【俺ガイル】由比ヶ浜結衣「比企谷八幡くんが好きです」

結衣（ってヒッキーに言えたらなあ・・・）

優美子「どしたの結衣。せっかく三人でカラオケ来てんのにテンション低いじゃん」

姫菜「ふっふ～ん、その顔、ヒキタニくんのことを考えてたね？」

結衣「えっ、ちっ違」

姫菜「隼人くんに対して総受けか強気責めかヘタレ責めかで迷ってるんだね！どれもありえるシチュで一番を決めるのは悩むもんね！」

結衣「」

優美子「こら海老名、自重しろとは言わないけど鼻血くらい拭けし」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490843941

姫菜「でも結衣、ヒキタニくんのことを考えてたのは本当でしょ？」

優美子「え、マジ？」

結衣「え、えっと・・・あ、ほら優美子、優美子の入れた曲だよ！歌って歌って！」

優美子「・・・」ﾘﾓｺﾝﾎﾟﾁｯ

リア充の好きそうな歌「消された。ひどくない？」

優美子「で、マジなん？」

結衣「あ、う」

姫菜「結衣って教室でヒキタニくん見てるときそんな表情してるもんねー」

結衣「うええ！？」

優美子「はー、ヒキオのどこがそんなにいいんだか」

姫菜「ヒキタニくん結構いいとこあるよ。ダメなとこも多いけど」

優美子「そりゃそうだろうけど結衣と釣り合わないかなって」

姫菜「うーん、やっぱりヒキタニくんには隼人くんが合うかな？」

優美子「いやいや」

結衣「でもうん、あたしなんかじゃヒッキーに釣り合わないかなあって・・・って、べべべ別にヒッキーと付き合いたいってわけじゃ」ﾜﾀﾜﾀ

優美子「なんで今さら誤魔化そうとしてんの・・・」

結衣「だいたいあたしがヒッキーのことを好きだとか、なにか証拠でもあるの証拠でも？」

優美子「それほぼ自白だし」

姫菜「別に悪いことじゃないよ。ていうか回りからみたら結衣ってわかりやすいし」

結衣「うう」

優美子「でもなんでそんな自信なさげなん？さっさと告白してくっつけばいいのに。あーしはあんまおすすめしないけど」

姫菜「どうして？」

優美子「だってヒキオだし」

結衣「ヒッキーだしって・・・」

優美子「一応確認するけどさ、結衣はヒキオが好きってことでいいんだよね？」

結衣「え、えっと」

姫菜「結衣ー、真面目な話するなら正直になろうよ」

結衣「う、うん。あたしは、ヒッキーが好き」

優美子「いつからなん？やっぱあの教室とかテニスの時？」

結衣「えっ」

優美子「あーしが結衣に絡んじゃったときあったっしょ。あれでヒキオが助け船出そうとしてたじゃん」

姫菜「あー、あのとき優美子機嫌悪かったもんね。結衣が自分側にいないって」

優美子「うっさいし。結衣、あん時はマジごめん。結衣が悪いってわけじゃないのに」

結衣「も、もういいってば。すぐあとに仲直りしたし。あたしも優美子と仲良くしたいもん」

姫菜「優美子寂しがり屋だもんね」ｹﾗｹﾗ

優美子「黙れし・・・で、その辺から？奉仕部に入ってからなのかな」

結衣「ううん。もっともっと、ずうっと前から」

優美子「えっ？」

結衣「あのね、入学式の日にさ・・・」

結衣「・・・だから、ヒッキーが友達少ないのってあたしも原因のひとつなのかなって」

優美子「ないない」

姫菜「うんそれはないね」

結衣「え」

優美子「ヒキオに友達いないのは性格のせいだから」

姫菜「あと見た目と雰囲気もだね」

結衣「そ、そうかな。ヒッキー見た目は別に悪くなくない？」

優美子「顔はそれなりだけど、ちょっと猫背で雰囲気暗いし時々喋り方キモいし変な目してるし」

姫菜「協調性はないしよく遅刻して怒られてるし変な目してるし」

結衣「ひどくない！？ヒッキーにだっていいとこがいっぱい・・・あっ」

優美子「」ﾆﾔﾆﾔ

姫菜「」ﾆﾔﾆﾔ

結衣「も、もうっ」

優美子「でも結衣、悪いとこ無視して良いとこだけ見てるんじゃダメだし。付き合ったりするならそういうのもちゃんと考えないと」

結衣「うん。でもやっぱりあたしはヒッキーが好き。ひねくれてて面倒臭くて目が腐ってて数学の成績があたし以下でも、あたしはヒッキーが好き」

優美子「えっ、ヒキオの数学って結衣以下なん？」

姫菜「ヒキタニくん、将来大丈夫かな」

結衣「そこ食いつくの？あたし恥ずかしいセリフ言っちゃったつもりなんだけど」

優美子「で、告白はいつすんの？」

結衣「こ、告白って」

優美子「ヒキオってどう見たって自分から告白するタイプじゃないっしょ。進展したいなら結衣から行かないと」

