【ガルパン】みほ「釣りウォー!」 (52)


大学選抜短期転校中

ヒュー

まほ「木枯らしが寒いな…」

エリカ「今日は風が強いですね…」

まほ「大洗は寒いな…ジャンバー買って良かった…」

エリカ「恐ろしいくらい寒いですね…」

まほ「…」

エリカ「…?」

まほ「なんだあれは…!!?」

エリカ「なんだって…はぁ!!?」

みほ「あ、お姉ちゃんとエリカさん」

優花里「お二人とも観光ですか?」

まほ「あぁ…、いろいろな所を観光しててな…、その…なんだその服」

エリカ「釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいな格好ね」

みほ「今から釣りに行くからね」

優花里「直ぐ近くにある海釣り公園に行くんですよー」


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まほ「釣りかぁ」

エリカ「面白そうですね」

みほ「お姉ちゃんたちも一緒にどう、今から行くとこ釣り竿レンタルできるし」

優花里「たのしいですよー!」

まほ「どうする?」

エリカ「釣り…やってみたいですね」

まほ「良し、私たちも参加しよう」




優花里「2人とも釣りの経験はあるんですか?」

エリカ「私は…ないわね…」

まほ「ザリガニ釣りくらいしか…」

みほ「私達が教えながらやればなんとかなるよ」

優花里「ですね!」

エリカ「そういや…、あなたどれくらいやってるの?」

みほ「うーん…、こっちに来て2か月くらいからやりはじめたから初めて5か月くらいかな」

優花里「私が誘ったんです!」

エリカ「5か月って…、まだビギナーじゃない」

みほ「釣りはね…、センスだから…」キリッ

まほ「経験じゃないのか…」


みほ「…でこうすればいいの」

まほ「少し難しそうだな…」

優花里「大丈夫ですよ、直ぐに慣れます」

エリカ「で…、餌はどこにあるの?」

みほ「これです」ゴソゴソ

ゴカイ「よぉ」

エリカ「あ゛ー、私これ系無理!!!」

優花里「無理って…」

エリカ「なにこの気持ち悪い生き物!」

みほ「ゴカイだよ」

エリカ「知らないわよ!」

まほ「うわぁ…ミミズよりもグロテスクだな…」


エリカ「これ針につけるの!?」

みほ「そうだよ」

エリカ「」チラッ

ゴカイ「…」ウネウネウネウネウネ

エリカ「触るの!!?」

優花里「はい」

エリカ「これを!!?」

優花里「はい」

みほ「チャレンジだよチャレンジお手本見せるから」

スッスッ

優花里「流石ですぅ!」

まほ「おぉ~…」

みほ「こんな感じで」

エリカ「やってやるわよ…」

ゴカイ「…」

エリカ「…」

スッ

ガブリ!!

エリカ「いっだぁあああああいや゛ぁあああああ!!」

みほ「あっはっはっは」

優花里「あっはっはっは」

まほ(疑似餌の奴選んで良かった…)



風「ビュオオオオオオオオオオオオオオオ!」

優花里「今日は風が強いでありますぅ!」

エリカ「ぬ゛ー!」

みほ「荷物飛ばされないようにね」

カラカラカラ!!

まほ「あぁー!、コマセのひしゃくが飛んで行った!!」

まほ「待って…待って…!」

カラカラカラ!!

エリカ「えぇ…」

みほ「あぁなるから」


まほ「ただいま!」

みほ「結構遠くまで行ったね」

まほ「いい運動になった」

優花里「ん…」

みほ「どうしたの優花里さん?」

優花里「さっそくヒットであります!」

ギャリギャリギャリ

エリカ「竿がしなってるわね」

優花里「ん…、結構重たいであります!」

みほ「サメかな」

優花里「サメかもしれないですね!」ギャリギャリギャリ

エリカ「サメなんて釣れるのね」

みほ「小型だけどね」

優花里「行きますよ…おぉん…!」

カサゴ「ピチピチピチ」

みほ「カサゴだぁ!」

まほ「うわぁ大きいな」

エリカ「たばこ3箱分くらいかしら」

カサゴ「…」ピチピチ

優花里「おほぉぉぉぉ!、サイコーだぜぇ!」

まほ「美味しいのか?」

みほ「煮物もよし揚げ物もよし刺身もよし最高の魚だよ」

エリカ「…」ゴクリ

まほ「そういえば安斎がカサゴのアクアパッツァを作ってくれたな」

みほ「アクアパッツァかぁ、何でも合う魚だから美味しいんだろうなぁ」

優花里「ふぅ…」

みほ「賢者タイムだね」

優花里「最高であります」



数10分後です!


