【安価】提督「名探偵提督の事件簿」 (64)

提督「みなさん。こんばんは」

提督「冬の寒さも影を潜め、春の桜に日が当たる季節になってきました」

提督「皆さんの中にはもう花見に行かれたというかたやこれから行かれるという方が多いと思います」

提督「しかし気になるのは空模様」

提督「せっかくのお花見だというのに、天気が悪くちゃ台無しです」

提督「さっきまでは晴れていたのに、急に天気が怪しくなって雨が降り」

提督「せっかく楽しんでいたのに、文字通り水を差されるわけです」

提督「春の天気は変わりやすいですからね。お気をつけて」

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提督「空が突然曇りだし、にわか雨がいきなり振り出すようにように」

提督「物事というのはいつも突発的に起こるもの」

提督「まさに晴天の霹靂。事件もまた然り」

提督「いまから話す事件はそんな春先に起こったものです」

提督「さて、そろそろ話すとしましょうか」

提督「そう。あれはたしか」

提督「↓2で起こった事件だったっけな」

↓2 事件の起こった場所

提督「そう。事件は居酒屋鳳翔で起こったのです」

提督「花見とくればお酒は付き物」

提督「酒の水面に桜がうつり、散りゆく花びらが飛び込めば」

提督「春の味にも酔いしれて、いつもの馬鹿話にも花が咲く」

提督「これが花見の醍醐味というもの」

提督「しかしながら、そうは問屋がおろしません」

提督「どんなところにも事件の影はあるもの」

提督「それが表に出るか出ないかの違いでしかないのです」

提督「平和な鳳翔で起こった事件。それは……↓2」

↓2 事件の内容

提督「魔王消失事件」

提督「魔王というのは焼酎のことです」

提督「これは居酒屋鳳翔のラインナップの中でもなかなかに高価なもの」

提督「それがなくなったとあっては、一大事」

提督「ゲームの世界のように魔王が消えてめでたしめでたしとはいかないものです」

提督「果たして魔王はどこに行ってしまったのか?」

提督「そしてその犯人は誰なのか?」

提督「はて、もう時間ですね」

提督「では皆様。事件が解決した後にまたお会いしましょう」

提督「……おっと一ついい忘れていました」

提督「この事件のキーワードは……」

↓2 この事件のキーワード

もう犯人の手がかりが出てきましたね

(……)

夕張「提督! 今日はいい天気ですし、お花見に行きましょ! お花見!」

提督「何ですか急に」

夕張「春といったらお花見ですよ。なにせやっこさん一年に一度の晴れ舞台ですよ! 晴れだけに!」

提督「いやです」

夕張「えー!? なんでですか?」

提督「だって謎がないじゃないですか。だから嫌です」

夕張「何その理由」

提督「探偵は謎が主食なんです。謎がなかったら死にます」

夕張「だったらなおさら行くべきですよ!」

提督「はい?」

夕張「だってよく言うでしょ? 桜の木の下には死体が埋まってるって」

提督「死体……ですか」

夕張「そうです! 謎のにおいしかしないじゃないですか!」

提督「……確かに」

夕張「よーし! 決まりです!」

提督「うーん。しかし」

夕張「……それに、こんなイベントを見逃していいんですか?」

提督「……?」

夕張「季節のイベントに参加して事件に巻き込まれるっていうのも探偵の務めですよ!」

提督「……!」

夕張「……」

提督「正直乗せられているようで悔しいですが」

夕張「……!!」

提督「一緒に、お花見に行きましょうか」

夕張「やった!」

謎が主食・・・魔界探偵かな?

