男「友、せっかくだし>>2に行こうぜ!」 友「!?」 (131)

友「本気で言ってんのか…?」

男「大マジよ」

友「まんこってお前なぁ…」

男「どうなってんのか気になるだろ!俺は、本当のことが知りたいんだ!」

友「…危険だぞ?」

ガララー

幼馴染「おじゃまー!二人でなにしてんの?」

男&友「!」

男「……」

友「……」

幼馴染「いやー筋トレしたあとだから汗かいちゃってさー。やっぱ男の部屋すずしー!男の財布の中身みたい!」

男「……」ヒソヒソ

友「……」ヒソヒソ

幼馴染「なに男二人で内緒話?仲いいねー」

男「…幼馴染」

幼馴染「ん?」

男「幼馴染!」

幼馴染「やっ…ちょ!なんでスカートの中に頭突っ込んできてんの!や、やめ…」

男「うるせぇ!毎度毎度勝手に窓から上がりこんでんだ!お互い様だろ!」

ヌポッ…!

幼馴染「あうっ…!」

友「マジで入りやがった…!」

ヒョコッ…

男「友、早くこいよ」

友「あ、あぁ」

幼馴染内部――

男「ここが幼馴染の中か…あったかいよ…」

友「入ろうと思えば入れるもんだな」

幼馴染『で、出てきてよー!』

男「嫌に決まってんだろ」

幼馴染『な、なんで…?勝手に漫画借りたの怒ってるの?』

男「は?…いま知ったぞ」

幼馴染『それとも借りた帽子にジュース溢したこと?』

男「…それもいま知ったぞ」

幼馴染『…ご、ごめん』

男「絶対出ていかねぇ!!友とここにずっといるからな!」

友「巻き込むなよ…ん?待て、男!何か来る…!」

男「あ、ありゃあ>>15

金正恩

男「金正恩じゃねえか!」

金正恩「!…まさかここに人が来るとはな」

友「こんなところで奇遇だな」

男「待てよ?アンタ、北朝鮮人だろ?なぜ日本に…しかも隣に住んでる幼馴染のおまんこにいやがる!」

友「映像では確かにアンタは今も北朝鮮に…」

金正恩「…ふん、あれは影武者だ」

男「!」

男「か、影武者だと…へっ。何言ってやがんだ!お前みたいに面白い頭してる人間がそう何人も…」

友「待て、男。あながち馬鹿に出来ないぜ」

話は、2月10日から12日までワシントン及びフロリダで行われた、安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領の公式・非公式の日米首脳会談に遡る――

会談の中で、トランプ大統領の口から、安倍首相が思いもよらない発言が飛び出したのだった。
その衝撃の事実に、安倍首相は色を失い、震えが止まらなかったという。

「北朝鮮の若い独裁者(金正恩委員長)は、ひょっとしたらもう死んでいるのではないか? そうでなかったら、病魔に冒されて伏しているのではないか?

つまり、いま表に出てきている男は、本物ではなくて、ダミー(影武者)だということだ」(ゲンダイより抜粋)

友「つまり…北朝鮮のトップが影武者を使ってるのは事情通の間じゃ常識なのさ」

男「ゲンダイがいうなら間違いねぇな!」





友「」

金正恩「ククク…いかにも。日本人のわりには曇りなき眼を持ってるようだ」

友「そいつはどうも。で、なんでアンタがここに…」

金正恩「それはこちらの台詞だ。ここは我々北朝鮮の領土」

男「!」

金正恩「北朝鮮軍の軍事施設だ」

友「なんてこった…」

男「ど、どういうことだよ!」

金正恩「知る必要はない。君達は秘密を知ってしまった。ここで死ぬのだからな!」

ワラワラワラ…

白血球s「イー!」

男「な、なんだあの全身白タイツは…!?」

友「恐らく白血球だ!俺たちを敵を見直してる…!免疫としての仕事をするつもりらしい」

男「つまり?」

友「殺りにくる!逃げるぞ!」タタタッ

??「こっち!こっちよ!」

男「ア、アンタは!?」

ガララー!

女「早く!このシャッターの中に!」

友「やれやれ…幼馴染のおまんこは魔境だな…!」

男「滑り込むぞ!」

ズサササー!

