男「うちのクラスの女さんが可愛すぎてしかたないwwwwwww」 (128)

初ssです。誤字あり日本語下手かも・・・。
いろいろ読みにくいと思われますが最後までお付き合いください・・・。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482901450

男「お前もそう思うだろ?」

友1「まぁ、微妙だな。クラスに十人はいそうってレベル」

男「よろしい、ならば戦争だ」

友2「男さ、1学期からずっとそれ言ってるけど、男と女さんって仲いいの?」

友1「俺も気になってた。男と話してるところ見たことねぇーもん」

男「話したこと・・・・?」

男「あるよ、夢の中で」

友1・友2「だめだコイツ」




女「あ、また男と目があった」

幼馴染「男~?一緒にかーえろ」

男「うん!ちょっと待っててー」

友1「っかぁー、女さんを狙ってるっつってんのに他の女子と下校ですか」

友2「贅沢なもんですなぁー」

男「贅沢?なんのこと?」

幼「さぁ?・・・帰ろうか。今日の晩御飯なにがいい?」スタスタ

男「兄ちゃんがスパゲティがいいって言ってた」スタスタ





友1「さて、お仕事始めますかね」

友2「だな。今日もよろしくな」

??「なんであたしまでェェ・・・」

下校中

男「いつも晩御飯作ってくれてありがとう」

幼「いいよお礼なんて、お互い両親が忙しいから今日みたいに私たち姉妹が男の家に行くことなんてしょっちゅうでしょ?」

男「そうだけど、家でも暇しないから毎日楽しいなって感じて」

幼「なによそれ、私をいつも家に入れてくれるのは暇つぶしなの?」

男「それもあるね!」

幼「もう・・・・」

男「じょ、冗談だよ(汗」

兄「お、誰かと思えば高校一年生の新婚さんカッポルゥゥじゃぁないですかぁぁい」

男「兄ちゃん・・・」苦笑い

幼「こんばんは!」

兄「今日も幼姉さんたちとうち来るの?」

幼「うん、今日は兄ちゃんのお望み通りスパゲティだよ」

兄「お!わいの時代来たわ!wwww食材はうちにあるぜぇぇぇ!!!」ダッダッダッダ


幼「兄ちゃんっていっつも明るいよね」あはは

男「俺たちも早く帰ろうか・・・・」あはは

幼「・・・・うん」

一方、教室にて・・・

--回想----------------------------------------------

 女友1「ねぇ、女は好きな人いるの?」

 女「いるよ、画面の中に。」

 女友1「いや、あの、二次元じゃなくて・・・。例えばクラスメートの男s 女「いない」

 女友1「即答。」

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女友1「だ、そうです」

友1「あぁ、男の恋が只今幕を閉じたな」

女友1「あ、でも男くんのことは嫌いじゃないみたい」

友2「なんでそう言い切れるんだ?」

女友1「女の勘!」




友2「とりあえず、どうやって落としていくかだな」スルー

友1「男が高身長のイケメンで学年1位の学力で運動神経抜群の生徒会長だったらな~」

友2「そんな化け物だったら俺らがサポートする必要ないだろ」

女友1「あぁ、無視されたってことですね」

女友1「無視されたからもう女があたしにしか言ってない秘密を教えてあげないよー」

友1「前々から思ってたけど女友1ちゃんって超カワイイよね」キラキラ

友2「わかる!オーラが違うもん!家庭的なできる女子みたいな?」キラキラ






女友1「そんなことないよォォ」

友1・友2(こんなんで騙されるのか!なんてチョロインだぁ!!)


女友1「1学期の遠足のバスで席が隣になったんだよ。そのときに聞いた話」

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 遠足の帰りのバスにて・・・

 女友1「隣のクラスのイケメンくん、すっごくかっこよかったね!」

 女「そうかなぁ・・?」

 女友1「何よその反応・・・?」

 女「私はイケメンくんより男くんの方が・・・・」

 女友1「え?」

 女「なんでもない・・・」

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女友1「・・・そんなことが」

友1「男め、ぶっ飛ばしてやる」ゴゴゴ・・・

友2「一発殴っていいよね?」

女友1「まぁまぁ、とりあえずさ男くんと女が付き合えるように作戦立てよ」

友2「悔しいけど・・・・」

友1「そういえばなんで男は女さんのことを好きになったんだろうか」

友2「一目惚れじゃねぇ?」

翌日、土曜日・・・

友1「さっそく『男と女さんをくっつけよう作戦』を開始する」

友2・女友1「オォォォォ!!!!」

幼「お、おう?」

女友1「何々?幼ちゃんノリ悪いぞぉ~?」

幼「いやね、休日の早朝からたたき起こされた私の気持ち3人にはわかる?」

友1「まずは二人を友人関係にさせる方法をだな」スルー

幼「カエル。」ガタン

友2「待ってくれよ幼ちゃん!俺とお前の仲じゃないか!!」

女友1「そ、そうだよ!あたしと幼ちゃんの仲でしょ!!」

友1「以下略」

幼「・・・もう、しょうがないな。男のためだからしょうがない」

女友1「お!ありがたやわが友よ」

友1「幼ちゃん、君ならわかってくれると思ったよ」

友2「・・・・・・本音は?」

幼「付き合いだしたら冷やかしてニヤニヤしてやるんだー」(・∀・)ニヤニヤ

友1・友2・女友1「だな」(・∀・)ニヤニヤ

幼「男と女さんをくっつけるって具体的にどうするの?」

女友1「まずはあまり関わりを持ってない男くんと女を友人関係にするの」

友1「そこから俺らがサポートして二人をくっつけされる」

幼「でも、そんなに手っ取り早く二人を友人関係にできるの?」

女友1「そこらへんは抜かりない」

友2「二学期最大にして最高のイベントが9月の中旬にあるじゃないですか」

幼「文化祭か!!!」

女友1「そう、文化祭での係を一緒にして距離を縮めるってわけ」

幼「・・・・うまくいくかな・・・・」

友1「そのための俺らだろ?」

幼「そうなんだけど・・・」

係決めの時間・・・

先「では、今日のHRは文化祭の係決めをする」

委員長「私たちのクラスは縁日をやります。そこで私たちがやるお店を発表するのでどこのお店に入りたいか決めてください」

友1「このお店決めで男と女さんを同じお店に決まるように俺たちが仕向けるか」

女友1「そうだね、女ちゃんは任せて。男のことはよろしくねっ!幼ちゃん」

幼「え、う、うん」

委「では、席を離れていいので決めてください」

幼「お、男!あれやろ!射的!!」

男「しゃ、射的ぃ?んまぁいいけど・・・それでいいか友1と友2は?」

友1「おう!いいぜ」

友2「そうだな。人気なさそうだし」

幼「やったー!」

男「そんなにやりたかったのか?」

幼「うん!あぁそうだ!他にも人誘ったんだー」

男「へぇー、だれだれ?」

女友1「あたしだよ!男くん」

男「えーっと・・・・友1、誰?」コソコソ

友1「うぇ!?お前クラスメートだぞ?」コソコソ

男「ごめん、人の名前覚えるの苦手でございます」コソコソ

女友1「女友1だよ、よろしくね男くん」

幼「女友1ちゃんとは遠足で同じ班だったんだー」

男「あぁ、俺が1人だけ別の班友1と友2と幼が同じ班だったやつか」(´・ω・`)

友2「じゃんけんで負けたお前が悪い」

女友1「確かあの時、私たちの班に男くんはいなかったね」

男「一つの班に男子は二人までだったから、いつも3人だった俺らはじゃんけんして俺が負けでハブ男になってしまったのだ」(´・ω・`)

女友1「苦労したんだね・・・あ、そうだ!」

幼「どうしたの?」

女友1「女子二人ってのもあれだからさ、一応もう一人誘ったんだー」




女「あ、女っていいます。よろしく」

幼「女ちゃんだ!よろしくね!」

友1・友2「よろしくねー」

男「よ、よろしく」(;´・ω・)

女友1(えちょ、男くん隠すの下手すぎ!顔が赤い!にやけてる!目をそらすな!!)(・∀・)ニヤニヤ

友1「おい見ろよ、男の奴照れてやがるwww」(・∀・)ニヤニヤ

幼「やばい、超カワイイwww」(・∀・)ニヤニヤ

友2「ごちですwww」(・∀・)ニヤニヤ

委「射的はあと2人だな」

幼「委員長、射的の人数は何人までなの?」

委「8人までだ。男、友1、友2、幼、女、女友1が今決まってる人数だな」

男「でも、他のお店のメンバーってほぼ決定なんじゃないかな?」

友2「確かに、人数がぴったりに別れてる」

委「ふう、しょうがないか。私と男子の委員長が入る。それでいいな」




男委「え?」( ゚Д゚)

幼「そうだね」

男委「いや待って、俺にも選ぶ権利が・・・」

友1「男委がそこまで言うなら仕方ないなー」

友2「入れてやらんでもない、感謝しろよ」

男委「いやだからね、俺の意思をだな・・・」

モブ夫「なんだ男委、お前射的かーーー」

男委「聞いて?俺の話を聞いて?」

委「これでお店決めは終わりだ。ではお店ごとに入る時間帯を決めてくれ」

男委「先生ぇぇ・・・金魚すくいがしたかったです・・・」涙

先「逆に考えるんだ、射的でいいさと・・・」m9(^Д^)プギャー

女友1「何とかことが進んだね、ここからが本番だよ」

幼「うまくいくかな。」

友1「わかったか?グーだかんな?」

友2「俺を誰だと思ってる」

友1「心の友」

友2「わかってんじゃん」


委「じゃあさっそくだけど入る時間帯を決めちゃうね」

男委「基本的に割り振る時間帯は一日目の午前午後と二日目の午前午後。それぞれ二人ずつね」

女友1「つまりは二人一組を四つ作ればいいと」






幼「はいじゃー二人一組作ってー」(・∀・)ニヤニヤ

幼「はいじゃー二人一組作ってー」(・∀・)ニヤニヤ

男「うっ、頭がぁぁ・・・」

友1「ぬわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

友2「や、やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」

女「ズキンズキンする・・・・」

委「ナニコレ、病気なの?」

女友1「きっと中学の時になにかあったんだよ・・・・」あはは

幼「ああ!割れるように痛い!!!いや、これやべぇー!!裂ける!!!裂けるぅぅぅぅ!!!」

男委「あそこに自爆してる人がいる」

女友1「限りなくバカに近いな」

委「こころなしか私も頭痛くなってきた・・・・。」

男委「ムリな時間ある人いる?」

「・・・・・・・」

男委「いなそうだね、じゃあ好きな時間帯に入っていいよ」

女友1「幼ちゃん、作戦通りね。バカ二人もね」

友1・友2「へいへーい」





男「なぁ、わが友よ・・・・」

友1「なんだ大親友」

男「そうだよな、大親友。ならわかってるな。」

友1「あぁ、チョキを出そう」




友2「なー、二人一組だから俺ら三人必然的に1人余るよな」

男「だな」

友1「運命の時だな、覚悟しろよ友2」(・∀・)ニヤニヤ

友2「望むところだ」(・∀・)ニヤニヤ


じゃーんけんぽん!!!

男「チョキ」

友1「グー」

友2「グー」

男「友1は一度のろわれてもいいと思う」涙

友2「涙拭けよ」

友1「泣くなってwwwお前の時間が終わるまで待ってから、な?」

男「・・・・うん」涙

幼「じゃあ一日目の午前私と一緒に入ろう」

男「・・・・うん」

女友1「じゃーあたしは二日目の午後かな」

委「私もそこにしようか」

友1「じゃー俺らは二日目の午前かな」

男委「そうなると女さんと俺が一日目の午後になるのかな?」

委「それじゃーこれで決まr 幼「ああああああ!!!!」

男「ど、どうしたの幼?急に大声出して」

幼「ごめん!私一日目の午前と二日目の午後委員会が入ってる!!!」

男委「何委員なの?」

幼「風紀・・・・」

友1「俺らは譲らんぞ」

友2「右に同じく」

女「・・・・じゃー、私変わろうか?」

幼「え!いいの!」

男委「じゃー時間帯はこれで決定だね」

 一日目 午前 男  女
     午後 幼  男委
 二日目 午前 友1 友2
     午後 委  女友1

委「じゃー、適当にくっちゃべってていいよー」スタスタ

女友1「幼ちゃん、ナイスだよ!!」コソコソ

幼「うー、緊張したー」コソコソ

友1「さぁて、これからがにやにやの時間だ」(・∀・)ニヤニヤ

友2「準備体操してようか、腹筋の」(・∀・)ニヤニヤ



女(これで話せる・・・あの日以来かな・・・・)カァー

男(女さんかわいいなー・・・・・)カァー

文化祭一日目、売店スタート

男「女さん、このセットはこれでいい?」

女「いいよ、景品はここにまとめとくねー」

男「はいよ!」

「・・・・・・・・・・・」シーン

男「人、来ないね」

女「そりゃ、一日目は一般の人は来ないじゃん?」

男「一般公開じゃなかったんだ」

女「今朝、先生が言ってたよ?」

男「だめだ、朝は眠すぎて何も覚えてない」

女「だめだぞー、しっかりと先生の話聞いてないとー」

男「こればっかりは無理。俺、毎朝眠すぎで全部記憶飛ぶからね」

女「そうなんだ」

「・・・・・・・・・・・」シーン

女(話したい、でも、なんて話しかけたいいか・・・)

男(くそぉ、友1達め、今頃どこで遊んでやがる、待ってくれるって言ってたのに・・・)

男「女さんってさ、クラスで仲のいい友達いないの?女友1さんの他に」

女「うーん、後は幼ちゃんとか幼友さんとかかなー?」

男「へぇー、幼と仲良かったんだ。いつから?」

女「遠足の時に女友1に紹介してもらった」

男「遠足かー、楽しかったわ。俺さ、友1達とは別の班になっちゃってさ、俺の遠足は終わったって思ってたんだよ」

男「でもさ、遠足の班のみんなが優しくてよ、話しやすくて楽しかったわ」

男「だけどさ、遠足のメンバー全員の顔と名前がわからなくて誰と同じだったのかいまだに思い出せないんだよ」

男「女さんは誰と同じ班だったの?」

女「・・・・・・・・」

男「女さん・・・・?」

女「・・え?ああ、私も覚えてないや」

男「だよね、だって五月上旬だよ?俺、クラスに馴染めてなかったらから尚更だったよ」

「・・・・・・・・・・・」シーン

モブ夫「何あの射的、空気重。ありゃ客寄らないよ」

幼「男!女ちゃん!交代の時間だよー!」

男「もうそんな時間か」

女「お疲れさまー」

男委「じゃー、楽しんでねー」

男(さぁて、あいつら探しに行くか・・・・)

女(やばい、このままじゃ男の話せないまま文化祭が終わっちゃう)

女「・・・おとk 幼友「あ!女ちゃーん!」

男「お!幼友さんだ、久しぶり」

幼友「男くんだ!久しぶり!中学の卒業式以来だね」

男「隣のクラスだからね、高校で会うのははじめてかな」

男「そうだ、友1たち見たか?」

幼友「あぁそれなら、三階で見かけたよ」

男「おう!ありがとう!」

女と男の様子を遠くから見ていた女友1と委員長

女友1「・・・・やばい・・・」

委「あれは完全に作戦失敗と見ていいか・・・?」

女友1「あそこで幼友は計算外だったわ」

委「友1達に男が単独で行動してるから隠れるようlineしときます」

女友1「お願い」

委「軍曹、承知しましたと返信が」

女友1「ぐ、軍曹?あたしが?」

委「私たちの間ではそう呼んでるよ」

軍曹「ならあたしのことは軍曹と呼びなさい」

 『女友1』は『軍曹』に昇格した。




三階にて・・・

友1「どうやら作戦失敗らしいから逃げるぞ」

友2「おっけー、幼ちゃんにも連絡しとくか」

友1「おう、頼んだぜ」



男「あれ?友1と友2がどこにもいないんだけど・・・・」(´・ω・`)

幼「作戦失敗?一体何があったんだろう?」

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LINEグループ 『男と女をくっつけ隊』

 幼「作戦失敗って何があったの?」

 軍「女が幼友ちゃんと遭遇して今その二人で校内を巡回してる」

 友1「男を後ろから尾行中、今1人で三階をうろついてる」

 軍「とりあえず幼友ちゃんと女を剥がしたいんだけど・・・」

 幼「それならいい手があるよ、私に任せて」

 友1「頼んだ」

 軍「頼もしいね」

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幼「ねぇ、男委くん」

男委「ん?どうしたの?」

幼「男委くんって確か隣のクラスのイケメンくんと仲良かったよね?」

男委「そうだけど・・・どうしたの?」

幼「適当に理由つけてここに呼んできてもらえないかな?」

男委「ここにか?別にいいけど・・・?」

幼「ありがとう」













10分後

イケメン「おう!男委来てっやったぜ!!」

男委「サンキュ!ちょっと売れ行きが怪しくてさー」

イケメン「財布になれと・・・・?」

男委「いいだろー、お前ん家金持ちなんだからー」

幼(よし、イケメンが一体、来いよ幼友ちゃん!)

