勇者「魔王? 知らんよ俺は女とイチャイチャするんだ!」 (524)


勇者「いくぞ魔王!!」

魔王「せいぜい足掻いて見せよ、人間」

勇者「ガンガン行くぞ! くらえ! ギガデインッ!!」



耳が裂けるのではないかという爆音と、薄暗い玉座の間を照らす幾筋もの光
伝説の勇者にしか使えない雷撃魔法が炸裂した

並の魔物であれば耐えるどころか塵一つ残らない大魔法を魔王は簡単な防御魔法のみで凌いでみせた


轟雷が走り回った隙間に勇者と戦士は既に距離を詰めている

回り込んで魔王の左右からの挟撃は、洗礼された目にも止まらない速さで繰り出される


勇者のもつ伝説の剣
戦士の担ぐ大剣
それぞれが音を置き去りにする速さで振り下ろされるが、魔王は素手でそれらを受け止めて見せた


戦士「ちっ、マジかよ」

魔王「その程度か? 欠伸が出るぞ」

勇者「戦士ッ!」

戦士「分かってる!」


魔王に受け止められ、ビクともしない獲物を離す訳にはいかない
全身の力をフル活用し、体を一気に丸め、そのまま力の限り足を伸ばす

魔王の腕を蹴り、なんとかその手から逃れられた瞬間背後から皮膚が焼けるのではないかという熱量が迫る

魔法使いの詠唱が終わった火球魔法、メラゾーマ
詠唱という時間と魔力を犠牲にして魔法の効果を最大限に引き出す業によって唯でさえ威力の高い魔法は、とてつもないものとなっていた

勇者の無詠唱の雷撃、そして二者による剣撃
これらは全て魔法使いのこの一撃への時間稼ぎに過ぎなかったのだ


見るだけで目が焼け付くのではと思えるその豪火球は魔王に防御魔法を張らせる隙さえ与えず直撃した


火球がヒットし、渦をまいた火柱が上がる
普通であれば骨すら蒸発する熱量を食らっても火柱の中からのそのそと魔王は歩んでくる

皮膚にはたしかに焼けた跡がある
ただそれだけだ。 直撃をくらっても尚、その程度のダメージにしかならないことに勇者一同は焦りを感じる


魔法使い「うっそー、私の一撃食らってそんだけ?」

勇者「気を強くもて! 奴の攻撃が来るぞ!」

魔王「魔法というのはこう使うのだ」


魔王から放たれる強大な魔力
まだ魔法として編まれていないがその魔力の放出だけで歴戦の強者たちの血の気を引かせるには充分だった


勇者「まずい! 賢者、防御魔法」

賢者「分かってる!」



魔王「ベギラマ」

賢者「フバーハ!!」


魔王の放った魔法と、賢者の防火魔法が発動したのはほぼ同時だった

賢者の防御魔法は人類の中では最高位の境地にある
だがそれすらも容易く魔王の放った中級程度の魔法は強力だった

防火の羽衣を容易く舐め落とし、体躯を焼き尽くしていく

肉を焼かれ、肺に熱波が入り込み、この世のものとは思えない痛みに歯を食いしばって耐える

このまま意識を手放してしまえばどんなに楽か
だが魔王討伐の使命を帯びた勇者にはそれは許されない


ようやくベギラマの火炎が鎮火した際にはパーティは既に息も絶え絶えの状況だった

魔法使いは力尽き、体力はあるが魔法耐性の高くない戦士も瀕死だ
勇者と、賢者のダメージも軽くない


勇者「くそっ! デタラメな魔力だな!」

賢者「勇者、私は回復に専念する! 時間稼ぎを!」

勇者「分かってる!」


勇者「ギガデイン!」

魔王「…………」

勇者「魔法装備!」

魔王「ほう?」


雷撃が放たれる寸前の魔法キャンセル
暴発してもおかしかないが、勇者の巧みな魔力コントロールが魔法を装備、いや同化するという新たな業を可能にした

これが魔王討伐への鍵ともいえる切り札
勇者達の持てる最強の技だ


魔王「報告には聞いていたよ」

魔王「新しい魔法の力を手に入れた勇者に敵はいなかったとな」

勇者「魔王、あんたにも俺は勝つぞ」



勇者の体は青白く光り輝き、ビリビリと雷撃が放電されている
勇者の陰がブレたかと思えば次の瞬間には魔王の体を吹き飛ばしていた



勇者「ああああぁぁっ!!」


秒速300kmを超える雷の速さでの切羽
そして雷撃と同義の拳
その速さ、魔力により増幅された一撃の重さは魔王を、吹き飛ばすことすら容易かった

しかも追撃は止まらない
魔王が吹き飛んだ先に雷撃の速さで先回りし一撃を、また吹き飛んだ先で一撃

まるでピンボールのようにタコ殴りにされている魔王を見て、賢者は勝機を十分に実感した

これならいける
魔王にも勇者の魔法装備は有効だと

そう夢を見た


魔王「なるほど、確かに強力な技だ」


何十回目か分からない追撃を魔王はついに躱し、そして勇者の足を掴んだ


勇者「なっ!? 俺の速さについてきただと!?」

魔王「単純な事だ。 例え貴様が雷の速さであろうと、余がそれを上回れば良い」


掴んだ足を振り、そのまま地面へと叩きつける
床が原型を留めないほどに粉々になるふざけた一撃に勇者の息は詰まり、雷の装備は外れてしまう


勇者「がっ……あぁっ……」

魔王「惜しかったな。 だが所詮は人間レベルの技だ」

魔王「魔の王たる私には到底たどり着けぬと知れ」


力なく倒れ込む勇者の四肢を魔王は足で砕く
回復したパーティに魔王は視線を向ける


魔王「貴様らのここまでの労をねぎらい、一撃で楽にしてやる」

戦士「ふざけんな! いくぞ!」

魔法使い「ええっ!」


戦士「大魔人斬りッ!!」

魔法使い「マダンテ!」

賢者「グランドクロス!!」


魔王「イオナズン」



勇者「くそっ……くそっ……!」

勇者「畜生ッ!!」

勇者「なんで、なんでこんなことに……」

勇者「ごめん……ごめんみんな……」

勇者「俺たち人間の力じゃ、魔王には……勝てないッ!!」


勇者はパーティメンバーが跡形もなく消し飛ぶのを見ていることしか出来なかった
魔王が使ったたった1回の上級魔法

それだけで苦楽を共にした最強の仲間達は呆気なく死んだ

あまりにも圧倒的な力の差
それはここまで強さを追い求め日々戦いに明け暮れてきた勇者だからこそ、この魔王には絶対に勝てないと分かるものだった




人間が鍛錬をを積んだところで勝てる相手ではない
我々人類は敗北した


その報せを胸に勇者は魔王城から逃げ出した


国王「先の戦いは残念であった」

国王「だが勇者なら再び立ち上がってくれると信じていたぞ」

勇者(バカ言うなよ、あんな化け物相手にして勝てるわけないだろ)

国王「行け! 勇者よ! 次こそ必ず魔王を討ち滅ぼすのだ!」

勇者(ふざけんな誰がそんなことやるか)

勇者(俺はもう精一杯戦った。 あとの人生は好きにさせてもらう)

勇者(俺は、ハーレムを作ってこの国から逃げ出すんだよぉ!!)


勇者「よ、おっちゃん」

酒場の主人「また行くんだってな勇者」

勇者「へっ真面目な旅なんてクソくらえだぜ」

主人「あん?」

勇者「おっちゃんいい娘、頼むよ」

主人「かぁ! そういうことかよ!」

主人「なら任せろ今見繕ってやる」

主人「まずは>>9だ」



>>9
性別と職業

女性 賢者

失礼しましたハーレム形成ということでパーティは女性のみでした

>>11賢者の年齢

22


賢者「宜しくお願いします、勇者様」

勇者「あーよろしくー」

勇者(ちょー! かなりのかわいい系きたー!)

勇者(黒髪ロングという鉄板! そして少しタレ目な可愛らしい顔立ち!)

勇者(そしてなにより、服の上からもわかる巨乳)

勇者(最高だー! ありがとう神様)


賢者「あ、あのなんか恥ずかしいですね、こういうの」クス

勇者(やべー! 可愛いー! 笑顔がかわうぃー!!)

勇者「あなたの美しさに、乾杯」

賢者「へ? うふふ、勇者様ってもっとお堅い人なのかと思ってました」

賢者「あはは、なんだか緊張して損した気分です」


主人「次は>>14だな」


>>14
職業と年齢


ロリがいてもいいんだよ(小声)

盗賊 12


盗賊「あんた、金あんのか」

勇者「あぁーん? なんだ糞ガキ」

盗賊「が、ガキじゃない! うちは盗賊っていうんだ!」

勇者「ふーん? それがどうしたガキ盗賊」

盗賊「ぐぬぬぬ……! 覚えてろよいつか寝込みを襲って金を奪ってやるんだからな」

勇者「ま、頑張れよ」ナデナデ

盗賊「子供扱いするなー!」


勇者(まぁ、顔は悪くないが……将来に期待ってとこだな)


主人「最後はこいつだ!」


>>17
年齢と職業

魔法使い 19


魔法使い「……こんにちは」

勇者「お、おうよろしくな!」

魔法使い「……よろしく」ペコ


勇者(無口っ子きたぁー!)

勇者(髪は綺麗な銀髪、顔も綺麗系のやべぇ美人)


勇者「その、デカい帽子なに?」

魔法使い「……魔法使いといえば大きな帽子」

勇者「あぁ……そうか?」

魔法使い「……まずは形から。大事」

勇者「よく分かんねえ」

魔法使い「……頭が重たいから私もあまり好きじゃない」

勇者「じゃあ取れよ……」


勇者「さて、パーティも揃ったところで俺の自己紹介しとくか」

勇者「聞きたい人ー!」

賢者「…………」ニコニコ

魔法使い「………?」

盗賊「別にいいでーす」

勇者「え、何このパーテイノリ悪い」

賢者「あ、はい! 私勇者様のこともっと知りたいです!」

勇者「さすが賢者だな! 知識の探究心はさすがだ!」

魔法使い「……同情が8割」

盗賊「大人な対応にちょうしのってる」

勇者「もうやだこのパーティ……」


勇者「俺はみんなも知っての通り伝説の勇者でーすイェーイ」

魔法使い「……いぇーい」

賢者「ぱちぱちー」

盗賊「……魔王に負けて泣いたんでしょ」

勇者「ぐっ……! うるさいよガキンチョ!」

勇者「歳は20で好きなもんは女と酒」

勇者「嫌いなもんはピーマンと人参」

勇者「はい何か質問ある人ー!」

盗賊「ピーマンと人参うち食べれるよ!」

賢者「わぁ! 盗賊ちゃん偉いねぇ」ナデナデ

盗賊「えへへー」

魔法使い「……私も食べれる」ブイ

勇者「お前ら俺に興味無さすぎじゃね? 俺そういうキャラなの」


勇者「よーしじゃあ出発すんぞー」

盗賊「わーい初めての街の外だー!」

賢者「うふふ、盗賊ちゃん本当に可愛いですね」

勇者「賢者の方が、かわいいよ」イケボ風

賢者「あら、勇者様はお上手ですね」

魔法使い「……下心が見え見え」

盗賊「なに賢者ナンパしてんの、ゆうしゃ」

勇者「おめーら一応俺年上だからな? 敬えよ?」

盗賊「やだー! あははは」

勇者「おいごら待て!」

魔法使い「……同類」

賢者「もう打ち解けてるみたいでなによりですよ」


スライムたちが現れた!


盗賊「魔物だよ!」

魔法使い「…………」ジリッ

賢者「油断しないでくださいね援護します」

勇者「じゃ、あとよろしくー」

魔法使い「……なっ!」

盗賊「ゆうしゃも戦えー!」

勇者「お前らの実力を見る機会だからなー見学させてもらうわ」

勇者(戦うの、ダリィから適当にやってもらお)

賢者「まぁ、勇者様がそういうなら!」

盗賊「くっそー! なんかムカつく!」

賢者「大丈夫ですよ、私一応賢者ですから。 この程度の魔物には遅れは取りません」

魔法使い「……頑張ろ」


勇者「さーて前衛職がちびっ子ひとりの状況でどうなるかな?」


盗賊「たぁぁー!」


勢いよくスライムに駆け出す盗賊
うねうねと少し笑ったような表情の最低ランクの魔物相手には充分なスピードだった

小柄な体を生かした素早い短剣の攻撃
だがブニョブニョとしたスライムを仕留めるには威力が足りない

スライムの反撃の、タックルを寸前のところで回避するがバランスを崩した盗賊は尻餅をついてしまう

横から別のスライムの攻撃


盗賊「あっ……!」


これから来る衝撃に備え、目をぎゅっと瞑る盗賊
だがいつまで待ってもその衝撃は来なかった


魔法使い「……大丈夫? 立てる?」

盗賊「魔法使いが倒してくれたの? ありがとう!」

魔法使い「……ごめんね援護が遅れた」


>>26
①賢者がスライムのねちょねちょ攻撃を受ける

②魔法使いがスライムのねちょねちょ攻撃を受ける

③盗賊がスライムのねちょねちょ攻撃を受ける

④全員がねちょねちょになる

⑤自由安価

3


盗賊「次こそ負けない!」


再びスライムに、一直線に向かう盗賊


盗賊「たぁっ!」


飛び上がっての体重を乗せた一突きは確かにスライムを捉えた
だが、短剣の威力が足りずスライムを絶命させるには至らない

痛みにもがくスライムの不規則な動きに、ナイフを落とすまいと必死に捕まる盗賊
スポンとナイフが抜けるも、またもバランスを崩して地面に転がってしまう


スライム「キッキー!」


スライムはタックルする力も残っていないがそれでも盗賊に攻撃をしようとする
攻撃とも言えない、もはや犬が擦り寄ってくるようなもの

だがそれが逆に不快感を増すのであった


盗賊「ひぃぃー! 気持ち悪いよー!」


ヌメヌメとした触感が全身を覆う
ひんやりと冷たく、だがドロっとした体液が盗賊の体中に付着した


盗賊「やだぁー! 気持ち悪いー!」

勇者「わっははは!!」


そうして賢者が魔法を使ってスライムを一網打尽にし、パーティ初戦闘は幕を閉じた


勇者「うぇ、ヌメヌメする! こっちくんな!」

盗賊「……ぐすっ…… これ気持ち悪い」

賢者「あらら…… これは洗わないと取れませんね」

魔法使い「……ちょっと臭い」

盗賊「ゆうしゃ、取って」

勇者「いやだよ触りたくもねえ!」

賢者「しょうがないですよ川で水浴びでもしないと」

盗賊「……ぐすん」

盗賊「あっちから水の音が聞こえる」

勇者「しょうがねぇ、じゃあいっちょ川までいくか」

盗賊「…………」ジワッ

賢者「あはは……これはドンマイとしか言えませんね」


盗賊「あ、川だ!」

賢者「あ、ほんと! 結構近くにあってよかったですね」

魔法使い「……体、洗っておいで?」

盗賊「うん!」


だがここでも……

スライムの群れがあらわれた


盗賊「ひっ……!」

賢者「盗賊ちゃん!」


盗賊はスライムに囲まれた


盗賊「や、やだ……もうヌメヌメにしないで……?」ジワ


盗賊はすっかり戦意喪失している
賢者が魔法を使おうとしているが囲んでいるスライムを全滅させるのは難しいだろう
魔法使いはまだまだ未熟でどうやら詠唱をしないと魔法が使えないらしい

そんなこんなしている内に盗賊はヌメヌメどころか次は怪我をしてしまうかもしれない


仕方がない


勇者「真空波」


勇者の剣の一振りがスライムを一網打尽にする
撃ち漏らした2匹へはすぐに、距離を詰め瞬きの間に斬り殺した

一瞬の出来事にパーティメンバーたちは何が起きたかを理解できない
ただスライムが一瞬にして死んだということだけは分かった


勇者「大丈夫か?」

盗賊「なっ……なっ……」

勇者「なんだ? 俺の強さにビビったのか?」

盗賊「そんなに強いならさっきスライムにヌメヌメにされる前に助けてよぉー!」

勇者「え?」

盗賊「ゆうしゃのばかー!」


盗賊が怒った顔で俺に抱きついてくる
ヌメヌメと粘液が付着した体で


勇者「おい、ばか! やめろ!」

盗賊「いたみわけだよ!」

勇者「ふざけんなー!!」

賢者「うふふ、本当に仲良しですね」

魔法使い「……ヌメヌメ楽しそう」


盗賊「じゃ、水浴びしてくるねー!」

勇者「俺もいってきまーす……」

賢者「あははごゆっくりどうぞ」

魔法使い「……ばいばい」


勇者「ちくしょー盗賊の奴め」

勇者「あいつ、少し上流の方にいったな」

勇者「……なんか、さっきの思い出したらムカムカしてきた」

勇者「仕返ししてやるか」


>>33
①水浴びしている盗賊のところへ行く

②大人しく体を洗う

③魔法使いにヌメヌメ攻撃をする

④自由安価

2


勇者「まぁガキの裸なんかみてもしょうがねえしな」

勇者「仕返しなんてしてあいつと同じレベルまで俺様の格を下げる必要もねえか」


大人しく川の冷たい水で身を洗い、スライムの粘液を落とす

冷たい水で少し体が冷えたか
そんなことを考えながら陽が沈んでいこうとしていることに気がついた


魔法使い「……キャンプ」

盗賊「わーい! キャンプとか初めてー!」

賢者「ふふ、手伝ってもらえますか?」

盗賊「うん!」


スライムのヌメヌメ体液が取れて御機嫌もすっかり良くなった盗賊は賢者にくっつきながらテントの張り方を教わっている


賢者「このビスを真っ直ぐにこうやって……」

盗賊「こう?」

賢者「そうそう! 手をトンカチで叩かないように気をつけてくださいね」

盗賊「トントン……」

盗賊「できた!」

賢者「うん上手ですよ盗賊ちゃん!」ヨシヨシ

盗賊「わーい! ねぇみて魔法使い、私テントはれたよ」

魔法使い「……上手。その調子で私の分も頑張って」

盗賊「えー魔法使いもちゃんとしなよ」

魔法使い「……肉体労働は向いてない」

盗賊「なにそれ?」


勇者「うーし肉と適当な山菜とってきたぞー」

盗賊「わー、すごい大量だね!」

賢者「ありがとうございます勇者」

盗賊「でも干し肉とかあるよね? 食料はあるんじゃないの?」

勇者「道中何があるかわかんねーからな、なるべく現地調達した方がいいんだよ」

魔法使い「……節約大事」


勇者「さーて肉の血抜きしなきゃな」

賢者「うわ……ごめんなさい私はちょっとそういうの苦手で……」

魔法使い「……私も山菜担当で」

勇者「何言ってんだ、お前らもいつかやるんだぞ?」

盗賊「血抜きってなにー?」

勇者「見たいか?」

盗賊「うん」

勇者「後悔すんなよ?」

盗賊「え、う……うん」

勇者「いいか、血抜きってのはこうやって首を落として宙吊りにしてな」

盗賊「うぇー! グロいよぉー!」

勇者「逃げんなよーお前もやれー」ガシッ

盗賊「いーやーだー!」


魔法使い「……おいしい」

盗賊「ほんとだ! おいしい!」

賢者「本当ですか? よかったー安心しました」

勇者「山菜のスープでこんだけ美味しく出来るなんて料理上手だな」

賢者「そんな褒められるほどものじゃありませんよ」

盗賊「おかわりー!」

賢者「はいはい」


盗賊「ねぇ少し周り探索してくるねー!」

勇者「いいけどあんまり遠く行くなよ」

盗賊「分かってるよー子供じゃないんだから」

勇者「子供じゃ……ない? どう思う賢者」

賢者「ふふ、可愛らしいと思いますよ」

勇者「盗賊ー! 賢者がお前のこと子供で可愛いってよー!」

盗賊「賢者はそんな事言わないまん、ばかゆうしゃ!」

勇者「俺人望無くね!?」

魔法使い「……子供が無邪気でいられる相手というのはいい人な証拠」

賢者「そうかもしれませんね」

勇者「お? 俺の株上昇中?」

勇者「ぐへへ(どいつから食ってやろうか)」

賢者「うふふ、なんですかその笑い方」

魔法使い「……私、盗賊見守ってるね」

勇者「うぃーすなんかあったら呼べよー」

賢者「お願いしますね」

魔法使い「……らじゃ」


勇者「ガキは元気だな」

賢者「ふふ、いいではありませんか」

勇者「それに比べて賢者の大人っぷりがいいねぇ」

賢者「うふふ、大人なんかじゃありませんよ」

賢者「神に使える身として、当然のことです」

勇者「でもなんか年上って感じがしねーんだよなぁ。いくつだっけ?」

賢者「先日22になりました」

勇者「年上感ないんだよなぁなんでだ?」

賢者「それは勇者様がお強いからではないでしょうか」

勇者「強さは関係ねえだろ」

賢者「いえ、そうではなく内に秘めた強さのことですよ」

賢者「勇者様のこれまでの人生はとても苦難の連続だったのでしょう?」

賢者「私のようにぬるま湯に浸かってた者とは人としての強さが違うんですよ」


勇者「んーよく分かんねえわ」

賢者「でも勇者様からはどこか、無理をしているような感じがして」

勇者「…………」

賢者「無理に笑おうと、私達に接しようとしている気がするんです」

勇者「そんなこと、ねえよ……」

賢者「あなたがかつて魔王討伐へ向かって共に旅をした仲間が忘れられないのではありませんか?」

勇者「……ちげーよ」

勇者「本当は賢者とキャッキャウフフしたいだけかもしれないぜ?」

賢者「……それで勇者様の心が軽くなるなら」



>>43
①賢者を抱き寄せる

②賢者にキスをする

③賢者を襲う

④自由安価

2


勇者「賢者……」

賢者「……はい」


賢者の腰に手を回し、顔を近づける
その細さにドキリとするも、賢者も意を決したかのように目を瞑った


賢者「んっ……」


合わさる唇と唇
柔らかい感触と体温が伝わりじんわりと体が熱くなるのを感じる


賢者「んぅ」


俗物的なものでもなく、相手との愛を確かめるような情熱的なものでもない
優しく、長いキス

彼女の長い前髪をかき分け、その頬に手を触れた

喉を鳴らし、賢者は俺も同じように腰に手を回してきた

お互いが軽く抱き合うような、そんな微妙な距離感がまたリアルでどこか寂しさすら感じる


口と口が離れ、ゆっくりと目を開ける賢者
その時長いまつ毛だな、と少し場違いなことを感じる


勇者「いいのか聖職者がこんなこと」

賢者「ふふ、神の教えだけが全てではないと悟ったんですよ」

勇者「悪い子だ」


また合わさる唇
次は先とは違い、唇の割れ目にお互いの唇を挟む、ついばむようなキス


勇者「年上の余裕ってやつか?」

賢者「まさか。 私の初めてのキスですよ?」

勇者「そりゃ光栄なことだ」

賢者「ふふ」


唇を離さずにする会話はどこかくすぐったく、でも心地が良いものだった
彼女を抱く腕の力を強め、グイと引き寄せる

息が漏れ、瞼を開けた彼女と目が合った

見つめ合いながらキスを続け、彼女も徐々にこちらに身を預けてくる


勇者「何考えるんだ?」

賢者「キスって素敵だな、と」

勇者「>>47


>>47
①あぁ、俺もそう思うよ

②賢者とだからだろうな

③キスだけでいいのか?

④自由安価

④(最低だな…俺)


勇者「そうか……」

勇者(俺は賢者の優しさにつけこんで……)

勇者(最低だな…俺)


賢者「……?」

勇者(確かに当初の目的は女たちとイチャイチャしたいだけだったけど)

勇者(いざやってみると……罪悪感で死にたくなるなこれ)

勇者(死んでいったあいつらになんて顔合わせりゃいいんだよ)


賢者「勇者様っ!」

勇者「んっ!?」


彼女は俺の唇の割れ目を、舌で舐めてきた
唇という敏感な感覚器に、彼女の柔らかく熱い舌が蹂躙する


賢者「んっ、んふ……っ!」

勇者「賢者?」

賢者「ぷはぁっ」


彼女は口を離すと、赤みがかった可愛い顔で、少しむくれていた


賢者「勇者様、またよからぬ事を考えていましたね」

勇者「…………」

賢者「貴方の重荷を、私には預けては下さらないのですか?」

勇者「……いや、そうじゃないんだ」

勇者「俺は賢者の優しさに甘えて、こんなことをして最低だなと思っただけだよ」

勇者「だから賢者のことを頼れないって言ってるわけじゃないんだ」

賢者「……ふぅ」

賢者「いいではありませんか、わたしに甘えて頂いたって」

勇者「え?」

賢者「私が貴方の助けになりたいだけなんです」

賢者「それにちょっぴりかっこいい勇者様とキスができて私、嬉しいですよ?」

勇者「そういうのが虚しくなるんだ。君は哀れみで口付けをしてくれたが、俺にはそれが酷く虚しく残酷なものに感じる」

賢者「哀れみなどではありません」

賢者「私は、本心から貴方の助けになりたいと思っています」

賢者「いえ、そうではないですね……」

勇者「うん?」


賢者「私、どうやら勇者様のことが好きになってしまったみたいです」

勇者「はぁ? どこにそんな要素があるんだよ」

賢者「一目惚れ、ですね」

勇者「…………」

賢者「勇者様? これでもまだ、貴方は私のこの気持ちを哀れみだと仰られますか?」

勇者「いや……嬉しいよ賢者」

賢者「ねぇ、勇者様」

賢者「もっと抱き寄せて、キスをしてくださいませんか?」

勇者「あぁ」

賢者「そして……勇者様のことを」

賢者「勇者と名前で呼ばせて頂いてもよろしいですか?」

勇者「あぁ、いいよ賢者」

賢者「嬉しい…… 大好きです勇者」ギュ

勇者「賢者の優しさに涙が出そうだ」

賢者「……私の胸で泣いていただいても、構いませんよ」


勇者「あぁ、すまない…… 胸を貸してくれるか?」

賢者「はい、おいで勇者」


彼女の豊満な胸に顔をうずめ、俺は泣いた

何故泣きたくなったか良く分からない

自分の卑しさに嫌気が差してか
彼女がそれを受け止めてくれたことか
好きだと言ってくれたことか
かつての仲間達への懺悔の気持ちか

色々なものが混じって、涙に溶けて溢れ出した


俺がみっともなく声を上げて泣いている間、彼女は優しく俺の頭を撫でてくれた

そして泣きやみ、顔を上げるとまた優しく長い長いキスをして心を通わせたのだった


外で夜営をする際、必ず火の番をする者が必要になる

火はただ暖を取るだけではなく、夜の魔物を遠ざける効果もあるためだ


だがこの火の番というのは睡魔との戦いでもある


火を見つめながら、うつらうつらとしてしまう自分を奮い立たせるため、手をつねったり伸びをして体を無理やり覚醒させる


勇者「でもねみぃもんは、ねみーんだわ」


少し体を動かすか、と意気込み剣を振るう
息を整え、精神を集中させ、剣を下ろす


何千、何万とこなした素振りはいとも容易く意識を覚醒へと導いてくれた


>>53「勇者……?」



>>53起きてきたのは誰か
①賢者

②魔法使い

③盗賊

2


魔法使い「……勇者?」


眠そうな目を擦って起きてきたのは魔法使いだった
先まで被っていた黒い大きな帽子はなく、彼女の綺麗な銀髪が月夜に輝いて幻想的だと思った


勇者「どうした? まだ火の番は交代の時間じゃないぞ」

魔法使い「……なんか目が覚めた」

勇者「そうか」

魔法使い「……うん」

勇者「少し話すか」

魔法使い「……うん」


魔法使い「……一つ聞いていい?」

勇者「なんだ?」

魔法使い「……なんでこんなパーティを組んだの」

勇者「……なんでって」

魔法使い「……勇者は伝説の勇者」

魔法使い「……魔王を倒したいならもっと強い人たちとパーティを組むべき」

勇者「あー……なんていうかな」

勇者「分かっちまったんだ。魔王には勝てないって」

魔法使い「……え?」


勇者「前のパーティは最強だった」

勇者「攻撃に重きを置いたパーティだったけど、それでもかなりうまく立ち回れていた」

勇者「苦労はしたけど魔王城にもたどり着いた」

勇者「俺達なら魔王にも勝てる、そう確信してたよ」

魔法使い「…………」

勇者「でも蓋を開けてみたら完敗なんてもんじゃなかった」

勇者「手が届かないとはまさにこの事だと思ったよ」

魔法使い「……なら、なんでまた旅をするの」

勇者「秘策はある。 でもそれで魔王を倒せるかは正直自信が無い」

勇者「次俺が負けたらその時は正真正銘人類の敗北だ」

魔法使い「…………」ゴクリ

勇者「だからさ、だからこそさ、俺はこの最後の旅を笑って楽しいものにしたいんだ」

勇者「殺伐と進んでいくんじゃなくて、笑いながら旅をしていきたいんだ」

魔法使い「……そうなんだ」

勇者「蓋を開けてみたらびっくりだぜ? 魔法使いみたいな美人が一緒なんだもん」

勇者「神はまだ俺のことを見捨てていないんだと思ったぜ、なはは」

魔法使い「……ふーん」


勇者「魔法使いは? なんで俺のパーティに志願したんだ?」

魔法使い「……姉さんを探すため」

勇者「姉さん?」

魔法使い「……うん」

勇者「行方不明なのか?」

魔法使い「……聞きたい?」

勇者「そうだな、夜は長いからな」

魔法使い「……そうだね」


魔法使い『魔法姉! 待ってよー!』

魔法姉『あはは、こっちこっち!』

魔法姉『ねぇみててね』

魔法使い『わぁ、すごい!』

魔法姉『こうして、こう!』

魔法使い『すごーい! 氷魔法で薔薇作っちゃうなんて!』

魔法姉『あはは、これくらい魔法使いも練習したらできるようになるよ!』

魔法使い『ほんとー!?』

魔法姉『うんっ!』


私達は優秀な魔法使いを育てる研究所にいた
いや、それはあくまでも表向きの名前

本当は魔王を討伐するための人型魔法兵器を生み出そうとする施設だった


孤児の中から魔法を使う才能に長けた子供を集め、人体実験を繰り返していた

実際仲のいい友達もいた
お互いに切磋琢磨しながら毎日魔法の腕を競っていた

みんな、大好きだった

でも日が経つにつれて一人、また一人と姿を消していった

大人達に友達はどうしたのと聞いても返事は返ってこなかった


私こと、ロットナンバー8は特別優秀ではなかった

でも魔法姉、ロットナンバー9はとても優秀だった

どんな、魔法を使わせても器用にこなし、中でも攻撃魔法は持ち前の魔力から凄まじい威力を見せた

私はそんな姉が誇らしくてたまらなかった

周りの大人にも魔法姉は、すごいと言って回った

大人達も徐々に魔法姉に注目していった
それが、私は自分のことのように嬉しかった


魔法姉『あはは、今日はなにして遊ぼっか!』

魔法使い『またお姉ちゃんのすごい魔法が見たいなー!』

魔法姉『しょうがないなーよーく見ててよー?』

魔法姉『氷魔法と風魔法を組み合わせて……!』

魔法使い『わぁ! すごーい!』

魔法姉『氷の竜巻の完成!』

魔法使い『すごーい! ねぇもっとやってー?』

魔法姉『しょうがないなぁ』

『ナンバー9』

『例のプロジェクトがお前に決定した』

魔法姉『あ、そう、なんだ』

『明日には実験を行う』

『それまでに済ませておけよ』

魔法姉『……はい』

魔法使い『……?』


魔法姉『魔法使い、大事な話があるの』

魔法使い『んー?』

魔法姉『私ね、明日人体実験がされるんだ』

魔法使い『じんたいじっけん?』

魔法姉『うん、最強の魔法使いになるための実験』

魔法使い『お姉ちゃん、十分強いよ?』

魔法姉『うん、でもねもっと強くなるために実験をしなきゃいけないの』

魔法使い『お姉ちゃん、もっと強くなるなんてすごーい!』

魔法姉『うん……でもね』

魔法姉『もう、魔法使いと会えなくなっちゃうの』

魔法使い『……え?』


魔法姉『この実験が終わったらお姉ちゃん遠いところに行かなきゃいけないんだ』

魔法姉『だから、もう会えないの』

魔法使い『や、やだよそんなの! お姉ちゃんに会えないなんて魔法使いいやだよ!』

魔法姉『うん……私もいやだよ……』

魔法姉『でもこうするしかないの!』

魔法使い『分かんない! 分かんないよぉ!』

魔法姉『ごめんね……ごめんね……』

魔法姉『あなたの事を守るには、こうするしかないの』ギュ


『いくぞ』

魔法姉『私が兵器になれば、本当に魔法使いは処分されないんですよね』

『あぁ、約束するよ』

魔法姉『あの子には……普通な人生を送らせてくれるんですよね……?』

『もちろんだ』

魔法姉『なら、後悔はありません』

『では、実験を開始する』


魔法姉⦅目が覚めた時、私は自分の中にある魔力の強さを感じた⦆

魔法姉⦅今まで感じたことのない強い魔力⦆

魔法姉⦅そして、次に感じたのは超発達した五感だった⦆

魔法姉⦅壁越しに小声で話している人の声⦆

魔法姉⦅ダクトを走るネズミの足跡⦆

魔法姉⦅遠く離れた書類の小さな文字⦆

魔法姉⦅それらの情報が、手に取るように判別できた⦆


『あー、聞こえるか9号』

魔法姉『グォォォ』

魔法姉⦅何この声、私? まるで獣の鳴き声みたい⦆

『これより実験を開始する』

『右手をあげて』

魔法姉『…………』スッ

『では、次にそこに用意したサンプルを魔法で破壊してくれ』

魔法姉⦅サンプル? なにがサンプルなものか⦆

魔法姉⦅これはナンバー3じゃないか⦆

魔法姉⦅いつも内気で前髪で目を隠していた子だ⦆

魔法姉⦅まぁ、どうでもいいか⦆


パァン!!


