【安価とコンマで】青年「幻想郷を旅する」 (441)

※基本安価又はコンマで行動し、物語をどんどん展開していきます。
 各キャラ設定が異なるかもしれないけれど二次創作ってことで勘弁してね。
 アドバイスもくれるとありがたいです。


それではまず名前から

青年「俺の名前は…」

直下

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492914769

青年「名前…なんだっけな。思い出せない」

青年「まあいいか。それよりここどこだ?」

どうやら覚えていないようだ。
青年が居る場所は?

直下

場所 博麗神社

という訳でキャラを出す前に、ここで少し青年のステータスを決めます
足りなかったら後で加えるのでまずは三つほど。

青年の種族

直下

能力(あってもなくてもいい)
複雑だったらちょっとだけ説明ください。

↓2

強さ(コンマ二桁)
高ければ高いほど強い

↓3

現在の青年のステータス

種族
半人半妖(鬼と人間の混血)

能力
自由に生き死に出来る程度の能力

強さ
10(下級妖怪と同じかそれ以下)

青年「見た感じ、ここは神社か…うん?」

誰がいた?

1.霊夢

2.霊夢+α(指名)

3.気のせい。神社には誰もいなかった。

あ、ごめんなさい

直下で

3 誰もいない。

青年「…どうやら神社は留守みたいだ」キョロキョロ

青年の行動

1.やる事ないし神社でゆったりする

2.じっとしてるのもあれだからどっか行く(移動先指名)

1.神社でゆったり

青年「留守ならちょっとお邪魔してもいいか。ゆったりするだけだし」

青年「おっ、煎餅だ。出したままなら別に貰ってもいいよな」バリバリ

青年「…うん、美味しい」

青年は神社でゆったりしている。

誰か来る?

1.来ない。ただ時間だけ過ぎていった。

2.来た(キャラ指名してください)

魔理沙「お邪魔するぜー!」

青年「ん…?」

魔理沙「居るなら返事を…あれ、霊夢…じゃなくてお前誰だ?」

青年「あー、分からない」

魔理沙「はぁ?」

魔理沙「っていうかお前…」

青年の外見
高いほど好印象
コンマ二桁↓直下で

鬼の角の特徴
角は生えてない
生えてる場合、どこらへん又は何本?
↓2(どうでもよければこちらで決めます)

外見 15
角 生えてない

青年 かなり目つきが悪く、第一印象に怖い印象を与える。(なお強さはry)
   また、鬼と人間のハーフだが、角は生えてない様子。

魔理沙「うわああ不審者だああ!」

青年「はぁ!? どこに不審者が…」ギロリ

魔理沙「お前だあああ!!」

魔理沙が何かを構えているが、青年は…

青年の行動

1.訳も分からず逃げる。

2.魔理沙を説得(コンマあり)

3.戦う

直下で

1.逃げるんだよー!

青年「なんかやばい! 俺の勘がそう言ってる!」スタコラー

魔理沙「マスタースパー…あ! 逃げやがった!」


青年は博麗神社から逃げてきた!

青年「ぜぇ…ぜぇ…あいつは一体何だったんだ…」

青年「必死に逃げたからまた迷ったし…」

魔理沙は追いかけてきてはいないようだ。
逃げた先、ここはどこ?

↓2

外見15…あっ


逃げた先 寺子屋(人里)

青年「結構走ったな…人が沢山いるところに出てきたし」

ヒソヒソ ザワザワ

青年「…気のせいか、なんか見られまくってるような…」

子供「うわーん! この人怖いー!」

子供2「ごめんなさーい!」

青年「はっ、え? 俺のせい?」ギロリ

子供達「ビエエエエン!!」


ナンダ ナンダ ワーギャーワーギャー


慧音「何の騒ぎだ!?」

青年(やべぇどうすんだこの状況)

寺子屋の子供達が青年を見た瞬間に泣いてしまった。
周りの大人が集まり、慧音が出てきた。

青年の行動

青年「…」スッ

周りの大人「ひぃっ!」

青年「…」

慧音「…何者だ、お前?」

青年「待て、こんな状況じゃ落ち着いて話せないだろ。何故子供が泣き出したか分からないが、俺に敵意はない」

慧音「…ふむ」

慧音の行動↓

1.青年の言葉を信じ、この場を丸く収める。

2.やっぱ外見が怖くて目立つから、人里から引っ張り出す。

直下

慧音「そうか…」

慧音(何も言わず手を上げたということは、本当なんだろうな)

慧音「みんな、この者は私達に危害は加えることはない。だから私に任せてくれ」

大人「うっ…慧音さんがそういうなら…」

大人2「頼みますね…?」

慧音「ああ。ほら、お前達も泣き止んであっちで遊んできなさい」

子供「グスッ…うん」

子供2「わかったぁ…」

青年の言葉を信じた慧音が場を丸く収めた!

青年「…ありがとう」

慧音「話はゆっくり聞かせてもらうよ。じゃあ中に入ってくれ」

青年「ああ」


~寺子屋の中~

子供達は外で遊んでいるので、慧音と2人。

青年「ええと、どこから話せばいいのか…」

どこからどこまで話す?

1.自分のわかってること全部。

2.最小限、目覚めてからの出来事をちょっとだけ。

1.青年自身が分かってる事全部。

青年は自分の名前が分からないことから、神社で魔理沙に襲われてここまで来たことまで全部話した。

慧音「なるほど…まあ言っては失礼だが、私も第一印象はその…怖い奴、だからな」

青年「はぁ、そうか…」

慧音「いやでも、ここまで話しているとそう悪い奴でもないって事がわかった! だから安心してくれ」

青年「あ、ああ…」

青年「えっと、慧音と言ったか? そういや俺…」

ここで

1.青年は慧音に自分の種族を明かす。

2.いや種族すらも覚えてなかった。

青年「俺、お前に何者だって言われたが…それさえも分からないんだ…」

慧音(ふむ、記憶喪失なのか…?)

青年「さっき話したことが俺の全てで、あとは本当に知らない」

青年「…慧音、俺はどうしたらいい?」

慧音(…)


それではここで、青年の行動の元となる最初の目標を安価で決めます。
その目標を達成することを中心に、青年の旅を始めたいと思います。



では、慧音が自分のことも何も分からない青年へのアドバイス
↓2

慧音(こいつの表情…偽りはない。本当に悩んでいる。それなら、私が言えることはただ一つ…)

慧音「分からないというなら、少しずつでもいいなら思い出していくといい」

青年「…少しずつ、思い出していく」

慧音「私にもお前が何者だか分からないが、お前が知りたいと思うならきっと思い出していくはずさ」

青年「…そう、だな…そうだよな。ありがとう、慧音」

慧音「ふふ、構わないよ。何かあったら私も力になるからな」

青年「…ああ」

慧音と仲良くなった!
これから何かあれば協力してくれそうだ。

青年の目標が決まった。
最初の目標『自分の記憶を思い出す』

青年「さて、早速だが…」

自分の記憶を思い出すために、どこへ行く又は何をする?

直下

青年「っと、その前に…」

青年「慧音にも怖いと言われたし、これから行動するにも見た目をちょっと変えた方が良さそうだな」

慧音「確かにそうだが、どうするんだ?」

青年「まあまあ、物は試しだ。鏡あるか?」

慧音「あ、ああ…」っ鏡

青年
現在の外見 15

青年の努力により…

外見 15+??

コンマ二桁
直下

外見の改善により

15+84

現在の外見 99(文句なしのイケメン)

青年「…どうだ?」キラーン

慧音「…」

慧音「ぶはぁ!」ドンガラガッシャーン

青年「うわっ! こんなところでぶっ倒れんな!」

慧音「…い、一体何をし…」

青年「いや、目つき頑張って直して髪切って…さっぱりしただけだが?」

慧音「整形って…レベルじゃ…ねぇ…」ガクッ

青年「あ、気絶した」

青年「うーん、どうしよ…」

青年の行動

因みに外見が改善されたことによって、魔理沙の時や寺子屋に来た時みたいにいきなり警戒されることがなくなりました。

青年「慧音は俺を助けてくれたし、こうなったら俺も介抱してあげないとな」

青年は慧音を寝かせて自分の上着を掛けてあげた。

そこで…?

1.誰か来る(キャラ指名)

2.少し時間が経って慧音が起きる。

3.何か眠くなってきたから横で寝る。

↓2

リグル「慧音先生ー」

青年「ん?」

リグル「あれ…こんな人寺子屋にいたっけ…」

青年「え、えーと…君は…?」

リグル「私? 私はリグル・ナイトバグ。貴方は…見たことないけど…」

青年「あ、ああ…ちょっと色々あって…」

リグル「って慧音先生!? なんで気絶してるの!? 貴方の仕業!?」

青年「う、うーん…(正直答えづらいな)」

青年「とりあえずあまりうるさくすると、慧音もびっくりするから静かにしてくれ」

リグル「え、あ、うん…慧音先生と知り合いなの?」

青年「まあ少し話しただけだよ。リグルは…先生と言っているが」

リグル「うん。慧音先生は寺子屋の教師で、私も通ってるからね」

青年「へぇ…」

青年(ってかこんなスムーズに会話したの初めてじゃないか? それ以前にこの子頭に変なの付いてるし)

行動

1.リグルの事について教えてもらう

2.その前にリグルに自分のことを質問される

↓で

青年「お前のその頭…何かの飾りなのか?」

リグル「飾りじゃなくて本物だよ、ほら」ピコピコ

青年「本物!?」

リグル「うん、私妖怪だから。貴方は人間でしょ?」

青年「人間…いや、分からない」

リグル「? 変なの」

リグル「でもね、この幻想郷には私みたいな…いやもっとすごい妖怪がいっぱいいるんだよ?」

青年「そ、そうなのか…」

リグル「…もしかしたら貴方も、見た目は人間だけど本当はすごい妖怪だったりして…」

青年「…どうだろうな、とりあえず俺は自分のことを少しずつ思い出していくつもりだ」

リグル「ふーん…」

慧音「うぅ…」

青年「おぉ、やっと起きたか」

リグル「慧音先生ー?」

慧音「あれ…リグル…どうしてここに…」

リグル「もう、生徒なんだから寺子屋にいるのは当たり前でしょー?」

慧音「はっ! 私としたことが…気を失ってしまうなんて…」

リグル「大丈夫? 子供達はまだ外で遊んでいるから心配ないけど…」

青年「あー、慧音のことは多分俺のせい。すまない」

リグル「やっぱり貴方の仕業だったの!?」

慧音「リグル、この人は悪くないよ。お前も謝ることはない。私が勝手に気絶してしまっただけだ。その…」チラッ

青年「ん?」

慧音「っ…な、なんでもない!」

リグル「慧音先生も変なのー」

慧音「うるさいぞリグル」

青年「まあ無事なら良かった」

慧音「ああ…それで、お前はこれからどうするんだ?」

青年「そうだなー…」

青年の行動

青年「折角人里というところに来れたんだ。出来れば慧音に里の案内をしてほしいんだが…」

慧音「里の案内か? 別に構わないぞ」

青年「ありがとう」

リグル「…」

1.私も行くー

2.じゃあ子供達と遊んでくるー

3.その他

リグル「私も行く!」

慧音「リグルも?」

青年「別にいいんじゃないか? 俺は大丈夫だ」

慧音「そうか? なら良いんが…」

リグル「やった! じゃあ行こう!」

寺子屋から出てきた。
青年は慧音とリグルに案内されることとなった。


~人里~

青年「へー、賑わっているなぁ…」

慧音「良いところだろう? 所々に妖怪もいるが、この人里では手を出すことはないから安心していい」

青年「妖怪もそういう事は守るのか。なぁ、リグル」

リグル「まあそのルールを破ったら自分の身が危ないからね…」

青年「そんなルールもあるんだな」

慧音「あれは…」

慧音は誰を見つけた?

