【ミリマス】「なぁ、聞いてほしいことがあるんだ」 (39)

まだまだ若いつもりです、と思っている。
思うのは勝手だから、人から咎められる覚えはない。

けれど、現実はやはり現実で、アイドル各位からの

「プロデューサーさん、もうすぐ46歳なんですか?」

の後に続くであろう

「もうオジサンですね」

を否定しようのない自分がいる。

「お兄さんだろ」

と言い返せる面の皮は、幸か不幸か持っていない。
要すれば、消極的オジサンということだ。

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765プロに入ってから20数年。
担当したアイドルは50人を超えるだろうか?

いまでは『チーフ』なんて呼ばれる身分になったものの、本質的な部分は変わっていないように思える。
要すれば『イジられキャラ』ということだ。

テレビ局や制作会社からはそれなりに丁重に扱われる身分ではあるけれど、うら若い乙女諸氏にとっては絶好の『イジり』対象であるらしい。

まぁ、それで上手くいってきたワケだし、この年になって性格を変えようもないので、少しだけ自尊心を傷つけながらそれなりに恵まれた日々を過ごしている、というワケだ。

期待してます

はやくしてくれよ

はよはよ!

関東が梅雨入りを宣言された日。
珍しく社長室に呼ばれた。

弊社社長は業界内でなかなかの地位を築いているとは思えないほどに身軽で、社長室でじっとしていることなど皆無と言っていい。
会議だって、事務所のソファーで済ませるほどだ。

その高木社長から社長室に呼ばれた。
これはもう、ただごとではない。
例えるならば、母親から

「通帳と印鑑を持ってあそこの喫茶店にきておくれ」

と言われるようなものだ。
嫌な予感しかしない。

三回ノックして

「失礼し」

まで言ったところで

「おお、入りたまえ!」

の声。

「はい、失礼し」

まで言ったところで、内側からドアが開いた。
初めて会った20数前から、この人は変わらない。
俺が変われない以上に、変わらない。

「座りたまえ。コーヒーでよかったかね?おーい、音無くん、彼にコーヒーを!」

と、冷たいお茶を飲みたい俺の気持ちなど当然のようにアチラに置いてきぼりにして、事務員の音無さんに告げた。

「いやぁ、蒸すねぇ」

「もう梅雨入りですからね」

と返しながらエアコンの方に目をやったけれど、動いている気配はない。
窓は少し開かれていた。
この社長は、そういう人だ。

「北海道、どうでした?」

運ばれてきたコーヒーに口をつけるフリだけしながら、話題を振った。
さして興味があったわけではないけれども。

「おお、良かったよ!やっぱり北海道だねぇ!」

何がどう良かった、などとは言わない。
大丈夫。慣れてるから。
なんてったって、20数年だ。

手持ち無沙汰を紛らわすためにスプーンでカップの中をカチャカチャかき混ぜていると、対面からあまり気持ちのよくない含み笑いが聞こえた。

「うふふ」

…何だろう?
50代半ばのオジサンが40代半ばのオジサンに向ける

「うふふ」

の意味とは?
20数年越しに『いままで君に言い出すことができなかった性癖』の話でも切り出すつもりか?
何だかんだでアナタのこと尊敬してますけど、それは無理ですよ、社長。

何てことを真剣に考えていると、予想外の言葉が飛び出してきた。

「田村くんのこと、覚えているかい?田村奈央子くんだよ」

ガチャ、と大きな音が、手元で鳴った。

「…懐かしいですね」

『平静を装う』という言葉の見本になりそうなくらいに平静を装いながら、窓の外に目をやった。
そこに見えるのは、古い演歌の歌詞を借りるならば

「ニシン曇りの空」

だった。

「北海道でね、彼女にあってきたよ」

「そうですか」

と素っ気なく返そうとして、失敗した。
言葉が出てこなかった。

「元気そうだったよ」

「そうですか」

今度はなんとか言葉を絞り出した。
微かに語尾が震えているように思えた。

「いまは田村くんではなく木下くんだけどねぇ」

チクリ、と胸が痛む。
田村奈央子は俺より8つ下だったから、今年で38歳になる。
結婚して苗字が変わっているとしても、なんの不自然さもない。
それなのに、チクリと痛んだ。

