魔王「ようやく復活したか、地の四天王」
地の四天王「うぅ・・・ごめんなさい・・・」
魔王「またもや冒険者にやられてしまったか・・・」
水の四天王「仕方がないですよ。地の四天王は我らが四天王の中でも最弱」
火の四天王「女の子だからねしかたないね」
風の四天王「よってたかってふるぼっこはないわ」
水の四天王「実に心苦しいですけれど、今のところ実力でいえば彼女は並の雑兵より能力は断トツ上なのですから」
火の四天王「それにかわいいからねぷにほっぺきゃわわ」
魔王「なるほど、能力か・・・」
魔王「地の四天王・・・お前はもっと強くなりたいか?」
地の四天王「う、うん・・・なりたい、です・・・」
魔王「だったら・・・強くなりたかったら・・・わかるよね?」
地の四天王「ふえぇ」
魔王「手っ取り早い方法は魔物の吸収であるな」
火「ええっ」
風「確かに・・・力を付けるのならそれが一番だな」
地「そうなの・・・?」
火「いやいや」
水「その魔物の力をそのまま自分のものにできるのですから。我々には中々厳しいことですが」
火「見た目性格変わる時点でありえなから」
火「幼女から変える必要あるん?ん?」
風「あるだろ。その姿のせいで狙われまくってるのもあるんだぞ」
火「じゃあここにかくまっとけばいいじゃんねー地たん」ナデナデ
地「ん・・・火お兄ちゃん」
火「うっひょwwwwwwwwwwwwwww」
風「このロリコンが・・・」
魔王「しかし、地の四天王は強くなることを望んだ。これを撤回することはできぬ」
地「うん・・・ごめんねお兄ちゃん」
火「しょんな!!」
風「まったくもってざまあみろだぜ」
火「ぐぬぬ」
魔王「然しながら、手当たり次第に吸収しても効率が悪い」
魔王「地の四天王には劣れども、それなりに強力な魔物を吸収する必要がある」
火「あの、地の四天王ちゃん様に吸収されたい魔物なんですが、あの」
水「あなたは四天王なのですから・・・自重なさってください」
火「あ・・・あぁあっぁ」サメザメ
風「へこみすぎだろうが気持ち悪い」
魔王「そこで、どの魔物を吸収させるか、だが」
魔王「今しがた決断したばかりだ。まだ決まってはおらん」
水「では今から決めていくのですか?」
魔王「そんな時間はなかろう?昨今急激に増えて来ている冒険者の対応に追われているはずだ」
風「あっちの部具扱ってる商会が冒険者ブームだかなんだか起こしてるらしいな。人殺しかよ」
水「商魂たくましい方々です」
魔王「・・・とにかく幾度も召集するわけにはいくまい」
魔王「だがそのかわり、地の四天王が吸収を行うための補佐役を、この中からつけることにした」
火「!?!?!?」
水「ほう・・・」
魔王「強力な魔物を相手にするのだ。今の地の四天王では力不足であるからな」
火「お願いします魔王様ぼくにやらせてください何でもしますから」ゲザァ
魔王「ん、今何でもするって言ったよね」
風「魔王様ってそういうの好きなの?」
魔王「じゃあ補佐役は火の四天王に任せちゃおっかな」
火「ハハァーッありがたきしやわせェー」ゲザァ
地「お兄ちゃんと一緒なの?」
火「そうだよ!そうだよ!」ハッハッ
地「やったー!」
火「んひひひぇへへへへヘwwwwwwwwwwwww」
風「おいおい決まっちゃったぞ」
火(ふひひ決まったからにはまずはこのままきょぬう化だなそれからんんwwwwwwwww」
風「うわぁ下心垂れ流しまくりだ。ドブのにおいがする」
水「実に興味深いですね」
風「えっ?」
火「では諸君wwww職務を全うしたまえよwwwwwww」
地「したまえよー」
魔王「期待して待っているぞ」
風「えっ・・・えっ?」
~城外~
火「・・・二人っきりだね///」
地「んー?」
火「あ、何でもないよ」
地「お兄ちゃん変なの」
火(ああー連れてかえって死ぬまでなでなでし続けたいわあああー)ソワソワ
地「今からどこいくの?」
火「あっそうですねうんはい」
火(そうであった・・・地の四天王ちゃん様きょぬう化計画)
火(これを成し遂げるには・・・あっ!)