姫菜「あれ、優美子意外と乗り気？」

優美子「結衣がちゃんと考えて決めたんならね。さっき聞いたみたいなことがあったんなら特に」

結衣「あたしから、かあ」

優美子「ま、ヒキオ競争率低そうだしそんな慌てないでもいいかもしんないけどさ」

姫菜「そんなことないよ。ヒキタニくんの周りにいるのってヒキタニくんに好意を持ってるからだし。友達はいなくてもそれ以上の感情を持ってたり」

結衣「う～んそうかも」

優美子「だったらなおさらじゃん。こういうのは先手必勝っしょ。結衣の告白が断られるわけないし」

結衣「そんな。あたしなんか」

優美子「今の状況がいいから何もしたくないっていうならいいけどね。あとで後悔するかもしんないよ。あの時ああしていればよかった、みたいに」

結衣「う」

姫菜「他の誰かに取られちゃったりね～。んで結衣は近くでそれを見ているしかないの」

結衣「うう」

姫菜「結衣の目の前なのに二人はいちゃつくの。お互い見つめあって相手の名前を、結衣じゃない名前を呼ぶんだよ」

結衣「ううう」

姫菜「『戸塚・・・』『やだ八幡、彩加って呼んで』みたいに！」

結衣「あ、ありそう・・・」

優美子「さすがに戸塚はどうかと思うけどヒキオだって男なんだし、ガード固くても押されたらわかんないっしょ」

結衣「うん。そうだね。少し真面目に考えてみるよ」

優美子「うし。じゃあ続き歌お！結衣もなんかあったらすぐあーしに相談するし！」

結衣「ありがとう優美子」

結衣（でもう～ん、ヒッキーのことだから普通に告白したってイタズラとか思われそうだしなあ）ﾃｸﾃｸ

小町「あ、結衣さん」

結衣「あっ、小町ちゃんやっはろー」

小町「どうもです。今お帰りですか？」

結衣「うん。優美子たちとカラオケ行っててね。小町ちゃんは買い物？」

小町「はい。夕飯の材料です」

結衣「小町ちゃんは偉いね。家のこととかしっかりしてて」

小町「うちは両親が共働きですからね。小町がやらないといけませんから。ときたま兄も手伝ってはくれますが」

結衣「そうなんだ、ヒッキーも・・・」

小町「兄がどうかしましたか？」

結衣「小町ちゃん、ちょっとだけ時間あるかな？」

小町「すいません結衣さん。シェイク奢ってもらっちゃって」

結衣「ううん。あたしが誘ったんだし」

小町「それで、話ってなんですか？あ、まさかついに兄に告白する気になりましたか？」

結衣「・・・うん」

小町「えっ？」

結衣「今の距離感もいいけど、ずっとこのままってのは嫌だなあって思ってね」

小町「ほえ～ついに結衣さん覚悟を決めましたか」

結衣「それでね、実際ヒッキーってあたしのことどう思ってるのかなって。さすがに脈が一切ないんだったら止めとこうかなって」

小町「脈なしってことはないんじゃないですか？むしろ大有りかと」

結衣「ほんと？」

小町「でもうまくいくかは別問題ですね。兄の場合ややこしいことを色々考えそうですから」

結衣「だよね。小町ちゃんの前で言うのもあれだけどヒッキーめんどくさい性格してるもんね」

小町「本当にあの兄でいいんですか？そりゃ兄に彼女ができるのは小町も嬉しいですしそれが結衣さんならなおさらですけど」

結衣「うん。ヒッキーがいい」

小町「よ～し。そういうことなら小町が協力しちゃいますよ。もう近いうちに告白しちゃいますか？」

結衣「来週の連休にどこかに誘って、そのときかなって思ってるんだけど」

小町「お、いいですね。なんの予定もないはずですから頑張って誘ってください！」

結衣「うん！」

小町「それで、どこに誘うつもりなんですか？」

結衣「う～んどこにしよっかな。小町ちゃん何かいいアイデアない？あたしだとあまりヒッキーとは合わなそうなとこばっか思い付いちゃうし」

小町「そうですね・・・人が多いところは嫌がるし遠出するのも嫌がるし家を出るのも嫌がるし休日誰かと会うのも嫌がりますから」

結衣「なんもできないじゃんそれ・・・」

小町「ガード固い上にこんなんですからね。ここは積極的に結衣さんになんとかしてもらいたいんですけども」

結衣「とりあえずいろいろ考えてみるね。今日はありがとう小町ちゃん」

小町「いえいえ。頑張ってくださいね」

結衣（あとは誘い方も考えないと。メールだとそっけなくされそうだし直接伝えた方がいいよね。あ、でもどこで誘おう？）

結衣（教室とかだとヒッキー話しかけられるの嫌がるだろうし部室にはゆきのんいるし。誘うためにどこかに誘わないといけないや。いっそヒッキーが気まぐれで誘ってくれたらいいのに）

