提督「うわああああああああ!?」朝潮「どうしました司令官!?」【安価】 (202)

不定期投稿、好きな艦娘で思い付きでわいわいやっていくのみです。
時折安価・意見募集有りです。「こいつを出せ」と言われれば極力出して行きます
おかしな点などありましたらご指摘・罵倒していただければ励みになります。よろしくお願いしますorz


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スレタイに【安価】付け忘れてたのでやり直しです、申し訳ありませんでした

付いてるぞ

提督「うわああああああああ!?」バサバサッ、ズデッ、ドーン

朝潮「どうしました司令官!?」

提督「ぁ…ご、ごめん朝潮ちゃん、ちょっと書類落としただけだから…」

朝潮「お怪我はありませんか司令官!?あぁっ、大丈夫です!この朝潮が全て拾いますから!」

提督「ぼ、僕の落ち度なんだ、朝潮ちゃんが拾うことないよ、ほら、大丈夫だから!」

朝潮「…………では、二人で拾いましょう!その方が効率もよいです!司令官に拾わせるのは気が引けますが…」

提督「わ、分かった。そうしよう。ありがとう、朝潮ちゃん」セッセッ

朝潮「いえ!司令官のお役に立てるなら、この朝潮、光栄です!」

>>3
昨日立てたスレで安価付け忘れてたので、御指摘いただき安価を付けて出直してきました、という事です


前スレ(?)で御指摘下さった方、ありがとうございましたorz

朝潮「(この方はこの鎮守府の司令官、所謂提督です、着任してまだ一年経っていないのですが、御友人に色々教えてもらいながら頑張っているそうです!)」

提督「あ、あれ?一枚ないなぁ…窓は空いてないし、箪笥の下にでも行っちゃったかな…?」

朝潮「(少し頼りない様に見えますが、こうしたドジ…いえ、ちょっとしたミスがなければ優秀な方です。)」

朝潮「(轟沈者は無し、海域攻略には作戦参加艦艇皆が万全の状態で挑む、時々自らが訓練にも参加する、艦娘とのコミュニケーションを欠かさずそれでいて司令官へは沢山ありますが司令官から狙った色恋沙汰、セクハラはありません。ただ一つ問題があるとすれば…)」

提督「ぁ、あった!良かったぁ…ありがとう朝潮ちゃん!おかげで助かったよ!後でデザートご馳走するよ!っはぁー、危なかったぁ、この書類無くしたら大淀さんに怒れてたろうなぁ~…いや、ホントに、ありがとうっ!」

朝潮「いえ!お役に立てたのであれば私も嬉しいです!」

朝潮「(ずいぶん感情表現が激しいというか、子供っぽいというか…仕事はしっかりするし頼りない様に見えて頼りになる所もあるんですが、若すぎるという印象を艦娘達は抱いている様です。私はそんな司令官を信頼しているのですが、不満を抱く艦娘も数名います)」

足柄「失礼します」

提督「ぁ、足柄さん、おはようございます。」

足柄「提督!今夜鳳翔さんの所で重巡で飲み会するの!来ない!?」

提督「ぃっ…ご、ごめんなさい、僕はお酒は駄目なんだってば…!」

足柄「もぉ、良いじゃないの、大丈夫よ、すぐ慣れるし、無理矢理一気飲みとかテキーラ飲ませたりしないから!」

提督「そ、そうじゃなくて!お誘いは勿論嬉しい、けど僕はお酒は駄目だと自分で決めているんです、僕のワガママですけど……」

足柄「………仕方ないわね、じゃあまた気が向いたら、その時はしっかり飲んでもらうわよ?」

提督「はい、その時が来れば、喜んで」

足柄「失礼しました!!」バンッ

提督「ひぃっ!?」

朝潮「(………頑なにお酒を拒むんです、司令官は。そのおかげで足柄さんや千歳さん、隼鷹さん達などの酒豪、もといお酒好きの方や陸奥さんや熊野さんの様に夜にお酒をたしなみたい方からほんの少し不満を抱かれている様です。勿論信頼はされていますしお互い嫌ってはいないのですが)」

提督「と、朝潮ちゃん、もう戻ってくれて大丈夫だよ」

朝潮「いえ、書類整理のお手伝いを…」

提督「あぁ、大丈夫だよ、僕一人でやるから!こんな仕事に付き合わせるのもなんだしね。」

朝潮「でも」

提督「それに艦娘に書類整理を手伝わせたなんて、大本営にどんな目で見られるか」

朝潮「(普通はそうなんです司令官!………司令官は書類整理の時などは基本的に秘書艦を側に置かず、一人か大淀さんと仕事をしています。申し出ても「申し訳ない」「もっと別の事に時間を使って欲しい」と断るのです。優しいお方ですが、もう少し頼って欲しいな、とも思います、が)」

朝潮「司令官の為尽くすのが私の喜びなので!!」

提督「ぇ、えぇー…?ふぅ、分かったよ。重ね重ねありがとう、じゃあ確認だけしてもらえるかな。さっきバラバラに拾い集めちゃったせいで出撃計画とか遠征とか定時連絡とかごちゃ混ぜになっちゃってるけど」

朝潮「喜んで!!」

朝潮「(全力で頼めば七割は手伝わせてもらえます)」

加古「てーとくーーーーーーー!!」ドガァン

提督「……加古さん、ドア壊さないで…」

加古「悪い悪い、それより聞いてくれよー!あたしと古鷹だけ飲み会の招待されてないんだよー!」

提督「な、なんだってーっ!?…………いや、そうなんだ…ぇ、ただの手違いじゃ?」

朝潮「(オーバーリアクションが少し恥ずかしかったみたいです)

加古「絶対あたしらが性能ちょいと低いからって呼ばなかったんだよー!折角改二になって燃費も火力もぐーんと良くなったのにさ!」

提督「うぅん…ふ、古鷹は知ってるのかい?」

加古「いやまだだけど」

提督「じゃあ加古はどうやって知ったの?」

加古「鈴谷がさー、朝飯の時「今日の飲み会ちょー楽しみだね加古!ぇ、呼ばれてない?ちょww足柄サンwww重巡の会って言ってたのにwwww」って………」

提督「鈴谷さん性格悪っ!?………じゃあ、今夜はどこか食事でも行く?」

加古「ホント!?」パァ

提督「うん、何人か連れて焼肉でも「焼肉おっしゃー!!」………行こう、誰か連れて行きたい子はいるかい?加古、朝潮ちゃん」

加古「んっとー…古鷹は連れてくとしてー…>>10かな?」

朝潮「わ、私も御一緒してよろしいんですかっ?」

提督「勿論、良いよね?加古」

加古「朝潮には夜戦でいっつも世話になってるしね!多い方が楽しいし!」

朝潮「で、では!>>11を!」

SS書くのをやめる

磯波

い、一応毎晩か毎朝更新するつもりです…(震え声)
不快な思いをさせてしまう事は本当に申し訳ありません。ssという世界において面汚しになってしまいますが、どうか心がぽっきり折れる時まで続けさせて下さい

朝潮ちゃあああああああああああああん

今のところ特に不快な点もおかしい所もないと思う
艦これ&安価スレ恒例の開幕荒らしの罵詈雑言を真に受けなくてもいいよ

戻ったんですがまた9時くらいまで出掛けるので今夜22時くらいに少し投稿します。>>17>>23の方々と朝潮ちゃんとニュースで艦これのBGM掛かってたおかげで元気出ました、誠にありがとうございますorz
加古が磯波、朝潮が19を呼ぶということで

加古「んじゃ磯波かな?」

朝潮「19さんをお呼びしたいです!」

提督「ふんふん………ぇっ?磯波ちゃん?19ちゃん?」

加古「ぇっ、てなんだよ?」

提督「いや、仲良かったかなーって思って」

加古「特別仲良い訳じゃないけど、何回か組んだ事はあるし普通に世間話くらいするよ?吹雪型の中でも特に引っ込み思案だしさ、たまにはこうやって鎮守府の外に連れてってやるのも良いかな、って」

提督「なるほど、加古さんは駆逐艦の子達をよく見てるんだ」

加古「まーなー!で、朝潮は?」

朝潮「はい!19さんは私に魚雷の当て方をとても分かりやすく伝授して下さった方なので、御一緒したいな、と!」

提督「あぁー、朝潮ちゃん、元からよく命中させてくれるのに更に雷撃上手くなった事あったね」

加古「(潜水艦だよな、19…勝手は違うんじゃないのか…)」

朝潮「はい!更に司令官のお役に立てる様になったのは19さんのおかげです!……で、よろしいでしょうか…?」

提督「勿論さ、ぁ、申し訳ないんだけど、連絡は二人からしてもらえるかな?僕はお店の予約しておくから」

加古「りょーかい。でも予約なんてしなくても良いんじゃない?」

提督「でも万一、行ったのに満席で別の店を探す羽目になったり、三人ずつ別れたりしたら嫌でしょ?」

朝潮「なるほど!流石司令官です!では朝潮、伝達任務、行って参ります!」

加古「ま、気にする事でもないか。じゃあ予約よろしくー!」

提督「いってらっしゃーい。……さて、ど、どこにしよう…!なるべく綺麗なトコの方が良いよね…!」ワタワタ

安価が先頭じゃなくて後尾に付いてる!
やり直し案件ですよこれは!パッと見でわかりにくい!

あと十二鈴ちゃあああん出してあげてください!お願いします!

>>26
パッと見で分かりにくいのは申し訳ありません。でも頭ではなく後に【安価】を付けている方もいたので大丈夫かな、と思ったもので…どうか御容赦下さい。
五十鈴の事であるならばその内出すか検討します、軽巡では眼帯組の次くらいに好きです

入渠と補給終わったら続き書きます

ぽっきり折れない様努力します、続き書きます

提督「………よし、これで良いかな。あんまり遠くならない所で綺麗めで加古さん達が満足するレベルのお店を選んだつもりだけど、気に入るかどうか…(コンコン)はーい?」

鈴谷「てーとくー、ちょっといいー?」

提督「鈴谷さん?どうぞ」

鈴谷「ちーっす、ごめんねー。ちょっと伝えたい事あってさ。」

提督「何の用かな、加古達を改めて誘いたいなら本人達に…」

鈴谷「足柄サンに聞いたんだよー、なんで加古達誘わなかったの?って、そしたらさ。」

足柄『だって古鷹ちゃんはそこまでお酒に強くないし、加古ちゃんは疲れると寝ちゃうし、結局あんまり飲まない古鷹ちゃんが加古ちゃんを連れて先に帰るじゃない?それに二人とも恋バナは苦手みたいだし。ぁ、嫌なんじゃなくてね。単純に申し訳ないなって。無理矢理私達に付き合わせるのは』

鈴谷「って言ってたんだよ」

提督「あぁ…なるほど、だから誘わなかったんだ…で、加古さん達はその事は…」

鈴谷「鈴谷も初めて聞いたし知らないと思うよー。」

提督「普通に伝えれば良かったのに、なんでだろう?」

鈴谷「傷付いちゃうって思ったんじゃないかなぁ、古鷹は特に自分が迷惑になってたって思っちゃいそうだし?」

提督「確かに…………じゃぁ二人には僕から伝えておくよ。迷惑になってる訳でもない、と」

鈴谷「サンキュー、下手にうちらが言うより素直に聞いてくれるだろうしね」

提督「まぁ加古さんは、自分で言いにこいよー!てかもっと早く言ってくれよそういうのはさー!とか言いそうだけど」

鈴谷「ぁ、わかるwでも逆にしおらしくなったりもするんじゃない?」

提督「どっちもありそうですね。でも古鷹さんは…?」

鈴谷「そりゃぁ、ねぇ?大天使フルタカエル様だからねぇ」

提督「はは、っと、鈴谷さん、そろそろ演習じゃない?」

鈴谷「うわ、やばっ!熊野と利根に怒られるー!じゃ提督!伝言よろしく!あと今朝はごめんねって鈴谷が言ってた、ってのもよろしく!」

提督「うん、演習頑張ってね鈴谷さん。」ヒラヒラ

………………数時間後


提督「………そろそろ来るかな」

朝潮「司令官、その、他の方達は大丈夫なんでしょうか。私達だけ連れて行ってもらって…」

伊19「イクも皆を誤魔化して出てくるのちょっと大変だったのね。朝潮ちゃんがいなかったら厳しかったの」

提督「心配しなくて良いよ、結構やってるしね。こうやって外食するのは」

朝潮「た、確かにそうですが。私はその頻度が高い様な…」

提督「まぁまぁ、気にしない気にしない、今日は思いっきり楽し…ぁ、来た来た、おーい!」

加古「おーっす!古鷹と磯波連れて来たよー!」

古鷹「こんばんは、提督。外食…焼肉と加古から聞いたんですけど、良いんですか?御一緒してしまって」

提督「全然大丈夫だよ、うちの鎮守府は大戦になるからあんまり焼肉やらないし、たまには連れて行こうかなって」

古鷹「ふふっ、ありがとうございますっ。」

磯波「…あ、あのぉ…加古さんにお誘いただいたんですけど、私、お邪魔じゃないでしょうか…?」

提督「はは、大丈夫だって。加古さんが連れて来たいって言ったんだし、僕も磯波ちゃんにはかなり前からお世話になってるしね。たまにはこうして労を労わないと」

磯波「!……ぁ、ありがとうございます…!今日は楽しませていただきますっ…!」ペコペコ

加古「てーとくー!早く行こうよー、お昼少なめにして来たんだぜー!」

古鷹「(いうてご飯三杯くらいおかわりしてたよね加古…)」

提督「そうだね、じゃあ行こうか!」

朝潮「朝潮!焼肉屋へ!出撃します!!」

伊19「そんなかしこまる必要ないのね~」

~焼肉屋「らがな」~



提督「すみませーん、予約してた者なんですけど…」

長良「はーい!ってわぁ!?司令官!?ぁ!聞き覚えがある声だと思ったら、予約してたのは司令官だったんですね!」

提督「こんばんは、長良さん。六人席、取ってもらえてるかな?」

長良「はい勿論!焼肉屋ながらへようこそ!御案内させていただきますね!」

伊19「(自分の名前付けてるのね…)」

朝潮「ここは最近出来たんでしょうか?あまり見覚えがありませんけど…」

長良「そうだよー、スタミナ付けるなら、焼肉だよねっ!!って事で始めたの、ちゃんと司令官に許可は貰ってるよ!鎮守府からあんまり離れてない所でやってるから店閉めたらすぐ戻れるし!ぁ、お席こちらになります。どうぞー、今メニューをっと?」

