曜「クリスマスは千歌ちゃんと過ごしたいので」 (25)

短編

キャラ崩壊あり


曜「善子ちゃん!梨子ちゃん!協力してください!」

善子「えっ?う、うん.....うん?」

梨子「協力っていうか....特に邪魔するつもりはないけど」

曜「二人ともありがとー!それじゃあまず....」

よしりこ「「?」」

曜「どうやって千歌ちゃんを誘うかだけど」

よしりこ「「そこから!?」」



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曜「まだ誘ってなくて....」

善子「ていうか25日はみんなでパーティとかマリーが言ってなかった?」

曜「うん。だから正確には26日に誘いたいんだけどね」

善子「ふーん」

梨子「普通に遊ぼーって言えばいいんじゃない?」

曜「甘い!千歌ちゃんがいつも食べてるミカンより甘い!!」

梨子「えっ?」

曜「普通に誘った場合を考えてみたんだけどね....」

よしりこ「「うん」」

==
====

千歌「えっ、26日?うん!大丈夫だよ!」

千歌「果南ちゃん!曜ちゃんが26日遊ぼーって!」

千歌「鞠莉さんも大丈夫かな?あっ、黒澤姉妹と花丸ちゃんにも連絡を....」

====
==

曜「ってなりそう」

善子「あー」

梨子「ありえる」

曜「でしょ?」

曜「なので善子ちゃんたちには、千歌ちゃんをどう誘えばいいかのアドバイスをもらおうと!」

善子「ヨハネよ」

善子「まぁそういうことなら、困ってるリトルデーモンを放っておくわけにはいかないわ。ねっ、リリー」フッ

梨子「うん。私とよっちゃんでよければ力になるよ」ニコッ

曜「よーしこー....梨子ちゃん....」ウルウル

曜「ありがとー!!」バッ ギュウウウウ

善子「だからヨハネっ....いたたたたたた!曜のハグの力すごい!」ヨハァ!

梨子「曜ちゃんタイム!タイ....ム....!」リコォ...

曜「あっ!ご、ごめん2人とも!」アセアセ

――――

善子「つまり曜は26日に千歌と二人で過ごしたいのよね?」

曜「よーそろー!」ビシッ

梨子「あっ、それならいい方法があるよ」

曜「ほんと!?」

梨子「ええ。こうすればいいのよ」

==
====

曜「千歌ちゃん、25日のパーティ楽しみだね!」

千歌「うん!曜ちゃんも料理作るんだよね?楽しみだなー♪」

曜「よーそろー!お任せであります!」

曜「.....それとさ、千歌ちゃん」スッ

千歌「?なに?ようちゃ....ひゃっ!?」トンッ

曜「千歌ちゃん、26日は空いてる?」カベドンッ

千歌「う、うん。空いてるけど....」ドキドキ

曜「じゃあさ、私と二人っきりで....」

千歌「うん....」ドキドキ





曜「少し遅めの.....聖なる夜を過ごさない?」

千歌「///」

千歌「はい....///」

====
==

梨子「みたいな」

曜「......」

善子「......」

梨子「......」

曜「それで二人に意見を聞こうと思うんだけど」

善子「うーん、そうね。いきなりは思いつかないけど....」

梨子「あれ!?無視!?私の意見は!?」ガーン

曜「あぁもう!聞かなかったことにしたのに!で、できるわけないでしょそんなの!///」

梨子「え、でも効果バツグンだよ?」

曜「そんなセリフ言えたら二人に相談なんてしてないよ!」

善子「そうよリリー!大体ヘタレの曜にそんなことできるわけないでしょ!」

曜「ぐはぁ!」

善子「あれ?」

梨子「よっちゃん.....」

――――

曜「さて、梨子ちゃんの案は置いといて」

梨子「えー」

曜「えーじゃない」

善子「ふっ。やはりここはヨハネの出番のようね」クックック

曜「おっ、何かいい考えが?」

善子「ええ。ズバリ逆転の発想ね。千歌じゃなくてみんなに働きかければいいのよ」

曜「みんなに?」

善子「そう。みんなが空気を読んで曜と千歌を二人にしてあげるの」

梨子「なるほど。26日はみんな予定あるってことにすれば....」

曜「実質千歌ちゃんと二人きり....」

善子「完璧でしょ?」

曜「完璧だよ!さすが善子ちゃん!」

梨子「あれ?でもそれってこうなるんじゃない?」

ようよし「「?」」

==
====

果南「へぇー、曜ちゃんが千歌とねぇ....まっ、頑張りなよ!」

花丸「マルは応援してるずら!」

ルビィ「曜さん!頑張ルビィ!」

ダイヤ「あくまで学生ですので節度を持って、夜は遅くならないように....」

鞠莉「もー、ダイヤは固い固い!よかったらウチのホテルの一室貸そうかしら?」フフッ

====
==

曜「みんなにバレる!?」

善子「まぁ確かに....私とリリーにだけ相談した意味はなくなるわね」

梨子「曜ちゃんがそれでいいならいいけど....」

曜「.....」

曜「や、やっぱなし!特に鞠莉ちゃんには面白おかしくいじられる未来しか見えない!」

善子「あー、まぁマリーは.....ねぇ?」

梨子「鞠莉さんは.....うん」

曜「ギルキスの二人が鞠莉ちゃんを庇う気がない件について」

曜「ほかの方法ないかな?」

善子「うーん」

梨子「やっぱり壁ドン....」

善子「リリーが見たいだけでしょ、それ」ジトッ

梨子「ななな、なんのことだか」アセアセ

曜「うーん、何かいい方法、うーーーーん.....」ムムム





ガタッ

ようりこよし「「「?」」」

アッ、バカカナン! バカトハナニサ!

