菜々「虹色ドリーマーの団らん」 (24)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

短め、書き溜めありです。

安部菜々、荒木比奈、神谷奈緒の3人ユニット『虹色ドリーマー』のお話です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493993466

(ガチャッ)

菜々「お邪魔します~!」

奈緒「お~、菜々さん!いらっしゃい!」

比奈「どもッス、なんにもお構い出来ないッスけど、くつろいでって下さい」

菜々「は~い!あっ、比奈ちゃん、これお土産です!」ガサッ

比奈「お~、こりゃどうもッス!毎度お土産貰っちゃって悪いッスね…」

菜々「いえいえ、ナナ達もここをよく使わせて貰っているので、そのお礼ですよ♪」

比奈「あぁ…なんて出来た人……そこで漫画読んでる子、こういう所を見習うんスよ?」

奈緒「う”っ…あ、あたしだって菜々さんみたいに頻繁にじゃないけどお土産持って来るだろ!?」

比奈「そッスね…大量の小岩井コーヒーとかメッツッスけど」

菜々「あっ…(察し)」

奈緒「さ、最近は飲み物全般OKだからバリエーション豊かだろ!それに栄養ドリンクだったりもするだろ!?」

菜々「奈緒ちゃん、語るに落ちてますよ~」

比奈「や~…自分の分もあるから消化が追いつかないッスよ」

奈緒「…わかったよ!次はお菓子とか持って来るから!」

比奈「スニッカーズはカロリー凄いから大量に持って来られても…」

奈緒「大丈夫、加蓮が買い溜めしてたポテチだから」ニコッ

菜々「ああ…だからちょっと前に会った加蓮ちゃんがこの世の終わりみたいな顔をしていたんですね」

奈緒「だって加蓮ったら『もう食べられないかも知れないんだよ!?じゃあもう今食べるしかないじゃん!』とか言って大量に買って食べるからさ~」

菜々「あら~、奈緒ちゃん加蓮ちゃんのマネ上手いですね~!」

比奈「流石、いつも見ているだけあるッスね」

奈緒「そ、そこに食いつかないでくれよ…」

菜々「ふふっ、奈緒ちゃんは表情がコロコロ変わって楽しいのでつい♪」

比奈「…おっと、こうしちゃいられない所っした」

菜々「…比奈ちゃんは何をしているんです?」

比奈「ちょっと原稿を…割と締め切りが近いので若干修羅場ッス」

奈緒「なのであたしも邪魔しないように漫画借りて読んでたんだ」

比奈「本当にヤバくなったらアシお願いするッス」

奈緒「はいはい」

菜々「なるほど…それではナナはちょっとお腹を満たせるものでも作ってあげましょう!」

比奈「おぉ~、菜々さんのご飯おいしいので大歓迎ッス!」

奈緒「…でも今冷蔵庫にそんな食材あったっけ?殆ど飲み物だけだったような」

菜々「丁度お土産としてお野菜とかを買ってきたので、これを使ってパパッと何か作っちゃいます!」

比奈「…客人が家主以上に冷蔵庫の中身を把握しているって一体…」

菜々「むしろ比奈ちゃんは無頓着すぎです!最初来たときは液状化したお野菜だったと思しき物体とかあったじゃないですか!」

奈緒「あ~…あれはなかなか酷かったな~…」

比奈「こういう生活をしているとなかなか自炊とか出来ないんスよね…」

菜々「比奈ちゃん、今はアイドルなんですからもう少し…」

比奈「いや~、でも菜々さんがよく来てくれるようになってかなり生活改善したんスよ?」

菜々「ナナが来れない日でもちゃんとしてくださいって言っているんです!」

比奈「そういう時は春菜ちゃんとか千枝ちゃんがやってくれまスから」

菜々・奈緒「…」ウワァ

比奈「いやいや!ブルナポで集まってたりする時に千枝ちゃんが手伝うって言ってくれるからでスよ!?」

比奈「流石にちっちゃい子に小間使いさせるほど落ちぶれてはないッスよ!?」

菜々「まぁ…」

奈緒「そういうことなら…」

比奈「とりあえず今日は菜々さんのご飯を堪能するので、明日から本気出すッス!」

奈緒「これダメなパターンだ…」

菜々「ちょっときらりちゃんの気持ちがわかった気がします…」

比奈「…えっ、私って杏ちゃんレベル?」

菜々・奈緒「…」目ソラシ

比奈「答えて欲しいッスよおおおおおおおおお!!!」

(17歳JK調理中…)