鬼怒「長良型皆でやろうって話だったんだけど、阿武隈だけはイマイチ乗り気じゃないんだよねぇこれが。はいメニュー!鬼怒のオススメはー…」

長良「こら!司令官達だからってタメ口はダメ!すみません司令官!では、注文が決まったらお伺いしますね!」ズルズル

鬼怒「朝潮ちゃんにはタメ口だったじゃああああああああん………」ズルズル

長良「今のは司令官に言ってたでしょー…………」ズルズル


提督「……よし、じゃあどうしよっか」

加古「いやー、意外だね、ああやって働いてるのいるんだな。五十鈴や阿武隈なんて結構忙しい方じゃないの?」

提督「あの二人は空いてる時来るんだってさ。基本的に長良さん、名取さん、由良さん、鬼怒さんと、手伝ってくれる人達でやってるんだってさ。」

加古「へー」

古鷹「結構綺麗なお店ですねー。新しいからかあまり臭くもなくて、良い感じです」

提督「内装は夕張も一肌脱いだ、って言ってたかな? 焼肉屋はちょっと匂い強いからね、ここは新しいからその心配も少しは薄れるかなって」

磯波「ふぇぇ…メニュー、結構ありますね…」

提督「………確かに。普通の焼肉屋に鰻の蒲焼き丼なんてないよね…」

加古「……ねぇ、焼肉屋ってすっぽん汁とかある?」

提督「………あ、あくまでスタミナ付けようってお店だし?」

朝潮「?すっぽんは身体に良いと聞いた事がありますよ、精神力が強くなるんですよね!」

提督「(誰だ!朝潮ちゃんに妙な知識をぬ吹き込んだのは!?)ま、まぁ…そうかもしれないね。うん、すっぽんは身体に良いとは聞くよ」

伊19「で、どうするのね?食べ放題?それとも盛り合わせとか好きに頼んでいくの?」

提督「んー、皆はどうしたい?」

朝潮「司令官にお任せします!」

磯波「ぇ、えっと、私はあまり食べないので、食べ放題はご迷惑になるかも…」

加古「食べ放題食べ放題ー!好きな物好きなだけ食べようよー!」

古鷹「私も提督にお任せしますねっ」

伊19「もうこの際全員食べ放題で良い気がするのね!」

提督「…確かに。よし、じゃあとりあえず食べ放題でわいわいやっていこうか?」

加古「うぉっしゃー!!」

磯波「ぁぅ…」オズオズ

提督「大丈夫だよ、食べたいだけ食べれば良いし、迷惑だなんて誰も思わな「司令官…!ぁ、ありがとうございますっ!」…よし。すみませーん。」

長良「はーい!御注文はお決まりですか?」

提督「全員食べ放題ドリンクバー付きで」

長良「はい!ドリンクバーはあちらになりますので好きな物をどうぞ!120分制ですので好きなだけお楽しみ下さい!」

提督「(意外と長いな…フルでは居ないだろうけど)」

加古「提督!提督!ハラミ頼んで良い!?」

提督「食べ放題なんだから好きなのを頼めば良いよ。先に古鷹さんと色々注文しておいてくれるかな?」

加古「ぉー!んじゃ選ぼう古鷹!」

古鷹「加古に任せるけど、やり過ぎない様に見張ってますね」

提督「じゃあ僕達はドリンクバーに、っと、二人とも飲みたい物ある?」

加古「んー、適当なジュースで良いよ?」

古鷹「私は…あれば烏龍茶をお願い出来ますか?」

提督「分かった、じゃあ行ってくるね」

朝潮「遠征行ってまいります!」

提督「…さて、どうしようかな」

朝潮「磯波さんはどうしますか?」

磯波「えっと、オレンジジュース、かな。」

朝潮「分かりました!朝潮もオレンジジュースの気分でしたので一緒に入れてお持ちします!」

磯波「ぇっ、ぁ、大丈夫だよっ、自分で入れるから…!気持ちは嬉しいけど、その、申し訳ないしっ」

朝潮「いえ!この朝潮にお任せを!」

提督「…とりあえず一人ずつ入れれば良いんじゃないかな……」

伊19「自分で入れたいっていう気持ちもあると思うのね」

朝潮「司令官が言うのであればそうします!」

磯波「ホッ……(砕けた氷入れる音が好きとか言えません…)」

提督「僕も烏龍茶で良いかな。…………19さん、それは…そのお茶みたいな色した謎の液体は…」

伊19「オレンジジュースに烏龍茶にコーラ少量に19のカフェオレ少量混ぜたのね!ジュースベースだから、これもジュース!」

提督「流石に加古さんも怒るんじゃないかな…!?」

伊19「大丈夫大丈夫、何だかんだ笑って許してくれそうなの」

提督「そ、そうかなぁ…」



加古「こんなもんかな?」

古鷹「一気にハラミ10人前頼もうとした時はびっくりしたよ…鬼怒さんもパナイって言ってたし」

加古「悪い悪い、っと、戻って来たね」

提督「おぉ…一通り揃えた感じかな?」

加古「まぁ嫌いで食べれないって事もないだろうしさ、朝潮や磯波が食べれないならあたしと提督で食べればいいじゃん?」

提督「確かにそうだね、ぁ、聞き忘れてた、焼肉嫌いな人は?」

『…………』

提督「だよね。じゃあ、焼いていこうか。古鷹さん、そっち側頼めるかな?」

古鷹「はい、勿論です!」

加古「よっろしくー古鷹!あたしはこれ飲んで待ってるよ!」ゴキュゴキュ

提督・19「(ぁっ)」

加古「っはー!…なんか不思議な味だけど、結構うまいぞこれ!」ハフゥ

提督・19「(マジかよ)」

提督「ん…?長良型秘伝スタミナの素、ながらホルモン…なんだろう、ながらスマホみたいな響きだね…そういえば、ホルモンが食べられない人は?」

加古「あたしゃむしろ好きな方だよー。こりこりして美味いよね!」ゴクゴク

朝潮「朝潮も大丈夫です!」

提督「なら良いかな。まぁどんどん焼いてこうか、乾杯したかったけど加古さん飲んじゃってるし」

加古「……………ぉぅ…ごめんなさい」

古鷹「まぁまぁ。ほら加古、ハラミ出来たよ?」

加古「サンキュー古鷹ぁ!ほら、磯波も食べよ!」

磯波「ぁ、は、はい!ありがとうございます…!」

朝潮「司令官!甘口辛口どちらに致しますか!」

提督「じゃあ甘口で。」

朝潮「はい!お任せ下さい!」チョロチョロ

伊19「朝潮ちゃん、意外と盛り上がるのね?」

提督「結構テンションが上がるタイプみたいなんだ。本人は後でそれを知ると結構恥ずかしがるんだよね」

朝潮「どうぞ司令官!」

提督「ん、ありがと。」

朝潮「いえ!お役に立てたのであれば光栄です!」ニッコリ

~数分後~



加古「そーいやさー、もぐもぐ。ここに来る前、んぐ。鳥海と話したんだけどさー、ぉっ、これ美味しい!」

提督「食べるか喋るか、どっちかにしようか…!」

加古「ゴクッ。…んでまぁ、鳥海と色々話したんだけどさ、なんかあの二人もお誘い来なかったらしいんだよね」

提督「(大方摩耶さんが酔っぱらうと暴れ出しちゃって疲れた所を鳥海さんがお持ち帰りとか、そんな所なんだろうな…)あんまりお酒に強くないから、とかじゃないかな?」

古鷹「」ピクッ

加古「そうかなー、摩耶は高雄達に飲まされて酔っぱらう事あるけど、弱くはないと思うんだよね」

提督「(というか加古さんは自分がすぐ寝ることに気付いてるんだろうか…)」

加古「あたしじゃあるまいし、まさか寝ないだろうし…そういやあたしいっつも寝てたなぁ…今考えるとめーわくだったかな…愛想、尽かされちゃったのかな…」

提督「(呼ばれなかった原因殆ど分かってるこの人)まぁ、今は食べようよ、落ち込んでるなんて加古さんらしくないしさ。」

加古「っと、そうだね!ごめんごめん、なんしんみりしちゃったよね!そーいや朝潮は何が好きなの?」

朝潮「私でふか?ぁ、ちょっとお待ち下ふぁい。……ゴク。はい、私はタンが好きですね」

加古「ぁー、柔らかいもんね。あたしも好きだよ!古鷹は?」

古鷹「私もタンかな?」

加古「ほうほう、磯波は?」

磯波「す、すみません、あんまり来たことないので、まだ何が好きかは…」

加古「そっか、ごめんごめん。19と提督は?」

伊19「カルビなの!」

提督「僕もカルビかな。勿論タンも好きだけどね」

加古「………ハラミ派少なっ!?あたしだけか!」ガビーン

加古「そーいやさー、磯波ってどこ建造だったっけ?」

磯波「ぁ、はい。私は浦賀建造ですね。ここにいる皆さんとは………か、霞ちゃんが浦賀だったかな…」

伊19「ここに霞はいないのね~」

朝潮「あぁ、なるほど!私の妹だから、ですね!」ポン

加古「ぁーなるほど!…………いやここにはいないじゃん」

磯波「うぅ、ごめんなさい…」

??「ちょっと!浦賀建造といえば私がいるでしょう!」

古鷹「ぁ、この声は…」


五十鈴「五十鈴よ!まったく、懐かしい地名がでてびっくり…」


提督「加古さん、そのお肉焦げそうだよ」

加古「ぉー、ごめんごめん」

五十鈴「無視!?」

長良「あれ、いつの間に来てたの?」

五十鈴「つい今よ。出撃帰り。今回も完璧だったわ、まぁ私の手にかかれば…」


加古「思ったより食べるなー朝潮。そんなに焼肉好きだったっけ?」

朝潮「いえ、一番好き、という訳ではありませんが、司令官の為にスタミナをつけようかと!」

提督「あ、朝潮ちゃん………」


五十鈴「聞きなさいよちょっとぉ!なんで無視するのよー!」グラグラ

提督「うわわ、ごめんなさいごめんなさいっ、ちゃんと聞いてたから…!ありがとね、いつもお世話になってるよ、五十鈴さん」

五十鈴「ふ、ふん、当たり前でしょ?それが私の役目だもの」

加古「で、浦賀建造云々はどうしたのさ」

五十鈴「まぁもうそれは良いわ、とりあえず楽しみなさいね、磯波。皆も」

磯波「はいっ、ありがとうございます五十鈴さんっ」

古鷹「(意外とこうやって引き下がるのはあっさりなんだよね、うちの五十鈴さん…)」






加古「っはー、食った食ったー」

提督「(このお肉がちゃんとした物なら加古さんだけで二人分元とってる気がする…)」

古鷹「い、いつもは加古もこんなに食べないんですよ、赤城さんじゃあるま…ごほんっ、ごほんっ。久しぶりにこうして外食したから嬉しいんだと思います」

提督「なるほど、喜んでもらえてるなら、それは嬉しいな」

朝潮「あの、司令官」

提督「ん、どうしたの?」

朝潮「どうぞ!」スッ

提督「!?ぇ、あ、ソフトクリーム?」

朝潮「はい!よくよく見れば向こうにこう、ソフトクリームをにゅろーんと出す機械がありまして、きっとあれは座席によっては気付かない人が続出するタイプですね!」

提督「あぁ…丁度あのお手洗いにいく曲がり角のトコ…それは気付かないね……(にゅろーん…)」

伊19「なんであんな微妙な位置に置いてるのか、聞いてはいけない気がするのね」

加古「ぇ、なに!?ソフトクリームあんの!?うぉっしゃー!まだまだ行けるよあたしゃ!デザートは別腹だー!」

提督「…ねぇ、ホントにいつもはこんなに食べないんだよね?」

古鷹「は、はい。断言出来ます」

~110分程経過~


朝潮「意外と長居してますね。私達」

古鷹「服に匂いが付いちゃってるかも…」

伊19「19はちょっと潜れば取れるからその辺の心配ないのね!」

提督「まぁ、鳳翔さんには話してあるし、帰ったらすぐ洗濯してもらおう」

加古「鳳翔さん今夜は飲み会だから無理じゃ………ぅ…飲み会…………」

磯波「?どうしたんですか?加古さん」

加古「ぁ、い、いや!何でもないよ!ごめんごめん!」

提督「さて、どうする?そろそろ出る?」

朝潮「朝潮、満腹です…普段は腹八分目を心掛けていたのですが…」

古鷹「明日は訓練頑張らないと…」

提督「はは、まぁ皆細いし大丈夫だよ。じゃあ行こうか」スクッ

伊19「(古鷹さんが凄く嬉しそうな顔、というか女の子の顔してるのね…)」

提督「すみませーん、お会計…ぁ」

阿武隈「はーい!ありがとうございますっ♪お会計、食べ放題とドリンクバーが六人で11400円になりまーす!あたし的には、OKで…………………」

提督「………こ、こんばんは、阿武隈さん」(すすっとぴったり出しつつ)

