星梨花「エミリーちゃんと姿が入れ替わっちゃいました」 (21)

ちょっと前,雑談スレで話題になった入れ替わりものです
名前と話している人物は一致しています



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星梨花「エミリーちゃんと頭をごっつんこしたら……」

エミリー「入れ替わってしまいました」

星梨花「どうしよう……プロデューサーさんに相談してみます?」

エミリー「なりません!」

星梨花「強気ですね」

エミリー「仕掛け人さまはお忙しい身ですから,ご迷惑をおかけするわけには参りません」

星梨花「そうだよね……でもどうしよう,何か解決策はないかなぁ」

エミリー「童話を元に考えると……接吻をすれば元に戻れるかもしれません」

星梨花「せっぷん……ってちゅーのこと?」

エミリー「接吻のことをちゅーという星梨花さんかわいい」(ええ,そうです!)

星梨花「ええ!?わたしそんなのしたことないし……恥ずかしいです」

エミリー「私と接吻をするのは嫌…ですか?」

星梨花「いや……ではないけど」

エミリー「……」スッ

星梨花(エミリーちゃんが瞳を閉じて,ちゅーを待つ体制に入ります……って!)

星梨花「やっぱりダメです!」

エミリー「やはり私とするのは……嫌でした?」

星梨花「そうではなくて……わたしとエミリーちゃんは姿が入れ替わっているんですよ?顔を赤らめている自分にちゅーをするのはさすがに……」

エミリー「難易度が高いですね」

星梨花「だよね……」

エミリー「では別の案でいきましょう,これも日本の漫画動画をみて学んだのですが」

星梨花「アニメのことですね」

エミリー「まず,私が涙を流します」

星梨花「うんうん」

エミリー「その涙に触れた星梨花さんは石の姿から元の姿へ戻ります!」

星梨花「わたし別に石の姿に変えられてないよね!?」

エミリー「よく考えたらそうでした」

星梨花「ですよね……」

エミリー「不覚です……切腹をして御覧に入れましょう!」

星梨花「御覧にいれなくていいよ!」

星梨花「でも涙を流してみるのはわりと名案かも」

エミリー「では私が涙を流してみます,その涙に触れた星梨花さんが私に戻れば成功です」

星梨花「分かりました!って涙を流す側の人間はどうなるんです?」

エミリー「元のまま……でしょうか」

星梨花「じゃあやです!エミリーちゃんが2人になって私どっかいくよ!」

P「よし,書類整理終わりっと」

星梨花(あっ!プロデューサーさんだ,姿が入れ替わっているのをバレないようにしなきゃ)

エミリー「おはようございます,仕掛け人さま」

P「なんだ星梨花,エミリーの真似か?」

星梨花「! 星梨花さん,少しお話がありますこちらへ来てください」

エミリー「なんでしょう?物陰に呼び出して」

星梨花「なんでしょう,じゃないよ!そんなヘンテコな呼び方をしたらプロデューサーさんにバレちゃうよ」

エミリー「普段の私を悪く言ってません?」

星梨花「それはおいといてお互い口調は気を付けないきゃ,です」

エミリー「たしかにそれはございますね」

星梨花「私がエミリーちゃんを演じるうえで,気を付けることはあるかな?」

エミリー「そうですね……あの方は仕掛け人さまとお呼びください」

星梨花「うんうん」

エミリー「あと星梨花さんって飼ってる愛玩動物の話をよくされますよね?」

星梨花「愛玩動物って……ジュニオールのこと?」

エミリー「ええ,彼については犬とお呼びください」

星梨花「犬呼ばわりするの!?」

エミリー「ええ」

星梨花「やだなぁ……」

エミリー「またはスタルヒン選手を須田選手とお呼びするような形で呪似折―留とお呼びするのも可です」

星梨花「そんな暴走族みたいなのやだよ!」

星梨花「というよりスタルヒンさんを知ってるエミリーちゃんに驚きです」

エミリー「大和撫子を目指しておりますから」

星梨花「エミリーちゃんの大和撫子像がよく分からないよ」

エミリー「あとは,ことあるごとに良いニュースと悪いニュースがある,どっちから聞きたい? と聞いたり,皮肉をこめて最高の気分だわ!アナタのおかげでね!なんて口調で話せば問題ございません」