『よし、実験は成功だ』

『ナンバー9のコントロール良好』

『感情欠落プログラムも良好に作動しているものとみられます』


『よし、では命令があるまでナンバー9はここで待機だ』

魔法姉⦅了解⦆


魔法姉⦅誰かの声が聞こえる⦆

魔法姉⦅施設にいる研究者の声だ⦆

魔法姉⦅うーん、耳が良くなりすぎるのも少し考えものかもしれない⦆

魔法姉⦅ちょっと、というかかなり鬱陶しい⦆


『ナンバー9の実験は成功だな!』

『ようやくこの人里離れた施設から俺らも開放されるな!』

『俺は明日ナンバー9の輸送があるんだぜ? コントロール出来てるとはいえ勘弁してくれよ』

『まぁまぁ、それが終わったら飲みいくべ』

『ん、そういえばお前明日なんか変な任務あったな?』

『あー、あれだろ?』

『残ったナンバー8の殺処分』


魔法姉⦅は……?⦆

魔法姉⦅話が違うぞ! 私が兵器になれば魔法使いは助けてくれるって言ってたじゃないか!⦆


『わざわざ、殺す必要あんのかね?』

『まぁ機密保持のためになーしょうがねえだろ』

『お、おいそれって俺らも殺されないよな?』

『や、やめろよ! そんなんだったら笑えねえよ……』


私は大きな爆発音で目が覚めた
慌てて部屋を飛び出すと、そこには研究所がみるも無残な形に破壊し尽くされていた

大人達が続々と武器を持って走り回っていた

私はなんだか現実離れした光景にただ立ち尽くすことしか出来なかった


すると目の前にいた大人達が突然氷の刃に突き刺されてみんな死んだ

氷の刃は血を吸って綺麗な赤色の薔薇になった


それでも私はただ立ち尽くすことしか出来なかった
突然いなくなった魔法姉のことが心配で、自分のことなどどうでもよかった


魔法姉、会いたいよ


そう心の中で呟いた瞬間、目の前には超巨大なハエのような生き物が私の目の前に現れた


ハエ『…………』

魔法使い『魔法姉……?』


なんでハエを見て魔法姉と思ったのかは分からなかった
でもそれが姉だと自分の中で確信に近いものがあった


ハエ『グォォォ……!』

魔法使い『魔法姉、待ってー!』


ハエは、いや魔法姉はすぐに飛び立っていった
そして、また破壊の限りを尽くしているのをただ遠くから見ている事しか出来なかった


魔法使い「……私は気づいたら病院にいた」

勇者「……研究所からは逃げられたってことか」

魔法使い「……そう。 兵器を作った非人道的な研究所は壊滅」

魔法使い「私はそこの唯一の生き残りで真実を知るただ一人」

勇者「今二人に増えたけどな」

魔法使い「……そうだね」

魔法使い「……あれ以降魔法姉を見た、っていう話は聞かない」

魔法使い「……どこかで生きてると信じて私は探すの」

勇者「そうか」


勇者「魔法使い? 泣いてるのか?」

魔法使い「……え?」

魔法使い「……本当だ。 なんでだろう」

勇者「…………」

魔法使い「……魔法姉に、会いたい」

勇者「魔物の姿になっていたとしてもか」

魔法使い「……うん、会いたいよ」

魔法使い「……会って、お礼を言わなきゃ……」


力なく、泣き出した魔法使いを俺は抱きしめた
それをきっかけに気持ちが決壊したかのように大粒の涙は止まらない

魔法使いは俺の体をこれでもかという力で抱きしめ、俺の背に爪を立てる


抱える感情は、姉を救えなかった無力感か、はたまたバケモノにさせてしまった自分の弱さ故の悔恨か


ただ今彼女を抱きしめている間に言葉はいらない

魔法使いが嗚咽して泣き続ける
普段は無口なその仮面の裏に潜む過去ごと彼女を受け止めるために


魔法使い「……ごめん、取り乱して」

勇者「いいんだよ」


蒼く澄んだ瞳は真っ赤になり、パンパンに腫れ上がっていた
真っ白な肌に、まるで絵の具を垂らしたかのような紅く染まった鼻と頬

なんだかそれがまた美しく、今の状況に、似つかわしくない黒い感情が芽生える

>>76 魔法使いを

①抱きしめる

②押し倒す

③自由安価

2


俺は耐えられない激情に任せて魔法使いを押し倒した


魔法使い「……なに、するの……?」


不安そうな彼女の表情に胸がチクリと痛む
自分は何をしているのかと


彼女の口を俺の口で塞ぎ、口腔内を舌で蹂躙する
唇、前歯、歯肉、そして舌

その全てに跡を残すかのように舌を這わせ、そして彼女の舌へと絡める


魔法使い「……んーっ! んんっ!」


手でグイと俺を押し、逃げようと試みるが所詮はか弱い女の子の力だ
逃げられないよう腕で抱きしめ、彼女を抱き抱える


魔法使い「……ぅー」


やがて抵抗しなくなったのを、確認し暴力的なキスをやめる


魔法使い「……どうして……?」

勇者「魔法使いの泣き顔をみてたら興奮した」

魔法使い「……興奮?」

勇者「みろ、お前のせいで俺のチンコはこんなだぞ」


ズボンを脱いで見せた陰部はカチカチに隆起していた
魔法使いも実物を見るのは初めてなのだろう、少し興味ありげに見ながらも、半ばレイプされかけている状況に顔を青ざめさせた


魔法使い「……ど、どうすればいいの?」

勇者「>>80


>>80
①ぶっかけさせてくれ

②手でしごいてくれ

③挿れるんだよ

④自由安価

2


勇者「手でシゴいてくれ」

魔法使い「……しごく?」 

勇者「分かるだろ?」


また彼女の体へ手を回し、口付けをする
先と同じように舌と舌を絡ませる濃厚なキスは魔法使いの思考を鈍らせる麻薬だ

巧みなキスに頬が上気し、目がとろんと虚ろになる

彼女はもうキスへの拒否はなかった

それどころか自分から積極的に舌を動かし、俺が逃げようとすれば口の中まで追いかけて吸い上げようとしてくる


この子は案外、淫乱な気があるのかもしれない


彼女の手を取り、陰茎へと誘導する


魔法使い「……熱いね」


指でつんと、触れてから掌全体で優しく包み込む魔法使い

撫でるように手を這わせ、その微かな刺激でピクリと跳ねる


魔法使い「……上手くできないかも」

勇者「いいよ、してもらえるだけで嬉しい」

魔法使い「……怒らないでね?」

勇者「俺が怒られねえか心配だよ」

魔法使い「……ふふん」


魔法使い「……大きいね、腫れてる」


手のひらで亀頭を包み、優しく触れるか触れないかの力でこねくり回される


魔法使い「……鎮めてあげる」

勇者「献身的だな」

魔法使い「……私のせいなんでしょ?」

勇者「あぁ、魔法使いの泣き顔が可愛すぎるのがいけない」

魔法使い「……じゃあ私が責任取る」


魔法使いから俺の唇を求めて吸い付き、そして手の動きが本格的に強く上下に動き出した


魔法使い「……痛く、ない?」

勇者「あぁ、気持ちいいよ」

魔法使い「……んふふ」


一定のリズムでしごかれるそれは爆発的な気持ちよさではなかったが、巧みに射精を導くものだ


勇者「ぐっ……あぁっ……」

魔法使い「……かわいい」

魔法使い「……でもダメ。 キスし続けないとやだ」

勇者「離して欲しくないのか?」

魔法使い「……うん」


勇者「あぁ、イキそうだ……」

魔法使い「……んっ」


魔法使いはさらに、手を素早く動かす
一定のストロークで裏スジ、亀頭を的確に刺激してくる

このまま魔法使いの手でイキたい
だが、それでこの滾りが治まるのか自身がなかった


>>86
①顔にぶっかけ

②バンツにぶっかけ

③このまま手で

④セックスして中田氏

⑤自由安価

4


ピタリと俺は彼女の手を制止する


魔法使い「…………」

勇者「……ここじゃないだろ」

魔法使い「……いいよ」


たったこれだけのやり取りで分かったのか、彼女は自らパンツを脱ぎ身を寄せてきた


魔法使い「……意気地無しかと思った」

勇者「なんで」

魔法使い「だって、自分のは触らせるくせに」

魔法使い「……私には全く触れないんだもん」

勇者「…………」

魔法使い「……私をめちゃくちゃにしたら傷つくと思った?」

勇者「あぁ……」

魔法使い「……きっと傷ついただろうね」

魔法使い「……でも勇者が私を傷つけないようにしてるって、分かったから」

魔法使い「……その優しさに免じてしてあげる」


また、どちらからともなく唇を重ねる
魔法使いの体に回す腕に力を入れると、彼女は小さくきゃっと声を漏らし、そして抱き返してくれた

少し離れ、お互いに見つめ合い、覚悟ができたということが伝えられる


勇者「すげー濡れてんな」

魔法使い「……いっぱいキスしたから」

勇者「そっか」

魔法使い「……ゆっくりね?」


彼女の体を抱きかかえ、ゆっくりと腰を下ろさせる

割れ目と亀頭がぴったりとくっついた


魔法使い「んっ……入ってくる」


彼女も初めてなのだろう
狭い穴をミチミチとこじ開ける


魔法使い「うぅっ……」


くぐもった声を漏らし、彼女は痛みに耐える
ゆっくりとヒダの感触を味わいながらペニスは魔法使いの中にズブズブと飲み込まれていった


勇者「痛くないか?」

魔法使い「……少しだけ。思ってたより全然痛くない」

魔法使い「……それより勇者のが大きくて、お腹が苦しい」

勇者「いやか?」

魔法使い「……ううん、すき」


じゅぶじゅぶ、と音を立て根元までついに魔法使いに飲み込まれた


魔法使い「…あぁっ……入ったぁ……」


ペニスを求めるように膣壁がうなり、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる

このまま欲望のままに打ち付けられたらどんなに気持ちがいいだろうか


魔法使い「……あむ、んちゅ……」

魔法使い「んんっ……はっ……あぁっ……」


舌を絡ませれば彼女は声を漏らし始めた
それほどまでに性感が高まってきているのだろう

破瓜の痛みもなくなり、純粋に性を楽しむ余裕が出来た彼女はもどかしそうに俺の背で手を動かし、何かを求める


魔法使い「……して?」


魔法使い「あぁっ! あっ! はっああ!」

魔法使い「ひゃあああっ! ぐっ、あ、っ! 激しっ!」


俺はペニスで何度も彼女を突き上げる
その度にヒダが絡みつき、結合部からはびちゃびちゃと、艶かしい水音をたてて白濁した愛液が溢れた


魔法使い「きもち、いいっ!」

魔法使い「勇者ぁっ! ゆうしゃっああんっ!」


何度も俺を求める彼女の口を、俺は塞いだ


勇者「みんな起きちゃうだろ?」

魔法使い「……だ、だって」

勇者「声でないように、俺の指しゃぶってろ」


ちゅぱちゅぱと彼女は俺の指を舐める
まるで口淫のように舌で舐め、そして吸い付く

涎を垂らしながら声を出すのを我慢し、切なげに俺を見つめてくる

加虐心が、くすぐられ俺はさらに突き上げる力を強め、同時に彼女の体が浮かないようにしっかりと抱き抱えた


突き上げられればその分衝撃は上に逃げていく
しかし動かないようにがっちりと捕まえられた今、突き刺さるペニスは彼女の子宮へダイレクトに快感を届けた


魔法使い「ひぎっ……! あぁっ!!」

魔法使い「ああぁぁぁっ!! らめぇっ! おかひくなっちゃうぅ!!」

魔法使い「あっあぁああん! だめぇえええあああんっ!」


最早獣の絶叫とも、思える嬌声に心が震えた


もう既に何度達したか分からない魔法使いは意識すらも刈り取られそうな程だった

突かれる度に声が自分の意思と反して漏れ、愛液は蛇口が壊れた水道のように垂れ流しになっている


涙とヨダレでぐしゃぐしゃになった顔は、それでもまだ俺を力強く見つめていた


勇者(付き合ってくれてありがとう、もう終わるからな)


心の中でそう呟き、彼女の腟内へ精を吐き出した


魔法使い「ああぁっ!」

魔法使い「熱い……お腹の中熱いよぉ!」


彼女の奥深くへ突き刺しながらの吐精は腰が抜けるのではないかと思うほどに気持ちがよく、心全てが満たされた


彼女は糸が切れた人形のようにぐったりと俺に寄りかかり、そのまま意識を手放した
すぅすぅと眠りに落ちた彼女の秘部から溢れる精液を救い、彼女の口の中へ塗りたくる

その後に彼女の衣服を整え、抱きかかえたまま俺はまた火の番へと戻った


今日はおしまいにします


盗賊「起きろーばかゆうしゃ!」

勇者「ぐぇぇっ! やめろ! 俺は眠いんだ!」

盗賊「起きないと賢者が怒るよ?」

勇者「賢者は優しいから怒らねえよ……」

盗賊「なんでそんな眠いのー!」

勇者「……魔法使いは」

盗賊「え? もう起きてるよ」

勇者「はぁ……しゃあねえ起きるか」

盗賊「……? なんで魔法使いが起きてたら起きるの?」

勇者「……お前朝からうるっさいなぁ」


簡素な朝飯を食い、一行は再び旅を続ける

馬車の手綱を引きながら、ガタガタと揺れる御者台に舌打ちが出る

皆は荷台で思い思いのことをしている
賢者は学が足りない盗賊に勉強を教え、魔法使いはうつらうつらとうたた寝をしている

昼間の暖かな日差しは魔法使いではないが眠気を誘うものだった


勇者「ふぁー……ねみ」


欠伸を噛み締めようともせず、大口を開ける
すると横から頬を指でツンと、悪戯な表情を浮かべた>>100がきた


>>100
①賢者

②魔法使い

③盗賊

コンマ一桁123なら1
456なら2
789なら3

0なら↓


魔法使い「……居眠り運転厳禁」

勇者「まだ寝てねえって」

魔法使い「……まだ?」

勇者「俺はこんなに眠いのに魔法使いは元気そうだな」

魔法使い「……昨日すぐに寝ちゃったから」

勇者「イッて気絶してたな」

魔法使い「……そういうこと言わなくていい」

魔法使い「……恥ずかしい」


頬を赤くし、帽子を深くかぶり直す魔法使い
なんだか子供みたいな照れ方をする彼女が可愛くて、俺は彼女の長いとんがり帽子を奪い取った


魔法使い「……わっ、なにするの」

勇者「いや、照れてる顔が見たいなーと思ってさ」

魔法使い「……いいよ見なくて」プイッ

勇者「なんで逃げんの」グイッ

魔法使い「……や」

勇者「俺のこと嫌いか?」

魔法使い「……嫌いじゃないよ」

勇者「じゃあ好き?」

魔法使い「……ひみつ」


勇者「魔法使い」

魔法使い「…………」


名前を呼ぶと観念したように俺の方に向き直る彼女にキスをした

驚いたように体を少し震わせたが、すぐに力を抜き、彼女も応えてくる


魔法使い「……んん……あむ、んちゅ」

勇者「お前、本当に綺麗だな」

魔法使い「……い、いきなりなに」

勇者「帽子しない方がいいと思うぞ?」

魔法使い「……だめ。あれは魔法使いの証」

勇者「ふーん? 良くわかんねーけど」

魔法使い「……でも」

魔法使い「……勇者の前ならしなくてもいいかな?」


魔法使い「……そういえば勇者」


ジトーっという効果音が似合う、薄目で睨むような瞳が俺を刺す
思わず背中に嫌な汗が流れる。母親に怒られることがわかってる子供のような心持ちだ


魔法使い「……昨日寝てる私の口に」

魔法使い「……せ、精液入れたでしょ」

勇者「あー」

勇者「したなそういえば」

魔法使い「……なんでそんなことしたの」

勇者「特に理由はねえけどなぁ? ちょっとした悪戯だよ」

魔法使い「…………」

魔法使い「……朝起きたら口の中が変な味した」

勇者「ドキドキした?」

魔法使い「……ばか」


魔法使い「……もっと近くに行ってもいい?」

勇者「ん? いいぞ?」

魔法使い「……んしょ」

勇者「……流石に近くね?」

魔法使い「……そう?」

勇者「もう密着してんじゃねえか」

魔法使い「……やだ?」

勇者「嫌じゃねえけどよ」

魔法使い「……じゃあこのまま」

勇者「……賢者に見られたらどうすんだよ」

魔法使い「……うーん……頭叩けば記憶なくなる?」

勇者「物騒だなおい魔法使いの発言とは思えねえぞ」

魔法使い「……物理もいけます」

勇者「転職しろよ」


魔法使い「……まぁ賢者に見られてもそれはそれでいい?」

勇者「どゆこと」

魔法使い「……アピール」

勇者「こわっ! 女子こわっ!」

魔法使い「……冗談」

勇者「ふーん?」

魔法使い「……?」

勇者「それさ、冗談じゃなくて本気にしたら面白そうじゃない?」

魔法使い「……え?」


>>107
①キスだけする

②バンツの上からまさぐる

③ボロンッ

④自由安価

2


魔法使いのローブをたぐり、パンツの上からまさぐる

キスを少ししただけではまだ濡れていないか、と少しガッカリした気もする


魔法使い「……勇者、だめ」

勇者「なんでダメなんだ?」

魔法使い「……だめ、バレちゃう」

勇者「昨日もみんなが寝てる横でしただろ?」

魔法使い「……あ、あれは」


言い淀み、目が泳ぐ
本当に嫌なら魔法使いは俺の手を無理やり解き、逃げることだって容易なはずだ
だがそれをしない彼女は迷っているのだろう

理性と好奇心、性への期待とも言っていいだろう

俺の一言で彼女のこのバランスは、どちらに転んでもおかしくないのだ


勇者「なぁ、魔法使い」

勇者「また気持ちよくしてやるよ」

魔法使い「~~~っ!」


顔を俯かせるが、その真っ白な肌は真っ赤に染まっている
しばらくもぞもぞとした後、意を決したように俺を見つめてくる

しかし待てども魔法使いは口をモゴモゴとさせるだけ
ただその目には期待の色が見えた


勇者「したいだろ?」

魔法使い「…………」

魔法使い「……うん」


魔法使いを抱き、腰を浮かせた合間にすぐにパンツを脱がせる

先の期待でかじわっと濡れてきており、それを救いながら焦らしもせず陰核を撫でる


魔法使い「んっ……!」


声が出るのをグッと堪え、空を仰ぐ
割れ目に指を沿わせれば彼女は腰を反らせ、コリコリと陰核を刺激すれば耐えきれずに声が漏れる


魔法使い「ぁ……っ、うぅ……」

勇者「声出したいか?」

魔法使い「…………」コクコク

勇者「ダメだ、ちゃんと我慢しろ」


彼女の口を左手で押さえる

んーんーと抵抗の声を上げるも、それはすぐに嬌声とも取れる吐息に変わる

愛液はとめどなく溢れ内股をグッショリと濡らし、零れたものは御者台に染みを作った

指を動かす度にビチャビチャと音を立て愛液は指を伝って手首まで濡らす


魔法使い「んっ……んんっ…!」

魔法使い「あっ、ああぁああ!」


指の動きを早めると彼女は迫り来る快感に耐えきれなくなってきたのか、俺にもたれかかり、背に爪を突き立てる

口を塞ぐ俺の手をペロペロと舐められ、離してやると彼女は小声で一言イキそうと小さく呟いた


いよいよ快感は最高潮を迎え、彼女の顔も快感に耐えようとグッと口を一文字に結ぶ
突き立てられた爪は遠慮がなく、俺の体を離すまいとしていた


魔法使い「はぁっ、はぁはっ……んっ、ぁ……」

魔法使い「あんっ……あぁ…っ、いくっ……」


全身を丸めるようにぎゅうと力が入り、俺の手を挟むように内股を閉じて彼女は絶頂に達した


>>114
①続きをする

②今日はここまで

③今日はこのままノーパンでいさせる

④自由安価

1

安価決まったのでまた明日
今回も安価参加ありがとうございました


魔法使い「はぁっ……はぁっ……」

勇者「大丈夫か?」

魔法使い「……うん……はっ……イッちゃった……」

魔法使い「……キス……して?」


息を切らせて顔を赤くした魔法使いが俺を求めてる
ヨダレで濡れた唇に優しくキスをすると、彼女はゆっくりとした呼吸になり落ち着きを見せた

唇を重ねたまま、ぐっしょりと濡れた割れ目にペニスをあてがう
彼女は何も言わず、腰をそっとくねらせこちらの目を見つめてきた
わざわざしてもいいかと改めて聞くのも野暮だろう


昨日とは違い、軽く押し込むだけでズブズブと挿入され膣壁を押し分けていき、ペニスを根元まで容易く飲み込んだ


魔法使い「ぁっ……きもちいっ……」

勇者「痛くないか?」

魔法使い「……全然だよ?」

魔法使い「……勇者の気持ちいい……」

勇者「何が気持ちいいんだ?」

魔法使い「……分かってるくせに」

勇者「言ってくれなきゃ分かんねえよ」

魔法使い「……ぅー……勇者の、、、おちんちん」

魔法使い「……ぐりぐり当たって、気持ちいいよ」

勇者「よく言えたな、偉い」

魔法使い「……えへへ」

魔法使い「……早く、いっぱい、しよ?」


細い身体を抱きしめ、密着したまま腰を振り始める
ぱちゅんぱちゅんと水音が響き、後ろの荷台にまで聞こえないかドキドキハラハラだ
魔法使いは快感の波に耐えるようにぐっと目を閉じ、堪えている

ぎゅうぎゅうとヒダがペニスを飲み込み、離さないように収縮する
彼女が息継ぎをするように、ぐっと力が入るとその収縮力はさらに強まり気を抜けばあっという間に、こちらが射精へと持っていかれそうだった


魔法使い「……勇者の、びくびくって…してるよ?」

勇者「魔法使いの中が気持ちよすぎんだよ」

魔法使い「……えへへ、名器?」

勇者「どこで覚えたんだそんな言葉」

魔法使い「……ふふん」


彼女のどこか余裕そうな表情が気に食わなかった
うねり、しごき上げてくるような腟内に俺だけが達しそうだという事実が腹立たしかった

そんな子供みたいな劣等感を久方ぶりに覚え、その思いを腰に託す


魔法使い「ひゃあんっ!!」


突然奥まで力一杯に突き刺された彼女は耳をつんざくような声を上げた

もう一度グリグリとカリが彼女の壁を抉りながら出口付近まで引き抜く
そして再び奥まで突き刺した

体重が乗ったストロークを受けた彼女の子宮口が、壊れるのではないかと錯覚するほどの一撃は彼女の頭を揺らし、一気に感覚の全てを支配する

急激に高まった性感に彼女の腰は反らされ、見る者を魅了する身体をさらに欲情的な姿へと変えた


腰を打ち付ける度に彼女は息を漏らした
必死に自分の手で口を押さえるが、どうしても小さく声が漏れてしまう
むしろそうして我慢している分逃げ場を失った性感が彼女を昂らせていた

普段は無口でリアクションの薄い彼女とは思えないほどに今は乱れ、欲に忠実な姿はまさに女性的で彼女の魅力を高めている


彼女の耳を甘く噛み、耳内へ舌を入れると彼女は不意に達した


魔法使い「くふっ、あっ! だめぇっ、そこっ!」


腟内はぐわんと大きく波打ち、精子を絞り出すかのようにギューと締め付けてくる
その強い刺激に歯を食いしばって耐え、彼女の身体を抱きしめた


魔法使い「ちゅーして……ちゅう」

目が虚ろになり熱い息をする魔法使いは唇を貪る

昨日もしてて思ったが魔法使いは、かなりのキス魔だ
お互いの存在を確かめるように舌を絡め唾液を交換する
ぬちゃぬちゃという下品な音を立てながらそのいやらしくも、満たされた時間は彼女を落ち着かせた


魔法使い「……私だけ、イッてごめんね」

勇者「耳舐めたらすぐイッたな」

魔法使い「……んぅ……耳弱いみたい」


彼女を抱きしめるふりをしてまた耳を甘嚙みするとひゃんと小さく鳴いた後、俺の背中をペシペシと叩いて抗議した


魔法使い「……勇者、まだイッてない」

勇者「お前もうクタクタじゃねえか」

魔法使い「……いいよ。勇者にもイッほしい」

魔法使い「……好きなようにして?」

勇者「知らねえぞ?」

魔法使い「……いいよ、私のおまんこ使って気持ちよくなって」


彼女は幾度もゴリゴリと抉られる
その度に彼女は声にならない嬌声をあげ続ける

もう何度目かの絶頂か
既に身体は力が入らなくなり、残っている感覚は子宮を突かれる度に全身を走る圧倒的な性感のみ


歯をガチガチと鳴らせながら、充分に酸素を吸い込めないがために意識が朦朧とする中で彼女はまたも達する


魔法使い「ぁ……また、イクっ……!」

魔法使い「……っ……あぁああああ! イグっ!!」


達したと同時に止まる息
そしてその快感に彼女は意識を手放す
だが止まらないピストンにより再び強制的に覚醒させられる

もう限界はとっくに超えていた
本当は獣のように叫び声を上げたい

全身を襲う快感を少しでも逃がすために身体をよじり、発狂したい

しかしそれらは勇者によって口を塞がれ、体を強く抱きしめられることで叶わなかった
魔法使いに出来ることは勇者が達するのをイキながら待つことのみ

その時間はあっという間にも、永遠にも感じられた


勇者も彼女がもう本当に限界なのは分かっていた
それでもイキ狂い、涎を垂らしながらこちらを虚ろな瞳で見つめてくる彼女を満たしてやりたかった
決して先ほどの余裕な態度がムカついたからではなく、彼女の瞳がもっとと求めてくるのだ

呂律が回らず言葉を紡ぐことが出来なくなった彼女に、一言いくぞとだけ伝える

彼女は地獄にも感じた性交からのようやくの解放に喜びと喪失感を感じた

焦点が合わない目で必死に見つめ、彼の絶頂を助ける
私はここだよと、ちゃんと受け止めるよと、言葉にならない想いを胸に彼の吐く余裕がなくなってきた息に胸が満たされていく


そして並ではない量の精が吐き出され、彼女はそれのためにまたも絶頂した

弛緩と収縮を繰り返し搾り取ってくる腟内に、たっぷりと十数秒かけての長い長い射精

熱くなったお腹の感覚に幸福感を覚え、そしてようやく解放されたことで気絶するように瞼を閉じた


休憩
エロシーンってなんでこんなに疲れるの


盗賊「やっとついたー!」

勇者「あーケツいてぇ」

賢者「御者ありがとうございます勇者」

勇者「ありがとう賢者ちゃん。 俺の尻をマッサージしてくれてもいいんだぜ」

賢者「考えておきますね」

魔法使い「…………」ボー

魔法使い「……ふぁ」

盗賊「魔法使い眠そうだねぇ?」

魔法使い「……ん」

賢者「昨晩はあんまり休めませんでしたか?」

魔法使い「……うーん……激しかったから」

勇者「ぶふっ!」

盗賊「ん? 激しかったって?」

魔法使い「…………」ンー

魔法使い「……なんだっけ?」

賢者「くす……変な魔法使い」

魔法使い「……??」

盗賊「あははー魔法使いボケボケだね!」

勇者「…………」

勇者(あいつとぼけるのうますぎだろ……)

勇者(女子ってこえー)


勇者「さーてまず新しい街についたら何をするでしょうか」

盗賊「はいはーい! ご飯食べる!」

勇者「食いしん坊め。 それは後でいいんだよ」

魔法使い「……お昼寝」

勇者「それ選択肢にも入ってこねえよ……」

勇者「はい、じゃあ賢者ちゃん正解わかる?」

賢者「旅の常識ですからね。 宿の手配ですね?」

勇者「びんぽーんぴんぽーん。 正解した賢者には勇者の投げキッスのプレゼント」

勇者「んーまっ♡」

賢者「…………」ヒョイッ

勇者「…………」

賢者「…………」ジトー

盗賊「……ゆうしゃは賢者にセクハラするの好きだね」

魔法使い「……嫌われる」

勇者「え!? 賢者ちゃん俺のこと嫌いになった!?」

賢者「…………」

勇者「ガン無視やめてぇっ!?」


魔法使い「……で、なんで宿の手配が大事?」

勇者「あぁ……街につくのが遅くなるとその分宿が埋まりやすいってのがひとつ」

勇者「あと宿さえ手配できればそこを拠点にして街中で行動しやすいってこと」

勇者「そして、宿で情報が手に入りやすいっていうメリットがある」

魔法使い「……なるほど」

盗賊「なんか、ゆうしゃのくせに勇者っぽくてムカつく」

勇者「あぁん? 俺様が正真正銘勇者様だぞゴルァ」

賢者「喧嘩はやめてください! ほら
宿探しに行くんでしょ?」

魔法使い「……喧嘩するほど仲がいい」

盗賊「誰が!」

勇者「そうだ、こんなチビと一緒にするな」

盗賊「……本当にムカつくぅー」


宿屋「おぉ、これはこれは勇者様!」

勇者「こんちわっすー覚えててもらえて何よりっす」

宿屋「この街の恩人の顔を忘れるはずもありませんよ!」

宿屋「ですが……先の戦いの件は残念でした」

勇者「……あぁ、そうだな」

勇者「ところで部屋を借りたいんだが空いてるか?」

宿屋「おぉこれは失礼いたしました! ただ現在二部屋しか空いておりませんで」

勇者「あーいいよそれで」

宿屋「お代は結構ですからね、そして……遅い時間でよろしければ大浴場を貸切で是非お使い下さい」

勇者「いいのか?」

宿屋「はい、恩のある勇者様ですからね、これぐらい当然のことでございます」

勇者「じゃ、ありがたくそうさせてもらうぜ」


賢者「なんだか、勇者の人望のすごさを知っちゃいましたね」

魔法使い「……意外とちゃんと勇者やってたんだ」

勇者「俺だってなぁ昔は正義感に溢れた勇者だったんだよ」

盗賊「今はー?」

勇者「そんな気持ち屁と一緒に捨ててきた」

盗賊「サイテー」

賢者「ところで、部屋割りはどうしますか?」

魔法使い「……ツインベッドが二部屋」

盗賊「ついんべっどってー?」

賢者「お部屋にベッドが二つしかないんですよ」

勇者「つまり誰かが男の俺と一緒の部屋ってことだ」

盗賊「え゛」

魔法使い「……盗賊と私と賢者の誰かが一緒に寝るのもあり」

勇者「なんだよー俺1人かよー」

勇者「俺男ひとりだからなぁ分かってはいるけどさー……寂しいんだよなぁ」

賢者「ぐっ……」

魔法使い「……賢者、気にしたら負け」

盗賊「そうだよ? どうせあいつ変なことする気だよ?」

勇者「本当に失礼だな!!」


部屋割りどうするか

>>139 勇者と誰か
①賢者

②魔法使い

③盗賊

④勇者1人(なにかしらイベントはあり)

3


勇者「さぁ、誰が俺と一緒に寝るんだ!」ワキワキ

魔法使い「……その手の動きはアウト」

盗賊「ねぇゆうしゃやっぱり変態だよ? 一緒に寝たら危ないよ」

賢者「……そうですねぇ密室に二人っきりですしね」

魔法使い「……ヒューヒュー」

勇者「じゃあ盗賊、お前がこい」

盗賊「なんで!?」

賢者「まぁ盗賊ちゃんなら勇者も手は出さないでしょうし」

魔法使い「……寂しがり勇者を助けてあげて」

盗賊「ひ、ひどいよ2人ともー! うちを売るの!?」

勇者「観念しろちびっ子。 お前は今日は俺の抱き枕となるのだァ!」

盗賊「いーやー!!」


眠いのでまた明日書きます
お部屋イベントの前にお風呂があるんやで(ニッコリ


盗賊「わっ! 美味しそう!」

賢者「こんなに食べたら太っちゃいますね」

勇者「そうして栄養が胸にいくのか、なるほど」

賢者「もう! 勇者はいつもそういうことばっかり」

魔法使い「…………」ベターン

盗賊「…………」チラッ

勇者「おい盗賊。 今魔法使いのこと横目で見てただろ」

盗賊「え!? 見てないよ!? う、うううウチそんなことしない!」

魔法使い「……いい。自分が一番よく分かってる」

盗賊「えぅー…… うちも大きくなったら賢者みたいになれるかな」

賢者「盗賊ちゃん? 女の子は胸の大きさで善し悪しが決まるんじゃないんですよ?」

魔法使い「……それ賢者が言うと嫌味」

賢者「どうしてですか!」

勇者「なんつうか反則だよな。 パッツンパッツンだもん」

賢者「うー……やめてくださいよ私だって気にしてるんですから」

勇者「自然と目がいく」

賢者「見ないでください」

魔法使い「……そういう仕草がエロいんだぜべいべー」

賢者「なんですかそのキャラ……」


勇者「じゃ、食おうぜ」

盗賊「うんうん! お腹空いた!」

勇者「じゃ、新しい仲間の出会いと、賢者ちゃんのおっぱいに」

「「「かんぱーい!」」」

賢者「ちょっと待ってください! おかしくないですか!」

勇者「かぁー! このエールがうめぇんだ」

盗賊「ねえねえ、お酒っておいしいの?」

賢者「無視しないでくださいっ!」

勇者「あー? なんだチビ、飲んでみるか?」

盗賊「いいの?」

賢者「ふんだ。 ダメですよ子供にお酒なんて飲ませたら」

勇者「いいんだよ、何事も経験。これも旅の醍醐味だ」

盗賊「いただきまーす」ゴクッ

盗賊「~~っ!? びゃぁぁぁー!!」

勇者「わっはははは!」

盗賊「にがーーい! しかもなんかピリピリする!」

勇者「ガキにゃまだ早かったな」

魔法使い「……盗賊、こっちの甘いお酒がいい」

盗賊「……まずくない?」

魔法使い「……甘くて美味しい。 でも少しだけだよ」

盗賊「わぁ! これおいしい!」

勇者「ガキにゃそっちのがお似合いだな」

盗賊「……あんな不味いもの飲むゆうしゃは味覚音痴なんだよ」

魔法使い「……ねー」

盗賊「ねー!」

勇者「おい」


勇者「賢者は飲まないの?」

賢者「私、実はお酒飲んだことがなくて」

魔法使い「……聖職者は飲めない?」

賢者「いえ、そんなことないですよ。 自制せよとは神の言葉の中にありますが」

賢者「私は強い気が欠片もしないので……飲むのが怖くて」

勇者「そうなん? じゃあ一口だけ舐めてみ?」

盗賊「そうだよ! うちだって飲んだんだから!」

賢者「えー……でもぉ」チラッ

魔法使い「……Go」ビシッ

賢者「うー……分かりました」

勇者「じゃあ、ホイ。 さっきのエール」

賢者「うっ……」

勇者「味わうより、のどごしを楽しむ感じでサッと飲んじゃいな」

賢者「はい」ゴクッ

賢者「あ……おいしいですね」

盗賊「えぇー!!」

魔法使い「……まさかの展開」

賢者「おいしいですこれ」ゴクゴク

勇者「さすがだな、賢者。 真理に辿り着くのが早い」


ガンっ!