結衣（あとはゆきのん。ゆきのんってやっぱりヒッキーのこと好きなのかなあ？ヒッキーと話してると楽しそうだしあたしより早く知り合ってるし）

結衣（ううー、ゆきのんがライバルだったらあたし勝ち目ないかも）

八幡「おい由比ヶ浜」

結衣「へ！？ななななに？あたしならいつでもオッケーだよ！」

八幡「なんの話だよ。俺今日買い物あるから奉仕部出ないで帰るんで雪ノ下に伝えといてくれ」

結衣「あ、うんわかった。買い物ってなに？」

八幡「ちょっと夕飯関係をな」

結衣「あれ？昨日小町ちゃんが買い物したんじゃないの？」

八幡「米が切れそうなのを見落としてたんだってよ。ってなんで知ってるんだ？」

結衣「昨日帰りに会ったから」

八幡「フーン。ま、そういうわけなんで」

結衣「うん。また明日ね～」

結衣（ヒッキー来ないのかあ・・・ちょっとゆきのんとヒッキーのこと話してみよっかな）

結衣「ねえゆきのん。ちょっと聞きたいことあるけどいいかな？」

雪乃「改まってどうしたのかしら？」

結衣「えっと、あたしとゆきのんって友達だよね？」

雪乃「そうね。私は由比ヶ浜さんを友達だと思っているわ」

結衣「うん。あたしも」

雪乃「それがどうかしたのかしら？」

結衣「嘘やごまかしをしないで答えてほしいんだけど、ゆきのんってヒッキーのこと好き？」

雪乃「・・・ちゃかす雰囲気ではなさそうね。紅茶を入れましょうか」

結衣（ゆきのんは立ち上がって紅茶を準備し始めた。やっぱりいいにくいことなのかなあ？）

雪乃「どうぞ」ｺﾄｯ

結衣「ありがと」

雪乃「それでさっきの話なのだけれど」

結衣「うん」

雪乃「イエスでありノーかしら」

結衣「えっ？」

雪乃「比企谷君を人間的に好ましく思っているのは間違ってないわ。でも異性として好きなわけではないの」

結衣「そうなの？」

雪乃「もしかしたら恋しているのかもと思ったこともあったけれど、たぶん違うわね」

結衣「そう、なんだ」

雪乃「尊敬、というのが近いかもしれないわ。あの男には内緒よ。私が尊敬しているなんて知ったら調子に乗るから」

結衣「あはは、でもヒッキー喜ぶんじゃない？ゆきのんに尊敬されてるって知ったら」

雪乃「でもなんでそんな質問を？」

結衣「うん。実はね、あたしヒッキーのこと好きなの」

雪乃「ええ」

結衣「その、人間としてとかじゃなくて異性として」

雪乃「そうね」

結衣「驚かないの？」

雪乃「何を今さらという感じなのだけれど」

結衣「嘘！？」

雪乃「もしかしてついに由比ヶ浜さんは比企谷君に告白するつもりなのかしら？」

結衣「う、うん。そうなんだけど、もしゆきのんもヒッキーが好きなんだったら抜け駆けになっちゃうかなあって」

雪乃「それは心配しなくていいわね。懸念があるとするなら部活中に目の前でいちゃつくところを見せつけられないかということなのだけれど」

結衣「い、いちゃつくってそんな。それにあたしが告白してもうまくいかないかもしれないし」

雪乃「何を言ってるのよ。今比企谷君に一番近いあなたが駄目ならあの男は一生女性に縁がないことになるわ」

結衣「そ、そうかな」

雪乃「自信を持ちなさい由比ヶ浜さん。あなたなら大丈夫よ」

結衣「うんっ！」

結衣「それでね、今度の連休に遊びに誘おうかなって思ってるんだけど」

雪乃「あの比企谷君が休日外出するのに二つ返事をするとは思えないわね」

結衣「だよねー。どこ行くかも決めてないし」

雪乃「いきなり誘っても何か裏があるのではと疑いそうね。彼の好きな場所とかあればいいのだけれど」

結衣「連れ出すだけならなんとでもなるんだけどなあ。彩ちゃんや小町ちゃんを頼れば」

雪乃「それでは駄目なの？」

結衣「最終手段かな。できればヒッキーにはデートなんだって意識してほしいし」

雪乃「それもそうね」

結衣「ヒッキーが自分から出かけるのなんて本屋くらいしか知らないしなあ・・・」

雪乃「とりあえず目的を明確にしましょう。出かけるのは来週末の連休中。いつまでに誘うつもりかしら？直前だと予期せぬ予定が入ってたりするかもしれないわよ」

結衣「そーだね。来週明けくらいかな」

雪乃「ならまだ急がなくていいわね。少し考えてみましょう。比企谷君がどこか行きたいところがないか私からも探りをいれてみるわ」

結衣「ほんと？ありがとーゆきのん！」ｷﾞｭｯ

雪乃「くっつかないでちょうだい。暑いわ」

ガハマの原作での所業

・犬のリードを離し事故の原因を作り八幡を大怪我させる
・犬を庇った八幡に一年間も直接お礼を言いに来ない
・御礼と称して木炭クッキーを渡すなど人の常識としてあり得ない事をやる
・面識が殆どない八幡に「ヒッキー」と失礼な渾名を付けてキモいなどの暴言を吐く
・事故の事がバレても謝るでもなく落ち込むだけ、終いには「馬鹿」と吐き捨てる自己中ぶり
・夏祭りの時も八幡が居た堪れなくなってるのにそれに気付かない
・文化祭の時もクラスの手伝いばかりで奉仕部は放置してたくせに雪乃を責め八幡に責任を背負わせる
・修学旅行の依頼の件で戸部の依頼を強引に押し切り厄介事を奉仕部に持ち込む
・アニメ2期の冒頭で事情を知っていてクラスの連中と一緒に八幡の事を笑っていた
・空気読めるとか説明されてる割にはクッキーや夏祭りの件の様に八幡を困らせてばかり
・加えて八幡と雪乃が進展するのを邪魔して自分の恋愛感情を八幡の気持ちも考えずに押し付けてばかり
・材木座の事も汚物の様に扱って、依頼も殆ど放置の無責任ぶり
・優しいと言ってもそれは自分が都合がいい時だけ、都合が悪くなれば手の平返して保身を優先する上っ面の偽善
・11巻で雪乃に弱みに付け込んで八幡への恋愛感情を封じる提案をする