星梨花「そんな洋画みたいにしゃべったことないよね!」

エミリー「他には文字盤をひたすらたたいて,よーしいい子だ……!などもありますね」

星梨花「いえ,ないです」

エミリー「はい」

エミリー「では私が星梨花さんを演じるうえで,気を付けることはございますか?」

星梨花「うーん……言われてみると難しいな」

エミリー「私も星梨花さんも敬語を使いますから,いつも通りで大丈夫でしょうか?」

星梨花「そうですね……わたしの敬語はエミリーちゃんほど堅くないかも」

エミリー「と,おっしゃいますと?」

星梨花「くだけた敬語っていうのかな? えへへ,○○しちゃいました♪みたいな」

エミリー「なるほど……要するにぶりっ子をやればいいんですね?」

星梨花「その認識はちょっといやです!」

エミリー「他にはございますか?」

星梨花「わたしはテレビをあんまり見ないから,テレビで見たんですけど,と言っちゃうと違和感あるかな?」

エミリー「受像器映像は全然みない発言や寝てない発言をすればよいと?」

星梨花「エミリーちゃんから見てわたしそんなうっとしい子ですか!?」

エミリー「違いましたか……でも星梨花さんが『わたし,全然ねてないんです。ちょっぴり不良さんです♪』なんていうと可愛いですね」

P「どうした2人してそんなところに隠れて,かくれんぼか?」

星梨花「おおっと,では手はず通りにいきましょう,星梨花さん」

エミリー「はい,星梨花さん!」

星梨花(さっそく失敗してる……)

エミリー「では,仕掛け……ではなくプ,プロ,プロデューサーさん」///

星梨花(そんなに横文字使うの嫌なの!?)

エミリー「プロデューサーさぁん」///

星梨花(そんなくねくねしてるとバレちゃうよ)

P「星梨花……お前」

星梨花(ほらバレそう)

P「そんな潤んだ目で見つめられたら,理性が……。ああ!星梨花はかわいいなぁ!」

エミリー「えへへ♪」

星梨花(褒められてるのはうれしいのに,この気持ちは複雑すぎるよ!)

星梨花(わたしも何か言わないと)

星梨花「あの……プ,仕掛け人さま,今朝ジュニ……ではなくて飼っている犬が」

P「犬?エミリーって犬を飼ってたっけ?」

星梨花(うわどうしよ!そうだ,エミリーちゃんにアイコンタクト!助けてエミリーちゃん!)

エミリー「……!」コクリ

エミリー「うー,わんわん,わんわん」

星梨花(ごまかし方が雑すぎるよ!)

P「星梨花……お前」

星梨花(ほら!)

P「星梨花はかわいいなぁ!」

星梨花(チョロすぎるよプロデューサーさん!しかもやっぱり複雑!)

P「よし,星梨花!ちんちん!」

星梨花(そしてどさくさに紛れてセクハラするプロデューサーさん!)

P「って俺も乗っかってたけど,もうそろそろ入れ替わりごっこはおしまいにしよう,そろそろレッスンにいっておいで」

星梨花・エミリー「「分かっていたんですか!?」」

P「そりゃ分かるよ,ほんと2人は仲いいよな」

星梨花「えへへ,そうですか?」

エミリー「私は星梨花さんをお慕申し上げているので」

星梨花「もう,それはちょっと意味が分かってくるよ」

エミリー「ふふっそうですか?」

星梨花「じゃあ,エミリーちゃん手をつないでいこ!」

エミリー「そうですね!」

「「ではいってきまーすっ」」

おわり

星梨花とエミリーと絡みはもっと増えてほしいです

ありがとうございました

ごっこだったのか、なかいいな....
乙です

>>2
箱崎星梨花(13) Vo
http://i.imgur.com/eDSVSht.jpg
http://i.imgur.com/TDLv0Xt.jpg

エミリー(13) Da
http://i.imgur.com/hSFMhlu.jpg
http://i.imgur.com/OvgvjD2.jpg

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