雪穂｢亜里沙ごめんね3年の教室まで付き合わせちゃって｣

雪穂｢うちのバカお姉ちゃんがお弁当忘れちゃうから！｣

亜里沙｢全然大丈夫だよ！｣

雪穂｢あ、お姉ちゃんたちいた｣

亜里沙｢海未さんもいる！｣


穂乃果｢ことりちゃーーん、昨日すっごい勉強したんだよ！｣

ことり｢えらいねほのかちゃんっ！｣

穂乃果｢えへへー、なでなでしてー｣

ことり｢えらいえらい｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

海未｢またことりは穂乃果を甘やかしてるんですか？？｣

穂乃果｢違うよ！今回はほんとにがんばったんだもん！見てよこのノート！｣

海未｢おお、たしかにがんばってますね｣

穂乃果｢ほらね！うみちゃんもなでなでしてー！｣

海未｢もう、しょうがないですね｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


雪穂(いいなあ....私もお姉ちゃんに甘えられたいな....)

亜里沙｢ゆきほ？お弁当渡さないの？？｣

雪穂(なでなでとかしてみたいなー)

亜里沙｢ゆきほー？｣

雪穂｢えっ？なんかいった？？｣

亜里沙｢お弁当、渡さないの？って｣

雪穂｢あー！お弁当ね！！！わたすわたす！！！｣

っていうね

～穂乃果家にて

穂乃果ママ｢雪穂、今日おやつにケーキ出すから穂乃果部屋から呼んできて～｣

雪穂｢は～い｣



雪穂｢お姉ちゃーん、今日のおやつケーキだってー！｣

穂乃果｢わかったーあとで食べるから置いといてー｣

雪穂｢ケーキ食べないのー？｣

穂乃果｢今勉強中だからねーそのうち食べるよー｣

雪穂(またかーお姉ちゃんずっと勉強してるもんなあ....最近はご飯も一緒に食べないことが多いしあんまりお話もしてないな....)

雪穂(お姉ちゃんも3年生になってからしっかりしてきたし....)

穂乃果｢ゆきほー？｣

雪穂｢ん？｣

穂乃果｢いや、ほのかの部屋でずっと立ってるからさー｣

雪穂｢え？あっなんでもないよ！！なんでも！！｣

穂乃果｢そー？高校生活上手くいってないとか？？悩みあるなら聞くよ！｣

雪穂｢そんなんじゃないって....｣

穂乃果｢まあゆきほちゃんとやる子だもんね！でもなんかあったらいつでも聞くからね！｣

雪穂(ほらこうやって優しいし....もっと甘えて欲しいっていうかなんていうか....)

雪穂(まあそんな優しいところももちろん好きなんだけど....)

穂乃果｢ゆきほー？｣

雪穂｢あ、ごめん、勉強がんばって｣

穂乃果｢ありがとー！がんばるよ！｣

雪穂(悩みっていうかこんなこと言えるわけないじゃん....かまって欲しいなんて....)

っていう

～～～

穂乃果ママ｢雪穂ーそろそろお風呂入りなさーい｣

雪穂｢はーい｣



雪穂(はー昔はお姉ちゃんと一緒に入ったりもしてたのになー)ﾎﾟﾁｬﾎﾟﾁｬ

雪穂(大体、もっとかまってくれてもいいと思うんだよね)ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ

雪穂｢ん？私ってこんなにかまってちゃんだったっけ....？｣
穂乃果｢ゆきほー？一緒にお風呂はいっていいー？｣

雪穂｢へっ？？お姉ちゃん！？？｣

穂乃果｢うん！だめかな？｣

雪穂｢いいけど....いきなりどうしたの？？｣

穂乃果｢なんとなくー！はいるね～｣

雪穂｢どうぞ....｣

穂乃果｢ピチャピチャいわせて遊んでたのー？｣

雪穂｢ふぇ！？見てたの？？｣

穂乃果｢いつ話しかけるか迷ってたのー｣

雪穂(恥ずかしっ！)

雪穂｢もう！来てたんなら早く言ってよ｣

穂乃果｢久しぶりだねーこうやって一緒に入るの｣

雪穂｢そりゃもう大きくなったし｣

穂乃果｢先に体洗っちゃお～｣

雪穂(ていうかお姉ちゃんの思ってたより大きいんだけど....)

