まどか「・・・くく・・・。」 (252)
初投稿です。
頑張らさせていただきます。
説明
まどかは8割強キャラ崩壊
ほか、一部崩壊・・・。していると思います。
勢いで書いたので下手だと思います。
でわ、行きます。
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某日の夜中
まどか「・・・。」
「わたしは大切だよ。家族も、友達のみんなも、大好きで、とっても大事な人たちだよ。」
「ただなりたいってだけじゃ、ダメなのかな?」
「・・・・・・私、憧れてるんです。」
「罰なのかな・・・?これって。」
「ついて行ってもいいかな?」
「いやぁ!いやだよ!・・・・・・!」
「友達を、助けにいかないと」
「わたしは・・・・・・・・・この手で!」
まどか「・・・っ。」
まどか「泣いている?このわたしが?」
まどか「そして、この夢・・・じゃない。この『記憶』は・・・わたしのだ・・・な。今でもしっかりと覚えている。」
まどか「・・・。」
まどか「くっくっく、これは明日から面白くなりそうだな。」
まどか「暁美ほむらちゃん。またあえて嬉しいよ。」
まどか「インキュベーター、数多の魔女達。今の『わたし』は前の『わたし』のように優しくないから・・・!」
翌日
まどか(くっく、早く朝のHRにならないかな。)
さやか「おっ、来たなー、おはよー、まどか!」
まどか「ああ、おはよ、さやか。」
さやか「まどかー、昨日やらかしたなー?」
まどか「昨日?んー?あぁ、あれか。あれは当然の報いだな。」
まどか(そうだった。昨日変なDQNどもに無理やり引っ張られたからムカついてフルボッコにしたんだった。)
さやか「久々に見たかったなぁ『漆黒の戦乙女(ヴァルキリー)』の実力。」
まどか「なんだ?その中二病丸出しの通り名は。」
さやか「女の子なのに恐ろしく強いからここ近辺の若者にそう言われてるぞ。」
まどか「くだらないな。」
さやか「まどかならそうゆうと思った。」
まどか「わかっているじゃないか。」
さやか「伊達に親友をしてないよ。それにしてもまどか?」
まどか「なに?」
さやか「登校中にそんなニヤニヤしてどうしたんだ?」
まどか「そんなに露骨に顔に出てたか?」
さやか「うん、でてた。それでいいことでもあったんかい?」
まどか「くく、まぁ、HRがとても楽しみなんだ。」
さやか「HRぅ?」
まどか「さやかにとって面白いかわからないがいつかわかるさ。」
さやか「?」
ほむら「暁美ほむらです。」
まどか(くく、ほんとにわたしの記憶通りに転校してきたww)
さやか「これがまどかが言ってた楽しみ?」
まどか「ああ、くくく。」
さやか「それにしても、あの転校生。あんたみて驚いた表情をしてるぞ?」
まどか「なんで、そんな驚いてるんだろうな?」
まどか(それもそのはず。本来なら髪の色がピンクで髪を結んでいるが、今のわたしは髪は結ばず、髪の色は黒なんだからな。暁美ほむらの髪が少し短くなったと言ったほうが早いな。)
さやか(本当に面白そうにしてるなぁ。)
ほむら「鹿目、まどかさん?」
まどか「はい?」
まどか(今回のほむらちゃんは流石に疑問形で聞いてきたな。)
ほむら「・・・ふぅ。あなたが、このクラスの保健係よね?」
まどか(今安心したな。)
ほむら「連れてってもらえる?保健室。」
まどか「いいよぉ。」
さやか「おお」
教室にいるクラスメート達「!!?」ザワッ
まどか「そんなに珍しいことをしたのかな?わたしは」
教室にいるクラスメート達「・・・。」ビクッ
ほむら「? ? ?」
まどか「ほら、行こっ」
ほむら「え、ええ」
アレテンコウセイ?カワイイ! トナリニイルノハマドカサンダ!
カツアゲデモスルキカ? オイ!ソンナコトイッテタラコロサレルゾ?
まどか(むかつくからこの学校の風紀をわたし色に染めようか。)
ほむら「??」
まどか「保健室のみち、わかるんだね。」
ほむら「・・・。」
まどか(無視されるとムカつくなぁ。でも我慢。)
ほむら「・・・。」
まどか「暁美さん?」
ほむら「ほむらでいいわ」
まどか「ほむら・・・ちゃん?」
ほむら「なにかしら?」
まどか(そろそろほむらちゃんの目的地だな。)
まどか「いい名前だな。」ボソ
ほむら「・・・。」
まどか「・・・。」
ほむら「鹿目まどか。あなたは、自分の人生が貴いと思う?家族や友達を大切にしてる?」
まどか(予定通りのお言葉だな。)
まどか「もちろんだよ。」
まどか(今のわたしは家族いないんだけど)
ほむら「本当に?」
まどか「嘘なんていわないよ。」
ほむら「なら、それが本当なら、今とは違う自分になろうと思わないことね。」
まどか「・・・。」
ほむら「さもなければ、すべてを失うことになる。」
まどか「・・・。」
まどか「くっく、わかった。」
ほむら「・・・?」
さやか「あの転校生すごかったねぇ。」
まどか「あぁ、とっても。50m走でわたしと張り合うとはね。(さすが暁美ほむらちゃん。魔女と張り合うだけあるね。)」
さやか「ほんとあんたといい勝負だわ。全部。」
まどか「全部、ねぇ。」
さやか「あっ、でもあんたが負けるところがあるわ。」
まどか「?なに。」
さやか「性格☆」
まどか「・・・。」
さやか「・・・。」
さやか「う、後ろであたしを抱きしめてどうしたのかな?」ガクブル
まどか「・・・。」
まどか「さやかってホント可愛いよね~。」
さやか「こ、こら。耳元で変なこと呟くな!」
まどか「肌もこんなにすべすべだよねぇ。」
さやか「どこ触ってんの!?ここお店・・・!」
まどか「首もこんなに・・・くくっ」
さやか「んんっ・・・。」
まどか「・・・。」
さやか「んっ!」
まどか「ふん!!」
さやか「ぐぇ!!!!」
まどか「ふふん、おもしろいこというね!さやかは」
さやか「ぐ、苦しいぃぃ!首絞めるなぁ・・・!」
まどか「おらおら!」
さやか「ギブ!ギブぅぅ!」
まどか「くく・・・。しょうがない。ほら。」
さやか「助かったぁ。はぁ。(今回は早く終わったな。)」
まどか「・・・。ちょっと早めに行くか・・・。」
まどか「さやか。今日CDショップに行くだろ?」
さやか「うん、行くけど。」
まどか「じゃあ、行くか。」
さやか「おう。」
まどか「ここで待っとけば聞こえてくるだろ。」
さやか「~♪」
まどか「早速聴いてるな。」
まどか「わたしはとりあえずブラブラしとくかな。」
10分後
まどか「」イライラ
店員「?」ジィ
まどか「」ギロッ
店員(ヒッ!なんちゅー殺気!!)
またまた10分後
まどか「」ガンガン!
店員「あ、あのー、お客様?壁を蹴らないでくれませんか。」
まどか「アァ!?じゃあお前をサンドバックにしてやろうか?」
店員「」
1時間後
『助けて、まどか。』
まどか「よしっ!来た!」
店員「」ガクブル
まどか「じゃあなー!店員!」
さやか「んー?」カチャ
まどか「この先行けば、くくっ」
QB「」
まどか「いた!」
まどか(とりあえずこいつを持っていくか・・・。)
ほむら「・・・。」
まどか「わ、わぁ、いつの間にほむらちゃんがー」(棒読み)
ほむら「?」
ほむら「まぁ、とりあえずそいつから離れて」
まどか「悪いね。こいつは渡せない・・・よ!」
ほむら「ダメよ!離れなさい!(こいつ?)」
まどか「いや。それ以上近寄らないで!」
ほむら「」ズキッ
まどか(ごめん、ほむらちゃん!)
まどか「ふん!」
ほむら「っ!!」
まどか「それー退散ー!!」
ほむら「イタター」
ほむら(わたし、まどかに足払いされた!?)
まどか「お、さやか!」
さやか「見つけた!どこ行ってんだよ~。ん?なにそれ?ぬいぐるみ?」
まどか「まぁまぁ、後で話すからとりあえず外まで走るぞ。」
さやか「了解ー」
まどか(予定通りだな)
まどか「世界が変わる。」
さやか「ん?なんか言ったか?」
まどか(来た!)
さやか「!? ひ、非常口は・・・?どこよ!ここ!」
まどか「くく・・・。マジやべぇよ。」
さやか「楽しそうにしないでよ! 冗談だよね?まどか!!」
まどか「いやいや、ここまでハイクオリティなイタズラはわたしにはできないなぁw」
さやか「しかも、なんか集まってきた!ど、どうすんのよ~。」
まどか「さやか、まぁ落ち着け。黙ってささっとこいつら蹴散らすぞ。できるだろ?さやか。」
さやか「でも!あんな、得体もしれな・・・ええええええ!!!」
まどか「なんだ。魔法少女しか倒せんとか嘘じゃん。ほらほらさやかも早く」
さやか「ああああ!どうにでもなれぇ!!」ボカボカッ
使い魔「」シュン
さやか「・・・。」
さやか「よ、弱い。」
さやか「これ・・・。イケるよまどか!」
まどか「でしょ!でも油断すんなよ!」
さやか「おりゃおりゃ!」
使い魔「・・・!」
さやか「へへん!どんなもんだい!」
さやか「まどか!大丈夫・・・だね。」
まどか「ここは日本だぞ!日本語話せぇ!コラァ!」グシャッ ドゴォ
さやか「相変わらずすごい。ダンスするようにどんどん敵を倒しているよ。」
まどか「ふー、終わった。」
さやか「うわぁ、速い」
まどか「楽しかった。」
さやか「すごいな、まどか。是非ご教授願いたいよw」
まどか「バトルアニメでも見てな。そしたら勝手に身につく。」
さやか(な、なんでもアリだな。この娘w)
まどか「おおっ!戻った!」
さやか「ホントだ。」
??「痛い!」
さやか「誰!?わわ!人?大丈夫ですか?」
途中すみません。見てる方で、早すぎるとか、逆に遅すぎるとかないですか?初めてだから不安で不安で
ありがとうございます。では続けますね。
まどか(ああ、巴マミか。)
マミ「え、ええごめんなさいね。」
マミ「あなたたちも大丈夫?」
さやか「は、はい大丈夫です。(見ていたのかな?)」
マミ「さっきまで魔女の結界があったはずなんだけど・・・。」ボソッ
まどか「すみません。」
マミ「はい?」
まどか「これ?なんかわかります?」
マミ「!!?」
マミ「あなた、この子になにしたの?」
まどか「怪我してたんで拾ったんですよ。」
マミ「そ、そうだったのね。ごめんなさいね。」
まどか「いいんですよ。この子なんて言うんですか?」
マミ「キュウベぇって名前よ。」
まどか「へぇ」
さやか「変な名前だ。ぷぷっ」
マミ「QBを助けてありがとうね。それじゃ、わたしはそろそろ。」
まどか(くそっ。QBなんか巴マミになんか話せ!)
