【デレマス時代劇】メアリー・コクラン「トゥルーレリジョン」 (82)

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第2作 【モバマス時代劇】木村夏樹「美城剣法帖」_
第3作【モバマス時代劇】一ノ瀬志希「及川藩御家騒動」 
第4作【モバマス時代劇】桐生つかさ「杉のれん」
第5作【モバマス時代劇】ヘレン「エヴァーポップ ネヴァーダイ」

読み切り 
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【デレマス時代劇】メアリー・コクラン「トゥルーレリジョン」

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※ロリと綺麗な東郷さん。 別世界。

メアリー・コクランは忠義を知らぬ。

それは彼女が異邦人だからではない。

そもそも人の情を知らないのだ。

メアリーの両親は傭兵で、かつての南北戦争では

戦況が変わるたびに参加する陣営を変えたとう。

彼女達はメアリーが生まれた時も大して喜ばなかった。

初めて歩いた時も、初めて両親の名前を呼んだ時も、

軽くメアリーを一瞥するだけだった。

そんな両親が喜んだのは、メアリーが初仕事で

家に金を入れた時だった。

両親がそのようであったから、

メアリーは人を信じていない。

信じるのは金である。

1人で金を稼ぎ、1人で使う。

そうやって、1人で生きる。

それが神も信じぬメアリーの教義であって、信念でもある。

そんなメアリーは今、江戸にいる。

倒幕開明派の人間の

警護をすることになったのだ。

メアリーは『黄金の国』に

期待をしていたので、がっかりした。

屋敷は木と紙でできているし、

町の空気は殺伐としている。

人々はメアリーのことをじろじろ、

面白くもなさそうな顔で見る。

金でも貰わなければ、2度と来たくない。

入国初日で、メアリーはそう思った。

警護の対象は、東郷あいという女。

“少々”皮肉屋なのと、それを隠せない実直さのせいで

武家社会から孤立したらしい。

それと能を隠せない鷹でもあったから、

倒幕派の中でも人が寄り付かないという。

自分がみじめになるからだ。

「アナタ、世渡りが下手っぴネ」

メアリーは、初対面で東郷に言った。

20を過ぎて友達が1人もおらず、

命の危険から守ってくれる仲間もいない。

運が悪ければ、メアリーと出会う前に

とっくに野垂れ死んでいただろう。

「お嬢さん。

 生憎だが世渡り上手じゃ、幕府は倒せないよ。

 倒そうとも思わないだろうね」

 特に機嫌を損ねた様子でもなく、東郷はそう返した。

「お嬢さん…?

 失礼ネ。アタシは一人前のレディ。」

 それにアナタ、アタシより弱イんだから、偉そうにしないでクレル?」

 メアリはーは不機嫌になった。
 
 彼女は1人で生きていけない人間が大嫌いだった。

 そういうやつほど、一人前の人間のふりをして、

 メアリーのことを馬鹿にする。

だが東郷は、「それもそうだね」と笑って、

それ以上何も言い返さなかった。

不思議な女。メアリーはそう思った。

 倒幕派の隠れ家があるわけでもなく、

 メアリーは東郷の住む長屋に同居した。

 部屋は片付いているし、清潔だったが、とにかく狭い。

 メアリーの生家とは大違いだった。

 それに隣の音がやかましく、静かに昼寝もできやしない。

「アナタ達って、マゾヒストなの?」
 
「マゾ…嗜虐趣味のことかい?

