とりあえず主人公決めます
名前と性別↓1
異能力↓2
性格↓3
※なお、まともな性格になったら、>>1の裁量でぶっ飛んだ性格にします
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名前 南川 楓
異能力 触れた物の温度を自由に変えられる
性格 内気で自罰的
楓ちゃん「バトルロワイヤル……? なにそれ……」
楓ちゃん「ええと……ああ、殺し合うんだ……」
楓ちゃん「えっ」
楓ちゃん「なんで私、殺し合わなきゃいけないの……」
楓ちゃん「……もしかして、私のせいなのかな」
楓ちゃん「そうだよね、私がこんな、内向的でクソッタレな感じだから、罪のない人たちが、殺し合わないといけないんだよね、そう、私が悪いんだ」
楓ちゃん「私なんて、温度が上がって、沸騰して、爆発すればいいのに……」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「……あ、自分には、能力、使えないんだね……」
楓ちゃん「じゃあ……カッター、使うしかないね」スッ
楓ちゃん「っ! っ!」ザクッザクッ
楓ちゃん「あはは、痛いなあ、血が出てるなあ……」
楓ちゃん「だって、私が悪いんだもん仕方ないよね、カッターで手とか足とかザクザクぶっ刺して自分を傷つけるくらいしか、私にはできないから」
楓ちゃん「……血が垂れるのを見ると、落ち着くなあ……うふふふ」
楓ちゃん「……あ」
楓ちゃん「カッター、ドロドロに溶けちゃった……」
楓ちゃん「昔から、お世話になってたのに……」
楓ちゃん「……まあいっか、刃、ボロボロだったし、錆びてたし」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「自分が温度を変えたもので、火傷とかしないんだ……残念……」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「バトルロワイヤル、だっけ……相手、どこにいるのかな」
楓ちゃん「私が殺されるのは別にいいよ……だって私には生きてる価値、無いから」
楓ちゃん「……うん、これは私のわがまま、死にたいのに、自分で自分を殺す勇気が無いから、すべて他人任せにしてる」
楓ちゃん「……ただ、もう一つ、私のわがままを聞いてもらえるのなら……」
楓ちゃん「ひとりは寂しいから、誰か一緒に死んでほしいなあ」
対戦相手をとりあえず4人決めます
まず一人目
名前と性別↓1
異能力↓2
性格↓3
東條 匠馬
異能力 上空に魔法陣を作り、そこから巨大動物を落下させる
性格 温厚で皮肉屋な殺人鬼
匠馬「うーん……バトルロワイヤルかあ」
匠馬「難儀なものだねえ、人を殺し続けてきた俺が、人に殺される立場に回るなんてね」
匠馬「しかし、その代わりに人を殺しても罪に問われることは無い」
匠馬「今までは罪から逃れるために暗がりで震えていた俺が、今回だけはこうして大通りを堂々と歩ける!」
匠馬「実に清々しいね! 空がこんなに青いことを改めて認識……」
匠馬「……なんだか曇り模様だな、どこかに気分がドン底な奴がいるに違いない」
匠馬「せめて空が青く晴れるまでこうしてノンビリしていたいが、そうはいかないんだろうなあ」
匠馬「こんなに堂々としていたら、警察の目の代わりに敵の目に捕まるだろうからね」
匠馬「まあ……襲われても返り討ちにすればいいさ」
匠馬「今回は、どういう理由か異能力も使えるって話だしね」ブゥン
匠馬「……あの魔法陣、すごく敵に見つかりやすそうだなあ」
匠馬「……早く敵がこないかなあ、ぶっ殺してやりたいなあ、ウズウズが止まらないよ」
匠馬「ああ、マズイ、止まらない……ぶっ殺すぶっ殺すぶっ殺す……」ブツブツ
二人目
名前と性別↓1
異能力↓2
性格↓3
名前 東條 優
異能力 スピードを上げる能力