梨子「今部室の外で音が.....あっ」ガラッ

果南「ど、どうも梨子ちゃん」アハハ

鞠莉「キ、キグウねー」アハハ

曜「果南ちゃん!?鞠莉ちゃん!?」

善子「奇遇って....どう見ても隠れてたでしょ」

善子「っていうか果南の後ろ.....」

千歌「!!バ、バレた!?」

曜「千歌ちゃん!?」

曜「も、もしかして私たちの話聞いてた?」アセアセ

千歌「えっと.....その.....」





千歌「....うん///」

曜「」

果南「部室の前で千歌が止まってたから何かなーって思ったらさ」

鞠莉「曜たちがインタレスティングな話をしてたってわけ!あっ、私と果南は途中からだけど大体聞いてたわ」

曜「」

善子「やめてマリー。曜のライフはもう0よ」

梨子「曜ちゃーん。帰って来てー」ユサユサ

善子「こうなったら今言うしかないわよ、曜」

曜「えっ、今!?何を!?」

梨子「千歌ちゃん誘うんでしょ?」

曜「え!?あっ、うん!」





曜「ち、千歌ちゃん!!」

千歌「ふぁい!?」ドキッ

曜「そ、その.....」

千歌「うん....」

曜「ク、クリスマスの次の日の....26日なんだけど....さ」

千歌「う、うん」

曜「その.....」

千歌「......///」

曜「えっと.....」ポリポリ

千歌「......」

曜「.......///」

千歌「.......」





鞠莉「あっ、ホテルの一室空けとこうか?」

よしりこかな「「「鞠莉(さん)――――――――!!」」」

鞠莉「ホワッツ!?た、大切なことでしょ?」

梨子「雰囲気が!雰囲気がですね!」

善子「やっぱりマリーはマリーなんだから!」

果南「私が口を塞いでおくべきだったよ!」

鞠莉「な、なによ!?曜がなかなか言わないから軽いジョークを言っただけでしょ!」

曜「私のせい!?」

曜「あ、千歌ちゃ....」





千歌「曜ちゃんのアホーーーーー!!」

曜「!?」

千歌「鞠莉さんの言う通りだよ!長すぎるよ、タメが!っていうかクリスマスに誘われたらさすがの千歌も空気読めるよ!多分!」

千歌「ぶっちゃけ外で盗み聞きしてるときも恥ずかしすぎて暑いくらいだったんだよ!?///」

曜「逆ギレ!?」

千歌「もういいもん!私暑いから外走ってくる!」スタスタ

曜「あっ、千歌ちゃん!」

千歌「なに!」クルッ

曜「26日空いてる?」

千歌「あ、空いてるよ!じゃあね!」ガラッ タッタッタッ

曜「あっ、ちょ、待って千歌ちゃん!?待ってー!!」タッタッタッ

梨子「.....行っちゃったね」

善子「結局なんだったのかしら」

果南「いやー、なんか幼馴染二人がごめんね?」

梨子「あ、いえ....」

鞠莉「ほらほら♪やっぱり私の一言で丸く収まったでしょ?」ウンウン

善子「.....」

梨子「.....」

果南「.....」

よしりこかな「「「それはない」」」

鞠莉「あれ!?」ガーン

――放課後――

善子「曜は26日大丈夫かしら」

梨子「ふふっ、多分大丈夫だよ」

善子「ならいいけど」

梨子「......」

梨子「ちなみによっちゃんは26日ヒマ?」

善子「?ええ、まぁ」

梨子「じゃあ私の家に来ない?」

善子「.....え?」

梨子「.....」

善子「.....」

善子「なるほど、そういうこと.....もちろん行くわ」フフッ

梨子「!!」

善子「リリーもあの二人が心配なのね?」





梨子「.....へ?」

善子「リリーの家は千歌の家の隣だし.....なるほど二人を見守るにはうってつけの場所ね」フフッ

梨子「......」

善子「?どうしたの?」

梨子「知りません」プイッ

善子「???」

梨子「.....はぁ、もういいよ。ほんとよっちゃんはよっちゃんなんだから.....」

善子「何かすごくバカにされた気がするんだけど」

梨子「なんでもないでーす」

善子「くっ、リトルデーモンのくせに....反抗期?」

梨子「リトルデーモンって反抗期あるんだ....」

梨子「ほら、みんなバス停で待ってるから早く行こ?」

善子「はーい」

善子「あっ、そうだリリー」

梨子「?なに?」

善子「少し早いけど....その」

梨子「?うん」

善子「メリークリスマス」ニコッ

梨子「!!」

梨子「....うん。メリークリスマス」ニコッ

おわり

前作

梨子「よっちゃんのどこが可愛いのかわからない」

梨子「よっちゃんはね♪」

善子「リリー、ポッキーゲームするわよ!」

ルビィ「そういえば明日はハロウィンかぁ」

梨子「そもそもなんで私とよっちゃんが仲良いことになってるの?」 曜「はぁ」

Aqoursの何もない一日

【サンシャインSS】善子「リリーのバカ!変態!」 梨子「ありがとうございます!」

【SS】ルビィ「善子ちゃんはルビィの話を聞かない」

花丸「マルと結婚しよう!」 善子「なんでよ!」

鞠莉「ダイヤ!ハグして!」 ダイヤ「はい?」

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