明石「提督できました!牛丼です!」 (37)

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提督「牛…丼…?」


明石「はい、牛丼ですよ」


提督「これは明石が作ったのか?」


明石「いえ、正確には私が発明した機械が作ったと言いましょうか」


提督「なぜ?」


明石「なぜって昨日、提督が『おいどんは牛丼が食べたいでごわす』っていってたじゃないですか」


提督「まあ言ってたな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491057963

明石「提督が食べたいって言うから作ったんですよ?」


提督「それはありがたいんだが…なぜ牛丼製造機を」


明石「あーそれはこの間食堂で大淀と霧島さんが殴り合いの喧嘩をしていたじゃないですか」


提督「メガネキング頂上決戦か」


先日、大淀のメガネ拭きを霧島が紙やすりにすり替えたことから食堂でマジの殴り合いが勃発した。

その時近くにいた巻雲と鳥海が巻き込まれ大破した。けが人の8割がメガネのことからこの事件を『メガネキング頂上決戦』と名付けた。

ちなみに残り2割は止めに入った間宮である。彼女は艦娘として生をうけて初のドッグ入りを果たしたのだった。


明石「そのせいでしばらく食堂どころか間宮さんのご飯が食べられなくなって鎮守府の士気がかなり低下してしまって」


提督「お前って基本誰かの為を思って発明するよな」


この明石基本善意で動くがあまり喜ばれた試しがなかった。

本人が良かれと思って行ったことも相手にとってはかえって迷惑だったりもする。地獄のみちはいつも善意で舗装されているのだ。

提督「というか普通牛丼作ろうってなって、牛丼を作る装置を作る発想って」


明石「装置じゃ味気ないです?それなら牛丼を作る用のフライパンとコンロを…」


提督「なんで道具作りからはいるかな、TOKIOかよ」


明石「まあそれは置いといて…この装置すごいんですよ!」


明石「ここににんじん、たまねぎ、じゃがいもあとはスパイスとお肉がありますね」


提督「うん」


明石「これらをこの装置にいれて…スイッチを押すと」カチッ


機械「ゴオウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン」


機械「ちゃらららららーん、ちゃららららん♪」


明石「できました!牛丼です!」


提督「そこカレーじゃねえの!?」

明石「えー、カレーがよかったんですか?」


提督「いや材料的にカレーと思ったよ」


明石「一応カレーもありますよ」


提督「入れた材料によって変わるとかじゃないのか」


明石「いえ、何入れても牛丼とかになりますよ」


提督「へー、何げにすごいな」


明石「ラインナップも割と豊富ですし」


提督「何があるの?」


明石「えーっと今のところは…牛丼だとキムチ牛丼や三種のチーズ牛丼、他にはカレー、まぐろたたき丼とかもありますよ」


提督「すき家かよ」


明石「さっそく食堂に運びますので、今から運ぶ用のフォークリフト作ってきますね!」ダッ


提督「あ、おい!…行っちまったな」

提督「…試しになんか作ってみるか」


提督「そうだ今朝犬の散歩したとき取れたうん○でも入れてみるか」


この鎮守府は犬を飼っている。

大淀と駆逐艦共が「大型犬が欲しい!」「セントバーナードでもふもふしたい!」とうるさいので提督が雑種の小型犬を連れてきたのである。

