須賀父・母「須賀家は」 京太郎「隠れ神社の末裔」 (730)

優希「どーん!京太郎、ロンだじぇ!」

京太郎「ぐわ~!飛んじまった!!」

和「須賀くんはちょっと顔に出しすぎなんですよ」

咲「京ちゃん、どんまいだよ」

京太郎「クソ~、今日は行けると思ったんだけど」

優希「そう簡単にこの優希様を超えさせないじょ!」

まこ「まあまあ、京太郎はまだ初心者じゃ。これから伸ばしていけば、まだ大丈夫じゃけん」

久「それじゃあ、一旦休憩にしましょうか」

全員「は~い」

まこ「ちょっと、待っときんしゃい。お茶入れたるからのぉ」

 どうも、俺の名前は須賀京太郎だ。高校一年で見ての通り、麻雀部の部員である。

腕前はまだまだど、めげずに日々頑張っている。だが...

京太郎「うん?」

久「??どうかしたの、須賀くん?」

京太郎「あ、いえ。ちょっと備品のところ見てみたらを少しない事に気付きまして」

久「えっ?あら、確かにきれてる。よく気付いたわね」

京太郎「ええ、まあ。丁度いいので、俺ちょっと買い出しに行ってきますよ」

まこ「それやったら、わしも行こうか?」

京太郎「いえ、そんなに多くないので一人で行きます」

優希「おう、それなら京太郎!タコスを頼むじぇ!」

京太郎「分かったよ、売り切れてなかったら買って来る」

優希「なかったら、見つかるまで探せ!」

和「優希、それは言いすぎですよ」

優希「おっと、それはごめんだじぇ」

久「それじゃあ須賀くん、お金はこの封筒に入れてるからね。レシートを忘れずね」

京太郎「分かってますよ。それじゃあ行ってきますね!」タッタッタ

咲「京ちゃん、気を付けてね」

京太郎「おう、お前みたいに迷子にはならないよ」タッタッタ

咲「も、もう、京ちゃん!」


京太郎「ここまでくればいいか。えっと、いつものところに隠してあるから、あった」

京太郎「さてと、向うか」カチャリ

 俺には、部員の皆に秘密にしてる事がある。それは―――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486038033

 ~~とある森~~

京太郎「そこにいるのは分かる。出て来い、この悪霊め」

  ガサガサ

悪霊「くそ!何でばれやがったんだ!畜生、その体をよこせ小僧~!」ウガー

京太郎「ふん、バカめ。素戔男尊(スサノオ)様、お力をお貸しください」カチャリ

素戔男尊(スサノオ)『分かった、体を借りるぞ』スウ

京太郎(スサノオ)「よし、いけたな」

悪霊「シャア~!」

京太郎(スサノオ)「雑魚風情が良い気になるな。死ね、斬」ブン

悪霊「うわ~~!!」

京太郎(スサノオ)「ふん、つまらんな。京太郎、体を返すぞ」スウ

京太郎「ありがとうございました」カチャ

 この俺が、今はもうない須賀家の神社の末裔で、神降ろしと言う能力があるという事を

 というわけで、この話の京太郎くんは隠れ神社の末裔と言う設定でございます。

このネタがあまり使われてるかは分かりませんが、これで挑戦します

 ・安価は基本的に使います

 ・京太郎くんネタが好まない人は退出を

 ・少し変な所がありましたらアドバイスを

 よろしくお願いします

 ~~そして一時間後~~

京太郎「すいません、ただいま戻りました」ガチャ

まこ「おう、ご苦労さん」

咲「京ちゃん、お帰り!」

和「お帰りなさい、須賀くん」

久「お帰りなさい、須賀くん。買い出し、ありがとうね」

京太郎「いえいえ、好きでやろうって自分で言いましたから」

京太郎「はい部長、これ買い出しのレシートです」

久「うん、ありがとう。あら、意外とお釣りが余ってるのね」

京太郎「実は俺だけが知ってる安くて買える穴場のお店があるんですよ」

久「へえ~、そんなお店があるなんて。物知りなのね」

優希「おい、京太郎!私のタコスはどうなんだ!?」

京太郎「優希...すまなかった」

優希「えっ?そ、そんな、まさか...」

京太郎「丁度、二個余っててちゃんと買えたぜ!」バッ

優希「おお~!!でかしたじぇ、京太郎!」

和「良かったですね、優希」

久「それじゃあ須賀くんも帰ってきたことだし、また練習を始めるわよ」

全員「おお~!」

 ~~そして更に一時間後~~

久「そろそろ良い時間帯ね」

久「皆、そろそろ下校時刻になるから部室を出るわよ」

まこ「はいよ。皆、忘れもんをせんようにのぉ」

京太郎「俺は部室の掃除してから帰りますんで、皆さん先に帰っててください」

咲「一人でわざわざやらなくても。私も一緒に手伝うよ」

京太郎「良いんだよ、雑用とかは俺がやるから。お前らは全国に行くために練習に集中できるよう、多くの時間を練習に使ってくれ」

咲「でも」

まこ「咲、京太郎もこう言っておるんじゃからお言葉に甘え。こういう善意は受け取るものじゃぞ?」

久「そうよ、まこの言うとおり。でも手伝ってほしいときにはちゃんと私達も手伝うから、ちゃんと言いなさいよ?」

京太郎「はい、分かってますよ部長」

和「本当にその時はいてくださいね?」

京太郎「おう、分かってるって」

和「あと、あんまり私の胸を見ないでくださいね」

京太郎「ええ!?俺、そんなに見てたか!?」

優希「割と何度もな」

京太郎「全然気づかなかった」

咲「もう、女の子はそういう視線に敏感なんだからね」

京太郎「お前に言われてもな」

咲「ふん!」ゲシ

京太郎「いって!足蹴るなよ!」

咲「京ちゃんのバカ!」

久「はいはい、じゃれないの」

久「それじゃあ須賀くん、あとはお願いね」

まこ「ほい、部室の鍵な」

優希「京太郎、また明日な!」

和「須賀くんも帰りに気を付けてくださいね」

咲「バイバイね、京ちゃん!」

京太郎「おう。あ、和に優希!」

優希「うん?」

和「なんですか?」

京太郎「咲が迷わないように頼むな」

咲「地元なんだから迷わないよ」

優希「分かったじぇ!」

和「了解しました」

咲「二人とも!?」

まこ「ほら行くぞ」テクテク

咲「あ、待ってください~!」テクテク

京太郎「さてと、始めますか」ハキハキ

スサノオ『ふん、相変わらずお前はお人よしだな』

京太郎「ハハハ、まあそう言わないでくださいよ」ハキハキ

スサノオ『まったく、悪霊退治の時には雰囲気は変わるくせに普段はこんな性格ときた』

スサノオ『おまけに未だに麻雀の腕は上がらんな』

京太郎「そ、それは言わないでくださいよ、スサノオさん」ハキハキ

スサノオ『まあ、麻雀関連の修業はしてないから』

京太郎「まあ、地道にコツコツとって奴です」ハキハキ

スサノオ『いざとなったら、お前と変わってやるぞ?』

京太郎「ええ?スサノオさんって、麻雀できるんですか?」

スサノオ『少しな』

京太郎「マジですか!?」

スサノオ『マジだ』

京太郎「知らなかった」

スサノオ『話さなかったからな』

スサノオ『まあ、そのうち語ってなる』

京太郎「そのうちって、いつですか?」ハキハキ

スサノオ『俺が話したくなったらだ』

京太郎「なんですか、それ」ハキハキ

 ~~数分後~~

京太郎「掃除をして部室の鍵も閉めましたし、帰りますか」

スサノオ『おい、刀は忘れてないなろうな?』

京太郎「もちろんですよ。見つかったら、偉い事になりますからね」

京太郎「それじゃあ、あんまり人に見つからないうち帰りますか」

 安価です

1.清澄メンバーの誰かと遭遇

2.地縛霊に遭遇

3.遭遇なし

 4人まででお願いします

では、一番に決定です。一番で誰が遭遇した?

1.咲

2.和

3.優希

4.まこさん

5.久

同じく4人です

 和との遭遇

京太郎「うん?あれは」

和「....」テクテク

スサノオ『あれは和と言う娘ではないか?』

京太郎「はい、そうです」

和「あ」

スサノオ『しかもお前に気付いたぞ。刀の入れ物の袋を見られたらまずいんじゃあないのか?』

京太郎「な、何とか誤魔化します」

和「須賀くん、掃除は早く終わったんですね」

京太郎「お、おう、和。咲と優希はどうしたんだ?」

和「宮永さんと優希は、先に帰らせるようにしました」

京太郎「そ、そうなのか?」

京太郎(お、これはもしかして)

スサノオ『何を期待しているんだこいつは』

和「ええ、ちょっと教室にプリントを忘れてしまいまして」

京太郎「そうだったのか」

京太郎(ですよね~)

スサノオ『馬鹿が』

和「ところで先程から気になっているんですが」

京太郎「な、なんだ?」

和「須賀くんが持ってるそれはなんですか?帰る前まではなかったはずですが?」

京太郎(聞かれた~!)

スサノオ『さてさて、どう誤魔化すやら』

京太郎「えっと、これはだな」

和「これは?」

京太郎「これはな、中学時の同級生の奴に部屋の整理をしくちゃいけないからって俺に預かってくれって言われた剣道の竹刀なんだよ」

京太郎(頼む!これで信じてくれ!)

和「そうだったんですか。親切ですね」

京太郎「そ、そうだろう?」

京太郎(良かった~)

和「せっかくですし、途中まで帰りませんか?」

京太郎「おう、いいぜ。夜道に女の子一人を帰らすのもあれだしな」

和「はい、そういうことです。じゃあ行きましょうか」

京太郎「了解」

和(また無意識に私の胸を見てますね。まったく、これでは玄さんみたいです)

 無事、ばれずに済み成功

 須賀家

京太郎「ただいま~」

須賀母「あら、お帰りなさい」

京太郎「ただいま、母さん。今日は悪霊が出てたから、退治しといたぞ」

須賀父「おう、ちゃんとばれずにやったか?」

京太郎「当たり前だろう、ちゃんと確認したっつうの」

 俺の家族を説明しておこう。俺の父さんが、今はもう無き須賀家の神社の生き残りの人だ。俺がまだ子供時には、父さんが俺がやっていた悪霊退治や幽霊の成仏をしていた

母さんは普通の一般人の人だ。一応、父さんがこういった悪霊退治をして事は知っている。何でも若いときに幽霊に襲われてそうになったところ父さんが助けてくれて、それから一目惚れで結婚したらしい。母さんも少しだけ霊感があるそうだ。

須賀父「俺達は隠れ神社の生き残りだ。今はもう神社も無くなってこうやって普通の家に住んでいるが、お勤めは今でも続けなきゃいけない」

須賀母「それもあんまり人に見られないようにしないといけなしね。見られたら、面倒くさくなっちゃうし」

須賀母「まあ、私はちょっと霊感があるだけで京太郎やあなたみたいな力を持ってない普通の主婦だけど」

京太郎「母さんも偶に友達とか話してる時にポロって喋ってないよな?」

須賀母「失礼ね!私はこれでも口は堅い方なんだから」

須賀父「とにかく、今はお前がその役割をしているんだ。しっかり、頑張れよ」

京太郎「おう、分かってるって」

須賀母「それより、京太郎。彼女とかできたの?」

京太郎「な、なんだよ。いきなり」

須賀母「いや~、息子は昔の私みたい恋に青春をしているかな~って」

京太郎「か、関係ないだろう!俺に彼女がいようがいなからろうとさ」

須賀母「な~んだ、つまんないの」

京太郎「それより早く飯とかしろよ。俺もやるからさ」

須賀母「はいはい、それじゃあテキパキやるわよ」

須賀父「さてさて、今日のご飯は何かな?」

 これが俺の家族である

 えっと、取り敢えず今回はここまでにします。続きはまた夜に書こうと思います。

お疲れ様でした、それではまたです

 皆さん、こんにちは。予告通り、夜からなので今から開始します
今日も一応安価は使う予定です。えっと、安価スレだったらスレタイに書こうと言われたのですが、僕が見本で見ていたスレには書いていなかったのですがもしその2まで行きましたらタイトルに安価と書いておきます。それでは始めます

 ~~数分後~~

京太郎「ふう~、食った食った。とりあえず、腹は満たされたな」

カピー「キュー」

京太郎「おお~、カピーか。どうした?」

カピー「キュ!」ボール ツンツン

京太郎「ボール遊びがしたのか。よし、ちょっと遊ぶか!」

カピー「キュ~!」

京太郎「それじゃあキャッチしろよ~、それ!」コロコロ

カピー「!」キャッチ

京太郎「よし、ナイスキャッチだ」

京太郎「じゃあ今度は俺に返してみろ」

カピー「キュウ~!」ツン コロコロ

京太郎「うし、ちゃんと俺のところまで転がせたな。相変わらずコントロールがいいな」

カピー「キュウ~」フンス

京太郎「えっへん!ってか?よし、今度はこっちの方向だ!」コロコロ

カピー「キュウ~!」トテトテ

 ~~10分後~~

カピー「zzz」

京太郎「ハハハ、遊び疲れて寝ちまったな」

京太郎「さてと、俺はどうしようかな~?」

 行動選択

1.散歩がてら見回り

2.そのまま寝る

安価↓1

京太郎「よし、散歩がてら見回りでもするか」スク

 ~~玄関~~

須賀母「あら、京太郎。どこか行くの?」

京太郎「うん?あぁ、ちょっと散歩がてら見回りとかをな」

須賀母「そう、分かったわ。でも、警察の人や一般の人達に見られないようにね」

京太郎「分かってるって。刀はあれだから護身用のナイフを持って行くよ、これならばれないし」

京太郎「それじゃあ、行ってきます」テクテク ガチャ

須賀母「行ってらっしゃ~い」


京太郎「う~ん。こうやって夜の散歩もいいな」テクテク

スサノオ『おい、散歩気分もいいが、ちゃんと見回りはしろよ』

京太郎「はいはい、自分で見回りするって言ったんだからちゃんとしますか」

スサノオ『とりあえず、何処から行くつもりだ?』

京太郎「そうですね~、取り敢えず学校付近にまで行きましょうかね」

スサノオ『そうか、お前が決めたんならそれでいい」

京太郎「そんじゃま、学校に出発~」テクテク

 ~~清澄高校~~

京太郎「とりあえず、清澄に到着~」

スサノオ『さっさとここの周りを見てい来い』

京太郎「はいはいっと」テクテク

スサノオ『うん?』

京太郎「どうかしたんすか?」

スサノオ『すまない、京太郎。少しお前から離れるぞ』

京太郎「えっ、どうして?」

スサノオ『ちょっと俺の母親が呼んでいるのだ』

京太郎「母親って、イザナミ様の事ですか?」

スサノオ『あぁ、そうだ。なるべく早く戻るようにはする』

スサノオ『お前はそのまま見回りをしていろ、じゃあな』スウ

京太郎「行っちゃった、何があったんだろう?」

京太郎「まあとにかく、あたりを歩いてみるか」テクテク

 ~~数分後~~

京太郎「一周してみたけど特に問題はなかったな。これと言った幽霊や悪霊とかもいなかったし」

京太郎「さてと、取り敢えずここら辺の森あたりに行ってみますか」テクテク

 そして学校付近の森へ

京太郎「そういえば今更だけど、ここって今日出た悪霊がいたところだよね」テクテク

京太郎「何かここらあたりに何かあるのかな?」テクテク

 ガサガサ

京太郎「!?な、なんだ、何処からだ!?」シャガミコム

京太郎「ばれないよにしなと」

 ガサガサ

京太郎「なんか姿が見えてきた。あれは?」

 安価です、今度は多数決で4人です

1.動物

2.地縛霊

3.鬼?っぽい妖怪

 お願いします

がさがさ

↑のはうちミスです

 ガサガサ

??「うぅ~、ここはどこなんですか?まったく、分からねぇですよ」オロオロ

京太郎(なんだあれ、女の子か?何でこんな所に女の子がいるんだ?)

京太郎(しかもよく見てみると角が生えてる、鬼なのか?しかしあの女の子。小さいのに良い胸をしてる)

??「うぅ~」

京太郎「とりあえず、話しかけてみよう」スク

??「だ、団長さんがいてくれたら」

京太郎「ね、ねえ」

??「えっ?」

京太郎「君、どうしてこんな―――」

??「ぴぇぇぇぇぇ~!!」

京太郎「うわ~、なに!?」

??「い、いきなり話しかけてくるんじゃあねぇですよ!!」ダダダダダ

京太郎「あ、ちょっと!行っちゃった.....」

京太郎「なんだったんだ、今の子は?」

 ガサガサ

京太郎「うん?」クルリ

??「団長ちゃ~ん、どこにいるの~?」

京太郎「えっ、また違う鬼っぽい人が」

??「あ、そこの君!」タッタッタ

京太郎「えっ、はい」

??「ここら辺で君くらいの男の子とか見てないかな?」

京太郎(この人、刀持ってる!そしてまたしてもすばらな胸の女の人!)

京太郎「い、いえ、俺は見てないです」フルフル

??「そうなの、ごめんなさいね。お姉さんが急に話しかけて」

京太郎「い、いえ、気にしてませんから。それより、探さなくていいんですか?」

??「あ、そうだった!じゃあね、君も夜遅くに歩いちゃあ駄目よ」

京太郎「あ、はい」

??「団長ちゃ~ん、いたら返事して~!」タッタッタ

京太郎「...長野って、魔境だな」

スサノオ『京太郎、戻ったぞ』

京太郎「あ、スサノオさん。戻ったんですね」

スサノオ『あぁ。それよりどうかしたのか?』

京太郎「あ、いえ、なんでもないんです」

スサノオ『ならいいが』

京太郎「とりあえず、今日はこのぐらいにして戻りましょう」

スサノオ『あぁ、あまり遅くまでいてもあれだしな』

京太郎「...世の中、分かんない事があるんだな」ボソ テクテク

スサノオ『??』

 こうして、謎の鬼っぽい人達の遭遇があり次の日になったのであった

 今回はここまでにします。今日のやっていて多数決があれだったのしばらくは安価下でやっていきます。

次はいつの夜にやるか決めてませんが、基本的に僕は夜に書きます。良かったら覚えておいてください、それではまたなのです

どうも皆さんこんにちは。こんな時間に普段はあまりないのですが、今日だけ今の時間で書かせてもらいます。

今、発想が思いるいたので、発想の神様が消える前に書かせてもらいます。では、スタートっす!

 ~~翌日~~

 時刻 朝6:00

京太郎「う~ん。ふあ~~、良く寝た」ノビノビ

京太郎「そんじゃま、朝飯と弁当を作るか」


須賀母「あら、京太郎。おはよう」

京太郎「おはよう、母さん。相変わらず早いな」

須賀母「あんたも似たようなもんでしょう?」

京太郎「それもそうか」

京太郎「父さんは?」

須賀母「まだ寝てるわよ。あの人の出る時間はまだだから」

京太郎「そういえば、そうだった」

京太郎「さてと、俺も弁当の用意をって、あれ?もう弁当がある」

須賀母「あ、朝食作るついでにあんたの弁当も作っておいたわよ」

京太郎「ちょっ!今日は俺が作ろうと思ったのに!」

須賀母「ふっふっふ、まだまだ修行が足りないわね」

京太郎「クソ~、次は母さんより早く起きてやる!」

須賀母「やれるもんならね」

 ~~それから~~

京太郎「ご馳走様」

須賀母「お粗末さまでした」

京太郎「それじゃあ、学校に行ってるわ」

須賀母「はい、行ってらっしゃい。刀を見られないようにね」

京太郎「分かっていますよ」

京太郎「それじゃあ、行ってきま~す」ガチャ バタン

 須賀家の朝は大抵は早くに始まる。俺が朝早くに学校に行って旧館所の麻雀部室の部屋の近くに隠して置くためだ。
ただ、俺は未だに母さんより早く起きたことがないのだ

京太郎「母さんの体内時計ってどうなってんだよ」テクテク

スサノオ『あれはいつもの勘だろう』

京太郎「あ、スサノオさん。おはようございます」

京太郎「勘って一体何の?」

スサノオ『うん?母親の勘じゃあないのか?俺にも少しだけそういった時があった』

京太郎「へえ~、意外ですね」

スサノオ『母親は、大抵自分の息子より勘が良い物だ。こればっかり年の功っというやつだな』

京太郎「スサノオさんが言うとすごいですね」

スサノオ『まあ、人間の母親だろうと神の母親だろうがそういう勘が付くんだろうよ」

 ~~そして教室へ~~

京太郎「刀は置いたし、ついでに部室の掃除して時間はちょっと潰せたな」

咲「あ、京ちゃん、おはよう」

京太郎「おう、咲か。おはよう」

咲「もう、京ちゃんは相変わらず学校に来るのが早すぎだよ」

咲「一緒に学校行こうって誘えないし」

京太郎「だったらお前は早く起きる努力をしろ。お前って大抵二度寝するしな」

咲「も、もう!それは言わないでよ!」

京太郎「だったら、言われないようにしろ。おじさんが偶に会って、俺に愚痴って来るんだぞ?」

咲「うっ。ど、努力します」

京太郎「おう、そうしてくれ」

嫁田「朝から夫婦喧嘩とは、お熱いね~」

「須賀もげやがれ」

咲「ふ、夫婦違います!」

京太郎「こんなちんちくりんな嫁はいらねえよ」

京太郎「するなら、胸のすばらな子が良い」

嫁田「まあ、確かにそれは男の夢だな」

京太郎「だろう?」

咲「二人とも、カン(物理)するよ?」ニゴ

京太郎・嫁田「すいません」

京太郎「一限目は数学か」

京太郎「どうしようかな?」

 行動選択

1.真面目に受ける

2.寝る

3.受けてるふりして幽霊探し

安価 ↓3

1


京太郎「うん、やっぱりちゃんと受けないといけないよ」

京太郎「頑張ってやりますか」


教師「それじゃあ、今から配るプリントやるように。この前の範囲の復讐だ」

京太郎「おお、ここはまだ覚えてるからいけるかも」

京太郎(優希とが数学とかの授業とかで寝てるか分からないって叫んでそうだな)


優希『くう~zzz』

優希『だあ~~!!全然分かんないじょ~!!』


京太郎(なぜだろう、簡単にそうぞ出来る)カキカキ

 ~~優希のクラスにて~~

優希「へ、へくち!」

 ~~一限目終了~~

京太郎「ふう~、まずは一限目が終わった~」

咲「京ちゃん、次は体育だから急ごう」

京太郎「おう、分かってる」

咲「じゃあ行こうか」テクテク

京太郎「咲、そっちじゃあないから」グイグイ

咲「うわ!京ちゃん、引っ張らないで!」

 ~~そして場所は体育館へ~~

教師「お~し、今日はバスケをやるぞ。さっき配った数字の番号の通りの班になるように」

全員「は~い」


黒「須賀くん、今です!」バシュ

京太郎「おう、ありがとよ!」キャッチ

京太郎「どうりゃあああ!」ダンク

「くそ~~!」

京太郎「よし!」

黒「ナイスです」


京太郎「赤、頼む!」パス

赤「ふん、まかせろ」

「くそ!」

「行かせるか!」

赤「そこを退くんだ」キュイーン

「うわ!」

「ドア!」

赤「僕の命令は絶対だ」


京太郎「緑、スリーよろしく!」パス

緑「ふん、シュッ!」

 バコン

京太郎「おお、入った!流石だな!」

緑「ふん、俺が外すわけがないのだよ」メガネカチャ

全員(あそこだけチームのレベルが違いすぎる!)


「宮永さん、いったよ~」

咲「あわわわ、えい!」

「あらら、またスカしちゃった」

咲「ご、ごめんなさ~い」

  女子は外でバトミントの授業をしていました

 ~~そして時間はどんどん過ぎていき昼休みへ~~

京太郎「さてさて、やっと昼休みだ」

京太郎「咲は、もういないみたいだな」

京太郎「和たちと食べに行ったのかな?」

京太郎「まあいっか。じゃあ俺は、屋上に行こうかな」

 ~~屋上~~

  ガチャ

京太郎「う~ん、いい感じの暖かさだな。弁当を食べるのにベストな感じだな」

京太郎「よ~し、じゃあ食べようかな」


 選択です

1.清澄メンバー

2.誰もいない

3.幽霊(特に害はなし)

 安価 ↓2

  まこさん

 ガチャ

まこ「おろ?何じゃ、先客がおったんか」

京太郎「えっ、まこ先輩?」

まこ「おう、京太郎。わしじゃけ」

まこ「まさかわし以外にも屋上で食べようと思ったやつがいるとはな」

京太郎「まこ先輩も俺と同じ事を考えていたんですね」

京太郎「せっかくですし、ご一緒にどうですか?」

まこ「おっ、一緒に食べてもええか?」

京太郎「どうぞ、歓迎たします」

まこ「そうかそうか、じゃあお邪魔させてもらうかのぉ」

京太郎「うんじゃまあ、改めまして」

二人「頂きます」

京太郎「さてさてっと」パカ

まこ「おお、なかなか美味そうな感じじゃのぉ」

まこ「お前さんが作ったんか?」

京太郎「いえ、俺の母親です」

まこ「ほう、京太郎の母親か」

京太郎「ええ、そうです」

京太郎「本当は俺が作る予定だったんですけど、母さんがもう作っていて」

まこ「京太郎も料理は出来るか?」

京太郎「まあ、そこそこですけど」

まこ「ほ~う、知らんかったわい」

まこ「うん?これは卵焼きか、ちょっともらってもええかのぉ?」

京太郎「あ、はい、一個どうぞ」

まこ「ありがとさん、では」パク

まこ「...」モグモグ

京太郎「どうでした?」

まこ「おお~!京太郎の母親の卵焼き、かなり美味しいな!」

京太郎「そうですか、そりゃあ母さん喜ぶと思います」

まこ「う~む、わしのと大差変わらんかもしれんのぉ」

京太郎「えっ、まこ先輩の卵焼きですか?」

まこ「おう、そうじゃ。なんならちょっと食ってみるか?」

京太郎「良いんですか?」

まこ「あぁ、京太郎の母親の卵焼きをくれた礼じゃあ」

京太郎「わあ~、ありがとうございます!」

京太郎「じゃあ、頂きます!」

まこ「ほれ、卵焼きじゃ」

京太郎「ではでは」パク

京太郎「....」モグモグ

まこ「どうじゃ?」

京太郎「なんすかこれ、めちゃくちゃ美味しいですよ!」

まこ「はっはっは、それだけ喜んでくれると嬉しいわい」

京太郎「本当にこんな卵焼きが作れるのかって感じですよ」

京太郎「俺はここまでの美味しさはまだ出せませんよ」

まこ「かっかっか、まあわしもここまで美味く作るのに努力したわい」

京太郎「そうなんですか?」

まこ「当たり前じゃあ。だからお前さんも精進しんしゃい」

まこ「麻雀と一緒じゃ」

京太郎「はい、俺頑張ります!」

京太郎「まずは、母さんよりうまくなりますね!」

まこ「でもお魔さんの母親の卵焼きも相当じゃぞ?」

京太郎「分かっていますとも」

 その後、しばらく卵焼き談議で少し盛り上がったそうな

 修正

×まこ「でもお魔さんの母親の卵焼きも相当じゃぞ?」

〇まこ「でもお前さんの母親の卵焼きも相当じゃぞ?」

失礼しました

~~そして放課後~~

京太郎「くう~、やっと終わった~」

咲「京ちゃん、早く部室に行こう」

京太郎「おう」

優希「京太郎に咲ちゃん!早く行くじぇ!」

和「宮永さんと須賀くん、一緒に行きましょう」

京太郎「あぁ、いいぜ。じゃあ行くか」

咲「うん!」

 麻雀部 部室

一年ズ「失礼しま~す」

まこ「おう、来たか」

久「あら、一年全員揃って来るなんて珍しいわね」

咲「確かに皆で揃ってきたことないね」

京太郎「言われてみたそうだな」

和「まあ、こういうのもいいですね」

優希「だじぇ!」

京太郎「あ、まこ先輩。お昼の卵焼き、ありがとうございました」

まこ「あぁ、どういたしまして」

久「あら、須賀くん、まこの卵焼きを食べたの?」

京太郎「はい、とっても美味しかったですよ」

久「ちょっと、まこ!私にも頂戴よ~!」

まこ「もう食べてしもうたからありゃせんわい」

久「もう、次は頂戴よ!」

まこ「はいはい」

咲「そんなにおいしかったの?」

京太郎「おう、その通りだ。まこ先輩曰く、俺の母さんといい勝負してるらしい」

咲「ええ!?京ちゃんのおばさんと!?」

和「須賀くんのお母さんは、料理が得意なんですか?」

京太郎「まあ、上手いといえば上手いな。俺よりも」

優希「なぬ!?京太郎、お前料理が出来るのか!?」

京太郎「えっ?あぁ、俺もそこそこできるぞ?」

京太郎「あれ、言ってなかったっけ?」

和「初耳です」

優希「それなら京太郎、私にタコスを作ってくれ!」

京太郎「そんな事言われたって、作り方知らねえよ」

久「ねえ、咲。須賀くんはそこそこって言ってたけど、実際はどうなの?」

咲「えっとですね、京ちゃんはああ言ってますけど京ちゃんもなかなか上手いです」

まこ「まあ、自分で作りたいって言ってたしのぉ」

久「へえ~、意外と家庭的なのね」

  ピロリンピロリン

京太郎「うん?あ、俺のケータイだ」

京太郎「メールだな。親父からか」

京太郎「内容は?」

京太郎「.....」

和「須賀くん?どうかしたんですか?」

優希「おい、京太郎?」

京太郎「すいません、部長」

久「どうかしたの、須賀くん」

京太郎「ちょっと外で電話をしてもいいですか?」

久「別に構わないけど」

京太郎「ありがとうございます、では」テクテク

久「どうしたのかしら、須賀くん」

和「なんだか、いつもと違う雰囲気がだったような」

優希「なんなんだ?」

 場所は外へ

京太郎「もしもし、親父か?」

須賀父『あぁ、俺だ。すまないな、部活中に』

京太郎「いや、親父から緊急な連絡がアルがあるから電話をかけてくれって内容に書いてあったから」

須賀父『そうか、部活の部員はいないな?」

京太郎「あぁ、部長に外で電話するって許可をもらったから」

須賀父『それは良かった』

京太郎「それで、緊急の連絡ってなんだ?」

須賀父『あぁ、今から言う』

須賀父『さっき此処の神社の地主から俺から連絡が来てな』

京太郎「連絡?悪霊退治か?」

須賀父『いや違う』

須賀父『霧島の巫女が、この長野に来るらしい』

京太郎「....なんだって?」

 というわけで、ここまでにします。最近、発想の神様がなかなか来なくてあまり書けませんでした。
今度はちゃんと夜に発想の神様が来ることを願いたいです。 では、またお会いしましょう~。

皆さん、こんにちわ。もしくはお久しぶりです。だいぶネタも固まったので再開しようと思います
今回も安価は使います。えっと、見てる人いますか?

一応見ている人はいるみたいですね。それじゃあ、始めますよ

京太郎「おい親父、それは本当の話なのか!?」

須賀父『あぁ、本当だ。そうじゃあなかったら、お前の部活中にこんな電話をするわけないだろう』

京太郎「確かにそうだな。とりあえず、俺はどうすればいい?」

須賀父『そうだな、取り敢えずお前は一旦家に戻って待機していろ』

須賀父『家に居たら遭遇する確率は低いからな』

京太郎「分かった、部長には家族の急な呼び出しが来たからすいませんが休みますって言っておく」

須賀父『あぁ、すまないがそう言ってくれ』

京太郎「了解」

京太郎「それで親父よ」

須賀父『なんだ?』

京太郎「霧島の巫女は一体誰が来たんだ?」

須賀父『おおそうだったな、まだ名前を言ってんかったな』

須賀父『霧島から来た巫女は―――』

 選択人物

 永水メンバー誰?

↓2

 初美さん

須賀父『霧島から来た巫女は、薄墨初美と言う名前だ』

京太郎「薄墨初美、か。なんか特徴とかは分かるか?」

須賀父『特徴か。そうだな、簡単に言えば背が低いっと言う感じだな』

京太郎「背が低いって。そいつは歳いくつだよ」

須賀父『お前より年上だぞ。高校三年らしい」

京太郎「えっ、高校三年?」

須賀父『そうだ』

京太郎「俺より年上?」

須賀父『その通りだ』

京太郎「...世の中って分かんねえ」

須賀父『何を言っているんだお前は』

須賀父『とにかく、早く家に戻るんだぞ』

京太郎「あ、あぁ、分かった」

須賀父『それじゃあ」プツ ツーツーツー

京太郎「んじゃまあ、部長に伝えに行きますか」

 ~~麻雀部室~~

  ガチャ

京太郎「すいません、ただいま戻りました」

久「あら、もう電話は終わったの?」

京太郎「はい、終わりました」

久「そう、それじゃあ須賀くんが戻ってきたところで部活を始めましょうか」

優希「おう、待ちくたびれたじぇ!」

京太郎「あ、それなんですが部長」

久「えっ、どうしたの?」

京太郎「すいませんが、ちょっと家族に呼び出しがかかって家に戻らないといけなんです」

久「あら、そうなの?」

京太郎「はい。すいませんが、今日は部活を休んでしまいそうなのですが、宜しいでしょうか?」

久「う~ん、そうね」

咲「京ちゃん、おじさんとおばさんに何かあったの?」

京太郎「いや、俺にも分からないんだ。ちょっと家に戻って来いって言われたから」

久「須賀くんの親御さんが呼びだしたんだから。うん、そうね」

久「須賀くん、今日の部活を休むことを許すわ」

京太郎「本当ですか、部長!ありがとうございます」ペコリ

久「良いのよ、気にしないで」

久「それより、早く家に戻った方が良いんじゃない?」

京太郎「それもそうですね、じゃあ俺はこれで」タッタッタ

まこ「親御さんに何もないとええの」

京太郎「え、ええまあ」

和「須賀くん、急いで車にはねられないようにしてくださいね」

京太郎「ぶ、物騒な事言うなよ」

優希「京太郎、明日はタコスを頼むぞ!」

京太郎「それは自分で買え」

咲「京ちゃん、気を付けてね」

京太郎「おう、分かってるって」

京太郎「それじゃあ、また明日です」タッタッタ


京太郎「人はいないな、よし」カチャ

京太郎「そんじゃま、学生に見られないようにと薄墨初美さんにみつからないようにしないと」

スサノオ『おい、京太郎』

京太郎「スサノオさん、どうしたんですか?」

スサノオ『今回は俺も手助けしてやる。霧島の巫女に見つからないようにサポートしてやる』

京太郎「本当ですか?助かります!」

スサノオ『ふん、ほら、さっさと行け』

京太郎「はい!」タッタッタ

 ~~校門前~~

京太郎「ふう、まだ部活中で助かった。あんまり人に会わなくて良かった」

スサノオ『何を言っている。寧ろこれはまだ第一にすぎん』

スサノオ『むしろここから本番だろう』

京太郎「確かにそうですね。それじゃあ、ここからサポートお願いします」テクテク

スサノオ『見つけたら、言ってやる』


京太郎「今のところはそれらしい人はいませんか?」テクテク

スサノオ『今のところは』

京太郎「一応ここら辺は、隠れるところもありますから助かりますね」

スサノオ『何を呑気な事を―――』

スサノオ『むっ!』

京太郎「スサノオさん?」

スサノオ『京太郎、隠れろ!』

京太郎「えっ、一体何を?」

スサノオ『良いから早く!』

京太郎「は、はい!」ササ

京太郎「どうしたんですか、スサノオさん?」

スサノオ『京太郎、体が見えないように顔少し出して前をみろ』

京太郎「はあ、分かりました」

京太郎「え~と」ソロソロ

京太郎「!!」

初美「ふむふむ、もう少しのようですねー」

京太郎「み、巫女服を着て背が低い特徴、もしかして」

スサノオ『あぁ、あれが霧島から来た巫女の薄墨初美だろう』

京太郎「ま、まさかこんなに早く遭遇しちゃうなんて」

スサノオ『とにかく、相手に気付かれないようにするんだぞ』

京太郎「はい」

初美「え~と、うん?」

スサノオ『まずい。京太郎、隠れろ」

京太郎「はい!」

初美「なんでしょう?何か感じるんですがー」

京太郎(頼む、気付かないでくれ!)

 初美さんの行動選択

1.初美さんに気付かれる

2.気のせいだと思い目的地向かった

3.その場でじっとしている

↓3

初美「う~ん、なんでしょうねー」

初美「まあ、気のせいでしょう。えっと、地図はどこでしたっけ?」ゴソゴソ

京太郎(良かった~、気付かれなくって)

京太郎「でも状況は変わってない。あの薄墨さんが何処行かない限りは」

初美「今いるところがここですから~」

京太郎(まだかよ~)

初美「それにしても少しのどが渇きましたねー」

京太郎(しめた!これでどこかに!)

初美「さっき買っておいた飲み物を飲みましょうか」プシュ

京太郎(だあ~)

初美「ごくごく。はあ~、生き返りますー」

京太郎(これ、いつまで続くんだ?)

