扶桑「ごらんいただきありがとうございますね。この作品は
提督「海域調査したら変な艦娘を拾って母港を襲撃された」
提督「海域調査したら変な艦娘を拾って母港を襲撃された」 - SSまとめ速報
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の続きになっております。
前回のあらすじは
海域調査したら変な艦娘を拾って母港を襲撃され、襲撃犯を知った青葉さんが…
というところですね。尚、拙いながら性的描写がありますのでご注意してくださいね」
山城「お姉さま、何してるですか」
扶桑「山城? なにしてるの? 今回本編出れないのよ?」
山城「え!? ってことは今回私たち出番これだk―」
【路上】
足柄「まったく…好きで処女ってわけじゃないわよ」ヨロヨロ
那智「のみ過ぎだ、足柄」
足柄「うぷっ…」
隼鷹「おう。なっちぃ、次いくぞー!」
飛鷹「行くわよー」
足柄「」ゲロゲロゲロゲロ
那智「ここで待っていろ。川内が迎えに来る」
足柄「はーい」
足柄「…ぃっく…」
??「お悩みかしら? 一匹狼さん」
足柄「遠まわしに馬鹿にしてるかしらぁ?」イラ
??「そんな残念な酔いどれさんにアドバイスよ」
??「貴方が幸せになれる方法よ」
??「襲っちゃえばいいのよ。き・せ・い・じ・じ・つ」
足柄「あんたばかにゃのぉ? それやったら終わりよぉ」
??「なりふりかまっていられる年齢かしら?」
??「案外、ソノ年齢まで守り続けたもの奪ったと認識すれば、責任感じてすんなりいっちゃうかもよ」
??「優しい人ならなおさら、ね」ニコ
足柄「…ふぅん…」
??「いないの? 貴方の近くに、優しくて、稼ぎも安定して悪くない―
??「女性と関わることが多くて欲求不満そうな男は」
足柄「…」
??「チャンスは…自分で作るものよ?」
足柄「…自分で……」
川内「川内参上! 夜道なら任せておいてっ!」
足柄「…作る…自分で…」トローン
川内「足柄サーン。川内はこっちですよ。壁向いてますよ。どうする、夜戦する?」ツンツン
足柄「……はれぇ…?」キョロキョロ
川内「うわ…そうとう酔ってるね。どうする、夜戦する?」
足柄「なぁにぃ? あたぁしはずぇんぜん酔ってましぇんけどぉ?」ズイッ
川内「記憶ないパターンですね、これ。どうする、夜戦する?」
足柄「うぷっ…」ガシッ
川内「待ってっ。私の肩つかんだら私に―」
ゲロゲロゲロゲロ
【翌日・食堂】
最上「ここをこうするのか、へぇー」シュルシュルパシッ
業雲「くぅ…出来ない。屈辱だわ…」
五月雨「天龍ちゃん上手いですね」
不知火「天龍ちゃんのくせに上手いですね」
天龍「ふふふ…上手いか」シュルシュルパシッ
鳳翔「お上手ですね」
天龍「あと天龍ちゃんはやめろ」
三隈「あら、ヨーヨーですの?」
五月雨「三隈さんも一緒にどうですか?」
三隈「懐かしいですわ。確かこれで、はい、ダブル・ルーp―」ゴスッ
最上「」
龍田「あらー」
提督「…」
三隈「申し訳ありません」
提督「いやいいよ。うん、半ば諦めているところもあるから」
最上「あ~あ。折角の航空甲板が台無しだよ~」
ガチャ バタン
提督「航空甲板って繊細なんだな…」
吹雪「見てください。犬の散歩ですよ犬の散歩」コロコロ
提督「くそ、実家から持ってくるんじゃなかった」
提督「如月と伊19は編成と食事以外まったく会わないけどな」
吹雪「そうですね。いつもどこにいるんでしょうか」
提督「吹雪。のど渇いた」
吹雪「粗茶で良いですか?」
提督「君の唾液が飲みたいな」キリッ
吹雪「雑巾汁いれましょうねー」トクトクトク
響「飲み物といえばウォッカだろう」ガチャ
提督「ノックしろよ」
響「なぜだい? やましいことでもしてるのかい?」
提督「やめて、そんな目で見ないで」
吹雪「どうぞ。響ちゃんの分もありますよ」
響「Спасибо」
吹雪「Пожалуйста」ニコ
響「入渠ドックのシャワーが壊れたと報告に来たんだ」
吹雪「え? でも昨日の夜は使えましたよ」
響「さっき最上が言ってた。水が止まらないそうだ」
提督「つまり、今突撃すれば最上が…」ゴクッ
吹雪「司令官?」ガチャン
提督「hahahaジョークだよ。だからその連装砲をおろしてくれ」
響「上がってくるときに話を聞いたからその心配はないよ」ゴクゴク
提督「シィットっ!」
響「今の状態でも使えないわけじゃないけど、司令官は艦娘を一番に考えていると信じている」
提督「妖精に頼んで来い」
響「メロンちゃんが全員連れて工廠に篭っているよ」
吹雪「なんでも新種の大型装備開発だとか。これ開発資材使用願です」ペラッ
提督「何も聞いて無いぞ」
<メロンッテイウナァアアア!!