人里に居てもおかしくないキャラで
↓2

キャラ 華扇

少しずつ安価をしていきます


青年と面識があるか(あってもなくても青年は知らない)
コンマ一桁
偶数で『ある』
奇数で『ない』

直下


青年の過去を知っているか
コンマ一桁
偶数で『知っている』
奇数で『知らない』

↓2

青年と華扇はお互い面識がなく、青年の過去も知らない。

華扇「あら?」

慧音「おっと、これはこれは…」

青年「ん、誰だ?」

リグル「あ、華扇さんだ」

華扇は青年を見たとき…

1.何かを感じた

2.普通の人間だと思った

3.その他(あれば書いてください)

↓で

慧音「仙人か。こんな所で会うとは」

華扇「こんにちは。奇遇ですね…」チラッ

青年「慧音の知り合いか?」

華扇は青年を見ると、何か胸の奥で違和感を感じた。

慧音「いや、それほどじゃないがな…」

華扇(っ、この人…)

華扇には青年がただの人間ではないことが分かりました。

1.感じたことを素直に伝える

2.違和感の正体が分からないので胸に秘めておく


華扇「貴方…」

青年「…あ、なんだ?」

華扇「…只者ではないようですね。力は全く感じられないけれど、私にはそれとは違うなにかを感じました…」

青年「どういう事だ?」

華扇「とぼけているんですか? それとも本当に気付いてないの…?」

青年「いや、お前の言っている事がさっぱり分からないが…」

慧音「この男は今記憶を失っていてな、何を言っても無駄だ。だが、今のお前の言葉…」

華扇「…」

リグル(あれ、もしかしてこの男の人本当に人間じゃなかったの!?)

青年(俺に何かを感じただと?)

青年「えっと…」

華扇「華扇です。茨木華扇」

青年「華扇、俺に感じたって何をだ? 俺とお前…どこかで会ったか?」

華扇「いいえ、私と貴方は会った事がありません。しかし、私は貴方に何かを感じました。その何かは私にも…」

青年「…そうか…」

慧音「…」

リグル「???」

青年の行動

1.この場はこれで終わりにして案内を再開してもらう

2.華扇と行動してみる

3.その他(なにかあれば)

青年「…そうか、止めて悪かったな」

華扇「い、いえ…」

青年「慧音、リグル、また案内を頼んでもいいか?」

慧音「あ、ああ…だが…」

青年「華扇、また何か分かったら教えてくれ。もし次に会うことがあったらな」

華扇「…はい」

リグル「私にはあんまりよく分からなかったけど、もういいなら早く行こ?」

慧音「はいはい、分かったよ」

青年(少し切っ掛けができたと思えばいいか…)

次はどこへ行こうか

↓2

青年「ここは?」

慧音「私の友人の家だ」

リグル「あぁ、妹紅さんか」

青年「知っているのか?」

リグル「たまに寺子屋に来てみんなと遊んでいるのを見てるからね」

慧音「妹紅、いるか?」コンコン

妹紅「ん、何の用だ…慧音。リグルも一緒なのか」ガチャッ

慧音「たまたま家の近くに来たから様子を見にと思ってな。調子はどうだ?」

妹紅「いつも通りだよ。それより…」

青年「初めましてだな」

妹紅「…ああ、初めまして…誰だ?」

慧音「あー、この男は今記憶を失っててな…今は必死に思い出している途中なんだが、その前に人里の案内をしてやっているんだ」

妹紅「ふーん…」

慧音「そうだ、誰よりも長く生きているお前なら何か知っているんじゃないのか?」

妹紅「いや、長く生きているからって人一人覚えてなんか…」

コンマ一桁
偶数で『知ってた』
奇数で『知らない』
↓2

妹紅は青年を知っていた。

印象
コンマ二桁
高いほど好印象
低いほど……?

青年のどこまで知っているか
↓2

また、青年の年齢は
コンマ二桁
↓3

妹紅は青年の種族だけを知っている。
青年の年齢 78

すいません、印象書いてませんでした。
コンマ二桁
高いほど好印象
低いほど……?

直下

妹紅から見た青年の印象 85(かなり良い)
妹紅は青年の種族だけを知っている。
青年の年齢 78

では最後に

妹紅と青年の関係は?
(種族しか知らないのであまり親密ではないもので)

妹紅と青年は友人。かなり良い関係だった。

妹紅「あー!」

リグル「わっ!」

慧音「いきなり大声出してどうした…?」

妹紅「お、おま…お前…」

青年「…なんだ?」

妹紅「お前!」


妹紅「名前なんだっけ!」


慧音「」ガクッ

青年「いや、俺も覚えてないんだが…俺と妹紅は知り合いなのか?」

妹紅「あー、まあ私的には仲のいい友人だと思ってたんだが…名前を忘れるとは…」

慧音「ま、まあお前は仕方ないな…うん。ところで妹紅、仲のいい友人だったというのは本当か?」

妹紅「あ、ああ。顔が見違えるほどに変わってたから最初は気付かなかったが…間違いないな」

青年「お、俺のことについて何か知っていることは…?」

ここで妹紅は…

1.青年の種族を言う

2.大した事じゃないと思って言わない

直下

妹紅「知っていること…」

青年「俺は自分が何者でさえ知らないんだ。何でもいいから、何かないか?」

妹紅「自分が何者かも分からない!? 何言ってるんだよ、鬼と人間の混血のくせに」


青年・慧音・リグル「「「えっ?」」」


妹紅「えっ?」

慧音「今、なんて…?」

妹紅「いや、こいつ鬼と人間のハーフなんだよ。半人半妖。めっちゃ弱い」

慧音「なっ…?」

青年「俺が鬼と人間の…」

リグル「混血っ!? てか弱いんだ!」

妹紅「あー、鬼の血が流れてるのにな」

慧音(妹紅のこの様子…嘘を吐いているようではないな…じゃあやはり私のような…)

青年「…うーん、言われたところであんまピンと来ないな…」

妹紅「まーお前角生えてないしな。眼が少し妖怪っぽいけど」

リグル「私も普通の人間に見えたよ…」

青年(華扇が言っていた違和感ってこの事だったのか…?)

妹紅「ええと、まあなんだ。ずっと立ってるのもあれだろうから中に入りなよ。何か作るから」

リグル「あ、いいの!? 慧音先生、妹紅さんが入れって」

慧音「…あ、ああ。じゃあお邪魔させてもらう…」

青年「…」

リグル「いただきます」モグモグ

リグル「ん、このたけのこ美味しい!」

妹紅「ああ、採れたばかりでちょうど良かったな」

青年「ん、確かに美味しい」

慧音「…」

妹紅「どうした慧音、食べないのか?」

慧音「いや、いただこう…」パクッ モグモグ

妹紅「それにしてもこんな所で、しかも今更会うなんてなー。今まで何やってたんだ?」

青年「あぁー…」

妹紅「ああそうか、覚えてないんだったか」

妹紅「まあ記憶を失っても特に変わっているところはないみたいだし、そう深く考えるなよ」

青年「…あぁ、ありがとう」

妹紅「いえいえ」

~妹紅の家(夜)~

妹紅「さて、もうすっかり夜になったが慧音たちはどうするんだ?」

慧音「私はお前に任せるが…?」

青年の行動

(安価が奇数だと……?)
↓2

青年「…もうそろそろ休みたい所だが…俺は寝る宿もない。慧音、失礼を承知で言うがお前の家に泊めてほしい…」

慧音「なに、別にそれくらい構わない。それじゃあ妹紅、ごちそうになって悪かったな。今度何か持ってくるよ」

妹紅「気にしなくていいのに。また今度な」

リグル「私も帰ろっと。妹紅さん、またねー」

妹紅「おう」

青年たちは妹紅の家から出た。
リグルはそのまま帰っていった。


安価が奇数だったのでちょっとしたハプニング!


~帰る途中~

青年「何から何までありがとう」

慧音「困っているなら助けるさ。遠慮はいらない」


???
コンマ一桁

慧音「…待て」

青年「ん、なんだ?」

慧音「…何か、いる」


グルル…


妖怪「グゥ…」

妖怪2「ガァ…」

青年「これは!?」

慧音「妖怪!? 何故こんな所にまで…!」

下級妖怪の数 5

青年「チッ…」

???
コンマ二桁
55以上で…


29(失敗)

月も見えないくらいに曇った夜、明かりも全くない状態で襲われてしまった!

青年「慧音、こっちだ!」ギュッ

慧音「あっ…!」

青年は慧音を連れて逃げた。

妖怪達は…

コンマ一桁
偶数で『追いつく』
奇数で『逃げ切る』

妖怪達から逃げ切れた!

青年「はぁ…はぁ…」

慧音「ま、まさか妖怪があんな人里の近くまで来ていたとは…」

青年「人里の中にいた妖怪とは違うのか…?」

慧音「さっきの奴らは下級妖怪だ。知能がなく、本能で動いているような奴だ。弱い部類だが、2人では少々面倒なことになるだろう」

青年「慧音は戦えるのか?」

慧音「まあ、人里を守るくらいはな」

青年「そうか…」

青年(でも俺、妹紅によるとめっちゃ弱いらしいしな…だからといって慧音を1人で戦わせるわけにもいかないからな…)

慧音「しかし、私の家とは全く違う方向に走ってきたが…どうするんだ?」

青年「…」

青年の行動

1.戻って様子を見てみる。

2.危険だし動かない。

3.その他(出来る範囲で)

青年「とりあえず来た道を戻って妖怪がいるか確認しようか」

慧音「あ、ああ…」

青年と慧音は元来た道を戻った。


慧音「…どうだ?」

青年「い、いや…もうどこかへ行ったようだ」

慧音「良かった…」

青年「じゃあ早く帰ろうか」

慧音「そうだな」



~慧音の家~

青年「お邪魔する」

慧音「適当にくつろいでもらって構わないよ」

青年「ありがとう」

慧音「ふふっ、気にするな」

2人は床についた。
青年の1日目が終わった!