阿武隈「………11400円お預かりします…レシートです…ご利用ありがとうございました…またのご利用お待ちして「阿武隈ぁ!!ちゃんと接客しなさーい!!」………またのご利用!あたし的には、OKですっ♪ありがとうございましたー!」

伊19「まさか普段の接客でもあるやってるのね…?」

提督「さ、さぁ皆行こうか。あんまり居座っても良くないし!ほら!ね!」

朝潮「そうですね、他のお客様の迷惑となる様な事はしてはいけません!」


客A「(もう迷惑なんだよなぁ…)」

客B「(可愛い女の子沢山はべらせてる上に俺達の長良ちゃんや阿武隈ちゃんと知り合いだなんて…!!)」

客C「(男二人や一人焼肉勢に謝れ!!)」

加古「いやー、食べたなー。こんな食べたのも久しぶりだよー」ポン

提督「喜んでもらえたなら良かったよ。加古さんはうちでは古参だけど、あんまり連れて行ってあげた事がなかったからね」

加古「そーだねー、2回くらいかな?」

伊19「因みに19も結構前からいるのー」

磯波「あ、あの、私も…」

朝潮「この朝潮、何度も司令官に外食やお出掛けに連れられ、なんだか皆さんに申し訳が……」ガタガタ

加古「いやいや、朝潮は初めて提督が建造した艦娘だろ?提督にとっちゃ思い入れが強くて当たり前さ」

提督「ま、まぁね。朝潮ちゃんは初めての建造で来てくれて…うん」

朝潮「し、司令官!無理に言わなくても結構です!過去の自分は未熟で当たり前なのですから!」アワアワ

磯波「(確か昔の司令官は何をするにもご友人に相談してからでしたね…)」←初めてのドロップ艦

加古「(あたしが来た頃は重巡がなかなか来なかったって嬉し泣きてたっけ…)」←初めての重巡(7回目くらいの建造で着任)

伊19「(潜水艦かぁー!へぇー!って感心してくれてた頃が懐かしいのね…)」←初めての潜水艦(建造6回目)

古鷹「??」←結構後から来た子

提督「ぁ、そうだ。19さん、朝潮ちゃんと磯波ちゃんを連れて先に行っててくれないかな?」

伊19「別に良いけど、どうするのね?重巡の人達は焼肉屋ハシゴ?」

提督「ちょっと二人には話がね、良いかな、二人とも」

加古「どうせ暇だしあたしゃ構わないよー、古鷹も良いよね?」

古鷹「はい、お話、気になりますしね」

朝潮「分かりました、では先に帰投しています!」

磯波「ぁの、今日はありがとうございました、皆さんっ…」

提督「こちらこそだよ。もう20時くらいだし、遅くならない様にね」

伊19「じゃあお先に失礼するのー!」

加古「…んで、話って?」

提督「あぁ、その、今夜の飲み会の事なんだけど…」

古鷹「いえ、その件に関してはもう大丈夫です」

提督「??」

古鷹「ほら、加古」

加古「………そ、その……途中で寝ちまってるのは分かってんだけど、どこから寝てるのか分かってなくてさ…」

提督「(もしや自分はいつも最後の方までいたとでも思っていたのかこの人は!)」

加古「…まぁ、あたしがめーわく掛けてる様な気はしてたし、今度足柄達にちゃんと謝るよ。で、また飲み会誘ってもらう」

古鷹「今度は寝ないで、私が連れ帰らなくて良い様にしないとね?」

加古「わ、分かってるよー!…いつもあんがとね、古鷹。また鈴谷達と飲もっか?」

古鷹「うん、だから明日謝りに行こうね」

加古「あしっ………ぁ、ああ!勿論だ!やるって言ったらやるさ!」

提督「良かった、あぁ加古。足柄さんと鈴谷さんが、かくかくしかじか」

加古「………………うぅ…なんだよ、最初っから言えってんだよもー!あーもー!」ダンダンッ

古鷹「ふふっ。…提督、加古は私がちゃんと連れて行きますから、先に戻っててもらえますか?」

提督「ん、分かった。よろしくね、古鷹さん」

古鷹「はい、お休みなさい、提督」

加古「ふーるーたーかー!ちょっと散歩して帰ろうぜー!」グイグイ

古鷹「わ、分かったからあんまり引っ張らないで~!」

………翌日、鳳翔の酒場にて


提督「こんばんはー」

鳳翔「あら…提督?」

足柄「あれぇ~?提督?どうしたの、ようやく飲む気になったの~?」

鈴谷「ちーっす。ぁ、てーとくー、これどうよー、鳳翔さんの新メニュー!」

提督「いや、加古さん達は………っと。…はは」

足柄「まぁ、分かってた事よね」



加古「zzzzzz」

古鷹「か、加古?もう、また寝ちゃった………ご、ごめんなさい利根さん、筑摩さん、お先に失礼しますね」

利根「うむ、いつもの事だ。気にするでない!二人ともゆっくり休むのじゃ!」

筑摩「相変わらず加古さんの寝顔は可愛いですね♪ちゃんと休ませてあげて下さいね」

古鷹「は、はいっ!では失礼しますっ!って、わぁ!?て、提督!あ、あはは…」

提督「お疲れ、疲れてるでしょ?手伝うよ」

古鷹「ぁ、ありがとうございます………すみません、加古。また寝ちゃって」

提督「皆分かってただろうしいつもの事なんでしょ?だったら、いつもどおりだから良いんだよ、さ、行こうか」

古鷹「…はい!」

加古「……ふへへ…ふるたかぁー…てぇーとくぅー…♪」

一旦終了、次何やるか検討中です。朝潮ちゃんは空気になっても続投予定です

シチュエーション考え中。大方纏まりつつありますが登場艦娘を数人募集したいと思ってます、今回の加古的な枠は榛名にしようかなと。

ご意見ありがとうございます。うーちゃん、吹雪、秋月、霞、鳳翔さん、能代さんは出させていただきます。
能代さんは漫画とかで見る限り見た目も性格も大好きなんですが持ってないのでおかしくなったらごめんなさい。(秋月も持ってないけど)

鎮守府・資料室



提督「………ふぅっ、今日はこれくらいにしておこうかな……」パタン

朝潮「司令官は読書をしている際、とても楽しそうな顔をしますよね」

提督「そ、そうかな?昔から読書は好きだったから、つい余計な事まで考えちゃってね。」

朝潮「余計な事…とは?」

提督「………三匹の子豚は本当に三兄弟だったのか、とか。狼にしたあれは過剰防衛になるんじゃないか、とか。もし子豚と狼で裁判になったらあーなってこーなって……とか…」

朝潮「それはなかなか凄い想像力ですね…特に最後が」

提督「普通に内容にふふってなる事もあるけど、半分くらいはその余計な考えのせいで笑っちゃうんだ。気持ち悪いよね。」

朝潮「いえ!そうして物語のもしもを考察するのはなかなか楽しい事だと思います!」

提督「はは、ありがとう。朝潮ちゃん……(コンコン)はーい?」

??「め、May I come in!?」

提督・朝潮「(!?)」

提督「し、資料室だよね、ここ…」

朝潮「そこですかっ、それより、今のは金剛さんでしょうか…?」

提督「いや、金剛さんなら間違いなく何も言わず突っ込んでくるし、言うとしても入ってきてから言うよ」

朝潮「でも声は金剛さんでした…なんだか不安そうな声でしたが」

提督「……まさか。…どうぞー」

金剛?「へ、へーい!てっ、てぇーとくぅー!」バァン

提督・朝潮「」

金剛?「……/////しっ、ししししししつれいしましたぁーーーーーーー!!///」

提督「………………今の…」

朝潮「………はい、髪型を少し変えた榛名さんでした………」

提督「………金剛さんだったね…」

朝潮「はい、話し方に金剛さんが混ざってました…声同じに聞こえましたし…」

提督「………追いかけようか。心配だ」

朝潮「色々と心配ですね、追いかけましょう!」

提督「といっても、どこへ行けば良いのやら。流石高速戦艦…」

朝潮「そもそも何故金剛さんの真似をしていたんでしょう?」

提督「比叡さんや霧島さんと遊んで負けて罰ゲームをやらされてる、とか?」

朝潮「まさか…………いえ、ありえますね」

提督「ううん…とりあえず、榛名さんを探しつつ比叡さん達も探そう。あの二人も何かしら関わってそうだし」

吹雪「それで、深雪ちゃんったら…………で、私が後始末の掃除を…」

秋月「なるほど、そんな事が…吹雪さんは立派なお姉さんなんですね」

吹雪「へっ、い、いや、そんな、私なんてまだまだだよ、秋月ちゃんの方が…」

秋月「い、いえ!それこそ私なんて…!(ダダダダダダダッ)…??」

榛名「はぁっ、はぁっ…こ、ここまで来れば、大丈夫ですよね…!」

吹雪「は、榛名さん?」

榛名「!!!」

秋月「ぁ、榛名さん、いめーじちぇんじ、ですか?髪型が…」

吹雪「ぁ、ホントだ!金剛さんみたいです榛名さん!」

榛名「ご、ごめんなさい…!出来ればこの事は提督と朝潮さんにはどうか内密にお願い出来ませんか、二人とも…!」

吹雪「ぇ、ぇっ?べ、別に良いですけど…」

秋月「そんなに慌てなくても…」

榛名「(髪型戻しつつ)ふぅっ…では、榛名はこれで失礼します。お騒がせして申し訳ありませんでした」ペコリ

吹雪・秋月「…………??」

吹雪「な、なんだったんだろ…」

秋月「うぅん…髪型、戻してましたね…」


提督「おーい!吹雪ちゃん!秋月ちゃん!」

吹雪「司令官!!」パァッ

秋月「(すごい笑顔…!)」

朝潮「二人とも、榛名さんを見ませんでしたか?」

秋月「ぁ、榛名さんはもごっ」モゴモゴ

吹雪「(内密にって言われましたよね…!)」

秋月「(わ、忘れてました…!)い、いえ、知りません。吹雪さんとここで姉妹談義に花を咲かせていたので…」

朝潮「そうですか…ありがとうございました。では司令官、次に行きましょう!」

提督「そうだね、しかし榛名さんは一体何であんな事を…比叡さん達も見付からないし」

吹雪・秋月「ぇっ?」

提督・朝潮「えっ?」

………2分後


提督「……なるほど。しかしどうして内密に、なんて言ったんだろう。もう見られてるのに」

秋月「もしかして、分かってない、と
思われたのでは?」

朝潮「分かってない?」

秋月「見られはしたけど、気付かれなかった、と思ったとか」

提督「あぁ…それか!」

朝潮「確かに声も似てますし…………ぁ、でも、どうしてあんな事を?」

吹雪「流石に聞いてみないと分からないんじゃ?」

提督「……闇雲に探しても仕方ない。こういう時は…」

朝潮・秋月・吹雪「こういう時は?」

提督「鳳翔さんの所、ここ最近で何か変化はあったか、とか、とりあえず聞きに行こう!」

朝潮「了解です!」ビシ

………鳳翔さんの居酒屋



提督「すみませーん、鳳翔さん、少しいいですか?」

鳳翔「あら……まだお店は準備中ですけれど、ふふ、飲みたくなりましたか?」

提督「いえ、その…ちょっとお尋ねしたい事が。榛名さんなんですけど…」

鳳翔「ん…提督、人には知られたくないこともあるんですよ」

提督「ぇ」

吹雪「ほ、鳳翔さん?」

鳳翔「榛名さんが何をしたかは分かりませんが、あまり追及し過ぎると、かえって良くないかもしれませんよ?」

提督「……は、はい…すみません…」

朝潮「た、確かに…」

鳳翔「残念ながら、私はお力になれないかと…」

提督「い、いえ!こちらこそすみませんでした!失礼します!」ペコペコ

鳳翔「………もう大丈夫ですよ」

榛名「ぁぅ…も、申し訳ありません…鳳翔さん…」ひょこっ

鳳翔「いえいえ、しかし…何をしたんですか?悪い事、では無さそうですけれど…」

榛名「………実は…………………でして…」

鳳翔「……ふふ、なるほど?そういう事でしたか。」

榛名「うぅ、ごめんなさいっ、しばらく大人しくしています…!」

鳳翔「心配は要らないと思いますよ、ゆっくりじっくり悩むのも人生ですから」

榛名「は、はいっ…!」

提督「…ぅーん…」

吹雪「司令官、どうしましょう?」

秋月「私達も気になりますが、鳳翔さんの言う通りあまり詮索するのは…」

提督「ぅーん…………」

朝潮「………朝潮は、聞いてみるべきかと」

吹雪「ぇ、ほ、本気なの?朝潮ちゃん」

朝潮「はい、勿論です。吹雪さんも覚えていますよね?榛名さんは初めて来てくれた戦艦、司令官にとっても思い入れの強い艦娘です。」

提督「う、うん。榛名さんは初めての戦艦で、本当によくお世話になってるよ」

朝潮「共に死線を潜り抜けてきた仲間なら、妙な遠慮は必要無いと思うんです」

提督「……………よし、そうだね、分かった、じゃあ…強行手段と行こうか…!」

秋月「(ふ、普段は絶対に使わない強行手段という言葉が…!一体何を、何をする気なんでしょう…!)」

…その夜、鎮守府内の小さな小さな宴会場…


加古「っつー訳で!第何回かわかんねーけど!提督抜選の艦娘による小さな宴会の、始まり始まりー!かんぱーい!!」

『かんぱーい!!』

秋月「………あ、あの、これが、強行手段…?」ボソ

提督「うん。ぁ、榛名さん、これ美味しいね?」

榛名「………………」←髪の毛とか元に戻ってるけど半ば放心中

秋月「ほら!榛名さん固まってますよ!?これ完全に悪手ですよ!」

提督「お、おかしいな、行けると思ってたんだけど」

朝潮「あ、悪手ではありません!こうして皆で楽しむ場を開くことにより榛名さんの心を開かせようと…」



加古「ぷはー!なんか変な味だけど上手いなこのジュース!榛名も飲む?」

榛名「……ぁ、は、はいっ?なんでしょう、加古さん!?」

加古「ん、これ飲む?」スッ

榛名「ぁ、じ、じゃあ、一口………ぷふぅっ!?……………」ウルウル

秋月「(何飲ませてるんですか加古さん!!)」

吹雪「(榛名さんが今までに見たことのない死にそうな顔してる…)」

加古「だ、大丈夫か榛名ー!!」ユッサユッサ

榛名「はっ…榛名、は…大丈夫です………」コフッ

加古「お、おかしーなー…これ普通に置いてあったヤツなのに…」

提督「………(言えない、あの時のブレンドを19さんに頼んでそれを加古さんの席に出したとか言えない………)」

朝潮「でも、ずいぶん少人数にしましたね、司令官?」

提督「あぁ…今日に限っては、あんまり多く集めても、ね。ここを使うのは皆にもあまり馴染みが無いかな。普段はもっと人数集めて大きい方か鳳翔さんの所でやるし。そもそも、僕が数人選んで宴会開く、ってことは少ないし」