さやか「さよーなら」
まどか(ん?立ち止まった?)
マミ「どうしたのQB?」
マミ「・・・えぇ!ここで手当してですって?」
マミ「・・・わ、わかったわ。」
さやか「まどか、あの人動物と会話してるよ?危なくない?」
まどか「大丈夫、もうすぐわたしたちも仲間入りするから。」
さやか「へっ?」
QB「ありがとう、マミ。」
さやか「うわ!喋った!」
マミ「お礼は、この子たちに。」
QB「どうもありがとう!マミから聞いたと思うけど僕の名前はキュウベぇ」
まどか「君がわたしを呼んだんだね。(どうもこうも予定通りすぎるww)」
QB「そうだよ。鹿目まどか。それと美樹さやか。」
さやか「え・・・なんで、あたしたちの名前を?」
QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ。」
さやか「お願い?」
まどか「くくっ・・・。」
QB「僕と契約して魔法少女になってほしんだ!」
ジリリリリリリリリリリリ!
まどか「おぉ!?あ、朝か・・・。」
まどか(確か今日の放課後、魔法少女体験ツアーだったな。)
QB「おはよう、まどか!」
まどか「おはよう、QB。」
まどか「いいあいさつしたところ悪いけどさ。巴マミのところに行っててくれないかな。」
QB「どうしてだい?」
まどか「家にいるときはひとりでいたいんだよ。」
QB「なるほどね。わかったよまどか。」
まどか「素直で助かるよ。」
QB「いいんだよ。」
まどか「・・・。」
まどか「さてと、確か『アレ』はどこだったかな?」
まどか「さやか、いつものところで昼飯食べようか。」
さやか「はいはーい。」
QB「ねぇ、まどか。」
まどか「なんだ?」
QB「願い事なにか考えた?」
まどか「もちろん。」
QB「じゃあ、早速契約しよう!」
まどか「でも、今は必要ないな。くくっ。」
QB「なんでだい?願い事ってすぐ叶えてみたいものではないのかい?」
まどか「しつこいな。時期がきたら願い事言ってやるって言ってんだよ。黙ってなよな。この淫獣が。」
QB「ひ、ひどいな。まどかは。」
さやか「荒れてんなぁ、まどか。でももう願い事決めてたんだ。あたしなんかまだまだ決めてないなー。」
まどか「・・・。」
まどか「でも、願い事ってのはやっぱり自分で叶えるもんなんだよなー・・・。誰かに、なにかに頼るんじゃなくてさ。」
さやか「・・・。はは、いいこと言ったつもりでも、願い事決めたまどかには説得力がかけますなぁー。」
まどか「どうやら、昨日の首絞めじゃ満足できなかったみたいだな。」
さやか「ごめんなさい。もうこれ以上アニメでみた必殺技をあたしにかけないで!あれ痛いんだからな!」
まどか「なら変なこと言わないでね、さやか『ちゃん』」
さやか「はい、すいません。」
まどか「・・・。」
まどか(今度はわたしが救うから、みんなを)
さやか「・・・。」
さやか「最近まどか、表情が少し豊かになったよね。楽しそう(時に狂気乱舞)なのはいつものことだけど、なんか慈愛に満ちた優しい表情が出たり、さっきなんか意味不明なところで意志の強い表情が出るしさ。」
さやか「そう。転校生が来た日から」
まどか「・・・。」
まどか「『それも』わたしだからな。」
さやか「へ?」
まどか「まっ、流石にこれは親友のさやかでもわからんことだ。」
さやか「わけがわからん」
まどか「それでいいよ。」
さやか「????」
QB「僕もさやかに同意して訳がわからないよ。」
まどか「・・・。」
さやか「お?転校生じゃん。一緒にご飯を食べに来たの?」
ほむら「いえ、もう済ませてあるわ。」
さやか「あ、ああそう?」
まどか「ここに来た理由はわたしに『あなたも魔法少女になるつもり?』とでも聞くつもりでしょ?」
ほむら「!!え、ええ。話が早くて助かるわ。」
まどか「でも答えはYESだ。」
ほむら「!?」
ほむら「あなた!わたしが昨日言った事もう忘れたの!?」
まどか「その答えにはNOだ。もちろん覚えている。」
さやか「まどか、転校生となにかあったの?」
まどか「ちょっとね。」
まどか「でも誤解しないでほしいな~今すぐってわけじゃないよ。」
ほむら「今でも、後でもダメ!」
まどか「でも『気づいて』しまったもの。これはわたし(たち)の戦いなんだよ。」
ほむら「・・・。」
さやか「? ? ?」
まどか「さやかちゃん。行くよ。」
さやか「!?(このタイミングでさやかちゃん?)」ズルズル
ほむら「・・・。」
ほむら「・・・。」
ほむら「あなたは・・・。」
ほむら「あなたは!」
ほむら「あなたは本当に、『鹿目まどか』なの!?」
まどか「・・・。」
まどか「もちろんだよ・・・。」
さやか「・・・。」
まどか(さてさて、魔法少女体験ツアーなんだが・・・。)
まどか(友達にあれを言われるのは辛いな。)
「あなたは本当に、鹿目まどかなの!?」
まどか(なんか自分を否定された感じだな。)
さやか「それでまどかはなに持ってきた?」
まどか「・・・。」
さやか「まどかー?」
まどか「ん?ああ、なに持ってきたかってことでしょ?」
さやか「??そ、そうそう。」
まどか「わたしはこれ」シャキン
さやか「な、ナイフ?」
マミ「ええぇ!?」
まどか「ちょっと前にとある自営業ぶっ潰した時に手に入れたやつ。」
さやか「さすが、まどか。あたし笑うことしかできんわ。」
マミ「た、頼もしいわね。あなたみたいな人が魔法少女になるなんて思うと」
まどか「どうも。」
マミ「意気込みは充分ね。二人と。」
さやか(ホントまどかはよく警察にお世話にならないな。)
マミ「そろそろ行きましょうか。」
まどか「さぁてと魔女の結界の中だ!」
マミ「ちょっと!前に行き過ぎ!」
さやか「マミさん。まどかはああなったら止まりません。」
まどか「マミさんは魔女戦に備えて魔力を温存しててください!」
さやか(てか、まどかが敬語使っているところを初めて見た。)
マミ「すごい、目の前の使い魔達がどんどん倒されていくわ。」
さやか「戦闘民族だわ。ありゃ。」
マミ「見事な斬撃。それにしてもどこかでみた身のこなしね。アニメだったかしら?」
さやか(ホントに、アニメの技だったんすか?まどかさん)
さやか「そういえば、マミさん。魔女や使い魔は魔法少女しか倒せないと聞いてたはずなんですけどまどかは今、普通に倒してますよ。」
マミ「そういえばそうね。なぜかしら?」
QB「ホント、異例の事態だよ。」
さやか「あ、いたんだ。」
QB「ひどいよ、さやか。」
QB「まぁ、もうすぐ結界の最深部だ。頑張って!」
まどか「これで最後!」
まどか「ふぅ・・・。」
マミ「見て、あれが魔女。」
さやか「うえぇ、グロい。」
まどか(やはり、あれは普通の人間には勝ち目がなさそうだ。)
さやか「あんなのと戦うんですか?」
マミ「大丈夫。負けるもんですか!」
まどか(ここの魔女は巴マミが絶対勝つから大丈夫だろう。)
さやか「なにやってんのさ!マミさぁん!」
マミ「大丈夫、未来の後輩たちには、カッコ悪いところはみせられないものね!」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
さやか「・・・凄い!」
まどか(くくっw)
まどか(戦いが終わり。巴マミはグリーフシードの説明中)
マミ「・・・というわけ。」
さやか「綺麗になってる。」
まどか(そして次に・・・。ほらやっぱり投げた。)
マミ「あと一度くらい使えるはずよ。あなたにあげるわ。暁美ほむらさん。」
さやか「あれ?転校生じゃん?」
まどか「・・・。」
ほむら「あなたの獲物よ。あなただけのものにすればいい。」
まどか「じゃあ、わたしがもらう。」
マミ「!」
ほむら「!」
まどか「うそうそ。それにちょうどいいや。わたし、体験ツアーが終わったらほむらちゃん家に行こうとおもってたんだ。くくく・・・。」
ほむら「!!」
まどか「もちろんいいよね?」
ほむら「え、ええいいわ・・・。」
まどか「よし、じゃあさやかもこい。拒否権はないよ。」
さやか「へ?あ、ああわかったよ?」
まどか「マミさん!」
マミ「は、はい!?」
まどか「体験ありがとうございます。それと途中まで一緒に帰りましょう。」
マミ「わ、わかったわ。」
ほむら「・・・。」
さやか「転校生の家かぁ。」
ほむら「着いたわ。」
さやか「おおぉぉ。」
まどか「・・・。」
ほむら「入って。」
さやか「お邪魔しまーす!うぉ?広ぇー!」
まどか「お邪魔します。」
ほむら「鹿目さん。」
まどか「ん?」
ほむら「ここに何しに来たの?」
まどか「んまぁ、3人で大事な話だ。それと・・・。」
ほむら「?」
まどか「わたしのことはまどかでいいよ!」
ほむら「・・・!」
ほむら「わかったわまどか。立ち話もなんだからソファーに座りなさい。」
まどか「ありがとうね、ほむらちゃん。さやかー?そこのソファーに座って。」
さやか「うーぃ」
ほむら「それで話しってなにかしら?」
まどか「ああ、ちょっと待って。その前にさやかにお願いがある。」
さやか「なに?」
まどか「いまから話すことはノンフィクションだ。もし納得いかなかったら『魔法少女』というものがあるからこの話があると思えよ。」
さやか「お、おうわかった。かかってこい。」
まどか「じゃあ、待たせたね。話すぞ」
ほむら「ええ。」
まどか「まず、単刀直入で言う。わたしは暁美ほむらがどんな魔法少女か知っている。そしてQBに何を願ったのかも。QBの陰謀も近日なにが起こるかも全て。」
ほむら「!?」
さやか「・・・?」
ほむら「てことは、あなたは・・・!」
まどか「そう、わたしの頭の中にわたし自信・・・、『全ての鹿目まどかの記憶』が入っている。」
ほむら「!!」
さやか「魔法少女があるからこの話がある魔法少女があるからこの話があるからこの話がある魔法少女が・・・」ブツブツ
まどか「ほむらちゃんがわたしのために頑張ってるのもわかっているから・・・。これも言えるよ。」
まどか「今はこんなナリだけど・・・。」