男「なんとか助かったぜ」

女「助かってないわ。この免疫系が…この子の体自体が貴方たちの敵よ」

友「…ところで、アンタは?」

女「女。…まぁ、気を付けることね。丸腰じゃなんだからこれくらいは手助けするわ」

女「アンタにはこれを>>39

友「まぁ、素手よりかマシか」

女「男にはコレを>>40

男「おぉ、使えそうな武器だ!…ん?お前、なんで俺の名前を…」

女「じゃあ私はこれで…運が良ければまた会えるわ」フッ…

男「待てよ!…消えちまった」

無反動砲

友「俺にはねぇの?」

女「ちょっとした手違いよ。>>43

友「…センキュ」

コルトSAA

男「見てくれ、友。カッコいいぞ」クルンクルンッ

友「ヘタクソなガンスピン怖いからやめろ(…あの女、何者だ。男の名前を知って、重火器まで…それに金正恩に北朝鮮軍の秘密施設だ…?)」

友「だぁー、クソ…分かんねぇことだらけだ」

男「お、またシャッターがあるぞ」ガララー

友「おい、不用意にシャッターを上げるな…ん?ここは腸か」

男「カラッポだな」

友「昼飯から結構経ってるしな。!…男、伏せろ!」

ササッ

男「どうしたんだよ?」

友「見てみろ」

ザッザッザッザッザッザッ…!

兵士s「…」

男「ひいい…!兵隊共がいやがる。白血球に喰われた方がマシだぜ」

友「あれは確かに挑戦人民軍の制服…どうやらここが北朝鮮の領土ってのは間違いなさそうだ」


女「また会えたわね」

男「お、お前は!急に現れんじゃねぇや、ビックリするだろ」

友「…女か」

女「まさかここまで来るなんて。まだ間に合うわよ。いまからならこっから下にくだれば外に出れるわ」

男「あいにくと、幼馴染はこれでも付き合いが長いんだ。放っとけないさ…あいつがこんなんなってんだからな」

女「…そう」

男「しかし…なんだって金正恩の手下共が…」

パキッ

男「あっ」

女「!…バカ!ほんとドジね!小枝踏んでるわよ!」

友「いかん…!気付かれたぞ!」

タッタッタッ!

女「数が多い!まともに相手したら殺されるわ!」

ダンダンダンダン!

友「撃ってきたぞ!」

男「ちくしょう!絶対死なねぇぞ!幼馴染の大腸を殺人現場にしてたまるか!」

タッタッタッ!

女「急勾配ね…!もうすぐ、胃に…」

友「その前に追い付かれる!仕方ねぇ…」

友「先に行け!」

男「友ッ!?」

友「このままじゃ全滅だ…大丈夫だ、勝算はある」

金正恩「泣かせるねぇ」ククク

男「テメェは…!」

友「ハッ。相も変わらず、ガイルばりに面白い頭しやがって…男、大丈夫だ。とっとと行け」

男「…死ぬなよ」

友「こんなところでくたばって、幼馴染のウンコになんかなってやらねぇよ」ハハハ

女「…行きましょう、男!」ガララー

男「あぁ!」

ザァアアアアアア!!!!

男「ひっ!何この赤い滝…それに赤い川…」

女「血管よ」

男「ドラクエ6を思い出すぜ」

女「息を止めて!流れに乗るわよ!」

男「勘弁してくれよ!」

女「早く!このまま一気に上まで上がれるわ!真実を…」

女「…真実を知りたいんでしょう」

男「…」

女「貴方の…幼馴染を守るつもりなら…」

ザァアアアアアア!!

男「えぇい!分かったよ!――」

兵士「バ、バカな!あいつ、胃の中に逃げ込んだぞ!」

兵士「酸の海だぞあそこは…」

兵士「奴が行けたんなら大丈夫だ!追え!追えぇぇ!!逃がすな!」

友「5…4…3…2…今だ!」サッ

兵士s「うぎゃあああああ!!」

金正恩「バカな…!奴が胃から出た途端、胃の蠕動運動が再開し、兵士共が飲み込まれた…!?」

友「――糖反射って知ってるか?」

金正恩「なに…?」

友「胃の中に糖分が入ると胃の活動が一時的に止まる体の反射のことさ」

友「俺も男ほどじゃないが、幼馴染とは昔からの付き合いでね。奴のことはよく知ってる」

金正恩「ハッ!バカな!知ってると言えば私たちもだ!なんせ住んでるんだぞ!」

友「その割りには知らないらしい。あいつ、あれで中々規則的な生活サイクルでな。きっかり決まったことをする。
…そして、昼飯から結構経って…今は3時だ」

金正恩「ま、まさか…!」

友「――そう、3時のオヤツさ」ニィ


幼馴染「もう、男に友ったら」プンスコ

幼馴染「こうなったらやけ食いだよっ!チョコレートにプリンに…」マルマルモリモリ


友「チェックメイトだぜ」

金正恩「……」

金正恩「ククッ…ククク…」

友「!…何がおかしい!」


…とこ!…おとこ!

