~とある島~
恐竜グリード「・・・む」パチ
恐竜グリード「私は・・・確かオーズに敗れて完成し、消滅したはず・・・」
恐竜グリード「何故生きて・・・それにここは私がいた世界ではないようですね・・・」
??「キシシシ!ようやく目覚めたか!」
恐竜グリード「!」
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恐竜グリード「あなたは・・・」
??「何だ、おれを知らねぇのか?」
恐竜グリード「ええ・・・それにその出で立ち・・・人間ですか?」
??「お前に言われたかねえよ!俺はゲッコー・モリア!いずれ海賊王になる男だ!」
恐竜グリード「海賊王・・・?」
モリア「海賊王も知らねぇ・・・ホントにお前何者だ?」
恐竜グリード「真木清人・・・これでも・・・」シュンッ
真木「人間ですよ」
モリア「変身した・・・動物系の能力者か?」
真木「ゾオン系?」
真木「成程・・・食べるだけで特殊な能力が身に着く果実・・・興味深いですね」
モリア「かくいうおれもその1人だ!見てろ・・・欠片蝙蝠(ブリックバット!)」バッ
欠片蝙蝠「キーキー!」
真木「ほう・・・影を操る能力ですか・・・」
モリア「お前のそれは何なんだ?能力じゃないようだが・・・」
真木「ええ、これです」スッ
モリア「コイン?」
真木「メダルですよ、何か思い入れのある物はありますか?」
モリア「物?じゃあこのハサミで・・・」シャキン
真木「大きいハサミですね・・・では」ポイ
チャリン・・・
モリア「メダルがハサミに・・・」
ズズズ・・・
モリア「!?」
アンモナイトヤミー「キシャアアアアアアアア!!!」
モリア「バケモンが出てきただと!?」
真木「それがあなたの欲望ですか・・・」
モリア「欲望?」
アンモナイトヤミー「ムギワラ・・・タオス・・・」
真木「麦わら?」
モリア「おれの憎むべき相手だ!丁度あいつらにリベンジする策を練ってたんだが・・・」
真木「ほう」
モリア「どうやらお前を拾ったのは間違いじゃなかったようだな・・・」
真木「どういう事ですか?」
モリア「ある日空からバラバラになったお前のパーツが落ちて来たんだ!」
真木「ワームホールの先がこの世界に・・・」
モリア「これは新たなゾンビになると思いウチの優秀なドクターにお前を治させたって訳だ!」
真木「ドクター・・・どんな方なんですか?」
??「フォースフォスフォス!!!お呼びですかな?」
ホグバック「私こそあなたを蘇らせた天才外科医!ドクトル・ホグバックです!」
真木「どうやらこの世界の技術も中々のようですね・・・」
モリア「ここで会ったのも何かの縁だ!おまえおれの部下になれ!」
モリア「そして麦わらに復讐だ!」
真木「部下になるのはごめんですが・・・協力はしてあげてもいいですよ?」
モリア「本当か!?」
真木「その代わり、私のお願いも聞いてくれますか?」
モリア「ああいいぜ!」
真木「それでは・・・よろしくお願いしますモリアさん」
モリア「よろしくな真木!」
モリア「キシシシ!!!待ってろよ麦わら!!!」
真木「今度こそあの世界に・・・終末を」
~鴻上ファウンデーション 会長室~
コンコン
鴻上「入りたまえ」
ガチャ
里中「会長、連れて参りました」
後藤「ご無沙汰してま」
鴻上「久しぶりだね後藤君!ハッピーバースデイ!」シャカシャカ
後藤「・・・相変わらずですね会長」
鴻上「完成だ!どうかねこのケーキ?」
後藤「そんな事より、一体何があったんですか?」
鴻上「直球だねぇ、実はウチの研究施設で時空の乱れがまた観測されてね」