初美『さてさて、続きをっと」

 ~~それから10分後~~

初美「道は分かりました。それじゃあ、また歩き始めましょう」テクテク

初美「それにしても、さっきの変な感じはなんだったんでしょうか?」テクテク


京太郎「はあ~、やっといなくなった」

スサノオ『あぁ、一時はどうなる事だと思ったな』

京太郎「でも、これで安心して家に戻れますね」

スサノオ『そう思うならさっさと行け』

京太郎「わかってますよ。そんじゃあ俺も行きますか」スク テクテク

京太郎「これ以上は何もないよな。うん?」

スサノオ『どうかしたか?』

京太郎「これは、犬のキーホルダーか?しかも可愛いな」

スサノオ『千切れて落ちたようだな』

京太郎「そうみたいですね。どうしましょう?」

スサノオ『何処か分かりやすいとこに置いた方が良いんじゃあないか?』

京太郎「それもそうですね、ってあれ?」

スサノオ『今度はどうした?』

京太郎「いえ、あれ」

??「う~、どこっすか?私の犬のキーホルダー」キョロキョロ

京太郎「もしかしてあの子のかな?」

スサノオ『犬のキーホルダーと言っているのだからそうだろ』

京太郎「それにしてもあの女の子、すばらな胸をしてるな」キリ

スサノオ『馬鹿な事言ってないで、渡して来い』

京太郎「言われなくて~。ふんふ~ん」

スサノオ『はあ~、この胸馬鹿め』


??「偶々ここら辺に用事があって帰りにキーホルダーを無くすなんて災難っす」

京太郎「あの~」

??「へっ?」

京太郎「もしかして、この犬のキーホルダーって君の?」

??「あ~!確かにこれは私のっす!ありがとうございます」

京太郎「そっか、良かった」

??「良かったっす。見つからないとどうなる事かと」

京太郎「それにしても、可愛い犬のキーホルダーですね」

??「あなたもそう思うっすか?私も気に入ってるんすよ~」

京太郎「ハハハ、俺がすぐ見つけて正解だったみたいだな」

??「はい、ありがとうっす!」ペコリ

京太郎(あ、ちょっと揺れた)

??「えへへ。...あれ?」

京太郎「うん?」

??(今になって気付いたっすけど)

??「あ、あの!」

京太郎「はい?」

??「変な事を聞くっすけど、あたしの姿が見えるんすか?」

京太郎「へっ?俺にははっきり見えてるけど?」

??「....」

京太郎「あ、あの」

??「ええええ!?何で私の姿が見えるんすか~!!」タッタッタ

京太郎「あ、ちょっと!」

??「うわ~~~!!」タッタッタ

京太郎「行っちゃった」

スサノオ『なんだ、今の少女は』

京太郎「さあ?」

京太郎「あ...」

スサノオ『どうした?』

京太郎「そういえば、名前を聞くの忘れてた」

 京太郎は謎の少女と出会った

 ~~須賀家~~

京太郎「ただいま~」

須賀母「お帰り、京太郎」

須賀母「どうだった?ちゃんと見つからなかった?」

京太郎「いや、ちょっとそうぐうしそうになってさ」

須賀母「ええ!?大丈夫なの!?」

京太郎「大丈夫だよ。見つかりそうになったけど隠れて何とか気付かれずに済んだよ」

須賀母「そうなの?ならいいんだけど」

京太郎「それで、まだいるの?」

須賀母「うん、まだいるみたい。あの人からもういなくなったって言う情報は来てないわ」

京太郎「じゃあまだ待機だな」

須賀母「あ、ちゃんと部活の方には休むって言ったの?」

京太郎「ちゃんと言ってあるから」

須賀母「良かったわ。部長さんが、すぐ理解してくれて」

須賀母「とりあえず、京太郎は部屋でじっとしておいてね」

京太郎「へいへい」

 ~~それから2時間後~~

須賀父「ただいま、今帰ったぞ」

須賀母「あら、あなたお帰りなさい」

京太郎「おかえり。それでもういなくなったのか?」

須賀父「あぁ、もう霧島の巫女はいなくなったと帰っている時に連絡があった」

京太郎「そっか、ふう~」

須賀母「これで一安心ね」

須賀父「だが、またこっちに来るらしい」

京太郎「えっ、それってほんとなのかよ」

須賀母「またこの長野に来るの?」

須賀父「あぁ、今度は誰が来るとは言ってないがな」

京太郎「またか。部活中は嫌だな」

須賀母「私もあんまり緊張すること嫌なのよね」

須賀父「だから、地主にはなるべく早く言うように言っておいた」

須賀父「今度は早く連絡をするから安心してくれ」

京太郎「あぁ、そうしてくれると助かる」

須賀母「それじゃあ皆がそろった事だし、ご飯作るから二人は寛いでて」

京太郎・父「は~い」

~~そして更に数時間後~~

三人「ご馳走様でした」

京太郎「うんじゃま、また見回りしてくる」

須賀母「気を付けてね」

須賀父「ほら、京太郎。ナイフだ」

京太郎「おう、ありがとよ、親父」

京太郎「それじゃあ、行ってきま~す」ガチャ バタン

 とある森

京太郎「この前はここで変な鬼がいたんだよな」

スサノオ『変な鬼?何だそれは?』

京太郎「そういえばスサノオさんには言ってませんでしたね」

京太郎「実はスサノオさんがいない時に、子供の鬼の子と背は低かったけどお姉さんみたいな鬼の女の人が来たんです」

スサノオ『ほぉう、そんな鬼が』

京太郎「まあ、その二人とも、とてもすばらな胸をしていましたが」

スサノオ『....お前は何故そこまで胸が好きなんだ?』

京太郎「好きなものに理由はありません!」

京太郎「死ぬなら、胸に抱かれて死にます!」

スサノオ『あほか』

 ガサガサ

京太郎「なんだ?」ジャキン

スサノオ『何かいるな』

京太郎「ええ、俺も何か感じます」

スサノオ『周りをよく見ろ』

京太郎「分かってますよ」

 行動選択

1.林から飛び出る

2.風の音

3.音がなくなってその後

 ↓3

 ガサガサ

スサノオ『京太郎、あそこだ!』

京太郎「分かりました!どうりゃあ~!」タッタッタ ブン

??「おっと」ピョン

京太郎「早い」

??「もうなんやねん。ウチが知らんとこに来て迷ってるのをええことに切りかかって来るなんて」

京太郎「えっ?この声、咲なのか?」

京太郎「いや、咲はこんなに運動神経は良くないし」

??「サキ?うちはそんな名前とちゃうで?」

京太郎「と、とにかく出て来い!姿を現せ!」

??「そない叫ばんでも出て来てやるわ」テクテク

京太郎「えっ?」

??「ほら、これで満足か?」

京太郎「キツネ?ってうわ!あ、あんた、なんて格好してんだよ!///」メカクシ

??「おおう?何なあんた、照れてるんか?よく見たらあんた団長と歳ちかそうやな」

??「うりうり、そんな目隠さんでええやないの」

京太郎「やめろよ!///と言うかあんたなんなんだよ!」

ユエル「ウチか?うちの名前はユエルて言うんよ」

 
 ~~鹿児島~~

初美「ただいま戻りましたよ」

??「お帰りなさい、お勤めお疲れ様です」

??「お疲れ...」ポリポリ

??「こら、黒糖食べない」

??「おかえりなさい、どうだった?」

初美「ちゃんと渡す物とご挨拶をしましたよ、霞ちゃん」

霞「そう、なら良かったわ」

初美「そういえば、神社に着く前に少し変な感じを感じました」

霞「変な感じ?」

初美「なんと言いますか、姫様と同じような感じをしたような人が」

小蒔「私と同じ感じ、ですか?」

 というわけで、今日はここまでにします。いや~、こんなに書けるとなんだか達成感がありますね~
というわけで、永水の皆さんには気づかずにいられましたが、小蒔さんに似たっと言う雰囲気の人物までと言う感じです
グラブルのユエルは好きっというのもありますが、ぶっちゃけ声優ネタです。でもこのユエル、咲世界で何かするみたいです

そんじゃあまたお会いしましょう。安価に協力してくださった皆様、ありがとうございました

 どうも皆さん、お久しぶりです。書く内容が固まったので書くのを再開します。今回も安価は使います
えっと、人はいますか?

取りあえず、人はいるみたいなので再開しま~す

 ~~場所は戻り長野へ~~

京太郎「えっと、ユエルさん?」

ユエル「なんや?」

京太郎「質問とかしてもいいですか?」

ユエル「構わへんで」

京太郎「えっと、ユエルさんはどうやってここに来たんですか?」

ユエル「う~ん、どうやって言われてもウチは適当に歩いて散歩してたら知らん間にここに来てたんよ」

京太郎「散歩?こんな夜にですか?」

ユエル「ウチもびっくりしたんよ。ウチのおったところは昼やったのにここは夜で驚いたわ」

京太郎「昼だった。つまりユエルさんは異世界の人って事になりますね」

ユエル「ウチからしたらあんたも異世界の住人やで」

京太郎「う~ん。ユエルさん、ちょっと待ててもらえますか?」

ユエル「構わへんよ」


京太郎「スサノオさん、どうしましょうか?」

スサノオ『どうするも何も、この森のどこかに異世界の扉があるのだろう。それを探すしかあるまい』

京太郎「やっぱりそうなりますよね。と言うか、本当に異世界ていうもんがあったですね」

スサノオ『この世界には分からない事はたくさんある。意識して仕方あるまい」

京太郎「ですよね。現に俺も不思議な事をしてますし」

京太郎「ユエルさん、ちょっといいですか?」

ユエル「はいはい、どないしたん?」

京太郎「恐らくなんですけど、この森のどこかにユエルさんの元の世界の扉があると思うんですよ」

ユエル「扉か。まあそれで来たんやったらきっとあるやろうな」

京太郎「とりあえずその扉を探しましょう。俺も関わった以上、お助けしますので」

ユエル「ほんまか!?ありがとうな!」ギュウ

京太郎「うわ~!?ちょっと、抱き着かないでください!!///」

ユエル「別にええやないの」

京太郎「と、とにかく離れてください!」

ユエル「はいはい」パッ

京太郎「はあ、はあ。色々と危なかった」

ユエル「自分、結構初心やな」

京太郎「ほっといてください!」

京太郎「とにかく、行きますよ」テクテク

ユエル「りょうか~い」テクテク

京太郎「う~ん、見つかりませんね」

京太郎「ユエルさん、どうですか?」

ユエル「ウチも見つからんな。どこやろう?」キョロキョロ

京太郎(スサノオさん、どうですか?)

スサノオ『いや、まだそういったものは感知できていない。だが、かなりに近くにそれに近いものを感じる』

京太郎(そうですか、分かりました)

京太郎「ユエルさん、どうやらこの近くにそれらしいものがあるそうです」

ユエル「ほんまに?と言うか、何で分かるん?」

京太郎「えっ?あ、それはなんというか、勘と言うか」

ユエル「ふ~ん。それって、嘘やろう?」

京太郎「なんでそう思うんですか?」

ユエル「だって、さっきからあんたから不思議な力が感じるし」

京太郎「...驚きましたね。これでも感じられないようにしていたんですが」

ユエル「ウチを甘く見んといてや。それくらいの不思議な力くらい感じられるわ」

ユエル「それであんたは何の力を持ってるん?」

京太郎「仕方ないですね。じゃあ話します」

 ~~数分後~~

京太郎「...というわけなんです」

ユエル「へえ~、神様を降ろして自分に憑依させれる一族で隠れ神社の末裔な~」

ユエル「あんた凄い力を持ってるんやな」

京太郎「ええ。だからこんな事が起きても驚かないんですよ」

ユエル「なるほどな、あ!」

京太郎「どうかしました?」

ユエル「そういえばあんたの名前聞いてなかったな。名前教えてもらえへんか?」

京太郎「あれ、俺言ってませんでしたっけ?」

ユエル「言うてないよ」

京太郎「じゃあ名前を言いますね。俺の名前は須賀京太郎って言います」

ユエル「キョータローか。うん、覚えたわ」

スサノオ『おい京太郎、見つけたぞ!』

京太郎「えっ、本当ですか!?」

ユエル「どないしたん?」

京太郎「扉が見つかったそうです!こっちです!」タッタッタ

ユエル「あ、待っていな!」タッタッタ

京太郎「あ、見えました!あれみたいですよ!」

ユエル「何処や?あ、ほんまや!」

京太郎「これでユエルさんの元の世界に戻れますね」

ユエル「これで安心して戻れるわ。少しの間やったけど、世話になったな」

京太郎「いえいえ、困って人を助けるのは当たり前じゃあないですか」

ユエル「フフフ、そういう所とか本間にウチの団長と似てるな」

京太郎「ユエルさんの団長?」

スサノオ『おい、なんだか様子がおかしいぞ!』

京太郎「えっ?」

ユエル「どない、って!」

京太郎「穴が小さくなってる!ユエルさん、急がないと!」

ユエル「う、うん!」タッタッタ

スサノオ『駄目だ、消える!』

 シュン

ユエル「あうち!」ズテン

京太郎「あ、穴が」

ユエル「き、消えてもうた」

京太郎・ユエル「....」

京太郎・ユエル「うわあああああああああ!!」

 二人の叫びはそれはとても大きく

咲「ふんふ~ん」

 ウワアアアアア

咲「え、何今の叫び!?」


和「ここやはり...」

 ウワアアアアア

和「えっ?なんですか!?」カチ

 ロン!

和「えっ?ああぁ、なんてミスを!!」


優希「さてさて、買い残してタコスを頂くか」

優希「いただき――」

 ウワアアアアア

優希「な、なんだ!?」


まこ「さてと牌譜の整理でも」

 ウワアアアアア

まこ「なんじゃ、今の叫びは!?」


久「さてと、髪を乾かそうかしら」

 ウワアアアアア

久「!?な、何?」

 彼らの住む地域まで聞こえたそうな

 ~~そして再び森へ~~

京太郎「ま、まじかよ」

ユエル「えっ、ちょっと!これどないなってんの!?」グイグイ

京太郎「どうしたと言われても、俺にも何が何だか」

ユエル「う、ウチ、どないしたらええの?」

京太郎「どうするも、また穴の扉が開くのを待つしか」

ユエル「それもそうやけど!ウチは何処に居たらええねん!」

京太郎「あ、そっちですか」

ユエル「はあ、これからどうしたら」グス

京太郎「スサノオさん」

スサノオ『うん?』

京太郎「このままにしておくのは可哀そうですし、ウチに連れてっても」

スサノオ『それしかあるまい』

京太郎「そうですよね、他の人に見つかられてもあれですし」

京太郎「ユエルさん!」

ユエル「ふえ、なに?」グスグス

京太郎(耳とか尻尾がしなってる)

京太郎「あ、あの、もしよかったら家に来ませんか?ずっとここにいるわけにもいきませんし」

ユエル「え、ええの?」

京太郎「はい、親には俺から説得しますんで」

ユエル「~~~!キョータロー、あんがとう!」ギュウ

京太郎「だああ!!だから抱き着くな~~!///」

 ~~時間はちょっと進んで須賀家へ~~

須賀父・母「...えっ?」

京太郎「えっと、訳があってちょっとここに泊めたいと思いまして連れてきました」

ユエル「ど、どうも、ユエルって言います」

須賀父「えっ、なんだ?彼女は妖怪なのか?」

ユエル「妖怪ってなんやねん。ウチはエルーンやで?」

須賀父「エ、エルーン?」

京太郎「えっと、このユエルさんは異世界からきて俺が偶々見つけて一緒に元に戻る扉を探して見つけたけど、運悪く扉が閉じちゃって」

須賀母「それで家に連れて来たの?」

京太郎「そういう事なんだけど、だめかな?」

須賀父「まあ確かに、このままあの森に残すのもあれだったことだし良いだろう。家に泊めてやろう」

ユエル「ほ、本間にええの!?」

須賀父「あぁ、泊まっていきなさい」

ユエル「やった~!ありがとう!」

須賀母「それにしても異世界とはね。ゲームみたいな事もあるのね」

京太郎「やっぱり母さんもそう思う?」

須賀母「それはそうよ。ところでユエルちゃん、お腹空いてない?」

ユエル「あ、そういえばちょっと減ってるような」

須賀母「ふふ、さっき作ったのが残ってるからそれを食べていいわよ」

ユエル「ほんまに!?恩にきるわ!」

 こうして、須賀家にユエルと言う異世界の住人がやって来た


須賀父「ところで京太郎、お前のとユエルと言うこの声がここまで聞こえたぞ」

京太郎「え、マジで?」

ユエル「うま~い!」

 翌日

京太郎「おはよう~」

須賀母「あら、おはよう京太郎」

京太郎「ユエルさんは?」

須賀母「まだ寝てるみたいよ」

京太郎「そっか。あれは、今日は弁当は作ってないの?」

須賀母「うん、今日はちょっとね」

京太郎「じゃあ俺が作るか」

須賀母「あ、それはしなくていいから」

京太郎「えっ、どうこと?」

須賀母「はい、これお金ね」

京太郎「食道で買えって事か?」

須賀母「それ以外ないでしょう?偶にいいじゃない」

京太郎「まあ、それでもいいけど」

須賀母「それより朝食作ったから、さっさと食べないさ」

京太郎「ほ~い」

 ~~数分後~~

京太郎「ご馳走様。それじゃあ学校行ってるわ」

須賀母「うん、気を付けてね。と言うかいい加減彼女ぐらい作って一緒に登校とかしなさいよ」

京太郎「余計なお世話だよ!じゃあ行ってきます」ガチャ

須賀母「はい、行ってらっしゃい」

 バタン

須賀母「さてと」

ユエル「ふああ~、おはようさん」

須賀母「あら、ユエルちゃん、おはよう」

ユエル「おばちゃん早いな、起きるの」

須賀母「あらそうかしら?」

ユエル「あれ?さっき此処で誰か食べてたん?」

須賀母「京太郎がさっきまで食べてたのよ」

ユエル「こんな早よな時間に!?何処に行ったん?」

須賀母「学校よ」

ユエル「学校に...」

須賀母「ユエルちゃん?」

ユエル(どないしようかな?)

 ユエルの行動選択

1.京太郎の後を付ける

2.そのまま家にいる

 ↓3 お願いします

ユエル(やっぱりちょっと気になるし、キョータローの後を追いかけよう)

ユエル「おばさん、ウチちょっとキョータローの後ついて行くわ!」

須賀母「ええ!?学校に行くの!?」

ユエル「ちょっと気になるしな!」

須賀母(どうしましょう?見つかるあれだけど、面白そうだしいいかな)

須賀母「分かったわ、行って来てもいいわよ」

ユエル「ほんまか!?それじゃあさっそく!」

須賀母「その前に朝食とか食べないと」

ユエル「おっと、そうやった。じゃあおばさん、お願いな!」

須賀母「はいはい」

 ~~数分後~~

ユエル「ごちそうさん!じゃあ行きますか!」

須賀母「あ、ちょっと待ってユエルちゃん!」

ユエル「どないしたん、おばさん?」

須賀母「その格好だと目立っちゃうから、これを着て行ってちょうだい」

ユエル「この格好、目立つかな?」

須賀母「多分目立つわ。窮屈かもしれないけど、これを着て行って」

ユエル「おばさんが言うならそうするわ。でもうちスカートなんて着るの初めてや」ゴソゴソ

ユエル「これでええ?」

須賀母「ばっちりよ、さあ行ってらっしゃい!」

ユエル「ほな、行って参ります!」タッタッタ

須賀母「ふふ、面白くなりそう」

 ~~清澄高校~~

   旧館所

京太郎「えっと、誰もいないな」キョロキョロ

京太郎「今日もいつものところに刀を置いてっと」ゴトン

京太郎「さてと、教室に行くか」

 ペタペタ

京太郎「!?何だ、足音!?」

京太郎「何でこんな時間に!?」

 ペタペタ

京太郎「音が近づいてきた」

京太郎「仕方がない!」

京太郎「誰だ!」バッ

ユエル「うわ!びっくりした!」

京太郎「へっ?ユエル...さん?」

ユエル「もう、いきなり出てこんといてぇな。驚くやない」

京太郎「えっ?」

ユエル「それよりキョータロー、おはようさん」

京太郎「あ、おはようございます。じゃなくて!」

京太郎「何で学校に来てるんですか!?」

ユエル「そないな大声出さんでも。それにウチはちょっと興味があったや」

京太郎「興味?」

ユエル「普段のキョータローがどんなことしてるんかなって」

京太郎「そんなために?」

ユエル「そんなためって失礼やな」

京太郎「ところで、その。その格好はどうしたんですか?」

ユエル「あ、これか?キョータローのおばさんが目立つからこれを着て行きって」

京太郎(母さんか、出したのは)

ユエル「どうや、似合ってる?」

京太郎「まあ、似合ってると思います」

ユエル「ほんまか?ありがとう!」

京太郎「とにかく、ユエルさんはここで隠れて行ってください。一応午前は誰もここには来ないのでじっとしておいてください」

ユエル「え~」

京太郎「え~じゃあありません!お昼になったら何か持ってきてあげますから」

京太郎「ええ、本当です。だから大人しくしておいてください」

ユエル「分かったわ」

京太郎「じゃあ俺は教室に行きますんで、おとなしくしてくださいよ」テクテク

ユエル「ほ~い、いってらっしゃ~い」」

 ~~そして教室~~

京太郎「はあ~」

咲「おはよう京ちゃん、なんだか元気ないね?」

京太郎「あ、ユエじゃなかった、咲か。おはよう」

咲「ゆえ?まあいいや。それより京ちゃん、昨日夜に大きな叫び声がしたんだけど京ちゃん知ってた?」

京太郎「昨日?あ、それって」

咲「何か知ってるの?」

京太郎「い、いや、その時俺多分寝てたわ」

咲「そうなんだ。あ、それでおじさんとおばさんはどうだった?なんともなかった?」

京太郎「あぁ、なんともなかったぞ。ちょっとした家族会議的な事を話すために来いって連絡だったよ」

咲「そうだったんだ」

京太郎「まあ、今日も一日頑張るか」

咲「うん、頑張ろうね」

京太郎(さて、ユエルさんの事は気になるが、あそこまで念をしておいたんだ。多分出てこないだろう)

京太郎(それより一限目の授業どうするかな~)

京太郎(一限目は現国か、どうしよう)

 行動選択

1.眠気に負ける

2.普通に受ける

3.授業を受けてる最中にユエルが歩いてるのを発見

 ↓2 お願いします

すいません、眠気に負けました。こんな時間みてるか分かりませんが続けます

京太郎「まあ、取り敢えず受けとくか」

 ~~30本後~~

教師「...ここの文法を考えるからに」

京太郎「...日差しが暖かいな。つい寝ちまいそうだぞ」

京太郎「はあ~、うん?」

ユエル「....」校舎をトコトコ

京太郎(何出て来てんだ、あの人!!)

京太郎「先生、ちょっとすいません!」

教師「あ、どうした須賀?」

京太郎「ちょっと、腹が痛くなったんでトイレにいってもいいすっか!?」

教師「あ、ああ、行ってもいいぞ」

京太郎「すいません、では」ダッ

咲「きょ、京ちゃん!?」

京太郎「うおおおおお!」タッタッタ

 ~~校舎~~

ユエル「ほえ~、ここがキョータローの受けてる学校か」テクテク

??「こらあああ!?」ダダダ

ユエル「うん、なんや?」

京太郎「ちょっとあんた来い!」グイ ダダダ

ユエル「うわ、引っ張らんといて!」

 旧館所

京太郎「で、何で出て来たんですか?」ゴゴゴ

ユエル「アハハ、キョ、キョータロー、顔が怖いで~」

京太郎「答えろ」

ユエル「ひぃ!?は、はい」

ユエル「ちょっと気晴らしに外の空気でも吸おうかなって」

京太郎「俺言いましたよね?なるべくここから出ないでくださいって」

京太郎「偶々人がいなかったか良いものを、見つかったら大騒ぎですよ」

ユエル「そんな大騒ぎになるかな?」

京太郎「なります!」

京太郎「とにかく、出るしてもここの周りにしてください」

ユエル「分かった」

京太郎「今度見つけたら、承知しませんからね?」ゴゴゴ

ユエル「わ、分かったからそないな怖い顔せんといてぇな!」

 ~~そして教室へ~~

 ガラガラ

京太郎「す、すいません、戻りました」

教師「お~う、さっさと席につけよ」

京太郎「はあ、もう」

咲「京ちゃん、大丈夫なの?」

京太郎「何が?」

咲「いや、戻って来るの遅かったから」

京太郎「お前じゃあないんだからトイレで迷わないねえよ」

咲「ま、迷わないもん!」

教師「コラァ、静かにしろ宮永~」

咲「あ、すいません」

 アハハハ

咲「は、恥ずかしい」

京太郎「何してんだか」
 
京太郎(ユエルさん、おとなしくしてんのかな?)

~~一方その頃~~

ユエル「う~ん、どないしようかな?」

ユエル「キョータローにはここら辺の周りにいるようにって言われてしもうたしな~」

ユエル「うん?これってなんや?」カチャ

ユエル「キョータローの奴かな?うお、これ刀やん!」

ユエル「へえ~、なかなかええ刀してるやん」

ユエル「まあ、こないなもん常に持って隠してお勤めんときにやるやろうしな」

ユエル「元に戻してこうっと」ゴソゴソ


ユエル「さてと、外には出てみたけどこの上ってどうなってるやろうか?」

ユエル「これくらいな高さなら登れるわ、それ!」タッタッタ

ユエル「ホット。おお~なかなかええ眺めやん!」

ユエル「お、椅子があるわ。これで寛いでこうっと」

ユエル「う~ん、日差しもええしちょいと寝ようかな~」

ユエル「ふああ~、お休み~」

 割かし寛いで楽しんでいたユエルであった

 ~~昼休み~~

京太郎「さて、昼休みだ」

京太郎「母さんから食堂で何か食って来いって言われたけどユエルさんが来たからな」

京太郎「仕方がない、咲に頼もうと思ったレディースランチは諦めるか」

京太郎「おばちゃん、そのパンとタコス二つね」

「はいよ~」

 旧館所

京太郎「ユエルさん、お昼持ってきましたよ」

ユエル「お、やっと昼か。待っといたで!」

京太郎「ちゃんとここで大人しくしてましたか?」

ユエル「してたわ失礼な。ここの上に登って椅子に座って少し寝てたわ」

京太郎「へえ~、そうですか。登って...って登って!?」

京太郎「この上に上ったんですか!?そんな恰好で!?」

ユエル「そやで?ちょっと動きにくかったけど普通にいけたで」

京太郎「ユエルさんって、身体能力高いですね」

ユエル「そうか?まあ、ありがとさん」

 コツコツ

ユエル「うん?なんか誰か来たで」

京太郎「な、なに!?」

 コツコツ

ユエル「結構近くまで来とるな」

京太郎「ちょっとここで隠れててください。俺ちょっと見てきますんで!」ガチャ

ユエル「あ、うん」

京太郎「一体誰が来たんだ?」

 人物選択

旧館所に来たのは誰?

 ↓3  お願いします

和と遭遇

和「あれ、須賀くん?」

京太郎「えっ、和?どうしてここに?」

和「私は部室で食べようかと思いまして」

京太郎「あ、そうだったのか」

和「そういう須賀くんはどうして此処に?」

京太郎「えっ?あぁ~、俺はだな」

ユエル『へ、へクチ!』

和「あれ?今誰かの声がしたような」

京太郎「気、気のせいだと思うぜ!ここには俺と和しかいなしさ!」

和「そう、でしょうか?」

京太郎「きっとそうだよ」

京太郎(ユエルさ~ん!)

ユエル(ごめん、ほこりが鼻に)

京太郎「あれ?でも部室に行くにして鍵がなかったら」

和「あ、それなら部長に鍵を預かりました」

京太郎「あ、そうなんだ」

和「ここでずっといるのもあれですし、須賀くんもどうですか?」

京太郎「あ、あぁ、俺ももう少ししたらいかせてもらうよ」

和「分かりました。それじゃあ先に行ってますね」テクテク

京太郎「おう、待っててくれ」フリフリ

 ガチャ

京太郎「ちょっとユエルさん、何くしゃみとかしてるんですか!?」

ユエル「しょうがないやん!ウチかてしたくてしたくてしたんとちゃうんやから!」

京太郎「それはそうですけど」

ユエル「それよりさっきの子は誰なん?」

京太郎「俺と同じ部活の仲間ですよ」

ユエル「ふ~ん、そうなんや」

京太郎「とりあえず、昼飯はここに置いていきますんでまた大人しくしておいてくださいね」

ユエル「はいはい、分かってますよ」

京太郎「それじゃあ」テクテク

 無事にばれずにすみました

ユエル「なんやろうか、これ?とりあえず食ってみよう」パク

ユエル「...」タコスモグモグ

ユエル「う、うんま~い!」


和「今の声は宮永さん?」

京太郎「違うんじゃあないか!?あいつはここにはいなかったし」

和「そう、ですよね。じゃあ今のは」

京太郎(もう~、ユエルさんてば~)

 ...大丈夫だろうか?

 ~~そして時間は放課後へ~~

京太郎「くう~、掃除が終わった終わった」

京太郎「そんじゃまあ、部室に行きますか」

咲「京ちゃん、一緒に行こう」

京太郎「はいはいっと」

 麻雀部

京太郎「こんにちは~」

咲「すいません、掃除当番で遅れました」

久「二人ともいらっしゃい。貴方達で最後よ」

優希「おう、咲ちゃんに京太郎!遅かったな!」

和「宮永さんに須賀くん、こんにちは」

まこ「おう、二人とも掃除お疲れさん」

京太郎「あれ?まだ部活始めてないんですか?」

咲「あ、そういえば」

久「実は今からちょっと伝えたい事があって、貴方達を待ってたのよ」

京太郎・咲「俺(私)たちを?」

久「そう。これを発表するためにね!」バーン

一同「二泊三日の強化合宿!?」

久「そう!もう少しで長野の代表を決める地区予選が始まるからそれに向けての強化合宿ってわけ」

優希「おお~、なんだか燃えてきたじぇ!」

和「いよいよなんですね」ギュウ

まこ「して場所は何処じゃ?」

久「ちょっとここから離れた場所に合宿所があるの。そこには温泉もあるのよ」

咲「お、温泉も」

和「予算とは大丈夫なんですか?」

久「大丈夫よ、ちゃんと値段交渉もしてあるからばっちりよ」

久「まあでも、ちょっと自分たちでしないといけない事もあるけど」

一同「自分たちですること?」

久「そのね、安くは出来たけど食事を自炊でやらないといけないのよ」

優希「じ、自炊!?」

京太郎「...それくらい大丈夫ですよ?」

咲「えっ、京ちゃん?」

京太郎「それくらいの雑用任せてください!料理するの得意なんで!」ポン

和「あ、それなら私もしますよ?これでも料理とかも出来ますし」

咲「わ、私も手伝うよ、京ちゃん!」

まこ「まあそこら辺は、当番で決めたらどうじゃあ?その方が効率もいいしのぉ」

久「まこの言うとおり。そこら辺は当番で決めましょう」

一同「は~い」

優希「うぐ。合宿は楽しみだけど、料理は無理だじょ」

京太郎「まあお前は食べるの専門だからかな」

優希「その通りだじぇ!」

咲「ま、まあ、もし同じ当番になったら教えてあげるから」

和「そうですよ。優希もそう言わずに」

優希「ぐう~、分かったじょ」

京太郎「しかし、和は料理できそうなのは分かるけど、咲とかもポンコツなくせに料理は普通に出来るよな」

咲「ぽ、ポンコツのなのは余計だよ!私だって女の子なんだからそれくらい出来るよ!」

京太郎「ヘイヘイ、そう怒んなって」ナデナデ

咲「ちょっ、撫でないでよ京ちゃん!」

京太郎「まあ、誰になってもその時はよろしくな」

和「はい、よろしくおねがします」

咲「うん、よろしく」

優希「おう、全部任すじぇ京太郎!」

京太郎「お前もやれ!」グリグリ

優希「いたたた!グリグリやめろ~!」

 ピキーン

京太郎(クッ、この感じ!)

和「須賀くん?」

優希「京太郎、どうしたんだ?」

京太郎「悪い、ちょっと間だけ向けます!」タッタッタ

久「あ、須賀くん!?」

咲「京ちゃん...」

まこ「どうしたんじゃ?」

和「わ、分かりません。でも鞄はおいてあるので戻って来るかと」

久「そう、なら良いんだけど...」

咲(さっきの京ちゃん、なんだか雰囲気が変わったような)

 
京太郎「はあはあ」タッタッタ

ユエル「あんたも感じたんか、キョータロー」

京太郎「ユエルさん!もしかしてユエルさんも?」

ユエル「ウチも感じたわ。なんか嫌な気配がしてたからな」

ユエル「それより、ほれ」

京太郎「おっと。俺の刀」

ユエル「ウチも手伝うで。世話になる分、あんたの手助けしてやるわ」

京太郎「ユエルさん...。分かりました、じゃあお願いします」

ユエル「うし!任せとき!」

京太郎「それじゃあ行きますよ、ユエルさん!」タッタッタ

ユエル「了解や!」タッタッタ

 というわけで、書くところはここまででした。寝落ちしてすいませんでした

さて、嫌な気配を感じた京太郎とユエル。二人が感じた者とは一体!?そして清澄高校の強化合宿!今後どうなるのか!?
まあそれは、発想の神様が降りて来たから書きますので。では皆さん、またお会いしましょう!
安価に協力していただいてありがとうございました

修正

×京太郎「悪い、ちょっと間だけ向けます!」タッタッタ

〇京太郎「悪い、ちょっと間だけ抜けます!」タッタッタ

打ちミスです、すいません

こんにちは、皆さん。発想の神様が来てくれたので今から書こうと思います。

人はいますか?

 安価は使いますよ

 えっと、始めてもO~Kですか?

それじゃあ、始めますね!

 ボロ屋

 ザザ

京太郎「ここですね、嫌な気配を感じるのは」

ユエル「そうやな。ここで間違えないわ。さっきから、ピリピリするわ」

京太郎「じゃあ行きますけど、準備は良いですか?」

ユエル「いつでもいけるで」

京太郎「それじゃあ、行きますよ!」バン

地縛霊「た、助けて~!」

悪霊1「あぁ?人間か~?」

悪霊2「わざわざ取りつかれにきやがったのか~?」

京太郎「くっ、こいつら」

ユエル「腐った人間がそのまんま幽霊になって弱い幽霊を苛めてるってわけ」

スサノオ『ふん、虫唾が走るな』

京太郎「ですね。それじゃあ、とっとと倒してしまいましょうか!」シャキン

ユエル「それにはうちも賛成やな!」ボウ

悪霊1「人間が俺達の楽しみを奪うんじゃあね!」

悪霊2「死ねや~!」

京太郎「スサノオさん!」

スサノオ『ふん、体を借りるぞ』

京太郎「...」

悪霊1「何寝てんだ、バカか!?死んじまえ~!」

 グサ

悪霊1「ぐはっ。な、なに!?」

京太郎(スサノオ)「誰に死ねって言ってんだ?」

悪霊1「て、てめえええ!」

京太郎(スサノオ)「消えろ、雑魚め」ザン

悪霊1「うわあああああ!!」

悪霊2「あ、相棒!」

ユエル「何目を逸らしてるんや?」

ユエル「あんたの相手はウチやで!」

悪霊2「しまっ」

ユエル「うりゃああ!」

悪霊2「ぐわああああ!」バタン

ユエル「へへっ、チョロいもんやな」

ユエル「終わったで、キョータロー」

京太郎(スサノオ)「そうか。まあ俺は京太郎じゃあないがな」

ユエル「うん?確かに雰囲気がちゃうな」

ユエル「あんたがキョータローが言ってた神様なんか?」

京太郎(スサノオ)「あぁ、体はこいつのだが、今動かしてるのはこのスサノオだがな」

ユエル「実際に見るとなんか面白いな」

悪霊2「て、てっめええ!」

ユエル「なに!?まだ生きてたんか!?」

悪霊2「仕返しだ~!」

ユエル(しもうた!攻撃するタイミングが!)

 ユエルの状態

1.スサノオが助けて無事

2.少し怪我して反撃成功

3.何とか避けれてスサノオとユエルのダブル攻撃

 ↓2 お願いします

悪霊2「おりゃああ~!」

ユエル「わっと!」スカ

悪霊2「何に!?」

京太郎(スサノオ)「おいキツネ娘、俺に合わせろ」

ユエル「いきなりかいな!」

京太郎(スサノオ)「言うとおりにしろ!」ダッ

ユエル「そんなん言わんでもわかってる」ダッ

ユエル「さっきは良くもしてくれたな、御返しや!」ボウ

悪霊2「ああああ!!」

京太郎(スサノオ)「お前も仲間と一緒に消えろ」ザン

悪霊2「ち、畜生」ポワワ

ユエル「ふう、終わったみたいやな」

京太郎(スサノオ)「ふん、油断をするな、バカめ」

ユエル「馬鹿ってなんやなん!周りが燃えへんように火加減間違えただけや」

京太郎(スサノオ)「ふん、どうだかな。俺は戻るぞ」シュン

ユエル「なんやねん、あいつ」

京太郎「ふう、何とか無事に終わりましたね」

ユエル「キョータロー、なんやのあいつ。めっちゃ、ウチに対してきついんやけど」

京太郎「まあそう言わないでください。スサノオさんは厳しい人ですから」

ユエル「ふん、どうだかな」

京太郎「まあ取り敢えず」テクテク

京太郎「大丈夫かい?怖かったね」

地縛霊「お、お兄ちゃん、ありがとう」メソメソ

ユエル「子供のお化け化か」

京太郎「良いんだよ、お兄ちゃんたちは嫌な気配がしてあの悪霊を倒しに来たんだよ」

京太郎「それより、君はどうしてこんな所に?」

地縛霊「ちょっと、お散歩してたらさっきの人達に」

ユエル「幽霊も散歩するんやな」

地縛霊「し、死んでてもするよ!」

ユエル「うわ!聞こえてたんかい」

京太郎「そうだったんだ。じゃあこれからは気を付けて散歩するんだよ?また悪い幽霊に見つからないように」

地縛霊「うん!」

京太郎「それから何か困ったことがあったら俺のとこに来るといいからね」

地縛霊「うん、わかった!それじゃあね、お兄ちゃんにお姉ちゃん!」フヨフヨ

京太郎「さてと、戻りますか」

ユエル「キョータロー、改めてあんたってすごいんやな!」

京太郎「えっ、そうですか?」

ユエル「うん、ウチには分かるで。あんた、そうとう修行とかしたやろう?」

京太郎「まあそうですね。親父に色々とされましたよ、今でも偶にされますけど」

ユエル「それにして幽霊にもいろんな種類がいるんやな」

京太郎「結構変わった幽霊とかいますよ?さっきみたいな成仏しないでウロウロするのが好きとか成仏をお願いされたりとか」

ユエル「ふ~ん、人間とそんな大差変わらんな~」

京太郎「とりあえず、ユエルさんは家にも戻っておいてください」

ユエル「え~」

京太郎「え~じゃあありません。偶にバレそうになったので大人しく家に居てください」

ユエル「ぶ~、仕方ないな。キョータローの言う事を聞いてやるわ」

京太郎「分かってくれてありがたいです。それじゃあ人に見つからないように気を付けて帰ってくださいね」

ユエル「分かってるって。それじゃあ先に戻っとくで」タッタッタ

京太郎「さてと、俺も学校に戻るか」タッタッタ

 ~~そして再び部室へ~~

京太郎「すいません、ただいま戻りました!」

久「ちょっと須賀くん、一体どこに行ってたのよ?」

まこ「急に走り出して、驚いたぞ」

京太郎「いや実はなんと言いますか~」

優希「もしかしてトイレに行ってたのか?」

京太郎「そ、そうなんですよ!急に腹が痛くなって我慢できなくなってしまって」

久「そ、そうなの?お腹とかは大丈夫なの?」

京太郎「え、ええ。いや~、俺にしては油断しましたよ」

久「まあなんともないならそれでいいけど」

まこ「これからには気を付けるんじゃぞ」

京太郎「は、はい、分かりました」

咲「もう~、心配したんだからね」

京太郎「ははは、すまんすまん」

優希「まあ、特に何もなくて良かったじぇ」

優希「よし、早速あたしにタコスを買ってきてくれだじぇ!」

京太郎「帰って来た人間を早々こき使ってんじゃあねえよ」グリグリ

優希「ぐわ~、二回目はやめろ~!」

久「さて、それじゃあ改めて部活を再開しますか」

優希「いてて。よ~し、それじゃあ特訓だじぇ!」

咲「じゃああたしが入るよ」

まこ「じゃあわしも入れさせてもらおうかな」

和「私は後でいいですので、部長がどうぞ」

久「そう?じゃあお言葉に甘えるわ」


京太郎「さてさて、俺はどうしようかな?」

 行動選択

1.雑用or差し入れ作り

2.ネトマで軽く特訓

 ↓2 お願いします

京太郎「うし、今日はネトマで特訓でもするか!」

京太郎「パソコン、ちょっと使いますね!」

久「うん、いいわよ!」

和「須賀くん、私はその後でいいですか?」

京太郎「おう、分かった」

 ~~数分後~~

京太郎(う~、やばいな。今のところ落ちてはいないが相変わらず最下位だな)

京太郎(しかももう南場だしな。どうしたもんか)

スサノオ『なんだ、負けそうなのか?』

京太郎(あ、スサノオさん。まあそうですね、一応安いですけど点数は取ってるんですけど)

スサノオ『うん?確かにこれはピンチかもしれないな』

京太郎(ええ、どうしたもんか)

スサノオ『...少しお前と変わっていいか?』

京太郎(えっ、いいですけど。どうして?)

スサノオ『久々にしたくなった、変われ』

京太郎(は、はい、分かりました)

京太郎「...zzz」

和「須賀くん?」

和(もしかして寝てる?)

咲「う~ん、いらないのが来るな」

京太郎「...うっ」パチ

和「あ、起きました」

京太郎(スサノオ)「さてと...」

京太郎(スサノオ)「久々に楽しむか!」ゴッ

和「す、須賀くんの雰囲気が変わった!?」

一同「」ゾク

久(な、何この感じ?)

まこ(なんか、重いぞ?)

優希(なんだ、これ?)

咲(この感じ、お姉ちゃんと同じ位する)

咲「一体だ彼が?」チラ

京太郎(スサノオ)「....」ゴゴゴ

咲「きょ、京ちゃん?」

 すいません、目が限界なので明日にします。明日も安価を使うのでお願いします。
すいません、お休みなさいです。ガク

 再びこんにちは、昨日は眠気に負けてすいませんでした。昨日の予告通り、安価は使いますのでよろしくお願いします
では始めますね

京太郎(スサノオ)「さっさと終わらせるか」カチ

和(な、なんですか、この威圧は!?普段の須賀くんとはまるで...)

まこ(まだ重いぞ!牌が置くのが思いのうまくいかん)ポン

久(な、なんなのよこれ!)ポン

咲(本当にこれ、京ちゃんか出てるの?)ポン

京太郎(スサノオ)「ふん、整ったな」 リーチ

優希(うぐ~。この嫌な感じ、早くなくなってれだじぇ~)ポン

和(一体、須賀くんはどんな形に?)チラ

和(!?この役は!?)

京太郎(スサノオ)「ふん、バカめ」カチ

パソコン『ロン! 国士無双 プレイヤー4が飛びました』

京太郎(スサノオ)「さて、戻るか」スウ

京太郎「おっと、戻った」

久(あ、あれ?)

