桃華「桃華ちゃん電鉄、ですわ」 (58)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。
書き貯めありです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481278712

桃華「ゲームの紹介…ですの?」

ちひろ「はい!」

梨沙「それをアタシ達で?」

ありす「どんなゲームを紹介するんですか?」

ちひろ「はい、これからお正月に向けてご家族が集まる所で盛り上がること間違いなしなボードゲーム系です!」

梨沙「ボードゲーム…つまり人生ゲームとかモノポリーみたいなヤツってことね?」

ありす「ゲーム…人生…タカラゴ…うっ、頭が…!」

桃華「ありすさん!?」

梨沙「どうしたの?」

ありす「いえ…何か変な電波を受信しまして…」

ちひろ「こほん、その通りです、そしてこの度桃華ちゃんをイメージキャラクターにしたゲームが発売されるんです!」

梨沙「へ~!桃華いつの間にそんな仕事してたのよ」

桃華「ああ…何かで写真を何枚か撮ったことがありましたわね」

ありす「凄くアバウトですね」

ちひろ「桃華ちゃんが出演したりするわけではありませんでしたしね…本格的に作られるかどうかもその時は微妙でしたし」

梨沙「まぁ何はともあれ今は完成したんでしょ?何てゲームなの?」

ちひろ「よくぞ聞いてくれました!プレイヤーはプロダクション社長となって全国津々浦々を飛び回り自分の会社を大きくしていくことになります」

桃華「ふむ…」

ちひろ「その名も『桃華ちゃん電鉄』!略して『桃t」

ありす「アウトォォォォォォォォォ!!!」

桃華「ひゃっ!いきなり大声を出して…なんですの!?」

ありす「すみません…ですけどその名前…色々アウトじゃないですか?」

梨沙「何か似たようなのあるの?」

ありす「以前菜々さんが持ってきて下さった古いゲームにそんなのがあったかと…」

ちひろ「…そういう権利関係は権利元を札束で引っぱたけばなんとかなりますから♪」ニッコリ

ありす「アッハイ」

桃華「随分な力技をされたようで…何にせよ、わたくしがイメージキャラクターを務めるゲームが無事完成したことは良い事ですわね!」

梨沙「それで、アタシ達はこれを紹介すればいいのね」

ちひろ「ただ紹介するだけというのも寂しいので、皆さんには実際にこのゲームをプレイしていただきます」

ありす「なるほど、それでその様子を撮影して見てもらうということですか」

ちひろ「その通りです!」

桃華「ですけど…わたくしはそもそもゲームをあまりしませんわ、見て下さる方を楽しませられるでしょうか」

梨沙「アタシも別にゲーム得意ってわけじゃないし…紗南とか呼んだ方が良いんじゃない?」

ありす「それについては特に問題無いかと、元ネタ通りなら複雑な操作は要求されないでしょうから」

ちひろ「そうですね、むしろゲームに不慣れな方でも安心して楽しめるという事が示せるのであまりゲームをやるイメージの無い子の方が良いです」

桃華「なるほど…わかりましたわ!わたくし達でこのゲームの楽しさを知らしめてさしあげます!」

ちひろ「では…撮影当日はよろしくお願いしますね」

桃華・ありす・梨沙「はーい」

(当日・撮影ブース)

桃華「皆さん、ごきげんよう!櫻井桃華ですわ!」

ありす「こんにちは、橘ありすです」

梨沙「的場梨沙よ!よろしくね!」

桃華「本日はわたくしがイメージキャラクターを務める『桃華ちゃん電鉄』のPRということで、こちらの3人でその魅力を皆様にお伝えしていきたいと思いますわ!」

ありす「それでは、まずはゲームのPVをご覧ください」

(PV放送中)