男「…ハッ!ここは…?」

男「おッ!幼馴染と昔遊んだ公園?」

ロリ幼馴染『待ってよおとこー』

ショタ男『へへーん』

男「む、昔の俺と幼馴染…!?」

女「ここは記憶の場所よ」

男「女!…記憶の場所?」

女「そっ。幼馴染の過去から現在…全てが沈んでる場所。貴方たち外の人間に分かりやすく言えば…」

女「脳よ」


男「幼馴染の頭ん中…てっきり甘いものとか食べ物とかしかないもんかと」

女「あの子、小枝も食べるものね」ハァ

男「お陰でさっきは死にかけたしな」

ロリ幼馴染『待ってよー…』

ショタ男『ははは、あれ?幼馴染?幼馴染ー!』

男「場面がまた切り替わった。どんどん遡ってんのか?幼稚園以前からは俺は知らねぇぞ。確か幼馴染は隣町から引っ越してきて…」

女「…真実は違うわ」

男「は?」

ロリ幼馴染『おとこ…どこ』

女「もうじき全て分かる」

女「(その時…男、貴方は選択に迫られる。貴方は全てを知っても幼馴染を守ろうとしてくれる…?)」

男「な、なんだこりゃあ…!?う、うそだ!」

女「いいえ、これが貴方と会う以前の幼馴染の姿」

 

培養液に浮かんだ幼馴染『』ブクブクブク…

 

北朝鮮の極秘研究施設――

研究員A『試作品No.6の調子はどうだ?』

研究員B『数値、脳波、ともに異常ありません。遺伝子の特殊な調整もどうにか成功したようです』

男「う、嘘だ…こんなの…!こんなのってねぇよ…ッ!」

研究室長『No.6は丁重に扱えよ。もしかすると偉大なる将軍様が望んだ究極の兵器――』

培養液に浮かんだ幼馴染『』ブクブクブク

研究室長『――汎用人型決戦兵器〝オマンゲリオン〟…初の成功体になるやもしれんからな』

女「…残念ながら事実よ」

女「白頭山伝説、をご存知かしら?」

男「…白頭山?」

女「北朝鮮で神聖視されている聖地よ。亡き金正日は1942年、この山で生を受けたとされているわ。1000年に一度、天から授かった神通力を持ち込んでね」

女「将軍は神通力で日本に台風を起こしたり、初ゴルフで38アンダーという驚異的なスコアを記録したりしてるの」

男「す、すげぇ」

女「将軍が生まれた瞬間、空に二重の虹がかかり、光り輝く新星が現れた。
人類は皆、将軍に夢で会えるだけでよかったのに愛されたいと願ってしまった、世界が表情を変えて世の果てでは空と海が混じったという話よ」

男「なんかちょっと胡散臭いな」

女「えぇ。でもね、全くの与太話というわけでもないの」

男「なに?」

研究員A『!…大変です!No.9の様子が!』

研究室長『あとにしろ。No.9はスクラップ予定の出来損ない…』

研究員A『そ、それが!数値が異常なんです!』

培養液に浮かんだ幼馴染『…』ピシピシ…!

培養液に浮かんだ幼馴染『……』

研究員A『お、おぉ…目を開けたぞ』

研究室長『は、はは…成功だ…!白頭山に墜ちた…生きた隕石、満湖石との融合…!遂にその適合者が現れた!』

女「白頭山から持ち帰ったその石はケイ素生命体で『生きて』いた。外部からの刺激に対して反応し、知性さえ見せたの。
それどころか、時折、人の意思に応じて物理法則を逸脱した、まるで超能力のような力を発揮することもあったみたい」

男「生きた、隕石…それが天から降りてきた神通力の正体…?」

女「その生命体は白頭山の湖で天女が水浴びしていたら身籠り、満族の始祖となる布庫里雍順を産んだという満族発祥の伝説に因んで〝満湖石〟と名付けられたわ」


男「……それで、そのマンコ石がと人間を無理矢理くっつけたのが…」

女「そう、幼馴染。No.9…またの名を」

培養液に浮かんだ幼馴染『…』カッ!