提督「なんだこの1回開発資材200ってのは」
響「今回は張り切ってるみたい。邪魔しちゃダメだよ」
吹雪「そんなことしませんよ、司令官は優しいですもんねー」
提督「しゃーない…もうデイリー終わったし、暇だし、見に行くか」
響「僕はここで留守番をしているよ」
提督「…勝手に部屋を荒らすなよ」
響「捜索すると困ることでもあるのかい?」
提督「いいか、やるなよ。絶対やるなよ。フリじゃないからな」
響「分かってるよ。何か見つけたら直ぐ吹雪に連絡する」
吹雪「よろしくお願いします」
提督「だから何も見つけるなって―」
吹雪「司令官? 何かあるんですか?」ガチャン
提督「…魚雷管があたってる」
吹雪「当ててます」ニコッ
提督「………」
吹雪「行きましょうか」
ガチャ バタン
響「…さて、はじめますか」ガサゴソ
【入渠ドック】
提督「ここが…秘密の花園」ゴクッ
提督「最上がいなくとも他に誰かが…」
吹雪「清掃中の看板立ててありますから安心してください」
提督「秘書艦が優秀すぎる」
ワッシャワッシャワッシャワッシャ
吹雪「あれ? 誰か居るみたいですね」
提督「えっ」
ガラガラ
漣「ご主人様?」
提督「てめえ、何服着てるんだよ」
漣「メイド服ですよ。私は今掃除中のメイドなのです」
吹雪「本当に清掃中だったんだ…」
提督「一人でやってるのか?」
不知火「不知火もいます」
吹雪「競泳水着…」
不知火「レーザーレーサーに何か落ち度でも?」
提督「漣…」
漣「はいぃ?」
提督「グッジョブ!」ハイタッチ
漣「いぇい♪」パチン
不知火「司令官。シャワーのつまみがおかしいのですが」
提督「そうそう、俺らはそれを調べに来たんだ」
漣「そのせいで床がずっとびしょ濡れです」
提督「漣。もう一度言ってくれ、録音してなかった。特に後半」
吹雪「録音? どうしてですか?」
提督「知らなくていい。だがそんな子が発言する良さがある」
漣「ご主人様。ずっとびしょ濡れです」
提督「これで我が軍は10年は戦える」
不知火「司令官?」ギロッ
提督「OK。分かった。やるからその眼光はやめて」
提督「……」ガチャガチャ
不知火「…やはり貴方が秘書艦だといきいきしてますね」
吹雪「見てみたいですけどね。おとなしい司令官」
漣「末永く爆発しろ」
提督「…うん。中の弁が割れてる。水抜きを忘れて中で水が凍ったか、外から強い衝撃をあてたか」
吹雪「水抜き?」
提督「東北は冬の夜、水道が凍らないように元栓から全部締めるんだ」
不知火「しかし、ここは氷点下にはなりませんよね」
提督「せやな」
漣「ん?」
漣「これは…」ペロッ
漣「青酸カリ…!?」ピン
提督「何言ってんだバーロー」ペロッ
不知火「まだ溝は洗ってないので不潔です」
提督「先に言えよ」ペッ
不知火「不知火に何か落ち度でも?」ギロッ
提督「いや…。だからその目は卑怯」
吹雪「なんだったんですか?」
提督「紛れもない石鹸の味だった。」
漣(そうか…そういうことか。これで謎は全て―)
提督「吹雪、最後に入渠したのは?」
吹雪「えっと…五月雨ちゃんです」
漣「…」
提督「五月雨なら仕方ない。ドジっ子だもの」
吹雪「妖精さんによると明日には新しいの用意できるそうです」
提督「ふーん……」
吹雪「…」
提督「……」
吹雪「………」
提督「…おやすみなさい」グデー
吹雪「待って! 何でですか!」
提督「皆遠征だし、出撃任務クリアしてるし、ポカポカ陽気だし、話すこと無いし」
吹雪「適当にお話でもしましょうよ。私が居なかったときの出来事とか」