翌朝、慧音の家から始める前に

青年は自分の能力のことを

1.本能的に理解している

2.それさえも分かっていない

↓2で

翌朝

~慧音の家~

青年「んー…」

慧音「おはよう、今朝食の準備をしているからもう少し待ってくれ」

青年「慧音か…あぁ、おはよう…」


慧音「いただきます」

青年「いただきます…」


青年「なあ慧音…」

慧音「うん? どうした?」

青年「俺…」

自分の種族が妹紅のおかげで分かった。鬼と人間との混血。
そして次に青年は自分に能力というものがあると本能的に分かってしまっていた。

青年(慧音に言うべきだろうか…)

慧音に言うこと

1.自由に生き死に出来るらしい

2.いや、何でもない

3.その他(関係ないことでもいいです)

青年「いや、何でもない」

青年(慧音に言った所でどうなる? これは俺の問題だ。これ以上慧音に頼っても仕方がない)

青年は慧音には言わないでおくことにした。

慧音「? そうか…」

青年「ああ、ごちそうさま…」

慧音「お粗末さま」

青年「慧音はこれからどうするんだ?」

慧音「昨日あんなことがあったからな。ちょっと人里の周りを見てくる」

青年「そうか…」

青年(俺は…どうしようか…)

↓2

慧音「お前はどうするつもりだ?」

青年(俺は…)

青年「ああ、ちょっと出掛けてくるよ。今まで本当に世話になったな」

慧音「…そうか。また何かあればいつでも来い」

青年(俺は昨日の夜、逃げることを選んだ)

青年「…ありがとう」

青年(強くならなければ)

青年は慧音の家を出た!

青年の修行

場所はどこでする?



何をする?

↓2

修行の成果はあとでコンマで決めます。

妹紅「腕立て伏せ、あと100回!」

青年「ふん! ふん!」

妹紅「いやーそれにしてもお前が修行に手伝ってくれって言ってきたのはびっくりしたよ!」

青年「教わるなら…ふん! 俺のことを知っている奴がいいと思ってな…!」

妹紅「そうかそうか。まだあと90回だぞー! そのあと腹筋100回を5セット!」

青年「うおおおお!!」

青年
偶数で『余裕』やはり腐っても鬼

奇数で『限界』強さ10は伊達じゃない

コンマ一桁


また、妹紅は青年の能力を…

1.知っている

2.知らない

↓2

偶数 腐っても鬼
妹紅は青年の能力を知っている。

青年「ふぅ…妹紅、お前に言われた筋トレのメニュー全部終わったぞ」

妹紅「おう、お疲れ様。いきなりキツすぎたか?」

青年「あ? 今のってアップだろ?」キョトン

妹紅(あーやっぱ鬼の血流れてるわ)

妹紅「まあいいや…次の修行の前にお前のことでちょっと気になったんだが…」

青年「なんだ?」

妹紅「…えと、お前…自分に特別な能力があるって言われたらどう思う?」

青年「! …妹紅、知っていたのか?」

妹紅「…その様子だと分かってたらしいな。お前達が帰ったあと、私も思い出したんだ…」

青年「そうか…」

青年「まあ能力が分かったところで、どこで使うべきかはまだ分からないけどな」

妹紅「…それもそうだな!」

このあと滅茶苦茶修行した。


修行の成果!

強さ10+コンマ二桁

↓2

上がり過ぎたらこれっきりになるかな?

>>131 上がりきったらその前に何か考えておきます

10+12

強さ 22(1匹の下級妖怪と戦ってやっと勝てるレベル)

青年「はぁ…はぁ…」

妹紅「さ、流石にここまでやったら疲れてくるよな…まだやるか?」

青年「はぁ、はぁ…」

続ける? やめる?

続ける場合はまた足しますが、コンマ一桁のプラスとなります。

青年「いや、これ以上無理に修行を続けたところで強くなれるとは思わないからな。今日はここで一旦休憩させてもらう」

妹紅「そうだな、良い判断だ。ほら水」

青年「ああ、ありがとう…」

修行を終えて青年の強さが上がった!
これからの行動に『修行』ができるようになります(一応100まで)

青年「よし、休憩もしたしこれから何をしよう…」

青年の行動

↓2で

青年(そういえば…)

青年は自分の能力を認知していたが、使ってみたことがなかった。

『自由に生き死に出来る程度の能力』

青年「…試してみるか」

とりあえず人目につかないようなところへ来た!

青年(とは言ったものの、どうやって試せばいいか…)

青年「えっと…自分が死ぬイメージで…」

青年(あ、やばっ…力が抜け…)


ドサッ!


青年は死んでしまった!

1.たまたま誰かが通る(キャラ指名)

2.なんてことはない。普通に生き返る。

青年「…」ムクリ

青年「はぁ…さ、流石にビビったが…意外と大丈夫なもんだな…」

青年(にしても死んでるのに自分の意思で生き返れるって…まあそういうのもひっくるめて能力なんだろうが…)

青年「なんだかとんでもない事を呆気なくした気がする」

能力を試した!
青年は能力の使い方を覚えた!(これから何かあれば行動で使えるようになります)

青年の行動

↓2

青年「もう1回慧音にお礼しに行くか」

青年「しかし、今は見回り中だし…」

青年「いや、人里を歩いてれば会えるか…?」

~人里の中~

青年「えーっと…人里の周りか…」

慧音は見つかった?

1.適当に歩いてたら見つけた。

2.全然いない

3.その他(キャラ指名)

↓3

青年「やっぱりいな…」


ドガッ


青年「おっと!」

小鈴「きゃぁ!」ズテーン

バラバラー

小鈴「いてて…あ、本が…」

青年「すまない、怪我はないか?」

小鈴「あっ、こちらこそすいません! 本を持ち運ぶのに夢中になっちゃってぶつかって…」

青年「いや、いいんだ。それにしてもこの量の本、1人で運ぶのは危険ではないのか?」

小鈴「うー…ですよね…次から気を付けます…」

青年「あー…今回は俺にも非があるし、本を持つの手伝うか」

小鈴「い、いえ! これ以上迷惑をかけるわけには…」

青年「俺も周りをちゃんと見ていなかったからだ。遠慮することはない。これはどこに運ぶんだ?」

小鈴「あ、ありがとうございます…えっと、こっちに私の家が…」

小鈴「あ、ここです!」

青年「鈴奈庵…不思議な名前の店だな」

小鈴「ただの貸本屋ですよ。本、一緒に運んでくれてありがとうございました!」

青年「どういたしまして」

小鈴「あ、遅れました。私、本居小鈴といいます。貴方の名前もぜひ教えてくれませんか…?」

青年「あぁ~…それが…」

小鈴「だ、ダメでしたか…?」

青年「ダメ、っていうよりも…覚えてないんだ…」

小鈴「え、覚えてない!? それって記憶喪失ってやつじゃ…」

青年「…そうだ」

青年「因みに言うと、俺…ただの人間じゃないらしい」

小鈴「ええ!?」

小鈴(じゃあ妖怪!? でも全然そうは見えないし、根は良い人そうだし…)

ここで小鈴は…

コンマ一桁

偶数 突如名案が閃く!

奇数 とりあえず店に招いてお礼だけしておく

↓2

小鈴「とりあえず中に入ってください。お茶くらいなら出してあげますから!」

青年「あ、あぁ…悪いな…」


~鈴奈庵~

青年(へぇ…かなり本の種類が多いんだな…これが貸本屋か)

小鈴「はい、どうぞ」っお茶

青年「ん、ありがとう」

小鈴「それにしても人間じゃないんですか…自分がどんな妖怪か分かりますか?」

青年「あまり驚かないんだな…どうやら俺は鬼と人間の混血らしい」

小鈴「鬼と人間! 私ってたまに妖魔本とか開いちゃうから妖怪にはちょっとは慣れてるつもりでしたけど、それは驚きです!」

青年「(いや慣れたらダメだろ…)俺は怖くないのか?」

小鈴「え、だって…優しいじゃないですか」

青年「俺がか?」

小鈴「え、ええ…ふふっ、おかしな鬼ですね」

青年「…そうか…小鈴も俺のこと言えないけどな」

小鈴「えー! それどういう意味ですかー!」

青年「そのまんまだよ」

青年(それにしても貸本屋…何か手掛かりがあるかもしれないし、一応覚えておくか)

青年は小鈴とゆっくりと会話しながら過ごした!


次の青年の行動

1.結構邪魔したのでもう出ていく。

2.その前に誰かが来た(キャラ指名)

↓2

霊夢「お邪魔するわよー。小鈴ちゃんいるー?」

小鈴「あっ、霊夢さん! どうしたんですか?」

霊夢「ん、いや…また小鈴ちゃんが妖魔本関係で何かやらかしてないか見に来たんだけど…」

小鈴「いくら私でももう懲り懲りですよ~…」

霊夢「それならいいけれど…あんた、誰?」

青年「? 俺か?」

霊夢「小鈴ちゃん、こいつ知り合い? 仲良い風に会話しているような感じがしたんだけれど…」

小鈴「この人は本を運ぶのを手伝ってくれた人です。そのまま返すのもちょっと失礼だと思ったので、お茶をお出ししてました」

霊夢「へー、知らない子に手を貸してあげるなんてよっぽど親切なのね…」

青年「いや、それほどでもないけどな」

霊夢「そう…」

霊夢の青年に対する行動

1.霊夢の勘が働き、ただの人間ではないと見抜く。

2.ぶっちゃけ無関心。どうでもいいので放っとく。

1 霊夢の勘が働き、ただの人間でないと見抜く!

今日はここらへんで終わりにして、明日から続きを書こうと思います。
平日は忙しいので、更新は7時以降となりますが、また来てくれる人はお楽しみに。

※コメントありがとうございます。自分もあまり詳しくないので、ageやらsageやらは色々試しながら決めていこうと思います。

1.霊夢の勘が働き、ただの人間でないと見抜く!

霊夢「でも小鈴ちゃん、親切にされたからって警戒くらいはしておかないと…」ビシッ!