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LINE個人 『幼友ちゃん』

 幼「今うちのクラスにイケメンくんが来てるよ!!」

 幼友「そんなんで私が釣れるとでも?」

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五秒後
ガラガラガラ

幼友「幼ちゃん!会いに来たよ!」

幼「簡単に釣れた」計画通り

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LINEグループ 『男と女をくっつけ隊』

 軍「お!幼友ちゃんがいなくなった」

 友1「幼ちゃん、すごいな」

 幼「釣るの余裕でした」ゲス顔

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幼「あとは男が頑張るのみ!」



イケメン「射的楽しいな」




女「1人になってしまった。幼友さんは1人でどっか行っちゃったし・・・」スタスタ




男「どうしよう、このままだと1人で文化祭が終わってしまう・・・」スタスタ








男・女「あ・・・・」

男「女さん、今1人?」

女「う、うん、ま、まぁ・・・」

男(このままボッチ終了は嫌だ!!)

男「よかったら一緒に回らない?」

女「え!いいの!?」

男「うわ!も、もちろんいいよ!」



遠くから様子を見ている友1たち

友1「どうやら成功みたいだ」

友2「全く、世話を焼かせやがて」

委「まぁ、とりあえずは一件落着」

軍「・・・・・」

委「どうしたの軍曹?」





軍「・・・・・なにかおかしい・・・」










友1「そうか?まぁ、あの二人がいるのはちょっと違和感だな」

友2「確かに、いつも男は幼ちゃんと一緒にいるからな」

委「女さんもいつも1人でいるわよね」

軍「・・・・・そこじゃない、いや、そこもだけど・・・・」

委「私が驚いているのはこの作戦に幼さんが乗ったことだ」

友1「わかる、俺はてっきり幼ちゃんと男は付き合ってるんだとばかり」

友2「ただの幼馴染だって付き合ってることは否定してたけどな」

軍「・・・・友1たちよ、一つ質問だ・・・・」

友1「なんだよ急に・・・・」









軍「男は本当に女のことが好きなのか?」

委「何をいまさら、ここまできて」

友2「・・・・・・確かに、言われてみればカワイイとは言ってたけど」

友1「好きとは言ってなかった・・・・・希ガス・・・・」

委「oh......」

友2「じゃー今までのことは無駄に・・・・」

軍「いや、案外無駄じゃないかもよ・・・・」

委「まさか・・・・・」

軍「女はたぶん男が好きなのかもしてない」

友1・友2「なん・・・・だと・・・・」

軍「心なしか今の女はものっすっごい笑顔だ」






モブ夫「おーい!委員長!幼さん見なかったか?」

委「幼ちゃんか?見てないけど・・・・」

モブ夫「いなくなったんだ!!」

友1・友2・委・軍「なんだってーーー!!!!!」

委「いつからいないんだ?」

モブ夫「たぶんだけど、イケメンがうちのクラスに入って来てそのあと人だかりができた後くらいだと思う」

友1「とりあえず、男に知らせとくか」

軍「だめだ!」

友1「なんで!」

友2「女さんのことを考えてみろ」

友1「あ・・・」

軍「推測でしかないが、もし女が男のことを好きだったらとして」

軍「ここで男に幼ちゃんがいなくなったことを知らせたりなんかしたら」

軍「仲のいい友1ならわかるでしょ」

友1「男は幼を探しに行って」

友2「女は男のことを諦めてしまう」

委「ここまでしてきたことが無駄になるのね」

軍「そう・・・・」












友1・友2・軍「にやにやして冷やかせなくなる!!!」

委「そこじゃないでしょ!!」


女(こうして男と歩いて文化祭を回ってる、これってデートかもしてない)

男(誘ったのはいいけど、気まずいな)

女(さっきの話だと、遠足での私との思い出も忘れちゃったのかな?)

男(てか本当に友1と友2どこにいんだよ。lineも反応ないし)

女(やっぱり、私、男のことが好きなのかも・・・・)

女「ね、ねぇ!!」

幼「・・・・・・・・・」タッタッタ

男「なぁ、あそこに走ってる人幼じゃね?」

女「え?あ、そうだ、ね?」

男「ちょっと泣いてるような・・・・。ごめん女さん、ちょっと追ってくる」タッタッタ

女「ま、待ってよ!私は・・・・?」









女「・・・・そっか・・・・・」

幼を追った先 体育館裏にて・・・

幼「グスン」

男「幼?どうした?」

幼「お、男?」

男「うん」

幼「・・・・・」

男「今日はうちにおいで、兄ちゃんと二人で聞くから」

幼「・・・・・」

男「わかった、先生には俺から言っとくから保健室に行ってきな。変わりは俺がやっとくから」

幼「・・・・・」

男「後で迎えに行くね」











軍「女?」

女「軍曹・・・・?」ジワァ・・・

軍「男君と一緒じゃなかったの?」

女「男・・・・?あぁ、幼ちゃんを追ってったよ・・・・」ジワァ・・・

軍(男のバカ!!!!!」

女「軍曹?」グスン

軍「あ、男なら今から連れてくるけど・・・・」

女「私、絶対に男を捕まえて見せる」

軍「・・・・・・ん?」

女「幼ちゃんなんかに負けない」

軍「そ、そっか・・・・・?」

委「え?」

文化祭二日目は何事もなく終わった。だが、男と女が2人きりになることはなかった・・・。
それどころか、幼馴染も男と一緒に行動しようとはしなかった・・・。
そして、幼馴染がどうして泣いていたのは誰にも知る由はなかった。
彼女が口を割ろうとしなかったからだ。
だが、軍曹たちはなぜ幼が泣いていたのか、わかるような気がした・・・・・。




誰か見てないっぽいな・・・
一応一気に投下した。
続きはまたあとでー

あと、このss結構長くなる

次は女さんの話になります 『女「遠足とか・・・・だるっ・・・」男「同じく」』

女「入学して一か月、マジでボッチかもしれない」

軍「ちょ、私がいるよ?」

女「まぁそうだけど。軍曹が公欠でいない時とか一言も喋らなかったよ」

軍「・・・大丈夫だよ、来週の遠足で友達増えるって」

女「それが一番だるい」

女「遠足の班も軍曹が公欠でいなかったから別の班になっちゃったし」

軍「面目ねぇ・・・」

軍「でも、自由時間あるそうだしその時まで・・・・」

女「はぁ・・・・」

遠足当日の朝にて

女(自由時間まで耐えろっていうのか、コミュ障の私に何を言うんだ軍曹。)

女(やっぱり私の見方はかよちんだけだよ・・・あは)

「えーっと、女さんであってるよね?」

女「?」

子「同じ班の子だよ!よろしくね!!」

モブ子「私はモブ子!気軽に下の名前で呼んでね!!」

女(oh...いかにもなイケイケ女子じゃないっすか本当に(以下略))

女「うん、よろしくね子さん、モブ子さん」

子「『さん』なんてやめてよー!」

女「じゃ、じゃー、子ちゃんで」

子「うん!よろしく!」

女(軍曹よ、ダズゲデ・・・・)

男「ダレカタスケテー」

女「!?」

友2「まぁまぁ、頑張りたまえライバーくんっ!」

男「うるさい!お前らなんて嫌いだ!俺の見方はかよちんだけだぜ・・・」

友1「ふっ、真顔で言わないで泣けてくる・・・」

女(まさかこんなところに同志が・・・・!!)

子「女ちゃん?どうしたの・・・・・?あれはうちの班の男くんだね」

女「!?」

子「ま、まさか好きなのぉぉ~~?」

モブ子「ちょ、子ちゃん~、女ちゃんをいじめるのはやめなよぉぉ~」

遠足、バスを降りたところ

男委「ちょっと飲み物買ってくる」

男「あ、俺も買うわ」

子「私も!!」

女「・・・・・(財布忘れた)」



男委「女さんは買わないの?」

女「あ、あ、あは」

男「・・・・もしかして財布忘れた?」

女 コクン

男 つ五百円「これで好きなの買いなよ?」

女「い、いや、喉乾いて・・・・」

男「あそう?でも後で乾くかもしれないから一応持っときな」

女「・・・ありが・・と」

男「いえいえ」

男委「無理やり押し付けた感あるぞ。そこまでしてモテたいか」

男「なぜそうなる・・・それに、俺にはこいつがついてるんで」

男委「小泉・・・・はなようだっけ?」

男・女「はなよ!!」

男「え・・?」

女「あー、いや、あの・・・」

男「もしかして・・・・」

先「ほらーお前らー早くしろー」

男委「あ、すみません!」

班別活動中(カレー作り)

子「男委くん、料理できるんだー」

男委「趣味程度にできるよ」

男「っく、イケメンのくせに」

モブ夫「お前もそう思うだろ男」

モブ子「あんたたち、醜いわよ」

女(やばい・・・これ完全に浮いてないか?)

男(意外と楽しいかも・・・・?)

男(ライバー疑惑の女子が、やばい、あれははたから見たら完全に浮いてますよ)

男「・・・・はっ!!!!っそれはーーーーー!!」

女「ふぇ!?」

男「女さんもしかしてかよちん推しなの!??」

女(え?なぜそれが・・!!)

男「カバンについてるそれは・・・」

女(去年の一番くじで手に入れたかよちんストラップ!!!)

男「俺もそれ持ってんだよね!去年の夏のやつだっけなー」

女 スイッチON

女「まさかこんなところに同志がいるなんて!!」キラン

男「お・・・・・お??」( ゚Д゚)

女「そうなんです!この私天使こそ花陽ちゃんなーのだー!!」キラン

男「だ!!だよな!さっすが同志!!」キラン

モブ子「ねぇ、あの二人ってあんな仲良かったっけ?」

モブ夫「さ、さぁ・・・?」

軍(なんやかんや言いながら結構楽しんでんじゃん)

男委「若干時間余ったなー」

男「ちょっと飲み物買ってくるわ」

子「さっき買わなかったっけ?」

男「手より口が動いちゃって喉乾いちゃったっ!」

女「あ、なら私も行く」

モブ子「じゃー私の分も頼むよぉー」

女「えー、自分で行きなよー」

男「なんなら一緒に行く?」

男委(男くんやるね、浮き気味だった女さんをうまく班に馴染ませてる)

男「男委はなんかいる?」

男委「俺は水でー」

子「水道水あるわよ」

男委「ひどい!!」

女(あれ?これって男くんと二人っきり?)

男(あんなに話してたのに、この女子の名前がいまだにわからんよ・・・・)

「・・・・・・・・・・」シーン

男・女(気まずい・・!!!!)

男(さっきあんなに仲良く話せてたはずなのに・・・)

女(やばい、頭が回らない・・・・)

男「お、男委が水で、子さんはなんだったっけ?」

女「た、たしか、お茶だった、かなー」

男「お茶だったね。お茶と言ったらやっぱ烏龍茶だな」

女「私も」

「・・・・・・・・・・」シーン

モブA「何あの距離感のつかめないカップルみたいな二人」

モブB「わかる。あそこ周辺にはちょっと近寄りたくないな」

モブA「あそこだけ重力10倍っぽいね」

モブB「そんくらいの重さはあるよ」





女(結局、お茶の話から一言も会話してない・・・・)

男「みんなー買って来たぜー」

男委「おう!サンキュー!」

モブ夫「へい兄弟!俺の飲み物がなさそうだが・・・?」

男「さっきあそこに湖があったよ」つ水  ( ゚Д゚)←モブ夫

モブ夫「はっ!俺にその湖の水を飲ませる気か・・・ってあれ?このペットボトルの水俺の?」

男委「あれ?俺の水は・・・?」

男「だから湖の・・・・」

男委「なんだとーー!!」

先「はーい、じゃあ片づけ終わった班から自由行動だ!!」

男「お!じゃー俺はこれでお疲れー」

子・モブ子・男委「お疲れー」

女(あ・・・もっと男くんとかよちんについて語りたかった・・・)

軍「おーんな!結構楽しそうにしてたじゃん」

女「そうかな・・・?」

軍(お?ちょっと落ち込んでる?)

軍「そうそう、紹介するね。幼ちゃんと幼友ちゃん」

幼「よろしくね!」

幼友「私は他クラスだけどよろしくね!」

女「はっ!よろしく!」キラキラ

軍(元気になった。わかりやすいねー)

友1「おーとこくーんじゃーないでーすかー」

友2「俺見てなかったけど、班内で浮かなかったか?」

男「おう!おたぼーよ」

友1「嘘だな」

友2「俺らはさんざんだった」

男「だな、結構騒がれてたもんwww」

友1「友2が野菜全部落としてよー」




女(高校生活で初めて男子の友達ができたって思ったに・・・・)

女(あんなに笑ってたし私に話しかけてくれたのにしょせんはクラスメートなのかな・・・)

女(あぁ・・・男くん・・・」

軍「え?男がなんだって・・・?」

女「え?何が?」

幼「あーあそこで騒いでる男って男子は私の幼馴染だよ」

軍「確か女と同じ班だったよね?」

女「え、う、うん」

幼友「男くんかー、仲良くなるまでマジで大変だった」

幼「あぁ、男って本当に仲良くならないと自分から話しかけないもん」

幼友「そうなの。それにさ、会話してて一線引かれてるって感じがわかるんだよ」

幼「男って仲いい人としか笑って話さないもん」

女(え・・・・それってもしかして・・・)

女(私!友達だと思われてるのかな!!!)

女「ねぇ!!クレープ食べに行こう!!!」キラキラ

軍「お、お?急に声出すなんて?」

幼「そうだね!!私もクレープ食べよ!!」

幼友「じゃー幼のおごりねー」

軍「おう!幼ちゃん太っ腹ー」

幼「え?おごらないよ?」

女「ごちです。」

幼「女さんまで・・・・・」

遠足が終わって数週間後・・・

女(結局男くんとあれ以来一度も話してないどころか、目すら合ってない・・・・)

先「来週の期末テストについて、範囲表を配布しまーす」

女(あ、やべ。勉強してない)

軍「おーい、女ー」

女「ん?軍曹どうしたの?」

軍「あのさ、今日の放課後数学教えて」

女「放課後って、軍曹は部活あるんじゃない?」

軍「今日から部活動停止期間だからないのさ」(`・∀・´)エッヘン!!