加古「そ、そーだったっけ…」

吹雪「私、秋月ちゃん、朝潮ちゃん、加古さん、榛名さん…割と古参が多いですね?ってあれ?席、あと4席くらいありますけど…」

提督「ぁ、そこは…(パッ)と、そろそろかな」

秋月「く、暗くなりました…!?(パッ)あ、あれは!?」




那珂「艦隊のアイドルっ、那っ珂ちゃんだよー!皆楽しんでるー!?」

提督「楽しんでるー!」

朝潮「楽しんでまーす!」

加古「楽しんでるぞー!」

吹雪「楽しませてもらってまーす!」

榛名「……た、楽しんでます」

秋月「??…!?」←割と最近配属だからノリが分からない

那珂『榛名さんと秋月ちゃん、もっとノリノリで良いんだよー?アゲアゲで行こうよアゲアゲで!ぁ、そこの唐揚げ美味しそう!ってごめんなさい朝潮ちゃん。そんな厳しい視線向けないでホントごめんなさいっ!大潮ちゃんバカにしてるわけじゃないから!』

加古「相変わらずだなぁ那珂…あいつ最近落ち目じゃないかな、ギャグにキレが無くなってきてら」

那珂『加古さーん!!那珂ちゃん落ち目じゃないよー!』キーーーーン

加古「分かったからマイク持って叫ぶなー!うるさーい!!」

朝潮「那珂さんも結構古参なんですよね」

秋月「ま、ますます私アウェー感が…」

吹雪「大丈夫大丈夫、すぐ慣れるよ!」

那珂『よーっし!那珂ちゃん、今日は皆の為に、この後の余興とか無視していーっぱい頑張っちゃうからねっ♪きゃはっ!』

加古「いや無視すんなよ!ってかお前進行役だろ!」

那珂『うぅっ、別にファンじゃない人からの厳しい罵倒っ!でも那珂ちゃん、負けません!』

加古「何の意地だよ!!」



榛名「…………(ど、どど、どうしよう…もしかして提督、私の為にこの場を設けて下さったんでしょうか…?鳳翔さんにもああ言われたのに…………こ、これは、私も何かしないと…!)」

那珂『心ないお客さんのせいで余興にうつりまーす。今回のゲストの方はこちら!「ハートがぴょんぴょん♪ウサウサスターズ!」さんだよー!』

提督「(誰が出てくるか分かってしまった)」

朝潮「(スター”ズ„?)」

秋月「(心がぴょんぴょん…)

榛名「(と、とりあえず見てましょう…提督が隣にいるけど、変に緊張してたらだめ、だめ…!)」


卯月「ぴょーんっ!うーちゃんだぴょんっ!皆今日はよろしくだぴょ~ん!」

吹雪「わー卯月ちゃんだーっ!!(知ってました…………あれっ?)」

霞「ぴ、ぴょーんっ…か、霞、だぴょん… よろし、くぅ…!!」ギリリ

朝潮「霞いいいいいいい!?」ガタッ

提督「お、落ち着いて朝潮ちゃん」

加古「…これはやばいなぁ…色々と…ってあれ?もし余興終わってそのまま参加するなら、あと一人分席空いて…「ぴ、ぴょーんっ!」…!?!?」

提督「ぇ、嘘」

朝潮「……司令官……?」

提督「僕じゃない!ホントにこういう余興や出し物は僕は関わってないから……」


能代「の、能代だぴょんっ♪今日は私達を見ながら、どうぞごゆっくり宴会をお楽しみ下さい………ぴょんっ…!////」←バニーガール能代


一同「(これはやばい)」

Oh…霰でした………霞のイメージが付きすぎてました…(言い訳)許して下さいorz

朝潮「只今、司令官というか>>1のミスがあった事を深くお詫び申し上げます」ペコリ

提督「誠に申し訳ありませんでした」



朝潮「霰ー!能代さんになんて格好をさせてるのー!!」

霰「ん………あの格好…させたのうーちゃんでも私でも…ない…」

提督「ぇっ」

能代「(何で提督がいるの何で駆逐艦の子が三人もいるのこれ重巡と戦艦の宴会じゃなかったのいやでもこの面子ならあんまりからかわれたりしない筈「てーとく、能代のあの格好は犯罪クラスだぞー…」言わないで下さい…!!確かに卯月さん達に付き合うとは言ったけれど…!この格好は阿賀野姉の強制なんです…!)」

提督「能代さん」

能代「は、はい!?何ですか、提督!」

提督「よく似合ってるよ。普段の能代さんじゃ、絶対見れない様な格好だ」

能代「!!!!!」

加古「(まっ、マジか提督ー!よくこんな状況でそんな言葉が、ってか提督、ちょっと恥ずかしそうだけど能代を直視してやがる!しかも、胸とか、腰とか、足とかじゃなくて顔を!瞳を!!普通の男だったら見れないぞ…!?)」

能代「ぁ、あの、提督、能代…………」

提督「でも、無理はいけない。僕達を楽しませる為に能代さんが無理をしているなら今すぐ着替えてきても………」

能代「も、申し訳ありませんっ!能代、いつもの服に着替えてきます!!」ダッ

提督「ぁ」

加古「……提督、今の無意識… ?」

提督「ぇ、あ、うん。能代さん辛そうだったし?」

加古「ドキドキした?」

提督「ま、まぁ少しは…」

加古「素直に言っても良かったんじゃねーの?能代喜んだかもしれないよ?」

提督「ぇっ?ま、まさか!」

加古「まぁ良いや。とりあえず能代が戻って来るまでお食事タイムだな!」

劇場版見に行くので朝はここまで、霰と霞の間違い、本当に申し訳ありませんでした。
能代さんがちゃんと制服で戻ってくるか制服も阿賀野姉に没収されてるかそれとも別の服で来るかはご希望あれば従います

…………数分後


能代「…(舞台の端から顔ちらちら)」

加古「あれっ、能代?」

提督「能代さん?どうしたんだい?着替え終わった?」

能代「そ、そのっ……制服、なくなっててっ…!///多分阿賀野姉が持っていったんじゃないか、って…」モジモジ

秋月「(阿賀野さん、後で殺されそうですね…)」

朝潮「大丈夫です、能代さん!能代さんはどんな格好でも綺麗ですから!」

提督「朝潮ちゃん、君に下心というのが殆ど存在しないのは分かってるから、能代さんの傷口を抉るのはやめようか」

能代「(舞台の端っこで顔真っ赤でぷるぷる)」

間違えてsage入れてしまいました。申し訳ありません。
あと昨晩更新する予定だったのですが友人に劇場版二回付き合わされて興奮と疲労で轟沈させられてました。朝潮ちゃんが主役や吹雪とW主人公のアニメが見たい次第です