スタッフ「はい、オッケーでーす」

スタッフ「PVが流れている間に各自席について下さ~い」

桃華「はいですわ!」

梨沙「ああ桃華、アンタはコッチよ、ありす急いで!」

ありす「わかってますけど…ちょっとコードが邪魔で…」

スタッフ「…PVあけま~す」

桃華「はい、いかがでしたか?」

梨沙「PV見てもらった所で、今度はアタシ達が実際の製品をプレイしていくわよ!」

ありす「では…画面、出ますか?」

『桃華ちゃん電鉄!』

桃華「タイトル画面が出ましたわね」

梨沙「桃華が中央に居て…周りにウチのアイドルが色々描かれてるわね」

ありす「椎名さんに大原さん、三村さんに菜々さん…皆さんの特徴が捉えられていてこの画面を見ているだけでも楽しいですね」

梨沙「まぁいつまでもタイトル眺めているだけじゃ宣伝にもなんないけどね」

桃華「そうですわね、それでは…ゲームスタートですわ!」

『こんにちは!わたくし司会のPと申します!』

『アシスタントの千川ちひろです♪』

桃華「あら、お顔がPの字になったアナウンサー風の方と…こちらはちひろちゃまですの?」

梨沙「この二人がナビゲーターになる感じなのね」

『これから楽しくゲームをしていただくにあたって、プレイヤーの情報を入力していってください』

ありす「…まずは参加人数を選ぶみたいですね」

桃華「本日はわたくし達だけですので…この人間3人を選べばいいのですわね」

梨沙「次は名前を決めるのね」

桃華「では…わたくしは素直に『ももか』社長で」

梨沙「アタシも普通に『りさ』社長で良いわ」

ありす「私は『たちばな』社長でいきます」

梨沙「ありす…」

ありす「いいじゃないですか!別にこのくらい!」

桃華「はいはい、次にいきますわよ!」

梨沙「次は…順番決め?」

ありす「シャッフルします?」

桃華「折角ですし、やってみましょうか」

『それでは、順番をシャッフルします!』

『プレイする順番はたちばな社長、ももか社長、りさ社長、の順番に決定しました!』

桃華「最後にプレイする…年数?を決めるようですわね」

ありす「今回は1年でやってほしいそうです」

桃華「わかりましたわ!」

『こちらの設定で開始します』

『社長の皆さん、4月ですよ~!』

桃華「いよいよゲーム開始ですわね!」

梨沙「順番はさっき決めた通りだから…まずはありすね」

ありす「はい、がんばります」

『社長のみなさん!アイドルマスター目指して頑張って下さい!』

『では最初の目的地を…アシスタントの千川さん!』

『はい、それでは皆さんに最初の目的地を決めていただきます!』

桃華「パネルが明滅し始めましたわ!」

梨沙「色んな地名が見えているわね」

ありす「基本はここで指定された目的地に向かって進んでいくゲームですね」ポチッ

『目的地は大阪に決定しました!』

『皆さん、一番乗り目指して頑張ってくださいね!』

「たちばな社長!大阪に向かいましょう!」

ありす「出発地点は東京なんですね」

ありす(短期決戦ですし…カード稼いだりはしないで素直に目的地へ向かいますか)

ありす「…あれ?このガチャっていうのは何ですか?」

ちひろ「はい、そちらはですね」

桃華「あらちひろちゃま?」

梨沙「しゃべっちゃっていいの?」

ちひろ「改めまして、シンデレラプロダクション所属のアシスタント、千川ちひろと申します」

ちひろ「本日は声だけの出演ですけど、コマンド等の説明を行わせてせていただきますのでよろしくお願いいたします」

ありす「ではちひろさん、このガチャというコマンドは何なんですか?」

ちひろ「はい、そちらは所持金を消費してカードを1枚入手することが出来ます」

ありす「なるほど…この黄色の駅とは別にカードを入手する手段があるということですね」

ちひろ「はい、ですのでカードの引きがとても重要になってきますね」

梨沙「そのガチャはいくらで引けるの?」

ちひろ「100万円で1回ですね、そこから年数が上がる毎に200万、300万と増えていきます」

ありす「初手で1000万ありますから…とりあえず10連は出来ますね」

桃華「引いてみるのですか?」

ありす「カードはなんだかんだ重要ですからね…とりあえず3回だけ引いてみます」

「社長!『良いカードを手に入れるにはガチャが一番』と言いますからね!パーッとガチャをしてみましょう!」

『姫川友紀カード』を手に入れました

『片桐早苗カード』を手に入れました

『南条光カード』を手に入れました

ありす「カードはアイドルのものなんですね」

ちひろ「全部が全部というわけでは無いみたいですが…アイドルのカードが大多数を占めていますね」

梨沙「何か使ってみる?」

ありす「とりあえずは…サイコロを振って先に進めます」コロコロ

『5』

ありす「それでは5マスで…青マスですか、お金が増えますね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が1300万円増えました!」

