我輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたか見当もつかぬ。
そこで>>4よ
我輩の名前を決めてはくれぬかの。
我輩にはそれが必要だ。
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ダイゴロウ
我輩は『ダイゴロウ』であるか。
ふむ、よい名であるな。
では改めて、我輩はダイゴロウ。早速なことに我輩がいるのは暗闇である。
洞窟のような場所で我輩の声がよく響いておる。
しばらく前進してみるとしよう。
しばらく歩いてみたがここは明かりでも点いているのかね。
少し明るく、辺りが見えるのう。
まあ我輩には関係のないことだが。
おや、強い光が見えてきたのう。果たしてどこに通じているのか。
}}>>8で場所指定
保健所
}}外に出るとそこは昼間の地上。
山の中(というより山に近くて自然がある)であり、地面はコンクリートである。
目の前には保健所がある。
ふむ…山の中であるのか?
あれはなんだ。どこかで見たことあるような気がするが…
まあよい、あそこへ行ってみるか。
}}保健所は現代の作りで、入り口は自動ドアになっている。
ダイゴロウ「入るのはいいのだが、どこから入ればよいのか」
}}自動ドアの前まで歩きドアが開く
ダイゴロウ「ほわぁ!?
ほ、ほう…勝手に開くのか。これはびっくりした。初めて見る気もしないがまあよい。
中はどうなっている。」
}}中は無人であり、人のいる気配がまるでない
}}>>14何か変わったところや不自然なところはあるか(無しもあり)
人間、猫、犬の白骨死体が散乱している
}}保健所の中に「人間」はいなかったが、人間の白骨死体が数体も転がっている。
人間だけなく猫や犬の白骨死体が大量にあり、死臭が充満している。
ダイゴロウ「これは一体どうなっている。死体だらけではないか。」
}}ダイゴロウは恐る恐る進んで行き、辺りを見渡す。
ダイゴロウ「化け猫でも居たのかね。みんな食われているではないか。」
}}死体は皆完全に骨になっていて肉片のひとつもなかった。
ダイゴロウ「ここで何が起こったのか。面白そうだ、少したむろしていくか。」
}}ダイゴロウは>>19へ足を運ぶ
地下室
とりあえず下へ降りてみるか。だいたいこんなことする奴は"根暗で穴倉が好き"だからなぁ。
}}ダイゴロウは毛並みを整えながらそんなことを考えていた。
彼は毛づくろいが終わると地下へ続く階段を降りていった。
地下1階へ着いたダイゴロウが目にしたのは上の階と同じく、人間や動物の白骨死体ばかりだった。
やれやれここもか。食いしん坊な奴であるな。
}}とりあえず地下を歩き回るダイゴロウ。
白骨死体は中学校の実験室にある骸骨の標本のようにきれいな物であり
だいたいが身体の一部がガタガタに壊れていた。
ダイゴロウはそれらの死体を舐め回すように見ながら奥へ進んでいく。
皆きれいになぶられておるな。
}}奥へ進み、突き当たった場所はケージが数十個置いてあった。
そのほとんど何者かによって破壊されたものであり、大量の猫や犬の死体があった。
ふむ、ざっと見ただけで50くらいは食っているのかの。
どんだけ腹が空いてたのか。かわいそうな奴らではあるの。こんな物で閉じ込められていたのだろう。
その上骨になるまで食われるとは。
}}ダイゴロウはその場を後にさらに階段を降りていく。
それ以上階段はなくそこが一番深い場所のようだ。
ここも上と同じような状態だった。
ここでダイゴロウが違和感を感じ取る。
>>24で指定
上
「ここが一番したのようだな。やれやれここも上とおな…ぐしゅぅ!?」
ダイゴロウはその階に充満していた臭いに衝撃を受けた。
自分が今まで嗅いだ事もないような強烈な臭い。
ダイゴロウは鼻がもげるような薬品の激臭に足を止めていた。
「この臭いはなんだ。人間が作った薬品か。まったくとんでもないもんを使いよって」
ダイゴロウはそう思案して上へ帰るかと迷っていた。
人間や動物の白骨死体と薬品が入っていただろうスプレーや変わった機械が至る所に散乱しているその階は
あまりダイゴロウは好きじゃなかった。
「上へ帰るか、ここは気分が悪くなる」
その場を後にしようとしたダイゴロウ。
しかし、彼が後ろへ振り返ったとき何か物音がしたのだ。
ペチャ…ヌチャ…
その音は地下の奥から聞こえてくる。
ダイゴロウは気になった。あの音は何なのか。何かがいるのか。
気になったのと同時に悪寒が彼の身体を震え上がらせる。
何か獣でもいるのではないかと思いダイゴロウは急いで階段を上がった。
「何かいたな。ここはちょっと危ないのかもしれない。こんなところで何があったんだ。」
ダイゴロウは1階まで上がり入り口まで来ていた。
本能が"あそこへ進んではならない"と警報を鳴らし、とりあえず逃げてきたが
もう少しここを探検してみたいという気持ちもあった。
「上に昇る所もあるようだがどうするかの」
ダイゴロウは悩んだ末あと"一回"だけこの建物を見てみよう2階へ続く階段へ昇っていった。
2階へ上がる途中踊り場にも案の定人間の死体があった。
服が食い破れて骨もまるでデカイ口をした化け物が口の中で咀嚼しながら食べていったかのように
骨がバラバラになっている。
そう思っていたダイゴロウは2階へ昇り、辺りを見渡した。
なんとも奇妙なことに2階はどの階のそれとは違い白骨死体がなかったのだった。
その代わり紙やダンボールや薬品が入っているのだろう瓶が散乱している。
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