「ご家族で農家をやっていてね。いやぁ、広い畑だったよ。見渡す限り、というのかねぇ」

家族、という熟語にまた胸が痛む。
我ながら気持ち悪いと思うけれど、どうしようもない。
やっぱり、変われないままだ。

「畑でね、小さな女の子が歌っていたんだよ」

「…奈央子の娘、ですか?」

対面の50代半ばが、コクり、と頷いた。
いつになく真剣な表情で。
そこから先の質問も解答も必要ないほどの明確さで、その表情は全てを語っていた。

「娘さんの名前は、木下ひなた。もうじき14歳になる。彼女を我が765プロに迎えることにした」

やっぱり、ただごとではなかった。
こういう予感はまず外れない。

おっさんpとひなたか
期待

馴れ初め、という言葉が適当なのかは分からないけれど、俺と旧姓田村奈央子が出会ったのは20数年前になる。
つまり、俺が765プロに入社した時期だ。

それも当然だろう。
プロデューサーとして初めて担当したアイドルが、彼女だったんだから。

都心から離れた某市の雑居ビル。
5階建ての最上階、と言えば聞こえは良いけれど、壁も窓も染みだらけだった。

「窓にガムテープ貼りましょう!」

と言い出したのは誰だったかな?
緑のガムテープで窓に

『765プロ』

と画き終わると、誰からともなく笑い声が漏れた。
俺も彼女も笑っていた。
全てが手作りの、そんな時代だった。

「私、まだ東京怖くて」

当時16歳で北海道から出てきたばかりの彼女は、並んで街を歩くたびにそう言っていた。

「はぐれないように、シャツの裾掴んでもいいですか?」

その言葉に

「いちおうアイドルなんだから、そういうの止めろよ」

と、もっともらしいセリフを返しながら、それを望んでいる俺がいた。

当時の俺は24歳。
16歳相手に『それ以上』を望めば、業界的にも社会的にもアウトなことぐらいは分かっていた。

こんなことを延々と語るのもアレなので恥を忍んで要すれば、俺は田村奈央子を好きだった。
先方は当方のことを……。
悪くは想っていなかったんじゃないかと、勝手に決めつけていた。

社会のことも業界のことも、そして女心のことも何も分かっていなかった若僧の話だ。
適当に笑ってくれてかまわない。

先に言ってしまうと、彼女はさほど売れなかった。
関東ローカルの30分番組に、ひと月かふた月一度リポーターとして出演する。
それが彼女にとって唯一の、仕事らしい仕事だった。

「卒業したら、北海道に帰ります」

たしか高校3年生の冬休み前。
営業終わりに立ち寄った喫茶店で、そう打ち明けられた。

少しずつ売れ始めた他のアイドルたちを横目に、いつまでも足踏みをしている自分の姿を見ているのが辛くなったんだろう。

いまならば、それが分かる。
それに対する説得の仕方も知っている。
いくつかの解答を用意できる。

しかし、若僧だ。
いとも簡単に、頭の中が真っ白に染まった。
そして数分の沈黙のあと、やっと絞り出した言葉は

「ご両親に相談してみなさい」

だった。
大いに笑ってくれてかまわない。
受け入れる覚悟はある。

情けない男の情けない話は、これぐらいにしよう。
彼女は北海道に帰ることになった。
責任を放棄した俺に言えることは、何もなかった。

「したっけね、プロデューサー」

それが『さようなら』を意味する方言だと知っていながら、引き留めることもできなかった。

人生において、いつだって『if』は付きまとう。
あのときもしも…という自問。
満足できる答えなど決して得られないと知りつつも。

俺がいまだに独身なのは、その『if』のせいかもしれない。
その答えもまた、得られることはないのだろう。

読んでる
続き楽しみだヨー

「どうだね、担当してみるかい?」

社長の言葉で我に返った。

ー是非とも君に!

