しんのすけ「おお、ゴジラ君久しぶりぶり~だぞ。」
ゴジラ「ああ、お前と会うのは7月の時以来だな。ていうかお前も相変わらずだなホント」
ケロロ「知り合いなのでありますか?」
ゴジラ「ああ、こいつとは7月でのコラボスペシャルで共演したことがあってな。あん時はまあなんというか俺自身も大変な思いをしたが今となっちゃいい思い出だよ。」
しんのすけ「いやぁ~、それほどでも~。」
ゴジラ「別に褒めているわけじゃないんだけどな。さて前置きはこれくらいにして本題に入るか。」
※ゴジラの口調はオリジナルですが性格とか口調とかは他の人の創作を一部参考にしています。他の怪獣たちも同様です。
※タイトルにもある通りこれは「スパロボ」のSSです。スパロボファンに見せること前提で書いてます。異論はあるかもしれませんがどしどし意見やアドバイスをください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483402585
ケロロ「というかそれ以前に何故このメンツなのでありますか?」
しんのすけ「そうだぞ、統一性がないぞ。」
ゴジラ「バッカおめえら、スレタイ嫁。これは「スパロボSS」だぞ。ということは当然スパロボに関する内容のSSでこのメンツもスパロボに関係するメンツに決まっているじゃねえか。」
しんのすけ「その理屈だと尚更このメンツであることが謎だぞ。」
ゴジラ「おめえらなあ・・・俺らはスパロボに全員(一応)参戦しているだろうが」
ケロロ「それに何故こうして吾輩たちを集めたのでありますか?」
ゴジラ「そうだな。お前らまずはこれを見ろ。」
しんのすけ「ほおほお、「スーパーロボット大戦V」と書いてあるぞ。」
ケロロ「発売日は「2017年2月23日」でありますから・・・このスパロボは版権スパロボの最新作でありますか?」
ゴジラ「そうだよ。もうなんやかんやで今年も2017年になっちまって発売日が迫ってきてるからな。ここらできちんとはっきりさせたいと思ってお前ら二人と俺でこうして話し合いの場を設けたわけよ。」
ケロロ「そういえば吾輩、冬樹殿と一緒にビックカメラに行った際に先ほどの「スーパーロボット大戦V」のPVが流れているのを見たであります!」
しんのすけ「ほい、オラも!母ちゃんと一緒にヨドバシカメラに行った際に「スーパーロボット大戦V」のPVが流れているのを見たことがあったような~ないような~とにかくそんな感じだぞ!」
ゴジラ「どっちなんだよ。まあ、ともかくだ。最近は「スパロボV」発売で皆話題持ち切りな上に店頭でもPVが流れて本格的に発売に向けて動き出している感があるからな。だからこそこうして」
ケロロ「こうしてなんでありますか?」
ゴジラ「話を最後まで聞け。」
ゴジラ「まあ、とにかくだ。ここから本題に入るぞ。まずはこれを見てみろ。」
スーパーロボット大戦V 参戦作品一覧
無敵超人ザンボット3
無敵鋼人ダイターン3
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(機体のみ)
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人(機体のみ)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
劇場版機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
機動戦士ガンダムUC
勇者特急マイトガイン
劇場版機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
真(チェンジ!!)ゲッターロボ世界最後の日
真マジンガー衝撃!Z編
真マジンガーZERO vs暗黒大将軍(機体のみ)
フルメタル・パニック!
フルメタル・パニック?ふもっふ
フルメタル・パニック!The Second Raid
フルメタル・パニック!(原作小説)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(機体のみ)
宇宙戦艦ヤマト2199
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
ケロロ「吾輩が入ってない・・・というか参戦していないであります・・・」
しんのすけ「オラも参戦していないぞ・・・」
ゴジラ「俺も参戦していねえ・・・まあ、お前らが呑み込みが早いとこっちも話しやすくて助かるよ」
しんのすけ「というかガンダム多すぎだぞ!参戦作品が偏ってるぞ!」
ケロロ「なにお~!ガンダムを悪く言うのは許せんであります!」
ゴジラ「お前ら落ち着け。まあ、「参戦作品が偏っている」というは同意、というか俺も真っ先に思っていたところだ。」
ケロロ「と、言いますと?」