「たちばな社長の持ち金、2000万円」

ありす「では、次は桃華さんの番ですね」

桃華「はい、ではわたくしもまずガチャを3回引きますわ」

「社長!『良いカードを手に入れるにはガチャが一番』と言いますからね!パーッとガチャをしてみましょう!」

『橘ありすカード』を手に入れました

『フラワーカード』を手に入れました

『安部菜々カード』を手に入れました

桃華「あら、アイドルの方とは違うカードが出ましたわね」

ありす「フラワー…夕美さんとか渋谷さんに関係があるんでしょうか」

ちひろ「ちなみにカードの効果については実際に使ってみるまでのお楽しみ、ということで説明はしないことになってます」

梨沙「それならもう使ってみたら良いんじゃない?紹介なんだからバンバン使ってみた方が良いわよ」

桃華「そうですわね…では、この『フラワーカード』を使ってみますわ!」

『こんにちは~!』

『私達、チームフラワーで~す!』

梨沙「フラワーってそっち!?」

桃華「法子さんと大原さんが出ていらっしゃいましたわね」

ありす「フラワーの謎は解けましたけど…効果はどうなるんでしょうね」

『私達が全国の駅をもっとステキにしちゃいます!』

『まずはこの駅に…』のそっ

桃華「あら、駅にドーナツが乗せられて…」

『私も負けていられませんね!ではこの駅に!』のそっ

梨沙「今度は他のパンが乗せられたわね」

『まだまだいくよ~!』のそっ

ありす「またドーナツが…」

『こちらもまだまだ~!』のそっ

『もういっちょう!』のそっ

『フゴフゴ!』フゴフゴ

『うひゃ~!全国にドーナツとパンが大量に!』

『社長の皆さんはドーナツとパンが消えるまで駅を通り抜ける事が出来ません!』

桃華「うふふ、お二人の小麦粉好きはゲーム無いでも変わらないのですわね」

ありす「目的地までのルートが寸断されてしまいました…」

梨沙「ちょっと大回りしないといけないかしら」

ちひろ「妨害系のカードは使用するとそこで順番が終わりですので、次は梨沙ちゃんの番になりますね」

桃華「あら、前進出来なかったのは少し痛いですわね」

梨沙「じゃあアタシの番ね!まずはガチャを5回引くわ!」

「社長!『良いカードを手に入れるにはガチャが一番』と言いますからね!パーッとガチャをしてみましょう!」

梨沙「毎回秘書がこの台詞言うの鬱陶しいわね」

ありす「そういうものですから、仕方ありません」

『二宮飛鳥カード』を手に入れました

『三村かな子カード』を手に入れました

『大石泉カード』を手に入れました

『八神マキノカード』を手に入れました

『緒方智絵里カード』を手に入れました

『ぎゃ~!スゴ腕スパイの八神マキノに我が社のデータルームに侵入されました!』

『早く何かしらの手を打たないと毎月カードが1枚ずつなくなっていってしまいます!』

『更に全部のカードを無くすまで八神マキノは居なくならないとか…ひええ~!』

ありす「ウィルスカードみたいなものですか」

ちひろ「そうですね、このマキノちゃんのカードのように持っているだけで効果を発揮するカードもあります」

『…と思ったら、我が社には大石泉ちゃんが居てくれましたな!』

『泉ちゃんが防壁を張ってくれたお陰で八神マキノは退散しましたぞ!ありがとう泉ちゃん!』

『八神マキノカードが消滅しました』

桃華「あら、大石さんが八神さんをやっつけてくださいましたね」

梨沙「助かった~!泉ありがと!」

ありす「運が良いですね」

『あの…緒方智絵里です、あなたに少しだけでも良い事があったら良いなって…』

桃華「梨沙さんの電車の周囲を羽のついた緒方さんが飛びまわっていますね」

ちひろ「あちらも持っているだけで効果を発揮するカードですね、毎月少しだけお金をくれます」

梨沙「なんかあのドット凄い気合入ってない…?」

ありす「多分スタッフさんの中に緒方さんのファンが居たんでしょうね…」

梨沙「さて、どうせだから持っているカードも使っちゃおうかしら、まずはかな子カードをっと」

『こんにちは~、三村かな子です~』

桃華「絵で描かれてもかな子さんは愛らしいですわね」

『あっ!線路上に沢山お菓子が置いてありますね!いただきま~す!』

『かな子ちゃんが物凄い勢いで線路上のドーナツとパンを食べ始めた!』

梨沙「食べ始めたっていうか吸いこんでるわね」

ありす「物凄い笑顔なのがなんとも言えない狂気を醸し出していますね…」

『ふう~、ごちそうさまでした!』

『全国の線路を塞いでいたドーナツとパンが無くなりました!』

梨沙「…とりあえず目的地に進む分には問題が無くなったからいいわ、そんじゃあサイコロを振って進むわ」コロコロ

『3』

梨沙「…新宿?何か色々買えるみたいだけど…ガチャ引いたのもあって何も買えないわね」

ちひろ「そこで物件を購入すると自社のアイドルのステージに出来るので収益が上がります」

ちひろ「駅の物件を全て購入するとなんと収益が2倍になるので余裕があれば狙ってみるといいですね」

ありす「そこらへんはまんま元ネタですね」

梨沙「何も買えないから店を出て、アタシの番は終了ね」

『智絵里ちゃんがそっとお金を置いて行ってくれた』

『りさ社長の持ち金、870万円』

梨沙「こんな感じにお金くれるのね」

桃華「控えめな所も緒方さんらしくて良いですわね」

『社長の皆さ~ん、5月ですよ~!』

ありす「私の番ですね」

桃華「ありすさん、どうされます?」

ありす「とりあえず先を急ぎます、サイコロを…」コロコロ

『4』

ありす「またプラス駅ですね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が1800万円増えました!」

「たちばな社長の持ち金3800万円!」

『社長!我が社のトレーナーが株式投資を行っているそうですよ!』

『なんでもいくらか渡してくれれば倍にして返してくれるとか!』

『社長さえよろしければ一口乗ってみませんか?』

桃華「なんと怪しい…」

梨沙「というかベテさん…酷い役回りね…」

ありす「まぁゲームですし、お金に余裕もあるので乗ってみましょうか」

『わかりました!では社長のお金をトレーナーに預けますね!いくら預けますか?』

ありす「1000万単位でしか渡せないんですか…では最小の1000万で」

(~♪)

桃華「何かバラエティのオチ音みたいなのが流れましたわね」

ありす「あ~…」

『くそう!あのトレーナー投資に失敗して200万にして返してきやがった!』

『世の中上手い話ってのはないものですなぁ』

『たちばな社長の持ち金、3000万円!』

梨沙「賭け金最低にしてたから助かったわね」

ありす「まぁこういうこともあります」

ちひろ「騙すなら騙すでもっと上手い手なんていくらでもありますしね」

桃華「ちひろちゃま…音声入ってますわよ」

ちひろ「あっ、なんでもないですよ!ちょtt音声の乱れがあったようですね!」

梨沙「動揺が隠せてないわよ」

桃華「まったく…さて、次はわたくしの番ですわね」

ありす「桃華さんはまだ開始地点から動いていませんね」

桃華「前に進まなければですけど…ここはありすさんのカードを使ってみますわ!」

『橘ありすちゃんと言えばイチゴ!』

梨沙「断言した!?」

ありす「その通りです!」

桃華「認めるんですの!?」

『なのでイチゴにちなんで15マス進めるようになります!』

梨沙「ちょっと無理やりっぽいけど…」

桃華「何はともあれ15マスも進めるのは有難いですわ!目的地に向けて全速前進ですわ!」

ありす「15マス先は…プラス駅ですね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が2000万円増えました!」

