【ラブライブSS】はらぺこにこむし (13)
日曜日の朝
おや?葉っぱの上に小さな卵が、
ピキッ、ピキッ、パリンッ
にこ「にこぉ?」
卵から孵ったのは、小さな小さな芋虫でした。
にこ「お腹すいたにこ…」グゥー
にこ「なにか食べ物探しにいくにこ」ニョキニョキ
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葉っぱの縁を見下ろすと、すぐ下には民家があり、窓からなにやら甘い匂いが漂ってきます。
にこ「…ん?甘い匂いがするにこ!きっと中に食べ物があるに違いないにこ!」
中に入ると、そこは厨房で、お饅頭が一つ置いてありました。
にこ「お饅頭にこ!食べるにこ!」
にこ「もぐもぐ」
にこ「お、おいしいにこ!おいしいにこ!」ガツガツ
にこはあっという間に、自分の身体より大きいお饅頭を平らげてしまいました。でも、
にこ「まだ足りないにこ!はらぺこにこ!」
まだ食べ足りず、次の食べ物を探しに行きます。
ほのパパ(…?試作品の饅頭が無くなってる。穂乃果がつまみ食いでもしたのか…?)
月曜日
にこが食べ物を求めて歩いていると、何とも可愛らしいらしい内装のお部屋に迷い込みました。
部屋には小さなテーブルがあり、色とりどりのマカロンが並んでいます。
にこ「カラフルで可愛いにこ!これぞにこの女子道にこ!」
にこ「カジッ…甘くておいしいにこぉ♡」
ガツガツバリバリモリモリムシャムシャ
女子道に火がついたにこはまさに怒涛の勢いで、全てのマカロンを食べ尽くしてしまいました。
にこ「ふぅ…おいしかったにこぉ」
でも、
にこ「でも、まだ足りないにこ。もっと食べるにこ!」
まだまだお腹は膨れないようです。
ことり「あれ!?ここに置いてあったマカロンがない…」
ことり「穂乃果ちゃんと海未ちゃんに食べてもらおうと思って、せっかく一生懸命作ったのに…」グスン
火曜日
凛「かーよちん!お弁当食ーべよ」
花陽「うん!机つなげよっか」
凛「かよちん、今日は何のお米にゃ?」
花陽「今日のお昼はぁ、南魚沼産高級コシヒカリさんです!」パカッ
空の弁当箱
花陽「…う、うそ!?消えてる…!」
花陽「なんで…?うっ…うぅ…」ポロポロ
凛「か、かよちん…!気をしっかりもつにゃ!」
にこ「噛めば噛むほど甘くておいしいにこぉ」モチモチ
まったく、にこったら、どこから侵入したのやら…
凛「凛のカップラーメン半分こしよっか!」
花陽「うん…ありがとう凛ちゃん」
凛「そろそろ3分たったかな~」ペリッ
汁だけ残った容器
りんぱな「」
にこ「フタが半開きにこ。にこが入るには十分にこ」
水曜日
この日の食事はトマトを2つ。
にこ「ガブ、ジュル、ジュブ」
にこ「パサパサしたものばかりで喉が渇いてたからちょうどよかったにこ~」
真姫「ふぅ…勉強で疲れたわね…。ちょっとトマトでも食べて休憩しましょ」
真姫「ってこのトマト…虫に喰われてるジャナイノヨ~!!!」
木曜日はチョコレートを
にこ「」モキュモキュ
絵里「チョッコレート♡チョッコレート♡」タリラリラーン
絵里「この間メンバーからもらったチョコがまだここに…」
絵里「…!アレ!?ない!どうして?」
絵里「ちょっと亜里沙ぁ…どうして私のチョコ食べちゃったのよぉ…」グスッ
亜里沙「え、チョコレート~?亜里沙知らないよ~」
すみません、間違えました
HTML化依頼して立て直します
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