普通の神経を持った人なら嫌いになって当然じゃないですかね
これほど「ガイジ」という言葉が似合う糞女いなくね性根が何もかも腐り切ってる

結衣「よーし。頑張ってヒッキーを攻略するぞー」

雪乃「難易度は高いでしょうけれど由比ヶ浜さんなら大丈夫よ。むしろ由比ヶ浜さん以外が比企谷君とそういう関係になるとは思えないわ」

結衣「え、そうかな？ヒッキー意外とモテない？」

雪乃「どうかしらね・・・でもそうだとしてもやはり彼に一番近いのは由比ヶ浜さんよ。自信を持ちなさい」

結衣「うんっ」

雪乃「そろそろ下校時刻だし今日はこのへんにしましょうか」

やった

途中送信失礼しました
この方が来てくれたのなら僕も結衣ＳＳの書き手として認められたんですね！

ガハマの原作での所業

・犬のリードを離し事故の原因を作り八幡を大怪我させる
・犬を庇った八幡に一年間も直接お礼を言いに来ない
・御礼と称して木炭クッキーを渡すなど人の常識としてあり得ない事をやる
・面識が殆どない八幡に「ヒッキー」と失礼な渾名を付けてキモいなどの暴言を吐く
・事故の事がバレても謝るでもなく落ち込むだけ、終いには「馬鹿」と吐き捨てる自己中ぶり
・夏祭りの時も八幡が居た堪れなくなってるのにそれに気付かない
・文化祭の時もクラスの手伝いばかりで奉仕部は放置してたくせに雪乃を責め八幡に責任を背負わせる
・修学旅行の依頼の件で戸部の依頼を強引に押し切り厄介事を奉仕部に持ち込む
・アニメ2期の冒頭で事情を知っていてクラスの連中と一緒に八幡の事を笑っていた
・空気読めるとか説明されてる割にはクッキーや夏祭りの件の様に八幡を困らせてばかり
・加えて八幡と雪乃が進展するのを邪魔して自分の恋愛感情を八幡の気持ちも考えずに押し付けてばかり
・材木座の事も汚物の様に扱って、依頼も殆ど放置の無責任ぶり
・優しいと言ってもそれは自分が都合がいい時だけ、都合が悪くなれば手の平返して保身を優先する上っ面の偽善
・11巻で雪乃に弱みに付け込んで八幡への恋愛感情を封じる提案をする