青年「!(なんだ…いきなり変な棒を突きつけられた)

霊夢「あんた、ただの人間じゃないわね。力を隠し…いや、弱くても妖怪退治が専門の私に見抜けないとでも?」

小鈴「霊夢さん!」

青年「…妖怪退治…?」

霊夢「何が目的か知らないけど、今すぐ立ち去るなら少し待ってあげるわ」

小鈴「だから違いますって! この人がただの人間じゃないって、私だってそんな事知ってますよ!」

霊夢「…は?」


~少女説明中~

霊夢「…で、要するにこの男は鬼と人間の混血で、今は記憶を失っていて困っていると…?」

小鈴「本当ですよ?」

霊夢「まあ小鈴ちゃんを疑っているわけじゃないけど…」

小鈴「霊夢さんだって、いきなり追い出そうとするなんてあんまりですよー…」

霊夢「…はぁ、妖怪相手にそんな甘いと、いつか取り返しがつかない事になるわよ。全くもう…」

青年「あー…話は済んだか?」

小鈴「あ、はい! お待たせしました」

青年「いやいや、わざわざ俺の為にありがとう」

小鈴「どういたしまして!」

霊夢「…でも記憶のない半人半妖…か」

コンマ一桁

1~3 行動だけ一応警戒しておく。

4~6 名案を思いつく。

7~9 霊夢が何か思い出す。

博麗の巫女の勘
+1

↓2

2.霊夢は青年の行動だけ一応警戒しておく。

霊夢(聞いたことないわね。まあ何を企んでいるか分からないし、少しだけ警戒しておこうかしら)

霊夢「それじゃ、私はこれで失礼するわ。そこの妖怪、くれぐれも行動には気を付けなさい」

青年「あ、ああ…」

小鈴「はい、さようなら」

霊夢は鈴奈庵から出ていった。

青年の行動

1.まだ小鈴とゆっくりしている。

2.鈴奈庵から出ていき、別の行動(内容も)。

3.その他

コンマ判定の時は下1が良くないかな

>>171 では次からそのような形で

すいません。安価先書いてませんでした。1で行かせてもらいます。

1.小鈴とゆっくりしている。

青年「んん? これ、難しいな」

小鈴「あぁ、その本ですか? まあ外来の本ですからね」

青年「外来…?」

小鈴「本棚にいっぱいありますよ。気になったら読んであげましょうか?」

青年「あ、ああ…ありがとう…」

青年は小鈴とゆっくりとした時間を過ごしている。
すると…

1.不思議な本を発見!

2.誰か来る(キャラ指名)

3.思いの外時間が経って夜になっていた。

何度もすいません!
直下で

2.慧音

慧音「小鈴、いるか?」

小鈴「あ、慧音さん」

青年「ん? あ、慧音! さっき探してたんだが…」

慧音「お、なんだ、お前もいたのか? 小鈴と知り合いのようだが…」

青年「さっき知り合ったばかりだ」

小鈴「えっと…2人は…」

青年「あぁ、俺は慧音にかなりお世話になっていてな。小鈴とぶつかった時も慧音を探していたんだ」

慧音「私を? そういえば探していると…どうした?」

青年「改めてお礼をしたくてな。今でさえ俺はお前に何も出来ていないから申し訳なく…」

慧音「全く、私は別に構わないと何度も言っているのに…まあ感謝の気持ちなら素直に受け取っておくよ」

青年「そうか。良かった…」

慧音「…それで、2人は何をやっていたんだ?」

青年「ちょっと小鈴に本を読んでもらっててな。外来の本というのは難しい…」

慧音「ふふっ、それはそうだろうな」

青年の行動

1.まだ鈴奈庵にいる。

2.慧音と行動する。

3.修行する。

4.どこかへ行く(移動先)

5.その他

↓2

1.まだ鈴奈庵にいる。

慧音「それで、自分の手掛かりは何か見つかったか?」

青年「…いやそれが、まだ全然だ…」

慧音「そうか…まあ急ぐ必要もない、ゆっくりと手掛かりを見つけていけばいいさ」

小鈴「貴方も大変なんですね…私も何か力になれることがあれば良いんですけど…」

青年「慧音、小鈴。気持ちは本当に嬉しいが、これは俺の問題だからな。この事ばかりは俺がなんとかしなくてはならない」

慧音「…それもそうだと思うが、あまり1人で抱え込みすぎるなよ?」

青年「分かっているよ」

鈴奈庵でゆっくり過ごしている内に夜になりました。


そこで小鈴が…?

偶数 閃いた!

奇数 失敗

コンマ一桁
直下


また、青年の行動

1.鈴奈庵で何か情報を探る。

2.慧音と行動する。

3.修行する。

4.その他

↓2

奇数 失敗

1.鈴奈庵で情報探り

青年「…」

小鈴「何かお探しですか?」

青年「…ちょっと自分のことについてな。もしかしたら、何かあるかもしれないんだ…」

慧音「しかし、貸本屋で何か得られる情報が…」

青年「妖怪のことだったり、鬼のことだったり…些細なことでいいんだがな」

慧音「どれ、私も何か探してみよう」

青年「ありがとう」


小鈴「…あっ!」

小鈴は…

1.幻想郷縁起のことを青年に言う。

2.幻想郷に詳しい友人を紹介してあげる。

3.やはり良い案は浮かばなかった。

4.その他

すいません、安価下で

小鈴「そうだ! あれがありました!」

青年「どうした、小鈴」

小鈴「幻想郷縁起! この幻想郷に住む妖怪が分かる本です! 他にも色々と載ってますが、きっと貴方の役に立ちますよ!」

慧音「幻想郷縁起か…なるほど…」

青年「知っているのか、慧音」

慧音「勿論だ。今まで気付かなかったのは恥ずかしいが…」

青年「本当か!? それで、その本はどこに…」

小鈴「えっと…実は…」

青年「? どうした?」

小鈴「確かにその本はここで製本しているんですけど…私は持ってないんですよ…」

青年「! …そう、か…」

慧音「私はその著者と面識がある。私が言えば、きっとその人物の元に行けると思うぞ」

青年「そ、そうなのか…!」

青年はどうする?

1.もう夜なので今日は終わりにして明日慧音に案内してもらう。

2.今すぐに自分の事を知りたい。

3.その他

1.夜だから行くのは明日にしよう!

青年はどうやって夜を過ごす?

1.慧音に頼んでもう一晩泊めてもらう。

2.流石に迷惑だと思って野宿。

3.その他

直下

1.慧音にもう一晩泊めてもらう。

青年「あ、あぁー…慧音、すごく言いづらいんだが…」

慧音「どうした?」

青年「今日も泊めてもらえると…ありがたい…」

慧音「ふふっ、なんだ…そんな事か。ああ、勿論構わない」

青年「ありがとう…」

青年(慧音には何かお礼しなくてはな…)

小鈴「それじゃあ気を付けて帰ってくださいねー!」

青年「小鈴もありがとう。それじゃあな」

慧音「失礼した。またな」

青年は慧音にもう一晩泊めてもらうことにした!


コンマ一桁

ゾロ目または0~2で…

直下

コンマ 0

慧音「すっかり夜も遅くなってしまったな…」

青年「この借りはいつか返すよ。返しきれるか分からないが」

慧音「はは、お前は随分と義理堅いやつなんだな。気長に待ってるよ」

青年「そうしてくれ。それにしても…」

歩きながら青年は空を見上げる。
多少は雲はあるが、それ以上に今日は星が見えて辺りがぼんやりと照らされた良い夜景だ。


雲が流れ、その合間から白く輝く満月が見えた。


慧音「…ちょっと先に帰っててくれ…」

青年「…慧音?」

青年の言葉を聞く前に慧音は去っていく。

青年「何か用事でも思い出したか…?」

慧音が去り、青年は1人、慧音の家へと向かっていった。



ふと、誰かの声が脳内に響き渡った。

『満月ってね…不思議な力があるんだ。妖怪の力が大きくなって…普段なんてことのない妖怪も、怖くなるんだよ』


青年「…」


コンマ二桁
??

直下

?? 14



なんだ


なんなんだ


視界が赤くなる。

白く輝いていた満月が、赤く見える。

「う、ぐう……!」


キィィィィン、と頭が割れそうなほどの耳鳴りがする。


「あ、があ……!!!」


そこで俺の頭の中で、何かがプツンと切れた。



~その頃

慧音(ハクタク化)「はぁ…こんな姿を見せたらあいつにどう言われるか…」

慧音「いや、でもあいつの事だからきっと気にしないと思うが…いざ変わるとな…」

慧音が青年と離れ、妖怪の姿で歩いていたその時…



ガアアアアアアアア!!!!!!



慧音「っ!」ゾクリ


突然、化物じみた声が幻想郷の夜に響いた。


慧音(…なんだ、今の声は…)

妹紅「…今の…は」

妹紅(満月の夜…妖怪の中でも劇的に変身するのは慧音くらいかと思っていたが…今の声、間違いない…)

妹紅「他にもヤバい奴が暴れだしたのか…!?」


・・・・・


慧音「こっちか!」

慧音は咆哮が聞こえたところまで走っていった!

そこには…

慧音「…え…?」



青年(?)「…ガ、アア…」



さっきまで一緒にいたとは思えないほど変わり果てた、青年がいた。


慧音「お前、は…?」

青年(?)「ッ!」ブンッ!

慧音「あっ…!」


青年(?)の奇襲


慧音

偶数 回避成功

奇数 回避失敗

直下で

※さっきやった??のコンマは青年の『理性』です。
高ければ高いほど抑えられ、低いほどに青年は理性を失います。

88 回避成功(ゾロ目ボーナス)


慧音「っ!」

突然の奇襲を受けた慧音だったが、満月によりハクタク化した事によって身体能力が格段に上がっていた。

青年の攻撃を回避し、更に地面に抑え込んだ!

青年(?)「ウ、ガアアア!!!」


慧音「うっ…な、なんて力だ…」


このままだと抑えきれない。

慧音の行動

1.説得(理性をほぼ失っているので確率低め)

2.強引に青年を止める(戦闘)

3.その他

直下

2.青年を止める

今日はここまでにして、明日からは慧音と青年の戦闘から始めます。


では現在分かっている青年のステータスを書いておきます。

青年(名前は不明)

種族 半人半妖(鬼と人間の混血)

能力 『自由に生き死に出来る程度の能力』

強さ 普段:22
   鬼状態:22+??




青年の詳しい情報はまた後で。

戦闘のシステムについても明日説明します。
基本安価やコンマで決まりますので、また来てくれると嬉しいです。

乙です、もっとイチャイチャしたい

>>209 自由行動で好きなキャラを選んでください(まだ出ていなければ、そのキャラが居る場所まで移動先を決めることは可能です)

それでは、戦闘の仕方を説明します。
行動視点は味方です(今回の場合は慧音視点)。

基本、直下コンマの一桁で決めます。


1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル


※接戦

直下コンマをもう一度やります。


※劣勢を引いた場合

次の戦闘コンマ判定で-1になります。最大-2で、3回連続で劣勢になるとその戦闘は負けとなります。
{劣勢の状態(ペナルティで判定-1や-2)になっても、直下コンマが1や2でも0やマイナスにはなりません。1が最低です}


※優勢を引いた場合

次の戦闘コンマ判定で+1になります。最大+2で、3回連続で優勢、または判定が9を超えるとその戦闘は勝ちとなります。
{引いたコンマが9+(優勢により+1や+2となっている場合)は最大の10となり、クリティカルとなります}


※クリティカル

優勢劣勢、関係なく一撃勝利となります。


※ファンブル

劣勢を2回引いた時と同じ状況となり次の戦闘コンマ判定で-2されます。ここで劣勢を引くと負けとなります。


※スペルカードの使用。

次の戦闘コンマ判定で+2されます(回数制限あり)。


分かりづらいと思いますが、一度やってみて分からなかったら言ってください。

2.強引に青年を止める。


慧音(仕方がない…こいつの為でもある、ここは私が力づくでも止めなければ!)