まどか「いつも、ありがとう。ほむらちゃん。」
ほむら「・・・。」
ほむら「まどか・・・。」
ほむら「まどかぁ・・・。」ポロポロ
さやか「うぇ!?なんか泣き出した!てかあんたら元々知り合い?」
まどか「ま、まぁ、そんなもんだ。」
まどか「もう苦しまなくていいからね。わたしはいるから」ダキ
さやか(あのまどかが慈愛に満ちてる。)
ほむら「うううぅぅ・・・。」ポロポロ
さやか(5分後・・・。)
まどか「じゃあ、話を続けるよ。」
ほむら「ええ・・・。グスッ」
さやか「のけ者感がするなぁ。たはは。」
まどか「ごめんな。今からさやかも関係ある。」
さやか「はいはい、続けて。」
まどか「まず、マミさんのことについてだ。彼女は大半の確率で死んでいる。」
さやか「え!?」
ほむら「そのほとんどの死因が彼女の油断。」
さやか「そ、そうだった・・・。てかなんであんたたちがが人の死の運命を知ってんの?」
まどか「さやか。納得がいかなったらなんだったっけ?」
さやか「はい・・・。」
まどか「次にさやかが魔法少女になる。もちろん願い事は全部アレだ。」
ほむら「アレね。」
さやか「え、ええぇぇぇぇ。」
まどか「そして一番の被害者でもある。」
さやか「被害者ってなんのこと?」
まどか「これはマミさんにだけ内緒だぞ。」
さやか「うん。」
まどか「ソウルジェムの話を聞いたろ?あれが完全に濁ったときのどうなるかわかるか?」
さやか「魔法が使えなくなる?」
ほむら「それは表の話。本当は魔女になるのよ。」
さやか「魔女って・・・。あのマミさんが倒したやつか?」
まどか「そう、それにさやかは『なっている』」
まどか「ここにはいない『別のさやか』がね。」
さやか「そのさやかは別人ってことはないよね?」
まどか「いや正真正銘美樹さやかだ。」
まどか「だから用心してほしい。できれば魔法少女にはなってほしくないけど仮になったとしても自分を追い込まずわたしたちに相談してくれ。」
まどか「といってもさやかにはとってかなり信じられん話だな。なったときにわたしの言葉を思い出しててくれれば、それでいい。」
さやか「・・・。」
さやか「信じるよ。」
まどか「さやか。」
さやか「あんたが、マジ顔になったときって確実に本当の話だもんな。」
さやか「だから信じる。」
まどか「さやか・・・。ありがとな。」
さやか「いいってことよ!友達だろー。」
まどか「だな。じゃ、さやかが信じてくれたことで続けるぞ。」
さやか「どんとこい!」
まどか「次は」
ほむら「佐倉杏子ね。」
まどか「だな。」
さやか「誰それ?」
ほむら「いずれ会うわ。」
まどか「佐倉杏子はさやかが魔女にならなければまず問題ないだろうな。」
さやか「その杏子って奴とあたしはなにか関係あんの?」
まどか「どんなことでもさやかのことを一番に考えててくれたすごくいい子だったな。さやかが魔女化してもね。」
ほむら「・・・。」
さやか「へ~。じゃあ、いいやつなんだなぁ。でもなんであたし?」
まどか「たしか『似ているから』だったはず。」
さやか「似ている?」
ほむら「曖昧ね。」
まどか「そこだけはおそらく佐倉杏子とさやかだけの領域だったからなぁ。詳しくは・・・わたしにはわからんよ。ほむらちゃんはわかるの?」
ほむら「・・・・・・・・・いえ、わかんないわ。」
さやか「え?なに?今の間は?」
まどか「あれは多分突っ込んだら負けだ。さやか・・・。」
ほむら「大丈夫よさやか。杏子はいい子よ。」
さやか「・・・。」
まどか「そしてわたし。鹿目まどか。」
ほむら「大概は最後まで残るけど」
まどか「最終的に死ぬか、最強にして最悪の魔女になり果てる。」
さやか「最悪の・・・?どれくらい最悪なんだ?」
ほむら「軽く地球はなくなるわね。」
さやか「すごいスケール。」
まどか「最終決戦で最終的にわたしは魔法少女になった。ほむらちゃんを助けたくて。」
まどか「奴とひとりで戦っているほむらちゃんを見ていられなかった。」
まどか「でもほむらちゃんはそれでも戦った。何度も。わたしを魔法少女にしないために」
さやか「・・・。」
ほむら「・・・。」
まどか「でもほむらちゃんにはわるいけど、わたしは今回も魔法少女になる。」
ほむら「・・・!だからダメだって言ってるじゃない!」
まどか「ま、ちゃんと話を聞けって。」
ほむら「どんな理由でもダメ!」
さやか「あ、暁美さん。話聞いたげて。」
まどか「この言葉はほむらちゃんには軽率な言葉だよな。でもわたしはこんなチャンス無駄にしたくない。」
ほむら「チャンス?」
まどか「そう、ただ助けるじゃわたしが魔女になる。だからQBに今までとは違う願いを叶えてもらう。くくっ」
さやか「どんな願い?」
まどか「今は無理。ん?・・・」シャキ
ほむら(ナイフ!?)
まどか「ふん!」シュン
さやか「うお!?あぶな!」
ほむら「!!」
まどか「ガールズトークを盗み聞きとはいい度胸だ。」
さやか(QBが刺さってる・・・。)
さやか「別に殺さなくったって・・・。」
まどか「大丈夫。やつはたくさん残機がある。」
ほむら「またここに来るわ。やつは」
まどか「そのときはまた殺すさ。」ズリュ ズポ
さやか「安い命ですな。」
まどか「邪魔がいなくなったから続き。」
まどか「だからわたしはほむらちゃんに約束する。魔女にもならないし、魔法少女になり続けない。」
ほむら「・・・それはそんなうまくいくものかしら?願い事聞いていないからわからないけど。」
まどか「それは私の中のもの次第だろな。」
まどか「くっくっく、しっかし負ける気しないな。」
ほむら「叶うかわからないのよ?それでもあなたは・・・。」
まどか「わたしの行動に同意してるように聞こえるよ。ほむらちゃん。」
ほむら「・・・今回だけ・・・。」
ほむら「今回だけ好きにすればいいわ。なにか必勝法があるみたいだから。」
まどか「ごめんね。」
ほむら「謝らないで、」
まどか「・・・。絶対に成功させるよ。」
ほむら「ええ。」
ほむら「・・・。」
ほむら「ねぇ、まどか。」
まどか「?」
ほむら「やっぱり最後の最後まで願い事は保留しててもらえないかしら?」
まどか「わたしはもちろんそのつもりだけど?」
まどか「ほむらちゃんは自分の可能性を信じるんでしょ?」
ほむら「ええ。話が早くて助かるわ。ふふ。」
さやか(すっげぇ、深い絆が感じる・・・。)
まどか「じゃ、まずさやかに魔法少女のシステムがどんなものかわたしたちが語るぞ。知っている範囲だがな。」
ほむら「ちゃんと聞きなさいよ。」
さやか「わ、わかった・・・。」
まどか「よし、まず魔法少女は・・・。」
ほむら「・・・てことなの。」
さやか「・・・。」
さやか「許せない。」
ほむら「ええ、許されることではないわ。」
さやか「まるであたしたちがあいつらの燃料みたいじゃないか!」
まどか「まぁ、今はどうこう言ったてしょうがない。この話を聞いた以上願いを叶える時はすごく大きな覚悟いる。」
さやか「わかった。くっそー許せねーなぁもう!」
ほむら「怒るのはいいけど巴マミにはこの話は言わないこと、これは絶対。」
さやか「お、おおう。」
まどか「わたしはもう全部言い尽くしたな。くく・・・。」
ほむら「わたしから最後にひとつ。」
さやか「どうぞ!」
ほむら「巴マミと佐倉杏子を仲間にする。」
ほむら「そして奴らを倒す。」
まどか「できそう?」
さやか「大丈夫でしょ!だってあんたらがいるわけだし。」
まどか「くくく。」
ほむら「そうね。なぜか今回だけ自意識過剰になるくらい自信がでてるわ。だってこんなに心強いあなたたちがいるもの。」
まどか「わたしはみんなをいつだって信じてる。」
まどか「よし!じゃあ・・・。」
ほむら「ワルプルギスの夜と」
さやか「インキュベーターの」
まどか「討伐への行動開始だ!」
まどほむさや「おー!!!!」
まどほむさや「・・・。」
まどか「あっ、ほむらちゃん。」
ほむら「?」
まどか「あれどうしようか。」
QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」QB「」
ほむら「放っておきなさい。勝手に食べにくるわ。」
さやか「・・・。」
まどか「まず近くにいるマミさんを仲間にする。」
ほむら「ええ。まどか大丈夫?」
まどか「くく、わかんないけど、どうにかなる。」
ほむら「頼むわ。」
さやか「たしかここがマミさんの教室だっけ?」
ほむら「そうよ。」
まどか「じゃあ、行くぞぉ。」
まどか「失礼します!・・・くく・・・。」
教室の生徒たち「・・・。」ザワッ
生徒A「あ、あれって鹿目まどかじゃね?」
生徒B「た、たしか、漆黒の戦乙女と恐れられているあの?」
生徒C「まさか、上級生殺しでもする気なの?」
生徒D「後ろの人たちはなに?配下かしら?」
生徒E「」ガクブル
マミ「・・・鹿目さん?」
まどか「マミさん。大事なお話があります。」
マミ「いいけど彼女も関係あるのかしら?」
ほむら「・・・。」
さやか「暁美さんもお願いします!」
まどか「ほむらちゃんがいないと意味がありません。」
マミ「イマイチ信用ならないわね。」
まどか(くそが・・・。)
まどか「ほむらちゃん。」
ほむら「なに?」
まどか「かけ声に合わせて・・・してほしい。」
まどか「さやか。ほむらちゃんと手を繋げよ。」
さやか「OK」
まどか「じゃあ、行くよ。」
まどか「さぁてみなさんマジックショーが始まります!」
まどさやほむマミ「」シュン
教室の生徒たち「!!?」
生徒A「消えた?」
さやか「スッゲー!みんな止まってたじゃん!」
まどか「すみません。無理やり連れてきて。」
マミ「・・・。」
マミ「ハァ・・・。それで話って何かしら?聞くだけ聞くわ。」
まどか「ほむらちゃんと仲間になって欲しいです。」
ほむら「お願いします。」
マミ「あなたたちの目的はなに?」
さやか「近日わるぷるぎす?の夜がくるそうです。それで協力がほしいってことです。」
マミ「ワルプルギスの夜!?」
マミ(キュウベぇ?ワルプルギスの夜がくるって本当!?)