性格 運命の相手を探し求める熱血、うるさい上に思い込みが激しい
優「君は運命を信じるか!!!」
優「……」
優「俺は信じている!!」
優「今回のバトルロワイヤル、出場参加者の名前だけ教えてもらったが」
優「俺と名字が被ってる奴がいた!!」
優「世界で70億人、日本だけで1億2千人いる中で!」
優「たった数人しか出場していないこのバトルロワイヤルで、名字が被った!!」
優「これは! 運命という他に何と言うのだ!!」
優「これはもう会うしかない! 待っていろ! 東條匠馬!」
優「俺の運命の相手!!」
優「俺の能力! スピードを上げる能力があれば!」
優「お前に会えるのもあっという間だ!!」
優「うおおおおお!!!」ズギュゥン
三人目
名前と性別↓1
異能力↓2
性格↓3
名前 ヒドラ=松本=エルサレム
異能力 ロードコーンを飛ばして、対象を自動追尾させる
性格 慈愛に溢れた聖女だが、残念なことにオタクで腐女子
ヒドラさん「なんてことでしょう、バトルロワイヤルとは……」
ヒドラさん「非常に残念に思う他ありません……」
ヒドラさん「人は殺し合ってはいけないのです、もっと愛に溢れるべきなのです」
ヒドラさん「憎しみでは人は繁栄しません、愛があって初めて人は進んでいくのです」
ヒドラさん「アダムとアダムのように! 愛が必要なのです!」
ヒドラさん「ああなんということでしょう、この場所は愛が枯渇しております」
ヒドラさん「こうなってしまった以上、私が人々の乾いた心を潤してあげる他ありません」
ヒドラさん「そして! 男性同士で濃密な愛を! 育ませてあげたいのです!」
ヒドラさん「先ほど、出場参加者の名前を拝見しましたが」
ヒドラさん「東條さん、という方が二人いるようですね、兄弟なのでしょうか?」
ヒドラさん「兄弟愛……うふふ……あらいけない、ヨダレが」
ヒドラさん「さて、私がこの方達に出来ることは……」
ヒドラさん「このロードコーンでお2人のお尻を拡張開発してあげること、でしょうか」
ヒドラさん「でもこんな太いのが入ったらガバガバに……いや! 愛があればその程度の困難は乗り越えられます!」
ヒドラさん「さあ行きましょう! 未来を築くロードオズローズを!」
ラスト四人目
名前と性別↓1
異能力↓2
性格↓3
名前 辻 瀬梨華
異能力 身体を武器を変える
性格 お優しい上品な性格とドギツイ下品な性格の二重人格、お互いは自身が二重人格だということを認識しているが、記憶は共有していない上に前触れなく入れ替わるので色々タチが悪い
瀬梨華(表)「バトルロワイヤルなんて、ど、どうしよう」
瀬梨華「も、もしかしてもう一人の私が何かしたの?」
瀬梨華「ああ私ったら……知らないところで変な恨みを買うんだから……」
瀬梨華「……こんな事考えてる場合じゃないわよね、どうすればいいんだろう」
瀬梨華「こ、殺すだなんて……私にはとても……」
瀬梨華(裏)「あ!?」
瀬梨華「なんだよどこだよここ、もう一人の私が野グソしてたか?」
瀬梨華「ん? なんだこの紙……」ペラ
瀬梨華「はああ!? バトルロワイヤル!? バカかお前!」
瀬梨華「なんでこんなことになってんだよ! アイツの仕業か!」
瀬梨華「くっそー、知らねえところでいらねえ事請け負うんだからよー」
瀬梨華「目の前にいたらションベンぶっかけてやりてーのによー! 自分自身だってんだからどーにもできねーよなー!」
瀬梨華「はあ……人をぶっ殺しゃーいーんだろ? どーせアイツにゃ人は殺せねーだろーし」
瀬梨華「アタシがやるっきゃねーよなー! 感謝し」
瀬梨華(表)「あっ」
瀬梨華「っ! っ!」キョロキョロ
瀬梨華「……よかった、誰もいないわね」
瀬梨華「あの人、汚ったないことを平然と口にするのよね……それで一番困るのは私なのよ、もう……」
瀬梨華「……ほんとにどうしたらいいんだろ」