いつまでも押さえ込んでいると危険だと察した慧音は一度距離を取った。
青年は何事も無かったかのように立ち上がり、振り返る。

青年「…」

紅く、鋭く、妖怪のようにギラリと光る眼。その眼は確実に慧音を捉えていた。

慧音「さあ、来い!」


1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後

判定 3(-2) 

結果 1 ファンブル


青年「ガァッ!」

赤い残光を残し、青年が目にも止まらぬ素早さで慧音に襲いかかる。

慧音「うっ…!」

ハクタク化している慧音は目で追う事がやっとであり、気が付いた時には既に首を片手で掴まれ、持ち上げられていた。
青年は慧音の首を締めつけていく。

慧音(まさ、か…ここまで凶暴になるとは…一体何が…)

青年の手を掴み、なんとか振りほどこうとするも、異常な怪力の前では無意味となっていた。

慧音「あ、が…!」


1.力を振り絞って青年に攻撃する(コンマ判定あり)

2.スペルカードを使用する(残り3回)

3.逃れる事だけに専念する(コンマ判定あり)

↓2

2.スペルカード使用(残り2回)

慧音「ふっ、くぅ…!」

首を締めつけられながら、慧音はカードを出した。

青年「グゥ…」


旧史「旧秘境史 -オールドヒストリー-」


青年「ッ!?」

突然、慧音の持っていたカードが光りだし青い小弾と赤い小弾が素早く撃ち出された。

青年は咄嗟に慧音を離し、弾を避ける。

コンマ判定

偶数 被弾

奇数 回避

判定直後

偶数 被弾


青年「グァッ!」

慧音「げほっ、げほっ…はぁ…はぁ…」

慧音(やった…やはり今のあいつは理性を失っていて、知性もない! 本能的に動いているだけだ!)

青年「ウグァ…!」

青年は弾幕を避けたが、全ては避けきれずに被弾した!


コンマ二桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【被弾効果】 +1

【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

【旧史「旧秘境史 -オールドヒストリー-」】 +2

判定直後

※コンマ二桁じゃなくて一桁でした。すいません。

判定 5(+1)

結果 6 接戦


慧音「くらえ!」

スペルカードにより被弾した青年をすかさず追撃、弾幕を張る。
一瞬怯んだものの、青年は僅かな隙を狙って確実に慧音との距離を詰めていった。

慧音(こいつ、一度被弾した割には素早い…それにもう動きを読んできている!?)

青年「グアァァ!!」

スペルカードの制限時間が解けた。

咆哮しながら慧音の張った弾幕をくぐり抜けてくる青年。
暴走した鬼がここまで恐ろしいとは。慧音はその身で強くそれを実感した。

コンマ一桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後

判定 2(-2)

結果 1 ファンブル


慧音「なっ、全部避けられ…!」

一度被弾してから、青年はまた被弾することなく弾幕を全て避けた。
そして慧音に近づき拳を振るう。

青年「グアッ!」

その拳を慧音は両手で受け止めようとするが、鬼の怪力で思い切り殴り抜けた。

慧音「がはっ!」

いとも簡単に吹き飛ばされた慧音は、後ろにあった木にぶつかりようやく止まった。

慧音「う、ぐ…あ…」

慧音(これが鬼か…変身した私と、これほどまでに差があるとは…)


青年「…ガアアアア!!!!」



幻想郷の夜に、再び咆哮が響き渡る。



慧音(このままじゃ…私は…)


慧音の行動

1.なんとか立ち上がる(戦闘再開)

2.スペルカード使用(残り2回)

3.その他

直下


※コンマ二桁

その安価が86以上で…

78 失敗

1 戦闘再開


慧音(いいや、私が弱音でどうする! 私は…こいつを助けなければ!)

青年「ガァ…!」

慧音「ぐっ…」

なんとかして立ち上がるも、先ほどの拳が効いて慧音はガクガクと足を震わせていた。

その間にも、青年はこちらへ近付いてくる。

慧音(なに、ただの一発だけだ。まだ戦える!)


コンマ一桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1

【ファンブル】 -2


【知能低下】 +1

【ハクタク化】 +1

判定直後

判定 2(-4)

結果 1
※ファンブル&劣勢となったので慧音の敗北


慧音「はぁ…はぁ…!」

慧音「…うおおおお!!!」

力を振り絞り、青年にも負けない雄叫びを上げながら弾幕を放つ。


ここで止めなければ。私が止めなければ。

なのに…



力が、入らない……


青年「グオオオオアアアアア!!!」


慧音(…すまない。私では…助けられなかった…)


青年の蹴りが慧音の腹に命中し、再び吹き飛ばされる。

慧音の意識はそこで途絶えた。



騒ぎを聞きつけた者

1.霊夢

2.妹紅

3.両方

4.その他(キャラ指名)

すいません、直下で

3.霊夢と妹紅


妹紅「ここだ! って、あれは…!?」

騒ぎがあった場所に来た妹紅は唖然とした。


青年「ガアアア…!!」


変わり果てた、昔の友人を見て。


妹紅「! 慧音ッ!?

※ミスして途中で送っちゃいました。

3.霊夢と妹紅


妹紅「ここだ! って、あれは…!?」


騒ぎがあった場所に来た妹紅は唖然とした。


青年「ガアアア…!!」


変わり果てた、昔の友人を見て。


妹紅「! 慧音ッ!? 」

その友人から少し離れた場所、木が何本も折れている所に慧音が倒れているのを見つけた。
妹紅は急いで慧音に駆け寄り、呼吸を確認する。

…まだ生きている。しかし、かなり酷い状態だ。

妹紅(どうやら、話は見えてきたが…)


ハクタク化した慧音を倒し、なお暴走する青年。
まだまだ余力はあると見た妹紅は、強く歯を食いしばる。

妹紅「お前…どこからそんな力が…鬼のくせに、弱かったお前が…慧音を…」



霊夢「! 見つけたわ!」

妹紅「っ…霊夢か!?」

慧音を抱えながら声のした方を向くと、霊夢が空から降りてきた。

霊夢「あ? あんた何でこんな所に…ってそいつ…まさか!」

妹紅「…ああ、予想している通りだよ…」

地に降りて妹紅と慧音に駆け寄った霊夢だったが、妹紅が静かに答えると青年の方を向きなおした。

霊夢「全く、やっぱりあの時退治しておけば良かったかしら…?」

妹紅「…私も手伝う。変身した慧音がここまでやられたんだ。味方が増える事に文句あるか?」

霊夢「…せいぜい足を引っ張らないようにしなさい」

妹紅「お前こそな…」


ここから霊夢・妹紅視点の戦闘となります。

青年「ヴゥゥ…!」

妹紅(…こいつと戦うことになるなんて、昔も今も夢にも思わなかったな…)

霊夢「分かっているだろうけど、余計な事を考えるとこっちが危険よ。あいつを倒すことだけに専念しなさい」

妹紅「ああ…慧音は優しいやつだからな。きっとそれが仇となってやられたんだろう…私は容赦しないさ!」


コンマ一桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後

判定 5(0)

結果 5 接戦


霊夢「はっ!」

こちらを見据える青年に対し、霊夢が先制で数枚の御札を放つ。

青年「!」

妹紅「っらぁ!」

その御札に気付いた青年はそれを避けつつ、後ろから近付いてくる妹紅の蹴りを躱した。

妹紅「チッ! 気づかれてたか…だが!」

急接近した妹紅は手から炎を出し、その距離で青年に放った。

青年「ガァ!」

しかし、その手は片手で簡単に弾かれてしまい、あらぬ方向へと飛んでいってしまう。

妹紅(このまま近づいてるとやばい…!)

青年「グォォ!!」

妹紅に目掛けて拳を振り下ろすも、咄嗟に妹紅はその場を離れて距離を取り、間一髪で避けた。

その振り下ろされた拳は地面に当たり、大きな音と共にヒビを入れる。

妹紅(慧音はあんなのをくらったのかよ…くそっ、早く終わらせねぇと慧音もヤバいかもしれねぇ!)


コンマ一桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【博麗の巫女】 +2

判定直後

判定 1(0)

結果 1 ファンブル


青年「…」ギロリ

夜に照らされた青年の紅い眼が妹紅を捉える。

霊夢「! まずい、来るわ…避けなさい!」

妹紅(そんなの分かって…)

青年「ヴォオオオオオオオ!!!!!」


かつてないほどの咆哮。

その声に妹紅は怯み、反射的に耳を塞いで立ち尽くしてしまった。


妹紅「ううっ…!」

その瞬間を青年は見逃さず、妹紅が気付いた時には青年に蹴られていた。

妹紅「がぁぁ!」

霊夢「くっ! 妹紅!」


2人の行動

霊夢

1.青年に攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

3.妹紅を助けに行く



妹紅

1.立ち上がって青年にまた攻撃を仕掛ける。

2.スペルカード使用(残り3回)

↓2

※霊夢か妹紅、どちらかの安価で86以上だと…?

※また、スペルカードは2人合わせて3回。
2人一緒に使えば次の戦闘コンマ判定に加算されますが、使用回数も2つとなります。

霊夢(75) 失敗
2.スペルカード使用

妹紅(76) 失敗
2.スペルカード使用


今日はここらへんで。
明日から霊夢&妹紅対青年の続きをします。


味方側にあまりコンマ振るわないですね…。

※因みに言うと、さっきから86以上で…? というのは青年の理性を取り戻せるかどうかです。
前に振ったコンマで、理性が14だったので、100から引いた86以上が成功の範囲でした。

2人スペルカード使用(残り1回)

妹紅「か、はっ…だ、大丈夫だ…まだ戦える…!」

青年の蹴りをまともに受けて遠くへ吹き飛んだものの、妹紅はゆっくりと立ち上がった。

妹紅(久しぶりに不老不死で嬉しいと思ったよ…いや、それでも痛いものは痛いが…)

霊夢「そう…なら出し惜しみなしで行くわよ!」

妹紅「ああ!」


霊夢「霊符『夢想封印』」

妹紅「不死『火の鳥-鳳翼天翔-』」


霊夢からは色とりどりの大きい光弾が放たれ、青年へと目掛けて飛んでいく。
更に妹紅からも火の鳥を模した赤い炎弾が放たれていき、青年をまっすぐに狙った。

2人同時のスペルカード使用によって2人が放った弾幕は青年をあっという間に囲み、確実に追い詰めていった。


コンマ一桁

1 ファンブル

2~4 劣勢

5~6 接戦

7~9 優勢

0・ゾロ目 クリティカル

【鬼状態】 -3

【力の暴走】 -1


【知能低下】 +1

【共闘】 +1

【同時スペルカード】 +1

【博麗の巫女】 +2

【霊符「夢想封印」】 +2

【不死「火の鳥-鳳翼天翔-」】 +2

判定直後

※ファンブル(-2)入れ忘れてました。結果は変わりませんでしたが。

判定 8(+3)

結果 10 クリティカル 妹紅・霊夢の勝利


青年「グォォォ……!」

最初の方は2人のスペルカードを避けていた青年だが、弾幕は青年の行き場を徐々になくしていく。

霊夢「さあ、これで終わりよ!」ビュンッ!