賢者「真理ですってぇ~? ヒック」


賢者「ゆうしゃぁ~? 真理なんてそんな簡単に辿り着けるものじゃないんですよぉ」

勇者「え」

賢者「私達が何年何十年とかけてありとあらゆる事象を考え、そして最後に辿り着く境地こそが真理なんれすっ!」バンッ

賢者「それをぅ! たかだかお酒の1杯の中に真理を見つけようだなんて、甘いんれすよぉ~!!」

盗賊「け、賢者どうしちゃったの!?」

魔法使い「……酔いが回るのが早すぎ」

勇者「ちょっと落ち着け賢者、な?」

賢者「私は落ち着いてましゅっ! なんなんれすか、私がまるでおかしいみたいにゃ、言い方」

魔法使い「……おーこれはすごい。呂律がすごいことにぃ」

盗賊「そんな楽しんでる場合なのかな!?」

勇者「賢者、他の客の目もあるからな?」

賢者「他の客の目って、何よっ! いつもじろじろ胸ばっかり見てぇ~!」

賢者「勇者もらよ? いつもおっぱいおっぱいって。 私はおっぱいちゃんじゃ、、な~い!」バタンッ

勇者「おいおいおい!」


勇者「大丈夫かよ賢者」

賢者「ふわふわしましゅ~。 あれー? 起きれないぞぉ~?」

勇者「仕方ねぇなぁよっこらせ」

賢者「んぅ~!」ギュッ

魔法使い「……あ」

盗賊「あー!」

勇者「お、おい? 賢者?」

賢者「ゆうしゃ~耳貸しれ?」

勇者「な、なんだよ」

賢者「……さっき魔法使いとエッチしれらの、知っれるんらからぁ~」コソコソ

勇者「なっ……!」

賢者「ひ~ど~い! 私らって、まだなのに」

賢者「聖職者とはいえね? もう22なんれすからねっ、周りはどんどん結婚していくんれすよ」

賢者「私は売れ残りなんれす~わーん」バタンッ

勇者「そんなことねえって! 賢者かわいいよ!」

賢者「じゃあ、お嫁に貰ってくれましゅ?」

勇者「えー? そりゃ考えとくけど」

賢者「じゃあちゅーしてくらさい!」ガバァ

勇者「うわっ!」

賢者「んちゅ~~~♡」

勇者「んんんっ!!!」

盗賊「あわわわわわっどうしよう」

魔法使い「……濃厚」

勇者「た、助けろー!」

賢者「んふふ~ちゅっちゅ~♡」ブチュー

魔法使い「……いいなぁ」

きゅーけ


勇者「うーし、じゃあ風呂入りに行こうぜー」

魔法使い「………?」

勇者「なにやってんだよ? 行くぞお前ら?」

魔法使い「……え」

賢者「い、一緒に入るんですか!?」

勇者「当たり前だろ、貸切でって言ってたんだから」

盗賊「ゆうしゃ男湯でいいじゃん」

賢者「そ、そうですよ! なにも男女が一緒に入らなくたって!」

魔法使い「……そうだそうだ」

勇者「はぁーまたそうやって男だからハブか」

勇者「……俺はさ、ただみんなと裸の付き合いをしてさ? 仲良くなりたいだけなのにさ?」

勇者「そうやってまた俺だけハブるんだろ?」

賢者「ぐっ……そう言われちゃうと……」

勇者「風呂くらいさ、別にいいじゃねえかなぁ」

魔法使い「……うーん」

盗賊「なんでもいいから行こうよー」

勇者「……はぁーーークソデカため息出るわ」チラッ

賢者「うぅー……分かりましたよぉ」


ちょろいぜ


盗賊「わー! ひろーい!」

勇者「うぉーこれ貸切はやべーなテンションあがるわ」

魔法使い「……おー」

賢者「…うぅっ……」

勇者「じゃ、入ろうぜー」

盗賊「泳いでもいいかな!?」

勇者「俺に勝てると思うなよチビ助」

賢者「あ! お風呂はちゃんと体を洗ってから入ってください!」

勇者「後で洗うよー」

賢者「んも~~~~!!」

魔法使い「……まぁまぁ賢者」

魔法使い「……お酒」

賢者「それは忘れてください」カァ///


勇者「はーいい湯だ」

盗賊「……ゆうしゃおじさんっぼい」

勇者「えー……俺まだ20歳なんですけど」

魔法使い「……温まりますねぇ勇者さんや」

勇者「おい、こっちにババアいんぞ」

盗賊「魔法使いは可愛いじゃん」

勇者「それを言うなら俺はかっこいいだろ」

盗賊「うーん……?」

勇者「はぁ!? 俺かっこいいよな魔法使い!?」

魔法使い「……温まりますなぁ」

勇者「そのキャラもういいだろ……」

魔法使い「……む?」

勇者「で、いつまでそこに突っ立ってんの賢者」

賢者「う~…… だってー……」

勇者「早く入ってこいって」

賢者「う~……」

魔法使い「……受け入れるのです生娘よ」

賢者「生娘って言わないでくださいよ……」


勇者「ちょーっと待った賢者ちゃんよぉ」

勇者「まさか風呂入るのに、体にタオル巻いたまま入ろうってのか?」

賢者「え゛」

勇者「さっき風呂には体洗ってから入れとか説教垂れてた賢者自ら……」

勇者「マナーを破ろうなんてこと、ないよなぁ?」

賢者「う゛」

盗賊「そうだよ賢者? お風呂は裸で入るところだよー」

賢者「盗賊までー! 裏切り者!」

賢者「はぁーもう……こんな明るいところで勇者に裸見られるなんて……」

賢者「……あんまりジロジロ見ないでくださいね……?」ハラッ


勇者「おぉー!」

賢者「~~~~!」カァ///

魔法使い「……そうやって腕で隠すから余計にエロい」

賢者「これは譲れませんっ!」

盗賊「わー、賢者おっきい」

賢者「好きで大きくなったんじゃないです……」

賢者「…………」ブクブク

勇者「ちょっと肉付きがいいところがまたそそるよな」

賢者「もういやー!」


魔法使い「……ぺターン」

勇者「自分で言うなよ悲しくなるだろ」

魔法使い「……私も賢者みたいになれるならなりたかった」

賢者「魔法使いはスリムで綺麗じゃないですか…… こんな大きいの肩が凝るだけで動きづらいしいいことないですよ」

勇者「どれどれ、俺が持って軽くしてあげるよ」

賢者「や!」

盗賊「……本当にいつか賢者に嫌われるよ」


勇者「さて、身体洗うかなー」

勇者「じゃ、誰かひとり俺の体洗ってくれる人募集な」

賢者「なんでそうなるんですか!」

勇者「なに、むしろ洗われたかったの賢者ちゃん」

賢者「違いますー!」

魔法使い「……はぁ、勇者はこういうこと言ったら聞かない」

盗賊「自分の思い通りにならないとふてっくされるクズ」

勇者「てめぇゴルァそこまで言うことねえだろ」

盗賊「諦めよ」

賢者「うー……どうしていつもこういうことに……」

勇者「大人しくジャンケンで決めな」

魔法使い「……負けなければいい」

盗賊「だねー」

賢者「こういう時に限って負けるもんじゃないですか……」


>>158 誰が勇者の体を洗うことになったか

盗賊


じゃーんけんぽんっ


盗賊「うぇーウチ!?」

賢者「ほっ……よかった」

魔法使い「じゃあ頑張って盗賊」

賢者「勇者になにかされたらすぐ大声を出すんですよ」

盗賊「うげー……」


勇者「お、負けたのかガキんちょ」

盗賊「うるさいなぁ……」

勇者「じゃ、よろしく頼むわ」

盗賊「自分で洗えばいいでしょー?」

勇者「まぁそう言うなって。 スキンシップだよ」

盗賊「うーん……まぁいいけどさ」

盗賊「……ゴシゴシっと」

勇者「いてててっ! つえぇよ! 雑だよ!」

盗賊「文句言うなら自分で洗いなよ!」

勇者「さいやそんな力入れて洗ってたら肌ボロボロになるわ!」

盗賊「ボロボロって……」

盗賊「……勇者の体、もうボロボロじゃん」

勇者「……あぁ、そうだな」


盗賊「背中のこの大きな傷は?」

勇者「それは昔の仲間を助けるために庇った時に斬られた傷だな」

盗賊「……肩のこれは?」

勇者「つえーボスがいて、まだ弱かった俺が死ぬ気で戦った時の傷だ」

盗賊「足にもあるね」

勇者「あーそれは剣を突き立てられて動けなかったんだけど、目の前で仲間が殺されかけて、足をちぎり落とす覚悟で助けた時の傷だ」

盗賊「……お腹のこのボコってなってるやつは?」

勇者「……町娘を助けるためにお父さんを見捨てなきゃいけないことがあった」

勇者「その後、その町娘に刺された傷だ」

盗賊「……無茶しすぎ」

勇者「勇者なんてそんなもんだよ」


盗賊「痛くない?」

勇者「あぁ、いい力加減だぞ」

盗賊「そうじゃなくて、傷」

勇者「もう痛くねえよ」

勇者「心が痛むことは何度もあったけどよ」

盗賊「そっか」

盗賊「はい、前は自分で洗って」

勇者「おう、サンキューな」

盗賊「…………」

勇者「何か言いたげだな」

盗賊「ウチ、ゆうしゃのことただのちゃらんぽらんな人だと思ってた」

勇者「あーん?」

盗賊「いつも賢者のおっぱい見てて、魔法使いにもちょっかいかけてふざけてて」

盗賊「誤解してた。 ごめんね」

勇者「あー? なんだよそりゃ」

勇者「そういうのも含めて俺だからな」

勇者「さっき言ったろ? 俺はかっけえんだよ」

盗賊「そうだね、ちょっとかっこいい」

盗賊「腕も太いし、お腹割れてるし」

盗賊「頑張った証が沢山体に刻まれてる」

勇者「おう」

盗賊「かっこいいよ」


勇者「なーに、しんみりさせてんだよ!」

勇者「頭洗ってやる! こっちこい!」

盗賊「わぁっ!」

勇者「シャンプーってのはこうやって、ゴシゴシやんだよぉ!」

盗賊「わっ! わあああっ! 頭揺れるー!」

勇者「おらおらおらぁっ!」

盗賊「いーたーいっ! ばかゆうしゃ!」


賢者「……なんか楽しそうですね」

魔法使い「……うんうん」

魔法使い「……賢者がいけばよかったのに」

賢者「か、勘弁してくださいよぉ」


今日はおわーり
気が向けば夜中に書くかもですが


勇者「じゃ、もう遅いし寝るぞー」

賢者「盗賊? もし勇者になにかされたらすぐに助けを呼ぶんですよ?」

勇者「おい? おいおいおい? おかしくないか賢者」

盗賊「なにかって?」

魔法使い「……さすがに12歳に手を出したらだめでしょ」

賢者「人間として終わりですよね」

盗賊「んー??」

勇者「俺どんだけ信用ねえんだよおい」

勇者「あーつまんね。 おらいくぞチビ」

盗賊「うん。 じゃあおやすみ賢者、魔法使い」

賢者「はい、おやすみなさい」

魔法使い「…………」フリフリ


勇者「あーねみ」

盗賊「うん」

勇者「さて、寝るか」

盗賊「うん」

勇者「あーベッドはいいなぁ」

盗賊「うん?」

勇者「なぁ? 野宿に比べたら格段にマシってことが分かっただろ?」

盗賊「うん」

勇者「うん、うん…… ってなんだよおい」

勇者「大人しいかよ。 他人の家に連れてこられた猫か?」

盗賊「何いってんの?」

勇者「なんで通じねえんだよ」

盗賊「うん……? ゆうしゃは時々難しいこと言う」

勇者「……俺がわりーのかよ」


勇者「ほら、こっちこい」

盗賊「え゛、同じベッドで寝るの?」

勇者「なんだよ文句あんのか」

盗賊「ぅー……」

盗賊「ない、ケド……」

勇者「じゃあ早く来い、さみーんだから」

盗賊「う、うん……お邪魔します」

盗賊「……あ、あったかいね」

勇者「だろ? 一緒に寝るとこうやって暖かいんだぞ」

盗賊「うん……よく眠れそう」

勇者「寝袋は寝づらかっただろ」

盗賊「少しね? でも星が見えて綺麗だった」

勇者「ふーん、星空ねぇそんなもん見飽きるぞ。 俺の布団になれることを光栄に思え」

盗賊「何いってんの」

勇者「なんでもねえよ……」

盗賊「…………」

勇者「…………」

盗賊「……ねぇゆうしゃ」

勇者「あん?」

盗賊「抱っこ……して……?」

勇者「…………」


俺は言われた通り盗賊を抱き寄せる
ちょっと引き寄せただけで小さな体は簡単に持ち上がり、俺の腕の中にすっぽりと収まった

ひゃっと声を漏らした盗賊は、もぞもぞと身の置き所を探し、やがて静かになった


盗賊「ゆうしゃ、パパみたい」

勇者「おめーみたいなデカいガキいねーよ」

盗賊「そうじゃなくてさ、昔パパに抱っこされながら寝たのを思い出した」

盗賊「おっきな太い腕で抱きしめられて、暖かくて、どこか優しくて……」

勇者「ふーん」

盗賊「パパも体に沢山傷があったの」

盗賊「盗賊って荒くれ家業でしょ? だからパパの傷は絶えなかったよ」

盗賊「もちろん、ゆうしゃほどじゃないけどね? パパは家族を守るために傷を蓄えてたんだって今になって思うんだ」

盗賊「ゆうしゃも、仲間や人々を守るために沢山戦ってるんでしょ」

勇者「そうだな」

盗賊「……ウチね、勇者のことを守りたいなってさっき思った」

盗賊「勇者は沢山の人を守って傷ついてる。 ウチはまだ弱いからそんな沢山の人守れないけど」

盗賊「でもゆうしゃ1人なら守れるかな、って」

勇者「……おめーはまだまだガキで弱っちいから無理だ」

盗賊「そうだけどさ…… そうじゃなくて……うまく……言えないんだけど……」

勇者「そっか」

勇者「もういい、言わなくてもわかる」


ありがとな、と一言いい、頭を撫でてやると盗賊は嬉しそうに鼻を鳴らして顔を寄せてきた

その嬉しそうな顔が年相応で、笑顔とその気持ちがたまらなく愛おしかった

たったの、12歳の子が俺を守りたいと言ってくれたのだ
その大人びた気持ちは馬鹿になどできず、素直に心を優しく満たした

思わず彼女を抱きしめる腕に力が籠る


盗賊「んっ……ゆうしゃ?」

勇者「ありがとう盗賊。 マジで嬉しかった」

盗賊「うん…… なんかいつもふざけてガキって言われてるから真剣に名前呼ばれるとドキドキする」


へへへとはにかむ顔も本当に可愛かった
いつもの小生意気な悪戯っ子が素直になるとここまで可愛いのかと俺の心臓を鷲掴みにする
ドクドクと脈打つのが自分でも怖いくらいに思えた

俺は1人の女として盗賊のことを感じている


盗賊「……ねえゆうしゃ」

勇者「ん?」

盗賊「……ん」


盗賊は真剣な眼差しで俺を見つめたあと、意を決したように目を閉じた

一体俺のどこをそんなに気に入ったのか
いつも酷い罵声の浴びせ合いをするクズにお前は心を開いてくれるのか

なら、それに俺は……


>>174
①応えない

②応える

③応えまくる


彼女の、小さな唇を俺は乱暴に奪い、舌を口の中へとねじ込む


盗賊「んんっ!? んんんっ! んぅ~~!!」


予想だにしなかった暴力的な口付けに盗賊はじたばたと暴れる
しかし暴れれば暴れるほど舌はさらに絡んで唾液は混ざり合い、いやらしい水音が部屋に響いた


盗賊「んちゅ、んぅっ、はっんん…!」


彼女の後頭部を押さえ、さらに密着する
盗賊は溺れているかのように、酸素を求め必死に息を継ぐ

俺の胸をどんどんと叩く、抗議は虚しく彼女は舌を吸われ、唇を舐められ、歯肉をなぞるように口腔内を蹂躙される


盗賊「あぅぅ…… はぁっはぁっ…… 苦しい……」


盗賊はみるみるうちに息が上がってきた
舌は絡ませたまま少しだけ距離を置いてやる
新鮮な酸素を吸い、肩で息をする彼女をまた強く抱き締めた

最早力での抵抗を諦めた彼女は目に涙を浮かべながら俺を見つめてくる
顔は真っ赤に上気し、口は泣いたあとのように熱を帯びていた


盗賊「……どうして」


こんなはずじゃなかったと盗賊はうーうー唸る
涙目でキッと睨んでくるが凄みなど微塵も感じず、ただ可愛さだけが残る


盗賊「初めてだったのに」

勇者「ご馳走様」

盗賊「サイテー……」


プイとそっぽを向く彼女の唇を再び貪る
うーうーと声を上げるも本気では抵抗せず、なされるがまま俺の舌を迎え、そしてゆっくりと俺の舌に絡ませるように彼女もキスを求めてくる


盗賊「恥ずかしい……」

勇者「大人は、こうやってキスをするんだぜ」

盗賊「うー……キスってもっとロマンチックなものだと思ってた」

勇者「あんまり気持ちよくなったか?」

盗賊「分かんないよ……びっくりしてそれどころじゃなかったもん」

勇者「じゃあ次は味わいながらしてみ」

盗賊「うぇっ!?」


慌てて舌をベーっと出してくる盗賊が可愛くてたまらなかった
ほっぺたをつついて笑ってやると盗賊は頬を膨らまし、ばしばしと俺の胸を叩いてきた

そんな意地悪をしてみたくなってしまうほど、俺は彼女に心を奪われていたのだろう


勇者「目、閉じて」

盗賊「ん……」


次はさっきまでとは違う優しいキス
唇をゆっくりと優しく重ね、彼女が苦しくないよう手加減をしながら抱きしめる
そうして心を通わせた後、ゆっくりと舌を絡ませる

彼女も抵抗なく受け入れ、その小さな舌を一生懸命に動かして俺の舌を求めてきた


勇者「舌には力を入れないで、優しく動かしてごらん」

盗賊「うん……」


恐る恐る俺の唇を舐め、舌をつついてくる盗賊
彼女の、動きに合わせるように俺も動かしていく


盗賊「あー……きもちいー……」

勇者「ハマるだろ?」

盗賊「うん……」


しばらくそうして舌を絡ませあった
彼女もどんどん、積極的になり俺が逃げるように舌を動かせば必死に捕まえようとし、小さな口を一杯に開きながらねじ込んできた


盗賊「きもちいー…… ふわふわする」

盗賊「もっと、気持ちいいキスしてたい」

勇者「キス、気持ちいいだろ?」

盗賊「うん……」


答える彼女の顔はボーッとし、目はとろんと蕩けていた
口元はヨダレでベトベトになり年不相応な淫らな姿となっている


>>180
①キスして寝る

②手だけで気持ちよくさせる

③やるとこまでやる

④自由安価

3


勇者「もっと気持ちいいことしたくないか?」

盗賊「もっと……気持ちいいこと……?」

勇者「あぁ、セックスだ」

盗賊「……? なにそれ」

勇者「知らねえの?」

盗賊「う、うん……」

勇者「そっか、じゃあ優しくしてやるからな」


俺は彼女の下着を脱がせる
浴衣の紐を解き、顕になった彼女の裸体はまだ成熟しておらず、陰毛の1本すら生えていない

いきなり、脱がされたことに恥ずかしさは感じているようだが、顔を赤らめながらも嫌がりはせず俺の顔をじっと覗き込んでいた

俺も自分の浴衣を脱ぎ、そしてパンツも脱いだ


盗賊「わっ、おっきい」

勇者「勃起したチンコ見るのは初めてか」

盗賊「ぼっき?」

勇者「男は興奮するとチンコがこうやって大きくなんだよ」

盗賊「へー……」

勇者「女は、こうやってな」


割れ目に指を沿わせるときゃんと盗賊は声を上げた
濡れた指を、わざとらしく見せつけ匂いを嗅がせる


盗賊「いや!」

勇者「お前ビッショビショだな」

勇者「大人のキスで大興奮?」

盗賊「気持ちよかったもん……」


勇者「挿れるぞ」

盗賊「え?」


盗賊の小さな割れ目にイチモツをあてがう
ぬちょぬちょと愛液を馴染ませるように塗りたくり、その小さな穴にペニスを押し当てる


盗賊「そこ、おしっこの穴」

勇者「そこじゃねーよ」

盗賊「???」


俺はグッと腰に力を入れる
魔法使いとした時にも抵抗は感じたが、盗賊はその比ではなかった
まだまだ発達していない膣穴は俺のペニスを拒むかのように固く閉ざされている


盗賊「いった……!」

勇者「我慢しろ」

盗賊「待って無理無理! そんなの、入らないよ……?」

勇者「やる気見せろ」

盗賊「いーやー! 気持ちよくないっ!」


盗賊の腰をがっちりと捕まえ、ゆっくりゆっくりと入れていく
ギチギチの処女膜を押し広げ、その度に彼女の可愛い顔は痛みに歪む

バカバカと毒を吐きながら俺の胸を叩き、そして背中に爪を立てる

痛みを少しでも誤魔化すようにキスをしてやれば落ち着きを取り戻し、うーうーと唸りながら俺の背にその小さな腕をまわす

ようやく根元まで入る頃には盗賊はすっかりと大粒の涙をこぼし、泣きじゃくっていた


盗賊「痛いってずっと言ってるのに!」

勇者「しょうがねえだろ最初は痛いんだ」

盗賊「ばかー本当に痛いんだよ」

勇者「俺だっていてえっつうの!」


盗賊「お腹、苦しい」

勇者「そりゃ勇者様サイズのぶつが入ってるからな」

盗賊「なにそれ」

勇者「ナニだろ」


俺はゆっくりとペニスを動かす
痛みがまだ残っているのか、盗賊の顔が少し歪んだ
ぬぷりっと奥まで再び突く


盗賊「ひゃぁっ!」

勇者「お、いい声でた」

盗賊「今の、ウチの声……?」

勇者「気持ちよくなってきたんだろ?」

盗賊「えー? うーん……分かんない」

勇者「じゃ、分からせてやらないとな」


俺は先よりも徐々に動かす幅を大きくしていく


盗賊「うっ……うううんっ、あっ……」

勇者「痛くないか?」

盗賊「うん、なんとか……大丈夫そう」

勇者「ならよかった」

盗賊「ゆうしゃは……? さっき、俺も痛いって」

勇者「痛くねえよ。 むしろ盗賊の中がすげー狭くてきもちいー……」

盗賊「そうなの……?」

勇者「盗賊は?」

盗賊「ウチ? うーん……なんだか変な感じ」

盗賊「多分、きもちいい?」

勇者「なんだそりゃ」


俺は眠くなるようなピストンから徐々に早めていく


盗賊「あっ……はっ……あぁっ」

盗賊「ひゃあ……んんっ、はっああんっ!」

勇者「だんだんエロい顔になってきたな」

盗賊「エロい……?」

勇者「さすがに気持ちよくなってきただろ?」

盗賊「うん……すごい……きもちいいかも」

盗賊「あっ、ひゃあああっああ! あぁあんっ!」

勇者「おーすげーいい声」

勇者「中がぎゅうぎゅう締めてきてどエロいマンコだな」

盗賊「え、エロくないよぉ」

勇者「そんな顔してか?」

盗賊「や、やぁ……あんまりみないでぇ?」


甘ったるくなった声は俺をさらに駆り立てる
腰を強く打ち付け、その度に盗賊は大きな嬌声があがる

小さな体では子宮口まで容易にペニスが到達し、打ち付ける度に子宮をねじ込む特有の感覚が伝わったくる


盗賊の顔色からは痛みなどは感じさせず、ただ快感によがれる女の顔になっていた

知らず知らずの間にお互いに手を強く繋ぎ、舌を再び絡めた


盗賊「あひゅっ、はあっ! きもちいっ! あぁんっ!!」

盗賊「ゆうしゃぁ! ゆうしゃぁ!」

勇者「ここにいるぞ盗賊! ちゃんと感じろよ」

盗賊「もっと! もっとぉ~~っ」


徐々に呂律がまわらなくなり、真っ赤に耳まで紅潮させ、全身に広がった熱と快感は混ざりあって頭を真っ白にさせる


盗賊「あぁああ! なんかくる!」

勇者「大丈夫だぞ、安心して俺に身を任せろ」

盗賊「ゆうしゃっ! だめ、なんか変っ!」

盗賊「あぁっおかしくなる!! あああきたなんかくるっ!」

盗賊「あああああッ! んんぅぅああ~~~~!」


体を弓なりに反らし、雷を受けたように全身の筋肉が張る
絶頂しきり、弛緩した体は弱々しくベッドに横たわった


盗賊「はぁっ……はぁっ……」

盗賊「ゆうしゃ……?」


耐えきれない快感の津波に襲われ勇者の体を離した盗賊は、子猫のように勇者を探した
ふわふわと漂う手を握ってやり、盗賊の小さな唇にキスをする


盗賊「んうっ……ふわふわするよー?」

勇者「気持ちよかっただろ」

盗賊「うん……すごかった」

勇者「とかいって俺が一番やばかったんだけどな」

盗賊「ん?」

勇者「……アホみたいに出た」


俺がペニスを引き抜くとその刺激で盗賊はまた一度喘いだ
結合部からは破瓜の血と、精液の白が混じりあったものがとろりと溢れてきた


盗賊「なにこれ」

勇者「チンコの腫れの原因」

盗賊「……?」

勇者「さっき教えた勃起あるだろ? あれはこの白いのを出さないと治まらないんだよ」

盗賊「今のしたら出るの?」

勇者「あぁそうだぞ?」

盗賊「……そっか」

盗賊「じゃあ、ゆうしゃが勃起したら」

盗賊「……またしよ?」


俺は盗賊の頭をわしゃわしゃと撫でてやる
きゃーとわざとらしい悲鳴を、あげた盗賊は俺にぎゅうと抱きついてきた


盗賊「……幸せかも」

勇者「だろ?」

盗賊「うん」

勇者「まだまだ子供なんだからいっぱい甘えていいんだぞ」

盗賊「子供扱いしないでよ」

勇者「そうだな、悪い。 もうエッチもしたんだからな」

盗賊「……ばか」


俺と彼女は裸のまま肌を重ね、そして眠りの中へと落ちていった


今日は終わります
やっぱりロリは最高だぜ!


勇者「ふんっ!!」


1000回目になる袈裟斬りを行うが頭の中の敵には当たらない

まだまだだな、と思いながらも陽が登り始めていたことに気がつく


勇者「そろそろ誰かしら起きただろ」


剣を鞘に収め、暖が聞いた宿に戻る
じわっと汗がさらに滲み、風呂に入りたいと思いながら俺は部屋に戻った


盗賊「……っ!」

勇者「お、盗賊。 おはよ」

盗賊「~~~っ!」


ベッドにボーッと座っていた盗賊と目が合った
俺を見つけるなや否や裸のままズンズンと俺に歩み寄り、目に涙を浮かべながら思い切り抱きついてきた


盗賊「ゆうしゃのばかっ!」

勇者「なんだよ朝一番に……」

盗賊「どこいってたの!」

勇者「外で剣の素振りだよ」

盗賊「……なんで一言、言ってくれなかったの?」

勇者「寝てたじゃん」

盗賊「置いてかれたかと思った……」

勇者「あん?」

盗賊「昨日の幸せな時間も全部夢かと思った…… でもウチ起きたら裸で……やっぱり夢じゃなくて……」

盗賊「いるはずのゆうしゃがいなくて…… 寂しくて……」

勇者「あぁ、そうか」

盗賊「~~~っ! 寂しかった!」ギュゥ

勇者「……悪かった」


盗賊「……ぐすっ」

勇者「よしよし、寂しくさせちまったな」

盗賊「……うん」

勇者「悪い」

盗賊「ほんとだよ……」

勇者「その分、抱き締めさせてくれ」

盗賊「……いいよ」

盗賊「ゆうしゃ、汗臭い」

勇者「嫌だったか、悪い」

盗賊「嫌じゃないよ」

盗賊「……嫌じゃないから、もっと抱きしめて」

勇者「あぁ」


俺達はしばらくの間抱きしめ合い、二人の時間を共有する
盗賊も落ち着き、お互いに目が合うと、彼女は昨日と同じように目を瞑った

俺もそれに応えようと口付けをかわそうとした時……


コンコン


賢者「勇者ー? 盗賊ー? 起きてますかー?」

勇者「っ!?」

盗賊「…………」

賢者「入りますよー」


鍵をかけ忘れた!
と思うも時すでに遅し

ドアは無常にも開き、賢者は俺が裸の盗賊を抱きしめている場面に遭遇した


賢者「なっ、ななななななにやってるんですか!?」

勇者「賢者! 違うんだこれは!」

賢者「盗賊がなんで裸で勇者と抱き合ってるんですか!!」

賢者「まさか勇者……! あなたって人は!!」

勇者「ち、違うんだこれは!! 誤解だ!!」

賢者「何が誤解なんですか、盗賊は裸なんですよ!?」

勇者「ああああああ」


終わった
俺は終わった

賢者に12歳の年端もいかない子供を犯した変態だと思われた

もうダメだ


>>202 救いはあるか
①盗賊が助けてくれる

②盗賊が助けてようとしてくれるも事態悪化

③救いはない、ならば賢者を犯し恥の上塗りしかない

④自由安価

2


賢者「盗賊! 本当のこと教えてくださいよ!」

盗賊「うん?」

賢者「勇者に無理矢理エッチなことされたんですか?」

勇者「あわわわわわわわ」

盗賊「違うよーゆうしゃそんなことしない」

賢者「え? そうだったんですか。 なんだ私の勘違いでしたか」

盗賊「ゆうしゃは優しくしてくれたよ」

勇者「oh……」

賢者「勇者? いえクズ勇者」

勇者「クズ……!?」

賢者「あなた、12歳の子を穢して恥ずかしくないんですか!!」

盗賊「ゆうしゃを悪く言わないで! ウチが抱っことかキスとかせがんだの!」

盗賊「……エッチなのはゆうしゃが教えてくれたケド……」

勇者「……終わった」

賢者「現行犯逮捕ですね。衛兵に突き出しましょう」

魔法使い「……どしたのなんの騒ぎ」

賢者「魔法使い! 聞いてください!!」

勇者「あぁ……本当に終わった」


俺は最後の風呂を楽しんでいた
鬼の形相の賢者と、少し悲しい顔をした魔法使いから逃げるように俺は汗を流していた

これが最後の風呂か、なんて思いながら今までの旅路を思い返す

長く苦しい戦いの日々だった
それがまさかこんな形で終わりを迎えようとは思いもしなかった


勇者「すまねー元仲間達、慣れないことはするもんじゃねえなー」

勇者「今そっちに向かうぜー」


目に涙を貯めながら、死んでいった仲間達のことを思う


そんな時、まだ風呂に入れない貸切の時間なのに風呂の戸が開いた


>>205 入ってきたのは誰か
①盗賊

②賢者

③魔法使い

④複数


盗賊「ゆうしゃー?」

勇者「なんだちびっ子ー? ここにいるぞー」


全ての元凶
いや、俺が悪いのだが俺を欲情させた元凶がそこにはいた

トコトコと濡れて滑る床に注意しながら、盗賊は湯船に入り、そして抱きついてくる


盗賊「んふふ」

勇者「何しに来たんだよ」

盗賊「ゆうしゃに会いに」

勇者「今生の別れだな」

盗賊「??」

勇者「これで俺達はもう二度と会えないなってことだよ」

盗賊「ばかっ!」


耳元でいきなり叫ばれ俺の耳はキーンとなる
浴場の壁に盗賊の声が反響し、山彦のように鳴り響いた


盗賊「二度と会えないなんて言わないで」

勇者「賢者が俺を衛兵に突き出すって言ってるしなぁ」

盗賊「それは二人の誤解を解いておいたよ」

勇者「ほ?」

盗賊「ウチがちゃんとフォローしておいたってこと」

勇者「おめぇ本当かよ…… 大丈夫だろうな」

盗賊「信用ないなぁもう」


盗賊「暖かいね」

勇者「そうだな」

盗賊「ゆうしゃに抱っこされて入るお風呂、暖かい」

勇者「そりゃな」

盗賊「キスは」

勇者「お前もキス魔か」

盗賊「も?」

勇者「あぁー! いや、なんでもねえ!」


慌てて誤魔化す俺に盗賊は怪訝な視線を向けてくる
その視線から逃れようとあさっての方向を向くも盗賊は俺を逃がしてはくれない
俺の後頭部を押さえ驚くまもなく舌をねじ込まれ口腔内を蹂躙される

舌を絡め、ねっとりとした唾液を送り込まれ、ようやく彼女は俺を離した

名残惜しそうに舌をだらしなく垂らしたままの俺達の間に、弧を描いた線が俺たちの結びを繋ぎ止める

どちらからともなくまた俺達は唇を重ね、体を密着させ、お互いの全てを貪るようにもがき、手を這わせた


盗賊「ゆうしゃの、勃起してる」

勇者「お前のせいだろ」

盗賊「ドキドキした?」

勇者「あんなキスしてドキドキしないわけないだろ」

盗賊「ウチ、まだ子供だって賢者たちは言ってたよ」

盗賊「子供がエッチするなんてまだ早いって」

勇者「…………」

勇者「>>209


>>209
①「確かにそうだ。 もうエッチはこれっきりだ」

②「そんなもん言わせとけよ。 俺は盗賊が好きなんだ。 もっと盗賊とこうやってキスして、エッチしてえんだよ」

③「自由安価」

子供と大人の違いの定義などない(ので合意の上ならOK)


勇者「子供と大人の違いの定義などない」

盗賊「え?」

勇者「だから俺と盗賊が合意の上ならOKなんだよ」

盗賊「……?」

勇者「俺は盗賊のことが好きだ」

盗賊「え、う、うん」カァ//

勇者「盗賊は俺のこと、好きか?」

盗賊「うん、好き」

勇者「俺とエッチしたいと本心から思ったか?」

盗賊「うん、心からゆうしゃとエッチできてよかった」

勇者「あぁ、俺も盗賊とエッチできてよかったと思ってる」

勇者「これが合意だ。この気持ちに嘘偽りはない」

勇者「好き同士なら誰もが抱く普通の感情だ。 それは20歳の俺だろうが、12歳の盗賊だろうが違いはないよ」

勇者「……もし盗賊に後ろ指を指す奴がいるなら俺が守ってやる」

勇者「だからお前は安心して俺を好きでいろよ」

盗賊「……うん」


盗賊「ありがとう勇者」

勇者「いいよ、盗賊が気にすることじゃない」

盗賊「本当に気にしなくていいの……?」

勇者「あぁもちろんだ」

盗賊「じゃあゆうしゃ」

盗賊「今、エッチしたい」

勇者「俺もだよ」

盗賊「だよね、ゆうしゃのおちんちんカチカチ」

盗賊「ウチの中で気持ちよくなってほしい」


盗賊は少し腰を浮かして、俺の陰茎を手に取り割れ目にあてがう
そのままゆっくりと腰を落とし、性器同士が結合した
ビクビクと身体を震わせながら、最奥に陰茎が突き刺さると彼女の、口からピンク色の吐息が吐き出される


盗賊「はあぁぁ……っ!」

勇者「お前の中、狭いのによく入るな」

盗賊「んぇ……? 変……?」

勇者「いや、最高だ。 気持ちよすぎんだよ」


今日何度目かのキスが開始の合図
小さな彼女の、体を持ち上げそしてまた沈める
水面がはねてチャポンと水音が響く

ゴリゴリと中を抉りながら奥を挿し、盗賊の脳内を揺らす


盗賊「あぁ、すごいよぉ……」

盗賊「ゆうしゃのおちんぽ、気持ちいいっ」

盗賊「奥、グリグリ当たって、あぁっ、きもちいっ…!」

勇者「最高だ、盗賊のマンコの中気持ちよすぎんだよ!」


えへへと笑う彼女を下からさらに、突き上げた


ばしゃばしゃと湯がはね、水音と盗賊の甘ったるい声が響き渡る


盗賊「んんっ、あんっ、やぁあぁああ!」

盗賊「気持ちいいっ! あぁっ、だめっ!!」

盗賊「~~~はうっ! ああああ!!」


ビクンと、数度体が跳ねて絶頂する
ハァハァと肩で息をする彼女に俺はさらにペニスを突き立てた



盗賊「ああああ!! ひゃあぁんっ! だめぇっ!」

盗賊「気持ちいいっ!! おかしくなっひゃう!!」


イったばかりの彼女には一突き一突きがさらに敏感に感じるのだろう
数度奥を突き立てただけで、彼女は再び絶頂しそのままイキ続けた


盗賊「あああああん!! やあああーー!!」

盗賊「ゆうひゃ、やぁぁっん! らめぇぇっ!!」


最早悲鳴となった絶叫
もう彼女に何かを考える余裕はない
頭は真っ白になり、腹の奥底から感じる暴力的な性感にひたすら耐えるしかない


勇者「盗賊っ、イキ死ねたら本望だろ」

盗賊「らめっ、ほんとに! ほんとに死んじゃうからぁ~っ!」



だが俺はなにも悪戯で何度も突き立てているのではない
彼女の子宮口が収縮して俺のペニスをぎゅっと離さないのだ
まるで、ロックされた俺のイチモツは、その精を吐き出し萎んでいくまで彼女から離れることは許されなくなっていた


苦しいだろう、早く解放されたいだろう
しかしそれが叶うには俺に責め立てられ続けるしかないのだ


盗賊の整った顔は快感の嵐でぐしゃぐしゃに崩れていた
顔に湯をかけてやり、気付けさせる


勇者「今楽にしてやるぞ」

盗賊「あひっ……あっ……え……?」


叫ぶ体力すら残っていない盗賊の子宮内に精子を吐き出す
昨日ほどの量は出なかったがそれでも幼い彼女の中には収まりきらず精液が湯を濁した


射精の刺激を受けた彼女は、もう数十度目の絶頂を、迎え意識を手放した



誰かの声が聞こえた
でもそれどころじゃないの。 体が熱い、お腹の奥底がギュンってする

ゆうしゃが笑いながらキスしてくれる
あぁ、幸せ
もっとキスして欲しい

ゆうしゃが私の中におちんちんを入れた
すごい気持ちいい……幸せ
もっともっと突いてほしい
そう、そうやってウチの右手を強く繋いでてほしい

あぁ、そっかウチはゆうしゃとエッチしてるから体が熱いんだ
それならしょうがない、今のこの時を楽しもう


また誰かが呼ぶ
うるさいなぁウチは今ゆうしゃとエッチしてるのに

あれ、でもゆうしゃがいない
おかしいなエッチしてたはずなのに

ゆうしゃ、どこだろう

探しに、いかないと



賢者「大丈夫ですか! 盗賊っ!!」

盗賊「んぅ……」


ゆっくりと目を開ける
明かりが眩しい
なんだか、頭がぐわんぐわん揺れて気持ちが悪い


賢者「よかったぁ……」

盗賊「賢者……?」

盗賊「あれ?」

賢者「ゆうしゃとお風呂に入ったらのぼせちゃったんですよ?」

盗賊「そう、だっけ」


よく、思い出せない
ウチは確かゆうしゃと……

ゆうしゃ……

そうゆうしゃ! ゆうしゃはどこ!!


