サザエ「ハートキャッチ?」 カツオ「プリキュア?」 (11)

つぼみ「えりか、駅までの道、本当に分からないんですかっ?!」

えりか「だってぇ、あさひが丘にある知り合いの家に行くのって今日が初めてだから、この辺りは土地勘がない上に最初はお巡りさんの案内で分かったけど、流石に駅までの道を聞くのは二度目になるだろうから、恥ずかしくて!」

つぼみ「ですが、恥ずかしいなんて言ってられませんよ。早く聞かないと、帰りが遅くなりますし」

えりか「そう言われてもねぇ・・・。あぁ、どうしたらいいんだろうっ?!」

サザエ「ねぇ、貴方達、どうしたの?」

つぼみ「えっ?」

えりか「え、えぇと・・・」

サザエ「あっ、急にごめんなさい。私は通りがかりの主婦だけど、さっきから貴方達の声が凄かったから、つい声をね!」

つぼみ「すみません。実は・・・」カクカクシカジカ

えりか「と、いう訳で・・・」

サザエ「成る程。貴方達は、迷子なのね。」

つぼみ「はい」

サザエ「じゃあ、ちょっと、ついてきてくれるかしら?」

えりか「へっ?」

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磯野家

えりか「わぁー、このケーキ美味しいー♪」パクパク

つぼみ「えりか、意地きたないですよ!」

フネ「いいんですよ。遠慮しないで食べてください」

つぼみ「すみません」

サザエ「それより迷子とは大変ね。初めて来る人は皆、迷子になりやすいから」

えりか「そうなんパクパクですか。それじゃあモグモグ迷子になっている人はパクパク私らだけじゃないんだねモグモグ」

つぼみ「食べるか、喋るか、どちらかにして!?」

フネ「ふふっ、なかなか面白い子ね、えりかちゃんは」

サザエ「つぼみちゃん、えりかちゃん。あさひが丘駅までの道のりを教えてあげる!」

一方、空き地

カツオ「えぇっ!? 塾で抜けるってどういう事さ?」

チームメンバー「ごめん、磯野。どうしても外せなくてさ。悪いけど、後は頼んだ!」

カツオ「おーい?!」

中島「どうする、磯野? 後、一回ヒットを打てば勝てそうだけど、いつもヒットを打ってくれる奴が今、抜けたからピンチだぞ!!」

カツオ「うーん、どうするか?」

いつき「急におじい様から用事を言い付けられてここまで来たけど、やっぱり見知らぬところだから地図を見ながらじゃないと上手くいけないなぁ・・・んっ?」

カツオ「うーん!」

いつき「あれっ、あの子達、集まって何か悩んでいるようだけど、どうしたのかな? ひとまず声を掛けてみるかな。おーい!」

カツオ「えっ?」

いつき「困っているみたいだけど、どうしたの?」

カツオ「え、えぇと、誰ですか?」

いつも「あっ、僕は明堂院いつきと言います。この地域ではありませんが、別の学校に通う中学生です」

カツオ「あっ、そうなんですか!」

↑いつもと表示していますが、「いつき」です。すみません!

カツオ「実は、野球のメンバーが一人抜けてしまって、後一回ヒットを打てば勝てそうなんですけど・・・」

いつき「成る程ね。分かりました。では、僕がピンチヒッターとして入りましょうか!」

カツオ「えっ、いいんですか? 初対面で、それも年上なのに??」

いつき「構いませんよ。僕はこうみえても生徒会長もやってますので、困った人を見てると見過ごしてはおけないんです」

カツオ「ありがとうございます」

相手投手「ほらよっ!」シュ!

カツオ「頑張ってー!!」

いつき「はい!」キーーン!

カツオ「わぁっー、ホームランだぁっ!? す、すごい!」

試合後・・・

カツオ「ありがとうございました!」

いつき「いいですよ。これぐらい! では、僕はこれで」

カツオ「本当にありがとう、お兄さん!!」

いつき「ははっ、お兄さんか・・・(本当は女なんだけどね、僕)」←いつきの出番はここでおしまい

道中・・・

ゆり「母親の用事とはいえ、ここまで来るのは初めてね・・・。んっ?」

カツオ「それにしてもすごかったなぁ。いきなりホームランを打つなんて・・・」ハラリッ!

ゆり「ちょっとキミ?」

カツオ「はい?」

ゆり「ハンカチ、落としたわよ!」

カツオ「あっ/////」ドキッ!?

ゆり「ん?」

カツオ「そ、その・・・あ、ありがとう、ご、ございますっ/////」

ゆり「どういたしまして。」

カツオ「あ、あの?」

ゆり「なにかしら?」

カツオ「よ、よろしければお、お名前を?」

ゆり「あまり不用意に名乗りたくはないけれど、特別よ? 私は、月影ゆり」

カツオ「月影ゆり・・・いい名前ですね!!」

ゆり「ありがとう。後、次からはハンカチを落とさないように気を付けてね?」

カツオ「はい。」

ゆり「」コツコツ

カツオ(ゆりさんかぁっ・・・/// 浮江さんみたく、綺麗な人だなぁっ/////)ポッー!