弾幕と弾幕との間から霊夢が放った封魔針は青年の右肩をグサリと突き刺した。

青年「ガアアアァァァ!!!」


ドガアアアア!!!


その瞬間、霊夢と妹紅のスペルカードが青年に直撃し、化け物のような咆哮は消え去った。
妹紅はそれを確認すると、すぐに青年へと駆け寄っていく。

妹紅「くっ…砂煙で何も見えねぇ…」

手探りで地面を触っていると、手に液体が付着したような生暖かい感触を感じた。

妹紅「! おい、返事をしろ! おい!」

青年「…」

霊夢「元に戻って気絶しているだけよ。血を流しているみたいだけど、別に心配はいらないわ」

妹紅「…そうか…」

霊夢「それより、もっと心配しなければならないのがあっちで倒れているんじゃないの?」

妹紅「ッ! 慧音ぇー!」

霊夢「あっ、もう…」

妹紅が慧音の方へ行くと、倒れている青年と2人きりになった霊夢は青年を見下ろした。

霊夢「…あんたの処分はあとで考えておくわ。こんな夜中に、人騒がせな奴ね…本当に」

翌日

~博麗神社~

青年「…」

青年は昨夜のことを…


コンマ一桁

1~3 全く覚えていなかった

4~6 一部だけ覚えている

7~9 全て覚えていた

0・ゾロ目 ??

直下

※なん…だと…!?

ゾロ目 ??


青年『…』

俺は何かを馬乗りにして拳を振り上げていた。

拳を振り上げたまま、ふと、横を見てみると…そこには色々な異形の者たちがいた。

形、大きさ、色、腕の本数から眼の数…その容姿は本当に様々であった。


ただ、そんな者たちだったが…1つだけ共通したあるものがあった。



皆、額や頭に『角』が生えている。



その者たちは揃いも揃って、ただ黙って…冷ややかな眼で俺を凝視していた。

声が出ない。
何も発することが出来ないまま、俺は拳を振り上げた状態のままその者たちを睨んでいる事しか出来なかった。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』

…1人の異形の者が突然口を開いた。
俺に、言っているようだ。

『角ガ無イ。ヒトダ。ヒトノ味方ダ!』 『口ヲ開ケバ偽リ言! 嘘ノ塊ノ、ヒトダ!!!』

…だんだんと騒がしくなってくる。

耳鳴りがするほどに、鬱陶しい。

ヒト? 誰ノ味方? 何を、何が言いたい。



『オ前ハ来ルナ。ヒトノ血ガ混ジッタ、無角ノ半鬼メ』

青年「っ!!」バッ

青年「…はぁ…はぁ…」

青年(今の、は…夢か? そ、それとも…)

血の気が引いていたのが分かる。
青年は荒い呼吸をしつつ、立ち上がろうとしたが…


バチィッ!

青年「うがぁっ!?」

突如全身に電流が走るような感覚に襲われ、その瞬間に床に倒れこむ。
起き上がろうとしても動けない。

よく見ると、両腕と両足は縛られており、身体に御札が数枚貼ってあることに気付いた。

青年「こ、これ…は!?」

霊夢「あら、もう起きたの? あれだけ好き勝手に暴れたのだから、もっと気絶しててもいいのに」

青年「…お前…」

なんとか顔だけ動かし、声のした方を向くとそこには霊夢が立っているのが見えた。

霊夢「こんな体験初めてかしら? 解いてあげないわよ、今度はいつ『出てきても』おかしくないんだから」

青年(出てきても? 一体、何を言って…)

そこで青年は辺りを見回した。

今いるこの場所は…

青年(成程、この霊夢という少女が神社に住んでいた者だったというのか…)

霊夢「…あんた、今まで何があったか覚えてる?」

青年は静かに首を振る。
それを見た霊夢はわざとらしく大きくため息を吐いた。

霊夢「何も知らないってわけね。自分で自分の恩人を傷つけたくせに」

青年は恩人と聞いてすぐに慧音が頭の中をよぎった。

青年「慧音のことか!? き、傷つけたってどういう事だ!?」

霊夢「ええ、順序よくちゃんと教えてあげるわよ。そしてうんざりするほど後悔しなさい」

それから静かに喋り始める霊夢の言葉に、青年は更に血の気が引いていくのを感じた。

霊夢「と、まあ最後は私と妹紅であんたをぶっ飛ばして、今に至るわけよ」

青年「…慧音、は?」

霊夢はその問いに答えることなく、チラリと横を見た。
それに釣られた青年も横を見ると、そこには暗い顔をした妹紅が座っていた。

青年「妹紅!」

妹紅「…慧音は今、私が知っている中でも一番腕の効く医者のところにいるよ。命に別状はないみたいだ」

青年「…そうか」

霊夢「あんたはそいつに十分に感謝しなさい。私はあんたをぶっ飛ばした時、そのまま封印しようとしたんだけど…そいつがどうしてもって言って聞かないから私はこうしてあんたを拘束する事だけで済ましているのよ。とんだ迷惑だけれど」

青年「妹紅…」

妹紅「大丈夫さ。それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「…本当に、なんといったらいいか…」

妹紅は淡々と口を開き、青年を見て軽く微笑んだ。
しかし、それが逆に青年にとっては辛く、厳しいことだった。

青年(ちくしょう…なんて取り返しのつかないことを…慧音、妹紅…お前らは俺を助けてくれたのに、この俺は…俺は…)

青年「くそっ…!」


青年の行動

1.拘束を解いてくれと霊夢に頼む

2.慧音に会いたいと妹紅に言う

3.頭が冷静になるまでじっとしている

4.その他

1.拘束を解いてくれと霊夢に頼む

青年「霊夢! 頼む、拘束を解いてくれ!」

霊夢「解かないって言ってるじゃない」

青年「ここでじっとしているなんて出来るわけがない! 俺のせいでこうなったんだ! その責任を…」

霊夢「黙りなさい」

責任を取りたい。
そう言おうとした青年だったが、霊夢に言葉を遮断されて思わず口が止まった。

霊夢「責任? なにそれ、今のあんたに何が出来るの? 私があんたを解放したらまた暴れだすんじゃないの?」

青年「そ、それは…」

霊夢「昨日は満月。妖怪の力が最も膨らみ、強くなる時。あんたは満月のせいで鬼の本性が晒された。そう言いたいんでしょ?」

青年「…」

霊夢「あんたは違う。満月なんてものはあんたにとって、鬼の本性を晒す『きっかけ』に過ぎない。一度出たあんたの半分(鬼)は…満月じゃなくても、夜じゃなくても…またすぐに出るわ」

青年「…」

霊夢に対して、青年は何も言えなくなっていた。
それを見ても霊夢に口は止まらなかった。

霊夢「力なんてものはどこかで釣り合っているものよ。普段のあんたは弱い。しかしその分、鬼のあんたが出たときはその反動で更に力が増しているように感じたわ。暴走するのも無理はない。だけど、それを抑えられるかどうかはあんたの心なのよ? つまり、鬼の力に任せてあんな好き放題に暴れたあんたの心は弱い」

妹紅「霊夢、言い過ぎだ」

霊夢「もう一度言うわ。あんたは普段の自分の力がどうとかではなく、心が弱いのよ!」

妹紅「霊夢!」

妹紅の声が荒げられる。
霊夢は一度口を閉じ、また静かに妹紅に呟いた。

霊夢「…ここまで言わないとこの馬鹿は分からないでしょうね。こいつがそんなに大事なら、あんたがもっと言ってやりなさい…」

妹紅「…霊夢、私からも頼むよ。こいつの…拘束を、解いてやってくれ。こいつだけじゃなく、私も責任を取るよ…」

霊夢「…」


コンマ一桁

1~3 断る

4~6 仕方なく了承するが霊夢も一緒に行動する

7~9 約束して妹紅に任せる

0・ゾロ目 ??

直下

1.断る

今日はここまで。
次からの展開はまた考えておきます。
見てくれた方、ありがとうございました。

1.断る

霊夢「ダメよ。悪いけれど、私も博麗の巫女としてこれ以上こいつを野放しにすることは出来ないの。少なくとも、今のこいつは…ね」

青年「くっ…」

青年(なんだ、この御札…これさえなければ…)

妹紅「…そうか、無理を言ってすまなかったな…」

霊夢「ま、別に私だって気持ちは分からなくないから。ただそれだけ」

妹紅「…」


青年の行動

1.諦めて暫く大人しくする

2.隙をついてなんとか逃げる

3.その他

↓2

2.隙をついて逃げる


青年(…)チラッ

妹紅「…?」

青年「…」ジー

妹紅「…!」

青年(気付いてくれたか。流石昔の友人だ)

霊夢「それと、あんたのその御札。私以外の奴じゃ取れないから。何考えても無駄よ」

妹紅(イチかバチか…だな?)


霊夢から逃げる

コンマ一桁

1~3 悟られて失敗

4~6 なんとか成功

7~9 大成功
 
直下

5.なんとか成功

霊夢「妹紅、そいつちょっとだけ見張っときなさい。私はお茶でも淹れてくるわ」スタスタ

妹紅「あ、ああ…(私も協力者なんだがな)」

青年「…しかし、逃げるにしても…今度会ったら妹紅、お前まで霊夢に何を言われるか…」

妹紅「馬鹿、お前はそういう事を考えなくてもいいんだよ。さっさと逃げるぞ」

青年「…ありがとう」

妹紅「私とお前の仲だ。えっと、まず縄を…」バチィッ

妹紅「痛ってぇ!」

青年「! 大丈夫か!?」

妹紅「成程…身体に触っても効果があるらしいな…まあ、今回は相手が悪かったようだが!」


バチバチ!


妹紅「うぐ! マジで強力な御札貼りやがって…不老不死なめんな!」シュルシュル

青年「よ、よし! 縄は解けた! …力は全然入らないが…」

妹紅「御札は私でも無理だ。だが、逃げることぐらいなら任せろ!」

青年「あ、ああ!」


青年と妹紅は博麗神社から逃げた!


