ライナー「どこにでも来るんじゃないか?例えばこの兵舎にも」
エレン「いきなりなんだよ?」
アルミン「(なぜ賢明な君がそんな面倒になりそうなことを)」
ベルトルト「ちょっと呼んでみてよ」
アルミン「(お前もか)」
エレン「なんでだ?」
ジャン「どういうことだよ!?」
そんなにありませんが途中まで書き溜めアリ。
日数を分けての投下になるかと思います。
正直キャラを把握しないまま書いてしまったので見苦しい点(キャラが違うなど)があれば申し訳ないですm(__)m
ではお願いします
ライナー「二人はいつも一緒にいるだろ?」
アルミン「(というよりミカサがエレンに付いてるんだけど)」
ベルトルト「訓練中もエレンを気にかけているようだしね」
ジャン「はっ。そりゃあこいつが危なっかしいからな。エレンの保護者として不安なんだよ(笑)」
エレン「なんだと!?」
ベルトルト「まあまあ」
ベルトルト「二人は一緒に住んでたんだよね?」
エレン「家族が一緒に住むのは当たり前だ」
ジャン「くそ!羨ましい!」
アルミン「煩いよ。ジャン」
ライナー「ミカサも本当はエレンと同じ兵舎がよかったんじゃないか?」
ライナー「しかしこればかりは男女で別れるから無理だ」
ライナー「だがもしエレンに呼ばれたら、そんなの関係なく飛んで来るんじゃないか」
ジャン「けっ。なに言ってんだお前ら」
アルミン「(うん。本当になに言ってるんだ)」
エレン「言ってることがよくわからねえが」
エレン「でもどうやって呼ぶんだ?」
ライナー「教官にバレない程度に声を出すだけでいい」
ジャン「そんなの聞こえるわけねえ」
ベルトルト「ま、とにかくやってみてよ」
エレン「わかったよ」
「ミカサー!」
ビュイーン
ミカサ「なに?」スチャ
ライナー「ほら」
ベルトルト「きた」
ジャン「おうふ」
アルミン「知ってた」
ミカサ「エレン。どうしたの?」
エレン「いや、ちょっと呼んでみただけだ」
ミカサ「そう」
ライナー「訓練中以外の立体機動の使用はまずいんじゃないか?」
ミカサ「エレンに呼ばれたから仕方がない」
ライナー「お、おう」
ミカサ「じゃあ私は戻る」
ミカサ「エレン。暑いからってお腹出して寝たら駄目」
エレン「わかったわかった」
ミカサ「おやすみ。エレン」
エレン「おう」
ミカサ「アルミンもおやすみ」
アルミン「うん、おやすみ。ミカサ」
ジャン「ミ、ミカサ!俺は?」
ミカサ「おとといきやがれ」
ジャン「」
ミカサ「なんて」
ミカサ「おやすみなさい」
ジャン「ああ!おやすみ!ミカサ!」パァア
ビュイーン
「「「「…」」」」
ライナー「な?来ただろ」
エレン「うん。あいつ耳いいんだな」
アルミン「エレン…」
ジャン「うへへ。ミカサがおやすみって。今夜はいい夢が見れそうだ」ニヨニヨ
ライナー「こいつはほっといて」
ライナー「エレンと二人のときのミカサはどんな感じなのか気になってな」
ベルトルト「僕たちはほとんどミカサと直接話したことがないからね。優秀な訓練兵としてのミカサしか知らないんだ」
ライナー「今のはそのちょっとした確認だ。見事に思った通りだったが」
ベルトルト「だからミカサの意外な一面とかあれば教えてよ」
エレン「別にあいつはあの通りだぞ」
エレン「な、アルミン?」
アルミン「えっと…どうだろ」
ライナー「アルミンも幼馴染みとはいえ、エレンん家でのミカサは知らないよな?」
アルミン「確かに知らないね」
ライナー「だろ?だからなにか無いかエレン?」