とりあえずこの5人で殺し合います
誰と誰がエンカウントするかコンマ↓1
(一回目なので楓は確定)
00~24 匠馬
25~49 優
50~74 ヒドラ
75~99 瀬梨華
楓と優が接触
続きは夜あたりにでも
楓ちゃん「はあ……誰かいないかな」
楓ちゃん「誰もいないよね……わかってるんだ」
楓ちゃん「こんな私でも、一人ぼっちは寂しいって、思うもん……」
楓ちゃん「だけど、もしそう思うことすら許されないと言うんだったら……」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「カッター、さっきドロドロに溶かしちゃったんだった……」
楓ちゃん「……だ」
優「うおおおおお!!!」ズギュゥン
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「?」
楓ちゃん「今……なにか通った?」
優「うおおおおお!!!」ズギュゥン
楓ちゃん「あ……」
優「っ!」ピタッ
楓ちゃん「戻ってきた……」
優「……」
楓ちゃん「……」
優「お前は……」
楓ちゃん「?」
優「東條 匠馬か!?」
楓ちゃん「え?」
優「お前は東條 匠馬か!?」
楓ちゃん「……えっと……」
楓ちゃん「違います」
優「そうか、違うのか」
楓ちゃん「……」
優「……」
楓ちゃん「……」
優「じゃあな!!」ズギュゥン
楓ちゃん「あっ……行っちゃった」
楓ちゃん「そうだよね……私なんて、相手にされなくて当然だよね……」
楓ちゃん「私は、孤独でないといけない人だから……」
優「うおおおおお!!!」ズギュゥン
楓ちゃん「あっ」
優「っ!」ピタッ
楓ちゃん「また戻ってきた……」
優「聞き忘れたことがあった!」
楓ちゃん「?」
優「お前は東條 匠馬を知っているか!?」
楓ちゃん「え?」
優「居場所を知っているか!?」
楓ちゃん「知らないよ……そんな人」
優「そうか、知らないのか」
楓ちゃん「……」
優「……」
楓ちゃん「……」
優「じゃあ」
楓ちゃん「なんで……」
優「うん!?」ピタッ
楓ちゃん「なんでその……とうじょう? って人を、探してるの?」
優「……ごめん! 聞こえなかった!」
楓ちゃん「え? えっと」
優「声がボソボソで聞こえない!!」
楓ちゃん「あ……ご、ごめ」
優「もっと! 口を開いて! 声を出せ!」
楓ちゃん「あの」
優「あーーー!!」
楓ちゃん「え?」
優「ほら」
楓ちゃん「あ、あーー」
優「小さい!!」
楓ちゃん「あ、あ、あーー」
優「もっと! あーーー!!」
楓ちゃん「あーーー!」
優「よし!!」
楓ちゃん「ぜーっ、ぜーっ……なんで、こ、こんなこと……」
優「それで、なんだって?」
楓ちゃん「あ、えっと……なんでとうじょうさんって人を、探してるの……?」
優「東條 匠馬は! 俺の運命の相手だからだ!!」
楓ちゃん「……う、運命?」
優「そうだ!!」
楓ちゃん「そうなんだ……運命……」
優「お前は!」
楓ちゃん「え?」
優「運命を信じるか!!」
楓ちゃん「運命……」
優「そうだ!」
楓ちゃん「……私の運命は……きっと……いえ、間違いなく……」
楓ちゃん「死ぬこと、だから……」
優「なんだって?」
楓ちゃん「死ぬことが、私の運命、だから」
優「……」
楓ちゃん「こんな家畜以下の私でも信じていいものがあるのなら、私は死ぬ運命を、信じるよ」
優「……」
優「そんな運命誰が決めた!!」
楓ちゃん「え? 私だけど」
優「なぜそのような運命だというのだ!!」
楓ちゃん「だってこれ、バトルロワイヤルだし……」
優「なんだって?」
優「殺し合いだから……」
優「……」
優「そうか……俺達は……殺し合う運命だというのか」
楓ちゃん「うん……そういう運命」
優「……」
多数決安価
1.運命なら仕方ないな!
2.そんな運命信じられるか!
