※ネタバレ注意
―――男子寮
コニー「座学の後は、やっぱり眠たいなー」フワァ
アルミン「宿題も出ちゃったね」
エレン「今日中に終わるか?…この量」
ライナー「教えあえば早く終わるだろ、皆頑張るぞ」
コニー「おう!」
ベルトルト「頑張ろうね」
アルミン「僕も教えられる所は教えるよ!」ニコッ
エレン「…教科書教科書」ゴソゴソ
コニー「…きょうかしょー」ゴソゴソ
マルコ「…1問目から難しいね。」ペラッ
アルミン「…どこに載ってるんだろう」ペラッ
ベルトルト「…あった、16ページだよ皆。」ペラッ
ライナー「おっ、本当だ」ペラッ
シュッ…
ライナー「痛っ」
エレン「どうした?ライナー」
ベルトルト「!」
ライナー「…いや、紙で指を切っただけだ。」
アルミン「あー地味に痛いよね」
コニー「血出てるなー」
ベルトルト「!」
ライナー「そうだな、まぁすぐ治るさ」
エレン「すぐ?」
ベルトルト「…!」
ライナー「ん?」アセ
エレン「なーに言ってんだよ」ニヤニヤ
ライナー「な、何がだ?」アセアセ
エレン「おまえ鎧の巨人だろ!…紙で切ったこと位、どうってことねーじゃねーか!」ニヤニヤ
ライナー「」
ベルトルト「」
アルミン「!?」
マルコ「…?」
ジャン「!!」
ベルトルト「エレン、ライナーは巨人なんかじゃないよ」ジロッ
ライナー「そうだぞ」アセアセ
エレン「…ん?あぁ、巨人ジョーク巨人ジョーク」
アルミン「ジョー…ク?」
コニー「だよなーっ…宿題宿題っと」
ジャン「…驚いて損した」クソッ
エレン「…」チラッ
ライナー「…?」キョトン
エレン「…」ニヤニヤ
ライナー「」
ベルトルト「」
―――夜・食堂
エレン「…」モグモグ
ミカサ「エレエレエレエレン、ほっぺにパンくずが…ゲッチュ!///」ヒョイ
エレン「…ん?ごめん、考え事してた。何か言ったか?」
ミカサ「…何も言ってない」シレッ
アルミン「」
エレン「そうか」
ミカサ「…考え事とは何?」
エレン「…別に対した事ねーよ」
ミカサ「ダメ、エレンの悩みは私の悩みでもある」ナデナデ
エレン「オレはお前の子供じゃねぇ!」バッ
ミカサ「知っている」
エレン「…」グググ
ライナー「」
ベルトルト「ライナーしっかり!」
チカチカッ
エレン「…お?」
コニー「あ、火が消えるな」
エレン「火つけるかー」
コニー「結構高いからオレは無理だ」
ジャン「チビ」
コニー「なんだと!」バッ
エレン「…んー、じゃあベルトルト着けてくれよ」ニヤニヤ
ライナー「!」
ベルトルト「うん、いいよ」
エレン「ベルトルトなら届くよなぁー」ニヤニヤ
ベルトルト「…無駄に背が高いからね」アセアセ
エレン「もし届かなかったら変身すればいいだけだもんな?」ニヤニヤ
ベルトルト「…えっ!?」
エレン「…超大型巨人に」ニヤニヤ
モブ軍「!?」
ライナー「」
ベルトルト「」
ミカサ「…?エレン、ベルトルトは超大型巨人なの?」
ベルトルト「違うよっ!」
アルミン「あーはいはい。超大型巨人だねー」モグモグ
コニー「おう、超大型巨人に任せたわ」モグモグ
ベルトルト「みんなもやめてよ!」アセアセ
ジャン「超大型巨人と鎧の巨人がこんなに近くにいたら驚きだけで死ねるわ」モグモグ
ライナー「…」
ベルトルト「…火、ついたよ」ストン
クリスタ「ライナー、隣いいかな?」モジッ
ライナー「!!…いいぞ!全然いいぞ!」
クリスタ「ありがとう」ストン
ユミル「私も。…何の話ししてたんだ?」ストン
エレン「あぁ、ベルトルトが超―――」
ベルトルト「何でもないよ」
エレン「…」ニヤニヤ
ライナー「(エレンは正体を知っているのか!?どういう事だ!?)」
エレン「怒んなよ。巨人ジョーク巨人ジョーク」ニヤニヤ
ベルトルト「」
ユミル「なんだそりゃ…意味わかんねー」イラッ
エレン「怒るなよ、そんなだからハゲるんだぞ」ニヤニヤ
ユミル「はぁ?ハゲてねーよ!」ガタッ
エレン「…ハゲの巨人」ニヤニヤ
ユミル「!?」
ライナー「ハゲの巨人!?」
クリスタ「エレン、女の子にそんな冗談言っちゃダメ!」
ミカサ「…?」
ベルトルト「(ユミル、君も巨人なのか)」
エレン「はい、巨人ジョーク、巨人ジョーク」ニヤニヤ
ユミル「」
いきなり呼び出し入った…
続き明日かもしれない
すまない
エレン「……」ニヤニヤ
ライナー「」
ベルトルト「」
ユミル「」
エレン「…」ニヤニヤ
アニ「…」トコトコ
エレン「お、アニ」ニヤッ
エレン「……」ニヤニヤ
ライナー「」
ベルトルト「」
ユミル「」
エレン「…」ニヤニヤ
アニ「…」トコトコ
エレン「お、アニ」ニヤッ
ライナー「(この流れで行くと…ッ)」ガタッ
ベルトルト「(アニが危ないッ!!)」ガタッ
アニ「…なんだい」
エレン「おま―」
ライナー「エレン、俺のパンやるよ」ガッ
エレン「ムグッ!?」
