晶葉「できたぞ助手! アイドルの言葉が伏字になるスイッチだ! (15)



 ・下品です。


晶葉「できたぞ助手! アイドルの言葉が伏字になるスイッチだ!」

P「さすがあきえもん! まともな人間なら思いつくことはおろか思いついても開発できない発明を平然とやってのけるゥ!」

晶葉「マッドサイエンティストA・Iに不可能はない! しかし一人で使っても大して面白くないし飽きてしまった! よってこのスイッチの真価を理解するであろう助手に期待を込めてプレゼントしよう!」

P「狂喜乱舞! 狂喜乱舞!」

晶葉「ふはははは! 見ているだけでこちらも嬉しくなるダンスだ! 幸子とともに群馬の奥地に置き去りにされて、未開の首狩り族と三日三晩踊り狂っただけはある! では受け取るがいい、これが伏字スイッチだ!」

P「ヒィィィィハァァァアアア――――――ッ! 幸子を担いで埼玉県まで不眠不休で走り続けたあのセンチメンタルジャーニィが、今この瞬間に最高に楽しい旅の思い出に生まれ変わるゥ!」ポチッ

晶葉「一片の迷いもなく押したな、助手! それでこそ我が狂気の片棒を担ぐに相応しい!」

P「そうです私が相棒おじさんです!」

晶葉「では行くがいい、助手! ちなみに効果半径は半径数十センチ、つまりスイッチの効果は助手にしか発揮されないぞ!」

P「ありがとう晶葉! 生まれてきてくれてありがとう! じゃあちょっと事務所まで行ってくる!」


  ――全力跳躍


P「到着ゥ! ラボから事務所まで18秒! 新記録樹立ゥ!!! さーてこの時間にちっひがいないことは確認済み……そして俺の嗅覚が告げている……最初の獲物は、机の下にいるお前だ森久保ォ!」

乃々「ひっ、ひぃ! な、なんなんですか! なんなんですかいきなり!? こ、ここ、三階なんですけど……開いてもいない窓からガラスをすり抜けて入ってきて、いきなり叫ばないでほしいんですけど……いぢめるんですか? もりくぼいぢめですか?」

P「安心しろ、森久保。俺は遂にスイッチと一体になった。もう誰も俺をとめることは出来ない」

乃々「ゆ、ユカタン半島なんですけど……ぜんぜん、安心できないんですけど……」

P「ところで森久保。その手に持ってるのは……ま、まさか! あのごくせ■や公台家の人■で有名な森本■子先生の……!」

乃々「……デ、デカ〇ンコですけど」

P「」

乃々「……どうしたんですか、プロデューサーさん、いきなり恍惚とした表情になって……」

P「気にするな、森久保。ヘヴンを感じていただけだ。ところで、もう一度、言ってくれないか? その本のタイトルを」

乃々「……デカ〇ンコ?」

P「素晴らしい。実に素晴らしい。最高だ。ところで森久保、まだ1巻のようだな」

乃々「早苗さんが貸してくれたんです……でも読んでしまったので……帰りに続きを借りてこようかと」

P「いい。いいんだ、森久保。お前はここでゆっくりしていなさい。俺が早苗さんから続きを借りてきてあげるから」

乃々「い、いつになくプロデューサーさんが優しんですけど……怖いんですけど」

P「はっはっは、俺はいつだってアイドルには優しいぞ? だが森久保、この世はギブアンドテイクで回っている。つまり森久保が俺を使って早苗さんからデカ■ンコの続きを借りるには、森久保は俺に対価を支払わなければならない。それはわかるな?」

乃々「……か、カラダで払えばいいですか……///?」チラッ

P「うん、森久保。俺の机の下に置いてある過激な少女コミックを見るのはやめようか」

乃々「貸してくれたのは由里子さんですけど……」

P「後で返してきなさい。それで、森久保。ギブアンドテイクだ。いいか、続きが読みたいならこう言え。デカ■ンコほしいです。我侭な森久保にデカ■ンコください、と。わかったか?」