盗賊「うっ……!」


慌てて体を動かそうとすると、今まで感じたことのない倦怠感がウチを襲った

ゆうしゃを探さなきゃ


盗賊「ゆうしゃは……?」

勇者「ここにいるぞ」

盗賊「あ……ゆうしゃ」カァ///


ゆうしゃ、ずっとうちの右手を握っててくれたんだ
さっき暖かく感じたのは気のせいじゃなかったんだ

ゆうしゃが近くにいてくれたことにホッとして体の力がスッと抜けた


賢者「もう、心配しましたよ……!」


そう言って額に賢者が手を乗せてくれた
ヒンヤリとしていて気持ちよく、でもどこか温かみを感じる優しい手

ゆうしゃのゴツゴツとして逞しい手とはまた少し違った


その冷たい手に導かれるように眠気がやってきて、ウチはそのまま眠りについた


賢者「眠ったようですね」

勇者「あぁ、そうみたいだな」

魔法使い「……心配した」

賢者「本当ですよ……勇者がいてくれなかったらどうなってたことか」

勇者「あ、あぁ」


勇者(また俺が悪いんだけどね!!)


賢者「それにしても、盗賊がこうダウンしては滞在期間を伸ばさなければいけませんね」

勇者「しょうがねえだろ。 ガキんちょの体力が回復するまでここで世話になろうぜ」

魔法使い「……それがいい」

勇者「つっても今日は暇だなー」


>>219 勇者は誰と過ごすか
①盗賊

②賢者

③魔法使い

④一人でぶらぶら街を探索

2



魔法使い「……痛く、ない?」

勇者「あぁ、気持ちいいよ」

魔法使い「……んふふ」


一定のリズムでしごかれるそれは爆発的な気持ちよさではなかったが、巧みに射精を導くものだ


勇者「ぐっ……あぁっ……」

魔法使い「……かわいい」

魔法使い「……でもダメ。 キスし続けないとやだ」

勇者「離して欲しくないのか?」

魔法使い「……うん」


勇者「ぶらっと街に出てくるかー」

賢者「では私はここで盗賊の看病をしておきますね」

魔法使い「……賢者、いい。 私がするから」

賢者「え?」

魔法使い「……賢者は勇者といってきて」

魔法使い「……さっきのことちゃんと謝るべき」

賢者「そうですね……」

勇者「おん?」

賢者「じゃあ魔法使い、盗賊のこと宜しくお願いしますね」

魔法使い「……任されましょう」

賢者「じゃ、行きましょうか勇者」

勇者「へーい」


賢者「勇者、さっきはごめんなさい」

勇者「あぁ?」

賢者「盗賊から話は聞きました」

賢者「本当に好きになったからしたって」

賢者「勇者は何も悪くないって泣きながら言ってました」

勇者「泣きながら……? あいつが?」

賢者「なんだかその姿がとても健気で…… 12歳だからまだ子供だなんて思ってましたけど」

賢者「あの子の気持ちは本気なんだってすごく伝わってきました」

勇者「そうだな」

賢者「だから……ごめんなさい。 なんだか彼女と勇者のこと少し誤解してました」

勇者「いいよそんなの。賢者は何も気にすることねえだろ」

賢者「でもさすがに12歳の子とするのは大人としてどうなんだとはやっぱり思いますけどね」

勇者「ははっ、賢者にもそのうちな」

賢者「ちょっと…… やめてくださいよいきなりそういうの」


賢者「あれ、あの子……」

勇者「泣いてるな?」

賢者「どうしたんでしょうか、声をかけてきますね」

勇者「お、おい」


賢者「こんにちはお姉ちゃん」

少女「……ひっく、ぐすっ……」

賢者「お名前、教えてくれるかな?」

少女「えぐっ、……しょうじょ」

賢者「少女ちゃんね、どうしたの? お父さんかお母さんはいるのかな?」

少女「ママとはぐれちゃった……うわあぁぁあん」

賢者「あぁーよしよし、寂しかったね」ナデナデ

賢者「大丈夫だよーお姉さんと一緒に探しに行こうね」

少女「ぐす……うん……」

勇者「なになにどしたーん」

少女「……ぐすん」

賢者「あぁ勇者。 この子お母さんとはぐれて迷子になっちゃったみたいで」

勇者「はーそっか」

勇者「こんにちはお嬢さん、よろしければママに会えるまでエスコートさせて頂けますか?」

少女「……へ」

賢者「もう! なにしてるんですか」

勇者「あれー? 女の子ってこうやってお姫様感出しておけば喜ぶんじゃねえの?」

賢者「時と場合に寄ると思います」

勇者「俺じゃナイトにはなれないか?」

賢者「もう少し女の子の扱いが上手になってからしてください」

少女「……くすっ」

賢者「あっ少し笑った」

勇者「じゃ、いくぞ少女ちゃん。 ママ探しの旅に出発だー」

少女「うん」


賢者「ママとはどこではぐれたのか覚えてる?」

少女「うーん、あっち」

勇者「商店街の方か?」

賢者「人通りも多いですし、見つけるのも大変そうですね……」

勇者「じゃ少女、肩車するぞー」ヒョイ

少女「わっ!」

勇者「おっちゃん目あんまり良くないから代わりに頑張ってママ探してくれよー?」

少女「うんっ」

賢者「そんな強引な……」

勇者「さすがに肩車されてたら目立つだろー」

勇者「お母さんもきっと見つけてくれるよ」

賢者「そうですね…… 早く見つけてあげましょうね」


勇者「どうだーママいるかー?」

少女「いなーい」

勇者「本当かー? よく探せよー」

少女「いなーい」

勇者「本当に見てんのかよ」

賢者「まぁまぁ勇者、怒らないでください」

少女「たこやきがある」

勇者「ほらみろ、全然見てねえじゃねえか」

賢者「あはは……」

少女「たこやき……」

勇者「ママはどうすんだ」

少女「おなかすいた」ダラーン

勇者「うわっ、きたねえヨダレ垂らすな!!」

賢者「ふふ、買ってあげましょうよ。 私もお腹すきましたし」


勇者「うまいかー?」

少女「おいしい」

賢者「熱いから気をつけてね?」

少女「ちゃんとふーふーする」

少女「ゆうしゃもたべる?」

勇者「お、くれるのか、さんきゅー」

少女「あーん」


べちょ


勇者「あっつ!! 目にたこ焼き押し当てる奴がいるかあほ!!」

賢者「お笑いを分かりすぎじゃないですか。 少女ちゃん、ナイスですよ」

勇者「鬼か! 油断してたわ!!」

少女「あはは」

勇者「わざとじゃなさそうだけど酷くね」

賢者「ふふ、綺麗に拭いてあげますからじっとしてて下さい」


勇者「いたかー」

少女「仮面屋さんいたー」

勇者「お前欲しいものねだってるだけだろ」

賢者「まぁまぁ勇者、優しくしてあげましょうよ?」

勇者「何が欲しいんだ?」

少女「これ、ゆうしゃに似合うよ」

勇者「うっそだろおい……」

賢者「ぷふっ、つけてみてくださいよ」

勇者「えぇー、しょうがねえな」カチャッ

勇者「ゴルァー悪い子はいねえかぁー!」

勇者「って鬼か! さっき確かに鬼かよって行ったけど本当に鬼の仮面か!」

少女「あははは」

勇者「こら、少女待てっ!」

少女「きゃーー! あはは」

賢者「ふふ、仲良しですね」

仮面屋主人「本当仲良しだねぇお子さんかい?」

賢者「い、いえ! 子供どころか私たち結婚してないですよ!!」

仮面屋主人「そうなのかい? なんだー仲がいいからてっきりそうなのかと」

賢者「……結婚、したいですねぇ」

仮面屋主人「うん??」

賢者「なんでもありません! お代ここに置いておきますね」

仮面屋主人「はいよー毎度あり!」


勇者「商店街にはママいなかったなー」

少女「うん……」

勇者「大丈夫だって、兄ちゃんと姉ちゃんがちゃんと見つけてやるからな」

賢者「安心して、少女ちゃん」

少女「うん……」

勇者「ほら、手繋ぐぞ」

賢者「もう迷子にならないように両手繋ぎましょうね」

勇者「右は俺」

賢者「左は私」

勇者「これで寂しくないだろ?」

少女「うんっ!」

賢者「ふふ、こうやって歩いてると家族みたいですね」

勇者「賢者ちゃんがお嫁さんかー」

賢者「なんでそんな不満そうなんですか!」

勇者「ふ、不満じゃねえって! いいなーって思ってだんだよ」

賢者「どうだかー」ジトー

少女「あはは、おもしろーい」

賢者「少女ちゃんはこんなお父さんどう?」

少女「かっこいー!」

勇者「へへっ、だろー?」

賢者「ダメですよーそういうこと言ったらすぐ調子乗るんですから」

勇者「ぐっ……」

少女「あはは、お兄ちゃん怒られてる」

賢者「本当、ふざけてなければかっこいいんですけどねぇ」

勇者「ん? なんか言ったー?」

賢者「なんでもないですよーだ」

少女「……~♪」ニコニコ


「少女っ!!」

少女「あっ! ママー!!」

勇者「お?」

ママ「あぁ、少女…… 本当によかった……」ギュッ

少女「うん」

ママ「もう…… 本当に探したのよ? あなたすぐどこかに行っちゃうんだから」

少女「えへへ」

賢者「ふふ、よかったね少女ちゃん」

ママ「娘がご迷惑をおかけしたようで……本当に申し訳ありませんでした」

賢者「いえ、お気になさらないでください。 私達は少女ちゃんと遊べてすごく楽しかったですから」

ママ「ほら、少女もちゃんとお礼言いなさい」

少女「お兄ちゃん、お姉ちゃん、ありがとー!」

賢者「どういたしまして」ナデナデ

勇者「こら、少女。 あんまりママ困らせちゃダメだぞ? ママとちゃんと手繋いどけよ」

少女「うんっ!」

ママ「本当にありがとうございます。 何かお礼をさせて頂けませんか」

勇者「いいですよそんなの、気にしないでください」

ママ「あ…… 貴方は……勇者様ではありませんか?」

勇者「へ? そうですけど」

ママ「あぁやっぱり! 以前街に魔物が襲ってきた時、助けて頂いた者です」

勇者「あー…… あー!! 分かった!」

勇者「ちっちゃい子を抱きしめてたお母さん!」

ママ「はい! 一度ならず二度も助けていただくなんて…… これも神の思し召しでしょうか」


勇者「そっか、まだ赤ん坊みたいなもんだった子がこんなに大きくなったのか」

少女「……?」

ママ「はい…… 勇者様のお陰で私も、少女もこうして生きております」

勇者「いやぁ、俺なんか腕っ節以外なんもないですからね」

少女「ねえねえ、お兄ちゃんがママの話してたゆうしゃさま?」

勇者「おう、そうだぞー! お兄ちゃん強いんだぞー?」

少女「そうなんだ! えっとねー」

少女「助けてくれて、ありがとー!」

勇者「くはぁ! 可愛いなぁ!」

ママ「この子、いつか勇者様にお礼が言いたいってずっと言ってて」

勇者「そっかそっか、こちらこそありがとうな。 お兄ちゃん元気貰っちゃったよ」

少女「うん!」

賢者「ふふ、また遊ぼうね少女ちゃん」

勇者「じゃあ俺達はこれで失礼します」

ママ「はい本当に、本当にありがとうございました」

少女「ばいばーい!」

賢者「またねー」

勇者「もうママの手離してどっかいくなよー」


賢者「少女ちゃん、可愛かったですね」

勇者「ああ、そうだな」

賢者「ふふ、それにしてもその鬼の仮面似合ってますよ」

勇者「俺鬼っぽいかなー?」

賢者「さぁ、どうでしょうね」

賢者「私には……ちゃんと勇者様って感じがします」

勇者「お、本当に?」

賢者「今日の勇者、かっこよかったですよ」

賢者「小さい子に優しくしてあげてて、でも面白いお兄さんでいてちゃんと安心させてあげてて」

賢者「そういうことが出来るの、かっこいいなって思いました」

勇者「やめろよ、なんか恥ずかしいわ」

賢者「ふふ、そうやって照れ隠しが下手なところも好きですよ」

勇者「悪い子はいねぇかー!」カチャッ

賢者「仮面被っても中身は優しい勇者のままなんですから意味無いですよそれ」

勇者「…………」スポッ


賢者「やっぱり、私勇者のこと好きです」チュッ

勇者「ん……」

賢者「えへへ、キスしたくなっちゃいました」

勇者「かぁ……賢者は可愛いなぁもう」

賢者「んふふ、照れてる勇者もかわいい……」

勇者「男は可愛いって言われても嬉しくねえんだよ」

賢者「えーそうなんですか?」

勇者「かっこいいって言われたいもんなんだよ」

賢者「勇者はもう充分かっこいいじゃないですか」

勇者「下から覗き込むな、あざとい」

賢者「あ、ひどいです!」

勇者「なぁ賢者」

賢者「ふんっ、なんですか」プイッ

勇者「少女ちゃんと繋いでた手が寂しいんだよ」

賢者「……もう、しょうがないですね」

賢者「宿までですよ?」ニギニギ

勇者「さんきゅ」

賢者「ふふ、勇者」

勇者「うん?」

賢者「大好きっ」ギュ

また後で


勇者「ただいまんこー」

魔法使い「……おかえりんこ」

賢者「……はぁ突っ込む気力も起きませんね」

勇者「お、ガキんちょ。 もう起きて大丈夫なのか、ぐぇぇっ!!」

勇者「な、なにしやがる……」

盗賊「腹パン」

勇者「だから……なんで……」

盗賊「外みてたらゆうしゃと手繋いで帰ってきてたのが見えたの!」

賢者「えっ……!」

勇者「別にいいだろそんぐらい……」

盗賊「んーーー!!」バタバタ

魔法使い「……盗賊、勇者帰ってくるの楽しみにしてたから」

勇者「あーそうなん。 でも腹パンはなくね」

盗賊「ばーかゆうしゃの、ばーか」

盗賊「ふんっ」プイッ

勇者「えぇ……理不尽だわ……」


勇者「さて、夜のお楽しみカードゲームの時間だな」

魔法使い「……死闘が今、始まる」

勇者「負けたヤツが買ったやつの言うことを聞くポーカーだ」

賢者「……俗物的です」

盗賊「嫌な予感しかしませーん」

勇者「もちろんそんなハードすぎるものはダメだぜ?」

魔法使い「……良識の範囲で」

勇者「よし、やるぞゴルァ」


勇者「……ブタ」

賢者「ほっ、よかったワンペアです」

魔法使い「ツーペア」

盗賊「フラッシュ!」

勇者「ぐおおおぉぉぉあああ」

盗賊「えっとねー何してもらおっかなー」

勇者「きついのはやめろよー……」

盗賊「じゃあ……頭、撫でて?」

賢者「……!」ガタッ

勇者「なんだよ、そんなこといくらでもやってやるのに」

盗賊「やった!」

勇者「ほれーよしよし」

盗賊「~~♪」

賢者「ずるい…… 私もやってもらう」

魔法使い「……聞こえてるよ賢者」


勇者「ワンペア」

盗賊「ワンペアだけどゆうしゃより札強いね!」

賢者「ツーペア」

魔法使い「……スリーカード」 

勇者「畜生ッ!!」

魔法使い「……ふっふっふ観念するのです」

勇者「やめろー! 高いものはダメだぞ!」

魔法使い「……ぎゅーってして」

勇者「えぇ……」

盗賊「ずるい!」

賢者「そうですよ!」

魔法使い「……みんなが勝てばいい」

勇者「俺負ける前提やめて?」

勇者「ほら、こっち来い魔法使い」

魔法使い「……うん」トコトコ

勇者「ほい、ぎゅー」ギュー

魔法使い「……えへへ」

賢者「ぐぬぬ」


盗賊「手繋いで」

賢者「変顔して」

盗賊「散歩してる犬のモノマネして」

魔法使い「賢者から髪の毛3本抜かれて」

盗賊「賢者の髪の匂い嗅いで」

魔法使い「賢者の耳に息をフッてして」

盗賊「賢者と20秒間見つめあって」

魔法使い「賢者が勇者を1分間膝枕」


賢者「ちょっと待ってください!!」

盗賊「賢者大丈夫? 顔赤いよ?」

賢者「誰のせいですか! 途中いい感じに罰ゲームだったのになんで私がこんな目に……」

勇者「俺は役得だったけどな?」

賢者「私は恥ずかしいんです!」

魔法使い「……賢者耳まで真っ赤」

賢者「うー……もうやめてくださいよー」

魔法使い「……はい、次の勝負」

賢者「いかさまだ…… 私が1回も勝てないなんて」

勇者「俺なんか負け続けてるんだが?」


賢者「あ、勝った!」

盗賊「まずいよ!」

魔法使い「……ギリギリを攻められすぎた賢者はとんでもない事を言いかねない」

賢者「人聞きの悪いこと言わないでください!」

勇者「俺負ける運命なん?」


賢者(勇者に好きなことさせてもいいし)

賢者(2人に仕返ししても面白そうですね……)


>>249
賢者がやらせた罰ゲーム内容

勇者に三人の中で誰が一番魅力的か聞かせてもらう


それに対する勇者の反応は?
>>251

①賢者

②魔法使い

③盗賊

④適当にはぐらかす


賢者「じゃ、じゃあ……えっと」

賢者「勇者がこの中で1番魅力に思う人は誰ですか……?」

盗賊「……っ!」

魔法使い「……戦争勃発」

勇者「お、おう……マジか、ぶっ込んできたな賢者」

賢者「……知りたいんです」

勇者「んぁー……そうだなぁ」


勇者「盗賊も生意気だけど可愛いし、魔法使いも美人でおもしれえけど」

勇者「やっぱ賢者かなー俺は」

賢者「えっ……」ドキッ

盗賊「……っ!」ギリッ

魔法使い「…………」

勇者「可愛らしくて、しっかりしてるようで隙だらけで、でも一生懸命でさ」

勇者「顔よし、性格よし、身体よしで最高じゃん」

賢者「の割には私以外の人には手を出してるみたいですけど」

勇者「うーんまぁ……それはそれね」


賢者「本当に私が1番なんですか?」

勇者「罰ゲームのリップサービスかもな」

賢者「もー! そういうとこひどいです!」

勇者「あはは、しょうがねえだろそういう空気なんだから」

盗賊「むー……」

魔法使い「…………」

盗賊「うち、部屋帰る」

盗賊「おやすみ!」


バタンッ!


賢者「…………」

勇者「なんだよあいつ」

賢者「うー……なんか一番やっちゃいけないことやってしまいました……」

勇者「は?」

賢者「我ながら大人げなかったですかね」

魔法使い「……あの子には酷だったかもしれない」

賢者「そうですね…… 今日はこれでお開きにしましょうか」

魔法使い「……うん」

賢者「盗賊にも謝らないと」

勇者「は? はぁ??」


勇者「一体なんだったんだよさっきの……」

勇者「みんないきなり帰りやがって…… 空気悪くなるっつーの」

勇者「はーぁ…… 酒でも飲むか」

勇者「ってか、今日は誰がこっちの部屋で寝るんだ?」

勇者「あっちの部屋3人は無理だろ」


>>256 誰が部屋に来るか
①賢者

②魔法使い

③盗賊

④自由安価

1

安価了解
また明日までに投下します

エロありで行くと決めてます
してほしい内容↓1~3


窓から月夜を眺めながら1人、酒を煽る
部屋に明かりもつけず暗い空間にグラスの中の氷が弾ける音が響いた

しばらくそうして1人で飲み続け、グラスが3度ほど空になったところで、コンコンコンと小気味よいノックの音が響いた


勇者「どうぞ」


ドアを開けて入ってきたのは賢者だった
寝巻きの浴衣姿に、髪を束ねて上で結った姿は、素直に色っぽい

トコトコと俺の元へと歩いてきて、そのまま何も言わず優しく抱きしめられた


勇者「どうした?」

賢者「分かってるくせに…… 意地悪です」


彼女の身体に俺も手を回す
俺の頭一つ半小さい彼女はそれだけですっぽりと腕の中に収まる

すりすりと俺の胸板に頬ずりをし、照れながらはにかむ彼女に俺の胸は高鳴った


賢者「……すき」


真剣な瞳でじっと見つめられながら言われた一言に、一体どれだけの意味が含まれていたのだろうか

一人の男として好かれているのは間違いない

だがその男が他の女を抱いていることへの不信感はないだろうか

そしてなにより自分が最後に取り残された現状に彼女は何かを思い詰めているのかもしれない

はたまたそんなことは気にせず、他の2人よりも私が一番好きだとそう宣言されたのかもしれない


考えても考えても彼女の一言に含まれる意味の答えは出ない
つまりはなんて言い返せば正解なのかが分からないのだ

俺が何も言い返せずに、彼女の目を見つめていると、そのまま優しく唇を塞がれる


賢者「いいんですよ、私は」

勇者「うん?」

賢者「……私を好きにしてください」

賢者「……一人の女にしてください」


懇願ともとれる悲痛な一言は、目に涙を浮かべながら紡がれた必死の一言だった

俺はそこまで彼女を追い詰めていたのかと思い知らされる
自分の軽率な行動が彼女をここまで言わせるほどに苦しめていたのかと

ならばせめてその想いに優しく、礼儀をもって応えるべきだろうとも


言葉で返事はしなかった
彼女を抱き抱え、そのままベッドに押し倒す
口付けを交わし、見つめあったままその浴衣の紐を解いた

顕になったの二つの大きく膨らんだ乳房は月夜に照らされ、その白い肌が映える
真っ白な彼女の柔肌は芸術であり、これを画に残すことが出来ればその者は伝説の画家として名を馳せる

そう思わせるほどの美しい裸体だった


賢者「あんまり見ないでください……恥ずかしい……」


内股をくねらせ、恥ずかしさ故に彼女の頬は赤く染まる

ぼうっと見つめてきた彼女へ顔を近づけると彼女の方から求めるようにキスをしてきた

最初は優しく、お互いの熱をじんわりと伝え合う口付け
だが徐々にお互いが熱を帯び、その口の動きは激しくなる

舌を絡め互いの吐息を混ぜ合い、唾液までも交換し合う


賢者「んっ……ふっ……んちゅ」

勇者「キス上手だな? 意外とし慣れてたり?」

賢者「そんなわけないじゃないですか」

賢者「勇者が初めてです……よ?」


恥ずかしそうに目を伏せながら賢者はポツポツと呟く


勇者「そりゃ光栄なことだな」


俺は彼女の胸に手を触れた
程よく弾力がありながらも手に吸い付き、指が埋まる

しばらくそうして乳房の柔らかさを堪能し、膨らんだ胸の形を歪める


賢者「ふっ……んん……楽しいですか…?」

勇者「あぁ、ずっと触っていたくなるな」

賢者「どうして男の人ってそんなにおっぱいが好きな、あんっ……! 好きなんですか?」

勇者「そうやって相手が感じてくれるからだろ?」

賢者「か、感じてなんか……」


強がる彼女の乳首を指で弾いた


賢者「ひゃんっ!」


彼女の大きくなった乳首は鋭い快感を脳に届ける
弾けば声が漏れ、なぞれば息が止まり、コリコリと押せば口からヨダレが垂れる


賢者「っ……はぁっ……や……そんなに、乳首いじめないで……?」


すっかり甘くなった彼女の言葉はむしろもっとやって欲しいとお願いをしているようにしか聞こえない


右の乳房へ口を寄せ、柔らかな胸へ舌を這わせる
そうしてゆっくりと歩き回らせ、乳首へ至る

舌でねっとりと乳頭をなぞると彼女は弓なりに体を反らして声を震わせた


賢者「あぁんっ! ひゃっ、やぁぁっ!」

賢者「いい……っ! はあっ! きもちよくてっ、おかしくなっちゃいますっ!」

勇者「かわいすきるだろおい……」

賢者「だって、ゆうしゃがー……はぅっ……」


くすぐったいような快感に彼女は無意識に右手で俺の頭を払いのけようとする
その邪魔な手首を掴んでベッドに押し付け、俺は再び彼女の乳頭を口に含んだ

じゅるると音を立てながら胸の突起を吸い、もう片方の空いた手で片方の寂しそうな乳首を転がした


賢者「ひゃぁぁぁあっ! 気持ちいい! うっあああんっ!」

賢者「もっと……もっとぉ……っ!」

賢者「私のおっぱい、気持ちよくしてください……はっ……やっ……」


俺はさらに舌の動きを早める
ビンビンに硬くなった乳首を弾き、軽く甘嚙みをする
手は乳首をつまみ上げたまま、親指でこするようにし絶え間ない快感を届けた

彼女は口を閉じることなく、甘い嬌声をあげ続け、口角からヨダレが垂れる

そして、人生で初めて達した


ビクビクと体を震わせる彼女を抱きとめ、胸から唇を離す
あっ……という少し喪失感を含ませた声を無視して、彼女のパンツに手をかけ、これを脱がせる

ヌルッとした蜜がパンツをこれでもかと濡らし、糸を数本引いた

濡れた秘部が外気に晒され少し体を震わせる

胸を責められた彼女は既に高まり、出来上がっていた
だが俺はそれでも性感を高めるために内股に舌を這わせる

神経が張り巡らされた内股は、舌の肌触りと熱を敏感に感じさせる
徐々に性器に近づくほどにその快感は高まり、気分が高揚していく
もう少しで割れ目に舌が到達しようとした頃、勇者は口を離し、反対の足をまた舐めだした


賢者「あぅぅ……なんでぇ……」


期待が最高潮を迎えた途端に味わう喪失感に彼女は思わず抗議の声を上げる

だがそれでも勇者は執拗に足を舐め続けるばかりで肝心なところに求めている刺激は来ない

焦らされ、胸の奥がモヤモヤとする
ヒクヒクと膣穴が蠢き、体が意識せずとも快感を求めていたことに彼女は気が付かない


賢者「勇者……意地悪しないでください……」

勇者「んー? じゃあどうして欲しいのか言ってご覧」

賢者「うー……」

賢者「おまんこ、舐めてください……」


突如として彼女に電撃が走った
気付けば秘部をむしゃぶられ、溢れていた愛液ごと陰核をしゃぶりあげられる


賢者「やぁっ! うぐっ、激しすぎっ……きゃぁ!」


びちゃびちゃとぬめった水音が響き渡る
左右の陰唇を伸ばすように舐め尽くし、勃起した陰核を舐め、コリコリと刺激を与えればおもしろいほどに愛液が溢れ出す



賢者「いやっ……やぁっ、こんな、はげし……!!」

賢者「おかしく、なっちゃうっ!!」


止めと言わんばかりに膨らんだクリトリスを乱暴に吸い上げる


賢者「あっ、やぁぁぁあ!!」


びくんと大きく体が跳ねた後、ビクビクと痙攣をみせ彼女はまたも達してしまった


肩で息をする彼女の余韻を邪魔しないよう、優しく抱きしめる
しばらくそうして、またどちらからともなくキスをすると彼女が俺の陰部へと手を伸ばしてきた


賢者「次は私の番ですね」

勇者「無理しなくていいんだぞ」

賢者「ううん、私がしたいんです」

賢者「私ばっかり気持ちよくして頂いてるんですから……お返しくらいさせてくださいね」


優しい手つきでパンツを脱がせてくれるのがなんだか無性にいやらしく感じる
そうして現れたそそり立つモノに彼女は目を丸くした


賢者「おっきい……」

賢者「口に入るでしょうか」

勇者「無理しなくていいんだよ、本当に」

賢者「もう、同じこと言わせないでください」

賢者「でも、気持ちよくなかったらごめんなさい」


そういうと彼女は鈴口に優しくキスをしてくる
ペロペロと舌先で舐められ、そのくすぐったい刺激に血が巡る

溢れた我慢汁が彼女の舌に舐め取られ、1本の線を結んだ


賢者「んふ、ビクビクしてる」

勇者「気持ちいい……」

賢者「よかった」


汁を再び舐め取るようにペロッと舐めた後に俺をじっと見つめながら亀頭の先を口に含んだ

さっきも思ったが彼女は自分を魅せるのがうまい
意識してやっているのではないだろうが、目線や表情が彼女の女らしさを引き立たせているのだ

じっと真ん丸な目で見つめながらちゅぱちゅぱとしゃぶる彼女の頭を撫でる
少しはにかんだ彼女はゆっくりとペニスを口の中に含んでいった

チロチロと舌が中で動き、拙い力で吸われる


賢者「あむ……おっきくふぇ、難しいれす……」

勇者「いや、充分気持ちいいよ賢者」


横顔をそっと撫でると嬉しそうににっこりと笑う彼女が愛おしくてたまらない
決して上手ではない口淫も、その献身さで充分満たされた


耐えられない
もう我慢は出来なかった

彼女の口からペニスを抜き、優しく押し倒した


勇者「もう、我慢出来ない」

賢者「私も、もうさっきからしたくて……」

勇者「いいよな」

賢者「はい、来てください勇者」


彼女のとろんとした顔を見つめながら先端を割れ目に宛てがう
熱くぬめった腟内はギチギチと締め付けながらも、ゆっくりとペニスを飲み込んだ


賢者「はぁっ…… うぅんっ…… 勇者の入ってきます……」

勇者「痛くないのか?」

賢者「少し痛いですけど……それより、きもちよくて、しあわせで……」

勇者「そうか…… 俺も賢者と繋がれて幸せだよ」

賢者「んふふ……うれしい」


さらにペニスをゆっくりと進めていく
その度に賢者の大きな胸がふよふよと揺れる

ゆっくりと上がってくる快感を彼女は目を閉じて感じようとする
甘い息を漏らしながら、俺に身を任せる彼女が可愛くてたまらない
今すぐにめちゃめちゃにしてやりたい

そんな邪念を必死で振り払う

たぷんたぷんと揺れる胸を両手で鷲掴みにすると


賢者「んにゃっ!?」

勇者「うぉ、なんだその声」

賢者「びっくりしちゃって…… ごめんなさい」

賢者「おっぱい、舐めて?」

賢者「いっぱい…… いっぱい勇者で気持ちよくさせてください……」

賢者「あなたのことを、これでもかってくらい感じたいんです」


……かわいい
俺の中の獣はもう理性では抑えきれなくなっていた


賢者「んっ、んぅぅっ!」

賢者「ひっああああっ!!」

賢者「ひゃうっ! あっ! はげしっ…! おかしく、なっひゃう!!」


俺は気づけば夢中で腰を振っていた
何度もペニスを奥深くまで突き刺し、中の肉を抉った
何度も何度も出し入れをしているうちに蜜は溢れ、じゅぶじゅぶといやらしい水音をたて泡立つ

胸が嬉しそうに弾み、賢者の声は普段の落ち着いた優しい声ではなく獣のように感じるメスの声へと変貌していた


賢者「あぁんっ、あぁっ!」

賢者「ひゃっ、はぅっ…… あっ……はぁっ!」


腕が相手を離すまいとお互いに強く抱きしめ合う
それではたりず彼女の足は俺の体を捕まえるようにホールドしてきた

汗と愛液が混ざり合い、セックス独特の淫靡な匂いが部屋に充満する


賢者「いいっ! 奥気持ちいい!!」


ピンク色の声は懇願する
もっと気持ちよく、もっと奥を突き刺せと
彼女が永く自分と向き合い、賢者となった今、知らない自分がここに来て現れた

愛する者との性行がここまで自分を狂わせるのかと彼女はぼうっとする頭の中で考えていた

夢中で口を貪り、突かれる度に甘い吐息を漏らし続けることが幸せでたまらない


彼女が数度目の絶頂を迎える時、勇者も自分の中の膨らみを感じていた


勇者「賢者、一緒にイクぞ」

賢者「はっ……い」


呼びかけられ、焦点をうまく合わせられない目で彼を見つめる
お互い視線を離さず、見つめあったまま愛を伝え合うようにその時を迎えた


賢者「あぁっ……イクっ……! だめ、我慢出来ない……っ!」

勇者「いいんだよ、俺もイクからな」

賢者「はいっ……いっぱい、私の、なか…… ゆうしゃので、いっぱいにして……?」


汗で前髪は張り付き、涙で潤んだ瞳と、ヨダレでだらしなくなった顔で作った必死の笑顔
それが今まで見た賢者の中で一番可愛いと素直に思った

我慢出来ないのは俺の方だ
彼女が絶頂の声を上げるのにも気が付かず、賢者の中に溜め込んだ精をこれでもかと吐き出した

子宮全てを精液で満たしたのではないかと思うほどの長い射精。 同時に彼女の膣のヒダが一滴残らず搾り取ろうと収縮する


賢者「勇者、ビクビクってしてます」

勇者「ごめん、やばいくらい気持ちよかった」

賢者「ほんと……?」

勇者「あぁ、最高だった」

賢者「嬉しい……」


手を伸ばされ首の後ろに回された手に引きずられまたキスをする
唇を合わせながら彼女は笑顔で涙を流していた


賢者「私、やっと女になれました」

勇者「こんな悩ましい他に女がいるか」

賢者「んふふ、勇者が私のこと一番好きって言ってくれましたもんね」

勇者「そうだな」

賢者「あぁ、だめ! 抜かないでください……」

勇者「ん?」

賢者「なんだか、抜いたら勇者がどこか、遠くへ言っちゃうような気がして……」

勇者「そうか。 じゃあこのまま抱き締めさせてくれ」

賢者「はいっ!」

勇者「その笑顔なんだよなー」

賢者「……?」

勇者「その笑顔が、賢者は反則なんだよ」

賢者「え? うーん……」

賢者「ありがとう、ございます?」

勇者「その照れた笑い方もなんだよぉ!」

賢者「えー!? 分かりませんよぉ」




今日は終わります

頑張った、気がする


賢者「あむ……ちゅ……」

勇者(ん……?)

賢者「ちゅぅ…… ゆうしゃ……」

勇者(賢者か…… 朝から寝てる俺にキスですか)

賢者「……しゅき……あむ……」

勇者(寝てる人に普通舌いれるか?)

