巴「レッドベリィズのいちご味らじお」ありす「62回目です」 (24)

※某聖帝様とは何の関係もありません
※キワモノレシピ有り、写真なし


前回【美玲「ン熱血決闘!」仁奈「いちご味でごぜーます!」】
美玲「ン熱血決闘!」仁奈「いちご味でごぜーます!」 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488117361

ありす「ラジオネーム【クランチ】さんから」


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この番組が始まって2度目のバレンタインがやってきた…


今年こそリア充共にイチゴ料理を振る舞おう!


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ありす「だから何故なんですか?」

巴「62回目の放送、パーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


ありす「クリスマスやバレンタインには必ずこの手のメールが来ますね」


巴「理由は分からんが何か意味があるんかのう?」


かな子「どうだろう…(分かるけど言わないでおくよ)」


かな子「でも今回は視聴者プレゼントを用意してあるから楽しみにしてて下さいね」


巴「去年はやらんかったが今年はあるんか…」


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スタッフ一同かな子ちゃんと愛梨ちゃんに義理チョコ頂いたので急遽企画しました(キリッ


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ありす「理由が酷いですよ!」


巴「まあ何もせんよりはええじゃろ…」

巴「そしたらゲストを呼ぶかの」


ありす「そうですね…今回のゲストはこの方です」


http://youtube.com/watch?v=TXIh46n-8Iw&guid=ON


巴「何で満足流のテーマ曲が流れるんじゃ?」


ありす「もしかして今回は満足流が来るんですか?」


かな子「巴ちゃんはパーソナリティーだし莉嘉ちゃんは来たばかりだけど…後1人は誰だろ?」


愛海「こんにちはー」


雪美「…こんにちは」


ペロ「ミャー」


巴「まさか3人目はペロっちゅーオチか?」


時子「フン、来てあげたわよ」


ありす「まさかの時子さん!?」


時子「私は満足流じゃないけどインフェルニティを入れてるから来たのよ」


かな子「そういう事でしたか…」


巴「意外じゃったな…一旦CMじゃ」


ナレーション(川島さん)「この番組は白玉楼の提供でお送りします」

巴「改めてパーソナリティーの村上巴じゃ」


ありす「同じく橘ありすです」


かな子「同じく三村かな子です」


時子「ゲストの財前時子よ」


七海「同じく……佐城雪美」


ペロ「ニャー」


愛海「同じく棟方愛海です」


巴「愛海と雪美は2回目じゃから大丈夫として…」


雪美「ペロも……2回目」


ありす「アッハイ」


時子「命の危険があるのに下調べすらしない訳がないでしょう?」


ありす「命の危険って…(続きを言ったらお仕置きさるそうで怖い…)」


かな子「(流石のありすちゃんも時子さんが相手じゃ強気に出れないみたいだね…)」


雪美「今回も……特別扱い…いらない………イチゴ料理…私も作る」


巴「お、おう…」


ありす「(死ぬ気で作らなきゃ2つの意味で危ない!?)」


かな子「(せめて取れないネコミミだけは回避したいなぁ…)」

ありす「まずはラジオネーム【ボンボン】さんから」


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時子様に質問です


インフェルニティ入れてるってどんなデッキなんですか?


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時子「超魔神イドとダーク・シムルグを軸にしたロックデッキよ、場を固めてる間にアーチャーで叩くのが楽しいわよ」


愛海「新ルールでも問題なく回せそうな構築だったよ…」


雪美「先攻1ターン目で……ロックが完成…してた」


ありす「えげつなさ過ぎますよ!」


かな子「何ていうかピッタリ過ぎますね…」


巴「下手したら相手は何も出来んで終わるぞ…」


時子「そんな事はないわよ、ヘレンは下級1体と手札誘発で私を完封したし…愛海と雪美もこの私を倒したわよ」


愛海「滅茶苦茶頑張ったよ…」


雪美「トリシューラ……4回シンクロしたら…勝てた」


かな子「普通に凄い…」

巴「次はラジオネーム【ウェハース】さんからじゃ」


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師匠に質問です


志希にゃん以外に狙っているお山はありますか?