みほ「こっちにも来た!」

ギリギリ

みほ「ふんぐ…!」ギィィィィ!

エリカ「すごい音なってるわね」

優花里「大物ですね」

まほ「女子高生がしちゃいけない顔をしているな」

エリカ「トイレで踏ん張ってる顔よね」

優花里「それ私も思いました!」

みほ「外野静かにしてもらえませんか!?」

ギリギリ

みほ「ンググ…!」

優花里「タモ使いますか?」

みほ「大丈夫!」

みほ「よっと!」

ウツボ「…」ニュルニュルニュル!



まほ「なんだ蛇か!?」

エリカ「蛇にしては太くないですか?」

みほ「あ、やばいウツボだ」

優花里「ウツボですぅ!」

エリカ「ウナギみたい…」

まほ「凄い歯だなぁ」

優花里「噛まれると数針縫う羽目になりますから近づかないでください」

エリカ「わかったわ」

まほ「食べられるのかこれ」

みほ「煮つけとかから揚げにすると美味しいよ、あまり食べる人いないけど」

まほ「そうなのか」


エリカ「それにしても凶悪な顔してるわね」

まほ「機嫌が悪いお母さまみたいな顔をしているな」

みほ「それ私も思った」

優花里「家元どんだけ怖いんですか…」

みほ・まほ「すごく怖い」

優花里「えへぇ…って、これ針外すの大変ですよねぇ…」

みほ「糸切っちゃうかぁ、もったいないなぁ」

優花里「太い棒ならありましたよ」

みほ「〆ちゃうかぁ」スッ

優花里「そうしますか」

エリカ「…!?」

みほ「…」ガンッ!ガン!ガンッ!

ウツボ「」チーン

まほ「うわぁ…」

エリカ「おぉ…」

みほ「針外れたよ!」

エリカ「なかなかえぐいわね…」



まほ「棒がない時はどうするんだ?」

みほ「クーラーボックスの角でガンってする」

まほ「そこまでしなくちゃいけないのか…」

みほ「危険生物だからね、事故があったらせっかくの釣りが台無しになっちゃうし」

エリカ「玄人みたいなこと言うわね…」ヒソヒソ

優花里「この前授業中に釣り雑誌見て怒られてました」ヒソヒソ

エリカ「えぇ…?」ヒソヒソ



ピクンピクン

まほ「む…」

ピュ!

まほ「とぅ」

アジ「ピチピチピチ」

エリカ「流石です隊長」

優花里「やりますねぇ!」

まほ「これは…アジだな、どう調理してやろうか」

みほ「たたきもよし、なめろうにするのもよし、最高の魚だよ」

まほ「なめろうか…食べたことないな」

エリカ「私もです」

みほ「みそと生姜とネギが冷蔵庫にあるから作れるよ」

優花里「すんごくおいしいですよ」

まほ「楽しみだ」




数10分後です

まほ「よっと」

イワシ「ピチピチピチ」

まほ「イワシだな」

エリカ「隊長釣ってますね」

まほ「アジ4匹イワシ7匹だな」

みほ「アジはなめろうとお刺身にしてイワシはつみれ汁にしちゃおう」

優花里「おほぉ~、豪華ですねぇ!」

エリカ「おなかすいてきたわね…」

優花里「そういえばもう14時ですね…近くにマックあるんでなんかで買ってきますか」

みほ「ハンバーガーとクリスプ食べたいなぁ」

まほ「私も同じやつで頼む」

エリカ「私はいっしょに行くわ」


お昼タイムです!


エリカ「…」モムモム

まほ「…」モムモム

優花里「コーヒー買ってきましたよ!」

エリカ「あら、ありがとう」

まほ「みほは?」

優花里「フグに針を食われて怒ってました」

エリカ「今日で2回目よね」モムモム

まほ「運がないやつだ」モムモム

ピェー!

優花里「トンビ増えてきましたねぇ」

エリカ「ハンバーガー狙ってるわね」

まほ「…」ッモッモッモ…

エリカ「頬張ると詰まりますよ!」

まほ「んむ」モムモムモム

優花里「あはは」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/11(土) 01:05:31.90 ID:HurpR7Wr0


数10分後です

まほ「よっと」

イワシ「ピチピチピチ」

まほ「イワシだな」

エリカ「隊長釣ってますね」

まほ「アジ4匹イワシ7匹だな」

みほ「アジはなめろうとお刺身にしてイワシはつみれ汁にしちゃおう」

優花里「おほぉ~、豪華ですねぇ!」

エリカ「おなかすいてきたわね…」

優花里「そういえばもう14時ですね…近くにマックあるんでなんかで買ってきますか」

みほ「ハンバーガーとクリスプ食べたいなぁ」

まほ「私も同じやつで頼む」

エリカ「私もいっしょに行くわ」


修正します!