賢者「んぅ……ゆうしゃ……?」

賢者「起きてます……?」

勇者「…………」

賢者「気のせいかな……?」

賢者「つんつん」

賢者「かわいい寝顔……」チュ










賢者「んしょ……」

賢者「勇者の腕、筋肉質すぎて重いですっ……」

勇者(なにやってんだ?)

賢者「えいっ……」グイッ

賢者「んしょっ」コロン

賢者「んふふ、勇者に抱きしめられちゃいました」

勇者(……こういうのどこで覚えんだよ)

賢者「ぎゅー♪」

勇者(かわいいなぁ)スリスリ

賢者「ひゃぁ!」

賢者「勇者……? 起きてるんですよね……?」

勇者「…………」

賢者「えー…… うーん……」

賢者「まぁいっか…… ちゅーしちゃお」

勇者(うーん可愛い)

勇者(でもなんかイタズラしたい気分だな)


>>280
①完全寝たフリ全スルー

②キスやスリスリなどのソフトタッチ

③胸や股をまさぐるハードなタッチ

④こちょこちょしてお仕置き

⑤自由安価

3


俺は寝返りをうつ振りをして賢者に抱きかかる

そのまま運良く手が胸と股ぐらに伸びてしまった


賢者「んぇっ!?」

勇者(なんつー声出してんだ)


左手でたわわに実った果実を持ち上げるようにしながら鷲掴む
その柔らかい乳房はグネグネと形を自在に歪め、指に吸い付くようにして離れない
手のひらと指先を交互に力を入れ、乳首と乳房全体を満遍なく刺激した


賢者「あんっ……んふっ……」

賢者「ゆうしゃぁ……」


切なげに呻く彼女の声を俺は無視する
心がズキズキと痛むがそれもまた楽しみ方の一つだ

息は熱を帯び、舌は甘く絡み合う
くちゅくちゅとわざとらしく賢者は俺の舌に吸いつき、刺激する

するりと彼女の縦筋に指を滑らす
先程まで勝手にキスしていたことで彼女の下はもう、蜜をたっぷりと含んでいた

指で撫で上げ、膨らんだ陰核を刺激する
その度にキスをしながら甘い声があがり、必死に声を我慢しようと俺の唇に吸い付いてくる


賢者「あぁぁあっ……気持ちいい……っ!」

賢者「おっぱいと、おまんこ、同時にされて、おかひくなっちゃうぅ!」


秘部に指が沈み込み、愛液がこれでもかと滲み出てくる
まるで水を含んだスポンジのように、刺激をすればするほど蜜は流れ出て、俺の手首までも濡らしてくる


賢者「ゆうしゃぁ……ゆうしゃぁ……」

賢者「気持ちいい…… もっと……っ……もっと気持ちよくして…?」

勇者「……っ!」

賢者「イキ、たぃ……勇者の手でイキたいよぉっ……!」


俺は求められるがまま、乳首とクリトリスへ刺激を集中させる

すっかり固くなった乳首は充血し、ピンと弾く度に喉を震わせる

秘部からはびちゃびちゃと下品な水音を響かせながら、溢れんばかりの快感が頭の中を真っ白にしていく


賢者「っ……だめ、もうっ……い…くっ……!」


全身に広がる絶頂の波は彼女の全身を飲み込む
びくんっと強く何度も体が跳ね狂う
そして同時に緩んだ穴から、噴水のように潮が吹かれた

痙攣するようにビクビクとすると同調するように潮をふく


賢者「あっ、ああぁっ!!」

賢者「い、イクのが…とまらない、あぁっ……!」


さらに続けて彼女は絶頂を迎える
電気が走ったように全身の筋肉が収縮と弛緩を激しく繰り返し、脈打つ

シーツをたっぷりと水浸しにした彼女は冷たくなったシーツに身を寄せ、膨れ上がった熱を覚ましていくように、しばらくの間余韻に浸っていた


彼女がむくりと顔を上げる
柔らかな光の黒い瞳がじぃっと俺を射抜く

少し頬を膨れさせた彼女の横顔を撫で、唇を近づける

ゆっくりと目を閉じた彼女の口先に温度が伝わり、そして唇が合わさる
合わさるのは体温だけでなく、心をも繋がり、言葉にせずともお互いの気持ちを伝え合う


賢者「んふふ♪」

勇者「ん?」

賢者「すき」

勇者「俺も大好きだよ」

賢者「んふふ、嬉しいです」


ニコニコと太陽のように笑う彼女を抱きしめると、さらに、嬉しそうに声を上げる


賢者「ゆうしゃっ!」ギュー

勇者「うぉわっ、くるしい」

賢者「んふふ~♪」

賢者「ちゅぅー」

勇者「ん…… おはよう賢者」

賢者「おはようございます…… って! いつから起きてたんですか!?」

勇者「……あー……賢者が寝てる俺にちゅっちゅしてたとこから?」

賢者「全部じゃないですか!」

勇者「そりゃ起きるだろあんなにされたら」

賢者「怒りました!」

賢者「んふふ、でもやっぱり許してあげます」

勇者「そう? よかった」

賢者「えへへ…… だって大好きなんですもん」

勇者「残念だったな、俺の方が賢者のこと好きなんだわ」

賢者「そんなの嘘ですー! ばかー!」

また夜に


盗賊「おっはよー!」

魔法使い「……おっはー」

勇者「うぃーす」

賢者「おはようございます♪」

盗賊「…………」

魔法使い「…………」

賢者「……? どうかなさいましたか?」

魔法使い「……賢者元気」

盗賊「わっかりやすー」ジトー

賢者「え?」

盗賊「夜、声がこっちの部屋まで聞こえてきたもん」

賢者「えーーーー!?」

盗賊「朝もさー? どうせしてたんでしょ?」

賢者「そ、そんな聞こえてきたんですか!?」

盗賊「え……まじ?」

賢者「え……?」

魔法使い「……全部うそぴょーん」

盗賊「ぴょーん」

賢者「…………」イラッ

賢者「お二人共? お話があります」ゴゴゴ

盗賊「ひっ!?」

魔法使い「……私は無実。 全部盗賊が言った」

盗賊「ちょっと!?」

勇者「朝からお前ら元気だなおい」


賢者「今日はどうします?」

勇者「あーそうだなぁ。 なんかしたいことある?」

魔法使い「……特に」

盗賊「うーん……」

勇者「何もねえのかよ……」


>>289 イベント発生(したいことでもおけ)

①ボス出現

②エロボス出現

③自由安価

修行

安価了解

また明日書きますごめんなさい


勇者「んじゃ、今日は修行だな」

盗賊「えぇー」

勇者「えぇーじゃねえんだよ!!」

魔法使い「……私今日は体調悪い」

勇者「嘘つけ朝からパン3枚にシチューとサラダ平らげてたぞ」

賢者「あ、あのー…… やらなきゃダメですか?」

勇者「あぁん?」

盗賊「そうだよ、旅していく内に強くなってくもんじゃないの!」

勇者「はぁぁぁ~~~? クソデカため息出るわ」

勇者「あのさ、お前ら外の世界舐めすぎだからな?」

盗賊「………っ!」ゾッ

魔法使い「……ぅ」

賢者「ちょっと……殺気たてないでください……!」


勇者「何言ってんだ、今みたいに殺気剥き出しで敵は襲ってくるぞ?」

勇者「そんな時俺らはやるしかない。 分かるよな?」

勇者「そのうち強くなるなんて甘っちょろいこと言ってる場合じゃねえんだよ」

盗賊「分かった、分かったってばー」

魔法使い「……先生、怖いです」

勇者「こっちは真剣なんだよ!」ゾォ

魔法使い「……!」ビクッ

勇者「よし、じゃあ町外れまでいくぞ」


勇者「さて諸君。 戦いの中で一番重要なことはなんだと思う?」

魔法使い「……やる気」

盗賊「元気!」

賢者「勇気」

勇者「精神論の話してんじゃねえんだよ!!」

魔法使い「……ちなみに正解は?」

勇者「それはな……攻撃を食らわないことだ」

勇者「小さいダメージなら回復魔法ですぐに治る」

勇者「だがデカいダメージは回復するのに手間も時間もかかる、そしてなにより回復するまで動けなくなっちまうのがヤバい」

勇者「戦闘中動けなくなることは死を意味するぞ」

魔法使い「……うーんそれは何となくわかるけど」

賢者「後衛職の私達も重要なことなんですか?」

勇者「はぁー…… 頭いてぇなぁもう」

魔法使い「……むかっ」

勇者「必ずしもお前らに有効な間合いで戦えるとは限らないだろ?」

勇者「前衛が突破された時、後ろから敵が来た時、特にやばいのが前衛がやられた時!」

勇者「自分の身は自分でなんとかしなきゃいけないんだよ」

勇者「それどころかうまく立ち回って前衛を助けなきゃいけないことだってある」

勇者「だから、ちゃんと賢者と魔法使いにも身のこなし方は覚えてもらう必要があるんだよ。 お分かり?」

賢者「なるほど……」


勇者「よし、じゃあ実践あるのみだな」

勇者「俺が今から手加減しながら木刀で戦うからそれを必死に避けろよ?」

勇者「得物でガードするのももちろんOKだ」

勇者「ただ、当たったら痛いから気をつけろよ」

盗賊「い、痛いの!?」

勇者「当たり前だろ! 痛みにある程度慣れるのだって重要なんだからな!!」

魔法使い「……スパルタだ」

賢者「うー…… 帰りたいです」

勇者「はい、じゃあまずガキンチョ!!」

盗賊「いーやーだーー!!」

勇者「逃げんなゴルァ! お前がやられたら後ろの2人がやられるんだぞ!」

盗賊「ゆうしゃが全部やっつけてくれればいいんだよー!」

勇者「人に頼りっきりでどうすんだあほ!!」

盗賊「やだー! 鬼ー! 悪魔ー! 魔王!」

勇者「勇者だ!!」

盗賊「いけずー! ばかゆうしゃー! 鬼ー!」

勇者「語彙が残念すぎるわ」


勇者「おらいくぞぉー!」

盗賊「くんな!」

勇者「らぁっ!!」

盗賊「ひっ!? 速っ!」

勇者「おらおらぁっ!!」

盗賊「待って! 本当に! 危ないってー!」

勇者「喋ってたら舌噛むぞ!」

盗賊「ぐっ……!」


勇者(こいつ盗賊なだけあってすばしっこいな)

勇者(俺の攻撃にもなんとかだけど交わして対応できてる)

勇者(もう一段階レベル上げてもいいか)



ひゅっ!

かぁんっ!!


盗賊「あっ!!」

勇者「あーあー、短剣簡単に弾かれたぞ?」

盗賊「わっ、わわっ!」ヨロヨロ


ドテン


盗賊「いたた……」

勇者「ほら、かわすだけじゃなくてちゃんと短剣も使えよ?」ゴンッ

盗賊「いたぁっ!!」


盗賊「ばかゆうしゃ! なにも頭叩かなくてもいいのに!!」

勇者「ペナルティがねえとなぁ?」


ヒュッ!!


盗賊「はっ!」


ヒュォンッ!!


盗賊「あぶなっ……!」

勇者「ほらここぉー!!」

勇者(避けきれなくなった時、短剣で弾かねえとジリ貧になんぞ?)

盗賊「ぐぬぬっ!!」


カンッ!!


盗賊「やぁぁぁっ!!」

勇者「おおっ!?」

盗賊「はぁっ……はぁっ…… どうだ!」

勇者(なかなかやるじゃねえかこいつ)

勇者(子供なだけあって飲み込みが早いな…… でもなんかムカつく)

勇者「どうだじゃねえ、気抜くな」ゴンッ

盗賊「~~~っ!!? っああぁぁぁ~~~!!」


勇者「はい次ィ!!」

魔法使い「……うー」

勇者「いくぞおらぁ!」

魔法使い「……ベギラマ」

勇者「はっ!?」


ゴォォッ!!


勇者「あぶね!!」

魔法使い「メラミ、ヒャダルコ」

勇者「おい!! 避ける練習って言ってんだろ!!」

魔法使い「……攻撃は最大の防御」

勇者「てめぇ……」


ひゅんっ!!


魔法使い「!?」

勇者「舐めんなよー?」

魔法使い「バリア!」

勇者「あめぇ!!」スッ

魔法使い「……横っ!」

勇者「防いでみろやー!」

魔法使い「ピオリム!」サッ


勇者「なんだよ、やるじゃん」

魔法使い「……はぁっ、はぁっ」

勇者「まだまだいくぞ!」

魔法使い「うーん! もう!」

勇者「ふっ!」

魔法使い「バシルーラ!!」


ビユォォォォオオオオオッッ!!!


勇者「うおおおおおああああ!!」

勇者「バカっ! やめろ!!」

魔法使い「……ぐぬぬ!! はぁぁぁーー!!」

勇者「うおわあああああ!!」


ピューン


魔法使い「……はぁ、はぁ、勝った……」

賢者「ちょ、ちょっと!? 勇者どこか飛んでいっちゃいましたよ!?」

魔法使い「……緊急事態だった」

盗賊「……そう?」


ビリリ……


バァァァァンッ!!!


魔法使い「……ひっ!?」

勇者「お前よくも遠慮なく吹っ飛ばしてくれたな?」

魔法使い「え……あ……どうして……」

勇者「魔法装備までさせやがって、覚悟しろよ」

魔法使い「や……やだ……こないで……」

魔法使い「……こわい……怖いよぉ……」


ゴンッ!!!


魔法使い「……ぐすん」

盗賊「痛そ」

魔法使い「……盗賊ぅ」

盗賊「痛かったねーよしよし」

魔法使い「……勇者許さない。 寝込みメラミの刑」

盗賊「それ死ぬんじゃない?」

賢者「行きたくないんですけど……」

勇者「さぁ来い賢者ちゃん」

賢者「痛くしないでくださいよぉ」

勇者「なら頑張ってかわすんだな」

賢者「ふぇ……」


賢者「こ、こないでー!」

勇者「甘ったれてんじゃねえ!!」


ひゅんっ!!


賢者「えいっ、」


スカッ


勇者「そんな大振りじゃ全然ダメだぜ?」


むにゅ


賢者「ひゃぁっ///」

勇者「うーん、やっぱりこの胸の弾力は素晴らしい」

賢者「な、なにしてるんですか!」ブン

勇者「そんな無駄に動いたらおっぱいも揺れちゃうぜ?」

賢者「この! このこのっ!!」ブンブン

勇者「いやあたまらない」モミモミ

賢者「なんで! なんで当たらないんですか!!」スカスカ

勇者「うーん! 最高」


勇者「ほいっと」

賢者「きゃああぁっ! なんで後ろから揉むんですか!?」

勇者「うひょひょーたまんねー!!」

賢者「やっ、やぁ……だめっ……んぅ」

勇者「おいおい? 感じちゃってんのか?」

賢者「お、お願い…… やめてください……」

勇者「んー? どうしよっかなー?」

賢者「ち、力が抜けちゃう…… やっ……ん、あっ……」

勇者「お?」

勇者「パンツまで濡れてきてんじゃん? 賢者エロいなぁ」

勇者「盗賊と魔法使いに見られながら感じちゃってんの?」

賢者「や、やだぁ…… 見ないで……んっ、あぁっ」

勇者「すっかりいい声にな……ぶふぅっ!?」


ゴロゴロ……がんっ!!


盗賊「はぁっ! はぁっ! なにやってんのばかゆうしゃ!!」

魔法使い「……イオラ」

勇者「ぐああぁぁっ!!」

魔法使い「……賢者、大丈夫?」

賢者「ぐすっ……ありがとうございます2人とも……」

盗賊「賢者、もう大丈夫だからね」

盗賊「たっぷりと、仕返ししないとね」

魔法使い「……そうだね」

賢者「女を怒らせたらどんなに怖いか、思い知らせてあげないとですね」

勇者「待て、待て待て?」

盗賊「さよならゆうしゃ、短い付き合いだったね」

魔法使い「……辞世の句は読めた?」

賢者「絶対許しませんから」

勇者(あ、もうダメだこれ)

また明日


魔法使い「……いい湯だね」

魔法使い「……あははん」

盗賊「魔法使い、おばちゃんじゃないんだからさ」

魔法使い「……おばちゃんって言われた」

賢者「なんで私の方見るんですか!? 酷くないですか!?」

盗賊「一番年上だもんね」

魔法使い「……年増なんて言ってない」

賢者「今言いましたよ?」

魔法使い「……お背中流しますよお姉さま」

賢者「白々しいです」

盗賊「それにしてもさー今日のゆうしゃありえなくない?」

魔法使い「……スパルタ」

盗賊「なにが修行だよ、ただ木刀で殴りたかっただけじゃん」

魔法使い「……賢者に至っては胸揉まれただけ」

賢者「やめてください……思い出したら恥ずかしくて……」

盗賊「賢者、すんごいエッチな顔してたもんね」

魔法使い「……メスの顔」

賢者「うー……」


賢者「そういう2人だって勇者とエッチしたくせに!」

盗賊「うぇっ!?///」

魔法使い「……成り行きで」

賢者「な、成り行き!?」

魔法使い「……うん、勇者に私の昔の話したら襲われた」

盗賊「い、意味分かんないよ!?」

魔法使い「無理やりちんちんしごかされて」

魔法使い「することになった」

盗賊「えぇー!」

賢者「ひ、ひどくないですかそれ? 話聞く限りレイプですよ」

魔法使い「……うーん、でも勇者優しいの分かってたから」

魔法使い「……私も嫌じゃなかったし……」

盗賊「わー、魔法使い大胆…… なのに顔真っ赤だよ」

賢者「なんだかすごい話聞いちゃいました、私がのぼせそうですよー」


魔法使い「……盗賊は?」

盗賊「え?」

魔法使い「……勇者と初めてした時のこと」

盗賊「うーんゆうしゃのこと好きになったきっかけはなんていうか……意外と真面目に勇者してるんだなって思って」

盗賊「それがなんかかっこよかった」

賢者「ギャップってやつですね」

魔法使い「かっこよく見えるマジック」

盗賊「うん…… ゆうしゃが俺のこと好きでいろって、守ってやるって言ってくれたから」

盗賊「この人のこと、好きでいてもいいかなーって」

盗賊「いっぱいキスして、優しくしてくれてくれて幸せだった」

魔法使い「……ところで、勇者の入った?」

盗賊「うぇ!?」

賢者「あれは大きいですもんね……」

盗賊「う、うん…… 気持ちいいよね」

魔法使い「…………」

賢者「あはは……」

盗賊「ちょっと! なんでそこで黙るの!」

魔法使い「……こんな子でもやることやってるんだなって」

賢者「乱れてますね」


盗賊「じー」

魔法使い「……じー」

賢者「な、なんですか」

盗賊「勇者明らかに賢者のことを特別扱いしてるよね」

魔法使い「……おっぱい触るしね」

賢者「勘弁してくださいよ…… 胸触られるのなんて嬉しくないです」

盗賊「で、昨日の夜勇者の部屋に行ってどうだったの?」

魔法使い「……あんあんした?」

賢者「え、えぇっと……」

賢者「私から、求めちゃいました……」

盗賊「えぇーっ!!」

魔法使い「……見かけ通り大胆」

賢者「すごく幸せでしたね。 本で読んで知識では知っていましたが、本当にこんな気持ちになるんだって思いました」

盗賊「ひゃーなんかすごいね」

魔法使い「……おっぱい揉まれたんだ」

賢者「……はい」

魔法使い「……こんな大きくて、柔らかいなんてけしからん」モミモミ

賢者「きゃぁっ! やだ、やめて魔法使いっ!」

魔法使い「……少しでいいから分けて」

盗賊「そうだそうだ!」

賢者「やだぁ! 助けてくださいぃ……」

魔法使い「……実にけしからん。 揉みごたえがいい」

盗賊「わ、マジでがっつり揉んでる……」

賢者「盗賊、見てないで助けて……!」


賢者「本当にみんな勇者のこと好きなんですね」

魔法使い「……そうだね」

盗賊「うん、好き」

賢者「なんですかね、恋のライバルのはずなのに」

賢者「不思議と嫌じゃないんですよね」

魔法使い「……分かる」

盗賊「勇者があんな感じだからねー毒気抜けちゃう」

賢者「勇者のどこがいいんですかね」

魔法使い「……なんだかんだ優しいとこ」

盗賊「……男らしいとこ」

賢者「ちょっとエッチなとこ……?///」

盗賊「ねぇ思うんだけどやっぱり賢者が一番エロいよね!」

魔法使い「……思った」

賢者「ちょ、ちょっと!」

賢者「私知ってるんですよ! 魔法使いなんて御者台でエッチしてたんですよ!?」

魔法使い「……なっ!///」

盗賊「えぇ……」

魔法使い「……勇者がその方が興奮するだろって…」

盗賊「で、興奮した?」

魔法使い「……うん」

盗賊「うわぁ…… みんなエロかったぁー」

賢者「うぅ……聖職者ともあろう者が……」

魔法使い「……バレてたなんて」

盗賊「みんなの黒歴史になること必至」


勇者「おせーよ! 風呂にどんだけ時間かかんだ!」

魔法使い「……女子会してた」

賢者「盛り上がっちゃいましたね」

勇者「なにそれ? 俺も混ぜろよ」

盗賊「女子会は男子禁制だよ!」

勇者「ケチケチしやがってよぉ、こういう時だけハブになるのはいつも俺だ」

賢者「もー、怒らないでくださいよ」

勇者「けっ、もう知らん」

魔法使い「……怒っちゃった」

盗賊「めんどくさーっ!!」

勇者「もうしーらね」

賢者「もー…… 今日も一緒に寝てあげますから」

魔法使い「……ちょっと賢者勝手に決めるのはよくない」

盗賊「賢者が寝たいだけだねー」

勇者「ふーん? 賢者ちゃん俺と寝たいんだ?」

賢者「はい♪ 大好きですから」

魔法使い「……むむ、勇者と私まだ一緒に寝たことないよ」

勇者「あぁ、そういえばそうだな?」

魔法使い「……今日は私と」

盗賊「…………」

勇者「お前は?」

盗賊「……ウチは別にいいもん」

勇者「何膨れてんだよー」

盗賊「膨れてなんかないよ! 勇者はウチより大人の2人の方がいいんでしょ」

勇者「おい」

盗賊「……ウチだって本当は勇者と寝たいよ!

盗賊「でもさ……」

勇者「分かった。 お前の気持ちだってちゃんと分かってるからな」ナデナデ

盗賊「あぅ……」


勇者「さて、寝るか」

勇者「……今日は誰も来ねえのか?」

勇者「さっきあんだけ俺を取り合ってたってのに」

勇者「俺のハーレムがついに形成されてきたじゃないの」

勇者「女なんてチョロいぜ」


>>317 部屋に来るのは
①賢者

②魔法使い

③盗賊

④複数(誰か)

⑤誰も来ない

3

安価了解また後日


コン、コンコンと少しリズムが狂ったノックが響く
躊躇いのような心情がそれだけで読み取れ、俺は努めて明るい声で入れとドアの向こうへ声をかけた


盗賊「…………」


来客者は俯きながらドアの前に立っているが
その表情は読み取れず、足に鎖が繋がれているようにその場から動かない


勇者「どうした? おいで盗賊」

盗賊「うん……」


テトテトと小さな歩幅で歩いてくる彼女を迎え、何も言わずに抱きしめた
力なく寄りかかってきた彼女はそのまま泣きそうな息をつく


盗賊「ゆうしゃ……」

勇者「どうしたんだ」

盗賊「すき……」

勇者「え?」

盗賊「ウチ、ちゃんとゆうしゃのこと好きだよ……?」

勇者「どうしたんだよいきなり」

盗賊「……やだ、賢者と魔法使いに負けたくないの」

勇者「負けてるとかそんなことないだろ?」

盗賊「ゆうしゃならそう言うの分かってるよ…… でもウチは賢者みたいに可愛くて胸も大きくないし、魔法使いみたいに綺麗で甘え上手じゃない!」

盗賊「ウチ、ゆうしゃにワガママしか言ってない……!」

勇者「…………」


思春期によくある深く考えすぎてしまうもの
ネガティブな思考に自分が負けてしまい、自分が価値のない人間だとか他より劣っているだとかそんな考え方

この不安定な時期は俺にも経験があるからなんとなく分かる
その気持ちを思春期特有のものだからとバカにしていいはずがなかった

盗賊にとって、周りの女性は魅力的で自分はまだ女として未成熟なのだ
それが彼女に焦りや不安を生じさせるのは必然と言っていいのだろう

だからせめて今日はいつもよりさらに甘く、愛してあげる他ないのだろう


盗賊「んっ……」


抱きしめた腕に少し力を入れる
体を反らせる窮屈な姿勢になりながらも、密着度が増したことで盗賊の息が小さく漏れた


勇者「お前はワガママなんか言ってないよ」

盗賊「言ってるよ……」

勇者「少なくともそれを俺はワガママなんて思ったことはない」

勇者「好きな子がねだってくれるんだぞ? それをワガママなんて思うわけないだろ」

盗賊「…………」


彼女の薄い唇にキスをした
少し熱を帯びた唇は俺の気分を昂らせるが、グッと堪える
初めての恋人同士のキスのように優しく、長く、お互いの愛を再確認するように体温を繋げ合う
そして彼女の頬に涙が一筋こぼれ落ちた


勇者「納得出来ないか?」

盗賊「よく分かんない」

盗賊「……ゆうしゃはウチのこと好き?」

勇者「当たり前だろ」

勇者「この気持ちは誰にも嘘とは呼ばせねえよ。 俺は盗賊のことしっかり一人の好きな女として見てる」

勇者「だからお前には胸張って、いつもの可愛い笑顔で俺を見ててほしい」


彼女をお姫様抱っこし、体を抱き寄せる
触れ合った頬と頬が盗賊の涙で濡れ、最初は冷たくも徐々にお互いの体温で暖かくなる


勇者「盗賊、俺は本気でお前のこと好きだ」

勇者「たまらなく好きだよ、ずっとこうしてたいとすら思う」

盗賊「うん……」

勇者「信じてくれるか?」


どちらからともなくキスをし、好きという二文字を囁き合う
目を開け、唇を離す

えへへと恥ずかしそうに笑う彼女の目にはもう涙は浮かんでいなかった


盗賊「そんな事言われたら、信じるしかないじゃん」

盗賊「ウチも、ゆうしゃのことだいだいだいだーいすきっ」


盗賊「んちゅ……」

勇者「盗賊、甘いな」

盗賊「へ……?」

勇者「甘い味がする」

盗賊「お、お菓子なんて食べてないよ?」

勇者「んな事言ってねえよ」

勇者「もっとしたくなるって言ってんの」

盗賊「んむっ……!」

盗賊「はぁっ…… やっ、んぐっ…!」

盗賊「ん…んんっ! ゆうしゃ、くるし……」

盗賊「ぷはっ……!」

勇者「うーわ、エロい顔」

盗賊「んぅ……?」

勇者「理性飛んじまうよなぁーこんな顔されたら」

盗賊「……?」

勇者「可愛いってことだよ」

盗賊「ほんと?」

盗賊「もっかい、ちゅーして」

盗賊「今の少し苦しいちゅーがいいな…… ちょっと気持ちよかった」

勇者「お? マゾ開花か」

盗賊「マゾ?」

勇者「男のことが好きでたまらない女のことだよ」

勇者「苦しいことされても男のことが好きで好きで平気になっちゃう子だ」

盗賊「うーんそうなのかな…… 私マゾなのかな」

勇者「ちなみにマゾが進化するとドMって言われるようになる」

盗賊「どえむ……?」

勇者「おう、ドM目指して頑張れよ」

盗賊「うーん……よく分かんないけど分かった!」


……………………
………………
…………
……


盗賊「おわぁっ!」

勇者「よいしょっと」

盗賊「もう! そうやっていつもいきなり持ち上げるのやめてよー」

勇者「だって盗賊軽いんだもん」

盗賊「びっくりするじゃん」

勇者「じゃあ抱っこされたくねえんだな?」

盗賊「……そうじゃないけどさ? ベッドで寝てるのにいきなり体持ち上げられたら誰でもびっくりするもん」

勇者「寝返りうつのにいちいち、今から寝返りうちまーすって言うのも変だろ」

盗賊「私ごと持ち上げて寝返り打たなくてもいいじゃん!」

勇者「あーもーギャーギャーうるさいな! またエッチすんぞごら」

盗賊「ま、まだするの!? さっき2回もしたんだよ?」

勇者「お前がもうやめてって叫ぶからやめただけでまだ行けるぞ俺は」

盗賊「だ、だめ…… 気持ちよくて本当におかしくなっちゃってたから」

勇者「へー? どこがどんな風に気持ちよかったって?」

盗賊「ゆうしゃの、熱いので奥ぐりぐりってされて…… 気持ちよくて頭真っ白になっちゃって」

盗賊「息もできないくらいすごくて…… 苦しくて……」

盗賊「って苦しいの分かってるのにさっきの苦しいちゅーしたんだ!!」

勇者「え?」

盗賊「本当に息できなくて苦しかったんだよ!!」

勇者「でも気持ちよかっただろ?」

盗賊「~~~~っ!」

盗賊「……うん」

勇者「ならいいじゃねえか」


盗賊「……勇者に激しくされた次の日ヒリヒリするの」

勇者「そうなの?」

盗賊「足とかグイグイ押してきたりするでしょ? 筋肉痛にもなる」

勇者「あー……」

盗賊「唇貪られるからカピカピになる」

勇者「うーん」

盗賊「中に出しすぎて次の日も垂れてくる」

勇者「えっろ」

盗賊「……でもしたくなっちゃうね」

勇者「気持ちいいからな?」

盗賊「うん…… 気持ちいいよね」

勇者「お前は特に気持ちいいわー可愛いしよく締まるし最高だわ」

盗賊「体ばっかりじゃん!」

勇者「そうゆって不貞腐れるとこがまたいいんだよなー」ワシャワシャ

盗賊「いーやー!」


更新すいません狩りに忙しくて


勇者「なんだか外が騒がしいなおい」

盗賊「なになに?」


ベッドで盗賊を抱きながら耳を澄ますと外の騒がしさに気が付く
夜中だというのに叫び声や、剣を打ち合う音が聞こえた


勇者「こんな夜中に喧嘩か?」

盗賊「……しかもこんな街のど真ん中で」

勇者「…………」ピクッ

盗賊「ねぇ、ゆうしゃぁ…… 続きしてください……」



キスをされる寸前でお預けをくらった盗賊は俺の首に腕を絡めてくる
淫靡な娼婦のように体をくねらせ、俺を求めてキスをしてくる盗賊を俺は押し倒した

しかしどうにも盗賊に集中が出来ない

外の喧騒は嘘のように一瞬静まり返る
だがそれはやがて、圧縮された空気が爆発するかのように大きな騒ぎへと変わった

敵襲を知らせる鐘がガンガンと鳴らされ、何人もの走る足音が夜の街に響き渡る

そして絶え間なく魔法の爆発音や、剣がかち合う音を響かせ、静かだった夜の街は瞬く間に戦場の雰囲気へと変貌した


勇者「おい、盗賊服着ろ」

盗賊「な、なに? 何が起きてるの?」

勇者「なんかやべえのがいる。 規格外の魔力感じるぞ」

盗賊「それ、敵ってこと?」

勇者「だろうな。 多分いま街の兵士が応戦してるんだろ」


脱ぎ捨てていた服に袖を通し、剣を腰に差す
それだけで先までとは違い一気に気が引き締まる
体の中で魔力も力も漲るようだった

部屋のドアを開けると不安そうな面持ちで俺を迎えた賢者と、額に脂汗を浮かべた賢者がいた


賢者「あ、勇者…… これは一体何が……」

勇者「やばそうな敵が来てるってことは分かるぞ」

魔法使い「……かなりやばめ。 邪悪な魔力が爆発してる」

盗賊「邪悪な魔力?」

魔法使い「……魔物が放つ嫌な魔力。 それを尋常じゃないくらい蓄えてる敵がいる」

勇者「1人か?」

魔法使い「……そうみたい」

勇者「あーそりゃ腕に自信があるタイプの馬鹿だな」

魔法使い「……うん。 普通の人には太刀打ちできる相手じゃない」

賢者「勇者……」

盗賊「いく……んだよね?」

勇者「マジかよ……めんどくせぇなー…」


そう言いながらも柄を持つ手に力が入っていることに自分でも苦笑する
多分勇者として行かなきゃいけないんだろうってことは俺は勿論、この3人にも分かっているようだ
この騒ぎを止めるのは俺しかいない

女たち3人の心配と、期待する目が小っ恥ずかしく見ることが出来ない

だが、覚悟は決まった


勇者「曲がりなりにも勇者だしな、行ってくるわ」

盗賊「あうっ……」


盗賊の頭をワシャワシャと撫でてから俺は宿屋のドアを開いた


兵士一個人の戦闘力は高が知れている
所詮は剣術の模擬戦ばかりで、殺陣の場数は少ないなのだから

だが個々が弱い兵士達は陣形を作り、一つの生き物のように統一した動きを練り上げることで攻撃力も防御力も格段に跳ね上げることができた

幾数もの剣と盾、そして魔法戦術を駆使した陣形戦術こそ、人間が編み出した戦い方の一つだ

だが誇るべきそれは遥か格上の相手の一撃で容易く崩壊してしまった


ただ剣を振り下ろしただけで起こった無数の爆発が、盾を構えていた兵を吹き飛ばした
その威力は中規模爆発魔法イオラを強化したようなもの
それが幾百というとんでもない数となって起こり、魔法耐性など関係なく人だったものを挽肉へと変えた


「な、なんだありゃ……」

「くそっ! 化け物め!!」


後方から攻撃魔法による援護を行っていた魔術師たちが毒づく
詠唱を行い、いざ魔法が発動する瞬間、それ以上の詠唱の言葉は紡がれず1人の魔術師の首が落ちた

ひぃっと隣にいた魔術師が驚く間もなく、その魔術師も体が縦に半分に切り崩される


暗黒騎士「弱い…… 弱すぎる」

暗黒騎士「俺を満足させる猛者はここにもいないのか」


勇者が見たのは、真っ黒な剣と鎧、装備に身を包んだ成人男性ほどの人型の魔物(?)

