女「えぇと、今人類って７０億人ぐらいだっけ？」

女「なら、単純計算で男は３５億人ってところか」

女「えぇと、一日１００人とセックスするとして……」

女「３５００万を一年３６５日で割ると……９５８９０年かかる！」

女「ものすごく長生きすればなんとかなりそうじゃない！」

女「よーし、頑張ってこー！」

青年「えええ……本当にいいんですか！？　お金も払わずに！」

女「ほら、早く！　時間ないんだから！」

青年「わ、分かりましたぁーっ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「よーし、よし！　もっともっと腰を振りなさぁ～い！」

童貞LV99「ほう、我と性行為をしたいと？」

童貞LV99「よろしい、かかってくるがいい」

女「童貞も、極めるとここまで偉そうになれるもんなのね」

童貞LV99「どどどど、童貞ちゃうわ！」

童貞LV99「いざ尋常にセックス！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「ちょっと！　そっちの穴じゃなぁい！」

非童貞LV1「あ、ありがとうございました……」

非童貞LV1「小生のようなゴミクズとヤッていただいて……」

女「あらら……」

女「童貞を卒業したら、レベルが下がっちゃったのね」

非童貞LV1「は、はい……」

女「また１からレベル上げ頑張りなよ！」

オタク「う～ん、メイド服がいいかなぁ」ｺﾌｰ

オタク「それともやっぱりセーラー服……」ｺﾌｰ

女「あーもう、めんどくさい！　あたしの服装なんかどうでもいいでしょ？」

オタク「ひっ！」

女「とっととかかってきなさぁ～い！」



オタク「デュフフフフフフフフフフ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「おおおっ、なかなかいい！　なかなかいいよ！」

不良「あ？　なんだてめぇ」

女「あたしとセックスしてよ」

不良「！？」

不良「バッ……オメー、そういうのはちゃんと結婚してから……」

女「純情か！」



不良「喧嘩上等！　夜露死苦！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「いいねぇ～、昭和って感じで」

おじさん「なんだと！？」

おじさん「君、自分がなにを言ってるのか分かってるのかね！？」

女「説教はいらないわ。やるの？　やらないの？」

おじさん「そ、そりゃもちろん……やるに決まってるだろう！」



おじさん「会社がなんだ！　家族がなんだ！　不景気がなんだ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「おっ、おっ、いいじゃん！　おじさん、ストレス全部ブチまけちゃってぇ！」

少年「ぼく……そういうの恥ずかしいよう……。まだ小学生だよう……」

女「いいから、いいから。お姉さんに任せなさい」

女「さ、ズボンとパンツ脱いで……」ｽﾞﾙｯ

女「！？」

女（で、でかい……！　３０……いや４０……！？）ｺﾞｸｯ…



少年「根元まで、入れるね」ｽﾞﾌﾞｯ

女「こりゃあ、とんだダイヤの原石だったわ……」

男「中で出すぞ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「うん」

男「ふう、スッキリした」

女「あたしも」

女「……」

女「この手慣れっぷり、もしかしてあなた、あたしと同じことやろうとしてる？」

男「ああ、そうさ。お互い頑張ろうね、３５億人とセックス」

美女「あ、あの……」

女「なに？」

美女「あなたって、あの……世界中の人とセックスしようとしてるんですよね？」

女「うん、そうだけど」

美女「私とも……よろしいですか？」

女「……」

女（こういうパターンは想定してなかったわ……）

女「いいわよ！　来る者拒まず！」

女「んっ……んっ……」ﾁｭﾊﾟﾁｭﾊﾟ…

美女「んんっ……」

女「えぇっと、こう、かな？」ｸﾁｭｸﾁｭ

美女「ああんっ！　そこっ！　しゅごぉぉいっ！」

美女「どっ、どうしてこんなピンポイントに……！」

女「本能ってやつよ」ｸﾁｭｸﾁｭ

美女「あぁぁぁぁんっ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸﾋﾞｸﾝ

ジジイ「ホントにええんか？　わしのようなジジイが、お前さんのような若い娘と……」

女「もちろん！　あたしは年齢で人を差別しないから！」

ジジイ「では、始めるぞよ」ﾊﾟﾝ…ﾊﾟﾝ…

女「ああっ！　いいっ！　こののんびりペースがすごくいいよ、おじいちゃん！」

ジジイ「そうかの？」ﾊﾟﾝ…ﾊﾟﾝ…

ジジイ「うっ！」ﾄﾞｸﾝｯ

ジジイ「……」ﾁｰﾝ

女「ゲッ！？　ちょっと、おじいちゃん！？」

女「えぇ～い！」ｷﾞｭｯ

ジジイ「ほええっ！？」ﾋﾞｸﾝｯ

ジジイ「ふぅ、助かったわい。あやうく三途の川を渡るとこだったわ」

女「イチモツを締めつけて、そのショックで生き返らせたのよ」

女「これぞ腹上死ならぬ、腹上蘇生ね！」

女「うーん……」

赤子「おぎゃあ、おぎゃあ……」

女「いくら全ての男とセックスするっていっても、さすがに赤ちゃんはまずいよねえ」

赤子「おい」

女「はい！？」

赤子「なにを怖気づいている。来いよ」

女「は、はいっ！」

赤子「どうだ？」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「んほおおおおおおおおおおっ！」

赤子「やかましい女だ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「あたし、こんなすごいのはじめてえええええええ！」

赤子「そうか。ならもっとギアを上げるぞ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

女「らめええええええええええっ！！！」

女「ふう、今日もセックスした！」

女「だけど、３５億人まではまだまだだなぁ……」

女「しかも、こうしてる間にも新しい男はどんどん産まれてるんだよね……キリがない」

女「ま、いいや！　なんとかなるっしょ！」

女「次の男のもとにレッツゴー！」ﾀﾀﾀｯ



次はあなたの前に現れるかもしれない……。







――　完　――