以来この犬は鎮守府のマスコット。大淀からは「セントバーナード」と呼ばれ駆逐艦共からは「犬」と呼ばれている。


提督「ほーれ朝の贈り物だぞ」ボトッ


提督「メニューは…このボタンか。カレーにしてみるか」カチッ


機械「ゴオウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン」


機械「ちゃらららららーん、ちゃららららん♪」


提督「おお!ほんとにできたぞ!」

大腸菌とかサルモネラ菌とかたっぷりそうで怖いっす

霧島「司令、マイクチェックの時間です。」ガチャ


提督「どんな入り方だよ…ちょうどいいや霧島このカレー食ってみろよ」


霧島「おおこれはいい香りのカレーですね」


提督「明石の装置で作ったカレーなんだよ試食してみてくれ」


霧島「私でいいんですか?…それではいただきます。」パクッ


霧島「むむ!これはとても美味ですね!比叡お姉さまのカレーがう○このようです!」


提督「姉のカレーディスんなよ…これ、あいつら満足できそうか?」


霧島「いいと思いますよ。というか艦娘って味覚が猿並みなんで何食べても大体同じですよ」


提督「そうなのか?」


霧島「そうですよ。…この前なんて…プクク」


霧島「金剛お姉さまたちとのお茶会で紅茶をさりげなく午後ティーに変えたら…プクク、『キリシマーこの紅茶オイシイデスネー!』って」プクク


霧島「『いい茶葉使ってますからね』『ヒエー』って…ヒーハハハハハハハハハハハハハハハ!!」


提督(こいつに付き合う姉妹は聖母のようだな)


霧島「あー…笑いすぎて喉乾きました。お茶貰いますね」


そう言って霧島は絵筆を洗ったコップの水を一気に飲み干した。

カオス

小型のセントバーナード

頭おかしなるわ

京太郎提督「明石」

菫大元帥提督「320隻拡張」

ルーデル大佐「牛乳」

淡「麻雀チョコ」

誠子「たい焼き」

尭深「玉露の御茶」

照「クッキー100年分」

京太郎「俺達DMM萌えゲームプレイ中で忙しい~1000万円私から100万円分上記の注文人数分買ってこい守銭奴」

菫提督「御釣りの900万程度は明石の時給走り金として上げるからサッサト買い出しに出ろ」

京太郎「俺様は大淀様と家でイチャコラする仕事が有るから」

ルーデル大佐「兎に角明石京様ハーレム集団の注文店で買って今日中に帰って乞い」

京太郎「濃〇と三〇実績したら働く億万長者の余裕」

スカトロじゃねーか!

(ケトションとかしてそう)

やだぁ、もう霧島さんとキスできないじゃん…

犬って、けっこうウンコ食うよな。

で、その舌で好意全開で顔舐めてくるんだが…

ここのキチガイ霧島好き

はよ

笑った



間宮「ふー、やっと退院できた」


提督「間宮さん退院おめでとう。そしてごめんな」


龍驤「うちのアホメガネがほんま悪いな」


間宮「提督さん、龍驤さんお出迎えありがとうございます。」


間宮「それにお二人が謝る事ではないですよ」


霧島「そうですよ」


大淀「お前が謝るべきなんだよ!!」ゲシッ


龍驤「お前もだよ!!」ウエスタン・ラリアット!


間宮「それよりも私がいない間お食事は大丈夫でしたか?」


提督「あーそれなんだが」


龍驤「最初はコンビニ弁当とかでやっていたんやが…」


間宮「?」



睦月「ふ…吹雪ちゃん今日はわたしのパンツで…カレーを…」


吹雪「うん、わかった!じゃあ睦月ちゃんはわたしの靴下で」


夕立(二人とも変態っぽい、ドン引きっぽい!)