QB(?唐突だね。誰かに聞いたのかい?)
マミ(美樹さんと鹿目さんと暁美さんに聞いたわ!)
QB(彼女たちからか聞いたのか、どこでその情報が入ったんだろうね。確かに近日ワルプルギスの夜やってくるよ。)
マミ(なんで言わないの!?)
QB(なんでって。聞かないからかな。)
マミ「くっ・・・!そんなのわかるわけないじゃない・・・!」
マミ「暁美さん!」
ほむら「・・・。はい。」
マミ「ワルプルギスの夜は魔法少女一人じゃ倒せないことだけは知っているわ。」
ほむら「・・・。」
マミ「不本意だけれどあなたと組むわ。」
ほむら「それはちょっと違うわ。」
マミ「?」
まどか「くっくっく・・・。」
さやか「へっへー」
ほむら「わたし『たち』と組むのよ。」
さやか「マミさんと組めたね。」
まどか「マミさん側のほうに疑いが残ったけどな。」
ほむら「組むだけ上々よ。」
まどか「だな。」
さやか「とりあえず、どうする?ちょっと遊ぶ?」
さやか「じゃなかった!病院行かなきゃ!?」
まどか「じゃ、病院まで送る。ほむらちゃんもいいか?」
ほむら「いいわ。」
まどか「病院に着いたな。ん?」
さやか「マミ・・・さんだよね?」
さやか「あんな変なところでなにしてんだろ?」
まどほむ「・・・。」
まどほむ「まさか!!!!」
さやか「!?どうしたのさ!ふたりとも」
まどか「マミさんが・・・。危ないかもしれん。」
ほむら「まどか!考えてる暇はないわ。さやか。病院行っててもいいわ。ここはわたしたちで行く。」
さやか「・・・。」
まどか「さやか・・・。」
さやか「あたしも行く。」
ほむら「いいの?」
さやか「そのかわり、早く倒せよ~?」
ほむら「ふふ・・・。」
ほむら「わがままね。でもやってあげるわ。」
ほむら「5分でケリをつける。」
まどか「っく。大きくでたな。」
ほむら「ふたりとも!絶対手を離さないで!」
まどさや「了解!」
まどほむさや「」シュン
まどか「いたぞ!いつものパターンだ!」
ほむら「また食べられそうになってるわ・・・。」
さやか「また?」
まどか「そろそろ手を放すぞ。戦いの邪魔になるだろ?」
ほむら「ええ、そうね。ふたりともあそこに隠れてて。」
さやか「ほいほーい。」
さやか「んじゃ、観戦しますか。」
まどか「おう。」
まどか「あっ、マミさんが消えた。」
さやか「多分別のところに逃がしたのかな?」
さやか「おお、魔女の周りが爆発した。」
まどか「魔女自体も爆散したな。」
まどさや「「勝った(な)。」」
まどか「病院大丈夫か?さやか。」
さやか「あ!やばい。ふたりともあとで報告よろしく!」
まどほむ「わかった(わ)」
マミ「・・・。ありがとう助かったわ。完全に油断してたわ。」
ほむら「しっかりしてほしいものね。」
まどか「マミさんあなたは死なれたら困ります。」
マミ「ふふ、なにもいえないわね。」
ほむら「とはいえ、ここであなたが油断するのはわたしはわかってたわ。」
まどか「あんなちみっこい奴をみたら弱いと判断しがちだもんな。っくっく」
マミ「・・・。ひとつ聞いていいかしら?あなたたちにとってわたしはなに?」
まどか「大事な」
ほむら「仲間よ」
マミ「即答ね。」
ほむら「当たり前よ。」
まどか「それにわたしたちは大事な『友達』と思っている。」
マミ「・・・。」
まどか「友達の危機は放っておけないもんな。なぁほむらちゃん」
ほむら「そうね。マミが死んだらわたしたちはすごく悲しむわ。」
マミ「・・・。」ポロポロ
マミ「そんなこと初めて言われたわ。」ポロポロ
マミ「ホントにこんなわたしが友達でいいの?」ポロポロ
まどか「なにいってるの?もちろんに決まってるじゃないですか。」
ほむら「右に同じく。」
マミ「うううぅぅ・・・。ありがとう・・・ありがとう・・・。」
まどか「ほら、泣かない泣かない。立ってくださいよ。」
マミ「ええ・・・。」
ほむら(とりあえず一件落着・・・ね。)
まどか「ふぅ、疲れたぁ。やっぱ自分のベットは落ち着くー。」
QB「やぁ、まどか。」
まどか「何しに来た?家にいるときはひとりにさせろって言ったはずだが。それとも残機を減らされたくてきたのか?」シャキ
QB「いや、それだけやめてほしいな。代わりがあるとはいえ無意味に潰されるのは困るよ。もったいないよ。」
まどか「なら失せろ。」
QB「君たちはなにを企んでるんだい?」
まどか「眠い・・・。早く失せてくんない?」
QB「だから君らは・・・」グシャ
まどか「ふぁ~ぁ。おやすみぃ~」
QB「」
まどか「zzz」
QB「・・・。だから君たちは・・・。」
まどか「・・・。」
さやか「おはよう、まどくぁー!?すっげぇーくま!」
ほむら「おはよう、まどか、大丈夫?」
まどか「あ、ああおわよう。正直つらい。寝不足。」
さやか「眠れなかったんか。」
まどか「ああ。ひどいもんだ。たくさんの白い淫獣が『だから君たちはなにを企んでるの?』の質問攻めだ。寝たくても寝れねぇ。」
ほむら「たくさんってことだから」
さやか「殺りまくったんだな・・・。」
まどか「奴はわたしの精神をゴリゴリ削る気だ。」
ほむら「忘れたの?あいつは感情がないのよ。」
まどか「もちろんわかってる。でもこれが2~3週間続くと思うと。流石に参る。」
さやか「天下御免のまどかでも幾万の数には勝てんか。」
まどか「幾万はホント無理。わたしひとりでだいたい50人が限界。」
さやか「いや、無茶だろ・・・。」
ほむら「まどか・・・。」
ほむら「おかしいと思わない?」
まどか「やっぱほむらちゃんも?」
ほむら「ええ。あいつはたしか『代わりがいるとはいえ無意味に潰されると困る』とか言う奴よ。そんな奴がむやみに今のまどかに飛びついてる。」
まどか「そうだな。このことで推測すると奴は死んでも聞き出すという方向で行っていると思う。」
ほむら「わたしも同じことを思ったわ。」
さやか「うわぁガチストーカー。マジでやばい。」
まどか「さやか。今始まったことじゃない。」
さやか「まどかが可哀想だなぁ。」
まどか「まぁ、話はまた放課後で。もちろんマミさんも呼んで。」
ほむさや「「ええ(おう)」」
まどか(放課後になった。何故かさやかに見覚えのない指輪がついていた・・・。現在説教中・・・。)
さやか「ぴぃぃぃ~!」
ほむら「ぴぃぃ~!じゃない!あなたって人は!」
さやか「でも見てられなかったんだ。あんな幼馴染の姿。」
まどか「わたしは前に大きな覚悟いると言った。もちろんそれをわかってあんたは契約したのか?」
さやか「・・・そうだよ!」
まどか「ふん、ならいいんじゃね?」
ほむら「!?まどか!まとそんな・・・!」
まどか「さやかが魔法少女になったてもならなくてもわたしの必勝法に問題はない。ただ、死んだり、魔女にならなければいい。っくく。」
ほむら「くっ・・・!あなたの考えは絶対おかしいわ!」
まどか「・・・。」
さやか「ほむら。いいんだ。あたし覚悟のうえで契約したんだから。」
さやか「あたしは絶対に無事に生きる。」
まどか「それでいい。」
ほむら「まぁ、わたしも目的に支障はないからいいわ。」
まどか「とか言って、すっごく悲しそうな声だな。」
ほむら「・・・。」
ほむら「・・・、あなたもね」ボソ
まどか「・・・。」
さやか「ごめん。ほむら、まどか・・・。」
まどか「はいはい、いいよ。この話は一旦終わりだ!ほむらちゃん!さやか!マミさんを探すぞ!」
ほむら「そうだったわね。」
さやか「うん・・・!」
まどか「お?今ちょうどマミさんが通ったぞ。」
さやか「行きますか。」
ほむら「ええ。」
まどか「こんにちは、マミさん。」
マミ「あら、みんな帰り?」
ほむら「ええ、それとあなたも誘おうかと。」
マミ「あら嬉しいわ。」
さやか「ならついでにどっかで遊ぶぞー!」
まどか「お?いいねぇ。」
ほむら「わたしも行くわ。」
まどか「もちろんマミさんも行くよね?っくく。」
マミ「わたしはオールOKよ。」
さやか「うし!じゃあどこ行く?」
まどか「じゃあわたしはあそこに・・・。」
ほむら「久しぶりねこんなに遊んだの。」
マミ「わたしもよ。魔法少女で忙しかったから。ふふ。」
さやか「ふぃー楽しんだー。ヘトヘトだぁー。」
まどか「くっくっく。最高だ。」
さやか「あの店員とかさー、・・・ん?」
まどか「どうした?」
さやか「あれ、志筑仁美さんじゃね?」
ほむら「ホントね。こんな時間にひとりは物騒ね。」
マミ「知り合い?」
さやか「え、ええ同級生です。志筑さんの歩き方が変だなぁ。なんかゾンビみたい。」
まどか「やべ!忘れてた!もしかしてあれは・・・。」
さやか「まどか!ど、どうした!急に走んないでよ!」
ほむら「ああ、なるほど。」
さやか「なんか知ってんの?」
マミ「彼女は魔女の口づけにかかってる。」
さやか「それはやばい!助けなきゃ!」
まどか「みんな志筑仁美についてきて。」
さやか「おおう、もう戻ってきた。」
マミ「わかったわ。行きましょ美樹さん暁美さん」
ほむら「ええ。」
さやか「大丈夫なのか?」
