聖來「アタシを満足させたモノ」 (48)

アイドルマスターシンデレラガールズの水木聖來のSSです R18
地の文多めの一人称構成、初投稿なのでキャラ崩壊や稚拙なところばかりだと思いますがよろしくお願いします。

アタシの体の上に重なって、息を弾ませている一人の男…

こうして抱かれるのは何度目だろう…そんなことを考えながら、それでも溢れ出る声を吐き出しつつ
アタシの身体に与える刺激によって得られる下腹部への締め付けで、彼は今にも達しようとしていた…

路上で冴えないストリートダンサーをしていたアタシをスカウトしてくれて
一生懸命プロデュースしてくれた、アタシの大切な人。

憧れだったアメリカに初めて行った時には、クルージングに誘ってくれたり
一緒にお酒を飲みながら「聖來のパフォーマンスは世界で通用する、俺が保証する」なんて嬉しいことも言ってくれて
ライブが成功したあとに告白されたときはとっても嬉しかったなぁ…



そんなことをぼんやり考えていると、彼が限界を迎えたのか
軽く呻くような声が聞こえたかと思うと、アタシのお腹のなかにあったかい感触が広がる…

また、中に射精した…
まぁ、いいんだけどね。いつもの飲んであったし。

初めて会った頃に比べると、彼も大分偉くなったしアタシもとりあえずの目標は達成できた。
お互いにいい年齢だし、結婚なんて言葉もちらほら見え隠れする時期なんだろうとは思う。

現にアタシは彼に付き合ってから何度もプロポーズされている。
でも、まだやりたいことがあるっていつも断ってたっけ…

そんなことを繰り返していたらいつからか言葉だけではなく、一緒になりたいと強く訴えるように
アタシと行為に及ぶ時は、いつも身体の中に熱いものを注いでくるようになった。


近頃は「授かり婚」なんて呼ばれるようになって
世間の目も大分ゆるくなってきたとは思うけど、やっぱりアタシはきちんと順序を踏みたいな…

あっ、気がついたらまた考え事をしてしまっていた…ダメだなぁ
彼は射精に夢中で気がついていないみたいだけど、やっぱり失礼だよね。と頭のなかで自分を戒める。

心はそっちのけでも身体はきちんと疲れてる、お互いに呼吸を弾ませながら行為の余韻を楽しむ。

彼は事を終えると必ずアタシに甘えてくる。
普段が頼もしい人なだけに、そのギャップが可笑しくもありとても可愛らしい。

頬に軽く触れられ、首筋を舐められる。耳元で色々な言葉を囁かれながら
彼が満足するまで、唇を触れ合わせ舌を絡めるキスをし始める…

最初は唇を軽く触れ合わせ、何度も繰り返すように重ねるだけの口付け
段々と互いの唇が触れ合っている時間は長くなり、お互いの唾液が混ざり合う卑猥な音を発しながら
いつの間にかお互いの舌と舌が絡まっていて…

舌と一緒に唾液が混ざり、それを彼が全てアタシの口内に注いでくる。
それをごくんと喉を慣らしながら飲み込むと、彼が満足そうな顔をしながら
また触れる程度の口付けを始めて…

キスの時間が長いと、「休み明けはレッスンだったかな、マスクしていかなきゃ…」
なんて考えるのは悪い癖だけどやめられなかったり。

長いキスが終わると、彼の顔をアタシはおっぱいへ埋めて行く
直後に与えられる乳首への強い刺激…視線を下に向けると、彼が赤ん坊のようにアタシのおっぱいに吸い付いている。

アタシの身体を抱きしめながら、口内で乳首を挟み軽く声を鳴らしながら吸い続けている
自然と溢れ出てしまう声をなるべく抑えながら、二つのおっぱいを往復するように交互に
乳首をしゃぶり続け、唾液塗れにすることに夢中になっている彼の頭に優しく手を添えて…

「お疲れ様、プロデューサーさん。いつもありがと、今はアタシにいっぱい甘えて癒やされてね」
と、言葉にしながらゆっくりと撫で続ける。

この行為は終わるときのお決まりになっていた。
アタシやアタシ以外のアイドルの為に裏方の仕事も全て行っている疲れやストレスの解消になるのであれば
と、なんとなく始めたことが恒例になって今やアタシだけが知る彼のもう1つの顔になっていて…

結局、あれから二人でシャワーを浴びに浴室に入り
そこでも浴槽の中でお互いに触れ合っていると、彼が我慢できなくなったのか
もう一度求められ、そのまま身体を預けてしまった。


身体を丁寧に洗い、着てきた衣服に身を纏って
帰り支度をしていると空はもう薄明るくなってきてしまっている。


「まずいなぁ、真夜中に帰る予定だったのに…」
そんなことを心のなかで呟きながら、帽子を目深にかぶり、左右をしっかりと確認する。

あらかじめ呼んでいたタクシーが近づいてくる、止まったのを確認するとアタシはそれにそそくさと乗り込み
後ろを確認して、誰も居ないのを確認するとほっと胸を撫で下ろすのだった…

思いの外疲れていたのか、運転手に起こされてしまった。
寝顔、見られちゃったかな…恥ずかしいなぁと思いながら、すっかり登っていた朝日に目を細める。


「わんこっ、ただいま!」


呼びかけると、もう1人の大切な…子?愛犬、「わんこ」が駆け寄ってくる。
家を空けていて寂しかったのだろう、舌でアタシの頬を何度も舐めながら尻尾を左右に激しく振っていた。


「散歩、行こっか!」


アタシがそう話しかけると、「ワン!」と大きい声で返事をされ、慌ててアタシは口の前に指をあてがい「しーっと」いう仕草をする
「わんこ」は少し申し訳なさそうにうつむいてしまっていた。

さてと…シャワーは浴びてきたから、急いでいつもの軽い服装に着替えて…
リードを持って、場所はいつもの公園までだしサングラスだけでいいかな…と準備を整える。

日は昇ってしまっていたが、まだ朝の匂いは残っていた
眩しい日差しが体に染み込んでいく感覚が心地良い。

「わんこ」にリードを引っ張られながら、いつもの散歩道を歩いて行く
ここがウォーキングになるか、ランニングになるかは「わんこ」の気分次第だ。


程なくしていつもの公園に到着

世間も今日は休日のようで、朝からランニングだったり身体を動かしている人が多い。
顔なじみの人と挨拶をしながら「わんこ」と一緒に公園を走っていく。

そう言えば、散歩途中に「わんこ」に名前はないのか?と彼に聞かれたことがある。

アタシが「わんこって呼んでいるうちに大きくなっちゃったんだよね、よかったら名前つける?」と提案して
彼が付けてくれた名前を呼び続けても反応しなかった時は、お互い笑うしかなかったなぁ…

あの時は待ち合わせをして彼と一緒に「わんこ」の散歩やついでのランチを楽しんだり出来たけど
それももう難しくなってしまった、夢は叶ったけど同時に失ったものも多い…

「わんこ」が歩くペースで小走りで走りながら、少しせつない気分になってしまった。


「ふぅ、ただいまっと!」


朝の散歩を終えて、帰宅してドアを閉める。
何気なく天気予報を付けてみると、今日は午後からとても暑くなるらしい。


なになに?ペットの熱中症が増えてます、外に放置せず今日は中に入れてあげたほうが良いでしょう…か
じゃあ、わんこも部屋に入れてエアコンつけてっと…これで大丈夫かな。


部屋に「わんこ」を入れて、エアコンを付けて適度に空調を効かせる。
程よい室温に「わんこ」もリラックスした様子で座り込んで目を閉じて休み始めたようだ。

「ふわぁ~っ、と…」


散歩を終え、ソファーに座りながらお気に入りの雑誌を読んでいると
リラックスしているわんこに連られたのか
どうやら、油断すると自然に欠伸が出てしまうほど疲れてしまったようだ。


人前じゃなくてよかった…と安心しながら
軽くだったら仮眠とってもいいよね、明日も確かレッスンは午後からだったはず…

と、予定を思い出しながらタオルケットで自分の身体を包み
そのまま、目を閉じて自分も「わんこ」と同じように夢の世界へ落ちていくのだった…



この行為が、今後の自分の人生に大きな影響を与えてしまうということになる
ということを、その時はアタシは全く想像していなかったんだ…

とりあえず一旦ここまでです。

続きは後日

申し訳ありません、ミスが見つかりました。


>>6の文章を

思いの外疲れていたのか、運転手に起こされてしまった。
寝顔、見られちゃったかな…恥ずかしいなぁと思いながら、すっかり登っていた朝日に目を細める。


「わんこっ、ただいま!」


呼びかけると、もう1人の大切な…子?愛犬、「わんこ」が駆け寄ってくる。
家を空けていて寂しかったのだろう、舌でアタシの頬を何度も舐めながら尻尾を左右に激しく振っていた。


「散歩、行こっか!」


アタシがそう話しかけると、「ワン!」と大きい声で返事をされ、慌ててアタシは口の前に指をあてがい「しーっ」という仕草をする
「わんこ」は少し申し訳なさそうにうつむいてしまっていた。

さてと…シャワーは浴びてきたから、急いでいつもの軽い服装に着替えて…
リードを持って、場所はいつもの公園までだしサングラスだけでいいかな…と準備を整える。

日は昇ってしまっていたが、まだ朝の匂いは残っていた
眩しい日差しが体に染み込んでいく感覚が心地良い。

「わんこ」にリードを引っ張られながら、いつもの散歩道を歩いて行く
ここがウォーキングになるか、ランニングになるかは「わんこ」の気分次第だ。


程なくしていつもの公園に到着

世間も今日は休日のようで、朝からランニングだったり身体を動かしている人が多い。
顔なじみの人と挨拶をしながら「わんこ」と一緒に公園を走っていく。



こちらに差し替えて呼んでいただけるようお願いします。
ではまた…

再開します。

以下の表現に嫌悪感のある方は、ここで読むのをやめてしまったほうがいいかもしれません。
獣姦 NTR

身体が重い…

なんだろうこの大きなものが乗っかっているような感じは…怖い
部屋のカギは閉めておいたし、不審者が入ったとも思えない。

色々なことを考えていると、耳元で荒い息遣いが…下腹部には熱くて硬いモノが当たっている

恐る恐る目を開けると、そこには見慣れた「わんこ」があられもない姿でアタシの身体に跨り
マウンティングを繰り返していた。


「わんこっ!なにやってるの!!」


アタシは今まで「わんこ」に聞かせたことのないような大きな声を発していた。
その時は多分、本当に怖かったのだと思う。

恐怖と同時に、今までアタシがきちんとしつけていた「わんこ」が自分の立場が上だと主張するような
行為をしたということに対するショックも大きかった。

「わんこ」を突き飛ばすように身体から押しのけ
ケージの中へと放り込み、首輪をつける。

最初からこうしておいて仮眠を取っておけばよかった、いくら可愛いとはいえ「わんこ」は雄

アタシのしつけがわるかったのか、「わんこ」の気分が高揚していたのかはわからないが
こんなことは二度とあっちゃいけない…そう心に決めながら
寝汗でびっしょりだった身体を洗うために、お風呂場へと向かうのだった。


シャワーを浴びながらアタシは考える。
あの行為はなんだったのだろう、今までのしつけが悪かったのか
一緒に部屋で無防備に寝ていたというのが悪かったのか

実は「わんこ」はずっとアタシのことを下に見ていて、それで…

嫌な考えが頭の中をぐるぐると回っている、一人で悩んでいても仕方がない。

確か明日はアップトゥデイトのメンバーが揃ってレッスンだったはず
同じ愛犬を持つ仲間、優に相談するのもいいかもしれない…

「え~っ、わんこがマウンティングしてきちゃったの?」

「しーっ、声が大きいよ、優…」


アタシは慌てて優の口を塞いだ、意を決して相談し始めたらこれだ
この子は基本的にいい子だけど、少し声が大きいのが玉に瑕。


「で、わんこがどういう意図でやってきたか知りたいってわけぇ?」

うんうん、とアタシは首を縦に振る。

「うーん、聖來さんは可愛いし。わんこが寝ている姿に興奮しちゃったとか☆」

「な~んて、あたしもたまにアッキーがしてくるから、めっ!って怒るとしなくなるし
 そこまで気にすることないんじゃないかな☆ よくあることでしょ?」

よくあること…なのかな、優はよくアッキーで面白おかしく遊んでいるから
その復讐で、油断している隙に日頃の恨みを晴らしているのかもしれないなぁ…

同じことを沙理奈にも聞いてみた…


「マウンティング…ねぇ、アタシ相手だったら間違いなくわんこも魅了しちゃったんだろうけど
 聖來相手だと、色々と不思議ね。いままでそんなことなかったんでしょ?」

「わんこはああ見えてスケベだからね~、アタシの胸にも自然に手をおいてきたことあったし
 油断してると、聖來もガバッと襲われちゃうかもしれないわよ?注意しなさいよねっ!」


うん、いつもどおりの沙理奈の受け答えだ。
参考になるつもりが、さらに頭の中のもやもやを増やしてしまったようなきがする。


レッスンが終わり、帰宅するために乗ったタクシーの中でアタシはおもむろにスマートフォンを取り出す

「犬 マウンティング 理由」
「犬 マウンティング しつけ」

検索サイトに文字を打ち込み、出たサイトを片っ端から眺めてみる
大抵は自分が知っていることばかりで、特に参考にはならなかったのだけれども…

バター犬…?

見慣れないワードがアタシの視界の中に飛び込んできた
アタシはその言葉を検索サイトに打ち込み、画面をタッチして調べてみる。

なにこれっ…、と思わず口に出してしまいそうな内容が画面な中に広がっていた。


『性感帯にバターを塗り、犬に舐めさせることによって強制的に奉仕を行わせる行為
 一部のアダルトビデオや成年向け雑誌に描かれたものであり…』

嫌なのに、ダメなのに…犬を飼っている人間にしてみれば最低な行為なのに
アタシはタクシーが自宅に向かうまでの間、一心不乱に画面内の情報に釘付けになってしまっていて…

読み進めているうちに、『実際にこのような方法で自慰をする女性はまず居ない』

という一文を目にすると、今までドキドキしていたのは何だったのかと少しがっかりした気分になってしまっていた。

自宅に戻り、ふぅ…と息を吐きながらドアのカギを閉める。
「わんこ」は出迎えてこない、だって今日はケージの中。

反省したかな?と様子を見てみると、こちらに気がついたのか
尻尾を振りながら、こっちに向けておかえりと言いたそうな顔をして駆け寄ってくる。

うん、いつもの「わんこ」だ。何も変わらない…

昨日の行動は一時の気の迷いだったのだろう…そう思ったほうが自分の為にも
「わんこ」の為にもいい…

はぁ…安心したらお腹が空いた。
冷蔵庫を開け、今日は何を作ろうかと考えていると
安心した気分を一変させるようなものが、アタシの目の前に飛び込んできたんだ…


「あ…これ。」

思わず声が出た…目に飛び込んできたのは
徳用の大きいチューブ型のバター

この前安いからって、買い置きしたのがそのままになってしまっていた。

なんでこんなものが家にあるかなぁ…と、過去の自分の行動に恨めしさを感じる。
折角自分の気持ちに区切りをつけたばかりだったのに…

チューブ型のバターを手に取りながら、それを凝視して
身体の動きが止まっていたらしく。

「わんこ」が「ワンッ!」と吠えた声でふと我に返ると、いそいそと夕食作りを始めるのだった…

有り合わせの食材で作った簡単な夕食を食べ、アタシはソファーにごろんと寝転ぶ。
結局凝視するように見つめていたバターを使うことはなかった…

体型維持もアイドルとしての大切な仕事なのに、なんでこんなの買ったんだろう。過去のアタシ…


何かに使うことはできないだろうか…事務所に持っていってお菓子作りの材料にでもしてもらう?
いや、箱で大量に余っているのならまだしもたった一本では…

ぐにぐにとアタシの手で握られながら、形を変えるチューブ型のバターをじっと見つめる。
ずっと触っていたら、彼のモノを思い出してしまった。

まぁ、彼のモノはこれより細くて小さいんだけど…

キャップをパカっと開けて、中の銀紙のような封を剥がす。
その直後、散々弄っていたからか先からバターが溢れてきた…なんだろうこのバター
まるで彼のモノのようだ…少しだけ変な気分になってきてしまう。

溢れ出たバターを指で掬い、洗面所で流そうと立ち上がると
不意に、ケージの中でおとなしくしていたはずの「わんこ」と目があってしまった…

まぁ、舐めさせるぐらいなら…

このまま水で洗い流してしまったら、このバターを作ってくれた人に申し訳がない
かといって、今度ライブを控えているアタシが口にするにはちょっと抵抗がある。

そっとケージに近づき、バターが付いた人差し指を「わんこ」へ差し出す。

不思議そうに近づいてきて、軽く匂いを嗅いだかと思うと
舌でぺろっと、それを舐めてきた。

味を確かめるように「わんこ」は軽く舌なめずりをしたかと思うと
今度は何度もアタシの指を舐め始めて…


「んっ、くすぐったいよ…だめ…わんこ…あっ…」


気がつくと「わんこ」に制止を求める言葉と共に、艶のある声も溢れてきてしまっていた…

まるで、禁断の果実を食べたような衝撃だった

彼がアタシの身体に触れても、アタシの性感帯に口付けても
アタシの身体と交わって、自分勝手に体液を身体の中へ注いでも

ここまで無意識に声が出てしまい、我慢することができないなんてことはなかった。


気がつくと洗面所で一心不乱に「わんこ」に舐められていた指を洗っているアタシが居た。

今まで「わんこ」の頭を撫でたり、抱っこしたり、顔を舐められたって
ここまで必死に洗うことはしなかった。

多分、与えられた感触も一緒に洗い流してしまいたかったんだと思う。

それほど気持ちよく、アタシを満足させてくれそうな匂いが「わんこ」からしたからだ…

だめ、絶対にだめ…
あのサイトでも書いていたじゃない『実際にこのような方法で自慰をする女性はまず居ない』って…

わんこはアタシの大切な家族

言ってみれば弟のようなもの、姉が快感を求めて本能で弟に奉仕を求めるような真似は
許されることじゃないんだよ…と自分に必死に言い聞かす。




その夜、アタシはベッドの中で久々に自慰に耽っていた。

あの時の感触を、快感を打ち消すような刺激を求めて
指を濡らし、下着の中へ挿れ、陰核を弄りながら
胸元へ手を添えて、乳首を抓り無理矢理達しようと何度も試みる。

確かに気持ちが良かった、自分が自慰を行う際は大体彼との交わりを思い出す。
何度も熱いものを体内に注がれて、お互いに達する。

それを想像しながら性感帯を激しく弄るのが、アタシの自慰行為でのお決まりになっていた。

声も出た、身体が震え
背筋が反り返り、達した感触を何度も覚えて頭が真っ白になる。

とても気持ちよかった、満足してこのまま安眠できるはずなのに
いつもはできるはずのなのに、何故か満足できない。


なんで?なんで?なんで? 

アタシの身体、おかしくなっちゃったの?得体の知れない恐怖を覚え、身体が震える。

だけど…ふと、本能で求めているものが、頭のなかではっきりとわかってしまい
それを認めたくないというアタシの理性が、頭を左右に揺らす。


何度も何度も頭のなかで葛藤を繰り返した。
寝て忘れよう、明日からはいつものアイドル水木聖來としての活動が待っているんだ。
と、自分に必死に言い聞かせた。

だけど…気がついたらアタシはリビングに居た。

逃げるように洗面所に向かった時に、テーブルの上に投げて置きっぱなしになっていた
バターを手に取り、軽く絞って先から溢れさせて床へ溢すと足先に塗りたくる。


「わんこ、夜遅くにごめんね…、ちょっとだけ手伝ってね?」


ケージの中で床に伏せて寝ている「わんこ」の頭を軽く撫でる。
気だるそうに目を開けた「わんこ」へ、アタシはバターを塗りたくった足をケージの間からそっと伸ばして…


「わんこ」はさっきと同じように軽く匂いを嗅いで、舌で何度も舐めていく。
手の時と同じような「わんこ」の舌の不思議な感覚、気持ちいい刺激。


「あっ、んんっ…わんこぉ、いいよぉ…」


自然と喘ぎが出てしまう、しかも「わんこ」と許されない相手の名前を呼びながら…
こんなことが世間にバレたら、アイドルとしての水木聖來が終わってしまうのに声を抑えきれない…


結局アタシは、足の指を舐められながら下腹部を弄り続けて
味わったことのない絶頂を何度も経験してしまった。

先程までのもやもやがすっかり晴れ、その夜はぐっすり安眠できた気がする。
心地良い夢も見れた、とても楽しい夢だったよ。





でも、出てきたのがあなたではなく、「わんこ」だったんだよね…

本日はここまで、次回は後日。

反応や感想など、ありがとうございます。
とても励みになります、遅筆なので一気に投下できないことをお許し下さい。

圏外でした…悲しい。
続きはもうしばらくお待ち下さい、待ってる方が居るかどうかはわかりませんが。

デレステでSSR実装、とても嬉しいですね…そしてわんことのツーショット
あの状態で色々と…、なんて考えたりしてしまいました。

需要はあるかわかりませんが、一応スレがまだ残っていたので生存報告しておきます。

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