ゆり(気のせいかしら・・・。視線感じるような・・・)←ゆりの出番もここでおしまい

再び磯野家・・・

えりか「ありがとうございます。やったぁっ、これで帰れるよ!」

つぼみ「本当にご親切に教えて頂き、ありがとうございます!!」

サザエ「つぼみちゃんは礼儀正しいのね。うちの弟にも見習ってほしい程だわ」

つぼみ「サザエさんって弟さんがいるんですか?」

サザエ「えぇ。つぼみちゃんよりも年下だけど、小学生の弟がね。後、妹もいるけど、こっちはしっかりしてるのに、弟はどうもね・・・」

えりか「ははっ、どこの家でもそういう事があるんだね!」

カツオ「ただいまー!」

サザエ「あっ、噂をすれば、おかえりー!」

カツオ「姉さん、おやつh・・・えっ、誰?」

つぼみ「あっ、もしかしてサザエさんの・・・」

サザエ「そう。さっきお話しした弟よ!」

自己紹介後・・・

カツオ「へぇー、姉さんがね・・・」

つぼみ「カツオくんは本当にいいお姉さんをお持ちです!」

えりか「うちの桃姉と比べれば、サザエさんの方がいいからね」

サザエ「あらっ、嬉しい事をっ///」

カツオ「・・・ぷっ、あははははっ!!!」

つぼみ・えりか「「!?」」

サザエ「な、何よ、何が可笑しいの、カツオ!?」

カツオ「いいお姉さん、別の家のお姉さんよりもマシ・・・ぷぷっ、あの姉さんが、いい姉だって・・・(笑)」プルプル

つぼみ「か、カツオくんっ!?」

サザエ「何よっ、そんなに可笑しいっての!!!」

カツオ「だってさ、姉さんはいつも怒りやすいし、だらしないし、どうしようもない所が多いんだよ! そんな姉さんを純粋に褒める人がいるなんて、世の中には姉さんに対して空気を読む人がいるんだね(笑)」

えりか「ちょ、ちょっと、言い過ぎなんじゃ・・・」アセアセ

サザエ「カツオっーーーーー!!!!!!(怒)」

バチーン!

カツオ「痛っ!?」

サザエ「あんたって子は、いつもいつも何でそんなことしか言えないの!! 大体、いつもこうなるのはあんたのせいでしょっ!!!」

カツオ「酷いやっ! 僕だけのせいにしないでよ、姉さんだってたまに・・・」

サザエ「何よっ!」

つぼみ「あ、あのう、け、喧嘩をしてる場合じゃ・・・」

えりか「姉弟の喧嘩って一度始まると中々止まらないんだよね」

サザエ「いっつもいっつもあんたとの喧嘩はあるけど、今回ばかりはもう勘弁しないわ! もういい、あんたの顔なんてみたくない!」

カツオ「こっちだって、同じ意見だよ!」

フネ「やめなさい! 人様がいる目の前で喧嘩なんてするんじゃありません。」

カツオ「僕は出て行くよ!家出してやる」ダッ!

フネ「あっ、カツオ!」

サザエ「・・・・」

えりか「大変な状況になったみたいだね」

フネ「あっ、ごめんなさい。二人には嫌なものを見せてしまって・・・」

つぼみ「いえ、別に大丈夫です。」

サザエ「・・・・」

フネ「サザエ。カツオもあんな事を言ったから悪いかもしれないけど、すぐに怒り出す貴方も貴方よ」

サザエ「母さん・・・分かっているわよ。カツオに怒ってぶったのは悪かったけど、流石にあそこまで言われれば怒らない訳には・・・」

フネ「どうするか、自分で決めて頂戴。」

サザエ「・・・・・」

つぼみ「サザエさん・・・」

えりか「なんか可哀想になって来たなぁ・・・」

サザエ「私・・・カツオを探してくる。カツオを見つけ出して、仲直りしてくる」

フネ「いってらっしゃい!」

つぼみ・えりか「「♪」」

公園・・・

カツオ「はぁっ・・・。つい癖で、またいつものように姉さんにあんな事を・・・」

サソリーナ「あらっ、ボク。ちょっといいかしら?」

カツオ「だ、誰?」

サソリーナ「ふふっ、誰だっていいわよ。それより、ボク、こころの花、枯れてるわね」

カツオ「えっ?」

サソリーナ「さっそくだけど、こころの花よ、出てきてぇ!」

カツオ「わぁっー!?」

サソリーナ「この子の持ち物に野球のグローブとバッド・・・。これをデザトリアンにして、さっそくデザトリアンのお出ましよー!!」

デザトリアン(カツオ)「グローブーーーー!!」

道中・・・

サザエ「はぁはぁ、カツオは一体どこに?」キョロキョロ

つぼみ「まだ遠くに行っていないはずです」

えりか「そうだよ。きっとこの辺りに・・・」

「グローブーーーーー!!」

サザエ「えっ、なに、今の変な泣き声は!?」

つぼみ「こ、これって、もしかして!?」

シプレ・コフレ「「デザトリアンですぅ!!」」

えりか「マジでっ!? ここでも出るの、砂漠の使徒はっ!!」

つぼみ「えりかっ!」

えりか「やるしかないよねっ!」

サザエ「?」

デザトリアン「グローブーーーー!!」

サソリーナ「今度こそ強いデザトリアンが出来たわね」

シプレ・コフレ「「プリキュアの種、いくですぅ~!」

二人「プリキュア、オープンマイハート!!」

ブロッサム「大地に咲く、一輪の花。キュアブロッサム!」

マリン「海風に揺れる、一輪の花。キュアマリン!」

二人「ハートキャッチプリキュア!!」

サソリーナ「また現れたわね、プリキュア」

ブロッサム「野球のグローブが顔に、手足がバッドのデザトリアン・・・さっきカツオくんが持っていた野球の道具です」

マリン「という事は、あのデザトリアンは、カツオくんって訳か!」

サザエ「えっ、なにあれっ!? それに貴方達は、一体!?」

サソリーナ「なによ、このおばさんは?」

ブロッサム「サザエさん、一旦ここから離れてください!」

サザエ「えっ、ど、どうして私の名前を??」

マリン「訳は後で、で。それより、今は私達、プリキュアに任せてください!」

サザエ「プリキュア・・・もしかして、噂で良く聞く、あのプリキュアっ!?」

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