女「いやいや、そんな威張んなくても・・・」

女(まぁ、ノー勉でもいけるかな。そのために学力低いところに進学したんだから)



男「え?期末に社会のテストあんの?」

友1「なんだ急に、男、社会苦手なの?」

男「・・・・・」

友2「任せな、得意科目社会の俺に!」

男「頼もしいな」


女(男くん、勉強できないんだ・・・・)

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女の妄想

女「もう、645年は大化の改新だよ。ムジコで覚えるの」

男「あーそうだった!女さんは頭いいね!!」

女「そんなに褒めないでよーはずかしーなー」

----------------------------------------------------

女「ぐふふ・・・・」

モブ子「女ちゃん、にやけてない?」

子「最近多いわよね・・・」

幼「だめだよ!男は私が教えるんだから!」

友1「っけー、男、お前がうらやましいぜ」

友2「俺らも混ざってもいいか?」

男「あー、いいよいいy 幼「だーめ!!男の部屋で二人で勉強するんだから!」

女「・・・・・・・」

女(こんなに人をうらやむことなんてなかったかも・・・)

女「あれ?なんで私幼さんのこと羨んでるんだ・・・・?」

軍「どうした?」

女「いや、どこで勉強しようかなって思って・・・」



期末テスト後・・・

モブ夫「廊下の掲示板に期末テストの順位載ってるってよ」

男委「マジか、ちょっと覗いてくっか」

女(結果は目に見えてるけど見に行くか・・・)

女(ノー勉だったからちょっと低かったけど20位くらいかなー)

モブ夫「この学年って何人いたっけ?」

男委「300人くらいじゃね?」

女(うーん、42位か・・・なんか微妙だな・・・・)

友1「ちょ、お前マジか」

男「社会が危なかった」

友2「でも20位は相当たけーと思うぜ?」

女「!!?」

女(やばい、社会は5点差で勝ってたけど他の教科で圧倒的な差で負けてる・・・・)

軍「男くん、超頭いいねー」

女「お、男くん・・・?だ、だれだ・・・っけ?」

軍「全くとぼけちゃって、毎日男くんを眺めてるの見てるぞー」

女「それは軍曹の思い込みだよ」

軍「まぁ、男くんは幼ちゃんと付き合ってるっぽいしねー」

女「いつも一緒にいるもんね」

軍「本人たちは否定してるけどー」

女(・・・・・なにこれ、すっごい悔しい・・・・)

この時の悔しさは順位が低いからだったのか、それとも、下に見ていた男くんに大差をつけられ負けていたからなのか。
それとも、男くんと付き合っているのか勘違いされるくらい仲がいい幼ちゃんに対してなのか。
私にはまだわからない・・・・。
ただ一つ言えるのは、私は男のことは好きじゃない・・・・と思う・・・・。


はい、女さんの話終了、わりかし物語で一番この話が短い希ガス・・・
また後程現れますー

次回は幼ちゃんの話になりますのでー

完全に忘れてた・・・・(汗

ID変わっちゃってた
>>1でっせ

続きかきます

文化祭で幼馴染が逃走をするちょっと前の話から
こっからは幼馴染の話


『幼馴染「私、本当に男のことが好きなの」女「絶対に捕まえて見せる」』



文化祭一日目、イケメンは縁日に入店した後

幼「人、すっごい集まってきたね」

男委「幼さんも手伝って!」

幼「あ、ごめん!」

幼(なんだろう、このもやもや。考えてみれば軍曹たちに早朝からたたき起こされてこの作戦を聞いた時からもやもやが収まらなかった)

幼(うまくいけば男の恋が実るのに・・・・)

幼(実ってほしくないみたいに考えてる・・・)

幼(だめだよ、男は女ちゃんのことが好きなんだから・・・・・)ズキン

幼(・・・・・男が・・・・女ちゃんの・・・・ことを・・・・?)

幼(もし、文化祭が終わって男と女ちゃんが付き合い始めたら・・・・・)

幼(もう一緒に帰れないの?ごはんも食べれないの?家に遊びに行けないの?テスト勉強も一緒にできないの?)

幼(そうだもんね、女ちゃんと下校して、ごはんたべて、べんきょう・・・して・・・)

男委「うっわー、行列できてるよ。ここまで来たら引くわ・・・・」

男委「幼ちゃん、悪いけど並んでる人に・・・・・ってどうしたの!?」

幼「え・・・?涙・・・・?」涙

幼「ごめん、ちょっとトイレ・・・・」

幼(男・・・・男・・・・もう、一緒にいられなくなっちゃう)ズキ

幼(探さなきゃ・・・・男を・・・・・いた!・・・・・)

幼(女ちゃんの隣に・・・・・いた・・・・だめだ・・・・・邪魔しちゃ・・・・・)ズキン

幼(男は・・・・女ちゃんの・・・・こと・・・・が・・・)ズキン

走りながらやっとわかった。私は男のことが好きなんだと・・・・。
でも、もう遅いんだ・・・・。男は女ちゃんと、大好きな女ちゃんと結ばれて・・・・・。
それが男の幸せなら・・・・・私が我慢すれば・・・・男は・・・・し・・あ・・・わ・・・・せ・・に・・・

男「幼?どうした?」

幼「お、男?」

男「うん」

幼(どうしてきたの・・・・?男は・・・・女ちゃんと・・・幸せに・・・・)

男「今日はうちにおいで、兄ちゃんと二人で聞くから」

幼(男の家なんていけないよ、だって・・・・もうそこに・・・私の居場所は・・・・)

男「わかった、先生には俺から言っとくから保健室に行ってきな。変わりは俺がやっとくから」

幼(そう・・・わたしが・・・・がまん・・す・・れ・・・・ば・・・・」

男「後で迎えに行くね」

幼(もう、行っちゃうんだね・・・・私のそばから・・・・女ちゃんの隣に・・・・・)

数日後・・・

男「おかしい・・・・・」

友2「何が・・・?」

男「文化祭から丸一週間、幼が俺を避けてる気がする」

友2「そうか?」

男「俺なにかしたかな・・・」

友1(とんでもないことをしでかしましたよ)

友2「喧嘩でもしたんか?」

友1(幼ちゃんとは完全に話さなくなったけど・・・・・)

女「男!一緒にご飯食べよ!」

軍「お邪魔しますねー」

男「おう!二人もいいよな」

友2「俺は構わないよ」

友1(あ、幼ちゃんがこっちみた。すっごい女さんのこと睨んでる)

軍(やばいな、幼ちゃんからの熱い視線が刺さる)

軍(いい感じに三角関係だから私としてはニヤニヤできるけど、女と幼ちゃんからしたらね・・・・)

女(よし、今日も男くんと話せる・・・・この調子で積んでいけばいつの日か・・・・)

幼(女ちゃん、最近男と一緒にご飯食べてる・・・やっぱ彼氏彼女だから当然なのかな・・・・)

軍「わかる、わかるぞ。私にはわかる」コソコソ

友1「何が?」コソコソ

軍「女と幼ちゃんが何を考えているのか」コソコソ

友1「あー、俺もわかるわ・・・・・」コソコソ

軍・友1「メシウマー」(・∀・)ニヤニヤ

男「・・・・・・・」

男「幼も一緒に食べようよー」

軍・友1「ぶーーーー!!!」すごく吹いてる

軍「なにあいつ確信犯か!確信犯なのか!!?」(・∀・)ニヤニヤ

友1「友人ながらあっぱれだぜ男」(・∀・)ニヤニヤ

友2「楽しんでるとこ悪いけど、まずいんじゃないかな?」

軍「なんでさ・・・・・?」

友2「空気が一気に重くなって飯どころじゃなくなるぞ」

軍・友1「!!!?」

軍「まずい!今すぐ幼ちゃんの動きを止めなければ・・・・」

幼「食べる・・・。」

友1(こっちきたーーーーー!!)

男(幼はたぶん悩み事をしているんだ。きっと俺には話しにくい内容だから、仲のいい女さんとなら口を開いてくれるかもしれない)

男(そうすれば幼の悩みも消えて、俺とも仲良くなって、女さんと幼の仲がさらに深まって、みんなwinwinだぁぁぁ!!!)

男(俺って天才かもしれない)

委「おい、男委。あれ見てみて・・・」

男委「うお!ヤバ!!重!!空気重!!!あそこだけ重力30倍になってそう」

子「確かに・・・・」

モブ子「あれが修羅場ってやつですかね・・・・」

文化祭以来、男と幼と女は三角関係であることがクラス中で噂になった・・・。




軍(帰りたい)

友1(ごはん進まねぇ)

友2(俺、マジでトイレ行きたい)

幼「・・・・・」シーン

女「・・・・・」シーン

男「・・ごはんっておいしいよね!!!」キラキラ

友1「殴りたいその笑顔」

男「なんで!」

軍(わかる、わかるぞその気持ち。よく言ってくれたよ友1!!)

予鈴キーンコーンカーンコーン

男「予鈴だ、次は移動教室だから急ごうか」

友2「ここまで予鈴に感謝したのは初めてだ」

友1「激しく同意」

軍「マジで息がつまりそうだった」

男(うーん、結構口を開けないものだな・・・次の作戦だ!!)

女(やばい、このままだと男と幼ちゃんが仲直りしちゃう。今がチャンスなのに・・・)

幼(あー、男どうしてそんなに優しいのかっこいいのねえどうしてなの教えてよ男男おとこおとこオトコオトコ・・・・)

家庭科室

先「はーい、今日はせっかくなので席替えしまーす」

室内「ガヤガヤガヤガヤ」

軍「まずい!!!」

友1「これは!!!」

友2「いけないやつだ!!!」

先「ちょっと静かにー」

男(席替えかー、どうせなら女さんと幼と同じ班がいいな)





席替え後・・・・

軍「案の定・・・・」

男「よろしくね、幼、女さん、そして・・・・・」

男「男委」

男委(ざっけんなあああああああ!!!!!)

友1「ふぅ・・・俺、男委の席だったら自殺してた」

友2「俺もだ・・・男委、いい奴だったよ・・・」

委「傍観者だと楽しいものだな・・・www」

軍「ぜひ男委にはフォーローを頑張っていただきたい」

友1「俺らはいい感じに同じテーブルになれたな」

軍「運がよかったね」



先「突然ですが、次回は調理実習をします」

男委「え?」

先「班員の人と協力して料理を作ってください」

軍・委・友1・友1(だめだ、今笑ったら、男委が可哀想すぎるから・・・・wwwwww)

男「調理実習かー、みんな!他の班に負けないくらいおいしい料理を協力してつくろうね!!」

男委(とりあえず己はだまっとれええええええええ!!!!!!)

女「男がいるから余裕だね」

幼「私、男のためなら頑張る」

女 ギロ

軍「何あの班、超面白いんですけどwwww」

友1「だwwwwめwwwおれwwwにwwwwはなwwwしwwwかwwwwけないwwwwでwwwww」

友2「委員長、あとで男委を慰めてあげよ」

委「すまない、今彼の顔見たら膝から崩れ落ちるwwwww」

友2「ぶっふぉwwwww」

下校中

男「俺、幼と仲直りできるかもしれない」

友1(そんなバカな!!)

男「家庭科の時間にちょっと話せたんだ」

----------------------------------------------------

男「幼も料理上手だよね」

幼「うん!最近はしないけど、男の家に行って晩御飯毎日作ってたんだー」チラ

女 ギロ

男「そうそう!幼の作るスパゲティおいしいんだー!今度また作りにおいでよ!!」

幼「うん!いつでも!」

男委(・・・・助けて・・・・)

----------------------------------------------------

男「てな具合にー」

友2(男委、お前は英雄だ・・・・)

友1「ま、まぁ、仲直りできるならしてもいいんじゃない?」

友2「おいwwwばかwwww」

友2(仲直りでもしたら、今以上の修羅場が待ち受けているぞ!!)

友2(お前は男委を捨て駒にする気か!!!!)

友1(ニヤニヤするためだったら、俺は手段を択ばないさ・・・・・)

友1(楽しかったよ男委、短い間だったがな・・・・)



男委「今ちょっと寒気がした・・・」



校門から出ていく男たちを尾行する幼馴染

幼「オトコ・・・・オトコ・・・・オトコ・・・・オトコ・・・・オトコ・・・・」


その様子を遠くで見ていた女と軍曹

女「絶対に手に入れて見せる・・・・・・」



軍「こっちはこっちでやばいな・・・・・あはは」

翌日 土曜日 駅前マックにて

委「HR委員として私は男委たち助けるべきなのか・・・・・」

軍「委員長は真面目だねぇー、私と一緒にニヤニヤして楽しめばいいのに」

委「真面目・・・・か・・・そうかもしれないな・・・・」

委「だから、軍曹も手伝ってほしい・・・」

軍「・・・・・・・」

委「頼む・・・・・・・」

軍「たぶん、私も真面目なのかな・・・・。女たちがあんなに苦しんでるのを見ると心が痛むんだ・・・」

友1「じゃあー俺らも真面目だな」

友2「水臭いな、二人で勝手にするなんて」

男委「俺ら、仲良しメンバーだろ?」

軍「いや、少なくとも男委は仲良しメンバーなわけでは・・・・」

男委「は!!?俺を巻き込んどいてそりゃないぜ!!!!」

友1「おい察してやれよ、仲間に入りたいんだってさ」

友2「全く、正直に言えよなー」

委「そうなのか、ごめんな気が付かなくて」

軍「照れんなってwwww」

男委「どうして俺はこの立ち位置なってしまったのか・・・」




はい、幼馴染編終わり・・・・
投下後思ったけど、これ幼馴染の話と言えるのか・・・・


次は男編的ななにかです

男の過去編というか回想ね

『男「謝りたくても謝れないよ・・・・」美「・・・・おとこ・・・さん・・・?」』



兄「男か?こんな朝早くから、しかも今日は土曜・・・・・」

男「兄ちゃん、何も聞かないで行かせてくれないか?」

兄「そういえば、今日はあの日か・・・・」

男「・・・・・」

兄「お前の好きなスパゲティを作って待ってるわ」

男「・・・・・ありがとう」ガチャ

弟「兄ちゃん、そろそろ教えてくれない・・・?」

兄「・・・・お前、今年でいくつだ?」

弟「14歳だ」中学二年生

兄「そうか・・・男がおかしくなったは男が中一の夏休みの時からだった・・・」

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2013年8月1日 男が壊れる二ヵ月前

 美「男くん、私たち付き合って一か月だね」

 男「もうそんなになるんだ」

 美「どう?私のこと好きになってくれた?」

 男「・・・・・・」

 美「・・・・いいよ、私が無理言って付き合ったんだから、男くんが私のことを好きになるように頑張る」

 男「ごめん・・・」


 男「どうして美ちゃんは俺のことを好きになったの?」

 美「なんでだろうね、顔を見たときに運命の人だって思ったの。一目惚れってやつ?」

 男「一目惚れか・・・・」

 一か月とちょっと前、俺は学年で一番人気の美ちゃんに告白された。
 最初は冷やかしかどっきりかと思って、断った。
 でも、それから美ちゃんは毎日のように俺に告白してきた。
 結局、俺の押し負けで付き合った。
 クラスメートや幼馴染にも彼女ができたことは言っていない。
 これは俺と美ちゃんの二人の約束・・・・。
 理由は一つ、冷やかされたくなかったから・・・。
 いや、きっとそれだけじゃないと思う・・・。