それは無謀にも突っ込んでいった兵を、ずしゃっと剣で突き刺し、串刺しになった兵の頭を振り下ろす
血飛沫が地面に線を作り、返り血で真っ黒な鎧は赤く染まっていた



暗黒騎士「…………」

勇者「派手にやってんなぁおい」

暗黒騎士「貴様は?」

勇者「おいおい? 名乗るならまず自分からだろ」

暗黒騎士「ふっ、そうだな。 これは失礼した」

暗黒騎士「俺は人間から暗黒騎士と呼ばれている者だ」

勇者「くはは、おいおいマジかよ噂で聞いたことあるぞ」

勇者「強者を求め続けて魔王に仕える人間がいるって」

勇者「人の身体ほどもある得物の大剣を振り回し、全身を呪われた暗黒の装備で包んだ化け物がいるってよ」

暗黒騎士「ふんっ。 人間だった頃など遠い昔の話だ。 そして俺は魔王に仕えて等いない」

勇者「ま、どうでもいいや。 俺は勇者だ。 なんとなく聞いたことあんだろ?」

暗黒騎士「ほう、これは嬉しいな」

暗黒騎士「ずっと探していた者にやっと出会えたのだからなッ!!」


不意打ちともいえる、目にも止まらぬ暗黒騎士の一閃
見えない剣圧が確かな殺人の斬撃となって襲いかかってきた

避けることは出来る
が、そうすれば後ろに控えている兵士達は間違いなく即死だ

僅かな時間で導き出した答えに体はすぐに動き出す
鞘から剣を抜き、瞬間の抜刀術
空を斬る中に確かに刃物のような手応えを感じ、剣圧を斬った



暗黒騎士「ほう? やるな」

勇者「どーも。 伊達に勇者やってねえよ」

暗黒騎士「嬉しいよ勇者。 俺はお前のような強敵をずっと探し求めていた!!」

勇者「キモいんだよ! 俺はホモじゃねえんだぞ!!」


10数メートルある距離を互いに1歩で詰める
誰も目視することが出来ない速さでの切迫、そして斬撃

視覚、意識が加速した勇者でさえ暗黒騎士の動き全ては視えない
だが経験と勘から暗黒騎士の一撃に真正面から剣を当てて対抗した

全身全霊を掛けてのお互い本気の一振りがかち合い、空気を震わせ、地面が耐えきれずに割れる

腕にかかった衝撃は凄まじく、剣どころかこちらの全身の骨が砕けるのではないかと錯覚するほどの一撃

それを歯を食いしばって耐え、ギリギリと鍔迫り合いとなる


暗黒騎士「面白い! 面白いぞ勇者ッ!」

勇者「あ゛あ!?」

暗黒騎士「俺が本気を出して戦えると、今確信したぞ!!」

勇者「ふざけんな! 今のが本気じゃねえってのか!!」


鍔迫り合いの中、ふと暗黒騎士が剣を引く
バランスが少し崩れるが、すぐに振り抜かれた剣をしゃがんで交わす
カウンターの一太刀を入れようとするも簡単にかわされ、お互いに距離をとって相手の出方を伺う


勇者がすぐに動いた
上段からの斬りかかりと見せかけ、すぐさま腕と手首を返しての速攻の刺突
狙いは暗黒騎士の鎧と兜の間の喉元を穿つ一閃

しかしそれも暗黒騎士は難なくいなし、俺の伸びきった体めがけて先の馬鹿みたいに重たい一撃が飛んでくる

剣を当てることは出来るだろうが、相手の勢いを殺すことは出来ないと瞬時に判断し、地面を蹴って無理やりに体を反転
紙一重で回避し、雷撃魔法を見舞う


勇者「ギガデイン」



闇夜を昼間のように明るく照らす神の一撃

鼓膜がいかれるほどの轟音と光の筋が止み、白煙と共に現れたのは鎧から焦げ臭い臭いを漂わせる暗黒騎士の姿だった


勇者「まぁ、倒せるとは思ってなかったが案外ダメージねえのな。 ちょっとショックだわ」

暗黒騎士「良い一撃だったぞ?」

勇者「そいつぁどうも。 まさか敵に慰められるとはね」

暗黒騎士「ふっ、次は此方の番だぞ?」


真っ黒な大剣を両手には抱えての斬撃
先ほど兵の陣形を一振りで崩した連続爆発の技

だが俺はあえてその爆発の中を突き進んだ
肌が捲られ、ダメージを積み重ねてでも突破する意味
それは爆炎の中から突如現れる神速の一撃に意味があった

ゼロ距離から現れた必殺の一撃
さすがの暗黒騎士も爆発の中を抜けてくるとは分かっていたとはいえ見えない中からの一撃に反応が遅れる

それでもこちらの剣の軌道上に刃を置いてくる反応に舌打ちをしつつ、剣を交わす

自分の体ほどもある大剣を薙ぎ払い、返す手でさらに二太刀目を走らせる

左から右への斬撃は確かに暗黒騎士の体を捉え、鎧を切り裂きながら腹部に大きな一文字の傷を負わせた


暗黒騎士「うぐっ……!!」

勇者「はぁっ、はぁっ」


暗黒騎士の傷からは赤い人間と同じ血が流れる
致命傷とまではいかないが浅くない傷は確かな手応えを感じさせるものだった


暗黒騎士「これは……これこそ俺の求めたもの!」

暗黒騎士「俺が本気で戦える相手だッ!!」

勇者「やめろよ今ので本気じゃないとか笑えねえんだけど」

暗黒騎士「俺はお前と戦える事を誇りに思うよ」

勇者「おめー話聞けよな」

暗黒騎士「話す事などもうないだろう? 後は剣で語り合うのみだ」


暗黒騎士は集中する
魔力と生命のエネルギー、それらを溶け合わせ、全身に漲らせる

敵に向ける殺気
それを抑え自らへと迎え、己の力とする達人の成せる技
外に放出されるは殺気ではなく闘気

振り切った殺気、士気、活気を一つのものへと溶け合わせ闘気という力に変える奥義

暗黒騎士の体から紫炎が発せられる


剣を交えるまでもない
勇者も本気を出さねば一太刀で地に伏せられるほどの強さがそこにはあった



勇者「なら、俺も本気を出すぜ」

勇者「暗き雨雲の上天翔ける雷、闇を照らし打ち払う聖なる雷よ! 神の御業と勇者の名の元にここに顕現せよ!! ギガデインッ!!」


爆発的に膨らみ、今まさに雷撃が放たれる瞬間での魔法キャンセル

そしてそれを体内に留め、雷と肉体を強制的に融合させる勇者オリジナルの技


勇者「魔法装備ッ!」


バリバリバリバリと音を立て、勇者の体が真っ白に輝く
紫電が放出され、大気を震わせるように龍のような電気が走る


勇者「いくぞ!」

暗黒騎士「応ッ!」



最初の斬り合いと同じ一瞬での間合い詰めと斬撃
先こそ常人では目で追えないものだったが、今度は正真正銘2人だけの世界
いや、最早2人すらも見えない反射だけの斬り合い

瞬きの間に幾十もの斬撃が踊り合う
ずばばばばばと空気が引き裂かれるが2人とも互いにまだ刃は届かない


雷の速さで勇者が背後に瞬時に回り込み勢いそのままでの袈裟斬り
しかしそれはやはり暗黒騎士の大剣が打ち払った
もう100回を超える打ち合いで驚きもしないが、勇者はすぐさま右脚を鞭のようにしならせ暗黒騎士の顔面めがけて蹴りあげた

ピンボールのように吹き飛んだ暗黒騎士をすぐさま追撃する

その時勇者は確かに暗黒騎士と目が合った


紅く光る目はこちらを見据えており、吹き飛んでいる中で勇者を待っていた
その深い瞳は次の一撃で全てを終わらすと、そう言っているのが聞こえた


体を返し地面を砕きながら踏み込んだ暗黒騎士の今日最速の一薙ぎ

空駆ける雷の如く、神速を体現した勇者の持てる限りの最速の一閃


暗黒騎士「破ァッ!」

勇者「うらあぁぁぁぁっ!!」


その互いの剣は交錯する

擦り切れる金属音、爆発するような雷撃音、轟々と燃える炎の音

音以外の全てを置き去りにした互いの一振りは、相手の身体をめがけて剣閃を描く



無音



そしてたっぷりと一拍おき、ドサッと力なく倒れる音


立っていたのは勇者だった

しかしその左肩から右下腹部まで大きく切り裂かれ、血が溢れる


膝が折れそうになるのをぐっと堪え、胴体と、下半身が切り離された暗黒騎士の元へ歩み寄った

血は溢れて止まらない。 それは水たまりのように広がり彼の命を吐き出しているかのようだった


暗黒騎士「見事……ッ!」

勇者「……危うく負けるとこだったぞ」

暗黒騎士「くははっ…… あと1歩。 俺もまだまだ精進が足りなかったということか」

暗黒騎士「あぁ…… 俺はやっと死ぬ事が出来るのだな……」

勇者「ふざけんなよそんなに強いのに。 お前がいれば魔王を倒せたかもしれねえってのに」

暗黒騎士「ふっ……それは、がはっ……無理だろうな」

暗黒騎士「俺は……魔王に敗れ、永遠の命と闘争心、殺戮の呪いを受けた人間」

暗黒騎士「魔王の……強さは……はぁ……人が太刀打ちできるものでは…ない」

勇者「……お前も魔王と戦ったのか」

暗黒騎士「くはは……それはもう……刃が立たぬ…とは、このことよ………はぁっ……」

暗黒騎士「はぁっ……勇者よ……はぁ……俺を……呪いから解放してくれて……」

暗黒騎士「本当に……有難うッ!」

勇者「…………」


勇者「ただいまー」

盗賊「おかえ……ひっ!?」

魔法使い「……っ! 早く治療を」

賢者「ひどい傷! 今、回復魔法をかけますから!」

勇者「あぁ、悪ぃね」

盗賊「勝ったんだよね?」

勇者「おう、勝ったぞ?」

賢者「すごい音と迫力でした。 建物の中にいるのに、まるで戦場みたいな感じで」

魔法使い「……魔力やら衝撃やらで建物が吹き飛ぶんじゃないかと思った」

勇者「あぁ……本気で戦ったよ。 相手は元人間」

勇者「いや、元勇者だったよ」

賢者「え……?」

勇者「多くは語らなかったが、かつて俺と同じように勇者として生まれ、そして戦った勇者だろうな」

勇者「負けて……呪いを受けて嫌々生かされ続けてたようだな」

盗賊「なに、それ……」

勇者「俺も詳しくは聞いてねえけどさ、元勇者が人間を殺し続けなきゃいけないんだぜ?」

勇者「人を守る勇者が一転、人を殺す殺戮マシーンだ」

勇者「きっとあいつにとって生きてることは地獄だったんだろうな」

魔法使い「……ひどい」

勇者「最後は殺してくれてありがとうだってさ。 後味悪いったらありゃしねえ」

賢者「……許せません、魔王」

勇者「あぁ…… 俺もだよ」

勇者「やっぱり俺は魔王をぶっ殺したいと思った」

勇者「だからこの気持ちを忘れないようにさ傷残しておきたいんだ」

賢者「え?」

勇者「このデケェ傷は勇敢だった元勇者の生きた証と、俺の魔王討伐の再決意の証ってこと。 傷残る程度までしか回復しなくていいから」

盗賊「い、痛いよそれじゃ!?」

魔法使い「……盗賊」

勇者「ははっ、いいんだよ。 怠けてた俺への戒めってことなんだから」

勇者「だから、頼むな賢者」

賢者「もう、痛くて泣きついてきても知りませんからね?」

勇者「ありがと」

賢者「もう…… どういたしまして」

唐突にバトルを書きたくなったんだ
真剣に書いたけどエロと同じくらい疲れる

それではまた

ハーレム増やすの……?
増やしたい?
じゃあ今度安価するね


勇者「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

魔法使い「……なに」

勇者「御者台の振動が傷に響くんだよなぁ」

賢者「ならもう少し治しますよ? 今から回復魔法かけてもきっとその胸の傷は跡として残りますし」

勇者「あ゛ー……いや、なんとなくいい」

盗賊「なんでー?」

勇者「しばらく忘れたくない気がするから」

魔法使い「……分かるような分からないような」

盗賊「つん」

勇者「ぐぉぉああああああっっ!!」

賢者「……盗賊、それはかわいそうですよ」

盗賊「こんな痛がるのに治さない気持ち本当に分かる?」

魔法使い「……やっぱり分からない」

勇者「てめぇ糞ガキ…… 覚えてろよ……」


魔法使い「……雨」

勇者「あー天気悪いとは思ってたがついに降ってきたか」

盗賊「濡れちゃうよー」

賢者「盗賊、風邪ひいちゃいますから荷台の中に入りますよ」

盗賊「うん、魔法使いは?」

魔法使い「……私は平気。 とんがり帽子あるから」

魔法使い「……それに雨の中、ここに勇者一人は寂しいと思うから」

勇者「健気だ…… よし、魔法使い! 俺と濡れて、濡れ濡れなことするか!」

魔法使い「……だめ」

盗賊「はぁ、サイテー」

賢者「……魔法使いは帽子ぎゅっと被って満更でもなさそうですけどね」

魔法使い「……そ、そんなことない!」

盗賊「うわっ、ほんとだ! 魔法使いが必死っぽくで逆にガチだ」

魔法使い「……うー」

勇者「顔真っ赤だな」

魔法使い「……見ちゃダメ」グイッ

勇者「ぶっ……やべ、半勃ち」


勇者「あーさみぃなー」

魔法使い「……火炎魔法使う?」

勇者「そりゃ熱いだろ」

魔法使い「……加減する」

勇者「それでも火傷必至だわ」

魔法使い「……うーん」

魔法使い「……ならくっつく」


ピト


勇者「お、やわらけえ」

魔法使い「……太ってないよ」

勇者「そうじゃなくて女の子の柔らかさだなって」

魔法使い「……んー?」

勇者「ふにふに」

魔法使い「……おっぱいない」

勇者「女の子はおっぱいだけじゃねえだろ」

勇者「柔らかい足」ツー

勇者「気持ちいいお腹」

魔法使い「……んっ」

勇者「おいしそうな二の腕」

勇者「もちもちの頬」

魔法使い「あっ…… ちょっと、触り方やらしいよ…?」

勇者「ぷっくりした唇」チュ

魔法使い「……んんっ」

魔法使い「んちゅ……あむ…ぁ……んっ……」

勇者「お、顔が蕩けてきたな」

魔法使い「……だめなの、今日は」

勇者「ありゃ、女の子の日?」

魔法使い「…………」コクコク

勇者「そっかー」


勇者「でもそれ、ムラムラするだろ? おっぱいだけでいかせてやるよ」

魔法使い「……!? やっ、あぁっん! だめっ、いやっ!」

勇者「嫌って言ってる割に体は拒否してねえぞ?」

魔法使い「……ひゃ……だって、勇者に……力で勝てない……!」

勇者「抵抗もしないくせに何言ってんだ。 お前はそうやって俺に無理やりやられたって思いたいだけだろ」

勇者「本当は自分もしてもらいたいのに、俺のせいにしてそれを認めたくないだけだ」

魔法使い「ち、ちが…… あっ……!」

勇者「でも、いいんだよそれで。 俺に任せて気持ちよくなるのにだけ集中しろ」

魔法使い「集中なんか……あぅっ…… そこ、だめっ…」

勇者「ほら、胸に意識しっかり向けろよ? 乳首がどんどん立ってきて気持ちよくなりたいって言ってるぞ?」

魔法使い「あっ…… らめっ、そこは気持ちよすぎ……」

勇者「コリコリってして、気持ちいいだろ? こんなにいやらしく立って、魔法使いはやっぱりいやらしい子だな」

勇者「本当は期待してたんだろ?」

魔法使い「……ぅー」

魔法使い「……うん…」

勇者「可愛いな」

魔法使い「ひゃぁん! だ、だめ! そんな乱暴に、あぁんっ!」

魔法使い「……だめだめ……待って、おかひくなっひゃう……」

魔法使い「~~っぁぁ! やぁぁ……!」

魔法使い「いく……ひゃっ…!」

魔法使い「あぅ……んん~~~っ……!」

勇者「おー、えっろい顔」

魔法使い「……ばかぁ」


魔法使い「……建物ある」

勇者「あぁ、ホントだな。 雨宿りさせてもらおうぜ」

魔法使い「……うん、そうしよ」

勇者「っつうかなんかさ」

勇者「雰囲気やばくね?」

魔法使い「……呪いの館?」

勇者「そんなんだったら除霊してやるわ」

魔法使い「……物理的なのは除霊とは言わない」

勇者「幽霊でもなんでもかかってきやがれ」

魔法使い「……ねぇやっぱりやめよ。 ここ嫌な気配がびんびん」

勇者「あれぇ? 魔法使いさん怖いんですかぁ?」

魔法使い「……こわい…… だからやめよ? ……ね?」

勇者「よし、いくぞー」

魔法使い「やだぁー…… いーやーだぁー…… 勇者のばかー」

また後で昨日本当はここまで投下しようと思ったんだけど寝てしまったすまぬ

ちなみになんだけど上地の文使わずにセリフだけで書いてみたんだけどどっちがよさげ?


暗雲が立ち込め、暗くなっているのにも関わらず、そこにある洋館に明かりはついていない

手入れがされていないのか草は生い茂っている。 正面の門は錆びつき、軋みながら開き、魔法使いがそれを忌まわしげな目で見る

荒廃したこの館からはみるからに不気味な雰囲気が漂う
魔力の感知に疎い一般人でさえ、この洋館をみれば肝を冷やすに違いない

だが魔法使いのように魔力を敏感に探知出来る者にとってはこの館は地獄そのものだと感じた


魔法使い「……ねぇ、やめよ? ここ呪われてる」

盗賊「呪い?」

魔法使い「邪悪な魔力がこれでもかってくらい漏れてくるよ……」

勇者「まぁまぁ、雨に濡れるの嫌だし行こうぜ」

魔法使い「……話聞いてよー…… 嫌だよここ入るの」

盗賊「……震えてるよ魔法使い、大丈夫?」

魔法使い「……大丈夫じゃにゃい。 ほんとに怖いのに……」

勇者「俺が守ってやるってー。 旅の中での雨よりやばいものなんてねえよ」

魔法使い「……絶対ある」

盗賊「じゃあ魔法使い、手繋いでようよー」

魔法使い「……うん」

盗賊「あれ賢者、どうしたの?」

賢者「いえ……大丈夫です」

盗賊「え、ほんとに?」

勇者「体調でも悪いのか?」

賢者「いえ…… 頭が少し痛むだけですから大丈夫です」

賢者「……なんだか、ここ見覚えがあるんです」

盗賊「えぇ? こんなボロっちい建物に?」

賢者「えぇ…… なぜだか既視感が……」

勇者「ま、いいよ。 早く探検しようぜ」

魔法使い「……探検っていった…… 自分が楽しみたいだけじゃん」



触れるだけでビリビリと呪われそうになる玄関を開ける

これはマジでやばいところだと内心で思いながらもなんだか魔法使いを虐めたい一心でドアを開けきった

予想通り明かり一つ無い建物の中は暗く、不気味な呻き声が静かな建物の中に響き渡っていた


魔法使い「……うぅー。 やだぁ……」

盗賊「あ、あれ!? ねぇ、ドアが開かないよ!?」

魔法使い「……え?」

盗賊「と、閉じ込められちゃった……!」

魔法使い「うぅ…… もうやだ帰りたい…… お姉ちゃん……」

勇者「後ろがダメなら前行くしかねえだろ? ほらいくぞ」

魔法使い「……やだよぉ、なんでみんな平気なの?」

盗賊「魔法使いがビビリなんだよ!」

魔法使い「……うー」

賢者「いたた…… ここ、知ってる気がする」

賢者「どうして? どうして私はこんなにここが懐かしく感じるんでしょうか」


大きな玄関ホールを歩き、廊下を進む

するとそこには肉が削げ落ち、骨身だけとなった骸骨の剣士が多数闊歩していた

人間の盗賊団のようなものではなく、分かりやすく敵でいてくれる魔物に勇者は少し胸をなでおろした

後ろでわんわんと泣き出した魔法使いの声につられ、骸骨の剣士達は一斉にこちらへと向かってくる

廊下は狭く少し戦うには窮屈に感じるが、剣を振るうのには充分だった
カラカラと音を立てて走ってくる骸骨剣士を勇者はバッタバッタと切り伏せていく

最後の1匹の虚空の眼窩に剣を突き立てて、骨を砕き斬り、元人間達の魔物に二度目の死を味わわせたところで新たな魔物が出現した


魔法使い「……っ…!?」


魔法使いの真横の窓からレイスが壁をすり抜けて現れた
魔法使いしかそれに気付かず、彼女は恐怖のあまりに声も出せない


不吉で耳に残る嫌な笑い声をあげ、骸骨の顔面から覗く歯列がカチカチと歯音を立てる

生命力を吸い上げる魔物であるレイスがまさに魔法使いに触れようとしたところで、賢者が攻撃魔法を唱えてレイスを倒した


賢者「はぁ…… はぁ……」

魔法使い「……あ、ありがとぉ賢者ぁ~~……」

賢者「いえ、これくらいのことは…… はぁ、はぁっ」

盗賊「賢者、本当に大丈夫? すごい汗だよ?」

賢者「いえ…… 大丈夫ですよ……」

勇者「少し休んでくか?」

賢者「行かせてください…… なんだか私はこの先に行かなきゃいけない気がするんです」

賢者「私はここを知ってる…… 知ってるのに記憶にもやがかかったように思い出せないんですよ」

勇者「記憶操作の魔法でもあんのか……?」

魔法使い「……そんなの、聞いたことないよ、ぐすっ」

賢者「私はここのことを知りたい。 知らなきゃいけない気がするんです」

賢者「無くしたこの記憶を、取り戻したいんです」


木々や花々が枯れて見る影を失った庭には肉体を失ったゾンビ、グールが歩きまわる。 本館に入るとスケルトンの行進の影があった

脇の部屋に入ろうとドアに手を伸ばすとまるで脅かすかのようにレイスがすり抜けてきて、俺たちを嘲笑った

まさしくここは亡霊の館
人がかつてここに暮らし、そして忘れられた場所

今は死んだ者が魔物や幽霊へと成り果て、暮らす彼らの桃源郷

俺たちはそこにズカズカと入り込む
人間の命という暖かい光に引き寄せられるように魔物達が集まってくる
彼らに安息を与えるために斬り殺し、その度に賢者はなぜだか泣きそうな目をしていた

そして大きなドアの前に立つ
汚れて読めなくなったプレートのほこりをはらうと、そこには礼拝堂と書かれていた


……………………
………………
…………


ここは敬虔な修道院だった
神を信じる敬虔な信徒が数多くここに住んでおり、皆幸せな日々を過ごしていた


全員が食堂に集まり、手を胸の前で組む
この修道院の院長が眼鏡の奥の優しい瞳を瞑り、柔らかな声で食事前の祈りを捧げる


院長「大地の命と神の恵みに感謝します」

「「アーメン」」


少女は院長の祈りが大好きだった
他の聖職者のようにダラダラと長い祈りでないことも好きだったが、院長が本当に神の遣いなのではないかと感じるほどの深い愛情や慈しみが祈りに表れてくるから

修道院の院長という権力者であり、多忙を極めながらも私達1人1人を気にかけ、そして礼拝に来る人々を誰よりも暖かく迎えてくれるまさに聖人を体現した人
私は彼が大好きだった


院長「○○、祈りの句は読めるようになりましたか?」

少女「えぇっと…… いえ、院長みたいに上手なお祈りをしたいのですが……まだ上手く読めなくて……」

院長「そうですか、私のような祈りをしたいと…… そう言って頂けて私も嬉しいですよ」

院長「ですが形を気にしすぎてはいけませんよ。 祈りは神とのお話ですからね? 私達が伝えたい言葉を祈りに乗せるのです」

少女「伝えたい言葉?」

院長「ええ。 感謝の気持ち、愛情の気持ち、時には懺悔の気持ち。 それらを包み隠さず、神にお話するんです」

院長「それが例え不格好でも、神なら微笑みながら聞いてくださいますよ」


私にとっては院長こそが神のような存在だった
穏やかで澄み切った瞳は本当に邪な感情など見えず、その言葉一つ一つは神の代弁のようにも聞こえた

私はまた少し、院長が好きになったのだった


修道院の朝は早い
日の出と共に目を覚まし、掃除を行い皆で食卓につく

しばらくすると民が祈りを捧げるために続々と修道院の中へ足を踏み入れる

玄関を入り、廊下を抜けると綺麗な庭があり、それを横目に見ながら礼拝堂に皆が入っていく

神父たちの説教を聞き、懺悔し、皆満ち満ちた顔で帰路につく

そんな民の様子を見ているのが好きだった

いつも庭を綺麗に手入れするのが私の仕事
皆が庭を見て綺麗ね、と声を漏らすのも好きだ
帰りに満たされた顔で帰っていく人達を見るのが好きだ
頭を下げると笑って撫でてくれる大人達の手が好きだ
私はこの修道院での生活が大好きだ

この毎日を過ごせることが、幸せでたまらなく天国よりもここにずっとここにいたいとすら思っていた


だが今日はなぜだか夜、胸騒ぎがして眠れなかった
そわそわと落ち着きがなく、目を瞑るが眠りの中に入ることは出来ず、ついにはベッドを抜け出した

なんとなく散歩をしてると院長の部屋の明かりが付いていることに気がつく

そろーりそろーりと悪巧みをする子供のような笑みを浮かべながらドアの前に立つと、中から院長の優しい声がした


院長「その足音は、○○ですね?」


ぎくり


院長「どうぞお入りなさい」

少女「失礼します……」

院長「どうかしましたか? こんな夜遅くに」

少女「あ、いえ…… なんだか眠れなくて」

院長「なるほど、そういう夜もありますね。 今ホットココアを入れますのでそこに座ってください」

少女「ありがとうございます」

少女「院長はまだ寝ないんですか?」

院長「ふふ、そうですね。 もう少ししたら寝ましょうか」

院長「私が眠くなるまで少しお話につきあっていただけますか?」

少女「はいっ」


院長は優しい嘘つきだ
本当は昼にやらない仕事が残ってて、それを毎晩こうして片付けているのだろう
そして自分は寝る気などないのに、私が眠くなるまで話をしてくれるのだろう
その優しさが嬉しくて、彼の慈しみに溢れた笑顔がもっと見たかった


その後は院長の入れてくれたホットココアを飲みながらたわいもない話をした
私の近況、庭にコスモスの花が咲いたこと、最近読んだ本のこと

子供のつまらない話にも彼はうんうんと優しく頷きながら聞いてくれた

そして私はハッと思い出す


少女「院長、これ」

院長「これは?」

少女「ハンカチです、今日教えてもらいながら作ってみました」

院長「可愛いヒマワリの刺繍ですね」

少女「えへへ、ありがとうございます。 それ院長にあげる!」

院長「嬉しいです、ありがとうございます○○」

院長「どんな名画よりも子供の書く絵には叶わないとはよく言ったものです」

院長「優しい…… 暖かい出来ですね。 見ているだけで心が休まりますよ」

少女「えへへ」

院長「あぁ、そうだ。 ○○にこの本をあげましょう」

少女「……これは? さとりの、書?」

院長「えぇ、時が来たらこれを読みなさい」

院長「それまで大切に持っているのですよ? とても貴重な本ですからね」

少女「はいっ、分かりました!」


先程までニッコリと笑っていた院長が突然ガタンっと音を立てて椅子から立ち上がった
その目はいつもの優しい瞳ではなく、真剣な眼差しそのもの


聖なる環境に身を置いていた聖職者だからこそ分かったそれは聖と対を成す魔の気配

死の鐘が鳴り響くのが聞こえる
それは確実な死が迫る死神の足音だ


逃げねば
そして逃がさねば……


慌てた様子で1人の若い神父が部屋のドアを開けて叫ぶ


「院長!!」

院長「何が起きたのです!」

「魔物の大軍が突然押し寄せてきて!! 皆逃げております!!」

院長「分かりました! あなたも早く逃げなさい! 私もゆきます!」


神父に逃げるよう促し、彼が逃げようと身を返したその時、死神はやって来た
大型の狼の魔物

それは赤い目をぎらりと光らせ、恐ろしいスピードで神父へと飛びかかった


院長「くっ……! 見てはいけません!!」

少女「あっ……あぁっ、神父様……!」


断末魔の叫び声と共に骨を砕くバキバキという音
そして肉を引きちぎる咀嚼音が小さな部屋に響いた


院長「こっちです○○! 早く!!」

少女「……っ!!」


院長に手を引かれ、部屋の窓から脱出する

外は、まさに本当の地獄絵図だった
修道院は殺戮の地獄となる


建物の窓には、助けを求めながら死んだのだろう血が付着しており、その下にはシスターの衣装と原型を留めないほどに切り刻まれていた肉塊があった

壁には顔面を剣で貫かれて無様な姿で貼り付けにされている者もいた

ある者は回復魔法を唱えている間に私たちの目の前で首をもがれて死んだ


美しい花々が咲き誇っていた私の大好きな庭は、血の薔薇が咲き乱れ私の心を絶望へと変えていく

修道院の白い壁は血で赤く塗り直され、大きな爪痕が残される

私の大好きな修道院はもう残っていない
全ては終わってしまったのだと確信した


院長は私を連れて礼拝堂へと入る
内側から鍵をかけ、そして私の肩を掴んで言った


院長「良いですか○○よく聞きなさい」

院長「今日という日は人生の中で最も辛い日になるでしょう。 この日をしっかりと覚えていなさい」

院長「この日があなたの人生の底です。 あとは這い上がっていくだけです、これ以上に残酷で過酷な辛いことはもうありません」

少女「院長……?」

院長「この礼拝堂の裏口から外へ逃げなさい。 隣町まで走るのです!」

少女「院長は? 院長も逃げましょうよ!」

院長「いいえ…… 私はもうダメです」


見ると彼の足から多くの血が流れていた
私たちが逃げる間に怪我をしたのだろう。 それでも彼は私をここまで導いてくれたのだ


その時、ドアに何かがぶつかる大きな音がした
木製のドアとはいえ他のドアよりは分厚く強度もある。 それでも相手は魔物なのだ

もう、残された時は少ない


院長「私は神を呪います。 このような残虐な仕打ちがあるでしょうか」

院長「私は天に上るつもりはありません。 神の顔など見たくもない」

院長「ですからここを地獄へと変えましょう。 人間と等しく、魔物にも本物の地獄を見てもらわなければなりません」


いよいよドアが形を歪ませ、いまにも破られそうになってくる


院長「行きなさい○○! あなただけは、必ず逃して見せます!」

少女「い、いやです…… 院長……! 私1人だなんて!」


そしてドアがついに破られ魔物が多数ひしめき合いながら向かってくる


院長「神よ、私はあなたを許さない! 奴らに真の地獄を返して見せよう!」


彼は呪詛を呟く
祈りとは真逆のまさに神を呪う言葉の羅列
聞いているだけでこちらまで呪われそうな悔恨や、怨み、妬みが伝わってくる

彼は十字架を胸に突き刺した

瞬く間に彼の肉体は透明なものとなり、そして再構築される

その姿がアンデットへと変わっていくのを私は見た

……………………
………………
…………


賢者「院長……?」


礼拝堂の奥にはリッチが1匹佇んでいた
それが、院長の今の姿なのだと賢者は思い出した
いや、院長の姿だけではない。 さっきの記憶が私の小さい頃の記憶であることを、全て自分の記憶だということを思い出した


ギェアアアアアアアア!!!


彼の優しい声は聞く影もなく、死霊の甲高い声へと変わっている
優しかった瞳は抜け落ち、虚空の眼窩がこちらを覗く

肉体は半霊の体となり、肉体から青白い炎を放っている
その羽織る衣はかつて、彼が着ていた修道院服だ


人骨の杖を振り、業火魔法が放たれる
美しかった礼拝堂のこの惨状はまさに彼が魔物と戦い抜いた証
そして地獄と変わった日から止まってしまった彼の時間そのもの


勇者が剣で一振りすれば業火は消炎した
彼は剣を握り直して戦闘態勢に入るが、賢者は肩に手を置きその前に歩みでる


賢者「ごめんなさい院長、忘れるなと言われたのに私は自分の記憶を閉ざしてしまっていたようです」

賢者「ですが、今全て思い出しました」

賢者「あなたが救ってくれたおかげで…… 私はこうして生きています」

賢者「だから…… 次は今まで頑張ってくれているあなたを私が助ける番です……!」


膨大な魔力を持つ上級モンスターであるリッチはその凶暴さも相まって恐れられる魔物の一角だ

だがリッチは…… 院長はその杖をもう振らない

まるで賢者に殺される時を静かに待つように


賢者「院長……ありがとうございます」

賢者「聖なる火柱よ立ち登れ! グランドクロス!」


リッチの足元が白い光に溢れる
瞬く間にそれは爆発的に広がり、光の柱が立ち上った
アンデットのリッチにとっては弱点の聖なる魔法は致命傷だ
彼は声を上げ、そして倒れた

その虚ろな瞳の先の説教台の上には、小さなヒマワリが縫われた可愛らしいハンカチがあった

今日はここまで
考えてた賢者の過去話消化


勇者「ふぅ」


一息つく
アンデットはほぼ全て倒し雨が止むまでやっと体を落ち着かせられる

賢者は取り乱すこともなく、落ち着いている様子だった
彼女にとっては忘れていた思い出の地であり、そして命の恩人をアンデットの地獄から解放出来たことが嬉しいのかもしれない

女陣は各々体を休めているがもう一つ、やることが俺にはあった
アンデットとは違う嫌な何かがここにはある

俺はその気配に導かれるまま礼拝堂を出て、本館に入った
血が乾いて黒く塗りつぶされた壁を不気味に思いながら俺は廊下を進む

陽が沈み真っ暗な廊下を進み、そしてとある部屋のドアノブに手をかけた

この部屋に嫌な気配を放つ何かがいる



ドアをあけると鼻を突き刺すような腐臭に部屋は満たされていた
胃から上がってくるものをぐっと堪え、務めて部屋の中に注意を向ける

そこには真っ黒ないわゆるロリータ服を着た、盗賊と同じくらいの年頃の女の子がいた
しかし異質なのはその子の両隣を挟むように鎮座された腐った二体の死体

死後数週間、いや数ヶ月は立っているのだろう。 その体は朽ち果て、目も当てられない姿になっている

生と死が混ざり合う異様な光景に自分の目すら疑ってしまう
にっこりと歳相応の笑顔を見せるその異様な女の子が声をかけてきた


暗殺者「こんばんはお兄さん、いい夜ね」



勇者「俺はたった今最悪の夜に変わったよ」

暗殺者「えーそんな事言わないでよ」

勇者「こんな所でなにしてる? そしてその隣の死体たちはなんなんだ」

暗殺者「ふふ、そんなにいっぺんに聞かれても困っちゃうなー」

暗殺者「これはパパとママだよ? 3人でここに逃げてきたの」

勇者「パパとママ……? 俺には死体にしか見え……


がきんっ!!


