ダヴィンチ「ぐだ男くん、ちょっとお願いがあるんだけど」
ぐだ男「なんだい?俺に出来ることであれば力になるよ」
ダヴィンチ「うんうん、いい返事だ。流石ビーストを二体も倒しただけある。
お願いってのは冬木の第5次聖杯戦争に参加して聖杯を持ち帰ってほしいってことさ。」
ぐだ男「え、え!?なんでそうなったのさ!?」
ダヴィンチ「そりゃ聖杯が必要だからさ。まさか私のレベルが98で止まっていることを忘れたわけじゃないよね?」
ぐだ「も、もちろん忘れる訳が無い!次のイベントで聖杯がきたらーって思ってたんだ!」
ダヴィンチ「そう言いつつ、武蔵に大喜びでバビロニアとクリスマスの聖杯を注ぎ込んだのは誰だい?」
ぐだ「うぐぐ・・・」
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ダヴィンチ「もうじき協会からの調査団も来る。レイシフト出来るうちに聖杯をもってきてもらわないとね」
ぐだ「それにしても何故第5次聖杯戦争なんだ?」
ダヴィンチ「それは単純に優位に事を進められるからさ。
幸いにも第5次聖杯戦争で召喚された英霊たちはカルデアにも全員召喚されている。
だからその英霊たちの話を元に敵のステータスはもちろん、マスターの詳細から物語がどのように進んでいたのかさえ私たちは知っている。
それに英霊たちの実力やスキルは君が一番よく知っているだろう?
強くてニューゲーム、とは少し違うけど明らかなチート技を私たちは使えるというわけさ。」
ぐだ「な、なるほど。そう言われるとできる気がしてきた」
ダヴィンチ「でも、問題はある」
ぐだ「いったいどんな問題が?」
ダヴィンチ「大きくわけて3つ。順番に説明していこう」
ぐだ「わかりやすくお願いします」
ダヴィンチ
「まず一つ目。ある程度史実通りに進めなければならないということだ。
とはいってもぐだ男くんが冬木にレイシフトした時点でその場の歴史は変わるからね。
なに、そこまで難しい事じゃないさ。
過程はともあれ、結果は史実に近づけようって話しさ。
聖杯戦争が終わった時に、生き残っていなければいけない人物がちゃんと生き残っている。死んでいなければならない人物は死んでいる。
そこだけ上手く調整してくれ。
とはいっても英霊たちの話を聞いても、世界線がズレているのか、結末が違うことがあった。
そのどの世界線でも生き残っている主要人物は、遠坂凛、間桐桜、衛宮士郎。
この3人は絶対に死なせないでね。
どの世界線でも死んでいる人物は、言峰綺礼、葛木宗一郎。
心苦しいかもしれないけど、この2人には死んでもらわなければならない。」
ぐだ「なるほど。ひとつ聞いてもいい?」
ダヴィンチ「なんだい?」
ぐだ「まだ問題一つしか説明してないよね?前置き長くないですか?」
ダヴィンチ「たかがSSの二次創作とはいえ、これはfateだぜ?
前置きが長いのは定番だと思って目をつぶりたまえ」
ぐだ「はい。」
ダヴィンチ「というわけで二つ目だ。冬木の聖杯は汚染されている。
その場で使用するととても危険だ。
間違っても現地で使用しないように。
持って帰ってからじっくり対応するからね。
あ、そうそう!はい、これ聖杯の器に使ってね。」
ぐだ「え?聖杯の器!?どう見てもただの水筒じゃないか!?」
ダヴィンチ「器なんてなんでもいいんだよ。聖杯の器になる予定のだった人とか最高クラスのキャスターやらが協力して作ったんだ。
性能はダヴィンチちゃんのお墨付きさ。
ほかの器に英霊の魂を取られるようなこともないだろうさ!」
ぐだ「へ、へぇー・・・」ヨクワカンネェ
ダヴィンチ「あー、ぐだ男くんが今までの特異点で見たきた聖杯とはちょっと違うけど、聖杯戦争に勝ち残ればこの水筒が聖杯と同等のものになると考えてくれればいい」
ぐだ「わ、わかった!とにかく勝ち続ければいいんだな!?」
ダヴィンチ「うんうん!それでいい。さて、三つ目だが・・・
ダヴィンチ「今回はサーヴァントを一騎しか連れていけないんだ」
ぐだ「え!?なんで!?」
ダヴィンチ「冬木の聖杯が私たちのようなイレギュラーは介入させたくないみたいでね。
大所帯で行くとレイシフト自体が成功しないんだよ。」
ぐだ「もう諦めたらいいんじゃないかな?聖杯。」
ダヴィンチ「なーに、心配いらないさ。イレギュラーが認められないのなら冬木のルールに乗っかるだけさ。
例えばぐだ男くんがセイバークラスのサーヴァントを連れていったとしよう。
その時点でセイバークラスのサーヴァントが2体になってしまうからね、聖杯はきっと私たちをイレギュラーと認識して消しにかかってくるだろう。