まどか「大丈夫だ。今はな。あとがが肝心だ。」
さやか「・・・。わかった、任せろー」
まどか「くっくっく。意味わかってくれたな。」
さやか「はは!友達だろ?」
まどか「だな。くく。」
まどか「ほむらちゃん、マミさん。」
ほむマミ「?」
まどか「今回の魔女退治はさやかに一任してもいいか?」
ほむら「いいんじゃないかしら。」
マミ「あら、美樹さんは魔法少女になったの?」
まどか「ええ。なり立てなんでウォーミングアップにはちょうどいいかと。」
マミ「へぇ、彼女も魔法少女に。ならわたしがばっちりコーチするわ。」
まどか「くっくっく。コーチングだけですよ?マミさん。」
マミ「わかってる。ふふ」
まどか「場所はここか。前と同じなら先回りしてもよかったなぁ。」
ほむら「そうね。」
さやか「中は人でいっぱいだなー・・・。」
マミ「みんな、魔女の口づけをかかっているわね。」
さやか「どうする?」
まどか「どうするって?そりゃまずあのバケツをどっかに捨てんと!」ダッ
まどか「おりゃぁ!」
仁美「鹿目さん。邪魔してはいけません。これは神聖な儀式ですのよ。」
まどか「わるいなわたしらは邪魔しにきたんだ。くっくっく」
まどか「さやかぁ!あの先に魔女がいるはずだ!行けぇ!」
さやか「わかった!」
ほむら「まどか。どうするの?わたしたちが魔法少女なってあの人たち叩いたりでもしたら死んでしまうわ。」
マミ「わたし格闘経験がない・・・。」
まどか「大丈夫わたしがなんとかする。」
まどか「来いよ。わたしが一時的にいい世界に連れてってやるよ。くっく。」
仁美たち「おおおおおおおぉぉぉぉ・・・!」
さやか「ここかー。」
さやか「とりあえず変身!」
さやか「あった!結界だ!」
さやか「おおぉ?使い魔か?」
使い魔「―――!」
さやか「どけぇ!」ズバ
使い魔「」
魔女「・・・。」
さやか「あのテレビみたいなのが魔女か?」
さやか「なんでもいい。全部倒せば問題ないじゃん!とりゃ!」
さやか「おおぉぉぉー!!!」
さやか「もっと速く!華麗なさやかちゃんの斬撃だぁー!」シュンシュン
魔女「!」
さやか「ふ・・・。あたしに追いつけないようだな!」
魔女「・・・!」バタバタ
さやか「逃がすかあぁぁぁああー!!!」ズバァ
魔女「」ブシュー!
さやか「・・・。」
さやか「おお?あたしが魔女を倒した!」
さやか「すっげー!・・・ぐっ!」ズキッ
「これで、トドメだぁぁぁー!!!」
「・・・心境の変化、っていうのかな。」
「この町はあたしが・・・。」
さやか(今のはなに?なにかおぼろけにうかんできた。)
さやか「わからない。」
さやか「まぁ、いいや。まどかたちのとこ行こ。あいつら大丈夫か・・・だった・・・。」
まどか「おっ!速いなさやか。魔女の口づけが消えてたからすぐにわかったぞ。くく。」
さやか「まどかもあの人数をよくもまぁ。」
ほむら「まどか。あなたすごいわね。」
マミ「あの状況下で的確にあの人たちの首筋を狙ったなんて・・・。」
さやか「おお・・・。さすが、まどかってところだ・・・。たはは。」
まどか「どうだった?デビュー戦は?」
さやか「絶好調であります!」
まどか「そっか、よかった。でもあんま無理すんなよ?」
さやか「おう!」
さやか「それとまどか?」
まどか「?」
さやか「この人たち、どうする?」
まどほむマミ「あっ・・・。」
まどか「放っておこう・・・。目ぇ覚めれば勝手に帰るだろ・・・。」
ほむら「そうね。」
マミ「そうゆうわけにはいかないわ!」
まどか「・・・。」
ほむら「・・・。」
まどか(その日はみんなを起こして帰った・・・。)
一方・・・
QB「待っていたよ。」
?「仲間が少し多いんだけど。」
?「かなり話が違うんじゃない!?」
QB「ごめんね杏子。でも杏子にどうにかしてほしんだ」
杏子「手段は問わないんだろ?」
QB「そこは任せるよ。」
杏子「はは、ぶっ潰してやるよ。」
QB「殺しちゃダメだよ。」
杏子「殺さねぇよ。」
杏子(・・・。)
店員「ありがとうございましたー。」
さやか「お?QBだ。」
ほむら「・・・。」
まどか「何しに来た?」
QB「様子を見にね。ついでについて行こうかと・・・。」
まどか「要らん世話だ。失せr・・・いや、ついてきていいぞQB。」
ほむら「こんなの連れてどうするの?」
QB「ひどいな。ほむら」
まどか「くっくっく。ちょっとやりたいことがあってね。」
ほむら「???」
さやか「そんなことはいいけどソウルジェムに反応がある!」
まどか「じゃ、行きますか・・・。」
ほむら「え、ええ。」
使い魔「ぶーん!ぶぶーん!」
さやか「使い魔か。」
まどか「・・・。」
さやか「剣をたくさん出して投げる!」
さやか「ふ!ふん!ほ!や!」シュンシュンシュン
使い魔「おほぉー!」
さやか「いっけー!えぇぇぇ?あれ?」
ほむら「来たわね。」
まどか「ああ。」
杏子「ちょっとちょっと、なにやってんのさ?」
さやか「こっちがちょっとちょっとよ!逃げたじゃんか!」
杏子「おい、見てわかんないの?あれは魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持っているわけないじゃん。」
さやか「でも放っといたら、誰か殺されるのよ?」
杏子「だぁからさ~。4、5人ばかり喰って魔女になるまで待てっての。そーすりゃちゃんとグリーフシードも孕むんだからさ。」
さやか「は?あんた何言って・・・。」
さやか「まどか!ほむら!あいつ誰!?」
ほむら「佐倉杏子よ。」
杏子「!!??」
杏子「あんたがなんであたしの名を!」
まどか「くっくっく。あの驚きよう。」
さやか「佐倉杏子・・・。まどか!こいつのどこがいい子なんだよ!?」
まどか「ん?内面が。」
杏子「意味がわかんねぇが、てめぇ、こいつっていったな?口の利き方がなってないよねぇ。先輩に向かってさぁ。」
まどか「・・・。」
さやか「うるさい!黙れぇ!」
まどか(ここはいつも通りだな。)
ほむら「この柵が邪魔ね。」
まどか「止めに行くの?」
ほむら「そうよ。まどか、少し離れて。」
まどか「待て待て今、やりたいことしていいか?」
ほむら「え、ええ。手短に頼むわ。」
まどか「ほむらちゃん、わるいけど邪魔しないでね。」
ほむら「しないわ。そんなの」
まどか「ありがと。じゃあ・・・。」ガシ
QB「な、なにしているんだい?まどか。僕の頭なんか掴んで・・・。」
まどか「くく・・・。ピッチャー投げた!!!」ヴン
ほむら「ええええ!?」
QB「きゅいぷぃー!!!」ガシャーン
さやあん「!?」
まどか「おおおおぉぉぉ!」ドドドド
まどか「さやか!剣を借りるぞ!」スチャ
さやか「お、おおぉ」ボロボロ
まどか「ふぅん!」ブゥン
QB「きゅ・・・」クチャ
まどか「まどかホームラン!!」
QB「」キラーン
まどか「さてと、佐倉杏子。わるいけどこれ以上さやかをいじめんでくんないか。」
杏子「は?」
さやか「危ないって・・・まどか・・・。」
杏子「ねぇ、あんたも魔法少女か?」
まどか「くっく、候補ってところかな。」
ほむら「やめなさい!まどか!」
まどか「わたしたちあんたに話したいことがある。付き合ってくれません?」
杏子「いやだね。」
まどか「杏子。あんたはこれを見てもそうやって言える?」
コンビニ袋「」
杏子「これがなんだよ。」
まどか「いやぁ、ついつい一人分多く買いすぎた。賞味期限は今日までなんだよなぁ。しょうがない。残ったお菓子は捨てるしかないなぁ。ねぇさやか?」
さやか「う?うん。」
杏子「!!」
ほむら「あぁ、なるほど・・・。」
杏子に会う前・・・。
店員「いらっしゃいませー。」
まどか「ふたりとも。5人分くらいお菓子をとって。全部わたしのポケットマネーで買うから。」
ほむさや「?」
さやか「え、マジで?あんたのおごり?」
まどか「そうだ。もちろんジュースも買っとけよ。」
さやか「うひょ!ゴチっすまどかさん!」
ほむら「なにするの?」
まどか「やりたいこと。」
ほむら「・・・、はぁ。今のまどかは何がしたいのかさっぱりわからないわ。」
まどか「くっくっく・・・。」
ほむら(それでたくさんのお菓子を・・・。ふふ。)
杏子「お、おい!食べ物を粗末にするな!あたしが食べる!」
まどか「なら、杏子。もちろんくるよな?」
杏子「うん♪」
さやか(めっさ目が輝いとる・・・。)
まどか「よかった、ええっと、場所はどこにすっかな?」
ほむら「わたしの家に行きましょ。」
まどか「お?じゃ、行くか。ほむらちゃん家。さやか、立てるか?無理ならおぶってやろうか?くく。」
さやか「おぶって。」
まどか「・・・。しゃーない。ほれ。」
さやか「ん。」
杏子「おっかし♪おっかし♪」
ほむら(さやか、うらやましい・・・。)
まどか「一人野球も悪くないな・・・。」
杏子「もぐもぐ・・・。それで話って?」
ほむら「近日ワルプルギスの夜が出る。」
杏子「ブゥー!!!」
さやか「うわ!汚い!」
杏子「あんたなんでそんなことがわかる?」