乃々「そ、そんなのでいいんですか?」

P「いいですとも!」

乃々「わかりました。じゃあ……デカ〇ンコ、ほしいです。ワガママなもりくぼに、デカ〇ンコください」

P「もっと恥ずかしそうにお願いします」

乃々「え? あ、あの、どうやって……?」

P「俺の目を見て言ってみろ」

乃々「……デ、デカ〇ンコ、ほしいです……/// ワガママな、もりくぼに、デカ〇ンコください……///」

P「ヒャッハァ! マッハで借りてくるぜェ!」

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P「ふぅ。本当に音速の壁を越えられるとは思ってなかったわー。生え際ボロボロだけど。おや、あそこにいるのは……魔王と妖精と歩くセックスだ」

蘭子「……あっ、プロデューサー!」

アナスタシア「ズドラーストヴィチェ。プロデューサー」

美波「こんにちは、プロデューサーさん」

P「お疲れ様。三人はこれから帰りだったか?」

蘭子「然り! 我らはこれより秘密の儀式を執り行う故、我が魔窟にて贄を食らうのだ!」

アナスタシア「アー、漆黒の饗宴、ですね?」

P「なるほど。わからん」

美波「ふふっ。これからみんなでチ〇コを食べるんですよ♪」

P「」ブッ

蘭子「どうした我が朋友よ! いきなり鼻から血が!? ま、魔術回路が逆流したか!?」

P「あー、大丈夫だ、蘭子。血流が激しくなっただけだから。あと俺は魔術回路じゃなくてチャクラだ」

アナスタシア「大丈夫ですか、プロデューサー? 助け、呼びますか?」

P「問題ない。それより……その、女子って好きだよな、チョコレート。やっぱりよく食べるのか?」

美波「そうですね。レッスンとかでうんと頑張った後にチ〇コを舐めると、また頑張ろうって気になりますね」

アナスタシア「疲れたときの、チ〇コ。とっても、美味しいですね」

蘭子「くっくっく、思うがままにチ〇コを頬張る! 何物にも代えがたい至福のひと時よ!」

P(まさにこの瞬間が至福のひと時ィ!)

P「そっか。ところでアーニャ、蘭子とチョコならどっちが好きだ?」

アナスタシア「アー、それは、簡単な質問ですね。アーニャは、チ〇コ、好きです。でも、〇ンコのほうが、もっともっと、大好きですね」

蘭子「あ、あぅ……///」

美波「ふふっ、〇んこちゃん、こんなに赤くなっちゃって……かわいい♪」

蘭子「な、撫でないでぇ……///」

アナスタシア「〇ンコ、かわいいですね」ナデナデ

美波「〇んこちゃん、かわいい、かわいい♪」ナデナデ

蘭子「うぅ……///」

P(魔王と妖精とヴィーナスが戯れておる……ああ、そうか。ここが全て遠き理想郷……)

P「ラブランコいと尊し。さて、正気に戻ってみればなぜか電気街に……あまりの尊さに思考回路がショート寸前のようだ。月の光に導かれる前に戻らねば」

夏樹「あれ、プロデューサーさんじゃん」

李衣菜「ホントだ。こんなところでなにしてるんですか?」

P「うむ、導かれてしまったか。よう、夏樹に李衣菜。それと、こういうところで会うのは珍しいな、拓海」

拓海「あぁ? アタシがいちゃ悪いかよ」

P「電気街にいるのが意外だな、と。何か買いに来たのか?」

夏樹「ああ。〇ンポ買い来たんだよ」

李衣菜「そうなんですよー。夏樹の使ってる〇ンポがダメになっちゃって……あと、たくみんがCDラジカセしか持ってないっていうから、ついでにたくみんの〇ンポも買おうって話になって」

