大井「この…早漏!」提督「何だと!!」 (17)

大井「いつもいつも先走って…もう少しじっくり腰を据えて出来ないんですか?」

提督「極上の獲物が目の前にいるんだ。我慢できるかよ」

大井「たまには夜戦で明け方まで徹底的にヤッてくださいよ」

提督「お前だって『はやくイキたい』って、俺をせっついていただろうが」


吹雪(皆で食堂に来たらすごい会話に出くわしちゃいました…)
叢雲(昼間からなんて会話してんのよ!?)
漣(猥談痴話喧嘩キタコレ!)
五月雨(こ、これってお二人が“そーゆう関係”ってことですよね!?)
電(ランチタイムなのです)モグモグ


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大井「提督があんまり情けないんで、早くケリをつけないといけないって思っただけですぅ」

提督「情けないだぁ? 仮にも百戦錬磨と呼ばれてるこの俺に向かって…っ」



吹雪(司令官、ケーケン豊富なんだ…)////
電(……)モグモグ

大井「あーやだやだ、男の自慢ほどみっともないものはないですよ? 自分だけがイイと思ってる独りよがりなんだから」

提督「何をぅ!? そもそも明るいうちから始めて暗くなる前に本懐を遂げるのは、大井が良かったからだろうが?」



五月雨(良かった、って。やっぱり、ア、アソコの締まりの事なのかな?)////プシューッ
電(……)モグモグ

大井「あはっ! 認めましたね。すぐ飛び出ちゃう早撃ち提督?」

提督「着弾して仕留められれば問題ないだろう」

大井「そんなんじゃ、デキるものもデキませんよ。まったく、ガツガツして攻めダルマなんだから。提督のヤリ方に付き合ってたら身体が持ちません」



叢雲(で、デキるって…)////
漣(うひゃー、愛の結晶ってやつですかねぇ)////
電(……)モグモグ

提督「さっき夜戦で明け方まで、って言ってたろうに…」

大井「長くヤれるように、攻めてばっかじゃなく持久戦も考えて下さいってことです!わからないんですか!? この前なんて後ろから突かれて…壊れちゃうかと思ったんですよ!」

提督「はっw 終わった後、満足したツラ晒してるくせに。気持ちよかったんだろ?ん?」

大井「くっ……このぉ…」///




叢雲(後ろ? 後ろからって!?)////
五月雨(け、獣みたいに激しいのかなっ?)////プシューッ
電(……)モグモグ
漣(って電ちゃん、さっきから落ち着きすぎぃ)////
吹雪(きっと電ちゃんはまだこの会話の内容が理解できないくらい純粋なんだろうなぁ)////

大井「魚雷がクリティカルヒットしてMVPとれれば誰だって高揚しますよ!」

提督「なら俺の指揮で問題ないじゃないか。攻撃は最大の防御だ」

大井「前線にむかって攻めるだけで、敵の伏兵に後ろを取られてる作戦指揮のどこに問題が無いんですかっ!!」

提督「いや、だからお前だって『(前線に)早くイきたい!魚雷を撃ちまくりたい』って突っ走っただろうがぁぁ!!』ギャース ギャース


初期艦s「」ズコーッ
電「…」モグモグ

吹雪「あーもぅ、びっくりしちゃった」

叢雲「ふ、ふん、どうせこんなオチだろうとおもってたわ」////

電「その割には真っ赤なのです」

叢雲「んなっ…!?」

五月雨「まぁまぁ」

漣「オチもついたところで、そろそろ行こっか」

電「あ、待って欲しいのです。まだ食べてるのです」モグモグ

叢雲「はいはい…先に食器を片付けてくるわ」

吹雪「電ちゃんはゆっくりたべててね」

電「なのです」モグモグ



電「……」

電「…………」チラ

大井「まったく! ちょっとは(戦術の)テクニックを磨いてください」

提督「わかったよ。お前に沈んでほしくないからな」

大井「わかればいいんです。それと…」

提督「ん?」

大井「もっと強くなれるように、今晩も改修お願いします…」

提督「わかった…開発してやる」

大井「改修!改修ですっ!」

提督「ああ、それと…」

大井「何?」

提督「またアレ言ってくれよ。『提督の事も愛してます』って」

大井「っ……バカッ」////




電「……」モグモグ

電「お幸せに~♪ でも避妊はしろよ、なのです

おわり

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