提督「海域調査したら変な艦娘を拾って母港を襲撃された」
吹雪「私それ聞いてませんよ!? 一大事っぽいですよね!?」
提督「補給とかよろしくね~」
吹雪「聞いてますかっ!?」
提督「くかー……」
吹雪「…」
提督「膝枕…」
吹雪「………いや、机に突っ伏してるじゃないですか」
提督「zzzz」
吹雪(司令官が寝ると私まで暇に…)
吹雪(ヨーヨーは最上さんの結果みたら怖くなったし)シュルシュルパシッシュルシュルパシッ
吹雪(…この連装砲。私が一度沈んだときの物ですね)
吹雪(大切にしてくれてたんですね)
提督「…吹雪…」
吹雪「はい。なんでしょうか」
提督「zzzzz」
吹雪「寝言ですか…」
吹雪「…毛布も掛けないで」ファサ
吹雪「…風邪引きますよー」
提督「くかー……」
吹雪「…」
提督「膝枕…」
吹雪「………いや、机に突っ伏してるじゃないですか」
提督「zzzz」
吹雪(司令官が寝ると私まで暇に…)
吹雪(ヨーヨーは最上さんの結果みたら怖くなったし)シュルシュルパシッシュルシュルパシッ
吹雪(…この連装砲。私が一度沈んだときの物ですね)
吹雪(大切にしてくれてたんですね)
提督「…吹雪…」
吹雪「はい。なんでしょうか」
提督「zzzzz」
吹雪「寝言ですか…」
吹雪「…毛布も掛けないで」ファサ
吹雪「………風邪引きますよー」
提督「zzzzz」
吹雪「よいしょっと…司令官もうちょっと寄ってください」グイグイ
吹雪「……」
吹雪「司令官って男の人なのに髭無いですよねー」ツンツン
吹雪「描いてあげますね。油性マジックで」
吹雪「ほれほれ、本当にお髭描いちゃいますよー」
提督「zzzzzz」
吹雪「………」
吹雪「…ふぁ…ふぅ…」
吹雪(私もちょっとだけ…)
「これで…母港に攻撃しないんですね……」
「信じる以外道はあるの?」
「…っ…」
「ふふっ…」
【司令室】
「…わかりました。それでは行って参ります」
吹雪「…ん」パチッ
提督「夜道なので気をつけてくださいね」
鳳翔「空母ですからね」
提督「いえいえ、鳳翔さん夜も御綺麗ですから」
鳳翔「ご冗談でも嬉しいです」
提督「本音ですよ。hahaha」
吹雪「…あれ?」
提督「おはよう吹雪」
鳳翔「おはようございます」
吹雪「あれ? …今何時…?」
鳳翔「そうですね。夕飯に間に合わなくなりますね。失礼致します」
ガチャ バタン
吹雪「私こんな時間まで寝てました!?」ガタッ
提督「ほい。水でいいか?」ゴトッ
吹雪「あ、すみません…。秘書艦は私なのにこんなこと…」
提督「いやー眼福だった」
吹雪「?」
提督「想像して欲しい。涎を垂らしながら、にへらっと笑みを浮かべて、『もう…酸素魚雷積んでますって…』と言い訳する吹雪の姿を」
吹雪「うわあああああああああああああ」
提督「提督、見ちゃいました」
吹雪「…青葉さんは?」
提督「来てないぞ」
吹雪「良かった…」
提督「代わりに俺が撮っておいた」ズラー
吹雪「うわああああああああっ!」ガチャン
提督「やめっ!? 撃つn―ぐはっ!?」
【酒保】
足柄「…私、部屋のウォッカ一本空けたっけ…」
鳳翔「足柄さん?」
足柄「あ、鳳翔さん。夕飯ですか?」
鳳翔「はい。お酒はほどほどにしたほうがよろしいですよ」
足柄「分かってるわよ」
鳳翔「ちなみに料理に合うお酒ってどれですか?」
足柄「…こういうのは那智が得意なんだけどね。これとか…これは刺身が美味しかったわね」
鳳翔「こういうこと慣れてないので助かります」
足柄「あ、ありがとうございます」