菜々「は~い、ご飯出来ましたよ~!」

比奈「わ~い!」

奈緒「わ~い!」

菜々「比奈ちゃんはお野菜を食べた方がよさそうだったので手早く野菜炒めとご飯、お味噌汁です!」

比奈「もやし沢山でなかなかボリューミーッスね」

菜々「もやしは安価でかさ増し出来るので節約料理のお供です!何個かもやし料理のレパートリーを持っておくといざという時に助かりますよ!!!」

奈緒「なんか実感こもってるな…」

比奈「そんな困窮しないようには頑張りたいッスね」

菜々「そうですね、今日も元気でおいしいご飯にありつけて幸せです!」

奈緒「…」

比奈「じゃあ…いただきまス!」

奈緒「いただきま~す」

菜々「はい、召し上がれ♪」

比奈「…っくぅ~!!!ウマイっす!」

奈緒「ホント、なんかほっとする味っていうか…毎日食べても飽きが来ないような味だな」

比奈「菜々さん、これから毎日私の味噌汁を作って下さいッス!」

菜々「ナナはアイドルなのでダメです♪」

奈緒「秒殺」

比奈「残念ッス…」

奈緒「しかしこの味噌汁を将来的には毎日飲めるようになるプロデューサーも幸せだよなぁ…」

菜々「ななななな…なんでそこでプロデューサーさんが出てくるんですか!?」

比奈「えっ…そりゃあ毎日事務所であんなにイチャつかれてれば…」

菜々「イチャついてなんてないです!毎日イジられてるだけじゃないですか!」

奈緒「二人なりのスキンシップって奴じゃないのか?」

菜々「ちーがーいーまーすー!」

比奈「…などと容疑者は意味不明な供述をしており」

菜々「…もうご飯作ってあげませんよ」ジトッ

比奈「私が悪かったでス…」ドゲザ

奈緒「許してください!なんでもしますから!」ドゲザ

菜々「えっ、そんな平謝りされても…その、ごめんなさい?」ペコッ

比奈「…ふっ、ふふふふ」

奈緒「…あはははっ!」

菜々「ふふっ…なんか良いですね、こういう雰囲気も」

奈緒「そうだな~、いつものメンバーとはまた違った雰囲気で良いもんだな」

比奈「こういう気兼ねしないで集まれる関係というのも貴重ッスからね」

菜々「そんなナナ達がドリームライブフェスにユニットで出ちゃうんですから、世の中何が起こるかわかりませんねぇ…」

奈緒「そうだな~…というかあたし達の交友関係とかちゃんとプロデューサーさんチェックしてんのな」

比奈「なんだかんだ抜け目のない人ッスからねぇ」

菜々「この3人だとどんなステージになるのか、今から楽しみです☆」

比奈「そうッスね~、まぁ…レッスンがあんまりキツくないとありがたいッス」

奈緒「それはわからないな~、あたしは結構ダンス得意な方だし、菜々さんも最近体絞って体力上がったみたいだし」

比奈「うう…がんばりまス…」

奈緒「そういえば衣装はどうなるんだろ」

菜々「ナナは無重力体験の時の衣装を着るみたいですよ」

比奈「私はちょっと前のステージ衣装ッスね」

奈緒「二人はもう決まってるのか~、あたしはどうなるんだろうな」

比奈「ここはあえて…夏の時のスク水とかどうッスか!?」

奈緒「何が『あえて』だ!?」

菜々「いえ、ここはやっぱりウェディングドレスですよ!」

奈緒「『やっぱり』じゃない!」

比奈「魔法少女衣装も捨てがたいッスね…」

奈緒「確かに二人と並ぶならそれはそれで…って、ちがーう!」