拓海「アタシは別に今のヤツでいいんだけどよ。〇ンポのほうが絶対いいって李衣菜が言うから、見に来たんだよ」

P「」

李衣菜「あ、あのー、プロデューサーさん? 白目むいてますけど、大丈夫ですか?」

P「大丈夫だ、問題しかない」

拓海「それダメだろ」

P「そうか。コンポか。そういえば最近のはデジタル音源にも対応してるんだっけ。俺が使ってるのももうだいぶ古いし、ちょっと一緒に見て回っていいか?」

夏樹「もちろんいいぜ」

拓海「……勝手にしろよ」

李衣菜「じゃあ私がプロデューサーさんにばっちりな〇ンポ、選んであげますねっ」

P「それは遠慮する」



  ――1時間後


拓海「………………高ぇ」

李衣菜「いやいや、何言ってるのたくみん。この性能でこのお値段! むしろ安いくらいだからね?」

夏樹「いや、だりー。オーディオに関するお前の金銭感覚はちょっとおかしいからな。そろそろ自覚しろよ?」

李衣菜「仕方ないじゃん。いいモノはいいお値段するんだよ?」

拓海「つーか違いがわからねえもんにこんなに出せねえし……おい、プロデューサー。アンタは決まったのかよ」

P「うーん。どうも、な。こう……何万円って表示を見ると、金額の上か下にスタージュエル換算値が見えてしまってな……」

拓海「アンタも重症だな……」

P「夏樹は選ぶ間もなかったよな」

夏樹「ああ。ほしい奴は前から決まってたし、ネットの相場も知ってたから、あとは店舗で実物の寸法と価格を見るだけだしな」

P「買い物上手だなぁ……夏樹は将来、いいお嫁さんになれるよ」

夏樹「……そ、そうか?」

P「おっとすまん。年頃の女の子にお嫁さんなどと。セクハラだったな、気を付ける」

夏樹「いや、別に……気にして、ないです」

李衣菜「なつきちが照れてる。珍しー」

夏樹「だりー、勘弁してくれ……///」

拓海「…………………………チッ」

P「拓海はどれにするよ」

拓海「……まだ決まってねぇよ。アンタはどれにすんだよ」

P「んー、これかなぁ。そこまでいい耳は持ってないし、そこそこのヤツでいいかなと」

拓海「ふーん……値段もそこそこだな」

P「スタージュエルさえちらつかなければ即決できるんだがな。あと俺のコンポ、古いけどまだ使えるってのもあってなぁ……」

拓海「……まあ、愛着のあるモンは手放したくないよな」

P「おう。高校生の時に買ったんだよ。中学の時から貯めてたお年玉でな。言ってみれば俺の青春時代の象徴みたいなもんだ」

拓海「……で、どうすんだ。買い替えるのか?」

P「かなり迷ってる」

拓海「男らしくねえなぁ。スパッと決めろよ。買うのか買わないのか」

P「よし、決めた。今日は買わない。拓海は?」

拓海「ああ。アタシも決めた。これにする」

P「えっ?」

夏樹「お?」

李衣菜「は?」

拓海「なんだよ、揃いも揃ってがん首並べやがって」

李衣菜「いや、それ、プロデューサーさんのほしいヤツだよね?」

拓海「それがなんだよ」

夏樹「……ああ、なるほど。そういうことか、拓海。やるじゃん」

拓海「おいコラ夏樹。したり顔でうなずいてんじゃねえぞテメェ」

李衣菜「え、どういうこと?」

夏樹「拓海がこれを買って、プロデューサーさんにプレゼントする。そしてプロデューサーさんは、自分の〇ンポを拓海にプレゼントする」

拓海「説明すんな夏樹ィ! 黙らせるぞゴラァ!」

李衣菜「あー、その手があったかー。しまったなー。あ、でもたくみん、さんざん高いとか言って渋っておいて、プロデューサーさんへのプレゼントにはポンと出せちゃうんだね。なんでかなー?」

拓海「……李衣菜、あとで絶対ぶっ飛ばすからな。覚えてろよ?」

P「いいのか、拓海」

拓海「あ、当たり前だろ。これはアタシなりの、まあ、ケジメみたいなもんだ。口じゃあ言いづらいからよ……形にするだけだ」

夏樹(素直になればいいのに)

李衣菜(ありがとうも言えないたくみん、イイと思います!)