数10分後です!

エリカ「うわぁタコが釣れたわ!」

優花里「マダコですぅ!」

まほ「やるじゃないかエリカ」

みほ「釣り人と釣れる物って性格が似るっていうもんね、ぐにゃぐにゃした部分が似たんじゃない」モッモッモ

優花里「ブックス…」

まほ「んぐふ…」

エリカ「ちょっとあんたどういう意味よそれ」

みほ「どこかの釣り人が言ってたよ」モムモム

エリカ「人が話してるのに何のんきにバーガー食べてるのよ」

みほ「美味しいよ」

エリカ「見りゃわかるわよ」

トンビ「ピェーwwwwwwwwww」バサッ!!!

みほ「痛ぁい!」

みほ「は、え、なに!!?」

エリカ「え、え…!!??」

まほ「トンビに襲われたなぁ」

優花里「怪我はありませんか?」

みほ「大丈夫大丈夫」

トンビ「ピエェーwwwwwwww」バサッ!!!

みほ「あぁー!!」

エリカ「あぁあいつ袋ごと持ってったわ!」

まほ「なんてやつだ…」

みほ「持ってかれちゃった…」

優花里「最近のトンビはマックの袋を認識できるらしいですよ」

エリカ「へー」

まほ「み…みほ…大丈夫か?」

みほ「うん大丈夫…、ってお姉ちゃん若干笑ってない?」

まほ「そ…そんなことない」



後半戦です!

みほ「ふと思ったんだけどさ」

エリカ「何を?」

みほ「ケイさんのいるサンダースはアメリカの学校がモデルなんだよね」

優花里「そうであります」

みほ「アメリカ人ってタコ食べないよね」

まほ「アメリカ人って言うよりヨーロッパ人が食べないみたいだな、見た目が悪魔見たいって理由で、食べる人もいるかもしれんが」

エリカ「それがどうしたのよ」

みほ「サンダースって大阪にあるよね、サンダースの生徒ってタコ焼き食べるのかな」

優花里「…」

エリカ「…」

まほ「…」

優花里「ちょっと気になってきました!」

まほ「食べるんじゃないか?」

エリカ「大阪人なんだから食べるでしょ」

優花里「…」

エリカ「…」

まほ「…」

優花里「すごく気になってきましたぁ!!」

エリカ「なんか…私も気になってきた…」

まほ「矛盾ってやつだな…」

みほ「ちょっと電話してみます」」

「はい、そうなんです、少し気になって…」

エリカ「みほって積極的に人と話をする子だったかしら」

まほ「内気だったはずだ」

優花里「そうなんですか?、学校じゃ結構しゃべりますよ」

「食べるんですか、あ、食べない子もいる…」

エリカ「そうなの?」

まほ「そうなのか?」

優花里「はい、戦車道の受講生増えるように活動してたり、地域住民とのふれあいもやってますね、中学生との体験入学には率先して参加してくれますし」

「今度食べに行きます、ハイ、ありがとうございます!」

エリカ「へー…」

まほ「みほも変わってるのか…」

みほ「何話してたの?」

優花里「世間話であります」

まほ「世間話だ」

エリカ「世間話よ」

まほ「で、どうだった?」

みほ「ケイさんたこ焼き食べるって、ナオミさんはあまり食べないみたいだけど」

まほ「ほぉ」

エリカ「好き嫌いはあるのね」

夕方です!

エリカ「あぁー、糸切られたわ」

みほ「フグだね」

エリカ「これで2回目よ」ハリツケテ

みほ「あいつら歯が鋭いから」ハリツケツケ

エリカ「っへー、あなた針付けるの上手いわね」アリガト

みほ「今日これで4回目だからね」

優花里「あはは…」

みほ「世の中にはフグみたいな鯨がいるんだって」

エリカ「それアニメの話でしょ」

みほ「…」

みほ「ノッキング」

プニ

エリカ「うわぁああああ、ゴカイ触った手でほっぺつつかないでよ!」

みほ「ふふふ…」

まほ「和やかだな…」

優花里「そうですかね…?」




みほ「忘れ物ない?」

優花里「ないであります!」

エリカ「ゴミはちゃんとまとめたわよ」

まほ「マナーは守らなきゃな」

エリカ「…」テクテクテク

優花里「…」スンスンスン

まほ「海から離れるとわかるんだが…結構磯の匂いがするなぁ」

みほ「家で着替え貸してあげるから温泉行く?」

エリカ「温泉なんてあるの?」

みほ「家近にあるよ、結構温泉の種類もあるの」

まほ「今日はみほに甘えるか…」





温泉です!

