こちらはモバマスssです。
また、オリジナル設定や、クトゥルフ成分に加えてオリキャラまで登場します。アレルギーのある方はお控えください。
仁奈「プチの気持ちになるですよ!」
仁奈「プチの気持ちになるですよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482189513/)
こちらの続きです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482770384
プチにな「ゴゼイマス?」キョロキョロ
みりあ「わーっ、かわいい!仁奈ちゃんそっくりだー♪」
仁奈「みりあおねーさんもそう思いやがりますか!」
みりあ「うん!、仁奈ちゃんとおんなじぐらいかわいい?」
仁奈「かわいいだけじゃなねーですよ。」
プチニナ「ゴゼイマス」ポン モコモコ
みりあ「すごーいっ!、羊さんだー♪」
仁奈「羊さんの気持ちになるですよ!」モコモコ
莉嘉「仁奈ちゃんも羊さんになってるー!」
みりあ「モコモコだー!」
仁奈「みりあおねーさんのモフモフ気持ちいいですよ」
莉嘉「みりあちゃんずるーい!なら、莉嘉こっち?」
プチにな「ゴゼイマス、ゴゼイマス」ニコニコ
‥‥
モバP(以下P)「ちひろさん、お仕事中ですので落ち着いてください。」
ちひろ「一枚だけ、一枚だけですから!」
P「そう言いながら連写設定しないでください。それと美嘉さんみりあさんを誘拐しないでくださいね。」
美嘉「や、やだなープロデューサー、そんなこと考えてないよっ?」(ふひひ、みりあちゃんかわいい!)
ちひろ「そもそも、あれを見て行動しようとしないプロデューサーさんがおかしいんですよ!」
美嘉「そうだよ、あんな尊い物に反応しないなんて、あんたそれでもプロデューサー?」
ちひろ「美嘉さん」ギュ
美嘉「ちひろさん」ギュ
P「何が彼女たちをここまでするのでしょうか‥」
その頃
??「次回は私たちが角のない不思議な遺跡を冒険してきますよー♪。」
??「果たして、私がいるこの一行は無事に帰ってこれるのでしょうか‥‥」
??「結果はこれから確かめてくるのでしてー」
3人「来年もよろしくお願いします(でしてー)」
カット!
カメラマン「お疲れ様です。これで本日の撮影は終了になります。」
‥‥
芳野「お疲れ様でしてー」
茄子「芳野ちゃんもお疲れ様ですよ~」
ほたる「お疲れ様です‥」
茄子「ほたるちゃん元気ないですよ~何かありました?」
芳野「悩み事でしたら、わたくしが相談にのりましてー」
ほたる「いえ、次回の撮影に不安しかなくて‥」
茄子「それなら私の幸運をお裾分けですしちゃいますっ♪」ギュー
芳野「お二人だけでずるいのでしてー」ギュー
ほたる「あの、恥ずかしいです‥もう平気ですから。」
茄子「あれ、ほたるちゃんのバック動いてません?」
バック ガサゴソ
芳野「いやな感じはしないのでしてー、茄子殿は何か感じまして?」
茄子「私も悪いことはないと思いますよ~♪」
ほたる「バックの中‥‥あ!」
プチほたる「スイマセン」フワフワ
茄子「かわいいらしいですねっ♪ほたるちゃんこの子どこで拾ってきたんですかー?」
芳野「これは‥‥そこはかとなくそなたの気配を感じます-。式神‥とはまた別のようでしてー」
ほたる「お二人とも人ですよね‥」
茄子「そうですよー、ちょっと運の良いどこにでもいるアイドルの茄子ですよ~♪」
芳野「まだまだ(神の)修業中の普通のアイドルでしてー」
ほたる「普通?」
茄子「ほたるちゃんもわりと人のこと言えませんよ~」
ほたる「‥‥そういえばどプチちゃんが静かですが、何して‥‥」
ブオーブオー
ほたる「何してるんですか!」
芳野「ほたる殿の御守りと波長が合っておりましたので付喪神へと昇格させたのでしてー」
茄子「それいいですねっ!なら、私はほたるちゃんの御守りに私の幸運注入ですよー」
ほたる「‥‥え?」