〔……)

夕張「……で、なんで居酒屋鳳翔なんですか?」

提督「ここでは店の中にいながら外の桜も見れる。隠れお花見スポットらしいですよ」

夕張「そうじゃなくって! お花見って言うのはこう、もっとさあ!」

提督「枡酒に桜が入り込んで、お酒とともに春を飲み干す」

夕張「そうです! 桜の木の下で風情を感じてこそのお花見ですよ!」

提督「しかしこれはこれで風情がありますよ。ほら鳳翔さんがほどよく春らしく店内の内装を変えてますし」

夕張「……むむむ。まあ準備も要らなかったし楽チンだったから、いっか」

提督「そうそう。屋内から花見をするのも乙なものですよ」

鳳翔「提督。夕張ちゃん。いらっしゃい。お気に召したようで何よりです」

夕張「あっ。鳳翔さん」

提督「こんばんは。鳳翔さん」

鳳翔「二人で夜桜見ですか?」

夕張「ええ。そうなんです。そうでもいわないと提督ったら部屋から出ないから」

提督「安楽椅子探偵なんです」

夕張「ただのひきこもりでしょ」

鳳翔「ふふ。でもそんな探偵さんがうちに来たということは謎のにおいを嗅ぎ付けたんですか?」

提督「ええ。そのとおりです」

夕張(……また適当なこと言ってる)

提督「鳳翔さん。最近何か変わったことはありませんか?」

鳳翔「変わったこと。ですか?」

提督「ええ」

鳳翔「そうですねえ……。取り立てていうことでもないんですけど」

提督「なんですか?」

↓2 変わったこと

ふみぃ

踏んだら↑

鳳翔「向日葵が咲いてたんですよ」

提督「なんですって?」

夕張「向日葵ってたしか夏の花じゃなかったでしたっけ?」

鳳翔「そうなんです。だから変だなと」

提督「うーん。たしかに謎ですね」

夕張「やったじゃないですか提督。謎ですよ」

提督「しかしこれだけではなんとも」

夕張「他に変わったことはないんですか?」

鳳翔「そうですね。あとは……。あっそうだ」

提督「どうしました?」

鳳翔「魔王がなくなってるんですよ」

提督「へ?」

夕張「はい?」

提督「それはあれですか? ファミコンかなにかのお話ですか?」

鳳翔「違いますよ。魔王というお酒です。焼酎なのですが」

提督「なるほど。それが盗まれたと」

鳳翔「盗まれたかどうかはまだわかりませんが……。今日見たら、なくなっていたのは確かです」

夕張「やりましたね! 事件ですよ提督」

提督「ふむ。やはり探偵あるところ事件あり。鳳翔さん。さっそく現場をみせていただいてかまいませんか?」

鳳翔「ええ、もちろんです」

〔……)

鳳翔「ここが現場です。といっても酒蔵ですけど」

夕張「へー。ものすごい量ですねえ」

鳳翔「うちの鎮守府はいろいろな国の子達がいるから。みんなに会うお酒を用意しようと思ったらどうしても多くなっちゃうんです」

夕張「なるほど!」

提督「……」

夕張「どうしました? 何か見つけましたか?」

提督「これは……。↓2か」

↓2 見つけたもの

鳳翔さん、魔王がなくなるより向日葵が咲いてる方が不思議なのか。。。

もはや手がかり等ではなく証拠だな!