「ももか社長の持ち金2700万円!」

桃華「あら、藤本さんが出ていらっしゃいましたわね」

『えっほ、えっほ、ゴメンね~、ここ工事するから~ちょっとどいて欲しいぽよ~』

『サイコロの目の分どいて欲しいぽよ~、えっほ、えっほ…』

桃華「もう一度サイコロを振れるのですか」コロコロ

『6』

桃華「今度は黄色い駅ですわね」

『社長!ここはカードが貰える駅です!』

『池袋晶葉カード』を手に入れました

桃華「晶葉さんのカードですわね」

梨沙「名前だけだと効果が分かりにくいから微妙に不便ね」

ありす「まぁそれはそれで使ってみる楽しみもありますから」

梨沙「それじゃあ次はアタシね、アタシはそれじゃあ飛鳥のカードを使ってみるわ」

『ボクのカードを使うとは…キミはよほどの変わり者か…もしくはボクと同じような『痛い奴』なのかな?』

梨沙「ゲームでも飛鳥はこの調子なのね…」

ありす「ブレないですね…」

『まあいい…狭いこの日本、急いで進むのも良いが、たまには落ちついて景色を楽しむのも良いだろう』

桃華「…結局何を言いたいのでしょう?」

『他の社長さんもどうだい?孤独というのも良いが、仲間が居るのも悪くはないだろう?』

『…ああすまない、つい話が長くなってしまったね』

『つまりだ、キミ達の進むべき道を決める運命のダイス…』

『次に出るのは皆『2のみ』や』ドヤッ

梨沙「何よそれ!」バァン!

ありす「これだけ長々としゃべって全員2ずつ進ませるだけなんですか!?」

桃華「最後のあの渾身のドヤ顔がまたなんとも憎たらしいですわね」

梨沙「というかなんで最後だけちょっと関西弁なのよ!」

『飛鳥ちゃんカードの効果でサイコロの出目が2に固定されています』

梨沙「しょうがない、とりあえず2だけ進むわ」

ありす「赤マスですね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が800万円減りました!」

「りさ社長の持ち金70万円!」

『智絵里ちゃんがそっとお金を置いて行ってくれた』

『りさ社長の持ち金、440万円』

梨沙「お金が結構ヤバイわね」

桃華「緒方さんのお陰で少し助かりましたわね」

『社長の皆さ~ん、6月ですよ~!』

『飛鳥ちゃんカードの効果でサイコロの出目が2に固定されています』

ありす「しょうがないので今月はとりあえず2マス進むだけですね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が560万円減りました!」

「たちばな社長の持ち金2440万円!」

桃華「次はわたくしですわね!」

『飛鳥ちゃんカードの効果でサイコロの出目が2に固定されています』

桃華「あら、目的地がもう目の前だったのですわね…1、2…やりましたわ!ゴールですわ!」

梨沙「あ~…まさかのアシストしちゃったわね」

ありす「くっ…!ですがまだ挽回の余地はあります!きっと!」

『なんと!ももか社長が目的地に一番乗り~~~~!』

『住民は大歓迎しておりますぞ!』

『目的地に最初に到着された社長さんには、地元からの支援金が渡されます!』

『ももか社長の持ち金、3億4800万円!』

桃華「あら、沢山お金がいただけましたわ!」

梨沙「これでガチャ引き放題ね!」

桃華「わたくしは計画的に使いますから!」

『なお、目的地から一番遠かったりさ社長には素敵なアシスタントをご用意しております!』

ありす(果たしてどなたがこのポジションなのでしょう…)