菜々「さっきなんなんですか奈緒ちゃん、ご飯は静かに食べて下さい!」

奈緒「あたしか!?悪いのはあたしなのか!?」

菜々「じゃあこうしましょう、ちょっと前の猫耳衣装!あれで決定です!」

奈緒「決定じゃない!あれはあの時だけで…」

菜々「でも奈緒ちゃん、さっき『なんでもする』って言いましたよね?」

奈緒「うぐっ!?で、でもあれは一つの定型句というか…」

菜々「それにナナとみくちゃんの専売特許であるネコとウサギのユニットまで組んで…あまつさえ397cherryから智絵里ちゃんまで取っていって…!」

奈緒「あ、あれは…っていうかあれ実は結構気にしてたのかよ!?」

菜々「当たり前です!にゃん権どころかうさ権まで侵害するだなんて…奈緒ちゃん、恐ろしい娘っ!」

奈緒「なんだよそれ…」

比奈「まぁ衣装についてはプロデューサーが考えてくれるッスよ、期待して待つと良いッス」

菜々「リクエストは可能ですから、どうしても嫌な衣装があれば先に言っておくと考えてくれるかも知れませんよ」

奈緒「そ、そうだな…やっぱ猫耳だけは絶対にやめてくれって今度言っておくよ」

菜々「猫耳そんなに嫌ですか…」

菜々(計画通り…)ニヤッ

比奈(プロデューサーの性格なら確実に「フリ」だと思うはずッスから…奈緒にゃん確定ッスね)

奈緒「別に嫌じゃないけど…恥ずかしいじゃん」

菜々「ここまで結構な場数をこなしておいてまだそれを言いますか」

比奈「菜々さん、その恥じらいがあってこその奈緒ちゃんッスよ」

菜々「確かに…大事な萌えポイントを失ってしまうのはよくないですね」

比奈「奈緒ちゃんはずっとそのままでいて良いんスよ…」

菜々「ナナが間違っていました…いつまでもその可愛い奈緒ちゃんでいてくださいね!」

奈緒「二人してその生暖かい目をやめろォ!!!」

(食後)

比奈「ごちそうさまでした!シンプルながら菜々さんのご飯はホント美味しいッス!」

奈緒「つい食べ過ぎちゃうよ…明日のレッスン頑張らないとな~」

菜々「ふふっ、お粗末様でした♪」

比奈「…そろそろ良い時間ッスけど、奈緒ちゃん時間大丈夫ッスか?」

奈緒「…げっ、そろそろ帰らないと親が心配するな」

菜々「それじゃあナナが送っていきますよ、女の子の一人歩きは危ないですからね」

比奈「あ~、そッスね、お願いしまス」

奈緒「菜々さんあんまりくつろげなくて悪いな…」

菜々「そういうのは言いっこなしですよ!それにここへはまた今度来れば良いだけですから!」

比奈「食器とかの片づけはやっておくッスから、そこはご心配なくッス」

菜々「じゃあそれはお願いしますね」

菜々「…奈緒ちゃん、忘れ物は無いですか~?」

奈緒「大丈夫~、それじゃ比奈さん、お邪魔しました~」

菜々「ご飯とか、まだ少し残ってますので、お腹がすいたら温めて食べて下さいね!」

比奈「おお…本当にありがとうございまス」

奈緒「原稿頑張ってな~!」

菜々「明日寝坊したら『めっ!』ですよ!」

比奈「あはは…善処しまス」

(バタン)

比奈「…よ~っし!原稿ももう少しやって、明日からのレッスン頑張るッスよ~!」

終わりです。

お付き合いありがとうございました。

総選挙もラストスパートですね、頑張りましょう!

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