芳野「これで安心なのでしてー」
ぷちほたる「‥‥クラクラスル‥」ピカー
ほたる「あの、しゃべるようになってるんですが‥」
芳野「仕様でしてー」
ほたる「光ってるのは‥」
茄子「変身中は光るものですよー♪!」
ほたる「ほんと何でもありですね、お二人は‥」
ぷちほたる「アルジヲマモレルデショウカ‥マモリマス!」
茄子「芳野ちゃんそれでできそうですか?」コソコソ
芳野「あとちょっとでして‥」コソコソ
ほたる「今度はいったい何してるんですか‥」
芳野「ボソボソ、でしてー」ポン
プチよしの「デシテー」
プチかこ「カコデスヨー」
ほたる「もう驚くのも疲れました‥、なんですかこれ?」
芳野「式神をこの子に合わせて作ってー」
茄子「私が成功するように祈っただけですよー」
ほたる「もうやだこの2人‥」
‥‥
夜
P「今夜は妙に人が多いですね。」
寒さが増し、色とりどりの明かりがともる町中を1人歩く。行き交う人々はどこか楽しげであり、一部を除いて楽しげである。
P「しかし、なんと言いますか‥‥鬱陶しいですね。仕方ないですし裏道を通りますか。」
大道りを外れて暗い公園へと続く道を行く。しかし‥‥
??「うぅ‥‥どうしてこんなことに‥‥
う、うぇ~~ん!!」
P「どうして、こんな夜に女性の泣き声が聞こえるのでしょうか‥‥」
??「!?」
P「失礼しました。では、私はこれで」
??「あ、待って、待って~!怪しい者ではありませ~ん!これにはワケがあってですね~!」
P「いえ、十分怪しいです。しかし、嘘は言ってないようですね。とりあえずこれをどうぞ。」コート差し出す
??「え、信じてくれるんですか?」
P「ええ、私はこれでも人を見る目には自信がありまして。あなたは嘘をついてるようには見えませんから。」
??「あ、ありがとうございますぅ~!」
P「泣くのは後にしてください。とりあえず場所を変えましょう。」
事務所
P「とりあえず、これを着てください。今の状態はいろいろ問題ですので‥」
イヴ「?」←裸コート、半泣き、男女2人きり
P「隣にいますので終わったら声をおかけください。」
イヴ「全部取られたちゃった時はどうなるかとおもいましたがいい人に拾って貰っちゃいましたー♪」オワリマシター
P「サイズは‥‥見たところ良さそうですね。」
イヴ「はぁ、あったか~い」
P「そちらは差し上げます。それでいい加減お名前を教えていただきたいんですが‥‥」
イヴ「そういえばまだでしたー私はイブ・サンタクロースです~。なにを隠そう私はこの町のサンタクロースなんですよー」
P「サンタクロース‥‥、そういえば今日はイブでしたね、」
イヴ「あれ?反応薄くないですか~」
P「私は宗教が違いますので関係ないです。それでどうしてあの状況になったんですか?」
イヴ「追い剥ぎに襲われて持ってたもの全部取られちゃいまして~。」
P「それでその相手は?」
イヴ「プロデューサーさんが歩いてくるのに気がついてどこか行っちゃいました。でも、今日配るはずのプレゼントももってかれちゃって‥‥」シクシク
P「泣かないでください。」アセアセ
イヴ「だって~‥‥プレゼントのないサンタクロースなんて、ただの人&トナカイですよ~。つまり私、無職なんですぅ~。うぅ~」
P「‥‥人に感動を与えるお仕事でしたさらし上げましょうか?」
イヴ「えっ、お洋服だけじゃなく、お仕事までくれるんですか~。」
P「はい、アイドルと言うお仕事です。イヴさんがよろしければやってみませんか?」
イヴ「アイドルのお仕事ですか~。取られたプレゼントも買い戻したいですし、何よりあなたへの恩返しもしたいですから‥‥アイドル、やりたいです~。」
P「よろしくお願いしますね。」
イヴ「こちらこそよろしくお願いします~♪」
P「後、一つだけ頼みたいことがありまして‥‥」
イヴ「なんでしょうか~?」
イヴ「ここで最後ですね。」
