モバP「さくらは可愛いなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

さくら「えへへー」ﾃﾚﾃﾚ

亜子「今日も可愛がられとるなー」

モバP「今日も可愛いからな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亜子「確かに可愛いけど、甘やかし過ぎちゃう？」

モバP「泉よりは抑えてるつもりなんだけど」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亜子「僅差でPちゃんのが上よ」

モバP「そうか？」

さくら「最近プロデューサーさんの方が撫でてますよ？」

モバP「マジか…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

亜子「ほら、可愛い子には旅させよとか言うし、たまには撫でない日とか作ってみたら？」

モバP「そんな殺生な…」

亜子「撫でなかったら死ぬんか…」

モバP「仕方ない、さくら、ちっひの所に行ってエナドリ貰ってきてくれ」ﾁｬﾘﾝ

さくら「はぁい」ﾁｬﾘﾝ

亜子「？」

さくら「行ってきまぁす」ﾋｮｺﾋｮｺ

モバP「いってらっしゃい」

亜子「い、いってらっしゃい」

さくら「♪～」ﾋｮｺﾋｮｺ

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟﾀﾝ

モバP「よし、これでいいか」

亜子「今のただのおつかいやん」

モバP「あの悪魔の所にあんなに可愛いさくらを行かせるんだぞ？旅…いや、冒険と言っても過言ではないだろ」

亜子「ちひろちゃんに怒られるで、聞かれたら」

モバP「それと亜子」

亜子「なに？」

モバP「スタドリの方頼んだ」ﾁｬﾘﾝ

亜子「え？」ﾁｬﾘﾝ

モバP「亜子も俺の大事な可愛いアイドルだからな」

亜子「…今日は飲みすぎになるから明日でいいなら」

モバP「それもそうだな」

亜子「…うん」

翌々日泉はよくわからないままお使いに行かされた

さくら「おはようございまぁす」

モバＰ「おはよう、さくら」

さくら「ｱｺﾁｬﾝからお弁当預かってきましたぁ！」

モバＰ「おう、ありがとう」

さくら「３食どんぶりですよ」

モバP「よっしゃ」

さくら「さくらのはハート模様にしてもらったんですよ」

モバP「俺のは？」

さくら「国旗みたいでした」

モバP「そうか…俺もハートが良かったな」

さくら「プロデューサーさんもハート好きなんですか？」

モバP「いや、ハート模様の方が愛妻弁当みたいで幸せな気分になれるし」

さくら「そっかぁ…」

モバP「まぁ、亜子の愛情はこもってるし、それだけで凄い幸せだぞ」

さくら「おぉ！じゃあ、さくらの愛情もこめちゃいまぁす！」ﾑｷﾞｭｰ

モバP「ありがとう、さくらはいい子だなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

さくら「えへへぇ…あ！」

モバP「どうした？」

さくら「ｲｽﾞﾐﾝの愛情どうしよう…」

モバP「泉の愛情もいつも感じてるぞ」

さくら「でもこのお弁当には入ってないです」

モバP「それは由々しき問題だな」

さくら「うーん…」

モバP「…」

………
……
…

泉「それで私の稽古終わるまでお昼食べなかったの？」ｷﾞｭｰ

モバP「さくらはレッスンがあったからちゃんと食べさせたぞ」ｶﾀｶﾀ

泉「Pもちゃんと規則正しく御飯食べないと体に悪いよ」ｷﾞｭｰ

モバP「さくらにあんな顔されたら仕方ない」

泉「それはわからないでもないけど」ｷﾞｭｰ

モバP「昼前にカ〇リーメイト食ったからそんなにお腹空いてなかったしな」

泉「そっか…はい、これ…とりあえずぎゅっとしてみただけだから愛情がちゃんと入ったかどうかわからないけど…」

モバP「ありがとな、これで亜子の美味しい弁当が更に美味しくなる」

泉「そんなことしなくても亜子のお弁当は美味しいよ？」

モバP「お前ら3人揃ったら相乗効果みたいなの働くだろ？」ﾊﾟｶｯ

泉「それは…そうかもね、うん」

モバP「3色どんぶりってお前らみたいだな」

泉「それ色三つあるからってだけでしょ？」

モバP「そんなことないぞ、ふわふわした玉子はさくらで…いや、色的に亜子か？だがムードメーカー的な意味で亜子は色合いのいいほうれん草か…と言うか他の選択肢そぼろか…すまん、色三つあるからってだけだった」