能代「あ、あの…な、何か着る物や、羽織る物は…」

加古「提督、ここは男の見せ所って何で上着着てないの!?いつの間にシャツに!?」

提督「い、いやぁ、ちょっと暑かったから、待ってる時に脱いじゃって…何処かに置いて汚れるといけないからって、さっき朝潮ちゃんが…」

朝潮「はい、荷物入れに入れて来ました!」

吹雪「……って事は、能代さんは…?」

能代「ぇ……ぇっ?こ、このまま?ホントにっ?…ぅぅぅぅ…///」

榛名「あ、あのっ!」

加古「榛名?ってあれ、いつの間にあんな所に」

提督「さっきまでここにいた様な」

榛名「の、能代さん!こんな物で良ければ、見つけてきました…!」

能代「ぁ、あ、ありがとうございます………!って、ぇ、これ…」

榛名「さぁどうぞ!少しはまともになると思います!」

能代「……は、はい…ありがとう、榛名さん…」

加古「……提督、止めないの?」

提督「バニーのままよりましになると思いたいよ…」

能代「ん…よいしょ…んっ…よし!提督!皆さん!お待たせしました!能代、復活しました!」←フリフリでちょっと小さめのピンクエプロン装備

加古「(榛名なんてもん持ってきてんだ!あれやべぇよ!提督!止めよう!)」

提督「(いやあんなに自信満々だと指摘する方がかえって駄目だよ…)」

秋月「(む、胸が…能代さん、元々ぴちぴちのレオタード着てるのに、更に上げるように…)」

霰「(むしろ、悪化…してる………)」

那珂「(前が隠せれば良いと思ってるんだろうけど、後ろ!後ろは結構見えるんだよそれ!まぁ能代さんが良いなら那珂ちゃん突っ込まないけど!)」

朝潮「わぁ!可愛いエプロンですね!」

能代「ありがとう、朝潮さんっ」ニッコリ

一同『(朝潮(ちゃん)すげぇ…)』

那珂『ま、まぁまぁ!能代さんも大丈夫みたいだし!ウサウサスターズの出し物を楽しみましょう!正直那珂ちゃん、ここに立ちっぱなしで寂しいです!』

加古「(ああいう事時々するっと言っちゃうからあんまり売れないんだな…)」

卯月「ぴょーんっ♪じゃあうーちゃん、幸せのダンス踊るぴょんっ」

那珂『ダンス!それなら那珂ちゃんも得意分野だよっ!舞風ちゃん呼ぶ!?』

卯月「勿論霰ちゃんと能代さんも踊るぴょん」

霰「…………」コク

能代「は、はい、頑張ります…!」

加古「おい提督!教育に良くない!やめさせろ!」

提督「でも能代さんやる気だし…」

加古「朝潮は気付かずに楽しむかもしれないけど吹雪と秋月と榛名がいるんだよ!」

榛名「い、いえ、榛名は大丈夫です!」

吹雪「私もですっ、卯月ちゃん達の踊り見たいですし!」

秋月「わ、私も………はい、能代さんの勇姿、しかと見届けます…!」

提督「真面目だね皆!?」

加古「つーか提督は、19とか見てもどうとも思わないのにこういう時はドキドキしてるんだね」

提督「………ギャップ萌え、って世間では言うのかな?」

加古「あぁ、なるほど」

朝潮「wkwk」

卯月「じゃあ行くぴょんっ、ミュージクスタートッ!」~~~~♪

秋月「(ぁ、ご○うさ…)」






卯月「はいっ!…………どうもありがとうぴょんっ!」

提督「うん、良かったよ、卯月ちゃん。結構ダンス上手なんだね?(能代さんだけ直視しづらかった…しかも凄い目線送ってきたりウインクしてくるし…)」

卯月「頑張って練習したぴょん!舞風ちゃんのコーチのもと!」

提督「(それなのに呼ばれなかったんだ…)」

加古「霰も凄かったなー!普段大人しいのに、まさかあんな楽しそうに踊るなんて!(能代、めっちゃ提督見てたな…ターンの時とか、ちょっとお尻振ってた様な…)」

霰「頑張り、ました…」グッ

秋月「でも、あれですね。卯月ちゃんがセンターじゃないんですね?(身長的に能代さんがセンターの方が見映えは良くなりますが、あんなにアピールしてくるとは…)」

卯月「能代さん、ちょっとお堅そうに見えてしっかり練習に付き合ってくれたぴょん。だからお礼に急遽センターにしたぴょん!」

秋月「(それは半ば詐欺に入るのでは)」

吹雪「能代さん、どれくらい練習したんですか?(振り付けは完璧なのに、振り付けは完璧なのに…!)」

能代「………練習しよう、って言われたら、出撃以外は全部付き合ってた、かな?」

吹雪「(そして凄い良い人でした、でも格好!そのエプロン、むしろやらしさが増えてるんですっ!)」

那珂『………アイドルデビュー、する?』

卯月「しないぴょん」

霰「しないんちゃ」

能代「ど、どうしてもなr、い、いや、しないわ」

那珂「(なんか能代さんがおかしい…)」

榛名「で、でも、皆さん楽しそうで、とても良かったですね!榛名、感激です!」パチパチ

朝潮「はい!朝潮も一度、ああいう事がしてみたいなと思いました!あと、霰、凄く良かったわ!またいつか見せてくれる?」

霰「ん………おね、…朝潮ちゃんが言うなら…」

朝潮「約束よっ」

提督「(妹と接する時は、いつも皆に接する態度と全然違うんだよね…これもギャップ萌え…?)」

能代「あ、あの、提督!」

提督「ん?なんだい、能代さん?」

能代「そ、その…どうでしたか、能代の、踊り…?」

提督「うん、良かったよ。綺麗だった。でも、踊っている能代さんも素敵だったけど、もう少し大人しく、健全な方が僕としては好きかな。」

加古「(衣装は仕方ないけど、あれ絶対制服でもやってたろうしな…ていうか結構言うな、提督)」

能代「は、はい!能代、もっと頑張ります、カレー以外も作れる様になります!」

加古「………(…ぇ?まさか能代、提督LOVE勢?そういうタイプだったっけ!?)」

那珂『うっう、じゃなかった、んっんー。じゃあ、次のコーナー行っちゃおうか!』

卯月「お次は、大喜利コーナーだぴょん!」

提督「大喜利!?」ガタッ
朝潮「大喜利!?」ガタッ

秋月「ちょっ、二人ともどうしたんですかっ」

吹雪「…一時、ハマってた時期があって………あんまり詳しくないけど好き、みたいな感じだよ」

秋月「ぁ、ああ…普通に楽しめる人達ですね」

吹雪「そうそう、反応が過剰なだけ」

那珂『おぉーっ、でもここにいるメンバー、皆そんなのやりそうにないけど…能代さんはまだあるかな?』

卯月「まぁまぁ!とにかくやってみるぴょんっ!」

霰「…第一問、落語の芝浜とかけまして、なけなしの資材の大型建造とときます………そのこころは?」

能代「整いました!」

霰「んちゃ」

能代「よそう、また、カーンカーンになるといけねぇ」



提督「やめてえええええええええ!!!」

那珂『解体やだああああああああ!!カーンカーンこわいいいいいい!!』

加古「提督wwwてか大型なら関係ないだろwwwってかこれ良いのか、合ってんのかwww」

秋月「か、加古さんがお腹抱えて笑ってます…」

吹雪「朝潮ちゃんは辛そうな表情してる…」

朝潮「私が、私の力が足りないばかりに大型艦が…!」

榛名「うぅ、ごめんなさい提督っ、榛名よりもっと強い戦艦さんを運用したいですよね、ごめんなさいぃっ…!」

提督「そ、そんな事ないよ!榛名さんは大事なうちの戦艦だ!例え大和さんや武蔵さんでもその役割は…………ぁ」

榛名「ぁっ……」

加古「(そのまま話しなよ二人とも!固まるなよそこで!)」


卯月「結構好評ぴょん!じゃあ次行くぴょん!」

霰「第二問……また、芝浜とかけまして…島風・雪風…レア駆逐狙いの建造とときます…」

那珂『ねぇ待ってガチで待って!』

霰「そのこころは?」

卯月「整ったぴょん!」

霰「んちゃ」

卯月「よそう…また、那珂ちゃんになるといけねぇ。……ぴょん」


那珂『やめてえええええええええええええええええええ!!!!』ギイイイイイイイイン


加古「うるせえええええええええ!!!」

秋月「こっ、これは、酷い…!那珂ちゃんが頭を抱えて、艦隊のアイドルとは思いがたいくらいに四つん這いで震えてます…!」

提督「ちょっとふざけただけであそこまで追い込めるなんて凄いよね……那珂ちゃんの素質が凄いというか…」

榛名「ええ、本当に……ぁ」

提督「ん?」

榛名「な、何でもありません!」

吹雪「(じれったいですね榛名さん!恋する乙女ですか!)」

卯月「那珂ちゃんがうるさいから大喜利は終わりぴょん」

提督「(あれは果たして大喜利だったんだろうか…)」

吹雪「卯月ちゃん、もう良いんじゃないかな?」

卯月「?まだやってないの沢山あるぴょん」

秋月「このペースだと加古さんと提督がお料理食べ尽くしてしまいそうですし、そろそろ皆さんも参加されては?」

霰「良いの…?

朝潮「駄目な理由がないわ、さ、霰!私の隣にいらっしゃい!」

霰「……お邪魔、します」

加古「じゃあ那珂、ここ来なよ」

那珂「加古さん慰めてぇ~~」

加古「やっぱあっち行け」

榛名「では、能代さんは榛名の隣へどうぞ。丁度空いてますから」

能代「で、では、お邪魔します。すみません、私達が座ってしまって…」

秋月「皆で楽しむのが一番ですよ、席は人数分用意されていますし!卯月さんは私の隣にどうぞ!」

卯月「お腹空いたぴょーん!」

提督「………(能代さん、榛名さん、僕、朝潮ちゃん、霰ちゃんと………卯月ちゃん、秋月ちゃん、吹雪ちゃん、加古さん、那珂さん…今回空母の人呼んであげてなかったな…鳳翔さんは料理の支度手伝ってくれたけど…呼んでも来たがらなかったし)」

榛名「提督?」

提督「ぁ、ああ、ごめん、ちょっと考え事をね………」

榛名「ぁ」

秋月「もう良いですからそのパターン!」

榛名「」ビクッ

秋月「……ぁ、な、何でもありません、ごめんなさい…」

バニーの能代さんだと!
恐ろしい破壊力だ。

>>96
能代さん、というか阿賀野型は一人除いてエロさと可愛さが一緒に漂ってて素晴らしいと思います。持ってませんが出来ることなら能代さんを着せ替えしたいです。

また後でちょっと書きます

ちょっと出なければならなくなったので今夜分は明日書きます、申し訳ありません。

ちょっと書きます、止まり木4巻見つけて「朝潮ちゃんが表紙になってる!?」となったものの540円とスイカしか持ち合わせてなくてとてもがっくり来ました

榛名「あ、あの!提督!!」

提督「は、はいっ!」

榛名「こ、この後、お時間をいただけないでしょうか…!?」

提督「う、うん、勿論、大丈夫だよ、全然」

榛名「あ、ありがとうございます!では、後程…!」ススッ

提督「う、うん…!」ササッ

加古「(もうここで話せよ…)」

那珂「(二人とも凄くじれったいなぁ)」

秋月「(朝潮ちゃんが不思議そうにしてる)」

朝潮「??ぁ、これ美味しいですよ!司令官!」

提督「ん、あぁ、美味しいよねそれ。朝潮ちゃんとは好みが合うなぁ」

霰「(能代さんがちょっと羨ましそうに見てる…………)」

能代「………ぱくぱく、ちらっ…ぱくぱく、ちらっ…」

那珂「そういえば那珂ちゃん歌ってない!」

加古「いや別に良いでしょ」

那珂「だぁめだよぉっ!那珂ちゃんはアイドルなんだもんっ!皆の前で明るく楽しく…」

加古「リアクション芸人する?」

那珂「あの事は忘れて!お願いだからっ!」

霰「芝浜とかけまして」

那珂「やーーめーーてーーーーー!!」

卯月「整ったぴょん!」

那珂「いやぁーーーー!!」

吹雪「那珂さんが凄く可哀想に見えてきました………」

榛名「…ふふっ…」

秋月「ぁ、榛名さん、笑いましたか?」

榛名「ぁ、は、はいっ。ふふ、すみません、おかしくって…」

那珂「もぉぉぉ!皆で那珂ちゃんからかうの禁止ー!」

秋月「あ、あの…能代さん、その格好、大丈夫ですか…?」

能代「ぁ、は、はい。上は榛名さんが見付けて下さった服だし、それに何もないよりはマシだから………ただ、部屋に戻ったら阿賀野姉は仕留めます。」

提督「お、穏便にね…阿賀野さんだって盛り上げようとしてくれてたんだよ、自分が参加せずに」

能代「面白がってるだけだと思いますけど…て、提督がそう言うのなら」

加古「(この鎮守府、提督ラブ勢多いよね…)」ボソボソ

那珂「(ただでさえ駆逐艦の子はなついてるし、ちょっと頼りない所以外は基本いい人だからねぇ)」ボソボソ

提督「っと………もうこんな時間か…朝潮ちゃん達は、大丈夫かな?」

朝潮「………はっ!?は、はい!朝潮、大丈夫です!決してお腹いっぱいで眠くなってしまったなどとは!」

吹雪「んん………夜の海に出るのと、夜まで遊ぶのって、どうしてこんなに違うんでしょう…」

卯月「うーちゃんはまだまだ元気ぴょんっ!」

霰「……………んちゃぁ…」ウトウト

秋月「ど、どうしますか?秋月ももう少しは行けますが…」

提督「うーん…加古さん達はどうしたい?」

加古「んやー、割と料理も食い尽くしたし、あとはまとめてお片付けして解散で良いんじゃないかな?」

能代「そうですね、では私が…」

榛名「い、いえ!榛名がやります!能代さんは疲れているでしょうから…」

能代「いえ、全然大丈夫ですから!……………大丈夫です」

榛名「は、榛名も大丈夫です…!」

提督「どうせすぐ終わるんだから皆でやろうよ…」

榛名・能代「は、はいっ!」

加古「(なんだろう、一生懸命で真面目なのが逆に反発し合ってるのかな…)」





提督「結局朝潮ちゃんと吹雪ちゃんが片付け殆どやってくれた…」

朝潮「お役に立てたのであれば、光栄です!!」

加古「残り物纏めるのは秋月がすげー熱心にやってくれたな…」

秋月「お米の一粒でも残したら許しません………」ゴゴゴゴ

卯月「凄いプレッシャーぴょん…」

霰「……でも、能代さんと榛名さんも頑張ってた………」

能代「い、いえ!私達は当然の事をしたまでで」

榛名「そ、そうです!決して頑張った等という程では…」

提督「まぁ那珂ちゃんと卯月ちゃんを見れば皆掃除してたよ」

那珂「と、トップアイドルはお掃除なんてしないもーん?ひゅひゅ~」

卯月「うーちゃんお片付け苦手ぴょん…」

加古「あたしでも寝ないで掃除してるんだからしっかりしろってー………ふぁ…ちょっとねみぃ…」

提督「そうだね、今回はこの辺でお開きにしようか?」

加古「はいよー…んじゃ、ちび達はあたしと能代で面倒見ますかぁ…ほら、お風呂行くよー…」バタッ

提督「ぁ」

卯月「………が、顔面から行ったぴょん…」

吹雪「しかも寝れてます…」

提督「………あの、二人とも、運搬お願い出来るかな…」

能代「はい!お任せ下さい!よい、しょ…」

那珂「もー、仕方ないなぁ、今回だけだからねっ!よっこいせ…じゃなかった!んしょっ!」

提督「(何の拘りがあるんだろう…)」

提督「それじゃぁ、二人とも頼んだよ」

那珂「今度那珂ちゃんのコンサート、好きな所で開かせてもらうからねっ…!」

提督「いつも好きな所で好きにさせてるよね?」

那珂「うっ、な、那珂ちゃん、お風呂行ってきまーす!ほら行くよ能代さん!加古さん!」

加古「んぁぁ…ふるたかぁー……あと五分…」


提督「………大丈夫かな」

榛名「あ、あの、提督……」

提督「ぁ、ごめん。そうだね…流石に片付けたとはいえここじゃなんだし、外に行こうか?」

榛名「は、はい。そうですね!榛名、少し涼みたい気分です。」

提督「よし、じゃあ行こうか」

ー鎮守府・港ー



提督「………最近、どうかな?お姉さん達は」

榛名「ぁ、は、はい。お姉様方も霧しまもとても元気です」

提督「そっか。良かった。榛名さんは?」

榛名「…………あの、て、提督…」

提督「ん…?」

榛名「ごめんなさい、今朝、あんな事をしてしまって…!」

提督「ぇっ、ぁ、ああ。ちょっと驚いたけど、別に…」

榛名「わ、私、羨ましくて…!」

提督「うら…羨ましくて?」

榛名「はい…霧島は、艦隊を支える頭脳を、比叡お姉様は、誰よりも熱い気合いを、金剛お姉様は、厚い信頼と威厳を…でも、榛名には何もないので…」

提督「………で、で、あの行動と、何の関係が?」

榛名「………て、提督に、その、構って…いただきたくて………」

提督「……は、はい?」

榛名「…寂しかったんです、お姉様はともかく、霧島や比叡お姉様も、最近は提督とよく話していたので…」

提督「………そっか」

榛名「榛名は、出撃するだけの、ちょっと練度が高いだけの微妙な子なのかと、そう思われてるんじゃないかって…」

提督「それは違う」

榛名「!」

提督「まぁ、確かに。金剛さんは無邪気に無条件に、場所も選ばず好意を向けてくるし」

榛名「(お姉様…ちゃんと時間と場所はわきまえて下さい…)」

提督「比叡さんは司令には負けませんって意地を張って腕相撲とかババ抜きとかしりとりとか色々な勝負を仕掛けてくるし」

榛名「(つっかかってるのは知ってましたが流石にそんな事までしてるのは知りませんでした…!)」

提督「霧島さんはとんでもない新兵器の開発を申し出てくるし………ファン○ルとかゼ○システムとか…」

榛名「(何の事か分かりませんが絶対私達の装備じゃないですそれ)」

提督「言い訳みたいになっちゃうけど、最近は、ちょっと榛名さんと話せてなかったかもしれないね。ごめん。」

榛名「…………は、はい…」

提督「でも、榛名さんは僕は戦艦で、一番信頼出来る、大事な人だと思ってるんだ」

榛名「ほ、本当ですか?」

提督「うん、だって……この鎮守府に、初めて来てくれた戦艦だしね。」

榛名「……っ」

提督「何度もお世話になってきてるんだし、当然といえば当然でしょ?榛名さんは、僕にとって最高の戦艦、金剛型三番艦榛n…」

榛名「………ぅ、ぅ。」

提督「…ぇ」

榛名「ご、ごめっ…ごめんなさい、提督っ…」

提督「(ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)ちょっ、ぇ、は、榛名さん!?」

榛名「は、榛名…もしかして、お姉様方に比べて特徴がなくて、提督に嫌われてしまったんじゃないか、って思って…」

提督「もしそうならいつも攻略艦隊に入れたりしないよ…!いつだってうちの戦艦は榛名さんだったでしょ…!それに僕は榛名さんの健気で一生懸命な生き方は…」アセアセ

榛名「うぇ……ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ……!!提督の事が好きで正常な判断が出来なくなっていた榛名は自分を鍛え直してきますうううううう!!」ダッ