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愛海「これでもあたしは一途だからね?」


時子「どの口が言うのよ」


愛海「い、今は志希にゃん一筋って事で…」


雪美「愛海と志希……ラブラブ」


ありす「まあ確かに今の事務所は平和ですし、愛海さんと志希さんはキュート3大バカップルと呼ばれていますけど…」


巴「真奈美の姐御や清良の姐御も余計な仕事が減ったと喜んどったな…」


かな子「この2人程祝福された組み合わせはないだろうね…」


時子「というか後2組は誰なのかしら?」


ありす「先生と智絵里さん、みちるさんと法子さんです」


かな子「え、私も?」


時子「納得したわ」

かな子「次はラジオネーム【きのこの山】さんから」


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雪美ちゃんに質問です


この番組の監督する事になったらどんなコーナーを作りたいですか?


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雪美「ペロのコーナー…作る」


ペロ「ニャ-?」


ありす「えぇ…」


雪美「コーナーの間……全員…ネコミミ……付ける」


かな子「人によっては嫌がりそうだね…私は気にしないけど」


愛海「雪美ちゃんらしいねぇ」


巴「うち等満足流はもう慣れとるがの」


時子「慣れてどうするのよ」


愛海「リーダーには逆らえない…これ組織の常識」


ありす「逆らったら雪美さんが腹パンしたりするんですか…?」


巴「いや、ペロが…」


ペロ(正拳突き)「ミャー」シュッシュッ


かな子「全然痛くなさそうだけど…」


愛海「最初は皆そう言ってたよ…」


ありす「ゑ…?」

ありす「最後にラジオネーム【ショコラ】さんから」


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ゲストの3人に質問です


どんなチョコを作ってくれたんですか?


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愛海「これ言っちゃってもいいの?」


かな子「ヒントぐらいならいいんじゃないかな?」


愛海「なら…あたしは志希にゃんと一緒に作ったいい匂いがするチョコだよ」


雪美「千秋と作った……ペロ型」


時子「七海に代理で作らせたから知らないわよ」


ありす「そんな堂々と…」


巴「というか何でよりによって七海に作らせたんじゃ…」


時子「たまたま目に付いたからよ、他意はないわ」


かな子「(ありすちゃんとは違った意味で不安なんだけど大丈夫なのかな…)」


巴「(魚とチョコって合うんかのう?)」

巴「質問はこれで終わりじゃな」


雪美「相変わらず……面白い」


愛海「質問は、だけどね…」


時子「ほら、次は問題点しかない目玉コーナーでしょう?さっさとしなさい」


ありす「アッハイ…では次のコーナー、【ストロベリーバトルロイヤル(爆発音)】!」


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今回はイチゴ+チョコ+ゲストの引いた食材でお願いします


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愛海「イチゴとチョコは確定なんだね…」


雪美「大丈夫……問題ない」


時子「まともな食材はちゃんと入ってるんでしょうね?」


かな子「そこだけは確かなんで安心して下さい…」ガタガタ


ありす「たまに突拍子もない物が入ってたりもしますがそれは…」


巴「それは言ったらいかん…」

ありす「ではこの箱からメモを1枚だけ引いて下さい」


雪美「分かった………これにする」


【アーモンド】


ありす「私と雪美さんが使うのはイチゴ、チョコ、アーモンドですか」


愛海「どう組み合わせても美味しい結果になりそうだね…あたしはこれにしよ」


【ビスケット】


かな子「私と愛海ちゃんはイチゴ、チョコ、ビスケットだね」


時子「中はお菓子の材料しかないのかしら…これにするわ」


【豚ロース】


かな子「(よりによって時子さんがハズレ食材を!?)」


時子「フン、これなら何とかなりそうね」


かな子「ゑ…」


愛海「時子さんの何とかなるは凄みがあるね…安心出来そう」


雪美「うん…」

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キング・クリムゾンッ!(調理工程省略ッ!)