P「いや、けど、オンボロだぞ? 拓海は普通の女の子だから知らないかもしれないけど、錬金術の原則は等価交換なんだぞ?」

拓海「うるせぇ。ワケわかんねえことガタガタいうな。アンタは新しいヤツが欲しい。アタシは〇ンポが欲しい。それでいいだろ。つーか、アンタのお古、ちゃんと部屋まで持って来いよ? ついでに、昔聞いてたCDも何枚か貸せ。いいか、今日中だぞ? わかったか?」

李衣菜「おお、今日のたくみんは攻めるなぁ。お部屋に招待して、プロデューサーの愛用の〇ンポで昔のCDを一緒に聞いて、青春時代の思い出を根掘り葉掘り聞いて――」

夏樹「話題は昔の恋人に。悲しい失恋。不器用な慰めの言葉。二人きりの部屋。流れ始めるラブソング。見つめ合うアイドルとプロデューサー。心を許し合う二人に何も起きないはずがなく――」

拓海「起きるわけねぇだろ笑ってんじゃねえぞ! あ、逃げんな! コラ、待てやァ! ……クソッ、二人とも逃げやがった。まあいい、あんなヤツらもう知らねー。オイ、さっさと買って帰るぞ、プロデューサー」

P「あ、ああ。でも、本当にいいのか、拓海」

拓海「何度も言わせんな。アタシは……プロデューサーの〇ンポが、欲しいんだよ」

P「鋼の自制心が音を立てて崩れる音を聞いた。だが何も起こらない。どれだけ拓海がかわいくても、二度と魔剣アイオライトブルーを目覚めさせてはならないのだ……さて、分身にコンポを取りに行かせたし、そろそろお腹も空いたし、遅めのお昼でも――」

藍子「あら、プロデューサーさん」

P(あー、やっべー。いま一番やっべーアイドルきちゃったわー)

藍子「?」

P(このスイッチを手に入れた瞬間、最初に思い浮かんだけど自分からは絶対に会いに行くまいと誓ったのに、仕方ないよね。だって向こうから来たんだもん。不可抗力だよ不可抗力。ぼくはがんばった。だから許される。つまりこれはフェイト。この禁断のスイッチが下したグランドオーダー)

藍子「どうしたんですか、プロデューサーさん」

P「藍子、実はとある企画を考えてるんだが……協力してくれるか?」

藍子「はい、なんでしょう?」

P「今、藍子がひたすら散歩するだけの番組の企画を立ててるんだが、タイトルコールをどうしようか迷っててな。とりあえず、このスマホをカメラだと思ってやってみないか?」

藍子「はい、わかりました。どうすればいいですか?」

P「うん。じゃあちょっと言ってみてくれるか。お散歩アイドル高森藍子の、お散歩大好き。今日は渋谷公園からお散歩の生中継です」

藍子「お〇んぽアイドル高森藍子の、お〇んぽ大好き。今日は渋谷公園から、お〇んぽのナマ中継です♪」

P「ああああああああああああああ鼻から特濃牛乳出りゅぅぅぅううううう!!!」


  ――数日後


P「――以上が新番組の概要です。基本的には高森が一人で日本各地の絶景スポットをゆるゆるふわふわお散歩するだけですが、騒がしい番組が多い昨今にはちょうど良い清涼剤となるかと。どうでしょう、社長、ご一考いただけますかね?」