勇者「いきなりナイフ突き刺すかよおい」

暗殺者「あらら防がれちゃった。 お兄さん強いね」

勇者「お前こそ並の早さじゃなかったぞ? 何者だお前」

暗殺者「ちぇー、これはダメだなぁ私の手に終える相手じゃなかったかぁ」

勇者「質問に答えろ」

暗殺者「んもー、やめてよ怖いんだから」

暗殺者「私は暗殺者だよ。 闇の家業に身を置く一族」

勇者「ってことはさっきパパとママって言ってたそれも?」

暗殺者「うんっ! 私が殺したの!」

勇者「……そうか。 そりゃまたなんで」

暗殺者「えへへ、聞きたい?」

勇者「ま、夜は長いからな。 聞いてやるよ」

暗殺者「ふふ、やっぱりいい夜になるね」



暗殺者「私ね、一族の例に漏れずアサシンなんだけど」

暗殺者「ちょっと私には才能がありすぎたみたい。 人を殺すのがすごく簡単だもの」

勇者「おっかねえ子供だな」

暗殺者「ふふ、お兄さんは殺せなかったけど。 パパとママは私の才能に嫉妬したのでしょうね」

暗殺者「優しいパパとママと一緒にいられてずっと幸せだったのに……あの日までは」


暗殺者「私が仕事でいけすかない男を殺した日、それを早くパパに教えたくてね」

暗殺者「帰ってきたパパにその日殺したターゲットのことを話したの」

暗殺者「人混みの中を掻い潜って、喉をかっ捌いたら口をぱくぱくしながら死んでおもしろかったよーって言ったらいきなり殴られたの」

勇者「…………」

暗殺者「そのまま私の初めてを無理やり奪われちゃった。 許せないでしょ? でもね、それからそうやってパパに毎日殴られ蹴られ切られ犯され続けたの」

暗殺者「あんなに優しかったパパが怖くて怖くてたまらなかったなぁ」

勇者「ママは? 助けてくれなかったのか」

暗殺者「ママももちろんその事は知ってたよ。 見て見ぬ振りってやつ」

暗殺者「でもね、犯され続けるのが耐えきれなくなってママに助けを求めたらね酷いんだよママ」

暗殺者「あんたのせいで私はパパに愛されなくなった、だってさ」

暗殺者「もうダメだこいつって思ってママ殺しちゃった」

勇者「……そうか」

暗殺者「いとも簡単に殺せてびっくりしちゃった! ママってこんなに弱いんだー、って」

暗殺者「なんか私自信ついちゃってね! これならパパも簡単に殺せるんじゃないかなって思ってね!」

暗殺者「そしたら本当に簡単に殺せちゃったの!!」

勇者「お前……」

暗殺者「怖かったパパとママをそうやって殺したの」

暗殺者「ふふ、それで今はこうしてここで3人で静かに暮らしてるんだ」

暗殺者「怖かったパパとママは、前みたいに優しい2人に戻ってくれて私は嬉しいの!」

暗殺者「えへへ、パパもそう思うよねー」

勇者「……いかれてんな」

>>395 どうするか

①暗殺者を殺す

②暗殺者を説得して一緒に来るように言う

③とりあえず犯す

④犯す

3と4の違いは何ですかね・・・


勇者「お前、それで幸せか?」

暗殺者「うん! パパとママと一緒にいられて幸せだよ!」

勇者「違う、分かってねえなお前」

勇者「それはただの死体だ。 お前のパパとママはもう死んでんだよ」

暗殺者「……どうして、そういうこと言うのかな?」

暗殺者「殺すよ?」

勇者「やってみろよ」


俺が言い切る前に目の前の少女はとてつもないスピードで肉薄する
右手に握られたナイフの軌道は俺の喉元を目掛けて振られており、それをスウェーしてかわすのと同時に体を無理矢理に捻って回し蹴りを見舞う

ただの冒険者程度であればそのカウンターで勝負が決まるのだが、この暗殺者相手にはそうはいかなかった

対人戦闘を極めれば極めるほど、体の軸や視線、ほんの僅かな腕や足の動きで次の行動が予測できるようになる
そしてその能力は人間相手の殺しを専門とする暗殺者は秀でていた

小さな体も相まって容易く蹴りをかわしたところで彼女はさらに距離をつめる
人類の中では暗殺者の強さは別格だろう
逃げても逃げられない急所を狙い続ける必殺の戦法
だが所詮、それは人類の中での話だ

人類最強の勇者の前では暗殺者ですら年相応の女の子の域は出ない


暗殺者には何が起こったか見ることすらできなかった
不可視の早さから繰り出された勇者の投げ技は、気付けば暗殺者を地に伏せさせている

床に激しく叩きつけられた衝撃で暗殺者は息が詰まり、目がチカチカとして焦点が合わせることができない
喘ぐように酸素を求めながら圧倒的な強さの勇者をせめともと睨みつける


暗殺者「がっ…… あっ……い、いたい……」

勇者「お前はまだ生きている。 それはお前のパパとママとは違うことを認めろ」

勇者「セックスをして気持ちよくなれるのは生きている者の特権だぜ」

暗殺者「がはっ…… セックスなんて気持ちよくないよ」

暗殺者「パパと何回も何回もしたけど全く気持ちいいものなんて思ったことないよ」

勇者「それはお前がただ乱暴にされただけだからな」

勇者「俺が本当のセックスを教えてやる」


雷魔法を静かに唱える
魔力を極限まで抑えた攻撃ではない用途での雷撃
指を彼女の口にねじ込み、そしてその指先から微弱な雷撃魔法を放った


暗殺者「ひゃぁんっ!」


暗殺者はまさしく電気が走ったように体が跳ねる
そしてその体は脱力しきり、四肢は力なく投げ出された


暗殺者「あ、あれ……?」

勇者「動かねえだろ」

暗殺者「な、なにしたの」

勇者「雷魔法をちょっとアレンジして、麻痺魔法にしたのよ」

勇者「この麻痺ってやつがかなり癖になるんだぜ?」

勇者「さ、お楽しみの時間だ」


小さな暗殺者の体を持ち上げる
ひゃぁぁと頓狂な声を上げ抗議をしてくるが、それには答えず腐臭に満たされた部屋を出る

適当に空いた部屋に入り、埃だらけのベッドに彼女を横たわらせる

そして乱暴に彼女の服を引き裂き、その裸体を明らかにさせる


暗殺者「や、やだ…… お兄さんも乱暴するの?」

勇者「さぁな」


痺れのためか、恥辱のためか微かに歪んだ彼女の唇に口付けをする
ただそれだけの刺激でビクンと再び体が跳ねた


暗殺者「んぅ~~! あ、んっ!」

暗殺者「唇が、ぴりぴりする……!」


割れた唇に舌を這わせる
痺れてうまく動かせないのであろう舌を絡め取り、ちろちろと舐めながら吸い付く
通常よりも何倍にも強く感じる刺激が脳にダイレクトに届き、彼女の頭の中は真っ白になり、早くも弾けた


暗殺者「あっ、んぅ~~、あっ!!」

暗殺者「ひゃぁ、や、だめ! いくっ!」

勇者「へぇ、イクって感覚が分かるのか」

勇者「いいぞ? 我慢しないでキスだけでいっちゃえ?」

暗殺者「あぁん! ひっ、イクっ! いぃ、ああぁぁ~~っ!」


全身を雷が駆け抜けるように快感が走り彼女は達した
ただのキスだけでである


勇者「おいおい、キスだけでイクのか?」

暗殺者「あ、あぁ…… きもち、いい」

勇者「気持ちよくなるのはこれからだぞ?」

暗殺者「だ、だめ」

勇者「どうして?」

暗殺者「おかしく、なっちゃう……」

勇者「じゃあ止めるか?」


彼女の膨らみかけの胸をそっと撫でた
ビクンとしながら顔は再び蕩け、涎を垂らす
その涎を舐め取り、彼女を見つめると自分の方から舌をだらしなく垂らし俺の唇を誘った


その求めに応じるように彼女の口腔内蹂躙する
小さな唇を塞ぐようにし、息も絶え絶えに喘ぎながら必死に呼吸する彼女には構わず喉奥に舌を走らせる


暗殺者「ごほっ、はぁっ……げほっ…!」


呼吸苦のために顔を赤く染め、目尻に涙を浮かべながらも感じてしまう彼女
苦痛と快感を同時に感じ、その苦痛は快感を増強させるスパイスになってしまう
痺れと被虐に抗いながら彼女は必死に息を吸い続け、そして下の口から愛液を吐き出した

もう既にトロトロに熟された秘裂にペニスをあてがう
蜜をすくい亀頭に塗りつけるようにそそわせると暗殺者は反射的に体をビクンと跳ねさせる


暗殺者「だめっ! だめだめ!」

勇者「お前の体はこんなに欲しがってるのに?」


陰唇をわざとらしく広げ、膣口を顕にさせるとそれはヒクつき不規則にうねっていた
俺の意地悪にさらに顔を赤らめるが、そっぽを向いたり顔を手で覆うことすらできない
全ての抵抗行動を封じられた彼女はまさに俺の人形であり、快感を感じるだけのダルマだ

ずぶずぶとペニスを挿入する
熟れた腟内は抵抗などなく、容易く根元まで飲み込み、俺は子宮口をグリグリと突いた


暗殺者「あっあっ! ひゃぁああっ! ~~~~っ!!」


痺れによる何倍にも増強された快感に彼女は挿入の一突きで2度目の絶頂を迎えた


口の端からはだらしなく涎が垂れ流され、目が泳ぐ
下の秘裂から愛液が絶え間なく流れヒダがうねりながら更なる快感を求めてペニスをしごいてくる


勇者「おいおいすげえな」


率直に抱いた感想だった
ただペニスを1度入れただけで、狂うほどの絶頂なのだ
もしピストンをしたら? 奥深くまで本気で突き刺したら?
彼女はイキ狂って死んでしまうのではないだろうか

不安を感じながら彼女の余韻を邪魔しないようにじっとしていると彼女が俺の方をじっと見据えながら痺れる口で言葉を必死に紡ぐ


暗殺者「きもち、いい……」

暗殺者「もっと、いれて?」

勇者「どうなっても知らねえぞ?」

暗殺者「いい…… ほしいの」

暗殺者「おまんこがうずいておかしくなっちゃいそうなの」

暗殺者「パパとした時こんな事なかった」

暗殺者「おちんちんで奥をもっと突いて?」

暗殺者「おまんこの奥がうずうずして耐えられない……」

暗殺者「お願いします、私を犯して」

暗殺者「めちゃくちゃにして、ください」

勇者「…………」

暗殺者「早く、はやく私を狂わせてよぉ!!」


求めに応じられるまま固く反りたったペニスを奥深くへ突き刺す
腟内に満たされていた蜜がペニスによって押し出され、ヌルヌルと包み込んだ
まるで決壊したダムのように蜜は際限なく溢れ出て、彼女の叫び声と共に激しい水音をビチャビチャと響かせる


暗殺者「あああああぁぁぁぁああっ!!!」

暗殺者「はあぁっ! ひゃ、うあああうぅぅぅ!!」

暗殺者「ひぁっ、ああぁっ!! い、あああ……! あぐっ、き……!」


淫らな無数のヒダがまるで精液を絞り出そうとするようにうねりながら絡みつく
彼女はとまらない絶頂の波に叫び狂い、快感に全身を支配される

何度も腰を夢中で打ち付け、そして微弱な電気を時折放つ
それが子宮から全身を駆け巡り脳を震わせる
そうするだけで彼女は体を何度も跳ねさせて脈を打ち、獣じみた嬌声をあげ続けた


暗殺者「や……あぁんっ!! 気持ちいい!!」

暗殺者「びりびり、だめぇっ!! おかしくなっちゃうぅぅ!!」

勇者「お前が狂わせろって言ったんだぞ?」

暗殺者「だ、だめぇ……! ご主人様…… びりびり、ずるいよぉ…!!」


口でぱくぱくと酸素を求めて喘ぎ、肩で呼吸する彼女を抱きとめる
その刺激ですらも絶頂してしまうほどに彼女は壊れていた

あげる声すら枯れ、必死に息を吸いながら突かれる度にピンクの声色を吐き出すただの痴女の姿へと、暗殺者はいつの間にか変わっている


既に何度出しただろうか
ぱちゅ、ぱちゅと小気味よいリズムで彼女へ腰を打ち付けながらぼんやりと考える
数度ピストンされるだけで絶頂し、気を失うもすぐにまた絶頂することで現実へ意識を引き戻させられる


暗殺者「あ、あひ……」

暗殺者「あ、ありがとう、ございましゅ……」

暗殺者「ごしゅしんさま……」


いつから俺はご主人様と呼ばれるようになった?
と思いながらもまた無心で精を吐き出す

腟内へ吐き出された熱いモノで彼女はもう数えるのが馬鹿らしくなるほどの、絶頂をまた迎える


暗殺者「ひっああぁぁぁ……!」

暗殺者「また、また熱いのきたぁ……!」

暗殺者「んんぅ~~~っ……!」


ペニスを引き抜いても彼女の絶頂は止まらない
ガクガクと腰を震えさせながら、刺激に慣れすぎた彼女の身体は性交を止めても快楽を止めることが出来ない


暗殺者「あひっ…… はっ…… いくの、とまんな、い……」

暗殺者「ひっ、あぁ…… んっ……」


自分の意思とは無関係に動いてしまうほどに、走り抜ける性感によって体が作り替えられてしまった暗殺者
その小さな体を抱きしめてじっと彼女を落ち着かせる
浅く早かった呼吸は、静かに深いものへ、そして最後には小さな寝息へと変わる

永遠のように続く絶頂の責め苦ともいえる暴力的な快感からようやく意識を手放せた暗殺者と俺は折り重なるように眠りについた

また今度


暗殺者「そういうことでご主人様に無理やり犯されたから、責任とってもらうの」

勇者「語弊ありすぎだろおい」

暗殺者「あら、本当のことよ?」

盗賊「ちょっとゆうしゃ!? どういうこと!?」

賢者「そ、そんな小さい子を…… あぁ神よ、この邪な心に満たされた勇者にご加護を忘れませんように」

魔法使い「……有罪」


暗殺者をみんなに紹介しようと思ったが、開幕早々に暗殺者がぶっ込んでくれたおかげで批判の目が半端じゃない

盗賊の時でさえかなり揉めたのに、見ず知らずの少女2号をいきなり連れてきたのだ
ましてそれがご主人様だの、犯されただの言われたら、そりゃもう俺はこのパーティで生きていけない


勇者「こいつは色々訳アリのやべえ奴なんだよ。 ほっとけねえし連れてく」

盗賊「話そらした!!」

魔法使い「……じー」

勇者「あぁもううるせぇ!! いいからいくぞ!!」

賢者「ちょ、ちょっとさすがにそんな話じゃ納得できませんよー?」

賢者「この子、まだまだ子供なんですよ? 街に戻って教会に保護をお願いしましょうよ」

暗殺者「あら、そんなの嫌よ」

暗殺者「私はやっと自由になれたんだもの。 パパもママもいなくなっちゃったし」

暗殺者「ご主人様には、責任を取ってもらわないと、ね?」

勇者「ヒッ」

盗賊「ゆうしゃ!? 責任ってなに!」

勇者「そんなもん知らん!!」

魔法使い「……大人しく白状する」

勇者「だぁぁぁぁうるせぇ!!」

勇者「俺は無罪だ潔白だ!」

盗賊「純潔を散らしまくってるやつがなんか言ってるよ」


俺の権限でかなり強引にパーティにねじ込むことになったが、流石にうちの女性陣たちだ。 すぐに暗殺者もその輪の中に溶け込んでいた


魔法使い「……可愛い服」

賢者「ほんとほんと!」

暗殺者「ふふ、ありがと。 これはママが拵えてくれた服なの」

盗賊「へー! 似合うね!」

魔法使い「……私のローブを可愛くしたらこんな感じになる」

賢者「あはは……それ魔法使いのイメージ変わりすぎますね」

魔法使い「……ひらひらーって」

盗賊「似合うとは思うけど無口キャラには今のままの方がいいよね」

魔法使い「……ならこれでいく。 やっぱり正装が一番」

暗殺者「うん、魔法使いかわいい」


盗賊「ねぇねぇ、暗殺者は何歳なの?」

暗殺者「え? 私は今年で14歳になったわよ」

盗賊「あ、うちの2個上だ!」

魔法使い「……近いね」

賢者「本当! ふふ、盗賊といい友達になれそうね」

盗賊「わぁっ! なんか嬉しいー! 魔法使いと賢者とも仲いいけどやっぱりお姉さんだし」

盗賊「歳が近い同士、仲良くしてね暗殺者」

暗殺者「えぇ、こちらこそよろしくね」


微笑ましいやり取りが荷台から聞こえてこちらの気持ちもほっこりしていると、静かに迫ってきた死の気配に本能的に頭をずらす
ヒュンっと風を切る音が耳の側で聞こえ、思わず息を飲み込んだ


暗殺者「あ、やっぱり避けられちゃった」

勇者「お前……ねえわ……マジねえわ」

勇者「仮にも仲間になった俺を暗殺しようとする?」

暗殺者「ふふ、挨拶替わりよ」

暗殺者「だいたい、私とパパとママが仲良く暮らしてたのに無理やり連れてきたのはご主人様よ?」

暗殺者「殺されても文句は言えないんじゃない?」

勇者「いやそんな理由で殺されたら文句の一つでもあの世で言いたくなるだろ」

暗殺者「ふぅ、隣いい?」

勇者「話聞けよ…… いいけどナイフしまえよ」

暗殺者「じゃあ、お邪魔します」


御者台から体を右にずらし、一人分のスペースをあける
暗殺者は少し嬉しそうに微笑みながら俺のすぐ隣に綺麗な所作で腰掛けた

金髪の少し眺めの前髪から覗く水色の色素の薄い瞳がじっと俺を見据える
だが、なんというかこいつの瞳はひかれない。 というより直視をしてはいけない感覚があるのだ
魔法や魔眼の類ではなく、ただ彼女の雰囲気がそうさせているだけなのだろうが
あるいは俺の先入観か


勇者「なんだよそんなに見られると照れんだけど」

暗殺者「ふふ、どうやったらご主人様のこと殺せるのかしら」

勇者「こぇー…… まじやめて」

暗殺者「私は割と本気だけど」

勇者「尚更勘弁してくれよ」


分かった、俺はこの瞳がなんで苦手なのか
暗殺者は何を考えているのか全く分からないんだ

何も考えていないのか、頭にあるのは殺しのことだけなのか
しかし殺気が込められている訳ではない
本当にこの瞳が何を写そうとしているのか、全く読み取れない

微笑んでいる彼女が果たして心の中でも笑っているのか
分からない


暗殺者「ねぇ? 女の人ばかり連れてなんの旅してるの?」

勇者「あー? 言わなかったっけ俺勇者なんだよ」

暗殺者「勇者って、え? あの魔王を倒すっていう勇者?」

勇者「そうだよおかしいか」

暗殺者「ぷふっ、だって私を無理やり犯しておいて実は勇者っておかしいわよ」

暗殺者「しかもパーティが女で固めてる時点で……本当に勝つ気あるのかしら? それにあの人たちはみんな勇者の慰み者でしょう?」

勇者「……ま、そういうことになるな」

暗殺者「最低なのね、ご主人様は」

勇者「あぁ、そう思う」

暗殺者「別に私はなんでもいいんだけれどね。 ご主人様は私にセックスの気持ちよさをもっと教えてくれるんでしょう?」

勇者「任せろよ。 勇者の勇者であんあんだぜ」

暗殺者「ぷっ、なにそれ」

勇者「言ったろ? 俺が本当のセックスを、生きる意味を教えてやるって」

勇者「お前が死に価値を見出すのが馬鹿らしくなるくらい、生きてることが素晴らしいって分からせてやるよ」

暗殺者「ふーん? 期待してるわ」

勇者「殺しなんかやってる暇があったらセックスしたくなるくらい調教してやるよ」

暗殺者「楽しみだわ、私の殺しの快感を超えるものが果たして本当にあるのかしらね」


盗賊「ゆうしゃー? 何話してんのー?」


俺の首に抱きつくように体当たりをしてきた盗賊を受け止める
直後、いたずらっぽくにははと笑う盗賊の背後から、ぎらりと光るナイフが見えた

慌てて盗賊の身を引き寄せながらそのナイフを反対の手で受け止める
刀身を掴んだ手のひらから少なくない血が垂れ、赤い水たまりができる


盗賊「え……?」

勇者「てめぇ、何してんだ」

暗殺者「あら、私が話してるのにその子が割り込んできたのよ」

勇者「だからってナイフ使うことはねえだろ」

勇者「お前、今本気で殺す気だったな?」

暗殺者「さぁて、だとしたら?」

勇者「俺がお前を止める。 お前に俺の仲間は傷つけさせねえよ」

盗賊「え? え??」

暗殺者「なのにご主人様は私をこのパーティに置くと言うのかしら? 爆弾よりも危険な私を」

勇者「ごちゃごちゃうるせぇ、いい女は手元に置いておくんだよ」

勇者「分かったら2度と俺の仲間にナイフを向けんじゃねえ」

暗殺者「…………」

暗殺者「ふぅん。 ま、いいよ」


クルクルとナイフを回して弄んでから彼女はそのナイフをホルダーに収めた

殺気どころか感情の揺らぎすら感じさせない静かなアサシンの業
その、恐ろしさに盗賊は俺の腕の中で震えていた

盗賊を優しく抱きしめるように腕の力を入れ、目の前の問題児を見据える
彼女はニコニコと嫌な仮面のような笑顔を作りながら何ともなかったように佇まいを直したのだった


彼女が俺のいいつけを守るかは分からない
何か気に入らないことがあればすぐに殺そうとする奴だ、油断はならない

あまりにも人を殺すことに慣れすぎたこの少女を、俺は手懐ける事ができるのか
出来なければ俺か、はたまた大切な俺のパーティが傷ついたり死ぬことになる

しばらくはこの小さい悪魔から気が抜けない


パーティに緊張が走ったまま街道を進む
誰も口を開かず、皆の顔に緊張の色が伺える中、騒動の中心の暗殺者は何処吹く風か俺の隣で鼻歌を歌っていた

馬車ががたんと揺れる度に、うっと小さく唸り鼻歌が荒い溜息へと変わる。 そうすると盗賊がビクッと体を震わせるのが何とも不憫だった

仲良くなれると思った矢先にあんなことされたんじゃな……
トラウマもんなのは確実だろう

あとでパーティメンバーにしっかりと事情を説明してアフターフォローしなきゃな

と思った矢先に魔物の群れが集まっていた

勇者「あぁ結構いるな」

暗殺者「数は10体は超えてる」

勇者「冒険者が囲まれるみたいだ、急ぐぞ」

暗殺者「ねぇ、ご主人様?」

勇者「あ?」

暗殺者「魔物なら、殺していいんだよね?」

暗殺者「この人間たちがダメならせめて魔物くらいはいいでしょう?」

勇者「……いいぞ」


聞くや否や彼女は御者台から飛び降り、一直線にとんでもない速さで魔物の群れへと向かっていく


勇者「待て! 一人で行くな!!」

盗賊「ゆうしゃ!」

勇者「俺達もいくぞ!」

魔法使い「……うん!」

賢者「サポートは任せてくださいね!」


暗殺者「はぁぁっ!!」


ミニデーモンと呼ばれる子供の低級悪魔に暗殺者は音もなく肉薄する
この魔物は戦闘力自体は大したことがなく、自分では使えない上級魔法を使おうとして失敗するお茶目な魔物だ
しかしその魔力は舐められたものではなく、発動させられた中級魔法はかなりの威力を持ち、多くの冒険者を亡きものにしてきた凶悪な魔物だ

数いる魔物の中でも暗殺者が最も危険だと判断したのは納得できる

背後から忍び、口を左手で塞いでから喉を引き裂いた
こひゅーっと空気が漏れる音と大量の血の噴水を撒き散らしながら絶命していく。 崩れていくミニデーモンに気づいた魔物がやっと振り向くがそこにはもう暗殺者の姿はない

そばにいた首狩り族という魔物
石で出来た粗末なアックスと盾を持つ魔物の額を暗殺者はナイフで強引に突き刺す
それだけでは即死させられなかったのだろう、絶叫のままに振るわれたアックスをしゃがんで回避し、刃こぼれしたナイフを再度顔面へと叩きつけ、絶命させた

その間にも暗殺者は大目玉が視界に入らないように立ち回る
大目玉という魔物はまさに、大きな単眼が顔面の殆どを占める魔物であり、その眼を見てしまうとたちまち混乱にさせられてしまう厄介な生物だ
その上すばしっこく動き、攻撃力もなかなか馬鹿にならない

大目玉の飛びかかり攻撃を横に飛び避けて体勢をすぐに立て直す
体当たり攻撃をナイフでいなし、その反動を利用しての回転斬りが大きな目玉を斬り裂いた


「グギャァァォァオッ!!」


ドロっとした液体と血が溢れ、痛みのあまり大目玉は嫌な叫び声をあげる
真っ青だった体は怒りのために赤く変色し、ただでさえ早かった動きがさらに早くなる

これが大目玉が厄介とされる混乱とは別の二つ目の理由
一撃で倒せなかった場合、怒り状態となりスピードと攻撃力が上がってしまうのだ


「ギャオォォォァッ!!」

暗殺者「くっ、結構早いねっ!」


飛びかかりを交わしたと思った矢先の体当たりの連続攻撃

驚いて一瞬反応が遅れるが、なんとか交わしながら体当たりをしてくる魔物の下に潜り込む
ナイフを腹に突き刺し、体当たりの衝撃を利用してさらにナイフを深く突き立てた


暗殺者「ぐっ、ああっ!」


衝撃で体を引きずられた暗殺者もすぐに体を起こすが、二本目のナイフも刃元から折れてしまっていた
使い物にならなくなったなまくらを投げ捨て、最後の1本をクルクルっと器用に回しながら手に構える

痛みにのたうちまわる大目玉はやがて静かになった
目の前にいるのは彷徨う鎧が1体


彷徨う鎧は決してこちらには、積極的には攻め込んでこない
こちらの動きをじっと観察し、出方を見ている

対する暗殺者はすぐに仕掛けた

残像すら見えそうなスピードであっという間に迫り、兜へとナイフを差し込む

本来であれば人間の顔面を突き刺す必殺の一撃である
しかし相手は肉体を持たない鎧の魔物
何も無い空洞にナイフを運んだところでダメージにもなるはずがない

不可視の肉体があることに淡い期待をしたが、すぐにそんな考えは甘いものだったのだと悟る

ちっと舌打ちをしたところで甲の内側からナイフで切り傷をつける
がきんと硬いものを切る嫌な感触に奥歯を噛み締めながら、殴るように振られた盾をバックステップで避けた


ふわりと避けたところに彷徨う鎧の剣が振り下ろされる
特別早い刃ではないがなにしろ重さの乗った一撃だ。 直撃すれば暗殺者のような防具もろくに付けない人間であれば即死の威力だ
かすっただけでも大怪我は免れないだろう


血糊がこびりついた剣を最小限の身のこなしで回避してのナイフの斬撃

ただそれはやはり硬い鎧の表面に傷をつけるに留まった
威力が絶対的に足りないのである

彷徨う鎧の剣と盾を掻い潜りながら何度もナイフを振るう暗殺者
だがやはりそれは彷徨う鎧へ効果的なダメージには至っていない


暗殺者は確かに対人間であれば相当な強さを誇るだろう
ただしそれは急所がある人間だからこそだ
もしこれが彷徨う鎧のように、特筆すべき急所がない相手であれば彼女はたちまち不利なものになってしまう
身軽さを優先したナイフでは、文字通り刃の歯が立たないのである
そしてまた彼女の持つ特技も暗殺に特化したものであり、火力に特化したものは少なかった


暗殺者「あぁっ!!」


渾身の全体重を乗せた突き刺し攻撃は鎧に確かな傷をつけた
だがその衝撃にナイフは耐えきれずに折れてしまう


暗殺者「くっ……! あぁもうっ!!」

暗殺者「殺す! 殺すっ!! 絶対に殺すっ!!」

暗殺者「ああああああっっ!!!」


折れた刃で何度も鎧を打ち付ける暗殺者
刃はとうに砕け、もはや柄しか残っていない
だがそれでも彼女は殴るのをやめない
刃が折れたなら柄で殴る
柄が曲がれば手で殴る
手が砕ければ腕を叩きつける
腕が使えなければ蹴る

それほどまでの殺しへの執念が彼女にはあった
殺しは自分のすべて
殺しこそが自分が自分であることの意味なのだろう

事実、殴った柄が曲がり使い物にならなくなればそれを捨て、それでも立ち向かったのだ


盗賊「あぶないよっ!!」

彷徨う鎧の重い剣を盗賊がなんとかいなす
衝撃をうまく逃がしながら、体を翻し暗殺者を抱き抱えて距離をとった


暗殺者「離してっ!!」

盗賊「だめだよ! 武器がないんじゃ戦えないでしょ!」

勇者「全く、無茶苦茶な戦い方をするなお前」

暗殺者「殺す……! あいつを殺すっ!」

勇者「お前には分が悪い。 いいから黙って見てなって」


駆け出した勇者に合わせて彷徨う鎧が剣と盾を構える
こちらの動きに合わせてタイミングよく振るわれた剣を交わしてからの回転斬り
それは鎧を両断し、鎧に彷徨う魂を成仏させた
彷徨う鎧の事実上の死


自分には出来なかったことを容易く行った勇者に、暗殺者は奥歯を噛み締めた
自分の中で勇者への敬愛と殺意の感情が膨れていくのがよく分かる

普通であれば相反する二つの感情
それは暗殺者にとっては表裏一体の感情であることを彼女以外は理解できないのだろう


暗殺者「余計なことをしてくれるたね」

勇者「はぁ?」

暗殺者「あれは私の獲物よ。 私が殺さなきゃいけない相手なの」

勇者「バカいうんじゃねえよ。 あのままだったらお前死んでたぞ」

暗殺者「死なないわ。 死んでも必ず殺してみせる」

勇者「はぁ…… あほかお前がそんなことしてなんの意味がある」

勇者「いいか、俺達はパーティだ。 助け合うもんなんだ」

勇者「お前が倒せない相手は俺がやる。 俺が倒せない相手は魔法使いがやる」

勇者「俺らがやられたら賢者が助ける。 賢者がやられそうになったら盗賊が守る」

勇者「俺らにできない素早い殺しは暗殺者がやる」

勇者「そうやってみんなの強みを活かして戦うのがパーティだ。 弱みを補うのもパーティだ」

勇者「今みたいに一人で突っ走って危ない戦いをさせないようにするのがパーティだ」

暗殺者「……そんなの弱い奴がやることだよ」

勇者「バカいえ、お前より強い俺ですらまだまだ弱いと思ってる。 そう思って当たり前なんだよ」

勇者「弱いからこうしてパーティを組んで戦ってる」

勇者「弱い俺らでもパーティとして戦えば強くなれるんだよ」

暗殺者「…………」スッ

盗賊「だ、だめだよ暗殺者! 怪我してる」

暗殺者「これくらい平気よ」

盗賊「だめだよ、このままあんな戦い方してたら本当にいつか死んじゃう」

盗賊「そんなの……嫌だよ…… せっかく仲良くしようって言ったのに……」

暗殺者「…………」

魔法使い「……大丈夫?」

賢者「あぁ、怪我してる。 すぐに治しますね」

魔法使い「ごめんね助けるのが遅くなっちゃって」

暗殺者「なんで謝るの? 私が勝手にやったことじゃない」

魔法使い「……あなたはもう私たちのパーティ」

魔法使い「……暗殺者の怪我は暗殺者だけの責任じゃない。 私たちみんなの責任」

暗殺者「なにそれ、訳わかんない」

賢者「ごめんね…… 私たちが頼りないからだよね」

賢者「私たち、勇者や暗殺者みたいに強くないけど…… でも頑張るから」

賢者「あなただけに無理はさせないようにするから」ギュッ

賢者「死に急ごうとしないで?」

暗殺者「……そんなこと」


囲まれていた冒険者たちの方もなんとか戦闘を終えたようだった
負傷者はいるがすぐに回復魔法をかけたため大したものではない

囲まれた上に大目玉の混乱効果で壊滅寸前だったがなんとか間に合ったようだ


「ありがとう、この礼はなんと言ったら良いか」

勇者「無事でよかったな」

「あぁ、実はそっちにダンジョンがあってな。 試しに入ったらとんでもないモンスターハウスに当たっちまって」

「命からがら逃げ出してきたはいいんですけど、ボロボロのまま囲まれてしまってもうだめかと思いました。 あいててて」


確かに装備はどこもかしこも傷んでいるようだ
腕も悪くは無いのだろう、しかしそれほどまでに苦戦するダンジョンがこの当たりにあった記憶はない


「つい最近発見されたダンジョンなんですよ。 調査とマッピング目的で入ったはいいんですけど手痛くやられちゃいました」

「いやほんと…… ちょっと私たちの手には追えないやあれ」

勇者「そんなやべえの? なら俺達が行くしかないでしょ」

盗賊「えー!」

魔法使い「……えー」

賢者「あはは……そういうと思いました」

勇者「何いってんの、ダンジョンからモンスターが溢れてきて街道を走る旅人を襲うことだってあるんだぞ?」

「そうだな、それもあってすぐに調査に来てたんだが…… なかなか厳しかったよ」

「よかったらあんたらに依頼をさせてくれないか? このままあのモンスターハウスの中の魔物が出てきたらと思うもゾッとするよ」

勇者「ダンジョン攻略か、いいじゃん」

勇者「やるよな!?」

盗賊「うぇーやだよー」

魔法使い「……諦めよ盗賊」

賢者「どうせ勇者が全部倒してくれますよきっと」

盗賊「うん……」

勇者「超人任せじゃねえか!! ま、いいか」

勇者「おっし、っていうことで出発!」

暗殺者「…………」

勇者「いくぞ、暗殺者!」

暗殺者「…………」

暗殺者「……認めない」

暗殺者「私は私のやり方で強くなる。 そんな生ぬるいことで強くなれるはずなんてない」

暗殺者「そしていつか必ずあなたを殺すわご主人様」

暗殺者「あなたの死に顔…… 考えただけでゾクゾクするもの」

また今度
なるべく早く書きます


魔法使い「ベギラマ」

賢者「ベギラマ!!」


2人の魔法が同時に炸裂し、ゴォッと大きな炎が2つ上がる。 道を塞ぐように蠢いていた魔物達を焼き尽くしていく
身を焼かれた魔物の激痛の叫びは、さながら不協和音のオーケストラだ

そしてその叫び声に釣られるように続々と魔物が集まってくるループに陥っていた


盗賊「ちょっと! 魔物多くない!?」

魔法使い「……ん」

賢者「まだダンジョンに入ってそう時間も経ってないのにこれは厳しいですね」


彼女らの言う通りだった
まだダンジョン内に侵入してから十数分しか経っていない
それほどダンジョンの浅い層にいるのにも関わらず、魔物の数が普通では考えられないほど多かった

通常であればダンジョンの奥深くに進むにつれて魔物と多くエンカウントするようになる
たとえ深層であったとしてもここまで魔物の大群に襲われることなど早々はないのだ

明らかにこのダンジョンは何かがおかしい


賢者「あ! 漏らした敵が来てます!」

盗賊「任せて!」


魔法使いと賢者の広範囲魔法をくぐり抜けてきた骸骨の剣士が、盗賊に剣を振るう


盗賊「たぁぁっ!!」


それを大きく上に飛んで回避、低い天井を盗賊は器用に蹴った
反動をつけた重たい一撃は剣士の頭蓋骨をかち割り、うまく倒しすことに成功する


勇者「ナイスだ盗賊!」


盗賊の攻撃はかなりオーバーアクションだった
もっとスムーズに敵を倒せたなら百点満点だろう
だが敵を1体確実に一撃で倒したことは素直に褒めるべきことでありチームに最も求められていたものだ

魔法使いたちの次の魔法の詠唱の間にも続々と魔物は迫ってきており、その魔法が完成するまでの時間稼ぎをする必要がある
盗賊の前をカバーするように俺は体を滑り込ませ、一閃

勇者「はぁっ!」


一振りで前にいた2体をまとめて倒し、直後大きく踏み込みながら返す刃で3体目を倒した


盗賊「カバーするよ!」

勇者「おっけー!」


3体を倒した先にも敵はいた
だがそれはやや間合いとしては遠く、二歩を踏み込まなければいけないため、なんともやりづらい距離だった
それを盗賊はすぐに気付き、俺と変わるように最前衛へと走っていた


盗賊「ゆうしゃ直伝! 火炎斬り!」


短剣の刀身が炎を纏って明るく輝く
踊るように回転してからの一振りに応じてその小さな短剣から火炎が走った

炎に触れられた魔物には斬られた傷があり、その傷口は高熱のために炭化する
一拍遅れ、魔物の体内から豪炎があがり、体の内部から焼き尽くされた魔物は即死した


魔法使い「……下がって」

賢者「魔法行きます!」


その一言を待ってましたと言わんばかりに俺と盗賊は後ろへ飛ぶ
狭い洞窟の中での範囲魔法はまさに戦術兵器だ

唱えられた中級火炎魔法は魔物を瞬く間に燃やして道を開いてくれた
魔法様々である


勇者「さんきゅ」

魔法使い「……ん」

賢者「あー! 私も褒めてくださいよー」

勇者「おう? 賢者もナイスだったぞ」

賢者「えへへ~」

盗賊「うちは!?」

勇者「おう! 盗賊もナイス! お前とのコンビもめっちゃやりやすくなってきたわー」

盗賊「ほんとー!? やった!」

暗殺者「…………」

暗殺者「……仲良しごっこをして楽しいのかしら」


魔物の群れをみんなの連携で切り崩しながら進んでいく
パーティの連携もなかなか様になってきており俺のワンマンパーティではなくなってきた。 この前の街以来ずっと続けている修行が身になってきているのを実感する

だがなんだか俺が頼られることも少なくなって寂しいのも事実

少しセンチメンタルな気持ちになっていると暗殺者が耐えきれなくなったようで一人で走り出した


暗殺者「…………」シュッ

勇者「おい、暗殺者!? 待てひとりで行くな!」

暗殺者「こうやって戦うことの何が悪いっていうの!!」


激情のままに振るわれたナイフ
しかしそれでも戦いは冷静に、そして素早く魔物の喉を搔き斬った
しなやかな体のバネを利用したひとっ飛びで次の魔物の顔面に飛び、勢いを利用したその刺突は魔物を即死させる

その間に魔物が振るった爪をかわし、またも器用に魔物に飛びかかった
首を両手で掴み、そして全体重をかけて体をひねる
その反動で魔物の首からゴギッ!と嫌な音が立て折れ、力なく魔物は倒れた


暗殺者「…………」

盗賊「暗殺者! 1人じゃ危ないってば!」

暗殺者「……うるさい」

勇者「おい、なに焦ってんだ?」

暗殺者「うるさいって言ってる」ビュッ!!