ピシピシ…!

――私は何故ここにいるの?

ピシピシ…!ピシャ!ドカァアアアアアン!!

幼馴染『…たしは…私は何故ここにいるの…』ポタポタ…

研究室長『ひっ!』

研究員A『う、うわぁああああ!!』

女「汎用人型決戦兵器、オマンゲリオンよ」

金正日『ふむ。オマンゲリオンは危険か』

研究室長『は、はい。もう何人もの研究員が呑み込まれています…!』

金正日『呑み込まれて?』

研究室長『恐らく、オマンゲリオンの内部は位相のズレた空間…言うなれば、おまんこ空間とでも言いましょうか』

金正日『ふむ。おまんこ空間…そこに軍事施設を作れば最強の移動要塞になるな』ニヤァ

研究室長『お、恐ろしいことを…!!オマンゲリオンの力は非常に不安定なんですぞ!』

研究員A『…1つ、提案があります』

金正日『あ?的外れな意見だったら粛清すっぞ』

研究員A『い、いえ…あの、まだ使い道があると生かしておいたNo.6…あれを不安定な力を演算、コントロールする生体素子として使ってみてはいかがでしょう?』

研究室長『な、なるほど…その手があったか…!』

幼馴染『ここ…どこ…?』

金正日『ククク…無事、成功。オマンゲリオンの力は安定したようだ。真のその力を発揮し、北朝鮮が世界を支配するまでは何も知らず、日本でぬくぬくと暮らすがいい…オマンゲリオンよ…!』

女「そして、幼馴染は日本へ送り込まれた。いつか花開く、災厄の種として…」

女「孤児として幼馴染は記憶が曖昧なうちに日本のごく普通の家庭に養子として入ったの…貴方の家の隣にね」

男「……」

女「こっから先は貴方も知ってるわね」

男『はじめましてっ。おれ、おとこ!』

幼馴染『え、えと…はじめまして…』

幼馴染『…おとこくんっ』ニコッ


女「……これが彼女も知らない、彼女の全てよ」

友「バ、バカな…!そんなはずは…!?幼馴染が兵器だと!?」

金正恩「えらくマジよ。北朝鮮の技術嘗めるなよ」

ゾロゾロ…!

金正恩A「そうそう」

金正恩B「観念しろって。この数には勝てないから」

金正恩C「本物が中にいるが、分かるかなぁ」

友「くっ…!影武者の正体は遺伝子操作技術によるクローンか…!」

金正恩「そういうこと」

友「外道が!」

金正恩「外道上等。俺達正恩」

友「いや待てよ…!この規模のクローンを産み出すには巨大な施設がいる。更には危険な生体兵器の研究もだ」

友「隠れてやるには無理が…」

金正恩「へへ、死ぬ前にいいこと教えてやるよ」

金正恩「…北朝鮮の北東部、羅先特別市の地下には巨大な遺伝子工学研究施設があるのさ」

友「!」

友「羅先特別市はただの貿易拠点じゃないのか!」

金正恩「羅先、を日本語読みしてみな」ニヤニヤ

友「ラセン…螺旋…チッ!」


友「なんてこった…!螺旋…つまり、DNA…ッ!」

金正恩「貿易都市は隠れ蓑!羅先特別市は国ぐるみの遺伝子研究施設なんだよ!」

友「イカれてやがる…!外道も行き過ぎれば清々しいぜ」

金正恩「ハハハ!さぁて、お前は剥製にして平壌の寒空の下に永久に晒してやるぜ!」

友「……お前たちの好きにはさせねぇ」

金正恩A「こいつ、幼馴染が北朝鮮の最終兵器と知ってまだ幼馴染のために戦うつもりか?」

金正恩B「アホなんじゃねぇの?この数相手に」

友「そんなの…」


 
??「全てを知ってなお、君は幼馴染を守るというのかね?」

女「貴方は、嘘…!死んだはずじゃ!金正恩がトップじゃなかったの!?」

メカ正日「正恩さえも敵を欺くための囮だよ。死は偽装、サイボーグとして私は甦ったのさ」

女「なんてこと…!」

メカ正日「フフ…どうする、男君」

男「そんなの…」


男&友「当たり前だろ!!」

金正恩「な…!」

金正恩A「こいつ、頭おかしいぞ」

金正恩B「北朝鮮人以外を破壊する最終兵器の為に戦うのか、こいつは」

友「兄の正男さえ粛清するお前らには分からないだろうな」

金正恩「なんだと!」

友「来いよ、ドサンピン。格の違いってやつを教えてやる」

金正恩「アレは…無反動砲!」

金正恩A「へ!バカめ!俺達は散らばってお前を囲んでる!前の俺達しか倒せない状況でそれを使うのか!?」

金正恩B「ははは!笑えるな!」

金正恩C「撃ったとしてもその後袋叩きよ!」

友「誰がお前らを狙うっていった――」

ドガァアアアアアン!