泉「ほら…でもそう言うのを考えるのもいいかもね」

モバP「そうだろ？」

泉「…」(上の部分は置いといて、私たちを支えてくれるPはお米かな…)

モバP「どうした？」

泉「ふふ、なんでもないよ」

温水プール

さくら「着きましたよ、プロデューサーさぁん！」

モバP「俺が連れてきたからな」

さくら「ありがとうございまぁす！」

モバP「思ったより混んでないな」

泉「時期が時期だしね、温水プールとは言え冬に水泳施設は需要ないのかも」

亜子「それでも開いてるし、採算は取れてるんやろうけど」

さくら「何からする？」

泉「流れるプールがいいかな」

亜子「それからする？」

さくら「うん」

モバP「じゃあ俺は浮き輪に空気入れてくるか、あっちに電動空気入れあったし」

亜子「一人で全部持てる？」

さくら「さくらも行きまぁす」

モバP「さくらはやさしいなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

さくら「えへへぇ」ﾃﾚﾃﾚ

亜子「じゃあ二人に任せるわ」

泉「私たちは待ってるね」

モバP「おう」ｽﾀｽﾀ

さくら「さくら、イルカが使いたいです」ﾋｮｺﾋｮｺ

モバP「それが狙いか…」ｽﾀｽﾀ

泉「なにもせず待ってるの勿体ないし、準備運動でもする？」

亜子「せやね、流石にこの歳で溺れることもないやろうけど」

男A「お、君たち暇？」

男B「二人ともスタイルいいねぇ～、ちょっと遊ぼうよ」

亜子(うわぁ…わかりやすいナンパやわ)

泉「いえ、友達を待ってるんで」

亜子「ほらほら、お兄さん達帰った、帰った」

男A「良いじゃん、ちょっとくらい」

男B「lineIDだけでも、さ！」

モバP「おい」

男B「なんだよ」

モバP「うちのに何か？」

亜子「あ、Pちゃん」

男A「ちっ、他あたるか」ｽﾀｽﾀ

男B「そうだな」ｽﾀｽﾀ

さくら「ｲｽﾞﾐﾝ、ｱｺﾁｬﾝ大丈夫だった？」

泉「大丈夫よ、触られてもないし」

モバP「悪かったな、お前ら二人置いてたら、そりゃ寄ってくるに決まってたし」

亜子「もう、大丈夫だって、本来ならアイドルとして声かけてもらいたかったんやけど…」

モバP「それに関しても俺の実力不足が…」

亜子「四人で頑張っていかなあかんなぁ…」

泉「それよりさっきのP、王子様みたいで格好良かったよ」

モバP「王子様か？」

亜子「そうそう、少女漫画みたいな王子様」

モバP「ずいぶん年の差あるけどな」

泉「そんなの関係ないよ」

亜子「そうそう、素敵やったよ」

泉「ちょっと嬉しかった」

モバP「そこまで言われるとなんか照れるな…」

さくら「…」

亜子「どうしたん、さくら？」

さくら「さくらの王子様もやって欲しいです！」

亜子「え」

モバP「そうか」

泉「今？」

さくら「うん！」

モバP「さくらはいつでもお姫さまくらい可愛いぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

泉「そうだよ、そこら辺のお姫さまなんか目じゃないくらいかわいいよ」

さくら「えへへー」ﾃﾚﾃﾚ

モバP「ちょっとさくらを一人にしてたら、どこかのくそったれ野郎が声かけるだろ」

泉「そうだね、さくらかわいいし」

亜子「そんなにうまくいく？」

モバP「さくらだぞ、水着でちょこんと座ってたら俺だったら全力で家に連れて帰るぞ」

亜子「それ誘拐やねんけど」

泉「さくら、とりあえずそこで待ってたら？」

さくら「うん」ﾁｮｺﾝ

モバP「じゃあ俺はちょっと離れて見てるから、泉と亜子は先に遊んでていてくれ」

泉「わかった」

亜子「マジでやるんか…」

～10分後～

さくら(プールサイド)「来ない…」ﾁｮｺﾝ