まどか「少なくともここにいるメンバーはそいつが出ることがわかってる。」
さやか「え!あたsもががが!」
まどか「え!なに?『あたしたくさんのポッキー食べたい』って?さやかー?遠慮すんなって!」
さやか「ふがふがふがふが!(そんないっぱい入らない)」
杏子「それで、はぐはぐ・・・。あたしと組んでほしいってこと?」
ほむら「話が早くて助かるわ。それでどうかしら?」
杏子「別にいいが、タダってのはなぁ?」
ほむら(今回は交渉のネタがない。)
さやか「あたしがあんたの食事を出す!」
ほむら「!!?」
まどか「・・・。っく」パチパチ
さやか「まどか、これでいいんでしょ?」ボソ
まどか「ああ、もう最高だ。」ボソ
杏子「まじか!うひょー!あんた名前は?」
さやか「美樹さやか。」
杏子「ありがとな!さやか!」
さやか「別にいいわよ・・・。痛っ!」ズキ
「馬鹿野郎ぉあたしたちは魔法少女なんだぞ!?」
「手本を見せてやるからさ」
「さやかぁぁぁぁぁ!!!!」
「独りぼっちはさびしいもんな。あたしも一緒にいてやるよ。さやか・・・。」
杏子「お、おい?大丈夫か?」
さやか「またなにかうかんだ。しっかし、なんだこれ?意味わからん。」
杏子「は?」
さやか「いや、なんでもない。大丈夫。」
杏子「そっか、ならいいんだが。それにしても。ぬふふー。」
さやか「変な人。それにきしょい笑い方ー。たはは。」
杏子「なにきしょいだと?続きやりたいのか?」
さやか「降参。わたしの負けだよ。食べにくれば?」
杏子「?もちろん食べにいくよ。」
さやか(なぜかこいつに抱いた恨みが綺麗さっぱり消えてしまった。)
まどか「ここまで仲良くなるとは、食べ物は偉大だな。」
ほむら「さやかがあっさり引き下がったのも驚きなのだけれども。」
まどか「大人になったんだなぁ」
杏子「そういえば、あんたたちの名前は?」
まどか「鹿目まどか。」
ほむら「暁美ほむらよ。」
杏子「わかった。まどか、ほむら。あたしにも手伝わさせてくれ。」
ほむら「ありがとう。」
杏子「そういえばマミは?いつもつるんでたよな?」
まどか「いまはいない。もうすぐくるけど。」
杏子「そっか・・・。わかった。」
まどか「杏子。マミさんが来るまで、あんたでも知らない魔法少女のシステムを教える。」
杏子「あん?魔法少女になんか秘密があんの?」
ほむら「あなたには知る必要がある。」
杏子「ま、聞くだけ聞こうじゃないか。」
まどか「助かる。」
ほむら「じゃあ、話すわ。そもそも魔法少女は・・・」
まどか「・・・ことだ。」
杏子「な、なんだと!あたしらはあいつらの家畜みたいなもんなのか!?」
ほむら「間違いではないわね。」
杏子「くっそ!」
まどか「・・・。」
杏子「そういえば、なんでマミがいないときに話すんだ?」
まどか「えっとな・・・。その。」
ほむら「んんー。まぁ。」
まどほむ「「ワルプルギスの夜を倒したら話す(わ)」」
杏子「そ、そうか。」
マミ「暁美さーん?」
まどか「来た。」
ほむら(マミが来て、本格的にワルプルギスの夜攻略の話し合いが始まった。攻め方はこうだ。
わたしがやつを主に攻撃。
さやかはわたしと一緒にやつに攻撃。
杏子とマミは使い魔の殲滅。余力がある場合、やつに攻撃。
まどかは観戦。必勝法があるらしく主に切り札。できればまどかにはなにもさせない。
ホント今回だけ自身があるわ。黒いまどかのおかげね。)
杏子「あんた魔法少女じゃなかったのか?てっきりなってるかと思った。」
まどか「えっ?なんでそう思った?」
杏子「なんか、数人相手をあんた一人で倒してたからさ。」
まどか「ん?あー!はいはい。あれはただの慣れだ。」
杏子「はぁ?どこで慣れんだよ?」
まどか「街を歩けば勝手に・・・。」
さやか「まどか。それはあんただけだよ。」
まどか「・・・。マジ?」
ほむら(うまく行くと思っただけど、とある日からさやかのソウルジェムが濁りきっている。わたしたちはおそらく彼女がいるであろう、駅へ向かった。)
さやか「はぁ、見てしまったなぁ。」
まどか「・・・。」
ほむら(まどかとわたしはなにを見たかわかってる。)
さやか「でも覚悟の上だからしゃーないか。たはは。」
まどか「馬鹿か!その覚悟は極めて苦しく生きる覚悟に決まってるだろ。だからほら、グリーフシードだ。」
さやか「もう疲れたよ。」
杏子「っ・・・!」パァン
さやか「はは、痛い。ヒリヒリする・・・。」
杏子「そんなこと言うな。」
さやか「・・・。」
杏子「生きろよ。諦めるなよ。さやかぁ」
杏子「あんたの手料理うまかった。また明日にもあたしに食べさせてくれよぉ・・・。」
さやか「あんなまずいのが?あんたすごいよ。」
杏子「美味しかったよぉ。美味しかったに決まってるじゃねぇか。」
杏子「今のあたぢにざやがぬきなんて・・・考えられないんだよぉ!」
さやか「!!」
さやか「痛ぅ!」ズキ
「あはは!全然痛くない!」
「同情で魔法少女になれないよね。」
「ついてこないで・・・。」
「あたしってほんとバカ・・・。」
「ごめん、まどか。」
「杏子・・・。」
さやか(これは、そうだ『あたし』だ。別のどこかの『あたし』だ。)
さやか「・・・。」
杏子「大丈夫か!?さやかぁ!」
さやか「まどかぁ!!グリーフシードを早く!!」
まどか「お・・・。あ、ああ!ほらさやか!」
さやか「さんきゅ!くっそぉ!間に合えよぉ!?」
ほむら(間に合って・・・!)
まどか(間に合え!)
マミ「?」
杏子「間に合えぇ!!!」
QB(間に合わないでほしいな。)
まどか(こいつ、いたのかよ・・・。)
ほむら(さやかを中心にまばゆい光を照らす。わたしはこの光で悟った。彼女が・・・・・・・・・『魔女』・・・・・・になったということが。)
オクタヴィア「ズモぉ・・・。」
ほむら「・・・っ!みんな殺るわよ!」
杏子「いや!待て!みんなで呼びかければ・・・。」
ほむら「無駄よ!!」
まどか「あのー?ほむらさん?」
ほむら「なに!?」
まどか「何故かさやかが立ってるんだけど・・・。しかも近寄ってくるし。」
QB「ありえない・・・。なぜだろう。心なしか頭が痛いよ・・・。」
杏子「さやかが生きてる。」
マミ「???」
まどか「あんたはさやか・・・だよな?」
さやか「なに言ってんのさ。かわいいさやかちゃんですよ?」
まどか「さやかだ・・・。」
さやか「なんでかオマケみたいに『もうひとりのあたし』がついてるんだけど。しかもこれ。」
ほむら「ソウルジェムがなんか歪な形になってるわ。しかも半分黒い。」
さやか「しかも『もうひとりのあたし』はあたしの意思で動かせるんだよ。こんな感じに。」
オクタヴィア「・・・。」ブンブン
ほむら「剣振ってるわ・・・。」
さやか「ねぇ、そんなことよりまどか?ほむら?」
まどほむ「なに?」
さやか「あんたたちってさ。『前の記憶』を持ってるの?」
まどか「・・・。わたしは持っているよ。」
杏子「・・・?」
ほむら「わたしの場合はちょっと違うけど、否定はしないわ。」
さやか「そっか。なら『前のあたし』のこともばっちり記憶にあるんだ・・・。」
まどか「さやか、『思い出したんだ』。」
さやか「しっかり『思い出しちゃったわー』。」
さやか「まどか。あの時ひどいこと言ってごめん。」
まどか「いいんだ。」
さやか「ほむら。ひどく疑ってごめん。今ならあんたの気持ちすごくわかる。」
ほむら「そう。」
さやか「マミさん。怖がらせてごめんなさい。」
マミ「??いいのよ?」
さやか「杏子。いつも一番にあたしを考えてくれてありがと・・・。」
杏子「さやか・・・!」
さやか「そしてそんな杏子が大好きだー!」
杏子「!!!?」
マミ「あらあら。」
まどか「おおぅ。どストレートだな。」
ほむら「そうね。」
杏子「あたしも・・・!」
さやか「あはは・・・。」
ほむら(ふたりは抱き合いながら泣いている。それ以前に)
オクタヴィア「・・・。」
ほむら「さやか・・・。邪魔して悪いけど『アレ』はどうするの?」
さやか「オクタヴィア?大丈夫。こうやって・・・!」ボッ
まどか「ソウルジェムが青く燃えている・・・。」
ほむら(オクタヴィアという魔女はさやかのソウルジェムに吸い込まれる。そして形状も元に戻ってるわ。)
さやか「なんていうか、とあるRPGゲームみたいだ。あはは。」
まどか「出す際にそのゲームみたいに呼んだら?」
さやか「そうだなー。ワルプルギスの夜の時にやってみるぞーww」
ほむら(謎の奇跡によりさやかは助かった。オクタヴィアという新しい戦力を加えて・・・。)
QB「わけがわからないよ・・・。」
ほむら「でしょうね。」
ワルプルギスの夜到来 当日
ほむら「じゃあ、作戦通りに行くわ。」
みんな「「「「うん!」」」」
5
さやか「新たな力をそいつにぶつける!」
4
杏子「雑魚どもをさっさと仕留めてワルプルギスの夜を叩く!」
3
マミ「すごく腕がなるわ!」
2
まどか「くっくっく。使い魔だけでも・・・。くく。」
1
ほむら(今度こそやつを・・・!)