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ありす「ではまず私と雪美さんが作った【イチゴトリュフ】です」


雪美「……自信作」


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イチゴトリュフの材料
★イチゴ
★チョコレート
★アーモンド
生クリーム
ココアパウダー


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雪美「生クリーム…沸騰寸前まで…火にかけて…チョコ、削って…混ぜる」


雪美「アーモンド……空炒りして…砕く」


雪美「チョコ……冷めたら………イチゴを芯にして…丸める」


雪美「砕いたアーモンド塗して……冷蔵庫で冷やして………ココアパウダーふったら…出来上がり」


ありす「因みに今回はほぼ雪美さんが1人で作ってました…」ガタガタ


かな子「(ありがとう雪美ちゃん…)」ホロリ


巴「アーモンドの歯ごたえがええのう…美味いわ」モグモグ


愛海「んー、美味しいよこれ」モグモグ


時子「まあ悪くはないわね」モグモグ


雪美「…」ドヤァ


ペロ「…」ジー


かな子「ペロちゃんはチョコ食べれないからね…煮干し食べる?」


ペロ「ニャー…」ボリボリ

時子「次は私と巴で作った【豚ソテーのカカオソース】よ」


巴「それはうちの台詞なんじゃが…」


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豚ソテーのカカオソースの材料
★イチゴ
★チョコレート(カカオ90%)
★豚ロース
レタス
バター
スパイス(クローブ・シナモン・胡椒)
バルサミコ酢
ハチミツ
赤ワイン


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時子「まず豚ロースは5mmにスライスして叩き、塩を振って置いておく」


時子「バターを溶かしてからスパイスを軽く炒めて、赤ワインを入れ沸騰させる…」


時子「アルコールが飛んだらハチミツ、バルサミコ酢、チョコレートを入れて溶かす」


時子「イチゴをミキサーにかけて、ソースに混ぜたら濾して湯煎しておくわ」


時子「放置しておいた豚ロースに小麦粉を塗して、弱火でじっくりと中まで火を通す」


時子「後はレタスと一緒に皿に盛り付けて、カカオソースをかければ出来上がりよ」


雪美「…美味しい」モグモグ


愛海「うん、ソースがちょっと苦いけど凄く美味しいよこれ」モグモグ


ありす「意外でしたけどイチゴの味も生きてますね」モグモグ


巴「このソースはレタスにも合うのう…」モグモグ


かな子「流石は時子さん…」モグモグ


時子「当然でしょう」


ペロ「…」ボリボリ

かな子「最後は私と愛海ちゃんで作った【ビスケットケーキ】だよ」


愛海「結構楽しかったよ」


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ビスケットケーキの材料
★イチゴ
★チョコ(ストロベリーチョコ)
★ビスケット
生クリーム
牛乳


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かな子「まずビスケットは牛乳に漬けてふやかしておくよ」


かな子「チョコを湯煎して溶かしたら生クリームに混ぜて固めに泡立てる」


かな子「ふやかしたビスケットにチョコを混ぜた生クリームを塗って、三段ぐらいに重ねる」


かな子「後は回りを生クリームで飾ってイチゴを乗せれば出来上がりだよ」


雪美「ん……美味しい」モグモグ


時子「やるわね…」モグモグ


愛海「かな子さんのお菓子の安心感が凄い…」モグモグ


ありす「確かに美味しいですが何か引っ掛かる言い方ですね…」モグモグ


巴「気にする事はないじゃろ…美味いしの」モグモグ


かな子「(お願いだから少しは気にしようね…)」グスン


ペロ(かな子に肩ポン)「ミャー…」

巴「したら判定を頼むわ」


愛海「うーん…あたしには選べないから雪美ちゃんに任せるよ」


時子「そうね…雪美が決めなさい」


ありす「何て投げやりな…」


かな子「でも1番確実な決め方だね…」


雪美「ん……時子の…勝ち」


巴「おお…久しぶりに師匠が負けか」


かな子「あれは美味しかったからね…納得だよ」


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ではかな子ちゃんは再び0から仕切りなおしとなります


そしてお嬢と時子様はこちらをどうぞ


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巴「何じゃ?やけに厳重な箱が3つ…中はデカいイチゴが1粒?」