『ちっひ~!りさ社長!これからお世話になるのね~ん!社長さんのために頑張るのね~ん!』

ちひろ「は?」

『りさ社長、貧…ちひろさんと良い旅を!』

ちひろ「…はぁ!?」

『さて、次の目的地の前に…新しいアシスタントさんを紹介いたします』

『きゃっぴぴ~ん!ちひろさんに変わって、ふれっしゅらぶり~な元アナウンサー!川島瑞樹がお送りしちゃいま~す!』

『さて次の目的地は…』

『鹿児島』

『次の目的地は鹿児島です!皆さん頑張って下さい!』

ちひろ「おかしいですって!どうして私がこの役なんですか!それに今まで正面向いていたから気付きませんでしたけど!なんで貧ぼっちゃまスタイルなんですか!」

梨沙「前だけちゃんとしてて後ろは水着って…凄いカッコしてるわね」

桃華「それよりもあの口調が…ちひろちゃまがあの口調で話していると想像すると…うふふっ!」

ありす「ぶふっ!も、桃華さん!想像させないで下さいよ!…ふふっ、ふふふ…」

ちひろ「くうぅぅ…これは後で開発会社さんとしっかりお話しないと…!」

梨沙「とりあえず桃華、到着した所でまた物件買えるみたいよ?」

桃華「ふふっ…そうですわね、今あるお金で買えそうなものをいくつか買っておきますわ!」

『桃華社長の持ち金、1億9800万円!』

梨沙「じゃあアタシの番ね!お金もあんまり無いし、普通にサイコロ振って進むわ!」コロコロ

『4』

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が2400万円増えました!」

「りさ社長の持ち金2840万円!」

『智絵里ちゃんがそっとお金を置いて行ってくれた』

『りさ社長の持ち金、3210万円』

『ちっひ~!売るりん売るりん!物件を売って経営を楽にするのね~ん!』

『…と思ったら社長さん物件を何も持ってないのね~ん!貧乏もほどほどにするのね~ん!』

梨沙「あっはははは!何よこの口調!ちひろちょっとこれ音読してみてよ!」

ちひろ「絶対イヤですっ!」

桃華「ちひ…ゲーム内のちひろちゃまはプレイヤーに対して妨害を行ってくるのですわね」

『社長の皆さ~ん、6月ですよ~!』

ありす「さて、では私はここで最初に引いた姫川さんのカードを使用します」

『やっほ~!今日はあたしの魔球を披露しちゃうよ~!』

『くらえ~っ!秘球!プリンセスバニッシュ!』

『姫川投手から放たれた魔球が他の社長さん達を襲う!』

『ももか社長の『安部菜々カード』はこなごなにくだけちった!』

『りさ社長の『緒方智絵里カード』はこなごなにくだけちった!』

『他の社長のカードを見事破壊しくれました!サンキューユッキ!フォーエバーユッキ!』

『智絵里ちゃんは最後に四葉のクローバーを一つ残してどこかに姿を消してしまった…』

梨沙「ファ…げふん、智絵里が居なくなっちゃったのは痛いわね」

ありす「姫川さんの名前を見た時からこの効果は予想していました」ぶい

桃華「菜々さんおいたわしや…では、わたくしの番ですしガチャを5回引かせていただきますわ!」

「社長!『良いカードを手に入れるにはガチャが一番』と言いますからね!パーッとガチャをしてみましょう!」

『市原仁奈カード』を手に入れました

『原田美世カード』を手に入れました

『多田李衣菜カード』を手に入れました

『兵藤レナカード』を手に入れました

『八神マキノカード』を手に入れました

『ぎゃ~!スゴ腕スパイの八神マキノに我が社のデータルームに侵入されました!』

『早く何かしらの手を打たないと毎月カードが1枚ずつなくなっていってしまいます!』

『更に全部のカードを無くすまで八神マキノは居なくならないとか…ひええ~!』

桃華「あら…大石さんが居ないのでやりたい放題されてしまいますわね」

ありす「もっとガチャを引いて泉さんを狙ってみますか?」

桃華「いえ…ここはとりあえず何かカードを使うに留めておきますわ」

梨沙「どれ使うの?」

桃華「そうですわね…では原田さんのカードを使ってみますわ」

『美世ちゃんの車に乗せてもらった!サイコロが4個になります!』

桃華「これは便利ですわね、では…それっ!」コロコロ

『6』

桃華「」

梨沙「あっはっは!サイコロ4個振って6しか進めないとか逆に凄いわね!」

ありす「まれによくありますね」

桃華「くっ…何か凄く損した気分ですわ…」

ありす「駅はマイナス駅ですね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が680万円減りました!」

「ももか社長の持ち金1億8620万円!」

『八神マキノが『兵藤レナカード』を消去してしまいました!』

梨沙「じゃあ次はアタシね!カードが無くて辛いから3回だけガチャを引いておくわ!」

「社長!『良いカードを手に入れるにはガチャが一番』と言いますからね!パーッとガチャをしてみましょう!」

『輿水幸子カード』を手に入れました

『小日向美穂カード』を手に入れました

『向井拓海カード』を手に入れました

梨沙「んじゃ、拓海のカードを使うわね!」

『たくみんのバイクに乗せてもらった!サイコロが3個になります』

ありす「…なぜ愛称なんでしょう」

桃華「さぁ…」

梨沙「なんだっていいわ!一気に差を詰めるわよ!」

『12』

梨沙「良い感じ!」

ありす「あっ…途中に私の電車が…」

梨沙「青マス到着!」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が2800万円増えました!」

「りさ社長の持ち金5710万円!」

梨沙「…あれ、ちひろは?」

ありす「途中で私の電車に触ったのでこちらになすりつけられてます」

梨沙「へー、そすればちひろから逃げられるのね」

『社長の皆さ~ん、7月ですよ~!』

『緊急事態です!大阪の町で『大怪蝶・シブヤ』の卵が発見されました!』

『卵が孵化するまでにはまだ時間を要する模様ですが、孵化した時には壊滅的な被害が出ると予想されています!』

『あっ、たちばな社長さん!『南条光カード』を持っていますね!大阪の人々のためにヒーローを呼んでくれませんか?』

ありす「いいえ」

梨沙「即答!?」

『そ、そんな…このままでは大阪の町は…』

『社長の皆さん!一刻も早くヒーローを呼んで下さい!』

桃華「ありすさん!どうして助けて差し上げませんの!?」

ありす「え…だって、大阪に私の物件はありませんし」

桃華「それにしたって、困っている方が居るのでしたら使って差し上げるのが人情というものでしょう!?」

ありす「えっ…だってこれで困るのって桃華さんだけじゃないですか」

桃華「まあ!わたくしが困るのは構わないとおっしゃるのですか!?」

ありす「いや…一応これ対戦ですから」

桃華「うう~…!」

梨沙「まぁ対戦なら相手の妨害はやってナンボよね」

ありす「その通りです、なんでしたら桃華さんがガチャで光さんのカードを引けば良いじゃないですか」フンス

ちひろ「…でもありすちゃん、今回は宣伝もあるので…出来れば使ってみてもらえませんか?」

ありす「あっ…そうでしたね、すみません」

『天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!悪を倒せとアタシを呼ぶ!』

『正義の戦士!南条光!ここに参上!』

桃華「光さんはさすがですわね」

梨沙「ヒーローとかあの子のハマリ役よね」

ちひろ「ちなみにこの前口上、何パターンかあるみたいですよ、製品版を買ったら何度も呼んであげてくださいね♪」

『人々の心の平穏を乱すことは断じて許せん!喰らえ!必殺キーック!!!』

(ドカッ!)

桃華「卵が空の彼方に飛んで行きましたわね」

梨沙「とりあえずこれで一安心かしら?」

(ヒュゥゥゥゥ…ドスン!)