ほむさやあんマミ「「「「おおおおおおおおおぉぉぉ!!!」」」」
さやか「んじゃあたしが先手いくよー!」
さやか「それ!ペルソナー!!!なんちて。」
オクタヴィア「ズモォォォォ!!!」ズバッ
さやか「剣の舞!!ってね!!」
ワルプルギスの夜「アハハハハハ!!」
さやか「まだまだぁ!!!」ズバズバズバ
ほむら「さやか!一旦引いて!爆撃する!」
さやか「了解!!」
ほむら「・・・。」ポチ
ワルプルギスの夜「アハ!アハハハハハ!」チュドーン
さやか「やった!?」
ほむら「まだよ!」
使い魔ズ「キャハハ!」
ほむら「杏子!マミ!」
杏子「へへ!待ってました!」
マミ「いくわよ!」
ドドドン ズバッズババ
杏子「いい感じに無双してるな!」
マミ「ええ!あなたもね!」
あんマミ「「さすがあたしのお師匠様だ(わたしの弟子ね)!!」」
ほむら「よし、使い魔たちはふたりがしっかり抑えてるわ。さやか!引き続きわたしとやつに攻撃!」
さやか「了解!行くよ!オクタヴィア!」
オクタヴィア「ズモォォォォ!!!」
さやか「車輪の嵐だぁ!!」
ほむら「ならわたしは手榴弾の嵐ね!」
ワルプルギスの夜「!!?」チュドドドーン
ほむら「このまま押すわよ!」
さやか「おう!」
さやか「オクタヴィア!やつにしがみついて刺すよ!」
オクタヴィア「ズモォォォ!」
ほむら「わたしもしがみついてアサルトライフルで集中攻撃ね!」
一方・・・。
まどか「さすが・・・だな。」
QB「すごいや。4人でワルプルギスの夜を押しているよ。」
まどか「みんなこんな強かったんだな。」
QB「でも彼女たちは長く持つかな?」
まどか「・・・・・・・・・無理・・・だろうな。」
QB「そうだね。だからまどかも契約をして彼女たちの『お手伝い』に行ったほうがいいんじゃないかな。」
まどか「今はいい。まだみんなの奇跡を信じるさ。くっくっく。」
QB「・・・実にくだらないよ・・・。」
まどか「人間は最後にあんたが言うくだらない奇跡にしがみつくもんさ。」
さやか「きたぁ!だいぶ痛めつけた!!!」
ほむら「わたしも!(そういえば初めてね。やつの体に傷を入れたの。)」
ほむら「さやか!もっといくわよ!!」
さやか「もちろん!」
ほむさや「「ハァァァァァァァ!!!」」
杏子「どんだけ出るんだよ!」
マミ「くっ・・・!」
杏子「そこそこ強い割にたくさん出やがって・・・!」
使い魔「キャハハ!」ビュン
マミ「いけない!暁美さんのところへいってしまうわ!」
杏子「こっちはまどかのところ行ってしまう・・・ぐっ!」
まどか「ん?なんか飛んでくるな・・・?」
使い魔「キャハハ!」
QB「まどか!ここは僕と・・・け・・・?」
使い魔「」
まどか「ハエが。ブンブン飛び回るな。」
QB「一蹴りで使い魔を・・・!わけがわからないよ。」
まどか「木ノ○旋風ってね。」
まどか「おっ?こんなところにメガホン。よしよし♪じゃあ行きますか。QBも来いよ。」
QB「わかったよ・・・。本当にこの子は一体なに?」
ワルプルギスの夜「アハ・・・アハハ・・・アハ!」
さやか「まだまだまだまだぁー!!!」ズバズバ
オクタヴィア「ズモォォォォォ!!!」ズバズバ
ほむら「いける!!!」ドガガガ
使い魔「キャハハ!」ドカァ
ほむら「きゃあ!?」
さやか「ほむら!!?」
ほむら(使い魔!?まさか杏子たちは)
マミ「逃がさないわ!」ドン
使い魔「」
マミ「暁美さんごめんなさいね!予想以上に多くて・・・くっ!」
ほむら「大丈夫よ。よくここまで抑えててくれたわ。」
さやか「マミさん!杏子も大丈夫?」
マミ「ちょっと苦しいけど生きてるわ。」
さやか「よかった・・・。」
ほむら「いい感じだから一旦下がって、またすぐに攻めるわ。」
マミ「・・・。ありがと。助かるわ。」
ほむら「覚えてる?移動の際はやつの瓦礫には気をつけて。」
さやマミ「「OK」」
さやか「ほれ、回復。」
杏子「さやか、ありがとな。」
さやか「いいのいいの。」
ほむら「みんなグリーフシードはまだある?」
ほむら(みんな、一個ずつしかない。なら!)
ほむら「みんな聞いて。」
ほむら「使い魔は完全に無視する。」
ほむら(わたしの次の作戦はこう。
近接のさやかと杏子、射撃のわたしとマミで組む。
前衛はワルプルギスの夜を攻撃。後衛は使い魔の囮。これのローテーション。
後衛は、より使い魔に目立ち、極力魔法を使わず回避し続ける。)
杏子「かなり無理があるんじゃねーか?」
ほむら「確かにキツいわ。これはやつの残り体力にかかってる。」
さやか「大丈夫、絶対倒せる!あんだけ傷入ってんだからさ!」
マミ「そうね。じゃあ、暁美さんの作戦で行きましょ!」
ほむさやあんマミ「「「「おー!」」」」
杏子「行くよ!さやか!」
さやか「うん!」
杏子「ひたすら切り刻め!!!」
さやあん「「おおおぉぉぉぉ!!!」」
ほむら「さぁ、来なさい。」
マミ「あなたたちの攻撃はそんなものなの?」
使い魔ズ「キャハハ!」
ほむら「準備運動ね。」
マミ「ふふ、そうね。」
使い魔ズ「キャハハ!!!」
まどか「っとぉ。ここぐらいか?」
QB「なにをするんだい?」
まどか「拾ったメガホンをONにします。くっく。」
QB「?」
まどか「スゥー・・・。」
まどか「Hey!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
QB「!!??!!!?!?」
まどか「きたきた使い魔がきました!」
使い魔ズ「キャハハ!」
まどか「来いよ?わたし、あんたらのように飛べないんだ。」
使い魔ズ「キャハハ!」
QB「危ない!まどか!」
使い魔「」
まどか「誠に近寄ってくれてありがとうございます。くく・・・。」
QB「ええええ・・・。」
使い魔「」
まどか「鉄拳制裁!」
使い魔「」
まどか「こんなもんか?」
使い魔ズ「」
QB「近寄った使い魔を的確に一撃で仕留めるなんて・・・。」
まどか「こんだけしか集まらなかったか。」
QB「格闘センスもやばい子だ。」
マミ「心なしか使い魔が減った気がするわ。」
ほむら「そうね。それだけ弱まってるのかも。もう少し頑張りましょう。」
マミ「ええ!」
杏子「さやか!」
さやか「杏子!」
さやあん「「ふたりのloveアタック!!」」ドガァ
ワルプルギスの夜「・・・。」
杏子「いいぞ!・・・ん?」
さやか「のわぁ!?たくさん瓦礫が!」
杏子「やべぇ避けれねぇ!」
さやあん「「うあああぁぁ」」
マミ「暁美さん!」
ほむら「え?きゃ!」
ほむマミ「「きゃぁぁぁ!」」
ほむら「くっ・・・!」
ほむら(みんなのソウルジェム濁っている。やっぱりダメだったの?)
杏子「だ、大丈夫か?みんな。」
さやか「へ、へへ、大丈夫だけど、濁ってて戦えないなぁー・・・。」
マミ「・・・。」
ほむら(マミは返事がない。ただ気絶してるだけだ。)
ほむら(これでも足りないの!?これ以上なにを求めろと!?)
