの料理までは書き終わったので更新します

東条「こんにゃく…しかたないわね…」

東条(口の中にビニールを入れるわ。もちろん清潔なものよ)モゴ

東条「そしてこんにゃくを口に入れる…」

東条(これでよし)

東条(包丁で切れないのなら…)

東条(口で噛みちぎる!!)

東条(…右よし、左よし、右よし…誰も見ていないわね)

東条(いくわ!)

ブチィッ!!

ボタボタ…ボタ

東条「…うまくちぎれたわね。もう1度…いえ、3度くらい丁寧に洗っておきましょう」



天海「東条さん…なんで荒ぶってるんすかね?」コソ

アンジー「主は言いました…斬美はこんにゃくが苦手だと」コソ

天海「うおっアンジーさん、いつのまに…」

アンジー「んーとね、切るだけだからね、あっという間に終わっちゃったんだー」

天海「そうっすか…俺も兜焼きの準備が終わったんで来たところっす。そしたら…」

アンジー「斬美が荒ぶってたんだねー。じゃあ一緒に神さまに祈ろっか?」

アンジー「斬美がこんにゃく切れるようになりますよーにってねー!にゃははー神っちゃってるねー!」

天海「…まぁ、とりあえず手伝ってくるっすよ」タタタ

アンジー「えー今すぐお祈りしようよ。ねーねー!」タタタ



東条「…あら天海君、夜長さん」

東条(……見られていないわよね?)

天海「大方終わったんで手伝いに来たっすよ」

アンジー「アンジーもだよ。ねーねー、一緒に神さまにお祈りしようよー」

東条「…それはあとでね」

天海「あ!ゴン太君来たっすよ!鮭洗いおわったみたいっす」

ゴン太「東条さん、これでいいかな?」

東条「ええ、十分よ」

東条「さて、みんな…今から手順を指示するから仕上げに取りかかりましょう」

東条「三平汁はこの鍋に、鮭とここにある具材を入れて中火で煮てちょうだい。あくを取ることも忘れないようにね」

東条「だいたい野菜が柔らかくなったと思ったら醤油で味を調えてちょうだい」

東条「鮭は今から切っておくわね」

トントントン

アンジー「斬美ー覚えられないよー」

ゴン太「えっと、鮭さんと具材を入れて…」

ゴン太「強火…あれ、中火?」

ゴン太「そのあとは…」

ゴン太「???」

天海「…不安っすね」

天海「だけど、俺は…寿司握りたいっす!これが俺の使命なんです!」

東条(知らなかったわ、天海君は寿司を握るという使命があったのね…)

東条「…安心してちょうだい、ここに手順をメモしておいたわ。これなら分かるかしら?」

アンジー「おおーさすが斬美だねーゴン太ー、頑張るぞーおー!」タタター

ゴン太「うん、みんなのためにゴン太、頑張るよ!」タタタ

東条「さぁ天海君、私たちは寿司を握るわよ」

天海「ついに寿司っすね!楽しみっす」ウキウキ

天海「だけど…俺はいつのまに寿司キャラになっちゃったんすね?」

東条「知らないわ」



東条「酢飯は用意してあるわ。それにお魚も。あとは握るだけよ」

天海「手もばっちりきれいにしたっす!」キラキラ

東条「やる気も十分みたいね。じゃあ、握るわよ」

にぎにぎにぎにぎ…

天海「…うーん、難しいっすけど楽しいっすね!」ニギニギ

東条「天海君、中々筋がいいわよ。あなたの才能はもしかして…」ニギニギ

天海「…ま、まさか…寿司職人!?」ニギニギ

天海「……なわけねーっすよ!」ニギニギ

東条「そういう可能性もあると思ったのだけれど違ったようね。ごめんなさい」ニギニギ

天海「いえ…こっちこそ、なんかすみません。東条さんが考えてくれたのに…」ニギニギ

東条「よかったら一緒に貴方の才能がどんなものか考えてみない?人と話すことで思い出すかもしれないわよ」ニギニギ

天海「ありがとうございます…」

東条(しばらく天海君と、天海君がどんな才能なのか話し合ったけれど…やはり駄目だったわ)

東条(くっ…メイドとしてまだまだね…)



天海「ふーなんとか終わったっすね。けっこう疲れたっす」

東条「そうね…あら、夜長さんに獄原君?」

アンジー「斬美ー!三平汁できたぞー!」タタタ

ゴン太「東条さんのメモ通りにやったから大丈夫…なはずだよ!」

アンジー「でもでもー、一応確認してほしいんだよねー。いいかなー?」

東条「もちろんよ」

ゴン太「どうぞ!」

アンジー「ぐいっといっちゃってー」

東条「…ええ」ゴク

東条「……………」

東条「…………………ッ!?」

天海「どうしたんすか?顔色めちゃめちゃ悪いっすよ…」

東条(酸っぱい…!?いや、甘い、ほろ苦い、激辛…いったい何味なの!?)