エレン「うーん。そうだなあ」
エレン「ミカサって結構ケチだぞ」
「「「ケチ?」」」
エレン「ああ」
アルミン「僕はそう思ったことないけどな」
ライナー「どういうことだ?」
エレン「えっとだな」
ジャン「『おやすみ(裏声)』だってエヘヘ」ニヨニヨ
ベルトルト「(なんだこいつ)」
----------------------
エレン(10)『わっしわっし』シャコシャコ←歯磨き中
エレン(10)『がらがら』ペッ
ミカサ(10)『…』ジー
エレン(10)『この歯ブラシも古くなったな。そろそろ母さんに新しいものを買ってもらうか』
ミカサ(10)『エレン。その歯ブラシ捨てるの?』ササッ
エレン(10)『わっ、いきなり出てくるなよ』
ミカサ(10)『ごめんなさい。で、その歯ブラシ捨てるの?』
エレン(10)『ん、ああ。古くなったからな』
ミカサ(10)『それは勿体ない。まだ使える』
エレン(10)『でもボロボロだぞ。ほら』
ミカサ(10)『ちょっと貸してみて』
エレン(10)『はい』
ミカサ(10)『わっしわっし』シャコシャコ
エレン(10)『おいおい』
ミカサ(10)『ほわ。まら使うる』シャコシャコ
エレン(10)『そうか?』
ミカサ(10)『うん』シャコシャコ
エレン(10)『変わった奴だな。ならやるよ』
ミカサ(10)『わっしわっし』ニコニコ
----------------------
エレン「ってことがあったんだよ」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ジャン「おうふ」
エレン「それ以来俺の使い古しがミカサの歯ブラシになってる」
エレン「な、ケチだろ?」
すみません書き溜めはここまでですm(__)m思ったより短かった…
こんな感じで進めて行くと思います。
また同じような時間に投下します
コメントありがとうございますm(__)m
今から投下します。
今日最後まで出来るかは怪しいです…
ライナー「(思ったよりハードだな…)」
ベルトルト「(想像を超えてた)」
アルミン「…エレンは本当にそうとしか思ってないの?」
エレン「なにがだ?」
ライナー「(こいつ…)」
ジャン「へ、へっ!さすがはミカサだ!ただでさえ資源不足なんだ。物を大切に使うのは良いことだよな!」
アルミン「(うん。ジャンの言うことは別に間違ってはいないよ)」
ジャン「まったくだからお前は子供っぽいんだよ!」
エレン「なに!?やっぱり喧嘩売ってんのか?」
ライナー「(だがお前は既に負けている)」
エレン「ぐぬぬ」
ジャン「ぐぬぬ」
ベルトルト「はいはい。落ち着いて」
ベルトルト「ところでエレン。もう一度ミカサを呼んでみない?」
エレン「またかよ」
アルミン「(ベルトルトってこんなキャラだっけ?)」ヒソヒソ
ライナー(いやこんな自発的なベルトルトは初めてだな)ヒソヒソ
ジャン「なに!?またミカサが来るのか!!?」
ライナー「(こいつは単純だな)」ヒソヒソ
アルミン「(バカともいうね)」ヒソヒソ
ベルトルト「もう一回だけだからさ」
エレン「ったく。しゃーねえな」
「ミカサー!」
ビュイーン
ミカサ「なに?」スチャ
ライナー「ぶふっ」
ベルトルト「ぶはっ」
ジャン「ぶはらあほへ!」ブシャー←鼻血
ミカサ「?」
アルミン「な、なんでバスタオル一枚なの?」
ミカサ「入浴中だったから」←バスタオルのみ
ジャン「」バタッ
え、生脚立体起動装置?
え?生太ももにあれが食い込んでるの?え?