時子「これは何かしら?」


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いつだったかお話した【美人姫】という高級イチゴです


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ありす「あの一粒で5万もするっていう高級イチゴ!?」


かな子「それが3粒って事は…」


時子「成程…悪くないわね」


雪美「…」ゴゴゴゴゴ


愛海「ゆ、雪美ちゃんから無言の凄みが!」


巴「雪美…一粒やるからその凄みをどうにかしてくれんか!」


雪美「!」パァァ


かな子「何て分かりやすい…」


ありす「ですが気持ちは分かります…ストロベリーファイトのコーナーでした」

巴「あっという間にエンディングじゃ」


雪美「…楽しかった」


愛海「うん、生還出来て良かった」


時子「まあ退屈はしなかったわよ」


巴「何で愛海は生還という単語を使うんじゃ?」


かな子「(無理もないけどね…)」


ありす「では最後にまたメールを紹介します…ラジオネーム【チョコワ】さんから」


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流石のこの番組も時子様にいつも通りなイチゴ料理を出せなかったと見える…


こうなったら毎回時子様をゲストにしよう(提案)


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巴・ありす「やめて下さい倒れてしまいます(懇願)」


時子「生憎そこまで暇じゃないわよ」


愛海「デスヨネー…」


雪美「私は…毎回でも………構わない」


かな子「むしろ雪美ちゃんをパーソナリティーにした方がいい気がしてきた…」


愛海「気持ちは分かるよ、うん…」

かな子「最後にラジオネーム【黒い稲妻】さんから」


愛海「今回のラジオネームってチョコ菓子ばっかりだね…」


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やはり雪美ちゃんが相手ではイチゴ料理も形無しですね…


というか雪美ちゃんに弱点ってあるの?


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愛海(ハイライトOFF)「それはあたしが知りたいよ…」


巴(ハイライトOFF)「同感じゃな…」


かな子「満足流に一体何が…」


ペロ(首傾げ)「ミャー?」


ありす「後で莉嘉さんにでも聞いてみましょう…」


時子「多分そこの2人と同じ反応が返ってくるだけよ?」


雪美「…」ニヤリ


かな子「そういえば今回は味覚障害の下りがなかったね…」


ありす「あ、そういえば…」


巴「ようやくイチゴ料理の美味さを理解したんじゃな」


かな子「(それだけはありえない…って言ってしまいたい)」


時子「言えばいいじゃない」


かな子「思考を読まないで下さい…」

巴「といった所で終了じゃ」


巴「お相手は村上巴と」


ありす「橘ありすと」


かな子「三村かな子と」


愛海「棟方愛海と」


時子「財前時子と」


ペロ「ニャー」


雪美「佐城…雪美……でした」


巴「ってさり気なくペロまで…」


かな子「まあブースに入ってるし多少はね?」


ありす「まあ駄目なら最初から入れたりしませんからね」


時子「仮にも食べ物扱う番組で随分動物に寛容ね…今更だけど」


愛海「食べ物といってもほぼ兵器だけどね…」


ありす「どういう意味ですか!」


雪美「キーワード……【美人姫】…当選するの…7人」


ありす「(そういえば視聴者プレゼントの事を忘れてました…)」

~終了後~


巴「お疲れじゃ」


ありす「お疲れ様でした」


かな子「お疲れ様です」


愛海「お疲れー」


時子「お疲れ」


ペロ「ニャー」


雪美「…お疲れ様」


時子「さて、私は次の仕事に向かうわ…これ1つあげるからかな子とありすで分けなさい」


ありす・かな子「あ、ありがとうございます!」


愛海「ん?時子さんってこの後何かあったっけ?」


雪美「……さあ?」


ペロ「ミャー?」


 


雪美・ありす・かな子「甘ぁい…」トローン


愛海「何て幸せそうな…」


巴「愛海も食うか?」


愛海「遠慮しとくよ…それは巴ちゃんが勝ち取ったイチゴだし」

~同日・夕方~


時子(怒)「さあ、覚悟はいいかしら?お仕置きの時間よ!」


モバP(鎖でがんじがらめ)「MA☆TTE!俺が一体何をしたアッー!」


―幸い命に別状はありませんでした


終わりです
豚肉使ったイチゴ料理がことごとく美味くなるのは何故だ?(酢豚は除く)
後、メッチャ時期外れたけど許せカツヲ


見てくれた人(居たら)ありがとうございます
時子様にお仕置き…されたいです(涙

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