ガシッ


勇者「……まだチームワークってのが認められないか?」

暗殺者「当たり前でしょう。 手、離して」

勇者「…………」

暗殺者「私は私のやり方でやらせてもらうから」スタスタ

勇者「はぁ……」

盗賊「暗殺者……どうして……?」

盗賊「どうして一人でそんなに戦いたがるの?」


盗賊「ねぇ、暗殺者とうちらは仲良くできないのかな」

勇者「そんな事ねえよ」

魔法使い「……少し時間がかかる」

盗賊「時間?」

賢者「暗殺者ちゃんは一人でずっと戦ってきたんですもん。 それとは別の戦い方をする私たちのことはすぐには受け入れられないですよ」

勇者「あいつにとって戦いは生きることそのものなんだよ。 それまで一人で戦い抜いてきたのは生き方そのものってことだ。 それを否定される気持ちになりゃ、ああなるのも分かるだろ?」

盗賊「そうだね」

賢者「受け入れるのは簡単じゃないんですよ。 時間がかかります」

魔法使い「……だから、受け入れられるようになるまで精一杯サポートしてあげよ?」

盗賊「うんっ! 分かった!」

勇者「へこたれずに仲良くしてやれよ、盗賊」

盗賊「任せてっ!」

勇者「お前に任せるの不安だけどな」

盗賊「なんでよーバカゆうしゃ!」


それから不思議なことにダンジョンの奥に進むほど魔物の数が減っていった
最初は気のせいかとも思ったがついには口笛を吹きながら歩いても魔物が寄ってこないほどになった


魔法使い「……変」

賢者「なんで魔物がいないんでしょう? 普通は奥に進むほど魔物が多くなるものですけど」

勇者「さぁな? とりあえず魔物がいねえんなら休もうぜ」


周囲の安全に気を配りながら俺達は腰を下ろす
賢者が火魔法を使い、湯を沸かして茶を淹れてくれた


賢者「はい、どうぞ」スッ

暗殺者「…………」

賢者「あ! 毒なんて入ってませんよ?」

暗殺者「…………」

勇者「ったく…… ほら寄越せ」


賢者の手からマグカップを受け取り、口に含む
熱さのせいで吹き出しそうになりながらも飲み込み、火傷した痛みに涙を浮かべながら暗殺者にカップを手渡した


勇者「ほら毒なんてねえよ」

暗殺者「…………」

勇者「賢者ちゃん! あちぃよこれ! 火傷したっつうの!」

賢者「え!? 熱々の方が美味しいじゃないですか」

魔法使い「……熱いから気をつけて」

暗殺者「えぇそうする」

盗賊「暗殺者、これ」

暗殺者「これは?」

盗賊「干した果物。 保存食だよ」

盗賊「一緒に食べよ?」

暗殺者「じゃあ」

暗殺者「あむ…… 甘い、おいしいわ」

盗賊「ほんと? よかった!」

勇者「おーい、食べすぎると動けなくなるからな、食いすぎんなよ」

盗賊「分かってるようるさいなぁ」


盗賊「ねぇ暗殺者」

暗殺者「うん? なにかしら」

盗賊「改めて仲良く、して欲しいなって言いたくて」

盗賊「だから…… 友達になってくれる?」

暗殺者「あら、友達っていうのは知らない内になっているものじゃない?」

盗賊「そうかもしれないけど、決意を言葉にしておきたくて」

暗殺者「……?」

盗賊「暗殺者がうちらのこと好きじゃないの分かってる」

盗賊「でも放っておけないの!」

盗賊「うちは暗殺者のこと諦めない。 どんなに素っ気なくされても、避けられても、嫌われても!」

盗賊「絶対友達になるから」

暗殺者「…………」

暗殺者「なにそれ、変なの」

盗賊「暗殺者は強くなりたいってダンジョンの前で言ってたよね」

盗賊「パーティってね、仲間で協力して強くなるのも勿論だけど、それだけじゃないんだ」

盗賊「弱い自分を支えてもらうの。 弱い仲間を支えるの」

盗賊「そうやってみんなで支えあって少しずつ強くなるんだ」

盗賊「私はそれが本当の仲間の意味だと思う」

暗殺者「…………」

盗賊「暗殺者が今すぐに自分を曝け出すのはきっと難しいと思うんだ」

盗賊「でも、もし助けて欲しい時はね」

盗賊「絶対に私が、ううん私たちが助けるから」

盗賊「だから……

暗殺者「やめて」

盗賊「……っ」

暗殺者「分かったから、もうやめて」

暗殺者「……黙って休みましょう?」

盗賊「そう、だね……」

勇者「…………」

魔法使い「…………」

賢者「…………」

暗殺者「でも…… ありがとう盗賊」

盗賊「……!」

盗賊「うんっ!!」

また今度


書き溜めてたのにそれが全部消えたのでやる気出ませんでした
ボス戦頑張って書いたのに……もう書く元気ないごめんなさい久々に安価していきます


盗賊「ここがボス部屋?」

勇者「何が出るか分かんねえぞ。 気を付けろよ」


ドアを開けるとそこは石畳で出来た大きな部屋だった

その部屋の中央には圧倒的な魔力と存在感を垂れ流す成人した大人ほどの大きさの超巨大なハエがいた

無数の目でこちらを覗き込み人の腕ほどもある触角のような前足で顔を触る

そのハエから誰もが目を離すことが出来ない
対峙しているだけでその魔物の恐ろしさが肌を突き刺すような感覚に陥る

こいつがここにいたから魔物は大慌ててダンジョンに逃げ出してきたのだろう
たれ流される膨大な魔力だけで吐き気を覚え、手汗で濡れた剣の柄を握り直した


魔法使い「魔法姉……?」

魔法使い「……魔法姉なの?」


この魔物はかつて魔法使いが教えてくれた姉なのだろう
皆が動けない中、魔法使いはハエに近づいていく


魔法使い「ずっと……ずっと探してたよ魔法姉」

魔法姉「ごめんなさい…… 私が弱かったせいで」

ハエ「…………」


魔物の周りから魔法の輝きが溢れ、それに気がついた時には魔法使いが衝撃によって錐揉みしながら後方へと吹き飛ばされた


魔法使い「待って…… 魔法姉」

魔法使い「…ずっと言いたかったの」


全身を強く打ち、息も絶え絶えの中で必死に言葉を紡ぐ

気を失いそうになりながらなんとか意識の糸を保ち続ける彼女の願いは届かない

ハエは魔法を発動させる
魔法陣が全身を包み込み、ハエの体が魔法陣に吸い込まれるように姿を消した

魔法使いが必死に手を伸ばすがあまりにも二人の距離は遠すぎた

転移魔法の残滓である光の破片が美しく残酷に輝く


魔法使い「くぅ…… うっ…… 魔法姉……」

勇者「魔法使い……」


やっと出会えた姉
掴みかけたその姿はまたその手をするりと抜けてしまった

魔法使いはしばらくそのまま声を上げて泣いた


勇者「魔法使いは?」

賢者「部屋で一人にしてくれとの事です」

勇者「そうか」


急遽街に戻ってきた俺達は宿屋に入った
すっかり元気を無くしてしまった魔法使いを休めさせるために、来たが、俺達もすっかりと疲れてしまった


賢者と盗賊もそれぞれ休むようだ
皆の顔に疲労の色は濃く誰も一言も発することは無かった


ベッドに身を投げるとなぜかいきなり目が覚めてしまう
これでは眠れない

誰かの部屋に行こうか


>>448

盗賊


盗賊の部屋のドアを開ける
ベッドで横になっている盗賊に近づくと突然ナイフが目の前を掠めた


勇者「またか」

暗殺者「あら、盗賊に会いに来てなにをしようとしたのかしら」

勇者「そいつは俺の抱き枕だからな」

暗殺者「ふーん? セックスの快感を教えてくれるの期待してたんだけど」

勇者「ビッチめ」

暗殺者「別にセックスの良さを教えてくれるなら盗賊でもいいのよ」

勇者「ふーん」

勇者「>>450


>>450

①「盗賊とお前まとめて教えてやる」

②「悪いけど俺は今日盗賊としに来たから」

③「じゃあ盗賊に教えてもらえ」

④「気が変わったお前を死ぬほど犯してやる」

⑤「自由安価」


1


勇者「盗賊とお前をまとめて教えてやる」


潤滑油を手に取り陰部に馴染ませる
寝ている盗賊の下着を無理やり脱がせ、その秘裂に潤滑油をたっぷりと塗りたくった

ひんやりとした感覚に目をまん丸にして驚いた盗賊が飛び起きるが、すでにペニスは押し込まれている


盗賊「んひゃぁっ!?」

勇者「おはよう盗賊」

盗賊「んっあぁん! なぁにこれっ!!?」


起きて3秒
既に盗賊の声は甘く顔も蕩けている
蜜と油が混じり、男根を出し入れする度に糸を引きながらぱちゅんぱちゅんと水音が響く


盗賊「んうぅー、気持ちいい」

勇者「もっと声出せ」

盗賊「う、あぁんっ! 奥、気持ちいい!」


早くも性感に身を捩って乱れる盗賊を見て、暗殺者は体をぶるっと震わせた

自ら服と下着を脱ぎ、絹のようにキメが細かい柔肌を顕にする


暗殺者「盗賊、気持ちよさそうね」

盗賊「んにゃあっ!? 暗殺者!?」

暗殺者「私も混ぜてもらえるかしら」


盗賊から返事はない
言葉を喋らせる余裕など与えるつもりはなかった
腰をさらに打ち付け、膣肉を抉る
その度に盗賊は快感を声に載せて吐き出し、入り込んでくる酸素をまた同じようにすぐ吐き出す


暗殺者「ご主人様、私も気持ちよくしてくださいな」

勇者「おう、こっちにこい」


暗殺者の体を抱き寄せ、口付けをする
舌をべーっと出して俺の舌を待つ彼女に応える
唾液を舌に含ませ、そしてお互いに交換するように舌を絡ませた

暗殺者の秘部を撫でながらキスをしていると面白いほどに蜜が溢れてくる
すぐに内股を濡らすほどに溢れた愛液を指ですくって、陰核を弾く


暗殺者「あぁんっ!」

盗賊「暗殺者だって、エッチな声出してる、じゃん!」

暗殺者「だ、だって!」


言いながら暗殺者は自分から舌をねじ込んでくる
指し伸ばされた舌を迎え、絡ませ合うと暗殺者は俺の手を掴みながら秘部に擦り付ける


暗殺者「んふ、はぁ。 ちゅぱっ……」

盗賊「あーずるいー! うちも、ちゅーしたい!」

暗殺者「盗賊は今おちんちん入れてもらってるじゃないの」

盗賊「んぅー!」

暗殺者「あぁ、気持ちいい…… ご主人様の手で気持ちよくなってるわ」


腰をくねらせながら快感に悶える彼女を押し倒し、盗賊と暗殺者が並ぶように横にさせる


勇者「ほら、お前らでキスすればいいだろ」


盗賊「え、暗殺者と?」

暗殺者「…………」

勇者「ほら」

盗賊「え、え…… どうしよっか」

暗殺者「いいわよ?」

盗賊「え」


暗殺者から盗賊に口付けを交わした
優しく、でもどこかぎこちないファーストキスのような接吻
だがそれで盗賊もスイッチが入ったのかお互いに徐々に熱が入っていく

蕩けるように舌を絡ませ唾液を交換する
見つめ合い、時には激しく、時には優しくまるでそれが一つの性交のようにねっとりと絡み合った


盗賊「暗殺者、柔らかい…… 気持ちいい」

暗殺者「ふふ、盗賊可愛いわ」


互いの顔や体に触れ合いながらキスを重ねていく
見ているこっちが元気になってしまうようないけない百合の花園

俺は腰と手を動かすのを再開させる
二人の嬌声があがり、絡まりうまく動いていたキスがぎこちなくなる


盗賊「あっ……だめっ……」

暗殺者「はぁっ、すごい…… ゾクゾクする」

盗賊「暗殺者、ぎゅってしてて…… イキそうっ…!」

暗殺者「私とキスしながらイキなさい?」


恍惚の表情を浮かべながらキスをしている暗殺者
盗賊がまさに絶頂を迎えようと全身で耐えているその時、俺は指先から暗殺者の中に電流を放つ


盗賊「いくッ!!」

暗殺者「んひゃぁぁぁっ!?」


暗殺者の身体が突如弾ける
ドバっと吐き出されるように蜜が流れ、二人同時に絶頂した

また今度
じっくり時間かけて書きたいので


弾けて力なく倒れる盗賊からペニスを引き抜く
ぶちゅ、っと淫らな音を立てて引き抜かれると同時に盗賊の体が軽くはねた


暗殺者「ふふ、盗賊気持ちよさそうだったわ」

勇者「お前もだろ」

暗殺者「ご主人様の悪戯のせいよ」

勇者「バレたか」

暗殺者「骨の髄まであの快感を叩き込まれたものですから」

盗賊「な、なにそれ?」

暗殺者「さぁ、秘密よ」

盗賊「ずるい! うちにも気持ちいいことしてよゆうしゃ!」

勇者「死ぬ覚悟があるんだろうな」

盗賊「え……死んじゃうことなの」

暗殺者「頭がおかしくなるほど犯されるわよ? この人は本当に加虐趣味が過ぎる人ね」

盗賊「ん??」

暗殺者「分からないならいいわ。 この人は私のモノ」

盗賊「ちょっとー!」

暗殺者「あなたは今まで楽しんでたじゃない。 交代よ」


小柄だが、威圧感のある微笑みを浮かべて暗殺者が這い寄る
反り勃つモノを細い指先で撫で、そしてそれを割れ目にあてがい、ゆっくりと腰を下ろした


暗殺者「あはっ、あぁん……」


押し出されるように零れた吐息は艶めかしく、下の口からは下品な水音が弾ける
奥深くまで突き刺さったペニスを包み込むように肉壁がうねり、そして暗殺者の子宮がゴリゴリと存在を主張する

前後に腰を擦り付けるように動かす彼女は自分の動きで快感を高めていく


暗殺者「おちんちん、硬い…… 気持ちいい!」

盗賊「あわわ、すごいよ人のなんて見ちゃいけないもんだ!!」

暗殺者「だめよ盗賊、ちゃんとみて?」

暗殺者「私とご主人様が気持ちよくなるとこ見てなさい」


暗殺者「ご主人様、気持ちいい?」

勇者「あぁ、お前の中ぐちゅぐちゅだな」

暗殺者「うふふ、ご主人様のおちんちんが気持ちよくて…… もう、イッちゃいそう」

盗賊「ふーん? そうなんだ」

暗殺者「なに、盗賊? きゃっ!」


盗賊が暗殺者の膨らんだ胸を後ろから揉みしだく
規則正しく動いていた暗殺者腰は、胸からの快感のためかリズムが狂い少しむず痒い

盗賊が暗殺者のピンクの乳首をピンと指で弾くと嬌声は一際大きくなる


暗殺者「きゃぁっ! なにするの盗賊っ」

盗賊「見てるだけなんてつまんないもん。 暗殺者が私の手で気持ちよくなったらおもしろいかなって」

暗殺者「だからってそんな、乱暴に……ひゃぁん!」


盗賊が乳首に触れる度に暗殺者は震える
それが盗賊の、無邪気な子供故の残酷さとも言える加虐心に火をつけた


盗賊「ここ、好きなんだ?」

暗殺者「い、いいじゃない別に!」

盗賊「気持ちいいよね、うちもおっぱいグリグリされるの好きだもん」

盗賊「だから、うちがいつもされると、おかしくなっちゃうほど好きなことしてあげるね?」

暗殺者「な、なにを……?」


暗殺者の白い耳介が盗賊の唇に含まれる
柔らかく湿った感触に暗殺者は叫んでよがった


暗殺者「あぁ、だめぇっ!! それずるい!!」

盗賊「あはは、もっとないていいんだよ?」

暗殺者「ひやぁぁっ、んぅ、あぁっ!!」


耳元をびちゃびちゃとわざとらしく音を立てながら舐められ暗殺者の顔はみるみる赤くなっていく
両の乳首はなじられ、乱暴に指で刺激されて快感をもたらし続けた

もはや姿勢よく立ってられない暗殺者は俺にもたれ掛かるようにしながらも、更なる快感を求めて腰が自分でも知らずのうちに動いているようだ
蜜が溢れ、内股まで濡らしながら彼女は狂い続ける


暗殺者「いく……っ!」

暗殺者「ぐっ、ぁぁああっ!!」

盗賊「暗殺者すっごいエッチな顔してる」

暗殺者「だ、誰のせい…よっ……!?」


全身を痙攣させながら彼女は絶頂する
ぱくぱくと無数の肉ひだがペニスをしごき、出てはいない精子をかき集めるようにうねる
そんなに精子が欲しいのなら、と俺は下から彼女の身体をペニスの一点で突き刺すように持ち上げる


暗殺者「きゃぁぁっ!! もうだめっ!! イってるからぁ!!」

暗殺者「やっ、ああぁん!! おかしくなっちゃう!! 奥だめぇぇっ!!」

盗賊「うわぁーゆうしゃドSだ」

勇者「こいつのマンコが俺の精子欲しいんだとよ」

盗賊「それならしょうがないね。 いっぱいしてあげて?」

暗殺者「だ、だめ! 死んじゃうぅあああっ!!」


獣のような叫び声をあげる暗殺者は逃げるように体をよじる
盗賊はそうさせないように強く抱き締めながら上から押さえつけるようにのしかかっていた
上から押さえられ、下から突き上げられる彼女の行き場のない身体はペニスが子宮の奥深く突き刺さされる他なく、責め苦のように受け入れ続けるしかない


洪水のように蜜を垂れ流す彼女の目は焦点を合わせられない
ぽんやりとした目は、迫り来る性感により視覚情報を正しく届けることが出来ないほどだった

ペニスに白濁した本気汁がべったりと付着しせり上がってきた射精の波を極限まで我慢してから解き放つ
腰を強く彼女の体に打ち付けたまま奥深くに精を吐き出した


暗殺者「あついっ! お腹あっつい!!」


絞り出された精液は待ちわびていた彼女の子宮の中を満たしていく
いつ終わるのかと心配になるほどペニスは脈打ちその度に精子を吐き出し、そのあまりの量に彼女はえずいた


盗賊「やば……見てるだけでゾクゾクしちゃった」

暗殺者「はぁっ……はぁっ…… ばか……」

盗賊「暗殺者すごい汗だよ」


額に張り付いた前髪をかき揚げ、キスをした
汗が浮かんで熱を持った額を盗賊は手でパタパタと仰いで彼女に新鮮な空気を届ける


暗殺者「はぁっ…… いつも盗賊はご主人様としてるのよね?」

盗賊「うんっ! そうだよ」

暗殺者「そのうち頭おかしくなるわよ」

盗賊「えへへ、もうなってるかも」

暗殺者「え……?」

盗賊「暗殺者が気持ちよくなってるとこ見たら、お腹が疼いちゃって…… 早くゆうしゃのが欲しくてたまらないんだもん」

盗賊「ねぇ、見てゆうしゃ」

勇者「あぁ」

盗賊「ほら…… 濡れすぎて、おもらしみたいになっちゃった」


彼女の言う通り蜜は溢れて内股を、そしてそれは糸を垂らしながらベッドへと落ちて染みを作っていた
粘着性のある筋がいくつも垂れてペニスをいまかいまかと待ちわびる

そんな彼女に電撃を放ち、倒れ込んだところに俺はペニスを深く、深く突き刺した


盗賊「きっ、ひゃあああああああ!!」


麻痺電撃によって感覚が鋭くなった盗賊は一突きで達した
突き刺された衝撃によって押し出された愛液がぶちゅりと音を立て、さらに溢れる


腰を打ち付ける度に彼女は空気が震えるほど叫ぶ
普段の子供っぽい声からは想像もできないほどに淫らで、そして魔物のような力強い雄叫び

弓なりに体を反らして津波のような性感に抗おうとするが、身体は十分には動かない
成す術もなく彼女は涎を垂らしながら絶頂をし続け、わけも分からなくなり狂い続ける他ないのだ


収縮を繰り返しすぎて弛緩してしまった彼女の腟内は無抵抗にペニスを受け入れる穴と化す
子宮口は開き、容易に到達するペニスが突き刺さる度に彼女は達した


暗殺者「ふふ、いい鳴き声よ?」

盗賊「あ……あぁっ……もう、らめ……」

盗賊「止めて…… おかしくなってるから…… ガクガク止まらない」

勇者「俺のが欲しいって言ったのはお前だろ」

暗殺者「そうよ? それに盗賊言ってたわよね?」

暗殺者「もっと啼いていいのよ?」

盗賊「……っ!!」


暗殺者の手が盗賊の胸に触れようとした瞬間、その手は盗賊の口と鼻を多い被す


盗賊「~~~っ!?」

暗殺者「知ってる盗賊? 死を悟った時、糞尿を巻き散らしす人がいるのよ」

暗殺者「中には情けなく射精をする人だっていたわよ?」

暗殺者「でもそれってきっと、すごく気持ちのいいことだと思うのよ」

盗賊「ん~~~っ!?」

暗殺者「ねぇ、最高に気持ちよくなれると思わない?」


盗賊の細い手が暗殺者の腕になんとか到達するが麻痺のために全く力は出ない
万力のように押さえられている手によって盗賊は呼吸が出来ず、重なる絶頂によるエネルギー消費によって身体はどんどんと酸素を消費されていく

盗賊の上気して真っ赤になった顔が見る見るうちに酸欠のために青くなっていき目は虚ろになって瞼が閉じていく

叫ぶ力もなくなり、だらしなく股が弛緩し、どろどろと蜜を吐き出して甘い匂いが立ち込める

分厚くペニスを包み込んで撫で続けていた肉壁はなりを潜め、ペニスを柔らかく擦り続けるだけだ
死体を犯しているのではないかと錯覚するほどに反応がなく、心配になる数瞬

盗賊は涙を一筋流しながら意識を落とす
がくっと脱力したその瞬間に暗殺者は手を退かせ、俺は腰を強く打ち付けた


盗賊「~~っ!!?!?」


気付けられ、そして肺に入り込んできた大量の酸素にむせ込みながら彼女は何十度目かの絶頂を迎えた


暗殺者「おかえり盗賊、どう?」

盗賊「げほっ……げほっ……」

暗殺者「答える元気もなくなるくらい気持ちいいのかしら」

盗賊「うぅ……」

暗殺者「もう1回、しましょうか」

盗賊「え……?」

勇者「そうするか」

盗賊「ま、待っ……~~~っ!!」


再び呼吸の穴を塞がれた彼女は瞳を驚きで見開く
暗殺者が今度は空いた手で盗賊の陰核を弄りながら、乳首を口に含んで歯を立てた
吸い付き、舌で舐め、弾く

ペニスは肉壁を掻き分けながら先端から一気に根元まで突き刺し続ける


暗殺者「あはは、盗賊泣いちゃった」

勇者「なに余裕こいてんだ、お前もだ」

暗殺者「へ? ひぁっ!?」

勇者「暗殺者も同時に気持ちよくしてやるんだから、同じように這いつくばってろ」


今日は終わります
3Pは経験が無いから無理だったよジョニー


勇者「入るぞ」


すっかり夜も更けこみ、真っ暗になった廊下には月明かりがかすかに差し込む
返事がないことを確認し、努めて静かにドアを開くと、そこには窓にもたれかかるように裸の魔法使いが立っていた


魔法使い「……おそいよ」

勇者「あ、あぁ……悪い」


暗闇の中でも美しく映る絹のように白い肌に見蕩れ、息をするのも忘れていると少し不貞腐れた声音で魔法使いは笑った


魔法使い「……子供いじめちゃダメでしょ?」

勇者「冗談だろ、あいつらが虐めてほしがってんだよ」


魔法使いには先の営みが聞かれたのだろう
苦笑いを浮かべながら彼女に歩み寄ると彼女の美しい顔はみるみる強ばっていく

よく見れば彼女の頬には涙の筋が残っており、ついさっきまで涙していたのは言うまでもなかった

優しく、しかし力強く魔法使いの体を抱きしめ、彼女に勇者の存在を確かめさせる


魔法使い「ぐすっ…… ゆうしゃぁ……」

勇者「あぁ、ここにいるぞ」

魔法使い「うわぁん……あぁっ…… ひっく…うっ……」


胸元のシャツが瞬く間に涙で濡れていく
が、そんなことなどお構い無しに、彼女は胸板に顔を押し付けて声を上げて泣いた
皆の目があるからそこ流せなかった分の涙を、愛する男がすぐに来ずに流しきれなかった涙を吐き出すように


魔法使い「……ゆうしゃ」

勇者「うん?」

魔法使い「……ちゅー、して?」


潤んだ彼女の瞳が真っ直ぐに勇者の瞳だけでなく心までも射抜く
愛し合う男女がそうするように、自然と熱を持った唇に唇を重ねる
背に回された手が、さらに何かを求めるようにもぞもぞと忙しなく這い回り、それに同調させるように勇者も彼女を抱きしめる腕に力を少し込めた


魔法使い「……ぷは」

勇者「…………」

魔法使い「……ゆうしゃ」

勇者「ん?」

魔法使い「……まほ姉、またいなくなっちゃった」

勇者「……そうだな」

魔法使い「……せっかく見つけられたのに」

魔法使い「……はぁ、どうしてこうなっちゃったんだろ」

勇者「あぁ」

魔法使い「……ゆうしゃ、助けて」

勇者「あぁ。 もういい、喋るな」

魔法使い「……うん」


気落ちした彼女は俯きながらこちらの胸に寄りかかってくる
腕の中に収まりながら彼女は、居心地が悪いのか、腕の中で体を少し動かし俺の手を取った


魔法使い「……犯して、勇者」


俺の手を小さな胸に押し当てながら彼女は懇願するように、意を決した生娘のように俺を見つめた


魔法使い「今日は、勇者にめちゃくちゃにされたい」

魔法使い「……いっぱい愛してほしい」


股を拭うと、彼女の割れ目は熱く蜜を溢れさせていた

乱暴にベッドに彼女を投げるように押し倒し、服を脱ぎ捨て秘裂に亀頭を押し当てた

そして優しさなど皆無のピストンを始める


魔法使い「あっ、あんっ!! は、激しいっ!」

勇者「お前が望んだことだろ?」

魔法使い「だ、だからって、こんなの、だめぇっ!!」

魔法使い「……ひっ、っ、んぅっ!」

魔法使い「うぅぅ……あぁぁぁっ」


脳天まで響くように激しく突かれる彼女は、衝撃で身体がずりずりと上に持ち上げられる
しかしそれを許さないように、勇者に肩をがっしりと掴まれ、行き場がなくなった衝撃は子宮にダイレクトに伝えられ、彼女を狂わせた


魔法使い「イクッ! 勇者ぁっ! イクッ!!」

勇者「あぁ? イカせてくださいだろ」

魔法使い「い、イカせてくださいゆうしゃぁ……」


強い衝撃に耐えられず目をぎゅっと瞑った彼女が必死にこちらを見つめる
酸素をうまく吸うことすら許されず息も絶え絶えになり彼女は文字通り喘いだ


勇者「顔、こっちに見せろ」

魔法使い「ゆうしゃ、ひっあぁぁっっ!」


ガチガチと歯を鳴らしながら弾けた彼女の体は、強く痙攣する


魔法使い「~~~~っ!!」

魔法使い「ひっ、いやぁっ!!! だめぇっ!!」

魔法使い「あっ…、んぐっ、ゆうしゃぁ!」


痙攣が残る彼女の身体を押さえ込むように抱きしめ、ピストンを早める
絶頂を超えても続く暴力といえる性の衝撃に彼女は獣のように叫ぶ


魔法使い「お願い、止めて!」

勇者「俺にはもっとしてって聞こえるが?」

魔法使い「そ、そんなぁっ! ぐっ、はあぁぁ」




彼女の両手を乱暴に掴んでベッドに押し付け、身動きを取れなくさせると彼女の性感はさらに加速していく
次々に襲い来る衝撃に為す術もない彼女はそれが止むまでひたすら涎を垂らしながら叫び続けるしかないのだ


魔法使い「すぐイっちゃぅ~っ!」


頬を上気させ、力の限りに叫ぶ彼女は再びの絶頂に達する
強くいきんだ彼女の首筋には血管が怒張し、絶頂の波が弾けるとともに体が痙攣しやがて弛緩していく
余韻を楽しむようにビクビクと不規則に揺れる彼女の体を強く抱き締め、愛を確かめるように汗の浮かんだ彼女の首元に口付けをした


魔法使い「あ……あぁぁ……う……」

勇者「おーエロい」

魔法使い「……イッちゃうっていった」

勇者「嫌じゃないんだろ?」

魔法使い「……ん」


勇者「あーあ、お前結構濡らしたな」

魔法使い「……うー」

勇者「びっしょりなんだけど」

魔法使い「……見せないで」

勇者「は?」


自分の中にどす黒い感情が渦巻くのを知覚した
嫌がる魔法使いを無理やり犯せたのならどんなにいいか、と

そうだ、そもそも彼女は自分で言ったではないか
めちゃくちゃに犯してほしいと

秘部を隠すように閉じられた脚を、両手で開かせる
ヒクヒクとうねる膣穴からは、淫猥な匂いを漂わせる蜜がとめどなく溢れ、その穴を満たすモノを今か今かと待ち焦がれているようだ

しばしその秘裂の様子を伺っていると、少し不貞腐れた彼女が勇者の手をペシと叩いてくる
熟れ切った割れ目にペニスを押し当て、一気に貫く
唇を尖らせて横を向いていた彼女はそれだけで顔を蕩けさせ、いつもの落ち着いた声からは想像もつかない嬌声をあげていく


魔法使い「あっ! あんっ! やっ、あぁぁんっ!」

勇者「あ? 何が嫌なんだよ」

魔法使い「は、激しすぎ……!」

勇者「こんなにマン汁垂らしといてか? お前のマンコは喜んでるみたいだぞ?」

魔法使い「そ、そういうこと、言っちゃだめ……!」

魔法使い「んっ……! あっぁぁ! だ、だめぇ激しい!」

魔法使い「おなか、壊れちゃう……!!」


腰を打ち付ける音と衝撃が彼女の脳内に響き渡る
体をよじりながら、無意識に勇者から逃げようとする彼女の体を引き寄せて捕まえる

彼女はただただ快感の波にもみくちゃにされ続けていくしかない
熱を持って弛緩した彼女の膣内はじゅぶじゅぶとペニスを飲み込み、吐き出し、そしてまた飲み込んでいく

膣のヒダがうねってペニスを包み込みその柔らかさが心地いい
しかしそれすら抉るように、奥の子宮を叩き潰すようなピストンに彼女は腕の中で既に数度の絶頂に達していた

獣の雄叫びのような絶叫が耳をつんざき、その声とぱちゅぱちゅと鳴る水音が勇者の気持ちを昂らせていく

だがそれでも心の乾きは満たせない
もっと強い刺激を求めて、彼女の細い首に手が伸びた


魔法使いの白い細首に両手がかかる
決して弱くない力が彼女の首を絞めていく


魔法使い「がぁっ……!」

魔法使い「……ゆ…う、しゃ?」

勇者「…………」


苦しさのためか涙が浮かんだ彼女の瞳が俺を見つめる
それでも解放されないことに焦りを感じたのか、彼女の手が俺の腕を掴んで離そうとする

だがその行為をすればするほど勇者の握る手の力が強まり、彼女は余計に苦しそうに喘いで酸素を求める

一度手を離せば、解放された気管から酸素が一気に流れ込み彼女は大きく咳込んだ
顔を赤くしながらむせている彼女を無遠慮に腰を打ち付けていく

腰を打ち付けながら再び首に手を回すと彼女の先までの苦しいだけだった表情が熱を帯びる
とろんとした表情でこちらをぼんやりと見つめながら、小さな息をやっと吐く


魔法使い「うっ……ぅ……ぅ……」

勇者「気持ちよさそうな顔になってきたな、気持ちいいのか?」

魔法使い「……う、ん」


喘ぎながら必死に酸素を求め、しかし性感に苛まれる彼女の様は激しくそそられた
打ち付ける腰は早く、強くなっていく
その度に彼女は苦しそうに喘ぎそれがまた心の乾きを満たしてくれた




魔法使い「はぁっ……はぁっ……」

勇者「……たまんねえ」

魔法使い「……苦しい」

魔法使い「……でもすごい。 空飛んでるみたいに気持ちいいの」

勇者「そりゃやばそうだな」

魔法使い「……もっとしてほしい」

勇者「あいよ」


先までよりも絞める手の力を強める
ギリギリと音を立てて指が食い飲んでいくと、彼女はまた苦しそうに喘ぐ
腟内がギュッと締まり、ペニスを離さないようにと包み込まれた


魔法使い「が、あっ……」


唇が青くなり、目が焦点を合わなくなってきた彼女はそれでも気持ちよさそうな表情を崩さない
口の端から涎をだらしなく垂れ流してみせる幸せそうに蕩けた表情がペニスに血流を促した

彼女の顔は赤みがかかり、徐々に青ざめていく
体の緊張が解かれ、ガクッと気を失った彼女の頬を張り気つける


魔法使い「……はっ!」

勇者「寝てんじゃねえぞおい」

魔法使い「ぐぁっ……! ぁっ……」


ハッと気を戻した彼女はすぐにまた苦悶と快感の暴力に襲われる
快感が高まり、全身に力が入り酸素を消費すればすぐに脳の酸素が足りなくなり意識が遠のいていく


魔法使い「ふぅぅ…… ふぅぅ……」

魔法使い「ぁ…… ぅぅ……」

魔法使い「くぁぁ…… ぃく……」


その遠くなる感覚があまりにも気持ちがよく、流れに身を任せることしか彼女はできない

だがあまりの刺激の強さに気を失っては頬を張られて現実に戻され、そうしているうちに彼女は最上の絶頂を迎える

急激に緩んだ膣穴から愛液がこぼれだし、そしてちょろちょろと失禁する
その解放感のためか彼女は正真正銘、意識を手放した



尿臭のするベッドから彼女を抱き抱える
毛布を体の上にかけ、勇者の部屋に連れていきベッドに彼女を寝かせた

猫のように体を丸めて小さくなった彼女を抱きしめると、胸元に額を擦り付けてくる
そんな無意識の彼女がたまらなく愛おしく、頭を撫でると彼女は勇者には見えないように幸せそうに小さく笑った

おひさしぶりーふ
久々にみたらレスついてて嬉しかったから書いてみた
また来る

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