最後のプレゼントを届け終わり一安心です~。でもびっくりしちゃいました。だって突然プロデューサーさんに、「このプレゼントをアイドルたちに配ってきて欲しい」なんて言って大量のプレゼントを渡してくるんですよ。
イヴ「でも、お陰で今年も少しだけだけどサンタクロースできましたぁ~」
プロデューサーさんはきっと、否定しますがこれは私を気遣ってのことだと思うんです。だってこのまま今年プレゼントを配れなかったら私は一生後悔したと思うから。
イヴ「でも、あのたくさんのプレゼントどうやって配るつもりだったんでしょうか‥‥」
カサカサ
きっと当日に来たみんなに渡すつもりだったんでしょうか?私はわずかな疑問とともに新しい私の居場所へ向かうのでしたぁ~
‥
??「けっ!しけてやがる。なんだこのおもちゃの山は!」
子分「まー、まー、兄貴今日はクリスマスイブですし、こういう奴もいますよ、それより財布の方はどうなんですかい?」
兄貴「こっちもしけてやがる。たく、こんなんじゃ割に合わねーぜ!せめてあいつを回しとくんだったな」
子分「えらい別嬪でしたからね。あいつが来なければ出きって言うのに!」
兄貴「まったくだぜ、今度見つけたらぶん殴ってやるか!」
子分「いいっすね!その時はご一緒しますぜ。」ガサガサ
兄貴「そこに誰かいるのか?」
子分「やばいですよ。どうすんですか!?」
??「チューチュー」ガサガサ
兄貴「なんでーい、ただのネズミかよ。」
子分「‥‥」ガタガタ
兄貴「おいどうした!突然震えだして!」
子分「‥今のネズミなんか変じゃあなかったですかい?」
兄貴「はぁ?明らかにただのネズミだったろうが!」
子分「顔が‥‥ヒッ!」
兄貴「なんだってんだよ今度はいきなり倒れやがって!」
子分「やめろ来るなこっちに来るんじゃねー!」
兄貴「だからどうしたってんだよ」
子分「う、うわーー!」
兄貴「おいまて、くっそなんだってんだ!」
そう言ってその男はふと、後ろを振り向く。ガサガサと鳴るゴミの隙間から覗く鼠。しかし、しばらくすると男は気づく。鼠だと思っていたその顔は凶暴な黄色い牙を持った邪悪な人の顔。それに、鼠特有の前歯を持ったそれは醜い二つの目で男を見つめてくる。
兄貴「な、なんなんだよー!」べち
人面鼠「キュー」
兄貴「な、なんでい弱いじゃないかは、ははは!」
人面鼠たち「チューー」
兄貴「痛ーなくそ、一尾じゃないのかよ!」
男は逃げ出す。数匹のが噛みついているのを振り払いながら、ただひたすらに‥‥
どれくらい逃げたのだろうか。10分か、5分か、あまりの現実離れした出来事に時間の感覚は既に崩れている。
兄貴「くっそ、それもこれもあの男のせいだ!あいつさえいなければ俺はこんなとこにいなかったてのによ!」
P「それはこんな顔でしたか?」
兄貴「てめー、よくもぬけぬけと。お前のお陰で散々だったんだよこっちは!この落とし前どうしてくれるってんだよ、えぇ!」
子分「あに、き‥‥助けて、」
兄貴「その声は、てめーもよくも逃げて‥‥」
そう言いかけた男の声は止まる。なぜなら、自信が話し掛けた方向には人影がないのだから。男は回りを見渡す。しかしどこにも人影は見つからずあるのはちっぽけな毛玉の塊のみである。
P「私は割と温厚で優しいんです。ですから命までは取りません。彼のように生きて後悔し続けてください。」
男は気づくそれが、先ほどから追われていた人面鼠だと。しかもその顔はさっきまで話していた子分のものであると。
兄貴「う、うわー、来るな、来るんじゃね-!」
現実と、行動。二つのことから逃げたい。ただその感情だけが男を動かす。
人面鼠「ちゅー」
兄貴「う、来るな来るなくるな!」
P「せいぜい悔い改めてください。私の大切なアイドルたちが悲しむようなことをしたこと‥‥」
そうして町には静寂が再び戻る。まるで何もなかったように‥‥
以上になります。
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