東条「…い、一応、確認なのだけれど……」

アンジー「なにー?」

東条「メモの通りに作ったのよね…?」

アンジー「もっちもちー!」

ゴン太「ゴン太も味見してみようかな…」ゴク

東条「ちょっと待っ――」

ゴン太「!?!?」ブホォッ

天海「ゴン太君!?」

ゴン太「」チーン

東条(あの獄原君を倒すなんて…やるわね、この三平汁…)ゴクリ…

天海「ゴン太くーん!!…いったいどんな味なんすかね…」ゴク

天海「ッ!?…なん……」ブホォッ

天海「」チーン

東条(獄原君が倒れたのだから、天海君が倒れないわけないわよね…)

天海(だったら、味見させないでほしかったっす)

東条(貴方直接脳内に…!?)

アンジー「あららー、ふたりとも倒れちゃったー」

東条「くっ…夜長さん…貴女いったい、何をしたの…?」ヨロ

アンジー「えっ?えーっと、メモ通りに作ったあと、お酢と砂糖と島に伝わる伝統的な調味料を入れたよー!」

天海「神さまが……そうしろって言ったんすか…?ぐっ…」

アンジー「そだよー」

東条「まだ動けたのね天海君…!平気なの…?」

天海「まだちょっと舌が痛むっすけど平気っすよ…だけど、ゴン太君が…」

ゴン太「」チーン

東条「まだ復帰は無理そうね…」

天海「…島の伝統的な調味料なのに、なんでこんなところにあるんすかね?」

アンジー「なんたらマシーンから出てきたよ?」

東条「伝統的なものなのに普通にあるの…?」

東条「とにかく…それを入れたからこの味になったのね」

アンジー「にゃははー!神った味でしょー?もうアンジーもダメかもー」

天海「え」

アンジー「ぐっばいな…ぐふっ」バターン

天海「彼女も限界だったみたいっすね」

ゴン太「あれ、ここはどこ?ゴン太は誰?」

天海「いや、それ自分が誰だか分かってるっすよね?」

ゴン太「あ、そうだね!ところで舌がすごく痛いんだけど、ゴン太何を食べたんだっけ?」

天海「忘れた方がいいこともあるんすよ。俺が言うのもどうかと思うっすけど」

ゴン太「?」

東条「……」

東条「とにかく私は、この物体Xをなんとするわ」シュッ

ゴン太「ぶったい…えっくす?」

天海「東条さん…キミだけが頼りっす」グッ

東条「ええ…私に任せて頂戴」グッ

ゴン太「よく分からないけど…頑張って東条さん!」グッ

東条「……」グッ



東条(その後何度気絶しそうになったか分からないけれど…私はなんとかやり遂げた。そう、やり遂げたのよ…!)

天海「うまい…うまいっすよ、東条さん!」

ゴン太「三平汁ってこんなに美味しいんだね…!」

アンジー「アンジーもいろんな意味で生き返ったよー!」

東条「…それなら良かったわ…」グラッ

ゴン太「東条さん、大丈夫!?」

東条「ええ、少し…目眩がしただけよ」

天海「東条さん、あとは任せてください。あとの準備は俺たちでやるんで」

東条「ごめんなさいね…」

アンジー「アンジーも頑張るぞー!」

東条「…やっぱり私も準備するわ」スッ

ゴン太「大丈夫なの!?」

アンジー「無理しちゃダメなんだよー?」

東条「大丈夫よ」キリッ

天海「は…はは…」

―Cグループ―
マグロ寿司とマグロの兜焼き
鮭の三平汁
オニカサゴの刺身
完成!

Cグループはここまでになります。
あと残っているのは
Bグループ(夢野 春川 最原 真宮寺)の
バーベキュー、 焼きそば
です。
次の更新がいつになるかは分かりませんが必ず完結させます

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