↓3まで多かった方
優「そんな運命信じられるか!!」
楓ちゃん「え?」
優「確かに俺は俺の運命を信じている!」
優「だがしかし、お前はなんだ!?」
優「殺し合う運命? 死ぬ運命?」
優「そんな後ろ全力ダッシュな運命、俺は信じない! 俺が認めない!」
楓ちゃん「……そっか」
楓ちゃん「知ってたよ……私のことなんて、誰も認めてくれないってこと」
楓ちゃん「私の言葉なんて、誰も聞かない」
楓ちゃん「私は何も信じてはいけない」
楓ちゃん「私が意見することは許されない、何もかもが許されない」
楓ちゃん「そう、存在自体も、許されない!」
楓ちゃん「だから! 私は死ぬしかないのに!」
楓ちゃん「死ぬことも許されないのなら! 殺されることも許されないのなら!」
楓ちゃん「私はどうしたらいいの!」
楓ちゃん「私わからないよ! どうしろっていうのよ!!」
優「そんなもん知るか!!」
楓ちゃん「何よそれ!」
楓ちゃん「言いたいことだけ言って! 私の言葉は全て切り捨てて!」
楓ちゃん「最後は知らないから見捨てる! 結局は他人事!」
楓ちゃん「そんなのあまりにも無責任じゃない!!」
優「お前の運命は! お前の人生は! お前だけのものだ!」
優「俺が決めることじゃない!」
優「だからお前が決めろ!」
楓ちゃん「私は死ぬ運命だって言ってるじゃない! 私はそう決めたのよ!」
楓ちゃん「なのにあなたはそれをダメだと言った! 認めなかった!」
楓ちゃん「滅茶苦茶よ! あなたの言ってることも! あなた自身も!」
優「俺は! 後ろ全力ダッシュがダメだと言ってるんだ!」
優「ネガティブな運命はダメだ! ポジティブな! 前向きな! 前のめりな運命にしろ!」
楓ちゃん「ポジティブな運命って、なんなのよぉ……」
優「……」
優「……俺の運命の相手は! 東條 匠馬だ!」
楓ちゃん「なによいきなり……」
優「お前の運命の相手は! 誰だ!!」
楓ちゃん「知るわけないじゃない、そんなの……」
優「だったらまずは運命の相手を探せ!」
優「運命の相手に出会うまで、生きろ!!」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「ダメだよ……」
楓ちゃん「私は、死ぬまでひとりじゃなきゃいけないのよ……」
楓ちゃん「なのに、そんな幸せなこと、願ったらいけないんだよ」
楓ちゃん「そんな運命、信じたらいけないんだよ……」
優「……」
優「俺は! 俺を信じている!」
優「だから俺は! 俺が決めたお前の運命を信じる!」
優「だからお前も俺が決めたお前の運命を信じろ!」
優「俺を信じろ!」
楓ちゃん「……もう、ね……何言ってるのか、よくわかんない」
楓ちゃん「でも……こんなカースト底辺の私でも、信じていいものがあるの?」
楓ちゃん「私が何かを信じることが、認められるの?」
優「もし、自分自身に自信が持てないなら」
優「誰かに認めて欲しいのなら」
優「俺が認める」
楓ちゃん「!」
優「俺が決めた運命だ、だから俺は認める」
楓ちゃん「私は、運命の相手を信じていいの?」
楓ちゃん「出会うために、生きてもいいの?」
楓ちゃん「私がそうすることを、認めてくれるの……?」
優「認める!!!」
楓ちゃん「…………」
楓ちゃん「あのね……」
優「なんだ」
楓ちゃん「耳が痛いの……あなたの声がうるさすぎて」
優「それはすまんかった」
楓ちゃん「それでね……私の心は、それ以上に痛いの……あなたの声が響いて」
楓ちゃん「痛いんだけど……なんだか……」
楓ちゃん「あったかいんだぁ……」
優「……いいか! 俺が決めるのは今回限りだ!」
優「運命の相手に出会ったあとのお前の運命は! お前自身が決めろ!」
楓ちゃん「……私が決めていいの? 許されるの?」
優「許可が欲しいというのなら、俺が許す」
優「ただし! 後ろ全力ダッシュな運命は認めないからな!」
楓ちゃん「うん……何回も聞いたよ、それ」
楓ちゃん「……」
楓ちゃん「ひとつ、聞きたいんだけど……」
優「なんだ」
多数決安価
1.あなたの運命の相手って……
2.私の運命の相手って……
↓3まで多かった方
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