ウツボ「いや……俺にそれ言われてもなぁ……好きでトラウマキャラになったわけじゃないし」

バクバク「うるせえ！！ こっちは即死キャラだぞ！！！」

バクバク「対してお前は3ダメージキャラじゃねえか！！！」

ウツボ「いや、だからそれ言われても……」

バクバク「こういうのは即死キャラの方がトラウマになるって相場は決まってんだよ！！」

ウツボ「誰が決めたんだよ」

バクバク「何故お前の方が上なんだ……？ 俺の方がよっぽど怖いだろ？」

バクバク「なぁ！？ サングラスかけてる魚がいたら怖いよな！！？」

バクバク「お前の顔もなかなか怖いけど俺の方が怖いよな！？」

ウツボ「いや、だってお前さ……」

サッ

バクバク「あっ……ちょ、サングラス勝手にとるな！！」

ウツボ「その細目、全然怖くねえんだもん」

バクバク「うるせえ！！ コンプレックスなんだよ！！ この細目はよぉ！！」

バクバク「同じ無敵キャラでもこうも差がつくか……？」

ウツボ「いや、お前無敵じゃねえじゃん」

バクバク「何！？」

ウツボ「だってお前、スーパーキノコとった状態のマリオだとやられるだろ？」

バクバク「リメイクの話じゃねえかそれ！！」

ウツボ「後はそうだな……カメックの魔法で巨大化した時もヨッシーにやられたし」

バクバク「他所のゲームじゃねえか！！ 俺が話してるのはスーパーマリオ64のなかでの話だっつってんだろ！！！」

キラーピアノ「俺を忘れてもらったら困るぜ！！」ジャーンジャーン！！

ウツボ「！！ お前は……」

キラーピアノ「お前がいなかったら俺が一番なのによぉ！！」

バクバク「ちげえよ！ 俺だよ！！」

キラーピアノ「お前ら陸にあがったら何もできねえだろ！！ よって俺が最強！！」

ウツボ「……つーかさ」

キラーピアノ「なんだよ」

ウツボ「俺達、どこで話してるんだ？」

バクバク「……海」

キラーピアノ「ゴボゴボゴボゴボ……」

ウツボ・バクバク「」

バクバク「とりあえずあいつはおいといて……兎に角俺は！！ お前が嫌いだ！！」

ウツボ「じゃあ俺はどうすりゃいいんだよ」

バクバク「俺に殺されろ！！」

バクバク「そうすれば頂点に立つのは俺になる！！」

ウツボ「えー……じゃあ勝手にすれば？」

バクバク「うおおおおおお！！！」

バクン！！

バクバク「くっ……食えねえ……でかくて食えねえ」

ウツボ「だろうな」

ウツボ「あ、もう遅いから帰るわ」

バクバク「待て！！ 勝負はまだ着いてない！！」

ウツボ「えー……また明日でいいじゃん」

ウツボ「海賊の入り江に帰らせてよ」

バクバク「いいか！！ 明日絶対また来いよ！！」

ウツボ「分かった分かった」

バクバク「明日までに……今以上に口を大きく開けれるようにならなければ！！！」

海賊の入り江

ウツボ「あー疲れた……なんなんだあいつ」

ウツボ「……」

ウツボ「……あれ、船が二つある……」

ウツボ「一つはうちのだけどもう一つは見たことないや」

ルフィ「出たな近海の主！！ 相手が悪かったな！！！」

ウツボ「！！！？」

ルフィ「ゴムゴムのぉ……ピストル！！」

ウツボ「！！！？？？」ドゴォ！！！