ほむら「ううぅぅ・・・。」
「ほむらちゃん・・・。みんな・・・。」
ほむら「まどか・・・?」
まどか「くく。こりゃあだいぶやられたな~。」
まどか「みんな、お疲れ。休憩してていいよ。わたし、今から契約してやつを倒すわ。」
QB「やっと契約するんだね!待っていたよ!」
ほむら「待って!わたしはまだ・・・!」
まどか「戦えないだろ。ほむらちゃんも魔女になってわたしに倒されるの?」
ほむら「うっ・・・。」
まどか「ほむらちゃん。わたしの約束覚えてる?」
『わたしは、魔女にもならないし、魔法少女になり続けない。』
ほむら「ええ。覚えているわ。」
まどか「成功すれば確実にその約束は果たされる。」
ほむら「・・・。うん。」
QB「まどかなら、どんな途方もない望みであろうと叶えられるだろう。」
まどか「くく。本当だな?」
QB「さぁ、まどか。その魂を対価にして、きみはなにを希う?」
まどか「くく。わたしは・・・。」
まどか「すべてのものをわたしの意思により操作できるようにしたい。」
QB「そ、それは・・・。」
まどか「おっと、全てに例外はねぇぞ。」
QB「わかっている。でも君は神にでもなる気かい!?」
まどか「神でも仏にでもなってやるさ。」
まどか「友達を助けられるならなんでも。」
まどか「さぁ、叶えてみせろ!!インキュベーター!」
まどか「・・・。」
まどか「くく、いいねぇ。」
ほむら「妖艶な雰囲気の黒いドレスね。」
さやか「かっこいい・・・。」
杏子「ははは・・・。」
マミ「・・・。」
まどか「さぁてと。じゃああいつも瓦礫使ってるしわたしも!」
さやか「おおおぉぉぉ、瓦礫が浮いてる!?」
ほむら(まどかはここから一歩も動かない。まどかが浮かした瓦礫はやつが浮かしている瓦礫に当てて落としている。)
まどか「さぁて次はお約束の弓だ。」
まどか「一撃で仕留める!」
まどか「てぇや!!!」
さやか「すごい・・・。」
杏子「一発であいつを消し炭にしやがった・・・。」
QB「これでまどかの・・・。」
まどか「おおぉと、待て待て。」
QB「!?」
まどか「さてとわたしのソウルジェムは・・・。」
ほむら「!?」
さやか「真っ黒に濁ってる・・・。」
まどか「おそらくもうすぐわたしは魔女になる・・・がこうやってと・・・。」
杏子「え。綺麗になった?」
まどか「残念だったな。QB。契約で頭がいっぱいで後先考えずに願いを叶えてしまってな。」
QB「ぐ・・・。」
まどか「よし!こんなこともできるはずだよな!」
ほむら(手を挙げてる。あれ?まどかの手の上に黒い塊が・・・。)
さやか「きょ杏子!見て!ソウルジェムが!」
杏子「綺麗になってる。まさか・・・。おおぉ!あたしのもだ!」
ほむら(わたしのもだわ。)
QB「やめてくれ・・・。」
まどか「なに言ってんの?今からこの世界中に集めたエネルギーを君たちが欲しがってるものに変換してるんだが。」
QB「え?ほ、ホントだ!」
まどか「そんでこれを矢の形にして」
まどか「あなたの母星に飛ばします。」
まどか「星一個は壊せる威力を維持してね。」
QB「え!?君にぼ母星は・・・は!?」
まどか「ご察しありがとう。では、」
まどか「発射ぁー☆」ビュン
QB「うわぁぁぁ!!!!」
まどか「ふぅ。」
QB「」
まどか「ウィヒヒ。ただいま。みんな。」
ほむら(あれ、いつものピンクの髪の毛でわたしの大好きなまどかにもどってる。)
まどか「はぁ、なんでわたしこうなってたんだろ?」
さやか「なんか前までのまどかに戻ってる。」
まどか「ま、まぁ、みんなはこっちのほうがいいんじゃない?」
ほむら「え、ええ。」
さやか「うんうん!」
杏子「・・・???」
まどか「だよね!ウィヒヒ!」
まどか「さてと、早速。」
まどか「ウィヒヒ!できた!」
ほむら「なにができたの?」
まどか「ほむらちゃん。わたしのソウルジェムはどこにあるでしょう?」
ほむら「!?まどか、あなたまさか!?」
ほむら「あなた、魔法少女じゃなくなったの!?」
まどか「ウィヒヒー正解ー!」
まどか「じゃあ、みんなのもね。」
ほむら(こうしてまどかの力によってわたしも含めてみんなは魔法少女の生活に終止符を打った。)
後日・・・。
まどか「ほっほっほ!ふうふう。ウィヒヒ。ほむらちゃん。早いね?」
ほむら「そんなまどかこそ。予定よりかなり早く集合になったわね。」
まどか「そうだね。ほむらちゃんとの『初デート』だ。わくわくして早くしちゃった。」
ほむら「嬉しいこと言うわね。///」
まどか「ウィヒヒ。じゃあ、とりあえず歩こ?」
ほむら「ええ。」
まどか「この際手も繋ご♪」
ほむら「///」ギュ
ほむら「積極的ね。」
まどか「だって大好きなほむらちゃんだもん。」
ほむら「まどか・・・。」
まどか「ほむらちゃん。こっち向いて?」
ほむら「ん?」
まどか「んー」チュ
ほむら「んん!?」
まどか「ウィヒヒ。ほむらちゃん。愛してるよ。」
ほむら「・・・。わたしも///」
数時間後
ほむら「まどか・・・。」
まどか「なに・・・?」
ほむら「その・・・嬉しい。」
まどか「ウィヒヒ。わたしも。ん?」
ほむら「どうしたの?」
まどか「3分待っててね。行かなきゃならないところができちゃった。」
ほむら「ホントに3分?」
まどか「うん3分。1秒やぶったらほむらちゃんにキスするよ。ウィヒヒ。」
ほむら「もう、破らなくったってもキスするでしょ?」
まどか「ウィヒヒ。もちろん。」
ほむら「まぁ、急いで帰ってきてね。」
まどか「うん。いってきます。」
ほむら「いってらっしゃい。」
まどか「んっと!」バビュン
宇宙
インベーダー「あれが地球。我々にとって。いい家畜だな。」
インベーダー「ええ、隊長。早速侵略開始しましょう。」
インベーダー「うむ、じゃあ、侵略開始だ!!」
インベーダーズ「おおおおおおぉぉぉ!!!」
まどか「させないよ。」
インベーダー「!!??」
まどか「消えてね。わたしの光線で♪」
まどか「はっ!!」
「うわぁぁぁ・・・!!!!!」
インベーダー「軍が9割強消滅!次発射されたら!!」
インベーダー「く・・・!退散だ!!」
まどか「逃げられないよ。」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「あいよ!」
さやか「オクちゃんブレイド!!」ズバァ
「うわぁぁぁ・・・!!!!!」
まどか「さすが、さやかちゃん。」
オクタヴィア「ふふ。いっちょあがりです!」
さやか「おつかれ」
まどか「ウィヒヒ。おつかれさま。オクちゃんはどんどん人に近づいてるね。」
オクタヴィア「ええ。主の心の成長は私の成長になりますので。」
まどか「てことは、さやかちゃんはどんどん大人になってるんだー。」
さやか「あたしが心は大人になっても、体がまだまだなんだよね。オクタヴィアなんかいっちょ前にマミさんみたいなボデーになってるし。」
オクタヴィア「ふふ。」
まどか「ウィヒヒ。」
さやか「あはは、まっ、今の体で充分なんだけどね。」
さやか「てか相変わらず宇宙で泳ぐの楽しいなぁ。ホントこれはまどかの力のおかげだー。みんなにもこの幸せを分けたげたい。」
まどか「ならなら、今度みんなで月へ行く?わたしの力なら容易くできるよ?」
さやか「いいねぇ。地球を眺めて餅でも食べてみたいわー。」
オクタヴィア「主!もしかしたら、月にうさぎさんがいるのでわ!?」
さやか「いやいや。絵本の世界っしょ。それ以前にうさぎは宇宙には住めません。」
オクタヴィア「うう・・・。もしかしたら、宇宙うさぎとか・・・!」
さやか「どんなうさぎだよ・・・。」
まどか「ま、まぁオクちゃん?そのときは一緒に探そ?いるかわかんないけど。」
オクタヴィア「ホントですか!?なら一緒に探しましょうね。まどか様!」
まどか「ウィヒヒ、いいよぉ。」
さやか「こりゃあ、長い宇宙旅行になりそうだ・・・。おっと、こんな時間かー。」
まどか「やばい!ほむらちゃんのことすっかり忘れててた!」
まどか「さやかちゃん、オクちゃん!手を繋いで!」
さやか「あいよ。」
オクタヴィア「はい♪」
まどさやオク「」シュン
まどか「ご、ごめんほむらちゃん。」
ほむら「もうやめてよね。わたしのこと忘れるなんて。」
まどか「ごめんね。」
ほむら「まどか、1秒でも遅れたらどうするんだったっけ?」
まどか「! ウィヒヒ、わかってるよ。」
まどほむ「「ん・・・。」」チュ
まどか「ふぅ・・・。ウィヒヒ、ほむらちゃん。今度なんだけど、みんなと月にいかない?」
ほむら「月?あなたの力で?」
まどか「うん!」
ほむら「いいわね。行きましょ!」
まどか「ウィヒヒ。」
数日後 月
ほむら「ホント・・・。あっという間に着いたわね。」
マミ「月の土ってこんななのね。」
杏子「すげぇ、ふわふわだぁ!ほら!さやか!あたしすっげぇ楽しい!」
さやか「すごいでしょ!まどかにお礼言わなきゃ・・・。」
オクタヴィア「主!ちゃぶ台持ってきました!」
さやか「おお?ありがと!」
まどか「さやかちゃん。ほらお餅。」
さやか「おおサンキュ。まどか今日はありがとなー。」
まどか「ウィヒヒ、いいんだよ。」
まどか「じゃあ、みんな。餅を焼いて食べよ?」
みんな「「「「「おー!」」」」」
七輪「」パチパチ
杏子「すげぇ・・・。マジで火ぃつけやがった。まどかすげぇ。」
オクタヴィア「さすがまどか様。なんでも操作できるってほんと便利ですね。」
まどか「わたしの力を使えば酸素くらい作れるよ。」
さやか「作る?地球から持ってくるんじゃなくて?」
まどか「うん、まぁ、こうゆうことかな?単純にいえば、わたしが想像したものを出せるように『操作』したんだよ。」
オクタヴィア「な、なるほど。」
さやか「あんたは、どこまで神を昇りつめる気?」
まどか「いやいや、ただ、この力をもっとよいものにできないかなって思っただけだよー。」
ほむら「悪いことに使うんじゃないかなんでもいいわ。今のまどかなら、世界征服もやろうと思えばできる人なんだから。」
杏子「おー、怖!でも・・・。まどかだもんな!」
ほむら「そうね。」
さやか「だなー。」
マミ「ふふふ。」
オクタヴィア「ですね。」
まどか「んん?わたしは世界征服なんてしないよ?」
ほむら「わかってるわ。」
オクタヴィア「餅が膨らみましたよ!みなさん!」
さやか「おっと!いけね!いただきます!あ・・・あちゅい。」
杏子「うんまいなぁ。」
マミ「ふーふー。」
ほむら「ふふ。」
まどか「おいひぃー。」
さやか「地球を見ながら餅を食べるのもおいしいなぁ。」
ほむら「ホントね。」
まどか「絶景だね・・・。ウィヒヒ!」
まどか「ふう、おいしかったね。」
ほむら「ええ。」
オクタヴィア「まどか様!」
まどか「ふぇ!どうしたの?」
オクタヴィア「探しましょう!うさぎを!」
まどか「そ、そういえばそんな約束してたね。」
ほむら「うさぎ?」
オクタヴィア「そうです!ほむら様!私は月にうさぎがいると思うんです!」
ほむら「・・・。」
まどか「ま、まぁ、わたしたち探しに行くね。ほむらちゃんも行く?」
ほむら「ふふふ。行くわ。全力で探すわ。」
まどか(目が燃えているよ・・・。)
さやか「まーだ、あんたはそんなこと言ってたの。」
杏子「いいんじゃね?さやか。この際一緒に探そう。」
さやか「たはは。あいつ言ったら止まらないもんな。しゃーない。探しますか。」
まどか「ウィヒヒ!!」
「「「「「「今日も一日平和だ・・・。」」」」」」
うさぎ「?」
END
みなさんどうでしたか?(苦笑)
ボクは書いててかなり緊張で腕カチカチでした。見てて楽しんでくれたなら幸いです。
ありがとうございます、次書く機会があったら常に面白くする努力をしますね
でわ、失礼します。
このSSまとめへのコメント
つまらなくないけど、全ての内容の意味、理由、原因が無い上に法則無視まで起こしてるから身も蓋も無いな
原作見てないか頭空っぽかどっちかだな
別にこれに限った事じゃないぜ
俺は楽しめたよ