 ああ、そうかもしれない」

 東郷は、メアリーの質問に頷いた。

「口じゃあ文句を言うがね、

 実は“苦痛に耐える自分”が、皆大好きなのさ。

 だから何も変えようとしない」

 こういうことを素直に言うから、一人ぼっちなんだろうな。

 メアリーはそう考えた。

「あいもマゾなノ?」

 サーベルの鞘で東郷をつんつん

 突きながら、またメアリーは尋ねた。

 ちょっとした意地悪のつもりだった。

 自分は周りとはちがう、そんな風に生きている女が、
 
 実のところ、とても寂しそうに見えたのだ。


東郷は、少し微笑んで答えた。

「まあ、この状況に

 ワクワクしてるくらいだから、マゾに違いないね」

メアリーは「ぐさあ」と呟いて、鞘を東郷に突き出した。

東郷は「ぐああ」と言って、ぱたりと倒れるふりをした。

江戸の食事はメアリーの口に合わなかったで、

2人は亜墨利加の大使館で

食事をすることになった。

「メアリー君はひょっとして、結構偉い人なのかい」

「アタシっていうか、一族がネ。

 仕事で大統領を何回か交代させタワ」

 東郷は初めて大使館を訪れたのだが、割に落ち着いていた。

 さすがに年の功はあるのか、とメアリーは思った。

 しかしその後、フォークを逆さに持った東郷には吹き出した。

「牛の肉もなかなか美味いものだね」

「アッチじゃ、みんな四六時中牛の面倒見てるワ」

 微妙に噛み合わない会話をしながら

 帰途につくメアリーと東郷。

 彼女達を、取り囲む3人組がいた。

「倒幕派の東郷あいだな」

 護国派達の人間であった。

 皆刀を抜いて、東郷の方を見ている。

「貴様個人に恨みはないが、命をもらうぞ」

「人を斬って国を護る。大した信条だね」

 命を狙われているのにも関わらず、東郷は相手を皮肉った。


「ふん。よく回る口だ!!」

 1人が、東郷に斬りかかった。

 この女は鹿島神道流の使い手で、

 護国派の中では5本の指に入る。

 3人の中では、1番の手練れだった。

 「言い返せナイからって手が出ルのは、大人としてどうなのカシラ」

 その女を、メアリーが斬り捨てた。
 
 ほんの、まばたきする間の早業だった。

「さあいらっシャイ、“お嬢さんタチ”」

 メアリーは手招きをして、残りの2人を挑発した。

 2人は、じっと構えて相手を見た。

 武器はサーベル。

 長さは太刀より少し短く、幅が広い。

 それでいて刃が鋭く、重く、殺傷力に優れる。

 細い日本刀では受け止めることができぬ。

 そして構え。右足を下げ、左足が前に出る。

 そして、サーベルの切っ先が地面に下がっている。

 一見、とても無防備に見えた。

 2人はメアリーを挟むように囲む。

 1人が斬りかかって、相手の様子を見る。

 それで敵わぬなら、もう1人が加勢する。

 そういう算段であった。

「えいやぁっ!!」

 メアリーの左半に回り、初手は

 中段からの振り下ろすような突き。

 メアリーはため息をついて、少し身動いで躱した。

 「そこは袈裟斬りデショ」

 メアリーは逆袈裟で相手の首を刎ねた。

「貴様!」

 残った1人が斬りかかろうとしたが、

 東郷が彼女を刀で刺した。

「東郷…お前…なぜ」

「まさか、卑怯だと言うんじゃないだろうね。

 3人でやってきておいて」

 東郷は冷たい顔で刃を抜き、さらに相手の心臓を突いた。

「フーン、これからは1人で行動スル?」

 その動きを見たメアリーが、

 面白そうな顔で言った。

 実際、東郷の腕前は高かった。

 一撃目は不意打ちだったが、二度目の突きは、

 正確無比に相手の急所を貫いている。
 
 メアリーより弱いというのが、

 かなりの謙遜のように見えた。

「いやいや、君がいないと困るんだ。

 私は寂しがり屋だからね」

 東郷は手をひらひら振って、微笑んだ。

 ある時、2人は外でひどい土砂降りにあった。

 メアリーは雨ぐらいなんてことはなかったが、自分が濡れるのもかまわずに、

 東郷が傘をさしてくれた。

 「アリガト」

 まるで、親みたい。
 
 一瞬そう思った後、メアリーは笑い出した。

「どうしたんだい?」

「なんでもナイ」

 自分の親に、ここまで優しくされたことはなかった。


 それから長屋に戻ると、

 東郷は火鉢を焚いて、メアリーの服を乾かしてくれた。

 そして代わりに、隣の家族から着物を借りてきた。

 「ナンデ、服を貸してくれるノ?」