提督「ちょっ、榛名さん!?榛名さぁーーーーーん!!」




能代「……何あれ…追いかけた方が良いんじゃ…」

加古「ぁー、心配しなくて良いよ、能代」

朝潮「多分明日の朝には二人とも普通に話しているとおもいます、以前もありましたから、こんな事が」

吹雪「あの時は翌日けろっと話してましたからね…」

加古「まーほっといていいだろ、ふわ…ねみぃ…ぁー…部屋…だりぃ…おやすみ……」

能代「ぇっ、ちょっと、加古さん…!?………寝てる…」

朝潮「こちらも、何かしてる途中で寝ても翌日けろっと話します」

能代「寝る前の数時間は覚えてないタイプね…」

朝潮「(……翌日、朝司令官は榛名さんと一緒に談笑しながら食堂にいました。どうやら二人とも、昨日の事はすっかり水に流したみたいです、ただ…)」



金剛「Hey!テートクー!今日のMorning teaはワタシが淹れるネー!」

霧島「では、私は6人で食事をするのに最も適する席を…」

比叡「じゃあ私は、厨房の方達を手伝ってきます!」

霧島「それは止めて下さい、お姉様」

榛名「提督!ここが空いてますよ!さ、隣をどうぞ!」

提督「ありがとう榛名さん、ほら、朝潮ちゃんに金剛さん達も」

金剛「ぉ…Oh,yes!せっかく榛名が取った席デース!それに提督の隣は朝潮の特等席デスし。では、ミー達は姉妹で仲良くsittingしまショー…!」

比叡「はい!お姉様!」

霧島「仕方ありませんね。朝潮さん、前、よろしいでしょうか?」

朝潮「あ、はい。勿論です。(………榛名さんが、以前よりかなり積極的になり、下手をすると金剛さん達が今度は同じ症状に陥ってしまいそうな事、です。……大丈夫だと思いますが司令官、そうならない事を朝潮は祈ります!…あと、能代さんは阿賀野さんを本当にボコボコにしたらしく、それから数日、阿賀野さんは実妹の能代さんに怯えながら生活する事になりました)」

週末はちょっと忙しくて投稿遅れました。
待ってくれていた人はそうそういないでしょうが、申し訳ありませんでした。

3月頭までちょっと忙しくなるので投稿ペースガタ落ちします
2つシチュエーション思い浮かんでるのですがどっちを先にするか悩んでるので。どっちを書けば良いかアンケート取らせていただきたいです

1.
加賀「瑞鶴がやけになついてきて対応に困るわ……」
瑞鶴「ぁっ、かーがさーん!」

2.
摩耶「鬼のいぬ間に?」
陽炎「不知火の日記朗読会!」
提督「(頼むから帰ってこないでくれ…!)」

これは2確定ですね…御意見ありがとうございます。
不知火の日記朗読会、朝潮・摩耶・陽炎・不知火が登場予定です、2~4人程登場艦娘募集しようかな、と思います、書くのが厳しそうなの(アイオワさん等)がいたらごめんなさいで、>>121>>124で募集させて下さい

イ8

皆さんちっちゃい子好きですね…
はっちゃん、夕立、早霜、響で行かせていただきます如月ちゃんもちょろっと出すかもしれません

朝潮「司令官、遠征中の天龍さんの艦隊、もうそろそろ帰還するかと」

提督「ん、そっか。補給の手配をしたら、そろそろ一息つこうかな…\ドタドタドタドタ/……?」

摩耶「うぉーーーーーい!提督!!」

陽炎「面白い物見つけてきたわ!!」

提督「摩耶さん、陽炎ちゃん、どうしたんだい?」

朝潮「陽炎さん、執務室に入る時はせめてノックを…」

陽炎「ごめんごめん、ぁっ、そうそう、司令!これ見てこれ!!じゃーん!」

提督「……………日記?…………ぁっ」

摩耶「こいつが不知火が帰ってくる前に部屋を綺麗にしておきたいって言い出してさ、大して汚れちゃいないのに掃除するって聞かなくて、あたしも手伝ってたんだけど、偶然見付けたって訳だ」

提督「いや、うん。経緯は良いや、とりあえずそれ戻してこようか二人とも…」

陽炎・摩耶「えー」

提督「誰だって見られたくない物くらいあるだろう?不知火ちゃんがそれを見られたらどう感じるか、よく考えるんだ」

陽炎「むむむ…」

摩耶「(確かにあたしも姉貴達に甘えてた写真とか見られたくない)」

ようやく解放されたのでまた少しずつ投下します





提督「……さて、二人は意外と納得して帰っていったけど、大丈夫かな?」

朝潮「お二人とも悪い人じゃありませんから、きっと大丈夫です!」

提督「そうだと良いんだけど…ってあれ、あれは…?」


陽炎「という訳で私の可愛い妹!不知火の日記の読み聞かせ始めまーす!」

夕立「ぽいー」

伊8「わー」


朝潮「……………司令官、申し訳ありません…!朝潮の観察眼、節穴でしたっ…!!」

提督「あの二人…倉庫にぶち込んであげても良いんじゃないかな…ちょっと、二人とも、というか四人」

摩耶「ぃっ…提督!?」

夕立「おはようっぽい~!」

伊「Guten Morgen、提督」

陽炎「ぁいいいいいやここここれは」

提督「やめなさい」

摩耶「いや、夕立とハチが聞きたいって…」

提督「ぇ?…ほ、ほんと?」

伊8「(人の日記を読み聞かせるなんてえげつないと思うけれど…)少し気になるので、不知火さんがどんな事を書き連ねているのか」

夕立「夕立は通り掛かっただけだけど、面白そうっぽい!聞きたい聞きたいっ」

提督「…………………ふ、二人がそこまで言うなら……っぐぐ…!し、仕方ない、なぁ…!」

陽炎「よっし!司令の許可いただきましたー!」

摩耶「(偶然とはいえあの二人選んだのは大正解だったなー…)」

朝潮「(夕立さんは私や川内さんと並んで夜戦でお世話になってるし、潜水艦の皆さんはいつもお疲れ様だから頭が上がらないんですよね…でもそこは駄目って言って下さい司令官…!)」

陽炎「じゃあ司令と朝潮は席そこで!よーし、我が妹がどんな事を書いてるのか、見せてもらいましょうか!」

摩耶「案外、日記っていうより学校の日直日誌みたいな感じかもな?今日は出撃があっただの演習があっただの」

提督「いやまさか、真面目な不知火ちゃんでも日記をそんな風に使ったりは…」

陽炎「じゃ、1ページ目。…………なになに、この鎮守府に配属されて一週間が経過、司令は少し頼りないけれど優秀な模様、そこで、突然司令から日記をつけたらどうか、と進められた。…………司令が勧めたの?」

提督「ぇっ、ど、どうだったかな…」

朝潮「司令官は何人かにそう勧めているんです、伸び悩んでいる艦娘や、非常に向上心の強い艦娘、自分の戦った記憶を残したい艦娘に」

陽炎「………ぇっ、私勧められてない」

摩耶「あたしも」

伊8「私はつけてますよ、日記。司令に勧められました」

夕立「夕立は時雨と交換日記してるっぽい!」

摩耶「ちょ、どういう事だよ提督ー。なんであたしらには勧めないんだよー」

提督「……何日もつ?」

摩耶「すんませんっした、多分三日坊主です」

提督「分かればよろしい」

陽炎「……こほん、ぇー…という事で、日記をつける事にしました。と……1ページ目はこれが出来る過程ね。さて、一日目は…」

摩耶「対潜しょ………ぇ?」

陽炎「………あ、あれ?」

提督「…出撃と、遠征、演習の文字が幾つも…何日も…」

陽炎「…………うちの妹がごめんなさい…」

夕立「し、不知火ちゃん、日記の書き方、間違えてるっぽい?」

伊8「せめてこの出撃中の詳細などが書いてあれば良かったんですけどね」

陽炎「……ぁ、10ページ目からは色々書いてある」

摩耶「お、おぉ…良かった…!」

提督「なんだろうこの安心感…!」

陽炎「日記を黒潮に見られた、半殺しにしてしまったけれど驚く程の回復速度で日記にツッコミを入れられた。「こんなん日記やない!!やる気ない高校生の日直日誌の方がまだおもろいわ!」と…何を言っているのか全く分からないけれど、よく考えたら日記はああいった書き方をする物ではないと私も反省した……………。…黒潮…」

摩耶「不知火の日記よく見付けたな…部屋もちげーのに」

陽炎「その頃は案外分かりやすい場所に、日記とは思えない風にあったのかも?」

伊8「それで、続きは…」wkwk

朝潮「(地味にハチさんが楽しそうにしてます)」

陽炎「えーと…?今日日記を見られた以外に特筆する事は、響さんと一緒の艦隊での雷撃戦演習…響さんは私より非常に魚雷の扱いが上手い。小さな身体で良くあそこまで…と思っていたけれど、彼女はそれを察してかこう言った。「戦いに体の大きさは関係ない。心と、何度でも立ち上がれる強さだよ」と。この言葉には感銘を受けました、私の認識を改めさせてくれた響さんとは、この戦いを一刻も早く終わらせ、語り合いたい所です。………おぉ…」

朝潮「あ、あれ…?つまり、私ももしかして…」

摩耶「思われてたかもなw朝潮ちっちゃいし。」

朝潮「……………」

提督「朝潮ちゃんをバカにするのは許さないよ摩耶さん」

摩耶「げ…わ、悪かったよ!冗談だって!」

陽炎「不知火はあんまり差別的な事はしないと思ってたけど、もしかしたら六駆みたいな小さい子を戦わせるのは嫌なのかもね」

伊8「…正直駆逐艦はあまり大差はない様な…」

提督「それは言っちゃいけないよはっちゃん」

陽炎「さて気を取り直して次のページ!………あの、摩耶さん、これ読んでも大丈夫?というか呼んでくれる?」

摩耶「んー?………ぁー…しゃーない、分かったよ」

朝潮「??」

摩耶「今日は響さんのお誘いで朝潮さんや吹雪さんといったベテランの駆逐隊の皆さんの訓練に御一緒させてもらった。吹雪さんと磯波さんの息の合ったコンビネーション。夕立さんの圧倒的な夜戦力……」

夕立「夕立、不知火ちゃんに評価されてるっぽい?」

提督「だね、良かった良かった」

摩耶「そして朝潮さんの指揮はとても素晴らしかった。駆逐艦とは思えない頭の回転…機転…洞察力…全てにおいて彼女は駆逐艦の域を超えていると私は感じた」

朝潮「………ぇっ、あっ、こ、これ、私の事ですか?」

摩耶「お前以外に朝潮はいないぞ」

夕立「朝潮ちゃん凄いっぽい!」

提督「流石はうちのエース駆逐艦、第一艦隊の旗艦だね」

朝潮「きょっ…き、きょ恐縮くくくですっ!」

陽炎「改めて褒められて色々混乱してる…」

摩耶「でも」

伊8「でも?」

摩耶「私は何故彼女が第一艦隊の旗艦で、提督の秘書艦なのかが分からない。決してこの鎮守府の提督はトップランカーと呼べる様な提督ではない」

提督「いやまぁそんな古参って訳じゃないし…」

摩耶「単に轟沈0、順調に海域を攻略して艦娘や上層部からの信頼があるというだけ…しかし、この鎮守府には素晴らしい艦娘がごまんといる」

朝潮「さらっと司令の誇れる部分を”だけ„と言うとは…」

陽炎「後で言っておきます…」

摩耶「一航戦の赤城さん、加賀さん…戦艦の金剛さん、航巡の利根さん等…もっと秘書艦として威厳のある方は沢山いる筈なのに、どうして」

提督「不知火は解体で良いかな?陽炎ちゃん」ニッコリ

陽炎「後で私から叱っておきますからどうか御許しを!!」orz

摩耶「まー、提督と朝潮は超仲良しって知らないとこうなるわな」

陽炎「秘書艦なんて司令の趣味の所が大多数でしょうに」

伊8「まぁその辺りがよく分かっていない時期だったんでしょう」

提督「多分今は納得してくれてるだろうしね、まぁ処分はお風呂掃除くらいにしておこう」

陽炎「(結構根に持ってる…)」

朝潮「も、もしかして私は司令官の秘書艦には相応しくなかったでしょうかっ……い、いえ、自分を高く見ていた訳ではありませんが、私はっ…!」

提督「いやそんな事はない!朝潮ちゃんは僕の最高の秘書艦だ!」

朝潮「司令官っ!」パァッ

陽炎「………今更だけど、何で司令はあそこまで朝潮が好きなんだろう」

夕立「最初の建造艦だからっぽい?」

摩耶「………ロリコン?」

伊8「詮索しない方が良いと思います…」

陽炎「……なんかこの子の日記読んでてもロクな事ない気がする…」

摩耶「七割同意」

提督「勝手に見つけて読み出しておいてなんという言い草っ!?」

朝潮「も、もう少し読み進めてみましょう!」

陽炎「んー…………ぉっ?なになに、休暇を貰ったので黒潮や浦風に誘われて動物園へ行った………ぁ、れ?」

提督「どうしたの?」

陽炎「……私誘われなかった…」

摩耶「いやどうでも良いよ!」

陽炎「ぐぬぬ…実に充実した1日だった。特に鳥のコーナーの、隅っこに何十匹も固まって温まるひよこはとても可愛らしかった……はー、なるほど、可愛いわそれ………ひよこぉ!?」