ゴジラ「実際上の参戦作品群見てみろよ。「ガンダム」「マジンガー」「エヴァ」「フルメタ」「ゲッター」こいつらと後は新規参戦作品少しと昭和ロボで参戦作品ほぼ全部埋まってるじゃねえか」
ケロロ「特にエヴァとフルメタは別名義で複数参戦扱いにすることで参戦作品を水増ししている感がありますからなあ・・・」
しんのすけ「別名義って?」
ゴジラ「分かりやすいように俺で例えてみよう。
例えば平成VSシリーズの「ゴジラVSビオランテ」「ゴジラVSキングギドラ」「ゴジラVSモスラ」「ゴジラVSメカゴジラ」「ゴジラVSスペースゴジラ」「ゴジラVSデストロイア」は作品としては便宜上は別の作品だが主役怪獣である俺自身や一部登場キャラは同一の繋がった世界だ。
それと同じでエヴァもフルメタも主人公は一貫して同じでストーリーは地続きだがタイトルが違う作品を別作品扱いでそれぞれ参戦させることで参戦作品の事実上の水増しをしているんだよ」
ゴジラ「まあ、ともかくだ。とりあえず一応俺たちがそもそもどのスパロボに参戦したのかおさらいしてみよう。」
ケロロ「スパロボファンの中には吾輩たちが参戦しているという事実を認識していない輩もいるでありますからなあ。」
しんのすけ「そうともいう。」
ケロロ「吾輩はスパロボOEに参戦しているであります。(それ以降はお呼びがかかっていないでありますが・・・)」
しんのすけ「おらはスーパーロボット大戦X-Ωに期間限定参戦しているぞ」
ゴジラ「俺も同様にスーパーロボット大戦X-Ωに期間限定参戦しているな。」
ケロロ「と、いうより吾輩たちは実際それくらいにしか参戦していないであります・・・」
ゴジラ「その通りだ。ケロロの奴はスパロボOEのみの参戦でしかも空気参戦。それはまだましな方で俺としんのすけに至っては期間限定参戦なんだよな」
ケロロ「期間限定参戦と言いますと?」
ゴジラ「そもそもX-Ω自体通常のスパロボとは違う形式のスパロボで(OEもだが)期間限定参戦というのはようは期間限定のその時限りの参戦でメインストーリーには関わらない。つまり空気参戦よりも扱いが悪いという事だよ」
ケロロ「こうして振り返ってみると吾輩たちはスパロボに1回だけしか出ていないでありますなあ。」
ゴジラ「おいおい、ただ「1回だけしか出ていない」という訳じゃないだろ。どういうスパロボに参戦したかとかどういう扱いだったかとかそっちの方が重要だろ?」
ケロロ「確かに吾輩が参戦したスパロボOEは先ほど挙がったスパロボV及びZシリーズ、UX、BXとは全く違ったスパロボで通常スパロボというと皆が思い浮かべるようなスパロボとは全く異なるスパロボだった上、そのOEにおいても吾輩は空気参戦でありましたからなあ・・・」
ゴジラ「お前はまだいいよ。俺としんのすけに至ってはスパロボX-Ωのみの参戦でしかも期間限定参戦だぞ?というよりスパロボX-Ωそれ自体OE以上に「通常スパロボというと皆が思い浮かべるようなスパロボ」とは全くの別物過ぎてもはや「スパロボの名を冠しただけの別ゲー」レベルだからな。なんだあのチェンクロもどきは・・・」
しんのすけ「まあ、結局のところオラたちだってああいった形での参戦じゃなくて例えば今回のスパロボVなどといったちゃんとした版権スパロボに参戦してそれこそ「ガンダム」「マジンガー」「エヴァ」とちゃんとクロスオーバーしたり戦闘アニメとかやってほしいという事だよね。」
ケロロ「その通りであります!!吾輩結局OE以降参戦の音沙汰無しでありますしちゃんとスパロボVに参戦したりしたかったであります!!」
ゴジラ「というよりそれ以前に俺らがスパロボファンからなんて言われているか知ってるか?「3大スパロボに参戦すること自体おかしい作品」なんて不名誉な呼ばれ方や認識をされているんだぞ?」
しんのすけ「オラたちを「イロモノ」呼ばわりする意見も何ら珍しくないレベルだし・・・」
ケロロ「ムキッーーーーーー!!!吾輩たちを「3大スパロボに参戦すること自体おかしい作品」呼ばわりするだなんて許せんであります!!」
ゴジラ「それに対して何回も何回も何回も何回もスパロボに何度も何度も何度も参戦しまくっている作品もあるよな。」
しんのすけ「「ガンダム」「マジンガー」「ゲッター」とか?」
ゴジラ「そいつらもあるっちゃあるがそれじゃない。例えば上記の「ガンダム」「マジンガー」「ゲッター」以外の作品が初めて参戦した第3次スーパーロボット大戦から今回のスーパーロボット大戦Vまでずっと何度も参戦している「無敵鋼人ダイターン3」とかな」
ケロロ「調べたところ・・・ゲロォ~~~~~~!!!!「第3次スーパーロボット大戦」発売は1993年!!?「スーパーロボット大戦V」発売は2017年でありますから・・・単純計算で24年以上もずっとずっとスパロボに参戦し続けている!?」
ゴジラ「それともう一つ、それに匹敵するくらい突っ込みたいのが「機動戦士ガンダムZZ」だな」