なにそれ芸じゃん
ライナー「ジャンが気絶したぞ!」
ベルトルト「し、仕方ないよ。これは僕たちでも刺激が強い(僕もちょっと鼻血出たよ)」ツー
ライナー「(実は俺もだ)」ツー
アルミン「(不覚にも僕もだよ)」ツー
ジャン「」ドバドバ
ミカサ「それでどうしたのエレン?」←ボディラインがくっきり
エレン「また呼んでみただけだ。悪かったな」
>>35
ごめんなさい。深く設定を理解しないまま書いちゃってるから瑕疵が出てしまった
ミカサ「そう。別に構わないけど」
ミカサ「じゃあ私は……くしゅん」
エレン「おいおい風邪引くぞ」
アルミン「誰のせいだよ」
ライナー、ベルトルト「(あっ俺たちのせいだな)」
エレン「ちょっとこっちに来い。頭拭いてやるよ」
ミカサ「いいの?」
エレン「ああ。俺が呼んだせいもあるしな」
ミカサ「嬉しい。でもここではちょっと恥ずかしい」
エレン「ん?そうか。なら風呂場に行くか」
ミカサ「うん」
スタスタ
ガラガラ←脱衣所の戸
~~~~~~~~~~~
<じゃあ拭くぞ>
<うん>
<あっ>パサッ
<お、おい!バスタオル落ちたぞ>
<うっかり>
<まったく。早く巻き直して頭をだせ>フキフキ
<わかった>
<しかしお前腹筋すげんだな>フキフキ
~~~~~~~~~~~
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ライナー「ジャンは気絶しててよかったな」
アルミン「うん。聞いてたら発狂してたろうね」
ベルトルト「正直僕もイラッときてるよ。エレンに」
「「「うん」」」
ガラガラ
ミカサ「エレン。ありがとう。気持ち良かった」
エレン「そうか」
アルミン「あれ、それエレンの服?」
エレン「バスタオルのまま帰ると本当に風邪引くかも知れないからな。俺の服を貸した」
ミカサ「エレンは優しい」
ライナー「(ここは普通ブカブカの服を着ていて興奮するところだが)」
ベルトルト「(それどころかちょっと窮屈そうだね)」
ミカサ「じゃあ私は戻る」
ビュイーン
エレン「ふう…もうこれでいいだろ?」
ライナー「ああ。もう十分だよ」
ベルトルト「エレンが呼べばミカサは来るってことで」
エレン「なんだそれ」
ジャン「」ハッ!?
ジャン「あ、あれ?ミカサは!?」
アルミン「もう帰ったよ」
ジャン「なにか物凄いものを見たような…」
「「「(覚えてないのか…)」」」
エレン「そういえば」
アルミン「どうしたの?」
エレン「さっきミカサに服を貸したときに思い出したんだが、あいつのケチなエピソードがまだあるんだよ」
ライナー「なんかもう予想出来るな」
ジャン「服?なんの話しだ?」
ベルトルト「さてね」
ちょっと間隔空きます。寝落ちしたらすみませんm(__)m
----------------------
エレン(10)『はあ~。いいお湯だった』
エレン(10)『母さんってば一緒に入ろうだなんて。俺はもう10才なのに』ハキハキ←着替え
ミカサ(10)『…』ジー
エレン(10)『ん?このパンツもう古いな。母さんに新しいのを買ってもらうか』
ミカサ(10)『エレン。その下着捨てるの?』ササッ
エレン(10)『わっまたか、いきなり出てくんなって』
ミカサ(10)『ごめんなさい。で、その下着捨てるの?』
エレン(10)『古くなったからな』
ミカサ(10)『それは勿体ない。まだ使える』
エレン(10)『でもヨレヨレだぞ。ほら』
ミカサ(10)『ちょっと貸してみて』
エレン(10)『はい』
ミカサ(10)『くんかくんか』
エレン(10)『おいおい』
ミカサ(10)『うん。まだ使える』
エレン(10)『お前がそのパンツ穿くのか?』
ミカサ(10)『違う。ハンカチにする』
エレン(10)『ハンカチ?』
ミカサ(10)『うん。ハンカチにして私が使う』
エレン(10)『本当に変わった奴だな。ならやるよ』
ミカサ(10)『くんかくんか』ニコニコ
----------------------
エレン「どうだ!?やっぱケチだろ?」
アルミン「ふふ。なんかもうどっちもいいよ」
ライナー「そうきたか」