 メアリーには不思議だった。

 自分が濡れたことと、隣の家族には何の関係もない。

 それなのに何故、服を貸してくれるのか。

 「メアリーが可愛いからだよ」

 東郷は自分が金を払ったことは伝えなかった。

 メアリーは、それもソウネ、と笑った。

 彼女は長屋暮らしに染まりつつあった。

玩具屋などが通ると、

 東郷はメアリーに玩具を買ってくれた。

「一人前のレディは、こんなもので遊ばないワ」

初めはそっぽを向いていたが、東郷が目を離すと、

メアリーは食い入るような目で玩具を見つめていた。

それに気づいた東郷が、すこし外に出ると、

メアリーはきょろきょろした後、吹き戻しを手に取った。

吹くと、ぴゅろーぴゅろーと間の抜けた音がした。

それが面白くて夢中で遊んでいると、

障子の隙間から覗いている東郷と目が合った。
 
「これって、パイプじゃなかったのネ。気づかなかったワ!」

メアリーはそう言って、吹き戻しを放り投げた。

しかし数日もすると、東郷がいる時も吹いて遊んでいた。

 異国の凄腕の剣士。

 この話が護国派の人間の間で広まるのは、

 すぐのことであった。
 
 すでに倒幕派の幹部なりを何人も斬り捨てているなかで、

 東郷あいだけが、どうしても倒せない。

 そばには、いつも吹き戻しを吹いている剣士がいて、

 ぴゅろーと言う音が響くたび、

 護国派の人間の命が消えるという。

 冗談のような話だが、笑い事ではなかった。

 来る日も来る日もやってくる刺客に辟易としながら、

 メアリーは東郷に尋ねた。

「忠義ってナニ?」

 護国派の人間がいつも叫ぶ言葉。

 言葉の意味合いはメアリーにもわかるが、

 命を懸けられるほどのものとは思えなかった。

 「便利な言葉だよ。
  
  それがあれば、

  自分にとって住み心地のいい世界だけを守れるし、

  他人に守らせることだってできる」

  大して怒った様子もなく、東郷は淡々と答えた。
 
  ただそういう事実がある。そんな話し方だった。

「東郷は、忠義アル?」

 メアリーはまた意地悪で、そう尋ねた。

 東郷は、「君にだったら跪いてもいいかな」と答えた。

 彼女の方が一枚上手であった。
 
 悔しくなったメアリーが「靴をお舐め」と、
 
 細くて美しい足を出すと、
 
 東郷は「ありがたや」と言って、ぺろりと舐めた。

 そして、しばらく2人で笑いあった。

 護国派の人間らにとって、いままでさして

 重要でなかった東郷の価値が高まっていた。

 東郷は倒幕派のなかでは大した地位ではないが、

 今まで差し向けた剣客を全て退けた。

 つまるところ、彼女は護国派の

 面目を叩き潰したというわけだった。

 護国派は東郷を始末するために、

 陣営の五本の指、残る四本すべてを投下した

 メアリーは夜、焦げ臭い匂いで目を覚ました。

 長屋が家事が焼けていた。

 一緒の布団で眠っていた東郷を、

 彼女は特に焦らず起こした。
 
「グッモーニンッ♪今日も頑張っていくワヨ~!」



「護国派の連中か」

「ここまでスる、相手も本気ということカシラ」

「いや、ずっと本気だったさ。

実力が伴っていなかっただけで」

 東郷の言葉に肩をすくめながら、メアリーは戸を開いた。

 彼女の頭上を、刃が通過した。


「情報が間違っとるであります…」

 剣を振るった相手は大和亜季。

 彼女は亜墨利加人と聞いて、相手を長身だと思っていた。

 しかしメアリーの身長は五寸ほどであるから、

 江戸の人々とあまり変わらない。

 メアリーはさっとサーベルを抜き、大和の胴を斬り払った。

 重く鋭い頭身が、臓物を通りに撒き散らした。

 それが長屋の火に炙られ、

 なんとも言えない臭いが周囲に広がった。 



「可哀ソウなコト、したカシラ」

「いや、死んだら一緒だよ」

メアリーに答えたのは、敵方の剣士であった。

護国派斬り込み隊長、木場真奈美。

彼女の側には、また2人の剣士がいた。

「おめでとう。その子が私達の中で一番強かった」

「じゃア、モウ帰ってくレル?」

「そうはいかない、我が忠義のために」

 忠義。メアリーは目を細めた。
 
 遅れて、東郷が長屋からでてくる。

「腕利き3人か、メアリー君も分が悪いかな」

 彼女はメアリーを信じているからこそ、

 こういう冗談が言えるようになった。
 
「2人頼んダワ」

「この給料泥棒さんめ」

 