まこ(さっきまでの重い感じが)

優希(なくなって楽になったじょ!)

京太郎「おお、無事に何とか勝てたな」

京太郎「じゃあ俺はここらへんにしようかな」ガタ

和「あ、あの須賀くん!」

京太郎「うわ、びっくりした!」

和「あ、すいません」

京太郎「いきなり目の前で大声出されたら驚くじゃないいか」

和「それについては謝ります。ですが、今はそれを置いといて聞きたい事があります」

京太郎「聞きたい事?」

和「さっきネトマで打っていた時の盤面、あんなに上手く国士無双なんて出来るはずがありません!」

京太郎(やばい。スサノオさんに変われって言われて俺が打ってたわけじゃないし何とか誤魔化さないと)

京太郎「な、なんとなくと言うか、勘でいい感じに揃いそうかなって思ってたってさ」

和「勘でこんな大きな役が出来る訳がありません!」

和「そもそも勘で国士無双が出来るなんてそんなオカルトありえません!」

京太郎「あ、和のSOAだ」

和「へ、変な略し方しないでください!」

京太郎「まあとにかく次は和の番だし、早く使えよ」

和「む~、あとでまたはしますからね」テクテク

京太郎「ハハハ、お手柔らかにな」

和「絶対ですからね」

京太郎「はあ~、何とか誤魔化せた」

スサノオ『あの和と言う娘、あそこまで否定することか?』

京太郎「まあなんと言いますか、和はデジタルな打ち方でやってきましたからなんとなく納得いかないんでしょう」

スサノオ『なるほどな。しかし、まだ腕は落ちていないようだな』

京太郎「スサノオさんが少ししてたって言ってましたけどまさかあそこまでとは」

和「さっきから何をぶつぶつ言っているんですか?」

京太郎「あ、なんでもないから!」

和「あまり独り言は大きく言わない方が良いですよ」

京太郎「お、おう、そうする」

京太郎(とりあえず、話はまた家でしましょう)

スサノオ『ふん、そうしてやる』

 
こうして無事に何とかバレてしまう危機は去って行った。....ただ二人を除いて

和(絶対にありえません!)

咲(京ちゃんのさっきのあれって)

 ~~そして時間は進んで夕方へ~~

 須賀家

京太郎「ただいま~」

須賀母「あら、お帰りなさい京太郎」

ユエル「キョータロー、お帰り~」

京太郎「ちょっと母さん、聞きたい事があるんだけど」

須賀母「何をいきなり?」

京太郎「何でユエルさんを俺の学校に行かせるの許可したんだよ!」

ユエル「え~、その話もうええやん」

京太郎「それでもです!」

須賀母「え~、言わないと駄目なの?」

京太郎「駄目に決まってんだろう!」

須賀母「それはね、なんだか面白そうな展開がしたからよ!」テヘペロ

京太郎「ぶっ殺すぞ、このやろう~!」シャキン

ユエル「あ~もう~、家で暴れんなや」ギュウ

京太郎「うわ~!?腕に抱きつくな!」

須賀母「そんなんで照れるなんてあんたもまだまだ子供ね」

京太郎「う、うるせえ!今度からこんな事するなよ」

須賀母「気分によるわね」

京太郎「て、てめえ~」

 そして自室へ

京太郎「はあ~、疲れた」

京太郎「やっぱり自分の部屋が落ち着く」

ユエル「う~ん、なんか面白いもんやあるかな~?」

京太郎「ちょっと待て!なんであんたまでいるんだよ」グイ

ユエル「別にええやないの。二人で一緒に戦った仲やん」

京太郎「それでも一人で寛ぎたいんです。しばらく入らないでください」グイグイ

ユエル「うわ、ちょお」

京太郎「はい、さようなら」バタン

ユエル「ちえ、けち」テクテク


京太郎「はあ、やっと寛げる」パタン

 ハダッカデイコオー♪ マッサラデイコオー♪

京太郎「うん?メールか?」

京太郎「一体誰からだ?」

 人物選択

メールの差出人は清澄メンバーの誰?

↓3 お願いします

京太郎「咲からか。と言うか、あいつ機械音痴なくせによく打てたな」

京太郎「どれどれ?」

咲『京ちゃん、ちょっとききたいことがあるんだけどいい?』

京太郎「聞きたい事?なんなんだ?っと」

咲「今日ね、京ちゃんからなんだかへんな感じがしたの」

京太郎「変な感じって、もしかしてスサノオさんと入れ替わった時か」

京太郎「まったく和といい咲と言い、変に勘が鋭いな」

京太郎「変な感じってどんな感じだったんだっと」

咲『なんていうか、周りの空気が重くなったと言うかそんな感じだったかな』

咲『京ちゃんは何か感じた?』

京太郎「うお、聞かれちまったな。どうやって返そう」

 選択

1.『う~ん、俺は打つのに必死でよく分からなかったな』

2.『お前みたいに変な能力とか感じれるわけないだろう?気のせいだよ』

3.『単なる気まぐれじゃあないのか?』

 ↓2

京太郎「とりあえず、何とか誤魔化そう」

京太郎「う~ん、俺は打つのに必死になっててあんまり分からなかったなっと」

咲『そっか、京ちゃんも分からなかったんだ。ごめんね、変なこと聞いて』

京太郎「ふう、なんといけたみたいだな」

京太郎「良いって気にすんな。それより、お互い合宿を頑張ろうな!っと」

咲『うん!一緒に頑張ろうね、京ちゃん!』

京太郎「ハハハ、張り切ってんな。でもきっと部長の事だから難しい課題とか考えてるかもなっと」

咲『うう~、そうだとなんだか嫌だな』

京太郎「おいおい、そこでテンション下がるなよ」

須賀母『京太郎~、ご飯で来たから降りてきなさ~い」

京太郎「おっと、呼ばれた。それじゃあ俺は飯を食うからまたなっと」

咲『うん、またね、京ちゃん!』

京太郎「さてと、行くか」スク

ユエル『キョータロー、早よ来ないとあんた分全部食べるで~!』

京太郎「ちょっと待てや、こらあ!」ダダダ

 こうしてユエルの学校訪問は無事に終わりました。  そして...

~~合宿当日~~

京太郎「よっと、ほっと」テクテク

咲「きょ、京ちゃん、大丈夫?」

京太郎「ああん?別に大丈夫だけど」テクテク

和「無理とか、してませんよね?」

京太郎「だからそんなしてないって」

まこ「...休憩とかしたくなったら言うんじゃぞ?」

京太郎「あぁ、それならまだ大丈夫ですよ。まだまだ体力とかありますから!」

久「自分から頼んでおいてあれだけど、須賀くんってすごいのね」

京太郎「えっ、何がですか?」

久「いえだって、その大き目のリュックと全自動麻雀卓持っているなんて」

京太郎「まあ、ちょっと重いなっては思いますけど」

一同(ちょっと重いってどういうから出してるの!?)

京太郎「それに本当にしんどくなったら頼みますから、安心してください」

咲「無茶とかしないでね?」テクテク

京太郎「分かってるって」

和「あとでお茶とか入れてあげますからね」テクテク

京太郎「おお、それ有り難いぜ」

久「もう少しだから頑張ってね!」

京太郎「了解っす」

まこ「しかし優希の奴は先々いっとるのぉ」

優希「皆、早く早く~!」

京太郎「元気だな、あいつ」

京太郎(と言うか、皆が心配してくれるのはありがたいけどそんなには重くはないんだよな)

京太郎(親父の修業とかでこれより重い岩とか持たされて慣れるまで続けされて平気になっちまったんだよ)

京太郎「いや~、慣れって恐ろしいな」テクテク

咲「何か言った、京ちゃん?」

京太郎「ん~や、何も」

京太郎「それに咲もありがとな、俺の荷物持ってくれて」

咲「これくらい気にしなくてもいいよ、京ちゃんはそれとリュックとか持ってるし」

京太郎「和も持ってくれてありがとな」

和「いえいえ、ところでこの看板に一体何が入ってるんですか?」

京太郎「料理道具とかその他だな」

まこ「合宿所にも一応あるぞ?」

京太郎「念の為ですよ」

まこ「ふふ、そうか」

京太郎(まあ刀は、服とかに入れてある細長い鞄の方に隠してあるけどな)

京太郎(あ、そういえば、ユエルさんどうしてるんだろう?)

 ~~場所は変わり須賀家~~

ユエル「ぶう~」

須賀母「あら、どうしたのユエルちゃん?」

ユエル「キョータローがいないとなんかつまんなくてな~」

ユエル「これやったら、また黙ってついて行けばよかったわ」

須賀母「あの子ったら、ユエルちゃんに合宿に行く事言わず行ったもんね」

ユエル「くそ~!!せっかくの休みやのに、キョータローと此処の周りとか案内とか探検とかしたかったのに~!」

須賀母「まあまあ、そう言わずに。じゃあこうしましょう!」

ユエル「うん、なんやの?」

須賀母「京太郎が帰ってきたら、何かしてやろうとか考えてみたらどうかしら?」

ユエル「おお~!おばさんええ考えやん!」

ユエル「じゃあ早速考えようや!」

須賀母「そうね、じゃあ考えましょうか!」

ユエル「こういうのはどうかな?」カキカキ

須賀母「こういうのもいいんじゃないかしら?」カキカキ

ユエル「それええな!」

須賀父「京太郎、帰って来るとき気を付けた方が良いぞ。色々とな」ハア


京太郎「うう~」ブルブル

京太郎「な、なんだ?今一瞬だけ寒気が」

 ~~そして無事に合宿所へ~~

優希「ついについたじぇ~!」

京太郎「よっこいせっと!」ドン

京太郎「部長、全自動麻雀卓はここに置いておきますからね」

久「うん、そこでいいわよ須賀くん。お疲れ様、ここまで運んでくれて」

京太郎「いえいえ、これくらいお安い御用ようです」

咲「はい、これ京ちゃんの荷物ね」

京太郎「おう、確かに受け取ったぜ」

和「須賀くん、これもです」

京太郎「はいよっと。和もどうもな」

和「それとこれもどうぞ。水筒に入れてい冷たいお茶です」

京太郎「おお、階段登ってる時にも言ってくれてたな!頂くよ」

京太郎「....」ゴクゴク

京太郎「くう~、冷たくてうまい!しかも和に入れてもらったから。疲れ取れるぜ!」

和「くす、そんな効能はありませんよ?」

京太郎「物の例えだよ。でもありがとうな」

和「どういたしまして」

久「それじゃあ須賀くんは隣の部屋に行ってくれるかしら?さすがに男の子と一緒は問題とか起きちゃうし」

京太郎「分かってますよ、それじゃあ俺は行きますね」

まこ「入っていいときには呼ぶからのう」

京太郎「はい、分かりました。では」

 隣部屋

京太郎「う~ん、なんだか思いのほか広いな」

京太郎「まあ荷物とか広げられるし、ポジティブに考えるか」

京太郎「でも、ちょっと広くて一人だと虚しいな」

京太郎「...浴衣に着替えよっと」

 ~~数分後~~

京太郎「ふう、これでよしっと」

京太郎「あとは皆が良いよと呼ばれるまで待つか」

??「きゃあああ!」

京太郎「!?何だ叫び声!?」

京太郎「どうしましたか!?」ガラ

 選択です

そこに起きていた出来事とは?

1.優希とまこが和を浴衣を乱れさせた

2.Gが出た

3.エトペンがちょっと破れていて和が叫んだ  

↓3

京太郎「.....」

優希「じょ?」

まこ「お~う」

和「は、はう~」ちょっと乱れた浴衣

京太郎「....」ガラガラ

京太郎「あれ、おかしいな?目が疲れてるのかな」グシグシ

京太郎「和のすばらな物がちょっと見えたような」

京太郎「もう一回開けよう」ガラガラ

和「はあ、はあ」ちょっと直した

優希「ちえ、すぐ戻されちゃったじぇ」

まこ「和が良い反応してくれたから面白かったのぉ」

和「お、面白くありません!」プンプン

京太郎「うん、気のせいだったみたいだな」

まこ「お~う、また戻って来たんか」

京太郎「あ、はい。なんか変な叫び声が聞こえて来たんですけど何もなかったようですね」

優希「まあ、お前にまだ早いな。のどちゃんのお――」

和「何言おうとしてるんですか、優希!」パシン

優希「あいた!」

京太郎「おってなんだ?」

和「き、気にしないでください!」

京太郎「お、おう?」

久「それより須賀くん」

京太郎「えっ、なんですか部長?」

久「何で一回目は閉めたの?」ニヤ

京太郎「へ!?な、なんの話ですか!?」

久「いやだって、明らかに何もなかったようにもう一回は入ってきたし」

京太郎「あんた何言っちゃってんだよ!人のせっかくの気遣いを!」

和「み、見ていたんですか!?」

京太郎「いや、見、見てないから」

まこ「ほいで、実際のところは?」

京太郎「...ちらっと」ボソ

咲「....京ちゃんのエッチ」

京太郎「何で聞こえてるんだよ!?」

京太郎「はっ!?」

和「う~」ジトー

京太郎「いや、あの~」

和「須賀くん、変態ですね」

京太郎「ぐふ!」

久「やっぱり須賀くんも男の子よね」

京太郎「せっかく見ないように誤魔化したのに」

京太郎「何で余計な事言うんですか、部長!」

久「う~ん、面白そうだったから?」

京太郎「ちょっと!」

久「まあまあ、そう怒らないの」

京太郎「誰のせいだと思ってるんですか」

優希「まあ京太郎は、普段からのどちゃんパイをいつもてみるからな」

京太郎「見てねえよ!」

和「いいえ、普段から見てます」

京太郎「和まで!?」

和「だって、今でも見てるじゃあないですか」ジトー

京太郎「うえ!?いつのまに!?」

まこ「無意識に見てたんか、やっぱり和のそれは末恐ろしいのぉ」

まこ「もう一回やるか?」

優希「賛成だじぇ!」

和「やめてください!」

久「はいはい、御ふざけはここまでにしてなさい」

久「それじゃあ改めて、合宿を始めるわよ。皆、気合を入れてちょうだいね」

一同「はい(おう)!」

久「それじゃあ須賀くん、これを組み立てるのやってくれるかしら?」

京太郎「はい、了解です」ゴソゴソ

和「それは」

咲「部室にあったうちのパソコンですよね」

久「そう、今回の特訓に必要だからだから持ってきたの」

京太郎「まあ、持って運んだのは俺ですけどね」ゴソゴソ

京太郎「はい、出来ましたよ」

久「ありがとね、須賀くん」

久「じゃあまず最初に咲にはネトマをしてもらうわ」

咲「ええ!?私がですか!?」

久「そうよ、これは必要な事なんだから。頑張りなさいよ」

咲「は、はい。機械とかちょっと苦手なのに」

京太郎「ちょっとどころかお前、機械音痴だろう」

咲「そこまでじゃあないよ!」

京太郎「だって、メ―ルの時も偶に変換間違えるし」

咲「前より減ったよ!」

久「はいはい、じゃれないの」

久「次になんだけど。和、例のものは持ってきた?」

和「はい、持ってはきましたけど。これをどうするんですか?」つエトペン

京太郎「なんだこれ、ペンギンのぬいぐるみ?可愛いな」

和「この子はエトペンと言います」

京太郎「へえ~、エトペンって言うのか」

久「じゃあ和には、それを抱きながら今から麻雀をしなさい!」

和「えっ、エトペンを抱きながらですか!?」

久「そう。貴方って、家でネトマとかしてる時にはかなりあがる確率高くなるんでしょう?」

和「え、まあそうですが」

久「だから、実際打つ時にもそれでやりなさい」

和「えっ、ええ~」

久「あ、周りに見られても慣れるまでやめちゃあだめだからね」

和「わ、分かりました」

優希「部長、私にはどんな特訓を用意してくれたんだじょ!」

久「優希にもあるわよ。はい、これね」

優希「なっ、これは!?」

京太郎「計算ドリルだな」

久「優希には計算が少しでも出来るようにこれを要したの」

優希「計算は苦手だじょ~!!」

久「目標のところが出来るまで、ちょっと卓には座っちゃあだめだからね」

優希「ぬわああ~!!」

 ~~数分後~~

優希「ぐわ~、分からないじょ~!」

京太郎(優希の奴、少しボリューム下げろよ)ポン

咲「うう~、美味くカンが出来ないよ~」ポチ

京太郎(パソコンで実際に打つ時みたいになるわけないだろうが)ポン

和「....///」ポン

京太郎(和の方はなんか顔が赤くなってきてるな、まあ可愛いけど)ポン

京太郎(それにしても、エトペンの頭の上に和のあれがのってる。す、すごい)ポン

和「須賀くん、ロンです」ダン

京太郎「うわ、やられた!?」

京太郎「くそ~」

京太郎(俺も周りに気にせずに自分の事に集中しないと!)

和(須賀くんからは、この前のような威圧はないみたいですね)

  ~~そして更に時間は進み~~

久「それじゃあ時間帯もいい頃合いだし、お昼にしましょうか」

優希「あ~う」プシュー

咲「うう~、なんで」ズーン

和「ふう~」

京太郎「なんか、色々とダメージ具合がバラバラですね」

まこ「まあ、大体合宿っちゅうもんはこんな感じじゃろう。カっカッカ」

久「は~、それじゃあ集まって。今から誰が昼のご飯を作るのか決めるから」

一同「は~い」

久「それじゃあ皆、このくじを取って頂戴」

京太郎「どういう感じなんですか?」

久「うん?簡単に言ったらこの中に赤い色の奴を引いた人が当番ってわけよ」

京太郎「なるほど。じゃあ俺はこれで」

まこ「そんじゃあわしはこれじゃのぉ」

和「では私はこれで」

優希「うう~、疲れた後に当番はいやだじぇ」

咲「う~ん、これで!」

久「皆、選んだわね。それじゃあ行くわよ!」

一同「せ~の!」

 人物選択

 昼の当番は一体誰? 2人です

↓2、4 お願いします

京太郎「あ、引いちゃった」

まこ「わしもじゃ。という事は」

久「はい、それじゃあお昼の当番は須賀くんとまこに決定~」

京太郎「あはは、よろしくおねがします」

まこ「おう、よろしゅうに」

優希「京太郎!タコスを頼むじぇ!」

京太郎「だから作り方知らねえっての」

久「スーパーとかはこの近くにあるからそこに行くといいわ」

京太郎「分かりました」

まこ「了解じゃ」

久「まこ、これお金ね」

まこ「はいよ、確かに受けっとわい」

まこ「それじゃあ行くぞ、京太郎」テクテク

京太郎「あ、はい。それじゃあ行ってきますね」

咲「行ってらっしゃ~い」

和「道に気を付けてくださいね」

まこ「わかっちゅうに~」

 ~~そしてスーパーへ~~

まこ「さてと、なににしようかなの~」

京太郎「ちゃんと栄養面とか考えないといけませんからね」

まこ「京太郎はないがええと思う?」

京太郎「俺ですか?う~ん」

まこ「何か思いついたか?」

京太郎「そうですね、まあなんとなくは」

まこ「ほほう、どんな?」

京太郎「シンプルかもしれませんが、おにぎりと卵焼きとかですかね」

まこ「卵焼きにおにぎりか。確かにシンプルじゃがええかもしれんな」

京太郎「それに、おにぎりの具財とか変えれば色々美味しいさとかが楽しめるじゃあないですか」

まこ「ある程な、じゃあそれにするかじゃが、ちゃんと節約+美味しいもんを選ばんとのぉ」

京太郎「ええ、もちろんです。あ、卵焼きはどっちがやりますか?」

まこ「どっちでもええが、なんじゃったら二人で分けて作るか?」

まこ「それでどっちがうまいか皆のもんに決めてもらおうじゃないか」

京太郎「良いですね、負けませんよ?」

まこ「わしに敵うかのぉ~」

京太郎「負けても知りませんからね~」

 ~~そしてそして~~

京太郎「皆さん、お待たせしました!」

まこ「昼食が出来たぞ~」

優希「おお~、待ってたじぇ!」

久「おにぎりに卵焼きね、意外とシンプルね」

京太郎「見た目はシンプルですけど、ちょっと工夫とかをしてるんですよ」

まこ「まあ、食ってみたら分かるわい」

和「あれ?どうして卵焼きの皿が二つもあるんですか?」

まこ「ああ、それはじゃな」

京太郎「まこ先輩が作った卵焼きと俺が作った卵焼きを食ってどっちがうまいか勝負しようって話になって」

久「須賀くんとまこが作った卵焼きを食べて勝負ね~。そんな話してたの?」

まこ「まあな」

咲「相変わらず京ちゃんの腕も凄いね」

京太郎「おっ、よく分かったな咲。まあ、母さんを負かしたいからな」

咲「でもおばさんとか、そうとう美味いよ?」

京太郎「だから頑張るんだろう?」

和「見た目は変わらずどちらとも綺麗ですね」

優希「うが~!早く食べたいじぇ!」

まこ「優希が喚いて取るし、それじゃあ席に着くか」

京太郎「そうですね」

久「それじゃあ皆、手を合わせましょうか」パチン

一同「頂きます」

咲「私は手前のおにぎりにしようかな」

久「じゃあ、私は真ん中にするわ」

和「では私はこちらを」

優希「これだじぇ!」

四人「...はむ」モグモグ

咲「あ、美味しい。しかも中にから揚げが!」

久「あら、私の方には梅干しが」

和「私には鮭が」

優希「あたしのにはウィンナーが入ってたじぇ!」

和「全部が中身が違うんですね」

京太郎「その通り!」

まこ「京太郎とちゃんと節約して勝つ美味しそうなもんを選んだんじゃ」

久「なるほどね。これでちょっとした工夫ってわけね」

和「じゃあ今度は卵焼きの方を。私は須賀くんのに」

咲「じゃあ私は、まこ先輩のにしよう」

久「まこのは後にして、須賀くんのを食べてみようかしら」

優希「じゃああたしはまこ先輩のを!」

四人「はむ」パク

四人「....」モグモグ

和「お、美味しい。とても美味しいです!」

久「まことは違う美味しさだけど、確かにすごく美味しいじゃない!」

咲「うわ~、まこ先輩の卵焼き、京ちゃんのおばさんと同じくらい美味しい!」

優希「美味すぎるじぇ~!」

京太郎「今のところは同じリアクションですね」

まこ「じゃな。まあ、どうやるか分からんが」

スサノオ『ふん、相変わらず女々しいな』

京太郎(なんですかいきなり?好きでやってるんですから良いじゃあないですか)

スサノオ『男が料理などと』

京太郎(時代が変わったんです)

スサノオ『フン』

京太郎(さてと、取り敢えず誰には仕掛けようか)

 人物選択です

清澄メンバーの誰には仕掛けてる?

 ↓3

京太郎(とりあえず、咲に話しかけるか)

京太郎「どうだ咲、ちゃんと食ってるか?」

咲「あ、京ちゃん。うん、食べてるよ」

京太郎「そうかそうか、それは作ったかいがあったな」

京太郎「あ、そうだ。俺の卵焼きはどうだった?」

咲「うん、食べたよ。でも偶に京ちゃんの食べさせてもらってたからよく分かんなかったな」

咲「だからまこ先輩は京ちゃんと違って美味しく感じかな」

京太郎「そっか、咲は家の味とか慣れてるからな~」

京太郎「まだまだ精進だな」

咲「京ちゃんはそのままでいいと思うよ?」

京太郎「そうか?」

咲「そうだよ。あ、おにぎりもう一個食べようっと、はむ」パク モグモグ

京太郎「そのままね~」

京太郎(まあ、母さんに勝てたらこれ以上レベルをあげなくていいけどよ)

京太郎(これ以上あげて店を出すのかよ俺は)

咲「えへへ、美味しい」

京太郎(こうして見てみると、やっぱりあの人に似てるな~)

京太郎「うん?おい、咲」

咲「ふえ、な~に?」

京太郎「ちょっとじっとしてろよ」

咲「えっ?」

京太郎「ほら、お前のほっぺに米粒がついてたぞ」

咲「あれ?全然気づかなかった」

京太郎「まったく、夢中でがっつくなよ」パク

咲「!?///」

京太郎「うん?どうかしたか?」

咲「な、なんでもないよ!」アセアセ

京太郎「そうか?ならいいけど」

咲「うん、はむ」モグモグ

咲(京ちゃんが私のほっぺについてたお米食べちゃった///)

久「....」ニヤニヤ

咲「はっ!?」

久「どうしたの?」

咲「い、いえ!」

咲(み、見らえれてないよね?)

まこ「久よ、何ニヤニヤしとるんじゃ?」

久「ううん、なんでもないわよ」

 ~~10分後~~

久「それじゃあ、今から須賀くんの卵焼きとまこの卵焼きのどちらがうまかったか決めるわよ」

和「そうですね、私は...」

優希「あたしはどっちも美味かったと思うじぇ!」

咲「一応多数決決めるから、どっちかにしよう優希ちゃん」

優希「うぐ、仕方ないじぇ」

京太郎「いよいよ、ですね」

まこ「そうじゃの。負けたら洗い物は全部を洗う事な」

京太郎「ええ!?聞いてないんですけど!?」

まこ「今さっきに決めたんじゃ」ニッシッシ

京太郎「あんたって人は~」

久「二人とも決まったわよ!」

京太郎・まこ「きた!」

久「では発表します!」

京太郎・まこ「ゴクリ」

久「二人の卵焼きで美味しかったのは~」

 選択

勝つのはどっち?

 ↓2 お願いします

久「卵焼きで美味しかったのはまこよ!」バン

まこ「うし!」

京太郎「だあ~、負けた~!」

久「あんなやかんやで、やっぱりまこの卵焼きが美味いのよね」

和「須賀くんのも美味しかったのですが、やっぱりなんとなくまこ先輩の方が」

優希「あたしは、お前にしてやったじぇ!」

京太郎「ぐふ、ありがとな、優希」

咲「ごめんね、京ちゃん。京ちゃんのはまだおばさんまでいってなかったから」

京太郎「はあ、やっぱりな」

久「ねえ咲、さっきから須賀君のお母さんを推してるけどそんなにうまいの?」

咲「はい、まあ。少なくてもまこ先輩よりは」

久「ええ!?まこが負けるレベルなの!?」

和「そ、そこまでなんですか?」

京太郎「まあ、そうだな。俺はまだ一度も母さんに勝った事がないな」

まこ「えっ、まじか?」

久「須賀くんのお母さんって、何者?」

京太郎「ただの主婦です」

和「えっと、須賀くんのお母様に料理の修業しに行っていいですか?」

京太郎「なんで!?」

和「いえ、ちょっと興味が出まして」

まこ「まあとにかく、京太郎。後は頼むぞ」ポン

京太郎「クソ~、分かりました。はあ~、合宿所にからついてねえな」テクテク

咲「京ちゃん、何処行くの?」

まこ「ああ、気にせんでええけ。あいつは罰ゲームで行ってるとだけじゃから」

久「そんなのも決めてたの?」

まこ「まあな」ニッシッシッシ

京太郎「はあ~、不幸だ」テクテク

 というわけで、ここまでです。はあ~ここまで来ると疲れました。これからToLoveる?っぽい事が起きるかは気分次第です

それじゃあ、また会いましょう。安価に協力してれた皆さん、ありがとうございました

あ、あと修正です  

×一同(ちょっと重いってどういうから出してるの!?)

〇一同(ちょっと重いってどういう体してるの!?)

 皆さん、お久しぶりです。時間とネタが出来たの今から書こうと思います。

人はいますか~?

二人目が現れたらやります。それまで待っていますので

そんじゃま、来ましたので始めま~す

 ~~須賀家~~

ユエル「はあ~、暇やわ~。やる事がないとつまらんわ」

須賀母「ユエルちゃん、散歩でしてきら?気分が変わるかもしれないわよ」

ユエル「う~ん、そうやな。ちょっと散歩でもしてくるわ」スク

須賀母「あ、ちょっと待ってユエルちゃん!」

ユエル「ふえ、なんなん?」

須賀母「その格好じゃあだめだから、またこの服を来て行ってくれる?」

ユエル「おお~、そういえばそうやったな」

ユエル「おいっしょっと。これでよし」ススス

須賀母「うん、いい感じね。それじゃあ、気を付けて行ってらっしゃい!」

ユエル「うん、行ってきま~す」


ユエル「ふ~、なんかすっかりここに馴染んできたな~。おばさんとおじさんは良い人やし」テクテク

ユエル「でもいずれ、元の世界に戻らんとあかんからな~」テクテク

ユエル「よし、もう一回あの森に行ってみよ!」たったった

ユエル「確かこっちなったな」タッタッタ

 ~~そしてとある森~~

ユエル「ついたっと~!」

ユエル「さてさて、問題の異世界の扉は出てるかな~?」キョロキョロ

ユエル「こんな時にキョータローがいてくれたら助かるんやけどな」

ユエル「お~い、扉さん~。いませんか~?」テクテク

ユエル「まあ、扉が返事なんかするわけあれへんしな」

??「だ、誰か~」

ユエル(ええ!?本間に声がしよったで!?)

??「誰か、おりまへんか?」

ユエル「あれ、この声どこかで?」

 ガサガサ

ユエル「うわ、なんや!?」

??「あ、ユ、ユエルちゃん!」

ユエル「なっ!?ソシエ!?何でこんな所に!?」

ソシエ「うわ~、ユエルちゃん!また会えてうれしい~!」ギュウ

ユエル「うわっと。ま、まあウチもソシエにあえて嬉しいけどどうやって」

ソシエ「じ、実はな、ウチもユエルちゃんの事が心配でユエルちゃん行った森に私も行って、探しに行った此処に居って」

ユエル「ソシエもかいな。それでここから来た時に空間が歪んだところはなかったか?」

ソシエ「ううん、そんなはなかったよ」フルフル

ユエル「あちゃ~、一歩遅かったか~」

ソシエ「ところでさっきから気になってたんやけど」

ユエル「へっ、何?」

ソシエ「ユエルちゃんどないしたん、その格好?」

ユエル「あ、これか?まあなんというか、ちょっとした事情があるんや」

ソシエ「事情...」

ユエル「とりあえず此処に居るのもあれやし、一旦うちについて来て」

ソシエ「ついて行くって、何処に行くん?」

ユエル「とにかくついて来て~」テクテク

ソシエ「あ、ユエルちゃん!」タッタッタ

 ~~再び須賀家へ~~

ユエル「ただいま~」ガチャ

須賀母「あら、ユエルちゃん、お帰りなさいって」

須賀父「うん、どうしたんだ?おや?」

ソシエ「こ、こんにちは」

須賀父「ユ、ユエルくん、こちらの子は?」

ユエル「あ、紹介するわ。この子はソシエって言うて、ウチと同じ世界の住人でウチの幼馴染みやねん」

ソシエ「ど、どうも。ソシエって言います」ペコリ

須賀父「同じ世界っていう事は、ソシエくんもこちらの世界に迷い込んだのか?」

ユエル「どうやらそうみたいやねん。ウチがまた出てるかなって思ってあの森に行ったら、ソシエが居ってもう扉は消えてたみたいやねん」

ユエル「そうやんな?」

ソシエ「う、うん、その通りだよ」

ユエル「あそこにずっと居させるのもあれやったから、ここに連れて来たんよ」

須賀母「あらあら、そうだったの。そういう事情だったら、ねえあなた」

須賀父「あぁ、そうだな。部屋も今空いているユエルくんが寝ているところに二人でいればいいと思うしな」

ソシエ「い、いいんですか?迷惑とか、思っていませんか?」

須賀母「迷惑だなんて思ってないわよ。困った時には助け合うのが当たりまえでしょう?」

ソシエ「ほ、本間にありがとうございます」ペコリ

ユエル「良かった~、本間ありがとな、おじさんにおばさん!」

須賀父「とりあえずあいつにも伝えといた方が良いんじゃないか?」

ソシエ「あいつ?」

須賀母「確かにそうね。ユエルちゃん、今から京太郎に電話するからユエルちゃんが伝えてくれるかしら」

ユエル「分かったわ!キョータローの電話番号教えてくれるか?」

須賀母「えっとね、京太郎の電話番号はね....」

ソシエ「キョータロ?」

 ~~場所は戻り合宿所へ~~

京太郎「ふう~、食器の洗い物が終わった事だしどうしようかな~?」

京太郎「しばらくの間は休み時間だし、温泉に行くのもいいしな」

 ピロロロロ

京太郎「うん?携帯が鳴ってる、誰からだ?」ピッ

京太郎「はい、もしもし?」

ユエル『あ、もしもし、キョータローか?』

京太郎「その声はユエルさんですか?」

ユエル『そうやで!あんたん家の電話機から掛けてんね』

京太郎「それで一体どうしたんですか?」

ユエル『今からそれを話すんや。実はな...」

 数分後

ユエル『...と言うわけなんや』

京太郎「なるほど、そういう事だったんですか。わざわざ連絡をしてくださってありがとうございます」

ユエル『いやいや、この事はキョータローに伝えとかんとあかん事やし当然やで』

ユエル『今ソシエがウチの隣におるけどちょっと話してみるか?』

ソシエ『ちょ、ユエルちゃん!』

京太郎(今のがソシエって言う人か?まこ先輩に声がそっくりだ!)

京太郎「いえ、合宿から帰った時にお話しさせてもらいます」

ユエル『そっか、分かったわ。それじゃあキョータローが帰って来るの待ってるな』

ユエル『頑張ってな~』ブチ

京太郎「ふう~、ソシエさんか。どんな人なんだろう?」

京太郎「ユエルさんの幼馴染みって事は、ユエルさんと同じエルーン族って奴か」

京太郎「ていうか、咲に似てる声のユエルさんの次はまこ先輩の声に似てるソシエさんかよ」

京太郎「本当に長野って魔境だな」

京太郎「さてと、改めて今から何をしようかな?」

 行動選択

1.温泉に行く

2.寝て体を休ませる

3.誰かに話しかける

 ↓3

京太郎「よし、まずは温泉に行くとするか!」

京太郎「そうと決まれば出発だ!」

 ~~温泉 男湯~~

京太郎「ふえ~。生き返る~」

京太郎「やっぱり日本人には温泉が一番だぜ」

京太郎「疲れが取れていくな~。はあ~」

京太郎「夜とかには景色が良いだろうな~、星とかがたくさん出そうだ」

京太郎「う~ん」チラ

京太郎「隣の女湯には誰かいるのかな?あの五人の誰かが」

京太郎「...いやいや、ここで覗いて見るとか男として最低だしな~」

京太郎「だがみたいと言う男の本能が騒いでいる」

京太郎「どうしよう」

 行動選択

1.見る

2.見ない

 ↓2

京太郎「いや、ここは本能に従おう。ぶっちゃけタオル越しで興味があるしな」

京太郎「まずは置いてに気付かれずに静かに温泉から出よう」チャプン

京太郎「腰にタオルを巻いてっと」ギュ

京太郎「これでよしっと。さてと」コソコソ

京太郎「肝心の穴があるのかな?まずそれが重大だ」コソコソ

京太郎「でもこれって穴とかがなかったらただの虚しいやつじゃないのか、俺」

京太郎「とにかく、穴らしい穴を探そう。希望があるかもしれない」

 ~~一分後~~

京太郎「全然見つからない」ズーン

京太郎「温泉の定番の覗きができないなんてなんか虚しい」

京太郎「...」

京太郎「諦めて部屋に戻ろう」スク

京太郎「やっぱり、現実そう簡単甘くはないな」テクテク

 ガラガラ

京太郎(な、何~!?このタイミングで女子が入って来たのか~!?)

京太郎「くそ!」コソコソ

 ジャー

京太郎「(確実に誰かいる!これはシャワーを浴びている音だ!)

京太郎「今は壁の穴が見つからないから、取り敢えず壁に耳を澄まそう」ピト

京太郎(一体、誰なんだ!?)

 人物選択

女湯に入ったのは一体誰?

↓3

 すいません、なんか目がなんか限界に近いんで一旦区切ります。
再開するのは明日のお昼ぐらいに再開しますのでよろしくお願いします。それじゃあ皆さん、またお昼に

どうも、皆さん。予定通り今から書きますね、それでは再開します

和「ふう~。それでは温泉に浸かりましょうか」テクテク

和「よいしょ」チャプン

京太郎(こ、この声は、和~!?)

和「はあ~、いい湯加減です~」

京太郎(こ、この向こう側に、和が温泉に浸かっているのか。タオル、一枚越しの)ポワー

京太郎「うっ、まずい、鼻血!」ヒソヒソ

京太郎「危ない危ない、もう少しで妄想で上せるところだった」ゴシゴシ

和「今は誰も来ていないのでなんだか私だけの貸切みたいですね」

京太郎(すいません、貸し切りじゃあありません。俺もいます)

和「はあ~、それにして景色が良いですね~。なんだか落ち着きます」ウーン

京太郎(和も俺と同じ気持ちだったのか)

京太郎(いや、それより穴を探そう!こんなチャンスなんて滅多にないんだから!)コソコソ

和「はあ~」

京太郎(和は今完全に一人だと思って繕いでいる。その隙に覗くチャンスを!)

京太郎「あ、これは!?ついに見つけたぞ!」

京太郎「よし、まずは深呼吸をしょう。すう~、はあ~」

京太郎「よし、準備は整った、いざ!」ソーット

スサノオ(はあ~、何処までこいつは馬鹿なんだ。覗きなんぞしてもないも得などしないのにな)

スサノオ(まあ、こいつがまだガキという事だろう。とりあえず、天罰的な何かをしておくか)

??(ちょっと待ちなさい、スサノオ)

スサノオ(なっ、なぜここに母上が!?)

イザナミ(なに、ちょっと様子を見に来ただけだ)

スサノオ(良いのか、こんな所に来て?京太郎に気付かれてしますぞ)

イザナミ(案ずるな、すぐに帰る。それよりお前の相棒はなぜ女湯を覗こうと?)

スサノオ(あ~、まあなんだ。こいつの気になっている奴が今女湯にいるらしいから、覗こうと意気込んでいるのだ)

イザナミ(なるほどな。はっはっは、しかし気になる異性がおって覗いてしまうなどとは、若いな)

スサノオ(若いも何も、あいつはまだ高校生だからな)

イザナミ(思春期と言うやつか、お前も昔はそういうのがあったのぉ)

スサノオ(む、昔の話をするんじゃあない!)

イザナミ(なんじゃ、その言い方は。また昔のように叱られたのか?)

スサノオ(や、やめてくれ。トラウマが思い出す)

イザナミ(分かればよろしい。さてと、だが覗きはいかんのぉ)

イザナミ(どれは、私がお前の代わりに天罰をしてやろう)スッ

スサノオ(なっ、ちょっと待て母上!!)