鳳翔「これお水みたいですね」
足柄(嬉しいやら複雑やら…)
足柄「鳳翔さんもお酒に興味はあります?」
鳳翔「はい、ちょっと食前酒というものに興味が少々」
足柄「」
【酒保の外】
足柄「なんだかんだで一緒に帰ることになってしまった」
??「また会ったわね」
足柄「…だれ?」
??「昨日会ったこと覚えてない? 貴方の救世主よ?」
足柄「ごめんなさい…覚えていないわ」
??「残念ね。ま、記憶は無くても問題ないわね」
??「これ貸すわ」
足柄「…なんなのこれ」
??「貴方の願いをかなえる薬よ」
足柄「…あなた名前は?」
??「単なるお姫様よ」
足柄「ふざけないで。こんなもの…」
姫「貸すだけよ? 要らないなら捨ててしまってもかまわないわ」
姫「ただ、そうやって迷っているから婚期を逃すんじゃない?」
足柄「……」
姫「チャンスは…自分で、ね」
足柄「……チャンスは…」トローン
姫「ふふっ、しっかり覚えているじゃない」
足柄「……はい…」トローン
姫「ふふ、それじゃあね、狼さん」スッ
足柄「……」
鳳翔「お待たせしました。会計で小銭を落としてしまいまして…足柄さん?」
足柄「…あれ?」
鳳翔「どうしたんですか? 呆けていて」
足柄「なんでもないわ…。鳳翔さん、袋持ちましょうか」
鳳翔「ありがとうございます」
足柄「………」
足柄(…料理も出来ないのはいただけないよね)
【夜・食堂】
叢雲「そろそろ消灯よ……ふわぁ…」
不知火「眠る前に水を飲むのが習慣ですから」
叢雲「妙な習慣ね」
不知火「貴方が電探無いと眠れないのと同じです」
叢雲「う…いいでしょ、別に…」
不知火「…?」
叢雲「水道止まってるわね。ドックの水も止めるためかしら?」
叢雲「冷蔵庫にミネラルウォーターないの?」
不知火「ありました」プシュ グビグビ
叢雲「さ、さっさと帰りましょ? 早くしないと…ふぅわぁ…夜戦バカに襲われるわよ…」
不知火「」ゴトッ
叢雲「…不知火?」
不知火「……」スタスタ ガシッ
叢雲「ひゃっ!? …あんた、急に何…!?」
不知火「…可愛い」
叢雲「…なっ…///」ドキッ
不知火「キスしましょう」
叢雲「あ、あんた何言ってるのっ!? やめなさ、酸素魚雷くらわ―んぐっ!?」
不知火「」チューチュー
叢雲(これ…お酒…―)グラッ
【司令室】
提督「昼寝したから書類が溜まってる」
吹雪「司令官まだまだありますよ」
提督「hahaha。吹雪の寝言のおかげで疲れなんて溜まらないさ」
吹雪「もうやだ、この人」
足柄「提督? いらっしゃいますか?」コンコン
提督「どうぞー」
足柄「失礼します。夜遅くまで大変ですね」ガチャ
提督「どうした? 漏らしたか?」
足柄「違いますっ!」
足柄「司令室に明かりが点いていたので夜食をと思ったんですけど要らないんですね」
提督「足柄が…料理…!?」ガタッ
吹雪「それは…ちょっと…」
足柄「…」ウルッ
提督「じ、冗談だよ! 普段料理なんてしないのに俺のために作ってくれたんですね、ありがとうございます」
吹雪「司令官、敬語になってますよ」
足柄「どうぞ。簡単なものですけど」
提督「きのこの味噌汁…?」
提督(見た目は足柄の地名の山の休憩所のメニューと同じだが…)
足柄「どうしました? なにかありましたか?」
提督「い、頂きます」
吹雪「…」
提督「……」チラッ
吹雪「………」コクッ
足柄「………」
提督「…」パクッ
提督「あ、美味しい」
足柄「よっしゃぁああああああ!」
吹雪「ほうへふね。おいひぃです」モグモグ