でもなく、

ー任せたよ!

でもない。

『してみるかい?』

社長の顔を覗いてみた。
見慣れた50代半ばの顔があった。
なぜか、照れくさそうだった。

「気持ち悪いです、社長」

とは言わない。

ーあぁ、そうか

と思っただけだ。
田村奈央子に対する俺のあれやこれやを、知っていたんだな、って。
そして20数年覚えていたんだな、って。

甲斐性なしが甲斐性なしのままでいることの『根っこ』のようなものを、ずっと知らぬふりをしてくれていたんだな、って。

そこまで悟りながらなお返答できずにいると、社長から160キロのど真ん中ストレートが投げつけられた。

「これは、田村くんの望みでもあるんだよ」

と。

「…奈央子の?」

人様の妻であり母でもある女性を呼び捨てにするのはモラルに反しているかもしれないけれど、この場合仕方ないだろう。
彼女に対して何もしてやれなかった俺が直接ご指名を受けるだなんて、想像の遥か外側だ。

いや、それよりも……。

「覚えてたんですねアイツ。俺のこと」

そう言って、とっくに空になったコーヒーカップを両手で包んだ。
何か意味があるわけではない。
ただ、何となく、だ。

田ちゃん……

「いますぐに、とは言わないが、できるだけ早い返答を頼むよ」

また内なる世界に没入していきそうな俺の先手を取るように、社長が言った。

「加入はいつからです?」

「夏休み明けからになりそうだねぇ。ご両親の意向で、アパートではなく下宿先を探すことになる」

「となると…あぁ、奈緒と同じ下宿先はどうでしょう?」

横山奈緒ならば面倒見も良さそうだし、彼女の明るく活発な性格は、上京したての木下ひなたにとって救いになるだろう。

「春に大学生の子が卒業してから、部屋がひとつ空いていたはずです」

コーヒーカップに視線を落としたままで考えを巡らせた。
あくまでチーフプロデューサーの務めだ、と自分に言い聞かせながら。

「転入先の中学校にも挨拶に伺わなきゃなりませんね。ご両親とは別に」

「ふむふむ」

その相槌に微妙な含みがあるのを感じて、視線を社長へと移した。
ニヤニヤ、の三歩手前あたりの顔をしていた。

「いますぐに、とは言わないよ」

一歩手前まで前進したその表情とセリフに

ーこのオッサンはほんとに!

と内心で毒づきながら、コーヒーカップをテーブルに戻した。
こういうものにはそれなりの作法と様式が必要で、煩わしく感じることの方が多い。
けれど、多いに役立つこともある。
照れ隠しの必要に迫られた場面が、そうだ。
例えばいま現在のような。

「木下ひなたの件、お引き受けします」

そう言って頭を下げた。
それもまた、照れ隠しにはちょうど良い作法と様式なのかもしれない。
頭を上げると、少しだけ蒸し暑さが和らいだように感じた。

レッスンから奈緒が帰って来るのを待って、木下ひなたのことを告げた。

「新しい子!?どんな子ですか!」

こちらが嬉しくなるくらいに予想通りの、奈緒の反応。

「もうすぐ14歳。北海道。俺も実際に見たわけじゃないから、それくらいしか分からないんだ」

「でっかいどう!ウニイクラカニ!」

「他には?」

「コンサドーレ!」

ファイターズ、と言わない辺りが、サッカー選手の兄を持つ奈緒らしかった。

「ひなたちゃん、アメちゃん好きやろか?」

「好きだったら?」

「めっちゃいっぱいあげます!」

「餌付けでもする気かよ……」

そのやり取りを聞いていたのか、帰り支度をしていたやよいが仲間になりたそうにこちらを見ている。

仲間にしてあげますか?