摩耶「wwwww」

夕立「意外っぽーい…」

提督「…可愛い物とかあんまり興味無いと思っていたのに…!」

陽炎「不覚にも…か、可能なら数羽持ち帰って育ててみたいと思ってしまった…あまりにも長く見ていたので黒潮に笑われ、思わず黒潮を半殺しにしてしまった」

摩耶「黒潮ぉーーーー!!」

陽炎「また動物園に、今度は姉さんや他の妹達も連れて行きたい。………………グス」

摩耶「涙腺ゆるゆるだなお前…」

陽炎「不知火いい子…私の自慢の妹…!」

伊8「段々読み物として面白さが出てきましたね…」

提督「正直何が書いてあるのか楽しみだったりする」

陽炎「………ぁー、これ良いわね。こほんっ、ぇー、陽炎姉さんが料理をしている所を見掛けた。料理、出来たのですか?と尋ねると「いや料理くらい出来るでしょ」と返されてしまった。」

摩耶「これは傷付く」

夕立「ゆ、夕立、カレーくらいしか出来ないっぽい…」

陽炎「私もレシピを見れば作れはするけれど、姉さんの様に何も見ないで作るのは難しい、というか姉さんがあんなに家庭的だとは思ってもみな…………司令、不知火は解体は可哀想だから使ってない倉庫行きで構わないわ」

提督「自慢の妹なんだよね!?」

摩耶「しかしまぁこいつの日記、結構えげつないよなぁ。如月の事必要以上に思わせぶりな娘とか言ってるし」

朝潮「そ、それ程真摯にこの日記を書いているという事でもあるのでは?」

夕立「ぁ、でも夕立、この間不知火ちゃんとお話した時ちょっと気になる事聞いたっぽい!」

陽炎「何々?」

夕立「『姉さんに日頃の恩返しをしたいのだけれどどうしたら…ぁ、いえ、忘れて下さい』、って!だから不知火ちゃん、悪い子じゃないっぽい!」

陽炎「ブワッ」

摩耶「こいつ涙腺弛くない?」

提督「ゆるゆるだね」

陽炎「…なんかこないだ急にお菓子くれたから何事かと思ったら…そういう事だったのね…」

伊8「不知火さんが悪い人ではない、というのは皆さん分かっているんでしょうけど」

提督「不知火ちゃんがこういう事で悩んでるのを想像すると…」

摩耶「笑いが込み上げて来るよなー」ニシシ

提督「摩耶さん倉庫行きね」

摩耶「ぇっ」

早霜「あら……何してるのかしら?皆さん」

朝潮「早霜さん?」

伊8「あぁ…その…」

陽炎「うちの妹の…グスッ、日記…朗読かっ…会…クスン」

提督「褒められた事じゃ無いけどね」

朝潮「まぁ色々ありまして……」

夕立「よく考えたら夕立達相当悪いことしてるっぽい?」

早霜「まぁ…人の日記の朗読なんて、良いことでは…」

提督「返す言葉もありません!!」

早霜「でも…」

朝潮「でも?」

早霜「面白そう」wkwk

提督「駄目だ!この子も悪い子だった!」

早霜「私も先日姉妹の日記を…」

陽炎「貴女めちゃくちゃ酷いわね!?」

早霜「読み漁る巻g「よし巻雲ちゃん呼んでこよう」まぁそれは良いとして…私も参加してよろしいかしら?」

伊8「着々とこの日記を知る人が増えていく…ごめんなさい不知火さん」

摩耶「まぁそれは良いんだけど、ちょっと良いか?」

提督「ん?」

摩耶「こいつ逆戻りしてる、多分鎮守府に慣れてきたり会話する奴が決まってきたり一時期資材集めばっかりで面白い事が不足してきたせいだな」

提督「あぁ…イベント後…」

朝潮「確かにたまにそういう事ありますよね、私も書くことがない時は『今日は何もな素晴らしい一日でした』なんて事がしばしば…」

夕立「でも日記つけるの大変っぽい~、時雨と違って夕立は今日起きたこと、たまに忘れちゃうっぽい」

早霜「私も時々あるわね……間違いなく清霜が何かしたのに、いつも何かしらしでかしてるからつい忘れちゃったり………皆さんはそういうこと、無いのかしら…?」

朝潮「自分は特に…本当に何も無かった日は素直に無かったと書きますし、面白い事があれば書きます」

摩耶「………」

陽炎「そもそも私達は日記無いし…ぁ、でもちゃんとその日の事は覚えてるわよ」

伊8「いっつも本を読んで潜って皆と同じ話するばかりなので…」

提督「いつもごめんなさい潜水艦の皆さん…」orz

伊8「仕事ですから」

陽炎「ゴーヤさん程じゃないけど目が笑ってない…」

陽炎「ぁ……何か書いてる」

摩耶「んーと?今日は時雨さんと山城さんと一緒に休日を過ごした…へー、あいつ駆逐艦以外と交流するんだ」

陽炎「摩耶さんと鳥海さんもたまに話してないかしら?」

摩耶「ありゃ鳥海がこいつに余計な心配してるからだよ、あたしとしては過保護過ぎて困ってんの」

提督「ぁー、確かに、一緒に出撃すると鳥海さんはやたら世話をやくような…でもそれは摩耶さんも同じ…」

摩耶「なんか言ったかクソ提督」ジャキッ

提督「いや何も言ってません申し訳ありませんでしたその20cm砲しまって下さい」

夕立「時雨は山城さんとは仲良しっぽい!」

朝潮「駆逐艦と戦艦で一番仲が良いのはあの二人といっても過言ではありませんよね」

提督「いや、吹雪ちゃんと扶桑さんとか、比叡さんと磯風ちゃん辺りも仲良いよ」

早霜「後者は仲良しというよりお互い親近感を感じているからでは…」

陽炎「い、磯風は比叡さんより料理上手よ!多分!」

提督「今度料理対決でも開こうか」

朝潮「全部司令官が完食して下さるなら是非どうぞ」

提督「よし止めよう、無駄に命を散らすべきじゃない」

日記とは漢字を覚える為に手で何度も書いて練習するのと
同じなんだよね。日々の日常で覚えたことや大事な事を忘れずに。
何時でも思い出す為に書くもの。毎日日記を書いてる人はそれだけ勤勉なんだねえ。

>>150
将来の楽しみになるんじゃないかと思って自分は小学校高学年くらいから日記付けてました(時折書くのサボってる模様)、黒歴史でいっぱいな日記帳が山程…

摩耶「しかしまぁ、この日記も段々今日の日付に近付いて……ぁ………」

伊8「……??」

陽炎「何々ー………おぉ…」

摩耶「お前の妹は怖いもの知らずか相当なバカか、どっちだ?」

陽炎「ゆ、勇敢?!」

摩耶「ちょっと聞こえ良く言うなよ」

提督「…またやらかしてる感じかな?」

摩耶「ぁー…伊8、怒るかもしんねーんだけど…」

伊8「むしろ気になりますね、どうぞ」

摩耶「……潜水艦の一部の方々の服装は改善するべき。何故あの服で鎮守府を歩けるのか理由が分からない、精々いつでも出撃出来るように、というくらい…ああいったハレンチな服は教育上、特に雪風の様な純粋な子には良くないと………おい、伊8、そんな怖そうな顔すんな」

伊8「……し、私服でいる時だってあるんですよ…私…」プルプル

提督「確かにちょっと過激ではある」

陽炎「……うちの妹…怖い…」

夕立「読まれなければ安全とか思ってそうっぽい」

摩耶「これの内容全部言いふらすの面白そ…ぁ、いや、冗談だって、冗談、提督、こえぇから!何ですげぇ良い笑顔で迫ってくんの!?」

陽炎「いやー、しかし…読めば読むほど愛が伝わってくるわ…」

提督「どれだけ不知火ちゃんがここに慣れるまで時間かかったかとか、不知火ちゃんがどういう認識を抱いているかとかも分かってしまった…」

摩耶「でもまぁ何だかんだ面白かったよなぁ」

伊8「些か深入りし過ぎた様な気もしなくはありませんが…」

夕立「でもでも、これで不知火ちゃんの事もっと知れたっぽい!」

提督「そうだね、今度不知火ちゃんを何処かに連れて行ったりしてあげようかな。もう少し皆との楽しい思い出を日記に「誰に楽しい思い出を書かせてあげたい、と?」……………」ダラダラダラダラ

伊8「………し、不知火さん……!」

摩耶「し、ししっ、アタシ知ーらぬぅぃ…」

夕立「ゆ、夕立、ちょっと演習あるっぽーい…」

不知火「逃がしませんよ……?」キュッ、ガチャッ、ギロリ

提督「に、逃げ…ってあれ!?朝潮ちゃんと早霜ちゃんは!?」

摩耶「あいつら逃げたのか!速っ!危険察知能力高すぎだろ!?」

陽炎「あ、あはは、不知火、これには深い訳が…ほ、ほら、お姉ちゃんのと不知火の仲じゃないっ♪」

不知火「問答無用…!!」

『いやああああああああああああああああ!!!!』



朝潮「…………あ、ありがとうございます、早霜さん」

早霜「いえいえ…元々は遠征の帰還の報告をしに来たわけだし…」

朝潮「ぇっ?早霜さんは遠征班では…」

早霜「偶然港で見掛けた物だから」

朝潮「…早く言ってあげて下さい、そういう事」

早霜「ふふふふ…♪」



朝潮「(結局、司令官、摩耶さん、陽炎さん、夕立さん、ハチさんは鬼神の如く襲い掛かった不知火さんに完膚なきまでに叩きのめされたらしく…陽炎さんが全力で姉妹の愛について語ったら何とか収まった様です。私と早霜さんは、口止めだけで済みましたが…)………大丈夫ですか、司令官」

提督「いやー…不知火ちゃん、凄かったね…摩耶さんをサマーソルトで一撃KOさせるんだもん…僕なんて睨まれただけでがくっと…」

朝潮「一応改めて皆で謝罪したら許してはくれましたが、今後は気を付けましょうね」

提督「はい、反省してます。止めなかった僕に一番責任があります………でも」

朝潮「でも?」

提督「悪いことだけじゃないよね」



陽炎「ねぇ不知火!次あれ乗りましょうよ!」ボロッ

不知火「姉さん、少し落ち着いて下さい…まだ傷も完治していないのに…というより、どうして突然遊園地なんかに…この間も動物園に…」

浦風「まぁまぁ。姉妹皆でお出掛けなんて珍しいけぇ。仲良くしよー?」

磯風「3日連続姉妹全員の休暇…司令には迷惑を掛けるが、悪くはないな」

黒潮「いやまーしかしっ、妹の日記勝手に読んで見付かってボコボコにされるなんて、今時ないやろ!あっはっはっは!」

浜風「あまり大声で言わないであげて下さい…二人とも可哀想です…あと、絶対他の方々には漏らしては駄目ですよ、黒潮姉さん」

初風「……まぁ、全員と言っても流石に多すぎるからくじ引きで班分けになったけれど…あっちの班大丈夫かしら…親潮と萩風の苦労が凄そう…」

舞風「ぁぅぅ…のわっちと一緒が良かった…」

陽炎「とにかく、今日と明日も楽しみましょ!姉妹で一緒にお出掛けしたぁい♪って書いてたのは不知火なんだから!」

不知火「……その言い様はさておき、そうですね。日記を勝手に読んだことはしばらく忘れないでしょうが………おかげで良い思い出が作れそうです。感謝します、姉さん」

陽炎「どういたしまして!」

ぐだりにぐだって収集つかなくなった不知火の日記は終わりです、中々に不愉快な内容になってしまい申し訳ありませんでした

でもこういうアットホーム感有る鎮守府、嫌いじゃないぞ

>>158
ありがとうございますorz

ss続けても大丈夫なら自分の心が折れるまで続けたい

書きたくなったのでアンケ

1.朝潮「荒潮が反抗期でして……」提督「そんな事あるんだ!?」

2.扶桑「幸せ続きで怖いわ…」翔鶴「不幸に不幸が重なるわ…」

夜まで出掛けるので夜になったら見ます

2

1

>>162>>170の方々、ありがとうございますorz
荒潮反抗期の方で書かせていただきます

荒潮反抗期を書くにあたって、出して欲しい・出せという艦娘を募集させていただきます。
出そうと思ってるのは朝潮型くらいしか決まっておりません。基本4~6人まででお願いします

先着順というわけではなく
>>1のアンテナにびびっと来た艦娘が登場?

>>177
基本的には先着順のつもりです

が、駆逐艦が…多すぎる…!