8月8日 夏祭り

 男「まさか、俺がこんな美人な彼女と夏祭りデートができるなんて」

 美「どう?私のこと好きになりそう?」

 男「好きっちゃ好きだけどさ・・・」

 美「・・・・え?」

 男「さすがに一か月以上こんな美人でかわいい女の子にアタックされて落ちない男はそうそういないよ」

 美「おとこぉぉ・・・・うれしい・・・・」グスン

 男「ちょ、泣かないで!ほら・・・」

 男は美の肩を抱き寄せた・・・・。

 男「もう、みんなにばらしちゃおうか・・・・」

 美「だめ、みんなには内緒だよ!」

 男「・・・・そっか」




夏祭りの帰り道

 悪「おおーっとぉ?男じゃん?」

 男「・・・・美ちゃん、別の道から帰ろう」

 美「・・・あ、ちょっと待って、男くん・・・」

 美「さっきの人だれ?」

 男「去年の同級生、関わりたくない人・・・」

 美「・・・話したくないんだね、いいよ、男くんが話したくなったら聞くよ」

 男「・・・・ありがとう」



 悪「っく、あいつ逃げやがって・・・」

 モブ「どうした悪」

 悪「男がいた。それに彼女っぽい女と一緒にな・・・・にしてもさっきの女どっかで・・・」




男宅にて

 男「たっだいまー」

 兄「おかえりー。どうした、機嫌いいなー」

 男「んー?そう見えるー?」

 兄「ああ、すっごく。てか幼ちゃん来てたぞ」

 男「幼が?今日は別の奴と夏祭り行くって言ったのにな」

 兄「別の奴って、その後ろにいる女の子か?」

 男「え?」

 美「おっじゃましまーっす!!」

 男「おうえ??美ちゃん何してんの?」

 美「男くん家に行ってみたいなーって思って尾行してきちゃった」

 兄「なんだよぉー、そーんなキャワイイ子となぁつ祭り回ったのかぁーい?」

 美「男くんのお兄さんですか?初めまして美と申します」

 兄「美ちゃんかー、ゆっくりしてってねー」

 美「はーい!」

 兄「母さんたちなら今日は遅くなるって、俺と弟は幼姉ちゃん家にお邪魔するから」

 兄「・・・変なことするなよ?」

 男「無駄なおせっかいだ」

 美「なぁにー?照れちゃってーまぁー」

 男「うるさい!」

 美「かーわいい!」

 その日、子供ながら俺は大人になった。初めてのことをたくさんした・・・。
 初めて幸せだなって思えた。それもこれも、美ちゃんのおかげだった。
 俺は美ちゃんを一生大切にしようと思ったんだ・・・・。

----------------------------------------------------

弟「あー、あの日幼妹と夏祭りから帰ってきた瞬間半ば強引に幼妹の家に連れてかれたのはそのせいか」

兄「あいつらおっぱじめんの早すぎた。ドアの閉まる音がした瞬間もう美ちゃんのあんな声が聞こえたんだぜ?」

弟「当時の俺だったら興奮しすぎて寝れなかったな・・・」

兄「美ちゃんはマジでかわいかったぞー」

弟「兄ちゃん絶賛とは、レベル高かったのか・・・」

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 それから三日に一回はシていた。中学生ながらいろんなところで・・・・
 そんな毎日をしていたら、あっという間に夏休みが終わり二学期が始まった・・・。

9月2日 月曜日 始業式

 美「今日からまた隠す毎日か」

 男「セクースもできなくなるね」

 美「何言ってんの?ヤるに決まってるでしょ?」

 男「え?どこで?」

 美「がっこうっ!」

 男 ドキッ

 男「ほ、ほうかご・・・・体育館裏で・・・・」

 美「うふ・・・・うん!!!」





 一方、悪は・・・

 悪「・・・やっぱりこの人か・・・」

 悪先「なんだ?顔見知りか?」

 悪「あぁ、ちょっと先日見かけまして?」

 悪先「狙ってんのか?やめとけやめとけ、そいつ自分の欲求を満たすだけでヤってる尻がる女だぜ?」

 悪「以前悪先輩から聞きましたよ。」

 悪(男、完全に釣られてるやつだな)

 悪「悪先輩、手伝ってほしいことがあるんですが・・・」




 悪「男・・・・待ってろよ・・・」

9月15日 日曜日

 悪「美、彼女はただの尻がる女だった。初体験は小4で相手は他県の高校生だとよ・・・」

 悪「男と付き合っている間も3人、いやそれ以上の男子の彼氏彼女の関係になっている・・・」

 悪「悪いことは言わない、あいつとは別れた方がいい・・・。」

 男「・・・・・だから?」

 悪「だからって、お前それでもいいのか!」

 男「お前のことなんて信じないし、それにそれが事実だとしても、俺は美が大好きなんだ」

 悪「・・・お前、変わったな・・・」

 男「変えたのは誰だよ・・・」

 悪「・・・・・・・」

 男「用がないなら俺はこれで・・・・もう接触しようとしてこないで」

 悪「・・・・・・悪かった・・・」



男がいなくなって数分後、悪のところへモブが来た



 モブ「男と何があったんだ?」

 悪「・・・・あぁ、完全に俺が悪かったって話になるが」






 悪「あいつと俺は小1からの大親友だった」

 悪「あいつと俺は小1からの大親友だった」

 悪「学校ではいつも一緒にいて、放課後では男の幼馴染と3人で遊ぶような仲だった」

 悪「だけどな、小4でそんな関係は完全になくなった。他クラスになっちまったってのもあるが」

 悪「小4が終わるころには、俺がつるんでたグループが男をいじめてた」

 悪「その時はただ楽しくて、楽しくてよ。男の反応を見て楽しんでた」

 悪「そんな男を守ってた女子がいた。そいつは俺の幼稚園からの幼馴染だった」

 悪「俺らが男をいじめて、俺の幼馴染が男を守ってっていうことが何日も続いていった」

 悪「そうしていくうちに、俺らは男をいじめるのをやめた。単純に飽きたんだ」

 悪「俺らがいじめをやめてからそう間もないころ、男と俺の幼馴染はものすごく仲良くなっていた」

 悪「2人が仲良くなっていくのを見て、俺は嫉妬しちまったんだ」

 悪「ものすごく気に食わなくなった。そいつが男と仲良くなるにつれ、俺に対する態度が冷たくなっていった」

 悪「気づけば男をまたいじめていた。小5の秋のころだった」

 悪「はじめは俺の幼馴染は男を守っていたが、俺が軽く脅したら俺の幼馴染は男を守るのをやめた」

 悪「その時の俺はおかしかった。男と幼馴染に見えない壁ができていくのを見て楽しんでいた」

 悪「そしてある日、俺は男に言ってやった『お前、俺の幼馴染のこと好きだろ?』・・・って」

 悪「そしたら男は否定したものの、表情はいかにも嘘をついている顔だったんだ」

 悪「なぜか焦った俺は幼馴染に告白したが・・・もちろんフラれた・・・」

 悪「当然だよな。だが、その時の俺はわけわかんなくなって・・・・」

 悪「幼馴染をおかしちまった・・・・」

 悪「それが小6のはじめ。その日の幼馴染の淫らな姿を携帯で撮って男に見せてやったよ・・・」

 悪「男は自我を失ったかのように俺に襲い掛かってきたが、すぐに返り討ちにした」

 悪「俺の幼馴染はあの日以来学校に来なくなって、1週間もしないうちに転校した。なんの前触れもなく」

 悪「その数日後、幼馴染は自分の両親に相談していたらしく、それが俺の両親の耳に入った・・・」

 悪「もちろん、これ以上にないくらいボコボコにされ叱られた。その時自分のしでかしてきたことがわかった」

 悪「男は不登校になり、卒業式までもこなかった」

 悪「もともと俺らと同じ中学に進学する予定だったが、わざわざ遠くの中学へ進学したと男の幼馴染から聞いた」

 モブ「悪、お前マジで悪だな」

 悪「笑ってくれよ・・・」

 モブ「だから悪いことをした男にせめてもの償いを・・・か・・・」

 悪「・・・・・・」

 モブ「でも、男もつえーな。いじめられててなおかつ自分の好きな女をおかした悪に呼び出されて、それに応じるなんて」

 悪「・・・・・・・・・」

 モブ「精神ぱねぇーな」

 悪「まぁ、俺らがしてたいじめを耐え抜いたやつだかんな・・・」

9月20日 金曜日 男の家にて

 男「・・・・・ねぇ、美?」

 美「どうしたの?」

 男「・・・友達から聞いたんだ・・・・・」

 美「・・・・?」

 男「・・・浮気・・・してるの?」

 美「ちょ!なにいってるの!私のこと信じてくれないの!!」

 男「聞いてる。答えて。浮気、してるの?」

 美「してないよ!私は男くんだけが大好きなの!!」

 男「そっか、だよね。ごめんね、変なこと聞いちゃって」

 美「そんな、私が悪いよ。もっと男に信じてもらえるよう頑張る」

 男「俺の方こそ、もっと美のことを信じるよ」

 男(・・・・・・もっと調べてもらおうかな・・・」




9月21日 土曜日 市内のファミレス

 男「あ、モブ2くん」

 モブ2「っよ!男くん!」

 男「あのさ・・・・例の・・・」

 モブ2「あぁ、調べはついてる・・・覚悟はできてるね?」

 男「・・・お願い」

 男(悪に言われる数日前から嫌な予感はしていた。美が浮気してるんじゃないかって)

 男(そこで、経験豊富な兄ちゃんに相談したらモブ2くんを紹介してもらった)

 モブ2(まさか悪の作戦通りことが運ぶなんてな・・・・)

----------------------------------------------------
回想の回想パターン

  悪「男は絶対に俺のことを信用しない。だから、俺が全くかかわってないと思わせればあいつは信じてくれるだろう」

  モブ「ちょっと意味がわからない」

  悪「悪先はどうやら男の兄貴の友人らしいから、男の兄貴と接触して手伝ってもらえるよう仕向ける」

  モブ「なるほど・・・」

  悪「ここでモブ2の登場だ」

  モブ2「俺か?」

  悪「あぁ、さすがに俺と男の兄貴が接触してるところを男が見たら男の兄貴にも迷惑かけっちまう」

  悪「だから、俺とモブが情報を集めて、それをモブがモブ2に俺がいないところで伝えればいいだろ」

  モブ「それってだるくねぇーか?俺が直接男の兄貴さんに伝えた方が・・・」

  悪「男の兄貴は他校だ。男と同じ学校。すぐに情報を伝えたいんだ。そんな面倒はかけたくない」

  モブ2「・・・よくわかんないが従うぜ。お前にも考えがあるんだな」

  悪「・・・すまない・・・・」

----------------------------------------------------

 モブ2(そんで男の兄貴さんと接触して、この作戦を実行したわけだ)

 男「モブ2くん・・・・ちょっと席外してほしいな」

 モブ「あぁ。とりあえず、ここに・・これ置いとくわ」ティッシュ

 男「・・・・・グスン」



 そこから1週間、俺は美と会いたくなくなった。不思議と美からはしつこく電話やメールは来なかった。
 1週間後、俺は美を呼び出した・・・。
 1週間ぶりに見る美は不思議と元気がなく、声もいつものように明るくなかった・・・。
 たぶん、別れ話だとわかっていたのだろう・・・。