京太郎「湯煙で多少見えないが和の姿が見えて――」

京太郎「!?」ズキーン

京太郎「ぎゃあああああ!?」ゴロゴロ

和「!?そ、その声は須賀くんですか!?」

京太郎(なんだこれ!?両足が攣ってしかも急に頭痛まで!?」

和「ま、まさか覗いて」

京太郎「そんなんじゃあない!いってててて、両足がつっておまけに頭が痛いんだよ!!」

和「そ、そうだったんですか。と言うか、何で攣ったり頭痛になったんですか!?」

京太郎「そ、そんなの俺が知りたいよ!!ああああああああ!ゴロゴロ

京太郎「どわ!?」ゴン

和「す、須賀くん!?何かすごい音がしましたけど!!」

京太郎「あぁ、これは、罰が当たったんだな。がくり...」

和「須賀くん?須賀くん!!ちょっと待っててください、着替えてそちらに行きます!」バシャン タッタッタ


スサノオ『おい母上、これはやりすぎなんじゃあないか?』

イザナミ『なに、これぐらいやって当然だろう』フフン

スサノオ(...鬼だ)

イザナミ『むっ、スサノオ貴様、今失礼な事を考えておらんか?』

スサノオ『いや、考えてなどいない』

イザナミ『なに、心配はいらん。ちゃんと飴と鞭を用意してある』

スサノオ『そ、そうなのか?』

イザナミ「あぁ、その通りじゃ。さてと、私はそろそろ戻るぞ』

スサノオ『そ、そうか。本当に様子見だけだったのだな』

イザナミ『最初からそう言っておるであろう。では、あ奴の事をしっかり頼んだぞ』スウ

スサノオ『あぁ、言われるまでもない』

スサノオ『はあ、この馬鹿たれが。運がなかった、覗きをしてるのを母上に見られたのが運の尽きだ』

スサノオ『しかし、母上の存在に最後まで気付かなかったとは。流石だな』

スサノオ『うん?来たか』スウ

 ガラ

和「須賀くん!?」

京太郎「」チーン

和「はわわ、だ、大丈夫ですか!?」タッタッタ

和「タオルが巻いておいてよかったです。それより、須賀くんの容体は」チラチラ

和「頭に大きなタンコブが出来ていますが、問題ないようですね。それと今は気絶してだけで良かったです」

和「とにかく、早く運ばないと!」

スサノオ『これのどこが飴なのだ?単にあの娘に介抱されているだではないか』

和「よいしょっと、足が転ばないようにしませんと」テックテック

スサノオ『うん?あ、腰に巻いているタオルが』

京太郎「」スル

和「須賀くん、しっかり!」チラ

京太郎「」生まれたままの姿

和「きゃ、きゃあああ!?///」パッ

京太郎「」バタン

和「あ、あ~!?ご、ごめんなさい、須賀くん!」ギュウ

和「す、須賀くんが気を失っていて良かったです。とりあえず、着替え室まで」ズルズル

和「あ、あんなふうになっているんですね、男の人って///」ボソ

スサノオ『京太郎、お前は彼女に見せてはいけないものを見せてしまったな』

京太郎「」チーン

スサノオ『まあ、気絶しているお前に言ってもあれだがな』

和「な、なるべく下を見ないようにしておきましょう」ズルズル

~~そして着替え室へ~~

和「とりあえず、前はタオルで隠しましょう!」タッタッタ

和「え~と、タオルは~?あ、ありました!」タッタッタ

和「これで隠してってと、これでもう大丈夫です」

和「あとは風邪をひかないように体を拭いて上がませんと」テキパキ

スサノオ『意外と面倒見があるな、あの娘」

 ~~数分後~~

和「これでいいでしょう。あとは、服を着せれば」ゴソゴソ

和「えっと....」つ京ちゃんパンツ

和「あ、足に通せば大丈夫なはずです。それでまで目を瞑っておけば」キュ

京太郎「...」ススス

和「タオルをどかして」ススス

和「はあ~、何とか出来ました」

和「あとは服を着させれば大丈夫ですね」テクテク

スサノオ『意中の異性による介抱か。まあ、飴と言われば確かに飴だな」

イザナミ『じゃろう?』

スサノオ『!?』

和「よいしょ、よいしょ」ゴソゴソ

スサノオ『き、気のせいか?』

 ~~それから数分後~~

京太郎「う、う~ん?」パチ

和「あ、気が付きましたか、須賀くん」

京太郎「和?何で和がここに?」スク

京太郎「あ、あれ?体が起き上がらない」バタン

和「あ、無理をしないでください!頭を強く打っていたので寝転がっていてください」

京太郎「頭?いっ、ほんとだ確かに痛い」

和「それに、逆上せてもいてさらには足も攣っているんですよ」

京太郎「足も?そういえば攣ってたな。右足はもう何ともないな」

京太郎「左足の方は....っていててて!」ズキズキ

和「あ、動いたらまた痛くなりますよ!」

京太郎「あぁ、ごめん、和」

和「ところで、どうしてあんな状態になっていたんですか?」

京太郎「それが、覚えていないんだ」

和「覚えてない?」

京太郎「あぁ、温泉に浸かっていた記憶があるんだけど、その後の記憶がなくなってて」

和「記憶がない。頭を打った時に記憶が飛んだんでしょうか?」

京太郎「多分そうだと思う」

スサノオ(もしかして、母上が覗こうとした記憶を消したのか?記憶を消すとはすごいな)

京太郎「ところで頭で思い出したんだけどさ」

和「はい、何でしょうか?」

京太郎「なんか頭になんか枕的な何かを引いてるの?頭が固くないと言うかなんというか」

和「あ、それは私の膝枕です」

京太郎「えっ?」

和「私が膝枕をしてあげてるんです」

京太郎「あぁ~、だからか」

京太郎「って、いやいやいや!流石に悪いから、今すぐ退くよから!ググ

京太郎「あいって~!」ズキズキ

和「あ~、動いちゃあ駄目ですよ!須賀くんはけが人なんですから」

京太郎「いやでも、和の頭にずっと乗ってたら重くて膝とかが痛くなるし」

和「そこまで入たくないので大丈夫ですよ。それに、困った時に助け合うのが常識ですよ?」

京太郎「うう、分かった。ちょっとの間だけど頼む」

和「はい、分かりました」

和「ついでに団扇があったので須賀くんを仰いであげます」パタパタ

京太郎「なんか、本当にごめん」

和「クス、須賀くんったらさっきから謝ってばっかりですよ?」

京太郎「わ、悪い。あ」

和「ふふふ、ほらまた」

和「とにかく、今は体を休める事を考えてください」

京太郎「あぁ、そうする」ウトウト

和「寝そうですか?」パタパタ

京太郎「いや、眠くはないけど。なんだか目が...重たく...なって」

和「須賀くん?」

京太郎「....zzz」

和「本当に寝てしまいましたね」

和「まあ、寝た方が体が休まりますからね」

京太郎「う~ん」テヲギュウ

和「あ...」

京太郎「zzz」

和「...くす!なんだか今の須賀くん、ただ無邪気に寝ている小さな子供みたいですね」

和「ちょっと頬を突いてみましょうか」

和「...」ツンツン

京太郎「う~ん、や~」ペシペシ

和「ハハハ、本当に子供みたいですね」

和「今だけは、このままにしてあげますか」

京太郎「zzz」

和「よしよし」ナデナデ

京太郎「ふへへ~」

和「意外と髪の毛がサラサラなんですね。ちょっと羨ましいです」

和「綺麗な髪色ですね」ナデナデ

スサノオ(フッ、この状況を知らないとはこいつは馬鹿だな)


咲「はっ!なんだか自分のポジションが危うい感じする!」

まこ「何を言うとるんじゃあ?」


ユエル「はっ!なんかキョ―タローをからかうネタを見逃した気がする!」

ソシエ「どないしたの、ユエルちゃん?」

あ、見たい番組と夕食を取るので一旦終わりま~す。また来ますので~

ただいま戻りました!今から再開しますけど、人いますか?

なんか人がいないみたいなんでもう今日はここまでにします。今日見てくれた人たちはありがとうございました
それではまたお会いしましょう~

....急に増えましたね。ここまで来てくれたんでしたら再開します。
じゃあ改めて、やらせてもらいます

 そうしてしばらくして時間は過ぎて行き、夕食を作る時間帯に

京太郎「....」ボー

優希「なあ、京太郎の奴、どうしたんだ?」

咲「わ、分からないよ。休憩が終わってからずっとあんな感じだし」

咲「原村さんは何か知ってる?」

和「い、いえ、私には何も知りません」フルフル

優希「そっか、のどちゃんでも分からないか」

和(須賀くん、まだ眠気が残っているんでしょう?でも子共みたいにすやすや寝ていましたし)

京太郎(...和に膝枕をしてもらって、しかも和の手をずっと握っていた)

京太郎(俺、もしかして死んじまうのか?)

久「ちょっと、須賀くん」

京太郎「うえ!?はい!」ゴン

京太郎「あう、いってぇ~!」

久「ちょっと、大丈夫なの?」

京太郎「だ、大丈夫です!今ので目が覚めました!」

久「ならいいけど。それじゃあ今から夕食を作る係りを決めるわよ」

優希「おお~、もうそんな時間か」

咲「今度は誰になるのかな?」

和「あの、須賀くん」チョンチョン

京太郎「えっ、和?」

和「もしかして、まだ頭が痛むんですか?」

京太郎「い、いや、大丈夫だよ。和のおかげでかなり楽になったし、心配してくれてありがとうな」

和「そうですか、なら良かったです」ニコ

まこ「お~い、京太郎に和~」

京太郎・和「あ、はい!」

まこ「くじを引くから集まれ」

京太郎「はい!」

和「分かりました」テクテク

久「それで、一年生組はどれにするか決めたの?」

京太郎「う~ん、じゃあこれで」

咲「私はこれにする」

和「私はこれに」

優希「じゃあ私は残りの奴だじぇ!」

まこ「それじゃあ行くぞ~」

一同「せ~の!」

 人物選択

夕食当番入った誰と誰? ペアでお願いします

↓3

 バーン

京太郎「あ、今回は俺じゃあない」

まこ「わしもじゃ」

優希「今回も当らなくて良かったじぇ!」

久「私もはずれだわ。というわけは」

和「咲さんと」

咲「原村さんか」

久「というわけで、今回の夕食係は和と先に決定~」

京太郎「わ~」

優希「パチパチパチ~」

まこ「言い方が適当じゃのぉ」

久「それじゃあ和に咲、お金が入ってる封筒を渡すから食材を買ってきてちょうだい」

久「計画的に材料を決めるのよ」

和・咲「はい!」

咲「それじゃあ原村さん、スーパーに向かおう」

和「はい、それじゃあ皆さん、行ってきます」

優希「行ってらっしゃいだじぇ~」

京太郎「身とかに気を付けるんだぞ~」

咲「分かってるよ~」

和「ありがとうございますね」テクテク

久「それじゃあ私達は二人が帰って来るのを待ちましょうか」

優希「了解だじぇ」

まこ「じゃあ、一時解散じゃの」

京太郎「さてさ~てっと」

京太郎「俺はどうしようかな?」

 行動選択

1.誰かに話す 相手も含めて

2.ぼけーっとする

3.刀の手入れをする

 ↓3

京太郎(うし、いざと言う時があるからちょいと刀の手入れをしておくか)

京太郎「それじゃあ俺は自分の部屋で寛いでいますので、咲たちが帰ってきましたら教えてください」

まこ「おう、分かったけぇのぉ」

優希「京太郎、私の相手をするじぇ!」

京太郎「俺は寛ぎたいから嫌だ」

優希「ぶーぶー」

京太郎「むくれるな。飯の後とかに相手してやるからさ」

優希「ホントか?」

京太郎「あぁ、本当だ」

優希「よし、それならいいじぇ!」

京太郎「それじゃあお願いしますね」テクテク

 ~~京太郎部屋基男子部屋~~

京太郎「ふう、それじゃあ始めますか」ゴソゴソ

京太郎「服とかの袋を退かせってっと」カチャ

京太郎「どれどれっと」シャキーン

京太郎「今の所は、目立つ軽傷はないな」

京太郎「スサノオさん」

スサノオ『なんだ?」

京太郎「俺の部屋に誰か来た時に教えてもらってもいいですか?」

スサノオ『うん、それくらい良いだろう』

京太郎「よろしくお願いします」

京太郎「じゃあやりますか」チャキン

京太郎「まずはっと」トントントン

京太郎「....」トントントン

京太郎「それからっと」フキフキフキ

京太郎「手が切れないようにしないとな」フキフキ

京太郎「う~と」キラーン

京太郎「う~ん、もうちょっと拭いておこう」フキフキ

京太郎「これでどうかな?」キラキラ

京太郎「うんこんな感じかな」

スサノオ『おい、京太郎』

京太郎「どうかしましたか?」

スサノオ『先のところが少し甘いぞ。そこも拭け』

京太郎「あ、はい」フキフキ

京太郎「こんなもんでどうでしょうか?」

スサノオ『うん、問題ない』

京太郎「よし、じゃあこれでいいですね」

京太郎「しっかり片づけてっと」カチャ

京太郎「よいしょ、こらしょっと」ゴソゴソ

京太郎「これでよしっと」

久「須賀く~ん、咲たちが戻ってきわよ~!」

京太郎「あ、は~い、分かりました!」

京太郎「こんな時間が経ってたのか。集中しすぎて気付かなかった」

京太郎「まあとにかくみんなのところに向かうか」テクテク

 ~~そして時間はさらに過ぎて就寝時間へ~~

久「そろそろ寝る時間みたいね。皆、明日も合宿メニューはあるんだからそろそろ寝るわよ」

優希「え~。もうちょっと起きていたいじょ~」

久「だめよ。それで明日に響いたら元も子もないでしょう?」

優希「ちぇ~」

京太郎「それじゃあ俺は自分とこに戻りますね」

まこ「おう、ぐっすり寝とくんじゃぞ」

京太郎「分かってますよ」

久「寝てるからって、こっちに来ちゃあ駄目よ~?」

京太郎「い、行きませんよ、もう~!」

咲「京ちゃん、来ちゃあ駄目だからね!」

京太郎「行かねえよ、少なくともおめえのところにはな」

咲「どういう意味なの、京ちゃん!」

京太郎「それじゃあ皆さん、お休みなさい」

女子一同「お休みなさい」

 ~~一時間後~~

京太郎「....」パチ

京太郎「....」スク

京太郎「皆は寝たみたいだな」ゴソゴソ

京太郎「これに着替えってっと」テキパキ Inジャージ姿

京太郎「それで刀を持って」カチャ

京太郎「皆に気付かれないように出てっと」テクテク ガラガラ

 女子部屋

久「zzz」

咲「くう~」

まこ「ムニャムニャ」

優希「ふへへ~、もう食べれないじょ~」

和「う、う~ん。ちょっと喉が渇いて目が覚めてしまいました」

和「皆さんが起きないように静かに出ましょう」コソコソ ガラガラ

和「これだけあれば足りますね。ってあれは?」

京太郎「...」テクテク

和「あれは須賀くん?こんな時間に何処に行くんでしょうか?」

京太郎「...」テクテク

和「何か持っていたのが見えたような。とにかく、追いかけてみましょう!」テクテク

~~温泉近くの森~~

京太郎「ここら辺でいいかな?」

京太郎「それじゃあ、やりますかね」


和「ここは温泉の近くにある森?須賀くんは一体此処で何を?」コソコソ

和「それに須賀くんが持ってるあれは?」シャガミコム


京太郎「まずは刀を抜いて」シャキン

和(あれは日本刀!?どうして須賀くんが日本刀を)

京太郎「すう~、はあ~」膝に置き

京太郎「....」

和(あれはもしかして瞑想なのでしょうか?)

京太郎「....」

和(あ、あんな須賀くん、今まで見た事ありません)

京太郎「ふう~、これでよし。じゃあ」スク カチャ

京太郎「はあ~、せい!やあ!」ブン シュウ

和(あれは素振り、なのでしょうか?しかもなんだかいつもの須賀くんと違う感じがします)ジー

京太郎「えい、やあ、とりゃああ!」シュンシュンシュン

和(あんな顔の須賀くん、始めてみます)

 修正です

×京太郎「身とかに気を付けるんだぞ~」

〇京太郎「道とかに気を付けるんだぞ~」


×和(あんな顔の須賀くん、始めてみます)

〇和(あんな顔の須賀くん、初めて見ます)

 ~~数分後~~

京太郎「ふう~、こんな感じかな」

和(ついじっと見てしまいました)

京太郎「さて次はっと」

和(そろそろ戻っておきましょう。バレてしまってはあれですし)

和「って、浴衣のすそが、うわ!」バタン

京太郎「!?誰だ!?」シャキン

和「あ...」

京太郎「って、和!?何でこんな所にいるんだ!?」

京太郎(しまった、刀を見られた!!)

和「あ、えっとあの。す、須賀くんが合宿所から出るのを見てしまってそれでついて来てしまって」

京太郎「そ、そうだったのか」

京太郎(くそ!周りを確認をしとくべきだった!)

和「あ、あの、須賀くん」

京太郎「えっ?」

和「須賀くんが持っているその刀は?」

京太郎「あ、こ、これは...」

 ガサガサ

京太郎・和「!?」

妖怪1「へへへ、こんな所に人の子がいるぜ~」

妖怪2「本当だ、二人もいるぜ」

妖怪3「しかもあの娘、なかなかの上物だぞ」

和「な、なに?」ガタガタ

京太郎「クソ、妖怪か!悪霊より質が悪い!」

京太郎「和、俺の後ろに来い!」

和「えっ?」

京太郎「早く!」

和「は、はい!」

妖怪2「けけけ、させるかよ!」バッ

和「あっ!」

妖怪2「どりゃあ!」ビリ

和「きゃああ!!」

京太郎「和!?」

京太郎「大丈夫か!?」

和「は、はい。ちょっと擦れましたけど」ツウー

京太郎「血が....」

妖怪1「おいズルいぜてめえ」

妖怪2「へっへ~、早い者勝ちさ」

妖怪3「おい、あの餓鬼を早くやっちまえおうぞ」

京太郎「....おい」

妖怪ズ「あぁ?」

京太郎「何してくれてんだ...」カチャ

和「す、須賀くん?」

京太郎「俺の大事な仲間に...何してくれてんだ。くそ野郎めが!?」ギロ ゴゴゴゴゴ

 というわけでここまでです!和が傷ついてしまって怒る京太郎。それは、和が今まで見た事が顔になっておりました。末裔として力が溢れている!
この後、二人は助かるのか?そして和はこれから京太郎にどう思うのか?今日はなんだか和ラッシュでしたね
それでは皆さん、また次回に会いましょう~。安価に協力してくれた皆さん、ありがとうございました!

どうも、皆さん。お久しぶりです。今日は書くつもりないと言うか疲れているので予告をさせてもらいます。
明日とお昼ごろに話の続きを書こうと思いますので、それをお知らせします。安価も使いますのでまたご協力お願いしますね。
それでは皆さん、明日のお昼にまた会いましょう、よろしくお願いしま~す!

 はい、皆さんこんにちは。予告通り、今から始めようと思います。
えっと、人はいますか?

よし、それじゃあ某キャラをまねして。
今から続きを、書いたらぁ~~~~い!

妖怪1「お、おい、こいつやべえぞ!」

妖怪2「な、何ビビってんだよ!」

妖怪3「そ、そうだ!こっちは三人いるんだ、一斉に飛び掛かれ!」

京太郎「てめえらに、反撃の好きなん手なんて与えねえ」カチャ

京太郎(すまないけど、あんたの力は借りねえぞ)

スサノオ『分かっている、そんな野暮な事はしねえ』

妖怪ズ「どりゃあああ!!」バババ

京太郎「須賀流剣術奥儀...」ダッ

妖怪1「うわ~~!!」ザクザク

妖怪2「うぎゃあああ~~!!」ザクザク

妖怪3「あ、ありえねえ~!!」ザクザク

京太郎「雷鳴疾風斬り...」カチャ

京太郎「恨むんなら、俺の仲間に手を出したことを恨むんだな」

和「....」

和(あれは、須賀くんなんですか?普段の彼とは全く別人みたいな)

和(そ、それに)

京太郎「和...」

和「は、はい!」

京太郎「大丈夫か?怖い思いさせちまったな、悪い」

和「い、いえ、その、助けてくれてありがとうございました」ペコリ

京太郎「傷、ちょっと見せてくれ。今から軽い治療をするから」

京太郎「腕の裾、ちょっとあげるぞ」スス

和「消毒液や包帯まで持っているんですね」

京太郎「念のためにな。自分で怪我とかをした時に持ってないとあれだからさ」

京太郎「ちょっと、沁みるけど我慢してくれよ」チョンチョン

和「っ!」

京太郎「痛いか?」

和「い、いえ大丈夫です。子供じゃあないんですから」

京太郎「ははは、そうか。もうちょっとで終わるからな」チョンチョン

和「は、はい」

和(こんな真剣な須賀くん、初めてみる気がします)

和(全然私の胸とか見ずに、治療に集中して)

和(なんだかちょっと、カッコいいです///)

京太郎「よし、これでいいかな」キュッキュ

和「ふえ!?い、いつの間に終わったんですか!?」

京太郎「いつの間にかって言われても、普通にしてただけだけど?」

和「そ、そうでしたか」

和(作業に気付かないくらい、私は考え込んでいたんですか!?)

京太郎「それじゃあ和をいつまでもここに居させるのもあれだし、合宿所に戻ろうか」

和「は、はい、それもそうですね」

和「うっ!」ズキ

京太郎「ど、どうした!?」

和「その、右足が」

京太郎「ちょっと見せて見ろ」ササ

和「あっ」

京太郎「あちゃ~、これは軽くぐねってるな」

京太郎「ちょっと歩くの辛いか?」

和「は、はい、少しだけ」

京太郎(和をこの状態で歩かせるのはさすがに悪い)

京太郎(どうしよう?)

 行動選択

1.お姫様抱っこ

2.おんぶ

3.肩を貸す

 ↓3

京太郎(よし!)

京太郎「おい、和」

和「えっ、なんですか?」

京太郎「俺の背中に乗ってくれ」スッ

和「えええ!?いえいえ、須賀くんに悪いですよ!」

京太郎「別に俺は気にしてないよ」

京太郎「それにさ、この状態の和を歩かせるわけにはいかないし」

京太郎「だからさ、遠慮なく乗ってくれよ」ニコ

和「っ///わ、分かりました」

京太郎「ほい、ここまで近づけば大丈夫だろう」

和「そ、それじゃあ、行きますね」

京太郎「おう、ドンとこい」

和「...」ギュウ

和(は、恥ずかしい///)

京太郎(クッ、やっぱり胸が!だけど、今はそれを我慢だ!)

京太郎「それじゃあ立つぞ」

和「は、はい///」

京太郎「せ~の」スク

和「はわわ」

京太郎「んじゃま、歩くからな」

和「お、お願します」

京太郎「出発進行~」テクテク

和「あ、あの、須賀くん」

京太郎「うん、なんだ?」テクテク

和「その、重たくありませんか?」

京太郎「ううんや、むしろ軽くらいだぜ?」

京太郎「ちゃんと飯食ってんのか?」

和「た、食べていますよ。失礼ですね」

京太郎「ハハハ、悪い悪い」

和「本当に思っているんですか?」

京太郎「思ってるから安心しろ」

和「それならいいですけど」

京太郎「じゃあ逆に聞くけど、乗り心地は大丈夫か?」

和「それこそ大丈夫です。安定してますよ」

京太郎「それは何よりだ」

和(...なんでしょう。こうやっておんぶをしてもらうの、小さい頃にお父さんしてもらった以来ですね)

和(それに、すごく安心します)ギュウ

京太郎「怖かったか?」

和「えっ?」

京太郎「いや、急に力を入れてたからさ」

和「あ、いえ!これは違う事に関して」

京太郎「そうか」

和「でも、あの時は本当に怖かったです」

京太郎「悪かったな。お前の存在に気付いてやれたら、こんな事にはならなかったのに」

和「い、いえ。私も須賀くんの後をつけなかったらこんな事になりませんでしたし」

和「ですから、その、お互い様です」

京太郎「じゃあ、そういう事にしとくか」

和「それで、あの」

京太郎「どうした?」

和「須賀くんのその刀を持っている理由を、教えてもらえませんか?」

京太郎「こいつの?」

和「はい、問題がなければ」

京太郎「まあ、あそこまで見られたし仕方がないか」

京太郎「長くなるけど、大丈夫か?」

和「はい」

京太郎「分かった。俺の家の家系はな――――」

~~それから数分後~~

京太郎「....というわけなんだ」

和「....オカルト染みてますね」

京太郎「まあ、普通の人だったらそう思うよな」

和「でも、私は実際にその現場を見てしまったので、須賀くんの話を信じるしかありませんけど」

京太郎「そうだよな」

京太郎「だからさ、この事はすまないけど秘密にしといてくれねえか?」

和「秘密、ですか?」

京太郎「あぁ、知られちゃあまずいんだ」

和「...分かりました。ではこの話は黙ってあげます」

京太郎「本当か?ありがとう、和」

和「ええ、須賀くんは私の恩人ですから」

京太郎「恩人なんて言いすぎだよ。俺は仲間が傷つけられてキレてただけだし」

和「それでも命の恩人です」

京太郎「じゃあそういう事にしときます」

京太郎「....」テクテク

和「....」ジー

和(....私を助けたくれた須賀くんに何か恩返しがしたい)  

和(何かいい考えがあるでしょうか?)


 和の行動選択

1.今度どこかに一緒に出掛ける

2.明日の朝ご飯を一緒に作る

3.京太郎の家行く、もしくは自分の家に誘う

 ↓3

和(これにしましょう)

和「あの、須賀くん」

京太郎「あん?どうした?」

和「このですね、今度須賀くんの家に行ってもいいですか?」

京太郎「えっ、家に?」

和「はい、そうです」

京太郎(まずいな、今家には)

ユエル『キョータロー、それ頂戴!』

京太郎(居候狐がいるからな)


ユエル「へくちっ!」

ソシエ「大丈夫か、ユエルちゃん?」

ユエル「大丈夫やで、くしゃみが出ただけやから」


京太郎「う~ん、家はちょっと無理かな」

和「そ、そうですか」

京太郎「悪いな」

和「じゃあ、家に来てくれませんか?」

京太郎「えっ、和の家にか?」

和「はい、合宿が終わった後に助けたお礼をさせてください」

京太郎「ま、まあ、和がそれでいいならそれで構わないけど」

和「本当ですか!?ありがとうございます!」

和「家に帰ったら、ちゃんと父に許可を得られるように頑張りますから!」

京太郎「お、おう、迷惑をかけない程度にな」

和「はい!」

京太郎「あ、喋ってる間に合宿所についたな」

和「あ、本当です。気付きませんでした」

京太郎「それじゃあ一旦、俺の部屋に行って足の治療をするからいいか?」

和「はい、大丈夫です」

京太郎「とりあえず、母さん直伝の治療法で歩けるようにはするからな」

和「須賀くんのお母さんですか。そんな事も出来るんですね」

京太郎「いや、俺が良く怪我としてたからスキルが付いたんだろう」

京太郎「その後叩かれるけど」

和「ふふ、須賀くんらしいですね」

京太郎「なんだそれ」

京太郎(そういえば和の奴、妖怪が見えてたけど霊力があったのかな?)


 その後、京太郎の治療により和は歩けるように女子部屋に無事に皆に気付かれず就寝に入った
京太郎の秘密も守ってくれてめでたしめでたし。多少謎が残ったが、一日目無事終了

 ~~そして二日目~~

京太郎「皆さん、おはようございます」

久「あら須賀くん、おはよう」

まこ「おう、おはようさん」

優希「おはようだじぇ、京太郎!」

京太郎「おはようございます。優希は朝から元気だな」

優希「それが取り柄だじぇ!」

和「須賀くん、おはようございます」

京太郎「おう、おはよう」

京太郎「あ、和。ちょっといいか?」コイコイ

和「なんですか?」テクテク

京太郎「もう脚は大丈夫か?」ヒソヒソ

和「はい、大丈夫ですよ。須賀くんの治療のおかげで」ヒソヒソ

京太郎「そっか、良かった~」

和「心配性ですね」

久「あら、二人してなにヒソヒソ話してるの?」

京太郎「いえ、何でないですよ?」

久「本当かしら~?」

和「はい、何もありませんよ?」

優希(ムムム、なんだか京太郎とのどちゃんの距離が近くなったような)

京太郎「あれ?そういえば咲は?」キョロキョロ

まこ「あぁ、それなんじゃが」チラ

京太郎「うん?」

咲「zzz」

まこ「まだ寝とうるんじゃ」

京太郎「はあ~、仕方ねえな」テクテク

京太郎「オラ~、咲~。朝なんだからさっさと起きろ~」グニグニ

咲「ふえ~。やめてよ、京ちゃ~ん」ビヨーン

京太郎「やめてほしかったらさっさと起きろ」

咲「うぅ、やっぱり痛い」

久「ちょっとやりすぎなんじゃないの?」

京太郎「いいえ、こいつはこれくらいしないと駄目なんで。伊達にこいつの幼馴染みしてないんで」

久「まあ、良いけど。それにしてよく伸びるわね」グニグニ

咲「ぶひょうまでやふぇてくらしゃい~」ビヨーン

まこ「お前まで何しとるんじゃあ」ペシ

久「あいた!もう~、本気で叩かないでよ~」

まこ「お前さんまでやると調子のるからじゃあ」

久「はいはい、じゃあこれくらいにしとくわよ」

久「それじゃあ、咲も起きた事だし。朝食の当番を決めるわよ」

京太郎「待ちかねコーナ―!的な事は言えばいいんですか?」

まこ「もう言ってるじゃろうが」

優希「あたしは全然お待ちかねじゃあないじぇ」

久「それじゃあ皆、くじを引いてちょうだい」

和「ほら、宮永さんくじを選んでください」

咲「う~ん、じゃあこれ」

まこ「わしはこれじゃな」

久「じゃああたしはこれ」

優希「これだ!」

京太郎「じゃあ俺は残り物」

久「それじゃあ行くわよ」

一同「せ~の」

 人物選択

朝の当番は誰?

 ↓1 4

京太郎「あ、はずれだ」

まこ「わしもじゃ」

和「私もです」

咲「あたしも~」

優希「」

久「あら、引いちゃったみたいね」

和「えっと、部長と優希が当番ですね」

京太郎「とうとう、この時が来てしまったか」

優希「や、やり直しを要求するじぇ!」

久「はい、却下。それじゃあ優希と二人で買い物に言って来るわね」

まこ「おう、気を付けてな」

京太郎「部長、優希が入れないものを買わないように注意してください」

久「私を誰だと思ってるの?」

京太郎「まあ、言うまでもないですね」

久「じゃあ行ってくるわね~」テクテク

優希「のああ~!不幸だ~!」

京太郎「近所迷惑だから、あんまり叫ぶなよ~」

まこ「それじゃあ、あの二人が戻ってくるまで時間をつぶすか」

和「分かりました」

咲「は~い」

京太郎「咲は着替えろよ」

京太郎(さてと、俺はどうしようかな)

 行動選択

1.軽く散歩

2.誰に話しかける

3.家に電話する

↓2

京太郎「ちょっと気になるし、家に電話してみるか」

京太郎「まこ先輩、ちょっと電話したんで外に出てもいいですか?」

まこ「別に構わんが、何処に電話するんじゃあ?」

京太郎「俺んちにです」

まこ「なんじゃ、それくらいいぞ」

京太郎「ありがとうございます」

京太郎「あ、和」

和「なんですか?」

京太郎「先の奴がまた寝そうになったら顔洗いに行かせておいてくれ」

和「分かりました」

咲「もう、起きてるよ~」

京太郎「それじゃあ失礼します

京太郎「う~ん、出るかな」プルルル

 ガチャ

京太郎「あ、つながった」

ユエル『もしもし、どちらさんですか?』

京太郎「その声は、ユエルさんですか?」

ユエル『おお~!その声はキョータローやないか!』

京太郎「朝から元気ですね、ユエルさんは」

ユエル『えへへ、それもウチの良い所の一つやで』

ユエル『それでどないしたん?』

京太郎「あ、いえ、ちょっとそちらの様子が気になって」

京太郎「何か変わった事とかありましたか?」

ユエル『うん、あったで」

京太郎「即答!?え、一体何があったんですか!?」

ユエル『今からそれを説明するわ。お~い、ソシエ!』

京太郎(ソシエ?)

ユエル『ちょっと電話で話かけてくれる?』

ソシエ『う、うん、分かった。あの、もしもし』

京太郎「!?」

京太郎「ソシエさん!?何かあったんですか!?」

ソシエ『あ、あの、そない大きな声出さないでもらえます?』

京太郎「あ、ごめんなさい。つい興奮してしまって」

ソシエ『い、いえ、お構いなく』

京太郎「それであの、何があったんですか?」

ソシエ『その、あの』

京太郎「??」

ソシエ『なあ、ユエルちゃん、代わりに言うてくれへん?』

ユエル『何言ってんねん!こうやって話してキョータローと打ち解け~や』

京太郎(なんかもめてるな)

ユエル『とにかくファイトやで!』

ソシエ『う、うん、頑張ってみる』

ソシエ『あの、キョータローさん」

京太郎「あ、はい、もう大丈夫なんですか?」

ソシエ『はい、もう大丈夫です』

京太郎「それ一体何が?」

ソシエ『さっき、キョータローさんのお父さんの話が聞こえた話なんですけど』

京太郎「親父が言ってた?」

ソシエ『えっと確か、霧島の巫女って言う人らがここらへんにいるって言う情報があって」

京太郎「なっ、霧島の巫女!?」

京太郎「そ、その話本当ですか!?」

ソシエ『は、ハイ』

京太郎(クソ、何でまた霧島の巫女が。連休だからお勤めできたのか?)

京太郎「ちょっと待てよ、人ら?」

ソシエ『キョータローさん?』

京太郎「ソシエさん、霧島の巫女ってまさか複数いるんですか?」

ソシエ『はい、そうです。確か二人ほど』

京太郎「2人か。名前とか分かりますか?」

ソシエ『えっと確か名前が....』

 人物選択

こっちに来たのは永水メンバーは誰?

↓2 4

ソシエ『確か...神代小蒔さんと石戸霞さんと言う方だったです』

京太郎「な...に....?」

ソシエ『キョータローさん?』

ユエル『キョータローがどないしたん?』

京太郎「い、いえ、なんでもないです。ご連絡、ありがとうございました」

ソシエ『あ、いえ、どういたしまして』

ソシエ『とにかくご連絡はしたので気を付けて下さいね?』

京太郎「はい、分かってます」

ユエル『何かあったら、ちゃんと連絡するんやで!』

京太郎「ええ、そうします。では」ピッ

京太郎「.....」

京太郎「くそ!何でよりにもよって神代の姫様と石戸家の人間なんだよ!」ガン

 というわけで今回はここまでです。いやはや、一難去ってまた一難と言いますか。また問題が起きてしまいました。
京太郎は霞さんは小蒔さんに会わずに済むのでしょうか?それはまた次回へ!です!

それで皆さん、またお会いしましょう。安価に協力してくれた皆さん、ありがとうございました

 どうも皆さん、お久しぶりです。書く日の時間の時間予告です。
明日のお昼頃に時間が出来ますので、その時間帯にか来たと思います。安価ももちろん使いますのでよろしくお願いします。

それでは明日お会いしましょう、失礼します

 はい、皆さんどうもです。予定通り今から始めます
とその前に、人はいますか?

よし、やっと人が来た!かなり遅れましたが、ただいまより開始しま~す

 ~~合宿部屋へ~~

 ガラガラ

京太郎「すいません、ただいま戻りました」

まこ「おう、おかえりんしゃい」

咲「お帰り、京ちゃん」

京太郎「おお、ようやく目がちゃんと覚めたみたいだな」

咲「ふん、いつまでも子供じゃあないもん」

和「その割には、ふらふらと寝ぼけて歩いていましたよね」

咲「ちょっ、原村さん!それを言わないでよ!」

京太郎「はあ~、やっぱりお前はまだまだだな」ナデナデ

咲「もう~、子供みたいに頭撫でないで!」

京太郎「おっと、すまんすまん」

咲「ホントに京ちゃんは」

まこ「まあまあ、そう怒らんと。久達が戻ってくるまでゆっくりしといたらどうじゃ?」

咲「別に怒ってません」テクテク

京太郎「じゃあ俺は一旦自分の部屋に戻りますね」テクテク

和「?」

京太郎「さて、どうしたもんか」

京太郎「霧島の巫女が今日遭遇してしまうかの性は分からないし、対策とか練らないといけない」

京太郎「もし俺達一族がまだ生きているとばれたらそれこそ一環のお終いだ」

京太郎「仮に遭遇する時は少なくとも食事当番になって買い出しに行く時と、自由時間で散歩してる時だ」

京太郎「それに、俺がスサノオさんを使って察知能力を使ったらばれてしまうし」

京太郎「う~ん、どうしたものか」

和「....の」

京太郎「う~ん」

和「あの、須賀くん!」

京太郎「うわ!?って和か、いつの間に」

和「一応ノックはしたんですが、全然気づかなかったので仕方なく入って来たんです」

京太郎「そうだったのか。考え事で一杯で察知できなかった」

和「それで、何かあったんですか?」

京太郎「えっ?」

和「さっきまでの須賀くん、なんとなくなんですが様子が変でしたので」

和「何か悩みがあるのではと思いました」

京太郎「あ、えっと」

スサノオ『話してやったらどうだ』

京太郎(スサノオさん!?)

スサノオ『その娘は少なくともお前の事情を知ってる人間だ。相談に乗るだろうよ』

京太郎(スサノオさん...分かりました)

スサノオ『やれやれ』

京太郎「あのな和、実はな――――」

 ~~数分後~~

京太郎「――って事なんだ」

和「なるほど、そんな連絡が」

京太郎「だからどうしたらいいものかと考えていたんだ」

和「それでそのお二人はどんな格好をしているんですか?」

京太郎「まあ、お勤めで来てるから巫女服でいるな」

和「巫女服ですか。巫女服ですから、格好では目立ちますし分かりやすいといえば分かりやすいですね」

京太郎「まあそこは助かるんだが、遭遇した時にどう対処するかって事なんだよ」

和「とりあえず、隠れるのはどうでしょうか?」

和「少なくともここら辺は隠れるところもありますから」

京太郎「やっぱりそれしかないか。仕方がないっちゃあ仕方がないか」

和「それに、食事当番でくじを引かなければ問題ありえませんし」

京太郎「おい和、そのフラグとしか聞こえん発言はやめろ」

和「フラグなんて、そんなオカルトありえません」

京太郎「さらにフラグを立てるな!」

京太郎「それに昨日はオカルト染みたことがあっただろうが!」

和「それとこれは別の話です」

京太郎「あああ、もう~!」ワシャワシャ

久『皆~、戻ったわよ~』

和「あ、部長が戻って来たみたいですよ。考え込んでもあれですし、行きましょう」テクテク

京太郎「あ、和!」テクテク

久「皆、ただいま~」

咲「あ、お帰りなさい、部長に優希ちゃん」

まこ「おう、お疲れさん」

久「あれ、須賀くんと和は?」

和「ここに居ますよ、部長」

京太郎「右に同じくです」

久「あら、二人と一緒に居たのね。二人で何してたの?」

京太郎「いえ、ちょっと和と他愛ない話をしてただけですよ」

久「なんだ、つまんないの」

京太郎「さっきから気になってたんですけど」

久「何かしら?」

京太郎「何で優希はしなってるんですか?」

優希「あう~」

和「ゆ、優希は何かしたんですか?」

久「何かしたってわけじゃあないんだけど、買い物してる時に入らないものを本当に持って来たら軽くお灸をね」

優希「う~あ~」

咲「ぞ、ゾンビみたいになってる」

京太郎「予想はしてたけど、まさか本当にやるとは」

まこ「しかもお灸ってやりすぎじゃろう」

久「テヘペロ」キラ

京太郎「可愛く誤魔化しても駄目ですから!」

久「あら可愛いだなんてありがとうね、須賀くん」

まこ「都合のいいところだけ聞いて解釈するんじゃないわい!」

久「まあそれは置いておいて。ほら優希、いい加減元に戻りなさい」テチ

優希「はっ!ここはどこ?私は誰!?あたしの名前は釘宮!」

京太郎「何言ってだ、お前?」

和「優希、大丈夫ですか?」

優希「あれ?いつの間にか合宿所に戻ってるじぇ」

咲「あ、元に戻った」

久「ほらほら優希、簡単な作業を任せるから今から皆の朝食作るわよ」

優希「おお~、簡単な事なら任せておけだじぇ!」タッタッタ

久「それじゃあ朝食を作って来るから、その後に合宿メニューをまたやるからね」

一同「は~い」

 ~~そして朝食は終わり練習へ~~

久「さてと、朝食もちゃんと食べたし練習を始めるわよ」

和「はい」

優希「待ってたじぇ!」

まこ「今日も頑張るか」

咲「またパソコンなのかな?」

京太郎「まあ俺もぼちぼちレベルを上げないとな」

久「それじゃあメニューを言うわね。和は昨日と同じで縫いぐるみを抱きながら打つ事ね」

和「はい、分かりました」

久「あら、もう慣れたの?」

和「はい、ちょっとだけですが」

久(意外と速いわね)

久「それで咲は引き続きネトマで練習すること」

咲「は、はい」

まこ「わしはいつも通りか?」

久「ええ、その通りよ。まこは実戦での特訓ね」

まこ「了解じゃ」

久「優希はまたこれね」ドン

優希「また計算なのか!?」

久「それの10ページまで出来たら実際に打ってもいいわよ?」

優希「うげ~」

京太郎「それで部長、俺は何をすればいいですか?」

久「そうね須賀くんにはね...」

 行動選択です

1.実際に打ってもらう

2.咲のサポート(機械の使い方の教え)

3.優希の家庭教師

 ↓3

久「えっと、本当は須賀くんにも打ってもらいたんだけどね」

京太郎「はあ」

久「ごめんだけど、咲のサポートしてくる?」

京太郎「あ...、まあそうですよね」

久「うん、そうなのよ。何で電源を間違えて消したり、変な所を押したりタイピングミスをしたり」

咲「そ、そこまでひどくないですよ」

久「そう、そうして無自覚なのよ。悪気はないみたいだけど」

京太郎「分かりました。今日はそうさせてもらいます」

京太郎「ウチの幼馴染みがご迷惑をかけてすいません」

久「そっか、須賀くんはずっとこういう事をしてきたのよね」

京太郎「もう慣れましたから、平気ですよ」

京太郎・久「はははは。....はあ~」

咲「も、もう二人してやめてください~!」

久「それじゃあお願いね」

京太郎「分かりました。おら咲、サポートしてやるから早く来い」グイグイ

咲「わわ、引っ張らないで~」

 ~~....それから~~

京太郎「違う違う!なんでお前はまた閉じるを押そうとしてるんだよ!」

咲「そ、そんなつもりはないよ」


咲「うう~、全然カンが出来ないよ~」

京太郎「そう簡単出来るわけないだろうが!それはお前が特殊なだけなんだよ!」

京太郎「普通の役も出来るんだから、他のも鍛えろよ」

咲「そう言ってもやりやすいんだもん」


京太郎「なんでお前は字を打つのが遅いんだよ。ローマ字入力とか習っただろうが」

咲「な、何回聞いても慣れないだけだよ」

京太郎「情報の先生に謝れ!お前後でタイピングの練習な」

咲「そんな~」


咲「もう~、全然勝てない~!」ギュルギュル

京太郎「こら!どういう理屈か分からんが腕を回転させんな!」

京太郎「コード絡まるだろうが!」

咲「だってだって!」

京太郎「だってじゃあな~~い!」

優希「ダ~~~!分かんないじぇ~!」

京太郎「うるさい、優希!お前は黙ってやれ!」

 ~~そして練習終了後~~

京太郎「」グテー

まこ「なんか、わしらより疲れてないか?」

和「私、何か冷たいものを取ってきます」タッタッタ

咲「京ちゃんのおかげで少しパソコンに慣れました!」

久「そ、そう、それは良かったわね」

久(あれだけやって少しなの?)ドン引き

まこ「犠牲の代償がこれか。でかいな」

久「途中から優希の注意もしてたしね」

優希「何とか出来て良かったじょ。それにタコスを食って元気が出たじぇ!」

まこ「こっちはこっちで元気じゃな」

京太郎「おれ、何で打ってないのに疲れてるんですかな?」

久「その、ごめんなさい。お疲れ様だったわ」ナデナデ

京太郎「ハハハ、今の俺には部長の撫でられるのも癒されますよ」グテー

久「とりあえず元気出してね」ナデナデ

和「あの須賀くん、冷たい飲み物ですよ」

京太郎「おう、ありがとうな」

まこ「...本当に大丈夫なんじゃろうか?」

~~またそれから数分後~~

京太郎「すいません、もう戻りましたので大丈夫です」

和「そうですか、良かったです」

まこ「無茶してないか?」

京太郎「ええ、大丈夫ですから安心してください」

優希「どうしたんだ、京太郎の奴?」

咲「さあ?」

久(この二人、須賀くんがあんな状態になったの気付いてないの?)