火「・・・渓谷にいこっか!」
地「渓谷?」
火「そう、淫魔の渓谷や!」
~淫魔の渓谷~
サキュバス「あらお兄さん、ちょっと寄っていかなぁい?」
火「BBAかよ〇ね」
サキュバス「 」
地「なんだかおねーちゃんがいっぱい声かけてくるね」
火「お兄ちゃんイケメンだから仕方ないね」
地「お兄ちゃんかっこいいもんねー」
火「フヒィwwwwwwwwwwwwwwww」
火(しかしどうしたもんか)
火(とりあえず来てみたはいいが、どこを見渡してもBBAしかいない)
火(jcくらいまでなら許容できそうなのに!)
地「お兄ちゃん、むずかしい顔してどうしたの?」
火「ん、いやちょっとね・・・」
火(まぁ・・・とりまそういう需要がある場所でも聞き出してみるかね!)
火「ねえ、ちょっとそこのBBA?」
サキュバス「あ゙?んだよコラ」
火(うわめっちゃキレてる・・・これだからBBAは)
火「あのさ、サキュバスのちっちゃい子いるとこしんない?」
サキュバス「あ、やっぱそういうの好きなんだ?wwwwwww」
サキュバス「どーりで小さい子連れてるわけwwwwwwwwww」
火「ん?好きだけど??好きだけど何か????」
サキュバス「ねえねえ、このお兄ちゃんあなたにアンナことコンナことしたいみたいよん?」
地「あんなこと?」
火「おいちょっとこっちこいや」グイッ
サキュバス「わっ」
火「おい」
サキュバス「な、なによ」
火「言っていいことと悪いことがあるの。わかる?」
サキュバス「全然解らないんだけど」
火「愛でるのはいいけどそういうのはNO、それが俺のジャスティス」
火「わかるだろ?」
サキュバス「・・・」(なにいってんのこいつ・・・)
火「で、おらぁ、とっとと幼女いる場所吐けや」
サキュバス「は?もうここにはいないけど?」
火「あ?」
火「いないの?」
サキュバス「いないから」
火「えっ、ちょっうそ」
火「・・・なんで?」
サキュバス「狩られたんだよ」
火「 」
サキュバス「私らみたいな成長しきった奴らは対応できたけどね」
サキュバス「非力な奴らは片っ端からね・・・だかr」
火「ふ~ん、なるほどねー」トローン
サキュバス(あっ、これ危ない人だ)
火「有用な情報、感謝するよ」ニコッ
サキュバス「あ、うん・・・」
地「お兄ちゃんお話おわった?」
火「ああ、終わったよ」ニコッ
火「どうやらこの辺りでは冒険者が悪さをしているみたいなんだ」ニコニコ
地「ここでも・・・」
火「魔力が低くて抵抗の少ない淫魔だけを狩っていくなんて実に狡猾だよね」
火「だから、そんなやつらは吸収する魔物探す前にぶちころがしとこうかなってね」ニコニコ
地「おおー!」キラキラ
地「頑張ってお兄ちゃん!」
火「はははっははははははは」
火「行くぞ」ゴウッ
地「うん!」
~渓谷周辺~
女戦士「!?」ゾクッ
闇魔導師「・・・どうかしたか?」
女盗賊「何か来てるみたい!」
女戦士「構えろ!」ガチャ
ガンッッ!