提督「これは、靴?」

鳳翔「ああ、それたぶんポーラちゃんの靴ですよ」

夕張「ああ、そういえばそんなの履いてたような」

鳳翔「ポーラちゃんはよく靴を脱いだまま帰っちゃうので見覚えがあります」

提督「……」

夕張「……これはもう犯人決まっちゃったんじゃないですか?」

提督「いや、そうとは限りません。が、一応ポーラを呼んで話を聞いてみましょう」

ポーラ「どうしたんですか~?」

提督「ポーラ。あなた靴をどこかに忘れていきませんでしたか?」

ポーラ「は~い。そうですよ~。昨日飲んだときになくなっちゃたんですよぉ」

夕張「もしかしてこれのこと?」

ポーラ「あっ! そうで~す。それですぅ」

提督「これは酒蔵に落ちていたんですが、覚えはありませんか?」

ポーラ「酒蔵? う~ん、記憶にないですねぇ。飲みすぎたからかもしれないですけど~」

提督「そうですか。ありがとうございます。もうあんまり飲みすぎてはだめですよ」

先入観を持たない探偵の鑑

提督「……」

夕張「もういいんですか?」

提督「はい。少なくともうそを言っているようには見えませんでしたし、それに」

夕張「それに?」

提督「……いや、なんでもありません」

夕張「……?」

提督「鳳翔さん。向日葵が咲いているところを見せてもらえますか?」

鳳翔「ええ。いいですけど、ここはもういいんですか?」

提督「はい。もう手がかりはなさそうですし」

提督「ああ、そうだ夕張。ちょっと寒くなってきました。申し訳ありませんが、私の上着を持ってきていただけますか?」

夕張「え? はい。いいですけど」

提督「ありがとうございます」

(……)

提督「ところで鳳翔さん。酒蔵からなくなっていたのは魔王だけなんですか?」

鳳翔「はい。そうですよ」

提督「だったら……」

鳳翔「……え?」

提督「なるほど。本当に向日葵が咲いてますね」

夕張「わぁー! なんだか春と夏をいっぺんに味わっているみたいで贅沢ですね!」

提督「……おかしいですね」

鳳翔「どうしたんですか?」

提督「他の向日葵は東を向いて咲いているのに、一番背の高いこれだけ西を向いて咲いています」

夕張「ほんとだ。たしかにそうですね!」

鳳翔「うーん。何か意味があるのでしょうか?」

提督「……うーむ」

提督「……ん?」

夕張「どうしました? また何か見つけたんですか?」

提督「これは……」

鳳翔「↓2ですか?」

↓2 見つけたもの

黄色いネクタイ・・・皐月か?

鳳翔「黄色いネクタイですか?」

夕張「黄色のネクタイをつけてる子といったら、衣笠さんとか皐月ちゃんとかかなあ」

提督「皐月……。五月?」

夕張「……? 何かわかったんですか提督?」

提督「ええ。これじゃあまるでクイズですね」

鳳翔「え?」

提督(あともう一手、何かあったらいいんですけど……)

提督(↓2に行ってみますか)

↓2 提督が行く場所

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文月「あ、司令官!見てみて~」ヨイショッ

提督「どうした文月?」モグモグ

文月「コップの中に、桜の花びらが入ってすっごくかわいい~」

提督「ああ、可愛いな(文月がな・・・)」

卯月「しれいかぁ~ん、飲んでるかぴょ~ん?」スリスリ

提督「なんでそんな酔っ払い絡みなんだよ」

卯月「細かいことはきにしないっぴょん!」ポフン

提督「あぶなっ、いきなり足の上に座ってくるやつがあるか!」

卯月「ぷっぷくぷぅ~♪」

提督「ったく、飲み物こぼすなよ」

卯月「ありがとぴょん!」

睦月(むむむ・・中々手強いにゃしい・・・)

水無月(卯月も攻めてきたね、負けてられないな)

弥生「・・・」モグモグ

すみません誤爆致しました。もう訳ありません。

提督「……」

提督(やっぱりここにありましたか)

提督(さて、ここからは解決編ですね)

(……)