如月、雪風、祥鳳、大潮、皐月は出します、大潮は出す気はあったので実質大潮以外の四人ですね

~朝潮&荒潮の部屋~


朝潮「………ん…朝……」スッ

朝潮「……荒潮は…まだ寝てる、けど今日は演習だから起こさないと…荒潮?起きて、もう朝…「んん…うるさぃぃ…」!?…あ、荒潮?」

荒潮「……分かってるわよぉ、演習よね、演習…朝潮ちゃんに言われなくても分かってるわよー…」スクッ、ガサゴソ

朝潮「ぇっ、あ、荒潮…」シュン


~執務室~

朝潮「……という訳で、荒潮が反抗期みたいで……演習の時も少し勝手な行動がありましたし…」

提督「あ、荒潮ちゃんに姉への反抗期ってあるんだ…いつも仲良しなのに…」

朝潮「はい、私もどうしてかなと考えても思い当たる節が中々無くて…」

提督「ふむ…これは…調べてみる価値、ありそうかな」

提督「という事で荒潮時ちゃんについて何か心当たりがあったら話して欲しいんだ」

大潮「すみません!大潮、全然心当たりはありません!」

満潮「そもそもが良く分からない子だし、同じ部屋の朝潮ですら知らないのに私が知ってる訳ないでしょ?」

朝雲「ほら、私じゃない?うん、知らないわ!」

山雲「う~ん…ん~…んー………ごめんなさぁい」

霞「それくらい自分でどうにかしなさいよ、ちゃんと自分で考えてから私達を呼んだの?このクソ提督」

霰「………最近寂しい、みたいな事、言ってた…」

提督「霰ちゃん以外誰も心当たり無いとは…それより酷くないかなそこの二人!」

満潮「何よ、当然の事言ってるだけよ?」

霞「そうそう、それより自主練戻って良いかしら?」

提督「僕が嫌いなのは構わないけどこれは朝潮型全員に関わる事だから…」

朝潮「そ、それより、寂しいって?」

霰「ん…そこは良く分かんない…」

朝雲「…朝潮が出撃多すぎるから?」

朝潮「そ、そんな理由かしら…司令官はどうおも…」

提督「嫌いとは言ってないって言うけど逆に君達の言葉のどこに貴方は嫌いじゃないよって要素があるんだ!?」ギャーギャー

満潮「何ようるさいわね!とにかくあなたは指揮や作戦はそこそこ優秀だけどナヨナヨしてて頼りないから好きじゃないけど嫌いじゃないって言ってるのよ!」ギャーギャー

霞「つべこべ言ってる暇があったらもっと外見や振る舞いからして頼れる様になったらどうなの!?」ギャーギャー

朝潮「…………」

大潮「喧嘩する程仲が良い、って奴ですね!」

霰「…二人とも、素直じゃない…」

朝潮「満潮!霞!そこに直りなさい!」

満潮「ぇ、ぁ…な、何よ…」

霞「わ、悪いのはアレだからね!」

朝潮「理由はどうあれ司令官にあんな口の聞き方は感心しないわ。本来なら上官侮辱で解体や追放されてもおかしくないのよ?」

満潮「かっ…」

霞「大丈夫よ、これにそんな根性無いから」

朝潮「か・す・み?」ゴゴゴ

霞「…………………ご、ごめんなさい…」

朝潮「私じゃなくて、司令官に」

霞「ぅ………」

朝雲「ニヤニヤ」

山雲「うふふふ」

霞「………ぶっ飛ばすわよ?」

提督「まぁ、その件に関しては良いよ、僕も大人気なく怒ってたし…」

霞「はっ、あんたに大人気なんて微塵もないからその言葉はとってもお似合いn「霞、今日二人で夜戦演習」…………すみませんでした…」

提督「あ、あはは…」

朝潮「司令官への侮辱は例え妹でも見過ごせませんので」

提督「ありがたいけど、程々にね。」

朝雲「所でさぁ、とりあえず荒潮が寂しがってるって事しか分かってないのよね?」

山雲「そういえば、この間二人の部屋に行ったら誰もいない事があったわねぇ」

満潮「私もあったわ、結構な頻度でどこかに行ってるのよね」

霰「…霰も、ルームメイトが夜いなかったら寂しい…んちゃ」

提督「でも姉妹の部屋ではないし、食堂みたいな皆と交流する場にも一人では行ってない、と………」

朝潮「荒潮が私がいない時に内緒で会っている人がいる……という事なら、片っ端から調べ上げましょう!」グッ

大潮「アゲアゲでいきましょー!」

提督「元気だねー、皆」

曙じゃないんだから霞はクソ提督呼びじゃなくてクズ呼びでしょ

>>184
申し訳ありません、以後気を付けます

侮辱がダメって日記のとき提督に摩耶が銃口向けたのも同じなのになんで今回だけ?

>>186
「例え妹でも」→「妹だからこそ厳しく」……というのもありますが、今回は妹達が”一方的に„頼りない司令官を割と真面目にバカにしまくってるからです。
「クソ」と言ったりしてますが司令官が摩耶に余計な事を言ったが故に摩耶は苛立ちと照れ隠しからああいう言動に及んだので、「まぁこれは仕方ない」と朝潮が判断した為…という具合に解釈して下さい
設定ガバガバのクソ提督で申し訳ありません

荒潮時ちゃんとは

>>189
誤字というか消し忘れに今更気付いた無能クソ提督でごめんなさい許して下さい

~睦月&如月の部屋~


如月「……まぁ、荒潮ちゃんの気持ちは分からなくはないけど…」

皐月「逆にボクたちは遠征で一緒の事が多いから、寂しいって面だと参考にならないと思うな~」

霞「……」

提督「そっか、ありがとう。うーん、如月ちゃんと荒潮ちゃん、雰囲気が似てるから何かしら関係あるかと…」

如月「……あの、どういう意味で似てるのかしら?」

提督「ぇ?小さいのに妙に大人らしい言動するなー、とか…誘惑…なのかな?って思う様な事してくる所とか…あと接触が多い事とか…」

皐月「よーするにえっちぃって事だね!」

如月「…皐月ちゃぁん?」ニコニコ

朝潮「接触が多いという点について詳しく聞きたいのですが」

如月「あら、ご、誤解よ?提督の方から…」

朝雲「あれあれ?提督は奥手であっち系な事には興味無いと思ってたけど…」

山雲「意外とプレイボーイさんなのねぇ」

提督「違う!それこそホントに誤解だ!」

皐月「如月は提督大好きだからなー、自分からさwもがっ!?」モゴモゴ

如月「………この話は止めにしましょう」ギュゥゥ

提督「大いに同意だよ」

霞「…あの…」

提督「ん?」

皐月「どうかしたのかい、霞?おトイレはあっちだよ!」

霞「いやそうじゃなくて!ここ睦月と如月の部屋よね!?」

提督「何を今更」

霰「…ちゃんと、書いてある…」

霞「なのに何で皐月がいんのよ!?」

皐月「ぇぇー、だってボク如月と話すの楽しいしー。」

霞「睦月は!?あとあんたのペアの文月は!?」

如月「睦月ちゃんは遠征中」

皐月「ボクの方もー!」

提督「睦月ちゃんが姉妹全員で遠征したいっていうけど、流石に10人も連れてはちょっと…って事で、ちょっと前から睦月ちゃんと、他の姉妹でランダムで行くことに…」

如月「ホント、睦月ちゃんって可愛いわよねぇ♪」

皐月「何だかんだ良いお姉ちゃんだよねっ」

霞「そういう要望聞いてる暇があったらもっと戦いにも力入れなさいよね!!」

朝潮「大丈夫です!司令官は充分お勤めを果たしています!!この朝潮が保証します!」

霞「あんたが甘やかしすぎるからこうなるのっ」

朝潮「司令官は優秀な方よ、必要以上に厳しくしなくても大丈夫な筈」

霞「それだからこんなひ弱に…」

朝潮「でも司令官は優しくて素敵な方で…」

朝雲「………子育てか何かの話?」

大潮「二人とも熱心ですねぇ!」

満潮「…朝潮はあなたの世話焼いてるあるわよね?」ニヤニヤ

提督「うぐ…き、気を付けるよ…」

提督「うぅ…まるでお母さんみたいだなぁ、二人とも…」

満潮「まぁ世話を焼かれるくらいならまだしも……あの二人がお母さん、ねぇ」

提督「いや、僕としてはそういうつもりは…!」

如月「お母さん…なるほど、そういうのが…」

皐月「如月は睦月型のお母sっ、お姉ちゃん
だよねっ!」

如月「皐月ちゃーん?後でお説教よぉ?」

皐月「ひぅっ!?」

朝雲「…とりあえず、あの二人が止めましょう」

大潮「こらー!二人とも!喧嘩は駄目ですよ喧嘩は!姉妹なんだから仲良く!お姉ちゃんなんだからもっと優しく、霞は妹なんだからもうちょっと可愛くしないと駄目ですよ!」

朝潮「ぁ………ご、ごめんなさい霞、ちょっと、カッとなっちゃって…」

霞「ぇ、ぁ、い、いや、こっちこそ…」

提督「(お母さんだ)」
満潮「(あれはお母さん)」
山雲「(大潮ちゃんお母さん説…)」
朝雲「(ねーよって言いたいけど言い切れない…)」

提督「………ま、まぁ、如月ちゃん達は特に何も知らないんだよね」

如月「えぇ…ごめんなさい、お役に立てなくて…」

朝潮「いえ、これは私達姉妹の私的な問題ですから…如月さんが気に病む必要はありません」

満潮「(さっき執務室から出る時「心当たりはとにかく聞き回る!相手が誰だろうと協力させる事を躊躇うな!」「はい!朝潮、この命に代えても任務を遂行します!」とか言ってたわよね…)」

提督「仕方ない、次だ!」

朝潮「次は何処へ?」

朝雲「困った時は?」

『鳳翔さん!!』


鳳翔「……へっくち」

瑞鳳「風邪ですかっ?!大丈夫ですか鳳翔さん!」

鳳翔「いえ、そういう訳では、ってあら?荒潮ちゃんは?」

瑞鳳「…あれ?さっきまでそこにいたのに」

祥鳳「折角開店前にお昼用意したのに」

鳳翔「仕方ありませんね、私達で分けましょうか。」

祥鳳「幸い軽空母ですからね、駆逐艦の子くらいの量なら三人で分ければ大丈夫ですね」

瑞鳳「卵焼きもらってもいーい?」

祥鳳「えぇ、勿r…「ほーしょーさーん!!」はぅっ!?」ドーン

瑞鳳「お姉ちゃーーーーーーん!?」

朝潮「鳳翔さん!お伺いしたい事が……大潮ーーーーーー!?」

大潮「あたた…ってあれ!?しょーほーさん!?」

祥鳳「………瑞、鳳……私の、後は…頼み………ガクッ…」\大破!/

瑞鳳「わあああーーーーーーっ!?お姉ちゃん!おねえええちゃああああああん!!」

山雲「あらあら~…うちのお姉ちゃんがごめんなさぁい」

提督「ちょっと皆早…うわああああああああ祥鳳さあああああああん!!ごめんなさい祥鳳さん鳳翔さんっ!」

鳳翔「………とりあえず、そこの座席は元に戻していただけますか?」ニッコリ

大潮「は、はい!!」

祥鳳「こふっ…は、はい………」

~10分後~


瑞鳳「大丈夫?祥鳳…」

祥鳳「高速修復材、わざわざありがとうございます…」

提督「ほ、ほら、僕の連れがやらかしちゃった訳だし…」

大潮「本当に、申し訳ありませんでした…!大潮、反省してます…!」

鳳翔「まぁ、丁度バケツの備蓄があった様で良かったです」ペコッ

朝潮「うちの大潮が申し訳ありませんでした…!」ペコリ

霰「……ここ、一人分食事置いてある…」

霞「量的に…瑞鳳さん?」

瑞鳳「いや違うわよ!瑞鳳も軽空母なんだからね!?」プンプン

朝雲「数は少なくても精鋭だからね!瑞鳳さんはそれで充分なのよね!」

瑞鳳「ちっがぁーーーーーーう!!」

朝潮「こら朝雲っ!」

鳳翔「ふふ、朝潮型の子達は賑やかで可愛らしいですね?」

提督「えぇ、本当に…」

満潮「所で、そこの食事は?」

祥鳳「ぁ、それは荒潮ちゃんの…」

朝潮「荒潮!?」
大潮「あらしおー!?」
満潮「荒潮の?」
朝雲「これは意外!」
山雲「ね~」
霰「荒潮が来てたの!?」
霞「…何となく気付いてた…」


祥鳳「……ず、随分、探してるんですね…?」

提督「色々ありまして……っていうか朝雲ちゃんと山雲ちゃん、楽しんでるよね?」

朝雲「オフコース!」

山雲「朝雲ちゃんちょっとずつ崩壊して来てる気もするわね~」

祥鳳「でも残念ながら先程出て行ってしまって…」

朝潮「そうですか…ぁっ、すみません、何か荒潮の最近変わった様子等をご存知の方は…」

鳳翔「そう、ですね……ごめんなさい、お話出来る様な事は」

祥鳳「ええ、と…最近たまにお話しますが、恐らく大した事は…でも、よく話題に出るのは雪風さんの事ですかね?」

瑞鳳「たまにこのお店に来るんだけど、お気に入りは瑞鳳の卵焼きなのよ!」

提督「瑞鳳ちゃんの卵焼きは今度いただくとして、他には?」

瑞鳳「…………え、えへへ…」

朝雲「まぁ予想はしてたわよね」

祥鳳「…妹がごめんなさい」

瑞鳳「祥鳳までこの扱い!」

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