でも消される前に、私たちが正規のセイバークラスのサーヴァントを倒して、その座を奪ってしまえばいい。
そうすれば恐らくだけど正統な参加者として認められるんじゃないかな?」
ぐだ「それ大丈夫なのか・・・」
ダヴィンチ「うーん聖杯が消しにかかってくる前にっていう時間制限はあるけどなんとかなるさ!」
ぐだ「レイシフトした瞬間に消されそうなんだけど・・・」
ダヴィンチ「そこら辺は任せて!目標の近くにレイシフトさせるし、半日くらいはノイズをかけて聖杯に察知されないようにしてみせるさ!」
ぐだ「頼りになるような、不安なような・・・」
ダヴィンチ「そうそう、特殊クラスのサーヴァントだと、正規サーヴァントとの成り代わりができないからマシュちゃんは連れていけないよ」
ぐだ「そんなぁー!?」
ダヴィンチ「誰を連れていくのかよく考える事だね。
連れて行くサーヴァントが決まり次第ミッションスタートだ」
ぐだ「うーん、連れていけるのは一騎だけか・・・
それなら〇〇!キミに決めた!」
ダヴィンチ「それじゃ、ミッションスタートだ!」
ーーーーーレイシフトーーーーー
ぐだ「ふう、無事レイシフトできたみたいだ。今回はよろしくな!>>10!」
>>10連れてきたサーヴァント
>>10じゃなくて下1にします
武蔵「マスター!新参のあたしを選んでくれてありがとう!一緒にがんばりましょう!」
ぐだ「ああ、よろしく頼むよ!」
ダヴィンチ『 レイシフト成功だ。ここからはこちら(たまに安価)の指示に従って動いてね。
まずは倒さなくてはならないセイバークラスのサーヴァント、アルトリアを倒しに行ってくれ!』
ぐだ「了解!」
ダヴィンチ『 今は時間で言うとランサーとアーチャーが校庭で戦い始めているころか。ということは』
ぐだ「まだアルトリア召喚されてないじゃん!」
ダヴィンチ『 どの道あと数時間でアルトリアは召喚される。衛宮士郎の家で待ち伏せでもするかい?』
ぐだ「でもあそこは最悪ランサーやアーチャーとも戦うことになるぞ!」
武蔵「ねーねー!わたし全然話しについていけてないんですけどー!」
ダヴィンチ『 新参鯖には厳しい闘いかもしれないね。
どうだろうか?ランサーに助力して召喚したてのアルトリアを落とすのは?』
ぐだ「いや、ランサーと手を組めるとも限らない。ここは様子を見よう。」
武蔵「わたしはほとぼりが冷めてからアルトリアちゃんと正面から闘ってみたいかなー」
ぐだ「ここは〇〇の案で行こう!」
ダヴィンチ案かぐだ案か武蔵案
下1
ぐだ「ここはいったん様子を見よう。幸い半日は聖杯に探知されることもないんだし、倒すのはセイバーとバーサーカーの戦闘後でもいいだろう。」
ダヴィンチ『 わかったよ。今はキミの案に乗ろう。でもここらはカルデアの英霊たちの話によるとルートが分岐する大切な場面だ。
どのルートに入ったのか見逃さない様に』
ぐだ「了解!」
武蔵「ええ!」
ーーーーー士郎の家ーーーーー
ぐだ「セイバーとランサーの戦闘は終了。ランサーは宝具を躱されて戦闘を離脱したよ」
武蔵「セイバーのマスターはアーチャーのマスターと一緒に協会に向かったみたい!」
ダヴィンチ『 次にアタックを仕掛けるのであれば、協会から出てきたところでバーサーカーとの戦闘が起こるはずだ。
そこでバーサーカーに助力してセイバーを倒す。
でもこの場合にはアーチャーも敵に回ってしまうね。』
ぐだ「バーサーカー戦の直後に疲弊しているところを狙うのは?」
ダヴィンチ『 かなり現実的な案ではあるけど、武蔵ちゃんはどう思うかな?』
武蔵「私は不意打ちとかちょっと嫌だけど、マスターの指示なら聞くわ。ここを逃すと時間的に次は寝込みを襲うことになりそうだしね」
ダヴィンチ『 どうする?ぐだ男くん?』
ぐだ男「ここは・・・」
①バーサーカーに助力
②バーサーカー戦後に追い討ち
③寝静まったところを奇襲
③その他(具体的に)
下1
ぐだ男「バーサーカーと協力してアルトリアを倒そう!」
武蔵「そうと決まれば早速2人の後を追いましょう!」
ーーーーー協会の帰り道ーーーーー
イリヤ「やっちゃえ!バーサーカー!」
バーサーカー「■■■■■■■■!!!」
アルトリア「士郎!下がって!」
凛「アーチャー、セイバーを援護して!」
ぐだ「戦闘が始まったぞ!頼んだぞ武蔵!」
武蔵「ええ!任せて!」ダッ
イリヤ「誰よあなた!?」
武蔵「通りすがりのサーヴァントよ!訳あってあなたに助力するわ!」
凛「なっ!?新手のサーヴァント!?