護国派の2人が、東郷とメアリーを挟むように立った。

 「キャシーは餓鬼の方を頼む」

 「りょーかい」

 木場に答えたのは、夕暮れのような髪と碧眼、

 亜墨利加人の女だった。

「まさか、手を緩めると思っているのカナ」

「かもね。馬鹿みたい」

キャシーと呼ばれた女は、癖のある髪をくしゃっと撫でた。

「流派と名前を名乗りなよ。互いの名誉のために」

「独逸流剣術、メアリー・コクラン」

「鹿島神道流、キャシー・グラハム。

 いざ尋常に、参る!!」

 キャシーは刀を抜いた。それはまさしく、侍の姿だった。

 構えは下段。小柄な相手を、無駄なく攻めるつもりのようだ。

 メアリーは、剣を顔の横に寄せ、切っ先を相手に向けた。

 お互いに、相手の攻めを待つ。

 燃え盛る炎が、2人の顔をジリジリと焦がした。

「さて、こちらも始めるとしようじゃないか」

 木場は鞘を逆さにして、刀を落とすように抜刀した。

「君とは、なんだか気が合いそうな気がするんだがな」

 東郷は肩をすくめながら、刀を構えた。

「嬉しいな。地獄で待っていてくれるかい!」

「生きて友人になりたいが、そうもいかないようだね!」

 冗談をかけあいながら、2人は打ち合った。

 ぶつかる刃から、新たな火花が散る。

 残念ながら、相手の力量が上だな。

 鍔競りをしながら、東郷は悟った。

 木場の方が、一瞬だけ彼女よりも速く動いていた。

 一瞬が一生になる。戦いとは、そういう世界である。

 東郷は相手から一旦離れて、

 刀を鞘に納め、居合の構えを取った。

「速さで劣る相手に居合…どこの流派だったかな、東郷」

「中村流だよ」

「そいつは踊りだ」

 木場が東郷と距離を詰める。

 居合の速度を見積もると、誘い、

 躱してからの反撃が望ましいように思われた。

知らぬ相手に先手を狙うのは、

剣士の頂点のような存在か、あるいは愚の骨頂。

木場はどちらか。彼女は先に仕掛けた。
 
大上段で、そのまま叩き斬る。相手が刀を振る前に。

そのつもりだった。

しかし、東郷は木場が間合いに入る前に、手をさっと振った。

刀は抜かれていなかった。


「何を、」

 木場の喉に、小柄が突き刺さっていた。

「自分より強い相手に、居合なんて使うわけないだろう?
 
 読本じゃあるまいし」

 卑怯、と言おうとした木場に東郷が迫った。

「人様の家に火を放っておいて、

 まさか卑怯とか無礼とか言うんじゃないだろうね」

 呼吸を封じられ、動けなくなった木場は、

 あっけなく首を刎ねられた。


 膠着を破ったのは、キャシーの方だった。

 初手は逆袈裟。それを、メアリーはサーベルで受ける。

 キャシーの腕は、冷や汗が出るほど冴えていた。

 加え、彼女は手をひねり峰打ちに切り替えていた。

 受けであるので、メアリーの剣が刀を折ることはない。

 しかしぶつかれば、刃が毀れる。

 だから峰で防ぐ。

 そう考えて、即座にキャシーは実行した。

なんたる早業。

見た目だけで選ばれたわけでないのは、明白であった。

 
 