ポーラ「え~! 犯人がわかっちゃたんですか~?」

夕張「え!? も、もうですか?」

鳳翔「あらまあ。すごくお早いんですね」

提督「ええ。事件の真相はすべて解き明かしました」

>>46
お気になさらず。むしろ見てくださってありがとうございます。
そっちの作品のほうもがんばってください

提督「さてこの魔王消失事件。一つずつなぞを解いていきましょう」

提督「まずは酒蔵にあったポーラの靴ですが」

鳳翔「ああ、あの靴ですか」

ポーラ「う~ん。酒蔵にあったってことは、覚えてないだけで本当はポーラが犯人なのかもしれないですぅ」

提督「いえ、それはありえません。もしポーラが犯人だとして、昨日盗んだときに靴を酒蔵に忘れていったのなら」

提督「鳳翔さんが今日、魔王がなくなったと気付くときに靴を見つけないはずがありません」

鳳翔「そういえば、その時はポーラちゃんの靴は見なかったですね」

提督「やはり。それにもう一つポーラが犯人じゃない大きな理由があります」

ポーラ「理由ぅ?」

提督「酒蔵からなくなったのが魔王だけだからです」

夕張「へ?」

提督「もし本当にポーラが犯人ならば被害が魔王だけですむわけないでしょう?」

鳳翔「あ」

夕張「た、確かに……」

ポーラ「あはは~。ほんとですね~」

提督「だからこの靴は犯人があることを隠すためにおいたのでしょう」

夕張「隠すってなにを?」

提督「……それはまあ置いときましょう」

ポーラ「……?」

提督「次に春なのに咲いている向日葵です」

提督「なぜ一番高い向日葵が一つだけ西を向いて咲いていたのか」

提督「そしてなぜ黄色いネクタイが落ちていたのか」

提督「これはクイズみたいなものです」

鳳翔「クイズ?」

提督「ええ。通常ならば向日葵が一つだけ違う向きで咲いているなんてありえません。だからこれは何者かのメッセージでしょう」

夕張「メッセージっていうのは?」

提督「ところで夕張。世界で一番高い山がなにかしっていますか?」

夕張「ええと、エベレストでしたっけ?」

提督「正解です。では西半球で一番高い山は?」

夕張「んーと。アコンカグア山ですか?」

提督「正解です。さすがですね」

夕張「えへへへ」

ポーラ「へ~。夕張さん博識ですねぇ」

提督「そう。そしてアコンカグア山があるのはアンデス山脈です」

鳳翔「でもそれが何の関係が?」

提督「一番高い向日葵が西を向いている。西半球で一番高い山があるのはアンデス山脈。これではただの論理の飛躍ですが」

提督「先ほどのポーラの靴。これは犯人が何かを隠すために使用したものです」

提督「『隠す』という言葉は言い換えると『マスク』となります」

提督「『マスク』そして『アンデス』。なにかに気付きませんか?」

ポーラ「あっ! メロンですね~!」

提督「そうです。どちらもメロンの名前です」

夕張「さ、さすがにちょっとそれはこじつけが過ぎるんじゃ」

提督「私もそれだけでは確信を持てませんでしたが、この皐月のネクタイが鍵です」

鳳翔「皐月? それに何の意味が」

提督「皐月。つまり五月。メロンは五月からが旬なんですよ」

ポーラ「あ~」

提督「この事件はすべてがメロンと絡んできています」

提督「マスク、アンデス、そして皐月」

提督「この事件のキーワードはメロンといってもいい。そしてこの中にメロンと関係する名前を持つ人物が一人だけいます」

提督「それは、夕張……」

提督「あなたですよ」

夕張「……」

提督「あなたが、犯人ですね?」

夕張「……」

夕張「いい推理ですね。さすがは名探偵提督」

夕張「でもそう簡単には認めてあげませんよ」

夕張「証拠を」

夕張「私を犯人足らしめる根拠を見せてもらいましょうか」

提督「ええ。もちろんありますよ」

夕張「……」

提督「これです」

夕張「……これは?」

提督「金庫室に合ったレシピです」

提督「春に咲く、向日葵のね」

提督「このレシピを開発したのは夕張、あなたとなっていますが」

夕張「……!!」

提督「あの西向きに咲いた向日葵は強引に手で動かして作られたものじゃない」

提督「恐らく、一本だけ違うレシピで作ったもの。太陽の向きと逆に咲くように」

提督「そんな芸当が可能なのは、レシピを作ったあなたしかありえない」

