山風

憲兵1「こらッ！起きろ山風ッ！」

憲兵1「提督が迎えに来てくれたぞッ！出ろッ！釈放だ！」

提督「あれ！もう釈放なんですかー？」

憲兵2「いつまでも泊めとけませんよ」

憲兵1「全く…見た目はこんな大人しそうなのにゴロツキどもを病院送りにするとは…」

憲兵1「こらッ！山風！とっとと帰れというのがわからんのかァ～～っ！」

ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴ
ゴゴゴゴゴ

憲兵1「ゴクリ…」


山風「なんだぁ…提督か、ふん！」

山風「帰って…あたしはしばらくここから出ない」

提督「……？」

山風「あたしには『悪霊』がとりついているの…」

山風「さっきもね、必死にその子を止めたんだよ…だから」

山風「だからあたしを…放っておいて」

提督「山風…」

提督「悪霊、ねぇ」

提督「そう言うと思って>>8を呼んでおいた、出てきてきてくれ」

野分

野分「任せてください司令、ここから出せばいいのですね？」

提督「ああ、頼んだ」

山風「ねぇ…放っといてってば」

野分「そりゃあぁぁ！」ﾄﾞｷﾞｬｱｱｱﾝ

野分「早々と出てもらいますよッ！『>>12』」

クリーム

山風「これも悪霊…なのか」

提督「そうだ、お前の言う悪霊を、俺も野分も持っている」

野分「軽く入渠ドック行きになってもらいますよッ！」ｶﾞｵﾝ

山風「ひっ！」ｻｯ

提督「そしてその悪霊は当人の意思で動かす事が出来る」

山風「動かせるの…？ 」

>>16「………」┣¨┣¨┣¨┣¨ド


オリジナルスタンド名もありとしますが、その際は能力、パラメータ安価をさせていただきます

ゴールドエクスペリエンス

ゴールドエクスペリエンス「………」

提督「アレが山風の言った悪霊か….」

山風「お願い、あの黒いのから守って！」

GE「………」ｺｸﾘ


野分「早くここから出た方が良いと思いますよ…？」

提督「山風の方にクリームが行ったぞ！このままだと削られてしまうッ！」

山風「大丈夫…！きっと大丈夫だから」

クリーム「………」ﾋｭｳｳｳ ｶﾞﾊﾟｧ

提督「山風ェェェ！」



GE「無駄ァ！」ﾎﾞｺｯ

野分「へぶっ！」

GE「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ！」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ



提督「……山風に接近してくるクリームを横に回避し、そこから殴っただと！？」

山風「もうどうなっても…知らないからっ」

野分「うぐぁっ！」ﾄﾞｻｯ


野分「…ふー、これで良いですか？司令」ｽｸｯ

提督「ああ、上出来だ」


山風「……！」ﾊｯ

山風「もう出てたんだ…鉄格子が既に削られていた所に誘導されたって事なの…？」

提督「ああ、してやられたな…鎮守府に帰るぞ」

山風「待って、一つだけ野分…ちゃんに聞きたいことがあるの」

野分「なんですか？」

山風「もし…そこであたしが野分ちゃんに追撃してたらどうするつもりだったの…？」

野分「……上を見てみてください」

山風「…！ 天井が削り取られて今にも崩れそうに…」

野分「そういう事…ですよ」


提督「鎮守府に帰ろう、色々話しておきたい事があるんだ」

これで提督のスタンドがタスクなら怖いものなしだな…

DIOの呪縛の巻

提督「とりあえず帰ってきた訳だが、何か聞きたい事とかはあるか？」

山風「その…悪霊ってそもそも何？」

提督「悪霊か…俺も野分も持っているのだがな」

提督「そばに現れ立つというところから幽波紋と名付け、そう呼んでいる」

野分「今わかっている事は…幽波紋が傷つけば本体も傷つく、幽波紋は1人1体、また追って説明しますがとりあえずはこれだけです」

山風「…提督も幽波紋を持ってるの？」

提督「ああ、この前骨董屋に行った時にとある矢を見つけたんだ」

提督「それで手を切ってしまってな、血が出た！と思ったら出てなかった」

提督「その代わり『こいつ』が俺の目の前に現れた」

山風「……ごくり」

提督「その、俺の幽波紋はこれだァ！」ｽﾞｷｭｩｰﾝ

>>20

ミス >>25

>>23

タスク「チュミミーン」

山風「かわいい…」

提督「そう、こいつの名前はタスクと言ってな、能力は…とりあえず俺の爪を見てみろ」

山風「？」ﾁﾗｯ

提督「回ってるだろ？」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ

野分「正直言って気持ち悪いです」

山風「うん…うん」ﾋｷｯ

提督「……もう慣れた」

提督「んで、撃てる」ﾊﾞｼｭｯ

山風「おお…！」

提督「ま、弾数無限の拳銃って所かな」


野分「そろそろ本題に入っては？」

提督「ああ」

山風「？」


提督「深海棲艦が出現して早数年、未だに奴らは消滅していない」

提督「それどころか、最近奴らは確実に強くなっている」

提督「つい先月、何やら妙に強い軽巡ツ級が発見されてな、戦艦を一撃で大破に追い込んだらしい」

山風「戦艦を…？」

提督「その艦娘は『見えない何かで殴られた』と言っているんだ」

山風「まさかそれも幽波紋？」

提督「そうだ、幽波紋だ、但し幽波紋を持っているものでないと見えないがね」

提督「それを皮切りに深海棲艦の中にスタンド使いが現れるようになった、しかし艦娘の中にもスタンド使いが現れるようになった」

野分「その中の1人が私です」

提督「そしてここでまた別の話が入る」

提督「そのツ級が出る前にとある棺桶がオリョールで発見された」

提督「『DIO』と書いてあり、見つけた時には既に中身は空っぽだったそうだ」

提督「その棺桶が発見された直後、深海棲艦のスタンド使いが出てきた」

提督「何か裏があるとは思わないか？この事に」

山風「……！」

提督 山風『DIOが裏で深海棲艦と繋がっている』

山風「って事…？」

提督「無きにしも非ずって所だ」

提督「そう思った大本営は直ぐにそのDIOの存在を徹底的に調べ上げた」

提督「どうやらそいつもスタンド使い、そして今はなぜかエジプトに滞在しているようだ」

提督「そしてッ！大本営から一つの任務が俺達に送られてきた！」

提督「『スタンド使いDIOの調査及び討伐』つまり…」

提督「行くぞ！エジプトに！」

DIO討伐準備の巻

提督《長い戦いになるかもしれないからある程度準備をしておけよ》

提督《一応秘書艦の日向をそっちに向かわせとくから早めに頼むぞ》


山風「とは言われても…何を持っていけば良いのかな」ｳｰﾑ

日向「どうだ山風、準備は出来たか？」ｶﾞﾁｬﾘ

山風「まだ…」

日向「何を入れてあるんだ？」

山風「着替えと…歯磨きセット、シャンプーに石けんを入れたよ」

日向「それでもう十分だろう」

山風「でも…他に何かあった方が良いかなと思って」

日向「枕でも持っていけば良いさ」


山風「日向さんも行くの…？エジプトに」

日向「まあ、秘書艦だからな」

日向「もちろんスタンドは持っているぞ？」

山風(どんなのだろう)

日向「>>30だ」

エアロスミス

山風「飛行k…瑞雲？」

日向「瑞雲ではない、エアロスミスだ」

日向「もう一度言うがずいうn…エアロスミスだぞ」

日向「ほら、沢山出るぞ」ｽﾞｷｭﾝ ｽﾞｷｭﾝ ｽﾞｷｭﾝ

山風(六三四空、六三一空、12型、12型六三四空も！？)

日向「瑞雲スミスにはちょっとした能力があってだな…」

日向「>>34」

上

日向「金属を探知すると瑞雲が光るんだ、いいだろう？」

山風(呼び方瑞雲になってる…)

日向「まあ、瑞雲を何機も出しているとスタンドパワーの消費が激しいからな、普段は1機だけだ」

山風「そろそろ行かなくていいの…？」

日向「おっと、なら行こうか」

提督「準備はいいか？俺は出来てる」

日向「そんな事より何で行くつもりだ？」

野分「艦載機ですか？」

山風「それは流石に行けそうにないね… 」

提督「聞いて驚け、飛行機でエジプト直行だ！大本営が手配してくれたんだよーん！」

山風「飛行機…！」ｷﾗｷﾗ

日向「それは頼もしいな、所で君がいない間の艦隊運営はどうするんだ？」

提督「そこも問題なし！友達の山田が代わりにやってくれるからな！」


野分「早く行きましょう、司令」

山風「飛行機…早く乗りたい…！」

提督「そうだな…」


行くぞ！！！

ここからうろ覚えになるので少し展開がおかしくなるかも


灰の塔(タワーオブグレー)