後藤「それって・・・」
鴻上「ああ、またポセイドンのような輩が来るかもしれん」
後藤「それで俺の出番って訳ですか・・・火野や伊達さんは?」
里中「伊達さんは今ブラジルにいてすぐには来れないそうです」
鴻上「映司君とは連絡がつかなくてね!乗ってた船が嵐に巻き込まれたらしい」
後藤「大丈夫なんですか?」
鴻上「まぁ映司君のことだからどうにかするだろう、それまで頼むよ」スッ
後藤「バースドライバー・・・また戦いが始まるのか・・・」
~とある海上~
ザバーン・・・
ルフィ「ふぁ~いい天気だな~」
チョッパー「さっきまでの嵐が嘘みたいだな!」
ウソップ「あれは死ぬかと思った・・・」
フランキー「流石にサニーも危なかったぜ」
ナミ「う~ん・・・」
サンジ「ナミさん、どうしたの?」
ナミ「さっきの嵐、な~んか変だったのよね」
チョッパー「変?」
ウソップ「おいおい、新世界まで来て嵐に変も何もないだろ?」
ナミ「そうかもしんないけど・・・何ていうか・・・渦の中にすいこまれていったような・・・」
ブルック「渦・・・ですか?」
ルフィ「何でもいいよ、おーいロビン!何か見えるか~?」
ロビン「別に何も・・・人が浮かんでる事くらいよ」
全員「それ大問題だよ!!!!!!!」
ゾロ「うるせぇな・・・おちおち寝られもしねぇ」
??「・・・・・」プカプカ
サンジ「ホントにいやがる・・・気絶してんのか?」
チョッパー「早く助けないと!」
ルフィ「任せろ!ゴムゴムの~つかみ取り!」ブンッ
ギュウウウウウウウウン・・・ガシッ!
~数分後~
??「・・・・・」
チョッパー「よかった、命に別状はないみたいだ」
ルフィ「そうか、よかった」
ウソップ「しかし、引き上げてみて改めて見ると・・・」
全員(何でパンツ一丁なんだコイツ・・・)
フランキー「追い剥ぎにでもあったのか?」
ロビン「男色の方に襲われたんじゃない?」
ウソップ「そんなわけねーだろ」
ナミ「この風呂敷のなかにも変な物しかないわね」ゴソゴソ
ウソップ「おい!勝手に見んなよ!」
ナミ「いいじゃないよよ助けてあげたんだから、お礼の先もらいよ」
ウソップ「お前な・・・」
サンジ「そんなナミさんもステキだ~」
ルフィ「何かおもしれーもんでもあったか?」
ナミ「えっとまずは・・・空き缶?」
フランキー「見たことねぇ形だな・・・」
ナミ「あとは・・・剣?」
ゾロ「こいつ剣士だったのか・・・にしても見たことねぇ刀だな」
ナミ「これは何かしら?」
ブルック「何かをはめ込むみたいですね・・・」
ウソップ「何かベルトのバックルみたいだな」
ナミ「最後はこれね」パカッ
ルフィ「おおっ!これは・・・」
ナミ「コイン・・・いやメダルかしら?」
チョッパー「いろんな動物の絵が描かれてるぞ!」
サンジ「タカ・トラ・これはバッタか?よりどりみどりだな」
ロビン「このメダル・・・相当古い物ね、製造800年ってとこかしら」
チョッパー「うええ!?そんなに!?」
ナミ「ってことはかなりの値打ち物・・・やったー!!!」
ウソップ「おい、ダメだからな盗っちゃ」
??「う~ん・・・」
チョッパー「あ、目が覚めた」
ルフィ「おい、大丈夫かお前?」
??「ここは一体・・・」
ルフィ「おれ達の船だ、お前海に浮かんでたんだぞ?」
??「そっか・・・嵐でここまで・・・ありがとうございます、助かりました」
ルフィ「にししし、いいっていいって」
??「俺、火野映司っていいます、本当にありがとうございました」
ルフィ「おれはルフィ、海賊王になる男だ!」
映司「海賊・・・?」