久「ゴホン。それじゃあ須賀くんも元気なった事だし、食事当番を決めるわよ」

京太郎「来たか」

和「大丈夫ですよ」

優希「二度目はいやだじぇ」

まこ「次は誰になるのかのぉ」

咲「緊張しちゃうな」

久「それじゃあ皆、選んでちょうだい」

咲「これ!」

まこ「ほいっと」

優希「とう!」

京太郎「....」スッ

和「これでしょうか?」

久「じゃあ行くわよ?」

一同「せ~の」

 人物選択

昼食当番になったのは誰? フラグを本当にしたい人はあの二人をどうぞ?

↓2 4   

京太郎「.....」

和「....」

優希「よ、良かったじぇ」

まこ「はずれじゃったのぉ」

咲「私もです」

京太郎「和、ちょっと来い」コイコイ

和「な、なんですか?」ビクビク

京太郎「何にもしないから、良いから来い」コイコイ

和「はい」テクテク

京太郎「...」ガシ

和「!?///」

京太郎(だから言っただろう!?フラグを立てるようなことは言うなって!)ヒソヒソ

和(わ、私に当たらないでください!私だって驚いてるんですよ!)ヒソヒソ

京太郎(どうすんだよ!もしかしたらピンチになるかもしれないのに!)

和(そんな事を言われても!)

久「もしも~し、二人ともいいかしら?」

京太郎・和「は、はい!」ビク

久「なんだか二人息ぴったりね。それじゃあ昼食の当番になったから食材の買い出しをお願いね」

和「は、はい、分かりました」

京太郎「....了解です」

久「??」

京太郎「それじゃあ行ってきます」

和「行ってきますね」

咲「二人とも、気を付けてね~」

 道路にて

京太郎「....」テクテク

和「....」テクテク

京太郎「....」キョロキョロ

和「....」キョロキョロ

京太郎「どうだ?今のところ、巫女服らしい人物はいたか?」

和「いいえ、今のところは大丈夫みたいです」

京太郎「はあ~、何でこんなに緊張して歩かないといけないんだよ」

和「私に言われても」

京太郎「そもそも、和がフラグめいたことを言うからこんな事になったんだぞ」

和「まだその事を言うんですか?女々しいですよ、須賀くん」

京太郎「分かったよ、もう言わないよ。起きちまったことはしょうがないし」

京太郎「でも周りに注意しながら歩くぞ」

和「はい、分かっていますよ」

和「あ、それはそうと須賀くん」

京太郎「うん、なんだ?」

和「お昼はどんなメニューにするんですか」

京太郎「う~ん、まだ考えてないんだよな」

京太郎「そういう和はどうなんだよ。何か考えてるのか?」

和「私もまだ形は決めてません」

京太郎「じゃあ和も一緒じゃないか」

和「じゃあ一緒に考えてくれますか?」

京太郎「一緒に?」

和「はい。今だけは違う事を考えて、気を楽にさせておきましょう」

京太郎「....それもそうだな。じゃあなにが良いかな?」

和「あまり凝ったものは時間がかったらあれですしね」

京太郎「う~ん」

和「お味噌汁...」

京太郎「うん?」

和「お味噌汁なんてどうでしょうか?」

京太郎「あ、意外といいかもな!」

京太郎「味噌汁に物は、親子丼とか」

和「ぴったりですね!」

京太郎「あぁ、いい形になったな。じゃあお昼は親子丼と味噌汁にするか」

和「はい!あ、走行してるうちに着きましたね」

京太郎「食材を買ってさっさと戻るか」

和「ええ、そうしましょう」

 ~~それから15分後~~

 シャー

「ありがとうございました~」

京太郎「ふう、これでよしっと」

和「丁度食材が特売で安売りしてて良かったですね」

京太郎「しかもいいのが残ってて、これは美味しいのが出来るぞ」

和「ふふ、そうですね。それじゃあ、戻りましょう」

京太郎「おう」

 ~~数分後~~

京太郎「あとどれくらいだ?」

和「もうちょっとで合宿所に着きます」

京太郎「油断するなよ」

和「はい」

 カサカサ

和「!?」

京太郎「和、俺の後ろにいろ。何か来る」

和「は、はい」ササ

 ガサガサ

京太郎「来るぞ!」

 パサ

京太郎「へっ?」

和「小さい...です」

??「ノッブ―!」

京太郎「な、なんだこいつ?」

和「妖怪さん、でしょうか?」

??「ノブー?」

京太郎「見た感じ悪い妖怪じゃあなさそうだが」

和「ちょっと可愛いですね」

??「ノブノブ!」トットット

京太郎「うわ、なんだ!?」

和「あ、須賀くんの頭に」

??「ノッノブ~!」In京太郎ヘット

和「なんだか、須賀くんに懐きましたね」

京太郎「う~ん。お前、それ楽しいのか?」

??「ノッブ―!」

和「『ノッブ―』と鳴いているので、ノッブと名付けたらどうですか?」

ノッブ「ノブ~」

京太郎「飼う気か?」

京太郎「!?」ピキン

ノッブ「ノブ?」

和「須賀くん?」

京太郎「和、来い!お前も俺の頭に掴まれ!」タッタッタ

和「す、須賀くん!?」グイ

ノッブ「ノノ!!」

和「須賀くん、どうしたんですか?」

京太郎「しっ。静かにしろ。お前もな」

ノッブ「ブブ」スス

京太郎「来た」

和「えっ?」


霞「もう、小蒔ちゃんたら。変な道に行こうとしたでしょう?」テクテク

小蒔「ご、ごめんなさい、霞ちゃん。なんだかこっちの方が良いと思いまして」テクテク

和(あれが、巫女服!?)

 さあさあ、盛り上がってきました!とうとう霞さんと小蒔さんを見つけてしまった京太郎と和。二人のどうなってしまうのか?
いやはや、書いていてワクワクします。あとすいません、ノッブを出したい言う欲求に負けてしまいました。がくり

というわけでここまでにします。多分水曜に時間が出来たら書けたら書きます。
安価に協力していただいた皆さん、ありがとうございました。

はいどうも皆さん、こんにちは。久々に書く時間が出来たのでいつもの如く書いていきます。
安価の方は進み具合で考えます。
えっと、人はいますか?

すいません、今日書くって言いましたがなんか急にパソコンの調子が悪いので中止にします。申し訳ございません。

皆さん、どうもお久しぶりです。今日はお知らせしたいことがあって投稿しました。少し前にもパソコンの調子が悪いと言いましたが、本格的に家のWiFiがおかしくなりパソコンが使えなくなりました。それでWiFiが直り次第また再開します。
直った日にはちゃんと日にちと時間を書きますのでご確認下さい。ご了承よろしくお願いします

はい、どうもこんにちは。無事にWiFiが直り続きが書けるようになりました。ので、今日の夕方の6:00から久々に再開します。なのでよろしくお願いしますね

 はい、というわけで時間になりましたね。 
えっと、ちゃんと人はいますか?

そんじゃまあ、始めますよ~

霞「まあ、まだ時間には間に合うから問題ないけど」

小蒔「こ、こういう時は、軽いお散歩って思いましょう!」

霞「お散歩もいいけど、この道を選んだのは小蒔ちゃんよ?」

小蒔「あう。それを言わないでください」

 
和(これが須賀くんが言っていた人達。巫女服を着てる以外は普通の人に見えるのですが)

京太郎(くそ、まさか本当に遭遇しちまうとわな。だけど言っても仕方がない、今は隠れておくしかない)