ジャン「ぐぐぐぐ…ささささすがミカサだ。ささ裁縫まで出来るなんて」
ベルトルト「震えてるよ。ジャン」
エレン「あっ、そうそう。これはミカサの使い古しのパンツで作ったハンカチだ」ス
ジャン「なんと!!?」
エレン「俺はあいつの使い古したパンツで作ったハンカチを使ってるんだ」ヒラヒラ
ライナー「(ピンクか…意外と派手なんだなミカサは…)」ツー
ベルトルト「(黒やベージュのイメージだったけど)」ツー
アルミン「(なぜその異常な交換になんの疑問も持たないのかな)」ツー
すみません…後はもう終わりに向かうだけなんですが、今日はここまででm(__)m
のろのろペースごめんなさい
コメントありがとうございますm(__)m
あまりないですが最後まで投下させていただきます
ではお願いします
ジャン「」プルプル
エレン「?」
ジャン「エレン!!」クワッ
エレン「なんだ?」
ジャン「そのハンカチを俺にくれ!いやください!!」ガバッ
アルミン「うわあ…」
ライナー「土下座かよ…」
ベルトルト「人としてどうだろ」
エレン「え、やだよ」
ジャン「なんでだよ!頼むよ!?」
エレン「だってハンカチこれしかねえし」
ジャン「だったら俺のやるから!!?」
エレン「別にいらねえ」
ジャン「頼む!頼むよ!」グイグイ
エレン「おい!引っ張るなよ!破けちゃうだろ」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ジャン「お前羨ましいんだよ!」
エレン「意味わかんねえよ!」
エレン「そんなに欲しけりゃミカサに頼めよ」
ライナー「なに言ってたんだこいつ」
ジャン「!」
ジャン「そ、そうだよな!ミカサから貰えばいいんだよ!」
エレン「そうしろ」
ベルトルト「もうだめだ」
ジャン「それとなエレン!ミカサはケチじゃなくて倹約家なんだよ!」
ジャン「きっといいお嫁さんになるずだ!」
ジャン「な!?アルミン、ライナー、ベルトルト」
アルミン「うんそうだね」←棒読み
ライナー「そうだな」←優しい眼差し
ベルトルト「きっとそうさ」←哀れみ
エレン「そうなのか」
ジャン「そうなんだよ!」
ジャン「じゃあ早速明日頼んでみるぜ!」
【翌日の朝食】
エレン「ばくばく」
ミカサ「エレン。頬っぺたについてる」ヒョイ
エレン「む」
ミカサ「とれた」パク
エレン「子供じゃねえっての」
アルミン「…」ムシャムシャ
「ミカサー!!!」
ドタタタタ
ミカサ「?」
ジャン「はあはあ」フゥ
ミカサ「なに」
ジャン「俺の歯ブラシやるからお前のパンツくれないか!?」
ライナー「(本当にいいやがった)」
ベルトルト「(しかも色々とすっ飛ばしてるし)」
アニ「…キモ」
サシャ「変態ですね」
クリスタ「怖いよ…」
ユミル「てめえ死ね!」
ジャン「わくわく」キラキラ
ミカサ「…」
ミカサ「さいてい」
ジャン「え」
アルミン「(さよならジャン)」
badend
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この世界は残酷だ
「エレン。新しいハンカチ作ってきた」
「おお。サンキューな」
「俺も歯ブラシ持ってきたぞ」
「ありがとう」
「わっしわっし」シャコシャコ
「うん。まら使うる」シャコシャコ
「お前いいお嫁さんになれる(らしい)ぞ」
「え//」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そして
「なんだジャン。泣いてるのか?」
「うるせー」グスッ
「…」
「しゃーねえな。このハンカチ使えよ」
「さっきミカサから貰った新しいやつだ」スッ
「…」
「ふん」ゴシゴシ
とても美しい
おわり
おわりです。
読んでくれた方、コメントしてくれた方ありがとうございましたm(__)m
全然関係の無いスルー推奨の話ですが、某ssまとめサイトの某進撃ssのコメ※100を取ったので書きました。
早く書くつもりでしたが無理でした。即興で書ける人は凄いです
このSSまとめへのコメント
俺にはもうジャンがわからんわ(哀れみの眼差し)