優花里「うわぁ!、逸見殿腹筋凄いですね!」

エリカ「動かせるわよ、ほら」

腹筋「ピクピク」

優花里「おほぉー、肉体美です!」

エリカ「貴女だって腕の筋肉すごいじゃない、血管浮いてるわよ」

優花里「装填手ですからねぇ」ムキムキ

みほ「戦車道トークだね」

まほ「恒例だな」

カポーン

まほ「あぁ~…きもちいい…」

みほ「お姉ちゃんおじさんみたい」

まほ「こんなに気持ちいいならおじさんになってもいい…」

優花里「…zzZ」

エリカ「秋山さん寝ちゃったわよ」

みほ「優香里さんいつも寝ちゃうの…」

まほ「気を抜くと寝ちゃいそうになるな…」フワァ…

エリカ「そうですねぇ…」

みほ「家帰ったら美味しい晩御飯作ってあげるよ」

まほ「ふふふ…ありがとう」


自宅です!


優花里「洗濯終わりました!」

みほ「ありがとう優花里さん」

まほ「悪いな、何から何まで」

優花里「全然大丈夫であります!」

みほ「晩御飯どうしよっか」

優花里「なめろうとタコのお刺身とつみれ汁は私が作りますから、西住殿はカサゴとから揚げをお願いします」

みほ「うん、わかった」

エリカ「凄いわね」

まほ「なんかできる女みたいな頼もしさだな」

みほ「戦車道やってるからね」キリッ

まほ「ンフッ…」



エリカ「どう調理するの?」

カサゴ「…」

みほ「ひれのトゲに手を刺さないように気を付けながら鱗を取って」

ガリガリ

みほ「顎の下を切って包丁でおなか切って」

スッ

みほ「切った顎の隙間からエラをつかんで」

グィッ!

みほ「エラと内臓とつながってるから一気にとって」

バリバリバリ

エリカ「おっほぉぁ…」

みほ「後はお鍋に水、酒、しょうゆ、お砂糖、みりん、生姜を入れて煮込むだけでできるよ」

エリカ「あんた…なんかすごいわね…」

みほ「えへへ、慣れかな、慣れ」





優花里「タコのお刺身とアジのなめろうができましたよ!」

みほ「こっちも、もうすぐ煮物できるよ」

エリカ「ご飯の準備してくるわ」

みほ「ありがと」

エリカ「うん」トコトコ

エリカ「あ…」

エリカ(黒森峰の頃の写真が飾ってある…)