霞「それに、どうしてこの道が良いと思ったの?」

小蒔「なんというんでしょうか、この道に何か私に近いものを感じたがして」

霞「小蒔ちゃんに近いもの?」

小蒔「はい、そうです」

霞「と言われても、ここは普通の道だし人も今は私達しかいないわよ」

小蒔「そうなんですよね。一体なんだったのでしょうか?」

霞「まあとにかく、早く目的地に向かいましょうね」

小蒔「はい、霞ちゃん!」テクテク

霞「...」チラ

小蒔「霞ちゃん?」

霞「なんでもないわ。さあ、行きましょう」テクテク

京太郎「行ったか?」

和「はい、もういなくなったみたいです」

 ガサガサ

京太郎「はあ~、ビビった~」

和「ま、まさか、本当に出会うなんて思いませんでした」

京太郎「だから言っただろうが」

和「ま、まだ根に持ってるんですか」

京太郎「いや、もう良いよ。何とか回避できたし」

和「なら、良いですけど」

京太郎「それに、お前も良く静かにしてたな。偉かったぞ」

ノッブ「ノッブ~!」エッヘン

京太郎「よしよし」ナデナデ

ノッブ「ノブノブ~」

和「私からもナデナデです。偉かったですね」ナデナデ

ノッブ「ノブ~」ムフー

和「それにしても私に普通の人達に見えましたけど」

京太郎「まあ、普通の人だったらそう思うのが当然だ。俺達家族は、あの霧島の巫女たちの実力を知っているから警戒してるんだ」

和「そこまでなんですか」

京太郎「あぁ、だから俺達はこうやって隠れてやり過ごしてるんだ」

和「ずっとなんですか?」

京太郎「まあ、そうだな」

和「....」

京太郎「まあこの話はここまでにしてさ、さっさと帰って飯にしようぜ」

和「...はい、そうですね。急いで帰って作りましょう!」

和「あ、でもその前に」

京太郎「どうした?」

和「ノッブちゃんはどうしましょう?」

京太郎「あ、そういえば考えてなかった」

ノッブ「ノブ~?」

京太郎「まあ、帰りながら考えるとするか」テクテク

和「えっ、それで良いんですか!?」テクテク

京太郎「なんとかするさ。しっかり掴まっておけよ~」

ノッブ「ノブ~!」

 ~~そして合宿所へ~~

京太郎・和「ただいま戻りました!」

久「お帰りなさい、お疲れ様」

まこ「お帰りんしゃい」

優希「おう、待ちくたびれたじぇ!早く早く!」

咲「お帰り、京ちゃんに原村さん」

京太郎「そう燥ぐな。今から作ってやるからな」

優希「おう、楽しみにしてるじぇ!」

和「部長、これレシートです」

久「はい、どうも。あら、意外と安く買えたのね」

和「はい、丁度安売りがしていたんです」

京太郎「それじゃあ俺達は調理をしますので」

和「もう少々待っててくださいね」

四人「は~い」

 ~~一方ノッブは~~ In京太郎の部屋

ノッブ「ノッブ~!ノブノブノブ~!」タタタタ

ノッブ「ノブ~!ノノ!?」ガッ

ノッブ「ノ~ブ~!」クルクル

ノッブ「ノッ!」ゴツン

ノッブ「ノッブ~」ウルウル

 燥いでこけて泣いているのであった


優希「是非もないよネ!」

咲「優希ちゃん、いきなりどうしたの?」

優希「えっ、なんのことだじぇ?」

咲「えっ?」

 ~~調理場~~

京太郎「それじゃあ、始めますか!」

和「はい、では私はお味噌汁の方をしますね」

京太郎「おう、分かった。じゃあ俺は親子丼にするな」

和「はい、お願しますね」

 ~~~~~~~~~

京太郎「......」ザクザクザクザク

和「綺麗なリズムで切ってますね」

京太郎「うん、そうか?いつもの事だったからそんなふうに言われたの初めてだな」ザクザクザク

和「なんと言いますか、手際が良いと言いますか」

京太郎「それを言うなら和だって、上手いじゃないか。食材の切り方も上手いし、豆腐も崩れずに出来てるし」

和「そ、そうですか?一応私も料理をすることもありますから、普通に出来てるかどうか分かりませんけど」

京太郎「そんなことねえよ。見た感じ、すごくいい感じだと思うぜ?自信持てよ」

和「ふふ、ありがとうございます、須賀くん」

和「あ、須賀くん、それを取ってくれますか?」

京太郎「これか?はいよっと」

和「ありがとうございます」

京太郎「あ、そこに置いてあるやつを悪いけど取ってくれるか?」

和「分かりました。はい、どうぞ」

京太郎「おう、ありがとう」


和「須賀くん、ちょっと味見してくれませんか?」

京太郎「あぁ、別にいいぞ」グツグツ

和「注いで、どうぞ」

京太郎「それじゃあ」ズズ

和「どうですか?」

京太郎「うん、いい味になってる!美味しいぞ」

和「本当ですか!?良かった~」

和「あ、須賀くんのもいい感じですね」

京太郎「だろう?」

 ~~そしていよいよ~~

京太郎・和「お待たせしました、完成しました!」

咲「あ、出来たんだ」

久「う~ん、いい匂い。これだけでも美味しいって分かるわ」

まこ「お?これは丼ぶりか?」

優希「くう~!早く食べたいじぇ!」

京太郎「どうぞ召し上がってください」

和「私と須賀くんで作った、親子丼定食です」

咲「うわ~、とっても美味しそう~!」

まこ「ほっほ~、これはうまそうに出来とるの~」

久「食べる前に写真撮っておこうっと」カシャ

まこ「とってどないするんじゃあ?」

久「あいつに送るのよ」ニッシシシ

まこ「また悪い顔をしおって」

優希「美味そうだじょ~」ダバー

和「優希、そんなに涎が垂れてははしたないですよ」

久「それじゃあ皆待ちきれないみたいだし、手を合わせて」

一同「頂きます!」

まこ「どれどれ」パク

咲「はむ」パク

久「さてさて」パク

優希「あ~む」パク

一同「....」モグモグ ゴックン

一同「おいしい!」

和「やりましたね!」

京太郎「おう、大成功だな」

久「なにこれ美味しい!店で食べるのより全然美味しいじゃない!」

咲「おいしい!美味しい、京ちゃんに原村さん!」

まこ「これは...家の店に採用したいくらいじゃなのぉ」

優希「うまい!美味すぎるじぇ!」ガツガツ

久「この親子丼はどっちが作ったの?」

京太郎「あ、親子丼を作ったは俺ですよ」

和「私はお味噌汁の方を担当しました」

咲「それじゃあ」ズズズ

咲「お味噌汁も美味しい!良い出汁が出てて美味しいよ!」

京太郎「なあ、言ったとおりだろう?」

和「はい!」

久「二人とも本当にいい仕事したわね~。褒めてあげるわ」

京太郎・和「ありがとうございます、部長」

久「この後も食事は二人に任せようかしら」

京太郎「ええ!?」

和「さすがに連続は...」

まこ「これ。ちゃんとルールを守らんかい。くじ引きじゃろうが」

久「分かってるわよ、冗談冗談」

まこ「ならええんじゃが」

優希「うぐっ!?」コンコン

京太郎「まったく落ち着いて食えよ。ほら、お茶だぞ」

優希「ん、ん、ん。ぷは~、死ぬかと思ったじょ」

和「まったく、いくら美味しいからといってそんなに急がなくていいじゃないですか」

優希「悪い悪い、つい美味しくて夢中になっちまったじぇ」

京太郎「はあ。あ、俺ちょっとお手洗いに行ってきます」

久「は~い、行ってらっしゃ~い」

 京太郎部屋

 ススス

京太郎「お~い、ノッブ~」ヒソヒソ

ノッブ「ノノ!」タタタ

京太郎「し~、静かに」

ノッブ「ノッブ」パッ

京太郎「それより、お前の分の飯も作ったんだ。良かったら食ってくれ」スッ

ノッブ「ノッブ~!」ギュウ

京太郎「ははは、よしよし。しっかり食べるんだぞ」

京太郎「じゃあな」ススス

ノッブ「ノ~、ノブ」パク

ノッブ「ノ、ノッブ~」ヘニャア


 そうしてみんな楽しい食事をしたとさ

 ~~そして時間は過ぎていき~~

久「さて、お昼御飯も食べて寛いだことだし、午後の部の合宿メニューを始めるわよ」

京太郎「さてと、また気合を入れないとな」

咲「今度は実際に打てるといいな」

和「優希、計算の問題集はちゃんと出来たんですか?」

優希「だ、大丈夫だじぇ。ちゃんと目標のところまで行けたから問題ないじぇ」

和「本当ですか、部長?」

久「それなら問題なし。なんというか、途中で須賀くんが教えてあげてたから。咲の合間をとって」

京太郎「まったく、本当に感謝しろよ」

優希「おう、あの時は助かったじょ」

まこ「京太郎、疲れてはいないか?」

京太郎「ええ、飯も食いましたからね」

まこ「うむ、なら安心じゃあ」

久「それじゃあ今から言うわよ」

京太郎(さてさて、今度はないされるのかな?)

 行動選択

1.皆のサポート

2.突然の携帯が鳴る

3.実戦練習

 ↓3

 プルルルル

和「誰か携帯が鳴ってますね」

久「私じゃあないわよ」

まこ「わしでもないぞ」

優希「あたしもだじぇ」

咲「私もまだ持ってないし」

京太郎「あっ、俺っぽいですね」

久「もう~、しっかりマナーにしておきなさいよ」

京太郎「すいません、部長。ちょっとすいませんけど、確認して良いですか?」

久「手短にね」

京太郎「はい」スク ピッ

京太郎「.....」

久「それで、大した内容じゃなかったの?」

京太郎「.....」

咲「京ちゃん?」

久「ちょっと、須賀くん?」

和(あの顔...)

京太郎「すいません部長、午後の練習時間は俺抜きでやってください」

まこ「どういう事じゃあ」

京太郎「夕方には戻ります!」ダッ

久「あ、須賀くん!?」

優希「どうしたんだ、あいつ?」

咲「さあ?」

久「もう、なんなのよ」

和(須賀くん、何かトラブルが)

~~とある神社近くの公園~~

京太郎「.....」テクテク

京太郎「神社近くの公園があるところっていえばここら辺だろうな」テクテク

京太郎「まだだれも来てないのか?」

??「ちゃんと来てくれたみたいね」

京太郎「来るに決まってんだろう。いきなりメールで呼びつけるだからよ」

??「ふふ、君はちゃんと約束を守ってくれる子だもんね」

京太郎「はあ、それでいったいなんだよ。神代が本家でその分家の一つ家の石戸家の石戸霞さん」

霞「あらあら、そんなフルネームで名前を呼ばなくていいじゃない」

霞「いつもの名前で呼んでほしいわね、須賀家の須賀京太郎くん?」

京太郎「あんたもフルネームで呼んでじゃねえかよ」

霞「君が私の名前をそう呼んだからよ?」

京太郎「はあ、分かったよ。俺が悪かったよ、霞ねえ」

京太郎「これでいいだろう?」

霞「ふふふ、やっぱり京くんにはそう呼んだほしいわね」

霞「いつもの呼び名で嬉しいわ」

京太郎「それは良かったね、霞ねえ」

霞「京くんは恥ずかしがりだったものね、昔から」

京太郎「そんなんじゃあねえよ。一応人がいると思ったからそう呼んだよ」

京太郎「それより神代の姫様は?」

霞「小蒔ちゃんは今、ここの地主さんとお話をしているからまだ戻ってこないから安心して」

京太郎「ならいいけど」

 まあ今日はここまでにします。明日も続きを書きますのでよろしくお願いします。 
時間は5:00ぐらいに予定しています。自分事ですけど、バイトって大変ですよね。
それではまたお会いしましょう!

 はい、どうもみなさん、こんにちは
予定通りに今から始めますが、人はいますか?

いますよ、ちゃんと。僕は毎回、二人ぐらいいるのを確認してからやる感じなので  
それじゃあ二人目もの方も来ましたので、参りましょう!

霞「それじゃあ、とりあえず何から話そうかしらね」

京太郎「時間はあんまりないんだろう?」

霞「ええ、それほど長くはないわ」

京太郎「分かった。じゃあ今から質問をするから、ちゃんと答えてくれよ」

霞「わかってるわ、ちゃんと答えるわよ」

京太郎「それじゃあ....」

 行動選択  

1.現在の霧島の状況

2.京太郎たちのこと

3.恋人はできたかと聞く

 ↓3

京太郎「霞ねえってさ」

霞「私が何?」

京太郎「恋人とかできたの?」

霞「なんでそんなことを聞くのかしら?」

京太郎「いや、なんとなく」

霞「あらあら」テクテク

京太郎「か、霞ねえ?なんで近づいてくるの?そんでなんで右腕を振り上げて」

霞「天誅!」ペシン

京太郎「あいってええ!」

霞「まったく、まじめな話をしている時にふざけたことを聞くんじゃあありません」

京太郎「いてて、ごめん。本気で叩きやがって」

霞「それに、私たちはそんな簡単にそういう人ができないのはあなたと知ってるでしょう?」

京太郎「まあそれりゃあそうだけどよ。昔ながらの知り合いだからの興味というか」

霞「とにかく、今はまじめな話をしてるんだからふざけないこと」

霞「また言ったら、怒りますからね」

京太郎「分かったよ、もう」

霞「それじゃあ改めて、まずは何が聞きたいのかしら?」

京太郎「あぁ、それじゃあな」

 行動選択 どちらを先に聞くか

1.現在の霧島の状況

2.京太郎たちのこと

 ↓2

京太郎「それじゃあまずは、そっちの状況を教えてくれないか?」

霞「ええ、分かったわ」

霞「現状、今のところ私たちは特に変わったことはないわ。私たちはそれぞれの分家の人間として務めて修行をしてるわ」

霞「何より私達はまだ学生がだからそれほど大きなことはやらさせていないわ」

京太郎「そうか」

霞「変わったといえば私達の学校に新しい子が加わったわ」

京太郎「加わったって誰が?」

霞「滝見家の滝見春。京くんと同い年の子よ」

京太郎「滝見家のやつが。しかも俺と同じ年の。ていうことは」

霞「ええ、永水の今年今年のメンバーは本家と分家のみんなが行くわ」

京太郎「まじかよ。それは強力だな」

霞「京くんも確か麻雀部に入ってたわね?」

京太郎「あぁ、そうだぜ。今は合宿中で皆頑張ってるぜ」

霞「京くんも大会に出るの?」

京太郎「まあ、そのつもりだ」

京太郎「でも俺は戦いでの神降しは得意でも、麻雀でまだできなくて」

霞「そっちの修行はおじさまからは?」

京太郎「いや、聞いてない。何より今年から始めたからな、だから初心者だ」

京太郎「それに、霞ねえみたいにまだまだ使えねんだよ」

霞「そうなの。小蒔ちゃんは神様の力を借りてるけど、実力は京くんに近いかもね」

京太郎「神代の姫様と一緒ねえ。変なところで一緒にはなりたくはないんだけどな」

霞「他に聞きたいことはあるかした?」

京太郎「あぁ、まだある」

京太郎「神代家の人間は、まだ俺たちのことを探しているのか?」

霞「...ええ、まだ京くんたちのことを探しているわ」

京太郎「やっぱりか...」

霞「小蒔ちゃんのお父さん、神代家のご当主はあなたたちが滅んでないと睨んでいるわ」

霞「色々な情報や風の噂などを頼りにいろいろ探ってるみたいよ」

京太郎「まったくしつこいことこの上ないな」

霞「須賀家は神代家と同じくらい強い力がる家柄。その強い力を保つためにその家と婚約し、途絶えさせないようにするため」

京太郎「人の恋路とかそんなの関係なく強制的にやらされるからな。そんなのごめんだね」

霞「でも小蒔ちゃんは可愛いでしょう?」

京太郎「正直に言うと、神代の人間じゃあなかったら普通に好みのタイプだと思う」

京太郎「性格もいいんだろう?」

霞「ええ、京くんより一つ上だけど、とても頑張り屋さんでいい子よ?」

京太郎「なんでそんな子が神代の家に生まれたのかね」

霞「さあ、こればっかりは神様しか知らないことだから」

霞「他にはあるかしら?」

京太郎「いや、今のところはそれくらいでいい」

霞「そう、分かったわ」

京太郎「悪いな、いつもそっちの情報を教えてもらって」

霞「別にいいのよ。私のお父様と京くんのおじさまとの仲ですもの」

京太郎「家の親父と霞ねえの親父さんが昔ながらの友達で、俺たちのことを隠してくれてしかも黙ってくれてる」

京太郎「霞ねえの親父さんには感謝しきれないよ。本当に助かってる」

霞「京くんのおじさまが京くんを連れてこっそり私の家にきて私が相手をしていたわね」

霞「そのおかげで私はこうして京くんと仲良く遊んであげてこうして名前で呼ぶ仲になったものね」

京太郎「まあ、懐かしい話だ」

霞「あの時みたいにまた甘えてもいいのよ?」

京太郎「そんな時間ねえだろう。それにそんな年じゃないのに」

霞「あらあら、時間がいいのかしら?」

京太郎「そういうんじゃあねえよ。....恥ずかしいだけなんだよ」

霞「何か言った?」

京太郎「何にも言ってないよ」

霞「でも、相変わらず私の胸ばかり見てるわね」

京太郎「...これは男のサガだよ」プイ

霞「あらあら、可愛い」ナデナデ

京太郎「なでるなよ///」

小蒔「霞ちゃ~ん!」

京太郎「!?」

霞「こ、小蒔ちゃん!?」

小蒔「あ、こっちから声が。そっちにいるんですね」

京太郎「悪い、俺はもうここからいなくなる。俺たちのことは今後も黙っておいてくれよ」

霞「ええ、分かってわ。京くんも見つからないようにね」

京太郎「分かってるよ。それじゃあ!」

霞「あっ、京くん!」

京太郎「あん?なん...」

霞「...」オデコニチュッ

京太郎「なっ!///」

霞「体に気を付けてね」ニコ

京太郎「~~~~!!じゃ、じゃあな!」タッタッタ

霞「ふふふ」

小蒔「ここにいたんですね、霞ちゃん」

霞「ええ、お話は終わったの?」

小蒔「はい、しっかりお話ししました」

霞「そう、ならよかったわ」

小蒔「ところで、さっきまでだれかとお話ししていたんですか?」

霞「いいえ、私は小蒔ちゃんがここに来るまでじっと待っていただけよ」

小蒔「そうだったんですか。それはごめんなさい、勘違いをしてしまって」

霞「気にしてないから大丈夫よ」

小蒔「でも...」

霞「でも?」

小蒔「あの道の時と感じがしてるなぜなんでしょうか?」

霞(やっぱり、京くんと小蒔ちゃんは似てるのね)


京太郎「霞ねえのバカが...///」テクテク

~~そして時間は過ぎて夕方へ~~

京太郎「はあ、疲れた~。途中参加だったけど、部長と和に色々と教えてくれてためになったな」テクテク

京太郎「それにして霞ねえめ、あんなことしやがって」

京太郎「ガキじゃあねんだから、ったく」

京太郎「まあとにかく、温泉入って疲れを癒そう」ファサ


係「まったく、男女湯の暖簾を間違えてつけるなんて」

係2「うう、すいません。うっかり間違えてしまって」

係「早く戻すわよ」

 数分後

??「ふんふ~ん」テクテク ファサ

 ~~温泉~~

京太郎「はあ~、本当に温泉はいい文化だぜ」

京太郎「疲れが取れて楽になるぜ~」フニャー

 ガラガラ

??「あら、丁度一番って感じかしらね」

京太郎「へっ、ぶ、部長?」

久「えっ、須賀くん?」

京太郎「....」

久「....」

京太郎・久「ええええええええ!?」

はい、というわけでここまでにします。ふふふ、ここで霞さんのお姉ちゃんぶりがよく出ていたなと思います。
こんな姉がいたらいいなと思いますね。そしてまさかのここで温泉ハプニング!ここもどうなるかワクワクしますね~。
それじゃあまたお会いしましょう!安価に協力してくれた皆さん、ありがとうございました!

修正 打ちミスです

× 霞「須賀家は神代家と同じくらい強い力がる家柄。

〇霞「須賀家は神代家と同じくらい強い力がある家柄。


×小蒔「あの道の時と感じがしてるなぜなんでしょうか?」

〇小蒔「あの道の時と感じがしてるのは、なぜなんでしょうか?」

どうも皆さん、お久しぶりです。続きを書こうと思う日が来ましましたので、予告します。
今週の土曜日の夕方の5時からやりますのでよろしくお願いします。それでは土曜日に会いましょう

 はい、どうも。こんにちは、時間になりましたね。
えっとそれで人はいますか?

じゃあ、始めます~

久「ちょ、ちょっと!後ろを向きなさいよ!///」

京太郎「わあああ!///す、すいません!」グルン

京太郎「と、というか、なんで男湯にいるんですか部長!」

久「それはこっちのセリフよ!なんで須賀くんが女湯にいるのよ!」

京太郎「はああ!?俺はちゃんと確認しましたよ!俺が見た時にはちゃんと男湯の暖簾になってましたよ!」

久「それを言うなら、私が来たときは女湯の暖簾になっていたわよ!」

久「うん?ちょっと待って」

京太郎「な、なんですか?」

久「これってもしかして、係の人が間違えたんじゃない?」

京太郎「係の人が?」

久「だって、須賀くんが来た時には男湯の暖簾だったでしょう?」

京太郎「は、はい」

久「で、私が来た時には女湯の暖簾になっていた」

久「そう考えたら、納得できるでしょう?」

京太郎「た、確かに。じゃあ俺が悪いわけじゃあなかったですね?」

久「ええ、須賀くんは悪くないわ。部屋の感じで気づかなかった須賀くんもあれだけど」

京太郎「うっ、すいません」

久「とにかく、私は違う方向を向いているからその間に男湯に戻りなさい」

京太郎「は、はい、わかりました!」ザバ


 この後の選択

1.係の人が確認に来た

2.皆が入ってきた

3.だれも来ず問題なく出れた

 ↓3

 ガラガラ

京太郎「だ、誰か来た!?」

久「ま、まずいわ!須賀くん、とりあえず私の後ろに隠れて!」タッタッタ ザバン

京太郎「は、はい!」ササ


優希「よ~し、温泉だじぇ!」

和「こら優希、まずは体を洗わないと」

咲「あれ?誰かいますよ?」

まこ「うん?なんじゃ久か。先に入っておったんじゃな」

久「そ、そうなのよ。先に浸かりさせてもらってるわ」

まこ「そうか。じゃあわしらもあとから行くのぉ」

和「ほら優希、体を洗いますよ」

優希「ほ~い」

咲「まずは頭から洗って」シュコシュコ


京太郎「ちょっと、これかなりまずいじゃあないですか!」ヒソヒソ

久「分かってるわよ!とりあえずこの樽で頭を隠しなさい。須賀くんが無事に出れるようにしてあげるから」ヒソヒソ

京太郎「分かりました。よろしくお願いします、部長」ヒソヒソ

久「とりあえず、ちょっと移動するわよ」スス

京太郎「はい」スス

久(とわいえ、みんなの気を少し違う方向に向けないといけないね)

京太郎(部長だけに頼るわけにはいかない。俺も考えないといけないな)

久(うん?あれは係専用の出入り口かしら?あれなら須賀くんが出られそうね)

久「ちょっと、須賀くん」ヒソヒソ

京太郎「どうかしましたか、部長?」ヒソヒソ

久「あそこの係専用の出入り口が見える?」

京太郎「はい、見えてます」

久「あそこまで行けるようにサポートするからついていて頂戴」

京太郎「了解しました」

久「行くわよ」スス

京太郎「はい」スス

まこ「ふう~」

優希「はあ~、すっきりしたじぇ」

和「それじゃあ温泉に浸かりましょうか」

咲「そうだね」

久(やるなら今ね)

久「あ、みんな見て!流れ星が出てるわよ!」

まこ「あ、どこじゃ?」

優希「流れ星!?どこだじぇ!?」

和「どこなんですか?」

久(須賀くん、今よ!)アイコンタクト

京太郎(ありがとうございます、部長!)ザバ

 結果選択 これはアンケートです

1.成功

2.失敗

 4人まで

 引き分けなので 安価で

1.成功  

2.失敗

↓2

京太郎「よし、これならいける!」

京太郎(スサノオさん!)

スサノオ『分かってる。筋力強化』シュン

京太郎「瞬足!」ダダダ ヒュウ

まこ「うわ、なんじゃ!?」

和「急に風が!?」

優希「す、少し冷えるじょ」ブル

咲「あ、治まった」

久「...」

久(須賀くん、なんて早いの!?)

和「あの部長?」

久「えっ、何?」

和「それであの、流れ星は?」

久「あ、ごめん!どうやら私の気のせいだったみたい」

優希「な~んだ、部長の気のせいだったのか」

まこ「まあもしかしたら、空を見たとき見えるかもしれんぞ?」

咲「そうだといいな~」

久「そ、それより、早く温泉に浸かったら?」

まこ「それもそうじゃの。それ、おんしらも入ろうじゃないか」

三人「は~い」

 ~~一方京太郎は~~

京太郎「はあはあ、危なかった~」

京太郎「スサノオさんもありがとうございました」

スサノオ『こんなつまらんことに力を使うんじゃあない』

京太郎「し、仕方ないじゃあないですか。緊急事態だったんですから」

スサノオ『次はないからな』

スサノオ『じゃあな』

京太郎「それじゃあ俺も男湯に戻ろう。うん?」

 和theブラジャー

京太郎「こ、これは。もしかしなくても、和のだよな」

京太郎「や、やっぱり、でかいな」

京太郎「しかもちょっとかわいい感じな」

京太郎「....」じー

京太郎「はっ!こんなことしてる場合じゃあない!早く出ないと!」

 ~~そして夕食を終え~~

京太郎「あの、部長。少しいいですか?」

久「あら奇遇ね、私も須賀くんに話したいことがあるのよ」

京太郎「じゃあついてきてくれますか?」

久「ええ、いいわよ」

優希「むむ!二人してどこに行くんだじぇ!?」

久「ちょっと、須賀くんと話すだけよ」

まこ「ここじゃあ話しにくいことなんか?」

京太郎「まあ、ちょっと個人的なことなので」

優希「む~、あやしいじぇ」

京太郎「怪しくねえよ。それじゃあ部長、ついてきてください」

久「はいはい」テクテク

咲「一体、何を話すんだろう?」

優希「こっそりついて行こうじぇ!」

和「だめですよ、優希。須賀くんも別に怪しい話をすると言ってないんですから、ついて行ってはいけませんよ」

優希「ムウ~。のどちゃん、最近京太郎に優しいじぇ」

和「えっ!?そ、そんなことありませんよ?」

咲「なんか怪しいな」

和「あ、怪しくありません!」

まこ「惚れほれ、正直に話したほうは楽になるぞ?」

和「なんでまこ先輩まで乗り気なんですか!?」

優希「さあさあ、果かないとそののどパイをもませてもらうじょ~」ワキワキ

和「セクハラですよ、優希!」

和「もう~!なんにもありませ~ん!」

~~場所は変わり~~

京太郎「部長、あの時は失礼しました!それから助けてくれてありがとうございました!」ペコ

久「はいはい、どういたしまして」

京太郎「もしあの時、部長が助けてくれなかったらと考えると」

久「だからもう気にしてないって言ってるでしょう?」

久「それに、私も似たようなことになってたんだからお互いさまでしょう?」

京太郎「それでも、本当にありがとうございました」ペコ

久「もう、いいって言ってるのに」

久「あ、そういえば少し思ったんだけど」

京太郎「えっ、何ですか?」

久「須賀くんって、何かスポーツとかしてたの?」

京太郎「えっ、なんでそんなことを聞くんですか?」

久「いや、須賀くんがあんなに早かったから何かしてたのかなって?」

京太郎「あ~、まあ中学の時にハンドボールを」

久「えっ?ハンドボールをしていてあんなに早くなるの?」

京太郎「ええ、まあ」

京太郎(まあそれもあるけど、修行とかしてて鍛えられてからな)

久「あ、もう一つ聞きたいことがあるんだけど」

京太郎「えっ、もう一つですか?」

久「ええ、そうよ」

京太郎「えっと、なんですか?」

久「あの時に私のタオル姿、見た?」

京太郎「へっ?」

久「ほら、私も須賀くんもタオル一枚の姿だったじゃない?」

久「それで須賀くんはあの時の私の姿をみてたのかな~って」

久「まあ須賀くんは、和みたいな子が好みだから特に何とも」チラ

京太郎「...///」プイ

久「えっ?」

京太郎「...すいません、見惚れてました///」

久「へっ?///」

京太郎「あの時の部長は髪が少し濡れていて色っぽくて、それに部長はモデルみたいにスタイルですし」

京太郎「例え和みたいな人が好みでもあんな姿の部長を見たら、戸惑いますよ」

久「~~~~!!///」

久「そ、そうだったの。ま、まあこれも年上としての魅力かしらね」

久「じゃあ私は先に戻るわね。須賀くんも早く戻るのよ」

京太郎「あ、部長」

久「じゃあね~」テクテク

京太郎「部長、少し照れてたのか?でもすぐ元に戻ってたし」

京太郎「気のせいか?」


久「ふえええええ///!?」

久「須賀くん、あんなふうに思ってたの!?」

久「色っぽいとかモデル見たいとかあんなに褒めるなんて」

京太郎『例え和みたいな人が好みでもあんな姿の部長を見たら、戸惑いますよ』

久「ううううう///」ヘナヘナ

久「あう~~~!///恥ずかしい~~~///」ブンブン


 こうして二泊三日の強化合宿は終わったのであった

そして次回は

恵「.....」ゴゴゴゴゴ

京太郎(なんでこんなことになってるんだ!?)ガクガク

 なぜか和の父、恵さんとの対談に?一体どうしてこうなった!?

というわけで、今回はここまでです。久さんの乙女っぽさちゃんと出ていましたか?うまく出ていたら嬉しい

そして次の話は、和に父の恵さんと話すことに?それは次回に語らさせてもらいます。
それではまたお会いしましょう。安価に協力してくれた皆さん、ありがとうございました!

はいどうも皆さん、お久しぶりです。書く予定の発表です。
明日の夕方5:30に続きを書こうと思うので、またよろしくです。では明日に!

というわけで参上しました!始める前に人はいますか?

二人目まだですか?私は二人いるのを確認してからやるんですが

うん、よし始めます

京太郎(ハイ、皆さんこんにちは、須賀京太郎です)

京太郎(いきなりですが、俺はただいま絶賛困っているんです!)

京太郎(けして妖怪関連のものではありません。それよりもっと厄介なことです)

京太郎(それは!)

恵「....」ゴゴゴゴ

京太郎(和の親父さんに睨まれてることです!)

京太郎(しかも、すごく怖いしどうしたらいいんだよ!?)

京太郎(どうしてこんな状態になったのか)

京太郎(それは少し前に遡ります)

~~少し前に~~

京太郎(それは連休の最終日の日だ)

ノッブ「ノブ~!」テクテク

ユエル「待って~、ノッブ~!」

ノッブ「ノブノブ~!」テクテク

ソシエ「ユエルちゃん、あんまり燥いだら」

須賀母「まったく、家も賑やかになったわね」

京太郎「五月蠅すぎてご近所に迷惑とか掛からないといいけどな」

須賀母「それに可愛い子がまた来て」

ノッブ「ノブノブ!」

京太郎「あんまり散らかすんじゃあないぞ、ノッブ」

ノッブ「ノッブ~!」

須賀父「それにしてもお前が連れてきたノッブというやつは一体何のだろうか?」

京太郎「妖怪じゃあないのか?」

須賀父「いや、それらしい気配がないんだ」

京太郎「別の何かってことか?」

須賀父「あぁ、おそらくな」

須賀母「ノッブちゃん、何か食べる?」

ノッブ「ノブノブ」

ユエル「なあなあ、キョータロー。ウチとなんか遊ぼうや!」

京太郎「別にいいですけど、なして遊ぶんですか?」

ユエル「それはキョータローが考えてえな」

京太郎「人任せですか、まったく」

ソシエ「ユエルちゃん、おばさんがお菓子要してくれてるよ」

ユエル「本間か!?おばちゃん、お菓子!」

ソシエ「キョ-タローさん、大丈夫ですか?」

京太郎「すいません、助けてもらって」

ソシエ「ええんよ、ユエルちゃんのことやったら分かるから」

 プルプルプル

須賀母「あら電話だわ」テクテク

須賀母「はいもしもし須賀ですが」

須賀母「ちょっと待っててね」

須賀母「京太郎、あんたに電話よ」

京太郎「俺に電話?」

須賀母「ほら、早く出てあげなさい」

京太郎「分かったよ、今行くから」テクテク

京太郎(一体誰なんだ?)

京太郎「はいもしもし、お電話変わりましたが?」

和『あ、須賀くんですか?』

京太郎「えっ、和なのか!?」

和『はい私ですよ?』

京太郎「なんで家の電話番号を?」

和『部員の名簿に書いていましたので』

京太郎「よく覚えてたな」

京太郎「それで、一体どうしたんだ?」

和『それなんですが、今日は何か予定はあります?』

京太郎「いや、今日は特に何もないけど?」

ユエル「何々どうしたん?」

ソシエ「ユエルちゃん、今はなしてるから後でな」クイクイ

ユエル「ちょ、ソシエ」

和『それは良かったです!あの、合宿の時の約束を覚えていますか?』

京太郎「あぁ、ちゃんと覚えてるよ。忘れてなんかないよ」

和『それじゃあ、来てくれるんですね?』

京太郎「あぁ、行かせてもらうよ」

和『ありがとうございます!えっと、家の場所は分かりますか?』

京太郎「いや、分かんない」

和『では、近くのコンビニで待ち合わせをしましょう』

京太郎「分かった、じゃあ今から向かうよ」

和『では私も今から向かいます』

京太郎「了解。じゃあコンビニで」

和『はい』

 ガチャ

須賀母「それで、女の子だったけど誰なのよ」

京太郎「部活の部員だよ。別にいいだろう」

須賀母「ふ~ん」

京太郎「なんだよ」

須賀母「べっつに~」

ユエル「あれ、キョータローどこか行くの?」

京太郎「ちょっと友達の家に行ってくるです」

ユエル「おお、おもろそうやん!ウチも行っていい?」

京太郎「だめに決まってるでしょうが」

ユエル「なんなん!別に一緒に行ってもええやん!」

京太郎「いきなりユエルさんみたいな異世界の人と連れて行ったら困るでしょうが!」

ユエル「も~。帰ってきたら相手してもらうから!」

京太郎「分かりましたから。それじゃあ行ってくるから」ガチャ

ソシエ「キョータローさん、気を付けて」

京太郎「はい、行ってきます」 

 ~~そして近くのコンビニ~~

京太郎「あ、いたいた。お~い!」

和「あ、須賀くん。お待ちしていました」

京太郎「悪いな、待たせちまって」

和「いえ、私も今着いたばかりですから」

京太郎「そうか、なら良かったけど」

和「?どうかしましたか?」

京太郎「いや、普段の和の服装ってそんな感じなんだなって思って」

和「変でしたか?」

京太郎「いや、いいと思うぞ。和らしいし」

和「そ、そうですか。ありがとうございます///」テレテレ

京太郎(ふわふわした服装だな。なんか牌のお姉さんに似てるな)

和「それじゃあ行きましょうか」

京太郎「おう、分かった」

ノッブ「ノブ~!」

京太郎「うわ、ノッブ!」

和「ノッブちゃん!いたんですね」

京太郎「お前、こっそりついてきたのか?」

ノッブ「ノブノブ」

和「ノッブちゃんも行きますか?」

ノッブ「ノブ!」

京太郎「まあここまで来ちまったし、人に見つからないようにしろよ」

和「じゃあ改めて行きましょう」

~~和の家~~

和「ここが私の家です」

京太郎「おお~、なんか良さそうな家だな」

ノッブ「ノ~」

和「そうですか?普通の家だと思いますけど」

京太郎「いや、なんというか雰囲気が」

和「まあここで立っているのもあれなので。さあ、どうぞ入ってください」ガチャ

京太郎「お、お邪魔しま~す」

ノッブ「ノ、ノブ~」

 ~~リビング~~

和「どうぞ、リビングですが」

京太郎「おお~」

京太郎(綺麗な部屋だ。それに心なしかいい匂いが)

京太郎「...」ホケー

和「どうしたんですか?」

京太郎「あ、あああ!いや、なんだかいい匂いがするなって思っただけで!」アセアセ

和「ふふ、ありがとうございます」

和「それじゃあ、お茶を入れてきますからソファーで寛いでください」

京太郎「あ、あぁ、分かった」

京太郎「じゃあ待つか、ノッブ」

ノッブ「ノブノブ」

京太郎「よいっしょっと」キシ

ノッブ「ノブ~」ピョン

京太郎「あ、こら」

京太郎「そういえば、和の両親は?」

和「父と母は共働きなのでこの時間帯にはいないんです」

京太郎「そうなのか。大丈夫なのか、一人で?」

和「まあ、なんといいますか。寂しいですけど、親が帰って来るまで自分のしたいことをして親が帰って来るのを待つ感じですかね」

和「だから、心配はいりませんよ?」

京太郎「ならいいけど」

和「ふっふ~ん♪」

京太郎「おら!」ガシ

ノッブ「ノブ!?」

 ピンポーン

和「あ、私が出てきますね」テクテク

京太郎「お、おう」

~~玄関口~~

和「は~い、どちら様で」

恵「ただいま」

和「お父さん!?どうしてこんな時間に!?それにお仕事は?」

恵「いやなに、仕事をしている時に家に忘れ物をしていたから取りに来ただけだ」

和「そ、そうだったんですか?」

恵「む?見かけない靴があるが、誰か来ているのか?」

和「えっと、部員の同級生をお誘いをしていまして」

恵(この靴、男物だな)

恵「少し上がるぞ」テクテク

和「あ、お父さん!」

 ガチャ

京太郎「うわ!えっ、誰?」

恵「...」チラ

京太郎「えっと、あの」

恵(部員と言っていたが和が所属して部活の人間か。しかし、なんと軽そうな男なんだ)

和「あの、お父さん?」

京太郎「えっ、和の親父さん!?」

恵「...」ピッピッピ

恵「ああ、私だ。すまないが少しだけ仕事に戻るのが遅くなる。終わり次第そちらに向かう」

恵「では、また」ピッ

和「あの」

恵「和、お前はここにいなさい」

和「えっ、それは?」

恵「そこの君」

京太郎「あ、はい!」

恵「私についてきなさい」テクテク

京太郎「あの」

恵「早く」

京太郎「は、はい!」テクテク

和「須賀くん...」

京太郎「また後で」

和「あ、はい」

和(お父さん、一体須賀くんと何を)

京太郎(そうして、現在に至ります)

恵「....」

京太郎(な、なんで俺、和の親父さんの部屋にいるんだ!?)

京太郎(しかも物凄い威圧感が!)

恵「君...」

京太郎「は、はい!」

恵「君の名前は何というのかね?」

京太郎「えっと、自分の名前は須賀京太郎といいます」

恵「須賀くんか。和とはどういう関係なのかね?」

京太郎「えっと、自分は和の同学年で和と同じ部員です」

恵「腕前は?」

京太郎「自分は初心者なのでまだまだです」

恵「そうか。ただの部員か」

京太郎「えっと、それが?」

恵「いや、こちらの話だ」

京太郎「は、はあ」

京太郎(なんだこれ?俺、何も悪いことはしてないのに)

恵(特に変わった様子はないな。しかし須賀、どこかで聞いた名だ)

恵「和は、頭が良いのは知っているな」

京太郎「えっ、それはまあ知ってますけど」

恵「本当は、ここではなく東京の高校に行かせようと思っている」

京太郎「えっ?」

恵「部活のこともそうだ。いつまで麻雀など言う遊びなど辞めて、勉強に集中しろと今でも思っている」

京太郎(はっ?なんだそれ)

恵「まあ、君には分からないと思うが」

京太郎「....」

京太郎「それを俺に言って、どういうつもりですか?」

恵「何、部員の君から伝えてもらおうと思っただけだよ」

京太郎「それは無理な話です」

恵「何?」

京太郎「和の親父さんは、和のためにそう考えていると言っていましたね?」

恵「あぁ、その通りだ」

京太郎「確かに、和の親父さんはなんとなく分かります」

京太郎「でも、今の和の笑顔のことは考えてないんですか?」

恵「和の笑顔だと?」

京太郎「俺は和の親父さんみたいに長い付き合いでもない」

京太郎「でも少なくて、和が部活で活き活きして姿や部員と仲良くしている様子」

京太郎「それに何より、和が麻雀が好きで楽しそうにして笑顔になっているところは何度も見てきてる」

恵「....」

京太郎「和の笑顔がなくなるのは、例え親のあなただろうが俺は許しません」

恵「君は和の一体何だね?」

京太郎「俺は....」

 選択

1.大切な部員

2.大事な友達

3.掛け替えのない人(仲間としての意味)

 ↓3

恵「俺は?」

京太郎「和は俺にとって、掛け替えのない人(仲間として)です」

恵「ほう?その言葉に嘘偽りはないのかね?」

京太郎「ええ、そんなことはありません」

恵(この真剣の目つき)

京太郎「...」ジー

恵(なるほど、あいつの息子か。ようやく思い出した)

恵「分かった、その言葉を信じよう」

京太郎「ほ、本当ですか!?」

恵「ただし」

京太郎「た、ただし?」

恵「そこまで言うのなら、私に君たちが全国まで行って見せてみろ」

京太郎「~~~!はい、もちろんです!」

恵「では私は仕事に戻ろさせてもらおう。あとは二人で寛ぎたまえ」テクテク

京太郎「あ、見送ります!」

恵「構わん。君はリビングに行きなさい」

京太郎「わ、分かりました」

恵「では、また」ガチャ

京太郎「はあ~~~、緊張した~!勢いとはいえ、和の親父さんに説得するなんてドッと疲れた」クター

~~そして玄関口~~

恵「....」テクテク

和「あ、お父さん!」

恵「むっ、和か」

和「あの、一体須賀くんと何を話したんですか?」

恵「何、ちょっとした男同士の話だ」

和「は、はあ?」

恵「あ、それと冷蔵庫に入っているケーキ、お前と須賀くんで食べなさい。紅茶も入れていたのだろう?」

和「まあ、そうですけど」

恵「それでは、私は仕事に戻る。後は頼んだぞ」

和「あ、行ってらっしゃい」

恵「あぁ、行ってくる」ガチャ

京太郎「はあ~」テクテク

和「須賀くん!?どうしたんですか、そんなに窶れて!?」

京太郎「いやなんというか、和の親父さんってなんか怖い人だな」

和「よく言われますけど、いい父親ですよ?」

京太郎「まあ、それはなんとなく分かった」

和「それと、お父さんがケーキを食べてもいいと言ってましたので一緒に食べましょう」

京太郎「親父さんがそういったのか?」

和「はい」

京太郎「そうか。じゃあ親父さんのご厚意に」

和「そうですね」

京太郎「あ、それと和」

和「なんですか、須賀くん?」

京太郎「絶対に皆で全国に行こうな!」

和「ええ、もちろんです!」

 ブルブルブルブル

恵「まさかあいつの子供だったとはな。あの目つきは親子そっくりだな」

恵「まああいつの息子だ、和をしっかり任せられる。いい男を見つけたものだな」

恵「一応母さんにも和に任せられる男ができたと連絡しておこう」

 プップ~

というわけで無事に解決~!ってしてませんね、思いっきり入れ違いな勘違いをしてますね。今後の二人はどうなっていくのか?
まあそれは、僕の気分次第ですが。次の話は異世界の住人、ユエルとソシエにそれに謎の存在ノッブが京太郎とともに活躍する話

こうご期待です。それではまたお会いしましょう、さようなら~

はいどうも皆さん、こんにちは。書く日を決めたので報告。
明日の夕方ぐらいに書きますのでよろしくお願いします。
では明日に会いましょう~

はい、というわけでやってきました
人はいますかね?

そんじゃま、始まりま~す

 ~~部室~~

久「さてと、明日は全国予選の始まりよ。これまでの練習成果を全部発揮するわよ」

久「各自、明日は絶対に遅れないようにね」

全員「はい!」

京太郎「いよいよ明日か。俺のほうはまだだけど、お前ら頑張れよ」

優希「当たり前だじぇ!この優希様が独占して皆の出番が来ないようにしてやるじぇ!」

まこ「おうおう、頼もしいのぉ」

和「でもそう簡単に早く行くとは限りませんよ、優希」

久「和の言う通り。この大会にも全国級の他校もいるんだから油断も禁物」

優希「うっ、分かったじぇ」

咲(明日から、始まるんだ)

京太郎「おい、怖い顔をしてんぞ」グニ

咲「いひゃいよ~」

咲「もう、何するの京ちゃん!」

京太郎「お前が珍しく怖い顔をしてたから楽にさせてやろうかなって思ってさ」

咲「それなら違う方法にしてよ」

京太郎「ははは、悪い悪い」

京太郎「でもさ、難しいことを考えずに自分のスタイルでやってこい」

咲「京ちゃん。...ありがとう、少し楽になったよ」

京太郎「どういたしまして」テクテク

まこ「フォローがうまいの、京太郎」

京太郎「はてさて、なんのことですか?」

まこ「またそうやってお前さんは、やれやれ」

京太郎「俺の出番はまだですから、これくらいのことしか出来ませんから」

まこ「じゃが、それも十分重要なことじゃけん」

まこ「これくらいのこととか、思わんでええぞ?」

京太郎「...たく、まこ先輩には適わないな」

久「それじゃあ皆、今日は寄り道をせずに明日のためにコンディションを整えるように」

久「今日の部活はこれにて終了!」

京太郎「じゃあ俺は掃除とかあらかたしておきますので皆は明日の準備をしておいてください」

久「本当にごめんね、こういう雑用をしてもらて」

京太郎「大丈夫ですから。明日は部長のカッコいいところ、ばっちり見せてくださいよ!」スッ

久「須賀くん...。ええ、もちろんよ!しっかり見ておきなさいよ!」パチン

京太郎「おっす!」

優希「京太郎、後は頼んだじぇ!」

京太郎「おう」

和「須賀くん、あまり遅くならないようにしてくださいね」

京太郎「分かってるって」

咲「遅れないようにね」

京太郎「お前と一緒にするな」

咲「私だけ返しがひどいよ」

久「あ、咲は誰かと一緒に来なさいよ。絶対よ」

咲「部長まで!?」ガーン

まこ「お前さんが迷わんかったらこんなこと言わんわい」

まこ「それじゃあな~」バタン

京太郎「それじゃあやるとするか」

京太郎「ノッブも出てきていいぞ」

ノッブ「の~ぶ!」スポン

京太郎「狭くなかった?ずっとカバンの中にいたから」

ノッブ「の~ぶ」フルフル

京太郎「それじゃあ俺は掃除をしてるから適当なところで寛いでていいぞ」

ノッブ「ノブノブ!」

京太郎「お前もやるのか?」

ノッブ「ノッブ!」

京太郎「ありがとな。じゃあそっちをやってくれるか?」

ノッブ「ノブノブ!」トテトテ

京太郎「じゃあ俺も」

 ~~数分後~~

京太郎「ふう~、これでよしっと!」

ノッブ「ノブ~」ムフー

京太郎「お前もありがとな、ノッブ。おかげで早く終わったぞ」ナデナデ

ノッブ「ノ~」

京太郎「さてと、それじゃあ俺も―――」

 キャピーン

京太郎「この感じ、悪霊か?しかもかなりの量だな」

京太郎「場所は、この近くの森か」

京太郎「ノッブ、また俺のカバンの中に戻っておいてくれ」

ノッブ「のぶののぶ」パタパタパタ

京太郎「それと」ピッピッピ

 プルルル

ユエル『もしもし、どちら様?』

京太郎「ユエルさんですか?悪霊がまた出ましたので救援を頼めますか?」

ユエル『悪霊やて!?分かったわ、ソシエと一緒に向かうわ!』

京太郎「ソシエさんも戦えるんですか?」

ユエル『もちろんやで!結構戦えるからな』

京太郎「それは助かります。じゃあ学校近くのところまで来てください!」

ユエル『了解や!』ガチャ

京太郎「じゃあ俺も向かうか」タッタッタ

 ~~そして近くの森~~

ユエル「キョータロー、来たで!」

ソシエ「キョータローさん、お待たせしました!」

京太郎「ユエルさんにソシエさん、来てくれてありがとうございます」

京太郎「ソシエさんもすいません、こんなところに来てもらって」

ソシエ「ううん、気にしてないから大丈夫ですよ。それにキョータローさん達にはお世話になってますから、お返しが出来てよかったです」

京太郎「そう言ってくれて嬉しいです。お力、お借りします」

ソシエ「うん、任せておいて」

ユエル「それでキョータロー、状況は?」

京太郎「ええ、あっち方に」

ユエル「うわ、ぎょうさんおるな」

京太郎「それによく見たら、見たことない奴もいるんです」

ソシエ「あれは、ゴブリン!?」

京太郎「ゴブリンですか?」

ユエル「ああ、そうや。うちらの世界から来た奴や」

京太郎「それじゃあもしかしたら、異世界の扉があるかもしれませんね」

ソシエ「そう考えるのが妥当ですね」

ユエル「そうと決まれば、倒しながら扉を探さんとな」

京太郎「じゃあ、準備はいいですか?」

ユエル・ソシエ「うん(もち)!」

京太郎「それじゃあ、行きます!」ダッ

京太郎「お前たち、そこまでだ!」

ゴブリン「ギギ!?」

悪霊「くそ、須賀の末裔か!?」

ユエル「悪いけど、あんたらここで倒させてもらうで!」

ソシエ「悪さはさせへんよ!」

悪霊2「ふん、相手はたったの三人だ。お前らやってやれ~!」

悪霊`S「シャア~!」

ゴブリン「ヤッツケロ!」

ゴブリン`S「ギギ~!」

京太郎「まあ、話し合いは無理だわな」

京太郎「それじゃあ各自散開!目標の敵達を討伐せよ!」

ソシエ「了解!」ダッ

ユエル「任せとき!」ダッ

京太郎「スサノオさん、それじゃあ行きましょうか」

スサノオ『ふん、蹴散らしてやれ』シュン

ゴブリン「ギギ~!」

京太郎「はあ~!」バコーン

ゴブリン2「ギャアア!」

悪霊「くっ、己!」

京太郎「さあ、死にたい奴から前に出ろ」

ユエル「おうおう、キョータローは相変わらずやな~」