普通の神経を持った人なら嫌いになって当然じゃないですかね
これほど「ガイジ」という言葉が似合う糞女いなくね性根が何もかも腐り切ってる

結衣「うーん。イマイチ参考にならないなあ」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

結衣「っていうかこういうのこそヒッキー嫌がりそうだもんね。雑誌に載ってるデートスポットとかはとりあえずナシ」

結衣「あ、そろそろ帰らないとご飯遅れちゃう。本屋に長居しすぎた」ﾃｸﾃｸ

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀｰ

八幡「あれ？由比ヶ浜？」

結衣「ヒッキー！？なんでここに？まだ買い物？」

八幡「それはもう済ませてるよ。そのあと塾に行ってて帰宅中。今帰りか？遅いな」

結衣「うん。ちょっと立ち読みしてたら時間かかっちゃって」

八幡「さよか。んじゃ行こうぜ」

結衣「え、行こうぜって、どこに？」

八幡「もう夜だから送ってってやるって言ってんだ。早くしろ」

結衣「えっ？ええええええ！？」

八幡「あ、まだどっか寄る予定だったか？でも女子があんま遅くなるのは感心しないぞ」

結衣「・・・」

八幡「なんだよ」

結衣「ううん、なんでもない。送ってもらっていい？ちょっとヒッキーが帰り遅くなっちゃうけど」

八幡「俺から言い出したんだから構わねえよ。行こうぜ」

結衣「うんっ」

結衣「でもさ、ちょっと前のヒッキーだったら絶対送ってくれるなんて言い出さなそう」

八幡「だろうな。俺もそう思う」

結衣「今はなんで送ってくれてるの？」

結衣（ここで「お前が好きだから」なんて言ってくれたら嬉しいんだけどなあ）

八幡「大した理由なんかねえよ。気まぐれだ気まぐれ」

結衣「ふーん」

結衣「じゃ、ここでいいよ。ありがと」

八幡「おう。んじゃまた明日な」

結衣「うん。また明日～」

結衣（ヒッキーは手を振って帰っていった。やばい。超嬉しい）

結衣「・・・って、ああああ！！」

結衣（しまったあ！来週末のこと今誘えばよかったじゃん！）

結衣（ヒッキーと一緒に帰れるのに浮かれて忘れてた！）

結衣「あたしのバカバカ」

結衣ママ「玄関でなに騒いでるのよ・・・」

>>73
安直な考えで草ww
会社ではともかく、友達なんて気の合う奴や付き合いたい奴とに決まってるだろ
気に入らない奴となんて無視するのが普通

なんか盛り上がってますね

>>75
無視してないということは結衣のこともこのスレも気に入らないわけじゃないってことですね！嬉しいです！

結衣「う～ん。こうなったら出かけるのを誘うだけ誘ってどこがいいかはヒッキーに決めてもらおうかなあ」ﾃｸﾃｸ

結衣「でもそれだと誘いに乗ってくれなさそう・・・本当はヒッキーが行きたいとこに誘えれば一番いいんだけど」

戸塚「おはよう由比ヶ浜さん」

結衣「あ、やっはろーさいちゃん」

戸塚「何か考えてたみたいだけど登校中は危ないよ」

結衣「うん。そうだね。ありがとう」

結衣（そうだ、さいちゃんに聞いてみよ）

結衣「ねえさいちゃん。ヒッキーってどこか行きたいとこがあるとしたらどこだと思う？」

戸塚「え？うーん。家でごろごろしてるのが一番いいんじゃないかなあ」

結衣「あ、やっぱり」

戸塚「どこか出かけるの？」

結衣「うん、ちょっと」

戸塚「もしかしてデートに誘うのかな？」

結衣「うええ！？そそそそんなわけないし！！」

戸塚「えっとね由比ヶ浜さん。もう由比ヶ浜さんが八幡に気があるなってのは共通の知り合いならほとんどばれてると思うよ」