「アナタ、もっと自信を持った方がいいワ!」


「お前を斬ったら、そうしよう!」

互いの刃が上に弾かれる。

キャシーは、そのまま上段から振り下ろした。

腕力で勝る彼女の方が一手速い。

メアリーは側転でそれを躱す。

「それも“どいっちゅ”の動きか!」

「発音がグッドネ!」

 メアリーを追うように、キャシーが動く。

 それを待ち構えて、メアリーは突きを放つ。

 キャシーは横蹴りで攻撃を、

 そしてサーベルを弾き飛ばした。

 ここでも彼女が一枚上手だった。

 少なくとも、剣術の範疇では。

「勝ッタ、とでモ?」

 次の瞬間にメアリーの右拳が、

 キャシーの顔面にめり込んでいた。

 武器を失えば、柔軟に切り換える。

 傭兵であった両親からの習いである。

 しかしあくまで童の拳、

 致命傷にはいたらなかった。

 なので、メアリーは怯んだキャシーを、

 さらに拾った石で殴りつけた。

 さらにメアリーは、昏倒した相手に馬乗りになり、

 絶命するまで顔面を石で殴打し続けた。
 
 にぶい肉の音が、ながらく周囲に響き渡った。

「さて…」

 相手を片付けたメアリーと東郷は、残る1人を見た。

「アナタはどのくらい強いのカシラ」

 残った1人は、まったく怯えきった顔をして、答えた。

「私は、5番だ・・・」
 
 だが彼女は、刀を抜いて2人の方へ向かってきた。

 それをメアリーは、危なげなく斬り捨てた。

「忠義ゆえに、か」

倒れた女を見て、東郷が言った。

悲しそうな表情であった。 


 それを見たメアリーが尋ねた。

「アタシがアイを守りたいと思うのも、

忠義というやつなのカシラ…」

 東郷は悩ましげな顔をして、

 しばらく考えた後に返事をした。

「申し訳ないが、友情ということにしてくれないか。
 
そちらの方が…その、なんだ…うれしい」

珍しく歯切れの悪い東郷を見て、

メアリーはふっと吹き出した。

おしまい

つかぬ事を聞きますが

読者の方々はどの話が一番好きなんでしょうか。

友情剣かな

>>59さん ありがとうございます。

美城藩シリーズと友情剣と三村様の通り道

1番はおのろけ豆
次点で杉のれん

1番目は憎悪剣で2番目は活人剣かな

>>61さん ありがとうございます。

「友情剣」は、「亜墨利加女」の次に短いですが、仁奈ちゃんらしさが出せたかなあと思います。

「三村様」は、ほのかなエロを目指しました。

 気に入って頂けたなら幸いです。

>>62さん ありがとうございます。

「おのろけ豆」は、短編の中では1番の力作だと自負しています。

「杉のれん」は、桐生社長のキャラつかみに苦労しました。でも、結構気に入ってます。

>>63さん ありがとうございます。

「憎悪剣」は、記念すべき第1作です。友人らも、よく第一に挙げて下さります。

「活人剣」は、熱い展開をあっさり書いてしまったかなあと、思ったのですが
 
 気に入って頂けて嬉しいです。
 

及川藩御家騒動

これより上はないな

>>65さん ありがとうございます。

美城シリーズの中では短いながらも、いろんな工夫をしました。

特に輝子ちゃんのセリフなどは、自分でもよく練ったなあと思います。

乙乙。
友情剣、阿呆の一生、三村様の通り道みたいな苦い後味の作品が好きです。

及川藩御家騒動、憎悪剣 辻車、狂愛剣 鬼蛭かな

>>67さん ありがとうございます。

「阿呆の一生」は、自分で思いついて泣きました(恥ずかしい)。

 
 発想は、天邪鬼な性格から「人食い鬼」という感じです。  

>>68さん ありがとうございます。

「鬼蛭」は、耽美と退廃を意識しました。
 
 自分で挿絵など描ければ、もっとよかったのですが…。

憎悪剣がずば抜けてる
好きなのは友情剣だが

>>71さん ありがとうございます。

「憎悪剣」は、飲んだくれの未央が書きたくて始めました。

 そしたらふと、「ああ、凛ちゃんと殺し合いさせたいな」と
 思って、あの形になりました。

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