霊夢「…次、問題を起こしたら…あいつが黙っちゃいないわよ」ボソッ

~妹紅の家~

妹紅「いてて…大丈夫か?」

青年「ああ…妹紅の方は…?」

妹紅「私は痛くても死なないからな。慣れてるもんだよ」

青年「…強いんだな」

妹紅「そうでもない」

妹紅「それより、慧音の事だが…」

青年「!」

妹紅「どうする? お前はそんな状態だし、さっきのこともあって今動けば何があるか分からないが…」

青年「俺は…」


青年の行動

1.慧音に会いに行く

2.安静にしている

3.その他

↓2

2.安静にしている

青年「…慧音の事は確かに心配だ。だが今は霊夢の事と俺の身体の状態の事が重なっている…」

妹紅「ならお前は安静にしてるか?」

青年「ああ。妹紅、暫く厄介になってしまうが…」

妹紅「気にするな。ゆっくりしてろよ。といってもあんま身体動かせないんだったな」

青年「情けなくてすまない」

妹紅「いいっていいって。じゃあ私は1人で慧音の所に行ってくるよ。多分起きてるだろう」

青年「分かった」

妹紅「それじゃあすぐ戻ってくるからな」ガチャッ バタン

青年「…」

青年(本当は少し、慧音に会うのが怖いのもある)

青年(…霊夢の言うとおり、俺は力どころか心も弱いんだな…)

青年「…」

青年(1人でいると、時間が長く感じるな…妹紅が出て行ってどのくらい経ったか…)

青年「それにしても、まだ身体が痺れるようだ…」

青年「やはり妖怪退治を専門としている彼女の御札は危険だな」


青年の身体の状態

コンマ一桁

1~3 まだ自分で動くのも厳しい

4~6 ゆっくりだが軽く動ける程度

7~9 時間経過によりかなり楽になった

直下

2.自分で動くのも厳しい

青年「っ…!」

青年「ダメだ。動こうとしても力が入らない…」

青年「…俺の力も弱いから動くのに余計に時間が掛かるのかもしれない」

青年(まあ、動けたとしても御札があると激しく動けなさそうだが)


そこに…

1.妹紅が帰ってきた

2.その他(キャラ指名)
※妹紅に関係のあるキャラで

0・ゾロ目 ??

↓2

2.輝夜


ガチャッ

青年「! 妹紅!」

輝夜「…違うけど」

青年「え、あぁ…そうか、すまなかった」

輝夜「貴方誰?」

青年「お、俺か? 俺は妹紅に厄介になっている者だ」

輝夜「ふぅ~ん…それで、あいつは?」

青年「今はいない。友人が怪我をしていて、その様子を見に行ったばかりだ」

輝夜「怪我? あぁ、あのハクタクの事ね…」

青年「! 知っているのか!?」

輝夜「知っているもなにも、私はそこに住んでいるから。それにしても何よ…私が折角殺しに来たのにすれ違いになったわけ…?」

青年「ころっ…!?」

輝夜「まあ帰るのも面倒だし、ここで待ってようかしら」

青年「…お前は何者なんだ…?」

輝夜「私? 私はねぇ…月の者よ。月から来たの」

青年「つ、月…?」

輝夜「ええ。あ、その顔、全然信じてないわね。別にいいけど」

青年「妹紅を殺すというのは本当なのか?」

輝夜「当たり前じゃない。ま、あいつも私も不老不死だから死んでも死にきれないけど」

青年(なっ…こいつまで不死というやつなのか…俺はとんでもない世界で生きてたのかもしれない)

輝夜「で、貴方は何で床に倒れているのかしら?」

青年「それは…ちょっと霊夢という巫女に御札を貼られててな…」

輝夜「ん? あぁ本当だ。という事は貴方妖怪なのね?」

青年「…そうらしい。半分だけだが」

輝夜「へぇ~、半人半妖ね。何の妖怪なの? あんまし強くなさそうだけど」

青年「鬼だ。俺は記憶を失っているらしくて、少なくともそれくらいしか分からない」

輝夜「鬼なの? い、意外だわ…だって貴方、角がないもん」

青年(角…?)
その時、今日の朝に見た夢を思い出した。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』


鬼。
角が生えている、異形の者たち。

青年(俺には…角がない)

青年(人の血が流れていると角が生えないのだろうか。いや…)


あいつらは、俺を違う眼で見ていた。
まるで憎悪を抱いたような、冷ややかな眼で…

青年「…」

輝夜「ねぇ、聞いてる?」

青年「! な、なんだ?」

輝夜「何ぼーっとしてるのよ。それにそんなに頭を触ってて、どうかした?」

青年「い、いや…」

知らずうちに角を確認していたようだ。
それでも無いのは分かっていたが…少しだけ、自分の事が理解できてきた。

輝夜「貴方、名前は?」

青年「…」

輝夜「それさえも分からないのかしら」

青年「…ああ」

輝夜「そう、大変なのねー」

青年「今すごく棒読みだったんだが」

輝夜「仕方ないでしょ、私に関係のないことなんだから」

青年「…お前の名前は?」

輝夜「私? 私は輝夜。蓬莱山輝夜」

青年「輝夜、か…」

輝夜「え、それだけ?」

青年「他に何かあるか?」

輝夜「…面白い鬼ね」

青年「何がだよ」

輝夜「ふふっ、別にー」

青年(はぁ…しかしこれからどうするか…)


青年の身体の状態

コンマ一桁

1~3 霊夢の御札のせいでまだ動けない

4~6 少しずつ回復してきた

7~9 かなり動けるようになってきた

0・ゾロ目 ??

直下

コンマ 6(少しずつ回復してきた)

青年「よっと…!」

輝夜「あら?」

青年「ふぅ…輝夜と話している内に身体が動くようになってきた。それでもちょっと動きづらいが…」

輝夜「それなら良かったわね」

青年「ああ…」


青年の行動

1.妹紅を待っている

2.妹紅の所へ向かう

3.人里に行く

4.その他

↓2

2.妹紅の所へ向かう

青年「…よし、動けるなら十分だ」

輝夜「何処へ行くの?」

青年「当然、妹紅の所だ。慧音にも謝らなければならない」

輝夜「…じゃあ私もここに居ても意味ないし、帰ろうかしら」

青年「それじゃあ…」

輝夜「ええ、勝手に来なさい」

青年「…ありがとう」

安価1じゃないのか

~永遠亭~

青年「はぁ…はぁ…」

輝夜「ちょっと、ここまで歩いただけで息切れして…本当に鬼なの?」

青年「仕方ないだろ…今は人間と変わらないし…」

青年(なにより霊夢の御札が厄介だ…どうしたものか…)

輝夜「ほら、入りなさい。私が許可してあげる」

青年「あ、ああ…」


現れた人物

1.永琳

2.妹紅

3.鈴仙

4.てゐ

↓2で

>>312 うわっ! ミスりました!!

今の無しにして戻った方が良いですかね…?

設定が気になる

皆さんすいません…じゃあこのままうどんげで進めていきます。
安価取ってくれた方、ありがとうございます。そしてごめんなさい…

>>317 現在分かっている設定なら答えられるので、どこが気になっているか教えてくれるとありがたいです。


あと、お詫びというのもアレですが、2つほど青年の情報を追加したいと思います。

知りたい青年の情報(安価で決めます)

1つ目の情報 直下

2つ目の情報 ↓2

知りたいってことなら、今の慧音と妹紅の好感度とかでもいいのかな?
趣旨が違ったら安価下

>>320 好感度に関しては、一応個人キャラルートの為に考えてます。しかし現在は青年の素性が明らかになっていないのでまた後でで。

では続きから。

3.鈴仙


鈴仙「あ、輝夜様! 一体どちらに行かれて…って、その人は…?」

輝夜「昨日ハクタクが来たでしょ? その様子見に来たんだって。案内でもしてやって」

鈴仙「は、はい。ではこちらへ」スタスタ

青年「あ、ああ…」


輝夜「…」


~病室~

鈴仙「此処です」

慧音「…」

青年「! 慧音!」

妹紅「お前! ここまでどうやって来て…」

青年「妹紅の家に居るときに色々あってな。それより慧音の状態は?」

鈴仙「慧音さんはまだ眠っているだけですが…」

青年「そ、そうか…眠っているだけか…」

妹紅「でもお前、御札貼られてんだから無理して動くなよ」

青年「…少し動けるようになったから…ついな」

妹紅「ったく…で、どうやって来たんだ? まさか1人で来たわけじゃ…」

青年「いや、輝夜という少女に…」

妹紅「あ!? 輝夜!? あいつ…見かけねぇと思ったら勝手に私の家に…」

青年(…これは言わない方が良かったか…?)

妹紅「ちょっと待ってろ! 今あいつんとこ行ってくる!」

青年「あ、おい妹紅!」

鈴仙「あちゃぁ…」

青年「…良いのか? 兎」

鈴仙「兎じゃなくて鈴仙です。まあ良いんじゃないでしょうか、あの御二人の仲ですし…」

青年「…」

鈴仙「あの、大丈夫でしょうか…?」

青年「…慧音は、俺のせいでこんな事になってしまったんだ」

鈴仙「えっ? そ、それって一体…」

青年「そのまんまだ。俺が慧音を傷つけた。恩人だったのにな…」

鈴仙「…」

青年「自分が分からなくなっていた。昨日の満月の夜、俺はヒトではなく、鬼になっていた」

鈴仙「鬼…」

青年「…あぁ、すまない。お前に言っても仕方ない事だったな…」


安価

1.慧音が起きる

2.永琳が来る

3.輝夜と妹紅が来る

4.その他

↓2

1.慧音が起きる

慧音「んっ…」

青年「あっ、慧音!」

慧音「…あぁ、お前か…」

青年「慧音! 大丈夫か!? か、身体の調子は!?」

慧音「ふふっ…そんな心配しなくても大丈夫さ」

青年「…そうか…」

慧音「それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「っ…!」

青年「…すまない。本当にすまない…俺は…お前に対して…」

慧音「もう終わった事だ。気にするな…」

青年「慧音…」

青年(何故だ、何故…そんな事を言えるんだ? 恩を仇で返したような男に…謝ることしかできない男に…)


妹紅と同じだ。
慧音のこの優しさが、今の俺には逆に辛かった。

ここで俺を殴ってくれても良かったのだが、慧音の事だ。そんな事はしてくれないだろう…。

慧音「すまないな、今日は私の知人を紹介してやるつもりだったが…」

青年「知人?」

慧音「お前の事を知っているかもしれない子だ。人里に戻って…」

青年「い、いや慧音! お前は安静にしていることだけを考えていろ。俺のことはいい。分かったな…?」

慧音「そ、そう言うなら甘えさせていただくが…」


青年はどうするか

直下

行動 心の修行をする

慧音「それじゃ、私はもう一眠りさせてもらうよ…」

青年「ああ、おやすみ」

慧音「…あぁ…」

青年(…俺には明るく振舞っているが、きっと起きているのも怠い状態だったんだろう…)

青年(…もう、慧音を…みんなを傷つけたくない)

青年(俺は…)


霊夢『あんたは普段の自分の力がどうとかではなく、心が弱いのよ!』


青年「そうか…力だけではダメなんだ」

鬼の自分にも負けないような、力…いや、心を持たなければ。



修行前に。

青年の元々の精神(心)

高ければ高いほど強靭。
最高50で。

コンマ二桁

直下

青年の精神 30

~永遠亭(外)~

青年「すぅ…はぁ…」

青年「…すぅ…はぁ…」


深呼吸を、何度も繰り返す。

青年(…大事なのは、自分を制御したいという心だ…)

コンマ一桁

1~3 夢を見る

4~6 昨日の記憶を断片的に思い出す

7~9 友人との昔の記憶

0・ゾロ目 ??