金正恩「こいつ…明後日の方向を」

ガラガラ…!ズズーン!

金正恩A「ウンコが崩れ…塞がった!?」

金正恩B「ハ、ハハ。閉じ込められたな。自分から逃げ道を絶つなんて本当に頭イカれて…」


幼馴染「はぅっ…!」ゴロゴロ

幼馴染「急にお腹が痛く…っ」

友「さっき言ったな。お前らはここに住んでるから幼馴染を知ってるって。俺から言わせりゃ、チャンチャラおかしいぜ。
所詮、幼馴染を兵器としてしか見てないってな」

金正恩「…!息が…お前何した…」

金正恩A「息ができない…」バタリ

友「この無反動砲は古いクルップ式。大量のガスが噴出される…」

金正恩A「!」

金正恩「ウンコでガスの逃げ場を塞いだ…だと!?」

友「幼馴染はなぁ、便秘なんだよ。そんなことも分かんねぇのか」ニヤリ


幼馴染「ああ^~もうなんかお腹が…!」キュルルルル…

幼馴染「ちょっと調子悪いかも」


金正恩「そんなことしたらお前も…」バタリ

友「分かってんだよそのくらい…」ガクッ

友「(男、すまねぇ。俺はこれまでだ。…後は頼んだぜ)」

バンッ!

メカ正日「ぐっ…!」バタリ

男「とどめだ…!」

メカ正日「ククク…既に終末作戦は開始されてる…」

女「どういうこと?」

メカ正日「>>100

うんこブリブリブリュッセル(´・ω・`)

メカ正日「うんこブリブリブリュッセル…それが作戦コードだ」

男「!」

メカ正日「手始めにベルギーのブリュッセル市から攻め落とす。大腸内に溜まりに溜まったウンコでな」

男「なんてことを…!」

メカ正日「私をころしたところでもう止まらないさ…!既に北朝鮮の工作員がオマンゲリオンの部屋に兵器として覚醒させる鍵である『タンポドン』を置いたからな」

女「そんな…!」

幼馴染「もう…お腹の調子が悪いからか生理きそうかも…ナプキンナプキン…ないよー」

幼馴染「ん?これはタンポン」

ガサゴソ

幼馴染「使っていいのかな。ちょっと怖いけど…」

ズニュ…!

幼馴染「うっ」

――ドクンッ!!

幼馴染「な、なにこれ…!!身体がおかしい…!」

女「幼馴染の様子が変よ!」

男「なんだって!?」

メカ正日「始まったようだな。あとものの数分で奴はオマンゲリオンとなり、北朝鮮以外を滅ぼす悪魔となる…!」

男「ちくしょう!何か方法は!」

女「…あるわ」

男「おお、教えてくれ」

女「私をころすことよ」

男「…え?」

メカ正日「!…お前は自決できないようにプログラムされてるはずじゃ」

女「えぇ。だから、彼に渡した。武器と銃弾を」

男「おい…待てよ…」

女「私の名前は本当は女じゃない」

女「――No.9。No.6…幼馴染のオマンゲリオンとしての力を安定させ、コントロールさせる生体素子」

女「その為に私は幼馴染の身体に組み込まれ、北朝鮮に利用されてきた」

男「そういうこと聞いてんじゃねぇ!!なんで…なんで女を撃たなきゃいけないんだよ!」

女「生かされるのも今日まで。お願い、男。最初で最後のお願い。
私が死ねばコントロールを失う…!少なくとも幼馴染は殺戮兵器にならない!」

女「彼女を最終兵器彼女にしないで!」

男「…っ!」

スッ…

女「そう。それでいいの」ニコッ

メカ正日「正気か…!や、やめろ!せっかくの計画がァ!!」

男「…」

女「(貴方は私のことを全然知らないよね。でも、私は幼馴染を通して貴方のことをずっと見てきた。
こんな出会いじゃなければ…貴方にこんなこと…ごめん…けど)」

女「…ありがとう」

バンッ!