悪霊3「よそ見とは余裕なようだな」

ゴブリン3「コロシテヤル!」

ユエル「おっと、別に無視はしてないで。ただちらっと見たがけや」

ユエル「それじゃあ、どこからでもかかってき」

悪霊3「挟みこめ!」

悪霊4「おりゃあ!」

ゴブリン3「キシャアアア!」

ゴブリン4「シネ!」

ユエル「たああああ!」グルグル

悪霊3「うわあああ!」

悪霊4「ぐわあああ!」

ゴブリン3「ガアアアアア!」

ゴブリン4「ギギギ~!」

ユエル「よっと。ささ、どんどんかかってき!ウチがバンバン倒してやるから!」

悪霊3「ひ、怯むな~!」

ソシエ「すう~」

ゴブリン「ギギギ!?」

悪霊「な、なんだ!?」

ソシエ「皆のために、ウチは舞う!白之舞・瑞華!」ボウボウボウ

悪霊「な、なんだ!?ほ、炎がまるで生きてるみたいに!?」

ゴブリン5「グギャアアア!」

悪霊5「くそ、避けられない!がああああ!」

悪霊「くそ、どいつもこいつも強い!」

ゴブリン「ヒトリニ、シボレ!」

悪霊「一人に!?誰にだ!?」

 ターゲット選択

1.京太郎

2.ユエル

3.ソシエ

 ↓3

ゴブリン「オトコノホウニダ!」

悪霊「あいつをか!?」

ゴブリン「アイツヲタオセバ、タイセイガクズレル」

悪霊「それに乗ってやる!」

悪霊「おいお前ら、男のほうを一斉に叩け!」

悪霊`S「おおおおおお!」

ゴブリン`S「ギギギガ~!」

京太郎「こいつら、俺を集中的に狙ってるな。多勢に無勢だな」

京太郎「おら!」

悪霊2「まだだ~!」

京太郎「おっと!敵も必死だな」

ユエル「ちょっ、キョータローのとこだけ多いやん!」

ゴブリン「ガアアア!」

ユエル「じゃまや!」ザン

ゴブリン「ガッ!」

ソシエ「キョータローさん!」

京太郎「こなくそ!」ツル

京太郎「しまっ!?」

悪霊「今だ!」

ゴブリン「カカレ!」

悪霊・ゴブリン「おおおおおおお!」

京太郎「くそ、間に合わうか!?」

 人物選択

1.ユエル

2.ソシエ

3.ノッブ(変身)

 ↓2

ノッブ「ノ!ノブ~!」ピカーン

京太郎「ノッブ!?ま、まぶしい!?」

悪霊「な、なんだ!?」

ゴブリン「マ、マブシイ!?」

ユエル・ソシエ「キョータロー(さん)」

 バーン

ゴブリン「グガ!?」

悪霊「銃弾!?」

??「大丈夫か、我が戦友よ?」

京太郎「お、お前は...」

ユエル「あれって」

ソシエ「もしかして」

京太郎「お前、ノッブなのか!?」

ノッブ「うむ、儂はお前たちの知るノッブじゃ。おぬしの危機でなぜだか元に戻ったのぉ」

京太郎「元の姿に?」

ノッブ「そうじゃな。改めて紹介させてもらおう」

ノッブ「儂は第六点魔王こと、織田信長じゃあ!」

京太郎「えっ、織田信長!?」

京太郎「織田信長って、俺が知ってるのは男のほうだぞ!?」

ノッブ「そこら辺は儂もよく分からん。だが儂は現に女だったということじゃな」

ノッブ「まあおそらく、パラレルワールドというやつじゃろう」

京太郎「パラレルって」

ゴブリン「ナンダアイツハ!?」

ゴブリン2「ヒトリフエタ!?」

悪霊「織田信長ってあの女が!?」

ノッブ「さておぬしら、先ほどは良くも我が友たちにやってくれてたのぉ」ゴゴゴゴ

悪霊2「なんだこの威圧は...」

ノッブ「貴様らは、この儂が倒してくれるわ」

ノッブ「京太郎、少し離れておれ」

京太郎「わ、分かった!」タッタッタ

京太郎「ノッブ、大丈夫なのか?」

ノッブ「心配をするな、大丈夫じゃ。はあ~」

ノッブ「三千世界に屍を晒すがよい。天満轟臨!」バババババ

ユエル「うわ、銃が突然現れた!?」

ソシエ「あんなにたくさんの銃が突然に!」

京太郎「これって火縄銃か?」

ノッブ「これが、魔王の三千世界(さんだんうち)じゃあああ!」ダダダダダダ

悪霊.ゴブリン「ぎゃああああああああ!!」

ノッブ「ふん、是非もなし」シュン

京太郎「す、すげえ」

ユエル「あっという間にほとんど倒れてもうた」

ソシエ「ノッブちゃん、すごい」

悪霊3「にげろおおおお!」

ゴブリン3「ギギギ~!!」ダダダ

ユエル「あ、待たんかい!」

ソシエ「逃がさへんよ!」

ノッブ「ほれ、立てるか?」

京太郎「あ、すいません、ありがとうございます」

ノッブ「な~に、そんなに畏まらんでもよい!いつも通りに接するがよい」

京太郎「いや、今の姿で言われても」

ノッブ「そうかのぉ?儂はお主のなでなではとても良かったぞ」

京太郎「それはどうも」

ノッブ「じゃから、いつ通りでよいと言っておるじゃろうが」

京太郎「そうですね、じゃあ改めて」

京太郎「助けてくれてありがとうな、ノッブ!」

ノッブ「うむ、友のためなら当然のことじゃ!」

京太郎(今更だけどノッブの声って優希に似てるよな)

京太郎「しかし、なんでいきなりその姿に」

ノッブ「儂にもよく分からん。お主たちを助ける思ったとたんになぜだか分からんが元に戻ったのじゃ」

京太郎「俺たちを助けるために」

ノッブ「じゃからいつまでこの姿にいられるかは...」ピカーン

ノッブ「うわ、なんじゃ!?」

京太郎「まぶし!?」

 ポン

ノッブ「ノブノブ!?」

京太郎「うう、ってうわ!?元の小さなサイズに戻ってる!」

ノッブ「ノ、ノブ~」ガックシ

京太郎「まあ、仕方ないって。また元に戻るかもしれないしさ」

ノッブ「ノブ」

ユエル「くそ~、逃げられてしもうたわ」

ソシエ「あとちょっとだったのに」

京太郎「あ、ユエルさんにソシエさん」

ユエル「うわ、ノッブが元のサイズに戻っとる!」

ソシエ「キョータローさん、どうしてまたこのサイズに?」

京太郎「なんか、一時的だったみたいです」

スサノオ『しかし、こんななりをした者が歴史上の人物だとはな』

スサノオ『どこから来たものなのか』

京太郎(まあそれは後で調べましょう、スサノオさん)

スサノオ『お前がそれでいいならそれでよい』

京太郎「それでそっちはどうだったんですか?」

ユエル「それがあとちょっとだったのに、丁度見つけた異世界の扉で逃げられたんや」

京太郎「異世界の扉が見つかったんですか!?」

ソシエ「でももう小さくなっていて逃げた後に消えちゃったんです」

京太郎「それは、また残念でした」

ユエル「どうやったら早うみつけられるんかな~?」

ソシエ「いつも突然現れるもんね」

京太郎「そこら辺も調査ですね」

ユエル「あああああ!動いてたらおなか減ってきたわ!」

ソシエ「もうこんな時間やもんね」

京太郎「それじゃあ二人は先に家に戻っておいてください」

ソシエ「えっ、いいんですか?」

京太郎「ええ。少し寄りたいところがありますから。あ、あと刀を持って帰ってくれますか?」

ユエル「それくらい構わへんで!それじゃあ先に戻っとるで!」

ソシエ「帰りに気を付けてくださいね」

京太郎「人に見つからないようにしてくださいね!」

ユエル「分かってる~!」

京太郎「さてと、スーパーに向かうか」

ノッブ「のぶののぶ」

京太郎「お前も一緒に帰ってよかったんだぞ?」

ノッブ「ノブ」フルフル

京太郎「そっか、ありがとな」

 ~~道端~~

京太郎「もうちょっとで着くな。うん?」

??「....」テクテク

??「....」トテトテ

京太郎(あれはもしかして執事さんか?じゃあその隣の子供が主か?)

京太郎(あんな子供なのに、お嬢様と執事っているんだな)

京太郎「ふんふ~ん」テクテク

??「む?」

??「どうかなさいましたか、お嬢様?」

??「さっきの男、なかなか面白いものを持っておるな」

??「はあ、面白いですか」

??「一戦、麻雀で楽しみたいところだ!」

??「そこまでですか」

 ~~そしてスーパーへ~~

京太郎「さてと、着いた着いた。じゃあさっそくお目当ての門を買って行きますか」

京太郎「さてさて、どこにあるかな~?」

ノッブ「ノブ?」

京太郎「あ、ノッブは見つからないようにしろよ」

ノッブ「ノッブ!」

京太郎「えっと、スマホをで見てっと。あったこれだ」スッ

??「あった、これだわ」チョン

京太郎・??「あ、すいません!」

??「えっと、あなたからどうぞ」

京太郎「あ、すいません。じゃあお言葉に甘えて」

??「それじゃあ私も」

??「あなたもこれを作れるんですか?」

京太郎「えっと、まあそんな感じですね。ちょっと挑戦してみようかなって」

??「奇遇ですね。私も作ってみようかなって思ってたんですよ」

京太郎「奇遇といえば、俺とあなたの髪の色が同じですね」

??「あ、言われてみればそうですね!ふふふ、何かの縁のかもしれませんね」

京太郎「もしかして、生き別れのお姉ちゃんとですか?」

??「ふふふ、それはないと思いますよ?」

京太郎「ですよね」

京太郎・??「あはははは」

京太郎「折角なんで俺の名前を教えておきますね。俺は須賀京太郎って言います、高校一年です」

??「あら、一年生だったのね。背が高いから同学年かと思ったわ」

京太郎「アハハ、よく言われます」

??「じゃあ私もいうわね」

美穂子「私は名前は福路美穂子といいます。高校三年です」

京太郎「先輩だったんですね。なんか軽々しくてすいません」

美穂子「別に気にしてないから大丈夫よ」

京太郎「なら良かったです」

美穂子「それじゃあ私はそろそろ行きますね」

京太郎「あ、はい。またどこかで会いましょうね」

美穂子「はい、また何処かで」フリフリ

京太郎「福路さんか~、綺麗な人だったな~。それに美人で胸も良い!」

京太郎「おっとりとした性格そうだったし、また逢えたらいいな~」

ノッブ「ノブノブ」チョンチョン

京太郎「おっと、いけない。早く買わないとな」

京太郎「一応家でも感想を聞いてあいつのために元気のやつを作ってやるか!」

 はい、というわけでここまでが本来昨日書きたかったところです。はあ~、疲れた。世の中そう簡単うまくいきませんね、ええ全く

そして、いよいよ次のお話は全国予選!各それぞれの強豪が集まる日なのです、こうご期待!あ、咲は安定の迷子にします
それではまた会いましょう~。安価の皆さんもありがとうございました!

はいどうも皆さん、お久しぶりです。
書く時間ができたので報告します。今日の夜の8:00ぐらいに書こうと思いますのでよろしくです。ではでは8:00ぐらいにまた!

すいません、今日書くと言っていましたが。さっきから頭痛がひどくてうまく思考が纏まらないので明日にさせてもらいます。
本当にごめんなさい!

皆さん、どうもこんにちは。この前は頭痛で書けなくなって申し訳ありませんでした。今は薬を飲んでようやく治まりました。
というわけで、書く時間を言います。書く時間帯は今日の夕方5:30です。よろしくお願いします。では、しばらく!

はい、とりあえず時間になりました。
そんじゃま、人確認です。いますか?

 じゃあ、始めますね~

 ~~大会予選当日~~

京太郎「ふう、これでよしっと!」

須賀母「うん、綺麗に出来てるじゃない」

京太郎「おう、そこら辺も抜かりはないぜ」

京太郎「でも、お袋も手伝わなくてもよかったのに」

須賀母「いいのいいの、そういうのは受け取るもんよ?」

京太郎「まあ、早く作れて楽だったけどよ」

京太郎「むしろ俺より、ちょっと綺麗に出来てねえか?」

須賀母「主婦ですもの。これくらいできて当然よ」

須賀母「それに味のほうも昨日食べた感じ問題なかったし、大丈夫よ」

京太郎「まあ、ノッブとユエルさんバクバク食ってたしな」

須賀母「とにかく、あんたの部活のみんなのサポート頑張んなさい」

京太郎「おう、任せておけ」

 玄関口

京太郎「それじゃあ咲の迎えに行ってくるわ」

須賀母「はいはい、車に気を付けてね」

京太郎「分かってるって。それじゃあノッブの事頼んだぜ!」

須賀母「任せておきなさい。じゃあ行ってらっしゃい」

京太郎「あぁ、行ってきます!」

 ~~宮永家~~

 ピンポーン

界「はいはい、どちら様ですか?」

京太郎「どうもおじさん、おはようございます」ペコ

界「おお、須賀くんか。おはよう」

京太郎「それであいつは起きているんですか?回収しに来たんですけど」

界「あぁ、一応起きているよ。少し寝ぼけながら朝食を食べているけど」

京太郎「そうですか。まあ、まだ寝てるよりはマシですけど」

界「ははは、それはそうだな。少し待っていなさい、もう少しで来ると思うから」

京太郎「はい、分かりました」

 ~~宮永家のリビング~~

界「お~い、咲」

咲「う~ん、ふぁ~に?」

界「いつまでも寝ぼけてないで早く食べたらどうだ?須賀くんが来ているぞ」

咲「京ちゃんが!?」

咲「はむはむはむ、うぐうぐ!」

界「急に食べるのが早くなったな」

咲「ごちそうさま!じゃあお父さん、行ってきます!」

界「あぁ、気を付けてな」

界「まったく、素直な子だな。やれやれ」カチャ

咲「お待たせ、京ちゃん!」

京太郎「おう、おはようさん。口元にパン屑がついてるぞ」

咲「わあ、ほんとだ」パク

京太郎「そら、早くいくぞ」

咲「あ、待ってよ、京ちゃん!」


京太郎「いよいよ今日からだな」

咲「うん、今日から始まるんだね」

京太郎「皆であれだけ頑張ったんだ。しっかりしろよ」

咲「それくらいわかってるよ。うん、皆で頑張るからね!」

京太郎「よしよし、その意気だ」ナデナデ

咲「わわ、髪が乱れるよ。あ、ところで京ちゃん」

京太郎「うん、なんだ?」

咲「京ちゃんが持ってるそれって何なの?」

京太郎「あぁ~、これはだな」

和「宮永さ~ん、須賀く~ん!」

咲「あ、原村さんに優希ちゃんだ!」

京太郎「ほんとだ、お~す」

咲「おはよ~」

和「おはようございます、宮永さんに須賀くん」

優希「おう、おはようだじぇ!」

京太郎「朝から元気だな、お前は」

優希「おうともよ!何しろ今日から予選だから」

和「あんまり力が入りすぎないように気を付けてくださいよ」

優希「おう、努力するじぇ」

咲「一年全員が揃ったね」

和「折角ですし、皆さんで一緒に行きませんか?」

咲「私はいいよ」

優希「もちろんいいじぇ」

和「須賀くんはどうします?」

京太郎「うん、俺か?そうだな~」

 行動選択

1.みんなと一緒に行く

2.先に会場に行く

 ↓2

京太郎「おう、俺も一緒に行くぜ」

優希「それじゃあ皆で行くじょ~!」

咲「お、お~」

優希「ほら、のどちゃんと京太郎もだじぇ!」

京太郎「ええ~、俺はいいよ」

和「私もちょっと」

優希「遠慮をするな。それ、せ~の!」

優希「お~!」

京太郎・和「お、お~」


和「あの、須賀くん少しいいですか?」

京太郎「なんだよ?」

和「そのリュックは何ですか?それに手に持ってるものは」

京太郎「あぁ、このリュックは皆の必要なもんとかその他もろもろだな」

京太郎「手に持ってるもんもそれだ」

和「そうなんですか」

咲「なんでそんなに?」

京太郎「部長の指示だよ」

咲「あ~、なるほど」

優希「おい京太郎、タコスはあるのか!?」

京太郎「さあ、どうだったかな?」

優希「ないのか!?」

京太郎「分からん、あるかもしれん」

優希「どっちだじぇ~!」

 ~~そして予選会場へ~~

京太郎「はい、会場に到着~」

優希「はあ~、少し涼しいじぇ~」

咲「部長とまこ先輩はどこにいるのかな?」

和「まだ来てないんでしょうか?」

京太郎「いや、先にもうついてるって聞いてるけど」

久「だ~れだ?」ピト

京太郎「うわ!?って何してるんですか、部長!」

久「いや~、丁度私たちのことを探してたからこっちからきてあげたんじゃない」

まこ「まったくしょうもないことしてからに」

和「あ、まこ先輩、おはようございます」

まこ「おう、おはようさん。皆もおはような」

咲「おはようございます」

優希「おはようだじぇ」

京太郎「おはようございます、まこ先輩」

久「さて、いよいよ私の晴れ舞台よ。強豪の高校もわんさかいるから皆、気を引きしていくわよ」

全員「はい!」

「おい見ろ!全国予選候補の風越だぞ!」

 ゾロゾロ

まこ「おうおう、相変わらず多いのぉ」

和「風越は油断できない高校の一つです」

久「ええ、その通りね」

「あれが風越のキャプテンの福路美穂子か」

京太郎「えっ?あの人ってもしかして」

咲「京ちゃん?」

京太郎「ちょっと確認しに行ってきます」タッタッタ

和「あ、須賀くん!」


貴子「そら、早く控室に行くぞ」

「「「はい!」」」

??「キャプテン、頑張りましょうね」

美穂子「ええ、もちろんよ」

京太郎「お~い、福路さ~ん!」

美穂子「あら、あれは?」

京太郎「あ、やっぱり昨日のスーパーで会った福路さんじゃあないですか!」

美穂子「あら、須賀くんじゃあないですか。昨日ぶりですね」

京太郎「はい、そうですね。まさか風越の生徒だったとは知りませんでした」

美穂子「そういえば言ってなかったわね。そういう須賀くんはどうしてこの大会に?」

京太郎「あ、自分は同じ部員のサポートできたんです」

美穂子「そうだったの」

??「こら~!男子が軽々しくキャプテンに近づくな~!」

京太郎「おっと」

美穂子「あ、華菜」

華菜「キャプテンにはこの華菜ちゃんが触れさせないし!」

美穂子「そんな言い方いけないわよ、華菜」

貴子「すまないがもういいか?」

京太郎「あ、すいません。時間を取らせてしまって申し訳ありません。自分は確認をしに来ただけなので」

貴子「それでもういいか?」

京太郎「はい、もう大丈夫です。それじゃあ福路さん、お互い頑張りましょうね」タッタッタ

美穂子「ええ、頑張りましょう」

貴子「そら、お前らさっさと行くぞ」


京太郎「すいません、お待たせしました」

まこ「お前さんはようあんな堂々と話しかけられたのぉ」

京太郎「そうですか?」

久「それより須賀くん、彼女とはどういった経緯で知り合ったの?」

京太郎「昨日のスーパーで偶々知り合ったんですよ。まさか風越の生徒は知りませんでしたよ」

和「な、なんといいますか」

優希「京太郎らしい出会い方だじぇ」

京太郎「ところでさっき気づいたんですけど」

久「えっ、なにかしら?」

京太郎「あのポンコツはどこに行ったんですか?」

4人「えっ?」

 シュ~

久「いないわね」

和「いないですね」

まこ「いないのぉ」

優希「いないじぇ」

京太郎「ちなみにその前は誰か見ましたか?」

一同「ううん」フルフル

京太郎「はあ、あのバカは」

まこ「いつのものあれか」

久「悪いけど須賀くん、お願いしてもいいかしら?」

京太郎「ええ、任せてください」

和「お願いします、須賀くん」

まこ「荷物はわしが持っておくわ」

京太郎「大丈夫ですか?重いですよ?」

久「いざとなったら私も手伝うわ」

京太郎「それならいいですけど」

久「あ、私たちは先に控室に向かってるから。これ、部屋の番号ね」

京太郎「ありがとうございます。それじゃあ行ってきます!」タッタッタ

和「お願いしますね、須賀くん!」

 ~~一方その咲は~~

咲「あれ、ここどこ?」

 ~~別の場所では~~

??「....」ポリポリ

??「...本当に居るのかな?試合の結果も見ないといけないけど」

 ~~回想~~

??『霞さん、話って何?』

霞『悪いんだけど、春ちゃんには長野に行ってほしいの』

春『長野に?でも学校のほうは?』

霞『学校のほうには神職の関係で休ませてもらうということでちゃんと許可をもらっているわ』

春『学校を休んでまで事ってそんなに重要なこと?』

霞『ええ、春ちゃんには長野に行って麻雀の予選大会を見に行ってほしいの』

春『長野の大会を?またどうして?』

霞『長野は魔境の県。小蒔ちゃんのように強い相手がごろごろいるところだらか調査してほしいのよ』

霞『それに、もしかしたらあの一族がいるかもしれない』

春『ずっと探してあの?』

霞『ええ、春ちゃんと恐らく同い年の須賀家の末裔。そちらも探してもらってもいいかしら?』

春『...分かった、頑張ってみる』

霞『よろしくお願いね』

 ~~回想終了~~

春「とは言ったけど、そう簡単見つかるわけないし」

春「とりあえずまだ試合が始まる時間じゃあないし、歩いて探ってみよう」テクテク ポリポリ



京太郎「たく、あのポンコツはどこにいるんだよ。毎回探す身にもなれよな」

京太郎「えっと、咲の野郎は~と。うん、なんだこれ?」ヒョイ

京太郎「えっと、これは生徒手帳みたいだな。見た目からして」

京太郎「まあ一応名前を見ておくか。えっと、名前は東横桃子か」

京太郎「あれ?この写真の奴、どこかで見たことあるな。どこだっけ?」

??「あれ~?私の生徒手帳、どこに行ったんすか~?」ウロウロ

京太郎「あ、もしかしなくとも写真の奴だな」

京太郎「とりあえず、渡しておくか。お~い」

??(だれか呼んでいるみたいっす。まあ私じゃあないでしょう)

京太郎「お~いてば」

??「はえ?」

京太郎「あ、やっと気づいた」

??「あっ」

京太郎「あん?」

??「あ~~~~!」

京太郎「な、なに!?」ビク

??「あんたはこの前キーホルダーを見つけてくれた!」

京太郎「この前?キーホルダー?」

京太郎「あ、思い出した!前にキーホルダーを探してたやつか!」

??「そうっす、何だあんたがまた!」

京太郎「俺は部員のサポートで来たんだよ。えっと、東横桃子さん」

桃子「な、なんで私の名前を」

京太郎「えっと、一応生徒手帳が落ちてて名前の確認で見たんだよ」

京太郎「お前が探してたのってこれだろう?」

桃子「あ、それっす!それを今まで探してたんすよ!」

京太郎「なら良かった、ほら」

桃子「あ、ありがとうっす」

京太郎「次からは気を付けろよ」

桃子「あ、あの」

京太郎「うん、なんだよ?」

桃子「この前は驚いて逃げたんすけど、私の姿が見えてるんすか?」

京太郎「あん見えて、見えてる?どういうことだよ?」

桃子「実は私は昔から影が物凄く薄くて誰にも気づかれずにいたんすよ」

京太郎「ふんふむ」

桃子「私に気づいてくれるのは極稀の人しかいなくてあなたみたいな最初から気づいた人は初めてっすよ」

京太郎「ふ~ん、そうだったのか。でも気づかないやつが悪いんじゃあないか?」

桃子「へっ、どういうことっすか?」

京太郎「だって、東横さんって可愛いのに気づかない奴がバカだろう」

桃子「か、可愛い!?」

京太郎「おう、綺麗な黒髪で可愛い顔してるじゃん。俺は東横さんの事、可愛いと思うぜ!」ニコ

桃子「~~~///」

京太郎「おい、どうした?」

桃子「あ、あの!」

京太郎「お、おう、なんだ?」

桃子「名前を聞いていいっすか!?」

京太郎「別にいいぞ。俺の名前は須賀京太郎だぜ」

桃子「須賀京太郎....。あの、京さんって呼んでもいいっすか///」

京太郎「京さんか。おう、いいぜ」

桃子「ありがとうっす!じゃあ私のことはモモって呼んでほしいっす!」

京太郎「分かった、じゃあ改めてよろしくな、モモ!」

桃子「~~///はいっす!」

京太郎「それじゃあ俺はちょっと人を探してるから、そろそろ行くな」

桃子「あ、はいっす」

京太郎「お互いぶつかるか分からないけど、そん時はお互いにベストを尽くそうぜ!」

桃子「ふっふっふ、負けないっすよ!」

京太郎「おう、もちろんだ」

京太郎「それじゃあな~」タッタッタ

桃子「さようなら~」

桃子「京さんっすか。えへへ、なんだか楽しい人だったね」

桃子「それに、ふふふ///」


京太郎「しかし、咲の野郎はまだ見つからないな」

京太郎「あいつ余計に迷ってるじゃあないだろうな」

京太郎「こうなったら」

 行動選択

1.自力で探す

2.能力を使う

 ↓3

京太郎「仕方ない、見つからないと困るしちょっと使うか」

スサノオ『おい、大丈夫のか?』

京太郎「えっ、なにがですか?」

スサノオ『いや、気にするな』

京太郎「は、はあ?」

スサノオ『おら、さっさと探せ』

京太郎「言われなくても」スッ

京太郎「すう~、はああああ!」ゴッ

 清澄Side

咲「えっ、何かの感じ?」ゾク


久「うっ、何?」ゾク

まこ「な、なんじゃ?」ゾク

優希「お、重いじぇ」ゾク

和(この感じ、須賀くんの?)

 風越Side

美穂子「こ、この感じは、何なの?」ゾク

華菜「うっ、あいつじゃあないのに」ゾク

 ~~そして~~

春「この感じ、姫様と同じ力。距離から近い!」テクテク

京太郎「ふう~」

京太郎「意外と遠くに行ってないみたいだな。とりあえず、会場の外に出てなくて良かったよ」

京太郎「さてと、場所が分かったところでさっさと行きますか」

京太郎「よっこいしょ」

春「...」テクテク

京太郎「まったく、世話の焼けるやつだよ」テクテク

 ドン

春「あう」

京太郎「あ、悪い、よそ見してた」

春「こっちこそ、ごめんなさい」

春「...あっ」

京太郎「うん?」

春(もしかして、この人がさっきので霞さんが言ってた)

京太郎(この感じ、もしかして)

 というわけで、今回はここまでです。京太郎の色んな知り合った人物との再会、そして上の指示で長野に来たはるる。
さあ、この後はどうなるのでしょうか?ワクワクドキドキですね。では、また書く日にお会いしましょう!
安価に協力してくれた皆さん、ありがとうございました

 はいどうも皆さん、お久しぶりです。お待ちかねの次回予告のです。
次に書く日にちですが、曜日は土曜日のお昼ごろに書こうと思っています。よろしくお願いします

はい、というわけでやってまいりました。お待ちかねの時間です。
それじゃあ人確認をしますけど、お人はいますか?

 昼にやるって言ったに夕方になっちゃたよ。 
それじゃあ始めますよ?

京太郎(この感じ、巫女の力を感じる)

京太郎(普通簿制服の格好をしているけど間違いない)

京太郎(とりあえず、分からないふりをして聞いてみよう)

京太郎「えっと、どうかしたんですか?」

京太郎(さあ、どう答える?)

春「えっと、私は観客で来ていて途中で変な道に入って迷子なった」

京太郎「えっ、迷子?」

春「そう」

京太郎「はあ~、マジかよ」

春「どうしたの?」

京太郎「実は俺は、今まさに迷子になってる奴を探してる最中なんだよ」

春「それって私の事?」

京太郎「違う、俺達のチームメイトの事だ」

春「チームメイトって、今日は女子のはずじゃあなかった?」

京太郎「俺はサポートで来てるんだよ」

春「そうだったんだ。その子はよく迷子に?」

京太郎「よくってもんじゃあない。目を離した間にすぐに消えやがる」

春「それは、笑えないね」

京太郎「だろう?」

京太郎「しかしまあ、俺はとことん迷子の奴に縁があるな」

春(やっぱり気のせいだった?でも、一応もうちょっと粘っておこう)

春「えっと」

京太郎「あん、どうした?」

春「私もその迷子の子を探すの手伝うから、後で観客席のところまで案内してくれる?」

京太郎「えっと、それはまあいいけど?」

京太郎(こいつ、まだ少し俺の事を怪しんでるのか?参ったな)

春「....迷惑?」上目遣い

京太郎「うぐ///」

京太郎(クソ、その顔とか反則だろうが)

京太郎「わ、分かったからそんな顔するのやめろ。迷子の奴を見つけたら案内してやるから」

春「ありがとう」

春(意外といい人?)

京太郎(はあ、面倒な事になってきやがったな。通過、俺って女の子の上目遣いに弱すぎだろう)

京太郎「えっと、それじゃあ俺について来てくれるか?」

春「うん、分かった」

京太郎「じゃあ行くぞ」テクテク

春「うん」テクテク

京太郎(さてさて、どう切り抜けようものか)

京太郎「うん?その手に持ってる物はなんだ?」

春「手に持ってるって、これの事?」

京太郎「それ以外に何があるって言うんだよ」

春「これは黒糖」

京太郎「黒糖ってあの?」

春「そう、あの黒糖」

京太郎「何でそれを持ってるんだ?」

春「好きだから」

京太郎「そうなのか」

京太郎(結構変わってる奴だな)

春「よかったら、一個あげる」

京太郎「えっ、良いのか?」

春「うん、案内してくれるお礼」

京太郎「まあ、お前がそれでいいなら」

春「はい、あ~ん」

京太郎「!?」

京太郎「えっと、自分で食べるからさ」ワタワタ

春「親睦の一つ」

京太郎「いや、でもさ」

春「あ~ん」

京太郎「わかったよ、あ~む」

春「うん、素直が良い」

京太郎「...」ポリポリ

京太郎「うく」ゴックン

春「どう?」

京太郎「意外と美味いもんだな」

春「うん、それが自慢」ドヤァ

京太郎「なんでお前が自慢げなんだ?」

春「黒糖は私とって誇りだから」

京太郎「そ、そうか」

京太郎(やっぱり変わってるな、こいつ)

春「黒糖は馬鹿にならない」

京太郎「それは知ってるよ。偶に料理とかに使うからな」

春「料理できるの?意外だね」

京太郎「家の手伝いでな」

京太郎(まあ、今は飯を作る量が増えたからな)


ユエル「はくしゅ!」

ソシエ「へくちっ!」

ノッブ「ノブチッ!」

須賀母「わお、くしゃみ三連発ね」

京太郎「そういえば、お前名前なんて言うんだ?」

春「そういえば言ってなかった」

京太郎「一応ずっとお前呼びもあれだしさ」

春「そこまで言うなら、教える」

春「私の名前は、滝見春。春でもいい」

京太郎(滝見春って霞ねえが言ってた!)

霞『滝見家の滝見春。京くんと同い年の子よ』

京太郎(こいつが滝見家の滝見春かよ!?)

京太郎(とにかく、焦っているように見えないようにしないと)

京太郎「滝見か。じゃあ滝見って呼ばせてもらうぞ」

春「別にしたの名前で呼んでもいいよ?」

京太郎「いや、流石にあったばかりの奴を下の名前で呼ぶのはちょっとな」

春「抵抗がある?」

京太郎「まあそんな感じだ」

春「分かった。今はそれでいい」

京太郎「今はって、後で下の名前を呼ばすつもりか?」

春「その予定」

京太郎「俺が呼ぶか分からんぞ?」

春「じゃあ呼ばせるように頑張る」

京太郎「なんだそれ」

春「それで、あなたの名前は?」

京太郎「えっと、俺の名前か?」

春「そう、あなたの名前」

春(これで名前が須賀だったら、連絡入れないと)

京太郎(畜生、何とか偽名を考えないと!)

京太郎「えっと、俺の名前は....」

 名前選択 

1.加賀京太郎 加賀さんです!

2.零京太郎 仮面さんです!

3.福山京太郎 本人さんです!

 ↓3

京太郎(よし、思いついたぞ!)

京太郎「俺の名前は福山京太郎」

春「福山京太郎って言うんだ」

京太郎「あぁ、そうなんだ」

春(なんか、全然苗字とかが擦れない)

京太郎(ふう~、良く思いついてくれたぜ、俺!)

京太郎(それにしてもなんで福山の方がしっくりするんだ?須賀なのに)

春「なんだか名前が長いから京太郎って言う」

京太郎「いきなり下の名前かよ」

春「なんでか分からないけど、京太郎って方が呼びやすいから」

京太郎「そうですかい。それじゃあ、迷子探しを続けるぞ」

春「うん、分かった」


春「ねえ、その迷子の子ってどんな容姿をしてるの?」

京太郎「そうだな~。えっとまずちんちくりんでポンコツで髪に尖がった部分がある奴だな」

春「わ、分かった、取り敢えずその特徴の子を探してみる」

京太郎「多分見たら分かると思うぞ。あぁ、こいつがポンコツそうなやつだなって」

春「雰囲気で分かるの?」

京太郎「あぁ、見た目から溢れるぐらいな」

春「そうとだね」

春「えっと、ポンコツそうなオーラは?」キョロキョロ

春「あ、もしかしてあの人?」

京太郎「どれだ?」

春「ほらあそこの」

京太郎「どれどれ?」



青い人「お腹が減りました!何か食べる物はないのですか!?」

付き添い「食べ物は試合の後に買ってやるから我慢してくれ」

青い人「むう、そこまで言うんでしたら」


京太郎「あれは違うな。確かにポンコツそうだけど金髪じゃあないし、それに付き添いもいるしな」

春「そっか、残念」

京太郎(まあ一部は似てる部分はあるような気もする)

青い人「むむ!何やら不愉快な思想を考えている輩がいます!どうやら私の剣を食らいたいようですね」シャキ

付き添い「おい、バカ!こんな所でやめろ!」

京太郎「ここじゃあないみたいだ。急いで逃げよう」

春「えっ、でも」

京太郎「いいから!」グイグイ

春「わわっ」

青い人「エクス...」

付き添い「だからやめろって!」

京太郎「次はここら辺を探してみよう」

春「うん、分かった」

京太郎(さっきの人なんだ?ものすごく身の危険を感じたぞ)

春「あ、また見つけた」

京太郎「本当か!?」

春「でもあれってコスプレ?」

京太郎「はっ?コスプレ?」


蝶のお姉さん「うう、ここ何処なんだろう?いなくなった二人を探してたらこんな所に」オロオロ

蝶のお姉さん「それに団長ちゃん達も心配してるかもしれないし」


春「あの人も違うの?一応尖ってる部分もあるけど」

京太郎「...」

春「京太郎?」

京太郎(なんでこの前の鬼の人がここにいるんだよ~!)

京太郎(確かにこの前は気付かなかったけど、ポンコツのオーラもあるし!)

京太郎(それに居なくなった二人って絶対ユエルさんとソシエさんだよ、団長って言ってたし!)

京太郎「と、取り敢えず、また違うとこを行くぞ」

春「えっ、また外れ?」

京太郎「あぁ、そうだから次に行くぞ」

春「分かった」

京太郎(これ以上居候を増やしてたまるか!)テクテク

蝶のお姉さん「あれ?さっきの子ってもしかして」

春「なかなか見つからないね」

京太郎「あぁ、そうだな。さっきからポンコツそうな人らはいるんだが」

春「他にはないの?特徴とか」

京太郎「他か。あ、髪形は短髪だな」

春「短髪か、それなら範囲が絞れられるね」

京太郎「悪いな、手伝わさせてもらって」

春「気にしなくていい。手伝うって言ったのは私だから」

京太郎「それもそうだったな、悪い」

京太郎「それに見つけたら観客席に案内するって約束だしな」

春「うん、約束は守って」

京太郎「分かってるって」キュイーン

京太郎「むむ!ポンコツの気配を感じる」

春「えっ、本当?」

京太郎「こっちだ!」テクテク

春「あ、待って」


邪な人「ふん、よくもまあこんな面倒くさそうルールの大会に私を誘ったわね」

ぐだ「じゃあ来なければ良かったのに。それに俺が行くところに君が勝手について来ただけじゃあないか」

邪な人「そ、それは別にいいじゃない!私はあなたの一番なんですから、気になってついて行くのは当然です!」

ぐだ「一番って確かに君はうちのトップだけどさ。だからってついてこなくても」

邪な人「いいじゃない。私がついていいても」ボソ

ぐだ「えっ?なんか言った?」

邪な人「な、何も言ってないわよ。燃やすわよ!?」

ぐだ「なんでさ!?」

春「違ったみたいだね」

京太郎「うん、そうだな」

京太郎(確かに短髪だしそれにポンコツのオーラあるけど人違いだ。それにツンデレだし)

京太郎(何より、胸の大きさが明らかに違うしな)

 ~~迷子中の咲さん~~

咲「むう~、また不愉快な事を言われた気がする~!」

咲「もしこれが京ちゃんだったら、カン(物理)しちゃうんだから!」


京太郎「うぅ~、急に悪寒が」

春「どうしたの大丈夫?」

京太郎「多分気のせいだと思う。それより時間は今どれくらいだ?」

春「はい、これ時計」

京太郎「おお、悪い」

京太郎「時間的にまだ大丈夫だな」

京太郎「それにさっきの感じで分かった」

春「えっ、さっきの悪寒で?」

京太郎「あぁ、なんとなくだが。多分これはあいつだな」

春「すごいね、そんなので分かるなんて」

京太郎「幼馴染みの勘ってやつだ行くぞ」

春「うん、分かった」


蝶のお姉さん「...」ヒョコ

 ~~そしてようやく~~

京太郎「ほれ、やっぱりいた」

咲「あ、京ちゃん!」

京太郎「京ちゃんじゃあねえよ、この馬鹿」ペシ

咲「痛いよ!どうしていきなり叩くの!?」

京太郎「叩くに決まってんだろう。隙あらばすぐ消えやがって」

京太郎「どれだけ皆に迷惑をかけたら気が済むんだ、お前は」

咲「だって、トイレに行きたかっただもん」

京太郎「それなら必ず誰かと一緒に行きなさい」

咲「うぅ、京ちゃんなんだかお母さんみたいだよ」

京太郎「俺はお前の母親になった覚えはない」

春「仲がいいんだね」

京太郎「おっと、悪いな。俺だけ喋ってる感じで」

春「ううん、別に大丈夫」

咲「えっ、誰ですか?」

春「私は滝見春。迷子になってる所を助けてくれてるの」

咲「わ、私以外にもいるんだ」

京太郎「滝見をお前と一緒にするな。こいつはお前みたいにポンコツじゃあない」

咲「ポンコツじゃあないもん!」

春「ふん」ドヤァ

咲「何でドヤ顔してるの!?」

春「何でか知らないけど、私はあなたに負けたくないだけ。ポジション的に」

咲「なんでか分からないけど、気に食わない~!」

京太郎「お前は何争ってるんだ?」

??「あ、此処にいた!」

咲「えっ?」

春「へっ?」

京太郎「!?」

蝶のお姉さん「君、あの時の森で見かけた子だよね?良かった、してる子に会えて!」

蝶のお姉さん「あのね、私ある二人を探してさまよっていたんだけど何故かこんな所来ていて」

京太郎「....」

蝶のお姉さん「それでここってどこなのかな?」

蝶のお姉さん「あれ?もしも~し?お姉さんの事見えてる?」

咲「京ちゃん?」

春「京太郎?」

京太郎(なんでこの人ついて来てんの~~~!?)

 はい、というわけでここまでにします。いや~、終わり方がカオスと言うかメンバーがカオスですね(笑)
しかも探して最中に出会った人達もどこかで見たような?さてさて、この謎の空間をどうやって京太郎は解決するのか!?
いや~、書いていて自分で笑っていましたわ。それじゃあまた会いましょう、ではでは

 修正です

×京太郎(普通簿制服の格好をしているけど間違いない)

〇京太郎(普通の制服の格好をしているけど間違いない)

×京太郎(はあ、面倒な事になってきやがったな。通過、俺って女の子の上目遣いに弱すぎだろう)

〇京太郎(はあ、面倒な事になってきやがったな。つうか、俺って女の子の上目遣いに弱すぎだろう)

失礼しました

どうも皆さん、本当にお久しぶりです。いや~、バイトが長く続き過ぎて疲れまくってすぐに寝落ちしてしまってネタを考える事ができませんでした。
とほほっという感じです。
ですが、今回はようやく落ち着いてかける時間ができました。というわけで始まる時刻を書きます。
時間は午後四時くらいにやろうと思います。なので、時間になったらよろしくお願いします。では後程

はい、とりあえず時間になりました。人はどんな感じですか?
いますか?

よし、二人いるのを確認しましたので始めます

京太郎(なんでこの人ついてきてんだよ!?というかさっきも言ったけど、どうしてここにいるんだよ!?)

京太郎(この前会った時は森の中だったのに)

京太郎(それに)チラ

春「京太郎、この人の事知ってるの?」

咲「えっ、そうなの?」

京太郎(咲や滝見もいる。特に滝見に俺の存在を知られるわけにいかない)

京太郎(さてどうしたものかって)

京太郎(あれ?なんで俺揺れてんだ?)グラグラ

蝶のお姉さん「ねえねえ、どうして私のことを無視してるの!?本当にお姉さんのことが見えてないの!?」ユサユサ

京太郎(なんでこの人は普通に俺に触れてるの?)

咲「あ、あの、落ち着いてください!」

春「そう、落ち着くのは大事」

蝶のお姉さん「あ、ごめんなさい。一人でここに来たから」

春「ここにって、ここに来たかったわけじゃあないんですか?」

蝶のお姉さん「ううん、私ははぐれてしまった仲間を探している最中なの」

咲「仲間って、お友達さんの事ですか?」

蝶のお姉さん「うん、そうなの」

京太郎(なんでお前らは普通に話しかけてんだよ!あ~、もう~)

咲「どうしたの、京ちゃん?なんか悶えて?」

春「また迷子の人と会ってどうしようか考えているんじゃあ」

京太郎(こいつらは俺がこの人のことを知ってることを知らない)

京太郎(どうする?)

 行動選択

1.とりあえず知らないふりをする

2.神様に相談する

3.家に電話して二人に話す

 ↓3

京太郎「ごめんなさい、ちょっとすいません」テクテク

蝶のお姉さん「えっ?」

春「京太郎?」

咲「京ちゃん?」

京太郎「すまん、少し相手をしておいてくれ」テクテク

蝶のお姉さん「あの子、どうしたんだろう?」

咲「さあ?」

春「私達にもさっぱり」

 ~~少し離れた場所~~

京太郎「もしもし」

ソシエ『キョータローさん?どうしたんですか?』

ユエル『どないしたんや?忘れ物でもしたんか?』

京太郎「あのですね、お二人の知り合いで頭に角が生えてて刀を持ってるとか覚えはありません?」

ソシエ『刀を持って角が生えてるって人って』

ユエル『それってもしかしてナルメアの事やないの?』

京太郎(やっぱり二人の知り合いだったか~)

京太郎「あの人、ナルメアって言うんですか。はあ」

ユエル『いきなりナルメアことを聞いてどないしたんよ?」

京太郎「実はですね...」

 ~~で、~~

ユエル『ええ!?ナルメアが京太郎がいる会場におんの!?』

ソシエ『どうして会場のほうに?』

京太郎「それは俺にも分からないです。もしかしたら、たまたまこの会場に異世界の扉が開いたかもしれませんね」

ソシエ『異世界の扉が』

ユエル『気まぐれに開くんなんて適わんわ』

京太郎「それですいませんけど、回収に来てくれませんか?」

ユエル『それは構わんけど、キョータローの家まで連れて行けばいいん?』

京太郎「いいえ、そのままあの森を調べてもらってもいいですか?」

ソシエ『どうしてあの森に?』

京太郎「もしかしたら、あの森のほうにも影響が出てるかも知れませんから」

ソシエ『分かりました、じゃあ今からそっちに向かいますね』

京太郎「此処の場所は分かりますか?』

ユエル『おばちゃんに聞くから大丈夫やで!』

京太郎「それじゃあよろしくお願いします」

京太郎「あ、ちゃんとこの世界の服を着ておいてくださいよ」

ソシエ『分かってます、では』

京太郎「よし、戻るか」テクテク

 ~~場所は戻り~~

京太郎「すまん、待たせたな」

咲「京ちゃん、どこいっての?」

京太郎「ちょっと電話しにな」

春「どうして電話を?」

京太郎「少し話さないといけないことがあってな」

京太郎「それでえっと、ナルメアさん?」

ナルメア「えっ、どうして私の名前を知ってるの?」

京太郎「それは後から来る人達が話してくれます」

ナルメア「後から来る人達?」

京太郎「それでなんですが、しばらく会場の外でしばらく待ってもらってもいいですか?」

ナルメア「会場?ここは何かの施設の中だったの?」

京太郎「まあ、そんな感じです。なのでいいですね」

ナルメア「分かったわ、君の言葉を信じるわ」

京太郎「ありがとうございます。出口はあちらの方向なのでそこで待っていてください」

ナルメア「うん、じゃああっちに向かうね。ありがとうね」タッタッタ

京太郎「はあ、言うことを聞いてくれてよかった」

咲「ねえねえ、京ちゃん」クイクイ

京太郎「あん?なんだよ咲」

咲「なんであのお姉さんの名前を知ってたの?」

咲「それに刀みたいな持ってし、それにあの角みたいのも気になるし」

春「多分、コスプレの人だと思う」

咲「コスプレ?でもすごくリアルぽかったよ」

春「多分、それくらい作るのがうまい人なんだと思う」

咲「じゃあ京ちゃんが電話したのって」

京太郎「まあ、それのやってる知り合いのやってる奴の知り合いだったから連れていくように頼んだんだ」

咲「そ、そうだったんだ」

春「京太郎もするの?」

京太郎「するわけないだろうが!?」

咲「でも中学の時にそれに近いことしてなかった?」

京太郎「咲~、余計なことを言う口はこの口かな~?」グニグニ

咲「いひゃいいひゃい!」ビヨーン

春「なんだ、京太郎もしてたんだ」

京太郎「違うって言ってんだろう!?」

京太郎(コスプレみたいなことはしてけど)

京太郎「はあ、もう。おら、控室に戻るぞ、咲」

咲「うぅ~、痛い」

京太郎「自業自得だ。ほら、また迷わないように手を握るぞ」ニギ

咲「もう、子供じゃないのに」

京太郎「じゃあ迷うな」

春「....」

京太郎「うん、どうしたんだ滝見」

春「...」スッ

京太郎「手なんか出してどうしたんだよ」

春「私も手を握って」

咲「!?」

京太郎「はああ!?///な、なんでだよ?」

春「さっきも言ったけど、なぜか知らないけどこの子に負けたくないから」

春「だから手を握って」

京太郎「いや、でも滝見は咲みたいに迷子をひどくないだろう」

咲「京ちゃん、怒るよ?」

春「手を握らないと京太郎達とは反対方向に向かう」

京太郎「だあ、分かったよ。ほら、握れよ」スッ

春「うん」ギュウ

京太郎(なんか咲と同じ女の子の手なのに違う感じがするな///)

咲「むう~」

 ~~そして控室前~~

京太郎「....」

咲「...」プクー

春「....」ポリポリ

京太郎「お、おい、着いたから手を放すぞ」パッ

二人「あっ」

京太郎「とりあえずは滝見はちょっとそっちで待ってくれるか」

春「うん、分かった」テクテク

京太郎(本名を聞かれるわけにはいかないからな)

京太郎「じゃあまたな」

春「うん」

京太郎「それじゃあ、失礼しま~す」ガチャ

京太郎「部長に皆、迷い人を探してきましたよ」バタン

咲「ごめんなさい」

久「須賀くん!咲を見つけてくれたのね、ありがとう!」

まこ「おお、京太郎!よくやった!」

優希「まったく、どうなるかと思ったじぇ」

和「まったく、いつも誰かと一緒に行くようにとったじゃあないですか、宮永さん」

咲「ご、ご迷惑をおかけしました」

久「それじゃあ須賀くんは休んでおいていいわよ」

京太郎「あ、俺ちょっとだけまた出ますんで」

久「あら、そうなの?」

京太郎「はい、といってそんなに時間はかかりませんですから」

久「ならいいけど」

まこ「なるべく早く戻るんじゃぞ」

京太郎「はい、分かってますよ」

京太郎(俺も早く戻るつもりだ)

京太郎「あ、そうだった」テクテク

和「須賀くん?」

京太郎「え~と」ゴソゴゾ

京太郎「あ、あったあった」

まこ「京太郎、それは?」

京太郎「優希の差し入れです」

優希「あたしの差し入れだと!?」

京太郎「そうそう、お前はトップで出るからこれを食べて力にしろよ」

優希「もしかしてタコスか!?」

京太郎「開けてみろよ」

優希「ドキドキ、おお、タコスだ~!」

京太郎「おう、作り方を調べて俺とお袋で作ったから味は保証するぜ」

咲「京ちゃんのおばさんもって、優希ちゃんじゃあなくてもほしいな~」

京太郎「今度の日に作ってやるよ皆に作ってやるよ」

久「あら、じゃあ楽しみにしてはわね」

京太郎「ええ、任せてください。優希、これを食って飛ばして来い!」

優希「~~!!おう、任せておけ!」

京太郎「それじゃあ、また行ってきます」ガチャ

和「はい、気を付けて」

和「....」

優希「えへへ、京太郎のタコスだじぇ///」

 
京太郎「待たせたな、待ったか?」

春「ううん、大丈夫」

京太郎「じゃあ約束通り、案内するよ」

春「うん、任せた」

京太郎「....」

春「....」ポリポリ

京太郎(さてさて、このままうまく終わればいいけど」

春「ところでちょっと気になってるんだけど」

京太郎「うん、どうした?」

春「後ろにいるのは誰?」

京太郎「はっ?」クル

 人物選択

後ろにいたのは誰?

 ↓4

 すいません、到達しましたがやり直します。
登場人物をこの作品で今まで出てきた人たちにします。まだ出てない人は除きます

 ↓4

美穂子「え~と」

京太郎「あれは、福路さんだな」

春「あれが」

京太郎「知ってるのか?」

春「全国クラスの高校は調べてるから」

春「でもなんか」

美穂子「あらら、どうやるのかしら?」

春「なんかポンコツ臭が」

春「京太郎、ちょっと行ってみて」

京太郎「えっ、まあいいけど」タッタッタ


京太郎「福治さん、どうかしたんですか?」

美穂子「あら、須賀くん。ちょっと困ってしまって」

