男「ボクっ娘ヤンデレと強制的に付き合うことになった件」 (6)

女「おはようっ」

男「おは……よう……?」

男(女さんがなんで俺の部屋に?)

女「昨日の夜はその……すごかったね」

女「まさかキミと……することになるなんて」

女「ボク……ボク、思い出すだけでドキドキするよ///」

男(な、なにがあったんだー!?)

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男「ちょっと待って。今の状況が……」

女「嬉しいよ。ほんとに嬉しい。ボクたちやっと両想いになれたんだね!」

男「さっぱり……」

女「好き好き好き好き好き好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き!!」

男「い、いいかげんにしろよっ!!」

男「なんなんだよ。さっきから一方的に意味不明なことまくしたててさぁ」

男「不法侵入だよなこれ。犯罪ってことわかってる?」

女「えへへ、だいじょうぶだいじょうぶ。ボクたちの愛なら法律の壁だって越えていけるよ!」

男「そうじゃなくて……出てってくんねぇかな今すぐ」

女「そんなに照れなくてもいいのに~男くんの照れ屋さんっ」

男「出ていけ!」

チャリッ

男「な、なんだ……?」

男(俺の左腕と女さんの右腕が手錠でつながってる……?)

女「最初はマフラーにしようかなって思ったんだけど……それだと途中でほどけちゃうから」

女「これならいつまでもいっしょにいられるよね!」

男「な、なにかの冗談だよな」

女「骨になってもずーーーっといっしょにいられるね!」

男「なぁほんとに……ほんとに……冗談だって言ってくれよ頼むから」

女「幸せすぎて夢みたいだよね。でも現実だよ」

女「喜んでくれたかな?」

男「あははは……」

女「よかったぁ。男くんなら気に入ってくれると思ったんだぁボク!」

女「好き大好きだよ男くん! これからもよろしくねっ!」

男「ははははは……」

男(今は笑うことしかできない。笑って現実逃避することしかできない)

男(俺の学校生活どうなっちまうんだろう)

男(いやな予感しかしない……)

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