 でも、俺は遊ばれてるうちの1人だからすぐに終わるだろうと・・・




 この時は思っていた・・・。

 男「・・・別れよ」

 美「見っちゃったの?」

 男「・・・・・・・」コクン

 美「私、別れないよ」

 男「・・・・は?」

 美「私、絶対別れない。男くんが一番大好きだもん」

 男「一番大好きだったら浮気なんてしない!!そうだろ!!!」

 美「浮気じゃない!!あれは仕方なかったの!!」

 男「仕方なかった!?よく言うよ、自分で喜んで行ってたじゃんかよ!!!」

 美「どこまで見たの・・・」

 男「美が、おっさんとホテルの入ったり、車でシてたり。学校で他の男子の・・・・」(´;ω;`)ブワッ

 美「・・・・でも別れない・・・」

 男「なんでよ!!どうせ俺も遊ばせてた男なんでしょ!!ただの暇つぶしなんでしょ!!」

 美「・・・・ちが・・・」

 男「もうつらいよ!!お前のこと本気で好きだったのに!!!浮かれてた俺がバカみたいだ!!」

 美「違うの!!!あれは誤解!!!」

 男「誤解????はっ!!言い訳する気なの??してみてよ!!!」

 美「・・・それは・・・言えない・・・」

 男「・・・・・・・・・・もう、いいよ・・・・・これ以上は・・・・たくさん・・・・」

 美「え・・・・?」

 男「好きになっちゃった俺が悪いんだ・・・・もう誰も好きにならないって決めたのに・・・・」

 美「ちょ、ちょっと待って男!!!どこに行っちゃうの???」

 男「じゃあね・・・」

 美「オトコォォォォォォォォ!!!!!!」号泣

 モブ「えぇー」

 モブ2「なんでお前引いてんだよ。はたから見たらカップルの別れる瞬間を覗き見てる俺らの方が引かれるからな」

 モブ「いや、今まで美を見て来たけどさ。別れるって言われたらすぐに別れたり、たまには自分でフってたりしてたのに見てよ」

 モブ2「すげー、あんなカワイイ女の子が鼻水垂らして泣いてる、そそるわー」

 モブ「わかる・・・じゃなくて、数週間しか見てこなかったが、美が泣いてるところ初めて見た・・・・」

 モブ2「・・・泣いてるってことはよ・・・・」プルルルルル

 モブ「あ、悪から電話だ」

 悪『やべぇー、今男と美は?」

 モブ「ちょうど今別れた」

 悪『まずい!!美は本気で男のこと・・・』

 モブ「はっ?だって俺らが見て来たのって完全に浮気じゃー」

 悪『違う!!あれは脅されてるんだ!!!』

 モブ・モブ2「な、なんだってぇー!!」

 悪『と、とにかく早く男を止めるんだ!!』

 モブ「だとよ、ほらあくしろよ」

 モブ2「えぇー、なんで俺がー」

 モブ「お前が一番接触してるだろ、お前の方が信頼されてる」

 モブ2「やだよ、男になんて声かければいいんだよ」

 悪『知らねー!!!いいから早くしろ!!!ぶっ飛ばすぞ!!!』

 モブ2「わかりましたよ・・・」

 モブ「悪、詳しく教えろ」



 悪『あいつは小さいころから父親に性的虐待を受けてた』

 悪『あいつは小さいころから父親に性的虐待を受けてた』



 悪『母は美が生まれて2年後に男を作って出てった』

 悪『父は会社をクビになって飲んだくれる毎日に、ストレスと性欲が溜まっていき小4である美を強制的に・・・』

 モブ「うわぁー、そんなきもい話あるんですね」

 悪『らしい。んで、まだ小4であった美に援助交際してこないと[ピーーー]ぞっつって脅してって』

 モブ「クソ野郎っすね」

 悪『ここまではさっき悪先たちと父親ボコボコにして聞いた話。こっからは俺の推測』

 悪『最初は男をいいカモとして狙ってたが、たぶん何かの事情で好きになったんだろう』

 モブ「ちょ、その何かの事情ってなんすか」

 悪『知らん!俺はエスパーじゃない!!』

 悪『そんでこれは美のダチから聞いた話だ』

 悪『どうやら最近美に好きな人ができたらしい。冴えないがいつもニコニコしてるクラスメートだってさ』

 モブ「わー、完全に男ですね」

 悪『理由は、美が何度アタックしても落ちなくて、さらには自分のことを体や顔目的じゃなくて心から好きでいてくれてるからだとよ』

 モブ「しかもチョロイワー」

 悪『そんでその美のダチが言ってやったらしい『そんなにいい男なら私とっちゃおうかな』ってよ』

 悪『そしたら美はマジな顔して、『そしたら私、自[ピーーー]るかも』って言ったらしい・・・』

 モブ「oh....」

 悪『あいつの環境を考えると、これはマジかもしれない。自分を本気で好きでいてくれた人にどっかにいかれでもしたら・・・』

 モブ「ごめんな、悪・・・」

 悪『どうした・・・・ってまさか!!!』

 モブ「さっきまで見張ってた美なんだが、いつの間にか消えてた・・・・」

 悪『まずい!!早く探せ!!!じゃないと、また、また、俺のせいで男を苦しめることに・・・・』グスン

 モブ「ちょ、泣くなよ!!!任せろ!!!俺が探しくる!!!!」

 美「わたしは・・・おとこに・・・すてられた・・・だれの・・・せい・・・だ・・・」スタスタ

 美「うわき・・・してない・・・あの・・・おっさん・・・ども・・・は・・・しゃちょー・・・」スタスタ

 美「わたし・・・くそでぶの・・・とうさんに・・・おど・・・されて・・・だかれた・・・」ッグ

 美「それ・・・おとこ・・・みた・・・」

 美「なら・・・だれの・・・せい・・・だ・・・」

 美「・・・・・・・ふふ」

 美父「や、やめろ!!!そんなのもって!!!はやまるな!!!!」ボロボロ

 美「・・・こうすれば・・・わたし・・・おっさんに・・・だかれない・・・・おとこ・・・かんちがい・・・消える!!!!!」グサッ

 美父「うぐ・・・・あ・・・が・・・・」










 美「おとこ・・・まっててね・・・いま・・・あいに・・・いくよ・・・」

男宅にて・・・

 兄「男が部屋から全然出てこない。非常にまずいな」

 モブ2「本当すみません!!!」

 兄「いや、お前らはよくやってくれた。こっからは俺の仕事だ。今日はもう遅い、帰ってていいぞ」

 モブ2「いえ、俺も手伝います」

 兄「・・・そうか、ありがとうな。男もいい友達を持ったものだ」

 モブ2「男とは全く違いますが、自分、元カノに浮気されて別れたんで気持ちがわかるんっす」

 兄「つらかったな、男とは全く違うが、手伝ってくれ。心境は一緒だろうから」

 モブ「うっす!!」

9月30日 月曜日 男宅のリビングにて

 アナウンサー「一昨日、○○県××市で中学1年生の少女が自分の父親を殺した事件で・・・・・」

 兄「これ、もしかしなくても美ちゃんだよね」

 悪「もしかしなくてもそうっす」

 兄「これを男が見てるかどうかだな」

 ガチャ

 男「兄ちゃん・・・ごめん、心配かけた」

 兄「あぁ、今日は俺もお前も休みとったから思う存分話せ」

 悪「・・・・・・おとこ・・・」

 男「悪、全部兄ちゃんとモブ2くんから聞いた」

 男「ありがと、俺のためによ」

 悪「ばか!!俺はお前にさんざんひどいこと・・・」

 男「俺さ、お前らがいじめてるときもお前は優しいお前だってわかってた」

 悪「・・・・」

 男「その証拠に、俺がお前に何かされたのってさ、俺が怒ってお前を殴った時ぐらいだもん」

 男「そのほかはお前は申し訳なさそうな顔してたり、たまに止めたりで・・・」

 男「まぁ、今回のことで多少はチャラで」

 悪「・・・・すまなかった・・・・」

 男「もう謝らないで、今度幼と3人であそぼ」

 悪「・・・・・・・・ありがとう・・・・・」

 どうやら男は美が本当に男のことを好きでいたことは知らなかった。
 それどころか、家族構成や、家庭でのこと、家は行ったことあるが、いつも散らかっていて誰もいなかったそうだ・・・。
 浮気ではなく父親からの強制した援助交際であったことも知らなかった。
 とにかく俺は知っていることすべてを男に話したあとで聞いてみた・・・。

 悪「男、今の気持ちを聞かせてほしい。俺の話を聞いたお前の気持ちを」

 悪「男はまた美と付き合いたいか・・・・?」

 男「・・・・俺さ、気づいたんだ・・・・」

 悪「???」

 男「俺は呪われてるんだ。好きになった女子をこれで二人も苦しませてしまった・・・」

 男「だから、もう、美以外の女子を好きになることはできない」

 男「これからは美を完全に支えるいい旦那として頑張る・・・・だから・・・」

 悪「・・・・そっか、残念だが今は面会できない。面会できんのは親だけだってよ。親なんてもういないのに・・・」

 男「いや、いるじゃん・・・出てった母親が・・・」

 悪「そうだな・・・」

 男「いや違うな、あと二人、俺の父ちゃんと母ちゃん」

 兄「ちょ、お前美ちゃんもいないのに何プロポーズしてんだよwww」

 男「そうだな・・・・なぁ悪?」

 悪「なんだ?」

 男「会えなくても手紙は送れるだろ?」

 悪「あぁ!任せろ、住所なら抑えてある」

 男「ありがとう」






 翌日、美が入れられてる施設の女性の人がうちに来た・・・。





 施「男くんだね、急だけど、もう美ちゃんとかかわらないでほしいの・・・」




 男「え・・・?」

 美はショックで記憶がおかしくなっているらしく、ちょっとしたことでパニックになるという。
 男という言葉や男の顔をみるとさらに深刻になるらしく、『捨てないで』や『ごめんなさい』と言いながら暴れたりして、
 手紙を渡した昨日は自殺を図ろうとしていた・・・・。

 施「ただ、手紙の内容を見て私たちは感じました。」

 施「男くんは本当に美ちゃんを好きだということに・・・。なので年に一回だけ美ちゃんとの面会を許可します。ですが強制ではございません」

 施「諦めるのであればどうぞ勝手に、その方が治療は捗ります。年に一回だけ会えるのは施設長が直々に許可させてくださいました」

 施「あなただけ特別です。いいですね?」


 それ以来、男は毎年10月1日、または10月の第一土曜日になると美ちゃんに会いに行く。
 といっても、向こうは完全に男のことを忘れており、新しい人生に歩もうとしていた・・・。
 男はそろそろ諦めるべきなのかと悩んでいる・・・・。
 男は美ちゃんに会いに行っているはずなのに・・・・



 美ちゃんに会えないのだから・・・・。

----------------------------------------------------

兄「っと、ここまで男の初恋から今に至るまでの話」

弟「弟ながら二人の兄ちゃんを尊敬しております」

兄「あ、俺も尊敬されてるんだ」

弟「ついで?そうだ、スパゲティ作るなら幼妹も呼んでいい?」

兄「なんで?会いたいの?」

弟「そういうんじゃないよ」

兄「だめだぜ照れてちゃ、いつ会えなくなるのかわからなくなるんだからよ・・・」

弟「・・・・あ、会いたいから、呼んでいい?」カァー

兄「素直でよろしい!」

兄「・・・・弟はうらやましいよ、こんなに支えてくれる兄ちゃんが2人もいて・・・」

男「美ちゃん?元気そうだね?」

美「おとこ?さんでしたっけ?おひさしぶりです」

男「うん、久しぶり」





はい、男編という名の悪の反省会編兼男兄の1人語り編でした。

次回は特に誰のっていう話ではないです

『男「家庭科、楽しみだねだね!」男委「そそそ、そうだね・・・」』



教室にて・・・・

男「んだよ男委、乗り気じゃねぇーな」

男委「まぁ、気にしないでくれ・・・」

男「ま、まさか・・・」

男委「!!?」

男「好きな人でもできたのか、俺の相談しなよ」

男委(こいつマジで一発殴っていいよね?)

男「相手は誰かなー。委員長とか?まさか幼なのかいなー?」

男委(はぁ、こっちの気も知らないくせに・・・・)



友1「やばい、男委が絡まれてる」

友2「確かに、あいつ最近テンション高いからな。なんでか知らんけど・・・」

友1「こっちの気も知らんで・・・」

軍「そういえばあんたたちさ、なんでそこまでして男を助けてあげたいわけ?人のこと言えないけど」

友1「んー、まぁちょっとした借りがあるからな」

友2「俺はある人に頼まれてるっていうのかね」

委「お前らにもいろいろあるんだな」

友1「ややこしくなるからこの話はここまで、とりあえず男委の救出に移ろうか」







イケメン「男、ちょっといいか?」

友2「あれは・・・・・イケメン!!!!」

友1「どうやら男を呼んでるらしいな」





男「おう!なんだ?」




軍「男くんってイケメンくんと仲良かったんだ」

委「確かイケメンは男委とも仲がよかったが・・・・」

友1「なんかあいつらの関係性も気になるな・・・」

委「私的にはお前たちがどういう経緯で男と仲良くなったのかしりたい」

友1・友2「それはまた今度に機会語ろうではないか」




男「久しぶりだな、入学式以来か・・・」

イケメン「懐かしいな、今でも後悔してるよ・・・」

男「よせよ、お前は俺のためにやってくれたんだ。俺たちは感謝してるんだぜ?」

イケメン「よせよ、それでどうだ。あいつは・・・」

学年空き教室にて・・・

軍「はぁーい、ちゅうもーく」

軍「これより『幼ちゃんと女の暴走を止めよう会議、ついでに男委を救ってあげよう』会議を始める!」

男委「俺はついでで助けるのね、もうそれでいいや・・・」

軍「委員長!友1!友2!調査は済んでいるな」

委「報告します。女さんに男をどう思っているか聞いてみた、結果は資料の通りだ」

男委「資料って、まず配られてない気がするのは俺だけでしょうか」

委「男の話をしようとすると、顔が妙に赤くなり言葉がごもり始める」

軍「以上のことから、女は男くんを好きだということがわかるな」

友1「続いては俺から。幼ちゃんに男の話をしたら、涙目になりながら『友1くん、私、男の、ことが、、、』っと供述しております」

軍「そうなると幼ちゃんも男が好きだということがわかるな」

友2「では最後は俺から。男に好きな女子は誰かと聞いたら『ん?好きな人?俺の心の中にいるよ・・・』っと発言していました」

友2「さらに追及しようと試みましたが、無視されました・・・」

軍「っく、せめて男の好きな人がわかれば動きやすいんだが・・・」

委「この状況だと、幼と女さんに男を諦めさせるほかありませんね」

男委「いっそ、軍か委員長が男と付き合っちゃえば万事休すなんじゃない?」

「・・・・・・・・・」

軍「男委、冷静になれ。もし私らが男と付き合うとしたら、私たちは・・・・」

男委「・・・・そうだよな、さすがにお前らの気持ちを無視して行動に移すのはよくな・・・ 軍・委「私らがニヤニヤして冷やかせなくなる」

男委「やはりそうですよねー・・・・」

1人での帰り道・・・

男「好きな人かぁ・・・・」

男(そんなの美だけだ・・・・他の女なんて微塵も興味ないよ・・・)

イケメン「おう!男!一緒に帰ろうぜー!!」

男「なんだお前、部活は?」

イケメン「今日はおさぼりんでございまーっす」


男「・・・・あと二か月しかない」

イケメン「今年いっぱいだったっけな、最後に会える可能性があるのは・・・」

男「まだ、諦めきれないよ・・・」

イケメン「・・・今年には会えそうか?」

男「どうだろう、会いたいよ・・・・」

場面は戻って空き教室・・・

軍「とりあえず、今日決まった作戦で明日の家庭科に挑むよ・・・」

男委「やばくなったら保健室に逃げてもいいよね」

友1「だめだ、いいのか、そしたら三人の空間ができちまう・・・」

友2「そうなるとマジでやばい、目も当てられなくなる・・・読んで字のごとく・・・」

委「まぁ私と軍曹はニヤニヤできて楽しいが」

軍「わかってらっしゃる」

友1「俺らが泣きそうになる」

委「豆腐メンタル・・・」

男委「極力我慢するよ・・・」

友2「お前にかかってるぜ男委さんよぉー・・・」






場面戻って下校中・・・

イケメン「にしても最近お前ひとりでいるよな・・・」

男「俺、みんなに嫌われてるかもしれない・・・」

男「てか、よくお前幼にばれないよな」

イケメン「中学で一気に老けたからなー」

男「たばことか吸ってるからだろwww」

イケメン「これがやめられないんだよwww」

男「早めにやめとけよな、俺の兄ちゃんも相当後悔してるよ」

イケメン「マジか、あの兄さんがねぇー」

男「人は見かけによらんのよ」

イケメン「また近いうちにモブ2を連れて遊びに行くわ」

男「おう、モブ2くんと兄ちゃんと四人でスマブラでもしようぜ、悪」

イケメン改め悪「あぁ、じゃ、またな」



これからもイケメン表記にします
一応確認として、『イケメン=悪』です

翌日、家庭科の時間・・・

男「さぁ!!レッツクッキングタァァイム!!!」

友1「男のやつ、なんであんなテンション高いんだ?」

軍「知らない・・・」

男(イケメン情報によると今日の調理実習でハンバーグを作るらしいから、帰宅早々おいしいハンバーグの作り方を研究したのだよ)

男委(骨は拾えよな・・・)


作戦1

幼と女の二人どちらかを男委に惚れさせればみんなウィンウィンの結果になるかもしれない。
ということで、家庭科の時間でちょっと違う男委を見せることによりギャップを作る。
男委はもともと料理ができるし、男子の委員長ということで責任感があり、クラスメートからは割と慕われている。
つまり、できる男なのだ・・・・。
そんな男委が口説きに行けば・・・・・・


軍「まぁなんとかなるっしょ」

委「そんな適当な作戦、効果があるのか?」

友1「男委にかけるしかないな」

友2「・・・・・ぶっふぉwww」




男「ちょっと食器とか持ってくる」

男委「よ、幼さんは料理するんだよね?」

幼「たまに」

男委「そっか、俺もする方なんだけどさ、今度料理勝負しない?」

幼「しない」

男委「なんでよー、幼さんの手料理食べてみたいなー」

幼「今度ね」

男委「言ったね!約束だからな!」ニコニコ

幼「はいはい」

男委「・・・・・・・・」



友1・友2「すっげー冷たいわwwww」

友2「男委が落ち込んでる」

友1「男委は幼ちゃんがタイプか」

友2「確か、幼ちゃんか女さん、自分のタイプの子を口説けって言ってたよね」

友1「俺は女さん派かなー」

友2「俺は幼ちゃん派だ」

軍「幼ちゃんはかわいい系で女はキレイ系だもんね」

委「軍曹はボーイッシュですけど」

軍「委員長は清楚でしっかりしてるよね」

友1「考えて見れば俺ら十分リア充だよな」

友2「俺もそう思った。特に男とかハーレムじゃん」

男委(くそ!あの四人気楽に話しやがって、この苦しみ分けてあげたい・・・)

女「男委・・・」

男委「どうしたの女さん?」






女「今日の放課後、話があるの・・・時間ある?」







男委「・・・・え?」

友1・友2「・・・・え?」




軍・委「wwwwえ?www」




男「おっとー?」

幼「・・・・・・」

女「聞いてる?あるの、ないの?」

男委「あ、ある!ありすぎて困っちゃうくらい時間ある!」

女「そっか、じゃ、放課後」

男「よし!じゃーさっそくお料理タイムだ!!」



軍「やばいぞこれ、作戦通りにいかなくなる・・・」

委「でも、これはこれでいいんじゃないか?」

友1「そうだぜ、これで幼ちゃんが落ち着いて男と付き合えるんだから」

友2「まさか女さんが男委のことが好きだったなんてなー」

軍「そ、そう、だよね、これでいいのか・・・」

委「どうした軍曹?」

軍「別に、どうもしてないよ!さっ!私たちを料理始めよ!」




子「女さんが・・・・男委を・・・・?」

帰りのSHR前・・・

男委「友2、ちょっといいか?」

友2「どうした?」

男委「家庭科の時間聞いてたろ?」

友2「あたぼーよwwwwwおめっとさんwwwww」

男委「悪いが、一緒についてきてくれないか?俺らの会話を聞いといてほしい」

友2「なになにー?自慢したいのかー?」

男委「そんなんじゃない、何か裏があると思う。俺の直観だけど・・・」

友2「うーん、まぁ面白そうだから行くわ、友1も連れて行ってもいいよな?」

男委「あぁ、頼む・・・」



男(面白そうだし、俺も隠れて見に行っちゃおうwww)

放課後・・・

女「あんたたち、私に隠れて何か企んでるでしょ?」

男委(やっぱそれかー)

隠れてる友1と友2

友1「やばい!い、いつからばれてた!!」

友2「とりま軍曹と委員長に報告しないと!」

別のところに隠れて聞いてる男

男「企んでる・・・?」


男委「企んでる?一体何の話?」

女「とぼけなくていいよ、リーダーは軍曹だね。違和感を感じ始めたのは文化祭の係決めの時かな」

男委(文化祭の係決め・・・?本当に何の話だ?)