提督「てめえ、秘書艦の癖に毒見させたな」
足柄「それと妖精さんからこんな物を預かりました」
提督「ああ、ドックの…早くできたんだな。机に置いてくれ」
川内「川内参上。消灯時間だよー」
提督「見回りご苦労さん。足柄、部屋に戻れ」
川内「吹雪は?」
吹雪「秘書艦として付き添います」キリッ
提督「気をつけろよ吹雪。本当は消灯時間が過ぎて出歩いていると川内の部屋で夜戦することになるからな」
吹雪「え」
川内「さあ、私と夜戦しよっ?」ワキワキ
提督「足柄、美味しかったよ、ありがとな」
足柄「お気になさらずに」
足柄「………」
提督「こうかんど が 4 あがった。しかし、なにもおこらなかった ▽」
足柄「…試し撃ちしてもいいかしら?」
川内「何! 夜戦!?」キラキラ
【入渠ドック】
吹雪「…ふわぁ…ふぅ…」
提督「部屋に戻ってもいいぞ」ガチャガチャ
吹雪「いえ…ひれいはんが仕事してるのに私がねむるはぇひは…」ウトウト
提督「…やっぱり明日の朝に作業するべきだったかなぁ」ガチャガチャ
吹雪「……」
提督「吹雪? 顔色悪いぞ」
吹雪「…少し体がだるいだけです…」
提督「おい大丈夫か…―っ!?」ビリッ ドサッ
吹雪「司令官?」
提督「…からだに、力が…」パクパク
吹雪「司令官!?」
ガラガラ
足柄「あら提督、やはりここにいらしたんですか」
吹雪「足柄さんっ! 司令官が…!」
足柄「大丈夫、死なないわ」
吹雪「…え?」
足柄「首から下が動かなくなる簡単な神経毒よ。艦娘にはだるくなる程度の効果だけどね」
吹雪「…あなたのせいですか?」
足柄「ごめんなさい、吹雪。獲物はあなたじゃないの。そこでおとなしくしててね」ガチャン
吹雪「…司令官には―!」
ダダダダダ
叢雲「ふっぶっきー!」ダキッ
吹雪「叢雲ちゃん!? な!? え!? 酒臭っ!?」
叢雲「大好きよ吹雪っ! このぷにぷにしたほっぺとか、一途で真面目な性格も、夜な夜な自分のキャラ開発に勤しんでいるところも、いつまでたっても田舎っぽさが抜けないところとか、ぜ~~~~~~~~~んぶ好きよ♪」キラキラ
提督「」
吹雪「」
叢雲「もちろん初めて見た時からよ? 私の電探だって吹雪が初めてほめてくれたじゃない。もう好きで好きでたまらないわ。もう限界なの。ね? 我慢しなくていいよね、ね? もうやっちゃうよ?」ハァハァ
吹雪「…なんか…怖いです…」
不知火「…」ヌッ
吹雪「し、不知火ちゃん。叢雲ちゃんがおかしくて―」
不知火「吹雪」ガシッ
吹雪「…不知火ちゃん?」
不知火「キスしましょう」キリッ
吹雪「え!? やっそれおかし―ぬぐっ!?」
叢雲「耳食べちゃうね…。あーんむ」
吹雪「~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!????」
提督「…」
足柄「ふふ…提督、今の見て興奮しました?」サスサス
提督「やめろ、足柄」
足柄「そうですよね…提督も若い子が好みですものね」カチャカチャ
提督「…命令だ、やめろ足柄」
足柄「私が押し倒しても無反応だったのに、あの子達を見て大きくするし」ボロン
提督「やめろ足柄」
足柄「…ふふ、でもこれだけ硬ければちゃんと奥まで刺さりそうですね」
提督「三度目は、っ…無いぞ」
足柄「今、私で感じてくれました? 声、堪えましたよね」
提督「おい、処女野郎」
足柄「好きで処女なわけなじゃにゃい!!!!!!」ブワッ
提督「なっ…!?」
提督(白い肌に白い髪、それに鮮色の目…)
吹雪(し、深海棲艦…? ゃっ…!?)