電「これに『犬』をいれてゴールデンレトリバーにするのです。」


響「ハラショー」


雪風「暁ちゃん!ミネラルウオーターを入れたらコーラになりました!」キャッキャ


暁「あまいわね!レディーならここはお茶にするものよ!」フフン


阿武隈「北上のおんどれにう○こで精製したカレーを食わせてやります!」フフフ




間宮「…なにこれ」


霧島「うん○カレー祭りですね」


提督「第一人者はお前だけどな」

龍驤「今や鎮守府は己の性的欲求に忠実な下衆な犬畜生たちであふれてるんや」


間宮「どうしましょう…」


霧島「みんな心の奥底にに変態を飼っていますからね。それが今回出てきたんですね」


提督「お前は心の奥底でずっと飼っていろ」


龍驤「しかしこのままじゃこの鎮守府は変態だらけになってしまう」


提督「それは困る。変態はメガネだけで十分だ」


大淀「いい考えがあります!」


大淀「あの機械をぶっ壊しましょう!」


提督「ぶっ壊すって、そんなことしたらこの鎮守府のヘイトが一気に集まるぞ」


大淀「心配には及びませんよ…おらクソメガネてめえがやれ」


霧島「あ?」

大淀「てめえ『鎮守府の嫌いな奴ランキング』連続一位記録保持者だろ。」


霧島「黙れ二位。…しかしそれは名案ですね」メゲネクイ


提督「確かに名案だ。霧島ならみんな『またあのメガネか』ってなるな!」←三位

霧島「作戦にはのりますが、一つ条件があります。…大淀さんあなたも道ずれです」


大淀「は?」


霧島「私一人で暴れていたらバカみたいじゃないですか!」


龍驤「いつもと変わらへんよ」


大淀「なんで私なんでしょうか」


霧島「大淀さんじゃなきゃダメなんだ。龍驤さんや提督じゃなくて大淀さんじゃなきゃダメなんだ」


霧島「大淀さんじゃなきゃ…満足にぶん殴れない」ニヤッ


大淀「いい度胸だ。敗北の屈辱を冷たい床の風味と共に味わせてやる」ニヤァ


間宮(もうやだこの鎮守府)

食堂


ワーワー  イイゾー  モットヤレー


霧島「軽巡洋艦風情がこの霧島に挑むとはいい度胸ですね」


大淀「メガネはこの鎮守府に私一人で十分です。」


鳥海・巻雲「「え!?」」




雷「どっちにかける?」


電「電はクソメガネにかけるのです。」


響「じゃあわたしはカスメガネにかけるよ。」


青葉「クソメガネ『4000オッズ』カスメガネ『6000オッズ』だよー」


雪風「喧嘩はやめてよー」ビエーン


暁「みんな仲良くしようよー」ビエーン


吹雪「どっちもしねー!」


睦月「殺しあえー!」


夕立(二人とも汚い言葉使って、ドン引きっぽい)


阿武隈「北上さんも巻き込まれないかな」



間宮「…なにこれ?」


提督「鎮守府の変態化は手遅れだったのかもしれない」

霧島「オラァ!」ドガァ


大淀「クソメガネがァ!」バキィ


時雨「不知火さん、止めなくていいの?」


不知火「…まだ頃合ではありません。」



ドンガラガッシャーン


提督「食堂が廃墟みたいになっていく」


龍驤「作戦区域かな」


間宮「」アワワ



霧島「ラァ!!」ガッシャーン


機械「うわあああああああああ」ガッシャーン



一同「ああ!機械が!」


明石「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

明石「ああああああ!!わたしの…わたしの『すき家さん』があああああああああ!!」


提督「やっと壊したか。暴れすぎなんだよ」


龍驤(ただ単に暴れたかったんじゃないやろか)