山風「提督…！飛んでるよ！空飛んでるよ！」ｷｬｯｷｬｯ

提督「………」ﾆｺﾆｺ

野分「zzz…」ｽﾔｧ

日向「……♪」<ｶﾞﾘﾚｵｫﾌｨｶﾞﾛｫー


提督「…ん？今、飛行機揺れなかったか？」

山風「気のせいだよきっと…」

ﾌﾟｰﾝ ﾌﾟｰﾝ

山風「虫…かな？この音」

提督「流石に虫なんて飛行機の中に居ないだろう」


日向「…♪」<ﾉｫｰﾉｫｰﾉｫｰﾉｫ ﾏﾏﾐﾔﾏﾏﾐﾔ



ﾌﾟｰﾝﾌﾟｫｰﾝ



山風「！」

山風「提督！日向さんの目の前！」

ドドドド ドドドド

提督「ッ！タスク！」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ

灰の塔 ﾌﾟﾝｯ ﾌﾟﾝｯ


提督「全弾避けただと！？」


山風「ゴールドエクスペリエンス…！」

GE<無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ！

灰の塔 ﾌﾟﾝｯ ﾌﾟﾝｯ ﾌﾟﾝｯ

提督「早いッ！ゴールドエクスペリエンスのスピードを凌駕している！？」

灰の塔 ﾋﾞｭｵｯ

山風「消えた…！」


灰の塔 ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

Massacre！(皆殺し)

グレーフライ「う～～トイレトイレ」ﾍﾞﾁｮｯ

グレーフライ「何じゃ？…血k」ﾄﾞｻｯ

日向「当て身」


提督「日向ッ！」

日向「スタンド攻撃だな？分かっているさ」

提督「…ああ、だが奴は恐ろしく速い」

日向「提督や山風のスタンドで機体に穴でも開けたら大変だ」

日向「そして野分に至ってはまともに戦おうとするのなら論外」

野分「ふぇ？」ﾊﾟﾁｯ

山風「うん…」

日向「私の瑞雲は迅速に、かつ正確に相手を狙い撃てる、ここは私がやろう」

灰の塔<ﾔﾒﾄｹﾖ、ｵﾏｴﾉｽﾀﾝﾄﾞﾉｽﾋﾟｰﾄﾞｼﾞｬｵﾚｦﾄﾗｴﾗﾚﾈｪ

灰の塔<ｵﾏｴﾉｽﾀﾝﾄﾞｺﾞﾄｷﾃﾞﾊﾀｵｾﾏｲ



日向「そうかな」ｽﾞｱｯ

日向「撃てッ！瑞雲！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ


灰の塔<ｳｴｴｲ！ｶｽﾞｳﾁｬｱﾀﾙｯﾃﾊｯｿｳﾐﾀｲﾀﾞｶﾞｱﾀｯﾃﾈｴｼﾞｬﾈｴｶﾖ！

提督「やはり躱されてしまっているッ！」

野分「ふぇ？なんですか？なんなんですか？」

灰の塔 ﾋｭﾊﾞｯ←タワーニードル

日向「ぐふっ！」ﾄﾞｻｯ

山風「日向さん！」


灰の塔<ｽﾋﾟｰﾄﾞｶﾞﾁｶﾞｳﾝﾀﾞﾖｽﾋﾟｰﾄﾞｶﾞｧ！

灰の塔<ﾂｷﾞﾉｺｳｹﾞｷﾃﾞｺﾉﾀﾜｰﾆｰﾄﾞﾙをﾂｷｻｼﾃﾔﾙ！

日向「撃てッ！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

灰の塔<ｱﾀﾙﾓﾉｶｧ!