はい ←
いいえ

というウィンドウは無かったので、その代わりに手招きをしてこちらに呼んでやった。

「じゃあ、私と同じ学年なんですね!」

「そうだな。中学2年生は…これで7人目になるのかな?いや、8人目か?」

まだ社長の話を聞いただけではあるけれど、やよいと相性が良さそうに感じた。
二人でユニットを…と考えるのは時期尚早に過ぎるだろうけれど。

「うっうー!いっしょにもやしパーティーやりたいですー!」

「やよい、私も参加希望やで!必死のパッチや!」

「お前ら、食いもんばっかかよ……」

765プロにおけるごくごく『日常的』なやり取りを交わしながらも、木下ひなたの母親のことは黙っておいた。
これは一種の防衛本能だ、と自分を納得させながら。

40代半ばともなれば、1年など瞬く間に過ぎてゆく…ハズだった。
けれどこの2ヶ月強は、丸1日眼を閉じて過ごすほどに長く感じられた。

仕事が手につかなかったわけではない。
むしろ、自分でも驚くほどの気力の充実ぶりだった。
それなのに、長い。
時間が過ぎてゆかない。

もちろん理由は分かっている。
木下ひなただ。
正確には、その母親だ。

両親を伴っての上京、と社長からは聞いていた。
つまり、会える。
旧姓田村奈央子に。

伴侶と娘の横に並んだ『かつての知人』に何ごとかを期待するほど若くはない。
何より、そんな度胸も甲斐性もない。

それでも、時間はゆっくりと流れた。
セミの声をBGMにしながら。

複雑ですな

9月最初の土曜日。
都内某所の某駅。

まだ衰えない蒸し暑さを身体に、そしてそれ以上の熱を顔に感じながら、もうかれこれ1時間ほど待っている。

待たされているわけではない。
予定時刻まではまだ20分以上ある。
つまり、勝手に早く来て、勝手に待っている、ということだ。

駅前パーキングの駐車代は自腹だとか、そんなことは大したことではない。
ひとりで勝手に待っている、それだけだ。

そして、待ち合わせ時刻の5分前。
待ち人は表れた。
いや、待ち人たち、か。

「プロデューサーさん!」

俺に向かって振られている右手。
あの頃より厚くなった手のひら。
太くなった指。
けれど変わらない、声。

そうだ、いまでも歌っているんだ、と思った。
横にくっついている娘のために。
木下ひなたのために。

「お久しぶりです、プロデューサーさん」

変わらない声。
変わってしまった表情。

当たり前だ。
20数年間の月日とあれやこれや。
俺の知らない何事か。
強く優しい、母親の顔。

「よく分かったね、俺のこと」

我ながら芸のないセリフだと思う。
けれどまぁ、仕方ない。
照れ隠しということにしておこう。

俺の言葉にできない言い訳を知ってか知らずか、旧姓田村奈央子が言う。

「プロデューサーさん、変わってないですもん」

「そうかな?」

顔を撫でながら、出てきた言葉はそれだけ。
これもまぁ、照れ隠し。

「はい。昔から老け顔でしたから。やっと顔が年齢に追い付いたんじゃないですか?」

「…そうかもな」

そして二人で笑った。
笑いながら、胸がチクリと痛んだ。
気持ち悪いのは、自分でも分かっている。

俺と母親のやり取りを見ていた「彼女」が、小首を傾げているのが見えた。
とうに結末を向かえた三文小説的恋愛話とは無関係な、これから「主人公」としてのストーリーを紡ぐべき少女の姿が。

