【モバマスSS】モバP「対魔忍……??」【対魔忍アサギ】 (14)

モバマスと対魔忍アサギのクロスSSです。

元ネタは18禁エロゲ―ですが、性的描写はありません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486478942



モバP「うーん、最近、どうもマンネリだな……」

モバP「確かにウチのプロダクションは他を圧倒する200人近いアイドルを抱えている」

モバP「その人材を掘り下げる為に、新規人員のスカウトを控えるって上の方針は確かに正しいとは思うんだが…」

モバP「流石に二年以上新人が居ないのはどうなのよ……、そろそろ新しい風が吹いて欲しいモノだが…」ウーン





武内P(ドアガチャ)「先輩、少しよろしいでしょうか…」

モバP「おう、武ちゃんどうした??」

武内P「実は……街角で素晴らしいアイドルになる人材を見つけまして……
    社の方針として新規アイドルは積極的に取らないと理解はしていたのですが、余りにも素晴らしいので、つい…」

モバP「おっ!良いね良いね!! 丁度マンネリを感じてた所だったんだよ。新規アイドル、良いと思うよ~。
    流石武ちゃん、分かってるね!!」

武内P「そ、そうですか…(ホッ) 実は…今日、面接と言う事で社に来てもらうので、
    先輩に適正か判断して貰うために面接をして頂きたいのですが……」

モバP「俺が?? 別にいいけど武ちゃんがやらんでもイイの??」

武内P「はい…実は、その方の妹さんも素晴らしい人材らしく、これからその方をスカウトに行こうかと思いまして…」


モバP「おー、やる気に溢れてるね!!良いじゃない、良いじゃない!それで?? 面接は何時から??」

武内P「実は…もう隣の部屋に来て貰ってまして…こちらが履歴書になります…」

モバP「へぇ、随分急やね…どらどら」(ピラッ)



武内P「井河アサギさん、30歳になります」

モバP「とんでもないの連れてきちゃったな、オイ」

武内P「とんでもない……確かに。
    彼女の美貌は我が社のアイドル達と比べても遜色が無いでしょう…それにスタイルも…」

モバP「あー、スタイルは凄いよな、良く存じ上げてるけどさ、息子共々


武内P「(……息子??)…性格はクールで冷静、典型的なクールタイプとして売り出していけるかと……」

モバP「経歴がパッションなんだよなぁ…」


武内P「…彼女には今までに見た事も無いオーラを感じました。我が社にとって起爆剤となる事間違い無いかと…」

モバP「起爆剤って言うか、爆弾そのものじゃね??」


武内P「それでは、私はアサギさんの妹さんをスカウトしてきますので、面接よろしくお願いします。」(礼して退室)

モバP「妹って…、オイ!!武ちゃん待て!! …待て!武内!!これ以上対魔忍増やすんじゃないっ!!」


モバP「……行っちまいやがった……どうすんだよ…コレ…」(アサギの履歴書見て)

モバP「えー…アイドル?? えー……???」

モバP「……取り合えず面接はするか……」(頭掻きながら隣室へ移動)



モバP「いやー、お待たせしました。私が面接の担当者のモバPです」

アサギ「あ…いえ…こちらこそよろしくお願いします……」


モバP(うわ、近くで見るとメッチャ美人)

モバP「えと……井河アサギさん、30歳。前職は教育者ですか……」
(流石に対魔忍とは書けんわな…イオナズン並にパンチ聞いてるよな、履歴書に対魔忍て)

アサギ「はい…五車学園と言うところで少し……」

モバP「なるほど…」(経歴のカバーは出来てるのか…)

アサギ「あ、あの……」

モバP「はい??何でしょう??」

アサギ「あの……隣室で話してる声が聞こえたのですが……どうやら…
    あの…モバPさんは…私の本当の前歴をご存じで……??」

モバP「……聞こえました…?? 隣室でドアも閉じてましたけど……」

アサギ「一応、諜報活動も受け持っておりますので…割と耳は良くて……」

モバP(マジか…対魔忍すげぇ)

モバP「は、はぁ……あの…蛇の道は蛇、と申しましょうか……
    某テレビ局の好き者幹部から教えてもらった会員制の裏サイトで、何度か動画を拝見したことが……」

アサギ(顔真っ赤にして)「それはその……大変お見苦しい物をお見せして……」(モジモジ)

モバP「いえいえ…大変結構な……その節は息子が大変お世話になりまして…」(一部については同意せざるを得ない)

アサギ「政府の方でも表には出ない様にしているのですが…裏ともなると手が回りませんで……」

モバP「そうですか…」
モバP(表には出ないならイケるか……うーん、いや、でもなぁ……)

モバP「えと……ウチは結構激しいダンスとかもして貰うんですが…、
身体能力的には不安は無いのですが……あの…感度3000倍とかになってるんですよね……?? 衣装の擦れとか……」