メカ正日「」バタリ

女「!…バ、バカ!なんで将軍を撃ってんのよ!!」

男「まりねィ…」

女「?」

男「黙りねィ!!」

男「アンタは幼馴染にとってお姉さんみたいなもんじゃねぇか!!そんな奴を…そんな奴を撃てるかよ!」

女「!…バカね…幼馴染の暴走は止められないわよ」

男「どうにかなっても、どうにかしてやるさ!!」

女「ど、どうにかって…」

男「ここは幼馴染の頭の中なんだろ?だったら簡単だ」

男「幼馴染の奴に、直接話をつける!」

グラグラ…!

男「うおっ…!」

女「くっ…幼馴染、自我を失いかけてる…!」

幼馴染「あがが…あがっ…」

幼馴染「アイゴー…!アイゴー…!」

幼馴染「(か、身体が言うことを聞かない…だ、誰か…)」

幼馴染「アイゴー!アイゴー!」ビーム!

ドガァアアアアアン!

ざわざわ…!

「な、なんだあれは!?」

「ひいいっ!殺される…!」

幼馴染「(!…遠くから何か来る…!あれは>>122!お願い助けて…私を止めて!)」

安部総理

安部総理「こりゃあ…」

「総理…!」

「総理自ら…!?」

安部総理「アメリカのペンシルベニア大通り飛行機墜落事件の次はこれか…総理も楽じゃない」

幼馴染「…アイゴー」

安部総理「大丈夫だ…戦力は揃ってる。なぁ、>>126ッ!」

326
http://i.imgur.com/LPW3m7q.jpg

326「実戦は久々ですね…!」

「あ、あれはイラストレーターの326さん!?」

「『あの紙ヒコーキ くもり変わって』で有名な音楽グループ19の作詞担当だった326さん!!」

幼馴染「グルル…!」

326「これはこれは、そんなに顔を歪めたらお美しい容貌が台無しだ。…19!」

岡平健治「合点だ!」

岩瀬敬吾「貴方と組むのは久しぶりですね!326さん!」

326「争いなんてくだらない限りですよ。岡平さん、岩瀬さん」

岡平健次「『元気ですか?』君は今も 悲しい笑顔(かお)してるの?♪」

岩瀬敬吾「大丈夫さ 裏切られることは裏切られることはもう慣れてるから♪」

幼馴染「ぐっ…うぐっ…!」

ざわざわ…

「こ、これは大ヒットした19のセカンドシングル…紙ヒコーキだ。き、効いてるぞ」

「苦しんでるみたいだ!」

幼馴染「ヤ…ヤックデカルチャー…!」

幼馴染「歌うのを…やめろォ!!」

幼馴染「ニクイ…!お前らニホンジンが!北朝鮮以外が!!」

幼馴染「朝鮮半島以外の全ての陸地を…!沈めてやる!!」

安部総理「それ残された朝鮮半島も困るだろ!」

幼馴染「う…がァ!」

326「い、いけない!襲ってくる!」

安部総理「くっ…また胃が痛くなってきた…ん?これは演説に使う原稿…!?」ガサゴソ

安部総理「(一か八か…!)」

326「ひいいっ!」

岩瀬敬吾「326さん!」

326「あ、貴方達は歌を止めないでください!私に構わず歌を!」

岩瀬敬吾「くっ…はい!」

幼馴染「ううう!!」

326「こ、ここまでか…」

スゥー…

幼馴染「…!」

326「か、紙ヒコウキ…?」

安部総理「気を逸らせた!今のうちにサビを!」

岡平健次&岩瀬敬吾「はい!…夢を描いたテストの裏 紙ヒコーキ作って 明日へ飛ばすよ♪」

幼馴染「ア…アイゴー!!」ガクッ

男「おっ!なんか揺れが落ち着いた!今のうちだ!」

男「幼馴染!幼馴染ィー!どこだー!?」

??「うっ…うっ…ぐすん…まってよー」

男「ん?…幼馴染!」

ロリ幼馴染「うぅ…おとこぉ…」

男「幼馴染…か?ずいぶんと小さいが…」

女「恐らくは幼馴染の深層心理での姿よ。…どこかで自分が造られた兵器ということを理解してたのかもしれない」

男「…」

女「そんな寄る辺のない彼女の精神体が幼い姿というのは…想像に難しくないわね」

男「幼馴染…」

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