叢雲「可愛いブラジャーね…私がもらっておくわ」
吹雪「やめてっ! 返し―んん~~~っ!?」
不知火「」チューチュー
叢雲「あれれ~? おかしいぞ~? このコリコリと堅くなったものは何かな~?」グリグリ
吹雪「ぷふぁっ…ぁ…今舌入れて―んっ!?」
不知火「…お望みなら何度でもして差し上げます」
叢雲「こんな美味しそうなもの見せられたら食べなきゃダメだよね!? 食べていいよね! 我慢するほうが悪いよね!?」ハァハァ
吹雪「やっ…ぁめて…舐めちゃ…!」
叢雲「いっただっきまーす! はむ」
足柄「私、何を間違えたんですか?」
足柄「仕事に打ち込んで、休日は買い物にいったりして、ちょっと背は高いけど体型はきにしてるし、服はネコミミパーカーが好きで、人
並みに音楽も聴くし、あひる口練習して、小説も漫画も映画も酒も呑みます」
足柄「なのに…どうして私だけ…男は、みんなぁ…」ツーッ
提督「…泣くな足柄」
足柄「…提督は優しいですね。だからこんな狼さんに襲われるんですよ」
提督「こんなか弱い狼はみたことないぞ?」
足柄「ふふ、時間稼ぎはさせません。ピロートークはまだまだ先ですよ」スルスル
足柄「ごめんなさい。私おかしいんですよ。歯止めが利かなくなってるんですよ。自分でもおかしいって分かってるんですよ?」
足柄「でも…止まらないんですっ。今日はなぜか、美味しいって言ってくれた時から胸が痛いんですよ…」
足柄「提督なら何とかしてくれますよね。だから、ね」
提督「……」
提督「……」
足柄「安心してください。これは交尾ですよ。男は獣っていうじゃないですか。け、獣と狼じゃただの交尾ですよ?」プルプル
提督「怖いならやめろ」
足柄「そ、そりゃ怖いですよ。痛いっていいますし、でもここまでやったんです、あ、後には引けないですよ。もう嫌われるのは分かって
ますから、それならもういっそね、我慢しません」ボロボロ
提督「…」
足柄「今だけでも私のこと…愛してくださいね…」
提督「…っ…」
ザパーンッ
伊19「酸素魚雷、六発発射するの!!」バシュ
ゴンッ
足柄「うにゃっ」
提督「」
如月「お怪我はないですか?」スタッ
提督「…実弾?」
伊19「演習用なの」
如月「気絶しているだけですわ」
提督「はっ! 吹雪っ!」マッカ
吹雪「はぁ…はぁ…」
不知火「すぴー…」
業雲「くかー…」
提督「無事か…いや、いろいろ無事じゃないけど…」
伊19「危ないところだったの」
提督「どこから見ていたんだよ」
如月「私は天井ですわ」
提督「時間軸だっ!」
伊19「着任してから、ずっとなの」
如月「同じよ」
提督「…その話は後でな」
提督「ともかく助かったよ。体動かないから肩貸してくれ」
如月「」
伊19「」
提督「え?」
伊19「チャンスなの…」ピトッピトッ
如月「張り詰めたそれ、今、如月が楽にしてあげるわ」ペタッペタッ
提督「おい。止まれ。絶対止まれ!」
如月「伊19さん。お先にどうぞ」
伊19「提督の魚雷いただきまーすなの」
提督「あふっ」
伊19「意外とおおひぃのね。でも、とってもおいひぃの」ジュルジュル
如月「感覚はしっかりあるみたいね」
提督「やめっ…伊19…」
如月「提督、如月の膝枕ですよ」モチッ
提督「もっちもち…」トローン
如月「お気に召しましたか。毎日想いを込めて手入れしてますのよ」フニフニッ
提督「離せっって…! あうっ!?」
伊19「ぷはっ…交代するの」
如月「い、いいの?」
伊19「足柄の行動に気づいたのは如月なの」
如月「そ、それじゃお言葉に、甘えて…これが男の人の///」ニギッ