結衣「そ、そう？」

戸塚「ていうか八幡だけじゃないかな気付いてないのなんて」

結衣「うう～」

戸塚「それが由比ヶ浜さんにとっていいことか悪いことかはわからないけど」

結衣「う～ん。知って欲しいけど知って欲しくない」

戸塚「わからないでもないけどね・・・」

結衣「でもうん。今度ははっきりと知ってもらわないと」

戸塚「えっ」

結衣「さいちゃんには言うけどさ、あたし今度ヒッキーに告白しようかなって思うの」

戸塚「ほんと！？」

結衣「うん。ヒッキーには内緒にしててね」

戸塚「それは言わないよ。でも僕には言ってよかったの？」

結衣「今まで後回しにしちゃてるから、こうしとけば行くしかなくなるかなあって。ほら、なんとかの陣ってやつ」

戸塚「背水の陣」

結衣「そうそれ」

　　　　　　|/|
　　　　　　|/|　　　　　／＾＼
　　　　　＿|/|＿＿_　　／　　　＼
　　　　／;;;::;,,;:;;;;::；;;;:ヽ／　／⌒＼　＼

　　　 /o::::::::;;;;;:;;::;；;::;;《　／　　　　＼　|
　　　/0:::::::::;;;;;;；；;;;;:;;;《／::ヽ　　　　　￣
　　(⌒::::::::::;;;;;:-=*=┃-=*=）
　　　}；::::::::::::；:.::（;;＊:.＊::;）:.:）
　　（~;;;;（'';:;;；:∴;；）ん（;;∴::）　ガハマさん・・・助けて・・・・・・
　　　＼;;;;;ヽ:::::::::；;;;;;;;;;;;;;;:::;;ﾉ
　　　　＼;;;;;ヽ;;::;；,;;,,,.;;::;,;ノー､
　　r―‐~こここここここ)' 々i

　　!　ﾒ　￣｀. ´　￣｀　　　 .ﾉ
　　.'- .ｨ　　　>>1カス　「 , '
　　.　　 |　:｡::　　　ﾒ　:｡:: ! i
　　　　ノ　#　　　　ﾒ　　　ヽ、

　　 , '　　　ヽ :::;;;;;;:::: , '　　　ヽ
（（ .{ _.ト、　　 Y;;;;;Y　 #　,イ　.}　））
　　 '､ .>ト.　　 ':;*;;. '　　イノ　ﾉ
　　　' .,,_ ___ ノ-^-`､ ___.... - '

　　　　　　　　,lﾞ:.:.'i 　　　　　　ﾌﾞﾘｭﾌﾞﾘｭｯ
　　　　__. ,-'''"::;::;;:‘----,,,,、
　　　,i´ :.:o。;ﾟ;ё;ﾟ;.:.:.:.:.:｡ﾟ｡.:.`'．
　　　ﾞ''￢---――''''''ﾞﾞﾞ''―-┘
※ガハネクラすぎるだろ（　´,_ゝ｀）＜尊大と悪行の限りを尽くした罪深き生涯を死をもって償え

戸塚「でもそっかあ。ついに八幡と由比ヶ浜さんが・・・」

結衣「うまくいく保証なんてどこにもないけどね。てか悪戯や冗談だと思われる可能性の方が高いし」

戸塚「でも諦めずにいくんでしょ？」

結衣「うん。そのつもり。ちゃんと理由があってはっきり断られたら仕方ないけど、そうじゃなかったら頑張る」

戸塚「大丈夫。きっとうまくいくよ。初めて見たときからそう思ってたし」

結衣「え、初めてって」

戸塚「初めて僕が八幡と話したとき。由比ヶ浜さんも一緒にいたでしょ」

結衣「あ～あの昼休みか」

戸塚「二人を見てて仲いいなあって思ったもん。そのあと八幡も由比ヶ浜さんも僕も色々あったけど、やっぱりあのときから八幡が学校で一番気安く話してるのは由比ヶ浜さんだなって」

結衣「そ、そうかな？」

戸塚「うん。だから自信を持って」

結衣「わかった。ありがとうさいちゃん！」