ありす「…えっ?」

桃華「卵が落ちてきて…」

梨沙「光が潰されちゃったわ」

『な…なんということでしょう!我らがヒーローが卵の撤去に失敗してしまいました!』

『しかしまだ卵が孵化するまでには時間があるようです!再びヒーローを呼んで下さい!』

桃華「」

ありす「…こういうこともあるんですね」

桃華「くぅぅ…こうなったらわたくしが…!」

ちひろ「あっ、一応光ちゃんみたいにヒーローを呼ぶカードは1種類じゃないそうなので、他のカードを使ってみるのも良いかも知れませんね」

『ちっひ~!大好きな社長さんのためにカードを2倍の値段で買ってきたのね~ん!』

『カードは大切だから沢山持っていて損は無いよねち~っひ!』

『ちひろは2倍の値段で『島村卯月カード』を買ってきた!』

『たちばな社長の持ち金、840万円!』

梨沙「ぷふっ!やっぱりこれ破壊力高いわ…ふふっ!」

ありす「私、しばらくちひろさんの顔を直視出来ないかもしれません…」

桃華「うふふ、お二人ともちひろちゃまに失礼ですわよ」

ちひろ「………ちっひ~~!!!」

梨沙「ぶっ!あははは!ちひろイキナリそれはズルイわよ!!!」

ありす「あはっ、あははは!これもうダメです!お腹いたいです!あはははは!」

桃華「ぷふっ!ふふふっ!ちひろちゃまごめんなさい…ですけど…ふふふっ!ふふふふっ!」

<しばらくおまちください>

梨沙「は~…笑い死ぬかと思ったわ」

ありす「少々お見苦しい所がありました所…ふくっ、お詫びいたします」

桃華「ありすさん、まだ収まっておりませんわね」

梨沙「だって…ねぇ?」

ありす「ダメです…今ちひろさんの方を見てしまうと…ぶふっ!」

桃華「壊れてしまったありすさんは置いておいて…では、わたくしはこの池袋さんのカードを使ってみますわ!」

『社長!ロボット工学の権威である池袋博士の研究所からきらりんロボ、Noah、Noah(FA)のどれかをプレゼントしてもらえるそうですぞ!』

『ここはやっぱりNoah(FA)をいただきたいものですな~!』

『きらりんロボ』

『きらりんロボを貰いましたぞ!これで何が起きても安心ですな!はっはっはっ!』

桃華「何かロボットを貰ったようですけど…」

梨沙「これはヒーローとは違うの?」

ありす「これは恐らくちひ…別の脅威と戦うためのものかと」

ちひろ「そうですね、今回は1年勝負ですし、恐らく出番が無いまま終わってしまうかと」

『八神マキノが『多田李衣菜カード』を消去してしまいました!』

梨沙「次はアタシの番ね!ちょっと尺を使い過ぎたから巻きで行くわよ!サイコロ!」コロコロ

『4』

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が3200万円増えました!」

「りさ社長の持ち金8910万円!」

『社長の皆さ~ん、8月ですよ~!』

ありす「次は私ですね、サイコロを振ります」コロコロ

『5』

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が5600万円増えました!」

「たちばな社長の持ち金6400万円!」

『ちっひ~!売るりん売るりん!物件を売って経営を楽にするのね~ん!』

『…と思ったら社長さん物件を何も持ってないのね~ん!貧乏もほどほどにするのね~ん!』

桃華「次はわたくしですわね、わたくしは残していても消えてしまうだけですので、仁奈さんのカードを使いますわ」

『仁奈でごぜーますよ~!』

『仁奈は他のおねーさんの気持ちになるですよ!』

『ん~…!だるいでごぜーます…かえってねむりてーでごぜーます…あめくれ…でごぜーます』

『仁奈ちゃんは双葉杏の気持ちになった!』

『双葉杏カード』を手に入れました

桃華「仁奈さん!一刻も早くその気持ちになるのをおやめなさい!」

梨沙「本当にやってたらすぐに着ぐるみひっぺがすところね」

ありす「というかこれ…もしかして全アイドル分あるんですか?」

ちひろ「え~っと…全部とはいきませんけど、仁奈ちゃんのカードが変身出来るものについては全パターン用意されているそうです」

ありす「凄いこだわりですね…」

桃華「これは行動終了にならないのですわね、では続いて双葉さんのカードを使ってみますわ」

『ふあぁ…面倒臭いな~…狭い日本そんなに急いでも良い事ないよ?』

梨沙「どっかの飛鳥と同じような事言ってるわね」

ありす「また全員に対して鈍足系でしょうか」

『他の社長さんもさ~、杏と一緒に寝てようよ』

『杏ちゃんのけだるげな空気に触れ、強烈な眠気が襲ってきた!』

『ももか社長は眠りについた』

『たちばな社長は眠りについた』

『りさ社長は眠りについた』

桃華「ええっ!?」

梨沙「使った桃華まで寝ちゃうの!?」

ありす「さすが双葉さん…」

『八神マキノは新たな秘密を求めて姿を消した』

『りさ社長は眠りについている、グースカピー』

『社長の皆さ~ん、9月ですよ~!』

梨沙「えっ、ちょっとこのまま何も動きが無いまま進んでくの!?」

ありす「まぁ…カードの効果ですからしょうがないですね」

『たちばな社長は眠りについている、グースカピー』

『ちっひ~!売るりん売るりん!物件を売って経営を楽にするのね~ん!』

『…と思ったら社長さん物件を何も持ってないのね~ん!貧乏もほどほどにするのね~ん!』

桃華「ちひろさんはこの状態でも普通に動くのですわね」

ありす「今回は被害が無くて助かりました」

『ももか社長は眠りについている、グースカピー』

『りさ社長は眠りについている、グースカピー』

『社長の皆さ~ん、10月ですよ~!』

梨沙「全員寝てるから1カ月が早いわね~」

ありす「1年勝負でこれは…」

『たちばな社長は眠りについている、グースカピー』

