勇者「ん?スライムか」スラリンLV99「ピキー?」 (33)



勇者「まあスライムじゃ経験値もお金も足しにならないけど、魔物は魔物だしな倒すか」ヒュッ

スラリン「ピキ?」ミス

勇者「……おっと、手が滑ったかな?」ヒュッ

スラリン「ピキー♪」ミス

勇者「……ははは……この!」ヒュッヒュッヒュン

スラリン「ピキキー」ミスミスミス

勇者「……何だこのスライム……当たらない」

スラリン「ピキ?」

勇者「……ふっ今日は見逃してやるよスライム」スタスタ

スラリン「ピキキー」

勇者「……少し鍛え直すかな?」スタスタ

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勇者「……俺……強いよな?」ヒュッ

ドラゴン「ギャァ」ドサッ

勇者「……明日もう一度行ってみるか」

 ーーーーー

勇者「装備良し……体調良し……昨日はちょっと疲れてたしな」スタスタ

スラリン「ピキ?」

勇者「うおっ!?いつの間に!?」

スラリン「ピキキー」

勇者「覚悟しろ!ていっ」ヒュッ

スラリン「ピキー?」ミス

勇者「まだまだ!」ヒュッヒュンヒュヒュヒュンヒュッヒュンヒュヒュン

スラリン「ピキキー♪」ミスミスミスミスミスミスミスミスミス

勇者「うおおおお!」

スラリン「ピキキー」

 ーーーーー

勇者「はぁはぁ……当たらない……何でだ?」ハァハァ

スラリン「ピキキー♪」



勇者「くそ……腹減ったな」ゴソゴソ

スラリン「ピキ?」

勇者「ん?ほしいのか?悪いが魔物にやる物はない」

スラリン「ピキー」シュン

勇者(……しかし何なんだこのスライム、どう見ても普通のスライムなのに……)モグモグ

スラリン「ピキー」ジー

勇者「そんなにほしいのか?しょうがないな」スッ

スラリン「ピキキー」

勇者「取ってこぉーい!」ブンッ

スラリン「ピキキー」シュバッ

勇者「早!?嘘だろ!?」

スラリン「ピキキー♪」マグマグ

勇者「こいつ本当に何者だ?」



勇者(見た目は普通なのに……いや待てよ?実はスライムってめちゃくちゃ強いのか?)

スラリン「ピキキー」マグマグ

勇者(俺が倒してきたスライム達は、実は手加減してて……まさかな)

スラリン「ピキー」

勇者「食い終わったか……なあスライム、お前ってスライムの中だとどの位強いんだ?」

スラリン「ピキ?ピキキー」

勇者「いやスライムの言葉分からんし、つかお前は俺の言葉分かるんだな」

スラリン「ピキキー」

勇者「ふーむ……まあいいか、なんとなく特別っぽい事は分かった、とりあえず俺は竜王を倒しに行かないとな……」チラ

スラリン「ピキ?」

勇者(竜王って魔物の親玉だよな?つまり……こいつよりも強いはず……ヤバい勝てる気がしない……)