社長「キミねえ、こういうのはねえ、あのねえ……」

P「ちなみにセル版だと高森に本田と日野の三人でタイトルコールします」

社長「……僕のところに根回しに来るくらいなんだから、もちろん、そっちの映像もあるんだよね?」

P「こちらです。どうぞ」

ポジパ『ポジティブパッションでお送りする、お〇んぽ大好き! 今日は三人でお〇んぽしますっ!』

社長「……あー、だめだめ。これは僕のパッションがポジティブになってしまいます」

P「お元気そうで何よりです、社長」

社長「これは元気にならざるを得ないでしょう。……でも、そうだね。日本のみんなが、この番組で元気になってくれたらいいね」

P「大丈夫です。ちなみに番組が好評でしたら、こちらの企画を通したいのですが」

卯月『島村卯月! 元気チ〇コ、頬張ります♪』

社長「……うん。チョコレートか。それで、どこに持ってくの?」

P「Mage製菓ですけど」

社長「君は本当に怖いもの知らずだね」

P「ハハッ、大企業に超一流の土下座営業を見せてやりますよ」

社長「君の土下座四十八手は芸能界でも大好評だけどね……一般の企業に通じるかなあ」

P「土下座は人間の良識です。通用しない人間はサイコパスとジャンキーと首狩り族だけですよ、社長」

社長「まるで試したことがあるかのような物言いに、一抹の不安を感じないわけではないが……ひとまず高森君の企画は稟議を通しておくね」

P「ありがとうございます、社長。ではこれにて失礼します」スゥッ

社長「……うーん。ついに床をすり抜けて退室するようになったか……この状況に慣れつつあるのが怖いなあ……」


      -Fin-

 おまけ

P「今日は、皆さんにちょっと、漢字テストをしてもらいまーす」

舞「え、お勉強ですか?」

薫「あれぇ、レッスンは?」

桃華「大事な用事があるからと来てみれば……」

ライラ「なぜライラさんがここにいるのでしょうかー」

メアリー「ダーリンの嘘つき。アタシをまたダマして……もうっ」

P「はーい静かにー。問題は漢字の読み取りで、早押し形式の全八問。回答者は手元のボタンを押して、スイッチの音が鳴った人が解答すること。回答の受付タイミングはこちらで宣言します。なお間違えた場合は、次の解答時のボタンが押せなくなるので、よく考えて、人よりも早く正解するように。そして優勝者にはこのなんでもチケットを進呈します」

舞「なんでもチケット?」

P「俺が可能な限りなんでもしてあげるチケットだ」

ライラ「アイス一年分とかアリですかー?」

P「もちろん」

薫「一緒に遊園地も?」

P「お安い御用さ」

舞「なにか素敵なプレゼントとかも?」

P「どんと来い!」

桃華「神戸の屋敷にご挨拶に来てくださる?」

P「一般的なご挨拶なら喜んで」

メアリー「Marry me?」

P「制度上不可能なので却下です」

メアリー「じゃあデート!」

P「まあデートくらいならな。よし、みんなボタン持ったな? じゃあ第一問はこれ」

フリップ[おおきくてりっぱな金庫]

P「サービス問題です。それではお答えください」ポチッ

薫「」ポチポチポチポチ
舞「」ポチポチポチポチ
桃華「」ピンポーン
メアリー「」ポチポチポチポチ
ライラ「」ポチポチポチポチ

P「はい、桃華が一番早かった。どうぞ!」

桃華「大きくて、立派な〇んこ――!?」

P「はい、正解です! やっぱり大きくて立派なヤツがいいですね!」

桃華「ちょ、ちょっと待ってくださいませんか!」

P「どうした、桃華」

桃華「えっ、だって、いま……そ、その……へ、変じゃありませんでした?」

桃華以外のアイドル「???」

P「何を言ってるんだ、桃華。今ちゃんと金庫って言ったぞ? それともォ? んんー? 何か別の言葉に聞こえたのかなァ?」ニッコリ

桃華(そ、そういうことでしたのね……これはおそらく晶葉さんのスイッチの効果……わたくしの解答ボタンだけがスイッチになっている……つまりこれは何かしらの実験なのですのね、Pちゃま。そういうことなら……構いません。恥ずかしくても、や、やって見せますわ!)