映司「へぇ、このご時世にまだ海賊っていたんだ・・・」
ルフィ「何言ってんだお前?」
映司「あ!それより俺の荷物は・・・」
ナミ「これ?」
映司「おお!それも拾ってくれたんですね!ええっと・・・」ゴソゴソ
映司「カンドロイドよし、メダジャリバーよし、オーズドライバーよし・・・それに」パカッ
映司「タカ・クジャク・コンドル・・・メダルも全部ある、それに・・・」ゴソゴソ
割れたメダル「・・・・・」
映司「アンク・・・よかった」
ルフィ「何だその割れたメダル?」
映司「これが1番大切な物だからね」
ルフィ「ふ~ん・・・おれの麦わら帽子みたいなもんか」
映司「麦わら帽子?」
ルフィ「ああ、友達から預かってるおれの宝だ!」
映司「友達か・・・それは大切にしないといけないよね」
ルフィ「おう!」ニカッ
チョッパー「体の具合はどうだ?」
映司「うおっ!ヤミー!?」
チョッパー「ヤミー?おれはチョッパーだぞ」
映司「ああゴメン・・・ヤミーにしてはカワイイから違うか」
チョッパー「カワイイだなんて・・・うれしかねーぞコノヤロー///」
映司「嬉しいんだね・・・」
ナミ「こう見えても優秀なドクターなのよ」
映司「医者か・・・伊達さんといいお医者さんって変わった人多いのかなぁ・・・」
フランキー「その様子だとおれ達が出ても」
ブルック「大丈夫のようですね」
映司(ロボ!?こっちは骨・・・多分ヤミーじゃない・・・よね?)
ロビン「そろそろ本題に戻ってもいいかしら?」
映司「あ、はい」
ロビン「結局あなたは何者で、このメダルは何なのかしら?」
映司「あ、それはですね・・・」
ザバーン!
映司「え?」
アンモナイトヤミー「シャアアアアアア・・・」
チョッパー「ぎゃあああああああ!!!」
ウソップ「バケモンだああああ!!!」
ナミ「な、何よコイツ・・・」
映司「ヤミー!何で・・・」
ルフィ「こいつがヤミー?」
アンモナイトヤミー「ムギワラ・・・タオス・・・デモソノマエニ」シュル
バシッ
ロビン「あっ!」
映司「しまった!メダルが!」
アンモナイトヤミー「フンッ!」ポイ
始祖鳥ヤミー「ケケケ・・・」ガシッ
映司「もう1匹・・・メダルをどうするつもりだ!」
始祖鳥ヤミー「サアナ、コイツハモラッテクゼ!」バサバサッ
ロビン「させないわ!」スッ
ニョキッ
始祖鳥ヤミー「グオオ・・・ナンダ!?」
映司「腕が生えた・・・あなたは一体・・・」
始祖鳥ヤミー「コノ!」ザシュッ
ロビン「ッ!」ズキッ
ルフィ「ロビン!」
始祖鳥ヤミー「アバヨ」ポロッ
バサバサ・・・
ナミ「行っちゃった・・・」
映司「大丈夫ですか?」
ロビン「ええ・・・でもごめんなさい、メダル3枚しか取り返せなかったわ」スッ
映司「いえ、この3枚が戻ってきてよかったです」
ロビン「そう・・・」
映司「・・・さて」スッ
ウソップ「あ、それは・・・」
サンジ「一体何がどうなってんだよ・・・」
映司「訳は後で話します、アイツを倒してからね」
アンモナイトヤミー「シャアアアアア・・・」
ルフィ「お前、戦えるのか?」
映司「まぁね」カチャ
シュイン!
ウソップ「おおっ!」
チョッパー「ベルトになったあああああ!!!」
映司「そして・・・」カチャッ
ロビン「メダルを・・・」
ブルック「そのための窪みだったんですね」
映司「いくぞ・・・」スチャッ
フランキー「何だあの丸いの・・・」
映司「変身!」
キン!キン!キン!
タカ・トラ・バッタ!
タ・ト・バ タトバ タ・ト・バ!!!
仮面ライダーオーズ(タトバコンボ)「ハッ!」シャキーン!