友1「っげ、結構ばれてんじゃん。あいつエスパーかよ」

友2「あーもしもし、やばい、作戦失敗どころの騒ぎじゃねーよ軍曹!」


男「文化祭の係決め?確かそのあたりから友1と友2が軍曹と委員長とつるむようになってたよな」

女「たぶん、男委は最近作戦に加わったっぽいけど、そこに隠れてる友1ならわかるでしょ?」

友1「っげー、バレてたー」

友2「と、とりあえずお前だけ行け。たぶん俺はばれてない」

友1「そ、そうかもな。軍曹たちを呼んでおいてくれ」

友2「任せとけ、無理そうだったらばらしちゃってもいいって軍曹が・・・」

友1「いや、ぎりぎりまで粘ってみる」



男「友1が!ちょ、俺がいないところで話が進んでるっぽいけど・・・」



女「さぁて、話してもらうよ」

友1「ごめん、俺もなんのことかさっぱり・・・」

女「とぼけないで!!」グスン

友1・男委「!!!」

女「軍曹が言ってたんでしょ、私が男のこと好きってこと・・・」グスン



男「!!!」

男(アイエエエ!!ナンデオンナサンナンデエエ!!?)

男委「っはぁ・・・友1、やめようとぼけるのは・・・」

友1「だな、さすがに泣かれちゃったらな・・・」

女「・・・・ホント?」



そこから友1と男委はすべてを話していた。俺の見えないところで何をしていたのかを・・・
まさか俺が修羅場のど真ん中に居合わせるなんて・・・って、今更か・・・
今までこれ以上の修羅場的な出来事沢山あったわ・・・・
やっぱ、俺は人を不幸にしちまうんだな・・・・
最初はイケメンの幼馴染とイケメン自身を、次は美を・・・
そして今は家族同然だった幼だけじゃなくて、俺の失言で女さんまで・・・

俺に、人と関わる資格はないのかな・・・

なら、もう、美に会えないままで・・・いいんだ・・・



女「ほんと、あなたたちってバカね・・・」ニコニコ

友1「あれ?すっごい笑ってるなー」

男委「まさか、ウソ泣きだったのかなー?」

女「まぁ、おかげで知れたからよしとするか!」

友1「なにを!」

女「来週、軍曹たち交えてお話ししましょ!」スタスタ

男委「・・・俺来週行きたくない・・・」

友1「奇遇だな・・・俺もだ・・・」


男がいた場所は少し濡れていた・・・
ここ最近は雨なんて降っていないのに・・・

男宅にて・・・

兄「おう!男!お帰り!」

男「・・・兄ちゃん・・・・俺って・・・・さ・・・」

兄「・・・・?」

男「死んだ方がマシかもね・・・」グサッ

兄「男!!!!」






幼馴染宅にて・・・

幼姉「幼!男くんが!!」

幼「男が、どうしたの?」




幼姉「自殺未遂したって・・・・!!!!!」

はい、次回はさらに時間をさかのぼっての話になります

委員長の過去編ね、だいぶ戻るよ、小学生まで戻るからね

東西ネタ祭り見たいからまた数分後ね

今度は忘れない

CM入ったから続きおとすよ

『委「私には真逆の兄がいる」小「真逆の兄?」』



委「そうだ、昨日も家に帰ってこなかった・・・」フラフラ

小「大丈夫?委員長?」

委「少しめまいがするが大丈b・・・」バタン

小「い、委員長!!」



2010年 12月13日月曜日 保健室にて

小「おはよう!委員長!ここは保健室だよ」

委「ごめん、寝不足で・・・真逆の兄だけど、心配で・・・」

小「委員長はいわゆるブラコンってやつかな?」

委「ブラコン?なんだそれ?」

小「ううん、いつかわかるよ」(;´・ω・)

小「でも、ちょっと意地悪な男子をほっとけないのはわかる気がするな」

委「小にも兄がいるのか?」

小「私の場合は幼馴染だけどね、最近さ、いじわるばっかりする男子と一緒にいてさ」

小「ちょっと雰囲気が変わったっていうの?前はもっと優しかったんだけど・・・」

委「幼馴染かー、私にはいないな。つまりはあれか?小はその幼馴染に惚れてるんだな?」

小「そ、そ、そんなことないよぉ!ただの幼馴染!!」


??A「おい、こっちこいよノロマ!!」

??B「やめてやれよ、あいつはあれで精いっぱいだからさー!!」

??C「ぎゃははははは!!!!」


委「・・・・いじめか・・・?」

委「この声、どっかで聞いたことがある・・・・確か隣のクラスの・・・」

小「委員長、ちょっと私トイレ行ってくる・・・」ガタン

委「そ、そうか・・・・?」

12月21日 火曜日 教室にて

委「小!今年のクリスマスに兄が私に会ってくれるって!!」

小「会ってくれる?家に帰ってくるんじゃなくて?」

委「あー、兄は今お父さんと喧嘩中だから帰りにくいんだ・・・」

小「聞いてなかったけど、委員長のお兄さんって今いくつなの?」

委「私の一つ上の五年生だ!!」

小(五年生で家出って、相当なヤンキーだね・・・)

委「クリスマスの日にな、兄と学校で待ち合わせして近くの商店街でな、お買い物するんだ!」

小「ブ、ブラコンだ・・・」

委「小は、この前話していた幼馴染君とはお買い物しないの?」

小「わ、私たちはそんな関係じゃなくてー」カァー

委「照れちゃってまぁー、ニヤニヤが止まりませんねこれはwww」

小「やめてよーwww」

??D「こいつ、最近反応薄いな」

委「またか・・・・」

委「このフロアは四年生しかいない、ということはやはり隣のクラスの・・・」

小「トイレ」

委「ん?」

小「ごめん、トイレ行ってくる」

委「トイレなら私も一緒に」

小「1人で大丈夫だから」

委「???そ、そうか・・・」

??A「反応薄いってwwww初めからだったろwww」

委「しっかし、学校で堂々とわかりやすくいじめてんのに先生は何もしないんだな・・・・」

委「当然か、私は怖くて怖くて・・・・」

12月25日 土曜日 クリスマス

委「兄とお買い物できて私は楽しい!」

兄「お前、恋人張りにくっついてくるなwwwもうちょい離れろよwww」

委「兄と会うのは久々だからな!今日は気合い入れておしゃれしてみた!」

兄「だから恋人かって!そういうのは彼氏にするもんだ」

委「彼氏なんて、兄がいればいらない・・・」

兄「はは、お前も大きくなれば彼氏が欲しくなるさ!」

委「彼氏なんて、兄を超えるほどの奴なら受け入れてやらんでもないな!!」

兄「お前はどんな男子が好きなんだ?」

委「兄みたいに、責任感があって、優しくて、運動神経もよくて、私のことを気にかけてくれる人かなー」

兄「俺みたいにか?って結構条件あるんだな」

委「あ、あと料理ができたら完璧!」

兄「俺は料理できないからなー彼氏には向いてないなー」

委「いじわるいわないで!」

兄「ははは!」



委「兄はいつになったら帰って来てくれますか?」

兄「・・・・その話はなしだ!今日は遊ぶって決めたろ?」

委「・・・・そうですよね!今日は遊びましょう!!!」

2011年1月12日 土曜日

??B「おら立てよ!!」

??C「もう元気なくなっちゃったのかなー?」

小「やめな!!もうボロボロになっちゃってんじゃん!」

??D「小・・・・」

小「あんた、いい加減にやめなよ・・・」

??A「おいDの幼馴染だろ、早くなんとかしろ」

??B「幼馴染の女の子ぉ~、汚されたくなかったらあっちいってくれないかな~?」

??D「なぁ、そろそろつまんねぇーから他のことしようぜ」

??C「んだよノリわりーな。それともカワイイ幼馴染ちゃんを汚されたくないのかn ??D「うるせぇー!!」

??D「・・・ほら、いくぞ・・・」

委「小、やっぱりいじめられっこを助けてたのか・・・」

小「『いじめられっ子』君、大丈夫?

いじ子「いつもありがとう、小さん・・・・大丈夫だよ・・・・小さんこそ・・・・」

小「ううん、変な道に行った幼馴染をもとの道に戻すんだから!」

委「固い決意だな・・・」

委(変な道か・・・・兄はいつ私たち家族と同じ道に帰ってきてくれるのだろうか・・・)

委「今は二人だけにしておくか、またあとで小を冷やかすために・・・はっはっはー!」

結局、いじめられっ子を助けたことを私には言ってくれなかった・・・。
なぜだかわからない。私には知る由もなかったのだった・・・。


五年生に上がり、小とは別のクラスになった。
他クラスっというのもあり、たまに顔を合わせるくらいで、会話をすることがなくなっていった。
風の噂で聞いたが、いじめられっ子と小が付き合っているというのを耳にした。
だが、私はそうは思わなかった・・・・。
なぜなら、私と彼女はどこか違っていても、どこか似ているから・・・・。
私は一度好きになった人は、その人を超える人がいない限り、諦めないから。




また、五年生から同じクラスになったDという男子。こいつは小の幼馴染。
はじめこそ、ずっと明るい性格だったが、小の噂が広まって来たあたりだろうか・・・
毎日カリカリしていた・・・・。
だけど、五年生が終わるころには元の明るい性格に戻っていた。
それと引き換えに、いじめられっ子と小が別れたという噂が出回った。
私は噂を聞き、久々に小に話たくなったのが小5の終わり・・・。



六年生になり、小と同じクラスになった。
だけどそこにいた小は、前と比べ者にならないくらい元気がなく、常に無表情だった。
私の言葉にも耳を貸さなかった・・・。六年生が始まって二週間で転校した・・・。
転校する一週間前からは一度も学校へ来なかった・・・。

転校すると聞いてから一か月後の2012年5月26日土曜日
小が私に家に訪ねて来た・・・・
私は久々に見る小に泣きそうに・・・・ならなかった・・・・
なぜなら、私が泣く前に、すでに小は泣いていたから・・・・。

小を私の部屋に入れて、ゆっくりと小が今まであったことを話してくれた・・・・。



『悪』という幼馴染がいたこと・・・・。
『男』という人を守っていたこと・・・・。
男は下の名前でしか教えてくれなかったら顔が思い浮かばなかった・・・・。
いや、覚える必要もないだろう・・・・。
小が『男』のことを好きになっていたこと・・・・。
男は昔みたいな優しくて大好きだった悪みたいだったから・・・・。
でも付き合えなかったこと・・・・。
どこかでまだ悪が好きだということに気づいていたから・・・・。
小六の始業式の前日、『悪』に無理やりヤらされたこと・・・・。
それで学校に行けなくなったこと・・・・。
この一か月はずっと家に引きこもっていて、本当は明日引っ越すこと・・・・。
もう私とは会えなくなること・・・・。
だからせめて、メルアドを交換して、住所を交換しようと・・・・。
「遠いところに引っ越すから会えなくなっちゃうけど、これでいつでも話せるね」
っと小は鼻水をすすり精一杯振り絞ったような笑顔で言ってくれた・・・・。
私は自然と涙が・・・いや、自然とじゃない、泣きたいと思った・・・・。


私が小だったら、一体どうなっていたのだろうか・・・想像もしたくない・・・
強い心を持っているところが私と小のどこか違うところなんだろうなっと思った・・・
そう考えてたら、小がなぜ男のことを教えてくれなかったのかわかるような気がした・・・
理由は単純、私を巻き込みたくなかったからだ・・・
弱い心を持っているわたしを守りたかったからだったんだと・・・




翌週から悪がいじめていた男という男子は不登校になった・・・・。
初めて小が男を守ってるところを見たとき、遠すぎて男の顔がはっきり見えなかった・・。
だから、今も男はどんな人物なのか検討もつかない・・・。

そして私は中学生になった。中学はもちろん兄と同じ中学だ・・・・。


委「兄さん、一緒に学校行こ!」

兄「ちょ、お前おきんの早すぎwww」

私が中学に入る前、父さんと兄さんは仲直りした。だけど、いまだに兄さんは私としか話さない・・・。
たまに兄さんは母さんと話すらしいけど、父さんとは話そうとしない・・・。
話さない理由はきっと喧嘩したからだと思う・・・。

兄さんは私には優しいけど、他人には厳しい・・・。
小学生からすぐに喧嘩するような兄さんだった。でも、その喧嘩もしっかりとした理由がある。
でも、父さんは兄さんの言葉を聞いてはくれなかった。
そんな父さんに兄さんが完全にキレて父さんに襲い掛かったが・・・・あっけなく負けてしまった。
この日から、父さんと兄さんは一度も話さない・・・。

兄「実は今日は紹介したい人がいるんだ」

委「もしかして・・・浮気ですか?」

兄「はぁ!?う、浮気ってwww俺今彼女いねぇーし!」

委「よかった、私が兄さんのお嫁さんになるんだー」

兄「お前、まだそれ言ってんのか」

兄「中学に上がれば俺を超える奴なんていっぱいいるぜ?」

委「そんな人いません!」

??「お、誰かと思えば中学生の新婚さんカッポルゥゥじゃぁないですかぁぁい」

兄「お、さっそく俺を超えた奴が来たぜ」

委「だれ?」

兄「強先輩だ」

強「ちーっす!わいは兄の一つ上の強でぇーっすwww」

委「初めまして、兄の彼女の委員長です」

強「おう、ブラコンや」

兄「ちょ!お前何言って!!」

強「ひゃーいいなぁー、俺にも妹がほしかったよ!!」

兄「強先輩は男兄弟でしたよね」

強「そうなんだよねー」

委「・・・・・見たとこによりますと、強先輩の制服はうちの学校のものではないようですが・・・」

強「そうだよ?俺は他校の生徒。こっから結構遠いけど市内だよ」

委「どうして遠い中学に進学したんですか?」

強「うーん、簡単に言うと戦いたいやつらがいたからかなー」

兄「強先輩は中1の時に市内のヤンキーの頂点に立つほど強いんだぜ」

委「でも兄さんには勝てませんよ!」

兄「ワンパンでした」

委「なん・・・だと・・・」

強「懐かしいね、確か兄はワンパンじゃなくて一分かかったよ」

強「俺の中では、俺の親父の次に強い男だぜ」

委「やっぱり兄さん強いじゃないですか!」

兄「なんか照れるな」

強「じゃ!俺は遅刻しそうだからここで!!」

兄「ではまた!」

赤の他人「お!おはようございます」

兄「赤じゃん、おっはー」

赤「妹さんもおはようございます」

委「おはようございます」

赤「ちょいと俺の話聞いてくださいますかね?」

兄「はいはい聞いてやりますよーだ、どうせ美ちゃんとのノロケかどこでヤったかって話だろ」

赤「わかってらっしゃる」

委「じゃ、私はそこで友達待ってるから」

兄「おう!また家でなー」

委「うん!!」





そこから私自身は何も事件は起きらなかった。
でも、兄さんは結構忙しそうにしていた、たまに悪のことを聞かれたけど、私からは『赤の他人』だったから。
月日が流れるうちに、兄さんと父さんの仲にもとに戻った。
それに喧嘩っぱやい性格も少しだけどなくなった。きっとあの優しそうな強先輩のおかげだろうなって思った。