アサギ「あっ、それは治療済みですので……」

モバP「ああ、そうなんですか。 ……治るんですね、感度3000倍…」スゲェ

アサギ「はい……」

モバP「あの…素朴な疑問なんですが、どんな感じなんですか?感度3000倍って……」

アサギ「えーっと……、頭が真っ白になって脳が焼き切れそうになるんですけど……
こう、一言で言えば『んほぉ』って感じでしょうか…」

モバP「んほぉ」

アサギ「はい……」


モバP「……………失礼しました、面接を続けます…」

アサギ「はい……」

モバP「取り合えず当社の面接を受ける切っ掛けを教えて頂けますでしょうか??
当社のプロデューサーが街でスカウトしたとか??」

アサギ「はい……某組織との因縁も一段落して、後進も育ってきましたので、
    そろそろ引退して表沙汰に出来る様な仕事に就きたいと考えていた所…武内Pさんに声を掛けて頂いて……」

モバP「成程……武内はアサギさんの前歴を知りませんから、
    純粋にアイドルとしてイケると思って声を掛けたんでしょうな…」

アサギ「もう30にもなるのにアイドルなんて何かの間違いかと思ったんですが……」

モバP「ああ、ウチはそれは大丈夫ですよ、31歳のアイドルも居ますし。
柊志乃とか高橋礼子とか、聞いた事ありません??」

モバP「はい、こちらがそのアイドルの宣材です」(他のアイドルの宣材差し出す)

アサギ「ああ……、何度かテレビで見た事が……」

アサギ「思ったよりちゃんとした事務所なんですね…私、てっきり…」

モバP「てっきり??」

アサギ「声を掛けて下さったプロデューサーさんの風貌も有って、
アイドルを餌に騙してAVに出演させようとする悪徳プロダクションかと……」

モバP「あはは……、彼も見た目で誤解されがちですけど、誠実な男ですよ……、
っていうか、そう思ったのに付いて来たんですか…??」

アサギ「ええ、長年敵対していた組織が滅びて欲求ふま ゲフンゲフン!! 
…もしそうならそんなプロダクション見逃せないと思いまして……」

アサギ「ヤクザ程度なら数十人掛かりで来られても潰せますし」

モバP「はぁ……、まあ、アサギさんなら余裕でしょうね……」(絶対、今、欲求不満て言い掛けた……)


アサギ「あの私からも一つ質問良いでしょうか…??」

モバP「はい?どうぞ、遠慮無く」

アサギ「あの…良く噂で聞くんですが…枕営業とか本当に有るんでしょうか……??」

モバP「ああ、良く言いますよね、不安でしょうがご安心ください。 業界では皆無とは言えませんが、
当社はトップに近い専務が女性ですのでそういう事をやらされる事は一切ありませんよ」

アサギ「一切??」

モバP「ええ、一切」

アサギ「そう言うてい、で入って実は??」

モバP「ありません」

アサギ「そうですか……安心しました…」

モバP(安心したって言ってる割にはどことなくガッカリしてる様な感じがするんだが……)


モバP「それでは面接はこれで終了いたします。 合否を含めて結果は後程郵送でお知らせするのでしばらくお待ち下さい」

アサギ「はい……ありがとうございました……、失礼します」(礼をして退室)




モバP「…何か『思ってたのんと違う』って顔してたな……」

モバP「うーん、どうするか、なぁ…素材は抜群なんだよな、素材は……」

モバP「でもリスクが高すぎるか…AV女優をアイドルにするレベルじゃないくらいヤバいよな…
どんだけ売れても動画が表に出回ったら一発でアウトだし……」

モバP「あやめとかが変に影響受けても困るしなぁ…。今回は今後の活躍をお祈りさせて頂くか……」


(ドアガチャ)内匠P「おう、先輩、少し良いか??」

モバP「おう、どうしたチンピラ。何か用か??」

内匠P「チンピラ言うな……、へっへっへ、実はな、今日はスカウトに成功したんだよ!!」

モバP「マジでか!? 以前拓海を質の悪いナンパ紛いでスカウトした時以来の成功じゃねーか!!
お前の誘いに乗る様なチョロい女の子が他にも存在したんだな!?」

内匠P「ひっでぇ言い草だな…。いい加減泣くぞ??」

モバP「まぁまぁ、それは冗談として…。 ウチに新しい風を入れなきゃいけないってのは前から俺も危惧してたんだよ、
丁度良いタイミングだ、でかしたぞ」

モバP「……まぁ、今ちょっと暴風が吹きそうになったけどな……」トオイメ

内匠P「……?? まぁいいや、早速隣に来てもらってるんだが、先輩、面接してくれねーか??
俺だと経験な少なくてどのタイプに分けて良いかも解らん。多分パッションだと思うんだけどよ……」

モバP「おう、了解…。 もう来てるのか、分かった通してくれ」(ネクタイ直して身を整える)

内匠P「おーい、許可が出たぞ。 入ってくれー」


ゆきかぜ「はーい、わたし、水城ゆきかぜって言います!!
そこのおにーさんに、ココに来ればアイドルにしてやるって言われて来たんだけど、ホント??」



モバP「お前も対魔忍連れて来てるんじゃねぇよッ!!お前らはこのプロダクションを如何したいんだよッツ!!」





【完】




終わりです。

>>1が一番好きな対魔忍はさくらちゃんですが、出せませんでした。
多分どこかで薬が切れています。

それではHTML化依頼出してきます。

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