提督「わざわざ、こんなことをする意味」

提督「そしてまるでクイズを出すかのように落ちていた証拠」

提督「つまりこれは」

夕張「ええ。そうですよ。この事件はただの茶番よ」

提督「……」

夕張「にしても参りましたね。こんなにあっさり看破されちゃうなんて」

提督「……」

夕張「結構難しいと思ったんですけどねえ」

提督「一つ聞いてもいいですか?」

夕張「何ですか?」

提督「なぜこんなことをしたのですか?」

夕張「だって言ってたじゃないですか提督。謎がなかったら生きていけないって」

提督「……へ?」

鳳翔「提督。これは夕張さんなりのプレゼントなんですよ」

提督「……え?」

提督「私のためにこの事件を起こしたんですか?」

夕張「だって提督。いつも事件が起こったときすごく楽しそうじゃないですか」

提督「……そ、それは」

夕張「ふふふ。今回も楽しかったですか?」

提督「……ええ。とても」

夕張「ならよかったです!」

夕張「そして」

夕張「提督。いままでありがとうございました。これからもよろしくお願いします」

提督「え?」

夕張「覚えてないんですか? 今日で提督と出会って四周年ですよ?」

提督「……そういえば」

>>1さん、ありがとうございます。。。!

確かにポーラが酒蔵に入ったらそれこそ・・・

夕張「じゃーん。これ。プレゼントです」

提督「これは……魔王ですか?」

夕張「そうです。ちゃーんと提督のためにとって置いたんですよ」

鳳翔「本当は酒蔵にあるのに、隠してたんですよ。提督にはお見通しだったみたいですけど」

夕張「え? そうなんですか?」

鳳翔「ええ。だからほら。ちゃんと提督に頼まれておつまみも用意しています」

夕張「提督……」

提督「……さすがに、全部が私のためとは思いませんでしたが」

提督「さてお酒に、おつまみも揃ったことです。せっかくですしみんなでお花見をしましょうか」

夕張「ほんとですか!? やったー!」

鳳翔「ふふっ。協力した甲斐がありました」

ポーラ「……お花見? いいな~」

夕張「何言ってるんですか。ポーラさんも飲んでいってくださいよ!」

ポーラ「え~? いいのぉ?」

夕張「ええ! 勝手に靴を使ったお詫びです! まあ提督ならすぐ見破ってくれると信じてましたけどね!」

ポーラ「えっへへ~。やった~!」

提督「ああ。これはいいものですね」

夕張「でしょ? お花見ってやっぱりいいものでしょ?」

提督「はい。ありがとうございます」

夕張「それに向日葵の花も風で揺れていて、とてもきれいね。春と夏がいっぺんにきたみたい」

提督「うん。これは贅沢ですね」

夕張「……提督。そういえば知ってる?」

提督「なんですか?」

夕張「桜の木にまつわる話」

提督「ああ。桜の木の下には死体が埋まってるんでしたっけ?」

夕張「それともう一つあるんですよ」

提督「……?」

夕張「桜の木の下で告白したら恋が成就するって言う話」

提督「……なるほど。それは謎の匂いがしますね」

夕張「でしょ? 試してみたくならない?」

提督「ええ。ぜひ解き明かしてみましょうか」

(……)

提督「さて、この魔王消失事件はこれにて終幕です」

提督「春の桜が散りはじめたら、向日葵に日が当たる季節ももうすぐです」

提督「おっとその前に梅雨の季節がありましたか」

提督「梅雨になったら雨が続き、太陽が恋しくなりますよね」

提督「案外近くにあるもののありがたさというのはわからないものです」

提督「……ああ」

提督「それにしても今年の花見は曇らなくてよかった」

提督「天気も女心も変わりやすいもの。みなさんも気をつけて下さいね」

提督「……」

提督「いや、しかし何よりも曇っていたのは」

提督「一番近くにいる人の親愛の情にすら気付けなかった」

提督「私の目の方だったのかもしれませんね」

提督「それでは皆様いい夢を」

終わり

終わり終わり。前回に比べて、解決編が適当だけど勘弁してくれ。参加してくれたみんなマジ感謝

おつです!
夕張の提督愛が見れてよかったのと、安価さばきもすごいです!

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