『ちっひ~!売るりん売るりん!物件を売って経営を楽にするのね~ん!』

『…と思ったら社長さん物件を何も持ってないのね~ん!貧乏もほどほどにするのね~ん!』

あl「これはこれで被害が無いのは良いですけど、絶妙にイラッとしますね」

『ももか社長は眠りについている、グースカピー』

『りさ社長は眠りについている、グースカピー』


『社長の皆さ~ん、11月ですよ~!』

『大変です!大阪にあった大怪蝶『シブヤ』の卵が孵化するようです!』

桃華「あっ…忘れていましたわ」

梨沙「覚えていても寝ちゃってるから何も出来なかったけどね」

『大阪の町は…もうおしまいです!』

『フーーーーン!!!』バキッ!バッサバッサ

『アイオライトブルー!アイオライトブルー!』ズバズバズバッ

『ヴォルトオブヘヴン!ヴォルトオブヘヴン!』ビビビーズガーン

ちひろ「私…まだ人間型だった分良かった気がします」

桃華「これ…渋谷さんが見たら怒られますわよ?」

ちひろ「それはそれでご褒…こほん、ちょっとどうにかならないか話し合ってみます」

『大阪の物件は全て崩れ去りました!』

桃華「あら、こちらに損害…所持金のマイナスはないのですか?」

ありす「いえ、先ほどゴールした時に買った物件が無くなっているはずです」

桃華「なるほど…」

『たちばな社長は眠りについている、グースカピー』

『ちっひ~!今日は大好きな社長さんに特製のガチャを引いてもらうのねん!』

『サイコロを振って当たりの数字が出たら豪華賞品をプレゼントなのねん!』

桃華「6が出ると原田さんのカードが貰える…ということですの?」

ありす「そのようですね」コロコロ

『3』

『当てて欲しかったのねん、あっ参加料の1000万円はちゃんと払ってよねちっひ!』

『世の中タダより高いものはないのね~ん!』

『たちばな社長の持ち金、5440万円!』

『ももか社長は眠りについている、グースカピー』

『りさ社長は長き眠りからめざめた!』

梨沙「おっ、やっと動けるわね!」

ありす「残りそんなに時間もありませんし…逆転は難しそうですね」

梨沙「とりあえず幸子のカードを使ってみるわ!何か良い事起きないかしら」

『フフーン!カワイイボクのカードを使うとは、社長さんはなかなか見所がありますねぇ!』

『そんな社長さんにはボクの代わりにスカイダイビングをする権利を差し上げます!』

『えっ?ボクも飛べ?いえここは社長さんに…あっちょ…押さないで…フギャー!!!』

梨沙「ヘリコプターに乗ってそのまま北海道の方に行っちゃったわ…」

ありす「札幌の近くに着地しましたわね」

ありす「輿水さんはぶっとびでしたか…」

梨沙「というか目的地から凄く遠ざかっちゃったじゃない!どうすんのよこれ!」

ありす「これは…もうどうにもならないのでは?」

梨沙「くぅぅ…!」

『社長の皆さ~ん、12月ですよ~!』

『たちばな社長は長き眠りからめざめた!』

ありす「梨沙さんが遠くに行ってしまったのでちひろさんをなすりつけられそうなのは桃華さんしか居ませんが…」

ありす「結構距離がありますし、普通にサイコロを振ります」

『5』

ありす「目的地まで直進すると赤マスですか…寒い時期の赤マスは痛いので少し横にそれて黄色マスに入ります」

『本田未央カード』を手に入れました

『おや?ちひろさんの様子が…』

ありす「…えっ!?」

梨沙「何が起きるの?」

桃華「ちひろちゃまが変身している…?」

ありす「キングは…!キングだけは…!」

『千川ちひろは槇原志保に変化した』

梨沙「…まさかの髪型つながり!?」

ありす「ミニボンビー枠…でしょうか」

『ねぇ社長さん、さっきの喫茶店においしそうなパフェがあったんです!一緒に食べましょう!』

『志保ちゃんにパフェをおごる事になった』

『たちばな社長の持ち金5060万円』

ちひろ「異議あり!どうして志保ちゃんは貧ぼっちゃまスタイルじゃないんですか!私と同じ目に逢うべきですよ!」

ちひろ「…えっ?プロデューサーさんからNGが出た?じゃあなんで私のはOKなんですか!あの野郎後でとっちめてやる!」

mmk「ちひろちゃま…音入ってますわよ」

ちひろ「あっ…こほん、お見苦しい所をお見せしまして失礼しました」

梨沙「後でプロデューサーに文句言っておくのね」

ちひろ「そうします…うふふっ、うふふふ…」

mmk「ちひろちゃまからドス黒いオーラが出ていますわ…」

ありす「プロデューサーさんは果たして生き延びられるでしょうか」

『ももか社長は長き眠りからめざめた!』

ありす「これ以上差を広げられないために槇原さん化は有難いですね」

桃華「残り期間も少ないですし…ここは堅実に前に進みましょうか」コロコロ

『3』

桃華「…赤マスですわね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が4300万円減りました!」

「ももか社長の持ち金1億4320万円!」

桃華「このリードを保てばわたくしの勝ちですわ!」

ありす「しかし桃華さんは物件が全て吹き飛んでいるので赤マスに入るなどすれば逆転の目はまだありますよ!」

梨沙「アタシは目的地には行けないから…とりあえず持ってる美穂のカードでも使ってみるわ」

『こっ、こんにちはっ!小日向美穂です!』

『その…3マス進めます…『みほ』だけに…』カオマッカ

梨沙「かわいい」

ありす「かわいい」

桃華「かわいいですわ」

ちひろ(かわいい)

梨沙「ザ・キュートって感じよね」

ありす「可愛さの暴力です」

桃華「さすがですわね」

梨沙「とりあえず3マス…げっ、どっちに進んでも赤マス…」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が4000万円減りました!」