女戦士「ぶふあっ!?」
ドガシャーン
火「ふぅ・・・」プシュゥゥゥ・・・
女盗賊「うわっ!女戦士が!」
闇魔導師「な、何者だ貴様!」
火「小さき女の子の味方。幼女みんなのお兄ちゃん、火の四天王だよ」
女盗賊「うわきも・・・」
女戦士「ばたんきゅ~・・・」グッタリ
火「まぁBBAだけど生命力もらえればそれでいいかな」
女盗賊「なんかあのロリコン物騒な事言ってるよ」
闇魔導師「構うものか。もう名は聞いた」ゴゴゴ
闇魔導師「洗脳するぞ」ゴウッ
火「うっ」ピクン
女盗賊「はやっ」
闇魔導師「高等な魔物らしいがアホだったようだな」
闇魔導師「後はお前が適当にばらせ」
女盗賊「はいはーい」
ガサッ
地「お兄ちゃん速いよー・・・」
女盗賊「あれっ」
闇魔導師「まだ魔物がいたのか・・・」
地「ふえっ!?」ビクッ
女盗賊「お兄ちゃんって言ってたしさ、そいつにやらせたらいいんじゃないの?」
闇魔導師「・・・ククク、なかなか言うな、お前」
闇魔導師「では・・・火の四天王、そいつをやれ」
火「はい」
地「お・・・お兄ちゃん・・・?どうしt」ビクビク
ガシッ
地「ひっ・・・!」
火「はああぁぁぁぁかわいかあぁぁぁwwwwwwwwwwww」ナデナデスリスリ
闇魔導師「は?」
火「は?」
火「涙目の地の四天王ちゃん様かわいくね?」
女盗賊「こいつちゃんと洗脳されてるの?」
闇魔導師「・・・ブラフだったようだな」
火「BBAにこき使われるとか死んでも御免だはwwwwwwwwwwwwwwwwww」
闇魔導師「 」
地「怖かったよう・・・」ギュ
火「俺勝ち組すぎwwwwwwwwwwwww」
女盗賊「うるさいなぁ・・・」イライラ
火「イライラすんなwwwww生理かよwwwwwwwwww」
女盗賊「殺す」ジャキ
闇魔導師「影、とった」
火「え、あれ、動けないんだけど」
女盗賊「・・・」ザッ
火「あっ」
ガンッ
女盗賊「おぶっ!?」
バタリ
地「お兄ちゃんに乱暴させない・・・!」
火「土壁につっこんどるwwwwwwwwwww」
闇魔導師「女盗賊・・・」ガクッ
闇魔導師「うわっ!!」
ドシャーン
闇魔導師「うぐっ・・・」
火「おほwwwwwナイス落とし穴wwwwwww」
地「えへへ」
闇魔導師「かふっ・・・はっ・・・」
火「思いっきり背中打ったか。それじゃあ息もし辛いだろうねjk」
火「それじゃあ地の四天王ちゃん様やっちゃってください!!」
地「うんっ!」ゴゴッ
闇魔導師「なっ・・・なにを・・・」ゼェゼェ
ズルルッ
闇魔導師「・・・っ!?」ビクッ
火「『悪いが貴様らの元気をいただくぞ』ってやつだねうん」
火「取り込みはしないよね。うん。老けちゃうからありえないよね」
闇魔導師「や、やめてっ・・・」ズルピチャ
火「幼淫魔ちゃんたちはそんな事も言えずに死んでいったんだぞっ☆」
火「まぁそういうわけで」
地「お姉ちゃん・・・お姉ちゃんの私に・・・いっぱいちょうだい・・・?」ピトッ
闇魔導師「あ・・・あぁ・・・」ゾゾゾッ
うわああああああああああっ!!!
~渓谷~
火「お味の程は?」
地「おいしかった・・・///」
火「んんんんそれはよかったねえぇぇぇ」ナデナデ
地「えへへー///」
火「んー、しかしどうしたもんかね」
火(仮に幼淫魔ちゃんたちがいても吸収とかありえなかったろうしなぁ・・・)
火(かといってBBA吸収したら少し成長するし性格変わるし・・・おっぱおとの代償がでけぇ!)
火「あっあっ」
地「どうしたの?お兄ちゃん、気がふれたの?」
火「あっ?」
地「?」
火「えっ、今」
地「だいじょうぶなの?」
火「え、あ、はい。大丈夫でやんす」
地「? 変なお兄ちゃん」
火「よくいわれるよ」
火(あれ・・・性格変わったの?)
火(生命力は純粋にパワーになるはずだから・・・)
火(あの魔導師の魔力のせいか!)
地「お兄ちゃん・・・なんかみぎうでズキズキする・・・」
火「!?」
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