スラリン「ピキキ?」



勇者「……やはり炎の剣じゃダメか?どこかにあると言うロトの剣を探すか……」

ガサッ

スラリン「ピキ?」

勇者「でも後見てないのは竜王の城くらいか?まああり得なくもないのか……竜王が隠した可能性も……」

ガサッガササバサッ

スターキメラ「クエェー!」

勇者「うおっスターキメラ!?やばっ」

スラリン「ピキキー」ドゴッ

スターキメラ「クエッ!?」ドサッ

勇者「……え?一撃……え?て言うか殴っえ?」

スラリン「ピキキー」

勇者「……お前何者だよ」



勇者「お前いいのか?仲間を攻撃したりして」

スラリン「ピキキー」

勇者「むむむ……まあいい、助かったよそれじゃあな」スタスタ

スラリン「ピキー」ピョン

勇者「ん?何だ?ついてきたいのか?」

スラリン「ピキキー」

勇者「おいおい……俺は勇者で、今から竜王を倒しにいくんだぞ?お前は竜王を攻撃できるのか?」

スラリン「ピキキー」ピョン

勇者「むむむ……まあお前かなり強いみたいだし、戦力的には嬉しいけどなぁ」

スラリン「ピキキー」

勇者「……分かったよ、それじゃあよろしく頼む」

スラリン「ピキ!」

スラリンが仲間になった

勇者「えっと強さは……ん?えーと……ん?いやいや……は?」



スラリン
レベル99
HP      510
MP     100

ちから    180
すばやさ   255
みのまもり  140
かしこさ   50
うんのよさ  50

勇者「……見なかった事にしよう、て言うかスラリンっていうのか」

スラリン「ピキ」ゴソゴソ

勇者「さて行くかスラリ……」

スラリン「ピキ!」
E メタルキングのけん
E メタルキングのよろい
E メタルキングのたて
E メタルキングのかぶと
E エルフのおまもり

勇者「どっから出した!?つかどうやって持ってんだ!?」

スラリン「ピキ!」

勇者「しかも俺のロトシリーズより強そうだし……はぁ」

スラリン「ピキキー」

こないだは急に止まってスミマセン。
用事があるんで一旦終わります。



勇者「とりあえず竜王の城に行こう」

スラリン「ピキー」

 ーーーーー

魔物が現れた スラリンは魔物を倒した

魔物が現れた スラリンは魔物を倒した

魔物が現れた スラリンは魔物を倒した

魔物が現れた スラリンはーーー

 ーーーーー

勇者「俺何もしてない!?」

スラリン「ピキ?」

勇者「いやそりゃさぁ、逆立ちしても速さじゃ勝てないけどさぁ」

スラリン「ピキキー」

勇者「とか言ってる間に竜王の城か」ズブッ

勇者「あっそうだ毒の沼地あるんだった!大丈夫かスラリン」クルッ

スラリン「ピキキー」

スラリンはトラマナを唱えた

勇者「へースライムってトラマナ覚えるんだ」

スラリン「ピキキー」ピョン



勇者「さてたいまつを……あっ一本しかない、かと言って魔法はあまり使いたくないしなぁ」

スラリン「ピキ?ピキキー」ボッ

勇者「おっ?スラリンも持ってたのかたいまつ、じゃあ二本だな……何かそっちの方が作りいいな」

スラリン「ピキキー」

勇者「それじゃあまずはロトの剣探すか」

 ーーーーー

勇者「ねーなー」キョロキョロ

スラリン「ピキー」キョロキョロ

勇者「……なぁ」

スラリン「ピキ?」

勇者「俺ら結構歩いたよな?」

スラリン「ピキ」

勇者「なのにまだまだ明るいよな?」

スラリン「ピキー」

勇者「何で消えないの!?何そのたいまつ!ずっと消えないとか羨ましすぎる!」

スラリン「ピキキー」

勇者「何だろう……武器も防具も道具も、何もかも負けてるよこれ……」



勇者「……暇だな、魔物全部スラリンが倒しちゃうし」

スラリン「ピキキー」ズバッ

魔物「ギャァー」

勇者「……あっ」

勇者はレベルが上がった

勇者「……何だろうこの何とも言えない複雑な気持ち、楽でいいよ?楽でいいんだけどね?」

スラリン「ピキキー」

魔物が突然襲ってきた

魔物「ギャオォォ!」

勇者「うおっ!?」

スラリン「ピキ?」

魔物の攻撃!痛恨の一撃!スラリンに70のダメージ

勇者「大丈夫!?……だろうけど一応心配するなこれ」

スラリン「ピキキー」スッ

スラリンは目を閉じ深く瞑想したHPが500回復した

勇・魔「「……え?」」

スラリン「ピキ?」

勇者「500?今500回復した?」

スラリン「ピキ」

魔物「すんません自分調子乗ってました、謝るんで許して下さい」

勇者「いやまあ……て言うか喋れるのお前?」

魔物「ぶっちゃけなりふり構ってられないんすよ、勇者だけでも大変なのに痛恨くらってピンピンしてて、挙げ句500回復するスライムとかもうね」

勇者「あぁうんそうだよね」

魔物「つーわけで見逃してつかぁさい」

スラリン「ピキキー」

魔物「マジっすか?じゃあ見逃してくれるお礼に良いこと教えます」

勇者「良いこと?」

魔物「あっちの階段の先の宝箱にすごい剣が入ってるらしいすよ」

勇者「あぁ多分ロトの剣だな、ありがとな」

魔物「いえいえこちらこそ、ではこれで」

魔物は逃げ出した

今日はこの辺で。
お分かりかもですが、スラリンは?ベースです。
ではまた。

? ?
デカい方文字化けするのか……。

小さい方も文字化けしてた。
5の瞑想はマジで壊れ性能だと思う、ドーピングなしだとHP多い奴でほぼ500前後だし。

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