直下

1.夢


俺が他の者と違うとは、ずっと分かっていた。

半人半妖。

その半分が鬼なら、半人半鬼と呼ばれるのが正しいのだろうか。


『…出テイケ』 『コノ場所ハ、本来オ前ガ居ルベキ場所デハナイ』
『出テイケ』 『出テイケッ』 『出テイケ!!!』


またこいつらだ。
今の俺には分かる。こいつらは、俺の『同族』。いや…相手はそう思っていないだろうが…


『ひっ…こやつの眼…あ、妖じゃ!』 『巫女を呼べ! 巫女を呼べ!』 『きゃああああ!!!』
『喰われるぞ!』 『逃げろぉっ』


ヒトの悲鳴が聞こえた。
今の俺には分かる。こいつらヒトも、俺の『同族』。もちろん…相手はそう思っていない。

では、俺の仲間は?
同じ半人半妖か?

それも違う。半人半妖だからといって同族だというのも間違っている。

いないんだ。

俺は。

たった1人の…。

無角の半鬼。


ヒトも鬼も。


同族を殺めた事のある、


無角の半鬼だ。



精神判定
30+??

コンマ二桁

直下で

判定 30+50=80

結果 80


青年「…」

夢から覚めた。

いや、夢というより…過去の記憶からか。

青年「…」

ああ、そうなんだな…

青年「…」

みんなを傷つけたくない。その一心で始めた心の修行。

青年「…」

無意味じゃないか。

青年「…俺は既に」


何人も、何体も、ヒトも鬼も…殺していたんだ。


コンマ二桁
??

直下

判定 55+22=77

結果 鬼状態の強さ 77(+満月補正あり)


青年の昔の記憶が思い出される。


名前:??

青年に名はあるか、ないか

※ある場合は候補を決めてまた多数決にします。

※ない場合は昔から名前は無かったということで、名は青年固定で物語を進めていきます。


↓1~↓5までで多数決

もう3つと多数決の結果が決まってしまったので、名前は無かったことで。

青年のステータス

名前:なし

種族:半人半妖(鬼と人間の混血)

年齢:78歳

能力:『自由に生き死に出来る程度の能力』

強さ:22(通常時)

※鬼状態時の強さ:77(+満月補正あり)

精神力:80(鬼状態時を制御可能か)

昔の記憶:かなり戻りつつある。生い立ちは元々不明。人と鬼の混血。物心ついた時から地底に住んでいたが、鬼が憎んでいる人の血が流れているということで、鬼の仲間に地底から追い出された。それから地上に出たが、人間からも恐れられる。その後の記憶はまだ思い出していない。
人、妖怪を殺害した経験あり。
また、唯一妹紅と友人関係にある。

※今日はここまで。
また明日時間があれば夕方か夜くらいに上げます。

再開していきます。

青年「…」

青年(俺は慧音達と一緒に、居てもいいのだろうか)

青年(思い出した。俺と慧音達とは、まるで住む世界が違う…)


??「…」

青年の前に現れた人物

1.永琳

2.鈴仙

3.てゐ

↓2

2.鈴仙

鈴仙「あのー?」

青年「…なんだ、鈴仙か」

鈴仙「慧音さんの所にいなかったので少し心配になって…」

青年「心配?」

鈴仙「…そんな思いつめた顔をしてたら誰だって心配になりますよ」

青年「!」

鈴仙「私で良いなら、話を聞かせてもらえませんか?」

青年「…」

青年(気が付けば、俺は鈴仙に俺が思い出した過去について話していた)


鈴仙「そう、だったんですか…」

青年「…鈴仙とは逆だな。鈴仙は命を救うのに、俺は命を奪っていた」

鈴仙「…」

青年「そんな俺が皆と居たいとか、皆を傷つけたくないとか…ははっ、笑えてき――」

鈴仙「それは違います!」

青年「…え?」

鈴仙「確かに貴方は、昔に人の命を奪ったかもしれません。ですが、それでも貴方は変わろうとしています!」

青年「それは記憶がなかっただけで…」

鈴仙「でも思い出してきたんでしょう!? 過去を思い出してきた上で、貴方は皆と居たいと思った…」

青年「…良いのか?」

鈴仙「良いんですよ」

青年「この前みたいに暴走してしまうかもしれない」

鈴仙「貴方が鬼の自分より強くなればいいんです」

青年「…ありがとう」

鈴仙「えっと…どういたしまして?」

青年「…なんだそれ」

鈴仙「だ、だって私がお礼を言われる筋合いなんて…」

青年「十分あるよ。おかげで目が覚めた」

鈴仙「本当ですか!?」

青年「ああ」

鈴仙「良かった~…そうだ! 今日はもう夜になっちゃいましたし、夕食をご一緒にどうですか?」

青年「し、しかし…」

鈴仙「慧音さんの家に居候してたんですよね? 今遠慮したら後悔しますよ?」

青年「…頼む」

鈴仙「それでは師匠に行ってきますね!」スタコラサッサー


青年(変わろうとしている、か…)

翌朝


青年「ん…」

青年「ここは…」

青年(あぁ、そうだ。昨日は永遠亭に泊まったんだったな…)

青年「…起きるか…」


青年の行動

直下

修行

行動 修行

>>364 何の修行をしますか?

肉体の修行

青年の現在の強さ 22(1匹の下級妖怪と戦ってやっと勝てるレベル)


~永遠亭(外)~

青年「998、999、1000!」

青年「ふぅ…腕立て伏せは終わりだな」

輝夜「ふぁあ~…朝から精が出るわねぇ…」

青年「ん、輝夜か。おはよう」

輝夜「おはよぉ~…調子はどう?」

青年「調子はいいが、筋トレだけじゃ楽かもしれない」

輝夜「鬼だものね~…あ、そうだ」


輝夜「手伝ってあげてもいいわよ?」

青年「え」


輝夜の修行結果
※22より低ければ22+結果で。22より大きい数字ならその数字が現在の強さになります。


コンマ二桁

直下で

強さ 94(紛うことなき鬼)



輝夜「ほらほら、逃げてばかりじゃ修行にならないわよー」

青年「うおおお!! 聞いてない! 弾幕張ってくるとか聞いてないから!」

輝夜「敵は攻撃すると言ってから攻撃してくるのかしら?」

青年「そ、それは違うが…危なっ!」

輝夜「チッ」

青年「おい今舌打ちしたろ」

輝夜「世の中には瀕死になってから復活するとパワーアップするのがいるんだから頑張りなさいよ!」

青年「また弾幕かよ! てかどこのやつだよそれ!」

輝夜(素質はあると思うけど)

青年「」

輝夜「おーい、大丈夫? 死んだ?」

青年「生きてる…」

青年(死ぬこともできるけど)

輝夜「正直驚いたわ。まさか私の弾幕をここまで避けるなんて」

青年「何回も食らったけどな…あー痛ぇ…」

輝夜「そんな事いう割には全然怪我してないけど?」

青年「え? …あれ、結構負ったと思うんだが…」

輝夜「…やっぱり妖怪の血が流れているからかしらねぇ…」

青年(妖怪ってそんな凄いのか…)

輝夜「とりあえずお風呂にでも入ってきなさい。私が案内してあげるから」

青年「あぁ、ありがとう…」

輝夜「ここよ。ゆっくり浸かってきなさい」

青年「ああ…」

輝夜「それじゃあねー」


青年「…ありがたく使わさせてもらおうかな」


コンマ一桁

偶数 誰か入ってた!

奇数 誰もいない

直下

コンマ 偶数

誰が入ってた?


1.慧音

2.妹紅

3.鈴仙

4.永琳

5.その他(指名)

↓2

3.鈴仙

青年「おー結構ひろ…」ガラー


鈴仙「えっ…」


青年「い…」

鈴仙「…」

青年「…」


鈴仙「きゃあああ!!!」ドボンッ

青年(風呂に飛び込んだ…)

鈴仙「ど、どうして貴方が…こ、ここに…」

青年「朝修行してたところ、輝夜が来てな…思いっ切りやられてな…」

青年「あ、悪い…すぐ出ていく」

鈴仙「い、いえ。私が出ていくので…」

青年「いや大丈夫だ。俺はあとから…」

鈴仙「わ、私があとから入りますから!」

青年「…」

鈴仙「…」


青年の行動

1.一緒に入る

2.やっぱ自分が抜ける

3.鈴仙に抜けてもらう

4.その他

↓2

すいません、少し出かけていました。

続きは明日からにします。

乙です、毎日楽しみにしてますよ

>>392 ありがとうございます!

じゃあやっていきます。

2.自分が抜ける


青年「…やっぱり俺が出よう。邪魔したな…」ガラガラ

鈴仙「えっ、あ、はい…すいません…」

青年「さて、鈴仙が上がるまで何をしようか…」

青年の行動

1.慧音の様子を見に行く

2.輝夜と話してる

3.永琳のところへ行く

4.その他

↓2で

1. 慧音の様子を見に行く


~病室~

慧音「…」

青年「…まだ寝てたか…」

青年(しかし、昨日よりは顔色が良さそうだ。良かった)

青年(…)

青年「…」ナデナデ

慧音「んぅ…」

青年「…もう、慧音も誰も、襲いたくはないな…」


コンマ一桁

偶数で慧音が起きる

奇数で寝たまま

直下

偶数 慧音が起きる


慧音「…んん」

青年「! 悪い…起こしてしまったな」

慧音「…いや、大丈夫だ。おはよう」

青年「…おはよう」

青年「ぐっすり眠れたようだな。調子はどうだ?」

慧音「あぁ、昨日に比べてだいぶ良くなったよ」

青年「そうか…ここに来て正解だったな」

青年「…なあ、慧音…」

慧音「なんだ?」

青年「…俺はさ、鬼の血が流れているだろ?」

慧音「まあ、そう聞いたが…どうしたんだ?」


青年「過去の記憶、少しずつ思い出してきたよ」

慧音「…そうか。お前にはそんな事があったのか…」

青年「で、それを思い出した俺が慧音達と一緒に居られない…って鈴仙に言ったら…」

慧音「言ったら?」

青年「思いっきり説教された」

慧音「ふふっ…馬鹿だな。それはそうだ」

青年「…慧音もか?」

慧音「ああ。大事なのは今だ。確かに過去は変えられない。お前がしてきた事も変えられない。だが、未来は変えられる」

青年「…」

慧音「私は、お前を歓迎するよ」

青年「…ああ、ありがとう」

青年(地上というのはこんなにも変化していたんだな…)


鈴仙「あ、やっぱりここに居た。お風呂上がったんで、もう入って良いですよ」

青年「ん、わざわざ悪いな。じゃあ慧音、ちょっとお風呂入ってくる」

慧音「分かったよ」

鈴仙「慧音さんも身体拭いちゃいましょうか♪」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年06月13日 (火) 18:07:55   ID: FxSjIfXq

面白いなぁ 似たようなシステム別ssで見たしベテランか?

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