提督「まずい、また射撃が完全に避けられている！」


灰の塔<ｵﾚﾆｼﾀｦﾋｷﾁｷﾞﾗﾚﾙﾄｸﾙｲﾓﾀﾞｴﾙﾝﾀﾞｾﾞ、ｸﾙｼﾐﾃﾞﾅ！

日向「何？引きちぎられると狂い悶える…か」




日向「じゃあ粉みじんにされたらどうなるのだろうな」ｽｸｯ

灰の塔「！？」

日向「そこだ、野分」

野分「………！」ﾊｯ

野分「了解です、日向さん」

クリーム「………」ｶﾞﾌﾞﾘ

クリーム「………」ｶﾞｵﾝ


日向「野分の近くまで、誘導しておいたのさ」

野分「それにしても静かですね…私達がこんなに騒いだというのに」

提督「まさか乗客が死んでいるんじゃ…」

山風「提督…」ｷﾞｭｯ


日向「これは…死んでいるな、確実に全員」

野分「………」

提督「………」

山風「………」

日向「………」


「「「「機長室！」」」」


CA「ちょっと騒がしいわね…」

CA2「気のせいじゃない？」

野分「どいてください！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

CA CA2「きゃあ！」

提督「すまない、緊急事態なんだ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

日向「ここちょっと4・2・0(シ・トゥ・レイ)するぞ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ



山風「あ…あの、ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

山風「待って、みんな…！」ｽﾀｽﾀｽﾀ


CA CA2「……\\\」ｷｭﾝ




提督「やはり貴重は死んでいたか…」

野分「このままだと墜落は免れませんね」

山風「墜落…！？」

日向「提督、君は飛行機の操縦とか出来ないのか？仮にも軍属だろう？」

提督「…出来なくは無い」

野分「とりあえず不時着をさせましょう、多少はマシになるはずです」

提督「わかったが…とりあえず衝撃に備えろよ」


提督「しっかし俺が乗ってきた航空機は全部墜落するんだよなぁ、何故か」


山風「提督とは2度と飛行機に乗りたくない…！」

香港！正確な発音は「ホングコング」らしい！
---出典 「リーガルハイ4話 古美門研介」(うろ覚え)



山風「わぁ…！人がいっぱい」ｷﾗｷﾗ

提督「ちょっち大本営と連絡取ってくるから、日向頼んだぞ」 ｽﾀｽﾀｽﾀ


日向「任されたが…どうしたものか」

山風「日向さん、アレ」ｸｲｸｲ


野分「ピータンと豚肉のお粥ですか、美味しそうですね」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

日向「食べたいのなら普通に言え普通に」



提督「何してるんだ？お前ら」ｽﾀｽﾀ

提督「今から店にでも行こうかなっつーのに」

山風「お店？」

提督「ああ、旅行ガイドにも乗ってる店だぞ」


野分「とりあえずそこで色々話し合いましょう」

提督「さて、問題のエジプトへの行き方だが、海路を取ろうと思う」

山風「あれ…？深海棲艦は？」

提督「ぶっちゃけお前らなら勝てるだろ」

日向(慢心…)


提督「そこで障害となるのがスタンド使いの刺客だ」

提督「大本営によると深海棲艦が近寄らないルートという物があるらしいから、そこを案内してもらう」

野分「船はどうするつもりですか？」

提督「勿論用意してある、船員も全員大本営の紹介だから安心だぞ」


日向(慢心…)ｶﾁｬ

山風「日向さん何してるの？」

日向「これはお茶のおかわりが欲しいのサインでな」

店員「……」ｽﾀｽﾀｽﾀ

店員「……」 ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ

日向「そしてこれがありがとうのサインだ」ﾄﾝﾄﾝ

山風(今度やってみよう)


>>52「すみません、私は旅行者ですが漢字が読めません、助けてください」

ウォースパイト

提督「ああ、わかったとりあえず座ってくれ、丁度だから我々も何か注文しようか」

ウォースパイト「ありがとうございます、私は……が欲しいのですが」

提督「うん、了解 ウエイターさんちょっとここに」


山風「メニュー読めない…」ｼｮﾎﾞｰﾝ

日向「まあ頼んでみて不味い、なんて事は無いだろうから適当に選んでみるというのも一興だろう」





野分「頼んだのは良いですが流石にこれは…」

ウォースパイト「あの、お願いしたものと違うのですが…」

提督「まあ不味くは無いだろうから食ってみようぜ」

日向「君の奢りだろうしな」

提督「あれ、日向さん割り勘って話では…」

野分「さて、早く頂きましょうか」

山風「カエル…？」

ウォースパイト「…確か食用のカエルを焼いたティエンチーという料理ですね」

山風「カエル…」


提督「あれ？日向さん何か言ってほしいな、日向さん？おーい」

提督「ねーえー瑞雲教教祖様ぁ！」


提督「HEY！貴様の瑞雲力はその程度か！」


提督「人との約束は守らなきゃ行けないんだぞ！ってばっちゃが言ってた」

提督「HEY！日向 HEY！」



日向「早く食え」

提督「ｱｯﾊｲ」

野分「意外と美味しいですね」

提督「だろ？外れは無いんだよ」


ウォースパイト「所で、貴方達も旅行ですか？」

山風「ええっと、DIOって人に用があって…」

ウォースパイト「DIO、ですか」


ウォースパイト「偶然かも知れませんが、私の友人にもDIOって人がいるんですよ」

提督「まさか…お前は…」

日向「DIOの刺客か」


ウォースパイト「貴方達！表に出なさい、私のスタンド>>58で始末して差し上げます」