霧島「まだまだこれからですよ」


大淀「始まったばかりです」


不知火「そこまでです。」ガシッ


不知火「これ以上やるなら表に出ましょう。相手になります。」


霧島「上等だぁ!」


大淀「駆逐艦のくせにいい度胸だなぁ!」


不知火「換装はなしでいきましょう。換装は好きじゃありません手軽すぎる、まるでファーストフードのようです。」


不知火「こっちのほうが好みです。」パキパキ



その後二人は堂々と換装をつけて行ったが、気がついたらドッグに居たそうだ。


不知火は鎮守府きっての武闘派だとかなんとか

電「あのメガネどもが機械を…」


響「これはひどいね」


雪風「すき家さんが…」


暁「壊れちゃった…」


明石「あ…ああ」ガタガタ


吹雪「これからまたコンビニご飯に戻るのでしょうか」


睦月「もう弁当はいやだよー」



ヤダー   アノメガネヤロー   


トントン  グツグツ


一同「!?」


間宮「みなさん。騒いだらお腹すきましたよね」


間宮「お食事ご用意いたしました。」ニコッ


一同「ま…間宮さん!!」




提督「これにて一件落着だな」



その後『鎮守府の好きな奴ランキング』で間宮は堂々の一位だったようだ。



おわり

後半なんか不完全燃焼なのでおまけ投下する

夕立が一番まともなのか…

~今日の○んこ~   ワンワン


今日のわんこ?知らんね

伏字付いてるし、朝やってるあれとは別物だからね!



『今日は艦娘たちの働くとある鎮守府にお邪魔しています。』


『ここに最近飼い始めた。一匹のワンちゃんがいるそうです。』


提督「あ?犬?…あーあれねゴミ箱漁ってるの拾ってきたんだよ」


『お名前はなんというのでしょうか?』


提督「ああ『犬』っていうんだよ。」


『だれがおつけになったのですか?』


提督「飼いたがっていた駆逐艦どもが『犬』って名前つけたんだよね。『』つけるのメンドイから外していいっすか?」


『お構いなく!』

『お散歩はどなたが?』


提督「おれが一日と霧島が一日と大淀が二日残りは駆逐艦どもだな」


犬「ビクッ」


『霧島と大淀の名前を聞いたとたん犬が怯えたように見えたのですが?』


提督「気のせいじゃね?」


『それではお散歩の様子を見ていきましょう』


犬「…」

『今日は駆逐艦の当番の日のようです』


響「今日は誰が行くの?」


吹雪「わたしは嫌です。」


雷「私も嫌よ」


電「電も嫌なのです。最近その犬、電たちのこと性的な目で見てる気がするのです」


『みんな嫌がっています。誰が行くのでしょうか』


暁「しょうがないわね。暁が行ってあげるわ!」


雪風「雪風!雪風も行きたいです!」


『どうやら決まったようですね』



二人「~♪」


犬「…」


『ここはいつものお散歩コースなのでしょうか』


雪風「はい!もうすぐいつものまーきんぐぽいんとに着きます!」


『まーきんぐ?…おややたら臭う木がありますね』


犬「…」スッ


犬「ふんぬぅ…うう…んんn…おぉ……」ブリブリブリブリブリビチビチビチ


『…おお』


暁「この子は他の犬と違って大きい方でマーキングするのよ」


犬「うん…ん…」ビチビチビチ


『用を足すとき唸る犬は珍しいですね』

『おや公園に着きましたね』


暁「ここはいつもの儀式のポイントよ」


『儀式…?これは犬の…ぬいぐるみ?』


犬「ハッ…ハッ…ハッ…」スコスコスコ


『こ…これはぬいぐるみ相手に性行為を』


雪風「何しているのかわからないけど楽しそうです!」


犬「ハッ…ハッ……」スコスコ…スッ


『おや、途中で止めて…移動して…』


犬「んんん…!」ピュッ


『おおおお!!わざわざ顔に向かってフィニッシュ!その姿はまるで汁男優!』


犬「ふう…」スッキリ


『こころなしか顔が凛々しくなったようか気がします』

『そのまま鎮守府に帰宅、ワンちゃんはそのまま…』


犬「…」ゴロン


『テレビに向かって野球の観戦を決め込みました!』


暁「もう、相変わらず野球が好きね」


雪風「雪風も一緒に観ます!」


『おっさんみたいなワンちゃんでしたね!以上鎮守府からでした!』




この放送を最後にこのコーナーは消えた



おわり

ネタがきったねえな

キチ島分が少ない気がした

本当の犬なんですかねぇ…

おつ
どうでもいいけど換装じゃなく艦装とか艤装じゃないかな

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月13日 (土) 06:29:30   ID: O9BMBfLV

すき。

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