「宝くじで可愛い女の子を当てた件!」 (16)

男(その日俺は家で休日を消化していた)

男「………」ゴロゴロ

男(いつも通りあっという間に次の日を迎えると俺は思っていたが……)

ピーンポーン

男(そうは行かなかった)

男「はーい……」

ガチャ

女の子「きょ、今日から御世話になります『女の子』といいます」ドキドキ

男「……え?」

男(玄関先で待ってたのは、見知らぬ女の子だった)

男「あのどちら様ですか?」

女の子「!…」

男(女の子はすこし驚いた顔を見せると説明を始めた)

女の子「あ、あの!もしかして聞いてませんか?」

男「何をでしょう?」

女の子「お客様が買っていただいた宝くじで1等の私が当選し、今日から私はあなたの物になりました」

男(薄い記憶からある事を思い出した。)

男「もしかして!」


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一昨日


男「せ、先輩マジもう飲めないッス」ベロンベロン

先輩「はー?お前もう少し付き合えよ」ヒック

先輩「!……よし男アレで1等当ててこい」

男「え?どれどれ」


『1等女の子2等ハワイ3等100万』


男「えー!あれッスか?ガセネタですよ絶対」

先輩「いいからものは試しだって」ハハハ

男「しかたないなー」ヒック

男「あ、おばさん1枚ください」


おばさん「はいよ…」ニヤニヤ



―――――――――――


回想終了


男「嘘だろ…当たったのかよ…」

女の子「はい」

男(どうしよ本当に当たるとは思わなかった)

男(今更無しは出来ないしな~)

男「……君親は?」

女の子「………。」

男「どうしたの?」

女の子「いえ、私捨て子なんです」

男「は?」

女の子「今までとある施設にいたのですが」

女の子「その施設から売られたんです……」

男(何気にシリアスなんですけどぉ……)

女の子「こ、こんなことは大変勝手なんですが」

女の子「どうか私を見捨てないでください」

男(どうする?親、いや戸籍も無さそうだし)

男(うーん……)

女の子「」ウルウル

男「わかった善処するよ」

男「君、歳は?」

女の子「15…中3です」

男(おいおい…身元不明の女子中学生と過ごすとか完全アウトだろ)

女の子「お客様は?おいくつなのでしょうか」

男「19だ大学生」

女の子「分かりました」

男「とりあえず……中は入れよ」

女の子「は、はい」


女の子「お邪魔します」

男「う、うん」

女の子「意外とお部屋は綺麗ですね」

男(女の子が部屋に入ると俺は途端に脈拍が早くなった)

男「」ドキドキ

女の子「あの、お客様」

男「は、はい?」

男(思わず敬語を……)

女の子「私達の今後についてはなしたいのですが」

男「ああ、そうだな」

女の子「えっと生活費についてですがそれは私が払おうと思います」

男「お金あるの?」

女の子「いえ、稼ごうかと」

男「君中学生だろ?どうやって稼ぐんだ」

女の子「///それは、身体で……」

男「いやいやダメだ!」

女の子「ではどうしろと」

男「生活費位は俺が稼ぐだから安心しろ」

女の子「いえ、で、でも」

>>9すみせんでした。

男「いいから」

女の子「……分かりました」

男(とは言ったものの、生活費は親の仕送りだし。その仕送りもあまり多いという訳ではない。)

男「バイト……するかな、丁度いい機会だし」

男「さてと、女の子さんだっけ?日用品とかはあるの?」

女の子「無いです」

男「今日休日だし、買いに行くか」

女の子「はい」

女の子「あの、お客様」

男「なんだ?」

女の子「なぜ、お客様はそんなにも優しくしてくれるのですか?」

男「責任感って奴だ、それと女の子さん」

女の子「なんでしょう」

男「お客様ってのはやめてくれ」

女の子「はい、分かりました」


女の子「でも、なぜでしょうか?」

男(キョトンと首を捻った女の子は答えづらい質問する。)

男「それ、……その……」

女の子「??」

男(俺はそれを恥ずかしげに言った。)

男「え、援助交際だと思われるだろ///」

女の子「え、えんじょっ///」

男「……///」
女の子「……///」

男(途端にその場は静まった、だがスグに元通りになりまた会話を続ける。)

女の子「では、なんとお呼びいたしましょうか?」////

男「男でいいよ」///

男(俺は何を照れてるんだ、相手は中学生だぞ)

男「よし、それじゃあ行こうか」

男(俺達は準備をそこそこに済ませ、いよいよ買い物にいく。 )

男「今月は厳しくなるな....」


デパート『ネオン』

男「まずは最低限の服を買ってこう」

女の子「はい」

男「今日はデパートだからあまりいいものがないが」

男「そのうち、おしゃれな服買ってやるからな」

女の子「いえ、大丈夫です」

男「遠慮すんなよ」ハハ


━━━━━━━━━━━━


男「次はなんか必要なものあるか?」

女の子「あ、あります…」

男「よし、何を買うんだ?」

女の子「それは……あの」

男(女の子は顔を赤くして俺の質問に答える。)

女の子「///生理品を………っ」

男「///っ!ごめん」

男(なんださっきから、気まずくなる……。)

>>12さん ありがとうございます!

男「とりあえずこれで足りるか?」

男(と、俺はとりあえず2000円を差し出す。女の子はそれを受け取りペコリと一礼してドラッグストアに生理用品を買いに行った)

男「」

男(しばらく待っていると女の子は俺の元に戻り。俺達はそのままデパートを後にした)


帰り道


女の子「男さんは食べ物、何が好きですか?」

男「んー、焼き鳥かな?」

男「まず、美味いし。なんと言っても酒に合う!」

女の子「お酒飲むんですか?未成年なのに」

男「今どき未成年で飲んでないやつなんて居ないだろう」

女の子「………焼き鳥ですか、ふむふむ 覚えておきます」

男「なんで?」

女の子「料理くらいはやろうと思いまして」

男「君が?」

女の子「はい 」

男(んー、料理くらいはいいか)

男「うん、お願いするよ」


午後六時投下予定

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