ベルトルト「(アニどっかいってくれ!)」シッシッ
ライナー「(この流れで行くと…ッ)」ガタッ
ベルトルト「(アニが危ないッ!!)」ガタッ
アニ「…なんだい」
エレン「おま―」
ライナー「エレン、俺のパンやるよ」ガッ
エレン「ムグッ!?」
ベルトルト「(アニどっかいってくれ!)」シッシッ
アニ「…」ムッ
エレン「ムグググ」ゴクン
ライナー「おいしかっただろー?」
ミカサ「…ライナー、何を…しているの?」スッ
理由のある暴力「やぁ」
ライナー「」
エレン「っぷはー」
ベルトルト「(アニ、どうして動かないんだ!)」シッシッ
アニ「…チッ」トコトコ
エレン「ライナーはどうしたんだよ…お?」
アニ「…」トコトコ
エレン「おーい、アニ!いいケツしてるな!」
ライナー「!?」
ベルトルト「!?」
ミカサ「!?!?!?!?!?!?」
アニ「…は?」クルッ
エレン「女型の巨人のケツもいいケツらしいぞ?」ニヤニヤ
アニ「!?」
ライナー「」
ベルトルト「」
ミカサ「どういうこと?エレンエレンエレン、何故アニの尻を誉めたの?」
エレン「巨人ジョーク巨人ジョーク」ハハハハ
アニ「女型の巨人…?バカにしてんのかい」シレッ
ベルトルト「(いいぞ、アニ!)」
ライナー「(やっぱりエレンは知っているのか…)」
エレン「ん?バカにしてねーよ。真実…いや、巨人ジョーク巨人ジョーク」ニヤニヤ
ミカサ「…エレンは巨人ジョークにハマっているの?」
エレン「あぁ。ライナーが鎧で、ベルトルトが超大型、アニが女型で、ユミルがハゲ」ニヤニヤ
ユミル「ハゲ言うな!」
エレン「…ハゲじゃん」
ユミル「やんのかコラァ!」ガタッ
ミカサ「エレン、謝りなさい。」
エレン「嫌だよ。だって本当の事を言ったまでだし」
ライナー「…どうして、そう思ったんだ?」
エレン「予知だよ!」バンッ
ユミル「!?」
エレン「…」フンス
アニ「…あんた、頭おかしいよ」
エレン「ハハハハ」
アニ「…?」
エレン「お前はこれから、調査兵団のリヴァイ班を殺すんだよ」
アニ「」
エレン「ライナー、壁突き破ったの楽しかったか?」
ライナー「」
エレン「…お前壁蹴ったよな。つま先痛くねーの?」
ベルトルト「」
エレン「ユミル、何でハゲた?」
ユミル「」
エレン「…」
エレン「…フランツ、お前下半身どこにやったんだよ」
フランツ「いや、あるよ!?」
エレン「マルコ!…体半分どこやった!?」
マルコ「いや、あるよ!?」
エレン「ミーナ、生きてるか?」
ミーナ「生きてるよ!」
エレン「…」
ミカサ「…今日のエレンはおかしい」
エレン「…」
ミカサ「どうしたの?」
エレン「…」
ミカサ「エレン」
エレン「…信じてたのに。」
ミカサ「エレンの目付きが変わった!…巨人達は逃げて!」
ライナー「…巨人達!?」
エレン「…駆逐してやる!!」ダッ
ベルトルト「ライナー!危ない!」
アルミン「エレン!フォークを置くんだ!」
エレン「殺す!殺す!絶対殺す!」ブンブン
ライナー「落ち着けエレン!」バッ
エレン「殺す!鎧も超大型も!女型も!ハゲも!」ブンブン
ライナー「うわ、おい、やめ」
グサッ
ベルトルト「ライナァァァア!」
ライナー「目が…目がぁ…!」
ーーーーーーーー…
エレン「ハッ!」
アルミン「あ、エレンおはよう。」
ライナー「起きたか、もう飯の時間だぞ」
エレン「…変な夢みた」
ベルトルト「うなされていたよ」
エレン「ライナーが鎧の巨人でベルトルトが超大型巨人でアニが女型でユミルがハゲだった…」
アルミン「…どんな夢さ」クスクス
ライナー「」
ベルトルト「」
アニ「」クシュン
ユミル「お、アニ…噂されてんじゃねぇか?」
アニ「…」
ユミル「睨むなって…」クシュン
アニ「あんたも噂されてんじゃないの…」
エレン「…顔洗ってこよ」トコトコ
ライナー「お、おう。そうしろ」
ベルトルト「僕も」アセ
エレン「ふわぁ…」アクビ
アルミン「ん…?エレンの枕が膨らんでる」バサッ
アルミン「…なんだこれ?」ペラッ
アルミン「進撃の巨人?」
おわり
オマケ
ミカサ「面白い本を拾った。進撃の巨人、名シーン集…私たちソックリな創作もの…。」
ミカサ「エレンにも読ませてあげよう。」トコトコ
ミカサ「…そういえば、どこがで聞いたことがある。枕の下に写真を入れると、その夢が見れると。」ピコーン
ミカサ「よし」シュッ
エレン「…zzzz」
ミカサ「(これで面白い夢が見れるはず。そして少なからず私も出てくるはず。///)」
ベルトルト「(ミカサがいる…突っ込んだら敗けだ!ベルトルト!)」
ミカサ「ぐっすりおやすみ、エレン///」
ほんとにおわり
くぅ疲(^^)d
コメントとかどうもでした
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