提督「…あぅっ!? 何だ…これ!?」
伊19「伊19が上半身起こして見せてあげるの」ムギュー
提督「やめっ! 当たってる!」
如月「どうです? 見えました? わ、私の縞々の下着で…その…//// ぅ、愚息を擦ってますよ…」ゴシゴシ
伊19「提督? 提督のここも凝るなの?」クリッ
提督「…ふぅッ…!」ビクッ
伊19「あはっ。目が潤んでるの。乳首指でつんってしただけなの」
如月「て、提督、さらに、お、おおきくなりましたよ?」
伊19「にっひひ、舐めたらどうなるなの?」
提督「お前ら…」
伊19「試してみるの!」ペロ
提督「…ぅぁ…っ…」
伊19「反対側もいくの」チュー
如月「男の人のってこんなに大きく…////」
吹雪「////」ジー
提督「ふぶ…き…」
吹雪「な、なんですか司令官!?」
提督「何とか…っ、しろ……」
吹雪「…は、はい―」
伊19「二つの乳首を同時に責めたら気持ちよさそうなの」
如月「でも私は、…ぁ…ンツでし、しごくのに忙しいわ///」
伊19「伊19も舌は2枚ないの」チラッ
吹雪「!」
提督「ふっ…ぶき…」ハァハァ
伊19「切ない声なの」
如月「一緒に楽にしてあげましょう?」
吹雪「………」
提督「…おい」
吹雪「しししし司令官、わ、わわ、わ私頑張ります!」ガバッ
提督「ぁふうっ!?」
伊19「いっひひ」
吹雪「し、司令官…。私上手にできてますか…」チロチロ
如月「ま、また大きくし、しましたね お、お、男の人の、…ぃ、逸物ってどこまで膨らむのかしら?」ゴシゴシッ
吹雪「れろっ…ふぅ…ちゅぅ」
伊19「あむあむ、ちゅー♪」
如月「さ、出しなさい? このへ、へへ、変態提督さん////」ギュー
提督「…もう…いいや…」ドプッ
如月「きゃっ!?」
提督「はぁ…はぁ…」
如月「これが…男の人の…/////」
伊19「2回戦は伊19がもらうの!」
吹雪「司令官…気持ちよかったですか…?」
提督「てめえら、そこに直れ」
【司令室】
提督「足柄」
足柄「はい」
提督「飲みの場で結婚や年齢の話が出たと」
足柄「はい」
提督「それでさっきは知らない人からもらった薬を使ったと」
足柄「はい」
提督「なぜか今回は衝動を抑えられなかったと」
足柄「はい」
提督「そのためにドックのつまみを壊したと」
足柄「はい」
提督「わざと石鹸を床に擦って五月雨のせいにしようとしたと」
足柄「それは昨日五月雨ちゃんが本当に転びました」
提督「言うことは?」
足柄「すみませんでした」
提督「誰でもよかったのか?」
足柄「提督が…その素敵な人だったので…」
提督「素敵な人だったらだれでも良かったのか?」
足柄「私の周りの人じゃ提督が一番…」
提督「…足柄。その気持ちはうれしい」
提督「だがな」
提督「嫌いになるぞ」
足柄「…はい」
提督「誰かに操られていたのかお前。目が怖かったぞ」
足柄「すみません…」
提督「…時間が合えばデートとまでは行かないが買い物ぐらいは付き合う」
提督「たまになら一緒に飲みに行こう。夜景だって見に行ってやる」
足柄「提督…」ウル
提督「その中で足柄の悪いところを指摘する。そうすればお前には恋人ができるだろ?」
足柄「え」
吹雪「むごい」
提督「さっきのきのこの味噌汁は美味しいし、細かい気遣いも出来るし、男慣れしてないところも…弱点だけど可愛いと思える。十分足柄は魅力的な奥さんになれるよ」
足柄「じゃ、じゃぁ―」
提督「俺を攻略したいなら好感度を146上げてくれ」
足柄「ゼロじゃないんですね」
提督「川内。連れて行っていいぞ」
ガチャ
<サァワタシトヤセンシヨ?