フランキー「お、おお・・・」
ルフィ・ウソップ・チョッパー「変身したああああああ!!!かっけえええええ!!!」
ナミ・ロビン「・・・・・」シレッ
サンジ「変身した!?動物系の能力者?」
オーズ「何それ・・・まぁ動物の力なのはそうですけど・・・」
ゾロ「お前は一体・・・」
オーズ「オーズ、仮面ライダーオーズ、そう呼ばれてるよ」
ルフィ「仮面ライダー?」
フランキー「オーズってよ・・・おい」
ブルック「懐かしい名前ですね~」
アンモナイトヤミー「シャアアアアア・・・」
オーズ「さて、ここは俺に・・・」
ザバーン!
ナミ「な、何!?」
屑ヤミー軍団「オオオオオオオ・・・」
オーズ「・・・そうもいかないみたいだね」
チョッパー「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
ウソップ「なんだこいつらああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
屑ヤミー軍団「オオオオオオオ・・・」
オーズ「皆さん・・・とりあえず下が・・・」
ルフィ「何だかよくわかんねーけど、こいつらぶっ飛ばしていいのか?」ポキポキ
オーズ「へ?」
ゾロ「ま、暇つぶしにはなるかな」
サンジ「レディを傷つけた罪は重いぜ・・・」
フランキー「これ以上サニーの上で暴れさせねーぜ!」
ナミ「ちょっと!みかんの木に手出さないでよね!」
ロビン「フフフ・・・」
ウソップ「ほ、ホントにあのミイラみてーな奴らと戦うのかよ・・・」ガクガク
ブルック「鳥肌立ちますねぇ・・・私肌ないんですけど!」ボーン!
チョッパー「こ、恐くなんかないぞ・・・」
オーズ「あらら・・・みんなやる気マンマンなのね・・・」
ルフィ「にしし・・・」
ルフィ「よーし!おれ達はあの巻き貝だ!」
オーズ「あ、うん」
アンモナイトヤミー「ムギワラアアアアアア!!!」バッ
ルフィ「ゴムゴムの・・・JET銃(ジェットピストル!)!!!」ギュン!
バキィン!!!
アンモナイトヤミー「グワッ!」ザザッ
オーズ「う、腕が伸びた・・・」
ルフィ「ああ、おれはゴムゴムの実を食ったゴム人間だからな」ビヨーン
オーズ「ゴムゴム・・・?」
オーズ(翔太郎さんたちのルナメモリみたいな奴かな・・・)
アンモナイトヤミー「シャアアアアアア!!!」
オーズ「おっと・・・ハッ!」シャキン
ザシュッ
アンモナイトヤミー「ガアッ!」
ルフィ「お前のその爪もすげーな!」
オーズ「そ、そうかな・・・」
アンモナイトヤミー「グウウ・・・」ススッ
ルフィ「あ!殻に籠りやがった!このこの!!!」ポカポカ
オーズ「こりゃそう簡単に壊せないかもね・・・」
ルフィ「関係ねぇ!」カプッ
オーズ「え?」
ルフィ「ギア3(サード)!」ボンッ!!!
オーズ「今度は腕が大きくなった・・・」
ルフィ「武装色硬化!」シュウウウウ・・・
オーズ「黒く!?もうゴムとかそういう次元じゃない・・・」
ルフィ「行くぞ!」
オーズ「は、はい!」スチャッ
ルフィ「お、あの剣か!」
オーズ「さてと・・・」チャリン×3
ルフィ「剣にメダルを・・・何が起こるんだ?」
オーズ「行くぞ!」
トリプル、スキャニングチャージ!
ルフィ「おう!ゴムゴムの・・・」
オーズ「セイヤアアアアアアア!!!」
ルフィ「象銃(エレファントガン」!!!」
ズバン!ドオオオオオオオン!!!
アンモナイトヤミー「ギャアアアアアアアアア!!!」
アンモナイトヤミー「ガ・・・ガガ・・・」
アンモナイトヤミー「ムギワラアアアアアア!!!!!」バタッ
ドカアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!
ルフィ「うっし!」
オーズ「やったね」
ルフィ「にししし・・・お前やるなぁ!えっと・・・」
オーズ「映司でいいよ、ルフィ君」
ルフィ「おう!改めてよろしくな映司!」スッ
オーズ「ああ!」スッ
パチィン!
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