【艦これ】提督「安価で霞に想いを告げる」 (19)

◇安価によっては妖怪一ずらしを発動。過度なエロや残酷、下ネタなどで安価を取られた場合

◇不定期更新

◇キャラの性格口調の崩壊の可能性

↑が大丈夫ならどうぞ

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\駆逐艦「霞」に更なる改装が許可されました/

提督「・・・・・・・・・・・・」ソワソワ

朝潮「・・・・・・・・・・・・」

提督「・・・・・・・・・・・・むぅ」ソワソワ

朝潮「・・・・・・あの、司令官」

提督「ぬぅ・・・・・・・・・・・・」ワサワサ

朝潮「司令官!」

提督「来たのか!?」

朝潮「い、いえ、まだ来ていません」

提督「そうか・・・・・・うぬぬ」

朝潮「・・・・・・・・・・・・」

朝潮「司令官、ただの第二段改装にそこまで気を張る必要はないかと思いますが・・・・・・」

提督「甘いぞ朝潮・・・・・・第二段改装を終えた艦娘は容姿や性格が変ると聞く」

朝潮「確かにある程度の変化は見られますが大きな違いはありません」

提督「だがもしも、もしもだぞ?霞が――」


霞『ごきげんよう司令官様。今日もお仕事一緒に頑張りましょっ』ウフフ


提督「――こんな風になったらどうするんだ!?」

朝潮「考えすぎですよ・・・・・・それに最近はあまり聞きませんが、クズ司令官と呼ばれなくなるならむしろ良いのでは?」

提督「甘いぞ甘潮「誰が甘潮ですか」。『クズ司令官』の言葉には霞の様々な感情が凝縮されているいわば物差しのようなもの・・・あれが無くなると霞の気持ちが読み取りにくくなるんだ」

朝潮(司令官が理解したくない領域に足を踏み入れている気がする)

提督「つまりあいつの罵倒は必要不可欠という」

コンコンコン

『司令官、入るわよ』

提督「!」ガタタッ

朝潮「終りましたか・・・どうぞ。司令官がお待ちですよ」

ガチャッ

霞「――第二艦隊旗艦霞、第二段改装を終えたわ」

朝潮「おぉ!」

提督「・・・・・・!!」

霞「・・・・・・何よ、変?」

朝潮「変だなんてとんでもない!すごく似合ってますよ霞!」

霞「ありがと。んで、さっきから黙って凝視してる司令官はどうなの?」チラッ

提督(――はっ!いかん、頭が真っ白になっていた!)

提督(あの目は何か反応を求めている目・・・何か反応をしなければ)

提督「↓2」

提督(えっと、こういう時はあえて悪めなことを言って後から褒めるといいと聞いたことがあるから)

提督「ぶ――」

朝潮「し れ い か ん ?」

提督「――ルガリアヨーグルト」

霞「はぁ?何言ってるの?」

朝潮「霞、少し失礼します――司令官、こちらへ」グイッ

提督「アッハイ」

霞「?」


朝潮「司令官、あなたのことですから恐らくは『あえて悪めなことを言って後から褒めるといい』という意味不明な考えで元最初の一文字を口にしたのだと思います」ヒソヒソ

提督「よく分かったな朝潮。だが意味不明ではないぞ、確か軽巡達の持ってる雑誌そのようなことが」ヒソヒソ

朝潮「――パンチしていいですか?」ヒソッ

提督「何故だ!?」ヒソォッ

朝潮「その雑誌にどんなことが書いてあるかは知りませんが、少なくとも霞はそれらに当てはまる娘ではありません」ヒソヒソ

提督「だが霞も年頃の女の子だ。イマドキの雑誌に当てはまらないとは言い切れないぞ」ヒソヒソ

朝潮「食い下がりますね・・・・・・では司令官、今から私の言う言葉をそのまま霞に伝えてください・・・・・・ごにょごにょ」

提督「ふむふむ・・・・・・分かった」


霞「ちょっと、二人ともどうしたのよ。やっぱり私の改装が・・・・・・」

提督「霞ッ!」

霞「へっ!?と、突然大きな声出さないでよ!」

提督「すまない。だが、お前にこれだけは伝えなければならない」ガシッ

霞「あ、改まって何よ」

提督「――胸、小さくなった?」

霞「ッ――!?くたばれ変態ッ!」ドゴォ

提督「ぐほぉッ!?い、いい拳だァ・・・・・・!」プルプル

霞「改装された最初に見るとこが胸なわけ!?このクズ!最近頑張ってると思っていたのに!もう知らない!」バタン


朝潮「・・・・・・司令官、ご理解いただけましたか?」

提督「あ、ああ・・・・・・『嘘だよ大きくなったね』と言う前にこの様だ。もうイマドキの雑誌なんぞ信用せん」

朝潮「(それを言っても同じ運命だったと思いますが)全く・・・変に言葉を歪めなくとも司令官の素直な気持ちを伝えれば霞は喜びます。これに懲りたら発言には気をつけてください」

提督「すまない、善処する」

朝潮「まぁ、大事にならなかったことを喜びましょう」

提督「・・・・・・あれ?霞って怒って出て行ったよな」

朝潮「そうですね」

提督「結構本気だったよな」

朝潮「改装の前日から司令官の反応を楽しみにしていたのにあんなことを言われたら本気で怒りたくもなりますよ」

提督「どうしよう、霞が本気で怒るなんて大事じゃないか・・・・・・!」ガタガタ

朝潮(あ、思ったよりダメージが大きい)

提督「霞に見捨てられたら私はどうすればいいんだ・・・・・・」ガタガタ

朝潮(大きいってレベルじゃない!この人想像以上の豆腐メンタルだ!?)

提督「・・・・・・腹を切ったら許してくれるだろうか」チャキッ

朝潮「ふぁっ!?軍刀を納めてください司令官!切腹は最後の手段です!」ガシッ

提督「離せ朝潮!私にはこれ以外思いつかない!」

朝潮「霞を怒らせた原因は私にあります!もちろん解決策も考えてあります!」

提督「ほ、本当か!?」

朝潮「本当です!この朝潮を信じてください!」

朝潮(――か、かなり勢いで言っちゃった)

朝潮(でも、霞を怒らせた原因が私の考えた言葉にある以上、責任を持って事態を収束させなければ・・・・・・!)

提督「それで、具体的には何をすればいいんだ?」

朝潮「・・・・・・ずばり↓2です」

※霞と仲直りするための作戦

今回はスレ立てが目的だったのでここまで
実際安価をやってみて安価をスラスラ裁ける人ってすごいんだなぁと改めて実感しました
ぼちぼち頑張ります

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