しんのすけ「ねえねえ、「機動戦士ガンダムZZ」の何が問題なの?」
ゴジラ「こいつはな、一時期参戦していなかった時期があるんだがファンから「ZZ復活参戦して」「ジュドーさん会議」「羽の生えたガンダム死なねーかな」とかしつこいくらい復活参戦希望とかそういう声がやたら多くて今回スパロボVに参戦した時もファンから「ZZ復活参戦キタwwwwwww」とかスパロボファンから歓喜の声が多くて俺にとっては正直理解に苦しむレベルなんだよな」
しんのすけ「オラたちに対しては邪険な態度とったくせにずいぶん真逆な態度に感じるよねスパロボファン」
ゴジラ「全くだ。俺ら(ゴジラ クレヨンしんちゃん ケロロ軍曹)参戦に対しては「スパロボ参戦はおかしい」とか邪険な態度とるくせに「ダイターン3」を20年以上も何度も何度も参戦させ続け、「ガンダムZZ」が久しぶりに参戦したことに歓喜する。一体スパロボファンはどういった思考回路しているんだ?」
ゴジラ「それでだな・・・ん?しんのすけお前何テレビ見てんだ?」
しんのすけ「昼ドラ見ようと思ってんの。」
ケロロ「以外でありますな。しんのすけ殿に昼ドラの趣味があるとは・・・!?このCMは何でありますか?」
お父さん犬「来てる!ゴジラ来てる!!」
ゴジラ「ギャー――ス!!」
お父さん犬「ハ、ハロー・・・ナイストウミートウ・・・」
ナレーション「アップルペイはソフトバンクカードで」
ケロロ「ゴジラ殿、このCMはなんでありますか?」
ゴジラ「ああ、ソフトバンクから俺にオファーがあってな。「ウチのCMに出演してお父さん犬と共演してくれないか」って。意外だったよ。一時期俺にはこういったCM出演のオファーが全然なかった期間が長かったからな。今第2弾第3弾制作予定があってな・・・」
しんのすけ「ほい!それだけじゃないぞ!」
ケロロ「それだけじゃないとは・・・何でありますか?」
しんのすけ「オラ昨年(2016年)の年末の紅白歌合戦にゴジラ君が出演したのを見たぞ!!」
ゴジラ「ああ、そうそう。なんと紅白歌合戦から俺に出演の話が持ち掛けられてきてな。俺の役は「海からやってきて紅白歌合戦が行われているNHKホールに襲来する大怪獣」という役回りで歌合戦出場歌手が歌で俺を迎撃する・・・という内容だったんだ。最後は俺は何故か歌で凍結させられるというよく分からないやられ方をしたが」
しんのすけ「う~~ん、なんか終わり方がオラとゴジラ君が共演した時の終わり方と被ってるぞ。」
ゴジラ「お前なあ・・・あん時もあれはあれで大変だったんだぞ」
ケロロ「そういえば先ほどゴジラ殿としんのすけ殿が共演したという話を聞いたでありますが何が起こったでありますか?」
ゴジラ「聞きたいか?」
ケロロ「・・・聞くのが怖くなったでありますが一応聞いておきたいであります。」
ゴジラ「そもそも俺とコイツとの出会いはな、俺が東京湾から上陸して春日部に出かけた時に出会ったのが始まりだったんだよな」
しんのすけ「確かゴジラ君は深夜の5時にやってきたんだよね」
ゴジラ「5時は深夜じゃなくて早朝だろ」
しんのすけ「そうともいう」
ゴジラ「言わねーだろ」
しんのすけ「で、それに対抗するためにボー博士が発明した「オヤジジェンオオキクナルヤー」と「オヤジジェンデストロイヤー」を駆使してオラはゴジラ君と激闘を繰り広げたんだよね」
ゴジラ「あの戦いで俺がびっくりしたことが二つあったが一つはコイツがいきなり「ケツだけ星人」を俺の前でやりだしたことだよな」
しんのすけ「え?オラそんなことしたっけ?」
ゴジラ「しただろ。俺自身あの時どう反応していいか分からずしばらく困惑しっぱなしだったぞ」
ケロロ「それだけでありますか?」
ゴジラ「二つあるといっただろ。二つめはコイツがバスと一緒にジャンプして飛び掛かってきたから熱線で迎撃してやろうとしたらバスから俺の口に「オヤジジェンデストロイヤー」撃ち込まれた上にその後・・・」
ケロロ「その後どうなったでありますか?」
ゴジラ「コイツ、自分ごと俺の口に突っ込んできて自分の尻で俺の口に栓しやがったんだよ」
ケロロ「噛めばいいでありますか」
ゴジラ「こいつの尻やけに硬くてな。なんだあの尻は・・・」
しんのすけ「いや~、それほどでも~~」
ゴジラ「そしてその後は「オヤジジェンデストロイヤー」の効力でメチャクチャ小さくなった俺はコイツの尻に潰されて見事敗北、撃退されることになっちまった。海に帰ったら「オヤジジェンデストロイヤー」の効力はなくなって無事元に戻ったがな」
ケロロ「大変だったでありますなあ・・・」
ゴジラ「くそっ、俺としたことがたかが幼稚園児と侮っていたらまさかあんな屈辱的なやられ方をするとはな。あんな思いはもう二度としたくないぜ」
このSSまとめへのコメント
いや流石にそれはしょうがないやん。あんたら元々ロボットアニメじゃ無いし、というか一匹は実写だし。