悪といえば、同じ学校だったらしいけど、一度も顔を見なかった。
いや、見なかったのではなく、見ていたかもしれないけど、わからなかったのかもしれない。
興味がなかった。今の学校生活が楽しかったから。

小とは中学の間もメールや電話もしていた。
どうやら、高校は私と同じところにしてくれるらしい。
親の仕事の都合でこっちに戻ってくるから・・・。
どんな顔をして会えばいいのだろうか・・・。
私は入学式が待ちきれなかった。


小「委員長・・・?」

委「小・・・?ずっと会いたかった・・・」グスン

小「ちょ、泣かないでよ!私まで泣きたくなっちゃうじゃん」グスン



友1「なにあれ?」スタスタ

男「感動の再開でしょ、スルースルー」スタスタ



小「どうやら違うクラスらしいね」

委「違うクラスかー。そうだ、これだけは約束して!」

小「どうしたの?」

委「あんたは私の唯一無二の親友なんだから、言いたくないことがあっても私に相談すること!いいね?」

小「っぷ、なに?どうした委員長?」

委「ちょ!笑わないでよ!真剣なんだから!」

小「今更そんなこと言わなくたってさ・・・」

委「・・・・?」

小「委員長は私の唯一無二の大親友だよ。私を励ましてくれてありがとう!これからは何があっても委員長にだけ秘密をばらすよ!」

委「!!!?」

小「ちょ、なに照れてんの!ほら、早く教室はいろ!」


入学してから五日経過・・・

先「はいじゃーある程度日にち経ったので、HR委員を決めたいと思う。立候補してくれる人挙手!」

委・男委「はい!」

先「お、ちょうど男女1人ずつだな。みんな反対はないな。じゃ、二人にやってもらう」



休み時間・・・

委「えーっと、男委・・・くんだよね?」

男委「呼び捨てでいいよ、委員長さん」

委「私も呼び捨てでいい」

男委「そうさせてもらうよ、それでどうしたの委員長」

委「先生からの伝言、今日の放課後に学年のHR委員で集まって学年目標とか決めるらしいよ」

男委「そっか、伝言ありがと!」



この男委が私の中で兄さんを超えた男、つまりは初恋なるのかな・・・・?

男委の話もじっくり作りたかったですけど

ざっくりと説明します。わりと物語と関係ないので・・・・(おそらく)


中学時代、不良生徒(悪=イケメン)と同じクラスだった男委。

男委はバスケ部で、中2からは部長としてチームを引っ張っていた。

男委が部長になる前に不良生徒悪がバスケ部に入部。

そこから悪の天才的な才能で悪はレギュラーになり、歴代初の県大会出場までに。

だが、県大会初戦で敗退。

一緒に練習しているうちに悪もといイケメンと男委は仲良しになった。

ともに同じ高校に進学し、同じバスケ部に入部。

クラスのHR委員にもなった。そこで委員長と出会う。

彼女のしっかりしたところやきりっとしたところ清楚なところなど切り出せば尽きないほどの理由により好きになった。

また、同じクラスの子という女子にもうアタックを受けている。

だが、付き合うつもりはない。そして、かなりのお人よしで頼まれたらなかなか断れない。


以上!

ここにきて誤字がさらにひどくなってる希ガス

『幼姉「男くんが!自殺未遂したって!」幼「!!!?」』


自殺未遂から数日後の土曜日 市内病院

幼「男・・・・・?」

兄「命に別状はないって、今は寝てるけど意識もあるし、さっきまで起きてたよ」

幼「そっか。あの・・・」

兄「俺はとりあえず学校に連絡するから、そのあと男の衣類を持ってくる」

兄「それにちょっと疲れたから、今日はもうここに来ないかな」

幼「それってつまり」

兄「悪いけど、男見てやってて、幼ちゃんの両親には俺から言っとくから・・・」

幼「ありがとう、兄ちゃん」

兄「あれだったら、男の友達も呼んでいいぜ?その方が男喜ぶだろ?」

幼「うん、もう呼んである」

兄「さすがはやいね」




数分後

友1「幼ちゃん!男は!!?」

友2「マジで聞いた時はビビったぞ!おーい!」

幼「今はまだ寝てるみたい、特に異常はなかったって。普通に意識あるしさっきまで起きてたみたい」

軍「もう、心配させやがって・・・」

委「一応、女さんにも連絡しといた」

友1「男委は部活があるから終わり次第見舞い持ってくるってよ」

男「ん・・・・・・?」

男「はぁ!!!!」起き上がる

友1「男!大丈b 男「なんで、俺は、生きてん、だ?」

男「だめだ!みんな!俺から離れてくれ!じゃないと、みんな不幸に・・・!!」

幼「男!!!!いい加減にして!!!!!」

男「・・・・幼・・・?」

幼「自殺未遂したって聞いた時、私、どんなに心配したと思ってんの!!!」

幼「どうしていつも悩んでいるときに私に話してくれないの!!!」

幼「男、中学のころ言ってくれたよね!!!何か悩みがあったら俺に相談しろって!!!!」

幼「なら!!男も自殺するほど思い詰めてるなら私に話してよ!!!!」

幼「私たち!!!ずっと一緒にいた家族でしょ!!!!」

男「・・・・・・・わかった」

男「幼には悩んでほしくなかったから言わなかったけど聞いてくれ・・・・」

軍「私らは邪魔みたいだから退室するね」

男「いや、いいよ。軍曹たちが俺のいないところで何をしていたのか聞いたから」

男「男委と友1に・・・」

友1「あの時お前聞いてたな」

男「俺も女さんが男委に告白するのか気になって」



男「話す前に呼びたいやつがいる。女さんと男委とそいつが来たら話していいか?」

幼「今日は一日一緒にいていいって兄ちゃんに言われたからいいよ」

友1「お前が言うなら待つぜ」

友2「・・・・・だな」

軍「まっ!親友だしな私たち!」

委「軍曹は興味本位でしょ?私は違うけど」

男「この部屋が個室でよかったって思った」

トントン

女「入るね・・・」

男「いらっしゃい・・・」

女「うん、久しぶり・・・・」

男「久しぶり・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

友1・友2・軍・委(き、きまずいーーーーーー!!!今男委の気持ちがわかったよーーーーー!!」

トントン

男委「わりぃ、部活で遅れた」

四人(ありがとう!!!!!!!マジ男委天使いいいいいいいい!!!!!!!)

イケメン「俺も入るな、男」

軍「あれ?イケメンくん?なんでここに?」

男「俺が呼んだ」

委「呼びたいやつってイケメンだったのか」

幼「これで全員そろった、さぁ、話して」

男「とりあえず、今からいう話をゆっくり聞いていてくれ」

男「まずは小学生のころ、よく三人で遊んでいた」

男「俺と幼とそこにいるイケメンだ」

幼「イケメンって・・・・まさか!あのイケメンくん?」

イケメン「おう、そうだ。久しぶりだな幼ちゃん」

幼「超イケメンじゃん・・・でも、なぜだろうか・・・・感動しない」

イケメン「だろうね」

男「そして小四で俺はイケメンにいじめられ始める」

男委「おぉ、イケメン、お前マジか」

イケメン「面目ねぇ・・・」

男「イケメンにいじめられてる時いつも守ってくれる女子がいた」

友1「幼ちゃんか?」

幼「私じゃないよ?」

委「まさか!!!その女子って!!!」

男「小っていう女子でイケメンの幼馴染だ」

委「嘘・・・・でしょ・・・・」

男「委員長のことは小からいっぱい聞いてたよ。今年同じクラスになった時ビックリした」

委「じゃー、小の好きな人って・・・」ジー

イケメン「な、なんだよ・・・って好きな人・・・・?」

男「それは俺も知ってた。小から聞いた。イケメンのことが好きだって」

イケメン「なんだよそれ、俺、むきになって、男をいたぶってた意味、ねぇーじゃん」

委「小、言ってたよ、変な道に行った幼馴染をもとの道に戻すんだから!って」

男「確かにな、ボロボロの俺に言ってたよ」

イケメン「もしかして、俺、自分で小との関係を崩しちまったんだな」

委「話すね・・・・あのこと」

イケメン「自分から言わせてくれ・・・」

男「お前、本当に変わったよ」

イケメン「お前のおかげだ」

イケメン「俺は小と男が仲良くなるところを見て嫉妬しちまって、小学生ながら小と強制的に行為をした・・・・」

「・・・・・・・・・」

男委「お前、とりま童貞じゃないなら一発パンチな」

友1「マジイケメンって罪だよな」

イケメン「頼むよ、殴ってくれ・・・・」






イケメン「予想以上にガチできた」ボコボコ

男「男子はともかく、女子軍引いてない?」

軍「私はいい感じにニヤニヤさせてもらってます」

幼「まぁ、イケメンくんならあり得るなって思った」

女「私はノーコメントで」

委「とりあえず、小のその後を説明させてもらっていいか?」

男「・・・・できるなら俺は知りたいよ、ありがとうっていいたい」

イケメン「俺も、きちんと謝りたい」

委「小は四月で転校ってなってたけど、実際に転校したのはそれから一か月後」

委「私と小は頻繁にメールしてたよ。そして今年・・・・・」

男・イケメン「・・・・?」

委「私たちと同じ高校に入学した」

男「なにぃぃぃぃ!!!!」

イケメン「嘘だろ!!!マジで!会ってるかもしれないってことかよ!!」

軍「この二人の反応面白いな」

女「ちょ、男絶叫しすぎwwww」

軍(やっと笑った)