バーサーカーだけでも手一杯だっていうのに!」
アルトリア「くっ!!」
イリヤ「ふーん。バーサーカーだけでも十分なんだけど、いいわ。
手を組んであげる!
バーサーカー、セイバーはこいつに任せてアーチャーを潰しちゃって!」
バーサーカー「■■■■!!」
アーチャー「クソッ!至近距離だと部が悪い、距離をとるぞ!」バッ
イリヤ「じゃあ凛。私たちもマスター同士始めましょうか!」
凛「ええ、望むところよ!」
武蔵「ごめんねーアルトリアちゃん。私どうしてもあなたを倒さなくちゃいけない理由があるの」ガガガッ
アルトリア「なに!?私の真名をなぜ!?」キンッ
武蔵「それにしてもアルトリアちゃん、全然実力を出せてないじゃない!」ズバババ
アルトリア「な・・・なにを!?・・・くっ!!」
武蔵「これは単純にマスターの問題かしらね?私なんて聖杯を3つも捧げられて調子がめちゃくちゃいい!!」ズバッ
アルトリア「くっ・・・!!」
ぐだ「完全に武蔵が推している!このままならいけそうだ!」
ダヴィンチ『ぐだ男くん!衛宮士郎という男はサーヴァントがピンチになると身を呈しても守ろうとする。
そこで彼が死んでしまっては大変だ。
彼の足止めは君に任せるよ!』
ぐだ「了解した!」ダッ
士郎「セイバー!」
ぐだ「ダメだ!サーヴァントの闘いに巻き込まれたら怪我じゃ済まないぞ!」
士郎「お前は・・・?」
ぐだ「あのサーヴァントのマスターだ!」
士郎「なに!?なんでセイバーを狙うんだ!?」
ぐだ「それにはちょっとした事情があるんだ。極めて個人的な事情がね!
それにここでキミを死なせるわけにもいかない」
士郎「なにいってるのかわかんねーよ!!
そこをどけ!」ダッ
ぐだ「と、とりあえずガンド!」バシュッ!!
士郎「うあああ!!」
ぐだ「顔面に直撃してしまった・・・やっちまった・・・」
アルトリア「士郎!?」
武蔵「目の前の敵から目を離さない!!」ズバババ
アルトリア「ぐはっ!」シュウウ
士郎気絶(重症)
アルトリア消滅
ちょっと一眠りしてから続き書いてきます
ーーーーーバーサーカーVSアーチャーーーーー
アーチャー「何度倒しても復活すると言うのは大した宝具だ!まだ2回しか倒してないがね!」
バーサーカー「■■■■■■■■■■!!」
アーチャー「それに早くもセイバーは敗退。あの謎のサーヴァントのクラスはなんだ?
アサシンか?ライダーか?どちらにせよ一騎打ちであのセイバーを倒せるとも思えんが・・・」
バーサーカー「■■■!!!」ドドドドド
アーチャー「おっと、どの道このままでは部が悪すぎる。『凛、一時撤退を提案する!』」
ーーーーー凛VSイリヤーーーーー
凛「アーチャー!私もそうしたいけど手が離せないわ!」バシュッバシュッ
イリヤ「あら、アーチャーと念話なんて随分と余裕じゃない。
私とバーサーカーからは逃げられないよ」
凛「まあ、そう簡単には逃がしてくれないわよね」
ーーーーーぐだ男、武蔵ーーーーー
ぐだ「とりあえず衛宮士郎を教会に放り込んできたけど大丈夫なのか?
あそこ言峰綺礼とかいう黒幕がいるんだろ?」
ダヴィンチ『うーん、でも現状あそこ以外に彼をかくまえる場所はないからなぁ。
言峰綺礼もある程度はちゃんと監督役として仕事するだろうさ。
とにかく、だ。正統なセイバーを倒したことで聖杯によって私たちが消される危険性はなくなった。』
ぐだ「そうだね。アルトリアには申し訳なかったけど時間に追われることももうないね」
武蔵「ねーねー!バーサーカー陣営とアーチャー陣営、まだ闘ってるけどほっといてもいいの?」
ダヴィンチ『セイバーを倒す目的を達成した以上はバーサーカーに助力する必要はないけど、この世界のヘラクレスはとても強力だ。
味方につけれれば心強いだろうね。
なんせ十二の試練をもっている』
ぐだ「十二の試練だって!?あのネロ祭の!?」
ダヴィンチ『そうさ。11回も再生するよ』
武蔵「えーなになに?え?11回も?」
ぐだ「あの時は苦労したなぁ・・・
じゃあバーサーカーと共闘しよう!」
ダヴィンチ『でもそれだと遠坂凛がほぼ間違いなく死んでしまうよ?』
ぐだ「あー・・・どうしようか」
①バーサーカーに協力してアーチャーのみを叩く
②アーチャー陣営の味方をする
③その他(具体的に)
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うえー
ここからだろー
誰だ完結タグつけたの、未完じゃねぇか