「ひなた、ご挨拶は?」

『母親』からそう促された少女は、真っ直ぐに、本当に真っ直ぐに俺の眼を見ながら、小さくお辞儀をした。

「木下ひなたです。よろしくお願いします」

言い終わって顔を上げたとき、少しだけ顔が赤らんでいるように見えた。
リンゴみたいだ、と思った。

事務所までの道中。
車体に大きく「765プロ」と描かれた社長の趣味丸出しのライトバンを運転しながら、助手席の旧姓田村奈央子と思い出話に花を咲かせた。

後部座席の木下ひなたは、不必要なまでに高いビルの群れが物珍しいのか、窓に顔を張り付けるようにして車外を眺めている。

ドライブ中の父と母と娘……。
また気持ちの悪い夢想が首をもたげる。
永遠に消え去ってしまったモノだからこそ、人は夢に描いてしまうのだろうか。

「ダンナさんは?」

聞くべきではないと知りながら、口に出してしまった。
親子三人で社長に挨拶、と聞いていたから、待ち合わせ場所に母と娘の二人だけで表れたことが疑問だった。
それでも、聞くべきではなかったかもしれない。
主に、情けない俺の情けないメンタルのために。

「ダンナは…ホテルで寝てます」

そう言ったあと、どこか嬉しそうな口調で続ける。

「一緒に事務所に行くはずだったんですけど、人に酔うからって。ダンナは、人の多いとこダメだからぁ」

最後が北海道訛りになったのは…たぶん照れ隠し。
俺と似ているようでまったく違う感傷。
本当に愛している人を思うときの、それなんだろう。

北海道の人はそんなかんじなのかな?

「ねぇ、かあちゃん」

後部座席から、渋滞の中をゆったりと進む車に負けないほどの、ゆったりとした声。

「どしたの?」

ルームミラーに眼をやりながら娘の声に応える母親。
なんとなく、鳥の親子を連想した。
白色と黄色いの混ざった親鳥と小鳥を。

「東京の人らはせわしないねぇ。あんなに大急ぎで、一体どこに行くんだべか?」

それを聞いた親鳥が、横目で俺に何かを訴えかけてきた。

ーお任せします

というメッセージなのは明白だ。
担当プロデューサーとして最初のお勤め、ということか。

親鳥に倣い、ルームミラー越しに後部座席に眼をやった。
小さく首を傾けている木下ひなたの姿が写っている。

これはテストだ、と思った。
あの頃の俺には無理だったことが、いまは出来ると伝えるテスト。
だから大丈夫だと伝えるための。

小さく深呼吸して、言葉を紡ぎだす。
記憶の端々に点在している、北海道の色と匂いを思い出しながら。

「そうだな…やることが多すぎるせいかな」

「時間が足りんから急いでるのかい?」

「そうだね。俺もたぶん、せわしない」

「…あたし、着いていけるんかなぁ?」

俺の歩く速度に、都会の速度に、そして、これから始まるアイドルとしての人生の速度に。
それらをすべてひっくるめての

ー着いていけるかなぁ

なんだろうな、と思った。

続きはよ

「無理に着いてこなくていいさ」

『あれから』の日々の中で俺が学んだこと。
決して焦らないこと。
急かさないこと。
風除けになってやること。
そして、思い切り誉めてやること。

なんだその程度のことか、と思われるかもしれない。
けれどそこは世の常で、言うは易し、だ。
『その程度』だからこそ難しく、そして大切なのだ。

奈央子は窓の外を眺めながら、俺の言葉に耳を傾けている。

「あたし、きっと遅れちゃうよ?うーんと離れちゃう」

「大丈夫。俺は後ろにも眼があるから」

奈央子の肩が小さく震えた。
噴き出すのをこらえているのだろう。
それには構わずに続けた。

「だから、君が遅れてたとしてもちゃんと見てる。自分のペースで着いてくればいいさ」

言い終えると、カーエアコンの低い音が車内を満たした。
木下ひなたが自分自身の言葉を選び終えるまで、待っていようと思った。

良い作品だな
待機

保守

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