男「まぁ、俺も不登校になってさ、幼と話し合って兄と同じ市内では結構遠くの中学に転校した」

男「そこで、俺は学年一のアイドルにもうアタックされることになる」

幼「学年一って、あの美さん?」

男「うん、他クラスだった幼も知ってるあの美だよ」

幼「嘘!!すっごい女優さん並みに綺麗だったよ!残念だけど中一の間にいなくなっちゃったけど」

友1「なんでだ?」

幼「転校しちゃったんだって」

イケメン「そうか、転校扱いになったのか・・・」

軍「イケメンくんもまたこれに関わってそうだね」

イケメン「これもだいたい俺が悪い」

友1「つまりはその美人とシたんだな、男委こいつ殺すぞ」

男委「オレ、オマエ、コロス」

男「違うそうじゃない」

イケメン「シたのは俺じゃない!男だ!!」

男「おいバカ!なにばらして!!!」

幼「オトコクンドウイウコト?」ヤンデレ目

女「ヒドイヨ、ワタシガイルノニ」ヤンデレ目

友1「悪い、ここでお前との仲は切れさせてもらう」

男委「以下略」

男「盛大に勘違いしてるけど、まぁ聞いてくれ」

男「中学のはじめもはじめ、俺はその美にもうアタックされて付き合うことになった」

友2「前提情報として俺から話をしていいか?」

イケメン「モブ!!」

友2改めモブ「美は母親が家出していなくて小学生のこと父親から性的虐待を受けていた」

モブは男の過去編に出て来たイケメンと仲のいいモブね
これからはモブ表記で、確認 友2=モブ

モブ「また、父親から援助交際をしてこないと殺すぞと脅されていた」

モブ「男をアタックしていたのは元々援助交際目当てである」

男「俺は金目当てなんじゃないかなって思って最初は断っていた」

友1「お前ん家結構な金持ちだもんな」

幼「ほんとほんと、毎年旅行してるし」

軍「毎年旅行って金持ちの証になるの?」

女「さあ・・・」

男「金目当てなら一回や二回断ったら諦めるかなって思ったら何回も告白してきてさ」

男「挙句の果てには『好きにさせて見せるから私と形だけでも付き合って』って言いだすんだよ」

男「もしかして本気なのかなって思って付き合い始めた」

男「ほら、小のことがあったから正直付き合いたくなかったんだよね」

男「そんなとき、俺が好きになり始めたとき、俺の初恋を汚したイケメンと遭遇する」

イケメン「ちょ、ひどい言われようだな」

幼「まぁ、その通りだもんね」

モブ「それに関しては俺も否定できない」

イケメン「まぁそうだよな」

イケメン「俺の失敗はこれからだ」

イケメン「美の顔に見覚えがあったから情報収集していると俺の尊敬する悪先輩からある情報を手に入れた」

委「悪先輩って・・・・私の兄さん・・・」

男「え?」

イケメン「え?」

モブ「え?」

男「委員長って、結構俺らと関わりあるんだね」

イケメン「なんかもう家族って感じがしてきた」

委「それはない」

イケメン「そしたら俺って委員長と中学で一回会ってるな」

委「え?嘘?いつ・・・・あ!!思い出した!!あの時の『赤の他人』だ!!!」


委員長の過去編で出て来た『赤の他人』=イケメン=悪

委「確かその日は最初強先輩って人を紹介されて」

軍「強先輩って、この県の不良を束ねるいい人でうちの高校の生徒会長??」

委「そういえば生徒会長だったような・・・」

友1「俺話したことあるぜ、あれは言葉に言い表せないほどテンションが高い人だったぜ」

男委「あれ?確かお前がバスケはじめた理由って・・・」

イケメン「その強先輩にバスケをお勧めされて断れなかったから」

女「なんかすっごい面白いね、この人たちwwww」

軍「つるんどいてよかったわー」

幼「待って、バスケ部でうちの学校の生徒会長の強先輩ってさ、まさか」

男「あ、たぶんそれ俺の兄ちゃん」

委「え?」

軍「え?」

女「え?」

イケメン「まぁ、俺は知ってたし」

モブ「俺も、なんだみんな知らなかったのか」


男の過去編にでた悪の先輩=委員長の過去編ででた強先輩=男の兄

イケメン「んで、その情報ってのが援助交際してて浮気ばっかしてるっていう情報」

モブ「その情報を確かめるために、美を調査してたら真っ黒だったよ」

イケメン「それをモブ2ってやつ経由で男に伝えてた」

男「それを聞いた俺は、本当に女を怖くなって、危うく人間不信になるところだった」

イケメン「そんで男と美が別れたと同時に俺が最初にモブが言ってた情報を直接父親からゲットした」

イケメン「その環境や、男と別れ話を繰り出されて美は号泣しているとモブに聞かされて俺はある仮説を立てた」

イケメン「それは、美ははじめこそ金目当てで男に近づいたが、断られ続けるごとに逆に欲しくなってしまい」

イケメン「最終的には、好きになってしまったという仮説」

モブ「それは見事的中した」

男「幼とか委員長とかの地元民ならわかるかもしれないけど、俺らが中一の時、中一の女子が親父をコロシタってニュースあったじゃん?」

幼「あれが美さんってことなの?」

イケメン「おそらく、たぶん男と別れた理由は浮気みたいなことをさせてくる父親のせいだと思った」

イケメン「だからいなくなれば援助交際もしなくていい、だから男と付き合えると思ったんだろう」

男「そして、親父をコロシタあと警察に捕まった」

男「美は気を失って、意識を戻したころにはパニック症状を起こしたり、記憶がなくなってたりと・・・」

男「完全に俺のことはおろか、自分のことさえもわからなくてっていた」

男「美は施設に入れられて、俺はその施設長とある約束を交わした」

男「それは年に一回だけなら美と会っていいというものだった」

男「でも、美は完全に俺のことを忘れてしまっていた・・・」

男「そんな経験をしたからかな、フラれたって落ち込んでた友1を見過ごせなかったんだ」

友1「ちょ、急に何暴露してんだよふざけんな」

友1「まぁ、本当にお前には感謝してる。おかげで立ち直った」

軍「ふーん、借りがあるってそういうことかー」

友1「うるさい」

男「俺は小だけではなく美も不幸にした」

男「小にはきちんと会って謝りたいし、美とは俺の知ってる美と会えるまでずっと可能性を信じていきたいし、諦めるつもりもない」

男「だからこの場で言わせてもらう・・・」

男「幼、お前は小さいころからの付き合いだが、ごめん、完全に家族としか見れない」

幼「だろうね、私も今回の一件でそうだって確信したよ」

男「たぶん、女さんに嫉妬してたろ」

幼「たぶん、それかな」

男「じゃー次に女さん、こんなことに巻き込んでまずごめん」


女「・・・・私、美さんが意識戻っても諦めないから・・・」

女「私が男を惚れさせてやる・・・」

男「どっかで似たようなこと聞いたわ」

軍「大丈夫、女のところはしっかりとした家庭だから」

女「援助交際もしてないよ!」

男「そういう問題じゃない・・・」

イケメン「・・・・でも男、どうするんだ」

委「まだあるのか?」

男「・・・施設長に言われた、美に会うのは今年で最後にしてくれって・・・」

男「急だから最後にもう一回だけ会えるチャンスがある、もちろん今年中に一回」

男「その一回で記憶が戻らなかったら、もうこれ以上会わないでくれって・・・・」

イケメン「つらそうな目で美を見るお前を見るのがつらくなったんだよ、施設長も、俺も、きっと美も・・・」

男「だからラストチャンス・・・・」

女「それでもしさ、男は考えたくないかもしれないけど、戻らなかったらさ」

男「欲張りだなー、でもそういう女さんが可愛すぎてしかたないwwwwwww」

軍「まじそれなwwwwwwww」

女「う、うるさい」カァー

そこからは時間を忘れて沢山話した、俺は今この瞬間が今まででサイコーに楽しかった。
悩みが吹き飛んだからかもしれない。
それもこれも、幼をはじめとしたみんなのおかげだった・・・・

トントン

男「どうぞー」

小「入るね」

男「え・・・・?」

イケメン「え・・・・?」

委「(・∀・)ニヤニヤ」

軍「よくやったぜ、委員長」(・∀・)bニヤニヤ

男「小!!元気だった久しぶり!!本当小学生の時は守ってくれてありがとう!!!あえてうれしいよ!!!」ペコ
イケメン「すまん!!!俺は人として、いや男として最低なことをしちまった!!!謝っても謝り来てねぇー!!」ペコ

小「ちょ、二人とも激しすぎwwwほら、顔上げて!!」

小「まずは男ね!今度なんかおごってよー」

男「どっこいしょういち!」

小「次はイケメン!」

イケメン「・・・・」

小「許さない・・・・」

イケメン「だよな・・・・」

小「許さないから・・・・・その代わり責任とっとね?」

イケメン「!!!??」



委「やっぱり、私とはどこか違うんだな」

軍「なんか言った?」

委「別にー」

女「なんか嬉しそうだね」

委「そうかなぁ?」



友1「なぁなぁ、何この超展開、俺の思考追いつけねぇーよ」

モブ「奇遇だな、俺もだ」

モブ「やっぱ俺らって心の友だよな」

男委「その心の友に俺も入れてくれ」

友1「俺らはとっくに心の友だぜ」



幼「男?」

男「なんだ?」

幼「頑張ってね?」

男「あぁ、久しぶりに会いに行ってくるよ・・・」

退院したらすぐに美に会いに行く。作戦なんてない、第一に、彼女に会うのに作戦なんて必要なのだろうか。
デートに行くならまだしも、話に行くだけで作戦はいらないと思う・・・。

だって俺は会いに行きたいんだ・・・・。美に・・・・・。




はい、次回から最終章です

最終章ですが、短いです



『「会いたいよ」「会えるかな」』

施設長「男くん、意外と早かったね」

男「施設長、最後のチャンスありがとうございます」

長「にしてもはやいね、まだ午前6時だよ?」

男「今日一日ください、絶対彼女と会って見せます」

長「そうか・・・・実はな、なぜ君に今年中に会うのをやめてくれと言ったかわかるか?」

男「自分の勝手な解釈ですが、施設長が俺を見るのをつらくなったのかと」

長「もちろん、それもあるがそれだけじゃない」

男「っといいますと?」

長「美さんを引き取りたいという人が現れた」

男「そんな!だって美には親が・・・・」

長「そう、親なら引き取れる」

男「まさか、母親が・・・・」

長「これも義務なんだ・・・・だが、美さん自身が否定すればあんな親に渡さなくても大丈夫な可能性がある」

男「あんな親って」

長「見るからに言い方悪いがDQNそのものだ。あんなの親とは言えない・・・」

男「そんなにひどかったんですか、美の母親」

男「それに、記憶を取り戻したところで親に引き渡さなくても大丈夫な可能性はかなり低いんですよね」

長「でもな、美さんが記憶を取り戻すことはその可能性よりもさらに低い。それでもやるk 男「やるに決まってます!!!」

長「よし!!!最後だぞ!!!いけるな!!!!」

美「こんにちは、おとこさん」

美「きょうはなんのおはなしをしてくれるんですか?」

男「今日は昔話をしようかなって」

男「まぁ短いから聞いてくれないか?」

美「うん!みじかくてもわたしきくよ!!」


そこから俺は幼たちと同じ内容の話を美にした。
もちろん、名前は隠して・・・・
例えば、俺のことは男だとか、俺をいじめてたやつを仮に悪と呼んだりとか
兄ちゃんは強先輩とか俺が今好きな女子は美って呼んだり・・・


男「これで、昔話は終わり」

美「なんか、そのおとこってひとたいへんだったんだね」

男「そう、大変だったらしいよ」

男「ねぇ、男は美に会えると思う?」

美「あえるよ!だっておはなしのしゅじんこうはかならずはっぴいえんどなんだもん!」

男「・・・・そうだよね」

男「俺さ、この物語で一番好きな言葉があるんだ」


俺はみんなに洗いざらい全部話したあの日、俺と美をつなぐある言葉を思い出した。
その言葉は美だけではなく、俺も考えも変えた言葉だった。
だから、この言葉で美はきっと変わる。
いや、戻ってくる、また楽しい日々が・・・・。
きっとまた会えるんだと・・・・。

美「おとこさん?そのいちばんすきなことばってなに?」

男「俺のことを必ず好きにさせてあげるから俺と付き合って」

俺は自然と、これに関しては本当に自然と涙がこぼれた・・・・。
そのせいなのか、これが震えていた・・・・。

俺は美の目をじっくりと見て泣きながら・・・・その言葉を・・・・

美「・・・・・・・」

反応がない・・・・・相当恥ずかしいよこれ
美の奴、よくこんな恥ずかしい言葉を俺に言えたな

美「わかる、私もその言葉好きだったんだ」

どうやら、だめみたいだった・・・・
最強の矛は美の心の底にある俺の記憶を突き刺せなかった・・・・

男「・・・・や、やっぱり?み、み、み、美ちゃん、わ、わ、わ、か、ってる、ね、、、」グスン

美「だってさ」

美は立ち上がり、俺の近くのところまで耳元で囁いた





美「だって、私が男を落とすためにない知恵を使って考えて考えて出した言葉なんだから・・・・バカ野郎!!!!!」

何がなんだかわからなかった・・・。ただ、俺は無意識に美を抱きしめて泣いていた・・・・。

男「ずっと、ずっと会いたかった・・・ごめん、おれ、お前のこと好きなのに、お前のことを気づけずに・・・・!!!!」

美「私こそ、男に言わなくてさ、本当に、ごめん!!私も男のことが一番大好き!!!」

美「あと、一応私たち一回別れてるよね・・・?」

男「そ、そう、だよね・・・・」

美「ねぇ、もう一回告白してよ」

男「はぁぁ!!!!」

美「じゃないと、付き合えないしなー」チラ




男「お、お前が俺のことを好きにさせてやるから、俺と付き合って」カァー

美「何言ってんの・・・・」







美「お前が私のことを好きになる前から私はお前のこと大大大好きだってーの!!!」




別室にて・・・・男たちの様子を見ている

長「よくやった、これでよかったんですね」

施設の人改め美母「うん、初めて見たけど男くんって結構な優男ね」

長「彼に託しただけはありますよね」

美母「私は美を捨てた。今更受け取り義務はないのよ」

美母「美には私みたいになってほしくない、幸せになってほしいから」

警察「まぁ、記憶障害でしたし、虐待もあったそうなので刑もわりと小さいですよ」

美母「お金ならあるわ、刑を無くしなさい」

警察「まぁそこらへんはぬかりありませんよ」

長「それより、ネタバラシしないんですか?」

美母「なんのこと?」

長「受け取りの件です」

美母「あれは本当よ、男くんが美の記憶を戻せなかったら私が受け取るつもりだったわ」

長「そうでしたか・・・・」

美はその日のうちに施設を出た。
俺の両親に相談して美をどうにかうちに入れさせてくれないかと相談しようとしたら
兄ちゃんがもうしてくれてた・・・・
美は弟と会うのは初めてらしく、弟が美の美しさに照れすぎていた

翌日には美の母親がうちに訪ねていた
殴りこみかと思っていたら逆で、
金の援助は任せろ、その代わり美を一生幸せにしろよ
っと言われた。
俺は満面のドヤ顔で
あったり前田のクラッカーって言ってやったら父ちゃんに殴られた・・・

どうやら美の母親はかなりの金持ちらしい、しかも、来年から俺と同じ高校に通うことになった。
金の力ってすげーって思った瞬間だった。

美は前みたいに体を求めなくなった。たぶん怖いんだろう。
でも俺はそれでいいと思う。
記憶をなくす前、俺の体を何度も求めたのは愛情表現がわからなかったからなのかと思うと
今の俺は美が心配にならないようなくらい愛情をたくさん美に表現しようかと思った。

美はかなり勉強が遅れていたけど、美母が選びに選んだ教師にミッチリ授業を受けさせられて
学校に通うまでの間で、もう俺らと同じ範囲までマスターしていたどころか、俺よりできてちょっと悔しい
たまに勉強見てもらおうかと思っている

美のことを知っているメンバーには来年までのお楽しみとして顔はまだ見せてない
友1と男委が俺ん家まで来てみようとしていたが、美母が用意していたSPに完膚なきまでにボコボコにされていて
焦った。マジ美母は敵に回したくない

女さんは案外簡単に諦めてくれた。でもその代わりに、美を私の唯一無二の大親友にさせろって言ってきた。
美さんに女さんと俺の関係のことを話してみると
「ほほう、挑戦状かな?受けてたとう!!特別に女さんを私の家にご招待するのだーー!!!」
いや、ここ俺ん家っていうかそうか、美の家でもあるのか・・・・なんか照れる



さっそく女さんをうちに呼んだら二人はなぜか意気投合。
初対面じゃないくらいに仲良くなってて女子ってやっぱ怖いって思った。
マジでこの二人唯一無二の大親友になる気だよ



そして、三学期がスタートして、美が俺のクラスにやってきた
学校と美母が組んで、俺の隣の席を美にしてくれた・・・。マジ財力ぱねぇー

そこからみんなに美を紹介した。
結構みんなフレンドリーに絡んでくれて、俺はすっげー嬉しかった
もちろん、美は美人転校生として一躍有名になった
どうやらいろんな先輩やら同級生、他校の生徒まで狙ってきたが
美の彼氏があの県の不良をすべてに慕われている男の弟としり、狙ってくる奴はほとんどいなくなった
たまにストーカーに会うらしいけど、そいつらはSPさんに始末してもらいました

男「お前なにしてんだよ、美をストーカーするなんて」

友1「いやぁー、もっと美ちゃんと触れ合いたいなーっておもてー」

男「お前、よくそれ彼氏の前で言えるな」

友1「じゃーいい女の子紹介してくれよー」

男「軍曹がいるだろ」

友1「・・・・・・・・・」

男「あれ?脈あり?」

友1「やめろ!!照れるだろ!!」

男「(・∀・)ニヤニヤ」

SPさんも人柄がよく、うちの隣に家族ごと引っ越してくれた。
その後SPの数が増えてここら一体の家は全員顔見知りになった・・・。

SP SP SP 我が家 幼馴染家 SP SP

SP SP SP SP SP SP SP  SP SP

っと完全に包囲されました・・・・。
結局高校三年生まで特に事件もなかった

しいて言うなら軍曹と友1や委員長と男委をくっつけようとしたり
女が女子を狙い始めようとしたり、イケメンと小がより戻して小がイケメンをプロポーズしてたり
その様子を動画で納め後日二人やその家族に見せびらかしたり
高校生で何やってるんじゃお前ら!!!っていうか、俺らかwwww
結局、幼と女は彼氏ができることはなかった、ついでにいうと俺のために頑張ってくれたモブも・・・・wwwww

なんやかんやあったけど、これで俺らはよかったんだって思ってる。
またいつかの同窓会で会った時にこの時のバカを言い合って笑って話せる、

そんな事件やらなんやらを起こして・・・・

大学はみんな同じにするかとか考えてる・・・・。
だけど、それはまた別の話・・・・。

これで俺の初恋から最後の恋までの昔話は終わり。
今度は未来の話をしたいな・・・・。

もちろん、聞き手は俺ら仲良しグループの
俺・美・幼・女・友1・軍曹・委員長・男委・イケメン・小・モブの11人と・・・・・・



男「なぁ、美?」

美「ん?」

男「幸せか?」

美「それ聞くの?」

男「聞かなくてもわかるか」



軍「あのバカップル、教室でなんか語り合ってんだけど」

友1「おーい男ー、丸聞こえだぞー自覚しろー」

委「全く、しかたないやつらだ」

男委「でも、そこがあいつららしいつーかな」

イケメン「俺が手助けしなかったらあいつらここまで好きにならなかったよな?」

小「こら!何自分をいいやつだみたいに仕立て上げようとしてんの!」

モブ「確かに、お前はもっと反省すべきだな」

女「全く、うらやましいっちゃありゃしない」

幼「なぁに~wwwwww?嫉妬しっちゃってんの~wwwwwwwww?」

美「男ぉ~、うちのクラスの女が私に嫉妬しちゃってるwwwwwwwwww」




男「うちのクラスの女さんが可愛すぎてしかたないwwwwwwwwwww」

途中消えてましたが、一応完結しました。
最後まで読んでくれた方、途中まででも読んでくれた方
東西ネタ祭りに関係してくださった方々
すべての人にありがとうと伝えたいです

終わる方がちょっと無理矢理感あったわwwwすまそwww
後日談とか番外編的な話もまた後日別のレスで投下するかも、自己満足で

ここまで、本当にありがとうございました!!!

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1111385.png

人間関係図
自分でもごっちゃになってたから確認のために作った

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