バタン
提督「さてと…」
伊19「提督はフラグを折るか建築するかどちらかにするの」
提督「フラグ? 何のことだい? hahaha」
如月「いつまで放置するの? わ、わたしはそういうのも…////」
提督「頬を染めるな」
吹雪「司令官、すみません」
提督「お前だけだよ、反省してるのは。さすが俺の秘書艦だ。撫でてやる」ナデナデ
吹雪「…ん」
如月「私は、あ、頭じゃなくてもよろしくてよ…////」
提督「無理するな。先ほどのでお前は初心だとよーくわかった」
伊19「初心ってなんなの?」
提督「…これから処罰を与えるが何か言いたいことはあるか?」
如月「そんなこと言って如月の、パ、パンツを、は、ぁ、…孕ませようと…////」
吹雪「すみませんでした。司令官」
伊19「提督、もしかして、どーて―」
提督「よし二人は重罪がお好みか、そうかそうか」
提督「ここにウォークマンと目隠しと手錠があります」
吹雪「はい」
提督「お二人にはこれを聞いたままここで熟睡してもらいます」
【上司の母港・最深部】
コンコン ガチャ
青葉「失礼します…」
上司「首尾は?」
青葉「指示通りにしました」
姫「ごくろうさま。予定とは違ったがいい写真だわ」
青葉「……」
姫「あら~? そんな目をしていいのかしら?」
青葉「…いえ、何でもありません」
上司「…気が変わった。全軍進撃させよう」
青葉「そんなっ! 待ってください! 提督の母港を攻撃しないという約束は!?」
上司「大抵、時間によって気は変わるものだ」
姫「それにいいじゃない。提督を貶めるようなことをあなたはしたのよ?」
上司「艦娘と関係を持ったと知れば上がどう動くか…」
姫「その証拠をあなたは作ったのよ?」
青葉「青葉…は…そうするしかなかったから…!」
上司「君が提督の首を絞める紐を一つ作ったんだ」
青葉「…ちがう…青葉は…」
姫「もう貴方は向こうに帰れない。あの三十路をけしかけた私と共犯者」
上司「そんなことよりいいのか? こうしている間にも私の軍は進んでいるぞ?」
姫「あらあら大変。このままだと全滅ね」
上司「そうだな。気が変わる方法が一つだけあるな」
青葉「……っ…!」
上司「教えただろ?」ニヤッ
青葉「…っ」ギリッ
提督『よろしく、青葉』
青葉「……」
吹雪『よろしくお願いしますね、青葉さん』
青葉「…青葉を…可愛がってください…っ」スルパサッ
姫「ふふ」
【朝・司令室】
提督「っべーよ。あいつらのせいで3時間も寝れてないよ、まじ、っべーよ」
ガチャ
伊19「ひぐっ……えぐっ…て、てぃとくぅ…」
如月「んんっ…、んあっ……っ…」ハァハァ
提督「やばい、如月は予期しない結果を生んだかもしれない」
吹雪「提督…」ゲッソリ
提督「どうした? お前にはカセット聞かせてないだろ?? その隅は? え?」
吹雪「…伊19さんは泣き出すし、如月さんは、その…危ない声出してるし…眠れませんでした」
提督「まぁ、罰だからな」
提督「おーい伊19起きろー」カポッ
伊19「…いやぁ…てぇとく…伊19のこと捨てないでぇ…えぐっ…」
提督「よしよし、それじゃこれからは命令違反はするなよ?」ナデナデ
伊19「うん…伊19はもう…うっ…命令違反しないの…」
吹雪「提督…あのカセット何が録音されているんですか?」
提督「俺の罵倒」
吹雪「」
提督「いやね、あの女提督さんが提督LOVE勢を叱る為に作ったら効果抜群って言ってたからね」
吹雪「…」
提督「…別に好意をもたれることは嫌いじゃないけどね。順番とか貞節とかは守る艦娘であってほしいからね」
提督「別に他意はないよ。やり場の無い怒りとか、うん。別にないからね。うん」
吹雪「司令官…」
提督「ん?」
吹雪「本当に申し訳ありませんでした」
那智「失礼する!」バン
提督「…何事だ」
那智「それは貴様に問いただしたいっ!」ドン
提督「機能美にあふれる提督指定の机がぁ」
吹雪「写真? なんです…っ!?」
提督「貸せ」
那智「私には貴様がこの部屋にいる三人に性的奉仕されているようにしか見えないのだが」
提督「」
吹雪「これ…だれが…」
那智「説明していただこう」
如月「んっ。はぁ……ぉっと…、んんぅ…!」ハァハァ
提督「吹雪、そいつ黙らせろ」
to be continued ?
以上です。
後二話ぐらいで完結できそうです。
性的表現は止めたほうがいいんでしょうか。
次の話は
提督「艦娘が奪われそうになった」
を予定しています。ちょっと書くほうも気力を使います。
それでは駄文失礼しました。ここまで読んでいただきありがとうございます。
続き発見
第三部
提督「…朝、艦娘たちを奪われそうになった
提督「…朝、艦娘たちを奪われそうになった」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1398508516/l50)
第四部
提督「残り5名の艦娘を救うため、死にそうになった
提督「残り5名の艦娘を救うため、死にそうになった」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1398933477/l50)
このSSまとめへのコメント
青葉goかんされちゃうですね…。