エリカ「…」

みほ「どうしたの?」

エリカ「何でもないわ」

みほ「ふーん…」

エリカ「なによ…」

みほ「何でもないよ」フフ


優花里「あぁー!」

みほ「どうしたの!?」

優花里「西住殿大変であります、つみれ汁の器が足りないであります!」

みほ「ダージリンさんからもらったティーカップによそってみる?、ダメかな?」

エリカ「ダメに決まってるじゃない!」

まほ「ダージリンが聞いたら卒倒するぞ」

優花里「やめておきましょうよ…」

みほ「ヨークまだやってるかなぁ」

優花里「22時までやってましたよ、買ってくるであります!」

エリカ「私もいっしょに行くわよ」





みほ「お茶碗のついでにビールも!」

まほ「私はビーフジャーキーを」

優花里「そのチョイスおっさんですか!?、それよりも大洗は20じゃないとお酒買えないですよ!」

まほ「黒森峰の学生証があれば買えるだろう」

みほ「うん」

エリカ「ビールは何にしますか?」

みほ・まほ「エビチュ!」

エリカ「わかりました」

優花里「ちょ、え、え、黒森峰ってみんな普通にお酒飲むんですか?」

エリカ「飲むのは低アルコールよ、アルコール度数が低い学生用の奴しか飲まないわよ」

優花里「学生用のお酒があるんですか…」

エリカ「プラウダで売ってるやつなんてアルコール度数すっごく高いわよ」

まほ「普段飲んでる感じで飲んでべろんべろんになったな」

みほ「嫌な事件だったね…」トオイメ

まほ「あぁ…」トオイメ

エリカ「フフ…」

優花里「一体何があったんですか…」

みほ・まほ「聞かないで…」



みんな「いただきます!」

みほ「ん~美味しい!」

エリカ「なめろう美味しいわね!」モグモグ

まほ「この生姜の風味が好きだな」モグモグ

優花里「おいひいであります!」モグモグ

みほ「ねぇ知ってる?」

まほ「何がだ?」

みほ「なめろうって器に付いた脂までなめたくなるおいしさだからなめろうって言うんだって」

まほ「へぇ~」

エリカ「確かにそれくらい美味しいわね…」

まほ「1人だったらやりかねんな…、それくらい美味しい…」

エリカ「ネギの風味がおいしさを倍増させてるわ…」



みほ「ウツボのから揚げもたくさんあるから食べてね!」

優花里「付けダレに入れたニンニクの風味がいい味出してますね!」

エリカ「小骨が多いけど結構いけるわね」

まほ「マヨネーズもいいけど塩もいいなぁ…」モムモムモム

まほ「…」グビグビグビ

まほ「んふふ…美味しい…」

優花里「バーベキューソースもありますよ」

エリカ「やばい…すごくおいしい…」

みほ「なんでも行けるね!」

まほ「モグモグ」

まほ「…」グビグビグビ

まほ「ビールにも合うなぁ…」

みほ「んふふ」

まほ「んふふふふ…」


みほ「煮物持ってくるよ」

優花里「ご飯お代わりであります!」

まほ「…」グビグビグビ

まほ「んっぷぁ…」

まほ「…」モグモグ

エリカ「タコのお刺身もいけるわね…」モッモッモッ

みほ「しょうゆもいいけどバジルとレモンとオリーブオイルを混ぜたソースもおいしいよ」モグモグ

エリカ「…」カプ

エリカ「ん~!、結構いけるわね」

まほ「美味しいなぁ…」モムモム

エリカ「カサゴってあまり食べたことないわね…」

エリカ「…」パクリ

エリカ「んふぅ~、身がやわらかい!」

まほ「良い脂がのってる…出汁がしみ込んでいい味出しているな」

優花里「ご飯が進むであります!」


みほ「イワシつみれ汁も美味しい…」ススス

まほ「寒いから結構温まるなぁ…」

エリカ「良い出汁出てるわ…」

優花里「なめろうの時に使った生姜を入れるともっと温まりますぅ…」

まほ「臭みがあると思ったんだが…そんなことないな」モグモグ

エリカ「みつ葉を入れるとすっごく上品な味になるわね…」

優花里「ぷぁ~…息が出るくらい美味しいです…」ススス

みほ「沢山イワシをつってくれたお姉ちゃんに感謝だね…」フフフ

まほ「ふふ…もっと褒めてもいいんだよ…」

みほ「雰囲気で酔ってるねお姉ちゃん」

まほ「そんなことないさ」グビグビグビ

エリカ「ぁ~…美味しい…」モムモムモム




優花里「ウツボのから揚げ完食であります!」

エリカ「なめろうも食べきったわ!」

まほ「秋山さん、煮物美味しかった」

優花里「うへへ~、光栄であります!」

みほ「つみれ汁は明日の朝溶き卵落として卵汁にすればいいよ」





夜です


エリカ「寝るときはどうするの?」

みほ「私と優花里さんがベッドで寝るからお姉ちゃんとエリカさんは布団で寝てね」

優花里「え、私がベッドでもいいんですか?」

みほ「お姉ちゃん寝相悪いからベッドで寝たら100%落ちてくるし、起こされたくないから私は優花里さんと寝る!」

ダキ!

優花里「!!??」

まほ「秋山さん気を付けろ、みほは歯ぎしりが凄くうるさいから」

みほ「お姉ちゃんの寝相の悪さに比べたらかわいいもんだよ」

まほ「ん?」

みほ「ん?」

ギャーギャー

優花里「いつもの西住殿じゃないです…」

エリカ「悪酔いね…」


まほ「ほらエリカこっちにこい」ウェルカムオープン

エリカ「は…ははは…はい…」

ギュー

エリカ「!!?!!??!!?」

まほ「あったかいなぁ」

みほ「エリカさん気を付けてね、蹴り飛ばされるから!」

まほ「秋山さんも気を付けろ、寝るときは耳栓付けたほうがいいぞ」

ギャーギャー!

優花里・エリカ「ははは…」




深夜です

エリカ「寒ッ…」

ムクリ

エリカ「え…?、布団ないんだけど…」チラ

まほ「…」スゥスゥ

エリカ「全部持ってかれてるし…」

優花里「…」ムクリ

エリカ「あ…、ごめん…起こしちゃった…?」ボソボソ

優花里「耳を澄ませてください…」ボソボソ

エリカ「…?」スッ

みほ「ギリギリギリギリギリギリギリギリ…」

エリカ「…」

優花里「…」

エリカ「フフ…」

優花里「ンフフ…」

エリカ・優花里「お互い…」

エリカ・優花里「苦労しますねぇ~」

おわり!



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