京太郎「困ったっていったいどんな?」

美穂子「実は忘れ物をしてしまって後輩に持ってきてもらおうと電話しようとしたんだけど」

京太郎「はあ」

美穂子「電話番号を入れて画面が真っ暗のままで」

京太郎(あ、滝見の言う通りだ。咲以上の機械音痴のポンコツだ)

京太郎「えっと、それは電源が入ってないだけかと」

美穂子「電源?」

京太郎「えっと、この赤い受話器のボタンを長押したらいけるかと」

美穂子「えっと、長押しして。まあ、本当に画面がついたわ!」

京太郎(ポンコツだ)

京太郎「それじゃあ、自分はこれで」

美穂子「ええ、本当にありがとうね」

京太郎「いえいえ、困ったときはお互いさまですから」

京太郎「では」タッタッタ


春「お帰り。どうだった?」

京太郎「うん、お前の感があった」

春「ポンコツさんだったの?」

京太郎「うん、機械音痴系の」

春「色んなポンコツさんがいるんだね」

京太郎「うん、いろいろいるんだ」

京太郎(もう一人知ってるんだよな)

京太郎「じゃあ行くぞ」

春「うん」

 ~~少し離れたところ~~

和「少し怪しいと思いましたが、あの隣にいる人は一体?」

和「もしかして、須賀くんが言っていた人達の一人の?」


京太郎(もうちょっとだな)

春「....ねえ、京太郎」

京太郎「どうした、滝見?」

春「京太郎ってもしかして、神社関係で知り合いとかいるの?」

京太郎「!?」

和「!?」

春「どうなの?」

京太郎「いや、どうって言われても」

和(まずいですこれは!)

??「キョータロー!」

春「えっ?」

京太郎「へっ?」

ユエル「来てやったで!」ダキ

京太郎「ちょっ!?///」

春・和「だれ!?」

 というわけで、ここまでにします。色々とトラブったりしまいましたが、何とかなりましたね。しかし、京ちゃんの災難はどこまで続くのでしょうか?
主に女難もそうなのでが、むしろこちらメインですけどね、ぐふふ。
それじゃあ、またかける日に。ではまた

 はい皆さん、お久しぶりです。ようやく落ち着いた日が出来たので書く時間を予告します。
書く時間は、明日の午後三時くらいにやろうと思います。多少の時間のずれなどはご了承ください。
それではよろしくお願いします

はい、というわけで時間になりましたが、人はどういう感じですかね?

 え~と、一時間かかってしまいましたが、まあ二人出たのでぼちぼち始めま~す

京太郎「ちょっ、何してんですかあんたは!」

ユエル「いや~、なんとなくこの方がおもろいかなって」

京太郎「面白さで行動するな!」

ユエル「まあまあ、ええやないの♪」

春「京太郎...」ジト

京太郎「うえ?ど、どうした滝見?なんか顔が怖いぞ?」

春「別に普通」

春「それよりその人は誰?」

ユエル「ん、ウチか?うちの名前はユエルやで」

春「この人がさっき会った人のコスプレの仲間の人なの?」

ユエル「はえ、コスプレ?」

京太郎「そ、そうなんだよ!このユエルさんがさっきの人の仲間なんだよ」

ユエル(ちょいキョータロー。コスプレってどういうことや?)ヒソヒソ

京太郎(それは後で言いますから、俺に合わせてください)ヒソヒソ

ユエル(とりあえず、分かったわ)ヒソヒソ

ユエル「そうや、ウチがコスプレの仲間でリーダーをしてんねんや」

春「リーダー、なんだ」

京太郎「あ、春。ユエルさんは俺たちより年上の人だぞ」

春「え、年上の人だったんですか?失礼しました」

ユエル「別に構わんで?ウチは気にせんから」

京太郎「そういえばユエルさん、ソシエさんの方は?」

ユエル「ソシエか?ソシエやったら、外で待ってると思うで」

ユエル「そろそろナルメアと会ってると思うし」

京太郎「そろそろ会ってるって、ナルメアさんに会わなかったんですか?」

ユエル「あぁ、ウチは違うところから入ってソシエと別れたんよ」

京太郎「あんたねぇ、面白優先とかやめましょうよ」

春「京太郎、ソシエって?」

京太郎「ああ、ユエルさんと同じでコスプレ仲間の人でユエルさんの幼馴染みなんだよ」

春「幼馴染み...」

 ~~ソシエSide~~

ソシエ「ユエルちゃん、まだかな?」

ソシエ「『ウチは軽くキョータローに会いに行ってくる!』っていうて分かれてもうたし」

ソシエ「ユエルちゃん、早く戻らんかな」

??「あ、ソシエちゃん!」

ソシエ「あ、ナルメアさん!」

ナルメア「良かった、ソシエちゃん無事だったのね!元気そうで嬉しいわ!」

ソシエ「ナルメアさんも何も問題がなくてよかったです」

ソシエ「それより、途中でユエルちゃんに会いませんでしたか?」

ナルメア「ユエルちゃん?いいえ、まだ会ってないわ」

ナルメア「ユエルちゃんもこっちにいるの?」

ソシエ「ええ、まあ。恐らくキョータローさんに会いに行ってるかと」

ナルメア「キョータローさんって、もしかしてあの男の子の事?」

ソシエ「はい、その男の子です」

 ~~そして場所は戻り~~

ユエル「う~ん、そろそろええ頃合いかな」

ユエル「それじゃあウチも戻るな」

京太郎「そうしてください。まったく、今度から別行動とかやめてくださいよ」

ユエル「なはは、考えとくわ」

京太郎「直す気ないでしょう?」

ユエル「あ、ばれた?」

京太郎「ほら、さっさと行ってあげてください。二人とも待ってますから」

ユエル「は~い。じゃあキョータロー、あんたんとこも頑張り~や!」タッタッタ

京太郎「はあ~、やっと行ったか」

春「明るい人だったね」

京太郎「明るすぎて軽く疲れてくるんだぞ?」

春「暗いよりいいと思うよ」

京太郎「まあ、それもそうだな」

春「そういえば、さっきの人の恰好」

京太郎「うん、ユエルさんの恰好がどうかしたか?」

春「あの恰好、もしかして狐?」

京太郎「あ、あぁ、そうなんだよ」

京太郎「なんでも、人間の姿に変身できる妖狐の姿らしいぞ」

春「だからしっぽがあったんだ」

京太郎「本人曰く、あの尻尾のモフモフ具合はなかなかだって言ってな」

春「そんなことなら、触らせてってお願いすればよかった」

京太郎「あ、あはは、まあドンマイだな」

京太郎「んじゃあ、行くぞ」テクテク

春「あ、うん」

京太郎(さっきの質問、何とか誤魔化せたな。もしかしてそれを予想してユエルさんが来たのか?)

京太郎「いや、それはないか」

春「??」

春(やっぱり、なんだか京太郎、怪しい気がする)


和「さっきの宮永さんにそっくりな人一体誰なんでしょう」

和「それに須賀くんとすごく仲良くしてたのも気になりますし」

和「いえ、それよりも二人の後を追いけませんと」コソコソ

 ~~そして再びソシエSide~~

ソシエ「—―—、という感じなんです。大体わかりましたか?」

ナルメア「大体は分かったわ。なるほど、異世界の扉ね」

ナルメア「しかも扉が開くのはいつも突然で帰るタイミングが難しそうなのね」

ソシエ「はい、そういうことです」

ユエル「お~い、ナルメア~!ソシエ~!」

ソシエ「あ、ユエルちゃん」

ナルメア「ユエルちゃん!ユエルちゃんも元気そうで良かった~」

ユエル「当たり前や!ウチはどこでも元気でいられるで!」

ナルメア「そういえば、二人は私よりこっちにいたのよね」

ユエル「そうやで」

ソシエ「はい、そうですけど」

ナルメア「どこで生活をしてたの?」

ユエル「今のところはキョータローの家で居候させてもらってるわ」

ソシエ「私もユエルちゃんと同じでキョータローさんのお家にお泊りさせてもらってます」

ナルメア「ええ!?あの男の子の家に泊まってるの!?」

ユエル・ソシエ「そうや(です)けど」

ナルメア「大丈夫なの?見た感じだったけど、あの子は普通の子みたいだったけど」

ソシエ「えっと、その話はちょっと離れたところで話しませんか?」

ナルメア「えっ、どういうこと?」

ユエル「ここじゃあ人が多いからちょっと離れたところで話すからついて」テクテク

ソシエ「ついてきてください、ナルメアさん」

ナルメア「えっ、二人ともどこに行くの?」テクテク

ユエル「キョータローに頼まれたもう一つの場所や」

ナルメア「あの子に頼まれたもう一つの場所?」

ソシエ「この近くにある森の中です」

 ~~会場内~~

京太郎「....」テクテク

春「....」ポリポリ

京太郎(もう少しで観客席だな)

京太郎(これでようやく滝見と離れられるな)

京太郎(それに)チラ

和「...」ササ

京太郎(さっきから俺たちを追いかけてるのは和だな)

京太郎(いやだな、こんなところで人が誰なのかがわかるとか)

京太郎(しかも今は分からないふりをしないといけないし)

京太郎(早く着かないかな)

 ~~そしてようやく観客席エリアへ~~

京太郎「おっ、ようやく観客席のところについたぞ」

春「うん、案内してくれてありがとう」

京太郎「まあ、これで俺もお役御免だ」

春「....」

京太郎「そろそろ試合も始まるくらいだし、滝見も早く席に座れよ」

春「あ、うん」

京太郎「それじゃあな」クル

京太郎(はあ~、ようやく離れられたな)テクテク

春(やっぱり、京太郎から微量に力が感じる)

春(ここでもう一回、確認する)

 春の行動選択

1.手をつないで引き留めて確認する

2.抱き着いて確認する

3.オカルトの力を使って確認する

 ↓3

春「京太郎、待って!」タッタッタ

京太郎「案、どうした滝――」

春「ふん」ダキ

京太郎「ふあ!?///」


和(な、なななな、なんで抱き着いて!)

和(と、というかなんで私は焦っているんですか!)


京太郎「お、おい、な、何してんだよ!///」

京太郎(ふおおおお、か、体にや、柔らかい感触があぁぁぁ)

春「....」ギュウ

京太郎「な、なんで抱き着く力を強くするんだよ!?///」

京太郎(こ、このままだと俺のあれが!)

春(京太郎に抱き着くと落ち着くな)

春(ってそうじゃなかった。力があるか調べないと)

京太郎「///」

春(この感じ、姫様と同じ力だ)

春「....」パッ

京太郎「はあ、はあ。な、何だよいきなり」

春「京太郎、須賀家の人間でしょう?」

京太郎「!?」

京太郎「何を言ってんだよ?俺の名前は、福山京太郎で須賀何て名前は」

春「隠してもダメ。さっき抱き着いたとき、京太郎の中に隠しているよう見えるけど、力を感じた」

京太郎「さっきのは、そんな理由で」

春「最初は気のせいだと思った。だけど抱き着いてはっきりわかった」

春「こんな強い力をない様に隠すなんて、相当な修行をしないとダメなはず」

京太郎「...チッ、伊達に霧島の巫女をこなしてることはあるな」

京太郎「確かに俺の本名は須賀家の人間の須賀京太郎だ」

春「そう、だったんだ。だからあんな人とも知り合ってたんだ」

京太郎「悪いけど、あの人に手を出したら」

京太郎「...てめえに対して、容赦しねえぞ」ゴゴゴゴ

春「...」ビク

春(さ、さっさきまでと雰囲気が全然違う)

春(これが、姫様の家と同等の力があった家系)

京太郎「で、どうするつもりだ?」

春「待って、私はあの人に危害を出すつもりはないから」

京太郎「なら、いいけど」スウ

春(さっきまでの威圧感がなくなった)

京太郎「だけど、滝見春。お前をこのまま返すわけにもいかない」

春「待って、私はまだ報告するつもりない」

京太郎「はあ?それはどういうことだ?」

春「上の方には須賀家の人間が結局見つからなかったって報告する」

春「長野の大会での優勝者を報告するだけにするから」

京太郎「でも、条件があるって言いたいんだろう?」

春「よく分かったね」

京太郎「まあ、なんとなくだけどそういう感じだろうなと思ってたし」

京太郎「それで、お前が出す条件は何だ?」

春「....それより、お前って呼び方はやめて」

京太郎「はあ?なんでだよ」

春「呼び方を戻さないと言わない」

京太郎「なんだよ、それ」

春「いいから、直して」

京太郎「たく、さっさと言えよ、滝見」

春「うん」ニコ

京太郎(なんで笑ってるんだよ)

春「私が出す条件は―――」

 春の行動選択

1.家に婿に来てほしい

2.京太郎の家に休みの時に行きたい

3.泊まり場所を京太郎の家へ

 ↓4

京太郎「滝見が出す条件は何だ?」

春「私が出す条件は、ここに滞在する間は、京太郎の家に泊まらせてもらう事」

京太郎「はあ、俺の家に?」

春「うん」

京太郎「泊まる?」

春「その通り」

京太郎「....」

京太郎「はあああああ!?」

春「そこまで驚かれると傷つく」

京太郎「あ、あぁ、悪い。なんか、ついな」

京太郎「えっと、その条件を吞まないというんだよな」

春「その通り」

京太郎「俺の家のことは言わないんだよな?」

春「うん、絶対言わない。言ったら京太郎に何かされそうだし」

京太郎「おい、もう少し言い方を考えろ」

春「キズモノにされる」

京太郎「余計変な感じなっただろうが!」

春「ふふ」

京太郎「たく、俺の家、今居候が結構いるけど大丈夫か?」

春「大丈夫、京太郎の部屋で寝るから」

京太郎「...最悪そうなるかもな」

京太郎「まあ、何とか説得はしてみるけどさ」

春「じゃあ、交渉成立だね」

京太郎「はあ、親父にどうやって説得したもんかな~」

春「じゃあ、私は行くからよろしくね」

京太郎「あ、あぁ」

春「試合が終わったら出口で待ってるから」

京太郎「りょ、了解」

春「じゃあね」テクテク

京太郎「あ~~~~」

京太郎「和、そこにいるんだろう?出て来いよ」

和「き、気づいてたんですか?」

京太郎「俺を誰だと思ってんだ?」

和「そ、それは分かってますけど」

和「それより、大変なことになりましたよね?」

京太郎「まあ、そうなんだよな」

京太郎「はああ~、この後が疲れるな」グッタリ

和「す、須賀くん、気を確かに!」

 というわけで、ここまでにします。うんうん、この展開を書いている自分でも毎回言いますがワクワクしますわ!
あ~、この後の展開をどうするか楽しみです!京ちゃんの女難をどう描こうか。
それじゃあ、また書けるときにお会いしましょう。ではでは、またなのです!

はい、どうも本当にお久しぶりです。なかなか投稿できなくてすいません。ですが、ようやく落ち着いて書ける日ができたので予告をさせてもらいます。
書く日にちは今週の土日のどちらかに書こうと思います。なのでよろしくお願いします。では。

 はいどうも、やってまいりました。今から始めますが、人はいてますか?

すいません、少し用事が出来たので9時からします。申しわけありません!

ただいま戻りました!再確認しますが、いますか?

では、いっきま~す

 ~~清澄控え室~~

和「た、ただいま戻りました」

京太郎「戻りました...」ゲッソリ

久「あら、二人ともお帰りなさい。もう試合が始まって―――」

久「って、どうしたの、須賀くん!?顔がやつれているわよ!?」

まこ「あの間に何があったんじゃ!?」

京太郎「い、いえ、なんでもないんで気にしないでください」

まこ「何でもって言われても」

咲「京ちゃん、本当に大丈夫なの?」

京太郎「だから大丈夫だって。身体だけは頑丈が俺の取り柄なんだから」

和「須賀くんもこう言ってるんですし、きっと大丈夫ですよ」

久「和がそこまで言うんだったらいいんだけど」

和(本当はここまで来るのに須賀くんが今まで見た事ない疲れた顔をしていたことは黙っておきましょう)

まこ「ま、まあとにかく座りんしゃい。お茶を入れたるからさかい」

京太郎「いえ、それはまこ先輩がする必要はありません!」

咲「わっ、京ちゃんが」

京太郎「こういうのは俺の専門ですから」テキパキ

久「す、すごい手際が良い動きね」

まこ「まあ、久が鍛えたからのぉ」

久「ちょっと、私を悪者にしないでよ!?」

和「あはは...」

 ~~数分後~~

優希『ふふん、ローン!』

モブ『あ、しまった!』

京太郎「お~、優希の奴、エンジンがかかって来たな」

咲「優希ちゃん、調子が良いみたいだね」

まこ「やっぱり、京太郎が作ったタコスが効いたんじゃろうな」

久「そうかもね。あの優希を止めるのは私でもちょっと手こずるかもしれないわね」

一同「えっ!?」

京太郎(そういえば、ユエルさん達の方はどうなってんだろう?)


 ~~場所は変わり近くの森へ~~

ユエル「う~ん、なあなあソシエ」

ソシエ「なに、ユエルちゃん?」

ユエル「何かこの森に感じるか?」

ソシエ「ううん、特に何も感じへんよ」

ユエル「ナルメアは?」

ナルメア「私の方も何も感じないわ」

ユエル「あ~~、もう!何か変化とか起これ~!」

ナルメア「ユ、ユエルちゃん、落ち着いて!」アセアセ

ユエル「そんな事言うたって、仕方ないやん!早く異世界の扉を見つけて帰り口を確保せなあかんやん」

ソシエ「確かに帰り口を確保するのは大事だけど、どうして今度は違う所に異世界の扉が開いたか考えないと」

ユエル「あ、そういえばそうやったな」

ソシエ「ナルメアさん、こっちには知らない間に来てしまったんですよね?」

ナルメア「うん、気付いたらこの世界に来てたわ」

ソシエ「その時に何か感じませんでしたか?」

ナルメア「う~ん、そうね。あ!」

ユエル「何か思い出したん?」

ナルメア「そういえば、、歩いてる最中に急に空間が歪んで吸い込まれるようにこっちに来たわ!」

ソシエ「という事は!」

ユエル「少しでも空間が歪んだところが異世界の扉が出来るところや!」

ユエル「ナイスやで、ナルメア!」

ナルメア「え、えへへ、そんなことないわよ」

ソシエ「そうと決まったら」

ユエル「各自散らばって捜索開始や!」

ユエル「ソシエはあっちでナルメアはこっちや!」

ナルメア「分かったわ!」

ソシエ「うん、分かった!」

ユエル「それじゃあ、またここで!」タタタタ

二人「うん!」タタタ

~~そして時間は進み、予選会場へ~~

アナウンス『対局終了!先鋒の方は退場し、次鋒の方は準備をしてください』


久「優希、いい感じに暴れてくれたわね」

まこ「それじゃあ、わしもぼちぼち暴れるようかの」

和「まこ先輩、油断しないように」

まこ「ふん、言われんでも分かってる」テクテク

京太郎「お茶請けとか用意してますからね」

まこ「おう、楽しみにしとるわ」

 バタン

久「まあ、まこの事だから大丈夫思うけど」

咲「はい、そうだと思いたいですね」

 ガチャ

優希「だあぁ~、優希様が戻ってきたじぇ!」

和「お帰りなさい、優希。お疲れ様でした」

久「優希、なかなかの活躍だったわよ」

優希「ふふん、当然だじょ!」フンス

咲「優希ちゃん、お疲れ様」

京太郎「おう、いい感じに暴れてたな」

優希「おう、咲ちゃんに京太郎もありがとうだじぇ!」

京太郎そういえば、俺とお袋で作ったタコスはどうだったんだ?」

優希「!あのタコス、普通のタコスより美味しかったじぇ!」

優希「おかげでいつも以上の力が出たじぇ!」

京太郎「そっか、そりゃあ良かったぜ」

優希「よし、この優希様に喜ぶことをしろ!」

京太郎「喜ぶこと?」

優希「そうだじぇ!」

京太郎「う~ん、そうだな~」

 行動選択

1.頭を撫でる

2.執事スタイルで褒める

3.肩車をする

 ↓3

京太郎「うん、シンプルにいくか」

京太郎「優希、お疲れ様。お前の姿、かっこ良かったぞ」ナデナデ

優希「ふええ~!?あ、あうぅ~///」プシュー

京太郎「お、おい、大丈夫か?」

優希「だ、大丈夫だじぇ」

京太郎「だ、大丈夫に見えないんだが」

咲(いいな~)

和「む~」

久「...ねえ、須賀くん」

京太郎「えっ、なんですか?」

久「その褒めてくれるスタイル、私達にもやってくれない?」ニヤ

京太郎「ええ!?」

和・咲「!?」

久「その方が今後のモチベーションよくなると思うしね」

京太郎「い、いやでも、他の皆とかも俺なんかで良くなると思わないよな?」

 他のメンバーの反応

1.恥ずかしいので遠慮する

2.二つ返事でOKする

 ↓2

和「い、いいえ!いいえ!やってください!」ズイ

咲「やって、京ちゃん!ううん、その方がもっと力が出ると思うの!」ズイ

京太郎「わ、分かったよ。分かったから落ち着いてくれ」

和「あ、すいません」

咲「ご、ごめん」

久「はい、というわけで須賀くんは今後の試合で私達を何かしら褒める事ね」

優希「...やった!」ボソ

咲「な、何をお願いしようかな」

和(い、勢いで行ってしまいました。な、何か考えないといけません)

 毎回の試合事に褒める事が決められることになりました!

京太郎「マジでか」

久「あら、何か不満でも」

京太郎「いえ、特に」

久「なら宜しい。私の時にも期待してるわよ」

京太郎「お手軟かに」

 ~~試合ステージ~~

まこ(うん、なんや?わしがいなくなった間に何かが決まったような予感がしたんじゃが)

まこ「まあ気のせいか。そんじゃあ」カチャ

まこ「やるとしますか」キラ

 ~~再び森へ~~

ユエル「はあ、はあ」

ソシエ「あ、ユエルちゃん」

ナルメア「ユエルちゃん、大丈夫?」

ユエル「なんやウチが最後か?」

ソシエ「う、うん、私達もついさっき戻ってきたの」

ユエル「それでどないやった?」

ソシエ「えっと、ウチのところは特に何もなかった」

ナルメア「ごめんなさい、私の方も空間が歪んでいるところを見つける事ができなかったわ」

ユエル「そうか」

ソシエ「そ、そう言うユエルちゃんの方は?」

ユエル「だあああ、もう!何で歪みの一つも見つからんのや~!」

ナルメア「だ、駄目だったんだ」

ユエル「こんなに見て回っても見つからへんてどないなっとんねん!も~!」

ソシエ「ユエルちゃん、ちょっと頭冷やそう、なあ?」

ユエル「こんなん怒らんと気が済まんわ!」

ユエル「さっさと、空間の一つくらい!」つ石

ユエル「歪まんかい!」シュッ

 ポワン

三人「!?」

ナルメア「い、今...」

ソシエ「ユエルちゃんが投げた石が」

ユエル「消えてもうた」

ナルメア「こ、これってもしかして」

ソシエ「ひょっとして」

ポワン パーン

ナルメア「空間が歪んで」

ソシエ「あ、ウチたちの本来の世界が見えてる!」

ユエル「い、異世界の扉が見つかった~!」

 あ~、駄目だ、集中力が切れた。すいません、まだ書きたいのですが一時ここまでにします。
続きですが、早くて明日か水曜日に書こうともいます。...急に集中力切れるのやめてほしいな~
それではまた

はい、どうも皆さん。時間が出来たので続きを書こうと思います。
早速ですが、人はいますか?

 人がいましたし、それではやっちゃいま~す

ユエル「い、いきなりやん!何で急に表れたんや!?」

ソシエ「う、ウチにもそれはよく分からんけど」

ナルメア「でも、異世界の扉が見つかって良かったじゃない!」

ナルメア「これはユエルちゃんのお手柄ね」

ユエル「あ、あはは、まあ当然ウチのお手柄やな!」

ユエル「偶々見つけただけやけど」

ソシエ「それでどうするん?」

ユエル「どないするって?」

ソシエ「見つけたのは良いものの、この異世界の扉を誰かが入るかとか」

ソシエ「一旦、キョータローさんに連絡するかとかも」

ナルメア「まあ、今考えられる選択肢といえばそんな感じね」

ユエル「う~ん、難しい所やな~」

ユエル「キョータローなしでウチらでやるか、一応キョータローに来てもらって手助けしてもらうか」

ナルメア「どうするの、ユエルちゃん?」

ユエル「そうやな~」

 行動選択

1.自分たちで調べる

2.京太郎に来てもらう

3.扉から誰かが来る

 ↓3

すいません、書く時間がちょっと少ないので明日に延期します。時間は夜の8時くらいから、続きはユエル達が京太郎を呼ぶところからします。

時間が来たので始めさせてもらいます

ユエル「う~ん、これはやっぱりキョータローに来てもらった方がええかもしれんな」

ソシエ「じゃあ、キョータローさんを呼んでこないと」

ユエル「でもな~、今の時間やともう試合とか始まってると思うし早めに報告せんと」

ナルメア「それならお姉さんに任せて!」

ソシエ「ナルメアさん、良いんですか?」

ナルメア「うん!それにいつ消えてしまうかもしれないもの。全力で探すわ」

ユエル「分かったわ、それじゃあナルメアに任せるわ」

ユエル「キョータローがいる部屋は、選手の控え室で清澄って書いてる部屋にやからな」

ナルメア「うん、分かったわ。それじゃあ行ってくるわね!」シュワー

ソシエ「相変わらずすごいね、ナルメアさんの魔法」

ユエル「凄いのに全然すごくないって言うてるのが、ナルメアの悪い所やな」

ソシエ「でも、その方がナルメアさんらしいし」

ユエル「それもそうやな」

ユエル「それじゃあ、ちょっと調べてみようか!」

ソシエ「そうやね、すこしだけ取りかかろう」

 ~~清澄控え室~~

 ガチャ

まこ「お~う、戻ったぞ」

久「お疲れ様、まこ」

和「お疲れ様です」

咲「染谷先輩、絶好調でしたね」

優希「さすがだじぇ!」

まこ「おうおう、ありがとさん」

京太郎「お疲れ様でした、まこ先輩。粗茶ですが」

まこ「おう、サンキューな」ズズ

まこ「う~ん、相変わらずの絶妙な美味さじゃな」

京太郎「ありがとうございます」

久「あ、まこ、ちょっといいかしら?」

まこ「あん、なんじゃ?」

久「さっき決まった事なんだけどね、私達が頑張ってたご褒美に須賀くんが何かしてくれることになったのよ」

まこ「何でそんな事になったんじゃ?」

久「切っ掛けは、優希が須賀くんに褒美をくれってのが始まりなのよ」

久「あ、ちなみにこれは毎回やる事になったから」

まこ「おいおい」

京太郎「すいません、部長の権限で決定になっちゃって」

まこ「お前さんも嫌なら断った方が良かったものを」

京太郎「いや、それが和や咲とかが以外にも乗り気で」

まこ「ほう~」チラ

和「うぅ」

咲「あはは...」

まこ「まあ、折角やし。京太郎の褒美をもらおうか」

まこ「それで何をしてくれるんじゃ?」

京太郎「そうですね~」

 行動選択

1.店の手伝い

2.料理を作って来る

3.コスプレ的な事をする

 ↓3

...自分で↓3って設定しましたけど、もう一でいいですか?数的に

 >>675 次からはそうしますね。それじゃあ1でいきますね

京太郎「あ、それじゃあ、まこ先輩の店のお手伝いに行きますよ」

まこ「ほう、そりゃあありがたいの!助かるわ、京太郎」

京太郎「まあ、料理から掃除まで何でもござれなので大丈夫です」

京太郎「まあ、まこ先輩の常連さんのお相手が出来るか分からないですけど」

まこ「まああそこの連中は気楽にやっとるから、楽しく出来たらそれでいいわい」

京太郎「そうですか。なら良かったです」

まこ「しかし、京太郎が店に手伝いに来てくれるんなら何かしらのイベントを考えておかんとのぉ」フム

久「私が考えてあげようか?」

まこ「それはいらんわい」

久「まあ、ひどい」

アナウンス『まもなく、中堅の試合が始めりますので中堅の方は試合会場に向かってください』

久「あら、呼ばれッちゃったわね。じゃあ、行って来るわね」

咲「頑張ってください、部長!」

優希「部長、ファイトだじぇ!」

久「任せなさいな。それと須賀くん」

京太郎「な、なんですか?」

久「ご褒美、期待してるからね」

京太郎「りょ、了解っす」

久「それじゃあ、行ってきますか」テクテク

 ガチャ バタン

京太郎「部長の次はいよいよ、和だな」

和「はい、私も負けていられません」

京太郎「あんまり、重く感じるなよ」

和「ええ、ありがとうございます、須賀くん」

優希「むう~」

咲「どうしたの、優希ちゃん」

優希「やっぱりあの京太郎とのどちゃんの距離が短く感じるじょ」

咲「う~ん、そうかな?いつも通りに京ちゃんが原村さんに話しかけてる感じだけど」

優希「なんというか、信頼し合ってるような感じがするじょ」

咲「信頼...」ムズ

咲「??」

優希「咲ちゃん、どうしたんだじぇ?」

咲「ううん、なんでもないよ」

咲(さっきの感じ、なんだろう?)

京太郎「さてと、お茶菓子の準備でもするかな」

??『キョータローちゃん!』

京太郎「うん、声が」

和「須賀くん、どうかしましたか?」

京太郎「いや、なんでもない」

??『キョータローちゃん!』

京太郎「!?」

京太郎「この声って、ナルメアさん?」ボソ

ナルメア『キョータローちゃん、気付いてくれたのね!』

京太郎「ナルメアさん?何処にいるんですか?」テクテク

ナルメア『今、キョータローちゃんの肩に乗ってる蝶々で話してるの』

京太郎「蝶々、これか。それでどうかしたんですか?」

ナルメア『えっとね、私達が異世界の扉を探してらその扉が見つかったの』

京太郎「えっ、それって本当ですか?」

ナルメア『うん、本当よ。それでちょっと悪いんだけど私達が探してた森に来てくれるかな?』

京太郎「...分かりました。皆にちょっと誤魔化してそちらに向かいますから、外で待っていてください」

ナルメア『ありがとう!じゃあ待ってるね』ポワー

京太郎「さてと」

京太郎「まこ先輩、ちょっといいですか?」

まこ「うん、どないしたんじゃ?」

京太郎「少しだけ席を外したいんですが、大丈夫ですか?」

まこ「別に構わんが、どれくらいかかるんじゃ?」

京太郎「そんなに時間が掛からないようにしません。なるべく早く戻ってきますので」

まこ「まあ、お前さんがそこまで言うならいいぞ」

京太郎「ありがとうございます。何かありましたら連絡をください」

まこ「おう、了解じゃ」

京太郎「それじゃあ」

咲「京ちゃん?どこか行くの?」

京太郎「うん?ちょっとトイレと野暮用だ」

優希「買い出しか?」

京太郎「まあ、大体そんな感じだ」

京太郎「何かあったら連絡をしてくれってまこ先輩に頼んであるから」

咲「そっか、じゃあ気を付けてね」

和「試合の内容とかも私が連絡しますね」

京太郎「おう、助かるぜ」

京太郎「じゃあ、行ってきます」テクテク

 ガチャ バタン

~~会場外~~

京太郎「お待たせしました、ナルメアさん」

ナルメア「ううん、無理ってごめんね」

京太郎「いいえ、ユエルさん達の事ですから」

京太郎「それじゃあ行きましょうか」

ナルメア「うん、急いで向かおう」

京太郎(スサノオ様、お力をお願いします)

スサノオ『あぁ、分かってる』スウ

京太郎「...急ぎましょう」ダダダ

ナルメア「早い!キョータローちゃん、何か力を使ったのね」ダダダ


春(さっきの感じ、もしかして京太郎の?)

 ~~そして森へ~~

ユエル「ふ~む」

ソシエ「ユエルちゃん、どない感じ?」

ユエル「狐火に行かせてみたけど、これは...」

京太郎「ユエルさん、ソシエさん!」

ナルメア「二人とも、お待たせ!」

ソシエ「キョータローさんにナルメアさん!」

ユエル「キョータローごめんな、試合とかのサポートとかしないとあかんのに」

京太郎「いえ、事が事ですから」

京太郎「それで、この異世界の扉はどうなんですか?」

ナルメア「あれから縮んだりしてない?」

ソシエ「ううん、あれからまだ縮んだりしてません」

ユエル「それとウチの狐火で異世界の扉の中を調べたわ」

京太郎「それで?」

ユエル「この異世界の扉は間違いなくウチらがいた世界や」

ソシエ「ほんまなん、ユエルちゃん!?」

ユエル「もちのロンや!」

ナルメア「良かった~」

京太郎「それじゃあ、ここでお別れですね」

ソシエ「そうですね。...なんだか少し寂しいですね」

ユエル「長かったような、短かった感じやったな」

ユエル「あ、これで帰るんやったらキョータローのおばちゃんに連絡せんと!」

ユエル「キョータロ―、電話貸して!」

京太郎「はいはい、分かりましたよ。ほら、ウチの電話につながるようにしてますから」

ユエル「ありがとう!ほらほら、ソシエも」

ソシエ「うん、ユエルちゃんの後に話すわ」

ユエル「ほいほい。あ、おばちゃん、あのな!」


京太郎「ふふ、ユエルさん達ともこれでお別れか」

ナルメア「ねえねえ、キョータローちゃん」

京太郎「どうかしましたか、ナルメアさん」

ナルメア「さっき、キョータローちゃんが使ってた力ってなんだったの?」

京太郎「あぁ、あれですか?あれは、神様の力を一時的に借りて自分の力にする能力です」

ナルメア「神様の力を一時手的に!?すごい、まるでルリアちゃんみたい!」

京太郎「ルリア?」

ナルメア「あ、ルリアちゃんって言うのは、私達がいる団の女子なの」

ナルメア「さっきのキョータローちゃんにみたいに神様の使う事ができるのよ」

京太郎「へえ~、そんな俺みたいな子がナルメアさん達の団にいるんですね」

ナルメア「でも私が見たところ、キョータローちゃんはもっとすごい神様の力を使えると思うの」

京太郎「俺が、そんなすごい神様の力を?」

ナルメア「うん、修行と切っ掛けさえあれば必ずね」

京太郎「...分かりました、心にとめておきます」

ナルメア「うん、宜しい。お姉さんとの約束ね」ニコ

京太郎「はい!」

ユエル「キョータロー、電話ありがとう!」

ソシエ「ありがとうございました」ペコリ

京太郎「いえいえ、お袋とは十分話せましたか?」

ユエル「もちろんや。あと腐れなく、残さず話したわ」

ソシエ「ウチからはお礼とかキョータローさんにお世話になった事を伝えました」

ユエル「またこっちに来たら、遊びに来いっておばちゃんが言ってたわ」

京太郎「そうすか」

京太郎「それじゃあ、これでお別れですね」

ユエル「そやな、ウチらがいなくなったからって泣かないようにな?」ナデナデ

京太郎「泣きませんよ。あとくすぐったいです///」

ユエル「にしし、我慢し」

ソシエ「キョータローさん、今までありがとうございました」ペコリ

ソシエ「このご恩は一生忘れません」

京太郎「そんな、畏まらないでください。俺は人として当然のことをしただけですから」

ソシエ「それでも、ありがとさんな」ニコ

京太郎「...はい///」

ユエル「なんや、照れてるんか」ニヤニヤ

京太郎「照れてません!」

ソシエ「ふふ」

ユエル「ナルメアはええんか?」

ナルメア「うん、私さっき十分喋ったから」

ユエル「そっか。それじゃあキョータロー、縁あったらまたな!」

ソシエ「本当にありがとうございました」

ナルメア「お姉さんが言った事、忘れないでね」

京太郎「はい、皆さん、お元気で!」

ユエル「ほなな~」

 ポワワン ポワワン ポワワン シュン

京太郎「消えたか」

京太郎「それじゃあ、俺も会場に戻るとしますかね」クル

 ポワーン

京太郎「!?」

京太郎「なんだ、今度はまた違う所から!?」

京太郎「ま、魔物か?それとも違う何かか!」スッ

 ポワワン

??「!!」クルクル コテン

 シュン

京太郎「はっ?」

??「??」キョロキョロ

ユドラシル「!」テクテク

京太郎「えっ、なに!?」

ユグドラシル「――――」アクシュ

京太郎「....」

京太郎(また今度は違う女の子が出来て来た~~~!!)

 はい、というわけで本来此処まで書きたかったところです!いやはや、ユエルさん達とせっかく別れたのに今度は星晶獣のゆぐゆぐが表れた!
言葉が話せないユドラシルとどうやっていくのか?それは京太郎の努力次第です!
今回はまあ知る事ができたことがあったので良かったです。それではまた書けるときお会いしましょう!ではでは

はい、どうも皆さん、えっと二ヶ月ぶり?ですかね。
ようやく落ち着いて書ける時間が出来ました。やっと、やっとですよ!書けなかった原因は仕事せいです。それでは日時と時間を言いましょう。
書く日は明日の夕方らへんで書こうと思いますので、覚えておいてください。それでは、明日の夕方に

はい、お待ちかねの時間になりました。ではでは、今現在人はいますか?

ではでは、人がいましたので始めます

ユグドラシル「....」ニコニコ

京太郎(ど、どうしよう)

京太郎(ユエルさん達が無事に帰ったと思ったら、今度は違う人が来たちゃったし)

京太郎(そもそも、この子は人なのか?)

ユグドラシル「??」

京太郎「えっと、ここがどこか分かりますか?」

ユグドラシル「———?」

京太郎「俺の言葉とか、分かります?」

ユグドラシル「....」コクコク

京太郎(ふむ、言葉は理解できてるけど言葉が話せないみたいだな)

京太郎「って、あれ?」

京太郎「あの子、どこ行ったんだ?」

京太郎「お~い、どこに行ったんですか~!」

 トントン

京太郎「へっ?」プニ

ユグドラシル「—――♪」ツンツン

京太郎(なにこの子。なんかかわいくないか?)プニプニ

京太郎「あの、すいません」

ユグドラシル「??」

京太郎「今から、あなたが今どこにいるのか説明しますから、聞いてくれますか?」

ユグドラシル「―――」コクコク

 ~~説明中~~

京太郎「というわけなんですけど、あらかた理解できましたか?」

ユグドラシル―—―――」ホケ―

京太郎(うん、驚いてるな)

京太郎「とりあえず俺は今からあるところに戻らないといけないので、これを渡しておきますね」

ユグドラシル「.....」ジー

京太郎「ここにいるのもあれなので、ここの住所に向かってください」

ユグドラシル「....」ジー

京太郎「それじゃあ俺はも行くので、行くときは気を付けてくださいね!」タッタッタ

ユグドラシル「....」ポツーン

ユグドラシル「....」ウーン

 ユグドラシルの行動選択

1.こっそり京太郎の後を追う

2.素直に書いてある住所に向かう

3.森にとどまる

 ↓3

ユグドラシル「....!」ピ—ン

ユグドラシル「....」ピョン

ユグドラシル「....」キョロキョロ

ユグドラシル「....!」ハッケン

ユグドラシル「....」ビョーン

 ~~そして再び会場へ~~

京太郎「はっはっは」ガチャ

京太郎「試合は、どんな感じだ?」

京太郎「うわ~、部長相変わらずだな~」

京太郎「とりあえず、部長が控室に戻る前に戻らないとな」

京太郎「あ、でも絶対試合の内容とか聞いてくるだろうな」

京太郎「どうしよう」

 ヒソヒソ ヒソヒソ

京太郎「な、なんだ?」

京太郎「なんかやたらと俺の事、見られてるというか」

京太郎(いや、自惚れてるわけじゃあないんですけどね)

 トントン

京太郎「はい?」

ユグドラシル「....」ニコ

京太郎「ええ~!?」

京太郎「えっちょ、なんでいるんです!?」

ユグドラシル「...?」

京太郎「いやいや、可愛らしく首をかしげても!」

京太郎「もしかして、俺の後を着いてきたんですか?」

ユグドラシル「....」コクコク

京太郎「俺が渡した住所とか、ちゃんと持ってますよね?」

ユグドラシル「....」スッ

京太郎「あ、ちゃんと持っていたんですね」

ユグドラシル「....」ウンウン

京太郎「じゃあ、そこに向かえばよかったのに」

ユグドラシル「....」キュウ

京太郎「えっと、一緒にいたいってことですか?」

ユグドラシル「....」コクコク

京太郎「そ、そういわれても」

ユグドラシル「....」ウルウル

京太郎「わ、分かりました!泣かないでください」

ユグドラシル「...!」パアア

ユグドラシル「...」ニコニコ

京太郎「マ、マジでこの状況どうしよう」

ユグドラシル「...?」

京太郎「あ、気にしないでください」

京太郎「ていうこの状況、もしも知り合いとかシャレにならないぞ」

 人物選択 今この会場にいる人物

 ↓3

>>704
すいません、すーみんが誰か変わりません!フルネームで

 すいません、そうします 
 
 ↓2

ごめんなさい、明日仕事があるので一旦ここで止めます。
続きは、美穂子さんに見つかるところから入ります。投稿する時間は明日で今日と同じで夕方からします。一旦さよならです!

まあそんなこんなで約束の時間になりましたが、いたら返事してくださ~い

よ~し、揃った!ぞれじゃあ始めますぜ!

美穂子「あら、須賀くんと?」

京太郎「あ、ふ、福路さん」

京太郎(やばい、さっそく知り合いに会った)

美穂子「えっと、そちらの方は?」

京太郎「あ、えっと、この人は...」

京太郎(ど、どうやって言い訳しよう)

ユグドラシル「...」テクテク

美穂子「えっ?」

ユグドラシル「...♪」スッ

美穂子「えっと、握手ですか?」

ユグドラシル「...!」コクコク

美穂子「あ、初めまして」キュウ

ユグドラシル「...♪」ブンブン

美穂子「アハハ、楽しい人ですね」

京太郎(何とか誤魔化せたてるのか?)

美穂子「もしかして、須賀くんのお友達なんですか?」

京太郎「そ、そうなんですよ。態々初日なのに来てくれて」

京太郎(よし、誤魔化せれるネタができたぞ!)

京太郎「そ、それより福治さんはどうしたんですか?」

美穂子「私ですか?私はちょっと軽くお手洗いに行ってたんですか」

京太郎「あ、そうだったんですか。それじゃあ俺たちはもう行きますんで、それじゃあ」

京太郎「ほら、行きますよ」グイ

ユグドラシル「...!」フリフリ

美穂子「あ、さようなら~」フリフリ

美穂子「それしても、あの人はどうしてしゃべろうといなかったのかしら?」

美穂子「それに、頭になんだかお花があったような」


京太郎「それで、あなたはこの後も俺の後についてくるんですか?」

ユグドラシル「...」ウンウン

京太郎「でも俺と一緒にいたら俺の仲間の人たちが驚くかと思うんですよ」

ユグドラシル「...!」

京太郎「俺はこういうことに関しては免疫があるかいいですけど」

ユグドラシル「...」フムフム

京太郎「いきなりあなたみたいな異世界の住人を見たら騒がられると思うので」

京太郎「だから、一旦隠れてもらえた方がいいんですよ」

ユグドラシル「...」ウーン

京太郎「時折あなたの様子を見に来ますから、それで我慢してもらえますか?」

ユグドラシル「...!」コクコク

京太郎「分かってくれてよかったです!」

ユグドラシル「...」ニコニコ

京太郎「それじゃあ、森の時に渡した紙を見て向かってください」

ユグドラシル「...」OK

京太郎「それじゃあ一旦別れましょうか」

 ビー―

京太郎「あ、丁度部長の試合も終わったな」

ユグドラシル「...」キョロキョロ

京太郎「あ、もしかして出口ですか?」

ユグドラシル「...」コクコク

京太郎「それじゃあ、出口を教えますから」

ユグドラシル「...!」

ユグドラシル「...」チョンチョン

京太郎「うん、どうかしましたか?」

ユグドラシル「...」ピシ

京太郎「えっ?」

京太郎「うそ...」

 人物選択 ユグドラシルが見た人物は

1.久

2.はるる

3.モモ

 ↓3

久「な~にしてるのかしら、須賀くん?」

京太郎「部、部長!?」

久「はい、貴方の部長です」

ユグドラシル「...?」

京太郎「どうしたんですか、部長?そ、それと試合は圧勝でしたね!」

久「もちろんよ、私を誰だと思ってるのよ?」

京太郎「とても頼りになる僕らの竹井部長です」

久「その頼れる部長の試合をずっと見ずにあなたはなにをしていたのかしら?」

京太郎「えっと、人助けですかね?」

京太郎(まあ、多分人じゃあないと思うけど)

久「ねえ、それって本当なの?」

京太郎(お願い、俺の意思が伝わって!)ジー

ユグドラシル「...」コクコク

久「う~ん、どうやら本当みたいね」

京太郎(はあ、良かった)

久「まあここにいるのもあれだし、貴方もついて来てくて」

ユグドラシル「....」パアア

京太郎「えっ」

~~そして清澄控え室~~

久「は~い、ただいま~」

咲「お疲れ様です、部、長?」

まこ「おう、相変わらずマナーの悪い打ち方しとたのぉ。あ?」

優希「えっ?」

和「誰、ですか?」

ユグドラシル「....」キョロキョロ

京太郎「マジで入れやがった、この人」ハア

咲「部長、その人は?」

久「この人は、何か須賀くんが困ってるのを見て人助けしてたみたいだったからなんとなく連れて来たのよ」

優希「人助けって、ナンパでもしたのか?」

京太郎「してねえよ、バカ」

優希「馬鹿とはなんだじょ!」

咲「き、綺麗な人」

咲(しかも、胸が大きい)

まこ「えっと、兎に角座りんしゃい」

ユグドラシル「...」ペコリ

ユグドラシル「....」テクテク チョコン

久「それにしても変わった衣装を着てるわね」

咲「なんかちょっとお姫様みたいですね」

まこ「まあ、言われてみたらなんかそんな感じがするの」

優希「なあなあ、タコス食べるか?」

まこ「こら、いきなり進めるんじゃあないわい」


京太郎「はあ、めんどくせえ~」

和「ちょっと、須賀くん」ヒソヒソ

京太郎「なんだよ。俺は今これからどうしたらいいのか対策をしないといけなんだが?」

和「そ、それは見たら分かりますけど。もしかしてまた須賀くんの家関連の事なんですか?」

京太郎「それ以外ないだろう」

京太郎「本当は違う所に向かわせるはずだったのになんかついて来てて」

和「引き返そうとはしなかったんですか?」

京太郎「なんか、無垢な感じで断れなかった」

京太郎「それになんか分からないけど、なぜか言葉が話せないみたいらしい」

和「言葉がって、ノッブちゃんみたいな感じなんですか?」

京太郎「まあ、それに近い感じだな」

和「な、なるほど」

和(しかし、何で女の人なんです)ムー

優希「おい、京太郎」

京太郎「あん、どうしたんだよ」

優希「この人の名前、なんていうんだよ」

京太郎「名前?」

まこ「おう、名前を聞いても何でか答えてくれんくれのお」

咲「もしかして外国の人なの?」

京太郎(外国の人どころか、異世界の人だよ!)

京太郎「い、一応名前は知ってるけど」

久「うんうん、それで名前は?」

京太郎「うっ、な、名前は...」

 あだ名選択 ユグドラシルのカリ名

1.ゆぐゆぐ

2.ユグド

3.ユグナ

 ↓2

京太郎「えっと、名前は確か...」

久「名前は?」

京太郎「!名前はユグナさんって言います」

まこ「ほ~、ユグナさんか」

咲「綺麗な名前ですね~」

和「須賀くん、ユグナって」

京太郎「うん、思いつきの名前にしてはよく出てると思う」

京太郎(でも、名前を勝手につけて機嫌とか悪くしてないかな?)

京太郎「う~ん」

咲「ちょっ、京ちゃん!」

京太郎「あん、どうしたんだ?」

優希「どうしたじゃあないじぇ!」

京太郎「そういえばなんか腕に柔らかいものが当たってんな」

和「いえ、そうではなくて」

京太郎「うん?」チラ

ユグドラシル「♪~」ギュウ

京太郎「うわ~!何してるんですか!///」

ユグドラシル「♪~」ニコニコ

京太郎「も、もしかして、喜んでいるんですか?」

ユグドラシル「...」ウンウン

京太郎「そ、そうですか」

京太郎(なんかよく分からんが、俺が付けた名前は気に入ったみたいなんだな)

優希「お、おい!早く京太郎から離れろだじぇ!」

咲「そ、そうです!幾らなんでもくっ付き過ぎです!」

京太郎「えっと、一旦離れてもらえますか?」

ユグドラシル「...」パッ

まこ「な、なんというか」

久「ちょっと変わった人ね」

久「...あと、ちょっとずるいわよ」ボソ

まこ「あん、何か言ったか?」

久「何でもないわよ」

京太郎「な、なんか余計騒がしくなっちまった」

和「...」クイ

京太郎「いった!な、なんだよ、和」

和「須賀くん、鼻を伸ばし過ぎです」

京太郎「マジで?そうなってたのか?」

和「ええ、思いっきり」フイ

ユグドラシル「♪~」ニコニコ

はい、今回はここまでです。いやはや、新たな異世界の住人ユグドラシルことユグナが色々と面白い方向に持って行ってくれますね~。いい意味で。
まあ、今度の投稿はなるべく早く書けるように時間とかを調整して書くようにします。それでは皆さん、また会いましょうー。ではでは

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年04月21日 (金) 04:24:35   ID: RX3yF-wk

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