P「では第二問――[かがくの進歩]――どうぞ! はい薫ちゃん!」

薫「かがくの〇んぽ!」

P「正解! 科学の技術はあらゆる分野で日々進化しています! ウィンウィン! 次、第三問――[判子をおす]――どうぞ! はいメアリー!」

メアリー「判事を推す!」

P「不正解! でも日本語の勉強はよく出来ているぞメアリー! では再びどうぞ! 舞ちゃん!」

舞「〇んこをおす」

P「正解! でも押すんじゃなくて突くものです! じゃあ第四問――[ひろくひらかれた門戸]――はいどうぞ! ライラさーん!」

ライラ「ひろくひらかれた〇んこですかー?」

P「正解! そうです、開かれているんです! では第五問――[みんなで点呼をとる]――どうぞ! メアリー!」

メアリー「みんなで〇んこをとるネ!」

P「正解! 取り合ってください! 第六問――[店舗をかまえる]――どうぞ! ライラ!」

ライラ「〇んぽをかまえるですねー」

P「正解! どうやって構えるのか考えるだけで心が沸き立ってきます! 第七問――[あまくておいしい餡子]――どうぞ! 薫ちゃん!」

薫「あまくておいしいギョウザ!」

P「不正解! 確かに遠目だと餃子とも読める! では次の解答は! はい桃華ァ!」

桃華「……あ、あまくておいしい〇んこ、ですわ」

P「正解ィ! ちなみに俺はどちらかというと尻尾まで餡子が詰まってないタイヤキが好きです。ところで桃華は餡子、好きかな?」

桃華「き、嫌いではありませんわ……///」

P「テレ顔頂きました! はい次最終問題の第八問――[鸚哥をめでる]――はいどうぞ!」

薫「……うーん……難しいよお」

舞「さくら……? とり? か?」

ライラ「……まったくわかりませんねー」

メアリー「めでる……愛でる? 可愛いもの? 小さい?」

桃華(そ、そんな……まだ結婚もしてませんのに……愛でるだなんて……/// で、でもこれはあくまで実験……そう! 恥ずかしがることはないのですわ!)ピンポーン

P「はい、桃華! 大きい声ではっきりとどうぞォ!」

桃華「……〇ンコを愛でる、ですわ」

P「正解! そう、インコです! さすが桃華、よく読めたな! というわけでこのなんでもチケットは三問正解した桃華にプレゼントだ!」

薫「あうう、負けちゃったー」

舞「おめでとう、桃華ちゃん」

メアリー「コングラッチレーション! よかったわね、モモカ!」

ライラ「おめでとうなのでございますよー」

桃華「み、皆さん……ありがとうございます。ところでPちゃま、このチケットはいつ使ってもよろしくて?」

P「もちろん構わないが……」

桃華「それではPちゃま。その、今日は天気もいいことですし、この場にいる皆さんで、お外でお〇んぽいたしませんこと?」

薫「え、せんせぇとお〇んぽ? やったー!」

舞「みんなでお〇んぽ、楽しそうです」

ライラ「ライラさんはお〇んぽも好きなのですよー」

メアリー「そうね。ゆっくり〇んぽするのもレディの嗜みというやつかしら?」

P「え、ちょ、えっ?」

桃華「ふふっ……どうしたんですの、Pちゃま。何か空耳でも聞こえまして?」

P「あ、いや、そうだな、散歩。ああ、散歩だ。いいぞ、行こうか」

桃華「ええ、参りましょう。きっと楽しいお〇んぽになりますわ♪」

   ――この後滅茶苦茶お散歩した。

ちゃまと一緒にお散歩したあと疲れておねむになったちゃまをおんぶして帰りたいだけの人生だった。終わります。

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