「りさ社長の持ち金4910万円!」

ありす「2位浮上です!」

梨沙「ふん!こんなの次の志保のパフェ攻撃ですぐに逆転よ!」

『社長の皆さ~ん、1月ですよ~!』

ありす「逆転なんて許しません…こうなったら、未央さんのカードを使います!」

『やっほ~!社長さん見えるかい?あそこに見えるアイドルの星が!』

『私と一緒にちょっとそこまで行ってみよう!』

『レッツ・シューティングスター!』

桃華「ありすさんの電車が流れ星に乗って…」

『カード駅に到着しました』

ありす「カードを売り買いする駅ですね、ガチャがあるので無いのかと思っていました」

ありす「とりあえず…能動的に使えない早苗さんのカードは恐らく防御系カードですしもういらないでしょう、売って資金の足しにしておきます」

「たちばな社長の持ち金8060万円」

『ねぇ社長さん、さっきの喫茶店においしそうなパフェがあったんです!一緒に食べましょう!』

『志保ちゃんにパフェをおごる事になった』

『たちばな社長の持ち金7680万円』

梨沙「くっ…!」

ありす「ふふふ…」

桃華「わたくしの番ですわね」コロコロ

『4』

桃華「…また赤マスですわ!」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が5600万円減りました!」

「ももか社長の持ち金8720万円!」

ありす「桃華さんも射程圏内に入ってきました、逆転はまだ可能です!」

梨沙「とりあえずアタシはカードも無いしサイコロを振るわ」コロコロ

『2』

梨沙「青マスね」

「社長!今月の成績を報告してください!」

「所持金が1240万円増えました!」

「りさ社長の持ち金6150万円!」

『社長の皆さ~ん、2月ですよ~!』

『社長のみなさん!泣いても笑ってもこの月で最後です!エンディングはすぐそこですよ!』

ありす「最後は迂闊な事はせずにこの卯月さんのカードを使います!5代目シンデレラの力で勝利をこの手に!」

『こんにちは、島村卯月です!』

『社長さん、普通って良いですよね!皆一緒に横並び、素晴らしいです!』

『ですから社長さん!皆普通になっちゃいましょう!それ~っ!』

『全員の持ち金が同じ額になってしまった』

『たちばな社長の持ち金7500万円!』

『ももか社長の持ち金7500万円!』

『りさ社長の持ち金7500万円!』

ありす「えっ…」

『ねぇ社長さん、さっきの喫茶店においしそうなパフェがあったんです!一緒に食べましょう!』

『志保ちゃんにパフェをおごる事になった』

『たちばな社長の持ち金7120万円!』

ありす「ええっ!?」

桃華「あら、ありすさんの一人負けですわね♪」

梨沙「ありすオイシイわね」

ありす「ぐぅ…まだです!お二人が赤マスに止まればすぐに私以下になります!」

桃華「それは確かに…では、最後のサイコロを…」コロコロ

『3』

桃華「黄色マスですわね」

『佐藤心カード』を手に入れました

桃華「これで最下位はなくなりましたわ!」

ありす「うぐぐ…!」

梨沙「最後はアタシね」コロコロ

ありす「赤マス!赤マス!」

『2』

梨沙「あっ…」

ありす「2マス先は…赤マス!やった!最下位は無くなりました!」

梨沙「あ~…残念」

『ほー、このような寒い日に赤マスに飛び込むとはー』

ありす「…えっ?」

梨沙「芳乃が出てきたわね」

『先を急ぐ気持ちはわかりますがー、このような無茶はほどほどになさるのがよろしいかとー』

『今回だけは、わたくしが救って差し上げますゆえー、今後は自身を大切になさいませー』

『福の神…もとい芳乃ちゃんから5000万円を貰った』

『りさ社長の持ち金1億2500万円!』

ありす「」

梨沙「やった!芳乃が勝利の女神だったわ!」

桃華「うふふ、梨沙さん良かったですわね」

『社長の皆さ~ん!決算ですよ~!』

ちひろ「3月は決算なのでここで終了ですね、結果は梨沙ちゃんの勝ちです!」

梨沙「いや~、最後まさかの展開だったわ、なかなか面白いゲームじゃない!」

桃華「そうですわね、皆さん凄く熱中されていましたわ」

ありす「」

ちひろ「ではそろそろお時間ですので、シメをお願いします!」

梨沙「オッケー!」

桃華「『桃華ちゃん電鉄』、これからの年末年始にぴったりなゲームとなっております!」

梨沙「皆買って遊んでみてね!」

ありす「」

桃華・梨沙「バイバーイ!」

ありす「…製品版では必ずリベンジしますからねっ!次は勝ちます!99年やりましょう!」

梨沙「そんなに長くやれるかっ!」

桃華「ありすさんは負けず嫌いですわね、うふふっ」

おわりです、お目汚し失礼しました。

↓ももありさがじゃれあってるシリーズの過去作(の一部)になります

桃華「友人達とメイド喫茶、ですわ」
桃華「友人達とメイド喫茶、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468814907/)

桃華「いつもの3人でお茶会、ですわ」
桃華「いつもの3人でお茶会、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468940314/)

桃華「桃華の初体験、ですわ」
桃華「桃華の初体験、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469026607/)

桃華「ラムネ、ですわ」
桃華「ラムネ、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472040273/)

桃華「薔薇ンポリン、ですわ」
桃華「薔薇ンポリン、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472482106/)

桃華「1周年、ですわ」
桃華「1周年、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472827633/)

桃華「肝試し、ですわ」
桃華「肝試し、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473256780/)

桃華「U149、ですわ」
桃華「U149、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476547172/)

桃華「お姉さん、ですわ」
桃華「お姉さん、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477224891/)

桃華「15時の一幕、ですわ」
桃華「15時の一幕、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478699736/)

桃華「梨沙誕前夜祭、ですわ」
桃華「梨沙誕前夜祭、ですわ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479466616/)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom