P「小鳥さんと俺」 (29)


小鳥さんと一緒に悪ふざけするだけの短編集です


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【ミルク派】


― 765プロ事務所 ―

P「……」カタカタ

P「ふぅ。終わった…」

小鳥「お疲れ様ですプロデューサーさん」ニコッ

小鳥「はいどうぞ。コーヒーです」

P「いつもすみません小鳥さん」ニコッ

小鳥「いえいえ。お砂糖とミルクはどうしますか?」

P「ミルクで」

小鳥「はは! なぁおい聞いたか! ミルクだってよぉ!」

P「……」

小鳥「おいおい。ここはバーだぜ坊や」ニヤッ

P「……」

小鳥「ミルクが飲みたきゃママに頼んでおっぱいでも吸わせてもr」

P「……」サッ (ボールペン)

小鳥「なっ! まさかそいつは…っ!」

P「ふっ…」ニヤッ

小鳥「3本入り100円で売っている…普通のボールペン、だと…っ!?」

P「こいつで落書きされたくなかったら、俺の目の前から今すぐ失せるんだな」

小鳥「ひぃ~!」

P「はぁ。やれやれ…」



やよい「なんだかプロデューサーと小鳥さん、すっごく楽しそうだね」ニコッ

伊織「バカが移るから見ちゃダメよ、やよい」


【サタデーナイト残業フィーバー】


― 765プロ事務所 ―

P「……」カタカタ

小鳥「……」カタカタ

律子「……」カタカタ

P「……」カタカタ

小鳥「……」カタカタ

律子「……」カタカタ

P「ぐはぁ…!!」

小鳥「プ、プロデューサーさん!?」

律子「……」カタカタ

P「へ、へへ…」

P「どうやら…俺はここまで、の…ようだ…」ニコッ

小鳥「し、しっかりしてくださいプロデューサーさん…っ!!」ガシッ

小鳥「この戦争が終わったら、愛する彼女と一緒に農園を開くんじゃなかっt」

P「げほっげほっ!! げはぁっ!!」

小鳥「Pボーーーーイ!!」

律子「……」カタカタ

小鳥「ちくしょう…!」

小鳥「衛生兵! 衛生兵はどk」

P「なぁリトルバード…」

小鳥「えっ」

P「頼む…これを、彼女に渡して…くれないか…」サッ 

P「そして…俺はずっと、お前の傍で見守っていると…伝えて…くれ…」

小鳥「は、ははっ…」

小鳥「お前のジョークはいつもつまらないが、今のは最高に笑えるぜPボーイ…」ニコッ

P「……」(安らかな笑み)

小鳥「……このクソッタレがっ!!」ポロポロ

律子「……」カタカタ

小鳥「うぅ…ひっぐ…っ!」

小鳥「あぁオーケーだPボーイ。私に任せておけ…っ!!」ウルッ

律子「……」カタカタ

小鳥「律子さん…」

律子「……」カタカタ



小鳥「戦友の形見、届けに来ました…」ニコッ サッ (溜まりに溜まった未処理の業務)


律子「いい加減にしろ」


【一生に一度は言ってみたいセリフ】


― 車内 ―

P「小鳥さんも一緒に送っていく事になったから、もう少し待っていてくれ響」

響「うんわかったぞ」

P「それはそうと響。今日もばっちり決まっていたじゃないか」

響「ふふーん。でしょ? だって自分、完璧だかr」ニコッ

ガチャ

小鳥「…っ!」バッ

響「うわぁ!?」

小鳥「はぁ…はぁ…っ!」

響「こ、こらピヨ子! いきなり入ってきたらビックリすr」

小鳥「すみません運転手さん! 前の車を追ってください!」

響「はぁ?」

P「え、なにお客さん。もしかして刑事さん?」

小鳥「はい!」キリッ

響「え、なにこれ?」

小鳥「いいから早くあの白のワンボックスカーを追いかけて運転手さん!」

P「あいよ! 任せな!」

響「あ、ごめんプロデューサー。やっぱり自分、今日は歩いて帰r」

P「しっかり掴まってなお客さん!」(アクセル全開)

響「ひぃ…っ!」ガクブル

小鳥「おいおいどうした新人。まさか武者震いか?」ニコッ

響「そんなわけないでしょ…っ!!」ウルッ

響「ていうか、勝手に自分も登場人物にしないで!!」



※ この後、ちゃんと安全運転で帰りました


【裏切りのドーナツ】


― 765プロ事務所 ―

高木「お土産にドーナツを買ってきたから、よかったらみんなで食べてくれたまえ」

小鳥「本当ですか!?」

P「わざわざありがとうございます社長」

高木「いやぁ~なーに。これくらい当然の務めさ」ニコッ

トゥルルル トゥルルル

高木「おや? 誰かから電話が掛かってきたようだ」

高木「私は少し外で話してくるから、君たちも少し休憩したらどうだね?」

P「はい。ちょうど業務もキリが良い所まで終わったので」

高木「ははは。それじゃ私は少し席を外させてもらうよ」

ガチャ バタン

P「ひー、ふー、みー…」

P「ちょうど一人一個ずつか。ちゃんと貴音に言っておかないといけないな」ニコッ

小鳥「んー! 美味しい!」モグモグ

P「って、食べるの早いですよ小鳥さん」

小鳥「あ、いやこれはその…///」

小鳥「じ、実はさっきからお腹が空いていたもので…///」

P「あはは。実は俺もです。なので自分も遠慮なくいただきまーs」

小鳥「動かないで。カチャリ」サッ

P「なっ…!」

小鳥「動いたら、この銃の引き金を弾くことになるわよ」

P「……」

小鳥「……」

P「これはいったい何の真似だ?」

小鳥「何って、そんなの見ればわかるでしょ?」

P「初めからこの俺を裏切るつもりだったのかっ!?」ギロッ

小鳥「ふっ…そもそも貴方と手を組んだ覚えはないわ」ニコッ

P「なんだとっ!?」

小鳥「いいから早く、その右手に持つドーナツを私に差し出しなさい!!」

P「くっ…!」サッ

小鳥「ふふっ。そうそう良い子ね」

小鳥「私がこのドーナツを食べ終わるまで動いちゃダメよ? いい?」

P「……」

小鳥「あーん…」

小鳥「んー! このドーナツも美味しいすぎr」

P「ふ、ふふふ…」

小鳥「……」

P「あははははは!」

小鳥「どうやら自分の立場がまだわかっていないようね…。カチャリ」サッ

P「お前こそ、まだ気が付いていないのか?」ニヤッ

小鳥「えっ」

P「……」



P「ドーナツのカロリーって、めちゃくちゃ高いですよ小鳥さん。大丈夫ですか?」(素)


小鳥「ぐはっ!!」

P「ふっ。こいつは俺が貰っていくぜ…」ニヤッ

小鳥「は、計った…わ、ね…」

P「財宝に目がくらんだお前が悪いのさ。あーん」モグモグ

小鳥「ちょっ!!///」

P「へっ?」

小鳥「ななななにやっているんですかプロデューサーさんっ!?///」

P「いや何って、小鳥さんに奪われた俺のドーナツを食べているだけですけど」モグモグ

小鳥「それ間接キッスですよ、間接キッス!!///」

P「ぶふぅぅぅぅ!!///」

P「げ、げほっげほっ!」

小鳥「きゃぁぁ!/// ドーナツなのにレモンの味がしちゃったりなんたりして!?///」モジモジ

P「いい歳して小学生みたいなこと言わないでくださいよ!///」

小鳥「ちょっと、それどういう意味ですかプロデューサーさん」

P「えっ…」

小鳥「あんまりじゃないですか…っ!!」ポロポロ

P「い、いやその…」

小鳥「むぅ…」ジトー

P「は、ははは! 今のはブラザー同士の軽いジョークだろ? リトルバーd」

小鳥「もうその手には乗りませんよ!」

P「えぇ…」


ガヤガヤ ガヤガヤ


高木「うーん。私はもう少し席を外した方が良さそうだ…」ニコッ


― おしまい ―

まだいけるだろブラザー
おつおつ

これ以上はダラダラしそうなのでこの辺りで終わりにします
ありがとうございました

レス・支援ありがとう!(>>22レス被せてしまってすみません)

今度新しく連載される、若かりし頃(禁句)の小鳥さんを主役にした漫画楽しみです

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