穂乃果｢ねえそんなに見られたら体洗いづらいだけど....｣

雪穂｢えっ！？....ごめん//｣

雪穂(私そんなに見てたんだ....)

穂乃果｢もー変態さんは嫌いだよっ｣

雪穂｢あはは....｣

穂乃果｢なんてね！冗談だよっ｣

雪穂(返す言葉もないよ)

穂乃果｢ねーゆきほ背中流してよ～｣

雪穂｢えーめんどくさいよ｣

穂乃果｢いいじゃーん、体見てたくせに～｣

雪穂｢わかった！わかったからもー許してよ！｣

穂乃果｢はいはい～｣

雪穂(とかいってちょっと嬉しがってるんだからもうどうしようもない気さえするよね)

雪穂｢ご気分はどうですかー？｣ｺﾞｼｺﾞｼ

穂乃果｢気持ちいいよ～持つべきものは良き妹だね！｣

雪穂｢褒めてもなんも出ませんよ～｣

穂乃果｢ほんとのことだもーん｣

雪穂｢はいはい、このくらいでいい？｣

穂乃果｢うん！｣

雪穂｢じゃあ流すね～｣

穂乃果｢気持ちよかったよ～ありがと！今度はゆきほの背中流してあげよっか？？｣

雪穂｢わたしはもう洗ったし....｣

穂乃果｢まあまあそんなこといわずにさ！交代交代！｣

雪穂｢え～｣

穂乃果｢たまにはお姉ちゃんの言うことを聞きなさい？いいね？｣

雪穂｢なんか絵里さんみたいになってるよ....｣

穂乃果｢ほらほーら気持ちいいでしょー？｣ｺﾞｼｺﾞｼ

雪穂｢うん....まあ気持ちいいけど｣

穂乃果｢えへへー、ゆきほにそういってもらえるとうれしいなあ～｣

雪穂｢なにそれ....｣

穂乃果｢うれしいのはうれしいの！｣

雪穂｢はいはい｣

穂乃果｢はい！二度洗い終了だね！｣

雪穂｢シャンプーみたいに言わないでよ....｣

穂乃果｢はあ、いいお湯だね～｣

雪穂｢おじいちゃんみたいな事言わないでよお姉ちゃん｣

穂乃果｢勉強の後だからしょうがないの！｣

雪穂｢それとこれとは別だし....｣

穂乃果｢別じゃないよ～疲れるんだから～｣

雪穂｢はいはい、おつかれ｣

穂乃果｢えーなんか辛辣だよ～｣

雪穂(やっぱりお姉ちゃんとお話したりするの楽しいな....もうずっとお風呂一緒に入ってればいいのに....)

雪穂(ってなんてこと考えてるの//)

穂乃果｢ゆきほ？なんか顔赤くない？｣

雪穂｢いや！ちょっとのぼせただけ！｣

穂乃果｢そう....？｣

雪穂(いやこんなこと言えないってか知られたくない！とりあえず話変えよう！そうしよう！)

雪穂｢うんうん！そいえばなんで一緒にお風呂入りにきたの？？｣

穂乃果｢それはえーっとね....｣

雪穂｢？？｣

穂乃果｢なんか最近ゆきほ元気ないなーって思ってさ....｣

雪穂｢それは....｣

雪穂(お姉ちゃんがかまってくれないからっていうかもっと一緒にいたいっていうか....)

雪穂(ってだから何考えてんのってば！！)

穂乃果｢？？でもゆきほ元気そうだし大丈夫そうだね！お節介焼いちゃったかな....あはは....｣

雪穂｢そんなことないよ....｣

雪穂｢うれしかったし....｣ﾎﾞｿｯ

穂乃果｢それならよかった！なんか悩んでるのかと思って心配したんだよ？？｣

雪穂｢それは....お姉ちゃんに甘えて欲しかったし甘えたかったし....｣

雪穂｢って言えるかー！！！！！｣

穂乃果｢え？？ゆきほ？？｣

雪穂｢もう！先上がるね！｣

穂乃果｢ええ～なんなの～｣

雪穂｢うるさい！お姉ちゃんなんて勉強星人になって何でもできるかっこいい人になっちゃえばいいんだ！！｣

穂乃果｢ええ....なにそれ....｣